JP7211183B2 - 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、読み取った画像を処理する技術に関する。
特許文献1には、読取部により読み取った画像を表示デバイスに表示させ、その後プリント指示が行われることに応じて画像を印刷するように構成されたプリンタ装置が開示されている。
特開2000-066860号公報
特許文献1に開示されているプリンタ装置のような、画像を読み取る機能、及びその読み取った画像を処理する(例えば印刷する)機能を備えた各種の画像処理装置として、ショートカット機能を搭載したものが知られている。ショートカット機能とは、特定の機能及びその特定の機能の実行時に用いるパラメータをショートカットとして登録しておくことにより、ユーザがそのショートカットの実行指示をすると登録されている機能が登録されているパラメータを用いて実行される機能である。
ショートカットは、実行指示後にさらなるユーザ操作を要するか否かに応じて二種類に大別し得る。第1の種別は、ユーザによる実行指示を受けると、一旦、ユーザによるパラメータの確認及び変更等を受け付け、その後ユーザによるさらなる実行指示を受けることに応じて登録されている機能を実行する種別である。第2の種別は、ユーザによる実行指示を受けると、その後さらなるユーザ操作を要することなく登録されている機能を実行する種別である。
ここで、読み取った画像のプレビュー画面を表示させるプレビュー機能を含むショートカットが、第2の種別として登録されることを想定する。この場合、ショートカットが、プレビュー画面が表示された後にユーザの実行指示を受け付けるように構成されていると、初期の1回の実行指示のみで機能を実行してほしいユーザにとっては、プレビュー画面表示後にさらなる実行指示が要求されることを煩わしく感じられる可能性がある。このようなユーザにとっては、プレビュー機能を含むショートカットであっても、第2の種別として登録されている場合は、プレビュー画面が表示されてもさらなる操作を要求されることなく機能が実行される方が使い勝手が良い。
一方、ユーザによっては、第2の種別として登録されているショートカットであっても、プレビュー機能を含んでいる場合は、たとえ手数が増えても、プレビュー画面を確認した上であらためて実行指示を行うことを望むことも予想される。このようなユーザにとっては、プレビュー画面の表示後もユーザの意思に関係なく機能が続行される仕様は使い勝手が良いとは感じられない可能性がある。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、設定されている特定のパラメータを用いて実行され、且つ画像を読み取ってその画像のプレビュー画面を表示する処理を含む特定の機能を登録可能な画像処理装置において、1回の実行指示によって特定の機能が最後まで完了することを望むユーザ、及びプレビュー画面表示時には処理が一旦停止してさらなる実行指示が行われることによって処理が続行されることを望むユーザ、の双方の使い勝手を向上させることを目的とする。
本発明の画像処理装置は、読取部と、表示部と、入力部と、制御部とを備える。制御部は、登録処理と、種別設定処理と、手順選択表示処理と、読取後手順設定処理とを実行する。
登録処理は、設定されたパラメータに従って実行される読取関連機能を登録する処理であり、パラメータを設定する処理を含む。読取関連機能は、読取部により画像を読み取る読取処理、及びその読取処理で読み取られた画像である読取画像のデータに基づく特定の処理を含む。
種別設定処理は、読取関連機能の種別を第1種又は第2種に設定する処理である。第1種は、読取関連機能の実行指示が入力された後にさらに入力部を介して開始指示操作を受けることに応じて読取関連機能が開始される種別である。第2種は、読取関連機能の実行指示が入力された場合に入力部を介した操作を受けることなく読取関連機能が開始される種別である。
手順選択表示処理は、種別設定処理により種別が第2種に設定された場合に実行する処理である。手順選択表示処理は、読取後手順選択画面を表示部に表示する処理を含む。読取後手順選択画面は、読取関連機能の実行時における画像を読み取った後の処理の実行手順を、第1の手順及び第2の手順のいずれかに選択させるための画面である。
読取後手順設定処理は、読取後手順選択画面が表示されているときに入力部を介して入力される選択操作に応じて実行手順を第1の手順又は第2の手順に設定する処理である。
第1の手順は、読取画像を含む第1プレビュー画面を表示部に表示させ、第1プレビュー画面が表示されているときに、特定の処理の開始を要求する読取後開始要求操作を入力部を介して受けることに応じて特定の処理を開始する手順である。
第2の手順は、読取画像を含む第2プレビュー画面を表示部に表示させて且つ入力部を介した操作を要することなく特定の処理を開始する手順である。
このような構成によれば、ユーザは、読取関連機能を第2種に設定する場合、さらに、実行手順を第1の手順又は第2の手順に設定することができる。そのため、例えば、操作手数をできる限り少なくしたいものの特定の処理の実行はプレビュー画面を確認した上であらためて指示したい第1のユーザは、実行手順を第1の手順に設定することで、第1のユーザの希望に合致した読取関連機能を登録可能となる。逆に、例えば、最初の実行指示の後にさらなる実行指示を行うことを望まない第2のユーザは、実行手順を第2の手順に設定することで、第2のユーザの希望に合致した読取関連機能を登録可能となる。したがって、第1のユーザおよび第2のユーザの双方にとって使い勝手の良い画像処理装置を提供することが可能となる。
実施形態の画像処理システムの構成を示す説明図である。 ショートカット登録時の画面遷移の一部を示す説明図である。 ショートカット登録時の画面遷移の他の一部(図2の続き)を示す説明図である。 ショートカット実行時の画面遷移の第1例(オプションA設定時)を示す説明図である。 ショートカット実行時の画面遷移の第2例(オプションB設定時)を示す説明図である。 ショートカット登録処理のフローチャートである。 ショートカット起動処理のフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
[1.実施形態]
(1)画像処理システムの構成
図1に示す本実施形態の情報処理システム1は、画像処理装置10と、情報処理装置20とを備える。画像処理装置10と情報処理装置20とは、ネットワーク3を通じて相互にデータ通信可能である。ネットワーク3は、どのようなネットワークであってもよい。ネットワーク3は、例えば有線のネットワークであってもよいし、無線のネットワークであってもよい。また、有線及び無線のいずれにおいても、具体的な通信方式はどのような通信方式であってもよい。
(2)画像処理装置の構成
図1に示す本実施形態の画像処理装置10は、例えばスキャン機能、印刷機能、コピー機能、ファクス機能などの、複数の機能を備えている。スキャン機能は、原稿の画像を読み取ってその読み取った画像(以下、「スキャン画像」と称する)の画像データ(以下、「スキャンデータ」と称する)を生成する機能である。印刷機能は、シート状の記録用紙へ画像を印刷する機能である。コピー機能は、スキャン機能により読み取った画像を印刷機能により印刷する機能である。ファクス機能は、ファクスデータの送受信を行う機能である。
図1に示すように、画像処理装置10は、制御部11と、記憶部12と、表示部13と、入力部14と、読取部15と、印刷部16と、メディアインタフェース部17と、第1通信部18と、第2通信部19とを備え、これらがバス5を介して相互に接続されている。なお、メディアインタフェース部のことを、以下「メディアI/F」と略称する。
