JP2011065494A - ネットワーク画像形成システムおよびそのシステムに用いられる画像形成装置 - Google Patents

ネットワーク画像形成システムおよびそのシステムに用いられる画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザにとって好適に、MFPを省電力モードに移行させる。
【解決手段】MFPは、モード判定時間になると(S2200にてYES)、省電力モード移行条件を読出すステップ(S2210)と、自機のプリンタドライバが有効に設定されたPCの中で稼働中であるPCの比率を第1の指標として算出するステップ(S2220)と、稼働中のPCの中で自己の使用頻度が高いPCの比率を第2の指標として算出するステップ(S2230)と、ネットワーク上の全てのMFPの中で省電力モードでないMFPの比率を第3の指標として算出するステップ(S2240)と、PCが印刷を要求する状態を示す第1および第2の指標および他のMFPの状態を示す第3の指標を用いた条件部を有する移行条件が成立すると(S2250にてYES)、移行条件の分岐部に従って省電力モードへ移行するステップ(S2260)とを含むプログラムを実行する。
【選択図】図11

Description

本発明は、クライアントコンピュータ等で作成した画像データを用いて、ネットワーク接続された画像形成装置で画像形成する(記録用紙に画像を印刷する)画像形成システムであって、特に、ネットワークに複数の画像形成装置が接続されている場合に、クライアントコンピュータの状態およびネットワーク上の他の画像形成装置の状態に基づいて、ユーザにとって好適かつ最も省電力になるように、画像形成装置が自己の省電力モードを決定して、その省電力モードに移行することのできるネットワーク画像形成システムに関する。また、本発明は、このようなネットワーク画像形成システムに用いられる画像形成装置にも関係がある。
プリンタやコピー等の画像形成装置をネットワークに接続し、これらを複数のユーザで利用するケースが多くなっている。このように使用される画像形成装置は、ユーザの印刷要求タイミングが個人個人により異なるので、長時間にわたって電源が投入されていることが多く、消費電力の削減に対する対策が必要となっている。特に、複合機((MFP(MultiFunction Peripheral))のように、コピー機能、ファクシミリ機能(以下、ファクシミリをFAXと記載する場合がある。)、ネットワーク対応のプリンタ機能、およびスキャナ機能を有する場合には、夜間および休日等を含め終日にわたって主電源を遮断しないこともあり、消費電力の削減についてのニーズは一層高くなっている。
このようなことから、MFPにおいて、主電源が入っているが作動要求がない一定時間が経過すると、電源をオフ状態または使用しないユニット(モジュールともいう。)への電力供給を停止するパワーセーブ状態等の省エネルギーモード(以下、省エネモードまたは省電力モードと記載する。)に、自動的に移行することが行なわれている。そして、この省電力モードは、通常、ユーザがプリントまたはコピー開始のためのキー操作、ネットワークを介した印刷要求等によって解除されて印刷動作が行なわれる。
このようなクライアントコンピュータとMFPとをネットワークにより接続したシステムにおいては、ネットワーク上のMFPが同じネットワーク上のどれだけのクライアントコンピュータから使用されているかということ(使用状況)とは関係なく、MFPにおいて画像形成要求がない状況が一定時間継続すると自動的に省電力モードに移行してしまう。
一方、MFPにおいては(特に、電子写真方式で画像を形成するMFPにおいては)、省電力モードから印刷可能な通常モードに復帰するためには定着装置の準備(特にヒータランプが所定の温度まで上昇するための準備)を必要とするために、相当の時間がかかる。使用状況とは関係なくMFPを省電力モードへ移行させる場合、MFPにおいて作動要求がない一定時間が経過すると自動的に省電力モードに移行しているため、MFPで印刷するクライアントコンピュータのユーザは、自分が使用するMFPは、印刷準備に相当の時間がかかる省電力モードでない通常モードである方がよいと考える。
特開2000−343792号公報(特許文献1)は、このような問題点に鑑みて、使用状況に見合った省電力機能を実現することができる画像形成装置を開示する。この画像形成装置は、省電力機能を備え、外部装置とネットワークを介して接続された画像形成装置であって、同じネットワーク上に接続されかつこの画像形成装置を使用する外部装置の数を記憶する記憶部と、この記憶部に記憶されている外部装置の数に応じて省電力機能の内容を切り替える切替部とを有する。
この画像形成装置によると、同じネットワーク上にあって画像形成装置を使用する外部装置(クライアントコンピュータ)の数に応じて省電力機能の内容(たとえば、通常モードから省電力モードへの移行時間、および/または、省電力モードの種類)を切り替えるので、使用状況に見合った省電力機能が実現され、画像形成装置の有効活用が可能となり、利用者の利便性を向上することができる。なお、一定期間使用されない外部装置は記憶部から削除される。すなわち、記憶部に登録されている外部装置の中に、数日または数週間の一定期間の間に印刷ジョブを送信してこない外部装置が存在する場合には、その外部装置の登録を抹消して外部装置の数の値を減らすことで、いたずらに外部装置の数が増加することにより、なかなか省電力モードに移行しなくなるといった事態を防止している(特許文献1の段落0027)。
また、特開2004−1241号公報(特許文献2)は、外部装置(クライアントコンピュータ)の台数ではなく、クライアントコンピュータの動作モードに着目して省電力モードに移行する画像形成装置を開示する。この画像形成装置は、単数または複数のホスト装置とネットワーク接続が可能な画像形成装置であって、消費電力量を低減させる省電力機能を機能させて画像形成装置を省電力モードに移行させる省電力部と、ホスト装置が省電力モードにある場合に転送される省電力コマンドを受信するコマンド受信部とを備え、コマンド受信部が、画像形成装置と接続されている全てのホスト装置から省電力コマンドを受信した場合、省電力部により画像形成装置を省電力モードに移行させる。
この画像形成装置によると、ホスト装置(クライアントコンピュータ)の動作と画像形成装置の動作とを関連づけて省電力機能を制御することにより、画像形成装置の消費電力量を低減することができる。たとえば、ネットワークに接続されたホスト装置(クライアントコンピュータ)が全て省電力モード(スリープモード)であるときには、画像形成装置を省電力モードに移行される。
特開2000−343792号公報 特開2004−1241号公報
しかしながら、上述した特許文献1に開示された画像形成装置は、使用されている外部装置(クライアントコンピュータ)の数が少ないと、省電力モードへ早く移行されることが開示されているに過ぎず、特許文献2に開示された画像形成装置は、ホスト装置(クライアントコンピュータ)が全て省電力モード(スリープモード)であれば、省電力モードに移行されることが開示されているに過ぎない。
たとえば、特許文献1においては、数日または数週間の一定期間の間に印刷ジョブを送信してこない外部装置(クライアントコンピュータ)については、使用されている外部装置として認識されなくなり、使用台数が減るので、MFPが省電力モードへ入りやすくなる。これでは、数日または数週間の一定期間の間に印刷ジョブを送信してこないことが明らかになって始めて省電力モードへの移行条件が変更される。このため、MFPにおける省電力モードへの移行条件が頻繁に変更されるわけではなく、現実にはMFPが省電力モードへ移行しないことが想定される。また、特許文献2においては、ネットワークに接続された全ての外部装置(クライアントコンピュータ)が省電力モードにならないと、MFPは省電力モードに移行しないので、現実にはMFPが省電力モードへ移行しないことが想定される。
さらに、MFPが接続されたネットワーク上のクライアントコンピュータには、MFPによる印刷のために、MFPごとのプリンタドライバがインストールされる。このようなプリンタドライバがインストールされていないクライアントコンピュータがネットワークに接続されていても、インストールされていないプリンタドライバに対応するMFPへ印刷が要求されることはない。このため、このようにプリンタドライバがインストールされていないクライアントコンピュータを含めて複数のクライアントコンピュータがネットワークに接続されている場合に、特許文献1のように、プリンタドライバがインストールされていないクライアントコンピュータを含めてクライアントコンピュータ(外部装置)の数でMFPの省電力モードへの移行条件を変更することに意味がない場合があり、特許文献2のように、プリンタドライバがインストールされていないクライアントコンピュータを含めた全てのクライアントコンピュータ(ホスト装置)が省電力モードでないとMFPが省電力モードへ移行しないことにも意味がない場合がある。
すなわち、複数のMFPと複数のクライアントコンピュータとで構成されるネットワーク画像形成システムにおいて、使用される可能性のないクライアントコンピュータまたは使用される可能性の低いクライアントコンピュータの数または動作モードに基づいて、MFPを省電力モードに移行させる条件を決定することに意味がない場合がある。このように移行条件を決定しても、MFPが省電力モードへ好適に移行しないことが考えられる。
さらに、このようなネットワーク画像形成システムにおいては、特定のMFPでなくても他のMFPで印刷要求が処理できる場合もある。このような場合であって、少ない印刷要求しかないにもかかわらず、多くの台数のMFPを通常モードで稼動させておくことも、このシステム全体として、十分に省電力モードへ移行しているとはいえない。逆に、多くのMFPが省電力モードであるときに、さらに通常モードのMFPを省電力モードに移行させると、ネットワーク上のMFPが全てまたは大部分を省電力モードに移行する。これでは、印刷要求があったときに、速やかに、画像を形成することができない。
