JPH04299369A - 記録シート冷却装置 - Google Patents
記録シート冷却装置Info
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- JPH04299369A JPH04299369A JP3089472A JP8947291A JPH04299369A JP H04299369 A JPH04299369 A JP H04299369A JP 3089472 A JP3089472 A JP 3089472A JP 8947291 A JP8947291 A JP 8947291A JP H04299369 A JPH04299369 A JP H04299369A
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- recording sheet
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Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、プリンタ、ファクシ
ミリ等の熱定着装置を有する画像記録機の記録シート冷
却装置に関する。
ミリ等の熱定着装置を有する画像記録機の記録シート冷
却装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の熱定着装置及び記録シート冷却装
置を有する画像記録機を、図１に示すこの発明の１実施
例を参照して説明すると、１は熱定着装置、２０は記録
シート冷却装置をそれぞれ示す。熱定着装置１には、記
録シート５が図示されていない転写部で転写された未定
着トナーの像を乗せて、定着ローラ２と加圧ローラ３と
のニップに搬入され、加圧手段で加圧ローラ３を定着ロ
ーラ２に押圧することによって加熱加圧されて、未定着
トナー像は記録シート５に定着される。定着ローラ２は
ヒータ４を内蔵して、サーミスタ１３によって通常１８
５℃に温度コントロールされ、加圧ローラ３は表面に５
ｍｍ厚のゴム層が設けられている。
置を有する画像記録機を、図１に示すこの発明の１実施
例を参照して説明すると、１は熱定着装置、２０は記録
シート冷却装置をそれぞれ示す。熱定着装置１には、記
録シート５が図示されていない転写部で転写された未定
着トナーの像を乗せて、定着ローラ２と加圧ローラ３と
のニップに搬入され、加圧手段で加圧ローラ３を定着ロ
ーラ２に押圧することによって加熱加圧されて、未定着
トナー像は記録シート５に定着される。定着ローラ２は
ヒータ４を内蔵して、サーミスタ１３によって通常１８
５℃に温度コントロールされ、加圧ローラ３は表面に５
ｍｍ厚のゴム層が設けられている。
【０００３】ところでこのように定着された記録シート
５は、熱くなっていてカールし易く、またこのまま排紙
トレイに排出されてスタックされると、連続通紙された
場合記録シート５の間に蓄熱が生じて、記録シート５の
上に定着されたトナーが粘着性をもって、つぎの記録シ
ート５の裏側に貼りつく、いわゆるブロッキング現象が
発生する場合がある。これは特に高速機等の定着後の記
録シート５が十分に冷え切らないうちにスタックされた
場合にしばしばみられる現象である。そしてこのように
貼りついた記録シート５は、排紙トレイから取出す際に
ばりばりと音をたてて１枚ごとに剥がさなければならな
いという問題を生ずる。
５は、熱くなっていてカールし易く、またこのまま排紙
トレイに排出されてスタックされると、連続通紙された
場合記録シート５の間に蓄熱が生じて、記録シート５の
上に定着されたトナーが粘着性をもって、つぎの記録シ
ート５の裏側に貼りつく、いわゆるブロッキング現象が
発生する場合がある。これは特に高速機等の定着後の記
録シート５が十分に冷え切らないうちにスタックされた
場合にしばしばみられる現象である。そしてこのように
貼りついた記録シート５は、排紙トレイから取出す際に
ばりばりと音をたてて１枚ごとに剥がさなければならな
いという問題を生ずる。
【０００４】そこでこのような問題を解消するために、
定着を終了した記録シート５は分離爪８で分離されてガ
イド板９，１０を経て排紙ローラ１２，１２に搬送され
、この際記録シート５は１２０℃前後となっており、そ
の後中継ガイド板２２，２３により図示しない上下１対
の剛体製冷却兼搬送ローラを有する記録シート冷却装置
により冷却して搬送することが行われている。
定着を終了した記録シート５は分離爪８で分離されてガ
