JP2006255910A - 測色補助装置、チャート印刷測色システム、色修正装置、測色補助装置の制御方法および測色補助装置の制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】プリンタ(印刷装置)20で使用可能な印刷媒体の種類を表す情報と、当該印刷媒体上にパッチ(色票)を配置したカラーチャートがインクにより形成されてから当該カラーチャートの発色が安定するまでの安定化時間を表す情報と、を対応づけて情報記録領域R1に記録し、プリンタ20で使用可能な印刷媒体の種類の中からプリンタ20で使用する印刷媒体の種類を選択する入力を受け付け、プリンタ20に対してカラーチャートをインクにて印刷媒体上に印刷させる制御を行い、入力を受け付けた印刷媒体の種類に対応する安定化時間を表す情報を情報記録領域R1から取得し、当該情報に基づいて、印刷媒体上に印刷されたカラーチャートの発色が安定するまでの残り時間を計時して表示する。
【選択図】図1
Description
以上により、印刷媒体の種類に応じてカラーチャートの発色が安定するまでの適切な残り時間が表示される。そして、本測色補助装置のユーザは、印刷媒体毎にカラーチャートの発色が安定するまでの適切な残り時間を知ることができるので、測色が早すぎてカラーチャートの発色が安定していない状態で各色票を測色してしまったり、測色が遅すぎて各色票の測色結果を得るのに時間がかかりすぎたりすることが無くなる。従って、各色票の測色結果を効率よく高精度にて得ることが可能となる。その結果、印刷装置のキャリブレーションを行う際にはキャリブレーションの精度が向上し、高精度のキャリブレーションを実現させるキャリブレーション用データや、良好な色再現を実現させる色変換テーブル(色変換データ)等を迅速に得ることが可能となる。
また、残り時間が無くなった時点で色票の測色を促すことを意味する音声を出力する手段を設けてもよい。
上記チャート印刷制御手段は、上記印刷装置で使用可能な印刷媒体の種類のそれぞれに対応した上記チャートデータの中から上記入力を受け付けた印刷媒体の種類に対応するチャートデータに対応するカラーチャートを上記印刷装置に対して上記インクにて上記印刷媒体上に印刷させる制御を行ってもよい。すると、印刷媒体の種類に応じて適切なカラーチャートが自動的に印刷媒体上に印刷されるので、利便性が向上する。
また、上記計時表示手段は、上記残り時間が無くなった時点で上記検出手段にて上記印刷媒体が上記装着箇所に装着されていないと検出されたとき、カラーチャートを印刷した印刷媒体を装着することを促す旨を画面表示してもよい。すると、色票の測色ができるようになった時点でカラーチャートを印刷した印刷媒体が装着されていなければ当該印刷媒体を装着することが促されるので、利便性が向上する。
むろん、請求項2〜7に記載した構成を上記方法やシステムやプログラムや記録媒体に適用可能である。
(1)測色補助装置を有する印刷システムの構成:
(2)キャリブレーション用データ作成処理:
(3)変形例:
図1は本発明の一実施形態である測色補助装置を有する色修正装置の構成を模式的に示す図であり、図2は本測色補助装置を含む印刷システム100の構成の概略を示すブロック図である。印刷システム100は、基準の各パッチ(色票)P0を測色して基準の測色結果を得る基準用印刷システム100aと、補償対象の各パッチ(色票)P1を測色して色ずれを補償する補償用印刷システム100bとを備えている。ここで、印刷システム100bは、パーソナルコンピュータ(PC)10、当該PCに接続されたインクジェットプリンタ20およびカラー測色機40、等を備えている。印刷システム100bは、PC60、当該PCに接続されたインクジェットプリンタ70およびカラー測色機90、等を備えている。PC10,60は、通信I/F17d,67dにて互いにLANやインターネット網等の通信回線98を介して接続されている。むろん、本発明に用いられるコンピュータは、PCに限定されない。
PC10では、CPU11がシステムバス10aを介してPC全体を制御する。同バス10aには、ROM12、データを書き換え可能な半導体メモリであるRAM13、CD−ROMドライブ15、フレキシブルディスク(FD)ドライブ16、各種インターフェイス(I/F)17a〜f、タイマ回路19等が接続され、ハードディスクドライブを介して磁気ディスクであるハードディスク(HD)14も接続されている。HD14には本発明の測色補助装置の制御プログラムを含む色修正プログラム14aが記憶されており、実行時にCPU11によってRAM13に転送され、実行される。また、HD14は、印刷媒体の種類を表す種類情報14b、カラーチャートの発色の安定化時間を表す時間情報14c、チャートデータ14d、等を記憶(記録)した所定の記憶領域(情報記録領域)とされている。RAM13には、一時的に、基準の測色結果13a、補償対象の測色結果13b、等が格納される。タイマ回路19は、現在の時刻を計時する回路とされている。
