JP2000238299A - 印刷制御方法、印刷制御装置、印刷制御プログラムを記録した媒体 - Google Patents
印刷制御方法、印刷制御装置、印刷制御プログラムを記録した媒体Info
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- JP2000238299A JP2000238299A JP11044920A JP4492099A JP2000238299A JP 2000238299 A JP2000238299 A JP 2000238299A JP 11044920 A JP11044920 A JP 11044920A JP 4492099 A JP4492099 A JP 4492099A JP 2000238299 A JP2000238299 A JP 2000238299A
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Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Color, Gradation (AREA)
- Fax Reproducing Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 色インクが印刷媒体上に定着するまでは時間
経過に伴ってキャリブレーションパターンの色が変化す
るため、正確な補正量を取得することができずに色バラ
ンスのずれが十分に解消されない場合があった。 【解決手段】 印刷制御装置20は印刷装置30に対し
て各色インクを所定の濃度で印刷媒体上に付してキャリ
ブレーションパターンを印刷させ、このキャリブレーシ
ョンパターンに基づいて各色インクの使用量の基準値か
らの偏差を取得するにあたり、色インクが定着するまで
のキャリブレーションパターンの色の経時変化を見越し
て同偏差を取得し、この偏差を解消するように印刷デー
タを修正して印刷装置30に出力するようにしたため、
より正確に色バランスのずれを補正することができる。
経過に伴ってキャリブレーションパターンの色が変化す
るため、正確な補正量を取得することができずに色バラ
ンスのずれが十分に解消されない場合があった。 【解決手段】 印刷制御装置20は印刷装置30に対し
て各色インクを所定の濃度で印刷媒体上に付してキャリ
ブレーションパターンを印刷させ、このキャリブレーシ
ョンパターンに基づいて各色インクの使用量の基準値か
らの偏差を取得するにあたり、色インクが定着するまで
のキャリブレーションパターンの色の経時変化を見越し
て同偏差を取得し、この偏差を解消するように印刷デー
タを修正して印刷装置30に出力するようにしたため、
より正確に色バランスのずれを補正することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷制御方法、印
刷制御装置および印刷制御プログラムを記録した媒体に
関し、特に、色バランスを調整して印刷させる印刷制御
方法、印刷制御装置および印刷制御プログラムを記録し
た媒体に関する。
刷制御装置および印刷制御プログラムを記録した媒体に
関し、特に、色バランスを調整して印刷させる印刷制御
方法、印刷制御装置および印刷制御プログラムを記録し
た媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタのようなカラー
印刷装置では、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロ
ー(Y)の三色の色インク、あるいはこれにブラック
(K)を加えた四色の色インクでカラー画像を印刷す
る。これらの色インクを吐出する印刷ヘッドは全ての色
インクを吐出する一体型のものとすることも可能である
が、歩留まりが悪くなるので複数の印刷ヘッドを色ごと
に分けて使用することが多い。一体型の場合は色インク
の吐出量は全体的に多いか少ないかの誤差はあるものの
各色インク間でのバランスは保持される。しかしなが
ら、複数の印刷ヘッドを使用する場合には印刷ヘッドご
とのばらつきによって各色インク間でのバランスが崩れ
てしまう。このため、特公平6−79853号公報に示
す従来のカラー印刷装置では、印刷ヘッドを駆動する駆
動回路ごとに駆動信号を調整可能としておき、この駆動
信号を工場などで設定すれば各色インク間でのバランス
を保持可能となっている。
印刷装置では、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロ
ー(Y)の三色の色インク、あるいはこれにブラック
(K)を加えた四色の色インクでカラー画像を印刷す
る。これらの色インクを吐出する印刷ヘッドは全ての色
インクを吐出する一体型のものとすることも可能である
が、歩留まりが悪くなるので複数の印刷ヘッドを色ごと
に分けて使用することが多い。一体型の場合は色インク
の吐出量は全体的に多いか少ないかの誤差はあるものの
各色インク間でのバランスは保持される。しかしなが
ら、複数の印刷ヘッドを使用する場合には印刷ヘッドご
とのばらつきによって各色インク間でのバランスが崩れ
てしまう。このため、特公平6−79853号公報に示
す従来のカラー印刷装置では、印刷ヘッドを駆動する駆
動回路ごとに駆動信号を調整可能としておき、この駆動
信号を工場などで設定すれば各色インク間でのバランス
を保持可能となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のものに
おいては、各カラー印刷装置ごとに工場調整が必要とな
るので製造工程が増えて煩雑になるという課題がある。
そこで、いわゆるキャリブレーションの手法を適用する
ことができる。このキャリブレーションの手法において
は、各色インクを所定の濃度で印刷媒体上に付してキャ
リブレーションパターンを印刷するとともに、これを測
色装置で読み取るなどして各色インクについてインク使
用量のばらつきを検知し、このばらつきを解消するよう
に対応する要素色の色変換テーブルに修正を加えること
によって印刷データ自体を修正する。従って、結果とし
て印刷媒体上では元画像の色が忠実に再現されることに
なる。むろん、かかるキャリブレーションの手法は利用
者側で実行することができるため、煩雑な工場調整は不
要となる。
おいては、各カラー印刷装置ごとに工場調整が必要とな
るので製造工程が増えて煩雑になるという課題がある。
そこで、いわゆるキャリブレーションの手法を適用する
ことができる。このキャリブレーションの手法において
は、各色インクを所定の濃度で印刷媒体上に付してキャ
リブレーションパターンを印刷するとともに、これを測
色装置で読み取るなどして各色インクについてインク使
用量のばらつきを検知し、このばらつきを解消するよう
に対応する要素色の色変換テーブルに修正を加えること
によって印刷データ自体を修正する。従って、結果とし
て印刷媒体上では元画像の色が忠実に再現されることに
なる。むろん、かかるキャリブレーションの手法は利用
者側で実行することができるため、煩雑な工場調整は不
要となる。
【0004】しかしながら、印刷されたキャリブレーシ
ョンパターンの色インクが印刷媒体上に定着するには所
定時間の経過を要し、この所定時間が経過するまでは時
間の経過に伴ってその色が徐々に変化してしまう。むろ
ん、色バランスのずれが生じているか否かの判断は色イ
ンクが定着した状態を基準として考えられるため、色イ
ンクが定着していない状態のキャリブレーションパター
ンを用いてキャリブレーションを実行すると、色バラン
スのずれを正確に補正することができない。
ョンパターンの色インクが印刷媒体上に定着するには所
定時間の経過を要し、この所定時間が経過するまでは時
間の経過に伴ってその色が徐々に変化してしまう。むろ
ん、色バランスのずれが生じているか否かの判断は色イ
ンクが定着した状態を基準として考えられるため、色イ
ンクが定着していない状態のキャリブレーションパター
ンを用いてキャリブレーションを実行すると、色バラン
スのずれを正確に補正することができない。
【0005】本発明は、上記課題にかんがみてなされた
もので、所定のキャリブレーションパターンを印刷し、
このキャリブレーションパターンに基づいて色バランス
のずれを補正する場合に、より正確に同ずれを補正する
ことが可能な印刷制御方法、印刷制御装置および印刷制
御プログラムを記録した媒体の提供を目的とする。
もので、所定のキャリブレーションパターンを印刷し、
このキャリブレーションパターンに基づいて色バランス
のずれを補正する場合に、より正確に同ずれを補正する
ことが可能な印刷制御方法、印刷制御装置および印刷制
御プログラムを記録した媒体の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、利用可能な色インクごと
に独立した複数の印刷ヘッドを備えるとともに印刷デー
タの入力に基づいて所要の色インクを印刷媒体上に付し
て元画像を再現して印刷する印刷装置に対して、同印刷
データを出力する印刷制御方法であって、各色インクの
インク使用量の基準値からの偏差を検出するために各色
インクを所定の濃度で印刷媒体上に付してキャリブレー
ションパターンを印刷させるキャリブレーションパター
ン印刷工程と、このキャリブレーションパターン印刷工
程にて印刷された上記キャリブレーションパターンに基
づいて各色インクについて上記基準値からの偏差を取得
するにあたり、同キャリブレーションパターンの色の経
時変化を見越して同偏差を取得する偏差取得工程と、こ
の偏差取得工程にて取得した上記偏差を解消するように
上記印刷データを修正して上記印刷装置に出力する印刷
データ修正出力工程とを備えた構成としてある。
め、請求項1にかかる発明は、利用可能な色インクごと
に独立した複数の印刷ヘッドを備えるとともに印刷デー
タの入力に基づいて所要の色インクを印刷媒体上に付し
て元画像を再現して印刷する印刷装置に対して、同印刷
データを出力する印刷制御方法であって、各色インクの
インク使用量の基準値からの偏差を検出するために各色
インクを所定の濃度で印刷媒体上に付してキャリブレー
ションパターンを印刷させるキャリブレーションパター
ン印刷工程と、このキャリブレーションパターン印刷工
程にて印刷された上記キャリブレーションパターンに基
づいて各色インクについて上記基準値からの偏差を取得
するにあたり、同キャリブレーションパターンの色の経
時変化を見越して同偏差を取得する偏差取得工程と、こ
の偏差取得工程にて取得した上記偏差を解消するように
上記印刷データを修正して上記印刷装置に出力する印刷
データ修正出力工程とを備えた構成としてある。
【0007】上記のように構成した請求項1にかかる発
明においては、印刷装置は利用可能な色インクごとに独
立した複数の印刷ヘッドを備えているため、各印刷ヘッ
ドにおける色インクの使用量に基準値からの偏差が生じ
て色バランスのずれが生じうる。この色バランスのずれ
を解消するには、まずキャリブレーションパターン印刷
工程にて各色インクを所定の濃度で印刷媒体上に付して
キャリブレーションパターンを印刷させ、次に偏差取得
工程にて各色インクのインク使用量の基準値からの偏差
を取得するが、このときにキャリブレーションパターン
の色の経時変化を見越して同偏差を取得する。そして、
印刷データ修正工程においてその経時変化を見越して取
得した偏差を解消するように印刷データを修正して印刷
装置に出力すると、印刷装置は同印刷データに従って色
インクごとの印刷ヘッドを駆動して色インクを付すので
元画像が再現されて印刷される。
明においては、印刷装置は利用可能な色インクごとに独
立した複数の印刷ヘッドを備えているため、各印刷ヘッ
ドにおける色インクの使用量に基準値からの偏差が生じ
て色バランスのずれが生じうる。この色バランスのずれ
を解消するには、まずキャリブレーションパターン印刷
工程にて各色インクを所定の濃度で印刷媒体上に付して
キャリブレーションパターンを印刷させ、次に偏差取得
工程にて各色インクのインク使用量の基準値からの偏差
を取得するが、このときにキャリブレーションパターン
の色の経時変化を見越して同偏差を取得する。そして、
印刷データ修正工程においてその経時変化を見越して取
得した偏差を解消するように印刷データを修正して印刷
装置に出力すると、印刷装置は同印刷データに従って色
インクごとの印刷ヘッドを駆動して色インクを付すので
元画像が再現されて印刷される。
【0008】すなわち、各色インクを所定の濃度で印刷
媒体上に付してキャリブレーションパターンを印刷し、
予定される色成分値からのずれを取得することによって
各色インクの使用量について基準値からの偏差を取得す
ることができる。例えば、予定される色成分値からのず
れを取得するには、印刷されたキャリブレーションパタ
ーンを測色装置で読み取って実測データを取得し、予定
されるデータとのずれを取得するようにしてもよい。ま
た、別の一例として、本来的に無彩色の灰色パッチと、
当該灰色パッチに対して所定の要素色成分に強弱をつけ
た複数の灰色パッチとを印刷して利用者に無彩色に見え
る灰色パッチを選択させ、実際に選択された灰色パッチ
の成分データと無彩色の灰色パッチの成分データとのず
れを取得するようにしてもよい。いずれの手法を採用す
るとしてもキャリブレーションパターンを印刷すること
に変わりはなく、キャリブレーションパターンとして付
された色インクが完全に定着するまでは色の経時変化を
示す。むろん、色バランスがずれているか否かの判断は
色インク定着時を基準として判断するため、キャリブレ
ーションパターンの色の経時変化を考慮して偏差を取得
し、この偏差を解消するように印刷データを修正すれ
ば、印刷直後は色バランスにずれが生じているように見
えることがあったとしても、色インクの定着時には忠実
に元画像が再現されて見えることになる。
媒体上に付してキャリブレーションパターンを印刷し、
予定される色成分値からのずれを取得することによって
各色インクの使用量について基準値からの偏差を取得す
ることができる。例えば、予定される色成分値からのず
れを取得するには、印刷されたキャリブレーションパタ
ーンを測色装置で読み取って実測データを取得し、予定
されるデータとのずれを取得するようにしてもよい。ま
た、別の一例として、本来的に無彩色の灰色パッチと、
当該灰色パッチに対して所定の要素色成分に強弱をつけ
た複数の灰色パッチとを印刷して利用者に無彩色に見え
る灰色パッチを選択させ、実際に選択された灰色パッチ
の成分データと無彩色の灰色パッチの成分データとのず
れを取得するようにしてもよい。いずれの手法を採用す
るとしてもキャリブレーションパターンを印刷すること
に変わりはなく、キャリブレーションパターンとして付
された色インクが完全に定着するまでは色の経時変化を
示す。むろん、色バランスがずれているか否かの判断は
色インク定着時を基準として判断するため、キャリブレ
ーションパターンの色の経時変化を考慮して偏差を取得
し、この偏差を解消するように印刷データを修正すれ
ば、印刷直後は色バランスにずれが生じているように見
えることがあったとしても、色インクの定着時には忠実
に元画像が再現されて見えることになる。
【0009】ここにおいて、上記印刷装置に備えられた
印刷機構としては、例えば、微少の色インクをピエゾ素
子やバブルによって吐出させるインクジェット方式を採