イド板９，１０を経て排紙ローラ１２，１２に搬送され
、この際記録シート５は１２０℃前後となっており、そ
の後中継ガイド板２２，２３により図示しない上下１対
の剛体製冷却兼搬送ローラを有する記録シート冷却装置
により冷却して搬送することが行われている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのような従
来の記録シート冷却装置は、記録シートと冷却兼搬送ロ
ーラとの接触時間が短いので、満足できる程度に冷却が
行われにくく、したがってカールの矯正やブロッキング
現象の発生防止を有効に行うことができず、また冷却兼
搬送ローラの表面は冷却効率を上げるために金属で形成
されているため、定着直後で記録シートの表面の軟らか
いトナー又は記録シートが冷却兼搬送ローラの表面に付
着し、さらに非画像面にも複写機内の浮遊トナーが付着
し、このトナーが冷却兼搬送ローラの表面に付着し、ジ
ャムを発生するというような問題がある。
来の記録シート冷却装置は、記録シートと冷却兼搬送ロ
ーラとの接触時間が短いので、満足できる程度に冷却が
行われにくく、したがってカールの矯正やブロッキング
現象の発生防止を有効に行うことができず、また冷却兼
搬送ローラの表面は冷却効率を上げるために金属で形成
されているため、定着直後で記録シートの表面の軟らか
いトナー又は記録シートが冷却兼搬送ローラの表面に付
着し、さらに非画像面にも複写機内の浮遊トナーが付着
し、このトナーが冷却兼搬送ローラの表面に付着し、ジ
ャムを発生するというような問題がある。
【０００６】そこでこの発明の目的は、前記のような従
来の記録シート冷却装置のもつ問題を解消し、記録シー
トの冷却が満足できる程度に行われて、カールの矯正や
ブロッキング現象の発生防止を有効に行うことができ、
またトナー又は記録シートが冷却兼搬送ローラの表面に
付着して、ジャムを発生するというようなことのない記
録シート冷却装置を提供するにある。
来の記録シート冷却装置のもつ問題を解消し、記録シー
トの冷却が満足できる程度に行われて、カールの矯正や
ブロッキング現象の発生防止を有効に行うことができ、
またトナー又は記録シートが冷却兼搬送ローラの表面に
付着して、ジャムを発生するというようなことのない記
録シート冷却装置を提供するにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明は前記のような
目的を達成するために、前記のような従来の記録シート
冷却装置において、非画像面側に冷却手段を設け、画像
面側に搬送手段を設け又は画像面側に冷却手段を設け、
非画像面側に搬送手段を設けたことを特徴とするもので
ある。
目的を達成するために、前記のような従来の記録シート
冷却装置において、非画像面側に冷却手段を設け、画像
面側に搬送手段を設け又は画像面側に冷却手段を設け、
非画像面側に搬送手段を設けたことを特徴とするもので
ある。
【０００８】そしてこれらにおいて、冷却手段と搬送手
段のいずれか一方又は両方に離型層が設けられ、また冷
却手段と搬送手段とは兼用され、また冷却手段は冷却ガ
イド板、同ローラ、同ベルト等からなり、搬送手段は搬
送ローラ、同ベルト等からなっていて、ベルトは１枚又
は数枚からなっており、さらに搬送手段にバイアスをか
ける手段を設けている。
段のいずれか一方又は両方に離型層が設けられ、また冷
却手段と搬送手段とは兼用され、また冷却手段は冷却ガ
イド板、同ローラ、同ベルト等からなり、搬送手段は搬
送ローラ、同ベルト等からなっていて、ベルトは１枚又
は数枚からなっており、さらに搬送手段にバイアスをか
ける手段を設けている。
【０００９】
【作用】前記のようなこの発明において、熱定着装置で
定着された記録シートが前記の従来装置におけると同様
にして、記録シート冷却装置に搬送されてきて、冷却手
段と搬送手段とによって搬送されながら冷却される。こ
の場合非画像面側又は画像面側を冷却手段で冷却して効
率よく冷却し、画像面側又は非画像面側で搬送して画像
の乱れを生じない。そしてその一方又は両方に離型層が
形成されていることから、これらにトナーが付着しない
のに加えて、画像を汚すことがない。さらにベルト又は
ローラにバイアスをかける手段を設けて、記録シートに
密着させたまま搬送することにより、記録シートの冷却
を行う。
定着された記録シートが前記の従来装置におけると同様
にして、記録シート冷却装置に搬送されてきて、冷却手
