JP3748951B2 - 定着器のヒータランプへの電源供給方法、及び定着器のヒータランプの電源供給装置 - Google Patents

定着器のヒータランプへの電源供給方法、及び定着器のヒータランプの電源供給装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、レーザービームプリンタ等の画像形成装置の定着器のヒータランプに供給される電流を制御して周辺機器に対してフリッカーを発生させることのない定着器のヒータランプへの電源供給方法、及び定着器のヒータランプの電源供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
複写機等の画像形成装置の定着器は、図13に示す如き構成を有している。すなわち、定着器1は、定着ローラ2と加圧ローラ3とを有しており、現像された転写材4の上の転写されたトナー像5を永久画像として定着するものである。
定着ローラ2は、円筒状に構成されるアルミ筒6の外周にテフロントート層7が形成され、アルミ筒6の中心にヒータランプ8が設けられて構成されている。このヒータランプ8には、供給電源から定格電流が供給されるようになっている。9はサーミスタで、定着ローラ2の表面温度を検出している。
【0003】
加圧ローラ3は、定着ローラ2の下方に配設され、筒状の芯金10の外周にシリコンゴム11を配設し、このシリコンゴム11の上にフィルム12を配設して構成されている。この加圧ローラ3は、トナー像5の形成された転写材4を定着ローラ2との間に挟み込んで転写材4を加圧し、定着ローラ2の加熱によって永久画像として定着している。Wはニップ幅である。
このような定着器1は、ヒータランプ8によって定着ローラ2を加熱し、転写材4の上に転写されたトナーを溶融固着することによって定着している。この定着ローラ2の表面温度を検出し、定着ローラ2の表面温度が一定になるようにヒータランプ8への供給電源をオンオフさせて制御している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、ヒータランプへの供給電源の投入時には、ヒータランプそのものの温度も低くなっている。このため、ヒータランプの抵抗値は小さく、ヒータランプに過大な電流が供給されることになる。いわゆる突入電流と称されるもので、定格220V、1600Wのヒータランプの場合、図14に示す如く、50A以上になる。図14でピーク電流約50Aから時間(図14の横軸)の経過と共に電流値が下がるのは、電流供給によってヒータランプの温度が上昇し、ヒータランプの抵抗値が大きくなるからである。この立ち上げ時の過大な突入電流は、電源電圧の急激な電圧降下を来し、周辺機器に対してフリッカーを発生させることになる。
特に、周囲温度が低い早朝時には、上記した通常の温度制御時に比べてヒーターランブの抵抗値は更に低く、その突入電流は約100Aとなってしまう。
【0005】
本発明の目的は、定着器の電源投入時にヒータランプに過大な突入電流が流れるのを防止し、周辺機器にフリッカーの発生をなくしてヒータランプに安定的に電流供給を行えるようにしようというものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本願請求項1に記載の発明に係る定着器のヒータランプへの電源供給方法は、供給電源に定着器のヒータランプを接続し、該供給電源から該定着器のヒータランプへ電流を供給する方法において,前記供給電源と前記定着器のヒータランプとの間の抵抗値を複数の抵抗器を用いて複数の抵抗値に切り換え可能に構成すると共に、前記定着器のヒータランプへの電源投入時に最大抵抗値とし、その後、前記定着器のヒータランプに流れる電流量の変化に対応させて、前記供給電源と前記定着器のヒータランプとの間の抵抗値を段階的に切り替えて、前記定着器のヒータランプに過大な突入電流が供給されるのを防止し、前記定着器のヒータランプに安定的に電流供給を行うようにしたものである。
このように構成することにより、本願請求項1に記載の発明によると、定着器の電源投入時にヒータランプに過大な突入電流が流れるのを防止できて周辺機器にフリッカーの発生を抑制でき、ヒータランプに安定的に電流供給を行うことができる。
【0007】
