JP2012006196A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ジョブの実行を制御するCPUがジョブの受信に起因して省電力状態から通常状態へ無駄に復帰することのない画像処理装置を提供する。
【解決手段】メインCPU11が省電力状態のときにネットワークI/F部24がジョブを受信するとサブCPU21はそのジョブが緊急性のあるジョブか否かを判断し、緊急性のあるときはそのジョブをメインCPU11の管理下に入れてメインCPU11を起動しそのジョブを即時実行させる。一方、緊急性がないときはメインCPU11を省電力状態のままにして、そのジョブをハードディスク装置25などに保存して保留する。サブCPU21は、保留されているジョブを、次の緊急ジョブを受信したとき、ユーザ操作など別途の理由でメインCPU11が起動したときなどに、メインCPU11の管理下に入れる。
【選択図】図2

Description

本発明は、プリンタや複合機などの画像処理装置に係り、特に、省電力機能を備えた画像処理装置に関する。
近年、オフィスなどに設置される事務機器に対する省電力化の要請が高まっており、プリンタや複合機などの画像処理装置では、実行するジョブやユーザからの操作のない待機状態が一定時間以上継続すると、通常より電力消費の少ない省電力状態へ自動的に電源状態を遷移させる機能が設けられている。また、ネットワークを介してPC(パーソナルコンピュータ)などの端末装置と接続されている画像処理装置においては、省電力状態で端末装置からジョブを受信したときに通常状態に復帰してジョブを処理するようになっている。
しかし、省電力状態でジョブを受信した場合に、直ちに通常状態へ復帰すると、省電力状態と通常状態との間の遷移回数が多くなって、十分な省電力効果が得られない。そこで、緊急の印刷の指示のあるジョブには、即時印刷記号を付与して即時の印刷を行い、いつまでに印刷を行うかの指示を行うジョブには印刷期限記号を付与して該印刷期限に達したら印刷を行い、それら記号の付与されていないジョブは待機状態におき、該即時印刷機能の付与されたジョブの印刷の際又は印刷期限に達した際の印刷時には、待機状態にあるジョブも連続して印刷することで、省電力状態と稼動状態との間の遷移回数を低減する画像形成装置が提案されている(たとえば、特許文献1参照。)。
特開2009−271412号公報
上記画像形成装置の場合、省電力状態において、表示部などはオフにできるが、CPUは、ジョブを受信してそれに付されている記号を判定する等のために稼動を継続しなければならない。より高い省電力効果を得るにはCPUを非稼動状態にすることが望ましい。
CPUを非稼動状態にしておきながら端末装置からのジョブの受け付けを可能にする技術として、ジョブの受信を契機にCPUを起動させるWOL(Wake−On−LAN)技術がある。
しかし、WOL技術では、ジョブを受信した場合に必ずCPUが起動されるので、たとえば、即時実行を要しないジョブを受信した場合にも、ジョブの実行を制御するCPUが起動してしまい、所定の初期化処理などが発生し、無駄な電力が消費されてしまうという問題があった。
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、ジョブの実行を制御するCPUがジョブの受信に起因して省電力状態から通常状態へ無駄に復帰することのない画像処理装置を提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]外部装置からジョブを受信する受信部と、
前記受信部で受信したジョブを記憶する記憶部と、
電源状態が通常状態のときは前記記憶部に記憶されているジョブの実行を制御し、前記通常状態より電力消費の少ない省電力状態のときはジョブを実行しない第1CPUと、
前記第1CPUが前記省電力状態のときに前記受信部がジョブを受信した場合に、所定のジョブ保留条件の成否を判断し、成立しない場合のみ前記第1CPUを通常状態に復帰させる第2CPUと、
を有する
ことを特徴とする画像処理装置。
上記発明では、第2CPUは、第1CPUが省電力状態のときにジョブを受信すると、そのジョブの実行を保留可能か否かをジョブ保留条件に基づいて判断し、保留できないと判断したとき、第1CPUを起動し(通常状態に復帰させ)てそのジョブを実行させる。保留可能と判断したときは、第1CPUを起動しない。このように、受信したジョブの保留可否を第2CPUが判断し、保留しない場合だけ第1CPUを起動するので、省電力状態から通常状態へ第1CPUを復帰させる回数を低減することができる。ジョブ保留条件は適宜に設定すればよい。たとえば、ジョブの種類を条件としてもよいし、受信時刻が保留可能な日時や時期内か否かをジョブ保留条件としてもよい。複数条件の組み合わせでもよい。