用することができ、この場合には色インク等ごとに別々
にアセンブリされた印刷ヘッドが使用されることによっ
て記録材の吐出量にずれを生じうると言える。また、駆
動回路の個体差によっても与えられる機械的エネルギー
に差が生じうる。さらに、別の例としてトナーを静電気
で付着させる電子写真方式を採用してもよく、この場合
には個々のドラムの個体差であるとか、駆動回路、ある
いは放電ワイヤの機械的配置の差などによって色インク
の使用量に差が生じうる。
印刷機構としては、例えば、微少の色インクをピエゾ素
子やバブルによって吐出させるインクジェット方式を採
用することができ、この場合には色インク等ごとに別々
にアセンブリされた印刷ヘッドが使用されることによっ
て記録材の吐出量にずれを生じうると言える。また、駆
動回路の個体差によっても与えられる機械的エネルギー
に差が生じうる。さらに、別の例としてトナーを静電気
で付着させる電子写真方式を採用してもよく、この場合
には個々のドラムの個体差であるとか、駆動回路、ある
いは放電ワイヤの機械的配置の差などによって色インク
の使用量に差が生じうる。
【0010】印刷媒体上に付された色インクの経時変化
は、その印刷媒体の特性に応じて異なる。例えば、いわ
ゆるファイン用紙とスーパーファイン用紙とでは用紙上
に付された色インクの経時変化が異なる。従って、ある
特定の専用紙に対してキャリブレーションパターンを印
刷し、その用紙特性に基づく色の経時変化を考慮して偏
差を取得する構成としてもよい。また、別の一例とし
て、請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の印刷制
御方法において、上記偏差取得工程は、上記キャリブレ
ーションパターンが印刷された印刷媒体の印刷特性に応
じて異なる基準に基づく経時変化を見越して上記偏差を
取得する構成としてある。
は、その印刷媒体の特性に応じて異なる。例えば、いわ
ゆるファイン用紙とスーパーファイン用紙とでは用紙上
に付された色インクの経時変化が異なる。従って、ある
特定の専用紙に対してキャリブレーションパターンを印
刷し、その用紙特性に基づく色の経時変化を考慮して偏
差を取得する構成としてもよい。また、別の一例とし
て、請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の印刷制
御方法において、上記偏差取得工程は、上記キャリブレ
ーションパターンが印刷された印刷媒体の印刷特性に応
じて異なる基準に基づく経時変化を見越して上記偏差を
取得する構成としてある。
【0011】上記のように構成した請求項2にかかる発
明においては、偏差取得工程にてキャリブレーションパ
ターンの色の経時変化を見越して上記偏差を取得する
が、実際にキャリブレーションパターンが印刷された印
刷媒体の印刷特性に応じて異なる基準に基づく経時変化
を考慮する。例えば、キャリブレーションパターンの印
刷に利用されることが想定される各印刷用紙について予
め色の経時変化を実験値として求めておくとともに、上
記偏差を取得する際にキャリブレーションパターンの印
刷に利用した印刷用紙を利用者に入力させ、実際に入力
された印刷用紙に応じて参照する実験値を切り替えるな
どすればよい。
明においては、偏差取得工程にてキャリブレーションパ
ターンの色の経時変化を見越して上記偏差を取得する
が、実際にキャリブレーションパターンが印刷された印
刷媒体の印刷特性に応じて異なる基準に基づく経時変化
を考慮する。例えば、キャリブレーションパターンの印
刷に利用されることが想定される各印刷用紙について予
め色の経時変化を実験値として求めておくとともに、上
記偏差を取得する際にキャリブレーションパターンの印
刷に利用した印刷用紙を利用者に入力させ、実際に入力
された印刷用紙に応じて参照する実験値を切り替えるな
どすればよい。
【0012】偏差取得工程においては、キャリブレーシ
ョンパターンの色の経時変化を見越して上記偏差を取得
するが、具体的な取得態様としては特に限定されるもの
ではなく各種態様を含むものである。例えば、キャリブ
レーションパターンが印刷されてから所定時間の経過後
に上記偏差を取得させるようにすることができる。むろ
ん、その経過時間としては色インクの定着前であっても
よいし、完全に定着した後であってもよい。前者の場
合、印刷からの経過時間が一定であるため、インク定着
時に対する色成分値の変化量も一定であり、この変化量
を利用して取得した偏差を修正すればよいし、後者の場
合、取得した偏差を修正する必要がないことは言うまで
もない。また、別の手法の一例として、請求項3にかか
る発明は、請求項1または請求項2のいずれかに記載の
印刷制御方法において、上記偏差取得工程は、上記キャ
リブレーションパターンが印刷されてから実際に上記偏
差を取得するまでの経過時間に応じて取得した偏差を修
正する構成としてある。
ョンパターンの色の経時変化を見越して上記偏差を取得
するが、具体的な取得態様としては特に限定されるもの
ではなく各種態様を含むものである。例えば、キャリブ
レーションパターンが印刷されてから所定時間の経過後
に上記偏差を取得させるようにすることができる。むろ
ん、その経過時間としては色インクの定着前であっても
よいし、完全に定着した後であってもよい。前者の場
合、印刷からの経過時間が一定であるため、インク定着
時に対する色成分値の変化量も一定であり、この変化量
を利用して取得した偏差を修正すればよいし、後者の場
合、取得した偏差を修正する必要がないことは言うまで
もない。また、別の手法の一例として、請求項3にかか
る発明は、請求項1または請求項2のいずれかに記載の
印刷制御方法において、上記偏差取得工程は、上記キャ
リブレーションパターンが印刷されてから実際に上記偏
差を取得するまでの経過時間に応じて取得した偏差を修
正する構成としてある。
【0013】上記のように構成した請求項3にかかる発
明においては、偏差取得工程にて現時点でのキャリブレ
ーションパターンに基づいて偏差を取得するが、キャリ
ブレーションパターンが印刷されてから同偏差を取得す
るまでの経過時間に応じて同偏差を修正する。例えば、
印刷からの経過時間とインク定着時からの色の変化量と
の相関関係を予め実験によって求めておき、実際の経過
時間に対応する変化量を取得して上記偏差の修正に利用
すればよい。
明においては、偏差取得工程にて現時点でのキャリブレ
ーションパターンに基づいて偏差を取得するが、キャリ
ブレーションパターンが印刷されてから同偏差を取得す
るまでの経過時間に応じて同偏差を修正する。例えば、
印刷からの経過時間とインク定着時からの色の変化量と
の相関関係を予め実験によって求めておき、実際の経過
時間に対応する変化量を取得して上記偏差の修正に利用
すればよい。
【0014】また、このときに利用者に経過時間を入力
させる構成としてもよいが、好適な構成の一例として、
請求項4にかかる発明は、請求項3に記載の印刷制御方
法において、上記偏差取得工程は、上記キャリブレーシ
ョンパターンが印刷されてから上記偏差を取得するまで
の経過時間を計時する構成としてある。上記のように構
成した請求項4にかかる発明においては、偏差取得工程
にてキャリブレーションパターンが印刷されてから上記
偏差を取得するまでの経過時間を計時し、計時した経過
時間に応じて同偏差を修正する。従って、利用者が個別
に経過時間を入力しなくともよいことになる。
させる構成としてもよいが、好適な構成の一例として、
請求項4にかかる発明は、請求項3に記載の印刷制御方
法において、上記偏差取得工程は、上記キャリブレーシ
ョンパターンが印刷されてから上記偏差を取得するまで
の経過時間を計時する構成としてある。上記のように構
成した請求項4にかかる発明においては、偏差取得工程
にてキャリブレーションパターンが印刷されてから上記
偏差を取得するまでの経過時間を計時し、計時した経過
時間に応じて同偏差を修正する。従って、利用者が個別
に経過時間を入力しなくともよいことになる。
【0015】このように、所定のキャリブレーションパ
ターンを印刷するとともに、このキャリブレーションパ
ターンに基づいて各印刷ヘッドにおける色インクの使用
量の基準値からの偏差を取得し、この偏差を解消するよ
うに印刷データを修正する場合において、キャリブレー
ションパターンの色の経時変化を考慮しつつ上記偏差を
取得する方法は実体のある装置において実現されるもの
であり、この手法を取り入れた装置としても機能するこ
とは容易に理解できる。このため、請求項5にかかる発
明は、利用可能な色インクごとに独立した複数の印刷ヘ
ッドを備えるとともに印刷データの入力に基づいて所要
の色インクを印刷媒体上に付して元画像を再現して印刷
する印刷装置に対して、同印刷データを出力する印刷制
御装置であって、各色インクのインク使用量の基準値か
らの偏差を検出するために各色インクを所定の濃度で印
刷媒体上に付してキャリブレーションパターンを印刷さ
せるキャリブレーションパターン印刷手段と、このキャ
リブレーションパターン印刷手段にて印刷された上記キ
ャリブレーションパターンに基づいて各色インクについ
て上記基準値からの偏差を取得するにあたり、同キャリ
ブレーションパターンの色の経時変化を見越して同偏差
を取得する偏差取得手段と、この偏差取得手段にて取得
した上記偏差を解消するように上記印刷データを修正し
て上記印刷装置に出力する印刷データ修正出力手段とを
備えた構成としてある。すなわち、必ずしも方法に限ら
ず、その方法を取り込んだ実体のある装置においても有
効であることに相違はない。
ターンを印刷するとともに、このキャリブレーションパ
ターンに基づいて各印刷ヘッドにおける色インクの使用
量の基準値からの偏差を取得し、この偏差を解消するよ
うに印刷データを修正する場合において、キャリブレー
ションパターンの色の経時変化を考慮しつつ上記偏差を
取得する方法は実体のある装置において実現されるもの
であり、この手法を取り入れた装置としても機能するこ
とは容易に理解できる。このため、請求項5にかかる発
明は、利用可能な色インクごとに独立した複数の印刷ヘ
ッドを備えるとともに印刷データの入力に基づいて所要
の色インクを印刷媒体上に付して元画像を再現して印刷
する印刷装置に対して、同印刷データを出力する印刷制
御装置であって、各色インクのインク使用量の基準値か
らの偏差を検出するために各色インクを所定の濃度で印
刷媒体上に付してキャリブレーションパターンを印刷さ
せるキャリブレーションパターン印刷手段と、このキャ
リブレーションパターン印刷手段にて印刷された上記キ
ャリブレーションパターンに基づいて各色インクについ
て上記基準値からの偏差を取得するにあたり、同キャリ
ブレーションパターンの色の経時変化を見越して同偏差
を取得する偏差取得手段と、この偏差取得手段にて取得
した上記偏差を解消するように上記印刷データを修正し
て上記印刷装置に出力する印刷データ修正出力手段とを
備えた構成としてある。すなわち、必ずしも方法に限ら
ず、その方法を取り込んだ実体のある装置においても有
効であることに相違はない。
【0016】ところで、このようなキャリブレーション
パターンを印刷するとともに、このキャリブレーション
パターンに基づいて各印刷ヘッドにおける色インクの使
用量の基準値からの偏差を取得し、この偏差を解消する
ように印刷データを修正する場合において、キャリブレ
ーションパターンの色の経時変化を考慮しつつ上記偏差
を取得する方法は単独で存在する場合もあるし、装置に
組み込まれた状態で利用されることもあるなど、発明の
思想としてはこれらに限定されるものではなく、各種の
態様を含むものである。従って、ソフトウェアであった
りハードウェアであったりするなど、適宜変更可能であ
る。
パターンを印刷するとともに、このキャリブレーション
パターンに基づいて各印刷ヘッドにおける色インクの使
用量の基準値からの偏差を取得し、この偏差を解消する
ように印刷データを修正する場合において、キャリブレ
ーションパターンの色の経時変化を考慮しつつ上記偏差
を取得する方法は単独で存在する場合もあるし、装置に
組み込まれた状態で利用されることもあるなど、発明の
思想としてはこれらに限定されるものではなく、各種の
態様を含むものである。従って、ソフトウェアであった
りハードウェアであったりするなど、適宜変更可能であ
る。
【0017】発明の思想の具現化例としてソフトウェア
となる場合には、かかるソフトウェアを記録した記録媒
体上においても上記の方法は当然に存在し、利用される
といわざるをえない。その一例として、請求項6にかか
る発明は、利用可能な色インクごとに独立した複数の印
刷ヘッドを備えるとともに印刷データの入力に基づいて
所要の色インクを印刷媒体上に付して元画像を再現して
印刷する印刷装置に対して、同印刷データを出力する印
刷制御プログラムを記録した媒体であって、各色インク
のインク使用量の基準値からの偏差を検出するために各
色インクを所定の濃度で印刷媒体上に付してキャリブレ
ーションパターンを印刷させるキャリブレーションパタ
ーン印刷ステップと、このキャリブレーションパターン
印刷ステップにて印刷された上記キャリブレーションパ
ターンに基づいて各色インクについて上記基準値からの
偏差を取得するにあたり、同キャリブレーションパター
ンの色の経時変化を見越して同偏差を取得する偏差取得
ステップと、この偏差取得ステップにて取得した上記偏
差を解消するように上記印刷データを修正して上記印刷
装置に出力する印刷データ修正出力ステップとを備えた
構成としてある。
となる場合には、かかるソフトウェアを記録した記録媒
体上においても上記の方法は当然に存在し、利用される
といわざるをえない。その一例として、請求項6にかか
る発明は、利用可能な色インクごとに独立した複数の印
刷ヘッドを備えるとともに印刷データの入力に基づいて
所要の色インクを印刷媒体上に付して元画像を再現して
印刷する印刷装置に対して、同印刷データを出力する印
刷制御プログラムを記録した媒体であって、各色インク
のインク使用量の基準値からの偏差を検出するために各
色インクを所定の濃度で印刷媒体上に付してキャリブレ
ーションパターンを印刷させるキャリブレーションパタ
ーン印刷ステップと、このキャリブレーションパターン
印刷ステップにて印刷された上記キャリブレーションパ
ターンに基づいて各色インクについて上記基準値からの
偏差を取得するにあたり、同キャリブレーションパター
ンの色の経時変化を見越して同偏差を取得する偏差取得
ステップと、この偏差取得ステップにて取得した上記偏
差を解消するように上記印刷データを修正して上記印刷
装置に出力する印刷データ修正出力ステップとを備えた
構成としてある。
【0018】むろん、その記録媒体は、磁気記録媒体で
あってもよいし光磁気記録媒体であってもよいし、今後
開発されるいかなる記録媒体においても全く同様に考え
ることができる。また、一次複製品、二次複製品などの
複製段階については全く問う余地無く同等である。その
他、供給方法として通信回線を利用して行なう場合でも
本発明が利用されていることにはかわりない。さらに、
一部がソフトウェアであって、一部がハードウェアで実
現されている場合においても発明の思想において全く異
なるものではなく、一部を記録媒体上に記憶しておいて
必要に応じて適宜読み込まれるような形態のものとして
