JP4633996B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、コイルから高周波磁界を発生させ、その高周波磁界を発熱部材に与えることによりその発熱部材に渦電流を生じさせ、渦電流損に基づく発熱部材の自己発熱により記録媒体上の現像剤像を定着させる定着装置を有する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
デジタル技術を利用した画像形成装置いわゆる電子複写機では、加熱ローラと、この加熱ローラに接する加圧ローラとを備え、この両ローラ間に用紙を挟み込んでその用紙を搬送しながら、加熱ローラの熱によって用紙上の現像剤像を定着させる定着装置が実用化されている。
【0003】
加熱ローラの熱源の一例として、誘導加熱装置がある。誘導加熱装置は、加熱ローラの内部に収容されるコイルと、このコイルに高周波電流を供給する高周波発生回路と、を備える。
【0004】
高周波発生回路は、交流電源の電圧を整流する整流回路と、この整流回路の出力電圧(直流電圧)を所定周波数の高周波に変換するスイッチング回路と、を備える。この高周波発生回路の出力端(スイッチング回路の出力端)に上記コイルが接続される。
【0005】
高周波発生回路が動作すると、コイルに高周波電流が供給され、コイルから高周波磁界が発生する。この高周波磁界が加熱ローラに与えられて、加熱ローラに渦電流が生じる。そして、渦電流損に基づいて加熱ローラが自己発熱し、その発熱によって用紙上の現像剤像が定着される。
【0006】
このようなものでは、複写機本体の温度制御により加熱ローラが所定温度、つまり定着可能温度に制御されている。
【0007】
しかし、このようなものでは、上記高周波発生回路を駆動する駆動信号の時間監視により、加熱ローラが所定温度以上に加熱され、定着装置及び複写機が発火するのを防止するようになっている。
【0008】
しかし、この時間監視が一定時間で行われており、装置の設置場所の温度等の環境の変化が考慮されていないため、各条件に沿った適切な上記高周波発生回路を駆動する駆動信号の時間監視が行われていないという欠点があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、コイルから高周波磁界を発生させることにより加熱部材に渦電流を生じさせ、渦電流損に基づいて加熱部材を自己発熱させる誘導加熱装置を有し、この加熱部材の自己発熱により記録媒体上の現像剤像を定着させる定着装置を有するものにおいて、環境に対処した処理を実現できる画像形成装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明の画像形成装置は、加熱部材の自己発熱により記録媒体上の現像剤像を定着させる定着装置を有するものにおいて、上記加熱部材の温度を検知する検知部と、この検知部により検知した温度に基づいて、駆動信号を出力する出力部と、上記加熱部材に近接配置されたコイルと、このコイルに高周波電流を供給する高周波発生回路と、上記出力部からの駆動信号に基づいて上記高周波発生回路に対する制御信号を出力するとともに上記出力部からの駆動信号の連続出力時間を環境の変化に基づく異なった時間で監視する制御素子と、この制御素子からの制御信号に基づいて、上記高周波発生回路による高周波電流を上記コイルに供給する処理手段とからなり、そのコイルから高周波磁界を発生させることにより加熱部材に渦電流を生じさせ、渦電流損に基づいて加熱部材を自己発熱させる誘導加熱装置とを有する。
【0011】
この発明の画像形成装置は、種々のオプションが設定可能で、加熱部材の自己発熱により記録媒体上の現像剤像を定着させる定着装置を有するものにおいて、上記加熱部材の温度を検知する検知部と、この検知部により検知した温度に基づいて、駆動信号を出力する出力部と、上記加熱部材に近接配置されたコイルと、上記設定されているオプションに基づいて、上記加熱部材の温度を電源投入時に所定温度まで上昇させるウォーミングアップ処理を行う際、画像形成時、待機中における上記コイルに印加する電力量を設定する設定部と、上記コイルに上記設定部による電力量により高周波電流を供給する高周波発生回路と、上記出力部からの駆動信号に基づいて上記高周波発生回路に対する制御信号を出力するとともに上記ウォーミングアップ処理を行う際、上記出力部からの駆動信号の連続出力時間を上記オプションの設定状態とに基づく異なった時間で監視する制御素子と、この制御素子からの制御信号に基づいて、上記高周波発生回路による高周波電流を上記コイルに供給する処理手段とからなり、そのコイルから高周波磁界を発生させることにより加熱部材に渦電流を生じさせ、渦電流損に基づいて加熱部材を自己発熱させる誘導加熱装置とを有する。
【0012】
この発明の画像形成装置は、加熱部材の自己発熱により記録媒体上の現像剤像を定着させる定着装置を有するものにおいて、上記加熱部材の温度を検知する検知部と、この検知部により検知した温度に基づいて、駆動信号を出力する出力部と、上記加熱部材に近接配置されたコイルと、このコイルに高周波電流を供給する高周波発生回路と、上記出力部からの駆動信号に基づいて上記高周波発生回路に対する制御信号と電力設定信号とを出力し、上記検知部により検知した温度が異常温度に達したことを判断した際に、上記高周波発生回路に対する制御信号との出力を停止し上記高周波発生回路に対する電力設定信号零ワットにする制御素子と、この制御素子からの電力設定信号により所定の電力が設定されている状態で、上記制御素子からの制御信号と上記出力部からの駆動信号とに基づいて、上記高周波発生回路による高周波電流を上記コイルに供給し、上記制御素子からの制御信号が停止した際、上記高周波発生回路による高周波電流の上記コイルへの供給を停止し、上記制御素子からの電力設定信号が零ワットとなった際、上記高周波発生回路の電力を零ワットに設定する処理部とからなり、そのコイルから高周波磁界を発生させることにより加熱部材に渦電流を生じさせ、渦電流損に基づいて加熱部材を自己発熱させる誘導加熱装置とを有する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0014】
図1はこの発明の画像形成装置の一例としてのデジタル複写機1の概略構成を示す断面図である。
【0015】
図1に示すように、デジタル複写機1は装置本体2を備え、この装置本体2内には、読取手段としてのスキャナ部4、および画像形成手段として機能するプリンタ部6が設けられている。
【0016】
装置本体2の上面には、読取対象物、つまり原稿Dが載置される透明なガラスからなる原稿載置台8が設けられている。また、装置本体2の上面には、原稿載置台8上に原稿Dを自動的に送る搬送手段としての自動原稿送り装置9(以下、ADFと称する)が配設されている。