本願請求項2に記載の発明に係る定着器のヒータランプへの電源供給方法は、最大抵抗値を、供給電源から供給される定格電流値から、電源投入時に定着器のヒータランプに供給される電流値を予め設定した定格電流値に制御する抵抗値としたものである。
このように構成することにより、本願請求項2に記載の発明によると、定着器の電源投入時にヒータランプに過大な突入電流が流れるのを確実に防止することができる。
【0008】
本願請求項3に記載の発明に係る定着器のヒータランプへの電源供給方法は、定着器のヒータランプに供給される過大な突入電流を、周辺機器にフリッカーを発生させるような電圧降下をもたらす値に設定したものである。
このように構成することにより、本願請求項3に記載の発明によると、ヒータランプに供給される電流を大きくできるので定着器の表面温度を一定に保持することができる。
【0009】
本願請求項4に記載の発明に係る定着器のヒータランプの電源供給装置は、供給電源と定着器のヒータランプとの間に挿入される直列に接続された複数個の抵抗と,前記複数個の抵抗のそれぞれの抵抗の両端に接続され、該抵抗間を作動時に短絡させるスイッチング回路と,前記ヒータランプに供給する電流量を検出する電流検出手段と,前記電流検出手段によって検出された電流値を一定時間毎にサンプリングし、該サンプリングした検出電流値と基準電流値とをサンプリング毎に比較し、前記電流検出手段によって検出された電流量が前記基準電流値を下回る毎に、前記スイッチング回路を順次作動させる制御手段と,によって構成したものである。
このように構成することにより、本願請求項4に記載の発明によると、定着器の電源投入時にヒータランプに過大な突入電流が流れるのを防止できるので、周辺機器にフリッカーの発生を抑制でき、サンプリング毎にヒータランプに供給される電流を安定的に行うことができる。
【0010】
本願請求項5に記載の発明に係る定着器のヒータランプの電源供給装置は、供給電源と定着器のヒータランプとの間に挿入される直列に接続された複数個の抵抗と,前記複数個の抵抗のそれぞれの抵抗の両端に接続され、該抵抗間を作動時に短絡させるスイッチング回路と,前記ヒータランプに供給されている電流量を検出する電流検出手段と,前記電流検出手段によって検出された電流値と基準電流値とを比較し、前記電流検出手段によって検出された電流量が前記基準電流値を下回る毎に、前記スイッチング回路を順次短絡させる制御手段と,によって構成したものである。
このように構成することにより、本願請求項5に記載の発明によると、定着器の電源投入時にヒータランプに過大な突入電流が流れるのを防止できるので、周辺機器にフリッカーの発生を抑制でき、ヒータランプに供給される電流を安定的に常時行うことができる。
【0011】
本願請求項6に記載の発明に係る定着器のヒータランプの電源供給装置は、複数個の抵抗のそれぞれの抵抗の両端に接続されるスイッチング回路を、制御手段からの指令信号によってオン・オフするフォトカプラによってスイッチングするトライアックで構成したものである。
このように構成することにより、本願請求項6に記載の発明によると、外乱
(ノイズ)の影響を受けることなく確実にスイッチング回路を動作することができる。
【0012】
本願請求項7に記載の発明に係る定着器のヒータランプの電源供給装置は、定着器のヒータランプに供給される電流値の検出を、電流検出手段によって検出された電流値と基準電流値とを比較する差動増幅器によって構成したものである。
このように構成することにより、本願請求項7に記載の発明によると、定着器のヒータランプに供給される電流値を基準電流値で供給することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る実施の形態について説明する。
図1には、本発明に係る定着器のヒータランプへの電源供給方法、及び定着器のヒータランプの電源供給装置の実施の形態の一例が示されている。
図において、20は商用電源で、この商用電源20には、DC電源21が接続されている。このDC電源21は、商用電源20から供給されるAC100V〜240VをDC24V、DC5Vに変換するもので、DC電源21からは、制御装置22にDC5Vの電源を供給している。
【0014】
