JP7251261B2 - 画像処理装置、トレイ設定方法およびトレイ設定プログラム - Google Patents

画像処理装置、トレイ設定方法およびトレイ設定プログラム Download PDF

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Description

本発明は、トレイに載置された被記録媒体に画像を形成する画像処理装置に関する。
特許文献1には、複数の給紙カセットを備えた印刷装置が開示されている。特許文献1に開示された印刷装置では、給紙カセットが印刷装置に挿入されたことが検知されると、その給紙カセットに載置されている被記録媒体の情報(例えばサイズおよび種類)を設定させるための設定画面が表示される。ユーザは、その設定画面を介して、挿入した給紙カセットに載置されている被記録媒体の情報を設定することができる。
特開2016-036979号公報
設定画面を介して被記録媒体の情報を設定する際、設定操作が複雑であったり、多くの操作を要したりすると、ユーザにとって使い勝手が良いとは言い難い。ユーザにとっては、できる限り少ない手数で被記録媒体の情報を設定できることが望まれる。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、トレイに載置される被記録媒体の情報を容易に設定できるようにすることを目的とする。
本発明の画像処理装置は、被記録媒体が載置される少なくとも1つのトレイと、検知部と、表示部と、入力部と、制御部とを備える。検知部は、前記少なくとも1つのトレイの各々に設けられ、対応するトレイに対して特定操作がなされたことを検知する。制御部は、対応情報登録処理と、設定画面表示処理と、トレイ設定処理とを実行する。
対応情報登録処理は、トレイ要素対応情報を登録する処理である。トレイ要素対応情報は、特定のトレイと、特定の設定要素を有する被記録媒体と、が対応付けられた情報である。
設定画面表示処理は、前記少なくとも1つのトレイのうちのいずれかに特定操作がなされたことが検知部により検知されることに応じて、トレイ設定画面を表示部に表示する処理である。トレイ設定画面は、検知部により検知されたトレイである検知トレイに載置される被記録媒体の設定を受け付けるための画面である。設定画面表示処理では、検知トレイを含むトレイ要素対応情報が登録されている場合は、特定要素オブジェクトを含むトレイ設定画面を表示する。特定要素オブジェクトは、検知トレイを含むトレイ要素対応情報において検知トレイに対応付けられている被記録媒体の設定要素を示す。
トレイ設定処理は、トレイ設定画面が表示されている状態で入力部を介して特定要素オブジェクトが選択操作された場合、その特定要素オブジェクトに対応した設定要素の被記録媒体を、検知トレイに載置される被記録媒体である載置媒体として設定する処理である。
このような構成によれば、いずれかのトレイについてトレイ要素対応情報を登録しておくことで、そのトレイに対応したトレイ設定画面に、登録したトレイ要素対応情報における設定要素を示す特定要素オブジェクトを表示させることができる。ユーザは、その特定要素オブジェクトを選択操作することで、その特定要素オブジェクトに対応した設定要素の被記録媒体をそのトレイの載置媒体として容易に設定することができる。
実施形態の画像処理装置の構成を示すブロック図である。 トレイ設定画面を起点とする画面遷移例の一部を示す説明図である。 トレイ設定画面を起点とする画面遷移例の他の一部(図2の続き)を示す説明図である。 トレイ設定画面を起点とする画面遷移例のさらに他の一部(図3の続き)を示す説明図である。 設定パターン1におけるトレイ設定画面の例を示す説明図である。 設定パターン2におけるトレイ設定画面の例を示す説明図である。 トレイ設定処理のフローチャートの一部である。 トレイ設定処理のフローチャートの他の一部(図7の続き)である。 トレイ設定処理のフローチャートのさらに他の一部(図8の続き)である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
(1)画像処理装置の構成
図1に示す本実施形態の画像処理装置10は、例えばスキャン機能、印刷機能、コピー機能、ファクス機能などの、複数の機能を備えている。スキャン機能は、原稿の画像を読み取ってその読み取った画像の画像データを生成する機能である。印刷機能は、シート状の記録用紙へ画像を印刷する機能である。コピー機能は、スキャン機能により読み取った画像を印刷機能により印刷する機能である。ファクス機能は、ファクシミリデータの送受信を行う機能である。
図1に示すように、画像処理装置10は、制御部11と、記憶部12と、表示部13と、入力部14と、読取部15と、印刷部16と、メディアインタフェース部17と、第1通信部18と、第2通信部19と、第1トレイセンサ23と、第2トレイセンサ24と、用紙センサ25とを備え、これらがバス20を介して相互に接続されている。なお、メディアインタフェース部のことを、以下「メディアI/F」と略称する。
画像処理装置10は、さらに、第1トレイ3と、第2トレイ4と、多目的トレイ5とを備える。第1トレイ3、第2トレイ4および多目的トレイ5は、画像処理装置10の筐体(不図示)に対して着脱可能に構成されている。
第1トレイ3、第2トレイ4および多目的トレイ5には、記録用紙が載置される。第1トレイ3、第2トレイ4および多目的トレイ5には、それぞれ、1種類以上の用紙サイズ及び用紙タイプの記録用紙を載置可能である。
第1トレイ3に載置可能な記録用紙の用紙サイズは、例えば、A4、A3、B5、USレター、L判、2L判、ハガキ、ポストカード、封筒などの複数の用紙サイズのうちの少なくとも1つを含んでいてもよい。第2トレイ4および多目的トレイ5に載置可能な記録用紙の用紙サイズについても同様である。なお、載置可能な記録用紙の用紙サイズがトレイ毎に異なっていてもよい。
第1トレイ3に載置可能な記録用紙の用紙タイプは、例えば、普通紙、インクジェット紙、ベンダ専用紙、光沢紙などの複数の用紙タイプのうちの少なくとも1つを含んでいてもよい。第2トレイ4及び多目的トレイ5に載置可能な記録用紙の用紙タイプについても同様である。載置可能な記録用紙の用紙タイプがトレイ毎に異なっていてもよい。
なお、第1トレイ3および第2トレイ4は、例えば略箱形のトレイであり、ユーザにより予め記録用紙が収容されて画像処理装置10に装着されることが想定されたトレイである。一方、多目的トレイ5は、例えば板状のトレイであり、基本的に、印刷が行われる際にユーザにより必要な記録用紙が載置されることが想定されたトレイである。
第1トレイセンサ23は、第1トレイ3が画像処理装置10に装着されているか否かを検知する。具体的に、第1トレイセンサ23は、第1トレイ3が画像処理装置10に装着されると、第1トレイ装着信号をバス20へ出力し、第1トレイ3が画像処理装置10から離脱されると、第1トレイ離脱信号をバス20へ出力する。
第2トレイセンサ24は、第2トレイ4が画像処理装置10に装着されているか否かを検知する。具体的に、第2トレイセンサ24は、第2トレイ4が画像処理装置10に装着されると、第2トレイ装着信号をバス20へ出力し、第2トレイ4が画像処理装置10から離脱されると、第2トレイ離脱信号をバス20へ出力する。
用紙センサ25は、多目的トレイ5に記録用紙がセット(即ち載置)されているか否かを検知する。具体的に、用紙センサ25は、多目的トレイ5に記録用紙がセットされると、用紙セット信号をバス20へ出力する。
制御部11は、バス20を介して、第1トレイ装着信号、第1トレイ離脱信号、第2トレイ装着信号、第2トレイ離脱信号および用紙セット信号を取得可能である。