【0017】
このADF9の原稿トレイ9aに置かれた原稿Dは、図示しない搬送ガイドによって搬送されプラテンローラ9bを介して排紙トレイ9c上に排出されるようになっている。これにより、原稿Dがプラテンローラ9bにより搬送されている際に、後述するスキャナ部4の露光ランプ10により露光走査されることにより、原稿Dの画像の読取りが行われるようになっている。
【0018】
上記ADF9の原稿トレイ9aには、原稿Dの読取面を上側にしてセットされ、一番上の原稿Dから順に1枚ずつ取込まれるようになっている。
【0019】
装置本体2内に配設されたスキャナ部4は、ADF9により搬送される原稿Dあるいは原稿載置台8に載置された原稿Dを照明する光源としての例えばハロゲンランプなどで構成される露光ランプ10、原稿Dからの反射光を所定の方向に偏向する第1のミラー12を有し、これらの露光ランプ10、第1のミラー12は、原稿載置台8の下方に配設された第1キャリッジ14に取り付けられている。
【0020】
第1キャリッジ14は、原稿載置台8と平行に移動可能に配置され、図示しない歯付きベルト等を介してスキャナモータ(駆動モータ)16により、原稿載置台8の下方を往復移動される。スキャナモータ16は、ステッピングモータなどにより構成されている。
【0021】
また、原稿載置台8の下方には、原稿載置台8と平行に移動可能な第2キャリッジ18が配設されている。第2キャリッジ18には、第1のミラー12により偏向された原稿Dからの反射光を順に偏向する第2および第3のミラー20、22が互いに直角に取り付けられている。第2のキャリッジ18は、第1キャリッジ14を駆動する歯付きベルト等により、スキャナモータ16からの回転力が伝達され、第1キャリッジ14に対して従動されるとともに、第1キャリッジ14に対して、1/2の速度で原稿載置台8に沿って平行に移動される。
【0022】
また、原稿載置台8の下方には、第2キャリッジ18上の第3のミラー20からの反射光を集束する結像レンズ24と、結像レンズ24により集束された反射光を受光して光電変換するCCDセンサ(ラインセンサ)26とが配設されている。結像レンズ24は、第3のミラー22により偏向された光の光軸を含む面内に、駆動機構を介して移動可能に配設され、自身が移動することで反射光を所望の倍率(主走査方向)で結像する。そして、CCDセンサ26は、後述するメインCPUから与えられる画像処理クロックに従って入射した反射光を光電変換し、読み取った原稿Dに対応する電気信号を出力する。副走査方向の倍率は、上記ADF9による搬送速度あるいは第1キャリッジ14の移動速度を変更することにより対応できるようになっている。
【0023】
上記ADF9により搬送される原稿Dの読取りを行う際、上記露光ランプ10による照射位置は、図示しない読取位置に固定されている。また、原稿載置台8に載置された原稿Dの読取りを行う際、上記露光ランプ10による照射位置は、原稿載置台8に沿って左から右へ移動されるようになっている。
【0024】
一方、プリンタ部6は、潜像形成手段として作用するレーザ露光装置28を備えている。レーザ露光装置28からのレーザ光により、感光体ドラム30周面を走査することにより感光体ドラム30周面上に静電潜像を形成する。
【0025】
また、プリンタ部6は、装置本体2のほぼ中央右側に配設された像担持体としての回転自在な感光体ドラム30を有し、感光体ドラム30周面は、レーザ露光装置28からのレーザ光により露光され、所望の静電潜像が形成される。感光体ドラム30の周面には、ドラム周面を所定の電荷に帯電させる帯電チャージャ32、感光体ドラム30周面上に形成された静電潜像に現像剤としてのトナーを供給して所望の画像濃度で現像する現像手段としての現像器34、後述する各カセット48、50から給紙された被画像形成媒体、つまり、コピー用紙Pを感光体ドラム30から分離させるための剥離チャージャ36を一体に有し、感光体ドラム30に形成されたトナー像を用紙Pに転写させる転写チャージャ38、感光体ドラム30周面からコピー用紙Pを剥離する剥離爪40、感光体ドラム30周面に残留したトナーを清掃する清掃装置42、および、感光体ドラム30周面の除電する除電器44が順に配置されている。
【0026】
装置本体2内の下部には、それぞれ装置本体から引出し可能な上段カセット48、下段カセット50が互いに積層状態に配設され、各カセット48、50内にはサイズの異なるコピー用紙Pが装填されている。上記上段カセット48の側方には手差しトレイ54が設けられている。
【0027】
装置本体2内には、各カセット48、50から感光体ドラム30と転写チャージャ38との間に位置した転写部を通って延びる搬送路56が形成され、搬送路56の終端には定着装置58が設けられている。定着装置58の上部には排出口60が形成されている。
【0028】
定着装置58は、内部に熱源として誘導加熱装置(IH)58aが収容される加熱ローラ(加熱部材)58bおよび加圧ローラ58cを備え、この両ローラ間にコピー用紙Pを挟み込んでそのコピー用紙Pを搬送しながら、加熱ローラ58bの熱によってコピー用紙P上の現像剤像を定着させる。定着装置58を経たコピー用紙Pは、排紙ローラ対70によって排出口60から排出される。上記加熱部材としては、ベルト等であっても良い。
【0029】
上段カセット48、下段カセット50の近傍には、各カセット48、50から用紙Pを一枚づつ取り出す給紙ローラ62と分離ローラ63がそれぞれ設けられている。また、搬送路56には、給紙ローラ62と分離ローラ63により取り出されたコピー用紙Pを搬送路56を通して搬送する多数の給紙ローラ対64が設けられている。
【0030】
搬送路56において感光体ドラム30の上流側にはレジストローラ対66が設けられている。レジストローラ対66は、取り出されたコピー用紙Pの傾きを補正するとともに、感光体ドラム30上のトナー像の先端とコピー用紙Pの先端とを整合させ、感光体ドラム30周面の移動速度と同じ速度でコピー用紙Pを転写部へ給紙する。レジストローラ対66の手前、つまり、給紙ローラ64側には、コピー用紙Pの到達を検出するアライニング前センサ68が設けられている。
【0031】
給紙ローラ62により各カセット48、50から1枚づつ取り出されたコピー用紙Pは、給紙ローラ対64によりレジストローラ対66へ送られる。そして、コピー用紙Pは、レジストローラ対66により先端が整位された後、転写部に送られる。
【0032】