あってもよい。
あってもよいし光磁気記録媒体であってもよいし、今後
開発されるいかなる記録媒体においても全く同様に考え
ることができる。また、一次複製品、二次複製品などの
複製段階については全く問う余地無く同等である。その
他、供給方法として通信回線を利用して行なう場合でも
本発明が利用されていることにはかわりない。さらに、
一部がソフトウェアであって、一部がハードウェアで実
現されている場合においても発明の思想において全く異
なるものではなく、一部を記録媒体上に記憶しておいて
必要に応じて適宜読み込まれるような形態のものとして
あってもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、各色イン
クを所定の濃度で印刷媒体上に付してキャリブレーショ
ンパターンを印刷し、このキャリブレーションパターン
に基づいて各色インクのインク使用量の基準値からの偏
差を取得するにあたり、同キャリブレーションパターン
の色の経時変化を見越して偏差を取得し、この偏差を解
消するように印刷データを修正するようにしたため、よ
り正確に色バランスのずれを補正することが可能な印刷
制御方法を提供することができる。また、請求項2にか
かる発明によれば、キャリブレーションパターンを印刷
する印刷媒体の印刷特性に応じて異なる基準に基づく経
時変化を見越して上記偏差を取得するようにしたため、
特定の印刷媒体に限定されることがない。
クを所定の濃度で印刷媒体上に付してキャリブレーショ
ンパターンを印刷し、このキャリブレーションパターン
に基づいて各色インクのインク使用量の基準値からの偏
差を取得するにあたり、同キャリブレーションパターン
の色の経時変化を見越して偏差を取得し、この偏差を解
消するように印刷データを修正するようにしたため、よ
り正確に色バランスのずれを補正することが可能な印刷
制御方法を提供することができる。また、請求項2にか
かる発明によれば、キャリブレーションパターンを印刷
する印刷媒体の印刷特性に応じて異なる基準に基づく経
時変化を見越して上記偏差を取得するようにしたため、
特定の印刷媒体に限定されることがない。
【0020】さらに、請求項3にかかる発明によれば、
キャリブレーションパターンが印刷されてから実際に上
記偏差を取得するまでの経過時間に応じて取得した偏差
を修正するようにしたため、経過時間にとらわれること
がなく好適であり、請求項4にかかる発明によれば、利
用者が個別に経過時間を測定して入力する必要がない。
さらに、請求項5にかかる発明によれば、同様にしてよ
り正確に色バランスのずれを補正することが可能な印刷
制御装置を提供することができ、請求項6にかかる発明
によれば、印刷制御プログラムを記録した媒体を提供す
ることができる。
キャリブレーションパターンが印刷されてから実際に上
記偏差を取得するまでの経過時間に応じて取得した偏差
を修正するようにしたため、経過時間にとらわれること
がなく好適であり、請求項4にかかる発明によれば、利
用者が個別に経過時間を測定して入力する必要がない。
さらに、請求項5にかかる発明によれば、同様にしてよ
り正確に色バランスのずれを補正することが可能な印刷
制御装置を提供することができ、請求項6にかかる発明
によれば、印刷制御プログラムを記録した媒体を提供す
ることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいて本発明の
実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態にか
かる印刷制御方法を適用した印刷システムをブロック図
により示しており、図2は具体的ハードウェア構成例を
ブロック図により示している。図において、画像入力装
置10はカラー画像の色画像データを印刷制御装置20
へ入力し、同印刷制御装置20は同色画像データについ
て所定の画像処理を施し、印刷データを生成して印刷装
置30に出力する。ここにおいて、色画像データはカラ
ー画像を所定の要素色ごとに色分解しつつその要素色毎
に強弱を表したものであり、有彩色であって所定の比で
混合したときには灰色に代表される無彩色と黒色とから
なる。
実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態にか
かる印刷制御方法を適用した印刷システムをブロック図
により示しており、図2は具体的ハードウェア構成例を
ブロック図により示している。図において、画像入力装
置10はカラー画像の色画像データを印刷制御装置20
へ入力し、同印刷制御装置20は同色画像データについ
て所定の画像処理を施し、印刷データを生成して印刷装
置30に出力する。ここにおいて、色画像データはカラ
ー画像を所定の要素色ごとに色分解しつつその要素色毎
に強弱を表したものであり、有彩色であって所定の比で
混合したときには灰色に代表される無彩色と黒色とから
なる。
【0022】ここにおいて、画像入力装置10の具体例
はスキャナ11やデジタルスチルカメラ12あるいはビ
デオカメラ13などが該当し、印刷制御装置20の具体
例はコンピュータ21とハードディスク22とキーボー
ド23とCD−ROMドライブ24とフロッピーディス
クドライブ25とモデム26などからなるコンピュータ
システムが該当し、印刷装置30の具体例はプリンタ3
1等が該当する。なお、モデム26については公衆通信
回線に接続され、外部のネットワークに同公衆通信回線
を介して接続し、ソフトウェアやデータをダウンロード
して導入可能となっている。
はスキャナ11やデジタルスチルカメラ12あるいはビ
デオカメラ13などが該当し、印刷制御装置20の具体
例はコンピュータ21とハードディスク22とキーボー
ド23とCD−ROMドライブ24とフロッピーディス
クドライブ25とモデム26などからなるコンピュータ
システムが該当し、印刷装置30の具体例はプリンタ3
1等が該当する。なお、モデム26については公衆通信
回線に接続され、外部のネットワークに同公衆通信回線
を介して接続し、ソフトウェアやデータをダウンロード
して導入可能となっている。
【0023】コンピュータ21は、演算処理の中枢をな
すCPU21aや、書き換え不能なプログラムを記録し
たROM21bや、ワークエリアを確保するためのRA
M21cや、所定のI/O21dなどの電子デバイスを
備えており、これらを適宜使用して外部デバイスにアク
セスしたり、プログラムを実行可能となっている。かか
るプログラムのうち、基本プログラムとして稼働してい
るのはオペレーティングシステム(OS)21eであ
り、このオペレーティングシステム21eにはプリンタ
31に印刷出力を行わせるプリンタドライバ(PRT
DRV)21fとディスプレイ32での表示を行わせる
ディスプレイドライバ(DSP DRV)21gが組み
込まれている。これらのドライバ21f,21gの類は
プリンタ31やディスプレイ32の機種に依存してお
り、それぞれの機種に応じてオペレーティングシステム
21eに対して追加変更可能である。また、機種に依存
して標準処理以上の付加機能を実現することもできるよ
うになっている。すなわち、オペレーティングシステム
21eという標準システム上で共通化した処理体系を維
持しつつ、許容される範囲内での各種の追加的処理を実
現できる。さらに、基本プログラムとしてのオペレーテ
ィングシステム21e上でアプリケーション(APL)
21hなどが実行され、その処理結果等が上記のように
してプリンタ31やディスプレイ32から出力されるこ
とになる。
すCPU21aや、書き換え不能なプログラムを記録し
たROM21bや、ワークエリアを確保するためのRA
M21cや、所定のI/O21dなどの電子デバイスを
備えており、これらを適宜使用して外部デバイスにアク
セスしたり、プログラムを実行可能となっている。かか
るプログラムのうち、基本プログラムとして稼働してい
るのはオペレーティングシステム(OS)21eであ
り、このオペレーティングシステム21eにはプリンタ
31に印刷出力を行わせるプリンタドライバ(PRT
DRV)21fとディスプレイ32での表示を行わせる
ディスプレイドライバ(DSP DRV)21gが組み
込まれている。これらのドライバ21f,21gの類は
プリンタ31やディスプレイ32の機種に依存してお
り、それぞれの機種に応じてオペレーティングシステム
21eに対して追加変更可能である。また、機種に依存
して標準処理以上の付加機能を実現することもできるよ
うになっている。すなわち、オペレーティングシステム
21eという標準システム上で共通化した処理体系を維
持しつつ、許容される範囲内での各種の追加的処理を実
現できる。さらに、基本プログラムとしてのオペレーテ
ィングシステム21e上でアプリケーション(APL)
21hなどが実行され、その処理結果等が上記のように
してプリンタ31やディスプレイ32から出力されるこ
とになる。
【0024】一方、図3はカラーインクジェット方式の
プリンタ31の概略構成を示しており、印字インクとし
てシアン(C)、ライトシアン(c)、マゼンタ
(M)、ライトマゼンタ(m)、イエロー(Y)、ブラ
ック(K)の六色の色インクを使用するものであり、一
列の印字ノズルを有する六つの印字ヘッドユニット31
a1にて構成している。このようにして各色ごとに印字
ヘッドユニット31a1が独立しているため、各印字ヘ
ッドユニット31a1ごとの機体差によって出力特性に
ばらつきが生じ、色バランスが崩れる要因になってい
る。そして、この六つの印字ヘッドユニット31a1か
らなる印字ヘッド31aの他、この印字ヘッド31aを
制御する印字ヘッドコントローラ31bと、当該印字ヘ
ッド31aを桁方向に移動させる印字ヘッド桁移動モー
タ31cと、印刷用紙を行方向に送る紙送りモータ31
dと、これらの印字ヘッドコントローラ31bと印字ヘ
ッド桁移動モータ31cと紙送りモータ31dにおける
外部機器とのインターフェイスにあたるプリンタコント
ローラ31eとから構成される。
プリンタ31の概略構成を示しており、印字インクとし
てシアン(C)、ライトシアン(c)、マゼンタ
(M)、ライトマゼンタ(m)、イエロー(Y)、ブラ
ック(K)の六色の色インクを使用するものであり、一
列の印字ノズルを有する六つの印字ヘッドユニット31
a1にて構成している。このようにして各色ごとに印字
ヘッドユニット31a1が独立しているため、各印字ヘ
ッドユニット31a1ごとの機体差によって出力特性に
ばらつきが生じ、色バランスが崩れる要因になってい
る。そして、この六つの印字ヘッドユニット31a1か
らなる印字ヘッド31aの他、この印字ヘッド31aを
制御する印字ヘッドコントローラ31bと、当該印字ヘ
ッド31aを桁方向に移動させる印字ヘッド桁移動モー
タ31cと、印刷用紙を行方向に送る紙送りモータ31
dと、これらの印字ヘッドコントローラ31bと印字ヘ
ッド桁移動モータ31cと紙送りモータ31dにおける
外部機器とのインターフェイスにあたるプリンタコント
ローラ31eとから構成される。
【0025】ここで、図4は各印字ヘッドユニット31
a1において1ショットで使用される色インクのインク
重量とそのIDによるクラス分けの対応表を示してい
る。以下、単にIDと呼ぶときには、各CcMmYに対
応するIDのインク重量を指す。図に示すように、ID
の範囲は「1」〜「21」であり、中間の「11」が基
準値となっている。かかる場合は、1ショットで使用さ
れるインク重量の基準量は、20.0〜20.5ナノグ
ラム(ng)の範囲であることが望まれる。なぜなら、
プリンタ31の場合はコンピュータ21内部で利用され
るRGBデータに対して上述したCcMmYの色インク
を利用して印字することになるが、その際に表色空間が
異なるために色変換を実行している。従って、同じ色を
保持しつつ変換するためには、CcMmYの印字ヘッド
ユニット31a1にて1ショットに使用されるインク重
量が一定の所定量であることを前提としており、この使
用量が異なると上述した出力特性のばらつきとなり色バ
ランスが崩れることになる。なお、灰色を表現する場合
などにおいては、色変換によってKの成分データが混入
することもあるため、機体間でKの印字ヘッドユニット
31a1について出力特性のばらつきがある場合、同様
の理由から色バランスが崩れることになる。このため、
図示していないが、Kのインク重量についても同様にI
Dによってクラス分けされているものとする。
a1において1ショットで使用される色インクのインク
重量とそのIDによるクラス分けの対応表を示してい
る。以下、単にIDと呼ぶときには、各CcMmYに対
応するIDのインク重量を指す。図に示すように、ID
の範囲は「1」〜「21」であり、中間の「11」が基
準値となっている。かかる場合は、1ショットで使用さ
れるインク重量の基準量は、20.0〜20.5ナノグ
ラム(ng)の範囲であることが望まれる。なぜなら、
プリンタ31の場合はコンピュータ21内部で利用され
るRGBデータに対して上述したCcMmYの色インク
を利用して印字することになるが、その際に表色空間が
異なるために色変換を実行している。従って、同じ色を
保持しつつ変換するためには、CcMmYの印字ヘッド
ユニット31a1にて1ショットに使用されるインク重
量が一定の所定量であることを前提としており、この使
用量が異なると上述した出力特性のばらつきとなり色バ
ランスが崩れることになる。なお、灰色を表現する場合
などにおいては、色変換によってKの成分データが混入
することもあるため、機体間でKの印字ヘッドユニット
31a1について出力特性のばらつきがある場合、同様
の理由から色バランスが崩れることになる。このため、
図示していないが、Kのインク重量についても同様にI
Dによってクラス分けされているものとする。
【0026】上記インク重量の使用量の差異を小さくす
ることも可能であるが、印字ヘッドユニット31a1の
製造歩留まりを悪化させてしまうこととなる。従って、
上記基準量と実際に特定されるIDにおけるインク重量
とのずれを印刷制御装置20にてデータの状態で修正す
ることにより、色バランスのずれを解消することが可能
になる。図から明らかなようにIDが小さいほどインク
重量が重いので色インクをたくさん使用しており、逆に
IDが大きいほど少しの色インクを使用している。従っ
て、IDが大きい場合にはデータが表す濃度を濃いめに
すれば色バランスのずれを修正することになるし、逆に
IDが小さい場合は濃度を薄めにすれば色バランスを修
正することができるようになる。故に、予め、IDに対
応して図5に示すように入力データと出力データとの間
で変換される関数を用意しておき、この関数に従ってデ
ータの変換を行えば色バランスをとることができる。
ることも可能であるが、印字ヘッドユニット31a1の
製造歩留まりを悪化させてしまうこととなる。従って、
上記基準量と実際に特定されるIDにおけるインク重量
とのずれを印刷制御装置20にてデータの状態で修正す
ることにより、色バランスのずれを解消することが可能
になる。図から明らかなようにIDが小さいほどインク
重量が重いので色インクをたくさん使用しており、逆に
IDが大きいほど少しの色インクを使用している。従っ
て、IDが大きい場合にはデータが表す濃度を濃いめに
すれば色バランスのずれを修正することになるし、逆に
IDが小さい場合は濃度を薄めにすれば色バランスを修