また、商用電源20には、トライアックT1の一端が接続されている。このトライアックT1の他端とヒータランプ23との間には、n個の抵抗R1,R2,R3,・・・・・Rnが直列に接続されており、この抵抗R1の両端には、トライアックT2が、抵抗R2の両端には、トライアックT3が、抵抗R3の両端には、トライアックT4が、・・・抵抗Rnの両端には、トライアックTn+1がそれぞれ接続されている。このトライアックT1のオン・オフは、フォトカプラPC1によって、トライアックT2のオン・オフは、フォトカプラPC2によって、トライアックT3のオン・オフは、フォトカプラPC3によって、トライアックT4のオン・オフは、フォトカプラPC4によって、・・・・トライアックTn+1のオン・オフは、フォトカプラPCn+1によってそれぞれ行うようになっている。このフォトカプラPC1〜PCn+1は、発光ダイオードとフォトトランジスタとによって構成されており、電流の供給によって発光ダイオードが発光し、この発光ダイオードの発光によってフォトトランジスタを作動させてトライアックT1〜Tn+1をオン・オフさせるようになっている。
【0015】
そして、これらフォトカプラPC1〜PCn+1は、制御装置22からPNP形トランジスタTr1〜Trn+1のベースに印加される電圧(5V,0V)によってPNP形トランジスタTr1〜Trn+1をオン・オフして作動させている。このPNP形トランジスタTr1〜Trn+1によって、インバータが形成されている。
【0016】
23はヒータランプで、一端が抵抗Rnに接続され、他端が商用電源20に接続されている。ヒータランプ23と商用電源20との接続線24に非接触型の変流器25を介して電流検出回路26が設けられている。この電流検出回路26は、接続線24に発生する磁界によってコイルで構成される変流器25に誘起される電流の値から接続線24に流れる電流値を検出するもので、具体的には、図2に示す如く構成されている。
【0017】
すなわち、変流器25の一端には、コンデンサC1を介して抵抗R10の一端が接続されており、この抵抗R10の他端には、可変抵抗器R20の一端が接続されている。この可変抵抗器R20の他端には、抵抗R11の一端と、抵抗R12の一端と、オペアンプOP1の負入力端子が接続されている。この抵抗R11の他端にはDC電源21が接続されており、抵抗R11に(+)24Vの電圧が印加されている。また、抵抗R12の他端は接地されている。
【0018】
このオペアンプOP1は、DC電源21から供給される(+)24Vの電圧で作動し、オペアンプOP1の負入力端子と出力端子間には、抵抗R13とコンデンサC2の並列回路が接続されている。このオペアンプOP1の正入力端子には、変流器25の他端が接続されている。オペアンプOP1の出力端子には、コンデンサC3を介してダイオードD1のカソードと、ダイオードD2のアノードが接続され、ダイオードD1のアノードは接地されており、ダイオードD2のカソードは、コンデンサC3を介して接地されている。また、ダイオードD2のカソードには、抵抗R14の一端とオペアンプOP2の正入力端子が接続されており、抵抗R14の他端は接地されている。
【0019】
このオペアンプOP2は、DC電源21から供給される(+)24Vの電圧で作動し、オペアンプOP2の出力端子には、抵抗R15を介して電流検出回路26の出力信号として出力され、この出力信号は、制御装置22に入力されるようになっている。また、オペアンプOP2の出力端子には、負入力端子が接続されて負帰還が掛けられており、同時にオペアンプOP2の出力端子は、逆方向に接続されるツェナダイオードZDを介して接地されている。C5はコンデンサである。
【0020】
このコンデンサC1,C2,C3,C4,C5と、抵抗R10,R11,R12,R13,R14,R15と、可変抵抗器R20と、オペアンプOP1,OP2と、ダイオードD1,D2と、ツェナダイオードZDとによって電流検出回路26が構成されている。
図1中、27は、定着器1の定着ローラ2の表面温度を検出するサーミスタである。
【0021】
制御装置22は、図3に示す如き構成を有している。
すなわち、30はCPUで、定着器全般の制御を司っている。このCPU30には、ROM31とRAM32がバスライン33によって接続されている。
次に、本実施の形態の動作について図4、図5に図示の動作フローチャート、図6に図示の動作タイムチャートを用いて説明する。