転写部において、感光体ドラム30上に形成された現像剤像、つまり、トナー像が、転写チャージャ38により用紙P上に転写される。トナー像の転写されたコピー用紙Pは、剥離チャージャ36および剥離爪40の作用により感光体ドラム30周面から剥離され、搬送路56の一部を構成する搬送ベルト(図示しない)を介して定着装置58に搬送される。そして、定着装置58によって現像剤像がコピー用紙Pに溶融定着された後、コピー用紙Pは、排紙ローラ対70により排出口60を通して装置本体2内の排紙トレイ72上へ排出される。
【0033】
搬送路56の右方には、定着装置58を通過したコピー用紙Pを反転して再び搬送路56へ送る自動両面装置74が設けられている。
【0034】
また、装置本体2の前面上部には、コピー倍率等の様々な複写条件並びに複写開始などを指示する操作パネルが設けられている。
【0035】
また、装置本体2の内部には、後述する本体側回路基板130と誘導加熱装置側回路基板131とが設けられ、この誘導加熱装置側回路基板131には、環境温度としての設置場所での室温を検知する温度検知器100が接続されている。この温度検知器100は、装置本体2の側面に設けられ、この装置の設置場所での室温を検知するものである。
【0036】
上記デジタル複写機1には、オプション機能(機器)として、ADF機能、フィニッシャー機能、FAX機能、プリンタ機能、DSS(両面)機能等が設定可能となっている。ADF機能としては、読取り入力だけを先行して行う先行入力が行えるようになっている。ADF(自動原稿送り装置9)は原稿台上に設置され、本体と接続されるようになっている。
【0037】
フィニッシャー機能は、装置本体の側部に設置され、本体と接続されるようになっている。
【0038】
FAX機能は、制御回路のマザーボードにFAXボードを装填することにより、機能追加がなされるようになっている。
【0039】
プリンタ機能は、制御回路のマザーボードにプリンタFAXボードを装填することにより、機能追加がなされるようになっている。
【0040】
DSS(両面)機能は、DSSコントローラを制御回路に追加することにより、機能追加がなされるようになっている。
【0041】
上記各機能は、機能追加時にあらかじめメモリやハードディスク等に登録するようにしても良いし、電源投入時に、各部に問合せを行うことによりその回答でオプションの接続(設定)状態を判断したり、ボードのスイッチにより判断するようにしても良い。
【0042】
上記デジタル複写機1の制御回路の内部構成を、図2を用いて説明する。
【0043】
このデジタル複写機1には、全体を制御する主制御部90が設けられている。この主制御部90は、それぞれ図示しないが、その動作の制御を司るCPU(central processing unit)、このデジタル複写機1の動作のソフトウェアが格納されているROM(Rend only memory)、画像データやその他動作上のデータが一時格納されるRAM(randomaccess memory)(S−RAM)により構成されている。
【0044】
上記主制御部90は、上記ADF9、スキャナ部4、プリンタ部6、操作パネル91、画像処理部92、ページメモリ93、HDD94がバス95を介して接続されている。また、画像処理部92、ページメモリ93、HDD94は画像バス96を介して接続されている。
【0045】
上記操作パネル91は、装置本体2の前面上部に設けられ、コピー倍率等の様々な複写条件並びに複写開始などを指示するものである。
【0046】
画像処理部92は、スキャナ部4により読取った原稿画像を処理したり、ページメモリ93、HDD94からの画像データを処理したり、処理した画像データをページメモリ93、プリンタ部6、あるいはHDD94へ出力するものである。
【0047】
画像処理部92は、図示しない圧縮伸長回路を有し、この圧縮伸長回路を用いてページメモリ93からの画像データを圧縮したり、HDD94からの画像データの伸長を行うようになっている。
【0048】
ページメモリ93は、画像処理部92からの画像データを登録するものである。
【0049】
HDD94は、各種データが格納されるハードディスクで代表される外部記憶装置である。たとえば、複数部数のコピーを行う際に、複数枚の原稿画像の読取画像を圧縮した画像を登録し、印刷時にこの圧縮した画像を読出して印刷するようになっている。
【0050】
HDD94には、電力設定テーブル94aがあらかじめ登録されている。
【0051】
電力設定テーブル94a、図3に示すように、オプションの種々の接続状態(○が接続、−が未接続)に対応して、それぞれ電源投入によるウォーミングアップ(WUP)処理時に誘導加熱装置(IH)58aによりコイル105に印加される電力量と、この後のプレラン(PRE−RUN)処理時に誘導加熱装置(IH)58aによりコイル105に印加される電力量が対応して記憶されている。
【0052】
ウォーミングアップ処理時、プレラン処理時としては、それぞれ4つの状態がある。
【0053】
ADF9による先行入力中(RADF)、スキャナ部4の駆動(第1キャリッジ14の移動)による先行入力中(SCN)、スキャナ部4とADF9のイニシャライズ動作中(ADF9の未接続時はスキャナ部4のみ)(INI)、その他の動作が行われない時(−)である。
【0054】
たとえば、2行目のオプションとしてADF9のみが接続されている場合に対して、ウォーミングアップ処理時、ADF9による先行入力中は「1250W」の電力が記憶され、それ以外は「1300W」の電力が記憶され、プレラン処理時、ADF9による先行入力中は「1200W」の電力が記憶され、それ以外は「1250W」の電力が記憶されている。
【0055】
なお、レディ中に誘導加熱装置(IH)58aによりコイル105に印加される電力量は、「700W」の電力に制御され、プリントに誘導加熱装置(IH)58aによりコイル105に印加される電力量中は、「900W」の電力に制御されている。
【0056】
上記主制御部90は、ジョブごとに管理される入力タスクと印刷タスクを有している。
【0057】
図4は、定着装置の要部の構成を示す図である。
【0058】
図4に示されるように、定着装置58は、加熱(定着)ローラ58bと加圧(プレス)ローラ58cとから構成されている。
【0059】
加熱ローラ58bは、図示しない駆動モータにより、矢印方向に駆動される。なお、加圧ローラ58cは、加熱ローラ58bと従動して矢印方向に回転する。また、両ローラ間を、トナー像Tを支持している被定着材である用紙Pが通過される。
【0060】
加熱ローラ58bは、例えば肉厚1mmの鉄製の円筒すなわち導体で構成された金属層を有するエンドレス部材であり、表面に、テフロン等の離型層が形成されている。なお、加熱ローラ58bには、他にも、ステンレス鋼、アルミニウム、ステンレス鋼とアルミニウムの合金等が利用可能である。
【0061】
