JPH06337604A - 加熱装置及び画像形成装置 - Google Patents

加熱装置及び画像形成装置

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JPH06337604A
JPH06337604A JP15268993A JP15268993A JPH06337604A JP H06337604 A JPH06337604 A JP H06337604A JP 15268993 A JP15268993 A JP 15268993A JP 15268993 A JP15268993 A JP 15268993A JP H06337604 A JPH06337604 A JP H06337604A
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JP
Japan
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heating
film
heating device
heat
pressure
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Application number
JP15268993A
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English (en)
Inventor
Yasumasa Otsuka
康正 大塚
Manabu Takano
学 高野
Koichi Okuda
幸一 奥田
Akira Hayakawa
亮 早川
Yoji Tomoyuki
洋二 友行
Tokuyoshi Abe
篤義 阿部
Daizo Fukuzawa
大三 福沢
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィルム加熱方式の加熱装置について、加熱
体を昇温させる際に加圧回転体に奪われる熱量を少なく
し加熱体を少ない消費電力(最大消費電力の低減)で迅
速に加熱立ち上げすること、加圧回転体の熱膨張の低減
をして、該加圧回転体をフィルム搬送駆動部材とした場
合におけるフィルム・被加熱材の搬送速度の変化を少な
くすること等。 【構成】 加熱体6に耐熱性フィルム1を加圧回転体2
で密着させて摺動搬送させ、該耐熱性フィルム1を挟ん
で加熱体6と加圧回転体2とで形成される圧接ニップ部
Nの耐熱性フィルム1と加圧回転体2との間に被加熱材
Pを導入して耐熱性フィルム1と一緒に圧接ニップ部N
を搬送させて加熱体6の熱を耐熱性フィルム1を介して
被加熱材Pに与える加熱装置において、前記加圧回転体
2が多孔肉質層2bを有すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加熱体に耐熱性フィル
ムを加圧回転体で密着させて摺動搬送させ、該耐熱性フ
ィルムを挟んで加熱体と加圧回転体とで形成される圧接
ニップ部の耐熱性フィルムと加圧回転体との間に被加熱
材を導入して耐熱性フィルムと一緒に圧接ニップ部を搬
送させて加熱体の熱を耐熱性フィルムを介して被加熱材
に与えるフィルム加熱方式の加熱装置に関する。
【0002】また、該加熱装置を画像加熱定着装置とし
て備える画像形成装置に関する。
【0003】
【従来の技術】上記のようなフィルム加熱方式の加熱装
置は、例えば特開昭63−313182号公報・特開平
2−157878号公報・特開平4−44075号公報
・特開平4−204980号公報等に提案されており、
複写機・レーザービームプリンター・ファクシミリ・マ
イクロフィルムリーダプリンター・画像表示(ディスプ
レイ)装置・記録機等の画像形成装置において、電子写
真・静電記録・磁気記録等の適宜の画像形成プロセス手
段により加熱溶融性の樹脂等より成るトナーを用いて画
像支持体としての被記録材(エレクトロファックスシー
ト・静電記録シート・転写材シート・印刷紙など)の面
に直接方式もしくは間接(転写)方式で形成した目的の
画像情報に対応した未定着のトナー画像(被定着像)を
該画像を担持している被記録材面に永久固着画像として