[2]前記ジョブ保留条件は、前記ジョブが即時実行を要しないジョブの場合は成立し、即時実行を要するジョブの場合は成立しない
ことを特徴とする[1]に記載の画像処理装置。
上記発明では、ジョブの属性(即時実行を要するジョブか否か)に基づいて、ジョブ保留条件の成否を判断する。
[3]前記第1CPUは、管理下にあるジョブを実行し、
前記第2CPUは、前記受信部が受信したジョブを前記第1CPUの管理下に入れる機能を果たすと共に、前記第1CPUが前記省電力状態のときに前記受信部がジョブを受信した場合であって前記ジョブ保留条件が成立しないときは前記ジョブを前記第1CPUの管理下に入れ、前記第1CPUが前記省電力状態のときに前記受信部がジョブを受信した場合であって前記ジョブ保留条件が成立するときは前記ジョブを前記第1CPUの管理下に入れずに保留にする
ことを特徴とする[1]または[2]に記載の画像処理装置。
上記発明では、第1CPUは管理下にあるジョブを実行し、第2CPUは受信したジョブを直ちに第1CPUの管理下に入れるか、保留するかを制御する。
[4]前記第2CPUは、前記第1CPUが省電力状態から通常状態へ復帰したとき、前記保留されているジョブを前記第1CPUの管理下に入れる
ことを特徴とする[3]に記載の画像処理装置。
上記発明では、第1CPUが通常状態に復帰したとき、それまでに保留されたジョブを第1CPUの管理下に入れる。第1CPUが通常状態に復帰すればジョブが実行されるので、そのタイミングで、保留されているジョブを第1CPUの管理下に入れる。保留されているジョブのすべてを管理下に入れてもよいし、一部のみ管理下に入れるようにしてもよい。たとえば、時間指定のあるジョブであって指定時間の到来していないジョブは保留状態を継続するようにしてもよい。
[5]前記第2CPUは、受信したジョブを前記ジョブ保留条件が成立せずに前記第1CPUの管理下に入れる際に、前記保留されているジョブも前記第1CPUの管理下に入れる
ことを特徴とする[3]または[4]に記載の画像処理装置。
上記発明では、受信したジョブを第1CPUの管理下に入れるときには第1CPUは通常状態にある、または復帰するので、そのタイミングで、保留されているジョブを第1CPUの管理下に入れる。保留されているジョブのすべてを管理下に入れてもよいし、一部のみ管理下に入れるようにしてもよい。たとえば、時間指定のあるジョブであって指定時間の到来していないジョブは保留状態を継続するようにしてもよい。
[6]前記受信したジョブが前記保留されているジョブより先に実行されるように、前記受信したジョブおよび前記保留されているジョブを前記第1CPUの管理下に入れる
ことを特徴とする[5]に記載の画像処理装置。
上記発明では、第1CPUを通常状態に復帰させる起因となった受信したジョブは、即時実行させるべきなので、保留されているジョブより高い優先度で実行されるようにして第1CPUの管理下に入れる。
[7]前記第2CPUは、実行時期の指定されたジョブが前記保留状態にありかつその実行時期が到来したときは、前記ジョブを前記第1CPUの管理下に入れると共に前記第1CPUを通常状態に復帰させる
ことを特徴とする[3]乃至[6]のいずれか1つに記載の画像処理装置。
上記発明では、実行時期の指定されたジョブは、その実行時期が到来したときに未だ保留されているならば、第1CPUの管理下に入れて第1CPUを通常状態に復帰させる。これにより、実行時期が到来したとき、第1CPUにそのジョブを実行させることができる。
[8]前記実行時期の到来したジョブを前記第1CPUの管理下に入れる際に、前記実行時期の到来したジョブが他の保留されているジョブより先に実行されるように、前記実行時期の到来したジョブおよび前記他の保留されているジョブを前記第1CPUの管理下に入れる
ことを特徴とする[7]に記載の画像処理装置。
上記発明では、第1CPUを通常状態に復帰させる起因となった、実行時期の到来したジョブは、即時実行させるべきなので、保留されている他のジョブより高い優先度で実行されるようにして第1CPUの管理下に入れる。なお、保留されているジョブのすべてを管理下に入れてもよいし、一部のみ管理下に入れるようにしてもよい。たとえば、時間指定のあるジョブであって指定時間の到来していないジョブは保留状態を継続するようにしてもよい。
[9]前記第2CPUは、前記第1CPUより処理能力が低く電力消費の少ないCPUである
ことを特徴とする[1]乃至[8]のいずれか1つに記載の画像処理装置。
上記発明では、受信したジョブが保留可能か即時実行すべきか等を第1CPUを省電力状態としたまま第1CPUより低消費電力の第2CPUが判定するので、装置全体としての省電力化を図ることができる。
本発明に係る画像処理装置によれば、ジョブの実行を制御する第1CPUがジョブの受信に起因して省電力状態から通常状態へ無駄に復帰することがなく、高い省電力効果を得ることができる。