プリンタ20のキャリブレーションを行う際、カラーチャートCH1が印刷された印刷媒体M1を所定の装着箇所40bに装着して、各パッチP1上に測色機40の検出部40aを当てて測色し、測色機40に測色値を生成させる。なお、測色機90では、カラーチャートCH0が印刷された印刷媒体M0を所定の装着箇所90bに装着して、各パッチP0上に測色機90の検出部90aを当てて測色する。
測色機40と測色機90とが同じ機種であると、より正確に色補償することができるので、好適である。
このようにして、測色機40は、カラーチャートを構成する各パッチを測色して当該各パッチの測色結果を生成する。
本プリンタ20では、CPU21、ROM22、RAM23、通信I/O24、コントロールIC25、ASIC26、I/F27、EEPROM33、操作パネル34、等がバス20aを介して接続され、CPU21がROM22に書き込まれたプログラムに従って各部を制御する。
印刷ヘッドユニット29は、CMYRVKの6種類のインク毎に設けられた印刷ヘッド29a〜fと例えばEEPROMといった半導体メモリ31を備えている。プリンタに組み付けられた各印刷ヘッド29a〜fは対応する色のインクを吐出して印刷用紙上に付着させることが可能であり、プリンタ20はインクの種類毎に対応する印刷ヘッド29a〜fを用いて印刷媒体上にドットを形成して画像を印刷する。
各カートリッジ28にも例えばEEPROMといった半導体メモリ28aがそれぞれ設けられており、各メモリ28aは電気的にコントロールIC25と接続されている。
EEPROM33には、使用可能な印刷媒体の種類毎に、当該印刷媒体の種類を表す情報、当該印刷媒体の厚さを表す情報、各印刷媒体の紙送り設定量を表す情報、等が対応して書き込まれている。
操作パネル34は、各種情報を表示可能な液晶表示装置34aや、各種スイッチ34bを備え、EEPROM33に記憶された各種情報を液晶表示装置34aにて表示可能であるとともに、情報を選択する操作入力をスイッチ34bにて受け付け可能である。プリンタ20は、使用可能な印刷媒体の種類の中から使用する印刷媒体の種類を選択する操作入力を操作パネル34にて受け付け、選択された印刷媒体の種類を表す情報を例えばEEPROM33に記憶させる。
情報記録領域R1は、HD14に設けられ、各種情報14b〜dを記憶している。
また、測色部U4は、印刷媒体が所定の装着箇所40bに装着されているか否かを検出する用紙検出センサ(検出手段)40cを備えている。計時表示部U3は、残り時間が所定時間以下となった時点でセンサ40cにて印刷媒体が装着箇所40bに装着されていないと検出されたとき、カラーチャートを印刷した印刷媒体を装着することを促す旨をディスプレイの画面18a1に表示する。
以上の構成により、本色修正装置のユーザは、印刷媒体毎にカラーチャートの発色が安定するまでの適切な残り時間を知ることができるので、適切な時間にパッチの測色を行うことができる。従って、パッチの測色結果を効率よく高精度にて得ることが可能となり、プリンタのキャリブレーションを高精度にて迅速に行うことが可能となる。
印刷制御処理を開始すると、印刷を行うプリンタの種類、各種印刷条件を取得する(S105)。プリンタの種類を特定すると、印刷に用いるインクの種類も特定される。印刷条件としては、印刷媒体の種類、用紙サイズ、解像度、等がある。
この段階でのCMYRVKデータを用いてプリンタに印刷を実行させても、印刷媒体上に印刷される画像の色に微妙な誤差が生じていることがある。これは、各印刷ノズル列から吐出されるインクの重量のずれ等による。そこで、このような色のばらつきを補償させるようにCMYRVKデータを修正することにしている。
S120の処理を行うPCにより、色修正手段が構成される。
なお、ハーフトーン処理を実行可能なプリンタであれば多階調のCMYRVKデータをプリンタに送出し、当該CMYRVKデータに基づく印刷を実行させるようにすればよい。