加圧ローラ58cは、芯金の周囲に、シリコンゴムやフッ素ゴム等の弾性体が被覆されたもので、図示しない加圧機構により加熱ローラ58bに対して所定の圧力で圧接されることで、両ローラが接する位置で、所定幅のニップ(圧接により加圧ローラ58cの外周面が弾性変形する)101を提供する。
【0062】
これにより、ニップ101を用紙Pが通過することで、用紙P上のトナーが用紙Pに溶融されて定着される。
【0063】
加熱ローラ58bの周上であってニップ101よりも回転方向の下流側には、用紙Pを加熱ローラ58bから剥離させる剥離爪102、加熱ローラ58bの外周面にオフセット転写されたトナーや用紙からの紙粉等を除去するクリーニング部材103、加熱ローラ58bの外周面にトナーが付着することを防止するために離型剤を塗布する離型剤塗布装置104、加熱ローラ58bの外周面の温度を検出するサーミスタ107a、107b、および所定温度以上となった場合に接点が開となり電源電圧の供給を停止するサーモスタット108が設けられている。
【0064】
加熱ローラ58bの内部には、例えば直径0.5mmの互いに絶縁された銅線材を複数本束ねたリッツ線からなる磁場発生手段としての励磁コイル105が設けられている。励磁コイルをリッツ線にすることで浸透深さよりも線径を小さくすることができ、高周波電流を有効に流すことが可能となる。なお、図4に示した実施の形態において、励磁コイル105には、耐熱性のポリアミドイミドで被覆された直径0.5mmの線材を19本束ねたものを用いている。
【0065】
また、励磁コイル105は、芯材(例えば、フェライトや鉄芯等)を用いない空芯コイルである。このように、励磁コイル105を空芯コイルとしたことで、複雑な形状をした芯材が不要であり、コストが低減される。また、励磁回路も安価になる。
【0066】
励磁コイル105は、耐熱性の樹脂(例えば、高耐熱性の工業用プラスチック)で形成されたコイル支持材106により支持されている。
【0067】
コイル支持材106は、加熱ローラを保持している図示しない構造体(板金)との間で位置決めされている。
【0068】
励磁コイル105は、図示しない励磁回路(インバータ回路)からの高周波電流で発生する磁束によって、磁界の変化を妨げるように、加熱ローラ58bに、磁束と渦電流を発生させる。この渦電流と加熱ローラ58bの固有の抵抗によってジュール熱が発生し、加熱ローラ58bが加熱される。この実施の形態では、励磁コイル105に、周波数25kHz、900Wの高周波電流を流している。
上記励磁コイル105が、加熱ローラ58bの内部に設けられている場合について説明したが、加熱ローラ58bの外部等の近接配置されているものであっても良い。
【0069】
次に、上記加熱ローラ58bに対する要部の制御回路を、図5を用いて説明する。
【0070】
すなわち、上記主制御部90の(定着装置用の)本体側回路基板(あるいは定着装置用の基板)130と上記誘導加熱装置(IH)58a用の誘導加熱装置側回路基板131とにより構成されている。
【0071】
上記本体側回路基板130上には、制御素子としてのCPU110、温度制御回路111、アンド(論理積)回路112、電源電圧供給用のスイッチSW1、SW2が配設されている。
【0072】
温度制御回路111は、CPU110からの制御信号と加熱ローラ58bの温度に基づいて、IHオン信号をアンド回路112へ出力するものである。温度制御回路111には、回路基板130外のコネクタ125を介して上記サーミスタ107a、107bからの検知温度に基づく検知信号が供給され、CPU110から現在の動作状況に基づく制御信号が供給されている。
【0073】
CPU110は、現在の動作状況に基づく電力設定信号を上記誘導加熱装置58aへ出力したり、現在の動作状況に基づく制御信号を温度制御回路111へ出力したり、上記誘導加熱装置58aからのエラー信号の有無と加熱ローラ58bの温度等に基づいて、許可信号をアンド回路112へ出力するものである。CPU110には、回路基板130外のコネクタ125を介して上記サーミスタ107a、107bからの検知温度に基づく検知信号が供給され、上記誘導加熱装置58aからエラー信号が供給されている。
【0074】
アンド回路112は、CPU110からの許可信号が供給されている際、温度制御回路111からのIHオン信号を上記誘導加熱装置58aへ出力するものである。
【0075】
スイッチSW1は信号線を介して後述するフォトカプラ114に接続され、フォトカプラ114に電源電圧を供給している。
【0076】
スイッチSW2は信号線を介してコネクタ125に接続され、コネクタ125に電源電圧を供給している。
【0077】
上記誘導加熱装置側回路基板131には、制御素子としてのCPU113、フォトカプラ114、高周波発生回路としての高周波オン、オフ回路116、出力ポート117、117、入力ポート118、118、ヒューズ119が配設されている。
【0078】
上記フォトカプラ114は、非接触で信号のやり取り(送受)を行うものであり、上記フォトカプラ114には、回路基板130のスイッチSW1からの5ボルトのフォトカプラ電源電圧が信号線を介して供給され、回路基板130のCPU110からの電力設定信号が3ビット構成の信号線S2を介して供給され、回路基板130のアンド回路112からのIHオン信号が信号線S1を介して供給されている。フォトカプラ114は、CPU113からのエラー信号を信号線を介して回路基板130のCPU110へ出力するものである。
【0079】
上記フォトカプラ114は、供給された電力設定信号を非接触でCPU113に出力するものであり、供給されたIHオン信号を非接触でCPU113に出力するものである。
【0080】
上記CPU113は、高周波オン、オフ回路116の駆動を制御するものであり、供給される電力設定信号に基づいて高周波オン、オフ回路116を駆動制御するものであり、また種々のエラーを判断してこの判断に基づくエラー信号を出力するものである。
【0081】
上記CPU113は、エラー等が発生していない際に、上記フォトカプラ114から供給されるIHオン信号に基づいて、IHオン信号を高周波オン、オフ回路116に出力するものである。
【0082】
上記CPU113は、ウォーミングアップ時、上記フォトカプラ114から供給されるIHオン信号の連続供給時間と、内部メモリ113aから読み出したエラー検知時間(レディ温度以上であると判断する時間)とを比較し、IHオン信号の連続供給時間がエラー検知時間を超過した際、レディ温度以上と判断でき、高周波オン、オフ回路116へのIHオン信号の出力を停止し、加熱ローラ58bが過熱してしまったり、発火してしまうのを防止する。
【0083】
このエラー検知時間は、室温により決定されるものである。たとえば、室温30度の際に、エラー検知時間が30秒であり、室温0度の際に、エラー検知時間が90秒であり、内部メモリ113aに登録されている。
