JP2001142547A - ヒータランプ制御装置および画像形成装置 - Google Patents
ヒータランプ制御装置および画像形成装置Info
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- Control Of Voltage And Current In General (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ヒータランプを点灯または消灯させる際に発
生する過大な電流を抑制することができ、従って、フリ
ッカを規定された範囲内に抑制することができるヒータ
ランプ制御装置およびこれを備えた画像形成装置を提供
すること。 【解決手段】 ヒータランプ制御装置は、複数のヒータ
ランプが複数のスイッチ素子を介して共通の交流電源に
接続され、スイッチ素子制御手段により複数のヒータラ
ンプが直列接続状態と並列接続状態との間で切り替え可
能に構成されたヒータランプ点灯回路を備え、スイッチ
素子制御手段は、複数のヒータランプを並列接続状態で
点灯させる際、および並列接続状態で点灯されている複
数のヒータランプを消灯させる際には、直列接続状態を
経由するよう各スイッチ素子を制御する。画像形成装置
は、複数のヒータランプを加熱源とする定着加熱ローラ
を備えた定着装置を有し、上記のヒータランプ制御装置
を備えてなる。
生する過大な電流を抑制することができ、従って、フリ
ッカを規定された範囲内に抑制することができるヒータ
ランプ制御装置およびこれを備えた画像形成装置を提供
すること。 【解決手段】 ヒータランプ制御装置は、複数のヒータ
ランプが複数のスイッチ素子を介して共通の交流電源に
接続され、スイッチ素子制御手段により複数のヒータラ
ンプが直列接続状態と並列接続状態との間で切り替え可
能に構成されたヒータランプ点灯回路を備え、スイッチ
素子制御手段は、複数のヒータランプを並列接続状態で
点灯させる際、および並列接続状態で点灯されている複
数のヒータランプを消灯させる際には、直列接続状態を
経由するよう各スイッチ素子を制御する。画像形成装置
は、複数のヒータランプを加熱源とする定着加熱ローラ
を備えた定着装置を有し、上記のヒータランプ制御装置
を備えてなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヒータランプ制御
装置およびヒータランプを加熱源として有する定着装置
を備えてなる画像形成装置に関する。
装置およびヒータランプを加熱源として有する定着装置
を備えてなる画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子写真方式による画像形成装
置においては、転写紙などの画像支持体の一面に転写さ
れているトナー像を当該画像支持体に熱定着させるため
に、当該画像支持体の一面に接する定着加熱ローラと、
この定着加熱ローラに圧着されるよう配置された加圧ロ
ーラとを備えてなる定着装置が広く用いられている。
置においては、転写紙などの画像支持体の一面に転写さ
れているトナー像を当該画像支持体に熱定着させるため
に、当該画像支持体の一面に接する定着加熱ローラと、
この定着加熱ローラに圧着されるよう配置された加圧ロ
ーラとを備えてなる定着装置が広く用いられている。
【0003】そして、或る種の定着装置においては、定
着加熱ローラの加熱源として、例えばハロゲンランプな
どのヒータランプが複数設けられており、それぞれのヒ
ータランプは、その点灯状態が独立してオン−オフ制御
される構成とされている。このように、複数のヒータラ
ンプが設けられている理由は、例えば画像支持体の大き
さの差にかかわらず当該定着加熱ローラの温度分布を予
め設定された温度域(以下、「設定温度域」という。)
において均一化することが可能となり、また定着加熱ロ
ーラの温度の立ち上がり時間を短縮することが可能とな
るためである。
着加熱ローラの加熱源として、例えばハロゲンランプな
どのヒータランプが複数設けられており、それぞれのヒ
ータランプは、その点灯状態が独立してオン−オフ制御
される構成とされている。このように、複数のヒータラ
ンプが設けられている理由は、例えば画像支持体の大き
さの差にかかわらず当該定着加熱ローラの温度分布を予
め設定された温度域(以下、「設定温度域」という。)
において均一化することが可能となり、また定着加熱ロ
ーラの温度の立ち上がり時間を短縮することが可能とな
るためである。
【0004】しかしながら、上記のような定着装置にお
いては、複数のヒータランプを点灯させた場合に、これ
らのヒータランプに通電させたと同時に突入電流がヒー
タランプの点灯回路に流れ、この突入電流により電圧変
動が起こる結果、ヒータランプと共通の電源系統に接続
された照明機器等にフリッカ(人間が感じる「ちらつき
感」)が生じる、という問題があるが、このフリッカの
程度を規定された範囲(フリッカ規格)内に抑制するこ
とが必要とされている。例えば、画像形成装置において
は、電圧変動量により規定されるコピー動作中のフリッ