図8〜図11はPC10が行うキャリブレーション用データ作成処理を示すフローチャートであり、図12はインターフェイス画面の表示例を示す図である。なお、PC10,60は複数のプログラムを同時に並列して行う時分割処理を行っており、複数のキャリブレーション用データ作成処理や印刷制御処理等を同時に並列して実行可能である。本実施形態において、S310の処理を行うPC10が情報入力手段を構成し、S315の処理を行うPC10がチャート印刷制御手段を構成し、S502〜S528の処理を行うPC10が計時表示手段を構成し、S530の処理を行うPC10と測色機40とが測色装置を構成し、S325〜S335の処理を行うPC10が色修正手段を構成している。
PC10では、まず、測色結果を取得する対象のプリンタの選択入力をマウスやキーボードから受け付ける(S305)。次に、選択されたプリンタについて、印刷および測色条件選択処理を行う(S310)。この処理は、図9に示すフローで行うことができる。すなわち、S400では、図12に示すインターフェイス画面91をディスプレイ18aの画面に表示する。この画面では、印刷条件表示欄91aや、各種入力欄91c〜gや、ボタン91h等を表示する。機種表示欄91cでは、PC10で使用可能な測色機の機種(種類)の一覧情報を表示可能としている。種類選択欄91dでは、機種表示欄91cにて選択された機種に対応する種類情報14bに格納された印刷媒体の種類の一覧情報を表示可能としている。印刷品質選択欄91eでは、プリンタ20で選択可能な印刷解像度の一覧情報を表示可能としている。入力欄91f,gでは、環境温度や環境湿度の操作入力を受け付け可能としている。
次に、カラーチャートの印刷が終了したか否か、すなわち、プリンタ20にてカラーチャートが印刷媒体上に形成されたか否かを判断する(S504)。プリンタから入手した情報が印刷を実行中であることを表す情報であればまだカラーチャートが形成されていないと判定し、S502〜S504を繰り返す。プリンタから入手した情報が印刷を実行中でないことを表す情報であればカラーチャートが形成されたと判定し、S506でタイマ回路19から現在の時刻Tnowを取得する。
さらに、上記S404で入力を受け付けた印刷媒体の種類に対応する安定化時間Ts(安定化時間を表す情報)を時間情報14cから取得する(S508)。図5の例において、入力を受け付けた印刷媒体の種類が「光沢紙1」である場合、安定化時間Ts=10分を取得する。
また、現在の時刻Tnowと安定化時間Tsとに基づいて、終了予定時刻Teを算出する。この終了予定時刻は、Te=Tnow+Tsなる演算式により求めることができる。従って、カラーチャートが印刷媒体上に形成されたと判定したとき、当該判定時点での残り時間(Ts)を情報記録領域から取得した情報に対応する安定化時間として、当該カラーチャートの発色が安定するまでの残り時間を計時して表示することになる。
以上のようにして、時間情報14cに基づいて、印刷媒体上に印刷されたカラーチャートの発色が安定するまでの残り時間を計時して表示する。
一方、残り時間が無くなった場合、適宜、パッチの測色を促す旨をディスプレイ18aの画面に表示したり、当該旨をスピーカ18dから音声出力したりする(S520)。
以上のようにして、残り時間が無くなった時点でパッチの測色を促す旨を画面表示したり音声出力したりする。
さらに、上記検出情報を見ることにより、印刷媒体が所定の装着箇所40bに装着されているか否かを判断する(S526)。センサ40cにて印刷媒体が装着箇所40bに装着されていないと検出されると、検出情報は装着されていないことが表された情報となり、この場合にはS528でカラーチャートを印刷した印刷媒体を装着することを促す旨を画面表示して、S524に戻る。
以上のようにして、残り時間が無くなった時点でセンサ40cにて印刷媒体が装着箇所に装着されていないと検出されたとき、カラーチャートを印刷した印刷媒体を装着することを促す旨を外部に通知する。
次に、測色機40に対して測色機の状態を出力させるコマンドを出力し、測色機40から測色機の状態を取得する(S604)。
さらに、測色が終了したか否かを判断する(S606)。プリンタから入手した実行情報が測色を実行中であることを表す情報であればまだ測色を終了していないと判定し、S604〜S606を繰り返す。測色機から入手した実行情報が測色を実行中でないことを表す情報であれば測色が終了したと判定し、S608で測色機40からRAM41cに蓄積された色成分量L,a,b(測色結果)を取得してRAM13に格納し、測色結果取得処理を終了する。各色成分量L,a,bは、JIS Z8105にも規定されたCIE(1976)Lab色空間を定義する色彩値であるL量、a量、b量としている。以下も、同様である。なお、当該測色結果を、測色値LMi,aMi,bMi(i=1〜n、nはパッチの番号を表す正の整数)とする。