制御部11は例えばCPUを備える。記憶部12は、例えばROM、RAM、NVRAM、フラッシュメモリなどの半導体メモリを有する。即ち、本実施形態の画像処理装置10は、CPU及び半導体メモリを含む、マイクロコンピュータを備えている。
制御部11は、非遷移的実体的記録媒体に格納されたプログラムを実行することにより各種機能を実現する。本実施形態では、記憶部12が、プログラムを格納した非遷移的実体的記録媒体に該当する。なお、制御部11により実現される各種機能は、プログラムの実行によって(即ち、ソフトウェア処理によって)実現することに限るものではなく、その一部又は全部について、一つあるいは複数のハードウェアを用いて実現してもよい。
記憶部12には、図2~図6に示す画面を含む各種画面のデータが記憶されている。また、記憶部12には、図7~図9に示すトレイ設定処理のプログラム、なども記憶されている。
表示部13は、各種情報を表示するための表示デバイスを有する。本実施形態の表示部13は、表示デバイスとしてディスプレイ13aを有する。
入力部14は、各種入力操作を受け付けるための入力用デバイスを有する。本実施形態の入力部14は、入力用デバイスとしてタッチパネル14aを有する。タッチパネル14aは、ディスプレイ13aにおける、画像が表示される画像表示領域に重畳配置される。
ディスプレイ13aの画像表示領域に重畳配置されたタッチパネル14aは、画像表示領域に対する、指示体による接触又は近接による指示操作を検出可能である。即ち、タッチパネル14aは、画像表示領域に対して指示体による指示操作が行われている場合に、その指示操作が行われている位置である指示位置を示す位置情報を出力可能に構成されている。本実施形態のタッチパネル14aは、指示体により指示操作が行われている間、位置情報を連続的又は周期的に出力するよう構成されている。
なお、タッチパネル14aは、指示操作として接触のみ検出可能な構成であってもよいし、近接のみ検出可能な構成であってもよいし、接触及び近接の両方を検出可能な構成であってもよい。
制御部11は、タッチパネル14aから出力される位置情報を取得し、その取得した位置情報に基づいて、指示体の指示操作の有無、指示操作が行われている場合における指示位置、指示操作が行われている場合における指示体による少なくとも一種類の特定の操作を検出することができる。
制御部11が検出可能な特定の操作には、例えば、タップ操作、フリック操作、ドラッグ操作などが含まれる。タップ操作は、指示体により指示操作が行われた後、同じ位置で指示体が離れる操作である。指示操作を行うことが可能な指示体の具体的態様は種々考えられ、例えば指先であってもよいし、スタイラスペンなどの特定の指示用デバイスであってもよい。
読取部15は、イメージセンサを備え、画像が記録された原稿におけるその画像を読み取り、読み取った画像(以下、「スキャン画像」と称する)の画像データ(以下、「スキャンデータ」と称する)を生成する。
印刷部16は、インクジェット技術や電子写真技術の印刷機構を有し、シート状の記録用紙に画像を印刷することが可能である。印刷機構は、いずれかのトレイから記録用紙を1枚取り出し、その記録用紙を搬送させつつその記録用紙に着色剤を吐出または転写することによって、記録用紙に画像を印刷する。
本実施形態では、第1トレイ3、第2トレイ4および多目的トレイ5のそれぞれについて、載置される記録用紙の用紙サイズおよび用紙タイプを設定することができる。以下、各トレイに設定される用紙サイズおよび用紙タイプのことを、トレイ設定情報と称する。制御部11は、印刷部16に画像を印刷させる際、各トレイに設定されているトレイ設定情報を適宜参照することにより、良好な品質の画像を印刷させることができる。
例えば、コピー機能を実行する際、制御部11は、使用トレイをユーザに選択させることができる。即ち、ユーザは、コピー機能においてどのトレイの記録用紙に画像を印刷させたいかを選択することができる。使用トレイが選択されると、制御部11は、その選択されたトレイに設定されているトレイ設定情報に基づいて印刷部16を制御することにより、適正な品質で画像を印刷させることができる。
また、ユーザは、使用トレイについて、特定のトレイに設定できるほか、画像処理装置10に自動選択させるように設定することもできる。使用トレイが自動選択に設定されている場合は、制御部11は、例えば、各トレイのトレイ設定情報と、印刷させる画像のサイズや向きなどの画像特性とを比較して、印刷に適した記録用紙が載置されているトレイを自動で選択する。そして、その選択したトレイの記録用紙に画像を印刷させる。
また、制御部11は、コピー機能の実行時、画像を印刷させる記録用紙の用紙サイズ及び用紙タイプのそれぞれについて、複数の選択肢の中から1つをユーザに選択させることができる。その際、使用トレイが特定のトレイに設定されている場合は、制御部11は、用紙サイズおよび用紙タイプの選択肢を、設定されている使用トレイのトレイ設定情報に応じて適宜絞り込んで表示させる。
メディアI/F17は、例えばUSBフラッシュメモリなどの、各種の記憶メディアが装着されるインタフェース部であり、装着された記憶メディアに対するデータの書き込み及び読み出しを制御する。
第1通信部18は、画像処理装置10を不図示のネットワークに接続するための通信インタフェースである。ネットワークは、例えば有線LANであってもよいし、無線LANであってもよいし、他の無線通信ネットワークであってもよい。画像処理装置10は、第1通信部18を介して、パソコンやスマートフォン、タブレット端末などの各種情報処理装置とデータ通信可能である。また、画像処理装置10は、第1通信部18を介してインターネットに接続し、インターネットを介して他の各種サーバや各種情報処理装置などとデータ通信可能である。
第2通信部19は、通信回線150を通じて外部機器と通信を行うためのインタフェース部である。第2通信部19に接続される通信回線150は、本実施形態では例えば公衆電話網である。ファクス機能におけるファクシミリデータの送受信は、基本的には、第2通信部19を介して行われる。
(2)トレイ設定画面およびこれを起点とする画面遷移例
画像処理装置10に電源が投入され、制御部11が起動すると、制御部11は、表示部13に、図2に示す待機画面40を表示する。待機画面40は、ユーザが画像処理装置10において各種機能を実行させる際の起点となる画面である。
待機画面40には、機能を実行させるための複数の機能ボタンが表示される。図3に示す待機画面40には、複数の機能ボタンとして、ファクスボタン41、コピーボタン42及びスキャンボタン43が例示されている。ファクスボタン41が選択操作されると、制御部11は、ファクス機能を実行する。コピーボタン42が選択操作されると、制御部11は、コピー機能を実行する。スキャンボタン43が選択操作されると、制御部11は、スキャン機能を実行する。選択操作はどのような操作であってもよく、本実施形態では例えばタップである。
待機画面40が表示されている状態で、第1トレイ3、第2トレイ4および多目的トレイ5のうちのいずれかが特定操作されると、その特定操作されたトレイに対応したトレイ設定画面が表示される。特定操作はどのような操作であってもよく、例えばトレイを画像処理装置10に装着する操作であってもよいし、トレイを画像処理装置10から離脱させる操作であってもよいし、トレイに記録用紙をセット(即ち載置)する操作であってもよい。
本実施形態では、第1トレイ3および第2トレイ4における特定操作は、例えば、画像処理装置10から離脱させることであり、多目的トレイ5における特定操作は、例えば、多目的トレイ5に記録用紙がセットされることである。