加熱定着処理する画像加熱定置装置として活用できる。
【0004】また、定着装置に限らず、例えば画像を担
持した被記録材を加熱して表面性を改質する装置、仮定
着する装置等、広く被加熱材を加熱処理する手段・装置
として使用できる。
【0005】フィルム加熱方式の加熱装置は、他に知ら
れている熱ローラー方式・熱板方式・ベルト加熱方式・
フラッシュ加熱方式・オープン加熱方式等の加熱装置な
いしは画像加熱定着装置との対比において、.加熱体
として低熱容量線状加熱体を、フィルムとして薄膜の低
熱容量のものを用いることができるため、省電力化・ウ
ェイトタイム短縮化(クイックスタート性)が可能にな
り、また本機内昇温を抑えることができ、.画像加熱
定着装置にあっては定着点と分離点が別に設定できるた
めオフセットを防止できる、その他、他の方式装置の種
々の欠点を解決できるなどの利点を有し、効果的なもの
である。
【0006】図10の(a)にフィルム加熱方式の加熱
装置(画像加熱定着装置)の要部の拡大横断面模型図
を、(b)に加圧ローラー部分の側面図を、(c)に加
熱体の途中部省略・一部切欠き平面模型図を、それぞれ
示した。
【0007】6は支持体3に固定支持させた加熱体(セ
ラミックヒーター)であり、この加熱体6に耐熱性フィ
ルム(定着フィルム)1を加圧回転体としての加圧ロー
ラー20で密着させて摺動搬送させ、該耐熱性フィルム
1を挟んで加熱体6と加圧ローラー20とで形成される
圧接ニップ部(定着ニップ部)Nの耐熱性フィルム1と
加圧ローラー20との間に被加熱材としての画像定着す
べき被記録材Pを導入して耐熱性フィルム1と一緒に圧
接ニップ部Nを挟持搬送させることにより加熱体6の熱
を耐熱性フィルム1を介して被記録材Pに付与して被記
録材P上の未定着顕画像(トナー画像)Tを被記録材P
面に加熱定着させるものである。圧接ニップ部Nを通っ
た被記録材Pはフィルム1の面から分離されて搬送され
る。
【0008】加熱体6は、耐熱性フィルム1もしくは被
加熱材としての被記録材Pの搬送方向aに対して直角方
向を長手とする細長の耐熱性・絶縁性・良熱伝導性の基
板7、該基板の表面側の短手方向中央部に基板長手に沿
って形成具備させた抵抗発熱体5、抵抗発熱体5の長手
両端部の給電用電極5a・5a、抵抗発熱体を形成した
加熱体表面を保護させた耐熱性オーバーコート層8、基
板裏面側に具備させた、加熱体温度を検知するサーミス
タ等の検温素子4等からなる全体に低熱容量の線状加熱
体である。
【0009】この加熱体6を、抵抗発熱体5を形成具備
させた表面側を下向きに露呈させて剛性・断熱性を有す
るヒーター支持体3に接着保持させて固定配設してあ
る。
【0010】加熱体6は抵抗発熱体5の両端部電極5a
・5aに対する給電により該抵抗発熱体5が長手全長に
わたって発熱することで昇温し、その昇温が検温素子4
で検知され、その検知温度が温度制御回路(不図示)へ
フィードバックされて加熱体の温度が所定の温度に維持
されるように抵抗発熱体5への通電が制御される。即ち
定着時この検温素子(サーミスタ)4の検知出力が一定
となるように抵抗発熱体5への通電が制御される。
【0011】耐熱性フィルム1はエンドレスベルト状の
ものにしてそれを懸回張設させたローラーの1つを駆動
ローラーにして該駆動ローラーとフィルム内周面との摩
擦力により回転搬送させる、或いは加圧ローラー20を
駆動ローラーとしてもしくは加圧ローラー20以外にフ
ィルム外面に当設させた駆動ローラーとフィルム外周面
との摩擦力により回転搬送させる構成のものもあるし、
耐熱性フィルム1をロール巻の長尺フィルムにしてこれ
を繰り出し搬送させる構成のものもある。
【0012】加圧回転体としての加圧ローラー20は、
金属芯金20aと、シリコーンゴム等の離型性の良い耐
熱ゴム層20bよりなるソリッド(充実肉質)の弾性ロ
ーラー(以下、ソリッドローラーと記す)であり、不図
示の軸受手段・付勢手段により所定の押圧力をもってフ
ィルム1を挟ませて加熱体6の表面に圧接させて配設し
てある。この加圧ローラー20をフィルム駆動ローラー
とする場合はこのローラー20に不図示の駆動手段から
回転力が伝達されて矢示の反時計方向に回転駆動され
る。
