JP2002304085A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002304085A
JP2002304085A JP2001106938A JP2001106938A JP2002304085A JP 2002304085 A JP2002304085 A JP 2002304085A JP 2001106938 A JP2001106938 A JP 2001106938A JP 2001106938 A JP2001106938 A JP 2001106938A JP 2002304085 A JP2002304085 A JP 2002304085A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は定着部の定着ヒータを電源電圧変動や
高調波電流の影響を解消して、効率的にかつ精度よく目
標温度に制御する画像形成装置を提供する。 【解決手段】トナー画像の転写された転写紙を加熱し
て、トナー画像を転写紙に定着させるに定着部5の定着
ローラ6を加熱する定着ヒータとして、少なくとも、A
C電源を整流して定着ヒータ駆動部3によりAC電源の
入力周波数よりも高い周波数でスイッチング制御して加
熱される定着ヒータ9と、定着ヒータ駆動部4によりA
C電源を直接オン/オフ制御して加熱される定着ヒータ
8と、を設け、待機時には、本体制御部2により定着ヒ
ータ9のみを動作させて定着ローラ6の温度制御を行
う。したがって、位相制御方式での高調波電流とオン/
オフ制御方式での電源電圧変動を解消することができ、
効率的にかつ高精度に定着ローラを定着温度に制御する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、詳細には、トナー画像を転写紙に定着させる定着部
の定着ヒータを電源電圧変動や高調波電流の影響を解消
して、効率的にかつ精度よく目標温度に制御する画像形
成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画情報に対応させて記録紙に付着させた
トナーを定着部で加熱することにより記録紙に定着させ
る画像形成装置、例えば、電子写真記録方式のファクシ
ミリ装置、複写装置、コピー装置等においては、画情報
に基づいて変調された光により感光体に静電潜像を形成
し、静電潜像の形成された感光体にトナーを付着して現
像する。この感光体に付着されたトナーを記録紙に転写
し、トナーの付着された記録紙を定着ヒータにより加熱
される定着ローラに搬送して、定着ローラによりトナー
を記録紙に定着させる。
【0003】そして、定着ローラは、定着ヒータにより
加熱されており、この定着ヒータは、一定温度に制御さ
れているとともに、過熱の防止処理が行なわれている。
【0004】すなわち、画像形成装置においては、定着
ヒータの温度をサーミスタ等により検出し、サーミスタ
の検出結果に基づいて制御回路により定着ヒータのオン
/オフを制御を行なって定着ヒータを一定温度に制御し
ている。また、制御回路の暴走等の異常発生時に備え
て、温度ヒューズやサーモスタットによる定着ヒータの
過熱保護を行なったり、アナログコンパレータによる定
着ヒータの過熱保護を行なっている。
【0005】そして、定着ヒータは、一般的に、タング
ステンのフィラメントをガラス管に不活性ガスとともに
封入したハロゲンヒータが用いられており、画像形成装
置は、このハロゲンヒータである定着ヒータを、トライ
アック等の半導体素子でAC電源の通電時間を制御する
ことで温度制御を行っている。
【0006】従来のカラー画像形成装置は、一般に、A
C電源のゼロクロスポイントから所定時間経過した後、
トライアックをON(オン)し、その後トライアックの
特性から極性が反転すると、OFF(オフ)となって、
ゼロクロスポイントからオンさせるまでの時間(位相
角)を制御することで、温度制御を行う位相制御方式
と、AC電源の半周期をオン/オフの最小単位とし、半