本実施の形態においては、トライアックT1の他端とヒータランプ23との間に接続される抵抗を抵抗R1,R2,R3,R4の4個接続、すなわち、トライアックT1〜T5の5個接続したものについて説明する。
【0022】
まず、制御装置22の電源を入れると、制御装置22のCPU30が立ち上がり、ROM31に格納された制御プログラムを読み出し、この制御プログラムに基づいて定着器のヒータランプの電源供給装置の制御を開始する。
CPU30が立ち上がると、ステップ100において、サーミスタ27で検出される定着器の定着ローラの表面温度(温度に対応した電圧値)をCPU30が取り込む。このステップ100においてサーミスタ27で検出値を読み込むと、ステップ101において、サーミスタ27から取り込んだ定着ローラ表面温度が定着温度より低いか否かを判定する。すなわち、サーミスタ27から取り込んだ定着ローラ表面温度が定着温度より低いか否かを判定してヒータランプの電源供給装置の制御を開始するか否かを判定する。複写機の立ち上げ時は、定着器が使用されていない状態であるため、定着器の定着ローラの表面温度は冷えており、イニシャル時では定着温度(定着ローラ表面温度で150℃〜180℃)より低く、サーミスタ27の検出電圧は、図6(a)に示す如く、最大電圧値5Vを示す。もし、定着器の定着ローラの表面温度が、定着温度(定着ローラ表面温度で150℃〜180℃)より高い温度である場合は、定着ローラを加熱する必要がないので、ステップ100に戻り、定着器の定着ローラの表面温度が、定着温度(定着ローラ表面温度で150℃〜180℃)以下に下がるまでヒータランプの電源供給装置の制御は開始しない。
【0023】
ステップ101において、ヒータランプの電源供給装置の制御を開始すると判定すると、ステップ102において、図6(c)に示す如くトライアックT1をオンする。このトライアックT1のオンによって、商用電源20から図1に図示矢印Aに示す如く、トライアックT1から抵抗R1,R2,R3,R4(図1ではRnとなっている)を通ってヒータランプ23に電流が供給される。トライアックT1をオンすると、ヒータランプ23に、図6(b)に示す如く、電流が流れ出し、このヒータランプ23に供給される電流が電流検出回路26によって検出される。このヒータランプ23に供給される電流の検出は、電流検出回路26においては、変流器25に誘起される電圧信号を処理して常時出力しているので、常時行われているが、制御装置22によって取り込むタイミングは、連続的でも、例えば、1 sec毎のように所定時間毎にサンプリングするのでもよい。ステップ102においてトライアックT1をオンすると、ステップ103において、電流検出回路26によって検出されるヒータランプ23に供給される電流値を図6(b)に示す如き電圧値の形で制御装置22に取り込む。
【0024】
このステップ103においてヒータランプ23に供給される電流値を検出すると、ステップ104において、この取り込んだ電流検出回路26によって検出されるヒータランプ23に供給される電流値(検出電圧値)が、予めROM31に記憶してある基準電圧値(本実施の形態では、3V)より低いか否かを判定する。このROM31に予め記憶してある基準電圧値は、ヒータランプ23の温度が定着ローラの表面温度を定着温度にするに十分な温度に達したときに定量的に流れる電流値である。このヒータランプ23に供給される電流値(検出電圧値)が、予めROM31に記憶してある基準電圧値より低いということは、ヒータランプ23に定格電流を供給しても、安定しないで、さらにヒータランプ23の温度が上昇し、ヒータランプ23の抵抗が上昇していることを示している。このことは、ヒータランプ23の温度がまだ定着ローラの表面温度を定着温度にするに十分な温度に達していないことで、ヒータランプ23には、さらに定格電流を供給してやる必要がある。
【0025】
そこで、ステップ105において、図6(d)に示す如くトライアックT2をオンし、ヒータランプ23に直列に接続されている抵抗R1の両端を短絡してヒータランプ23の直列回路の抵抗値を小さくしてやる。このステップ105において、図6(d)に示す如くトライアックT2をオンすると、このトライアックT2のオンによって、商用電源20から図1に図示矢印Bに示す如く、トライアックT1からトライアックT2,R2,R3,R4を通ってヒータランプ23に電流が供給される。すると、ヒータランプ23に流れる電流は、図6(b)に示す如く再び上がり始める。