段と搬送手段とによって搬送されながら冷却される。こ
の場合非画像面側又は画像面側を冷却手段で冷却して効
率よく冷却し、画像面側又は非画像面側で搬送して画像
の乱れを生じない。そしてその一方又は両方に離型層が
形成されていることから、これらにトナーが付着しない
のに加えて、画像を汚すことがない。さらにベルト又は
ローラにバイアスをかける手段を設けて、記録シートに
密着させたまま搬送することにより、記録シートの冷却
を行う。
【００１０】
【実施例】図面に示すこの発明の実施例において、熱定
着装置１は前記従来のものと同様に構成されているので
説明を省略し、記録シート冷却装置２０について説明す
る。この場合図１に示す第１実施例とそれ以外の他の実
施例とは多くの部分において共通するので、このような
部分については第１実施例と同一の符号を引用してその
説明を省略し、主として異なる部分について説明する。
着装置１は前記従来のものと同様に構成されているので
説明を省略し、記録シート冷却装置２０について説明す
る。この場合図１に示す第１実施例とそれ以外の他の実
施例とは多くの部分において共通するので、このような
部分については第１実施例と同一の符号を引用してその
説明を省略し、主として異なる部分について説明する。
【００１１】この第１実施例は、排紙ローラ１２，１２
に対向した位置に、中継ガイド板２３及び冷却ガイド板
２２が設けられ、この冷却ガイド板２２の上方にこれに
接触して回転する搬送ローラ２１が設けられる。なおこ
の記録シート冷却装置２０では、記録シート５の温度が
高くて搬送ローラ２１に密着しやすいので、搬送ローラ
２１に離型層を設けてもよく、離型層としては搬送ロー
ラ２１を離型効果をもつ弾性シリコンゴムで形成し、又
は表面にＰＦＡ，ＰＴＦＥ等のフッ素樹脂をコートした
ものであってもよい。 また冷却ガイド板２２も搬送ローラ２１に付着したトナ
ーが転移したり、記録シート５の裏面の汚れを拾ったり
して、異物が付着することがあるので、表面にＰＦＡ，
ＰＴＦＥ等のフッ素樹脂層を設けてもよく、２４は冷却
ファン、２５は排紙ガイド板、２６，２７は排紙ローラ
、２８は排紙トレイをそれぞれ示す。前記のようなもの
において、熱定着装置１で未定着トナーが定着された記
録シート５が前記の従来装置におけると同様にして、こ
のような記録シート冷却装置２０に搬送されてくる。そ
して搬送されてきた記録シート５の非画像面を冷却ガイ
ド板２２で冷却しながら、搬送ローラ２１で搬送するこ
ととなるが、その際記録シート５は冷却ファン２４で冷
却される冷却ガイド板２２に接触して搬送されながら冷
却され、その接触時間が長いので効率よく冷却される。 搬送ローラ２１及び冷却ガイド板２２に離型層を設ける
ことによって、これらにトナーが付着しないのに加えて
、画像を汚すことがない。
に対向した位置に、中継ガイド板２３及び冷却ガイド板
２２が設けられ、この冷却ガイド板２２の上方にこれに
接触して回転する搬送ローラ２１が設けられる。なおこ
の記録シート冷却装置２０では、記録シート５の温度が
高くて搬送ローラ２１に密着しやすいので、搬送ローラ
２１に離型層を設けてもよく、離型層としては搬送ロー
ラ２１を離型効果をもつ弾性シリコンゴムで形成し、又
は表面にＰＦＡ，ＰＴＦＥ等のフッ素樹脂をコートした
ものであってもよい。 また冷却ガイド板２２も搬送ローラ２１に付着したトナ
ーが転移したり、記録シート５の裏面の汚れを拾ったり
して、異物が付着することがあるので、表面にＰＦＡ，
ＰＴＦＥ等のフッ素樹脂層を設けてもよく、２４は冷却
ファン、２５は排紙ガイド板、２６，２７は排紙ローラ
、２８は排紙トレイをそれぞれ示す。前記のようなもの
において、熱定着装置１で未定着トナーが定着された記
録シート５が前記の従来装置におけると同様にして、こ
のような記録シート冷却装置２０に搬送されてくる。そ
して搬送されてきた記録シート５の非画像面を冷却ガイ
ド板２２で冷却しながら、搬送ローラ２１で搬送するこ
ととなるが、その際記録シート５は冷却ファン２４で冷
却される冷却ガイド板２２に接触して搬送されながら冷
却され、その接触時間が長いので効率よく冷却される。 搬送ローラ２１及び冷却ガイド板２２に離型層を設ける
ことによって、これらにトナーが付着しないのに加えて
、画像を汚すことがない。
【００１２】図２に示す第２実施例は、第１実施例にお
ける搬送ローラ２１に代えて１対のローラ３０，３１に
張架された搬送ベルト３２を設けたものであって、この
点を除くと第１実施例と全く同様に構成され、搬送ベル