制御部11は、第1トレイセンサ23から第1トレイ離脱信号が出力されることによって、第1トレイ3に特定操作がなされたことを検知できる。制御部11は、第2トレイセンサ24から第2トレイ離脱信号が出力されることによって、第2トレイ4に特定操作がなされたことを検知できる。制御部11は、用紙センサ25から用紙セット信号が出力されることによって、多目的トレイ5に特定操作がなされたことを検知できる。以下、特定操作がなされたことが検知されたトレイのことを「検知トレイ」と称する。
図2~図4においては、一例として、第1トレイ3が特定操作された場合の画面遷移例を示している。待機画面40が表示されている状態で、第1トレイ3が特定操作されると、表示部13に、図2に例示するトレイ設定画面45が表示される。
トレイ設定画面45は、検知トレイに載置される記録用紙のトレイ設定情報の設定を受け付けるための画面である。トレイ設定画面45は、未変更ボタン46と、カスタムメニューボタン47と、手動設定ボタン48とを含む。
未変更ボタン46には、検知トレイに現在設定されているトレイ設定情報が表示される。図2では、用紙サイズが「A4」で用紙タイプが「普通紙」のトレイ設定情報が検知トレイに現在設定されていることを例示している。未変更ボタン46が選択操作されると、検知トレイに現在設定されているトレイ設定情報が維持され、表示部13に表示される画面は待機画面40に切り替わる。
手動設定ボタン48が選択操作されると、不図示の設定値選択画面が表示される。ユーザは、設定値選択画面を介して、用紙タイプ及び用紙サイズを選択することができる。そして、設定値選択画面を介して選択された用紙タイプ及び用紙サイズが、検知トレイの新たなトレイ設定情報として設定され、表示部13に表示される画面は待機画面40に切り替わる。
カスタムメニューボタン47が選択操作されると、表示部13に、図2に例示するカスタムメニュー画面50が表示される。カスタムメニュー画面50は、複数のカスタムボタンを含む。本実施形態のカスタムメニュー画面50は、第1カスタムボタン51、第2カスタムボタン52及び第3カスタムボタン53を含む。
本実施形態では、ユーザは、任意に選択した特定の1つの用紙タイプと特定の1つの用紙サイズとの組合せを、カスタム用紙設定として登録することができる。本実施形態では、例えば、カスタム用紙設定C1,C2,C3の3種類のカスタム用紙設定を登録することができる。ユーザは、例えばよく使用する組合せをカスタム用紙設定として登録しておくことで、その登録しておいたカスタム用紙設定を容易にトレイ設定情報に設定することができる。
カスタムメニュー画面50において、第1カスタムボタン51にはカスタム用紙設定C1が対応付けられており、第2カスタムボタン52にはカスタム用紙設定C2が対応付けられており、第3カスタムボタン53にはカスタム用紙設定C3が対応付けられている。
各カスタムボタン51~53のうち、対応するカスタム用紙設定がまだ登録されていないボタンは、グレーアウト表示されて、選択操作できない。
図2のカスタムメニュー画面50は、カスタム用紙設定C2,C3が未登録であることにより対応する第2カスタムボタン52および第3カスタムボタン53がグレーアウト表示されている例を示している。一方、カスタム用紙設定C1はすでに登録されている。この場合、対応する第1カスタムボタン51には、カスタム用紙設定C1の登録内容、即ち用紙タイプと用紙サイズの組合せを示す組合せ情報が表示される。図2の例では、カスタム用紙設定C1として、用紙サイズ「A4」及び用紙タイプ「普通紙」が登録されている例を示している。
ユーザは、登録されているカスタム用紙設定を、検知トレイのトレイ設定情報として設定することができる。即ち、カスタムメニュー画面50において、いずれかのカスタムボタンが選択操作されると、その選択操作されたカスタムボタンに対応したカスタム用紙設定が、検知トレイのトレイ設定情報として設定され、表示部13に表示される画面は待機画面40に切り替わる。
カスタムメニュー画面50には、編集ボタン54が含まれている。編集ボタン54が選択操作されると、表示部13に、図2に例示する編集メニュー画面55が表示される。編集メニュー画面55は、変更ボタン56と削除ボタン57とを含む。ユーザは、削除ボタン57を選択操作することにより、登録されているカスタム用紙設定の登録を削除することができる。
編集メニュー画面55において、変更ボタン56が選択操作されると、表示部13に、図3に例示する変更対象選択画面59が表示される。ユーザは、この変更対象選択画面59を起点として、カスタム用紙設定C1~C3のいずれかの登録内容を変更することができる。
変更対象選択画面59には、カスタムメニュー画面50(図2参照)と同様に、カスタム用紙設定C1~C3のそれぞれに対応したカスタムボタン51~53が表示される。ユーザは、カスタムボタン51~53のうち、登録内容を変更したいカスタム用紙設定に対応したボタンを選択することで、そのカスタム用紙設定の登録内容を変更できる。
変更対象選択画面59において、例えば第1カスタムボタン51が選択操作されると、表示部13に、図3に例示するカスタム設定画面60が表示される。カスタム設定画面60には、名称ボタン61と、用紙タイプボタン62と、用紙サイズボタン63と、便利設定ボタン64と、OKボタン65とが含まれる。
名称ボタン61には、カスタム用紙設定C1の現在の名称が表示される。名称ボタン61が選択操作されると、ユーザによるカスタム用紙設定C1の名称の入力を受け付けるための名称受付処理が行われることにより、カスタム用紙設定C1の名称が設定される。名称受付処理の終了後は、カスタム設定画面60の名称ボタン61にその変更後の名称が表示され、カスタムメニュー画面50および変更対象選択画面59の第1カスタムボタン51にもその変更後の名称が表示される。
用紙タイプボタン62が選択操作されると、ユーザによるカスタム用紙設定C1の用紙タイプの設定入力を受け付けるための用紙タイプ受付処理が行われることにより、カスタム用紙設定C1の用紙タイプが設定される。
用紙サイズボタン63が選択操作されると、ユーザによるカスタム用紙設定C1の用紙サイズの設定入力を受け付けるための用紙サイズ受付処理が行われることにより、カスタム用紙設定C1の用紙サイズが設定される。
OKボタン65が選択操作されると、現在設定されているカスタム用紙設定C1の用紙タイプ及び用紙サイズの組合せが、カスタム用紙設定C1として登録され、表示部13の画面は変更対象選択画面59に切り替わる。
カスタム設定画面60において、便利設定ボタン64が選択操作されると、表示部13に、図3に例示する便利設定画面70が表示される。ユーザは、便利設定画面70を起点として、変更対象のカスタム用紙設定を任意のトレイと対応付けて頻繁使用設定として登録することができる。図3の例では、変更対象のカスタム用紙設定はカスタム用紙設定C1であるため、カスタム用紙設定C1を任意のトレイと対応付けて頻繁使用設定として登録することができる。頻繁使用設定が登録されると、その登録された頻繁使用設定に対応したトレイが特定操作されたときに表示されるトレイ設定画面45に、頻繁使用設定値ボタン49(図5,図6参照)が表示される。ユーザは、頻繁使用設定値ボタン49を選択操作することで、検知トレイのトレイ設定情報をその頻繁使用設定値ボタン49に対応した頻繁使用設定における用紙タイプ及び用紙サイズに設定することができる。