次に、測色結果LMi,aMi,bMiと基準測色結果LSi,aSi,bSiとを用いて、測色結果LMi,aMi,bMiを得たプリンタ20の出力色を基準色に修正するためのキャリブレーション用データを作成する処理を行う(S330)。
ここで、測色結果LMi,aMi,bMiを繋ぐ曲線を所定の補間演算により求め、この曲線上の測色結果をLM,aM,bMとし、色を合わせる基準測色結果を繋ぐ曲線を所定の補間演算により求め、この曲線上の測色結果をLS,aS,bSとし、測色結果の色差
ΔE={(LM−LS)2+(aM−aS)2+(bM−bS)2}1/2
が最小となるように、測色結果LM,aM,bMと基準測色結果LS,aS,bSと対応付け、キャリブレーション用データを生成する。
以上のようにして作成されたキャリブレーション用データDA4は、入力階調値で表される色が測色結果LM,aM,bMで表される色とされ、出力階調値で表される色が基準測色結果LS,aS,bSで表される色とされた情報テーブルとされる。
以上により、基準測色結果で表される色に合うよう色補償された印刷画像を印刷媒体上に形成することができる。
むろん、キャリブレーション用データは、様々な手法により作成することができる。
その後、図7で示した印刷制御処理をPC10にて行うと、プリンタ20にて、基準色に対する色ずれが補償された画像を印刷媒体上に形成することができる。
ところで、本発明を実施する際に使用可能なコンピュータと周辺装置は、様々な構成が可能である。例えば、印刷装置は、コンピュータと一体化されたものでもよい。単色画像のみ印刷する印刷装置でもよい。上述したフローについては、一部または全部を印刷装置、専用の画像処理装置、外部のサーバ、等で実行してもよい。
キャリブレーションを行う際には、キャリブレーション用一次元LUT等のキャリブレーション用データを作成してキャリブレーションを行うのみならず、色変換LUT等の色変換データ、ドット振分テーブル等のドット振分データ、等を修正して当該修正後の色変換データやドット振分データ等を用いて印刷データを変換することによりキャリブレーションを行ってもよい。ここで、キャリブレーション用データや色変換データやドット振分データは、印刷データに対応する印刷画像を印刷媒体上に形成する印刷装置における色ずれを補償するために同印刷データの修正前後の対応関係を規定した色修正データである。
また、安定化時間を短縮して残り時間を計時して表示する簡易モードを設けてもよい。すると、高精度な測色結果を得る必要がないときに、迅速に測色結果を得ることができるので、利便性が向上する。
さらに、残り時間が測色機をウォーミングアップさせるために必要な時間となった時点で、測色機の電源を入れるように制御してもよい。すると、測色する際に測色機の状態が安定するまで待つ必要が無くなるので、利便性が向上する。
まず、プリンタ20に対してEEPROM33に記憶された使用中の印刷媒体の種類を表す情報を出力される使用印刷媒体種類要求コマンドを出力し(S422)、プリンタ20から使用中の印刷媒体の種類を表す情報を取得する(S424)。プリンタ20では、使用印刷媒体種類要求コマンドを入力すると、EEPROM33に書き込まれた使用中の印刷媒体の種類を表す情報を読み出し、読み出した情報をPC10に対して出力している。従って、PC10では、プリンタから出力された情報を入手することにより、プリンタ20に記憶された印刷媒体の種類を表す情報の入力を当該プリンタから受け付け、使用中の印刷媒体の種類を表す情報を取得することができる。
次に、S400でインターフェイス画面91を表示するが、種類選択欄91dではプリンタから取得した使用中の印刷媒体の種類を表す情報を表示する。その後、S402,S406では測色機の機種および印刷品質の選択入力を受け付け、S408〜S410では環境温度および環境湿度の操作入力を受け付け、S412で印刷条件表示欄91aを更新する。印刷ボタン91hが操作されていないとS402〜S414を繰り返し、印刷ボタン91hが操作されると印刷および測色条件選択処理を終了する。
以上の構成により、プリンタで使用中の印刷媒体の種類が自動的に特定され、印刷媒体の種類に応じて適切な残り時間Tlが表示されるので、本測色補助装置は便利である。また、印刷媒体の種類に応じて適切なカラーチャートが自動的に印刷媒体上に印刷されるので、この点でも本測色補助装置は便利である。