【0026】
一方、ステップ104においてヒータランプ23に供給される電流値(検出電圧値)が、予めROM31に記憶してある基準電圧値より高いと判定すると、ステップ106において、所定時間(例えば、3 sec)経過後、ステップ107において、ヒータランプ23に供給される電流を電流検出回路26によって検出する。この所定時間は、何らかの原因でヒータランプ23に供給される電流値(検出電圧値)が、予めROM31に記憶してある基準電圧値より高いと判定されることがあるので、その原因を除去する意味がある。
【0027】
ステップ107においてヒータランプ23に供給される電流値を検出すると、ステップ108において、この取り込んだ電流検出回路26によって検出されるヒータランプ23に供給される電流値(検出電圧値)が、予めROM31に記憶してある基準電圧値(本実施の形態では、3V)より低いか否かを判定する。このステップ108において、ヒータランプ23に供給される電流値(検出電圧値)が、予めROM31に記憶してある基準電圧値より低いと判定すると、ステップ105に進み、ヒータランプ23に供給される電流値が、予めROM31に記憶してある基準電圧値より高いと判定すると、ステップ100に戻る。
【0028】
ステップ105においてトライアックT2をオンすると、ステップ109において、電流検出回路26によって検出されるヒータランプ23に供給される電流値を図6(b)に示す如き電圧値の形で制御装置22に取り込む。このステップ109においてヒータランプ23に供給される電流値を検出すると、ステップ110において、この取り込んだ電流検出回路26によって検出されるヒータランプ23に供給される電流値(検出電圧値)が、予めROM31に記憶してある基準電圧値より低いか否かを判定する。このステップ110においてヒータランプ23に供給される電流値が、予めROM31に記憶してある基準電圧値より高いと判定するとステップ106に移る。
【0029】
また、ステップ110においてヒータランプ23に供給される電流値が、予めROM31に記憶してある基準電圧値より低いと判定すると、ヒータランプ23に定格電流を供給しても、安定しないで、さらにヒータランプ23の温度が上昇し、ヒータランプ23の抵抗が上昇していることを示している。このことは、ヒータランプ23の温度がまだ定着ローラの表面温度を定着温度にするに十分な温度に達していないことで、ヒータランプ23には、さらに定格電流を供給してやる必要がある。
【0030】
そこで、ステップ111において、図6(e)に示す如くトライアックT3をオンし、ヒータランプ23に直列に接続されている抵抗R2の両端を短絡してヒータランプ23の直列回路の抵抗値を小さくしてやる。このステップ114において、図6(f)に示す如くトライアックT4をオンすると、このトライアックT4のオンによって、商用電源20から図1に図示矢印Cに示す如く、トライアックT1からトライアックT2,トライアックT3,R3,R4を通ってヒータランプ23に電流が供給される。すると、ヒータランプ23に流れる電流は、図6(b)に示す如く再び上がり始める。このステップ104においてヒータランプ23に供給される電流値が、予めROM31に記憶してある基準電圧値より高いと判定すると、ステップ106に移る。
【0031】
また、ステップ111において、トライアックT3をオンすると、ステップ112において、電流検出回路26によって検出されるヒータランプ23に供給される電流値を図6(b)に示す如き電圧値の形で制御装置22に取り込む。このステップ112においてヒータランプ23に供給される電流値を検出すると、図5に図示のステップ113において、この取り込んだ電流検出回路26によって検出されるヒータランプ23に供給される電流値(検出電圧値)が、予めROM31に記憶してある基準電圧値より低いか否かを判定する。このヒータランプ23に供給される電流値が、予めROM31に記憶してある基準電圧値より低いということは、ヒータランプ23に定格電流を供給しても、安定しないで、さらにヒータランプ23の温度が上昇し、ヒータランプ23の抵抗が上昇していることを示している。このことは、ヒータランプ23の温度がまだ定着ローラの表面温度を定着温度にするに十分な温度に達していないことで、ヒータランプ23には、さらに定格電流を供給してやる必要がある。