【0084】
また、CPU113は、プレラン時、レディ時、プリント時も上記同様に、室温により変化するエラー検知時間により、IHオン信号の連続オン時間をチェックするようにしても良い。
【0085】
上記高周波オン、オフ回路116は、上記CPU113からのIHオン信号が供給されている際に、上記CPU113により設定されている電力を出力ポート117、117を介してコイル105に印加するものである。
【0086】
この際、高周波オン、オフ回路116からコイル105に高周波電流が供給されることにより、コイル105から高周波磁界が発生し、この高周波磁界によって加熱ローラ58bに渦電流が生じ、渦電流と加熱ローラ58bの抵抗とによる渦電流損に基づき、加熱ローラ58bが自己発熱する。
【0087】
また、入力ポート118、118には、(図示しない)コンセントからの交流電源がブレーカ120、ノイズフィルタ121、及び上記サーモスタット108を介して供給されている。一方の入力ポート118にはヒューズ119が設けられている。この入力ポート118、118を介して供給される交流電源は上記誘導加熱装置側回路基板131上の各部に供給されるようになっている。
【0088】
また、上記誘導加熱装置側回路基板131には、図示しないが商用交流電源の電圧を整流する整流回路、この整流回路の出力電圧をCPU113の動作に適した一定レベルに調整して出力する定電圧回路部が配設されている。
[第1の実施形態]
次に、上記構成において、ウォーミングアップ処理における誘導加熱装置58aのCPU113でのエラー処理を、図6に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
【0089】
たとえば今、図示しない電源スイッチがオンされると、主制御部90のCPU110はウォーミングアップ処理の開始を判断し(ST1)、接続機器などに対して問合せを行ったり、各種スイッチの状態に基づいて、接続されているオプションを判断する(ST2)。ついで、CPU110は接続されているオプションに基づいて、電力設定テーブル94aからウォーミングアップ(WUP)処理時の電力量とプレラン処理時の電力量を読み出す(ST3)。
【0090】
これにより、CPU110は誘導加熱装置58aのフォトカプラ114を介してCPU113へIHオン信号と上記読出したウォーミングアップ(WUP)処理時の電力量(電力設定)とを出力する(ST4)。
【0091】
これにより、CPU113は供給される電力量に基づいて高周波オン、オフ回路116の電力を設定するとともに、供給されるIHオン信号を高周波オン、オフ回路116に出力する(ST5)。高周波オン、オフ回路116は、上記CPU113からのIHオン信号が供給されている際に、上記CPU113により設定されている電力を出力ポート117、117を介してコイル105に印加する(ST6)。
【0092】
この高周波オン、オフ回路116からコイル105に高周波電流が供給されることにより、コイル105から高周波磁界が発生し、この高周波磁界によって加熱ローラ58bに渦電流が生じ、渦電流と加熱ローラ58bの抵抗とによる渦電流損に基づき、加熱ローラ58bが自己発熱する。
【0093】
この状態において、CPU113は温度検知器100からの検知温度としての室温に基づいて内部メモリ113aから読出したエラー検知時間と上記IHオン信号の出力開始時からの経過時間とに基づいて、エラーが発生しているか否かを判断する(ST7)。つまり、経過時間がエラー検知時間を越えた際に、エラーを判断する。この結果、CPU113はエラーを判断した場合、上記IHオン信号の出力を停止する(ST8)。これにより、誘導加熱装置58aによるコイル105への高周波電流の供給が遮断され、加熱ローラ58bの発熱が停止する(ST9)。
【0094】
また、上記エラーが判断されず、CPU110がサーミスタ107a、107bによる加熱ローラ58bの表面温度がウォーミングアップの終了温度に達したと判断した際に(ST10)、CPU110はウォーミングアップの終了、プレランの開始を判断する(ST11)。この際、CPU110はCPU113へのIHオン信号を一旦、IHオフ信号を出力する。
【0095】
これにより、CPU110はCPU113へ新たにIHオン信号を出力し上記読出したプレラン処理時の電力量とを出力する(ST12)。この際、CPU110は信号線S1によるIHオン信号と信号線S2による電力設定信号とをフォトカプラ114を介してCPU113へ出力する。
【0096】
これにより、CPU113は供給される電力量に基づいて高周波オン、オフ回路116の電力を設定するとともに、供給されるIHオン信号を高周波オン、オフ回路116に出力する(ST13)。高周波オン、オフ回路116は、上記CPU113からのIHオン信号が供給されている際に、上記CPU113により設定されている電力を出力ポート117、117を介してコイル105に印加する(ST14)。
【0097】
この高周波オン、オフ回路116からコイル105に高周波電流が供給されることにより、コイル105から高周波磁界が発生し、この高周波磁界によって加熱ローラ58bに渦電流が生じ、渦電流と加熱ローラ58bの抵抗とによる渦電流損に基づき、加熱ローラ58bが自己発熱する。
【0098】
この状態において、CPU110は定着装置58の加熱ローラ58bを回転させ、加熱ローラ58bによる全体の表面温度を均一化させるプレラン処理を実行する(ST15)。
【0099】
また、CPU110は、プレラン処理の終了を判断し(ST16)、他の初期処理が終了した時点で、レディ状態となる(ST17)。
【0100】
上記したように、室温により、ウォーミングアップ処理におけるIHオン信号の連続時間と比較するエラー検知時間を室温により変更するようにしたことにより、つまり室温が高いとき短いエラー検知時間とし、室温が低いとき長いエラー検知時間とすることにより、室温が高いとき定着装置58つまり加熱ローラ58bの表面が温まり易いのでエラー検知時間を短くし、室温が低いとき定着装置58つまり加熱ローラ58bの表面が温まり難いのでエラー検知時間を長くしている。
【0101】
また、プレラン処理時、レディ中、プリント中も、上記ウォーミングアップ処理時と同様に、IHオン信号の連続時間と比較するエラー検知時間を室温により変更することにより、CPU113によりエラー検知を行うようにしても良い。
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では、室温に応じてエラー検知時間が変更される場合について説明したが、これに限らず、第2の実施形態としてオプションの接続状態に依存するウォーミングアップ(WUP)処理時の電力量に基づいてエラー検知時間が変更される場合も同様に実施できる。