本発明の実施の形態に係る画像処理装置が接続されたネットワークシステムを示す説明図である。 本発明の実施の形態に係る画像処理装置の概略構成を示すブロック図である。 ジョブを受信したときのサブCPUの動作を示す流れ図である。 メインCPUが省電力状態のときのサブCPUの動作(ジョブ受信時の動作を除く)を示す流れ図である。 事例1の動作シーケンスを示す説明図である。 事例2の動作シーケンスを示す説明図である。 事例3の動作シーケンスを示す説明図である。 事例4の動作シーケンスを示す説明図である。 事例5の動作シーケンスを示す説明図である。 事例6の動作シーケンスを示す説明図である。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像処理装置10が接続されたネットワークシステムの一例を示している。画像処理装置10は、LAN(Local Area Network)などのネットワーク2を介して複数台の端末装置5(以後、クライアントとも呼ぶ)と接続されている。
画像処理装置10は、原稿を光学的に読み取ってその複製画像を記録紙に印刷するコピージョブ、読み取った原稿の画像データをファイルにして保存したり外部端末へネットワークを通じて送信したりするスキャンジョブ、端末装置5からネットワーク2を通じて受信した印刷データに係る画像を記録紙上に形成して印刷出力するプリントジョブ、ファクシミリ送受信するFAXジョブなどのジョブを実行する機能を備えた複合機(MFP)として構成されている。
端末装置5は、画像処理装置10に対して、スキャンジョブやプリントジョブなどのジョブを投入してその実行を要求する機能を備えた情報処理装置である。端末装置5は、OSプログラムや画像処理装置10のドライバプログラム、文書や画像を作成・編集するアプリケーションプログラムなどがインストールされたパーソナルコンピュータなどで構成される。スキャンジョブやプリントジョブの投入など画像処理装置10に対する各種の要求は画像処理装置10用のドライバプログラムによって行われる。
図2は、画像処理装置10の概略構成を示している。画像処理装置10は、ジョブの実行を制御するメインCPU(Central Processing Unit)11(第1CPU)と、このメインCPU11に接続されたROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、スキャナ部14と、プリンタ部15と、FAX部16と、表示部17と、操作部18と、画像処理部19とを備えている。さらに、メインCPU11には、サブCPU21(第2CPU)を内部に備えたブリッジ部20が接続されている。ブリッジ部20には、メモリ22と、不揮発メモリ23と、ネットワークI/F部24と、ハードディスク装置25が接続されている。また、画像処理装置10は、当該画像処理装置10の各部へ電力供給する電源部28を備えている。
メインCPU11ではOSプログラムをベースとし、その上で、ミドルウェアやアプリケーションプログラムなどが実行される。サブCPU21は、メインCPU11より処理能力が小さく消費電力も少ないCPUである。
メインCPU11は、ブリッジ部20を通じてサブCPU21およびブリッジ部20に接続されている各部へアクセスして情報を授受可能になっている。サブCPU21は、ブリッジ部20を通じてメモリ22、不揮発メモリ23、ネットワークI/F部24、ハードディスク装置25にアクセスでき、メインCPU11とも情報を授受することができる。これにより、たとえば、メモリ22や不揮発メモリ23は、メインCPU11とサブCPU21との間の情報授受の媒体としても使用される。
メインCPU11は、スキャナ部14、プリンタ部15、FAX部16、表示部17、操作部18、画像処理部19などを必要に応じて使用して各種ジョブの実行を制御する。たとえば、メインCPU11は、端末装置5から受信したプリントジョブに係る印刷をプリンタ部15に行わせるように制御する。
電源部28は、商用電源を適宜の電圧に変換して画像処理装置10の各部へ電力を供給する。また、メインCPU11やサブCPU21からの指示に従って、電力を供給するか供給停止するかを電力供給先別に制御する機能を備えている。画像処理装置10は、電源状態として、必要部分に通電されてジョブを実行可能な通常状態と、通常状態より電力消費が少なくジョブを実行しない省電力状態とを備えている。ここでは、通常状態では全ての部分に電力供給し、省電力状態では、サブCPU21、メモリ22、不揮発メモリ23、ネットワークI/F部24には給電し、他の部分(メインCPU11も含む)への給電は停止するようになっている。
ROM12には各種のプログラムが格納されており、これらのプログラムに従ってメインCPU11が処理を実行することでジョブの実行など画像処理装置10の各機能が実現される。RAM13はメインCPU11がプログラムを実行する際に各種のデータを一時的に格納するワークメモリや画像データを格納する画像メモリなどとして使用される。