本発明は、上述の課題を解決するために、複数のクライアントコンピュータおよび複数の画像形成装置で構成されるネットワーク画像形成システムであって、ネットワーク上のクライアントコンピュータが画像形成を要求する状態およびネットワーク上の他の画像形成装置の状態に基づいて、ユーザにとって好適かつ最も省電力になるように、画像形成装置が自己の省電力モードを決定して、その省電力モードに移行することのできるネットワーク画像形成システムを提供することである。また、このようなネットワーク画像形成システムに用いられる画像形成装置を提供することである。
本発明の第1の局面に係るネットワーク画像形成システムは、複数のクライアントコンピュータと、2以上の省電力モードを備えた複数の画像形成装置とを含む。このネットワーク画像形成システムは、画像データを作成するとともに、自己からの画像形成が可能な画像形成装置についての装置情報を複数の画像形成装置へ送信し、作成された画像データを複数の画像形成装置の中の1の画像形成装置へ送信するクライアントコンピュータと、クライアントコンピュータから受信した画像データを用いて画像を形成するとともに、複数のクライアントコンピュータにおける装置情報に基づいて、2以上の省電力モードの中から選択された省電力モードへ移行する画像形成装置とを含む。
本発明の第2の局面に係る画像形成装置は、複数のクライアントコンピュータと複数の画像形成装置とを含むネットワーク画像形成システムで用いられる。この画像形成装置は、画像データをクライアントコンピュータから受信するための画像データ受信手段と、クライアントコンピュータから、当該クライアントコンピュータからの画像形成が可能な画像形成装置についての装置情報を受信するための受信手段と、クライアントコンピュータから受信した画像データを用いて画像を形成するための画像形成手段と、クライアントコンピュータから受信した、複数のクライアントコンピュータにおける装置情報に基づいて、2以上の省電力モードの中から選択された省電力モードへ移行するための移行手段とを含む。
このようなネットワーク画像形成システムまたは画像形成装置によると、ネットワークに接続された複数のクライアントコンピュータからの画像形成が可能な画像形成装置についての装置情報が、複数のクライアントコンピュータについて収集される。すなわち、ネットワークに接続された画像形成装置が、どの程度の数のクライアントコンピュータにおいて画像形成が可能である状態に設定されているのかがわかるようになる。この場合において、画像形成が可能である状態のクライアントコンピュータの数が多い画像形成装置は、画像形成要求を受ける可能性が高いので、復帰に時間を必要とする省電力モードへ移行しないほうが、画像形成を要求するユーザのニーズに応えられる。逆に、画像形成が可能である状態のクライアントコンピュータの数が少ない画像形成装置は、画像形成要求を受ける可能性が低いので、復帰に時間を必要とする消費電力量の小さい省電力モードへ移行するほうが、省エネルギーを実現できる。このようにすると、真に画像形成要求があるか否かに基づいて、画像形成装置の省電力モードが決定される。このため、ユーザにとって好適かつ最も省電力になるように、画像形成装置を省電力モードに移行することができる。
第2の局面に係る画像形成装置において、装置情報は、当該クライアントコンピュータから画像データの送信が可能な画像形成装置についての情報であるように構成することができる。また、装置情報は、当該クライアントコンピュータから画像データの送信が可能なように導入される画像形成装置のプリンタドライバについての情報であるように構成することができる。
クライアントコンピュータから画像形成装置に画像データを送信して画像形成装置において画像を形成するためには、クライアントコンピュータにプリンタドライバを導入する必要がある。このように、画像データの送信が可能な画像形成装置についての情報、すなわち、プリンタドライバについての情報を、画像形成装置がクライアントコンピュータから受信するので、画像形成装置は、どの程度の数のクライアントコンピュータにおいて画像形成が可能である状態に設定されているのかがわかるようになる。
画像形成装置における移行手段は、自己による画像形成が可能なクライアントコンピュータの数が多いとき、2以上の省電力モードの中の消費電力量の大きい省電力モードへ移行するための手段を含むように構成することができる。この場合において、この移行手段は、自己による画像形成が可能なクライアントコンピュータの中で稼働中のクライアントコンピュータの比率が高いとき、2以上の省電力モードの中の消費電力量の大きい省電力モードへ移行するための手段を含むように構成することができる。なお、このように構成することは、移行手段が、自己による画像形成が可能なクライアントコンピュータの数が少ないとき、または、自己による画像形成が可能なクライアントコンピュータの中で稼働中のクライアントコンピュータの比率が低いとき、2以上の省電力モードの中の消費電力量の小さい省電力モードへ移行するための手段(消費電力量をより低減させるための手段)を含むように構成することができることを示すものである。
このようにすると、画像形成装置は、自己による画像形成が可能なように設定されたクライアントコンピュータの数が多い場合、または、このようなクライアントコンピュータの中で稼働中のクライアントコンピュータの比率が高い場合には、画像形成要求を受ける可能性が高いので、復帰に時間を必要としない省電力モード(消費電力量の大きい省電力モード)へ移行する。このような消費電力量の大きい省電力モードでは、画像形成するための通常モードへの復帰に時間を必要としないので、画像形成を要求するユーザのニーズに応えられる。
この画像形成装置は、クライアントコンピュータ毎に、自己による画像形成の頻度を取得するための手段をさらに含むように構成することができる。この場合、移行手段は、自己による画像形成が可能なクライアントコンピュータであって頻度が高いクライアントコンピュータが多いとき、2以上の省電力モードの中の消費電力量の大きい省電力モードへ移行するための手段を含むように構成することができる。なお、移行手段は、稼働中のクライアントコンピュータの中で頻度が高いクライアントコンピュータの比率が高いとき、2以上の省電力モードの中の消費電力量の大きい省電力モードへ移行するための手段を含むように構成することができる。なお、このように構成することは、移行手段が、自己による画像形成が可能なクライアントコンピュータであって頻度が高いクライアントコンピュータが少ないとき、または、稼働中のクライアントコンピュータの中で頻度が高いクライアントコンピュータの比率が低いとき、2以上の省電力モードの中の消費電力量の小さい省電力モードへ移行するための手段(消費電力量をより低減させるための手段)を含むように構成することができることを示すものである。
このようにすると、画像形成装置は、自己による画像形成が可能なように設定されたクライアントコンピュータであって、画像形成の頻度が高い場合、または、稼働中のクライアントコンピュータの中で画像形成の頻度が高いクライアントコンピュータの比率が高い場合には、画像形成要求を受ける可能性が高い。このため、このような画像形成装置は、復帰に時間を必要としない省電力モード(消費電力量の大きい省電力モード)へ移行する。このような消費電力量の大きい省電力モードでは、画像形成するための通常モードへの復帰に時間を必要としないので、画像形成を要求するユーザのニーズに応えられる。
この画像形成装置は、ネットワークに接続された他の画像形成装置から、当該画像形成装置の省電力モードを取得するためのモード取得手段をさらに含むように構成することができる。この場合、移行手段は、複数のクライアントコンピュータにおける装置情報および他の画像形成装置の省電力モードに基づいて、2以上の省電力モードの中から選択された省電力モードへ移行するための移行手段とを含むように構成することができる。なお、移行手段は、ネットワーク上の画像形成装置の中で、通常モードへの復帰に時間を必要とする省電力モードである画像形成装置の比率が高いとき、2以上の省電力モードの中の消費電力量の大きい省電力モードへ移行するための手段を含むように構成することができる。なお、このように構成することは、移行手段が、通常モードへの復帰に時間を必要とする省電力モードである画像形成装置の比率が低いとき、2以上の省電力モードの中の消費電力量の小さい省電力モードへ移行するための手段(消費電力量をより低減させるための手段)を含むように構成することができることを示すものである。
このようにすると、ネットワーク上に、通常モードへの復帰に時間を必要とする省電力モードである画像形成装置の台数またはそのような画像形成装置の比率が高い場合には、他の画像形成装置において画像を形成させると、画像形成のための待ち時間が長くなる。このため、このような状態であるときには、画像形成要求を受けた場合に速やかに画像を形成するために、復帰に時間を必要としない省電力モード(消費電力量の大きい省電力モード)へ移行する。このような消費電力量の大きい省電力モードでは、画像形成するための通常モードへの復帰に時間を必要としないので、画像形成を要求するユーザのニーズに応えられる。
このモード取得手段が、他の画像形成装置から省電力モードを取得できない場合には、画像形成装置の省電力モードは通信不能なモードであるとして、当該画像形成装置の省電力モードを取得するための手段を含むように構成することができる。
このようにすると、画像形成装置が、消費電力量の小さい高いレベルの省電力モードであって通信機能が作動しない場合であっても、画像形成装置の省電力モードを取得することができる。
