JPH09230740A - 電気ヒータ制御装置 - Google Patents

電気ヒータ制御装置

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JPH09230740A
JPH09230740A JP3611596A JP3611596A JPH09230740A JP H09230740 A JPH09230740 A JP H09230740A JP 3611596 A JP3611596 A JP 3611596A JP 3611596 A JP3611596 A JP 3611596A JP H09230740 A JPH09230740 A JP H09230740A
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JP
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electric heater
power supply
heater
voltage
angle
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JP3611596A
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Kazuo Ogawa
和夫 小川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、電気ヒータオフ時に交流電源に電
圧変動を起こさせ電気ヒータ印加電圧波形の位相角制御
により高調波電流が流れて交流電源に電圧波形歪みを発
生させるという課題を解決しようとするものである。 【解決手段】 この発明は、交流電源13から電気ヒー
タ11への通電をオン/オフ制御する電気ヒータ制御装
置において、電気ヒータ11をオフさせるときに、一旦
交流電源13から電気ヒータ11への通電角を0°より
大きく、180°より小さく制御してから、通電角を0
°にする制御手段16を備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリなどの画像形成装置の熱定着装置等に
用いられ、ハロゲンヒータなどの電気ヒータを制御する
電気ヒータ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、交流電源に接続される装置は、交
流電源に対して与える電圧変動と高調波電流の妨害が少
ない装置が求められている。従来より、複写機、プリン
タ、ファクシミリなどの電子写真装置等からなる画像形
成装置には、熱定着装置の熱源となる電気ヒータとして
ハロゲンランプを使用し、このハロゲンランプに交流電
源から通電している。このハロゲンランプは、消費電力
が1kW前後と大きく、オン時には10A前後の大きな
電流が流れる。また、ハロゲンランプは、オフ状態から
オンした時には定常時の10倍ぐらいの突入電流が流れ
る。
【0003】特開平3ー27077号公報には、電気ヒ
ータをオンする時にヒータに流れる交流電圧波形の位相
角制御を行うことで、ヒータへの突入電流を防止する電
子写真プリンタの定着温度制御方法が記載されている。
この方法は、具体的には、ヒータをオンする時に、ま
ず、交流電源からヒータへの通電角(交流電源からヒー
タへの通電を行う位相角)を小さくし、この通電角を徐
々に大きくすることにより、突入電流を小さく押えて交
流電源の電圧変動を小さくする方法である。
【0004】また、特開平6ー242644号公報に
は、両面ユニットや大量給紙ユニット等のオプションを
装着して、システムを構成する画像形成装置において、
該画像形成装置本体の制御基板上に、上記オプションの
装着状態を記憶しておくROMテーブルを設け、CPU
は上記ROMテーブルを参照してその時のオプションの
装着状態および動作状態を検知し、それにより該システ
ムの電源負荷容量を管理することを特徴とする画像形成
装置が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記画像形成装置で
は、熱定着装置の熱源となる電気ヒータとして使用して
いるハロゲンランプは、オン時には10A前後の大きな
電流が流れ、オフ状態からオンした時には定常時の10
倍ぐらいの突入電流が流れるので、この大きな電流を熱