周期の途中では定着ヒータのオン/オフを行わないオン
/オフ制御方式の2種類の制御方式のいずれかで定着ヒ
ータ、ひいては、定着ローラの温度制御を行っている。
【0007】そして、定着ヒータは、低温時には、内部
抵抗の低下により電源投入時に大きな突入電流が流れる
ことが知られており、上記位相制御方式では、位相角を
徐々に広げていくソフトスタートを行うことができるた
め、大きな突入電流を防ぐことができ、また、位相角を
細かく制御することで、精度の高い温度制御を行うこと
ができる。
【0008】ところが、位相制御を行うと、AC電源の
入力電流が正弦波とはならないため、高調波電流を含ん
だ入力電流波形となってしまうという問題がある。
【0009】一方、オン/オフ制御方式は、入力電流が
流れる場合には、入力電流波形は正弦波となるため、高
調波電流が少ないことが利点として挙げられる。
【0010】ところが、オン/オフ制御方式では、オン
/オフの最小単位がAC電源の半周期のため、電源電圧
が変動するという問題がある。
【0011】これらの制御の問題を解決するために、定
着ヒータに接続されているAC電源を高周波でPWM制
御することにより入力電流を半周期の中を平均的に流
し、入力波形も正弦波に近い波形として、高調波、電圧
変動ともに解決できるPWM制御方式が知られている。
【0012】このようなPWM制御方式を用いた従来技
術としては、例えば、記録材上に着色材を定着する定着
手段としてヒータを備えた画像形成装置において、前記
ヒータとして用いる複数の発熱体と、前記発熱体の温度
を検出する検出手段と、前記検出手段の検出出力に応答
して、前記発熱体のそれぞれに流れる電流を個別的にP
WM駆動する制御手段とを具備した画像形成装置が提案
されている(特開平11−73057号公報参照)。
【0013】すなわち、この画像形成装置は、定着器に
複数のヒータを備えさせ、個々のヒータを電流スイッチ
ング素子を用いて高周波でスイッチングし、ヒータに流
す電流をPWM制御して全ヒータの発熱量を制御してい
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術にあっては、個々のヒータを高周波で電流
をスイッチング制御しているため、スイッチング素子等
での電力のロス分が発生し、電力消費が多いという問題
があった。
【0015】また、画像形成装置においては、一般に、
画像形成時には、転写紙が定着ローラを通過する度に、
転写紙が定着ローラの熱を奪うため、定着ヒータが点灯
している状態が多く、上記位相制御方式とオン/オフ制
御方式のいずれの制御方式であってもほとんどAC電源
の入力電流が流れている状態となり、電源電圧変動、高
調波電流ともに問題となる場合が少ない。
【0016】ところが、待機状態においては、定着温度
を目標温度に合わせるために常に制御を行うため、位相
制御方式では、高調波電流が問題となり、オン/オフ制
御方式では、電源電圧変動が問題となる。
【0017】そこで、請求項1記載の発明は、定着部の
定着ヒータで加熱される定着ローラでトナー画像の転写
された転写紙を加熱して、トナー画像を転写紙に定着さ
せるに際して、定着ローラを加熱する定着ヒータとし
て、少なくとも、AC電源を整流して当該AC電源の入
力周波数よりも高い周波数でスイッチング制御して加熱
されるスイッチング制御定着ヒータと、AC電源を直接
オン/オフ制御して加熱されるオン/オフ制御定着ヒー
タと、を設けることにより、位相制御方式での高調波電
流とオン/オフ制御方式での電源電圧変動を解消し、効
率的にかつ高精度に定着ローラを定着温度に制御する画
像形成装置を提供することを目的としている。
【0018】請求項2記載の発明は、待機時において、
スイッチング制御定着ヒータのみを動作させて定着ロー
ラの温度制御を行うことにより、常に温度制御を行う
が、大きな発熱容量を必要としない待機時の定着ローラ
の温度制御を、スイッチング制御定着ヒータで行って、
電源電圧変動の影響を防止し、高精度に定着ローラを定