この発明によると、複数のクライアントコンピュータおよび複数の画像形成装置で構成されるネットワーク画像形成システムであって、ネットワーク上のクライアントコンピュータが画像形成を要求する状態およびネットワーク上の他の画像形成装置の状態に基づいて、ユーザにとって好適かつ最も省電力になるように、画像形成装置が自己の省電力モードを決定して、その省電力モードに移行することができる。
本発明の実施の形態に係るネットワークプリントシステムの全体構成を示す図である。 図1のクライアントコンピュータのハードウェア構成を示す制御ブロック図である。 図1のMFPのハードウェア構成を示す制御ブロック図である。 図1のクライアントコンピュータからMFPへ送信されるフラグを説明するための図である。 図1のMFPで記憶されるクライアントコンピュータ状態記憶テーブルを示す図である。 図1のMFPからMFPへ送信されるフラグを説明するための図である。 図1のMFPで記憶されるMFP状態記憶テーブルを示す図である。 図1のMFPで記憶される省電力モード移行条件記憶テーブルを示す図である。 図1のクライアントコンピュータで実行されるプログラムの制御構造を示すフローチャートである。 図1のMFPで実行されるプログラムの制御構造を示すフローチャート(その1)である。 図1のMFPで実行されるプログラムの制御構造を示すフローチャート(その2)である。
以下の説明において、同一の部品には同一の参照番号を付す。それらの機能および名称も同一である。したがって、それらに関する詳細な説明は繰返さない。本実施の形態に係るネットワーク画像形成システムにおいては、クライアントコンピュータから送信された印刷データ(画像データ)を用いて記録用紙に画像を形成する画像形成装置(典型的には印刷装置)は、MFPであるとする。しかしながら、本発明に係る画像形成装置は、少なくともネットワーク対応の印刷機能を備えた装置であって、かつ、複数種類の省電力モードを備えた装置であればよく、MFPに限定されるものではない。
[全体システム構成]
図1を参照して、本発明の実施の形態に係るネットワーク画像形成システム(以下において、ネットワークプリントシステムと記載する場合がある。)の全体構成について説明する。このネットワークプリントシステムは、ユーザ(印刷データ作成者)により操作され、ワードプロセッサ文書、表計算文書またはプレゼンテーション文書等の印刷データ(写真等の画像データであっても構わない)を作成するクライアントコンピュータ100(PC(1)〜PC(7))、クライアントコンピュータ100から受信した印刷データに基づいて記録用紙に画像を印刷するMFP300(MFP(A)〜MFP(C))とを含む。ネットワークプリントシステム内のこれらの複数のクライアントコンピュータ100および複数のMFP300は、たとえばIEEE802.3に準拠したネットワーク回線200により通信(クライアントコンピュータ100とMFP300との間の通信およびMFP300とMFP300との間の通信)ができるように接続されている。なお、同じ符号を付したクライアントコンピュータ100は、同じ機能を備えたコンピュータである必要はなく、同じ符号を付したMFP300も、同じ機能を備えた画像形成装置である必要はない。
本実施の形態に係るネットワークプリントシステムにおける、クライアントコンピュータ100およびMFP300の台数は、図1に記載された台数に限定されない。また、以下においては、図面等において、クライアントコンピュータ100を単にクライアントまたはPCと記載する場合がある。
[ハードウェア構成]
<クライアントコンピュータ100>
図2に、本実施の形態に係るネットワークプリントシステムを構成するクライアントコンピュータ100の全体構成を示す。
この図2を参照して、クライアントコンピュータ100は、バス190と、バス190に接続されたCPU110と、バス190に接続されたROM(Read−Only Memory)120と、バス190に接続されたRAM(Random Access Memory)130と、バス190に接続されたハードディスク(HDD)140と、バス190に接続され、光ディスク182が装着可能で、光ディスク182に対する情報の書込および光ディスク182からの情報の読出が可能な光ディスクドライブ180と、バス190に接続され、マウス152およびキーボード154との間の接続に関するインターフェイスを提供するための入力インターフェイス(以下「入力IF」と呼ぶ。)150と、バス190に接続され、ディスプレイ162との間の接続に関するインターフェイスを提供するためのディスプレイインターフェイス(以下「ディスプレイIF」と呼ぶ。)160と、有線または無線(本実施の形態においては有線)によりネットワーク回線200への接続を提供するネットワークインターフェイス(以下「ネットワークIF」と呼ぶ。)170とを含む。なお、クライアントコンピュータ100は、磁気ディスクが装着可能で、磁気ディスクに対する情報の書込および磁気ディスクからの情報の読出が可能な磁気ディスクドライブを、光ディスクドライブ180に代えて/加えて、備えるようにしても構わない。ネットワークIF170は、クライアントコンピュータ100がノート型である場合を含めて、無線によりネットワーク回線200へ接続するインターフェイスの場合がある。
図2に示すように、このクライアントコンピュータ100には、ネットワーク回線200に接続された少なくとも1台のMFP300に印刷データを送信するためのプリンタドライバ112が導入されている。なお、このプリンタドライバ112が導入されている状態において、クライアントコンピュータ100はMFP300と通信可能になる。また、クライアントコンピュータ100に導入されたプリンタドライバ112は、その使用が有効に設定されている状態と無効に設定されている状態とがある。なお、このようなプリンタドライバに本発明が限定されるものではない。
バス190、プリンタドライバ112、ROM120、RAM130、ハードディスク140、光ディスクドライブ180、入力IF150、ディスプレイIF160およびネットワークIF170は、いずれもCPU110の制御のもとに協調して動作し、クライアントコンピュータ100において種々のアプリケーションによる処理を実現する。それらアプリケーションは、たとえば、MFP300へプリンタドライバの導入状態(導入済/未導入)および設定状態(有効/無効)を送信する処理、MFP300へクライアントコンピュータ100の稼動状態(稼働中/停止中)を送信する処理、ワードプロセッサ文書作成処理、表計算文書作成処理、プレゼンテーション文書作成処理、これらの文書作成処理により作成された印刷データをMFP300へ送信する処理などを含む。
クライアントコンピュータ100に上述したような処理を行なわせ、クライアントコンピュータ100を本実施の形態に係るネットワークプリントシステムにおけるクライアントコンピュータとして機能させるためのコンピュータプログラムは、光ディスクドライブ180に挿入される光ディスク182に記憶され、さらにハードディスク140に転送される。または、プログラムはネットワーク回線200を通じてクライアントコンピュータ100に送信されハードディスク140に記憶されてもよい。プログラムは実行の際にRAM130にロードされる。光ディスク182から、またはネットワーク回線200を介して、直接にRAM130にプログラムをロードしてもよい。
これらのプログラムは、クライアントコンピュータ100に所定の処理を行なわせる複数の命令を含む。この動作を行なわせるのに必要な基本的機能のいくつかはクライアントコンピュータ100上で動作するオペレーティングシステム(OS)もしくはサードパーティのプログラム、またはクライアントコンピュータ100にインストールされる各種ツールキットのモジュール(たとえば、プリンタドライバであってもよい。)により提供される。従って、このプログラムはこの実施の形態のシステムを実現するのに必要な機能全てを必ずしも含まなくてよい。このプログラムは、命令のうち、所望の結果が得られるように制御されたやり方で適切な機能または「ツール」を呼出すことにより、上記したクライアントコンピュータ100として所定の処理を実行する命令のみを含んでいればよい。クライアントコンピュータ100の実体であるコンピュータの一般的動作は周知であるので、ここでは繰返して説明しない。
<MFP300>
図3に、本実施の形態に係るネットワークプリントシステムを構成するMFP300の全体構成を示す。
図3を参照して、本実施の形態に係るネットワークプリントシステムを構成するMFP300は、バス390と、バス390に接続されたCPU310と、バス390に接続されたROM320と、バス390に接続されたRAM330と、バス390に接続されたハードディスク(HDD)340と、バス390に接続され、タッチパネルディスプレイ380との間の接続に関するインターフェイスを提供するための入力IF350およびディスプレイIF360と、バス390に接続され、有線または無線(本実施の形態においては有線)によりネットワーク回線200への接続を提供するネットワークIF370とを含む。
バス390、ROM320、RAM330、ハードディスク340、入力IF350、ディスプレイIF360およびネットワークIF370は、いずれもCPU310の制御のもとに協調して動作し、MFP300において種々のアプリケーションによる処理を実現する。それらアプリケーションは、たとえば、自機の省電力モードに対応するフラグを他のMFP300へ送信する処理、他のMFP300から受信したフラグに基づいて他のMFP300の動作モードを記憶する処理、クライアントコンピュータ100から受信したフラグに基づいてクライアントコンピュータ100のプリンタドライバステータス(プリンタドライバの導入状態および設定状態)および稼動状態(稼働中/停止中)を記憶する処理、クライアントコンピュータ100から印刷データを受信して記録用紙に画像を形成するプリント処理、印刷データを送信してきたクライアントコンピュータ100の使用頻度を算出して記憶する処理などを実現する。なお、これらの処理におけるプリント処理は、図3においては図示していないMFP300を構成する各部品がCPU310により制御されて実行される。