制御部11は例えばCPUを備える。記憶部12は、例えばROM、RAM、NVRAM、フラッシュメモリなどの半導体メモリを有する。即ち、本実施形態の画像処理装置10は、CPU及び半導体メモリを含む、マイクロコンピュータを備えている。
制御部11は、非遷移的実体的記録媒体に格納されたプログラムを実行することにより各種機能を実現する。本実施形態では、記憶部12が、プログラムを格納した非遷移的実体的記録媒体に該当する。なお、制御部11により実現される各種機能は、プログラムの実行によって(即ち、ソフトウェア処理によって)実現することに限るものではなく、その一部又は全部について、一つあるいは複数のハードウェアを用いて実現してもよい。
記憶部12には、図2~図5に示す画面を含む各種画面のデータが記憶されている。また、記憶部12には、図6に示すショートカット登録処理のプログラム、及び図7に示すショートカット起動処理のプログラムも記憶されている。
表示部13は、各種情報を表示するための表示デバイスを有する。本実施形態の表示部13は、表示デバイスとしてディスプレイ13aを有する。
入力部14は、各種入力操作を受け付けるための入力用デバイスを有する。本実施形態の入力部14は、入力用デバイスとしてタッチパネル14aを有する。タッチパネル14aは、表示部13の表示デバイスにおける、画像が表示される画像表示領域に重畳配置される。
表示部13の画像表示領域に重畳配置されたタッチパネル14aは、画像表示領域に対する、指示体による接触又は近接による指示操作を検出可能である。即ち、タッチパネル14aは、画像表示領域に対して指示体による指示操作が行われている場合に、その指示操作が行われている位置である指示位置を示す位置情報を出力可能に構成されている。本実施形態のタッチパネル14aは、指示体により指示操作が行われている間、位置情報を連続的又は周期的に出力するよう構成されている。
なお、タッチパネル14aは、指示操作として接触のみ検出可能な構成であってもよいし、近接のみ検出可能な構成であってもよいし、接触及び近接の両方を検出可能な構成であってもよい。
制御部11は、タッチパネル14aから出力される位置情報を取得し、その取得した位置情報に基づいて、指示体の指示操作の有無、指示操作が行われている場合における指示位置、指示操作が行われている場合における指示体による少なくとも一種類の特定の操作を検出することができる。
制御部11が検出可能な特定の操作には、例えば、タップ、フリック、ドラッグなどが含まれる。タップは、指示体により指示操作が行われた後、同じ位置で指示体が離れる操作である。指示操作を行うことが可能な指示体の具体的態様は種々考えられ、例えば指先であってもよいし、スタイラスペンなどの特定の指示用デバイスであってもよい。
読取部15は、イメージセンサを備え、画像が記録された原稿におけるその画像を読み取り、読み取ったスキャン画像のスキャンデータを生成する。イメージセンサは、例えば、CCDイメージセンサであってもよいし、CMOSイメージセンサであってもよい。原稿は、例えば紙、布、レーベルのうちの少なくとも1つであってもよい。
なお、画像処理装置10は、原稿を載置するための不図示の原稿台を備える。読取部15は、原稿台に載置された原稿の画像を読み取るように構成されている。また、画像処理装置10は、ADFを備えていてもよい。ADFとは、自動原稿送り装置を意味する、Automatic Document Feederの略称である。また、読取部15は、ADFにセットされた原稿について、その原稿の両面の画像を読み取るいわゆる両面スキャンを実行可能に構成されていてもよい。
印刷部16は、インクジェット技術又は電子写真技術の印刷機構を有し、記録用紙に画像を印刷することが可能である。
メディアI/F17は、例えばUSBフラッシュメモリなどの、各種の記憶メディアが装着されるインタフェース部であり、装着された記憶メディアに対するデータの書き込み及び読み出しを制御する。
第1通信部18は、画像処理装置10をネットワーク3に接続可能な通信インタフェースである。画像処理装置10は、第1通信部18を介して、情報処理装置20を含む各種情報処理装置とデータ通信可能である。また、画像処理装置10は、第1通信部18を介してインターネットに接続し、インターネットを介して他の各種サーバや各種情報処理装置などとデータ通信可能である。
第2通信部19は、通信回線150を通じて外部機器と通信を行うためのインタフェース部である。第2通信部19に接続される通信回線150は、本実施形態では例えば公衆電話網である。ファクス機能におけるファクスデータの送受信は、基本的には、第2通信部19を介して行われる。
スキャン機能は、基本的には、制御部11が読取部15を制御することにより実行される。本実施形態のスキャン機能は、より詳しくは、スキャンデータの処理方法に応じた複数のサブ機能を含む。サブ機能には、例えば、スキャンtoUSBメモリ、スキャンtoPC、スキャンtoEメール送信、などがある。スキャンtoUSBメモリは、スキャンデータを、メディアI/F17に接続されているUSBメモリへ出力してUSBメモリに保存させる機能である。スキャンtoPCは、スキャンデータを、画像処理装置10に接続されている他の情報処理装置へ送信する機能である。スキャンtoEメール送信は、スキャンデータを電子メールで送信する機能である。
コピー機能は、基本的には、制御部11が読取部15及び印刷部16を制御することにより実行される。即ち、制御部11は、読取部15により原稿の画像を読み取らせること、即ちスキャン機能を実行することにより、スキャンデータを取得する。そして、そのスキャンデータに基づいて印刷部16に印刷を実行させること、即ち印刷機能を実行することにより、スキャン画像が印刷された記録用紙である印刷物を出力する。
(3)情報処理装置20の概要
情報処理装置20は、例えばパーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォンなどの、各種の情報処理端末である。情報処理装置20は、画像処理装置10とデータ通信を行うことができる。情報処理装置20は、画像データを生成し、その画像データを画像処理装置10へ送信することにより、その画像データが示す画像を画像処理装置10で印刷させることができる。また、画像処理装置10は、スキャン機能により生成したスキャンデータを情報処理装置20へ送信することができる。
(4)ショートカットの説明
画像処理装置10に電源が投入されて制御部11が起動すると、制御部11は、表示部13に、図2に示す待機画面40を表示させる。待機画面40は、ユーザが画像処理装置10を利用して各種機能を実行させる際の起点となる画面である。待機画面40には、機能を実行させるための複数の機能ボタンが表示される。
図2に示す待機画面40には、複数の機能ボタンとして、ファクスボタン41、コピーボタン42及びスキャンボタン43が例示されている。ファクスボタン41が選択操作されると、制御部11は、ファクス機能を実行する。コピーボタン42が選択操作されると、制御部11は、コピー機能を実行する。スキャンボタン43が選択操作されると、制御部11は、スキャン機能を実行する。選択操作はどのような操作であってもよく、本実施形態では例えばタップである。
待機画面40には、ショートカットボタン44が表示される。ショートカットボタン44が選択操作されると、ショートカット画面80(図3,図4等参照)が表示される。ショートカット画面80は、タブ形式の画面であって、タブ毎に複数(例えば6個)のショートカットボタン65a~65fが対応付けられており、選択状態にされている1つのタブに対応したショートカットボタン65a~65fが表示される。
図3に例示するショートカット画面80においては、ショートカットボタン65a,65bはすでにショートカットが登録されている登録済みショートカットボタンであり、他の4つのショートカットボタン65c~65fはショートカットが登録されていない未登録ショートカットボタンである。ユーザは、未登録ショートカットボタンにショートカットを登録することができる。