着温度に制御する画像形成装置を提供することを目的と
している。
【0019】請求項3記載の発明は、画像形成時におい
て、オン/オフ制御定着ヒータのみを連続オンさせた状
態で定着ローラの温度が目標温度以上となると、当該オ
ン/オフ制御定着ヒータをオフにし、スイッチング制御
定着ヒータのみを動作させて、定着ローラの温度制御を
行うことにより、定着ヒータの点灯状態が継続する状態
の多い画像形成時に、発熱効率の高いオン/オフ制御定
着ヒータで定着ローラを加熱するが、両面プリントやメ
モリによる画像回転等を行って定着頻度が低下するとき
には、定着ローラが転写紙により奪われる熱量が低下す
るため、この場合に、オン/オフ制御定着ヒータのみで
定着ローラの温度が目標温度以上となると、オン/オフ
制御定着ヒータをオフにし、スイッチング制御定着ヒー
タのみを動作させることで、位相制御方式での高調波電
流とオン/オフ制御方式での電源電圧変動を解消し、精
度よくかつ適切に定着ローラを目標温度に制御する画像
形成装置を提供することを目的としている。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の画
像形成装置は、定着ヒータで加熱される定着ローラでト
ナー画像の転写された転写紙を加熱して、当該トナー画
像を転写紙に定着させる定着部を備えた画像形成装置に
おいて、前記定着ローラを加熱する定着ヒータとして、
少なくとも、AC電源を整流して当該AC電源の入力周
波数よりも高い周波数でスイッチング制御して加熱され
るスイッチング制御定着ヒータと、前記AC電源を直接
オン/オフ制御して加熱されるオン/オフ制御定着ヒー
タと、を備えてることにより、上記目的を達成してい
る。
【0021】上記構成によれば、定着部の定着ヒータで
加熱される定着ローラでトナー画像の転写された転写紙
を加熱して、トナー画像を転写紙に定着させるに際し
て、定着ローラを加熱する定着ヒータとして、少なくと
も、AC電源を整流して当該AC電源の入力周波数より
も高い周波数でスイッチング制御して加熱されるスイッ
チング制御定着ヒータと、AC電源を直接オン/オフ制
御して加熱されるオン/オフ制御定着ヒータと、を設け
ているので、位相制御方式での高調波電流とオン/オフ
制御方式での電源電圧変動を解消することができ、効率
的にかつ高精度に定着ローラを定着温度に制御すること
ができる。
【0022】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記画像形成装置は、待機時において、前記スイ
ッチング制御定着ヒータのみを動作させて前記定着ロー
ラの温度制御を行うものであってもよい。
【0023】上記構成によれば、待機時において、スイ
ッチング制御定着ヒータのみを動作させて定着ローラの
温度制御を行うので、常に温度制御を行うが、大きな発
熱容量を必要としない待機時の定着ローラの温度制御
を、スイッチング制御定着ヒータで行って、電源電圧変
動の影響を防止することができ、高精度に定着ローラを
定着温度に制御することができる。
【0024】また、例えば、請求項3に記載するよう
に、前記画像形成装置は、画像形成時において、前記オ
ン/オフ制御定着ヒータのみを連続オンさせた状態で前
記定着ローラの温度が目標温度以上となると、当該オン
/オフ制御定着ヒータをオフにし、前記スイッチング制
御定着ヒータのみを動作させて、前記定着ローラの温度
制御を行うものであってもよい。
【0025】上記構成によれば、画像形成時において、
オン/オフ制御定着ヒータのみを連続オンさせた状態で
定着ローラの温度が目標温度以上となると、当該オン/
オフ制御定着ヒータをオフにし、スイッチング制御定着
ヒータのみを動作させて、定着ローラの温度制御を行う
ので、定着ヒータの点灯状態が継続する状態の多い画像
形成時に、発熱効率の高いオン/オフ制御定着ヒータで
定着ローラを加熱するが、両面プリントやメモリによる
画像回転等を行って定着頻度が低下するときには、定着