MFP300に、本実施の形態に係るネットワーク印刷システムにおけるMFPとしての動作を行なわせるためのコンピュータプログラムは、ハードディスク340に記憶されている。プログラムは実行の際にRAM330にロードされる。このプログラムは、MFP300に本実施の形態に係るネットワーク印刷システムにおけるMFPとして動作を行なわせる複数の命令を含む。
以下に、上述したプリント処理を実現するMFP300における構成について説明する。MFP300は、たとえば、原稿読取部、画像形成部、給紙部、および排紙処理装置を備える。MFP300においては、クライアントコンピュータ100から受信した印刷データに基づいて、CPU310が画像形成部を制御して、記録用紙に画像を形成して、画像が形成された記録用紙がMFP300の排紙処理装置から排出される。なお、このMFP300は、レーザー光を感光に利用する、所謂レーザー方式のプリンタ機能を備える。しかしながら、他の形式のプリンタ機能を備えたものであっても構わない。
画像形成部は、印刷データによって示される画像を記録用紙に印刷するものであって、たとえば、感光体ドラム、帯電装置、レーザースキャンユニット、現像装置、転写装置、クリーニング装置、定着装置、および除電装置等を備えている。画像形成部には、たとえば、搬送路が設けられており、給紙部から給紙されてきた記録用紙が搬送路に沿って搬送される。給紙部は、用紙カセットに収納された記録用紙、または手差トレイに載置された記録用紙を1枚ずつ引出して記録用紙を画像形成部の搬送路へと送り出す。
画像形成部の搬送路に沿って記録用紙が搬送されている途中で、記録用紙が感光体ドラムと転写装置との間を通過し、さらに定着装置を通過して、記録用紙に対する印刷が行なわれる。
感光体ドラムは、一方向に回転し、その表面は、クリーニング装置と除電装置によりクリーニングされた後、帯電装置により均一に帯電される。レーザースキャンユニットは、印刷対象の画像データに基づいてレーザー光を変調し、このレーザー光によって感光体ドラムの表面を主走査方向に繰返し走査して、静電潜像を感光体ドラムの表面に形成する。現像装置は、トナーを感光体ドラムの表面に供給して静電潜像を現像し、トナー像を感光体ドラムの表面に形成する。
転写装置は、転写装置と感光体ドラムとの間を通過していく記録用紙に感光体ドラムの表面のトナー像を転写する。定着装置は、記録用紙を加熱するための加熱ローラ(ヒータランプにより加熱)と、記録用紙を加圧するための加圧ローラとを含む。記録用紙は、加熱ローラによって加熱され、かつ、加圧ローラによって加圧されることによって、記録用紙上に転写されたトナー像が記録用紙に定着される。定着装置から排出された(印刷された)記録用紙は、排紙トレイに排出される。排紙処理装置においては、複数の記録用紙を各排紙トレイに仕分けして排出する処理、各記録用紙にパンチングする処理、および各記録用紙にステープルする処理を施す場合がある。たとえば、複数部の印刷物を作成する場合は、各排紙トレイに印刷物の一部ずつが割り当てられるように、各記録用紙を各排紙トレイに仕分けして排出し、排紙トレイごとに、排紙トレイ上の各記録用紙にパンチング処理またはステープル処理を施して印刷物を作成する。このような処理が、CPU310による制御のもとで行なわれる。
[記憶テーブル構成]
図4および図5を参照して、MFP300のハードディスク340で記憶されるクライアントコンピュータ状態記憶テーブルについて説明する。このクライアントコンピュータ状態記憶テーブルは、クライアントコンピュータ100からネットワーク回線200を介して接続されたMFP300へ送信されるフラグに基づいて、クライアントコンピュータ100におけるプリンタドライバステータス(導入状態および設定状態)および稼動状態等が記憶される。このため、図5に示すクライアントコンピュータ状態記憶テーブルを説明する前に、図4を参照して、クライアントコンピュータ100からMFP300へ送信されるフラグを説明する。
図4に示すように、クライアントコンピュータ100で所定動作が行なわれた場合に、クライアントコンピュータ100からMFP300へフラグが送信されたり、印刷データが送信されたりする。このクライアントコンピュータ100による送信処理に応答して、フラグまたは印刷データを受信したMFP300が所定の処理を実行する。
クライアントコンピュータ100において、ユーザによりプリンタドライバが導入されると、そのプリンタドライバに対応するMFP300へフラグP(0)がそのプリンタドライバを用いて送信される。このフラグP(0)を受信したMFP300は、送信元のクライアントコンピュータ100には、受信したMFP300に対応するプリンタドライバが導入済であることを記憶する。なお、このフラグP(0)を受信するまでは、プリンタドライバは未導入であることが記憶されている。
クライアントコンピュータ100において、ユーザにより、導入されたプリンタドライバが有効に設定されるとプリンタドライバのユーザによる使用が可能となり、そのプリンタドライバに対応するMFP300へフラグP(1)がそのプリンタドライバを用いて送信される。このフラグP(1)を受信したMFP300は、送信元のクライアントコンピュータ100には、受信したMFP300に対応するプリンタドライバが有効に設定されていることを記憶する。
クライアントコンピュータ100において、ユーザにより、導入されたプリンタドライバが無効に設定されるとプリンタドライバのユーザによる使用が不可能となり(フラグの送信は可能とする)、そのプリンタドライバに対応するMFP300へフラグP(2)がそのプリンタドライバを用いて送信される。このフラグP(2)を受信したMFP300は、送信元のクライアントコンピュータ100には、受信したMFP300に対応するプリンタドライバが有効に設定されていないことを記憶する。
クライアントコンピュータ100において、ユーザによりプリンタドライバが削除されると、そのプリンタドライバに対応するMFP300へフラグP(3)がそのプリンタドライバを用いて(プリンタドライバが削除される前に)送信される。このフラグP(3)を受信したMFP300は、送信元のクライアントコンピュータ100には、受信したMFP300に対応するプリンタドライバが未導入であることを記憶する。
さらに、プリンタドライバが導入されたクライアントコンピュータ100の電源がオンにされるとオフにされるまで、一定の時間間隔で、導入されているプリンタドライバに対応する全てのMFP300へフラグP(4)が送信される。このフラグP(4)を受信したMFP300は、送信元のクライアントコンピュータ100が、稼働中であることを記憶する。また、稼働中でない(電源がオンでない)クライアントコンピュータ100は、このフラグP(4)を送信することができない。このため、一定時間フラグP(4)を受信することができなかったMFP300は、フラグを送信してこないクライアントコンピュータ100が、停止中であることを記憶する。
このように、プリンタドライバが導入されており、そのプリンタドライバが有効に設定されているクライアントコンピュータ100が稼働中であると、そのクライアントコンピュータ100はそのプリンタドライバに対応するMFP300へ印刷データを送信する可能性がある。このような状態であるMFP300は省電力モードに移行するべきではない。
クライアントコンピュータ100において、ユーザにより、MFP300が指定されて印刷データがその指定されたMFP300へ送信されると、この印刷データを受信したMFP300は、(省電力モードである場合には通常モードへ復帰して)、受信した印刷データを用いて記録用紙に画像を形成する。また、このMFP300は、送信元のクライアントコンピュータ100の使用頻度を算出して記憶する。なお、この使用頻度はMFP300ではなく、クライアントコンピュータ100で管理してMFP300へ送信するようにしても構わない。
図5を参照して、クライアントコンピュータ状態記憶テーブルについて、説明する。ここで、図5(A)はMFP(A)300のハードディスク340に記憶されるクライアントコンピュータ状態記憶テーブルを示し、図5(B)はMFP(B)300のハードディスク340に記憶されるクライアントコンピュータ状態記憶テーブルを示し、図5(C)はMFP(C)300のハードディスク340に記憶されるクライアントコンピュータ状態記憶テーブルを示す。このように、各MFP300がネットワーク上のクライアントコンピュータ100についての状態をハードディスク340に記憶する。
これらの図に示すように、クライアントコンピュータ状態記憶テーブルは、クライアントコンピュータ100ごとに、プリンタドライバステータスを記憶する領域と、クライアントコンピュータ100の稼動状態を記憶する領域と、使用頻度(ここでは月あたりの印刷要求回数とする。)を記憶する領域とで構成される。
プリンタドライバステータスを記憶する領域には、プリンタドライバが導入されているか未導入であるのかが記憶される領域と、導入されたプリンタドライバが有効に設定されているか無効に設定されているかが記憶される領域とで構成される。
プリンタドライバステータスの導入状態は、デフォルトでは未導入であって、フラグP(0)を受信するとそのフラグP(0)を送信してきたクライアントコンピュータ100におけるプリンタドライバステータスの導入状態を導入済に変更して記憶する。なお、プリンタドライバステータスの導入状態が導入済であるときに、フラグP(3)を受信するとそのフラグP(3)を送信してきたクライアントコンピュータ100におけるプリンタドライバステータスの導入状態を未導入に変更して記憶する。