【0102】
この場合、内部メモリ113aに電力量(電力設定)に基づくエラー検知時間(レディ温度以上であると判断する時間)が登録されている。たとえば、電力設定1300Wの際に、エラー検知時間が30秒であり、電力設定1250Wの際に、エラー検知時間が35秒であり、電力設定1200Wの際に、エラー検知時間が40秒であり、電力設定1100Wの際に、エラー検知時間が45秒であり、電力の低下に伴ってエラー検知時間が長くなるようになっている。設定電力とレディ温度以上であると判断する時間は比例関係にある。
【0103】
このような構成において、ウォーミングアップ処理における誘導加熱装置58aのCPU113でのエラー処理を、図7に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
【0104】
たとえば今、図示しない電源スイッチがオンされると、主制御部90のCPU110はウォーミングアップ処理の開始を判断し(ST21)、接続機器などに対して問合せを行ったり、各種スイッチの状態に基づいて、接続されているオプションを判断する(ST22)。ついで、CPU110は接続されているオプションに基づいて、電力設定テーブル94aからウォーミングアップ(WUP)処理時の電力量とプレラン処理時の電力量を読み出す(ST23)。
【0105】
これにより、CPU110は誘導加熱装置58aのフォトカプラ114を介してCPU113へIHオン信号と上記読出したウォーミングアップ(WUP)処理時の電力量(電力設定)とを出力する(ST24)。
【0106】
これにより、CPU113は供給される電力量に基づいて高周波オン、オフ回路116の電力を設定するとともに、供給されるIHオン信号を高周波オン、オフ回路116に出力する(ST25)。高周波オン、オフ回路116は、上記CPU113からのIHオン信号が供給されている際に、上記CPU113により設定されている電力を出力ポート117、117を介してコイル105に印加する(ST26)。
【0107】
この高周波オン、オフ回路116からコイル105に高周波電流が供給されることにより、コイル105から高周波磁界が発生し、この高周波磁界によって加熱ローラ58bに渦電流が生じ、渦電流と加熱ローラ58bの抵抗とによる渦電流損に基づき、加熱ローラ58bが自己発熱する。
【0108】
この状態において、CPU113はオプションの接続状態に依存するウォーミングアップ(WUP)処理時の電力量に基づいて内部メモリ113aから読出したエラー検知時間と上記IHオン信号の出力開始時からの経過時間とに基づいて、エラーが発生しているか否かを判断する(ST27)。つまり、経過時間がエラー検知時間を越えた際に、エラーを判断する。この結果、CPU113はエラーを判断した場合、上記IHオン信号の出力を停止する(ST28)。これにより、誘導加熱装置58aによるコイル105への高周波電流の供給が遮断され、加熱ローラ58bの発熱が停止する(ST29)。
【0109】
また、上記エラーが判断されず、CPU110がサーミスタ107a、107bによる加熱ローラ58bの表面温度がウォーミングアップの終了温度に達したと判断した際に(ST30)、CPU110はウォーミングアップの終了、プレランの開始を判断する(ST31)。この際、CPU110はCPU113へのIHオン信号を一旦、IHオフ信号を出力する。
【0110】
これにより、CPU110はCPU113へ新たにIHオン信号を出力し上記読出したプレラン処理時の電力量とを出力する(ST32)。
【0111】
これにより、CPU113は供給される電力量に基づいて高周波オン、オフ回路116の電力を設定するとともに、供給されるIHオン信号を高周波オン、オフ回路116に出力する(ST33)。高周波オン、オフ回路116は、上記CPU113からのIHオン信号が供給されている際に、上記CPU113により設定されている電力を出力ポート117、117を介してコイル105に印加する(ST34)。
【0112】
この高周波オン、オフ回路116からコイル105に高周波電流が供給されることにより、コイル105から高周波磁界が発生し、この高周波磁界によって加熱ローラ58bに渦電流が生じ、渦電流と加熱ローラ58bの抵抗とによる渦電流損に基づき、加熱ローラ58bが自己発熱する。
【0113】
この状態において、CPU110は定着装置58の加熱ローラ58bを回転させ、加熱ローラ58bによる全体の表面温度を均一化させるプレラン処理を実行する(ST35)。
【0114】
また、CPU110は、プレラン処理の終了を判断し(ST36)、他の初期処理が終了した時点で、レディ状態となる(ST37)。
【0115】
上記したように、オプションの接続状態に依存するウォーミングアップ(WUP)処理時の電力量により、ウォーミングアップ処理におけるIHオン信号の連続時間と比較するエラー検知時間を変更するようにしたことにより、つまり電力量が高いとき短いエラー検知時間とし、電力量が低いとき長いエラー検知時間とすることにより、電力量が高いとき定着装置58つまり加熱ローラ58bの表面が温まり易いのでエラー検知時間を短くし、電力量が低いとき定着装置58つまり加熱ローラ58bの表面が温まり難いのでエラー検知時間を長くしている。
【0116】
また、プレラン処理時、レディ中、プリント中も、上記ウォーミングアップ処理時と同様に、IHオン信号の連続時間と比較するエラー検知時間を電力量により変更することにより、CPU113によりエラー検知を行うようにしても良い。
[第3の実施形態]
上記第1の実施形態では、室温に応じてエラー検知時間が変更される場合について説明したが、これに限らず、第3の実施形態として室温とオプションの接続状態に依存するウォーミングアップ(WUP)処理時の電力量に基づいてエラー検知時間(レディ温度以上であると判断する時間)が変更される場合も同様に実施できる。
【0117】
この場合、内部メモリ113aに電力量(電力設定)と室温に基づくエラー検知時間が登録されている。たとえば、電力設定1300Wで室温30度の際に、エラー検知時間が30秒であり、電力設定1300Wで室温0度の際に、エラー検知時間が90秒であり、電力設定1250Wで室温30度の際に、エラー検知時間が35秒であり、電力設定1250Wで室温0度の際に、エラー検知時間が100秒であり、電力設定1200Wで室温30度の際に、エラー検知時間が40秒であり、電力設定1200Wで室温0度の際に、エラー検知時間が110秒であり、電力設定1100Wで室温30度の際に、エラー検知時間が45秒であり、電力設定1100Wで室温0度の際に、エラー検知時間が120秒であり、電力の低下と室温の低下に伴ってエラー検知時間が長くなるようになっている。