ローラが転写紙により奪われる熱量が低下するため、こ
の場合に、オン/オフ制御定着ヒータのみで定着ローラ
の温度が目標温度以上となると、オン/オフ制御定着ヒ
ータをオフにし、スイッチング制御定着ヒータのみを動
作させることで、位相制御方式での高調波電流とオン/
オフ制御方式での電源電圧変動を解消することができ、
精度よくかつ適切に定着ローラを目標温度に制御するこ
とができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0027】図1〜図5は、本発明の画像形成装置の一
実施の形態を示す図であり、図1は、本発明の画像形成
装置の一実施の形態を適用した画像形成装置1の要部ブ
ロック構成図である。
【0028】図1において、画像形成装置1は、本体制
御部2、2個の定着ヒータ駆動部3、4及び定着部5等
を備えている。
【0029】定着部5には、定着ローラ6と加圧ローラ
7が配設されており、定着ローラ6内には、2個の定着
ヒータ8、9が内蔵されている。定着ヒータ(オン/オ
フ制御定着ヒータ)8及び定着ヒータ(スイッチング制
御定着ヒータ)9としては、タングステンのフィラメン
トをガラス管に不活性ガスとともに封入したハロゲンヒ
ータが用いられている。定着部5には、定着ローラ6の
表面に定着ローラ6の表面温度を検出する温度検出用サ
ーミスタ10が配設されており、温度検出用サーミスタ
10は、検出温度を本体制御部2に出力する。本体制御
部2は、温度検出用サーミスタ10からの検出温度に基
づいて、定着ヒータ駆動部3、4を制御して、定着部5
の定着ヒータ8、9への通電を制御し、定着ローラ6の
温度を制御する。
【0030】定着ローラ6と加圧ローラ7は、所定の圧
力で圧接されており、回転駆動されることで、トナー画
像の形成された記録紙を搬送しつつ加熱加圧して、トナ
ー画像を記録紙に定着させる。
【0031】画像形成装置1は、詳細には、図2に示す
ように、回路構成されており、上記本体制御部2、定着
ヒータ駆動部3、4及び温度検出用サーミスタ10を備
えているとともに、ノイズフィルタ(NF)11、バリ
スタ(B)12、アレスタ(AR)13、ダイオードブ
リッジ(DB)14、DC−DCコンバータ(DDC)
15、ゼロクロス検出回路16、パワーリレー17、P
WMジェネレータ18及び複数のダイオード19〜21
等を備えている。
【0032】上記温度検出用サーミスタ10には、抵抗
22が直列に接続されており、温度検出用サーミスタ1
0は、検出した定着ローラ6の表面温度を抵抗22との
間の電圧値として本体制御部2のA/D入力端子に出力
する。
【0033】上記定着ヒータ駆動部3は、コンデンサC
1、抵抗R1、R2、R3、コイルL1、トライアック
TR及びフォトカプラPC等を備えており、コンデンサ
C1、抵抗R1及びコイルL1からなる共振回路に定着
ヒータ8が接続されている。定着ヒータ8は、さらに、
パワーリレー17を介して、ノイズフィルタ11、バリ
スタ12及びアレスタ13の後段のAC電源に接続され
ている。定着ヒータ駆動部3は、本体制御部2から制御
信号S1がダイオード21を介してフォトカプラPCに
入力されると、トライアックTRがON(オン)して、
抵抗R1、コイルL1及びコンデンサC1の共振回路で
定着ヒータ8を発熱させて、定着ローラ6を加熱し、ト
ライアックTRが、その特性により電圧の極性が反転す
ると、OFF(オフ)して、定着ヒータ8への通電を停
止する。
【0034】定着ヒータ駆動部4は、コンデンサC2、
C3、C4、インバータIN、フォトトランジスタPT
及び抵抗R4等を備えており、フォトトランジスタPT
にPWMジェネレータ18からPWM信号がダイオード
20を介して入力される。インバータINに定着ヒータ
9が接続されており、定着ヒータ9に並列にコンデンサ
C4が接続されている。定着ヒータ9には、DC−DC
コンバータ14で整流されたAC電源がパワーリレー1
7を介して供給される。
【0035】定着ヒータ駆動部4は、ダイオード20を