【0032】
そこで、ステップ114において、図6(f)に示す如くトライアックT4をオンし、ヒータランプ23に直列に接続されている抵抗R3の両端を短絡してヒータランプ23の直列回路の抵抗値を小さくしてやる。このステップ114において、図6(f)に示す如くトライアックT4をオンすると、このトライアックT4のオンによって、商用電源20から図1に図示矢印Dに示す如く、トライアックT1からトライアックT2,トライアックT3,トライアックT4,R4を通ってヒータランプ23に電流が供給される。すると、ヒータランプ23に流れる電流は、図6(b)に示す如く再び上がり始める。このステップ113においてヒータランプ23に供給される電流値が、予めROM31に記憶してある基準電圧値より高いと判定すると、ステップ106に移る。
【0033】
また、ステップ114において、トライアックT4をオンすると、ステップ115において、電流検出回路26によって検出されるヒータランプ23に供給される電流値を図6(b)に示す如き電圧値の形で制御装置22に取り込む。このステップ115においてヒータランプ23に供給される電流値を検出すると、ステップ116において、この取り込んだ電流検出回路26によって検出されるヒータランプ23に供給される電流値が、予めROM31に記憶してある基準電圧値より低いか否かを判定する。このヒータランプ23に供給される電流値が、予めROM31に記憶してある基準電圧値より低いということは、ヒータランプ23に定格電流を供給しても、安定しないで、さらにヒータランプ23の温度が上昇し、ヒータランプ23の抵抗が上昇していることを示している。このことは、ヒータランプ23の温度がまだ定着ローラの表面温度を定着温度にするに十分な温度に達していないことで、ヒータランプ23には、さらに定格電流を供給してやる必要がある。
【0034】
そこで、ステップ117において、図6(g)に示す如くトライアックT5をオンし、ヒータランプ23に直列に接続されている抵抗R4の両端を短絡してヒータランプ23の直列回路の抵抗値を小さくしてやる。このステップ117において、図6(g)に示す如くトライアックT5をオンすると、このトライアックT5のオンによって、商用電源20から図1に図示矢印Eに示す如く、トライアックT1→トライアックT2→トライアックT3→トライアックT4→トライアックT5を通ってヒータランプ23に電流が供給される。すると、ヒータランプ23に流れる電流は、図6(b)に示す如く再び上がり始め、基準電圧を少し過ぎたところで安定する。このステップ117において、図6(g)に示す如くトライアックT5をオンするとステップ100に戻る。
【0035】
ここで、電流検出回路26によるヒータランプ23に供給される電流の検出について図2,図7〜12を用いて説明する。
まず、ヒータランプ23に電流が流れると、接続線24に取り付けた変流器25に誘起された電圧は、コンデンサC1を介して安定した電圧波形として図2のA点において、図7に示す如き電圧が生じる。この電圧信号は、抵抗R10、可変抵抗器R20、抵抗R11、抵抗R12、オペアンプOP1、抵抗R13、コンデンサC2によって構成される差動増幅器を通して約100倍に増幅され、図2のB点で、図8に示す如き電圧波形となる。この図2のB点における図8に示す如き電圧信号は、コンデンサC3によって直流成分をカットし、図2のC点において、図9に示す如き電圧波形となる。この図2のC点における電圧信号は、ダイオードD2とコンデンサC4によって平滑され、図2のD点で、図10に示す如き電圧波形となる。この図2のD点における電圧信号は、オペアンプOP2によって出力インピーダンスを低くして、図2のE点で、図11に示す如き電圧波形として制御装置22に出力する。オペアンプOP2によって出力インピーダンスを低くすることによって制御装置22側のインピーダンスが変動しても、平滑された図2のD点の図10に示す如き電圧信号の信号電圧に変動を与えないようにすることができる。
【0036】