【0013】なお、フィルム加熱方式の加熱装置もしく
は画像加熱定着装置自体は公知であるので上述以上の詳
細な説明は省略する。
【0014】
【発明が解決しようとしている課題】
(1)フィルム加熱方式の加熱装置において、加圧回転
体は前述したようにシリコーンゴム等のソリッドローラ
ー20が用いられているが、このソリッドローラー20
は熱容量が大きく、そのために加熱体6の温度を立ち上
げる際に大きな電力を必要とした。
【0015】例えば、加熱体6の温度を25°Cから1
90°Cまで6秒以内に立ち上げるためには350Wの
電力が必要であり、この電力は以後加熱体6の温度を1
90°Cに維持するための必要電力150Wの倍以上に
当たる。
【0016】このように瞬間的な電力消費量を大きくす
るために、ブレーカーが落ちたり、CRT上の画像の縮
みや、蛍光灯のちらつきていった問題を発生させる。
【0017】(2)加圧回転体20をフィルム駆動ロー
ラーとしてフィルムを搬送させる構成の装置の場合に
は、フィルム・被加熱材の搬送速度は加圧回転体20の
周速で決まるため、該加圧回転体20の熱膨張が大きい
と、例えば画像形成装置の画像加熱定着装置の場合、被
記録材Pが画像転写部等の作像部と画像加熱定着装置と
の間にまたがっているとき被記録材Pが画像加熱定着装
置に引っ張られることになって、形成画像が伸びたり、
画像がブレたりする。
【0018】そこで本発明はこの種の加熱装置について
加圧回転体の熱容量の低減、熱膨張の低減を図ること
で、上記(1)や(2)の問題を解消することを目的と
する。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とする加熱装置及び画像形成装置である。
【0020】(1)加熱体に耐熱性フィルムを加圧回転
体で密着させて摺動搬送させ、該耐熱性フィルムを挟ん
で加熱体と加圧回転体とで形成される圧接ニップ部の耐
熱性フィルムと加圧回転体との間に被加熱材を導入して
耐熱性フィルムと一緒に圧接ニップ部を搬送させて加熱
体の熱を耐熱性フィルムを介して被加熱材に与える加熱
装置において、前記加圧回転体が多孔肉質層を有するこ
とを特徴とする加熱装置。
【0021】(2)多孔肉質層が連泡率70%以上であ
ることを特徴とする(1)に記載の加熱装置。
【0022】(3)多孔肉質層に加圧回転体の軸方向と
平行な複数の貫通穴が開いていることを特徴とする
(1)又は(2)に記載の加熱装置。
【0023】(4)多孔肉質層がシリコーンゴム等のス
ポンジゴム層であることを特徴とする(1)乃至(3)
の何れかに記載の加熱装置。
【0024】(5)加圧回転体の表面に多孔肉質層の熱
膨張を制限する表層を有することを特徴とする(1)乃
至(4)の何れかに記載の加熱装置。
【0025】(6)加圧回転体の表層がフッ素樹脂、シ
リコーン樹脂、もしくはシリコーンゴムの層であること
を特徴とする(5)に記載の加熱装置。
【0026】(7)加圧回転体の表層がフッ素樹脂ラテ
ックスコート層であることを特徴とする(5)に記載の
加熱装置。
【0027】(8)加圧回転体の表層がPFAチューブ
であることを特徴とする(5)に記載の加熱装置。
【0028】(9)耐熱性フィルムが回転搬送されるエ
ンドレスフィルムもしくは走行搬送される有端フィルム
であることを特徴とする(1)に記載の加熱装置。
【0029】(10)加圧回転体が回転駆動され、その
回転力により耐熱性フィルムが加熱体に密着摺動しつつ
回転搬送もしくは走行搬送されることを特徴とする
(1)又は(9)に記載の加熱装置。
【0030】(11)耐熱性フィルムがエンドレスフィ
ルムであり、該フィルムの周長の一部は常にテンション
フリーで加圧回転体の回転駆動力で回転搬送されること
を特徴とする(1)・(9)・(10)の何れかに記載
の加熱装置。
【0031】(12)加圧回転体がコーラーであること
を特徴とする(1)乃至(11)の何れかに記載の加熱
装置。
【0032】(13)被加熱材が画像定着すべき未定着
顕画剤像を支持した被記録材であり、該被記録材に未定
着顕画剤像を加熱定着させる画像加熱定着装置であるこ
とを特徴とする(1)乃至(12)の何れかに記載の加
熱装置。
【0033】(14)前記(1)乃至(13)の何れか