正することができるようになる。故に、予め、IDに対
応して図5に示すように入力データと出力データとの間
で変換される関数を用意しておき、この関数に従ってデ
ータの変換を行えば色バランスをとることができる。
【0027】なお、図5に示す関数はよく知られている
γ補正のトーンカーブであり、256階調のRGBデー
タを前提とすれば、γ曲線はY=255×(X/25
5)**γ(「**」はべき乗を示す)となる入出力関係を
意味しており、γ=1において入出力間で修正を行わ
ず、γ>1において入力に対して出力が弱くなり、γ<
1において入力に対して出力が強くなる。本実施形態に
おいては、予めIDに対応して印刷結果が最もリニアに
なるトーンカーブのγ値を実験によって求めてあり、各
IDに対応したルックアップテーブルLUT1〜LUT
21を生成してある。むろん、修正の程度を変えつつ所
定の傾向に従って修正するトーンカーブとしては、γ補
正に限られる必要はなく、スプライン曲線などの他の手
法であっても構わない。
γ補正のトーンカーブであり、256階調のRGBデー
タを前提とすれば、γ曲線はY=255×(X/25
5)**γ(「**」はべき乗を示す)となる入出力関係を
意味しており、γ=1において入出力間で修正を行わ
ず、γ>1において入力に対して出力が弱くなり、γ<
1において入力に対して出力が強くなる。本実施形態に
おいては、予めIDに対応して印刷結果が最もリニアに
なるトーンカーブのγ値を実験によって求めてあり、各
IDに対応したルックアップテーブルLUT1〜LUT
21を生成してある。むろん、修正の程度を変えつつ所
定の傾向に従って修正するトーンカーブとしては、γ補
正に限られる必要はなく、スプライン曲線などの他の手
法であっても構わない。
【0028】本実施形態においては、六色の色インクの
それぞれに印字ヘッドユニット31a1を割り当ててい
るが、図6に示すような同じ印字ヘッドユニット31a
2を利用して六色の色インクを使用するような構成とし
ても良い。また、インクジェット方式のカラープリンタ
31について説明したが、色インクを吐出させるために
はピエゾ素子によるマイクロポンプ機構を採用しても良
いし、インク吐出孔の内側壁面に備えられたヒータによ
って気泡を発生させ、その膨張圧力でインクを吐出させ
るようなものであっても構わない。むろん、これら以外
の方法で色インクを吐出させるものであっても良いし、
あるいは、色インクを吐出させるのではなく、ヒータに
よってインクリボンに付着した色インクを溶融させて転
写する熱転写タイプの印字ヘッドなどについても適用可
能である。ただし、この場合はインクリボンごとに印字
ヘッドが異なっており、各印字ヘッドごとに機体差が生
じているようなものに適用される。
それぞれに印字ヘッドユニット31a1を割り当ててい
るが、図6に示すような同じ印字ヘッドユニット31a
2を利用して六色の色インクを使用するような構成とし
ても良い。また、インクジェット方式のカラープリンタ
31について説明したが、色インクを吐出させるために
はピエゾ素子によるマイクロポンプ機構を採用しても良
いし、インク吐出孔の内側壁面に備えられたヒータによ
って気泡を発生させ、その膨張圧力でインクを吐出させ
るようなものであっても構わない。むろん、これら以外
の方法で色インクを吐出させるものであっても良いし、
あるいは、色インクを吐出させるのではなく、ヒータに
よってインクリボンに付着した色インクを溶融させて転
写する熱転写タイプの印字ヘッドなどについても適用可
能である。ただし、この場合はインクリボンごとに印字
ヘッドが異なっており、各印字ヘッドごとに機体差が生
じているようなものに適用される。
【0029】また、本実施形態においては、印刷装置3
0としてカラー印刷可能なプリンタ31を使用している
が、図7に示すカラーファクシミリ機33や、図8に示
すカラーコピー機34などに適用可能である。すなわ
ち、カラーファクシミリ機33やカラーコピー機34な
どにおいても、プリンタ31と同様に色インクやトナー
などの使用量に偏差が生じることがある。さらに、本実
施形態においては、プリンタ31に対して色画像データ
を修正するコンピュータシステムを使用しているが、図
9に示すようにカラープリンタ35内にかかる色修正シ
ステムを内蔵し、ネットワークなどから供給される色画
像データを直に入力して印刷するような構成も可能であ
る。
0としてカラー印刷可能なプリンタ31を使用している
が、図7に示すカラーファクシミリ機33や、図8に示
すカラーコピー機34などに適用可能である。すなわ
ち、カラーファクシミリ機33やカラーコピー機34な
どにおいても、プリンタ31と同様に色インクやトナー
などの使用量に偏差が生じることがある。さらに、本実
施形態においては、プリンタ31に対して色画像データ
を修正するコンピュータシステムを使用しているが、図
9に示すようにカラープリンタ35内にかかる色修正シ
ステムを内蔵し、ネットワークなどから供給される色画
像データを直に入力して印刷するような構成も可能であ
る。
【0030】一方、印刷制御装置20を構成するコンピ
ュータ21は、図10のフローチャートに示す色バラン
ス調整プログラムをハードディスク22に備えており、
必要時に実行可能となっている。この色バランス調整プ
ログラムは所定の印刷用紙に対して後述する各種キャリ
ブレーションパターンを印刷するが、その対象となる印
刷用紙に応じて印刷特性が異なるため、まずステップS
105で対象となる印刷用紙の用紙情報を利用者に入力
させる。より具体的には、キーボード23やその他のポ
インティングデバイスを用いて選択可能なメニューを表
示するなどして「ファイン用紙」、「スーパーファイン
用紙」、「グロッシィフィルム用紙」などを選択させる
構成とすることができる。
ュータ21は、図10のフローチャートに示す色バラン
ス調整プログラムをハードディスク22に備えており、
必要時に実行可能となっている。この色バランス調整プ
ログラムは所定の印刷用紙に対して後述する各種キャリ
ブレーションパターンを印刷するが、その対象となる印
刷用紙に応じて印刷特性が異なるため、まずステップS
105で対象となる印刷用紙の用紙情報を利用者に入力
させる。より具体的には、キーボード23やその他のポ
インティングデバイスを用いて選択可能なメニューを表
示するなどして「ファイン用紙」、「スーパーファイン
用紙」、「グロッシィフィルム用紙」などを選択させる
構成とすることができる。
【0031】次なるステップS110では第一段階のキ
ャリブレーションパターンであるカスタムAパターンを
プリンタ31にて印刷させる。このカスタムAパターン
は、図11に示すように、互いに並列に印刷されるカス
タムA1パターンおよびカスタムA2パターンとから構
成されており、さらに、カスタムA1パターンには図1
2に示すようなcmYの成分データが少しずつ異なる円
形の灰色パッチ「A1」〜「D18」が備えられ、カス
タムA2パターンには図13に示すようなCMYの成分
データが少しずつ異なる円形の灰色パッチ「A1’」〜
「D18’」が備えられている。なお、図12および図
13においては、それぞれcmYおよびCMYの成分デ
ータを%表示で示しており、図14および図15はそれ
らを表形式で示している。
ャリブレーションパターンであるカスタムAパターンを
プリンタ31にて印刷させる。このカスタムAパターン
は、図11に示すように、互いに並列に印刷されるカス
タムA1パターンおよびカスタムA2パターンとから構
成されており、さらに、カスタムA1パターンには図1
2に示すようなcmYの成分データが少しずつ異なる円
形の灰色パッチ「A1」〜「D18」が備えられ、カス
タムA2パターンには図13に示すようなCMYの成分
データが少しずつ異なる円形の灰色パッチ「A1’」〜
「D18’」が備えられている。なお、図12および図
13においては、それぞれcmYおよびCMYの成分デ
ータを%表示で示しており、図14および図15はそれ
らを表形式で示している。
【0032】図12についてみれば、それぞれの灰色パ
ッチのcmYの成分データを所定の規則性に従って少し
ずつ変化させてあり、中央の灰色パッチ「A1」におい
て、本来的には無彩色に見えるようになっており、紙面
上方に向かうにつれて赤(R)成分が大きくなるととも
に下方に向かうにつれて同赤成分が小さくなる。また、
紙面左下方向に向かうにつれて緑(G)成分が大きくな
るとともに右上方向に向かうにつれて同緑成分が小さく
なり、さらに、紙面右下方向に向かうにつれて青(B)
成分が大きくなるとともに左上方向に向かうにつれて同
青成分が小さくなっている。すなわち、上方から下方に
向かう方向に要素色たる赤成分の座標軸を設定し、左斜
め下方から右斜め上方に向かう方向に要素色たる緑成分
の座標軸を設定するとともに、右斜め下方から左斜め上
方に向かう方向に要素色たる青成分の座標軸を設定し、
これらの座標軸によって定まる座標に比例して各成分デ
ータが増減している。従って、このカスタムA1パター
ン内において全ての要素色の色バランスを一定の範囲内
で変化させた全ての組が表示されることになる。また、
カスタムA2パターンにおいては成分データがCMYと
なるが、カスタムA1パターンと同様の傾向を示すよう
にしてある。
ッチのcmYの成分データを所定の規則性に従って少し
ずつ変化させてあり、中央の灰色パッチ「A1」におい
て、本来的には無彩色に見えるようになっており、紙面
上方に向かうにつれて赤(R)成分が大きくなるととも
に下方に向かうにつれて同赤成分が小さくなる。また、
紙面左下方向に向かうにつれて緑(G)成分が大きくな
るとともに右上方向に向かうにつれて同緑成分が小さく
なり、さらに、紙面右下方向に向かうにつれて青(B)
成分が大きくなるとともに左上方向に向かうにつれて同
青成分が小さくなっている。すなわち、上方から下方に
向かう方向に要素色たる赤成分の座標軸を設定し、左斜
め下方から右斜め上方に向かう方向に要素色たる緑成分
の座標軸を設定するとともに、右斜め下方から左斜め上
方に向かう方向に要素色たる青成分の座標軸を設定し、
これらの座標軸によって定まる座標に比例して各成分デ
ータが増減している。従って、このカスタムA1パター
ン内において全ての要素色の色バランスを一定の範囲内
で変化させた全ての組が表示されることになる。また、
カスタムA2パターンにおいては成分データがCMYと
なるが、カスタムA1パターンと同様の傾向を示すよう
にしてある。
【0033】なお、図12に示すカスタムA1パターン
について、灰色パッチは中央の「A1」と、その一回り
外の「B1」〜「B6」と、さらに一回り外の「C1」
〜「C12」と、最外周の「D1」〜「D16」とから
構成されているが、ハードウェアのチェックでは必ず
「C1」〜「C12」よりも外側にずれないようにして
いる。それにもかかわらず「D1」〜「D16」を印字
するのは、無彩色を選択する際に一定の傾向で成分デー
タがずれる複数の灰色パッチにおいて両側の灰色パッチ
と比較することによって正確に判断できる事実に鑑み、
必ず両側に灰色パッチが存在するようにするためであ
る。むろん、図13のカスタムA2パターンについても
同様であることは言うまでもない。
について、灰色パッチは中央の「A1」と、その一回り
外の「B1」〜「B6」と、さらに一回り外の「C1」
〜「C12」と、最外周の「D1」〜「D16」とから
構成されているが、ハードウェアのチェックでは必ず
「C1」〜「C12」よりも外側にずれないようにして
いる。それにもかかわらず「D1」〜「D16」を印字
するのは、無彩色を選択する際に一定の傾向で成分デー
タがずれる複数の灰色パッチにおいて両側の灰色パッチ
と比較することによって正確に判断できる事実に鑑み、
必ず両側に灰色パッチが存在するようにするためであ
る。むろん、図13のカスタムA2パターンについても
同様であることは言うまでもない。
【0034】印字ヘッドユニット31a1におけるイン
クの使用量に偏りがある場合には、予定通りの色インク
が吐出されないため、灰色パッチ「A1」あるいは「A
1’」ではなく、他の灰色パッチにおいて色バランスが
正常になる、すなわち、無彩色のパッチとなる。その関
係を逆算した対応関係の一例を図16に示している。例
えば、カスタムA2パターンにおいて、灰色パッチ「A
1’」が無彩色に見えるのであれば、シアンの色インク
の使用量のIDは「11」となり、マゼンタの色インク
の使用量のIDは「11」となり、イエローの色インク
の使用量のIDは「11」となるのでまさしく各要素色
の使用量が均衡していることになる。しかし、灰色パッ
チ「C4’」が無彩色に見えるのであれば、シアンの色
インクに対する使用量のIDは「11」となり、マゼン
タの色インクに対する使用量のIDは「15」となり、
イエローの色インクに対する使用量のIDは「7」とな
っていることが分かる。すなわち、イエロー、シアン、
マゼンタの順で吐出するインク重量が少しずつ小さくな
っており、各要素色間の実際の吐出量における強弱が分
かる。
クの使用量に偏りがある場合には、予定通りの色インク
が吐出されないため、灰色パッチ「A1」あるいは「A
1’」ではなく、他の灰色パッチにおいて色バランスが
正常になる、すなわち、無彩色のパッチとなる。その関
係を逆算した対応関係の一例を図16に示している。例
えば、カスタムA2パターンにおいて、灰色パッチ「A
1’」が無彩色に見えるのであれば、シアンの色インク
の使用量のIDは「11」となり、マゼンタの色インク
の使用量のIDは「11」となり、イエローの色インク
の使用量のIDは「11」となるのでまさしく各要素色
の使用量が均衡していることになる。しかし、灰色パッ
チ「C4’」が無彩色に見えるのであれば、シアンの色
インクに対する使用量のIDは「11」となり、マゼン
タの色インクに対する使用量のIDは「15」となり、
イエローの色インクに対する使用量のIDは「7」とな
っていることが分かる。すなわち、イエロー、シアン、
マゼンタの順で吐出するインク重量が少しずつ小さくな
っており、各要素色間の実際の吐出量における強弱が分
かる。
【0035】ところで、カスタムAパターンにて灰色パ
ッチがたくさん並ぶと、無彩色であるか否かの判断を付
けにくくなる場合がある。このため、図12および図1
3に示すように、灰色パッチの背景に黒色インクにより
所定の輝度を有するとともに機体間で輝度の差が生じに
くい横縞パターンのリファレンスパッチを印刷し、この
背景と灰色パッチを対比させることによって無彩色を確
認しつつ選択させるようにしてある。かかる場合は灰色
パッチの中から無彩色のパッチを選択する際の正確度を
向上させることが可能である。なお、カスタムA1パタ
ーンのリファレンスパッチ「REF1」は、カスタムA
2パターンのリファレンスパッチ「REF2」よりも横
縞パターンにおける黒色線の線幅を細くし、全体的に淡
色の要素色により印刷された灰色パッチと輝度が適合す
るようにしてある。
ッチがたくさん並ぶと、無彩色であるか否かの判断を付
けにくくなる場合がある。このため、図12および図1
3に示すように、灰色パッチの背景に黒色インクにより
所定の輝度を有するとともに機体間で輝度の差が生じに
くい横縞パターンのリファレンスパッチを印刷し、この
背景と灰色パッチを対比させることによって無彩色を確
認しつつ選択させるようにしてある。かかる場合は灰色