したがって、本実施の形態によれば、供給電源と定着器のヒータランプとの間に複数の抵抗を直列に接続すると共に、複数個の抵抗のそれぞれの抵抗の両端に抵抗を短絡させるスイッチング回路を接続し、ヒータランプに供給されている電流量を検出し、この供給電流量が基準電流値を下回る場合に、作動していないスイッチング回路のいずれかを作動して、順次抵抗間を短絡させることによって、供給電源と定着器のヒータランプの間の抵抗値を定着器のヒータランプへの電源投入時に最大抵抗値とし、定着器のヒータランプに流れる電流量の変化に対応させて、供給電源と定着器のヒータランプの間の抵抗値を段階的に上昇又は低下させるので、図12に図示の如く、定着器のヒータランプには、最大13Aの電流しか流れないようにできるため、定着器のヒータランプへの電源投入時に、定着器のヒータランプに過大な突入電流が供給されるのを防止することができる。このため、プリンタ及び複写機内に使用されている定着器のヒータランプ点灯時の過大な突入電流による電圧変動を軽減でき、フリッカーの発生を防止することができる。
【0037】
また、本実施の形態によれば、供給電源と定着器のヒータランプの間の抵抗値を定着器のヒータランプへの電源投入時に最大抵抗値とし、定着器のヒータランプに流れる電流量の変化に対応させて、供給電源と定着器のヒータランプの間の抵抗値を段階的に上昇又は低下させて、定着器のヒータランプへの電源投入時に、定着器のヒータランプに流れる過大な突入電流を軽減できるため、電源スイッチ及びリレー等の接点温度上昇を防ぎ、接点の溶着等がなくなり、定着器の寿命を延ばすことができる。
【0038】
【発明の効果】
本願請求項1に記載の発明によれば、定着器の電源投入時にヒータランプに過大な突入電流が流れるのを防止できて周辺機器にフリッカーの発生を抑制することができ、ヒータランプに安定的に電流供給を行うことができる。
【0039】
本願請求項2に記載の発明によれば、定着器の電源投入時にヒータランプに過大な突入電流が流れるのを確実に防止することができる。
【0040】
本願請求項3に記載の発明によれば、ヒータランプに供給される電流を大きくできるので定着器の表面温度を一定に保持することができる。
【0041】
本願請求項4に記載の発明によれば、定着器の電源投入時にヒータランプに過大な突入電流が流れるのを防止できるので、周辺機器にフリッカーの発生を抑制でき、サンプリング毎にヒータランプに供給される電流を安定的に行うことができる。
【0042】
本願請求項5に記載の発明によれば、定着器の電源投入時にヒータランプに過大な突入電流が流れるのを防止できるので、周辺機器にフリッカーの発生を抑制でき、ヒータランプに供給される電流を安定的に常時行うことができる。
【0043】
本願請求項6に記載の発明によれば、外乱の影響を受けることなく確実にスイッチング回路を動作することができる。
【0044】
本願請求項7に記載の発明によれば、定着器のヒータランプに供給される電流値を基準電流値で供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る定着器のヒータランプへの電源供給方法及び定着器のヒータランプの電源供給装置の実施の形態を示す全体回路構成図である。
【図2】図1に図示の電流検出回路の回路構成図である。
【図3】図1に図示の制御装置の回路構成図である。
【図4】図1に図示の定着器のヒータランプの電源供給装置の制御フローチャートの一部を示す図である。
【図5】図4に図示の定着器のヒータランプの電源供給装置の制御フローチャートの続きを示す図である。
【図6】図1に図示の定着器のヒータランプの電源供給装置の主要素子のタイムチャートを示す図である。
【図7】図2に図示の電流検出回路のA点における電圧波形図である。
【図8】図2に図示の電流検出回路のB点における電圧波形図である。
【図9】図2に図示の電流検出回路のC点における電圧波形図である。
【図10】図2に図示の電流検出回路のD点における電圧波形図である。
【図11】図2に図示の電流検出回路のE点における電圧波形図である。
【図12】図1に図示の定着器のヒータランプの電源供給装置を用いた場合の定着器のヒータランプを点灯した時の電流波形図である。
【図13】複写機の定着器の概略構成図である。
【図14】複写機の定着器のヒータランプを点灯した時の従来の電流波形図である。
【符号の説明】
1……………………………………………………………定着器
2………………………………………………………定着ローラ
3………………………………………………………加圧ローラ