定着装置が消費することにより、この熱定着装置が接続
されている交流電源に電圧変動を生じさせてしまい、こ
の交流電源に接続されている近くの照明装置の照明にち
らつきを発生させてしまう。
【0006】この対策としては、電気ヒータをオンする
時にヒータに印加される交流電圧波形の位角相制御を行
うことで、ヒータへの突入電流を防止する電子写真プリ
ンタの定着温度制御方法が上記特開平3ー27077号
公報に記載されている。しかし、この方法では、ヒータ
をオフするときは、10A前後流れていたヒータの消費
電流が0になって急激に減少するので、交流電源が電圧
変動を起こしてしまう。
【0007】また、ヒータに印加される交流電圧波形の
位相角制御を行うので、高調波電流が流れ、交流電源に
電圧波形歪みを発生させてしまう。この電圧波形歪みが
大きくなると、ヒータと同じ交流電源に接続されている
受電設備の進相コンデンサが発熱し、その時間が長く続
くと進相コンデンサの発熱破損につながるので、長い時
間、大きな高調波電流を流すことはできない。したがっ
て、位相角制御を行う時間が短いと電圧変動による交流
電源妨害が大きくなり、位相角制御を行う時間が長いと
高調波電流による交流電源妨害が大きくなる。
【0008】本発明は、電気ヒータオフ時の電流変化を
緩やかにして交流電源の電源電圧変動を小さくすること
ができ、かつ、高調波電流発生時間を短くすることがで
きて高調波電流が交流電源に及ぼす影響を小さくするこ
とができる電気ヒータ制御装置を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、交流電源から電気ヒータへ
の通電をオン/オフ制御する電気ヒータ制御装置におい
て、前記電気ヒータをオフさせるときに、一旦前記交流
電源から前記電気ヒータへの通電角を0°より大きく、
180°より小さく制御してから、前記通電角を0°に
する制御手段を備えたものであり、電気ヒータオフ時の
電流変化を緩やかにして交流電源の電源電圧変動を小さ
くすることができる。
【0010】請求項2に係る発明は、請求項1記載の電
気ヒータ制御装置において、前記制御手段は、前記電気
ヒータをオフさせるときに前記通電角を大きい値から段
階を踏んで減少させ、その各段階の通電角は前記通電角
を大きい値から段階を踏んで減少させたときの消費電流
の差が各段階間で略同一になるような値とするものであ
り、電気ヒータオフ時の電流変化を緩やかにして交流電
源の電源電圧変動を小さくすることができる。
【0011】請求項3に係る発明は、請求項1記載の電
気ヒータ制御装置において、前記制御手段は、前記電気
ヒータをオフさせるときに前記通電角を制御する時間を
300ミリ秒間から1秒間とするものであり、高調波電
流発生時間を短くすることができて高調波電流が交流電
源に及ぼす影響を小さくすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は請求項1〜3に係る発明の
一実施形態を示し、図2はその各部の出力波形を示す。
この実施形態は、複写機、プリンタ、ファクシミリなど
の画像形成装置の熱定着装置に用いられ、ハロゲンヒー
タ等の電気ヒータを制御する電気ヒータ制御装置の一実
施形態である。
【0013】1000Wのハロゲンランプからなる電気
ヒータ(以下ハロゲンヒータと呼ぶ)11は、スイッチ
ング素子であるトライアック12を介して100V、5
0Hzの交流電源13の両端間に接続される。ハロゲン
ヒータ11を熱源として用いた熱定着装置は、温度セン
サであるサーミスタ14が取り付けられ、このサーミス
タ14により定着温度が検知される。また、ゼロクロス
検知回路15は交流電源13からの交流電圧波形が0V
をクロスするゼロクロス点を検知してゼロクロス信号を
出力する。
【0014】熱定着装置を制御する制御手段としてのマ
イコン(マイクロコンピュータ)16は、サーミスタ1
4からの温度信号により熱定着装置の定着温度を検知し
て設定温度と比較し、定着温度が設定温度より低い時に
はゼロクロス検知回路15からのゼロクロス信号により
交流電源13の半周期に1回づつ、トリガ信号をトラン
ジスタ17、絶縁のためのフォトトライアック18を介
してトライアック12に送ってトライアック12を所定
の通電角でオンさせることにより、交流電源13からハ
ロゲンヒータ11に通電させてハロゲンヒータ11を発
熱させる。