ショートカットは、画像処理装置10が備える複数の機能のうち特定の機能を、予め設定されたパラメータを用いて実行させる機能である。ユーザは、よく使う機能およびパラメータをショートカットとしてショートカットボタンに登録しておくことで、以後、そのショートカットボタンを選択操作することでそのショートカットを容易に実行させることができる。
コピー機能を含むショートカットにおいて登録可能なパラメータには、例えば、コピー画質、用紙タイプ、用紙サイズ、用紙トレイ選択、拡大/縮小、コピー濃度、両面コピー、などの各種設定項目のパラメータが含まれる。また例えば、ファクス機能のショートカットにおいて登録可能なパラメータには、例えば、送信先、ファクス画質、両面ファクス、原稿濃度、原稿サイズ、カラー設定、などの各種設定項目のパラメータが含まれる。
ショートカットを登録可能な機能には、各種の読取関連機能が含まれる。読取関連機能とは、読取部15により原稿の画像を読み取ってスキャンデータを生成するスキャン処理、及びそのスキャン処理で生成されたスキャンデータに基づくスキャン後処理を含む。コピー機能、スキャン機能及びファクス機能は、いずれも読取関連機能の1つである。コピー機能におけるスキャン後処理は、記録用紙へ画像を印刷する処理である。スキャン機能におけるスキャン後処理は、例えば前述のサブ機能に応じて異なる。例えばスキャンtoUSBメモリにおけるスキャン後処理は、スキャンデータをUSBメモリに記憶する処理である。ファクス機能におけるスキャン後処理は、スキャンデータをファクスデータとしてファクス送信する処理である。以下の説明では、読取関連機能のショートカットのことを「読取関連ショートカット」と称する場合がある。
ショートカットは、本実施形態では、さらに、通常ショートカットと、ワンタッチショートカットとの二種類に分類される。通常ショートカットは、ユーザにより実行指示が入力された場合、即ち対応するショートカットボタンが選択操作された場合に、そのショートカットボタンに登録されているショートカットがすぐには実行されず、そのショートカットに対応したパラメータを示す設定画面が表示される。ユーザは、その設定画面において、これから実行されるショートカットのパラメータを確認できる。ユーザは、必要に応じてパラメータを変更することもできる。そして、設定画面においてユーザが機能実行の開始を指示する操作を行うと、ショートカットが開始される。
なお、読取関連ショートカットにおいては、後述するように、プレビュー機能をオン又はオフに設定可能である。プレビュー機能とは、スキャン処理により画像が読み取られた後、そのスキャンデータに基づくスキャン後処理が開始される前に、スキャン画像を示すプレビュー画像を含むプレビュー画面を表示部13に表示させる機能である。
プレビュー画像は、スキャン画像を示すどのような画像であってもよい。プレビュー画像は、例えば、スキャン画像のみを含んでいてもよい。また、例えばコピー機能のショートカットのようにスキャン後処理がスキャン画像の印刷を含む場合は、プレビュー画像は、記録用紙にスキャン画像が印刷された状態を示す画像、即ち記録用紙の輪郭を含み、その輪郭によって囲まれる範囲内(即ち記録用紙に該当する領域内)にスキャン画像が配置された状態の画像であってもよい。また、表示部13にはスキャン画像の全体が表示されてもよいし、スキャン画像の一部が表示されてもよい。プレビュー画像は、ディスプレイ13a内で移動させたり拡大/縮小させたりすることができてもよい。
通常ショートカットとして登録され且つプレビュー機能がオンに設定されている読取関連ショートカットが実行されると、スキャン処理により原稿の画像が読み取られた後、スキャン後処理が開始される前に、図4に例示する第1プレビュー画面85が表示される。
第1プレビュー画面85には、スキャン画像を示すプレビュー画像86と、スタートボタン87とが表示される。ユーザは、プレビュー画像86を見ることで、原稿の画像が適正に読み取られたか否かを確認できる。また、コピー機能に対応したプレビュー画像86であって記録用紙の輪郭を含むプレビュー画像86においては、ユーザは、スキャン画像が実際に記録用紙のどの位置にどのような大きさで印刷されるかを印刷前に確認できる。第1プレビュー画面85におけるスタートボタン87が選択操作されると、スキャン後処理が実行される。
このように、通常ショートカットとして登録され且つプレビュー機能がオンに設定されている読取関連ショートカットを完了させるためには、最初の実行指示の後、前述の設定画面において機能実行の開始を指示する操作を要するのに加え、第1プレビュー画面85においてスタートボタン87を選択操作する必要がある。
一方、ワンタッチショートカットは、実行指示が入力された場合、即ち対応するショートカットボタンが選択操作された場合に、基本的には、ユーザによるさらなる入力操作を要することなく、登録されているショートカットが完了するように構成されている。
ただし、読取関連ショートカットを、プレビュー機能をオンに設定してワンタッチショートカットとして登録する場合において、プレビューオプション設定条件が成立している場合は、ユーザは、さらに、プレビューオプションをオプションA又はオプションBに設定できる。プレビューオプションとは、スキャン処理後の実行手順の選択肢を示す。プレビューオプションがオプションA及びオプションBのどちらに設定されるかに応じて、スキャン処理後の実行手順が異なる。
プレビューオプションがオプションAに設定されると、後述するように、ワンタッチショートカットであっても、スキャン処理後は、第1プレビュー画面85が表示されると共に、スキャン後処理の開始待ち状態となる。そして、ユーザにより開始指示が行われること、即ちスタートボタン87が選択操作されることに応じて、スキャン後処理が実行される。つまり、通常ショートカットとして登録される場合よりはユーザの操作が少なくなるものの、第1プレビュー画面85が表示された後に、スキャン後処理を開始させるためのユーザ操作が必要となる。
プレビューオプションがオプションBに設定されると、後述するように、スキャン処理後、第2プレビュー画面95(図5参照)が表示される一方で、スキャン後処理が開始される。
プレビューオプション設定条件は、どのような条件であってもよい。本実施形態では、プレビューオプション設定条件は、例えば、登録対象のショートカットがコピー機能のショートカットであって、後述するスタック/ソート設定の設定値がソートに設定されていること(換言すればスタックに設定されていないこと)、を含む。
つまり、本実施形態では、読取関連ショートカットがワンタッチショートカットとして登録され且つプレビュー機能がオンに設定されても、当該ショートカットがコピー機能のショートカットであってしかもスタックコピーを行うように設定されている場合は、プレビューオプションを設定できない。この場合、当該ショートカットが実行されると、スキャン処理後は実質的に上記オプションAと同等の手順で処理が行われる。
ショートカット画面80において、ショートカットが登録されているショートカットボタンには、図3に例示するように、ショートカットの名称が表示されると共に、通常マーク66又はワンタッチマーク67が付加される。通常マーク66は、通常ショートカットが対応付けられたショートカットボタンであることを示す。ワンタッチマーク67は、ワンタッチショートカットが対応付けられたショートカットボタンであることを示す。
(5)読取関連ショートカット登録時の画面遷移例
読取関連ショートカットを登録する際の画面遷移例について、図2及び図3を用いて説明する。ショートカットの登録は、待機画面40における何れかの機能ボタンを選択操作するか又はショートカットボタン44を選択操作することによって開始することができる。ここでは、一例として、コピー機能のショートカットを登録するためにコピーボタン42が選択操作される場合を例に挙げて説明する。
