JPH09305060A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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Publication number
JPH09305060A
JPH09305060A JP8146511A JP14651196A JPH09305060A JP H09305060 A JPH09305060 A JP H09305060A JP 8146511 A JP8146511 A JP 8146511A JP 14651196 A JP14651196 A JP 14651196A JP H09305060 A JPH09305060 A JP H09305060A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
heating
fixing device
image forming
temp
Prior art date
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Pending
Application number
JP8146511A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Sawamura
栄二 沢村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP8146511A priority Critical patent/JPH09305060A/ja
Publication of JPH09305060A publication Critical patent/JPH09305060A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子写真方式を用いた画像形成装置におい
て、室温などの条件によりウォーミングアップに要する
時間を変更できる定着装置を提供する。 【解決手段】 加熱ローラ2を加熱する加熱手段3と、
加熱ローラ2の温度を測定するための温度検知手段4
と、制御装置13とを有し、上記加熱手段3の動作開始
から設定時間内に加熱ローラ2が所定温度に達しないと
き上記制御装置13が上記加熱手段3の作動を停止させ
る画像形成装置の定着装置において、画像形成装置内の
温度を測定する機内温度測定手段5を設け、該機内温度
測定手段が測定した温度によって上記制御装置13が上
記設定時間を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式を用
いた画像形成装置における定着装置に関し、特に、画像
形成装置をウォーミングアップする際の、温度管理に関
する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を用いた画像形成装置で
は、電源を投入すると、加熱手段が定着装置を加熱し始
め、定着装置を所定の温度まで上昇させてから複写が行
われるようになっている。しかしながら、加熱装置が故
障して加熱しない場合には、いつまでも使用することが
できなくなる。
【0003】そこで、特開昭58−11978号では、
予め設定された時間内に所定の温度まで上昇しない場合
には、定着装置に異常が生じたと判断してサービスマン
コールをオペレーションパネル上に点灯させ、画像形成
動作ができないようにした定着器の異常検出装置が提案
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来技
術だと、例えば、室温が氷が張るように低い温度の場
合、装置そのもの及び入力電圧がいずれも正常にもかか
わらず、予め設定した時間内に設定温度に達しないとい
うことでサービスマンコールが点灯してしまう。そし
て、いちいちサービスマンが来訪しそのコールを消さな
ければならないといった問題があった。
【0005】このような問題を解消する為に、単に、設
定時間を長くすると、今度は室温が正常な場合には、異
常の検出が遅れてしまうという問題を生じる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
の解決を図ったもので、室温などの雰囲気温度によりウ
ォーミングアップに要する時間を変更できる定着装置を
提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、加熱ローラの加熱手段と、加熱ローラの
温度を測定する温度検知手段と、制御装置とを有し、上
記加熱手段の動作開始から設定時間内に加熱ローラが所
定温度に達しないとき上記制御装置が上記加熱手段の作
動を停止させる画像形成装置の定着装置において、画像
形成装置内の温度を測定する機内温度測定手段を設け、
該機内温度測定手段が測定した温度によって上記制御装
置が上記設定時間を変更可能なことを特徴としている。
【0008】また、上記温度検知手段が上記機内温度測
定手段を兼ね、画像形成装置内の温度も測定する構成と
したり、上記機内温度を複数の温度範囲に区分けし、各
温度範囲に対して上記設定時間を決定する構成とした
り、上記設定時間を、複数のモードのそれぞれに対して
設定した構成とすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を図面によ
って説明する。図1は、本発明の定着装置の要部構成を
示す図である。この定着装置は、電子写真方式を用いた
画像形成装置内に設置されているものである。同図にお
いて、1は加圧ローラで、2は加熱ローラである。加熱
ローラ2の内部には、電熱式ヒーターなどの加熱手段3
が設けられている。加熱ローラ2の温度は、サーミスタ
からなる温度検知手段4でモニターされる。符号5は、
機内温度測定手段で、画像形成装置内の温度を測定する
ためのものである。
【0010】図2は本発明の定着装置のブロック図であ
る。温度検知手段4は、検出回路11と比較回路12を
介して制御装置13に接続される。制御装置13には、
コンピュータのCPUが使用されている。加熱手段3は
温度制御回路14を介して制御装置13に接続され、温
度制御回路14は、比較回路12にも接続されている。
機内温度測定手段5は、検出回路15を介して制御装置
13に接続される。16は画像形成装置のウォームアッ
プ中を示すウェイトランプ、17はトラブル発生を示す
トラブルランプである。また、18は画像形成装置のメ
インモータで、画像形成を行うために装置全体を駆動す
るモータである。
【0011】次に作用を説明する。画像形成装置の図示
しない起動スイッチがオンされると、機内温度測定手段