ト３２には搬送ローラ２１と同様な離型層を設けてもよ
い。記録シート５が冷却ガイド板２２及び搬送ベルト３
２に挟持されて、冷却されながら搬送されるので効率よ
く冷却されるのに加えて、記録シート５のカールの矯正
を行うことができる。
ける搬送ローラ２１に代えて１対のローラ３０，３１に
張架された搬送ベルト３２を設けたものであって、この
点を除くと第１実施例と全く同様に構成され、搬送ベル
ト３２には搬送ローラ２１と同様な離型層を設けてもよ
い。記録シート５が冷却ガイド板２２及び搬送ベルト３
２に挟持されて、冷却されながら搬送されるので効率よ
く冷却されるのに加えて、記録シート５のカールの矯正
を行うことができる。
【００１３】図３に示す第３実施例は、第１実施例にお
ける搬送ローラ２１と冷却ガイド板２２とが上下反対と
なり、したがって画像面が冷却され、非画像面で搬送さ
れるようになっている点を除いては、その作用をも含め
て第１実施例と異なるところがない。
ける搬送ローラ２１と冷却ガイド板２２とが上下反対と
なり、したがって画像面が冷却され、非画像面で搬送さ
れるようになっている点を除いては、その作用をも含め
て第１実施例と異なるところがない。
【００１４】図４に示す第４実施例は、第２実施例にお
ける搬送ローラ２１と搬送ベルト３２とが上下反対とな
り、したがって画像面が冷却され、非画像面で搬送され
るようになっている点を除いては、その作用をも含めて
第２実施例と異なるところがない。
ける搬送ローラ２１と搬送ベルト３２とが上下反対とな
り、したがって画像面が冷却され、非画像面で搬送され
るようになっている点を除いては、その作用をも含めて
第２実施例と異なるところがない。
【００１５】図５に示す第５実施例は、第１実施例にお
ける冷却ガイド板２２に代えて冷却ローラ３４を設けた
ものであり、この点を除くと第１実施例と全く同様に構
成され、この冷却ローラ３４はヒートパイプによって構
成され、その端部には放熱用フィンが設けられていて、
記録シート５から吸収した熱を放熱し、この冷却ローラ
３４には冷却ガイド板２２と同様な離型層を設けてもよ
い。
ける冷却ガイド板２２に代えて冷却ローラ３４を設けた
ものであり、この点を除くと第１実施例と全く同様に構
成され、この冷却ローラ３４はヒートパイプによって構
成され、その端部には放熱用フィンが設けられていて、
記録シート５から吸収した熱を放熱し、この冷却ローラ
３４には冷却ガイド板２２と同様な離型層を設けてもよ
い。
【００１６】図６に示す第６実施例は、第２実施例にお
ける冷却ガイド板２２に代えて１対のローラ３６，３７
に張架された冷却ベルト３８を設けたものであり、この
点を除くと第１実施例と全く同様に構成され、この冷却
ベルト３８は熱伝導率のよい例えば厚さ５００μのＮｉ
等からなる金属ベルトが用いられ、搬送ベルト３２と同
様な離型層を設けてもよい。
ける冷却ガイド板２２に代えて１対のローラ３６，３７
に張架された冷却ベルト３８を設けたものであり、この
点を除くと第１実施例と全く同様に構成され、この冷却
ベルト３８は熱伝導率のよい例えば厚さ５００μのＮｉ
等からなる金属ベルトが用いられ、搬送ベルト３２と同
様な離型層を設けてもよい。
【００１７】図７に示す第７実施例は、第６実施例にお
ける搬送ベルト３２に換えて搬送ローラ４０を設けたも
のであり、この搬送ローラ４０は表面が弾性体、例えば
シリコンゴム層又はウレタンゴムやＥＰＤＭ等の弾性体
の表面にシリコンの薄層やＰＴＦＥ，ＰＦＡ等のフッ素
系樹脂をコーティングしたもので形成されるのがよい。 また図示を省略したが、冷却ベルト３８と搬送ローラ４
０とは上下反対に配置してもよい。
ける搬送ベルト３２に換えて搬送ローラ４０を設けたも
のであり、この搬送ローラ４０は表面が弾性体、例えば
シリコンゴム層又はウレタンゴムやＥＰＤＭ等の弾性体
の表面にシリコンの薄層やＰＴＦＥ，ＰＦＡ等のフッ素
系樹脂をコーティングしたもので形成されるのがよい。 また図示を省略したが、冷却ベルト３８と搬送ローラ４
０とは上下反対に配置してもよい。
【００１８】図８に示す第８実施例は、第６実施例にお
けるローラ３６に代えてバイアスローラ４２を設け、さ
らにこのバイアスローラ４２に電圧を印加する電源４４
と、冷却ベルト３８から記録シート５を分離する分離爪
４３とを設けている。この実施例において電源４４によ
ってバイアスローラ４２に１〜５ＫＶの電圧が印加され
、これにより記録シート５は冷却ベルト３８に密着して