まず、S502〜S510の処理を行って終了予定時刻Teを算出し、S512でタイマ回路19から現在の時刻Tnowを取得し、S514で残り時間Tlを算出する。ここで、所定時間Tthを0<Tth<Tsとして、残り時間Tlが所定時間Tth以下となったか否かを判断する(S542)。残り時間が所定時間より多い場合、残り時間Tlを印刷条件表示欄91aに表示して(S518)、S512に戻る。
一方、残り時間が所定時間Tth以下となった場合、測色機40に対して測色機の状態を出力させるコマンドを出力し、測色機40から測色機の状態を取得する(S544)。さらに、用紙検出センサ40cの検出電圧に対応するデジタルの検出情報を見ることにより、印刷媒体が所定の装着箇所40bに装着されているか否かを判断する(S546)。センサ40cにて印刷媒体が装着箇所40bに装着されていないと検出されると、検出情報は装着されていないことが表された情報となり、この場合にはS548でカラーチャートを印刷した印刷媒体を装着することを促す旨を画面表示して、S544に戻る。
以上のようにして、残り時間が所定時間以下となった時点でセンサ40cにて印刷媒体が装着箇所に装着されていないと検出されたとき、カラーチャートを印刷した印刷媒体を装着することを促す旨を外部に通知する。
図13を用いて説明すると、例えば、印刷媒体M4を180°回転したときに異なる色のパッチとなるパッチP4bが形成された箇所を所定箇所とすればよい。同図の例では、パッチP4bと点対称な位置に空パッチP4cが配置されている。従って、印刷媒体M4が180°逆に配置されると、空パッチP4cが測色されることになり、測色値Lt,at,btは所定範囲外となる。また、本来とは異なる配置の複数のパッチからなるカラーチャートを印刷した印刷媒体を装着しても、測色値Lt,at,btは所定範囲外となる。
S552で測色結果が所定範囲外であると判断した場合、正しいカラーチャートを印刷した印刷媒体を正しく装着することを促す旨を画面表示したり音声出力したりして(S554)、S518に戻る。
以上のようにして、印刷媒体が所定の装着箇所に装着されていると検出されたとき、当該印刷媒体の所定箇所を測色するとともに測色結果が所定範囲外であるときには正しくない旨を外部に通知する。
以上説明したように、本発明によると、種々の態様により、印刷媒体上に印刷されたカラーチャートを構成する各色票について効率よく高精度の測色結果を得ることが可能になる。
Claims (10)
- インクを用いて印刷データに対応する印刷画像を印刷媒体上に形成する印刷装置を制御可能な測色補助装置であって、
上記印刷装置で使用可能な印刷媒体の種類毎に、当該印刷媒体の種類を表す情報と、当該印刷媒体上に色票を配置したカラーチャートが上記インクにより形成されてから当該カラーチャートの発色が安定するまでの安定化時間を表す情報と、を対応づけて記録した情報記録領域と、
上記印刷装置で使用可能な印刷媒体の種類の中から上記印刷装置で使用する印刷媒体の種類を選択する入力を受け付ける種類入力手段と、
上記カラーチャートを表現したチャートデータに基づいて、上記印刷装置に対して当該カラーチャートを上記インクにて上記印刷媒体上に印刷させる制御を行うチャート印刷制御手段と、
上記入力を受け付けた印刷媒体の種類に対応する上記安定化時間を表す情報を上記情報記録領域から取得し、当該情報に基づいて、上記印刷媒体上に印刷されたカラーチャートの発色が安定するまでの残り時間を計時して表示する計時表示手段とを備えることを特徴とする測色補助装置。 - 上記計時表示手段は、上記印刷装置にて上記カラーチャートが上記印刷媒体上に形成されたか否かを判定し、上記カラーチャートが上記印刷媒体上に形成されたと判定したとき、当該判定時点での残り時間を上記情報記録領域から取得した情報に対応する安定化時間として、当該カラーチャートの発色が安定するまでの残り時間を計時して表示することを特徴とする請求項1に記載の測色補助装置。
- 上記計時表示手段は、上記残り時間が無くなった時点で上記色票の測色を促す旨を画面表示することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の測色補助装置。
- 上記印刷装置は、使用可能な印刷媒体の種類の中から使用中の印刷媒体の種類を表す情報を記憶した装置であり、
上記種類入力手段は、上記印刷装置に記憶された印刷媒体の種類を表す情報の入力を当該印刷装置から受け付け、