カ値(短期間フリッカ値)は1以下、電圧変動の発生頻
度により規定されるスタンバイ中のフリッカ値(長期間
フリッカ値)は0.65以下に規制されている。
いては、複数のヒータランプを点灯させた場合に、これ
らのヒータランプに通電させたと同時に突入電流がヒー
タランプの点灯回路に流れ、この突入電流により電圧変
動が起こる結果、ヒータランプと共通の電源系統に接続
された照明機器等にフリッカ(人間が感じる「ちらつき
感」)が生じる、という問題があるが、このフリッカの
程度を規定された範囲(フリッカ規格)内に抑制するこ
とが必要とされている。例えば、画像形成装置において
は、電圧変動量により規定されるコピー動作中のフリッ
カ値(短期間フリッカ値)は1以下、電圧変動の発生頻
度により規定されるスタンバイ中のフリッカ値(長期間
フリッカ値)は0.65以下に規制されている。
【0005】然るに、上記のような定着装置において
は、ヒータランプを点灯させた場合の突入電流を抑制し
ただけでは、短期間フリッカ値および長期間フリッカ値
は共に規定された範囲内に抑制されないことが判明し
た。そして、このような問題は、特に出力電力が高いヒ
ータランプを用いた場合に顕著に現れる。この原因を究
明したところ、並列接続状態で点灯されているヒータラ
ンプをそのまま消灯させた場合に、突入電流と同様の過
大な電流(以下、この電流を「逆流過大電流」とい
う。)が流れ、そのためにフリッカが大きくなることが
判明した。
は、ヒータランプを点灯させた場合の突入電流を抑制し
ただけでは、短期間フリッカ値および長期間フリッカ値
は共に規定された範囲内に抑制されないことが判明し
た。そして、このような問題は、特に出力電力が高いヒ
ータランプを用いた場合に顕著に現れる。この原因を究
明したところ、並列接続状態で点灯されているヒータラ
ンプをそのまま消灯させた場合に、突入電流と同様の過
大な電流(以下、この電流を「逆流過大電流」とい
う。)が流れ、そのためにフリッカが大きくなることが
判明した。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な問題を解決するためになされたものであって、その目
的は、ヒータランプを点灯または消灯させる際に発生す
る過大な電流を抑制することができ、従って当該ヒータ
ランプと共通の電源系統に接続された他の照明機器等に
発生するフリッカを抑制することができるヒータランプ
制御装置を提供することにある。本発明の他の目的は、
フリッカが規定された範囲内に抑制された画像形成装置
を提供することにある。
な問題を解決するためになされたものであって、その目
的は、ヒータランプを点灯または消灯させる際に発生す
る過大な電流を抑制することができ、従って当該ヒータ
ランプと共通の電源系統に接続された他の照明機器等に
発生するフリッカを抑制することができるヒータランプ
制御装置を提供することにある。本発明の他の目的は、
フリッカが規定された範囲内に抑制された画像形成装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のヒータランプ制
御装置は、複数のヒータランプが複数のスイッチ素子を
介して共通の交流電源に接続され、スイッチ素子制御手
段によって各スイッチ素子の状態を制御することによ
り、当該複数のヒータランプが直列接続状態と並列接続
状態との間で切り替え可能に構成されたヒータランプ点
灯回路を備えてなり、スイッチ素子制御手段は、当該複
数のヒータランプを並列接続状態で点灯させる際に、直
列接続状態を経由して点灯するよう各スイッチ素子を制
御すると共に、並列接続状態で点灯されている当該複数
のヒータランプを消灯させる際に、直列接続状態を経由
して消灯するよう各スイッチ素子を制御することを特徴
とする。
御装置は、複数のヒータランプが複数のスイッチ素子を
介して共通の交流電源に接続され、スイッチ素子制御手
段によって各スイッチ素子の状態を制御することによ
り、当該複数のヒータランプが直列接続状態と並列接続
状態との間で切り替え可能に構成されたヒータランプ点
灯回路を備えてなり、スイッチ素子制御手段は、当該複
数のヒータランプを並列接続状態で点灯させる際に、直
列接続状態を経由して点灯するよう各スイッチ素子を制
御すると共に、並列接続状態で点灯されている当該複数
のヒータランプを消灯させる際に、直列接続状態を経由
して消灯するよう各スイッチ素子を制御することを特徴
とする。
【0008】上記のヒータランプ制御装置においては、
スイッチ素子制御手段は、複数のヒータランプを並列接
続状態で点灯させる際に、所定時間の間、当該複数のヒ
ータランプが直列接続状態に保持した後、点灯するよう
各スイッチ素子を制御するものとされる。
スイッチ素子制御手段は、複数のヒータランプを並列接
続状態で点灯させる際に、所定時間の間、当該複数のヒ
ータランプが直列接続状態に保持した後、点灯するよう
各スイッチ素子を制御するものとされる。
【0009】このヒータランプ制御装置においては、ス
イッチ素子制御手段は、複数のヒータランプを並列接続