搬送され、その搬送中に冷却ベルト３８によって冷却さ
れ、分離爪４３によって冷却ベルト３８から分離される
。この記録シート５は金属又は表面抵抗が１０１０Ωｃ
ｍ以下の樹脂材料からなり、駆動ローラ３７は摩擦係数
の高いゴム材料からなっている。また冷却ベルト３８は
Ｎｉ等からなる金属ベルト、又は熱伝導性がよくて表面
抵抗が１０１０Ωｃｍ以下の材料がよく、抵抗値が高い
とバイアスがかからなくなる。前記のように記録シート
５はその冷却搬送中は、冷却ベルト３８に密着している
ので、その冷却効率は一段と高いものとなる。
けるローラ３６に代えてバイアスローラ４２を設け、さ
らにこのバイアスローラ４２に電圧を印加する電源４４
と、冷却ベルト３８から記録シート５を分離する分離爪
４３とを設けている。この実施例において電源４４によ
ってバイアスローラ４２に１〜５ＫＶの電圧が印加され
、これにより記録シート５は冷却ベルト３８に密着して
搬送され、その搬送中に冷却ベルト３８によって冷却さ
れ、分離爪４３によって冷却ベルト３８から分離される
。この記録シート５は金属又は表面抵抗が１０１０Ωｃ
ｍ以下の樹脂材料からなり、駆動ローラ３７は摩擦係数
の高いゴム材料からなっている。また冷却ベルト３８は
Ｎｉ等からなる金属ベルト、又は熱伝導性がよくて表面
抵抗が１０１０Ωｃｍ以下の材料がよく、抵抗値が高い
とバイアスがかからなくなる。前記のように記録シート
５はその冷却搬送中は、冷却ベルト３８に密着している
ので、その冷却効率は一段と高いものとなる。
【００１９】図９に示す第９実施例は、バイアスローラ
４６が第８実施例における駆動ローラ３７、冷却ベルト
３８の作用をも合わせて行うようになっており、上ガイ
ド板４７を設けた点で第８実施例と異なっている以外、
作用も含めて第８実施例と同様になっている。
４６が第８実施例における駆動ローラ３７、冷却ベルト
３８の作用をも合わせて行うようになっており、上ガイ
ド板４７を設けた点で第８実施例と異なっている以外、
作用も含めて第８実施例と同様になっている。
【００２０】
【発明の効果】この発明は前記のようであって、熱定着
装置で定着された記録シートがこの記録シート冷却装置
に搬送されてきて、その非画像面側又は画像面側が冷却
手段と搬送手段とによって搬送されながら冷却されるの
で、その冷却は効率よく行われてて画像の乱れを生ずる
ことがなく、そして両手段の一方又は両方に離型層が形
成されていることから、これらにトナーが付着しないの
に加えて、画像を汚すことがなく、さらにベルト又はロ
ーラにバイアスがかけられるので、記録シートを冷却手
段に密着させたまま搬送することにより、冷却効率を一
層高めることができ、このようにして記録シートの冷却
が満足できる程度に行われて、カールの矯正やブロッキ
ング現象の発生防止を有効に行うことができ、またトナ
ー又は記録シートが冷却兼搬送ローラの表面に付着して
、ジャムを発生するというようなことがないという効果
がある。
装置で定着された記録シートがこの記録シート冷却装置
に搬送されてきて、その非画像面側又は画像面側が冷却
手段と搬送手段とによって搬送されながら冷却されるの
で、その冷却は効率よく行われてて画像の乱れを生ずる
ことがなく、そして両手段の一方又は両方に離型層が形
成されていることから、これらにトナーが付着しないの
に加えて、画像を汚すことがなく、さらにベルト又はロ
ーラにバイアスがかけられるので、記録シートを冷却手
段に密着させたまま搬送することにより、冷却効率を一
層高めることができ、このようにして記録シートの冷却
が満足できる程度に行われて、カールの矯正やブロッキ
ング現象の発生防止を有効に行うことができ、またトナ
ー又は記録シートが冷却兼搬送ローラの表面に付着して
、ジャムを発生するというようなことがないという効果
がある。
【図１】この発明の第１実施例の要部の縦断正面図であ
る。
る。
【図２】同第２実施例の要部の縦断正面図である。
【図３】同第３実施例の要部の縦断正面図である。
【図４】同第４実施例の要部の縦断正面図である。
【図５】同第５実施例の要部の縦断正面図である。
【図６】同第６実施例の要部の縦断正面図である。
【図７】同第７実施例の要部の縦断正面図である。
【図８】同第８実施例の要部の縦断正面図である。
【図９】同第９実施例の要部の縦断正面図である。
１ 定着装置
５ 記録シート
２０ 記録シート冷却装置
２１，４０ 搬送ローラ
２２ 冷却ガイド板
２４ 冷却ファン
３０，３１ ローラ
３４，４６ 冷却ローラ
３８ 冷却ベルト