スキャナ部14は、原稿を光学的に読み取って画像データを取得する機能を果たす。スキャナ部14は、たとえば、原稿に光を照射する光源と、その反射光を受けて原稿を幅方向に1ライン分読み取るラインイメージセンサと、ライン単位の読取位置を原稿の長さ方向に順次移動させる移動手段と、原稿からの反射光をラインイメージセンサに導いて結像させるレンズやミラーなどからなる光学経路、ラインイメージセンサの出力するアナログ画像信号をデジタルの画像データに変換する変換部などを備えて構成される。
プリンタ部15は、画像データに応じた画像を記録紙上に画像形成する機能を果たす。ここでは、記録紙の搬送装置と、感光体ドラムと、帯電装置と、レーザーユニットと、現像装置と、転写分離装置と、クリーニング装置と、定着装置とを有し、電子写真プロセスによって画像形成を行う、所謂、レーザープリンタとして構成されている。画像形成は他の方式でもかまわない。
FAX部16は、ファクシミリ送信および受信に係る動作を制御する。
画像処理装置10の操作パネルは表示部17と操作部18を備えて構成される。表示部17は、液晶ディスプレイ(LCD…Liquid Crystal Display)などで構成され、各種の操作画面、設定画面などを表示する機能を果たす。操作部18は、ユーザからジョブの投入や設定など各種の操作を受け付ける機能を果たす。操作部18は、表示部17の画面上に設けられて押下された座標位置を検出するタッチパネルのほかテンキーや文字入力キー、スタートキーなどを備えて構成される。
画像処理部19は、画像の拡大縮小、回転などの処理のほか、印刷データをイメージデータに変換するラスタライズ処理、画像データの圧縮、伸張処理などを行う。
メモリ22はサブCPU21のワークメモリとして使用される。不揮発メモリ23は、電源がオフされても記憶内容が破壊されないメモリ(フラッシュメモリ)であり、サブCPU21が実行するプログラムなどが記憶されている。ネットワークI/F部24は、ネットワーク2を通じて端末装置5やその他の外部装置と各種のデータを送受信する機能を果たす。ハードディスク装置25は、大容量不揮発の記憶装置であり、プログラムのほか、たとえば、ジョブデータや画像データの保存に使用される。
サブCPU21は、メインCPU11とは別に、OSプログラムに関係なく独自に動作し、メインCPU11の動作あるいは給電が停止する電源状態でも、サブCPU21は稼動している。画像処理装置10は、サブCPU21が稼動している状態であれば、メモリ22や不揮発メモリ23へのアクセス、ネットワークI/F部24による通信を行うことができる。すなわち、ネットワークI/F部24はサブCPU21によってルーティングされ、OS上のソフトウェアに依存することなく、ネットワーク2を介して端末装置5などの外部装置と通信することができる。
サブCPU21は、ネットワークI/F部24とメインCPU11との間に介在し、ネットワークI/F部24を通じて端末装置5などから受信したジョブ(ジョブデータとも呼ぶ)を、メインCPU11の管理下に入れる機能を果たし、メインCPU11は、サブCPU21によって管理下に入れられたジョブのみを対象に、ジョブの実行を制御する。
管理下に入れるとは、メインCPU11がそのジョブを実行対象として認識する状態にすることである。たとえば、実行対象のジョブを登録するための所定の登録エリアにジョブを登録したり、サブCPU21からメインCPU11へジョブを送信して引き渡したりすることが管理下に入れることになる。また、ジョブの実体をサブCPU21からメインCPU11へ転送するほか、たとえば、ジョブの実体の記憶場所は変えずに、そのジョブの属性を「未登録」から「登録」に変更する、といった方法で管理下に入れるようにしてもよい。
次に、電源状態の移行に関する画像処理装置10の動作をより詳細に説明する。
画像処理装置10では、メインCPU11が省電力状態にあるときにネットワークI/F部24を通じてジョブを受信したとき、そのジョブの実行を保留してもよいか否か(ジョブ保留条件の成否)を、サブCPU21が判断する。そして、保留可能と判断した場合は、そのジョブをメインCPU11の管理下に入れずに保留し、メインCPU11を通常状態へ復帰させない。保留しないと判断した場合は、そのジョブをメインCPU11の管理下に入れ、かつメインCPU11を通常状態へ復帰させるようになっている。
ジョブ保留条件は、そのジョブを即時実行するべきか保留してもよいかを判断するための条件である。たとえば、ジョブの種類などを基準とする場合は次のようなものである。
・印刷ジョブに関しては、保留しないジョブ(緊急性のあるジョブ、即時実行のジョブ)とデフォルト設定する。つまり、基本的に印刷ジョブはジョブ保留条件の成立しない即時実行のジョブとなる。