に記載の加熱装置を、被記録材に未定着顕画剤像を加熱
定着させる画像加熱定着装置として備えることを特徴と
する画像形成装置。
【0034】
【作用】加圧回転体の耐熱弾性層を多孔肉質層(スポン
ジ層)とすることで、加圧回転体の熱容量が低減化さ
れ、かつ加圧回転体の表面から芯金までの見かけの熱伝
導率が減らされる。これにより加熱体を昇温させる際に
加圧回転体に奪われる熱量が少なくなり熱効率よく加熱
体が昇温し、最大消費電力を低減して加熱体を少ない消
費電力で迅速に加熱立ち上げすることが可能となる。
【0035】また加圧回転体の熱膨張の低減化がなされ
て、該加圧回転体をフィルム搬送駆動部材とした場合も
フィルム・被加熱材の搬送速度の変化が少ない。従って
画像加熱定着装置の場合の前述(2)の問題も解消でき
る。
【0036】また上記多孔肉質層の発砲を連泡化する、
或は表層を設けることで、該多孔肉質層即ち加圧回転体
の熱膨張をより減少させて駆動速度の変化をより押える
ことができる。
【0037】
【実施例】
〈実施例1〉(図1〜図3) 図1は本実施例の加熱装置としての画像加熱定着装置A
の一例の横断面模型図である。本例の装置Aは特開平4
−44075〜44083号公報、同4−204980
〜204984号公報等に開示の所謂テンションレスタ
イプのフィルム加熱方式の装置である。
【0038】即ち、耐熱性フィルム1として円筒状のも
のを用い、該フィルムの周長の少なくとも一部はテンシ
ョンフリー(テンションが加わらない状態)とし、該フ
ィルム1を加圧回転体としての加圧ローラー2の回転駆
動力で回転駆動するようにしたものである。
【0039】10は横断面略半円弧状樋型のフィルム内
面ガイドステーであり、このステーの外側下面に長手に
沿って形成した溝内に低熱容量の前述(図10の
(c))の加熱体6を嵌入して固定支持させてある。
【0040】円筒状フィルム1はこの加熱体6を含むス
テー10に外嵌させてある。この円筒状フィルム1の内
周長と、加熱体6を含むステー10の外周長はフィルム
1の方を例えば3mm程度大きくしてあり、従ってフィ
ルム1は加熱体6を含むステー10に対して周長が余裕
をもってルーズに外嵌している。
【0041】加圧回転体としての加圧ローラー2は、芯
金2aと、シリコーンゴム等の耐熱ゴムの弾性多孔肉質
層(スポンジ層)2bからなるローラー(以下スポンジ
ローラーと記す)であり、不図示の軸受手段・付勢手段
により所定の押圧力をもってフィルム1を挟ませて加熱
体6の表面に圧接させて配設してある。そして駆動手段
Mにより不図示の動力伝達系を介して回転駆動力が伝達
されて矢示の反時計方向に回転駆動される。
【0042】この加圧ローラー2の回転駆動による該ロ
ーラーとフィルム外面との摩擦力でフィルム1に直接的
に回転力が作用し(被記録材Pが圧接ニップ部Nに導入
されたときは該被記録材Pを介してフィルム1に回転力
が間接的に作用)、該フィルム1が加熱体6の表面に圧
接摺動しつつ矢示の時計方向aに回転駆動される。フィ
ルム内面ガイドステー10はフィルム1の回転を容易に
するものである。またフィルム1の内面と加熱体6の表
面との摺動抵抗を低減するために両者の間に耐熱性グリ
ス等の潤滑剤を少量介在させるのがよい。
【0043】而して、複写機等本機のコピーボタンの押
下もしくはプリント命令信号に基づいて、あるいは不図
示の作像プロセス手段部から該定着装置Aへ搬送された
画像定着すべき未定着顕画剤像Tを支持した被記録材P
の先端が定着装置Aの手前側に配設したセンサ(不図
示)に検知されたときの信号に基づいて、加圧ローラー
2の回転駆動が開始され、また加熱体6のヒートアップ
が開始される。
【0044】加圧ローラー2の回転によるフィルム1の
回転周速度が定常化し、加熱体6の温度が所定に立ち上
がった状態において、フィルム1を挟んで加熱体6と加
圧ローラー2とで形成される圧接ニップ部Nのフィルム
1と加圧ローラー2との間に被加熱材としての画像定着
すべき被記録材Pが導入されてフィルム1と一緒に圧接
ニップ部Nを挟持搬送されることにより加熱体6の熱が
フィルム1を介して被記録材Pに付与され被記録材P上
の未定着顕画像Tが被記録材P面に加熱定着されるもの