介してフォトトランジスタPTに入力されるPWM信号
に応じてフォトトランジスタPTがオン/オフし、フォ
トトランジスタPTのオン/オフに応じて定着ヒータ9
に流れる駆動電流をPWM制御する。
【0036】本体制御部2は、定着ローラ6の表面に設
けられた温度検出用サーミスタTHからの検出温度情報
により定着ローラ6の表面温度を監視し、現在の定着ロ
ーラ6の表面の温度が予め設定されている目標温度より
低い場合には、PWMジェネレータ18にPWM信号の
デューティ幅を広げさせ、目標温度より高い場合には、
PWMジェネレータ18にPWM信号のデューティ幅を
狭めさせて、定着ヒータ9に流れる電流を制御する。P
WMジェネレータ18から定着ヒータ駆動部4に出力さ
れるPWM信号のデューティ比が制御されることで、フ
ォトトランジスタPTのオン/オフ周期が制御されて、
定着ヒータ9に流れる電流が制御され、定着ヒータ9の
発熱量が制御されて、定着ローラ6の表面の温度が目標
温度に制御される。
【0037】上記ゼロクロス検出回路16は、AC電源
に接続されて、AC電源のゼロクロスポイントを検出
し、定着の温度制御で使用するゼロクロス信号を生成し
て、本体制御部2の割込み入力INTにゼロクロス信号
を出力する。
【0038】パワーリレー17は、本体制御部2からダ
イオード19を介して入力される制御信号で動作し、画
像形成装置1の異常時に、2本の定着ヒータ8、9への
電源の供給を遮断する。
【0039】本体制御部2は、ゼロクロス検出回路16
からゼロクロス信号が入力されると、AC電源のゼロク
ロスポイントから所定時間経過した後、定着ヒータ駆動
部3のトライアックTRをオンし、その後、トライアッ
クTRの特性から極性が反転すると、オフとなって、そ
のゼロクロスポイントからオンさせるまでの時間(位相
角)を制御することで、定着ヒータ9の温度制御を行う
位相制御を行う。
【0040】また、本体制御部2は、AC電源の半周期
をオン/オフの最小単位として、半周期の途中では、定
着ヒータ8のオン/オフを行わないオン/オフ制御を行
う。
【0041】このように、画像形成装置1は、定着ロー
ラ6に、従来と同様にAC電源が直接オン/オフ制御さ
れる定着ヒータ8と、 AC電源を整流してAC電源の
入力周波数よりも高い周波数でスイッチングされる定着
ヒータ9と、が内蔵されており、これらの定着ヒータ8
と定着ヒータ9を組み合わせて制御して、位相制御方式
の場合のAC電源の入力電流が正弦波とはならないこと
による高調波電流を含んだ入力電流波形となる問題及び
オン/オフ制御方式のオン/オフの最小単位がAC電源
の半周期であることによる電源電圧が変動するという問
題を解決している。
【0042】そして、画像形成装置1は、AC電源がノ
イズフィルタ11、バリスタ12、アレスタ13等のフ
ィルタや保護部品を介して入力され、画像形成装置1の
本体で使用される直流電源が、ダイオードブリッジ14
の後のDC−DCコンバータ15で出力されて、定着の
温度制御を含む本体制御部2や図示しないその他の制御
部、センサ、アクチュエータ等に供給される。
【0043】次に、本実施の形態の作用を説明する。本
実施の形態の画像形成装置1は、定着ローラ6に、AC
電源が直接オン/オフ制御される定着ヒータ8と、 A
C電源を整流してAC電源の入力周波数よりも高い周波
数でスイッチングされる定着ヒータ9と、を内蔵し、こ
れらの定着ヒータ8と定着ヒータ9を組み合わせて制御
して、位相制御方式の場合のAC電源の入力電流が高調
波電流を含んだ入力電流波形となる問題及びオン/オフ
制御方式の場合の電源電圧が変動するという問題を解決
している。
【0044】すなわち、画像形成装置1は、図3に示す
ように、待機状態において、本体制御部2が、コピーの
動作要求があるかどうかチェックし(ステップS10
1)、コピー動作の要求がない場合には、目標温度に温
度制御を行なう(ステップS102、S103)。すな
わち、待機状態においては、本体制御部2は、定着ヒー