プリンタドライバステータスの設定状態は、デフォルトでは無効であって、フラグP(1)を受信するとそのフラグP(1)を送信してきたクライアントコンピュータ100におけるプリンタドライバステータスの設定状態を有効に変更して記憶する。なお、プリンタドライバステータスの設定状態が有効であるときに、フラグP(2)を受信するとそのフラグP(2)を送信してきたクライアントコンピュータ100におけるプリンタドライバステータスの設定状態を無効に変更して記憶する。
稼動状態は、デフォルトでは停止中であって、フラグP(4)を受信するとそのフラグP(4)を送信してきたクライアントコンピュータ100における稼動状態を稼働中に変更して記憶する。なお、稼動状態が稼働中であるときに、フラグP(4)を受信しなくなると(一定時間以上受信しなくなると)そのクライアントコンピュータ100における稼動状態を停止中に変更して記憶する。
なお、図5(A)においては、プリンタドライバが導入済みである、クライアントコンピュータ(1)(PC(1))、クライアントコンピュータ(2)(PC(2))、クライアントコンピュータ(3)(PC(3))およびクライアントコンピュータ(5)(PC(5))について、使用頻度が記憶されている。
図5(B)においては、プリンタドライバが導入済みである、クライアントコンピュータ(1)(PC(1))、クライアントコンピュータ(2)(PC(2))、クライアントコンピュータ(4)(PC(4))およびクライアントコンピュータ(6)(PC(6))について、使用頻度が記憶されている。
図5(C)においては、プリンタドライバが導入済みである、クライアントコンピュータ(1)(PC(1))、クライアントコンピュータ(3)(PC(3))、クライアントコンピュータ(4)(PC(4))およびクライアントコンピュータ(7)(PC(7))について、使用頻度が記憶されている。
次に、図6および図7を参照して、MFP300のハードディスク340で記憶されるMFP状態記憶テーブルについて説明する。このMFP状態記憶テーブルは、ネットワーク回線200を介して他のMFP300(送信側MFP)からMFP300(受信側MFP)へ送信されるフラグに基づいて、自己以外の他のMFP300の操作モードが記憶される。このため、図7に示すMFP状態記憶テーブルを説明する前に、図6を参照して、MFP300から他のMFP300へ送信されるフラグを説明する。
図6に示すように、送信側のMFP300から受信側の他のMFP300へ、送信側MFP300の動作モードに対応したフラグの送信処理が実行される。このフラグ送信処理に応答して、フラグを受信したMFP300が所定の処理を実行する。
なお、本実施の形態に係るMFP300は、複数の動作モードを備える。通常モード以外の動作モードは、省電力モードである。本実施の形態に係るMFP300は、図6に示すように、N種類の省電力モードを有する。たとえば、省電力モード(1)(レベル(1))は、タッチパネルディスプレイ380への電力供給を停止し、省電力モード(2)(レベル(2))は、定着装置の設定温度を通常モード時の3/4にするための電力だけを供給し、省電力モード(3)(レベル(3))は、定着装置の設定温度を通常モード時の半分にするための電力だけ供給し、省電力モード(N−1)(レベル(N−1))は、定着装置への電力供給を停止するととともに待機制御に必要な最低限の電力だけをMFP300のCPU310等に供給し、省電力モード(N)(レベル(N))は、省電力モード(N−1)に加えて、ネットワークI/F370への電力供給を停止する。
省電力モード(n)と省電力モード(n+1)(nは自然数)とでは、省電力の度合いは、省電力モード(n+1)の方が大きい。すなわち、省電力モード(n+1)の方が、消費電力が小さい。ただし、省電力モード(n+1)の方が復帰に必要な時間がより長くなる。また、省電力モード(N)(レベル(N))では、ネットワーク回線200を介した通信が不可能となり、クライアントコンピュータ100および他のMFP300へフラグを含む情報を送信することができない。
送信側MFP300の動作モードが通常モードである(省電力モードに移行していない)と、一定の時間間隔でこのMFP300はネットワーク回線200に接続された他のMFP300へフラグM(0)を送信する。このフラグM(0)を受信したMFP300は、送信元のMFP300の動作モードが通常モードであることを記憶する。
送信側MFP300の動作モードがレベル(1)の省電力モード(1)であると、一定の時間間隔でこのMFP300はネットワーク回線200に接続された他のMFP300へフラグM(1)を送信する。このフラグM(1)を受信したMFP300は、送信元のMFP300の動作モードが省電力モード(1)であることを記憶する。
これらを一般化して記載すると、0≦n≦(N−1)である整数nを用いて、送信側MFP300の動作モードがレベル(n)の省電力モード(n)であると、一定の時間間隔でこのMFP300はネットワーク回線200に接続された他のMFP300へフラグM(n)を送信する。このフラグM(n)を受信したMFP300は、送信元のMFP300の動作モードが省電力モード(n)であることを記憶する。
また、省電力モード(N)では、MFP300とMFP300との間の通信はできないので、一定時間の間、フラグM(n)(nは0≦n≦(N−1)である整数)を受信することができないMFP300は、フラグを送信してこないMFP300の動作モードが省電力モード(N)であることを記憶する。
図7を参照して、MFP状態記憶テーブルについて、説明する。ここで、図7(A)はMFP(A)300のハードディスク340に記憶されるMFP状態記憶テーブルを示し、図7(B)はMFP(B)300のハードディスク340に記憶されるMFP状態記憶テーブルを示し、図7(C)はMFP(C)300のハードディスク340に記憶されるMFP状態記憶テーブルを示す。このように、各MFP300がネットワーク上の他のMFP300についての動作モードをハードディスク340に記憶する。
これらの図に示すように、MFP状態記憶テーブルは、自機以外のネットワーク回線200に接続された他のMFP300ごとに、動作モードを記憶する領域を備える。
この状態記憶テーブルの動作モードは、デフォルトでは通常モード(レベル(0))であって、フラグM(n)(nは0≦n≦(N−1)である整数)を受信するとそのフラグM(n)を送信してきたMFP300における動作モードを省電力モード(n)に変更して記憶する。フラグM(n)を一定時間受信しないとそのフラグM(n)を送信してこないMFP300における動作モードを省電力モード(N)に変更して記憶する。なお、省電力モード(n)(nは1≦n≦Nである整数)であるときに、フラグM(0)を受信するとそのフラグM(0)を送信してきたMFP300における動作モードを通常モード(レベル(0))に変更して記憶する。
図8を参照して、省電力モード移行条件記憶テーブルについて説明する。この省電力モード移行条件記憶テーブルは、MFP300のハードディスク340に記憶される。すなわち、ネットワーク回線200に接続された、MFP(A)300、MFP(B)300、MFP(C)300に共通して記憶される。この図8に示す省電力モード移行条件記憶テーブルは、システム管理者により適宜メンテナンスされる。システム管理者は、ネットワーク上のクライアントコンピュータ100、図示しないサーバコンピュータまたはいずれかのMFP300で省電力モード移行条件記憶をメンテナンスする。メンテナンスされた省電力モード移行条件記憶テーブルは、ネットワークを介してMFP300へ送信されて、ハードディスク340に記憶される。
この省電力モード移行条件記憶テーブルは、番号ごとに、条件部を記憶する領域および分岐部を記憶する領域を備える。条件部として3種類の指標(ここでは比率とする。)についての条件が設定され、分岐部として4種類の処理が設定されている。
条件部の1つめの指標(以下、第1の指標と記載する場合がある。)は、(稼働中のクライアントコンピュータ100の台数)/(プリンタドライバ導入済かつ有効に設定されているクライアントコンピュータ100の台数)である。この第1の指標(比率)が低いほど、MFP300は省電力へ移行することが可能である。すなわち、この指標は、自機での印刷処理の可能性が低いとき、自機はさらに省電力できることを示している。この第1の指標に対するパラメータとして25%および75%が設定され、この第1の指標が25%未満であるときに条件番号1の条件部が、25%以上75%未満であるときに条件番号2−1〜2−3の条件部が、75%以上であるときに条件番号3−1〜3−9の条件部が、設定されている。
条件部の2つめの指標(以下、第2の指標と記載する場合がある。)は、(使用頻度が30以上のクライアントコンピュータ100の台数)/(稼働中のクライアントコンピュータ100の台数)である。この第2の指標(比率)が低いほど、MFP300は省電力へ移行することが可能である。すなわち、この第2の指標は、稼動しているクライアントコンピュータ100において自機での印刷頻度が高いクライアントコンピュータ100が少ないと、自機はさらに省電力できることを示している。この第2の指標に対するパラメータとして30%および50%が設定され、この第2の指標が30%未満であるときに条件番号2−1および3−1〜3−3の条件部が、30%以上50%未満であるときに条件番号2−2および3−4〜3−6の条件部が、50%以上であるときに条件番号2−3および3−7〜3−9の条件部が、設定されている。