パッチの中から無彩色のパッチを選択する際の正確度を
向上させることが可能である。なお、カスタムA1パタ
ーンのリファレンスパッチ「REF1」は、カスタムA
2パターンのリファレンスパッチ「REF2」よりも横
縞パターンにおける黒色線の線幅を細くし、全体的に淡
色の要素色により印刷された灰色パッチと輝度が適合す
るようにしてある。
【0036】かかるカスタムAパターンが印刷された
ら、カスタムA1パターンおよびカスタムA2パターン
のそれぞれについて無彩色に見える灰色パッチの記号を
利用者に選択させ、ステップS115でキーボード23
からコンピュータ21に対して入力させる。次なるステ
ップS120では、ステップS115で入力された二つ
の灰色パッチの記号を利用して第二段階のキャリブレー
ションパターンであるカスタムB,Cパターンをプリン
タ31にて印刷させる。このカスタムB,Cパターン
は、図17に示すように、互いに並列に印刷されるカス
タムBパターンおよびカスタムCパターンとから構成さ
れており、さらに、カスタムCパターンは、カスタムC
1パターンとカスタムC2パターンとから構成されてい
る。
ら、カスタムA1パターンおよびカスタムA2パターン
のそれぞれについて無彩色に見える灰色パッチの記号を
利用者に選択させ、ステップS115でキーボード23
からコンピュータ21に対して入力させる。次なるステ
ップS120では、ステップS115で入力された二つ
の灰色パッチの記号を利用して第二段階のキャリブレー
ションパターンであるカスタムB,Cパターンをプリン
タ31にて印刷させる。このカスタムB,Cパターン
は、図17に示すように、互いに並列に印刷されるカス
タムBパターンおよびカスタムCパターンとから構成さ
れており、さらに、カスタムCパターンは、カスタムC
1パターンとカスタムC2パターンとから構成されてい
る。
【0037】ここにおいて、カスタムBパターンは、図
18に示すように、黒色インクの成分データについて濃
度が少しずつ異なるモノトーンパターンで短冊形に印刷
された複数の黒色パッチ「1」〜「11」と、その背景
に黒色インクにより印刷された横縞パターンのリファレ
ンスパッチ「REF1」とから構成されている。なお、
それぞれの黒色パッチ「1」〜「11」に記載された数
字は、Kインクの成分データを表しており、中央の黒色
パッチ「6」を基準として紙面上方に向かうにつれて濃
度が薄くなるとともに下方に向かうにつれて同濃度が濃
くなっている。一方、カスタムC1パターンおよびカス
タムC2パターンは、図19に示すように構成されてい
る。同図を参照すると、この場合も同様に複数の短冊形
パッチが印刷されていることが分かり、この意味におい
て上述したカスタムBパターンと相違はないが、カスタ
ムC1パターンおよびカスタムC2パターンにおいて
は、それぞれの短冊形パッチが灰色パッチ「1」〜「1
1」で構成されることで異なる。
18に示すように、黒色インクの成分データについて濃
度が少しずつ異なるモノトーンパターンで短冊形に印刷
された複数の黒色パッチ「1」〜「11」と、その背景
に黒色インクにより印刷された横縞パターンのリファレ
ンスパッチ「REF1」とから構成されている。なお、
それぞれの黒色パッチ「1」〜「11」に記載された数
字は、Kインクの成分データを表しており、中央の黒色
パッチ「6」を基準として紙面上方に向かうにつれて濃
度が薄くなるとともに下方に向かうにつれて同濃度が濃
くなっている。一方、カスタムC1パターンおよびカス
タムC2パターンは、図19に示すように構成されてい
る。同図を参照すると、この場合も同様に複数の短冊形
パッチが印刷されていることが分かり、この意味におい
て上述したカスタムBパターンと相違はないが、カスタ
ムC1パターンおよびカスタムC2パターンにおいて
は、それぞれの短冊形パッチが灰色パッチ「1」〜「1
1」で構成されることで異なる。
【0038】すなわち、カスタムC1パターンにおいて
は、上記カスタムA1パターンにて利用者が選択した灰
色パッチの記号に基づき、その灰色パッチと同等の輝度
を有する灰色パッチ「6」を配置し、紙面上方に向かう
につれて濃度が薄くなるとともに下方に向かうにつれて
同濃度が濃くなるようにcmYの各成分データを略均等
に変化させて印刷してあり、さらに、その背景には黒色
インクにより横縞パターンのリファレンスパッチ「RE
F1」を印刷してある。他方、カスタムC2パターンに
おいては、上記カスタムA2パターンにて利用者が選択
した灰色パッチの記号に基づき、その灰色パッチと同等
の輝度を有する灰色パッチ「6」を配置し、紙面上方に
向かうにつれて濃度が薄くなるとともに下方に向かうに
つれて同濃度が濃くなるようにCMYの各成分データを
略均等に変化させて印刷してあり、さらに、その背景に
は黒色インクにより横縞パターンのリファレンスパッチ
「REF2」を印刷してある。なお、図20および図2
1は、カスタムA1パターンおよびカスタムA2パター
ンにてそれぞれ灰色パッチ「B4」および「A1’」を
選択した場合において、カスタムC1パターンおよびカ
スタムC2パターンの各灰色パッチの成分データをそれ
ぞれ表形式により示している。これらの図を参照する
と、cmYあるいはCMYの各成分データが灰色パッチ
「6」を基準として±20%程度の範囲で略均等に増減
していることが分かる。
は、上記カスタムA1パターンにて利用者が選択した灰
色パッチの記号に基づき、その灰色パッチと同等の輝度
を有する灰色パッチ「6」を配置し、紙面上方に向かう
につれて濃度が薄くなるとともに下方に向かうにつれて
同濃度が濃くなるようにcmYの各成分データを略均等
に変化させて印刷してあり、さらに、その背景には黒色
インクにより横縞パターンのリファレンスパッチ「RE
F1」を印刷してある。他方、カスタムC2パターンに
おいては、上記カスタムA2パターンにて利用者が選択
した灰色パッチの記号に基づき、その灰色パッチと同等
の輝度を有する灰色パッチ「6」を配置し、紙面上方に
向かうにつれて濃度が薄くなるとともに下方に向かうに
つれて同濃度が濃くなるようにCMYの各成分データを
略均等に変化させて印刷してあり、さらに、その背景に
は黒色インクにより横縞パターンのリファレンスパッチ
「REF2」を印刷してある。なお、図20および図2
1は、カスタムA1パターンおよびカスタムA2パター
ンにてそれぞれ灰色パッチ「B4」および「A1’」を
選択した場合において、カスタムC1パターンおよびカ
スタムC2パターンの各灰色パッチの成分データをそれ
ぞれ表形式により示している。これらの図を参照する
と、cmYあるいはCMYの各成分データが灰色パッチ
「6」を基準として±20%程度の範囲で略均等に増減
していることが分かる。
【0039】このようなカスタムB,Cパターンの印刷
処理が完了したら、次のステップ125で所定のタイマ
ルーチンを起動してタイマカウンタt1のカウントアッ
プを開始するとともに、カスタムBパターンについては
背景と輝度が一致する黒色パッチの記号を、カスタムC
1パターンおよびカスタムC2パターンについては背景
と輝度が一致する灰色パッチの記号をそれぞれ選択して
それらの記号を入力するように利用者に促す。ここで、
利用者が選択したパッチの記号をキーボード23からコ
ンピュータ21に対して入力すると、色バランス調整プ
ログラムはステップS130で検知してそれらの記号を
取得するとともに、次のステップS135で上記のタイ
マルーチンを終了させてそれまでのタイマカウンタt1
の値を取得する。
処理が完了したら、次のステップ125で所定のタイマ
ルーチンを起動してタイマカウンタt1のカウントアッ
プを開始するとともに、カスタムBパターンについては
背景と輝度が一致する黒色パッチの記号を、カスタムC
1パターンおよびカスタムC2パターンについては背景
と輝度が一致する灰色パッチの記号をそれぞれ選択して
それらの記号を入力するように利用者に促す。ここで、
利用者が選択したパッチの記号をキーボード23からコ
ンピュータ21に対して入力すると、色バランス調整プ
ログラムはステップS130で検知してそれらの記号を
取得するとともに、次のステップS135で上記のタイ
マルーチンを終了させてそれまでのタイマカウンタt1
の値を取得する。
【0040】すなわち、カスタムB,Cパターンが印刷
されてからコンピュータ21に対して実際にパッチの記
号が入力されるまでの経過時間(t1)を計測している
ことになるが、これは印刷されたパッチの色インクが定
着するまでに所定時間を要し、この所定時間が経過する
までは印刷からの経過時間に応じてパッチの色が変化す
るためである。むろん、印刷からの経過時間に応じた色
の変化は対象となる印刷用紙の特性に依存するものであ
るが、その変化はcmYあるいはCMYを混合して得ら
れる灰色(コンポジットグレイ)について顕著に表れ、
単色のKについては概ね無視するすることができる。こ
こにおいてカスタムB,Cパターンは、輝度として標準
レベルのリファレンスパッチと一致するパッチを選択さ
せることにより、全体としての輝度のずれを検出するも
のである。そこで、コンポジットグレイの輝度について
経時変化を実験により求めたところ、図22に示すよう
な結果が得られた。
されてからコンピュータ21に対して実際にパッチの記
号が入力されるまでの経過時間(t1)を計測している
ことになるが、これは印刷されたパッチの色インクが定
着するまでに所定時間を要し、この所定時間が経過する
までは印刷からの経過時間に応じてパッチの色が変化す
るためである。むろん、印刷からの経過時間に応じた色
の変化は対象となる印刷用紙の特性に依存するものであ
るが、その変化はcmYあるいはCMYを混合して得ら
れる灰色(コンポジットグレイ)について顕著に表れ、
単色のKについては概ね無視するすることができる。こ
こにおいてカスタムB,Cパターンは、輝度として標準
レベルのリファレンスパッチと一致するパッチを選択さ
せることにより、全体としての輝度のずれを検出するも
のである。そこで、コンポジットグレイの輝度について
経時変化を実験により求めたところ、図22に示すよう
な結果が得られた。
【0041】同図において、横軸は印刷からの経過時間
(t1)を示しており、縦軸は実際の輝度からインク定
着時の輝度を差し引いた差分(ΔL)を示している。こ
こで、いずれの印刷用紙においても印刷直後のコンポジ
ットグレイはインク定着時の輝度からずれており、時間
の経過に伴ってそのずれが徐々に小さくなり、概ね60
分後には色インクが完全に定着することは共通している
が、印刷用紙の特性に応じて輝度の変化の方向あるいは
変化の度合いが異なる。より詳しくは、グロッシィフィ
ルム用紙の場合には印刷直後はインク定着時の輝度より
も高く薄めの色として表れ、ファイン用紙の場合には印
刷直後はインク定着時の輝度よりも低く濃いめの色とし
て表れる。また、スーパーファイン用紙の場合、印刷直
後はインク定着時の輝度よりも僅かに高く表れることが
分かる。
(t1)を示しており、縦軸は実際の輝度からインク定
着時の輝度を差し引いた差分(ΔL)を示している。こ
こで、いずれの印刷用紙においても印刷直後のコンポジ
ットグレイはインク定着時の輝度からずれており、時間
の経過に伴ってそのずれが徐々に小さくなり、概ね60
分後には色インクが完全に定着することは共通している
が、印刷用紙の特性に応じて輝度の変化の方向あるいは
変化の度合いが異なる。より詳しくは、グロッシィフィ
ルム用紙の場合には印刷直後はインク定着時の輝度より
も高く薄めの色として表れ、ファイン用紙の場合には印
刷直後はインク定着時の輝度よりも低く濃いめの色とし
て表れる。また、スーパーファイン用紙の場合、印刷直
後はインク定着時の輝度よりも僅かに高く表れることが
分かる。
【0042】例えば、ファイン用紙にカスタムB,Cパ
ターンを印刷した場合を考慮し、利用者が印刷直後に灰
色パッチの記号として「3」を選択したものとすると、
同灰色パッチは色インクが完全に定着した状態で色が薄
くなるはずであるから、本来的には淡色側の「4」や
「5」といった記号の灰色パッチとリファレンスパッチ
の輝度が一致することになる。むろん、印刷用紙の種別
と経過時間(t1)に基づいて、図22に示す相関関係
から逆算して色インク定着時に輝度が一致するcmYあ
るいはCMYの成分データを求めることができる。例え
ば、図22を参照すると、ファイン用紙の場合の印刷直
後のΔLは「−0.7」であるため、上記のようにして
印刷直後に「3」の灰色パッチが選択された場合には、
その成分データよりもΔLとして「0.7」だけ大きく
なるcmYあるいはCMYのデータを求めればよい。具
体的には、予め実験によって求めた成分データの対応表
を保持しておき、適宜、参照するような構成としておけ
ばよい。以降、説明の便宜上、色インク定着時の成分デ
ータを真の成分データと呼ぶこととする。なお、本実施
形態においては、色バランス調整プログラムでキャリブ
レーションパターン印刷から灰色パッチの記号入力まで
の経過時間を計測するようにしているが、キャリブレー
ションパターン印刷から灰色パッチ選択までの経過時間
を利用者に計測させ、コンピュータ21に入力させる構
成としてもよく、適宜変更してもかまわない。
ターンを印刷した場合を考慮し、利用者が印刷直後に灰
色パッチの記号として「3」を選択したものとすると、
同灰色パッチは色インクが完全に定着した状態で色が薄
くなるはずであるから、本来的には淡色側の「4」や
「5」といった記号の灰色パッチとリファレンスパッチ
の輝度が一致することになる。むろん、印刷用紙の種別
と経過時間(t1)に基づいて、図22に示す相関関係
から逆算して色インク定着時に輝度が一致するcmYあ
るいはCMYの成分データを求めることができる。例え
ば、図22を参照すると、ファイン用紙の場合の印刷直
後のΔLは「−0.7」であるため、上記のようにして
印刷直後に「3」の灰色パッチが選択された場合には、
その成分データよりもΔLとして「0.7」だけ大きく
なるcmYあるいはCMYのデータを求めればよい。具
体的には、予め実験によって求めた成分データの対応表
を保持しておき、適宜、参照するような構成としておけ
ばよい。以降、説明の便宜上、色インク定着時の成分デ
ータを真の成分データと呼ぶこととする。なお、本実施
形態においては、色バランス調整プログラムでキャリブ
レーションパターン印刷から灰色パッチの記号入力まで
の経過時間を計測するようにしているが、キャリブレー
ションパターン印刷から灰色パッチ選択までの経過時間
を利用者に計測させ、コンピュータ21に入力させる構
成としてもよく、適宜変更してもかまわない。
【0043】ステップS140では、ステップS130
で入力された灰色パッチの記号とステップS135で取
得した経過時間(t1)に基づき、上述したようにして
真の成分データを取得し、その成分データを利用して第
三段階のキャリブレーションパターンであるカスタムD
パターンを印刷させる。このカスタムDパターンは、図
11に示すように互いに並列に印刷されるカスタムD1
パターンおよびカスタムD2パターンから構成されてい
る。このカスタムD1パターンおよびカスタムD2パタ
ーンにおいては、それぞれ複数の灰色パッチ「A1」〜
「D18」および「A1’」〜「D18’」が印刷され
る点において上述したカスタムA1パターンおよびカス
タムA2パターンと同様である。しかし、それぞれの灰