タ8をオフした状態とし、定着ヒータ9のみを、定着ヒ
ータ駆動部4によりPWM制御して、定着ローラ6の表
面の温度を目標温度(定着時の温度)に制御する。ここ
でいう待機状態とは、コピーあるいはプリント動作要求
があった場合に、定着部30の温度(定着ローラ6の温
度)が目標温度に達していて、すぐに画像形成動作に移
れる状態である。すなわち、転写紙に熱を奪われること
はないが、画像形成装置1の設置されている環境におい
て定着部3(定着ローラ6)の温度制御が行われている
状態である。
【0045】ステップS101で、コピー動作要求があ
ると、本体制御部2は、現在の定着ローラ6の表面温度
が目標温度であるか否かを温度検出用サーミスタ10か
らの検出温度情報に基づいて判別し(ステップS10
4)、目標温度でないときには、定着ヒータ8をオンさ
せて(ステップS105)、再度ステップS101から
同様の処理を行う。
【0046】ステップS104で、現在の定着ローラ6
の表面温度が目標温度であると、本体制御部2は、通常
のコピー動作を行い(ステップS106)、現在の定着
ローラ6の表面温度が目標温度以上であるかチェックす
る(ステップS107)。
【0047】ステップS107で、コピー動作で定着ロ
ーラ6の表面温度が下がって、定着ローラ6の現在の表
面温度が目標温度よりも低いときには、本体制御部2
は、定着ヒータ8をオンして(ステップS108)、速
やかに定着ローラ6の表面温度を目標温度に上昇させ、
定着ローラ6の現在の表面温度が目標温度以上かチェッ
クする(ステップS109)。このとき、本体制御部2
は、定着ヒータ8を位相制御もオン/オフ制御も行なわ
ずに連続オンさせる。
【0048】ステップS107で、定着ローラ6の表面
温度が目標温度以上であると、本体制御部2は、ステッ
プS109に移行して、再度、定着ローラ6の表面温度
をチェックする(ステップS109)。
【0049】ステップS109で、定着ローラ6の表面
温度が目標温度以上でないときには、本体制御部2は、
戻って、上記同様に、定着ヒータ8をオンさせた状態
で、定着ローラ6の温度を上昇させる。
【0050】ステップS109で、定着ローラ6の表面
温度が目標温度以上になると、本体制御部2は、定着ヒ
ータ8を位相制御やオン/オフ制御するのではなく、定
着ヒータ8をオフさせ(ステップS110)、定着ヒー
タ9のみをPWM制御して、定着ローラ6の表面温度を
目標温度に制御する(ステップS111)。
【0051】このように、本実施の形態の画像形成装置
1は、定着ヒータ8、9の発熱が多く要求されるモード
においては、定着ヒータ駆動部3で定着ヒータ8を連続
点灯させ、要求される定着ヒータ8、9の発熱が少ない
場合には、定着ヒータ駆動部4でPWM制御を行って定
着ヒータ9を制御する。
【0052】したがって、図4に入力電圧波形と入力電
流波形を示すように、正弦波に近いヒータ電流が定着ヒ
ータ8、9に流れ、電源電圧変動や高調波電流による問
題を解決することができる。
【0053】すなわち、定着ヒータ8、9は、低温時に
は内部抵抗の低下により電源投入時に大きな突入電流が
流れるが、位相制御方式では、位相角を徐々に広げてい
くソフトスタートを行うことで、大きな突入電流を防ぐ
ことができ、また、位相角を細かく制御することで、精
度の高い温度制御を行うことができる。
【0054】ところが、上述のように、位相制御を行う
と、AC電源の入力電流が正弦波とはならないため、高
調波電流を含んだ入力電流波形となってしまう。
【0055】また、オン/オフ制御においては、入力電
流が流れる場合には、入力電流波形が正弦波となるた
め、高調波電流は少ないが、オン/オフの最小単位がA
C電源の半周期のために電源電圧の変動が生じる。
【0056】そして、定着ヒータに接続されているAC
電源を高周波でPWM制御することで、入力電流が半周
期の中を平均的に流れ、入力波形も正弦波に近い波形と
なり、高調波、電圧変動ともに解消することができる
が、高周波でスイッチング素子をオン/オフするため