便利設定画面70には、図3に例示するように、頻繁使用設定ボタン71と、頻繁使用トレイ設定ボタン72と、OKボタン73とが含まれる。頻繁使用設定ボタン71は、変更対象のカスタム用紙設定を頻繁使用設定として登録、または頻繁使用設定としての登録を削除するためのボタンである。変更対象のカスタム用紙設定が頻繁使用設定として登録されていない場合は、頻繁使用トレイ設定ボタン72は、図3の右下に例示するように、グレーアウト表示されて、選択操作できない状態にされる。一方、変更対象のカスタム用紙設定が頻繁使用設定としてすでに登録されている場合は、頻繁使用トレイ設定ボタン72は、図3の左下に例示するように、グレーアウト表示されず、選択操作できる状態にされる。
便利設定画面70において、頻繁使用トレイ設定ボタン72が選択操作されると、表示部13に、図4に例示する頻繁使用トレイ選択画面75が表示される。頻繁使用トレイ選択画面75には、全トレイボタン76と、第1トレイボタン77と、第2トレイボタン78と、多目的トレイボタン79とが表示される。ユーザは、いずれかのボタンを選択操作することで、変更対象のカスタム用紙設定と対応づけるトレイである頻繁使用トレイを選択することができる。例えば、第1トレイボタン77が選択操作されると、第1トレイ3が頻繁使用トレイに設定され、変更対象のカスタム用紙設定と第1トレイ3とが対応付けられた頻繁使用設定が登録される。また例えば、全トレイボタン76が選択操作されると、全てのトレイ3,4,5がそれぞれ頻繁使用トレイに設定され、変更対象のカスタム用紙設定と全てのトレイ3,4,5の各々とが対応付けられた3つの頻繁使用設定が登録される。
便利設定画面70において、頻繁使用設定ボタン71が選択操作されると、表示部13に、図4に例示する頻繁使用設定画面80が表示される。頻繁使用設定画面80には、オフボタン81とオンボタン82とが表示される。オフボタン81が選択操作されると、頻繁使用設定がオフに設定され、登録が削除される。オンボタン82が選択操作されると、頻繁使用設定がオンに設定され、頻繁使用設定の登録が可能となる。即ち、前述のように頻繁使用トレイ選択画面75を介して頻繁使用トレイを設定することによりその頻繁使用トレイとカスタム用紙設定とが対応付けられた頻繁使用設定を登録することができる。
なお、オンボタン82が選択操作される前に、変更対象のカスタム用紙設定とは別のカスタム用紙設定がすでに頻繁使用設定として登録されている場合は、オンボタン82が選択操作されると、変更対象のカスタム用紙設定が頻繁使用設定として登録されることに加えて、図4に例示するように表示順設定画面85が表示される。
表示順設定画面85は、複数のカスタム用紙設定が頻繁使用設定として登録されている場合に、トレイ設定画面45(図2、図5、図6参照)における、その複数の頻繁使用設定の各々に対応した複数の頻繁使用設定値ボタン49の表示順を設定するための画面である。表示順設定画面85には、頻繁使用設定として登録されているカスタム用紙設定の各々に対応したカスタムボタンと、上ボタン86と、下ボタン87と、OKボタン88とが表示される。
ユーザは、表示順設定画面85において上ボタン86または下ボタン87を選択操作することで、表示順を変更することができる。例えば、図4の例においては、2つのカスタムボタン51,52のうち第1カスタムボタン51が選択操作されると、その選択操作されたカスタムボタン51が変更対象に設定される。変更対象に設定されたカスタムボタンは、図4に例示するように、他のカスタムボタンとは異なる表示態様で表示される。
第1カスタムボタン51が変更対象に設定された状態で、下ボタン87が選択操作されると、図4に例示するように、第1カスタムボタン51が1つ下に移動し、代わりに、移動前に1つ下に配置されていた第2カスタムボタン52が第1カスタムボタン51の上に移動する。なお、この状態で上ボタン86が選択操作されると、第1カスタムボタン51が1つ上に移動し、第2カスタムボタン52と入れ替わる。そして、OKボタン88が選択操作されると、そのとき表示順設定画面85に表示されていた各カスタムボタンの位置関係が、トレイ設定画面45における、対応する頻繁使用設定の頻繁使用設定値ボタン49の表示順序として確定する。
次に、頻繁使用設定が登録されている場合に表示されるトレイ設定画面45の一例を、図5及び図6を参照して説明する。ここで、設定パターン1および設定パターン2を想定する。
設定パターン1は、カスタム用紙設定C2として用紙タイプ「光沢紙」と用紙サイズ「L判」とが登録されていて、そのカスタム用紙設定C2が第1トレイ3と対応付けられて(つまり第1トレイ3が頻繁使用トレイとして)頻繁使用設定に登録されている設定例を示す。なお、設定パターン1は、カスタム用紙設定C1,C3については未登録であるものとする。
設定パターン2は、カスタム用紙設定C1として用紙タイプ「普通紙」と用紙サイズ「A4」とが設定されていて、そのカスタム用紙設定C1がすべてのトレイ3~5の各々と対応付けられて頻繁使用設定に登録されている設定例を示す。なお、カスタム用紙設定C2,C3については未登録であるものとする。
設定パターン1において、例えば第1トレイ3が画像処理装置10から離脱されると、図5に例示するように、表示部13に第1トレイ3のトレイ設定画面45が表示される。このトレイ設定画面45においては、図2に例示したトレイ設定画面45と同様に未変更ボタン46,カスタムメニューボタン47および手動設定ボタン48が表示されるのに加え、カスタム用紙設定C2が第1トレイ3と対応付けられて頻繁使用設定として登録されていることに応じて、その頻繁使用設定を示す頻繁使用設定値ボタン49が表示される。
頻繁使用設定値ボタン49には、頻繁使用設定として登録されているカスタム用紙設定C2の名称とその設定情報(用紙タイプと用紙サイズの組合せ)が表示される。ユーザは、頻繁使用設定値ボタン49を選択操作することで、第1トレイ3のトレイ設定情報としてカスタム用紙設定C2を設定することができる。
なお、第1トレイ3が頻繁使用トレイに設定された頻繁使用設定が2つ以上登録されている場合は、その2つの頻繁使用設定に対応した2つの頻繁使用設定値ボタンが、前述の表示順設定画面85(図4参照)で設定された表示順にて表示される。
設定パターン1において、例えば多目的トレイ5に記録用紙がセットされると、図5に例示するように、表示部13に多目的トレイ5のトレイ設定画面90が表示される。このトレイ設定画面90においても、図2に例示したトレイ設定画面45と同様に未変更ボタン46,カスタムメニューボタン47および手動設定ボタン48が表示される。一方、多目的トレイ5が頻繁使用トレイに設定された頻繁使用設定は登録されていないため、頻繁使用設定値ボタンは表示されない。
次に、設定パターン2において、例えば第1トレイ3が画像処理装置10から離脱されると、図6に例示するように、表示部13に第1トレイ3のトレイ設定画面45が表示される。設定パターン2では、カスタム用紙設定C1が、第1トレイ3を含む全てのトレイと対応付けられて頻繁使用設定として登録されている。ただし、頻繁使用設定として登録されているカスタム用紙設定C1の用紙タイプ「普通紙」及び用紙サイズ「A4」は、第1トレイ3のトレイ設定情報として現在設定されている用紙タイプ及び用紙サイズに一致する。そのため、カスタム用紙設定C1に対応した頻繁使用設定値ボタンは表示されない。ただし、この場合もカスタム用紙設定C1に対応した頻繁使用設定値ボタンが表示される仕様であってもよい。
設定パターン2において、例えば多目的トレイ5に記録用紙がセットされると、図6に例示するように、表示部13に多目的トレイ5のトレイ設定画面90が表示される。この場合、カスタム用紙設定C1が多目的トレイ5と対応付けられて頻繁使用設定として登録されていることに応じて、その頻繁使用設定を示す頻繁使用設定値ボタン49が表示される。ユーザは、この頻繁使用設定値ボタン49を選択操作することで、多目的トレイ5のトレイ設定情報としてカスタム用紙設定C1を設定することができる。