である。圧接ニップ部Nを通った被記録材Pはフィルム
1の面から分離されて搬送される。
【0045】本例のテンションレスタイプのフィルム加
熱方式の装置は、フィルム回転駆動状態時に圧接ニップ
部Nとこの圧接ニップ部Nよりもフィルム回転方向上流
側のフィルム内面ガイドステー外面部分とフィルムとの
接触部領域のフィルム部分のみにテンションが作用し、
残余の大部分のフィルム部分にはテンションが作用しな
い。
【0046】そのため、フィルム回転駆動状態時におけ
るフィルム1のステー長手に沿う寄り移動力が小さく、
フィルムの寄り移動規制手段ないしはフィルム寄り制御
手段を簡単化することができる。例えばフィルムの寄り
移動規制手段としてはフィルム端部を受け止めるフラン
ジ部材のような簡単なものにすることができ、フィルム
寄り制御手段は省略して装置のコストダウンや小型化を
図ることができる。
【0047】本実施例において加圧ローラー2としての
スポンジローラーのスポンジ層2bは空孔率40%程度
のシリコーンゴムスポンジである。そのため該スポンジ
ローラー2は弾性層をシリコーンゴムの充実肉質層とし
た同一体積のソリッドローラーに比べて熱容量が1/2
程度に減少している。さらに泡(セル、空孔)によって
熱伝導経路が細くなり、加圧ローラー表面から芯金2a
までの熱伝導速度も1/2程度となる。
【0048】この結果、加熱体6の温度を室温(〜25
°C)から190°Cまで昇温させる際に、加圧ローラ
ーとしてのスポンジローラー2はその表面付近のみが昇
温するため少ない消費電力で迅速に充分立ち上げること
が可能となる。
【0049】また、加圧ローラーとしての、このスポン
ジローラー2と、ソリッドローラー20(図10)につ
いて、それぞれその芯金2a・20aを同材質で直径1
0mmのものとし、弾性層2b・20bを、前者は厚さ
3.4mmの上記スポンジゴム層とし、後者は同じく
3.4mmのソリッドゴム層としたものとし、それぞれ
の熱膨張による外径変化を比較した。その結果を図2に
示す。
【0050】スポンジローラー2の場合は、加熱体6の
消費電力も低減できるためローラー全体の昇温が遅くな
る。また芯金2a付近まで暖まる時間が長くなるため、
初期の外径の膨張はソリッドローラー20よりゆるやか
になる。
【0051】一方、最終的な外径の膨張はスポンジロー
ラー2の方が大きくなる。しかし通常の使用では50枚
程度の連続プリントができれば充分実用可能であり、ス
ポンジローラー2でもこの連続プリント枚数迄なら充分
に加圧兼フィルム駆動ローラーとして使用できる。
【0052】また上記例のスポンジローラー2では、ロ
ーラー外径16.8mm(芯金径10mm+スポンジ層
厚3.4mm×2)に対してスポンジ層厚3.4mmで
あったが、例えばローラー外径を24mmとし、スポン
ジ層厚を3.4mmとすれば、スポンジ層2bの熱膨
張.0.3mmのローラー外径に対する割り合い0.3
/16.8から0.3/24と減少し、駆動速度に対す
る熱膨張の影響を低減させることができる。
【0053】また、スポンジ層2bはスポンジ発砲工程
で連泡(連続気泡)を多くすることが可能であり、連続
泡率が70%を越えるものは、スポンジ層2b内の気泡
内の空気が熱膨張しても層外へ抜けるためスポンジ層2
bの内圧が高まらず、ローラー2の外径の変化を小さく
することができるので、より好ましい。
【0054】さらには、加圧ローラー2の軸方向の弾性
層を通紙領域と非通紙領域とを別材質としても良い。こ
の例を図3に示す。この例の場合は通紙領域内はスポン
ジ層2bとし、両端部(非通紙領域)は同径、同硬度の
ソリッドゴム層2c・2cにした。これによって加圧ロ
ーラー2の通紙領域の熱容量を小さく、かつ熱伝導率も
低くして、加熱体6の昇温を効率よくすることともに、
両端部2c・2cでフィルム1に確実に駆動力を伝え、
ソリッドゴムの熱膨張の小さい利点を生かしてフィルム
1および被記録材Pの搬送速度の安定化を図ることが、
より良くできた。
【0055】〈実施例2〉(図4・図5) 加圧ローラーとしてのスポンジローラー2の外周表面に
フッ素樹脂、シリコーン樹脂、シリコーンゴム等の表層