に、スイッチング素子等での電力のロス分が発生する。
【0057】ところが、本実施の形態の画像形成装置1
は、定着ローラ6に、AC電源を直接オン/オフ制御す
る定着ヒータ8と、AC電源を整流してAC電源の入力
周波数よりも高い周波数でスイッチングする定着ヒータ
9と、を組み込み、これらの定着ヒータ8と定着ヒータ
9を組み合わせて制御しているので、電源電圧変動や高
調波電流による問題を解決することができる。
【0058】さらに、画像形成装置1においては、一般
的に画像形成時には転写紙が定着ローラ6を通過する度
に転写紙が定着ローラ6の熱を奪っていくため、定着ヒ
ータ8は点灯している状態が多く、AC電源の入力電流
が流れている状態であるため、電源電圧変動、高調波電
流ともに問題となる場合が少ないが、待機状態では、定
着ヒータのオン時間は短く、オン/オフを繰り返すこと
になり、従来の位相制御では、高調波電流が、オン/オ
フ制御では電源電圧変動が問題となる。
【0059】ところが、本実施の形態の画像形成装置1
は、待機状態においては、定着ヒータ8をオンさせず、
定着ヒータ9のみをPWM制御している。
【0060】したがって、従来の定着ヒータ駆動回路に
比較して、AC電源に対する発熱量の効率が低下する
が、待機状態に使用する電力は、画像形成時に比べて少
なく、高調波電流や電源電圧変動の影響をより一層少な
いすることができる。
【0061】そして、定着ヒータ9の発熱量を小さくす
る場合には、PWMのデューティ幅を狭くするが、その
際の入力電流波形は、図4に対して図5に示すような入
力電流波形となり、高調波電流や電源電圧変動の影響を
より一層解消することができる。
【0062】また、一般に、定着ヒータの発熱量は、そ
の画像形成装置において最も定着ヒータに電力が必要な
モードを想定して設計され、高速機になるほど定着ヒー
タに供給できる電力が不足する傾向にあり、最もCPM
が高いモードにおいては、定着ヒータはほとんど連続点
灯している。
【0063】そこで、本実施の形態の画像形成装置1
は、少しでも入力電力に対して発熱効率が有利なよう
に、AC電源を直接オン/オフ制御する定着ヒータ8を
点灯させており、発熱効率を向上させて、電力の利用効
率を向上させることができる。
【0064】但し、両面プリント、メモリによる画像回
転、印字機能など画像形成装置1としてのCPMが低下
するモードにおいては、単位時間当たりの転写紙に熱を
奪われる割合が少なくなる。
【0065】そのため、CPMが低下するモードにおい
ては、定着ヒータ8を連続オンさせていると、定着温度
が目標温度を超える場合が考えられる。
【0066】ところが、本実施の形態の画像形成装置1
は、CPMが低下するモードにおいては、定着ヒータ8
を連続オンさせていると、定着温度が目標温度を超える
場合には、定着ヒータ1をオフにし、待機状態と同様
に、定着ヒータ9のみで定着温度制御を行っている。
【0067】したがって、定着ローラ6の温度を目標温
度に高精度に制御することができる。
【0068】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0069】
【発明の効果】請求項1記載の発明の画像形成装置によ
れば、定着部の定着ヒータで加熱される定着ローラでト
ナー画像の転写された転写紙を加熱して、トナー画像を
転写紙に定着させるに際して、定着ローラを加熱する定
着ヒータとして、少なくとも、AC電源を整流して当該
AC電源の入力周波数よりも高い周波数でスイッチング
制御して加熱されるスイッチング制御定着ヒータと、A
C電源を直接オン/オフ制御して加熱されるオン/オフ
制御定着ヒータと、を設けているので、位相制御方式で
の高調波電流とオン/オフ制御方式での電源電圧変動を
解消することができ、効率的にかつ高精度に定着ローラ
を定着温度に制御することができる。
【0070】請求項2記載の発明の画像形成装置によれ
ば、待機時において、スイッチング制御定着ヒータのみ
を動作させて定着ローラの温度制御を行うので、常に温