なお、カスタム用紙設定C1~C3自体は、トレイとは無関係の、特定の用紙タイプと特定の用紙サイズとの組合せを示す設定値である。そのため、多目的トレイ5が特定操作された場合に表示されるトレイ設定画面90においても、カスタムメニューボタン47が選択操作されると、図2に例示するカスタムメニュー画面50が表示される。そして、そのカスタムメニュー画面50が表示された後の処理および画面遷移も、前述の第1トレイ3が特定操作された場合の処理および画面遷移例と同じである。第2トレイ4が特定操作された場合に表示されるトレイ設定画面においてカスタムメニューボタン47が選択操作された場合も同様である。
(3)トレイ設定処理
次に、制御部11が実行するトレイ設定処理について説明する。制御部11は、例えば表示部13に待機画面40が表示されている間、図7~図9に示すトレイ設定処理を特定の制御終期で繰り返し実行する。制御部11は、記憶部12に記憶されている、トレイ設定処理のプログラムを読み込んで、そのプログラムに従ってトレイ設定処理を実行する。図2~図6に例示した画面遷移例は、制御部11がトレイ設定処理を実行することにより達成される。
制御部11は、トレイ設定処理を開始すると、S110で、特定操作が検知されたトレイがあるか否か判断する。特定操作が検知されたトレイがない場合は、トレイ設定処理を終了する。特定操作が検知されたトレイがある場合は、S120に移行する。
S120では、検知トレイが対応付けられた頻繁使用設定を取得する。S130では、取得した頻繁使用設定のうち、検知トレイのトレイ設定情報として現在設定されているトレイ設定と一致するものがあるか否か判断する。現在のトレイ設定と一致する頻繁使用設定がない場合は、S150に移行する。現在のトレイ設定と一致する頻繁使用設定がある場合は、S140に移行する。S140では、現在のトレイ設定と一致する頻繁使用設定に対応する頻繁使用設定値ボタンを、トレイ設定画面における非表示対象に設定する。
S150では、検知トレイのトレイ設定画面を表示部13に表示する。このとき、S140で非表示対象に設定された頻繁使用設定値ボタンは表示されない。ただし、その非表示対象に設定された頻繁使用設定値ボタンに対応する頻繁使用設定は、トレイ設定画面において未変更ボタン46に表示される。
S160では、トレイ設定画面において選択操作されたボタンを判断する。トレイ設定画面において未変更ボタン46が選択操作された場合は、検知トレイの現在のトレイ設定を維持したまま、S170に移行して表示部13に待機画面40を表示し、トレイ設定処理を終了する。
S160で、トレイ設定画面において手動設定ボタン48が選択操作された場合は、S180に移行する。S180では、検知トレイに対応した前述の設定値選択画面を表示部13に表示する。S190では、設定値選択画面に対して入力部14を介して行われる入力操作に応じて、検知トレイの用紙タイプ及び用紙サイズを設定する。そして、ここで設定した用紙タイプおよび用紙サイズを、検知トレイの新たなトレイ設定情報として設定して、S170に移行する。
S160で、トレイ設定画面において頻繁使用設定値ボタン49が選択操作された場合は、S200に移行する。S200では、検知トレイのトレイ設定情報を、選択操作された頻繁使用設定値ボタン49に対応した頻繁使用設定において設定されている設定値に変更して、S170に移行する。
S160で、トレイ設定画面においてカスタムメニューボタン47が選択操作された場合は、S210(図8参照)に移行する。S210では、未登録のカスタム用紙設定があるか否か判断する。未登録のカスタム用紙設定がない場合、即ちカスタム用紙設定C1~C3のそれぞれに用紙タイプ及び用紙サイズの組み合わせが登録されている場合は、S230に移行する。未登録のカスタム用紙設定がある場合は、S220に移行する。S220では、未登録のカスタム用紙設定に対応したカスタムボタンを、グレーアウト表示するように設定する。
S230では、表示部13にカスタムメニュー画面50(図2参照)を表示する。このとき、S220でグレーアウト表示するように設定されたカスタムボタンは、グレーアウト表示されて選択操作できない状態にされる。S240では、カスタムメニュー画面50において選択操作されたボタンを判断する。カスタムメニュー画面50において何れかのカスタムボタンが選択操作された場合は、S330に移行する。S330では、検知トレイのトレイ設定情報を、選択操作されたカスタムメニューボタンに対応したカスタム用紙設定の設定値に変更する。S330の処理後は170(図7参照)に移行する。
S240で、カスタムメニュー画面50において編集ボタン54が選択操作された場合は、S250に移行する。S250では、カスタム用紙設定が全て未登録か否か判断する。登録されているカスタム用紙設定が1つでもある場合はS270に移行し、全て未登録の場合はS260に移行する。
S260では、削除ボタン57をグレーアウト表示するように設定する。S270では、表示部13に編集メニュー画面55(図2参照)を表示する。このとき、S260で削除ボタン57がグレーアウト表示するように設定された場合は、削除ボタン57がグレーアウト表示されて選択操作できない状態にされる。
S280では、編集メニュー画面55において選択操作されたボタンを判断する。編集メニュー画面55において削除ボタン57が選択操作された場合は、S290に移行する。S290では、削除対象のカスタム用紙設定を受け付ける。S300では、S290で受け付けられたカスタム用紙設定の登録を削除する。S300の処理後はS210に移行する。
なお、S300の登録削除処理は、例えば、S290で受け付けられたカスタム用紙設定における各種設定値を初期値に戻す処理を含む。具体的には、例えば、カスタム用紙設定の名称を、初期値である「カスタム用紙設定Cn」(nは1~3のいずれか)に設定し、用紙サイズおよび用紙タイプは未設定とし、頻繁使用設定をオフに設定し、頻繁使用トレイを、初期値である「すべて」に設定する。
S280で、編集メニュー画面55において変更ボタン56が選択操作された場合は、S310に移行する。S310では、表示部13に変更対象選択画面59(図3参照)を表示する。S320では、変更対象選択画面59に対するユーザの選択操作に応じて、変更対象のカスタム用紙設定Cx(xは1~3のいずれか)を決定し、S410(図9参照)に移行する。
S410では、カスタム用紙設定Cxに対応したカスタム設定画面60(図3参照)を表示部13に表示する。S420では、カスタム設定画面60において選択操作されたボタンを判断する。
カスタム設定画面60において名称ボタン61,用紙タイプボタン62及び用紙サイズボタン63のうちのいずれかが選択操作された場合は、S540に移行する。S540では、選択操作されたボタンに対応した設定画面を表示する。S550では、設定画面に対するユーザの入力操作に応じて、対応する設定値(名称、用紙タイプ又は用紙サイズ)を設定する。S550の処理後は、S410に移行して再びカスタム用紙設定Cxのカスタム設定画面60を表示する。
S420で、カスタム設定画面60において便利設定ボタン64が選択操作された場合は、S430に移行する。S430では、カスタム用紙設定Cxの頻繁使用設定がオフに設定されているか否か判断する。カスタム用紙設定Cxの頻繁使用設定がオフに設定されている場合は、S450に移行する。カスタム用紙設定Cxの頻繁使用設定がオンに設定されている場合は、S440に移行する。