を設けてローラー2の離型性を向上させるとともに、ロ
ーラー2の熱膨張を制限させることもできる。
【0056】図4はその構成例を示したもので、2dは
上記の表層であり、本例はフッ素樹脂層であり、例えば
PFAチューブ等を接着しても良いし、あるいはフッ素
ラテックスコート((株)ダイキン工業製、商品名ダイ
エル)を用いても良い。
【0057】このようにスポンジローラー2に剛性の高
い表層2dを持たせることで、スポンジ単層の前述実施
例1のローラー2では0.3mmの熱膨張を生じたもの
が、0.2mmの熱膨張に減少でき、かつ加圧ローラー
2の表面の離型性、耐久性も改善できた。
【0058】図5はさらなる改善例であり、スポンジ層
2bにローラー軸方向に貫通した複数の穴2eを設ける
ことでスポンジセル中の気体を抜いてローラー2の熱膨
張を一層減じるものである。
【0059】〈実施例3〉(図6〜図8) 図6〜図8はそれぞれフィルム加熱方式の加熱装置の他
の構成形態例を示したものである。
【0060】図6のものは、第1のフィルム懸回ローラ
31と、第2のフィルム懸回ローラ32と、加熱体6と
の互いに並行の3部材31・32・6間に、エンドレス
ベルト状の耐熱性フィルム1を懸回張設し、フィルム1
を挟んで加熱体6に圧接させて加圧ローラー2を配設
し、耐熱性フィルム1を第1のフィルム懸回ローラ3
1、或いは加圧ローラー2をフィルム駆動ローラとして
回転搬送aする構成のものである。第1のフィルム懸回
ローラ31を駆動ローラーとしたときは加圧ローラー2
は従動回転する。
【0061】図7のものは加熱体6と1本のフィルム懸
回ローラ33の2部材2・33間にエンドレスベルト状
の耐熱性フィルム1を懸回張設し、フィルム1を挟んで
加圧ローラー2を加熱体6に圧接させて配設し、耐熱性
フィルム1をフィルム懸回ローラ33、或いは加圧ロー
ラー2をフィルム駆動ローラとして回転搬送aする構成
のものである。フィルム懸回ローラ33を駆動ローラー
としたときは加圧ローラー2は従動回転する。
【0062】図8のものは、耐熱性フィルム1として、
エンドレスベルト状のものではなく、ロール巻きにした
長尺の有端フィルムを用い、これを繰り出し軸34側か
ら加熱体6を経由させて巻き取り軸35側へ掛け渡し、
フィルム1を挟んで加熱体6に加圧ローラー2を圧接さ
せ、フィルム5を巻き取り軸35側へ走行搬送する構成
のものである。加圧ローラー2をフィルム駆動ローラー
とすることもできる。
【0063】上記図6〜図8の何れの装置も、加圧ロー
ラー2をスポンジローラーとすることで前記実施例1も
しくは実施例2の場合と同様の効果を得ることができ
る。
【0064】〈実施例4〉(図9) 図9は例えば前述した実施例1に示したような本発明に
従うフィルム加熱方式の加熱装置としての画像加熱定着
装置Aを組み込んだ画像形成装置の一例の概略構成を示
している。本例の画像形成装置は原稿台往復動型・回転
ドラム型・転写式・プロセスカートリッジ着脱方式の電
子写真複写装置である。
【0065】100は装置機筺、101はその装置機筺
の上面板102上に配設したガラス板等の透明板部材よ
りなる往復動型の原稿載置台であり、機筺上面板101
上を図面上右方a、左方a´に夫々所定の速度で往復移
動駆動される。
【0066】Gは原稿であり、複写すべき画像面側を下
向きにして原稿載置台101の上面に所定の載置基準に
従って載置し、その上に原稿圧着板103をかぶせて押
え込むことによりセットされる。
【0067】104は機筺上面板102面に原稿載置台
101の往復移動方向とは直角の方向(紙面に垂直の方
向)を長手として開口された原稿照明部としてのスリッ
ト開口部である。
【0068】原稿載置台101上に載置セットした原稿
Gの下向き画像面は原稿載置台101の右方aへの往動
移動過程で右辺側から左辺側にかけて順次にスリット開
口部104の位置を通過していき、その通過過程でラン
プ105の光Lをスリット開口部104、透明な原稿載
置台101を通して受けて照明走査され、その照明走査
光の原稿面反射光が像素子アレイ106によって感光ド
ラム107面に結像露光される。
【0069】感光ドラム107は例えば酸化亜鉛感光層
・有機半導体感光層等の感光層が被覆処理され、中心支