４２ バイアスローラ
４４ 電源
Claims (19)
- 【請求項１】 熱定着装置で画像を定着した記録シー
トを冷却する記録シート冷却装置において、非画像面側
に冷却手段を設け、画像面側に搬送手段を設けたことを
特徴とする記録シート冷却装置。 - 【請求項２】 熱定着装置で画像を定着した記録シー
トを冷却する記録シート冷却装置において、非画像面側
に冷却手段を設け、非画像面側及び画像面側で搬送する
ことを特徴とする記録シート冷却装置。 - 【請求項３】 熱定着装置で画像を定着した記録シー
トを冷却する記録シート冷却装置において、画像面側及
び非画像面側に冷却手段を設け、前記冷却手段の少なく
とも一方に搬送手段を設けたことを特徴とする記録シー
ト冷却装置。 - 【請求項４】 熱定着装置で画像を定着した記録シー
トを冷却する記録シート冷却装置において、非画像面側
に冷却手段兼搬送手段を設けたことを特徴とする記録シ
ート冷却装置。 - 【請求項５】 搬送手段に離型層を設けた請求項１の
記録シート冷却装置。 - 【請求項６】 冷却手段及び搬送手段に離型層を設け
た請求項１の記録シート冷却装置。 - 【請求項７】 熱定着装置で画像を定着した記録シー
トを冷却する記録シート冷却装置において、非画像面側
及び画像面側に搬送手段を設け、この搬送手段に離型層
を設けたことを特徴とする記録シート冷却装置。 - 【請求項８】 熱定着装置で画像を定着した記録シー
トを冷却する記録シート冷却装置において、画像面側に
冷却手段を設け、画像面側及び非画像面側の少なくとも
一方に搬送手段を設け、画像面側及び非画像面側の少な
くとも一方に離型層を設けたことを特徴とする記録シー
ト冷却装置。 - 【請求項９】 熱定着装置で画像を定着した記録シー
トを冷却する記録シート冷却装置において、画像面側及
び非画像面側の少なくとも一方の搬送手段又はガイド板
に離型層を設けたことを特徴とする記録シート冷却装置
。 - 【請求項１０】 熱定着装置で画像を定着した記録シ
ートを冷却する記録シート冷却装置において、搬送手段
に離型層を設けたことを特徴とする記録シート冷却装置
。 - 【請求項１１】 冷却手段と搬送手段とは兼用される
請求項１又は５の記録シート冷却装置。 - 【請求項１２】 搬送手段は画像面側が回転体を、ま
た非画像面側がガイド板をそれぞれ有する請求項１１の
記録シート冷却装置。 - 【請求項１３】 搬送手段は画像面側がベルト、非画
像面側がガイド板をそれぞれ有する請求項１１の記録シ
ート冷却装置。 - 【請求項１４】 搬送手段は少なくとも１対の回転体
からなる請求項２又は７の記録シート冷却装置。 - 【請求項１５】 搬送手段は１対のベルトからなる請
求項２又は７の記録シート冷却装置。 - 【請求項１６】 搬送手段は画像面側がローラ、非画
像面側がベルトからなる請求項２又は７の記録シート冷
却装置。 - 【請求項１７】 搬送手段は１枚のベルト又は数枚の
ベルトからなる請求項１５又は１６の記録シート冷却装
置。 - 【請求項１８】 搬送手段は表面抵抗１０１０Ωｃｍ
以下の材料からなる請求項４又は１０の記録シート冷却
装置。 - 【請求項１９】 熱定着装置で画像を定着した記録シ
ートを冷却する記録シート冷却装置において、搬送手段
にバイアスをかける手段を設けたことを特徴とする記録
シート冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3089472A JPH04299369A (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 記録シート冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3089472A JPH04299369A (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 記録シート冷却装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04299369A true JPH04299369A (ja) | 1992-10-22 |
Family
ID=13971670