S440では、頻繁使用トレイ設定ボタン72をグレーアウト表示するように設定する。S450では、表示部13に便利設定画面70(図3参照)を表示する。このとき、S440で頻繁使用トレイ設定ボタン72がグレーアウト表示するように設定された場合は、頻繁使用トレイ設定ボタン72がグレーアウト表示されて選択操作できない状態にされる。
S460では、便利設定画面70において選択操作されたボタンを判断する。便利設定画面70において、頻繁使用トレイ設定ボタン72が選択操作された場合は、S470に移行する。S470では、表示部13に頻繁使用トレイ選択画面75(図4参照)を表示する。S480では、頻繁使用トレイ選択画面75に対するユーザの入力操作に応じて、頻繁使用トレイを設定する。S480の処理後はS430に移行する。
S460で、便利設定画面70において頻繁使用設定ボタン71が選択操作された場合は、S490に移行する。S490では、表示部13に頻繁使用設定画面80(図4参照)を表示する。S500では、頻繁使用設定がオフからオンに変更されたか否か、頻繁使用設定がオフされている状態で頻繁使用設定画面80においてオンボタン82が選択操作されたか否か判断する。頻繁使用設定がオフからオンに変更されていない場合は、S450に移行する。頻繁使用設定がオフからオンに変更された場合は、カスタム用紙設定Cxを頻繁使用設定として登録し、S510に移行する。
S510では、頻繁使用設定がオンに設定された(即ち頻繁使用設定として登録された)カスタム用紙設定が2つ以上存在しているか否か判断する。頻繁使用設定がオンに設定されたカスタム用紙設定が1つの場合は、S430に移行する。頻繁使用設定がオンに設定されたカスタム用紙設定が2つ以上ある場合は、S520に移行する。
S520では、表示部13に表示順設定画面85(図4参照)を表示する。S530では、図4を用いて前述したように、表示順設定画面85に対するユーザの入力操作に応じて、頻繁使用設定値ボタン49としてトレイ設定画面に表示する際の表示順を設定する。S530の処理後、即ち表示順設定画面85でOKボタン88が選択操作された場合は、S430に移行する。
(4)実施形態の効果
以上説明した実施形態によれば、以下の効果を奏する。
即ち、本実施形態の画像処理装置10では、いずれかのトレイに用紙タイプ及び用紙サイズを対応づけて頻繁使用設定として登録しておくことで、そのトレイに対応したトレイ設定画面に、登録されている頻繁使用設定に対応した頻繁使用設定値ボタン49を表示させることができる。ユーザは、頻繁使用設定値ボタン49を選択操作することで、その頻繁使用設定値ボタン49に対応した用紙タイプ及び用紙サイズを、そのトレイに載置されている記録用紙として容易に設定することができる。
つまり、頻繁使用設定として登録されている用紙タイプおよび用紙サイズをトレイ設定情報として登録したい場合、例えば手動設定ボタン48からの画面遷移に応じて手動で登録すると多くの手数が掛かるのに対し、頻繁使用設定値ボタン49を選択操作することで非常に少ない手数で登録することができる。
また、本実施形態では、ユーザは、特定の用紙タイプと特定の用紙サイズとの組合せをカスタム用紙設定として予め登録することができる。そして、そのカスタム用紙設定のうちのいずれかを、何れかのトレイのトレイ設定情報として登録することもできる。つまり、ユーザは、例えばよく使う可能性がある用紙タイプと用紙サイズの組合せをカスタム用紙設定として登録しておくことで、それらの組合せを必要に応じて容易にいずれかのトレイのトレイ設定情報として登録することができる。
そして、登録されているカスタム用紙設定を、1つ以上の特定のトレイと紐付けることによって頻繁使用設定として登録することができる。これにより、頻繁使用設定の登録を効率的に行うことができる。また、カスタム用紙設定について、頻繁使用設定としても登録できるし、逆に、頻繁使用設定として登録する必要がなければ頻繁使用設定として登録しないようにすることもできる。
また、本実施形態では、トレイ設定画面において、検知トレイに対応した頻繁使用設定が登録されていても、その頻繁使用設定の設定内容が、現在設定されている検知トレイのトレイ設定情報と一致する場合は、その頻繁使用設定に対応した頻繁使用設定値ボタン49はトレイ設定画面に表示されない。その理由は、この場合においては現在設定されている検知トレイのトレイ設定情報は未変更ボタン46に表示されるからである。これにより、トレイ設定画面において実質的に同じボタンが複数表示されることを抑制することができる。
なお、本実施形態において、用紙タイプおよび用紙サイズは、設定要素の一例に相当する。第1トレイセンサ23,第2トレイセンサ24および用紙センサ25は、いずれも検知部の一例に相当する。頻繁使用設定として登録される、カスタム用紙設定とトレイとが対応付けられた情報は、トレイ要素対応情報の一例に相当する。頻繁使用設定値ボタン49は特定要素オブジェクトの一例に相当する。未変更ボタン46は現設定要素オブジェクトの一例に相当する。カスタムメニューボタン47は組合せオブジェクトの一例に相当する。変更対象選択画面59は組合せ選択画面の一例に相当する。頻繁使用トレイ選択画面75はトレイ選択画面の一例に相当する。表示順設定画面85は表示位置決定画面の一例に相当する。
また、S150の処理は設定画面表示処理の一例に相当する。S170の処理は設定維持処理の一例に相当する。S200の処理はトレイ設定処理の一例に相当する。S310,S320,S470およびS480の処理は対応情報登録処理の一例に相当し、このうち特に、S310の処理は第1の選択画面表示処理の一例に相当し、S320の処理は第1の選択処理の一例に相当し、S470の処理は第2の選択画面表示処理の一例に相当し、S480の処理は第2の選択処理および選択登録処理の一例に相当する。S520の処理は位置決定表示処理の一例に相当する。S530の処理は位置決定処理の一例に相当する。S540,S550の処理は組合せ情報登録処理の一例に相当する。S160からS230およびS240を経てS330に至る処理は選択設定処理の一例に相当する。
(5)他の実施形態
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(5-1)各トレイに設定可能なトレイ設定情報が用紙タイプおよび用紙サイズを含むことは一例である。トレイ設定情報はどのような設定要素を含んでいてもよい。例えば、用紙タイプおよび用紙サイズに加えてさらに他の設定要素を含んでいてもよい。また例えば、用紙タイプ及び用紙サイズのうちのいずれか一方のみを含んでいてもよい。また例えば、用紙タイプ及び用紙サイズのうちのいずれか一方と、他の1つ以上の設定要素とを含んでいてもよい。
(5-2)カスタム用紙設定を設定可能な数は、3つ以外であってもよい。また、設定可能なカスタム用紙設定の数に上限を設けてもよい。
頻繁使用設定についても、設定可能な数に上限を設けてもよい。この場合、トレイ毎に、そのトレイが登録対象にされた頻繁使用設定の数に上限を設けてもよい。頻繁使用設定そして、表示順設定画面85に遷移する際に、頻繁使用設定の登録数が上限を超えている場合は、上限を超えていることをユーザに通知する画面を表示してもよい。
(5-3)画像処理装置が備えるトレイの数は3つ以外であってもよい。また、画像処理装置が備えるトレイの種類もどのような種類であってもよい。
(5-4)上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。