軸108を中心に所定の周速度で矢示bの時計方向に回
転駆動され、その回転過程で帯電器109により正極性
又は負極性の一様な帯電処理を受け、その一様帯電面に
前記の原稿画像の結像露光(スリット露光)を受けるこ
とにより感光ドラム107面には結像露光した原稿画像
に対応した静電潜像が順次に形成されていく。
【0070】この静電潜像は現像器110により加熱で
軟化溶融する樹脂等より成るトナーにて順次に顕像化さ
れ、該顕像たるトナー画像が転写部としての転写放電器
111の配設部位へ移行していく。
【0071】Sは被記録材としての転写材シートPを積
載収納したカセットであり、該カセット内のシートが給
送ローラ112の回転により1枚宛繰出し給送され、次
いでレジストローラ113により、ドラム107上のト
ナー画像形成部の先端が転写放電器111の部位に到達
したとき転写材シートPの先端も転写放電器111と感
光ドラム107との間位置に丁度到達して両者一致する
ようにタイミングどりされて同期給送される。
【0072】そしてその給送シートの面に対して転写放
電器111により感光ドラム107側のトナー画像が順
次に転写されていく。
【0073】転写部でトナー画像転写を受けたシートは
不図示の分離手段で感光ドラム107面から順次に分離
されて搬送装置114によって前述の定着装置Aに導か
れて担持している未定着トナー画像の加熱定着を受け、
画像形成物(コピー)として排出ローラ116を通って
機外の排紙トレイ117上に排出される。
【0074】画像転写後の感光ドラム107の面はクリ
ーニング装置118により転写残りトナー等の付着汚染
物の除去を受けて繰り返して画像形成に使用される。
【0075】PCは装置本体100内のカートリッジ着
脱部120に着脱されるプロセスカートリッジであり、
本例の場合は、像担持体としての感光ドラム107、帯
電器109、現像器110、クリーニング装置118の
4つのプロセス機器を包含させて一括して装置本体10
0に対して着脱交換自在としてある。
【0076】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、フィルム
加熱方式の加熱装置について、フィルムを加熱体に圧接
する加圧回転体の熱容量が低減化されることで、加熱体
を昇温させる際に加圧回転体に奪われる熱量が少なく加
熱体を少ない消費電力(最大消費電力の低減)で迅速に
加熱立ち上げすることが可能となる。
【0077】また加圧回転体の熱膨張の低減がなされる
ことで、該加圧回転体をフィルム搬送駆動部材とした場
合にも、フィルム・被加熱材の搬送速度の変化が少な
く、例えば画像形成装置の画像加熱定着装置の場合、被
記録材Pが画像転写部等の作像部と画像加熱定着装置と
の間にまたがっているとき被記録材Pが画像加熱定着装
置に引っ張られることになって、形成画像が伸びたり、
画像がブレたりするようなことを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の加熱装置(画像加熱定着装置の横
断面模型図)
【図2】 加圧ローラーとしてのスポンジローラーとソ
リッドローラーの熱膨張による外径変化比較グラフ
【図3】 スポンジローラーの他の構成例の斜視図
【図4】 実施例2の装置の横断面模型図
【図5】 更なる改善装置の横断面模型図
【図6】 フィルム加熱方式の装置の他の構成例の略図
(その1)
【図7】 フィルム加熱方式の装置の他の構成例の略図
(その2)
【図8】 フィルム加熱方式の装置の他の構成例の略図
(その3)
【図9】 画像形成装置の一例の概略構成図
【図10】 (a)はフィルム加熱方式の加熱装置の要
部の拡大横断面模型図、(b)は加圧ローラー部分の側
面図、(c)は加熱体の途中部省略・一部切り欠き平面
模型図
【符号の説明】
A フィルム加熱方式の加熱装置(画像加熱定着装
置)の総括符号 1 耐熱性フィルム 2・20 加圧回転体としての加圧ローラー(スポン
ジローラー又はソリッドローラー) 2a・20a 加圧ローラーの芯金 2b・20b 加圧ローラーの弾性層(スポンジ層ま