色パッチにおけるcmYあるいはCMYの成分データが
異なる。
で入力された灰色パッチの記号とステップS135で取
得した経過時間(t1)に基づき、上述したようにして
真の成分データを取得し、その成分データを利用して第
三段階のキャリブレーションパターンであるカスタムD
パターンを印刷させる。このカスタムDパターンは、図
11に示すように互いに並列に印刷されるカスタムD1
パターンおよびカスタムD2パターンから構成されてい
る。このカスタムD1パターンおよびカスタムD2パタ
ーンにおいては、それぞれ複数の灰色パッチ「A1」〜
「D18」および「A1’」〜「D18’」が印刷され
る点において上述したカスタムA1パターンおよびカス
タムA2パターンと同様である。しかし、それぞれの灰
色パッチにおけるcmYあるいはCMYの成分データが
異なる。
【0044】すなわち、カスタムD1パターンおよびカ
スタムD2パターンにおいては、それぞれ上記カスタム
C1パターンおよびカスタムC2パターンの選択結果に
基づく真の成分データを有する灰色パッチを「A1」,
「A1’」に配置する。そして、カスタムA1パターン
およびカスタムA2パターンと同様の規則性に従って成
分データを変化させるが、このときの変化度合いをより
小さくしてある。例えば、図23および図24は、それ
ぞれカスタムC1パターンおよびカスタムC2パターン
に基づく真の成分データが灰色パッチ「6」および
「3」の成分データに等しい場合のカスタムD1パター
ンおよびカスタムD2パターンの成分データを表形式に
より示している。ここで、図14と図23、あるいは図
15と図24とを比較すると、図23および図24に示
す方が灰色パッチ間における成分データの変化度合いが
小さいことが分かる。
スタムD2パターンにおいては、それぞれ上記カスタム
C1パターンおよびカスタムC2パターンの選択結果に
基づく真の成分データを有する灰色パッチを「A1」,
「A1’」に配置する。そして、カスタムA1パターン
およびカスタムA2パターンと同様の規則性に従って成
分データを変化させるが、このときの変化度合いをより
小さくしてある。例えば、図23および図24は、それ
ぞれカスタムC1パターンおよびカスタムC2パターン
に基づく真の成分データが灰色パッチ「6」および
「3」の成分データに等しい場合のカスタムD1パター
ンおよびカスタムD2パターンの成分データを表形式に
より示している。ここで、図14と図23、あるいは図
15と図24とを比較すると、図23および図24に示
す方が灰色パッチ間における成分データの変化度合いが
小さいことが分かる。
【0045】このようなカスタムDパターンの印刷処理
が完了したら、次のステップ145で同様にタイマルー
チンを起動してタイマカウンタt2のカウントアップを
開始するとともに、カスタムD1パターンおよびカスタ
ムD2パターンのそれぞれから無彩色に見える灰色パッ
チを選択してそれらの記号を入力するように利用者に促
す。ここで、利用者が選択した灰色パッチの記号をキー
ボード23からコンピュータ21に対して入力すると、
色バランス調整プログラムはステップS150で検知し
てそれらの記号を取得するとともに、次のステップS1
55で上記のタイマルーチンを終了させてそれまでのタ
イマカウンタt2の値を取得する。すなわち、この場合
もカスタムDパターンが印刷されてからコンピュータ2
1に対して実際に灰色パッチの記号が入力されるまでの
経過時間(t2)を計測していることになるが、これは
同様にして印刷からの経過時間に応じて灰色パッチの色
が変化するためである。このカスタムDパターンは、無
彩色の灰色パッチを選択させるものであるが、印刷直後
はMmYの色成分が強く表れるため全体として赤成分が
強く表れることが分かっている。そこで、コンポジット
グレイの赤成分の強度について経時変化を実験により求
めたところ、図25に示すような結果が得られた。
が完了したら、次のステップ145で同様にタイマルー
チンを起動してタイマカウンタt2のカウントアップを
開始するとともに、カスタムD1パターンおよびカスタ
ムD2パターンのそれぞれから無彩色に見える灰色パッ
チを選択してそれらの記号を入力するように利用者に促
す。ここで、利用者が選択した灰色パッチの記号をキー
ボード23からコンピュータ21に対して入力すると、
色バランス調整プログラムはステップS150で検知し
てそれらの記号を取得するとともに、次のステップS1
55で上記のタイマルーチンを終了させてそれまでのタ
イマカウンタt2の値を取得する。すなわち、この場合
もカスタムDパターンが印刷されてからコンピュータ2
1に対して実際に灰色パッチの記号が入力されるまでの
経過時間(t2)を計測していることになるが、これは
同様にして印刷からの経過時間に応じて灰色パッチの色
が変化するためである。このカスタムDパターンは、無
彩色の灰色パッチを選択させるものであるが、印刷直後
はMmYの色成分が強く表れるため全体として赤成分が
強く表れることが分かっている。そこで、コンポジット
グレイの赤成分の強度について経時変化を実験により求
めたところ、図25に示すような結果が得られた。
【0046】同図において、横軸は印刷からの経過時間
(t2)を示しており、縦軸は実際の赤成分の強度から
インク定着時の赤成分の強度を差し引いた差分(ΔR)
を示している。上述した輝度の場合には印刷用紙の特性
に応じて経時変化が異なっていたが、赤成分の場合には
ファイン用紙、スーパーファイン用紙、グロッシィフィ
ルム用紙のいずれにおいても同様の経時変化を示すこと
が分かった。より詳しくは、上述したように印刷直後の
コンポジットグレイの赤成分はインク定着時の赤成分よ
りも強く表れ、時間の経過に伴って両者の強度差が徐々
に小さくなり、概ね60分後には色インクが完全に定着
して予定通りの赤成分の強度に収束する。
(t2)を示しており、縦軸は実際の赤成分の強度から
インク定着時の赤成分の強度を差し引いた差分(ΔR)
を示している。上述した輝度の場合には印刷用紙の特性
に応じて経時変化が異なっていたが、赤成分の場合には
ファイン用紙、スーパーファイン用紙、グロッシィフィ
ルム用紙のいずれにおいても同様の経時変化を示すこと
が分かった。より詳しくは、上述したように印刷直後の
コンポジットグレイの赤成分はインク定着時の赤成分よ
りも強く表れ、時間の経過に伴って両者の強度差が徐々
に小さくなり、概ね60分後には色インクが完全に定着
して予定通りの赤成分の強度に収束する。
【0047】例えば、利用者がカスタムDパターンの印
刷直後に灰色パッチの記号として「B1」を選択したも
のとすると、同灰色パッチは色インクが完全に定着した
状態で赤成分が弱くなるはずであるから、本来的には赤
成分の座標軸上でより強度の高い「C1」などがインク
定着時に無彩色となるはずである。むろん、この場合に
は経過時間(t2)に基づいて、図22に示す相関関係
から逆算して色インク定着時に要素色の色バランスが適
切となるcmYあるいはCMYの成分データ、すなわち
真の成分データを求めることができる。ステップS16
0では、ステップS130で入力された黒色パッチの記
号に該当するKのIDに従って修正用ルックアップテー
ブルを決定し、プリンタドライバ21fが色変換に使用
する色変換用ルックアップテーブルに組み込むべく設定
する。これとともに、ステップS150で入力された二
つの灰色パッチの記号と経過時間(t2)に基づいて真
の成分データを取得し、この成分データに該当するCc
MmY各色のIDに従って修正用ルックアップテーブル
を決定し、同様にプリンタドライバ21fに設定する。
刷直後に灰色パッチの記号として「B1」を選択したも
のとすると、同灰色パッチは色インクが完全に定着した
状態で赤成分が弱くなるはずであるから、本来的には赤
成分の座標軸上でより強度の高い「C1」などがインク
定着時に無彩色となるはずである。むろん、この場合に
は経過時間(t2)に基づいて、図22に示す相関関係
から逆算して色インク定着時に要素色の色バランスが適
切となるcmYあるいはCMYの成分データ、すなわち
真の成分データを求めることができる。ステップS16
0では、ステップS130で入力された黒色パッチの記
号に該当するKのIDに従って修正用ルックアップテー
ブルを決定し、プリンタドライバ21fが色変換に使用
する色変換用ルックアップテーブルに組み込むべく設定
する。これとともに、ステップS150で入力された二
つの灰色パッチの記号と経過時間(t2)に基づいて真
の成分データを取得し、この成分データに該当するCc
MmY各色のIDに従って修正用ルックアップテーブル
を決定し、同様にプリンタドライバ21fに設定する。
【0048】図26は、プリンタドライバ21fの処理
手順を概略フローチャートにより示している。同図にお
いて、ステップS210ではラスタライズされた印刷デ
ータを入力し、RGBの階調データからCcMmYKの
階調データへと色変換する。このときに色変換用ルック
アップテーブルを参照してから各成分毎に修正用ルック
アップテーブルを参照してもかまわないが、予め色変換
用ルックアップテーブルの中身を修正用ルックアップテ
ーブルの内容で書き換えておけば、色変換用ルックアッ
プテーブルを参照するだけで修正と色変換とが実行され
ることになる。すなわち、色変換用ルックアップテーブ
ルを参照してから修正用ルックアップテーブルを参照す
る場合であっても、また、書き換えた色変換用ルックア
ップテーブルを参照する場合であっても、ステップS2
10の色変換を実施することにより、色画像データは色
の同一性を失って変換されることになる。しかし、この
ように色の同一性を失っているにもかかわらず、そのデ
ータに従って印字ヘッドにて色インクが吐出された場合
にはインク使用量の偏差によって元の色を再現すること
ができるようになる。そして、色変換が行われたらステ
ップS220にて256階調から2階調へと二値化し、
ステップS230にて所定のコントロールコードを付加
してスプールファイルを生成し、プリンタ31に転送す
ることにより印刷させる。
手順を概略フローチャートにより示している。同図にお
いて、ステップS210ではラスタライズされた印刷デ
ータを入力し、RGBの階調データからCcMmYKの
階調データへと色変換する。このときに色変換用ルック
アップテーブルを参照してから各成分毎に修正用ルック
アップテーブルを参照してもかまわないが、予め色変換
用ルックアップテーブルの中身を修正用ルックアップテ
ーブルの内容で書き換えておけば、色変換用ルックアッ
プテーブルを参照するだけで修正と色変換とが実行され
ることになる。すなわち、色変換用ルックアップテーブ
ルを参照してから修正用ルックアップテーブルを参照す
る場合であっても、また、書き換えた色変換用ルックア
ップテーブルを参照する場合であっても、ステップS2
10の色変換を実施することにより、色画像データは色
の同一性を失って変換されることになる。しかし、この
ように色の同一性を失っているにもかかわらず、そのデ
ータに従って印字ヘッドにて色インクが吐出された場合
にはインク使用量の偏差によって元の色を再現すること
ができるようになる。そして、色変換が行われたらステ
ップS220にて256階調から2階調へと二値化し、
ステップS230にて所定のコントロールコードを付加
してスプールファイルを生成し、プリンタ31に転送す
ることにより印刷させる。
【0049】以上のように、本実施形態においては、ス
テップS110,S120,S140でそれぞれ第一〜
第三のキャリブレーションパターンを印刷しており、か
かる処理を実行するソフトウェア構成とハードウェア構
成によってキャリブレーションパターン印刷手段が構成
される。また、ステップS140のカスタムDパターン
印刷時およびステップS160の修正用ルックアップテ
ーブル決定時にインク吐出量の偏差を取得するにあた
り、キャリブレーションパターンの色の経時変化に基づ
いて実際の偏差を修正しており、かかる意味におけるソ
フトウェア構成とハードウェア構成によって偏差取得手
段が構成される。さらに、ステップS160では修正後
の偏差を解消するための修正用ルックアップテーブルを
決定してプリンタドライバ21fに組み込むべく設定し
ており、この意味におけるソフトウェア構成とハードウ
ェア構成によって印刷データ修正出力手段が構成され
る。
テップS110,S120,S140でそれぞれ第一〜
第三のキャリブレーションパターンを印刷しており、か
かる処理を実行するソフトウェア構成とハードウェア構
成によってキャリブレーションパターン印刷手段が構成
される。また、ステップS140のカスタムDパターン
印刷時およびステップS160の修正用ルックアップテ
ーブル決定時にインク吐出量の偏差を取得するにあた
り、キャリブレーションパターンの色の経時変化に基づ
いて実際の偏差を修正しており、かかる意味におけるソ
フトウェア構成とハードウェア構成によって偏差取得手
段が構成される。さらに、ステップS160では修正後
の偏差を解消するための修正用ルックアップテーブルを
決定してプリンタドライバ21fに組み込むべく設定し
ており、この意味におけるソフトウェア構成とハードウ
ェア構成によって印刷データ修正出力手段が構成され
る。
【0050】ところで、本実施形態においては第一〜第
三の各キャリブレーションパターンを印刷し、利用者に
パッチを選択させるようにしているが、各キャリブレー
ションパターンの意味は次のようになる。まず、第一の
キャリブレーションパターンたるカスタムAパターンに
て無彩色の灰色パッチを選択させることにより、CcM
mYの各色のインク吐出量のばらつきを大まかに検出す
る。すると、そのばらつきの程度も分かった感じもする
が、その灰色パッチの輝度が最適であるとは限らない。
そこで、各色の成分データを略均等に変化させることに
より輝度を変化させた第二のキャリブレーションパター
ンたるカスタムB,Cパターンを印刷する。
三の各キャリブレーションパターンを印刷し、利用者に
パッチを選択させるようにしているが、各キャリブレー
ションパターンの意味は次のようになる。まず、第一の
キャリブレーションパターンたるカスタムAパターンに
て無彩色の灰色パッチを選択させることにより、CcM
mYの各色のインク吐出量のばらつきを大まかに検出す
る。すると、そのばらつきの程度も分かった感じもする
が、その灰色パッチの輝度が最適であるとは限らない。
そこで、各色の成分データを略均等に変化させることに
より輝度を変化させた第二のキャリブレーションパター
ンたるカスタムB,Cパターンを印刷する。
【0051】カスタムBパターンにおいては、背景のリ
ファレンスパッチと輝度が一致する黒色パッチを選択さ
せてKインクについてインク吐出量の基準量からの偏差
を取得する。また、カスタムCパターンにおいては、背
景のリファレンスパッチと輝度の一致する灰色パッチを
選択させて輝度合わせを行うが、このときに灰色パッチ
については経時変化を考慮して輝度合わせを行う。そし
て、第三のキャリブレーションパターンにて輝度合わせ
後のCcMmYの成分データを基準として各成分データ
を微妙に変化させた灰色パッチを印刷し、利用者によっ
て再度無彩色の灰色パッチを選択させ、最終的にCcM
mYの各色インクについてインク吐出量の基準量からの
偏差を取得する。このときに同様にして灰色パッチの経
時変化を考慮して偏差を修正する。従って、インク定着