3…第1トレイ、4…第2トレイ、5…多目的トレイ、10…画像処理装置、11…制御部、12…記憶部、13…表示部、14…入力部、15…読取部、16…印刷部、17…メディアI/F、23…第1トレイセンサ、24…第2トレイセンサ、25…用紙センサ、40…待機画面、45,90…トレイ設定画面、46…未変更ボタン、47…カスタムメニューボタン、48…手動設定ボタン、49…頻繁使用設定値ボタン、50…カスタムメニュー画面、55…編集メニュー画面、59…変更対象選択画面、60…カスタム設定画面、64…便利設定ボタン、70…便利設定画面、75…頻繁使用トレイ選択画面、80…頻繁使用設定画面、85…表示順設定画面、150…通信回線。

Claims (10)

  1. 被記録媒体が載置される少なくとも1つのトレイと、
    前記少なくとも1つのトレイの各々に設けられ、対応する前記トレイに対して特定操作がなされたことを検知する検知部と、
    表示部と、
    入力部と、
    制御部と、
    を備える画像処理装置であって、
    前記制御部は、
    特定の前記トレイと、特定の設定要素を有する前記被記録媒体と、が対応付けられたトレイ要素対応情報を登録する対応情報登録処理と、
    前記検知部により前記少なくとも1つのトレイのうちのいずれかに前記特定操作がなされたことが検知されることに応じて、その検知されたトレイである検知トレイに載置される前記被記録媒体の設定を受け付けるためのトレイ設定画面を前記表示部に表示する設定画面表示処理であって、前記検知トレイを含む前記トレイ要素対応情報が登録されている場合はそのトレイ要素対応情報において前記検知トレイに対応付けられている前記被記録媒体の設定要素を示す特定要素オブジェクトを含む前記トレイ設定画面を表示する、前記設定画面表示処理と、
    前記トレイ設定画面が表示されている状態で前記入力部を介して前記特定要素オブジェクトが選択操作された場合、その特定要素オブジェクトに対応した設定要素の前記被記録媒体を、前記検知トレイに載置される前記被記録媒体である載置媒体として設定するトレイ設定処理と、
    を実行し、
    前記制御部は、前記設定画面表示処理において、前記検知トレイを含む前記トレイ要素対応情報が登録されている場合であっても、そのトレイ要素対応情報において前記検知トレイに対応付けられている前記被記録媒体の設定要素が、前記検知トレイに対して現在設定されている前記載置媒体の設定要素に一致する場合は、そのトレイ要素対応情報において前記検知トレイに対応付けられている前記被記録媒体の設定要素を示す前記特定要素オブジェクトを含まない前記トレイ設定画面を表示する、
    画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置であって、
    前記特定操作は、前記トレイを前記画像処理装置から離脱させる操作、前記トレイを前記画像処理装置に装着する操作、および前記画像処理装置に装着されている前記トレイに前記被記録媒体を載置する操作、のうちの少なくとも1つを含む、
    画像処理装置。
  3. 被記録媒体が載置される少なくとも1つのトレイと、
    前記少なくとも1つのトレイの各々に設けられ、対応する前記トレイに対して特定操作がなされたことを検知する検知部と、
    表示部と、
    入力部と、
    制御部と、
    を備える画像処理装置であって、
    前記制御部は、
    特定の前記トレイと、特定の設定要素を有する前記被記録媒体と、が対応付けられたトレイ要素対応情報を登録する対応情報登録処理と、
    前記検知部により前記少なくとも1つのトレイのうちのいずれかに前記特定操作がなされたことが検知されることに応じて、その検知されたトレイである検知トレイに載置される前記被記録媒体の設定を受け付けるためのトレイ設定画面を前記表示部に表示する設定画面表示処理であって、前記検知トレイを含む前記トレイ要素対応情報が登録されている場合はそのトレイ要素対応情報において前記検知トレイに対応付けられている前記被記録媒体の設定要素を示す特定要素オブジェクトを含む前記トレイ設定画面を表示する、前記設定画面表示処理と、
    前記トレイ設定画面が表示されている状態で前記入力部を介して前記特定要素オブジェクトが選択操作された場合、その特定要素オブジェクトに対応した設定要素の前記被記録媒体を、前記検知トレイに載置される前記被記録媒体である載置媒体として設定するトレイ設定処理と、
    を実行し、
    前記制御部は、前記設定画面表示処理において、前記検知トレイに対して現在設定されている前記載置媒体の設定要素を示す現設定要素オブジェクトを含む前記トレイ設定画面を表示し、
    前記制御部は、さらに、
    前記トレイ設定画面が表示されている状態で前記入力部を介して前記現設定要素オブジェクトが選択操作された場合、前記表示部に前記トレイ設定画面とは異なる特定の待機画面を表示する設定維持処理、
    を実行し、
    前記制御部は、前記設定画面表示処理において、前記検知トレイを含む前記トレイ要素対応情報が登録されている場合であっても、そのトレイ要素対応情報において前記検知トレイに対応付けられている前記被記録媒体の設定要素が、前記検知トレイに対して現在設定されている前記載置媒体の設定要素に一致する場合は、そのトレイ要素対応情報において前記検知トレイに対応付けられている前記被記録媒体の設定要素を示す前記特定要素オブジェクトを含まない前記トレイ設定画面を表示する、
    画像処理装置。
  4. 請求項1~請求項3のいずれか1項に記載の画像処理装置であって、
    前記設定要素は、前記被記録媒体の種類およびサイズを含む、画像処理装置。
  5. 請求項4に記載の画像処理装置であって、
    前記制御部は、さらに、
    特定の1つの前記種類と特定の1つの前記サイズとの組み合わせである組合せ情報を登録する組合せ情報登録処理、
    を実行し、
    前記制御部は、前記設定画面表示処理において、登録されている前記組合せ情報の1つを選択させるための組合せオブジェクトを含む前記トレイ設定画面を表示し、
    前記制御部は、さらに、
    前記トレイ設定画面が表示されている状態で前記入力部を介して前記組合せオブジェクトが選択操作された場合、登録されている前記組合せ情報の1つに対応した種類およびサイズの前記被記録媒体を前記載置媒体として設定する選択設定処理、
    を実行する画像処理装置。
  6. 請求項4に記載の画像処理装置であって、
    前記制御部は、さらに、
    特定の1つの前記種類と特定の1つの前記サイズとの組み合わせである組合せ情報を登録する組合せ情報登録処理、
    を実行し、
    前記対応情報登録処理は、
    登録されている前記組合せ情報のうちの1つを選択させるための組合せ選択画面を前記表示部に表示する第1の選択画面表示処理と、
    前記組合せ選択画面に対する前記入力部を介した選択操作に応じて、登録されている前記組合せ情報のうちの1つを選択する第1の選択処理と、
    前記少なくとも1つのトレイのうちの少なくとも1つを選択させるためのトレイ選択画面を前記表示部に表示する第2の選択画面表示処理と、
    前記トレイ選択画面に対する前記入力部を介した選択操作に応じて、前記少なくとも1つのトレイのうちの少なくとも1つを選択する第2の選択処理と、
    前記第2の選択処理で選択された前記トレイと、前記第1の選択処理で選択された前記組合せ情報に対応した前記被記録媒体とが対応付けられた前記トレイ要素対応情報を登録する選択登録処理と、
    を含む、画像処理装置。
  7. 被記録媒体が載置される少なくとも1つのトレイと、