【0015】また、マイコン16は、定着温度が設定温
度より高くなければ、ゼロクロス検知回路15からのゼ
ロクロス信号により所定の通電角のトリガ信号を発生し
てそのトリガ信号をトランジスタ17及びフォトトライ
アック18を介してトライアック12に送った後にトリ
ガ信号の発生を停止することにより、交流電源13から
ハロゲンヒータ11への通電を止める。
【0016】図3は本実施形態の電気ヒータオフ動作開
始後時間と交流電源13からハロゲンヒータ11への通
電角との関係を示し、図4は本実施形態の電気ヒータオ
フ動作開始後時間とハロゲンヒータ11に流れる電流と
の関係を示す。マイコン16は、ハロゲンヒータ11を
オフさせる時には、まず、100ミリ秒間、すなわち、
交流電源13の交流電圧の5周期の間は交流電源13か
らトライアック12を介してハロゲンヒータ11を通電
角120°で通電させる。つまり、マイコン16は、ゼ
ロクロス検知回路15からのゼロクロス信号により交流
電源13の交流電圧の5周期の間、交流電源13の交流
電圧のゼロクロス点を基準としてハロゲンヒータ11の
通電角が120°となるトリガ信号をトランジスタ17
及びフォトトライアック18を介してトライアック12
に送ってトライアック12を120°の通電角でオンさ
せることにより、交流電源13からハロゲンヒータ11
に通電させる。
【0017】マイコン16は、次の100ミリ秒間に
は、交流電源13からトライアック12を介してハロゲ
ンヒータ11を通電角90°で通電させ、つまり、ゼロ
クロス検知回路15からのゼロクロス信号により交流電
源13の交流電圧の5周期の間、交流電源13の交流電
圧のゼロクロス点を基準としてハロゲンヒータ11の通
電角が90°となるトリガ信号をトランジスタ17及び
フォトトライアック18を介してトライアック12に送
ってトライアック12を90°の通電角でオンさせるこ
とにより、交流電源13からハロゲンヒータ11に通電
させる。
【0018】マイコン16は、次の100ミリ秒間に
は、交流電源13からトライアック12を介してハロゲ
ンヒータ11を通電角60°で通電させ、つまり、ゼロ
クロス検知回路15からのゼロクロス信号により交流電
源13の交流電圧の5周期の間、交流電源13の交流電
圧のゼロクロス点を基準としてハロゲンヒータ11の通
電角が60°となるトリガ信号をトランジスタ17及び
フォトトライアック18を介してトライアック12に送
ってトライアック12を60°の通電角でオンさせるこ
とにより、交流電源13からハロゲンヒータ11に通電
させる。
【0019】そして、マイコン16は、ハロゲンヒータ
オフ動作開始後300ミリ秒が過ぎると、交流電源13
からハロゲンヒータ11への通電角を0°にし、つま
り、ゼロクロス検知回路15からのゼロクロス信号によ
り交流電源13の交流電圧の5周期の間、交流電源13
の交流電圧のゼロクロス点を基準とするトリガ信号の発
生を停止してトライアック12をオフさせることによ
り、交流電源13からハロゲンヒータ11への印加電圧
を0にする。なお、図1において、19〜21は抵抗で
ある。
【0020】このように、ハロゲンヒータ11をオフさ
せる時に交流電源13からハロゲンヒータ11への印加
電圧の位相角制御を行うことにより、ハロゲンヒータ1
1の消費電流の減少を緩やかにすることができる。交流
電源13の電圧変動は、ハロゲンヒータ11の消費電流
の減少を緩やかにすることにより、小さくすることがで
きる。
【0021】このとき、交流電源13からハロゲンヒー
タ11への通電角は、通電角を120°という大きい値
から段階を踏んで90°、60°、0°というように減
少させたときの消費電流の差が各段階間で略同一になる
ような値に選択することにより、更にハロゲンヒータ1
1の消費電流の減少が緩やかになり、交流電源13の電
圧変動を小さくすることができる。
【0022】また、高調波電流が発生する、交流電源1
3からハロゲンヒータ11への通電角が180°未満で
ある状態を300ミリ秒という短い時間にすることによ
り、高調波電流が交流電源13に及ぼす影響を小さくす
ることができる。また、ハロゲンヒータ11の消費電力
が1000Wよりもっと大きい場合などでハロゲンヒー
タ11の消費電流が大きい場合には、マイコン16はハ
ロゲンヒータ11をオフさせる時に交流電源13からハ
ロゲンヒータ11への通電角を140°、120°、1