時を基準として最もバランスのとれた修正用ルックアッ
プテーブルが選択されてプリンタドライバ21fに設定
されることになる。
ファレンスパッチと輝度が一致する黒色パッチを選択さ
せてKインクについてインク吐出量の基準量からの偏差
を取得する。また、カスタムCパターンにおいては、背
景のリファレンスパッチと輝度の一致する灰色パッチを
選択させて輝度合わせを行うが、このときに灰色パッチ
については経時変化を考慮して輝度合わせを行う。そし
て、第三のキャリブレーションパターンにて輝度合わせ
後のCcMmYの成分データを基準として各成分データ
を微妙に変化させた灰色パッチを印刷し、利用者によっ
て再度無彩色の灰色パッチを選択させ、最終的にCcM
mYの各色インクについてインク吐出量の基準量からの
偏差を取得する。このときに同様にして灰色パッチの経
時変化を考慮して偏差を修正する。従って、インク定着
時を基準として最もバランスのとれた修正用ルックアッ
プテーブルが選択されてプリンタドライバ21fに設定
されることになる。
【0052】むろん、カスタムAパターンにおける各灰
色パッチも経時変化を示すことに変わりはなく、本来的
にはカスタムAパターンにおいても経時変化を考慮すべ
きではある。しかし、灰色パッチの色の経時変化は、現
実に生じうるインク吐出量の偏差に比べてもそれほど大
きくないため、仮にカスタムAパターンにおいてインク
定着時に無彩色に見える灰色パッチが選択されなかった
としても、それ自体がカスタムBパターンにおける輝度
合わせに影響を及ぼす訳でもないし、カスタムDパター
ンで各色インク間のインク重量の偏差は解消されうるの
で特に問題は生じない。
色パッチも経時変化を示すことに変わりはなく、本来的
にはカスタムAパターンにおいても経時変化を考慮すべ
きではある。しかし、灰色パッチの色の経時変化は、現
実に生じうるインク吐出量の偏差に比べてもそれほど大
きくないため、仮にカスタムAパターンにおいてインク
定着時に無彩色に見える灰色パッチが選択されなかった
としても、それ自体がカスタムBパターンにおける輝度
合わせに影響を及ぼす訳でもないし、カスタムDパター
ンで各色インク間のインク重量の偏差は解消されうるの
で特に問題は生じない。
【0053】ところで、上述したカスタムAパターン、
カスタムB,CパターンおよびカスタムDパターンを印
刷する場合、色変換処理を伴うプリンタドライバを利用
した印刷手法は採用し得ない。すなわち、かかるパター
ンを印刷する意味は、各印字ヘッドユニット31a1の
インク吐出量のばらつきを取得することにある。従っ
て、各パッチを所要の色インクの成分データで表現して
印刷しなければならないが、色変換処理を伴う印刷手法
においては、このような印刷態様をなし得ない。例え
ば、あるRGBの階調データを入力したときに、それが
cmYあるいはCMYの成分データに変換されるとは限
らない。
カスタムB,CパターンおよびカスタムDパターンを印
刷する場合、色変換処理を伴うプリンタドライバを利用
した印刷手法は採用し得ない。すなわち、かかるパター
ンを印刷する意味は、各印字ヘッドユニット31a1の
インク吐出量のばらつきを取得することにある。従っ
て、各パッチを所要の色インクの成分データで表現して
印刷しなければならないが、色変換処理を伴う印刷手法
においては、このような印刷態様をなし得ない。例え
ば、あるRGBの階調データを入力したときに、それが
cmYあるいはCMYの成分データに変換されるとは限
らない。
【0054】従って、上記のパターンを印刷するにあた
っては、色バランス調整プログラムにて、ドットマトリ
クス状の画素で構成されるとともに、各パッチに対応す
る画素に所要のcmY、CMYあるいはKの成分データ
を配した画像データを生成し、この画像データを256
階調から2階調に二値化した後、所定のコントロールコ
ードを付加してスプールファイルを生成し、このスプー
ルファイルをプリンタ31に転送する。すると、プリン
タ31においては、上記画像データの各画素における成
分データに従って各印字ヘッドユニット31a1を独立
して駆動するため、上記のパターンが印刷される結果と
なる。
っては、色バランス調整プログラムにて、ドットマトリ
クス状の画素で構成されるとともに、各パッチに対応す
る画素に所要のcmY、CMYあるいはKの成分データ
を配した画像データを生成し、この画像データを256
階調から2階調に二値化した後、所定のコントロールコ
ードを付加してスプールファイルを生成し、このスプー
ルファイルをプリンタ31に転送する。すると、プリン
タ31においては、上記画像データの各画素における成
分データに従って各印字ヘッドユニット31a1を独立
して駆動するため、上記のパターンが印刷される結果と
なる。
【0055】なお、上述した色バランス調整プログラム
やプリンタドライバ21fなどはインストールプログラ
ムとともにフロッピーディスクやCD−ROMなどのプ
ログラム記録媒体に記録されて頒布され、コンピュータ
21にプリンタ31を接続した後、同フロッピーディス
クをフロッピーディスクドライブ25にセットしたり、
CD−ROMをCD−ROMドライブ24にセットして
インストールされる。すなわち、セットアップ後、イン
ストールプログラムはアプリケーションとして実行さ
れ、プリンタドライバ21fや色変換ルックアップテー
ブルなどをハードディスク22上に展開することにな
る。むろん、インストールはかかるフロッピーディスク
やCD−ROMなどの具体的な媒体に限らず、モデム2
6を介して公衆通信回線などを介してインストールする
ことも可能である。
やプリンタドライバ21fなどはインストールプログラ
ムとともにフロッピーディスクやCD−ROMなどのプ
ログラム記録媒体に記録されて頒布され、コンピュータ
21にプリンタ31を接続した後、同フロッピーディス
クをフロッピーディスクドライブ25にセットしたり、
CD−ROMをCD−ROMドライブ24にセットして
インストールされる。すなわち、セットアップ後、イン
ストールプログラムはアプリケーションとして実行さ
れ、プリンタドライバ21fや色変換ルックアップテー
ブルなどをハードディスク22上に展開することにな
る。むろん、インストールはかかるフロッピーディスク
やCD−ROMなどの具体的な媒体に限らず、モデム2
6を介して公衆通信回線などを介してインストールする
ことも可能である。
【0056】次に、上記構成からなる本実施形態の動作
を説明する。プリンタ31の初期導入時や色バランスの
ずれが目立つようになったら、コンピュータ21にて色
バランス調整プログラムを実行する。この色バランス調
整プログラムが起動されると、コンピュータ21はステ
ップS105にてキャリブレーションパターンの印刷対
象となる印刷用紙の用紙情報を利用者に入力させる。こ
こで、利用者が実際に用紙情報を入力すると、コンピュ
ータ21はステップS110にてプリンタ31に対して
図11〜図13に示すカスタムAパターンを印刷させ
る。このカスタムAパターンにおいて、利用者はそれぞ
れの灰色パッチを見て要素色の影響のないもの、すなわ
ち無彩色に見える灰色パッチを選択し、ステップS11
5にてその灰色パッチの記号をコンピュータ21に入力
する。このとき、カスタムAパターンにおいては灰色パ
ッチの並びと成分データの変化の度合いに規則性がある
ため、二つ並んだいずれかが無彩色に近いか分かりにく
い場合にはその並び方向の直線上にある離れた二つの灰
色パッチを比較して中間を選択するといったことも可能
である。
を説明する。プリンタ31の初期導入時や色バランスの
ずれが目立つようになったら、コンピュータ21にて色
バランス調整プログラムを実行する。この色バランス調
整プログラムが起動されると、コンピュータ21はステ
ップS105にてキャリブレーションパターンの印刷対
象となる印刷用紙の用紙情報を利用者に入力させる。こ
こで、利用者が実際に用紙情報を入力すると、コンピュ
ータ21はステップS110にてプリンタ31に対して
図11〜図13に示すカスタムAパターンを印刷させ
る。このカスタムAパターンにおいて、利用者はそれぞ
れの灰色パッチを見て要素色の影響のないもの、すなわ
ち無彩色に見える灰色パッチを選択し、ステップS11
5にてその灰色パッチの記号をコンピュータ21に入力
する。このとき、カスタムAパターンにおいては灰色パ
ッチの並びと成分データの変化の度合いに規則性がある
ため、二つ並んだいずれかが無彩色に近いか分かりにく
い場合にはその並び方向の直線上にある離れた二つの灰
色パッチを比較して中間を選択するといったことも可能
である。
【0057】ここで、利用者が灰色パッチの記号を入力
すると、コンピュータ21はステップS120にてその
記号に基づき図17〜図19に示すカスタムB,Cパタ
ーンの印刷処理を実行する。そして、次のステップS1
25で所定のタイマルーチンを起動してタイマカウンタ
t1のカウントアップを開始するとともに、カスタムB
パターンについては背景と輝度が一致する黒色パッチの
記号を、カスタムC1パターンおよびカスタムC2パタ
ーンについては背景と輝度が一致する灰色パッチの記号
をそれぞれ選択してそれらの記号を入力するように利用
者に促す。ここで、利用者が選択したパッチの記号をコ
ンピュータ21に対して入力すると、コンピュータ21
はステップS130で検知してそれらの記号を取得する
とともに、次のステップS135で上記のタイマルーチ
ンを終了させてそれまでのタイマカウンタt1の値を取
得する。そして、ステップS140では実際に入力され
た灰色パッチの記号や用紙情報、取得したタイマカウン
タt1の値に基づきプリンタ31に対してカスタムDパ
ターンを印刷させる。
すると、コンピュータ21はステップS120にてその
記号に基づき図17〜図19に示すカスタムB,Cパタ
ーンの印刷処理を実行する。そして、次のステップS1
25で所定のタイマルーチンを起動してタイマカウンタ
t1のカウントアップを開始するとともに、カスタムB
パターンについては背景と輝度が一致する黒色パッチの
記号を、カスタムC1パターンおよびカスタムC2パタ
ーンについては背景と輝度が一致する灰色パッチの記号
をそれぞれ選択してそれらの記号を入力するように利用
者に促す。ここで、利用者が選択したパッチの記号をコ
ンピュータ21に対して入力すると、コンピュータ21
はステップS130で検知してそれらの記号を取得する
とともに、次のステップS135で上記のタイマルーチ
ンを終了させてそれまでのタイマカウンタt1の値を取
得する。そして、ステップS140では実際に入力され
た灰色パッチの記号や用紙情報、取得したタイマカウン
タt1の値に基づきプリンタ31に対してカスタムDパ
ターンを印刷させる。
【0058】このカスタムDパターンは、カスタムC1
パターンとカスタムC2パターンのそれぞれで選択され
た灰色パッチの成分データと同等の灰色パッチを中心と
して、カスタムAパターンと同様に各要素色の成分デー
タが徐々に異なる複数の灰色パッチとその背景のリファ
レンスパッチとから構成されているが、成分データの変
化度合いがカスタムAパターンより小さくなっている。
このため、カスタムAパターンにて選択した無彩色の灰
色パッチより、より無彩色に近い灰色パッチを選択する
ことが可能になる。
パターンとカスタムC2パターンのそれぞれで選択され
た灰色パッチの成分データと同等の灰色パッチを中心と
して、カスタムAパターンと同様に各要素色の成分デー
タが徐々に異なる複数の灰色パッチとその背景のリファ
レンスパッチとから構成されているが、成分データの変
化度合いがカスタムAパターンより小さくなっている。
このため、カスタムAパターンにて選択した無彩色の灰
色パッチより、より無彩色に近い灰色パッチを選択する
ことが可能になる。
【0059】カスタムB,Cパターンにおいては背景の
リファレンスパッチと輝度の一致する灰色パッチを選択
させるが、その灰色パッチの輝度は図22に示すように
印刷直後においてインク定着時からのずれ(ΔL)が大
きく、時間の経過に伴って同ずれが小さくなり、印刷か
ら概ね60分が経過したところで色インクが完全に定着
して所定値に収束する。さらに、かかるずれの程度や変
化はキャリブレーションパターンの印刷対象となる印刷
用紙に応じて異なる。そこで、カスタムDパターンにお
いて各灰色パッチを配するにあたっては、ステップS1
05で入力された印刷用紙の用紙情報やカスタムB,C
パターンの印刷からパッチ選択までの経過時間(t1)
を考慮し、実際に利用者から入力された灰色パッチの成
分データを図22に示す関係に基づいてインク定着時に
選択されるべき成分データに変換し、この変換後の真の
成分データに基づいてカスタムDパターンの各灰色パッ
チを配置する。
リファレンスパッチと輝度の一致する灰色パッチを選択
させるが、その灰色パッチの輝度は図22に示すように
印刷直後においてインク定着時からのずれ(ΔL)が大
きく、時間の経過に伴って同ずれが小さくなり、印刷か
ら概ね60分が経過したところで色インクが完全に定着
して所定値に収束する。さらに、かかるずれの程度や変
化はキャリブレーションパターンの印刷対象となる印刷
用紙に応じて異なる。そこで、カスタムDパターンにお
いて各灰色パッチを配するにあたっては、ステップS1
05で入力された印刷用紙の用紙情報やカスタムB,C
パターンの印刷からパッチ選択までの経過時間(t1)
を考慮し、実際に利用者から入力された灰色パッチの成
分データを図22に示す関係に基づいてインク定着時に
選択されるべき成分データに変換し、この変換後の真の
成分データに基づいてカスタムDパターンの各灰色パッ
チを配置する。
【0060】コンピュータ21は、ステップS140に
てかかるカスタムDパターンの印刷処理を実行した後、
次のステップS145で同様にタイマルーチンを起動し
てタイマカウンタt2のカウントアップを開始するとと
もに、カスタムD1パターンとカスタムD2パターンの
それぞれについて無彩色に見える灰色パッチを選択して
その記号を入力するように利用者に促す。ここで、利用
者が選択したパッチの記号をコンピュータ21に対して
入力すると、コンピュータ21はステップS150で検
知してそれらの記号を取得するとともに、次のステップ
S155で上記のタイマルーチンを終了させてそれまで
のタイマカウンタt2の値を取得する。
てかかるカスタムDパターンの印刷処理を実行した後、
次のステップS145で同様にタイマルーチンを起動し
てタイマカウンタt2のカウントアップを開始するとと
もに、カスタムD1パターンとカスタムD2パターンの
それぞれについて無彩色に見える灰色パッチを選択して
その記号を入力するように利用者に促す。ここで、利用
者が選択したパッチの記号をコンピュータ21に対して
入力すると、コンピュータ21はステップS150で検
知してそれらの記号を取得するとともに、次のステップ
S155で上記のタイマルーチンを終了させてそれまで
のタイマカウンタt2の値を取得する。
【0061】カスタムDパターンにおいては無彩色の灰
色パッチを選択させるが、図25に示すように、各灰色
パッチの赤成分の強度について、印刷直後にインク定着
時からのずれ(ΔR)が大きく、時間の経過に伴って同
ずれが小さくなり、印刷から概ね60分が経過したとこ
ろで色インクが完全に定着して所定の強度に収束する。
なお、この傾向は各種印刷用紙について概ね同様であ