条件部の3つめの指標(以下、第3の指標と記載する場合がある。)は、(省電力モード(たとえばレベル(0)〜レベル(2)の省電力モード)のMFP300の台数)/(ネットワークに接続されたMFP300の総台数)である。この第3の指標(比率)が低いほど、MFP300は省電力へ移行することが可能である。すなわち、この第3の指標は、他のMFP300で印刷することが可能であるほど、自機はさらに省電力できることを示している。この第3の指標に対するパラメータとして20%および70%が設定され、この第3の指標が20%未満であるときに条件番号3−1、3−4および3−7の条件部が、20%以上70%未満であるときに条件番号3−2、3−5および3−8の条件部が、70%以上であるときに条件番号3−3、3−6および3−9の条件部が、設定されている。
分岐部として設定された4種類の処理は、(1)現状の動作モードからさらに3段階(3レベル分)省電力度合いの大きな省電力モードへ移行する処理、(2)現状の動作モードからさらに2段階(2レベル分)省電力度合いの大きな省電力モードへ移行する処理、(3)現状の動作モードからさらに1段階(1レベル分)省電力度合いの大きな省電力モードへ移行する処理、(4)現状の動作モードを維持する処理、である。
図8に示すように、条件番号1、2−1、3−1、3−2、3−4の条件部に設定した条件が成立すると、現状の動作モードからさらにさらに3段階(3レベル分)省電力度合いの大きな省電力モードへ移行され、条件番号2−2、3−3、3−5、3−7の条件部に設定した条件が成立すると、現状の動作モードからさらにさらに2段階(2レベル分)省電力度合いの大きな省電力モードへ移行され、条件番号2−3、3−6、3−8の条件部に設定した条件が成立すると、現状の動作モードからさらにさらに1段階(1レベル分)省電力度合いの大きな省電力モードへ移行される。なお、条件番号3−9の条件部に設定した条件が成立すると、現状の動作モードが維持される。さらに、いずれの条件をも満足しない場合も現状の動作モードが維持される。
なお、上述した、図4におけるフラグの種類、図5における使用頻度、図6における省電力モードの種類およびその内容ならびにフラグの種類、図7における動作モード、図8における条件部の指標の種類およびその内容ならびに分岐部の種類およびその内容については、一例であって、いずれも本発明の限定するものではない。
特に、図8における条件部は、第1の指標〜第3の指標のいずれかの指標単独でも、第1の指標〜第3の指標の3つの指標の任意の2つの指標の組合せでも、条件部を形成できる。さらに、第1の指標〜第3の指標は比率でなく、クライアントコンピュータ100の台数であっても、MFP300の台数であっても構わない。
[ソフトウェア構成]
図9〜図11を参照して、本実施の形態に係るネットワークプリントシステムのクライアントコンピュータ100およびMFP300で実行されるコンピュータプログラムの制御構造について説明する。
なお、このようなコンピュータプログラムと並行して、クライアントコンピュータ100は、コンピュータとしての一般的機能を実現するプログラムを実行し、MFP300は、画像形成装置(複合機)としての一般的機能を実現するプログラムを実行する。しかしながら、そのプログラムは、本発明の本質的部分とは直接関係するものではないので、その詳細についてはここでは説明しない。
図9に示すプログラムは、クライアントコンピュータ100のCPU110(以下、単に「CPU110」と記載する。)において実行される。ステップ(以下、ステップをSと略す。)1000にて、CPU110は、このクライアントコンピュータ100の電源がオン状態であるか否かを判定する。なお、このとき、CPU110は、クライアントコンピュータ100の電源スイッチが押下されてOSが起動してコンピュータシステムの作動が可能になったことにより、クライアントコンピュータ100の電源がオン状態であると判定する。電源がオン状態であると(S1000にてYES)、処理はS1010へ移される。もしそうでないと(S1000にてNO)、この処理はS1000へ戻されて電源がオン状態であると判定されるまで(電源がオンされるまで)待つ。
S1010にて、CPU110は、一定時間間隔でフラグP(4)を、プリンタドライバが導入済みで通信可能なMFP300へ送信する。
S1020にて、CPU110は、ユーザが新規にプリンタドライバを導入(インストール)したか否かを判定する。ユーザが新規にプリンタドライバを導入したと判定されると(S1020にてYES)、処理はS1030へ移される。もしそうでないと(S1020にてNO)、この処理はS1040へ移される。
S1030にて、CPU110は、フラグP(0)を、プリンタドライバを新規に導入したMFP300を含めて、プリンタドライバ導入済みのネットワーク上の全てのMFP300へ送信する。
S1040にて、CPU110は、ユーザがプリンタドライバを有効に設定したか否かを判定する。ユーザがプリンタドライバを有効に設定したと判定されると(S1040にてYES)、処理はS1050へ移される。もしそうでないと(S1040にてNO)、この処理はS1060へ移される。
S1050にて、CPU110は、フラグP(1)を、プリンタドライバが有効に設定されたMFP300を含めて、プリンタドライバ導入済みのネットワーク上の全てのMFP300へ送信する。
S1060にて、CPU110は、ユーザがプリンタドライバを無効に設定したか否かを判定する。ユーザがプリンタドライバを無効に設定したと判定されると(S1060にてYES)、処理はS1070へ移される。もしそうでないと(S1060にてNO)、この処理はS1080へ移される。
S1070にて、CPU110は、フラグP(2)を、プリンタドライバが無効に設定されたMFP300を含めて、プリンタドライバ導入済みのネットワーク上の全てのMFP300へ送信する。
S1080にて、CPU110は、ユーザがプリンタドライバを削除したか否かを判定する。ユーザがプリンタドライバを削除したと判定されると(S1080にてYES)、処理はS1090へ移される。もしそうでないと(S1080にてNO)、この処理はS1100へ移される。
S1090にて、CPU110は、フラグP(3)を、プリンタドライバが削除されたMFP300を含めて、プリンタドライバ導入済みのネットワーク上の全てのMFP300へ送信する。なお、プリンタドライバが完全に削除されてしまうと、そのプリンタドライバに対応するMFP300へはフラグP(3)を送信できなくなるので、プリンタドライバを完全に削除する前に、フラグP(3)がネットワーク上の全てのMFP300へ送信される。
S1100にて、CPU110は、ユーザがMFP300を指定して印刷を要求したか否かを判定する。ユーザが印刷を要求したと判定されると(S1100にてYES)、処理はS1110へ移される。もしそうでないと(S1100にてNO)、この処理はS1120へ移される。
S1110にて、CPU110は、ユーザが指定したMFP300へ、そのMFP300に対応するプリンタドライバを用いて印刷データを送信する。
S1120にて、CPU110は、このクライアントコンピュータ100の電源がオフ状態であるか否かを判定する。なお、このとき、CPU110は、クライアントコンピュータ100の電源スイッチが再度押下されてOSがシャットダウン処理を始めたことにより、クライアントコンピュータ100の電源がオフ状態であると判定する。電源がオフ状態であると判定されると(S1120にてYES)、処理は終了する。もしそうでないと(S1120にてNO)、この処理はS1010へ戻されて、繰返してS1010〜S1120の処理が行なわれる。
このように、クライアントコンピュータ100においては、電源がオン状態である限りにおいて、一定の時間間隔でフラグP(4)をネットワーク上のMFP300へ送信する処理、プリンタドライバについての処理が行なわれるとその処理に応じたフラグP(0)〜P(3)をネットワーク上のMFP300へ送信する処理、が繰返し実行される。
図10に示すプログラムは、MFP300のCPU310(以下、単に「CPU310」と記載する。)において実行される。S2000にて、CPU310は、MFP300の電源がオンにされたか否かを判定する。なお、このMFP300の主電源は、たとえばFAX受信のためにS2000の処理以前にオンにされており、CPU310は、このS2000の処理を実行できる。このとき、たとえば、ユーザが、MFP300のタッチパネルディスプレイ380の近傍に設けられた、オフ状態の副電源スイッチをオン状態に切り替えると、MFP300の電源がオンにされたと判定される。MFP300の電源がオンにされたと判定されると(S2000にてYES)、処理はS2010へ移される。もしそうでないと(S2000にてNO)、この処理はS2000へ戻されて、MFP300の電源がオンにされたと判定されるまで待つ。
S2010にて、CPU310は、一定時間間隔で、自機の省電力モードに対応したフラグM(X)(Xは0≦X≦(N−1)である整数)をネットワーク上の全てのMFP300へ送信する。
S2020にて、CPU310は、ネットワーク上の他のMFP300からフラグを受信したか否かを判定する。このとき、判定される対象のフラグはM(X)(Xは0≦X≦(N−1)である整数)である。ネットワーク上の他のMFP300からフラグM(X)を受信したと判定されると(S2020にてYES)、処理はS2030へ移される。もしそうでないと(S2020にてNO)、この処理はS2040へ移される。
S2030にて、CPU310は、フラグを受信したMFP300の動作モードを、受信したフラグに応じて判定してMFP状態記憶テーブル(図7)に記憶する。その後、処理はS2060へ移される。
S2040にて、CPU310は、ネットワーク上の他のMFP300から一定時間以上、フラグを受信していないか否かを判定する。このとき、判定される対象のフラグはM(X)(Xは0≦X≦(N−1)である整数)である。ネットワーク上の他のMFP300から一定時間以上、フラグM(X)を受信していないと判定されると(S2040にてYES)、処理はS2050へ移される。もしそうでないと(S2040にてNO)、この処理はS2060へ移される。