コピーボタン42が選択操作されると、表示部13には、図2に例示するようにコピー設定画面50が表示される。コピー設定画面50には、複数種類の設定項目毎のパラメータ表示ボタンが含まれる。複数のパラメータ表示ボタンには、例えば、倍率設定表示ボタン51、両面コピー設定表示ボタン52、トレイ設定表示ボタン53、及びコピー画質設定表示ボタン54が含まれる。
倍率設定表示ボタン51には、スキャン画像を記録用紙に印刷させる際の拡大/縮小率を示すコピー倍率の現在の設定値が表示される。両面コピー設定表示ボタン52には、スキャン画像を記録用紙の片面及び両面のどちらに印刷するかを示す両面コピー設定の現在の設定値が表示される。トレイ設定表示ボタン53には、スキャン画像を印刷させる記録用紙が載置されたトレイを示す使用トレイの現在の設定値が表示される。コピー画質設定表示ボタン54には、スキャン画像を記録用紙に印刷させる際の画質を示すコピー画質の現在の設定値が表示される。ユーザは、各設定値表示ボタンを見ることで、コピー機能における各種設定項目の現在の設定値を確認することができる。
本実施形態では、コピー機能実行のために設定可能な各種設定項目として、前述のコピー倍率、両面コピー設定、使用トレイ及びコピー画質の他に、例えば、コピー部数、用紙タイプ、用紙サイズ、レイアウトコピー、スタック/ソート、プレビュー設定、などがある。コピー設定画面50には、これらの他の設定項目に対応した各パラメータ表示ボタンを表示させることも可能である。
なお、プレビュー設定とは、登録対象の読取関連ショートカットにおけるプレビュー機能のオン又はオフを示す設定項目である。プレビュー設定がオンに設定されると、スキャン処理後にプレビュー画像が表示されるようになる。プレビュー設定がオフに設定されると、スキャン処理後にプレビュー画像が表示されることなくスキャン後処理が実行されるようになる。プレビュー設定のパラメータは、デフォルトでは例えばオフに設定されていてもよい。
スタック/ソート設定とは、読取関連ショートカットとして登録されるコピー機能においてスタックコピー及びソートコピーのどちらが実行されるかを示す設定項目である。スタックコピーが設定されるとスタックコピーが実行され、ソートコピーが設定されるとソートコピーが実行される。スタック/ソート設定のパラメータは、デフォルトでは例えばスタックコピーに設定されていてもよい。
コピー設定画面50には、さらに、設定変更ボタン56と、モノクロスタートボタン57と、カラースタートボタン58と、ショートカット登録ボタン59とが表示される。
設定変更ボタン56が選択操作されると、不図示の設定変更画面が表示される。ユーザは、その設定変更画面を起点として、各種設定項目のパラメータを変更することができる。
コピー設定画面50において、モノクロスタートボタン57又はカラースタートボタン58が選択操作されると、コピー機能が開始される。なお、モノクロスタートボタン57が選択操作された場合は、原稿の画像がモノクロで印刷され、カラースタートボタン58が選択操作された場合は、原稿の画像がカラーで印刷される。
コピー設定画面50において、ショートカット登録ボタン59が選択操作されると、図2に例示するように、表示部13にショートカット登録確認画面60が表示される。ショートカット登録確認画面60には、各設定項目の現在のパラメータが表示される。現在のパラメータとは、コピー設定画面50においてショートカット登録ボタン59が選択操作される直前の各設定項目のパラメータである。
ショートカット登録確認画面60において、OKボタン61が選択操作されると、表示部13には、図2に例示するように登録ボタン選択画面65が表示される。登録ボタン選択画面65には、ショートカット画面80(図3参照)と同様に、ショートカットボタンが対応付けられた複数のタブ、及び選択状態にされている1つのタブに対応した複数のショートカットボタン65a~65fが表示される。
登録ボタン選択画面65に表示されている未登録ショートカットボタンのうちのいずれか1つが選択操作されると、その未登録ショートカットボタンが、ショートカットが登録されるショートカットボタンに設定される。そして、不図示の名称設定画面においてショートカット名の入力が受け付けられた後、表示部13に、図3に例示するワンタッチ登録確認画面70が表示される。なお、図3に関する以下の説明は、図2の登録ボタン選択画面65において一例としてショートカットボタン65bが選択操作されたことを想定している。
ワンタッチ登録確認画面70は、登録対象のショートカットを通常ショートカット及びワンタッチショートカットのどちらとして登録するかをユーザに選択させるための画面である。ワンタッチ登録確認画面70には、はいボタン71といいえボタン72とが表示される。
ワンタッチ登録確認画面70において、はいボタン71が選択操作された場合であって、プレビュー機能がオフに設定されているか若しくは前述のプレビューオプション設定条件が成立していない場合は、登録対象の読取関連ショートカットがワンタッチショートカットとして登録され、図3の左下に例示するショートカット画面80が表示される。この例では、登録ボタン選択画面65で選択操作されたショートカットボタン65bに対して今回の新たな読取関連ショートカットが登録される。またこの場合、ワンタッチショートカットとして登録されたことにより、ショートカットボタン65bには、ワンタッチマーク67が表示される。
ワンタッチ登録確認画面70において、いいえボタン72が選択操作された場合は、登録対象の読取関連ショートカットが通常ショートカットとして登録され、ショートカット画面80が表示される。この場合に表示されるショートカット画面80(不図示)においては、ショートカットボタン65bには、通常マーク66が表示される。
ワンタッチ登録確認画面70において、はいボタン71が選択操作された場合であって、プレビュー機能がオンに設定されていて且つ前述のプレビューオプション設定条件が成立している場合は、図3に例示するプレビューオプション選択画面75が表示される。プレビューオプション選択画面75は、前述のプレビューオプションをオプションA又はオプションBに設定させるための画面である。
プレビューオプション選択画面75には、オプションA及びオプションBそれぞれの概略説明を示す説明文が表示されると共に、Aボタン76及びBボタン77が表示される。Aボタン76が選択操作されると、登録対象の読取関連ショートカットがワンタッチショートカットとして登録され、さらにプレビューオプションがオプションAに設定されて、図3の左下に例示するショートカット画面80が表示される。
Bボタン77が選択操作されると、登録対象の読取関連ショートカットがワンタッチショートカットとして登録され、さらにプレビューオプションがオプションBに設定されて、図3の右下に例示するショートカット画面80が表示される。この場合も、ワンタッチショートカットとして登録されたことにより、ショートカットボタン65bには、ワンタッチマーク67が表示される。さらにこの場合、プレビューオプションがオプションBに設定されたことにより、ショートカットボタン65bの名称が、オプションAに設定される場合とは異なる態様で表示される。本実施形態では、一例として、図3左下のショートカット画面80と比較して明らかなように文字のフォントがオプションAの場合とは異なる。