る。そこで、カスタムDパターンの印刷からパッチ選択
までの経過時間(t2)を考慮し、実際に利用者から入
力された灰色パッチの成分データを図25に示す関係に
基づいてインク定着時に選択されるべき成分データに変
換して真の成分データを得る。ステップS160ではス
テップS130で取得した黒色パッチの記号と、上記の
ようにカスタムDパターンにて得られた真の成分データ
に基づいてCcMmYKのそれぞれについてIDを決定
するとともに、総合的に最も色バランスのとれた修正用
ルックアップテーブルを選択し、プリンタドライバ21
fに設定する。従って、プリンタドライバ21fに修正
用ルックアップテーブルが設定されれば、インク定着時
を基準としてプリンタ31における出力特性の偏差を打
ち消すように色変換されて印刷され、本来のものに忠実
に色が再現されるようになる。
色パッチを選択させるが、図25に示すように、各灰色
パッチの赤成分の強度について、印刷直後にインク定着
時からのずれ(ΔR)が大きく、時間の経過に伴って同
ずれが小さくなり、印刷から概ね60分が経過したとこ
ろで色インクが完全に定着して所定の強度に収束する。
なお、この傾向は各種印刷用紙について概ね同様であ
る。そこで、カスタムDパターンの印刷からパッチ選択
までの経過時間(t2)を考慮し、実際に利用者から入
力された灰色パッチの成分データを図25に示す関係に
基づいてインク定着時に選択されるべき成分データに変
換して真の成分データを得る。ステップS160ではス
テップS130で取得した黒色パッチの記号と、上記の
ようにカスタムDパターンにて得られた真の成分データ
に基づいてCcMmYKのそれぞれについてIDを決定
するとともに、総合的に最も色バランスのとれた修正用
ルックアップテーブルを選択し、プリンタドライバ21
fに設定する。従って、プリンタドライバ21fに修正
用ルックアップテーブルが設定されれば、インク定着時
を基準としてプリンタ31における出力特性の偏差を打
ち消すように色変換されて印刷され、本来のものに忠実
に色が再現されるようになる。
【0062】なお、本実施形態においては、キャリブレ
ーションパターンの印刷からパッチ選択までの経過時間
に応じてパッチの成分データを修正する構成としてある
が、キャリブレーションパターンの色の経時変化が考慮
されていればよく、これ以外の構成とすることも可能で
ある。その一例として、キャリブレーションパターン印
刷から所定時間の経過後にパッチを選択するようにメッ
セージ画面を表示したり、ガイド音声を出力するなどし
て利用者に指示するようにしてもよい。この場合、経過
時間が一定であるため補正量が一定となって取り扱いが
容易ではあるが、その反面で利用者はパッチ選択時を拘
束されることになる。また、本実施形態においては、利
用者に成分データが微妙に異なる複数の灰色パッチから
無彩色の灰色パッチを選択させることによって各色イン
クの使用量の基準値からの偏差を取得する構成としてあ
るが、測色装置を用いて同偏差を取得するようにしても
よく適宜変更可能である。すなわち、所定の色インクを
所定の濃度で付してパッチを印刷するとともに、これを
測色装置で読み取って実測データを取得し、予定される
データと比較することによって上記偏差を取得するよう
にしてもよい。
ーションパターンの印刷からパッチ選択までの経過時間
に応じてパッチの成分データを修正する構成としてある
が、キャリブレーションパターンの色の経時変化が考慮
されていればよく、これ以外の構成とすることも可能で
ある。その一例として、キャリブレーションパターン印
刷から所定時間の経過後にパッチを選択するようにメッ
セージ画面を表示したり、ガイド音声を出力するなどし
て利用者に指示するようにしてもよい。この場合、経過
時間が一定であるため補正量が一定となって取り扱いが
容易ではあるが、その反面で利用者はパッチ選択時を拘
束されることになる。また、本実施形態においては、利
用者に成分データが微妙に異なる複数の灰色パッチから
無彩色の灰色パッチを選択させることによって各色イン
クの使用量の基準値からの偏差を取得する構成としてあ
るが、測色装置を用いて同偏差を取得するようにしても
よく適宜変更可能である。すなわち、所定の色インクを
所定の濃度で付してパッチを印刷するとともに、これを
測色装置で読み取って実測データを取得し、予定される
データと比較することによって上記偏差を取得するよう
にしてもよい。
【0063】このように、印刷制御装置20は印刷装置
30に対して各色インクを所定の濃度で印刷媒体上に付
してキャリブレーションパターンを印刷させ、このキャ
リブレーションパターンに基づいて各色インクの使用量
の基準値からの偏差を取得するにあたり、色インクが定
着するまでのキャリブレーションパターンの色の経時変
化を見越して同偏差を取得し、この偏差を解消するよう
に印刷データを修正して印刷装置30に出力するように
したため、より正確に色バランスのずれを補正すること
ができる。
30に対して各色インクを所定の濃度で印刷媒体上に付
してキャリブレーションパターンを印刷させ、このキャ
リブレーションパターンに基づいて各色インクの使用量
の基準値からの偏差を取得するにあたり、色インクが定
着するまでのキャリブレーションパターンの色の経時変
化を見越して同偏差を取得し、この偏差を解消するよう
に印刷データを修正して印刷装置30に出力するように
したため、より正確に色バランスのずれを補正すること
ができる。
【図1】本発明の一実施形態にかかる印刷制御方法を適
用した印刷システムの構成を示す概略ブロック図であ
る。
用した印刷システムの構成を示す概略ブロック図であ
る。
【図2】同印刷システムの具体的ハードウェア構成例を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図3】同印刷システムで色ずれを判断することになる
印刷装置としてのプリンタの概略ブロック図である。
印刷装置としてのプリンタの概略ブロック図である。
【図4】同プリンタにて吐出する色インクのインク重量
とそのクラス分けの対応を示す図である。
とそのクラス分けの対応を示す図である。
【図5】クラス分けに対応した修正用ルックアップテー
ブルでの入出力の対応関係を示す図である。
ブルでの入出力の対応関係を示す図である。
【図6】プリンタの変形例を示す概略ブロック図であ
る。
る。
【図7】他の印刷装置としてカラーファクシミリ機を示
す図である。
す図である。
【図8】他の印刷装置としてカラーコピー機を示す図で
ある。
ある。
【図9】他の印刷装置としてネットワークなどに接続可
能なカラープリンタを示す図である。
能なカラープリンタを示す図である。
【図10】色バランス調整プログラムの処理手順を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図11】カスタムA(D)パターンにおいてパターン
の配置を示す図である。
の配置を示す図である。
【図12】カスタムA1パターンをcmYモードの成分
データで示す図である。
データで示す図である。
【図13】カスタムA2パターンをCMYモードの成分
データで示す図である。
データで示す図である。
【図14】カスタムA1パターンの成分データの対応関
係を示す図である。
係を示す図である。
【図15】カスタムA2パターンの成分データの対応関
係を示す図である。
係を示す図である。
【図16】カスタムA2パターンで選択される灰色パッ
チに対応するIDを示す図である。
チに対応するIDを示す図である。
【図17】カスタムB,Cパターンにおいてパターンの
配置を示す図である。
配置を示す図である。
【図18】カスタムBパターンを示す図である。
【図19】カスタムCパターンを示す図である。
【図20】カスタムC1パターンにおける成分データの
対応関係の一例を示す図である。
対応関係の一例を示す図である。
【図21】カスタムC2パターンにおける成分データの
対応関係の一例を示す図である。
対応関係の一例を示す図である。
【図22】コンポジットグレイの輝度の経時変化を示す
図である。
図である。
【図23】カスタムD1パターンにおける成分データの
対応関係の一例を示す図である。
対応関係の一例を示す図である。
【図24】カスタムD2パターンにおける成分データの
対応関係の一例を示す図である。
対応関係の一例を示す図である。
【図25】コンポジットグレイの赤成分の強度の経時変
化を示す図である。
化を示す図である。
【図26】プリンタドライバの印刷処理手順を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
10…画像入力装置 11…スキャナ 12…デジタルスチルカメラ 13…ビデオカメラ 20…印刷制御装置 21…コンピュータ 21a…CPU 21b…ROM 21c…RAM 21d…I/O 21e…オペレーティングシステム 21f…プリンタドライバ 21g…ディスプレイドライバ 21h…アプリケーション 22…ハードディスク 23…キーボード 24…CD−ROMドライブ 30…印刷装置 31…プリンタ 32…ディスプレイ 33…カラーファクシミリ機 34…カラーコピー機 35…カラープリンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C056 EA11 EB27 EB38 EE03 2C061 AP01 AP03 AQ05 AR01 KK04 KK19 KK25 KK27 2C262 AA02 AA18 AA24 AA26 AA27 AB17 AC07 BA02 BA10 BA16 BA20 BB17 BB36 BC17 EA02 FA13 GA02 GA29 5C074 AA10 BB16 BB22 DD24 DD27 FF15 GG01 HH02 HH04
Claims (6)
- 【請求項1】 利用可能な色インクごとに独立した複数
の印刷ヘッドを備えるとともに印刷データの入力に基づ
いて所要の色インクを印刷媒体上に付して元画像を再現
して印刷する印刷装置に対して、同印刷データを出力す
る印刷制御方法であって、 各色インクのインク使用量の基準値からの偏差を検出す
るために各色インクを所定の濃度で印刷媒体上に付して
キャリブレーションパターンを印刷させるキャリブレー
ションパターン印刷工程と、 このキャリブレーションパターン印刷工程にて印刷され
た上記キャリブレーションパターンに基づいて各色イン
クについて上記基準値からの偏差を取得するにあたり、
同キャリブレーションパターンの色の経時変化を見越し
て同偏差を取得する偏差取得工程と、 この偏差取得工程にて取得した上記偏差を解消するよう
に上記印刷データを修正して上記印刷装置に出力する印
刷データ修正出力工程とを具備することを特徴とする印
刷制御方法。 - 【請求項2】 上記請求項1に記載の印刷制御方法にお
いて、上記偏差取得工程は、上記キャリブレーションパ
ターンが印刷された印刷媒体の印刷特性に応じて異なる
基準に基づく経時変化を見越して上記偏差を取得するこ
とを特徴とする印刷制御方法。 - 【請求項3】 上記請求項1または請求項2のいずれか
に記載の印刷制御方法において、上記偏差取得工程は、
上記キャリブレーションパターンが印刷されてから実際
に上記偏差を取得するまでの経過時間に応じて取得した
偏差を修正することを特徴とする印刷制御方法。 - 【請求項4】 上記請求項3に記載の印刷制御方法にお
いて、上記偏差取得工程は、上記キャリブレーションパ
ターンが印刷されてから上記偏差を取得するまでの経過
時間を計時することを特徴とする印刷制御方法。 - 【請求項5】 利用可能な色インクごとに独立した複数
の印刷ヘッドを備えるとともに印刷データの入力に基づ
いて所要の色インクを印刷媒体上に付して元画像を再現
して印刷する印刷装置に対して、同印刷データを出力す
る印刷制御装置であって、 各色インクのインク使用量の基準値からの偏差を検出す
るために各色インクを所定の濃度で印刷媒体上に付して
キャリブレーションパターンを印刷させるキャリブレー
ションパターン印刷手段と、 このキャリブレーションパターン印刷手段にて印刷され
た上記キャリブレーションパターンに基づいて各色イン
クについて上記基準値からの偏差を取得するにあたり、
同キャリブレーションパターンの色の経時変化を見越し
て同偏差を取得する偏差取得手段と、 この偏差取得手段にて取得した上記偏差を解消するよう
に上記印刷データを修正して上記印刷装置に出力する印
刷データ修正出力手段とを具備することを特徴とする印
刷制御装置。 - 【請求項6】 利用可能な色インクごとに独立した複数
の印刷ヘッドを備えるとともに印刷データの入力に基づ
いて所要の色インクを印刷媒体上に付して元画像を再現
して印刷する印刷装置に対して、同印刷データを出力す
る印刷制御プログラムを記録した媒体であって、 各色インクのインク使用量の基準値からの偏差を検出す
るために各色インクを所定の濃度で印刷媒体上に付して
キャリブレーションパターンを印刷させるキャリブレー
ションパターン印刷ステップと、 このキャリブレーションパターン印刷ステップにて印刷
された上記キャリブレーションパターンに基づいて各色
インクについて上記基準値からの偏差を取得するにあた
り、同キャリブレーションパターンの色の経時変化を見
越して同偏差を取得する偏差取得ステップと、 この偏差取得ステップにて取得した上記偏差を解消する
ように上記印刷データを修正して上記印刷装置に出力す
る印刷データ修正出力ステップとを具備することを特徴
とする印刷制御プログラムを記録した媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11044920A JP2000238299A (ja) | 1999-02-23 | 1999-02-23 | 印刷制御方法、印刷制御装置、印刷制御プログラムを記録した媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11044920A JP2000238299A (ja) | 1999-02-23 | 1999-02-23 | 印刷制御方法、印刷制御装置、印刷制御プログラムを記録した媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000238299A true JP2000238299A (ja) | 2000-09-05 |
Family
ID=12704917
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11044920A Pending JP2000238299A (ja) | 1999-02-23 | 1999-02-23 | 印刷制御方法、印刷制御装置、印刷制御プログラムを記録した媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000238299A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1999
- 1999-02-23 JP JP11044920A patent/JP2000238299A/ja active Pending
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