・保留するジョブには、画像処理装置10の記憶装置(ハードディスク装置25など)に保存のみを行うジョブ、時間指定のあるジョブ(印刷ジョブを含む)、緊急性がないとクライアントが設定したジョブ(印刷ジョブを含む)などがある
たとえば、端末装置5はジョブに優先度情報を付与して画像処理装置10へ送信する。画像処理装置10はその優先度情報に基づいて、保留可能か否かを判断する。優先度情報としては、たとえば、即時実行すべきか保留可能かを判定可能な情報であればよく、優先度レベルといったものでもよい。たとえば、1〜5のレベルで優先度を設定可能な場合、レベル1、2は保留不可、レベル3〜5は保留可能と判定するといった設定を行えばよい。
なお、これらのジョブ保留条件は、管理者等が適宜、設定変更可能になっている。ジョブ保留条件は、上記のように、ジョブに係る条件に限るものではない。たとえば、ジョブを直ぐに実行しなくてもよい時間帯や期間(夜間や休日など)をジョブ保留条件として設定するようにしてもよい。
時間指定(実行時期の指定)のあるジョブとは、そのジョブの実行開始日時、あるいは実行終了日時が指定されているジョブである。前者の場合、指定時間の到達とは、実行開始日時の到来であり、後者の場合、実行終了日時よりそのジョブの実行に要する時間だけ手前の日時の到来である。
図3は、画像処理装置10のネットワークI/F部24がジョブを受信したときのサブCPU21の動作を示している。サブCPU21は、ネットワークI/F部24がジョブを受信した(ステップS101)とき、メインCPU11の電源状態(稼動状態)を確認する(ステップS102)。メインCPU11の電源状態が通常状態の場合は(ステップS102:ON)、受信したジョブを即座にメインCPU11の管理下に入れる(ステップS103)。この場合は、通常状態にあるメインCPU11は、管理下にあるジョブを順次実行する。
一方、ジョブを受信したときにメインCPU11が省電力状態(メインCPU11が非稼動状態)の場合(ステップS102:OFF)、サブCPU21はジョブ保留条件の成否を判断する(ステップS104)。ジョブ保留条件が成立するとき、すなわちジョブの実行を保留してもよい場合は(ステップS104;Yes)、その受信したジョブをメインCPU11の管理下に入れずに、ハードディスク装置25や不揮発メモリ23などサブCPU21側の記憶装置に一時保存して保留する(ステップS105)。たとえば、ボックス保存のみのジョブなどは、緊急性を要しないジョブなのでジョブ保留条件が成立して保留される。
一方、ジョブ保留条件が成立しないときは(ステップS104;No)、その受信したジョブを直ちにメインCPU11の管理下に入れる(ステップS106)。
さらに、すでに保留されているジョブがあれば、それらをメインCPU11の管理下に入れる(ステップS107)。この際、今回受信したジョブ(ジョブ保留条件の成立しないジョブ)が優先的に実行され、その後、保留中であったジョブが実行されるように順序付ける。保留中のジョブの中には、時間指定のない保留ジョブのほか、指定時間に到達していない時間指定ジョブもある。保留されている時間指定のあるジョブは、その時間指定を付したままメインCPU11の管理下に入れる。保留されているその他のジョブは、優先順位の高いものが先に実行されるようにして、メインCPU11の管理下に入れる。たとえば、先に保留したものが高い優先順位となるように、また、ジョブに優先度情報が付されている場合はそれに沿った順序になるようにする。順序付けは、管理下に入れる順序で特定してもよいし、実行順序を示す情報をジョブに付与して管理下に入れるようにしてもよい。
その後、メインCPU11を通常状態に復帰させる(ステップS108)。
図4は、メインCPU11が省電力状態のときのサブCPU21の動作の流れを示している。なお、メインCPU11が省電力状態でジョブを受信したときの動作は図3に示した処理に含まれる(ステップS104〜S108が該当する)ので、その部分は図4の処理から除いてある。
サブCPU21は、メインCPU11の電源状態を監視し(ステップS201)、メインCPU11が通常状態(稼動状態)に移行した場合は(ステップS201;Yes)、保留中のジョブをメインCPU11の管理下に入れる(ステップS205)。たとえば、画像処理装置10の電源スイッチが手動でONにされたりすることで、メインCPU11が起動した時に、保留中のジョブがメインCPU11の管理下に入れられる。保留中のジョブの中には、時間指定のない保留ジョブのほか、指定時間に到達していない時間指定ジョブもある。管理下への入れ方は、ステップS107と同様である。
メインCPU11が省電力状態を維持しているときは(ステップS201;No)、保留されているジョブの中に時間指定のものがあるか否かを判定する(ステップS202)。時間指定のジョブがなければ(ステップS202;No)、ステップS201へ戻って処理を継続する。