ユーザは、ショートカットボタンに通常マーク66及びワンタッチマーク67のどちらが含まれているかによって、当該ショートカットボタンに登録されているショートカットが通常ショートカットかワンタッチショートカットかを認識できる。さらに、ワンタッチショートカットが登録されている場合において、ショートカットの名称を示す文字のフォントによって、プレビューオプションがオプションBに設定されているか否かを認識することができる。即ち、例えば図3右下に示すショートカットボタン65bのフォントを見ることによって、プレビューオプションがオプションBに設定された読取関連ショートカットが登録されていることを認識できる。逆に、例えば図3左下に示すショートカットボタン65bのフォントを見ることによって、当該ショートカットボタン65bに登録されているショートカットが、プレビューオプションがオプションBに設定された読取関連ショートカットとは異なる他のショートカットであることを認識できる。
(6)ワンタッチショートカット実行時の画面遷移例
読取関連ショートカットが実行される際の画面遷移例について、図4及び図5を用いて説明する。図4及び図5に示すショートカット画面80においては、一例として、ショートカットボタン65bに、コピー機能のショートカットであってプレビューオプションがオプションBに設定された読取関連ショートカットが登録されており、ショートカットボタン65cに、コピー機能のショートカットであってプレビューオプションがオプションAに設定された読取関連ショートカットが登録されている。
まず、ショートカットボタン65cが選択操作された場合、即ちプレビューオプションがオプションAに設定された読取関連ショートカットが実行される際の画面遷移例を、図4を用いて説明する。
図4に示すように、ショートカットボタン65cが選択操作されると、登録されているショートカットが開始される。この場合、ワンタッチショートカットとして登録されていることから、前述の設定画面が表示されることなく、即ちユーザによる設定画面に対する操作入力を要することなく、スキャン処理が開始される。スキャン処理の実行中は、表示部13にスキャン中画面83が表示される。
スキャン処理が完了すると、表示部13に、第1プレビュー画面85が表示される。さらに、この場合、プレビューオプションがオプションAに設定されていることに応じて、通常ショートカットの場合と同様に、スキャン後処理の開始待ち状態となる。そして、スタートボタン87が選択操作されると、スキャン後処理が実行される。
また、本実施形態では、第1プレビュー画面85が表示された後、スタートボタン87が選択操作されなくても、無操作タイムアウトが発生した場合は、スキャン後処理が実行される。無操作タイムアウトとは、例えば、第1プレビュー画面85が表示された後、スタートボタン87が選択操作されることなく規定時間が経過することである。
スキャン後処理の実行中は、スキャン後処理の実行中であることを示すスキャン後処理実行中画面90が表示される。そして、スキャン後処理の完了後、つまり読取関連ショートカットの完了後は、ショートカット画面80が表示される。
なお、第1プレビュー画面85が表示された後、無操作タイムアウトによってスキャン後処理が開始されるのは、プレビューオプションがオプションAに設定されている場合である。プレビューオプションが設定されない読取関連ショートカット(例えば通常ショートカットとして登録された読取関連ショートカット)の実行時に第1プレビュー画面85が表示される場合は、無操作状態が規定時間以上継続してもスキャン後処理は実行されない。
次に、ショートカットボタン65bが選択操作された場合、即ちプレビューオプションがオプションBに設定された読取関連ショートカットが実行される際の画面遷移例を、図5を用いて説明する。
図5に示すように、ショートカットボタン65bが選択操作されると、登録されているショートカットが開始される。この場合も、ワンタッチショートカットとして登録されていることから、前述の設定画面が表示されることなく、即ちユーザによる設定画面に対する操作入力を要することなく、スキャン処理が開始される。スキャン処理の実行中は、表示部13にスキャン中画面83が表示される。
スキャン処理が完了すると、表示部13に、図5右下に例示する第2プレビュー画面95が表示される。さらにこの場合、プレビューオプションがオプションBに設定されていることに応じて、スキャン後処理が開始される。つまり、スキャン処理の後、ユーザ操作を要することなくスキャン後処理が開始される。
第2プレビュー画面95には、プレビュー画像86と、実行中メッセージ96と、一時停止ボタン97とが表示される。プレビュー画像86は、第1プレビュー画面85(図4参照)と同じである。
第2プレビュー画面95における一時停止ボタン97が選択操作されると、実行されているスキャン後処理が一時的に停止される。例えばコピー機能のショートカットが実行されている場合は、スキャン画像の印刷が一時的に停止される。
一時停止ボタン97が選択操作されることによって実行中のスキャン後処理が一時停止されると、第2プレビュー画面95には、図5左下に例示するように、一時停止ボタン97に代えて、再開ボタン102及び停止ボタン103が表示される。さらに、実行中メッセージ96に代えて、一時停止中メッセージ101が表示される。
停止ボタン103が選択操作されると、一時停止されているスキャン後処理が完全に停止される。この場合、表示部13に表示される画面は、例えばショートカット画面80に遷移する。
再開ボタン102が選択操作されると、一時停止されているスキャン後処理が再開される。このとき、第2プレビュー画面95は、一時停止される前の内容、即ち実行中メッセージ96及び一時停止ボタン97を含む画面(図5右下参照)に切り替わる。
一時停止ボタン97が選択操作されることによってスキャン画像の印刷が一時的に停止される場合、印刷を停止させる具体的なタイミングはどのようなタイミングであってもよい。
例えば、一時停止ボタン97が選択操作された時点ですぐに印刷を停止させ、その後再開ボタン102が選択操作されたら、その停止された位置から印刷を再開してもよい。
また例えば、一時停止ボタン97が選択操作された時点ですぐに印刷を停止させ、印刷が行われていた記録用紙を排紙してもよい。そして、その後再開ボタン102が選択操作されたら、印刷が途中で停止された画像から再び印刷をやり直すようにしてもよい。
また例えば、記録用紙への印刷が行われている途中で一時停止ボタン97が選択操作された場合、当該記録用紙への印刷は最後まで続行させ、当該記録用紙への印刷が終了したときに、次の記録用紙への印刷を一時停止するようにしてもよい。
また例えば、印刷部16がインクジェット技術に基づく印刷機構を有している場合において、記録用紙へインクを吐出する不図示の記録ヘッドが主走査方向へ移動しているときに一時停止ボタン97が選択操作された場合は、その主走査方向における所定の停止位置までは移動及びインク吐出を継続させてもよい。
(7)ショートカット登録処理
次に、制御部11が実行するショートカット登録処理について、図6を参照して説明する。制御部11は、機能の設定画面(例えばコピー機能の場合は図2のコピー設定画面50)においてショートカット登録ボタン59が選択操作されると、図6のショートカット登録処理を開始する。図2~図3に例示した画面遷移例は、制御部11がショートカット登録処理を実行することによって実現される。
制御部11は、ショートカット登録処理を開始すると、S110で、ショートカット登録準備処理を実行する。具体的には、機能の設定画面で設定されたパラメータを取得し、そのパラメータを示す情報を含むショートカット登録確認画面60(図2参照)を表示部13に表示する。そして、OKボタン61が選択操作されることに応じて、登録ボタン選択画面65(図2参照)を表示する。登録ボタン選択画面65において、いずれかの未登録ショートカットボタンが選択操作されると、S120に移行する。
S120では、表示部13に、ワンタッチ登録確認画面70(図3参照)を表示する。S130では、ワンタッチショートカットとして登録することが選択されたか否かを判断する。ワンタッチ登録確認画面70において、いいえボタン72が選択操作された場合は、通常ショートカットとして登録することが選択されたと判断し、S190に移行する。S130で否定判断されたことに応じて移行するS190では、選択された未登録ショートカットボタンへの、通常ショートカットとしての登録を行う。