度制御を行うが、大きな発熱容量を必要としない待機時
の定着ローラの温度制御を、スイッチング制御定着ヒー
タで行って、電源電圧変動の影響を防止することがで
き、高精度に定着ローラを定着温度に制御することがで
きる。
【0071】請求項3記載の発明の画像形成装置によれ
ば、画像形成時において、オン/オフ制御定着ヒータの
みを連続オンさせた状態で定着ローラの温度が目標温度
以上となると、当該オン/オフ制御定着ヒータをオフに
し、スイッチング制御定着ヒータのみを動作させて、定
着ローラの温度制御を行うので、定着ヒータの点灯状態
が継続する状態の多い画像形成時に、発熱効率の高いオ
ン/オフ制御定着ヒータで定着ローラを加熱するが、両
面プリントやメモリによる画像回転等を行って定着頻度
が低下するときには、定着ローラが転写紙により奪われ
る熱量が低下するため、この場合に、オン/オフ制御定
着ヒータのみで定着ローラの温度が目標温度以上となる
と、オン/オフ制御定着ヒータをオフにし、スイッチン
グ制御定着ヒータのみを動作させることで、位相制御方
式での高調波電流とオン/オフ制御方式での電源電圧変
動を解消することができ、精度よくかつ適切に定着ロー
ラを目標温度に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一実施の形態を適用し
た画像形成装置の要部ブロック構成図。
【図2】図1の画像形成装置の詳細な回路図。
【図3】図2の画像形成装置による定着ヒータ制御処理
を示すフローチャート。
【図4】図1の画像形成装置による定着ヒータへの入力
電圧波形と入力電流波形を示す図。
【図5】図1の画像形成装置によるPWMデューティを
狭くした場合の定着ヒータへの入力電圧波形と入力電流
波形を示す図。
【符号の説明】
1 画像形成装置 2 本体制御部 3、4 定着ヒータ駆動部 5 定着部 6 定着ローラ 7 加圧ローラ 8、9 定着ヒータ 10 温度検出用サーミスタ 11 ノイズフィルタ 12 バリスタ 13 アレスタ 14 ダイオードブリッジ 15 DC−DCコンバータ 16 ゼロクロス検出回路 17 パワーリレー 18 PWMジェネレータ 19〜21 ダイオード C1、C2、C3、C4 コンデンサ R1、R2、R3、R4 抵抗 L1 コイル TR トライアック PC フォトカプラ IN インバータ PT フォトトランジスタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】定着ヒータで加熱される定着ローラでトナ
    ー画像の転写された転写紙を加熱して、当該トナー画像
    を転写紙に定着させる定着部を備えた画像形成装置にお
    いて、前記定着ローラを加熱する定着ヒータとして、少
    なくとも、AC電源を整流して当該AC電源の入力周波
    数よりも高い周波数でスイッチング制御して加熱される
    スイッチング制御定着ヒータと、前記AC電源を直接オ
    ン/オフ制御して加熱されるオン/オフ制御定着ヒータ
    と、を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記画像形成装置は、待機時において、前
    記スイッチング制御定着ヒータのみを動作させて前記定
    着ローラの温度制御を行うことを特徴とする請求項1記
    載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記画像形成装置は、画像形成時におい
    て、前記オン/オフ制御定着ヒータのみを連続オンさせ
    た状態で前記定着ローラの温度が目標温度以上となる
    と、当該オン/オフ制御定着ヒータをオフにし、前記ス
    イッチング制御定着ヒータのみを動作させて、前記定着
    ローラの温度制御を行うことを特徴とする請求項1記載
    の画像形成装置。
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