5が画像形成装置内の温度を測定し、検出回路15を介
して制御装置13に機内温度を伝達する。制御装置13
は、予めインストールされているプログラムにより、機
内温度測定手段5の測定した温度に対する定着温度(設
定温度)を決定し、同時にこの設定温度に達するまでの
時間を決め、温度制御回路14を介して加熱手段3をオ
ンにする。同時にウェイトランプ16が点灯され、プリ
ント入力を拒否する。
【0012】加熱手段3が加熱ローラを加熱し始める
と、温度検知手段4が加熱ローラの温度を検出回路11
で監視し、比較回路12に出力する。比較回路12で
は、予め設定された設定温度と比較し、その差を制御装
置13と温度制御回路14の双方に入力する。温度制御
回路14では、電源のオンオフ等の制御を行い、制御装
置13ではタイマーをカウントする。
【0013】設定時間は、スタンバイモードと動作モー
ドのようにモード別に設定するとよい。例えば画像形成
装置内の温度が15℃のとき、スタンバイモード時は3
0秒、動作モード時は40秒とし、これ以上の時間がか
かる場合は、故障と判断して加熱手段3をオフにし、ト
ラブルランプ17を点灯させ、メインモータ18に停止
信号を送る。
【0014】また例えば機内温度が0℃の場合は、スタ
ンバイモードでは40秒、動作モードは50秒とし、こ
れ以上加熱信号が続くときに故障と判断させる。このよ
うにすれば、朝の始業時に、画像形成装置の立ち上げを
する場合、温度が低くても、高くても、適当な時間に設
定できるので、誤動作を防止することができる。
【0015】図3は本発明の定着装置の別の実施例を示
すブロック図である。大部分が図2の実施例と共通して
いるが、この実施例では、機内温度測定手段5を設け
ず、温度検知手段4で兼用していることに特徴がある。
【0016】温度検知手段4は、加熱手段3が加熱して
いるときは、加熱ローラ2の温度を検出するが、朝の始
業時などのように、加熱手段3が加熱していない状態が
永く続いている場合には、画像形成装置内の温度を測定
できることになる。
【0017】すなわち、画像形成装置の電源がオンにな
ると、温度検知手段4は、そのときの機内温度を測定
し、制御装置13はその温度に基づいて定着温度の設
定、電源のオンオフ等の制御をするとともに、設定温度
に到達するまでの時間を設定する。この時間は、スタン
バイモードと動作モードのそれぞれについて設定するこ
ともできる。
【0018】制御装置13には、機内温度に対応した設
定時間が、あらかじめ記憶されている。たとえば、−1
0〜0℃の時は45秒、0〜30℃の時は30秒、30
〜80℃の時は20秒といった具合である。もし温度検
知手段4で測定した加熱ローラ2の温度が0℃であれ
ば、制御装置13のタイマがカウントを開始し、スタン
バイモード時45秒、動作モード時55秒以上信号が続
く時は故障と判断してヒータ4を切り、トラブルランプ
17を点灯させるとともにメインモータ18に停止信号
を送る。
【0019】
【発明の効果】以上に説明したように、画像形成装置の
機内の温度によってウォームアップ時の異常検知設定時
間を与えているので、トラブル発生に関する誤動作を防
止することができる。
【0020】加熱ローラの温度を測定する温度検知手段
に、装置内の温度を測定する機内温度測定手段を兼ねさ
せると、機内温度測定手段が不用になり、定着装置の製
造コストを下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の定着装置の1実施例を示す要部構成図
である。
【図2】図1の定着装置のブロック図である。
【図3】本発明の他の実施例のブロック図である。
【符号の説明】
2 加熱ローラ 3 加熱手段 4 温度検知手段 5 機内温度測定手段 13 制御装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱ローラの加熱手段と、加熱ローラの
    温度を測定する温度検知手段と、制御装置とを有し、上
    記加熱手段の動作開始から設定時間内に加熱ローラが所
    定温度に達しないとき上記制御装置が上記加熱手段の作
    動を停止させる画像形成装置の定着装置において、画像
    形成装置内の温度を測定する機内温度測定手段を設け、
    該機内温度測定手段が測定した温度によって上記制御装
    置が上記設定時間を変更可能なことを特徴とする定着装
    置。
  2. 【請求項2】 上記温度検知手段が上記機内温度測定手
    段を兼ね、画像形成装置内の温度も測定することを特徴
    とする請求項1記載の定着装置。
  3. 【請求項3】 上記機内温度を複数の温度範囲に区分け
    し、各温度範囲に対して上記設定時間を決定することを
    特徴とする請求項1又は2記載の定着装置。
  4. 【請求項4】 上記設定時間を、複数のモードのそれぞ
    れに対して設定したことを特徴とする請求項1から3の
    いずれかに記載の定着装置。
JP8146511A 1996-05-17 1996-05-17 定着装置 Pending JPH09305060A (ja)

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JP8146511A JPH09305060A (ja) 1996-05-17 1996-05-17 定着装置

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JP8146511A Pending JPH09305060A (ja) 1996-05-17 1996-05-17 定着装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003098870A (ja) * 2001-09-19 2003-04-04 Toshiba Tec Corp 画像形成装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003098870A (ja) * 2001-09-19 2003-04-04 Toshiba Tec Corp 画像形成装置
JP2008209958A (ja) * 2001-09-19 2008-09-11 Toshiba Tec Corp 画像形成装置
JP4634487B2 (ja) * 2001-09-19 2011-02-16 東芝テック株式会社 画像形成装置
JP4633996B2 (ja) * 2001-09-19 2011-02-16 東芝テック株式会社 画像形成装置

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