4……………………………………………………………転写材
5…………………………………………………………トナー像
6…………………………………………………………アルミ筒
7………………………………………………テフロントート層
8……………………………………………………ヒータランプ
9………………………………………………………サーミスタ
20………………………………………………………商用電源
21………………………………………………………DC電源
22………………………………………………………制御装置
23…………………………………………………ヒータランプ
24…………………………………………………………接続線
25…………………………………………………………変流器
26…………………………………………………電流検出回路
27……………………………………………………サーミスタ
T1〜Tn+1……………………………………トライアック
R1〜Rn……………………………………………………抵抗
PC1〜PCn+1………………………………フォトカプラ
Tr1〜Trn+1……………………PNP形トランジスタ

Claims (7)

  1. 供給電源に定着器のヒータランプを接続し、該供給電源から該定着器のヒータランプへ電流を供給する方法において,
    前記供給電源と前記定着器のヒータランプとの間の抵抗値を複数の抵抗器を用いて複数の抵抗値に切り換え可能に構成すると共に、前記定着器のヒータランプへの電源投入時に最大抵抗値とし、その後、前記定着器のヒータランプに流れる電流量の変化に対応させて、前記供給電源と前記定着器のヒータランプとの間の抵抗値を段階的に切り替えて、前記定着器のヒータランプに過大な突入電流が供給されるのを防止し、前記定着器のヒータランプに安定的に電流供給を行うようにしたことを特徴とする定着器のヒータランプへの電源供給方法。
  2. 上記最大抵抗値は、前記供給電源から供給される定格電流値から、電源投入時に前記定着器のヒータランプに供給される電流値を予め設定した定格電流値とする抵抗値である請求項1記載の定着器のヒータランプへの電源供給方法。
  3. 上記定着器のヒータランプに供給される過大な突入電流は、周辺機器にフリッカーを発生させるような電圧降下をもたらす値である請求項1又は2に記載の定着器のヒータランプへの電源供給方法。
  4. 供給電源と定着器のヒータランプとの間に挿入される直列に接続された複数個の抵抗と,
    前記複数個の抵抗のそれぞれの抵抗の両端に接続され、該抵抗間を作動時に短絡させるスイッチング回路と,
    前記ヒータランプに供給する電流量を検出する電流検出手段と,
    前記電流検出手段によって検出された電流値を一定時間毎にサンプリングし、該サンプリングした検出電流値と基準電流値とをサンプリング毎に比較し、前記電流検出手段によって検出された電流量が前記基準電流値を下回る毎に、前記スイッチング回路を順次作動させる制御手段と,
    によって構成してなる定着器のヒータランプの電源供給装置。
  5. 供給電源と定着器のヒータランプとの間に挿入される直列に接続された複数個の抵抗と,
    前記複数個の抵抗のそれぞれの抵抗の両端に接続され、該抵抗間を作動時に短絡させるスイッチング回路と,
    前記ヒータランプに供給されている電流量を検出する電流検出手段と,
    前記電流検出手段によって検出された電流値と基準電流値とを比較し、前記電流検出手段によって検出された電流量が前記基準電流値を下回る毎に、前記スイッチング回路を順次短絡させる制御手段と,
    によって構成してなる定着器のヒータランプの電源供給装置。
  6. 上記複数個の抵抗のそれぞれの抵抗の両端に接続されるスイッチング回路は、上記制御手段からの指令信号によってオン・オフするフォトカプラによってスイッチングするトライアックである請求項4又は5に記載の定着器のヒータランプの電源供給装置。
  7. 上記定着器のヒータランプに供給される電流値の検出は、前記電流検出手段によって検出された電流値と基準電流値とを比較する差動増幅器によって行うものである請求項4、5又は6に記載の定着器のヒータランプの電源供給装置。
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