S130で、ワンタッチ登録確認画面70においてはいボタン71が選択操作された場合は、ワンタッチショートカットとして登録することが選択されたと判断し、S140に移行する。
S140では、プレビュー機能がオンに設定されているか否か判断する。プレビュー機能がオフに設定されている場合は、S180に移行する。プレビュー機能がオンに設定されている場合は、S150に移行する。
S150では、プレビューオプション設定条件が成立しているか否か判断する。プレビューオプション設定条件が成立していない場合はS180に移行する。プレビューオプション設定条件が成立している場合はS160に移行する。
S160では、プレビューオプション選択画面75(図3参照)を表示する。S170では、プレビューオプション設定処理を実行する。具体的には、プレビューオプション選択画面75においてAボタン76及びBボタン77のうちの選択操作された一方に応じて、プレビューオプションを設定する。
S180では、登録対象のショートカットをワンタッチショートカットに設定する。そして、S190で、先に選択された未登録ボタンへのショートカットの登録を行う。
なお、ショートカットの登録は、待機画面40のショートカットボタン44を選択操作することによって表示されるショートカット画面80(図3参照)を起点として行うこともできる。即ち、ショートカット画面80において未登録ショートカットボタンを選択操作すると、登録する機能を選択させるための不図示の機能選択画面が表示される。その機能選択画面において、ショートカットとして登録したい機能を選択すると、その選択された機能におけるパラメータを設定するための設定画面が表示される。機能選択画面において例えばコピー機能が選択された場合は、設定画面として、図2に例示したコピー設定画面50が表示される。そして、設定画面においてパラメータを設定した後、ショートカット登録ボタン59を選択操作すると、ショートカット登録確認画面60(図2参照)が表示される。ショートカット登録確認画面60においてOKボタン61を選択操作すると、ワンタッチ登録確認画面70が表示される。ワンタッチ登録確認画面70が表示された後は、S130以降の処理が行われる。
(8)ショートカット起動処理
次に、制御部11が実行するショートカット起動処理について、図7を参照して説明する。制御部11は、待機画面40においてショートカットボタン44が選択操作されると、図7のショートカット起動処理を開始する。なお、図7は、読取関連ショートカットが登録されたショートカットボタンが選択されることを前提とした処理を示している。図4~図5に例示した画面遷移例は、制御部11がショートカット起動処理を実行することによって実現される。
制御部11は、ショートカット起動処理を開始すると、S300で、表示部13にショートカット画面80を表示する。そして、読取関連ショートカットが登録されたショートカットボタンの選択操作を受け付ける。
S310では、ショートカット画面80で選択操作されたショートカットボタンに登録されている読取関連ショートカットが、プレビュー機能がオンに設定されたワンタッチショートカットであるか否か判断する。プレビュー機能がオンに設定されたワンタッチショートカットではない場合は、S320で、登録されている読取関連ショートカットを実行する。プレビュー機能がオンに設定されたワンタッチショートカットである場合は、S330に移行する。
S330では、選択操作されたショートカットボタンに登録されている読取関連ショートカットにプレビューオプションが設定されているか否か判断する。プレビューオプションが設定されていない場合は、S350に移行する。
S350では、スキャン処理を実行する。スキャン処理の終了後、S360で、表示部13に第1プレビュー画面85(図4参照)を表示する。S370では、第1プレビュー画面85におけるスタートボタン87が選択操作されたか否か判断する。スタートボタン87が選択操作された場合は、S390で、スキャン後処理を実行する。
スタートボタン87が選択操作されていない場合は、S380に移行する。S380では、無操作タイムアウトが発生したか否か判断する。無操作タイムアウトが発生していない場合は、S370に移行する。無操作タイムアウトが発生した場合は、S390に移行し、スキャン後処理を実行する。
S330で、プレビューオプションが設定されている場合は、S340に移行する。S340では、プレビューオプションがオプションA及びオプションBのどちらに設定されているか判断する。オプションAに設定されている場合は、S350に移行する。オプションBに設定されている場合は、S400に移行する。
S400では、スキャン処理を実行する。スキャン処理の終了後、S410で、表示部13に第2プレビュー画面95(図5右下参照)を表示する。さらに、スキャン後処理を開始する。
S420では、第2プレビュー画面95における一時停止ボタン97が選択操作されたか否か判断する。一時停止ボタン97が選択操作されていない場合は、S430で、スキャン後処理が完了したか否か判断する。スキャン後処理が完了していない場合はS420に移行する。スキャン後処理が完了した場合は、S490で、表示部13にショートカット画面80を表示して、ショートカット起動処理を終了する。
S420で、一時停止ボタン97が選択操作された場合は、S440で、スキャン後処理を一時停止する。S450では、第2プレビュー画面95の表示内容を切り替える。具体的には、図5左下に例示するように、一時停止ボタン97に代えて再開ボタン102及び停止ボタン103を表示し、実行中メッセージ96に代えて一時停止中メッセージ101を表示する。
S460では、再開ボタン102および停止ボタン103のどちらが選択操作されたか判断する。停止ボタン103が選択操作された場合は、S480で、一時停止しているスキャン後処理を完全に停止(即ち実行中のショートカットを停止)させる。S480の処理後は、S490で、表示部13にショートカット画面80を表示して、本ショートカット起動処理を終了する。
再開ボタン102が選択操作された場合は、S470に移行する。S470では、第2プレビュー画面95の表示内容を切り替える。具体的には、図5右下に例示する表示内容に切り替える。これにより、第2プレビュー画面95に再び一時停止ボタン97及び実行中メッセージ96が表示される。S470では、さらに、一時停止しているスキャン後処理を再開し、S420に移行する。
(9)実施形態の効果
以上説明した実施形態の画像処理装置10によれば、ユーザは、読取関連ショートカットをプレビュー機能オンで登録する場合、プレビューオプションを設定可能である。
そのため、例えば、操作手数をできる限り少なくしたいもののスキャン後処理の開始はプレビュー画像を確認した上であらためて指示したい第1のユーザは、プレビューオプションをオプションAに設定することで、希望に合致した読取関連ショートカットを登録可能となる。
逆に、例えば、最初の実行指示の後にさらなる実行指示を行うことを望まない第2のユーザは、プレビューオプションをオプションBに設定することで、希望に合致した読取関連ショートカットを登録可能となる。
したがって、第1のユーザおよび第2のユーザの双方にとって使い勝手の良い画像処理装置10を提供することが可能となる。
また、本実施形態では、プレビューオプションがオプションAに設定されている場合、第1プレビュー画面85が表示された後は、基本的には、スタートボタン87が選択操作されるまではスキャン後処理の開始待ち状態となる。しかし、スタートボタン87が選択操作されなくても、無操作タイムアウトが発生した場合は、スキャン後処理が開始される。