時間指定のジョブがあれば(ステップS202;Yes)、その指定されている時間に到達しているか否かを判定する(ステップS203)。指定時間に到達していなければ(ステップS203;No)、ステップS201に戻って処理を継続する。
指定時間に到達している場合は(ステップS203;Yes)、メインCPU11を起動し(ステップS204)、保留中のジョブ(ジョブデータ)をメインCPU11の管理下に入れる(ステップS205)。この際、今回指定時間に到達したジョブが優先的に実行されるようにする。
以上により、メインCPU11を省電力状態から通常状態へ復帰させる回数を減らしつつ、緊急なジョブ(ジョブ保留条件の成立しないジョブ)を受信したときは、直ちにメインCPU11を省電力状態から通常状態に復帰させてそのジョブを実行させることができる。
また、メインCPU11が何らかの理由で通常状態に復帰するときに、保留中のジョブをメインCPU11の管理下へ入れるので、メインCPU11を省電力状態から通常状態へ復帰させる回数をより一層、効率的に減らすことができる。
また、時間指定のジョブが保留された状態でその指定時間に到達した場合は、サブCPU21がそのジョブをメインCPU11の管理下に入れると共にメインCPU11を通常状態に復帰させるので、時間指定のジョブをその指定された時間に確実にメインCPU11の管理下に入れて実行させることができる。
さらに、メインCPU11を通常状態に復帰させる起因となったジョブ(緊急性のある受信ジョブ、指定時間が到達したジョブ)が、保留されているジョブよりも優先的に実行されるようにメインCPU11の管理下に入れるので、緊急性に応じた適切なジョブの実行順序が確保される。
次に、本実施の形態の画像処理装置10の動作に係る各種事例について説明する。
<事例1:メインCPU11の電源がオフ(省電力状態)時にジョブ保留条件の成立しない(緊急性のある)ジョブデータを受信した場合>
図5に示す動作になる。すなわち、クライアント(端末装置)5が緊急性のあるジョブデータを画像処理装置10へ送信する(P11)。画像処理装置10のサブCPU21はジョブデータの受信後、緊急性の有無(ジョブ保留条件の成否)を確認する。この場合、ジョブデータに緊急性があるので、メインCPU11に起動するように命令する(P12)。この命令よりメインCPU11は起動する。起動したメインCPU11は、サブCPU21にメインCPU11が起動した事を通知する(P13)。サブCPU21は、メインCPU11の起動を確認した後、今回受信したジョブデータをメインCPU11側に送信して、メインCPU11の管理下に入れる(P14)。メインCPU11は、受信した(管理下に入れられた)ジョブデータに基づいてジョブを実行する。
<事例2:メインCPU11の電源がオフ時にジョブ保留条件の成立する(緊急性のない)ジョブデータを受信した場合>
図6に示す動作になる。すなわち、クライアント5が緊急性のあるジョブデータを画像処理装置10へ送信する(P21)。画像処理装置10のサブCPU21はジョブデータの受信後、緊急性の有無を確認する。この場合、ジョブデータに緊急性がないので、サブCPU21は、サブCPU21側の記憶装置(ハードディスク装置25など)にジョブデータを一時保存して保留にする(メインCPU11の管理下にはいれない。)。
<事例3:メインCPU11の電源がオン(通常状態)時にジョブデータを受信した場合>
図7に示す動作になる。すなわち、クライアント5が、たとえば、緊急性のないジョブデータを画像処理装置10へ送信する(P31)。画像処理装置10のサブCPU21は、メインCPU11が起動しているので、ジョブデータを受信した後、緊急性の有無に関わらず、該受信したジョブデータをメインCPU11側に送信して、メインCPU11の管理下に入れる(P32)。メインCPU11は受信した(管理下に入れられた)ジョブデータに基づいてジョブを実行する。
<事例4:ジョブデータを保留(一時保存)している状態で、画像処理装置10の電源スイッチがオンされてメインCPU11が起動した場合>
図8に示す動作になる。たとえば、ユーザが画像処理装置10の電源スイッチをオンにしてメインCPU11を起動する(P41)。メインCPU11は起動後、サブCPU21に対してメインCPU11が起動したことを通知する(P42)。サブCPU21は、メインCPU11の起動を確認した後、保留されているジョブデータをメインCPU11側に送信して、メインCPU11の管理下に入れる(P43)。メインCPU11は、受信した(管理下に入れられた)ジョブデータを順次実行する。
<事例5:ジョブデータを保留(一時保存)している状態で緊急性のあるジョブデータを受信した場合>