S2050にて、CPU310は、フラグを受信しないMFP300の動作モードを省電力モード(N)(レベル(N)の通信が不可能なモード)と判定して、その動作モードをMFP状態記憶テーブル(図7)に記憶する。
S2060にて、CPU310は、ネットワーク上のクライアントコンピュータ100からフラグを受信したか否かを判定する。このとき、判定される対象のフラグは、P(0)、P(1)、P(2)、P(3)、P(4)である。ネットワーク上のクライアントコンピュータ100からフラグを受信したと判定されると(S2060にてYES)、処理はS2070へ移される。もしそうでないと(S2060にてNO)、この処理はS2080へ移される。
S2070にて、CPU310は、フラグを受信したクライアントコンピュータ100のプリンタドライバステータスおよび稼動状態を、受信したフラグに応じて判定してクライアントコンピュータ状態記憶テーブル(図5)に記憶する。その後、処理はS2100へ移される。
S2080にて、CPU310は、ネットワーク上のクライアントコンピュータ100から一定時間以上、フラグP(4)を受信していないか否かを判定する。ネットワーク上のクライアントコンピュータ100から一定時間以上、フラグP(4)を受信していないと判定されると(S2080にてYES)、処理はS2090へ移される。もしそうでないと(S2080にてNO)、この処理はS2100へ移される。
S2090にて、CPU310は、フラグP(4)を受信していないMFP300の稼動状態を停止中(稼動していないので通信が不可能な状態)として、クライアントコンピュータ状態記憶テーブル(図5)に記憶する。
S2100にて、CPU310は、ネットワーク上のクライアントコンピュータ100から印刷データを受信したか否かを判定する。ネットワーク上のクライアントコンピュータ100から印刷データを受信したと判定されると(S2100にてYES)、処理はS2110へ移される。もしそうでないと(S2100にてNO)、この処理はS2130へ移される。
S2110にて、CPU310は、省電力モードであるときには通常モードへ復帰して、通常モードで印刷処理を実行する。MFP300は、どのレベルの省電力モードであっても、S2100にてYESと判定されると通常モードへ復帰する。
S2120にて、CPU310は、印刷データを受信してきたクライアントコンピュータ100の使用頻度を算出して、クライアントコンピュータ状態記憶テーブル(図5)に記憶する。
S2130にて、CPU310は、MFP300の電源がオフにされたか否かを判定する。このとき、たとえば、ユーザが、MFP300のタッチパネルディスプレイ380の近傍に設けられた、オン状態の副電源スイッチをオフ状態に切り替えると、MFP300の電源がオフにされたと判定される。MFP300の電源がオフにされたと判定されると(S2130にてYES)、処理は終了する。もしそうでないと(S2130にてNO)、この処理はS2010へ戻される。
このように、MFP300においては、電源がオン状態である限りにおいて、一定の時間間隔で自機の動作モードを示すフラグM(X)(Xは0≦X≦(N−1)である整数)をネットワーク上の他のMFP300へ送信する処理、他のMFP300から受信したフラグM(X)またはフラグM(X)を受信しないことに基づいて他のMFP300の動作モードを記憶する処理、ネットワーク上のクライアントコンピュータ100から受信したフラグP(4)またはフラグP(4)を受信しないことに基づいてクライアントコンピュータ100の動作モードを記憶する処理、クライアントコンピュータ100から受信した印刷データに基づいて記録用紙に画像を形成する処理、が繰返し実行される。
図11に示すプログラムは、MFP300のCPU310において実行される。S2200にて、CPU310は、モード判定時間に到達したか否かを判定する。このモード判定時間として、たとえば平日の9時から18時の間の2時間ごとの時刻が設定される。なお、このモード判定時間の間隔を短くすればするほど、細かく省電力モードへの移行処理を実行することができる。モード判定時間に到達したと判定されると(S2200にてYES)、処理はS2210へ移される。もしそうでないと(S2200にてNO)、この処理は終了する。
S2210にて、CPU310は、省電力モード移行条件を、省電力モード移行条件記憶テーブル(図8)から読出す。省電力モード移行条件記憶テーブルは、システム管理者により適宜メンテナンスされるため、モード判定時に最新の省電力モード移行条件を読出す。
S2220にて、CPU310は、自機に対応するプリンタドライバが導入済みでかつ有効に設定されたクライアントコンピュータ100の中で、稼動状態が稼働中(停止中でない)であるクライアントコンピュータ100の比率を算出する。この比率が、図8の説明における第1の指標に対応する。
S2230にて、CPU310は、稼働中のクライアントコンピュータ100の中で、自機の使用頻度が30(回/月)以上であるクライアントコンピュータ100の比率を算出する。この比率が、図8の説明における第2の指標に対応する。
S2240にて、CPU310は、ネットワーク上の全てのMFP300の中で、通常モードまたはレベル(1)〜レベル(2)の省電力モードであるMFP300の比率を算出する。この比率が、図8の説明における第3の指標に対応する。レベル(1)〜レベル(2)の省電力モードであるMFP300は、通常モードへの復帰時間が短く、省電力モードであっても、ユーザの印刷待ち時間を短くできる。なお、ネットワーク上のMFP300の総台数は、ハードディスク340に、別途記憶されている。
S2250にて、CPU310は、省電力モード移行条件が成立したか否かを判定する。このとき、CPU310は、S2220〜S2240にて算出した指標を、S2210にて読み出した省電力モード移行条件に当てはめて、モード移行条件(条件番号1〜3−9の13種類のいずれか)が成立したか否かを判定する。モード移行条件が成立したと判定されると(S2250にてYES)、処理はS2260へ移される。もしそうでないと(S2250にてNO)、この処理は終了する。
S2260にて、CPU310は、成立した省電力モード移行条件に従い省電力モードへ移行する。
[動作]
以上のような構造およびフローチャートに基づく、本実施の形態に係るネットワークプリントシステムの動作について説明する。
<クライアントコンピュータ状態記憶動作>
クライアントコンピュータ100は、電源がオン状態である限りにおいて、一定の時間間隔でフラグP(4)をネットワーク上のMFP300へ送信し(S1010)、プリンタドライバについての処理が行なわれるとその処理に応じたフラグP(0)〜P(3)をネットワーク上のMFP300へ送信する(S1030、S1050、S1070、S1090)。
ネットワーク上のMFP300は、クライアントコンピュータ100からフラグP(4)を受信している限り(S2060にてYES)、クライアントコンピュータ状態記憶テーブル(図5)における、フラグP(4)を送信してきたクライアントコンピュータ100についての稼動状態を稼働中と記憶する(S2070)。
ネットワーク上のMFP300は、このフラグP(4)を一定時間以上受信しなくなると(S2080にてYES)、クライアントコンピュータ状態記憶テーブル(図5)における、フラグP(4)を送信してこないクライアントコンピュータ100についての稼動状態を停止中と記憶する(S2090)。
ネットワーク上のMFP300は、クライアントコンピュータ100からフラグP(0)〜P(3)を受信すると(S2060にてYES)、クライアントコンピュータ状態記憶テーブル(図5)における、これらのフラグを送信してきたクライアントコンピュータ100についてのプリンタドライバステータス(プリンタドライバの導入状態および設定状態)を、受信したフラグに基づいて記憶する(S2070)。
このようにして、図5に示すクライアントコンピュータ状態記憶テーブルに、ネットワーク上のクライアントコンピュータ100のプリンタドライバ状態およびクライアントコンピュータ100の稼動状態が記憶されていく。
<MFP状態記憶動作>
MFP300は、電源がオン状態である限りにおいて、一定の時間間隔で自機の動作モード(通常モード、省電力モード(1)〜省電力モード(N−1))に対応したフラグM(X)(Xは0≦X≦(N−1)である整数)をネットワーク上の他のMFP300へ送信する(S2010)。
ネットワーク上のMFP300は、他のMFP300からフラグM(X)を受信している限り(S2020にてYES)、MFP状態記憶テーブル(図7)における、フラグM(X)を送信してきたMFP300についての動作モードを、受信したフラグM(X)に基づいて記憶する(S2030)。
ネットワーク上のMFP300は、このフラグM(X)を一定時間以上受信しなくなると(S2040にてYES)、MFP状態記憶テーブル(図7)における、フラグM(X)を送信してこないMFP300についての動作モードを省電力モード(N)と記憶する(S2050)。
このようにして、図7に示すMFP状態記憶テーブルに、ネットワーク上のMFP300の動作モードが記憶されていく。
<印刷動作>
ネットワーク上のクライアントコンピュータ100において、ユーザが、導入済みで有効に設定されたプリンタドライバに対応するMFP300を指定して、印刷を要求すると(S1100にてYES)、指定されたMFP300へ印刷データが送信される(S1110)。
ネットワーク上のMFP300は、クライアントコンピュータ100から印刷データを受信すると(S2100にてYES)、(省電力モードであるときには通常モードに復帰して)、通常モードで印刷処理を実行する(S2110)。