たはソリッド層) 2d 加圧ローラーの表層 2e スポンジ層に形成した貫通穴 6 加熱体(セラミックヒーター) N 圧接ニップ部 P 被加熱材としての被記録材 T トナー画像
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 早川 亮 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 友行 洋二 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 阿部 篤義 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 福沢 大三 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱体に耐熱性フィルムを加圧回転体で
    密着させて摺動搬送させ、該耐熱性フィルムを挟んで加
    熱体と加圧回転体とで形成される圧接ニップ部の耐熱性
    フィルムと加圧回転体との間に被加熱材を導入して耐熱
    性フィルムと一緒に圧接ニップ部を搬送させて加熱体の
    熱を耐熱性フィルムを介して被加熱材に与える加熱装置
    において、前記加圧回転体が多孔肉質層を有することを
    特徴とする加熱装置。
  2. 【請求項2】 多孔肉質層が連泡率70%以上であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の加熱装置。
  3. 【請求項3】 多孔肉質層に加圧回転体の軸方向と平行
    な複数の貫通穴が開いていることを特徴とする請求項1
    又は同2に記載の加熱装置。
  4. 【請求項4】 多孔肉質層がシリコーンゴム等のスポン
    ジゴム層であることを特徴とする請求項1乃至同3の何
    れかに記載の加熱装置。
  5. 【請求項5】 加圧回転体の表面に多孔肉質層の熱膨張
    を制限する表層を有することを特徴とする請求項1乃至
    同4の何れかに記載の加熱装置。
  6. 【請求項6】 加圧回転体の表層がフッ素樹脂、シリコ
    ーン樹脂、もしくはシリコーンゴムの層であることを特
    徴とする請求項5に記載の加熱装置。
  7. 【請求項7】 加圧回転体の表層がフッ素樹脂ラテック
    スコート層であることを特徴とする請求項5に記載の加
    熱装置。
  8. 【請求項8】 加圧回転体の表層がPFAチューブであ
    ることを特徴とする請求項5に記載の加熱装置。
  9. 【請求項9】 耐熱性フィルムが回転搬送されるエンド
    レスフィルムもしくは走行搬送される有端フィルムであ
    ることを特徴とする請求項1に記載の加熱装置。
  10. 【請求項10】 加圧回転体が回転駆動され、その回転
    力により耐熱性フィルムが加熱体に密着摺動しつつ回転
    搬送もしくは走行搬送されることを特徴とする請求項1
    又は同9に記載の加熱装置。
  11. 【請求項11】 耐熱性フィルムがエンドレスフィルム
    であり、該フィルムの周長の一部は常にテンションフリ
    ーで加圧回転体の回転駆動力で回転搬送されることを特
    徴とする請求項1・同9・同10の何れかに記載の加熱
    装置。
  12. 【請求項12】 加圧回転体がローラーであることを特
    徴とする請求項1乃至同11の何れかに記載の加熱装
    置。
  13. 【請求項13】 被加熱材が画像定着すべき未定着顕画
    剤像を支持した被記録材であり、該被記録材に未定着顕
    画剤像を加熱定着させる画像加熱定着装置であることを
    特徴とする請求項1乃至同12の何れかに記載の加熱装
    置。
  14. 【請求項14】 前記請求項1乃至同13の何れかに記
    載の加熱装置を、被記録材に未定着顕画剤像を加熱定着
    させる画像加熱定着装置として備えることを特徴とする
    画像形成装置。
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Cited By (6)

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