そのため、例えば、ショートカットを実行させたユーザが、第1プレビュー画面85においてスタートボタン87の選択操作が必要であることを失念していた場合であっても、適切なタイミングでスキャン後処理が開始される。これにより、当該ユーザがショートカットの実行結果を適切に得られると共に、他のユーザが画像処理装置10を使用できない状態が不要に長期化することを抑制することができる。
また、本実施形態では、プレビューオプションがオプションBに設定されている場合、スキャン処理の終了後に、第2プレビュー画面95が表示されると共にスキャン後処理が開始されるが、ユーザは、一時停止ボタン97によってスキャン後処理を一時停止させることができる。さらに、一時停止させた後、再開ボタン102によってスキャン後処理を再開させることもできる。
また、本実施形態では、ショートカット画面80に表示されるショートカットボタンの各々に、通常マーク66またはワンタッチマーク67が含まれる。そのため、ユーザは、各ショートカットボタンに登録されているショートカットが通常ショートカット及びワンタッチショートカットのどちらとして登録されているかを容易に視認できる。
さらに、プレビューオプションがオプションBに設定された読取関連ショートカットが登録されたショートカットボタンにおいては、ショートカット名が、他のショートカットボタンとは異なる態様で表示される。そのため、ユーザは、プレビューオプションがオプションBに設定された読取関連ショートカットが登録されているショートカットボタンを容易に視認できる。
なお、本実施形態において、スキャン機能を含むショートカットは読取関連機能の一例に相当する。通常ショートカットは第1種の読取関連機能の一例に相当し、ワンタッチショートカットは第2種の読取関連機能の一例する。オプションAは第1の手順の一例に相当し、オプションBは第2の手順の一例に相当する。ショートカットボタンが選択操作されることに応じて表示される設定画面における機能開始の指示操作(例えばコピー設定画面50におけるモノクロスタートボタン57又はカラースタートボタン58の選択操作)は開始指示操作の一例に相当する。図4の第1プレビュー画面85におけるスタートボタン87の選択操作は読取後開始要求操作の一例に相当する。プレビューオプション選択画面75は読取後手順選択画面の一例に相当する。ショートカット画面80は機能選択画面の一例に相当する。ショートカット画面80における登録済みショートカットボタンはアイコンの一例に相当する。プレビューオプションがオプションBに設定された読取関連ショートカットが登録されているショートカットボタン65bにおける、ショートカット名の表示態様は、識別情報の一例に相当する。
また、S110の処理は登録処理の一例に相当する。S350及びS400の処理は読取処理の一例に相当する。S390及びS410で実行されるスキャン後処理は特定の処理の一例に相当する。S120~S130の処理は種別設定処理の一例に相当する。S160の処理は手順選択表示処理の一例に相当する。S170の処理は読取後手順設定処理の一例に相当する。S300の処理は機能選択表示処理および実行指示受付処理の一例に相当する。図7のショートカット起動処理は、機能実行処理の一例に相当する。S360の処理は第1プレビュー画面表示処理の一例に相当する。S370の処理は読取後受付処理の一例に相当する。S390の処理は第1の特定開始処理および無操作開始処理の一例に相当する。S410の処理は第2プレビュー画面表示処理及び第2の特定開始処理の一例に相当する。S440の処理は一時停止処理の一例に相当する。S450の処理は再開ボタン表示処理の一例に相当する。S470の処理は再開処理の一例に相当する。
[2.他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(1)ショートカットボタンにおける、プレビューオプションがオプションA及びオプションBのどちらに設定されているかを視認可能な表示態様は、ショートカット名のフォントを異ならせること以外の表示態様であってもよい。例えば、プレビューオプションに応じてショートカット名の色が異なっていてもよい。また例えば、プレビューオプションに応じてショートカットボタンの色が異なっていてもよい。
(2)プレビューオプションがオプションBに設定されている場合に、スキャン処理の終了後すぐにスキャン後処理を開始せず、第2プレビュー画面95の表示後一定時間経過するまで待機し、一定時間経過後にスキャン後処理を開始してもよい。
このようにすることで、仮に、スキャン処理が正常に行われなかった場合であってそのことをユーザがプレビュー画像86を見ることによって認識した場合、スキャン後処理が開始される前に、現在実行中の読取関連ショートカットを完全に停止させることができる。
(3)読取関連ショートカットは、コピー機能のショートカットに限定されない。例えばスキャン機能やファクス機能などの、スキャン処理を要する他の各種機能についても、読取関連ショートカットとして登録可能である。
(4)上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
10…画像処理装置、11…制御部、12…記憶部、13…表示部、14…入力部、15…読取部、16…印刷部、17…メディアI/F、18…第1通信部、19…第2通信部、20…情報処理装置、40…待機画面、44…ショートカットボタン、50…コピー設定画面、60…ショートカット登録確認画面、65…登録ボタン選択画面、65a~65f…ショートカットボタン、66…通常マーク、67…ワンタッチマーク、70…ワンタッチ登録確認画面、75…プレビューオプション選択画面、80…ショートカット画面、85…第1プレビュー画面、95…第2プレビュー画面、97…一時停止ボタン、102…再開ボタン。

Claims (10)

  1. 読取部と、
    表示部と、
    入力部と、
    制御部と、
    を備えた画像処理装置であって、
    前記制御部は、
    設定されたパラメータに従って実行される読取関連機能を登録する登録処理であって、前記パラメータを設定する処理を含み、前記読取関連機能は、前記読取部により画像を読み取る読取処理、及びその読取処理で読み取られた画像である読取画像のデータに基づく特定の処理を含む、前記登録処理と、
    前記読取関連機能の種別を第1種又は第2種に設定する種別設定処理であって、前記第1種は、前記読取関連機能の実行指示が入力された後にさらに前記入力部を介して開始指示操作を受けることに応じて前記読取関連機能が開始される種別であり、前記第2種は、前記読取関連機能の実行指示が入力された場合に前記入力部を介した操作を受けることなく前記読取関連機能が開始される種別である、前記種別設定処理と、
    種別設定処理により前記種別が前記第2種に設定された場合に実行する手順選択表示処理であって、前記読取関連機能の実行時における画像を読み取った後の処理の実行手順を第1の手順及び第2の手順のいずれかに選択させるための読取後手順選択画面を前記表示部に表示する、前記手順選択表示処理と、
    前記読取後手順選択画面が表示されているときに前記入力部を介して入力される選択操作に応じて前記実行手順を前記第1の手順又は前記第2の手順に設定する読取後手順設定処理と、
    を実行し、
    前記第1の手順は、前記読取画像を含む第1プレビュー画面を前記表示部に表示させ、前記第1プレビュー画面が表示されているときに、前記特定の処理の開始を要求する読取後開始要求操作を前記入力部を介して受けることに応じて前記特定の処理を開始する手順であり、
    前記第2の手順は、前記読取画像を含む第2プレビュー画面を前記表示部に表示させて且つ前記入力部を介した操作を要することなく前記特定の処理を開始する手順である、