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3089472A Pending JPH04299369A (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 記録シート冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04299369A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100568843B1 (ko) * | 2002-12-24 | 2006-04-10 | 후지제롯쿠스 가부시끼가이샤 | 화상 형성 장치 |
| JP2009020344A (ja) * | 2007-07-12 | 2009-01-29 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置および画像形成方法 |
| US7489895B2 (en) * | 2004-08-19 | 2009-02-10 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Image-recording process including curl-controlling and cooling and image-recording apparatus |
| JP2009069273A (ja) * | 2007-09-11 | 2009-04-02 | Ricoh Co Ltd | 画像形成システム、画像形成装置、後処理装置及び画像形成方法 |
| JP2009103822A (ja) * | 2007-10-22 | 2009-05-14 | Fuji Xerox Co Ltd | 記録材冷却装置、及びこれを用いた画像形成装置 |
| JP2009181055A (ja) * | 2008-01-31 | 2009-08-13 | Fuji Xerox Co Ltd | 記録材冷却装置および画像形成装置 |
| JP2010281939A (ja) * | 2009-06-03 | 2010-12-16 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
| US9075378B2 (en) | 2011-03-29 | 2015-07-07 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Fixing device and image forming apparatus with heated fixing device exit rollers |
-
1991
- 1991-03-28 JP JP3089472A patent/JPH04299369A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100568843B1 (ko) * | 2002-12-24 | 2006-04-10 | 후지제롯쿠스 가부시끼가이샤 | 화상 형성 장치 |
| US7489895B2 (en) * | 2004-08-19 | 2009-02-10 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Image-recording process including curl-controlling and cooling and image-recording apparatus |
| JP2009020344A (ja) * | 2007-07-12 | 2009-01-29 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置および画像形成方法 |
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| JP2010281939A (ja) * | 2009-06-03 | 2010-12-16 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
| US9075378B2 (en) | 2011-03-29 | 2015-07-07 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Fixing device and image forming apparatus with heated fixing device exit rollers |
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