図9に示す動作になる。すなわち、クライアント5が、緊急性のあるジョブデータを画像処理装置10へ送信する(P51)。画像処理装置10のサブCPU21はジョブデータの受信後、緊急性の有無を確認する。この場合、ジョブデータに緊急性があるので、メインCPU11に起動するように命令する(P52)。この命令よりメインCPU11は起動する。起動したメインCPU11は、サブCPU21側にメインCPU11が起動したことを通知する(P53)。
サブCPU21は、メインCPU11の起動を確認した後、今回受信したジョブデータをメインCPU11側に送信して、メインCPU11の管理下に入れる(P54)。メインCPU11は、受信した(管理下に入れられた)ジョブデータを実行し、実行完了すると、実行が終了したことをサブCPU21に通知する(P55)。サブCPU21は、先ほど送信したジョブデータの実行終了を確認した後、保留されているジョブデータをメインCPU11側に送信してメインCPU11の管理下に入れる(P56)。メインCPU11は、受信した(管理下に入れられた)ジョブデータに基づいてジョブを順次実行する。
<事例6:保留している複数のジョブデータの中の1つが時間指定ジョブであってその指定時間になった場合>
図10に示す動作になる、すなわち、保留しているジョブデータのうちの一つが時間指定ジョブであってその指定時間に到達したので、サブCPU21はメインCPU11に起動するように命令する(P61)。この命令よりメインCPU11は起動する。起動したメインCPU11は、サブCPU21側にメインCPU11が起動した事を通知する(P62)。
サブCPU21は、メインCPU11の起動を確認した後、今回、指定時間に到達したジョブデータをメインCPU11側に送信して、メインCPU11の管理下に入れる(P63)。メインCPU11は、受信した(管理下に入れられた)ジョブデータを実行し、実行完了すると、実行が終了したことをサブCPU21に通知する(P64)。これを受けたサブCPU21は、保留されている他のジョブデータをメインCPU11側に送信してメインCPU11の管理下に入れる(P65)。メインCPU11は、受信した(管理下に入れられた)ジョブデータに基づいてジョブを順次実行する。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
実施の形態では、電源状態を通常状態と省電力状態の2つとして説明したが、より多くの電源状態を有する装置でもかまわない。すなわち、本発明の省電力状態はメインCPU11が非稼動の状態であり、通常状態はメインCPU11が稼動している状態であればよく、これらの2つが含まれれば、より多くの電源状態がさらに細かく設けられてもかまわない。
なお、実施の形態では、サブCPU21はジョブをメインCPU11の管理下に入れる制御を行い、メインCPU11は管理下にあるジョブを実行するようにしたが、管理下に入れる/入れない、といった制御を行わない構成としてもよい。すなわち、受信したジョブはすべてメインCPU11の実行対象となるようにし、サブCPU21は、省電力状態でジョブを受信したときに、ジョブ保留条件に基づき、メインCPU11を通常状態に復帰させるか否かのみを判断するようにしてもよい。
具体的には、ジョブを受信したとき、ジョブ保留条件の成否を判断し、ジョブ保留条件が成立する場合はメインCPU11をそのまま省電力状態に維持する。この場合、ジョブデータがメインCPU11の実行対象に登録されたとしてもメインCPU11が省電力状態に維持されるので、そのジョブが実行されることはない。ジョブ保留条件が成立しない場合は、サブCPU21はメインCPU11を通常状態に復帰させる。今回受信したジョブは実行対象となっているので、復帰したメインCPU11はこのジョブを実行する。
このように、サブCPU21は、ジョブ受信時にジョブ保留条件の成否を判断し、成立しない場合のみメインCPU11を通常状態に復帰させるという制御を行えば、「管理下に入れる/入れない」を制御しなくても、メインCPU11を省電力状態から通常状態へ復帰させる回数を低減することができる。なお、この場合、時間指定されたジョブについては、サブCPU21がその指定時間の到来を監視し、指定時間が到来したときにメインCPU11を通常状態に復帰させるようにするとよい。
実施の形態のように、管理下に入れる制御を行えば、緊急性のあるジョブを受信したときや時間指定のあるジョブの指定時間に到達したときに、それらのジョブが他の保留されているジョブより先に(優先的に)実行されるように順序付けてメインCPU11の管理下に入れることができ、緊急性に応じたより適切な実行順序でジョブを実行させることができる。
事例4、5、6などにおいて、時間指定された保留ジョブがその指定時間の到来前にメインCPU11の管理下に入れられた場合、メインCPU11はそのジョブの指定時間の到来を監視する。たとえば、指定時間にタイムアップするように別途のタイマーをセットしてメインCPU11自身は省電力状態に入り、タイマーのタイムアップによって通常状態へ復帰する、といった処理を行うとよい。