00°、90°、80°、60°、40°というように
もっと細かい間隔で減少させるとよい。この場合は、交
流電源13の電圧変動を小さくすることができる。但
し、マイコン16がハロゲンヒータ11をオフさせる時
に交流電源13からハロゲンヒータ11への通電角を制
御する時間は、合計で300ミリ秒から1秒までが良
く、それ以上では高調波電流が発生する時間が長くなる
ので、適切でない。
【0023】また、マイコン16は、ハロゲンヒータ1
1をオンさせる時には、まず、100ミリ秒間、交流電
源13からトライアック12を介してハロゲンヒータ1
1を通電角60°で通電させ、つまり、ゼロクロス検知
回路15からのゼロクロス信号により交流電源13の交
流電圧の5周期の間、交流電源13の交流電圧のゼロク
ロス点を基準としてハロゲンヒータ11の通電角が60
°となるトリガ信号をトランジスタ17及びフォトトラ
イアック18を介してトライアック12に送ってトライ
アック12を60°の通電角でオンさせることにより、
交流電源13からハロゲンヒータ11に通電させる。
【0024】マイコン16は、次の100ミリ秒間に
は、交流電源13からトライアック12を介してハロゲ
ンヒータ11を通電角80°で通電させ、つまり、ゼロ
クロス検知回路15からのゼロクロス信号により交流電
源13の交流電圧の5周期の間、交流電源13の交流電
圧のゼロクロス点を基準としてハロゲンヒータ11の通
電角が80°となるトリガ信号をトランジスタ17及び
フォトトライアック18を介してトライアック12に送
ってトライアック12を80°の通電角でオンさせるこ
とにより、交流電源13からハロゲンヒータ11に通電
させる。
【0025】マイコン16は、次の100ミリ秒間に
は、交流電源13からトライアック12を介してハロゲ
ンヒータ11を通電角100°で通電させ、つまり、ゼ
ロクロス検知回路15からのゼロクロス信号により交流
電源13の交流電圧の5周期の間、交流電源13の交流
電圧のゼロクロス点を基準としてハロゲンヒータ11の
通電角が100°となるトリガ信号をトランジスタ17
及びフォトトライアック18を介してトライアック12
に送ってトライアック12を100°の通電角でオンさ
せることにより、交流電源13からハロゲンヒータ11
に通電させる。
【0026】そして、マイコン16は、ハロゲンヒータ
オン動作開始後300ミリ秒が過ぎると、交流電源13
からトライアック12を介してハロゲンヒータ11を通
電角180°で通電させ、つまり、ゼロクロス検知回路
15からのゼロクロス信号により交流電源13の交流電
圧の5周期の間、交流電源13の交流電圧のゼロクロス
点を基準としてハロゲンヒータ11の通電角が180°
となるトリガ信号をトランジスタ17及びフォトトライ
アック18を介してトライアック12に送ってトライア
ック12を180°の通電角でオンさせることにより、
交流電源13の電圧を100%ハロゲンヒータ11に通
電させる。
【0027】このように、ハロゲンヒータ11をオンさ
せる時に交流電源13からハロゲンヒータ11への通電
角を60°という小さい値から段階を踏んで300ミリ
秒間かけて大きくすることにより、突入電流を小さくす
ることができ、交流電源13の電圧変動を小さくするこ
とができる。また、ハロゲンヒータ11をオンさせる時
には、交流電源13からハロゲンヒータ11への通電角
の小さい値の段階を多くして突入電流を小さく押えた方
が、ハロゲンヒータ11の消費電流の増加が緩やかにな
り、交流電源13の電圧変動を小さくすることができ
る。
【0028】以上のように、この実施形態は、請求項1
に係る発明の実施形態であって、交流電源13から電気
ヒータ11への通電をオン/オフ制御する電気ヒータ制
御装置において、前記電気ヒータ11をオフさせるとき
に、一旦前記交流電源13から前記電気ヒータ11への
通電角を0°より大きく、180°より小さく制御して
から、前記通電角を0°にするマイコンからなる制御手
段16を備えたので、電気ヒータオフ時の電流変化を緩
やかにして交流電源の電源電圧変動を小さくすることが
できる。
【0029】また、この実施形態は、請求項2に係る発
明の実施形態であって、請求項1記載の電気ヒータ制御
装置において、前記制御手段16は、前記電気ヒータ1
1をオフさせるときに前記通電角を大きい値から段階を
踏んで減少させ、その各段階の通電角は前記通電角を大