【0118】
このような構成において、ウォーミングアップ処理における誘導加熱装置58aのCPU113でのエラー処理を、図8に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
【0119】
たとえば今、図示しない電源スイッチがオンされると、主制御部90のCPU110はウォーミングアップ処理の開始を判断し(ST41)、接続機器などに対して問合せを行ったり、各種スイッチの状態に基づいて、接続されているオプションを判断する(ST42)。ついで、CPU110は接続されているオプションに基づいて、電力設定テーブル94aからウォーミングアップ(WUP)処理時の電力量とプレラン処理時の電力量を読み出す(ST43)。
【0120】
これにより、CPU110は誘導加熱装置58aのフォトカプラ114を介してCPU113へIHオン信号と上記読出したウォーミングアップ(WUP)処理時の電力量(電力設定)とを出力する(ST44)。
【0121】
これにより、CPU113は供給される電力量に基づいて高周波オン、オフ回路116の電力を設定するとともに、供給されるIHオン信号を高周波オン、オフ回路116に出力する(ST45)。高周波オン、オフ回路116は、上記CPU113からのIHオン信号が供給されている際に、上記CPU113により設定されている電力を出力ポート117、117を介してコイル105に印加する(ST46)。
【0122】
この高周波オン、オフ回路116からコイル105に高周波電流が供給されることにより、コイル105から高周波磁界が発生し、この高周波磁界によって加熱ローラ58bに渦電流が生じ、渦電流と加熱ローラ58bの抵抗とによる渦電流損に基づき、加熱ローラ58bが自己発熱する。
【0123】
この状態において、CPU113はオプションの接続状態に依存するウォーミングアップ(WUP)処理時の電力量と温度検知器100によリ検知される室温に基づいて内部メモリ113aから読出したエラー検知時間と上記IHオン信号の出力開始時からの経過時間とに基づいて、エラーが発生しているか否かを判断する(ST47)。つまり、経過時間がエラー検知時間を越えた際に、エラーを判断する。この結果、CPU113はエラーを判断した場合、上記IHオン信号の出力を停止する(ST48)。これにより、誘導加熱装置58aによるコイル105への高周波電流の供給が遮断され、加熱ローラ58bの発熱が停止する(ST49)。
【0124】
また、上記エラーが判断されず、CPU110がサーミスタ107a、107bによる加熱ローラ58bの表面温度がウォーミングアップの終了温度に達したと判断した際に(ST50)、CPU110はウォーミングアップの終了、プレランの開始を判断する(ST51)。この際、CPU110はCPU113へのIHオン信号を一旦、IHオフ信号を出力する。
【0125】
これにより、CPU110はCPU113へ新たにIHオン信号を出力し上記読出したプレラン処理時の電力量とを出力する(ST52)。
【0126】
これにより、CPU113は供給される電力量に基づいて高周波オン、オフ回路116の電力を設定するとともに、供給されるIHオン信号を高周波オン、オフ回路116に出力する(ST53)。高周波オン、オフ回路116は、上記CPU113からのIHオン信号が供給されている際に、上記CPU113により設定されている電力を出力ポート117、117を介してコイル105に印加する(ST54)。
【0127】
この高周波オン、オフ回路116からコイル105に高周波電流が供給されることにより、コイル105から高周波磁界が発生し、この高周波磁界によって加熱ローラ58bに渦電流が生じ、渦電流と加熱ローラ58bの抵抗とによる渦電流損に基づき、加熱ローラ58bが自己発熱する。
【0128】
この状態において、CPU110は定着装置58の加熱ローラ58bを回転させ、加熱ローラ58bによる全体の表面温度を均一化させるプレラン処理を実行する(ST55)。
【0129】
また、CPU110は、プレラン処理の終了を判断し(ST56)、他の初期処理が終了した時点で、レディ状態となる(ST57)。
【0130】
上記したように、オプションの接続状態に依存するウォーミングアップ(WUP)処理時の電力量と室温とにより、ウォーミングアップ処理におけるIHオン信号の連続時間と比較するエラー検知時間を変更するようにしたことにより、つまり電力量が高く室温が高いとき短いエラー検知時間とし、電力量が低く室温が低いとき長いエラー検知時間とすることにより、電力量が高く室温が高いとき定着装置58つまり加熱ローラ58bの表面が温まり易いのでエラー検知時間を短くし、電力量が低く室温が低いとき定着装置58つまり加熱ローラ58bの表面が温まり難いのでエラー検知時間を長くしている。
【0131】
また、プレラン処理時、レディ中、プリント中も、上記ウォーミングアップ処理時と同様に、IHオン信号の連続時間と比較するエラー検知時間を電力量と室温により変更することにより、CPU113によりエラー検知を行うようにしても良い。
【0132】
[実施例の効果]
上記したように、CPU110の暴走等によりエラーが発生してしまった場合でも、誤ってコイル105に高周波電流が供給され、加熱ローラ58bの発熱温度が所定温度以上となってしまうことを防止できる。
【0133】
室温等の環境に即したエラー検知時間で対応できる。
【0134】
また、オプションの接続状態に依存する電力設定に即したエラー検知時間で対応できる。
【0135】
さらに、室温等の環境とオプションの接続状態に依存する電力設定とに即したエラー検知時間で対応できる。
【0136】
すなわち、従来、本体のLGC(レギュレーションコントローラ)のCPUが暴走し、本体のLGCのCPUからのIHオン信号が連続して出力される可能性が有り、定着装置が異常過熱状態となって焼損に到る可能性があるという欠点を、上述した本発明により回避できる。
【0137】
上記したように、誘導加熱装置の内部のCPUに誤ってIHオン信号が連続して供給された場合でも、室温に基づいて、あるいはオプションの接続状態に依存する電力設定に基づいて、あるいはその両方に基づいて、決定されるエラー検知時間を超過した際に、高周波オン、オフ回路へのIHオン信号の供給を遮断し、高周波オン、オフ回路の発振を停止し、高周波オン、オフ回路からコイルへの高周波電流の供給が禁止されているものである。
【0138】
これにより、過熱、発火等の危険を防止できる。
[第4の実施形態]
第4の実施形態として信号線S1の断線、あるいはアンド回路112の入力信号線の断線、あるいはアンド回路112の故障により、CPU110が誘導加熱装置のオフを設定しているにも係らず、IHオン信号がCPU113へ供給されている際の安全対策について、図9に示すフローチャートを参照しつつ、説明する。