上記チャート印刷制御手段は、上記印刷装置で使用可能な印刷媒体の種類のそれぞれに対応した上記チャートデータの中から上記入力を受け付けた印刷媒体の種類に対応するチャートデータに対応するカラーチャートを上記印刷装置に対して上記インクにて上記印刷媒体上に印刷させる制御を行うことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の測色補助装置。 - 上記請求項1〜請求項4のいずれかに記載の測色補助装置と、上記印刷媒体上に形成された色票を測色して測色結果を生成する測色装置とを備えるチャート印刷測色システムであって、
上記測色装置は、上記残り時間が無くなった時点で、当該残り時間を計時した対象のカラーチャートを構成する各色票を測色して当該各色票の測色結果を生成することを特徴とするチャート印刷測色システム。 - 上記測色装置は、上記印刷媒体が所定の装着箇所に装着されているか否かを検出する検出手段を備え、
上記計時表示手段は、上記残り時間が所定時間以下となった時点で上記検出手段にて上記印刷媒体が上記装着箇所に装着されていないと検出されたとき、カラーチャートを印刷した印刷媒体を装着することを促す旨を画面表示することを特徴とする請求項5に記載のチャート印刷測色システム。 - 上記測色装置は、上記印刷媒体が所定の装着箇所に装着されているか否かを検出する検出手段を備え、
上記計時表示手段は、上記検出手段にて上記印刷媒体が上記装着箇所に装着されていると検出されたとき、当該印刷媒体の所定箇所を測色して測色結果を生成するとともに当該測色結果が所定範囲外であるときには正しいカラーチャートを印刷した印刷媒体を正しく装着することを促す旨を画面表示することを特徴とする請求項5または請求項6に記載のチャート印刷測色システム。 - 上記請求項1〜請求項4のいずれかに記載の測色補助装置と、
上記残り時間が無くなった後に、上記カラーチャートを構成する各色票を測色した測色結果を取得し、当該測色結果と基準の測色結果とを対比して当該対比結果から上記印刷データを修正することにより、上記印刷装置における色ずれを補償する色修正手段とを備えることを特徴とする色修正装置。 - インクを用いて印刷データに対応する印刷画像を印刷媒体上に形成する印刷装置を制御可能な測色補助装置の制御方法であって、
上記印刷装置で使用可能な印刷媒体の種類の中から上記印刷装置で使用する印刷媒体の種類を選択する入力を受け付ける種類入力工程と、
上記カラーチャートを表現したチャートデータに基づいて、上記印刷装置に対して当該カラーチャートを上記インクにて上記印刷媒体上に印刷させる制御を行うチャート印刷制御工程と、
上記印刷装置で使用可能な印刷媒体の種類毎に、当該印刷媒体の種類を表す情報と、当該印刷媒体上に色票を配置したカラーチャートが上記インクにより形成されてから当該カラーチャートの発色が安定するまでの安定化時間を表す情報と、を対応づけて記録した情報記録領域から、上記入力を受け付けた印刷媒体の種類に対応する上記安定化時間を表す情報を上記情報記録領域から取得し、当該情報に基づいて、上記印刷媒体上に印刷されたカラーチャートの発色が安定するまでの残り時間を計時して表示する計時表示工程とを備えることを特徴とする測色補助装置の制御方法。 - インクを用いて印刷データに対応する印刷画像を印刷媒体上に形成する印刷装置を制御可能な測色補助装置の制御プログラムであって、
上記印刷装置で使用可能な印刷媒体の種類の中から上記印刷装置で使用する印刷媒体の種類を選択する入力を受け付ける種類入力機能と、
上記カラーチャートを表現したチャートデータに基づいて、上記印刷装置に対して当該カラーチャートを上記インクにて上記印刷媒体上に印刷させる制御を行うチャート印刷制御機能と、
上記印刷装置で使用可能な印刷媒体の種類毎に、当該印刷媒体の種類を表す情報と、当該印刷媒体上に色票を配置したカラーチャートが上記インクにより形成されてから当該カラーチャートの発色が安定するまでの安定化時間を表す情報と、を対応づけて記録した情報記録領域から、上記入力を受け付けた印刷媒体の種類に対応する上記安定化時間を表す情報を上記情報記録領域から取得し、当該情報に基づいて、上記印刷媒体上に印刷されたカラーチャートの発色が安定するまでの残り時間を計時して表示する計時表示機能とをコンピュータに実現させることを特徴とする測色補助装置の制御プログラム。
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