きい値から段階を踏んで減少させたときの消費電流の差
が各段階間で略同一になるような値とするので、電気ヒ
ータオフ時の電流変化を緩やかにして交流電源の電源電
圧変動を小さくすることができる。
【0030】また、この実施形態は、請求項3に係る発
明の実施形態であって、請求項1記載の電気ヒータ制御
装置において、前記制御手段16は、前記電気ヒータ1
1をオフさせるときに前記通電角を制御する時間を30
0ミリ秒間から1秒間とするので、高調波電流発生時間
を短くすることができ、高調波電流が交流電源に及ぼす
影響を小さくすることができる。なお、本発明は、上記
実施形態に限定されるものではなく、例えばハロゲンヒ
ータ以外の電気ヒータを制御する電気ヒータ制御装置に
適用することができる。
【0031】
【発明の効果】以上のように請求項1に係る発明によれ
ば、交流電源から電気ヒータへの通電をオン/オフ制御
する電気ヒータ制御装置において、前記電気ヒータをオ
フさせるときに、一旦前記交流電源から前記電気ヒータ
への通電角を0°より大きく、180°より小さく制御
してから、前記通電角を0°にする制御手段を備えたの
で、電気ヒータオフ時の電流変化を緩やかにして交流電
源の電源電圧変動を小さくすることができる。
【0032】請求項2に係る発明は、請求項1記載の電
気ヒータ制御装置において、前記制御手段は、前記電気
ヒータをオフさせるときに前記通電角を大きい値から段
階を踏んで減少させ、その各段階の通電角は前記通電角
を大きい値から段階を踏んで減少させたときの消費電流
の差が各段階間で略同一になるような値とするので、電
気ヒータオフ時の電流変化を緩やかにして交流電源の電
源電圧変動を小さくすることができる。
【0033】請求項3に係る発明は、請求項1記載の電
気ヒータ制御装置において、前記制御手段は、前記電気
ヒータをオフさせるときに前記通電角を制御する時間を
300ミリ秒間から1秒間とするので、高調波電流発生
時間を短くすることができて高調波電流が交流電源に及
ぼす影響を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に係る発明の一実施形態を示す結線図
である。
【図2】同実施形態の各部の出力波形を示す波形図であ
る。
【図3】同実施形態の電気ヒータオフ動作開始後時間と
電気ヒータ通電角との関係を示す特性図である。
【図4】同実施形態の電気ヒータオン動作開始後時間と
電流との関係を示す特性図である。
【符号の説明】
11 電気ヒータ 12 トライアック 13 交流電源 14 サーミスタ 15 ゼロクロス検知回路 16 マイコン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流電源から電気ヒータへの通電をオン/
    オフ制御する電気ヒータ制御装置において、前記電気ヒ
    ータをオフさせるときに、一旦前記交流電源から前記電
    気ヒータへの通電角を0°より大きく、180°より小
    さく制御してから、前記通電角を0°にする制御手段を
    備えたことを特徴とする電気ヒータ制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の電気ヒータ制御装置におい
    て、前記制御手段は、前記電気ヒータをオフさせるとき
    に前記通電角を大きい値から段階を踏んで減少させ、そ
    の各段階の通電角は前記通電角を大きい値から段階を踏
    んで減少させたときの消費電流の差が各段階間で略同一
    になるような値とすることを特徴とする電気ヒータ制御
    装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の電気ヒータ制御装置におい
    て、前記制御手段は、前記電気ヒータをオフさせるとき
    に前記通電角を制御する時間を300ミリ秒間から1秒
    間とすることを特徴とする電気ヒータ制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008292881A (ja) * 2007-05-28 2008-12-04 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
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