また、実施の形態では、事例4、5、6において、時間指定のある保留されているジョブ(指定時間が到来していないもの)もメインCPU11の管理下に入れるようにしたが、時間指定のあるジョブであって指定時間が到来していないジョブは、サブCPU21側で保留のままにしておくように制御してもよい。この場合、サブCPU21は、時間指定のあるジョブについてはその指定時間が到来したときにメインCPU11の管理下に入れかつメインCPU11を通常状態に復帰させるように動作する。このようにすれば、指定時間の到来はサブCPU21がすべて管理するようになるので、メインCPU11側で指定時間の到来を一切管理しなくて済む。
2…ネットワーク
5…端末装置
10…画像処理装置
11…メインCPU
12…ROM
13…RAM
14…スキャナ部
15…プリンタ部
16…FAX部
17…表示部
18…操作部
19…画像処理部
20…ブリッジ部
21…サブCPU
22…メモリ
23…不揮発メモリ
24…ネットワークI/F部
25…ハードディスク装置
28…電源部

Claims (9)

  1. 外部装置からジョブを受信する受信部と、
    前記受信部で受信したジョブを記憶する記憶部と、
    電源状態が通常状態のときは前記記憶部に記憶されているジョブの実行を制御し、前記通常状態より電力消費の少ない省電力状態のときはジョブを実行しない第1CPUと、
    前記第1CPUが前記省電力状態のときに前記受信部がジョブを受信した場合に、所定のジョブ保留条件の成否を判断し、成立しない場合のみ前記第1CPUを通常状態に復帰させる第2CPUと、
    を有する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記ジョブ保留条件は、前記ジョブが即時実行を要しないジョブの場合は成立し、即時実行を要するジョブの場合は成立しない
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記第1CPUは、管理下にあるジョブを実行し、
    前記第2CPUは、前記受信部が受信したジョブを前記第1CPUの管理下に入れる機能を果たすと共に、前記第1CPUが前記省電力状態のときに前記受信部がジョブを受信した場合であって前記ジョブ保留条件が成立しないときは前記ジョブを前記第1CPUの管理下に入れ、前記第1CPUが前記省電力状態のときに前記受信部がジョブを受信した場合であって前記ジョブ保留条件が成立するときは前記ジョブを前記第1CPUの管理下に入れずに保留にする
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記第2CPUは、前記第1CPUが省電力状態から通常状態へ復帰したとき、前記保留されているジョブを前記第1CPUの管理下に入れる
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記第2CPUは、受信したジョブを前記ジョブ保留条件が成立せずに前記第1CPUの管理下に入れる際に、前記保留されているジョブも前記第1CPUの管理下に入れる
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の画像処理装置。
  6. 前記受信したジョブが前記保留されているジョブより先に実行されるように、前記受信したジョブおよび前記保留されているジョブを前記第1CPUの管理下に入れる
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 前記第2CPUは、実行時期の指定されたジョブが前記保留状態にありかつその実行時期が到来したときは、前記ジョブを前記第1CPUの管理下に入れると共に前記第1CPUを通常状態に復帰させる
    ことを特徴とする請求項3乃至6のいずれか1つに記載の画像処理装置。
  8. 前記実行時期の到来したジョブを前記第1CPUの管理下に入れる際に、前記実行時期の到来したジョブが他の保留されているジョブより先に実行されるように、前記実行時期の到来したジョブおよび前記他の保留されているジョブを前記第1CPUの管理下に入れる
    ことを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
  9. 前記第2CPUは、前記第1CPUより処理能力が低く電力消費の少ないCPUである
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1つに記載の画像処理装置。
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