印刷処理を実行したMFP300は、印刷データを送信してきたクライアントコンピュータ100が自機を使用する頻度を算出して、MFP状態記憶テーブル(図7)における、使用頻度として記憶する(S2120)。
<省電力モード移行動作>
たとえば、平日の9時から18時の間の2時間ごと到達するモード判定時間になると((S2200にてYES)、省電力モード移行条件が、省電力モード移行条件記憶テーブル(図8)から読出される(S2210)。
クライアントコンピュータ状態記憶テーブル(図5)に記憶されたプリンタドライバステータスおよび稼動状態を用いて、図8の説明における第1の指標に対応する、自機に対応するプリンタドライバが導入済みでかつ有効に設定されたクライアントコンピュータ100の中で、稼動状態が稼働中(停止中でない)であるクライアントコンピュータ100の比率が算出される(S2220)。
クライアントコンピュータ状態記憶テーブル(図5)に記憶された稼動状態および使用頻度を用いて、図8の説明における第2の指標に対応する、稼働中のクライアントコンピュータ100の中で、自機の使用頻度が30(回/月)以上であるクライアントコンピュータ100の比率が算出される(S2230)。
MFP状態記憶テーブル(図7)に記憶された他のMFP300の動作モードを用いて、図8の説明における第3の指標に対応する、ネットワーク上の全てのMFP300の中で、通常モードまたはレベル(1)〜レベル(2)の省電力モードであるMFP300の比率が算出される(S2240)。
MFP300において、図8に示す省電力モード移行条件が成立していると(S2250にてYES)、分岐部の設定に従い、MFP300が省電力モードへ移行されて、消費電力の低減が実現できる(S2260)。
たとえば、図5に示すようにクライアントコンピュータの状態が記憶されており、図7に示すようにMFPの状態が記憶されており、図1に示すようにクライアントコンピュータ100が7台、MFP300の台数が3台であるとする。この場合において通常モードで稼動しているテーブルMFP(B)300の省電力モードへの移行動作について説明する。
MFP(B)300については、図5(B)および図7(B)から、
・自機に対応するプリンタドライバが導入済みでかつ有効に設定されたクライアントコンピュータ100は4台であって、稼動状態が稼働中(停止中でない)であるクライアントコンピュータ100は3台であるので、図8の説明における第1の指標に対応する比率は3/4(×100%)の75%であり、
・稼働中のクライアントコンピュータ100は3台であって、MFP(B)300の使用頻度が30(回/月)以上であるクライアントコンピュータ100の台数は1台であるので、図8の説明における第2の指標に対応する比率は1/3(×100%)の33%であり、
・ネットワーク上の全てのMFP300は3台であって、通常モードまたはレベル(1)〜レベル(2)の省電力モードであるMFP300は1台(省電力モード(1)であるMFP(C)300以外は通常モード)であるので、図8の説明における第3の指標に対応する比率は1/3(×100%)の33%である。
このため、条件番号3−5の条件部が成立する(S2250にてYES)。条件番号3−5の分岐部に従い、MFP(B)300は、現在の動作モード(通常モード)から(さらに)2段階(2レベル分)省電力度合いの大きな省電力モードである、省電力モード(2)(レベル(2))へ移行する(S2260)。
以上のようにして、本実施の形態に係るネットワークプリントシステムによると、ネットワークに接続された複数のクライアントコンピュータがMFPへ印刷を要求する指標(プリンタドライバの状態とクライアントコンピュータの稼動状態に基づく指標)および速やかな印刷が可能な他のMFPの指標(ネットワーク上の全MFPの中で速やかに印刷できるMFPの台数に基づく指標)に従って、MFPの動作モードが省電力モードへ移行される。このようにすると、真に印刷要求があるか否か、真に他のMFPでの処理が可能であるか否かに基づいて、MFPの動作モードが決定される。このため、ユーザにとって好適かつ最も省電力になるように、MFPが自己の省電力モードを決定して、その省電力モードに移行することができる。
今回開示された実施の形態は単に例示であって、本発明が上記した実施の形態のみに限定されるわけではない。本発明の範囲は、発明の詳細な説明の記載を参酌した上で、特許請求の範囲の各請求項によって示され、そこに記載された文言と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含む。
100 クライアントコンピュータ
200 ネットワーク回線
300 MFP
110、310 CPU
120、320 ROM
130、330 RAM
140、340 HDD
150、350 入力I/F
160、360 ディスプレイI/F
170、370 ネットワークI/F
180 光ディスクドライブ
380 タッチパネルディスプレイ
190、390 バス

Claims (11)

  1. 複数のクライアントコンピュータと、2以上の省電力モードを備えた複数の画像形成装置とを含むネットワーク画像形成システムであって、
    画像データを作成するとともに、自己からの画像形成が可能な画像形成装置についての装置情報を前記複数の画像形成装置へ送信し、前記作成された画像データを複数の画像形成装置の中の1の画像形成装置へ送信するクライアントコンピュータと、
    前記クライアントコンピュータから受信した画像データを用いて画像を形成するとともに、前記複数のクライアントコンピュータにおける装置情報に基づいて、2以上の省電力モードの中から選択された省電力モードへ移行する画像形成装置とを含む、ネットワーク画像形成システム。
  2. 複数のクライアントコンピュータと複数の画像形成装置とを含むネットワーク画像形成システムで用いられる画像形成装置であって、
    画像データを前記クライアントコンピュータから受信するための画像データ受信手段と、
    前記クライアントコンピュータから、当該クライアントコンピュータからの画像形成が可能な画像形成装置についての装置情報を受信するための受信手段と、
    前記クライアントコンピュータから受信した画像データを用いて画像を形成するための画像形成手段と、
    前記クライアントコンピュータから受信した、前記複数のクライアントコンピュータにおける装置情報に基づいて、2以上の省電力モードの中から選択された省電力モードへ移行するための移行手段とを含む、画像形成装置。
  3. 前記装置情報は、当該クライアントコンピュータから画像データの送信が可能な画像形成装置についての情報である、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記装置情報は、当該クライアントコンピュータから画像データの送信が可能なように導入される画像形成装置のプリンタドライバについての情報である、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記移行手段は、自己による画像形成が可能なクライアントコンピュータの数が多いとき、2以上の省電力モードの中の消費電力量の大きい省電力モードへ移行するための手段を含む、請求項2〜請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記移行手段は、自己による画像形成が可能なクライアントコンピュータの中で稼働中のクライアントコンピュータの比率が高いとき、2以上の省電力モードの中の消費電力量の大きい省電力モードへ移行するための手段を含む、請求項5に記載の画像形成装置。
  7. クライアントコンピュータ毎に、自己による画像形成の頻度を取得するための手段をさらに含み、
    前記移行手段は、自己による画像形成が可能なクライアントコンピュータであって前記前記頻度が高いクライアントコンピュータが多いとき、2以上の省電力モードの中の消費電力量の大きい省電力モードへ移行するための手段を含む、請求項2〜請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記移行手段は、稼働中のクライアントコンピュータの中で前記頻度が高いクライアントコンピュータの比率が高いとき、2以上の省電力モードの中の消費電力量の大きい省電力モードへ移行するための手段を含む、請求項7に記載の画像形成装置。
  9. ネットワークに接続された他の画像形成装置から、当該画像形成装置の省電力モードを取得するためのモード取得手段をさらに含み、
    前記移行手段は、前記複数のクライアントコンピュータにおける装置情報および前記他の画像形成装置の省電力モードに基づいて、2以上の省電力モードの中から選択された省電力モードへ移行するための移行手段とを含む、請求項2〜請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 前記移行手段は、ネットワーク上の画像形成装置の中で、通常モードへの復帰に時間を必要とする省電力モードである画像形成装置の比率が高いとき、2以上の省電力モードの中の消費電力量の大きい省電力モードへ移行するための手段を含む、請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記モード取得手段が、他の画像形成装置から省電力モードを取得できない場合には、前記画像形成装置の省電力モードは通信不能なモードであるとして、当該画像形成装置の省電力モードを取得するための手段を含む、請求項9または請求項10に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016186657A (ja) * 2016-07-13 2016-10-27 富士ゼロックス株式会社 電力表示モジュール

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