    前記少なくとも1つのトレイの各々に設けられ、対応する前記トレイに対して特定操作がなされたことを検知する検知部と、
    表示部と、
    入力部と、
    制御部と、
    を備える画像処理装置であって、
    前記制御部は、
    特定の前記トレイと、特定の設定要素を有する前記被記録媒体と、が対応付けられたトレイ要素対応情報を登録する対応情報登録処理と、
    前記検知部により前記少なくとも1つのトレイのうちのいずれかに前記特定操作がなされたことが検知されることに応じて、その検知されたトレイである検知トレイに載置される前記被記録媒体の設定を受け付けるためのトレイ設定画面を前記表示部に表示する設定画面表示処理であって、前記検知トレイを含む前記トレイ要素対応情報が登録されている場合はそのトレイ要素対応情報において前記検知トレイに対応付けられている前記被記録媒体の設定要素を示す特定要素オブジェクトを含む前記トレイ設定画面を表示する、前記設定画面表示処理と、
    前記トレイ設定画面が表示されている状態で前記入力部を介して前記特定要素オブジェクトが選択操作された場合、その特定要素オブジェクトに対応した設定要素の前記被記録媒体を、前記検知トレイに載置される前記被記録媒体である載置媒体として設定するトレイ設定処理と、
    を実行し、
    前記設定要素は、前記被記録媒体の種類およびサイズを含み、
    前記制御部は、さらに、
    特定の1つの前記種類と特定の1つの前記サイズとの組み合わせである組合せ情報を登録する組合せ情報登録処理、
    を実行し、
    前記対応情報登録処理は、
    登録されている前記組合せ情報のうちの1つを選択させるための組合せ選択画面を前記表示部に表示する第1の選択画面表示処理と、
    前記組合せ選択画面に対する前記入力部を介した選択操作に応じて、登録されている前記組合せ情報のうちの1つを選択する第1の選択処理と、
    前記少なくとも1つのトレイのうちの少なくとも1つを選択させるためのトレイ選択画面を前記表示部に表示する第2の選択画面表示処理と、
    前記トレイ選択画面に対する前記入力部を介した選択操作に応じて、前記少なくとも1つのトレイのうちの少なくとも1つを選択する第2の選択処理と、
    前記第2の選択処理で選択された前記トレイと、前記第1の選択処理で選択された前記組合せ情報に対応した前記被記録媒体とが対応付けられた前記トレイ要素対応情報を登録する選択登録処理と、
    を含み、
    前記制御部は、さらに、
    前記第2の選択処理で選択された前記トレイを含む前記トレイ要素対応情報がすでに1つ以上登録されている場合、そのすでに登録されている前記1つ以上の前記トレイ要素対応情報の各々に対応した前記特定要素オブジェクトと前記選択登録処理で登録される前記トレイ要素対応情報に対応した前記特定要素オブジェクトとの、前記トレイ設定画面における相対的位置関係を決定させるための表示位置決定画面を前記表示部に表示する位置決定表示処理と、
    前記表示位置決定画面が表示されている状態で前記入力部を介して行われる、前記相対的位置関係を決定するための位置決定操作に応じて、前記相対的位置関係を決定する位置決定処理と、
    を実行し、
    前記制御部は、前記設定画面表示処理において、前記トレイ設定画面に含まれる前記特定要素オブジェクトが複数ある場合は、その複数の前記特定要素オブジェクトを、前記位置決定処理で決定された前記相対的位置関係となるように配置する、
    画像処理装置。
  8. 請求項1~請求項7のいずれか1項に記載の画像処理装置であって、
    前記画像処理装置は、複数の前記トレイを備える、画像処理装置。
  9. 被記録媒体が載置される少なくとも1つのトレイと、
    前記少なくとも1つのトレイの各々に設けられ、対応する前記トレイに対して特定操作がなされたことを検知する検知部と、
    を備えた画像処理装置で用いられるトレイ設定方法であって、
    特定の前記トレイと、特定の設定要素を有する前記被記録媒体と、が対応付けられたトレイ要素対応情報を登録する対応情報登録ステップと、
    前記検知部により前記少なくとも1つのトレイのうちのいずれかに前記特定操作がなされたことが検知されることに応じて、その検知されたトレイである検知トレイに載置される前記被記録媒体の設定を受け付けるためのトレイ設定画面を表示する設定画面表示ステップであって、前記検知トレイを含む前記トレイ要素対応情報が登録されている場合はそのトレイ要素対応情報において前記検知トレイに対応付けられている前記被記録媒体の設定要素を示す特定要素オブジェクトを含む前記トレイ設定画面を表示する、前記設定画面表示ステップと、
    前記トレイ設定画面が表示されている状態で前記特定要素オブジェクトが選択操作された場合、その特定要素オブジェクトに対応した設定要素の前記被記録媒体を、前記検知トレイに載置される前記被記録媒体である載置媒体として設定するトレイ設定ステップと、
    を有し、
    前記設定画面表示ステップでは、前記検知トレイを含む前記トレイ要素対応情報が登録されている場合であっても、そのトレイ要素対応情報において前記検知トレイに対応付けられている前記被記録媒体の設定要素が、前記検知トレイに対して現在設定されている前記載置媒体の設定要素に一致する場合は、そのトレイ要素対応情報において前記検知トレイに対応付けられている前記被記録媒体の設定要素を示す前記特定要素オブジェクトを含まない前記トレイ設定画面を表示する、
    トレイ設定方法。
  10. 被記録媒体が載置される少なくとも1つのトレイと、
    前記少なくとも1つのトレイの各々に設けられ、対応する前記トレイに対して特定操作がなされたことを検知する検知部と、
    表示部と、
    入力部と、
    制御部と、
    を備えた画像処理装置における前記制御部が実行可能なトレイ設定プログラムであって、
    前記制御部に、
    特定の前記トレイと、特定の設定要素を有する前記被記録媒体と、が対応付けられたトレイ要素対応情報を登録する対応情報登録処理と、
    前記検知部により前記少なくとも1つのトレイのうちのいずれかに前記特定操作がなされたことが検知されることに応じて、その検知されたトレイである検知トレイに載置される前記被記録媒体の設定を受け付けるためのトレイ設定画面を前記表示部に表示する設定画面表示処理であって、前記検知トレイを含む前記トレイ要素対応情報が登録されている場合はそのトレイ要素対応情報において前記検知トレイに対応付けられている前記被記録媒体の設定要素を示す特定要素オブジェクトを含む前記トレイ設定画面を表示する、前記設定画面表示処理と、
    前記トレイ設定画面が表示されている状態で前記入力部を介して前記特定要素オブジェクトが選択操作された場合、その特定要素オブジェクトに対応した設定要素の前記被記録媒体を、前記検知トレイに載置される前記被記録媒体である載置媒体として設定するトレイ設定処理と、
    を実行させ
    前記設定画面表示処理は、前記検知トレイを含む前記トレイ要素対応情報が登録されている場合であっても、そのトレイ要素対応情報において前記検知トレイに対応付けられている前記被記録媒体の設定要素が、前記検知トレイに対して現在設定されている前記載置媒体の設定要素に一致する場合は、そのトレイ要素対応情報において前記検知トレイに対応付けられている前記被記録媒体の設定要素を示す前記特定要素オブジェクトを含まない前記トレイ設定画面を表示する、ことを含む、
    トレイ設定プログラム。
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