【0139】
すなわち、上記レディ中、プリント中において、サーミスタ107a、107bの検知温度に基づいて、温度制御回路111からのIHオン信号あるいはIHオフ信号がCPU113に供給されることにより、CPU113が高周波オン、オフ回路116を制御して定着装置58つまり加熱ローラ58bによる加熱制御を行う。
【0140】
この状態において、CPU110はサーミスタ107a、107bの検知温度が異常温度に達していると判断した場合(ST61)、アンド回路112への許可信号の供給を遮断するとともに、信号線S2による電力設定信号を0W(ゼロワット)に設定する(ST62)。
【0141】
これにより、CPU113はフォトカプラ114を介してアンド回路112からのIHオフ信号が供給された際(ST63)、高周波オン、オフ回路116をオフすることにより(ST64)、誘導加熱装置58aによるコイル105への高周波電流の供給が遮断され、加熱ローラ58bによる自己発熱が停止する(ST65)。
【0142】
また、CPU113はフォトカプラ114を介して電力設定信号として0Wが供給された際(ST66)、高周波オン、オフ回路116への電力供給をゼロワットにすることにより(ST67)、誘導加熱装置58aによるコイル105への高周波電流の供給が遮断され、加熱ローラ58bによる自己発熱が停止する(ST68)。
【0143】
上記したように、IHオンオフ信号の信号線S1の断線、アンド回路112の入力信号線の断線、アンド回路112の故障等にて、CPU110あるいは温度制御回路111が誘導加熱装置58aのオフを設定しているにも関わらずIHオン信号が誘導加熱装置58a側のCPU113に送られた場合であっても、電力設定を同時にゼロワットに設定するため、確実に誘導加熱装置58aによる動作をストップさせることができる。
【0144】
また、電力設定側の信号線(3本線(3ビット))の一部が断線した場合も、逆にIHオンオフ信号がオフされているため、誘導加熱装置58a側の動作をストップすることができる。
【0145】
さらに、異常の度合いによっては、5VSW1をオフすることでフォトカップラの動作をストップさせ、確実に異常時に加熱停止が可能となる。
【0146】
以上のように、2重3重の加熱防止策を講じることができる。
【0147】
【発明の効果】
以上詳述したようにこの発明によれば、コイルから高周波磁界を発生させることにより加熱部材に渦電流を生じさせ、渦電流損に基づいて加熱部材を自己発熱させる誘導加熱装置を有し、この加熱部材の自己発熱により記録媒体上の現像剤像を定着させる定着装置を有するものにおいて、環境に対処した処理を実現できる画像形成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の実施形態を説明するためのデジタル複写機の概略構成を示す図。
【図2】図2は、デジタル複写機の制御回路の内部構成を説明するためのブロック図。
【図3】図3は、電力設定テーブルの記憶例を示す図。
【図4】図4は、定着装置の要部の構成を示す図。
【図5】図5は、加熱ローラに対する要部の制御回路を示す図。
【図6】図6は、ウォーミングアップ処理における誘導加熱装置のCPUでのエラー処理を説明するためのフローチャート。
【図7】図7は、ウォーミングアップ処理における誘導加熱装置のCPUでのエラー処理を説明するためのフローチャート。
【図8】図8は、ウォーミングアップ処理における誘導加熱装置のCPUでのエラー処理を説明するためのフローチャート。
【図9】図9は、異常温度検知時の処理を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1…デジタル複写機、2…装置本体、4…スキャナ部、6…プリンタ部、58…定着装置、58a…誘導加熱装置、58b…加熱ローラ、58c…加圧ローラ、90…主制御部、105…コイル、107a…メインサーミスタ、107b…サブサーミスタ、110、113…CPU、111…温度制御回路、114…フォトカプラ、116…高周波オン、オフ回路、S1、S2…信号線。

Claims (3)

  1. 加熱部材の自己発熱により記録媒体上の現像剤像を定着させる定着装置を有する画像形成装置において、
    前記加熱部材上の温度を検知する検知部と、
    前記画像形成装置の動作状況と前記検知部からの検知結果に基づいた、電力設定信号と駆動信号とを出力する出力部と、
    前記画像形成装置の側面に設けられ、前記画像形成装置の設置場所の室温を検知する環境温度検知部と、
    前記駆動信号の連続出力時間をカウントする制御素子と、
    前記加熱部材に近接配置されたコイルと、
    前記コイルに高周波電流を供給する高周波発生回路と、
    前記出力部から出力される前記電力設定信号と前記駆動信号とに応じて、前記高周波発生回路を介して前記コイルへ電力を供給し、前記検知部が検知する温度が所定の温度となるよう制御し、前記コイルから高周波磁界を発生させることにより前記加熱部材に渦電流を生じさせ、渦電流損に基づいて前記加熱部材を自己発熱させる誘導加熱装置とを有し、
    前記誘導加熱装置は、前記駆動信号の前記連続出力時間が前記環境温度検知部の検知温度に応じて設定されている時間を越えたと前記制御素子が判断した場合、異常と判断して前記コイルへの電力供給を停止することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成装置のオプションの接続状態に応じて、前記出力部は、前記誘導加熱装置が前記コイルへ供給する電力を変更すると共に、前記誘導加熱装置は、前記エラー検知時間を変更することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記加熱部材の温度を電源投入時に所定温度まで上昇させるウォーミングアップ処理時において、
    前記誘導加熱装置は、前記環境温度検知部により検知された温度が第1の温度である場合、前記出力部から出力された前記駆動信号の前記連続出力時間が第1の時間に到達した時に前記高周波発生回路による前記コイルに対する前記高周波電流の供給を停止し、前記環境温度検知部により検知された温度が前記第1の温度よりも低い第2の温度である場合、前記出力部から出力された前記駆動信号の前記連続出力時間が前記第1の時間よりも長い第2の時間に到達した時に前記高周波発生回路による前記コイルに対する前記高周波電流の供給を停止することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
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