    画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置であって、
    前記制御部は、さらに、
    前記読取関連機能の実行指示を受け付ける実行指示受付処理と、
    前記実行指示受付処理により前記実行指示が受け付けられることに応じて、前記読取関連機能を、設定されている前記種別に従って実行し、前記種別が前記第2種に設定されている場合はさらに設定されている前記実行手順に従って実行する、機能実行処理と、
    を実行する、画像処理装置。
  3. 請求項2に記載の画像処理装置であって、
    前記機能実行処理は、前記種別が前記第2種に設定されていて且つ前記実行手順が前記第1の手順に設定されている場合に実行される処理として、
    前記第1プレビュー画面を前記表示部に表示させる第1プレビュー画面表示処理と、
    前記第1プレビュー画面が表示されているときに前記読取後開始要求操作を前記入力部を介して受け付ける読取後受付処理と、
    前記読取後受付処理により前記読取後開始要求操作が受け付けられることに応じて前記特定の処理を開始する第1の特定開始処理と、
    を含む、画像処理装置。
  4. 請求項3に記載の画像処理装置であって、
    前記機能実行処理は、さらに、
    前記第1プレビュー画面表示処理により前記第1プレビュー画面が表示された後、前記読取後受付処理により前記読取後開始要求操作が受け付けられることなく規定時間が経過することに応じて、前記特定の処理を開始する無操作開始処理、
    を含む、画像処理装置。
  5. 請求項2~請求項4のいずれか1項に記載の画像処理装置であって、
    前記機能実行処理は、前記種別が前記第2種に設定されていて且つ前記実行手順が前記第2の手順に設定されている場合に実行される処理として、
    前記第2プレビュー画面を前記表示部に表示させる第2プレビュー画面表示処理と、
    前記第2プレビュー画面が表示されている状態で、前記入力部を介した操作を要することなく前記特定の処理を開始する第2の特定開始処理と、
    を含む、画像処理装置。
  6. 請求項5に記載の画像処理装置であって、
    前記第2プレビュー画面は、前記特定の処理を一時停止させるための一時停止ボタンを含み、
    前記機能実行処理は、さらに、
    前記第2プレビュー画面が表示されている状態で、前記一時停止ボタンが前記入力部を介して選択されることに応じて、前記特定の処理を一時停止する一時停止処理、
    を含む、画像処理装置。
  7. 請求項6に記載の画像処理装置であって、
    前記機能実行処理は、さらに、
    前記一時停止処理により前記特定の処理が一時停止された場合、前記第2プレビュー画面に、前記一時停止ボタンに代えて再開ボタンを表示させる再開ボタン表示処理と、
    前記再開ボタンが前記入力部を介して選択されることに応じて、前記特定の処理を再開する再開処理と、
    を含む、画像処理装置。
  8. 請求項2~請求項7のいずれか1項に記載の画像処理装置であって、
    前記制御部は、さらに、
    前記登録処理により登録された前記読取関連機能が対応付けられたアイコンを含む機能選択画面を前記表示部に表示する機能選択表示処理、
    を実行し、
    前記実行指示受付処理は、前記機能選択画面における前記アイコンを前記入力部を介して選択する操作を前記実行指示として受け付けるように構成され、
    前記機能実行処理は、前記実行指示受付処理において選択された前記アイコンに対応付けられた前記読取関連機能を実行するように構成され、
    前記アイコンは、対応する前記読取関連機能の前記種別が前記第2種に設定されている場合、前記実行手順が前記第1の手順及び前記第2の手順のうちのどちらに設定されているかを視認可能な識別情報を含む、
    画像処理装置。
  9. 画像処理装置において用いられる画像処理方法であって、
    設定されたパラメータに従って実行される読取関連機能を登録する登録ステップであって、前記パラメータを設定する処理を含み、前記読取関連機能は、画像を読み取る読取処理、及びその読取処理で読み取られた画像である読取画像のデータに基づく特定の処理を含む、前記登録ステップと、
    前記読取関連機能の種別を第1種又は第2種に設定する種別設定ステップであって、前記第1種は、前記読取関連機能の実行指示が入力された後にさらに開始指示操作を受けることに応じて前記読取関連機能が開始される種別であり、前記第2種は、前記読取関連機能の実行指示が入力された場合にさらなる操作を受けることなく前記読取関連機能が開始される種別である、前記種別設定ステップと、
    種別設定ステップにより前記種別が前記第2種に設定された場合に実行する手順選択表示ステップであって、前記読取関連機能の実行時における画像を読み取った後の処理の実行手順を第1の手順及び第2の手順のいずれかに選択させるための読取後手順選択画面を表示する、前記手順選択表示ステップと、
    前記読取後手順選択画面が表示されているときに入力される選択操作に応じて前記実行手順を前記第1の手順又は前記第2の手順に設定する読取後手順設定ステップと、
    を実行し、
    前記第1の手順は、前記読取画像を含む第1プレビュー画面を表示させ、前記第1プレビュー画面が表示されているときに、前記特定の処理の開始を要求する読取後開始要求操作を受けることに応じて前記特定の処理を開始する手順であり、
    前記第2の手順は、前記読取画像を含む第2プレビュー画面を表示させて且つさらなる操作を要することなく前記特定の処理を開始する手順である、
    画像処理方法。
  10. 読取部と、
    表示部と、
    入力部と、
    制御部と、
    を備えた画像処理装置における前記制御部が実行可能な画像処理プログラムであって、
    前記制御部に、
    設定されたパラメータに従って実行される読取関連機能を登録する登録処理であって、前記パラメータを設定する処理を含み、前記読取関連機能は、前記読取部により画像を読み取る読取処理、及びその読取処理で読み取られた画像である読取画像のデータに基づく特定の処理を含む、前記登録処理と、
    前記読取関連機能の種別を第1種又は第2種に設定する種別設定処理であって、前記第1種は、前記読取関連機能の実行指示が入力された後にさらに前記入力部を介して開始指示操作を受けることに応じて前記読取関連機能が開始される種別であり、前記第2種は、前記読取関連機能の実行指示が入力された場合に前記入力部を介した操作を受けることなく前記読取関連機能が開始される種別である、前記種別設定処理と、
    種別設定処理により前記種別が前記第2種に設定された場合に実行する手順選択表示処理であって、前記読取関連機能の実行時における画像を読み取った後の処理の実行手順を第1の手順及び第2の手順のいずれかに選択させるための読取後手順選択画面を前記表示部に表示する、前記手順選択表示処理と、
    前記読取後手順選択画面が表示されているときに前記入力部を介して入力される選択操作に応じて前記実行手順を前記第1の手順又は前記第2の手順に設定する読取後手順設定処理と、
    を実行させ、
    前記第1の手順は、前記読取画像を含む第1プレビュー画面を前記表示部に表示させ、前記第1プレビュー画面が表示されているときに、前記特定の処理の開始を要求する読取後開始要求操作を前記入力部を介して受けることに応じて前記特定の処理を開始する手順であり、
    前記第2の手順は、前記読取画像を含む第2プレビュー画面を前記表示部に表示させて且つ前記入力部を介した操作を要することなく前記特定の処理を開始する手順である、
    画像処理プログラム。
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