状態で点灯させる際に、所定時間の間、複数のヒータラ
ンプが直列接続状態に保持した後、並列接続状態に切り
替えて点灯するよう制御するものとされる。
イッチ素子制御手段は、複数のヒータランプを並列接続
状態で点灯させる際に、所定時間の間、複数のヒータラ
ンプが直列接続状態に保持した後、並列接続状態に切り
替えて点灯するよう制御するものとされる。
【0010】この場合には、複数のヒータランプを点灯
させる際に、当該複数のヒータランプが直列接続状態に
保持される時間が、当該複数のヒータランプの加熱対象
である被加熱体の温度を検知する温度検知手段により検
知される温度がヒータランプを点灯させる前の被加熱体
の温度より所定温度上昇するまでに要する時間であるこ
とが好ましい。
させる際に、当該複数のヒータランプが直列接続状態に
保持される時間が、当該複数のヒータランプの加熱対象
である被加熱体の温度を検知する温度検知手段により検
知される温度がヒータランプを点灯させる前の被加熱体
の温度より所定温度上昇するまでに要する時間であるこ
とが好ましい。
【0011】本発明の画像形成装置は、複数のヒータラ
ンプを加熱源とする定着加熱ローラを備えてなる定着装
置を有する画像形成装置において、定着装置は、定着加
熱ローラを加熱する複数のヒータランプが複数のスイッ
チ素子を介して共通の交流電源に接続され、各スイッチ
素子の状態を制御することにより当該複数のヒータラン
プが直列接続状態と並列接続状態との間で切り替え可能
に構成されたヒータランプ点灯回路と、このヒータラン
プ点灯回路における各スイッチ素子を制御するスイッチ
素子制御手段とを備えてなるヒータランプ制御装置を有
してなり、当該複数のヒータランプが点灯される際に、
当該複数のヒータランプが直列接続状態を経由して点灯
されると共に、並列接続状態で点灯されている当該複数
のヒータランプが消灯される際に、直列接続状態を経由
して消灯されることを特徴とする。
ンプを加熱源とする定着加熱ローラを備えてなる定着装
置を有する画像形成装置において、定着装置は、定着加
熱ローラを加熱する複数のヒータランプが複数のスイッ
チ素子を介して共通の交流電源に接続され、各スイッチ
素子の状態を制御することにより当該複数のヒータラン
プが直列接続状態と並列接続状態との間で切り替え可能
に構成されたヒータランプ点灯回路と、このヒータラン
プ点灯回路における各スイッチ素子を制御するスイッチ
素子制御手段とを備えてなるヒータランプ制御装置を有
してなり、当該複数のヒータランプが点灯される際に、
当該複数のヒータランプが直列接続状態を経由して点灯
されると共に、並列接続状態で点灯されている当該複数
のヒータランプが消灯される際に、直列接続状態を経由
して消灯されることを特徴とする。
【0012】上記の画像形成装置においては、複数のヒ
ータランプが並列接続状態で点灯される際に、所定時間
の間、当該複数のヒータランプが直列接続状態に保持さ
れる。この画像形成装置においては、複数のヒータラン
プが並列接続状態で点灯される際に、所定時間の間、当
該複数のヒータランプが直列接続状態に保持された後、
並列接続状態に切り替えられて点灯される。この場合に
は、複数のヒータランプが直列接続状態に保持される時
間が、当該複数のヒータランプの加熱対象である被加熱
体の温度を検知する温度検知手段により検知される温度
が、ヒータランプを点灯させる前の被加熱体の温度より
所定温度上昇するまでに要する時間であることが好まし
い。
ータランプが並列接続状態で点灯される際に、所定時間
の間、当該複数のヒータランプが直列接続状態に保持さ
れる。この画像形成装置においては、複数のヒータラン
プが並列接続状態で点灯される際に、所定時間の間、当
該複数のヒータランプが直列接続状態に保持された後、
並列接続状態に切り替えられて点灯される。この場合に
は、複数のヒータランプが直列接続状態に保持される時
間が、当該複数のヒータランプの加熱対象である被加熱
体の温度を検知する温度検知手段により検知される温度
が、ヒータランプを点灯させる前の被加熱体の温度より
所定温度上昇するまでに要する時間であることが好まし
い。
【0013】
【作用】本発明のヒータランプ制御装置によれば、複数
のヒータランプを合成抵抗値の大きい直列接続状態を経
由して点灯させるので、ヒータランプ点灯回路に流れる
突入電流は、そのピーク値が抑制されたものとなる。ま
た、並列接続状態で点灯されている複数のヒータランプ
を直列接続状態を経由して消灯させるので、ヒータラン
プを並列接続状態から直列接続状態に切り替えるときに
も、また直列接続状態から消灯させるときにも、これら
に伴って流れる逆流過大電流は、そのピーク値が抑制さ
れたものとなる。従って、突入電流および逆流過大電流
による電圧変動はそれぞれ小さいものとなり、当該複数
のヒータランプと共通の電源に接続された外部照明機器
等に発生するフリッカが抑制され、結局、フリッカが規
定された範囲内に抑制される。
のヒータランプを合成抵抗値の大きい直列接続状態を経
由して点灯させるので、ヒータランプ点灯回路に流れる
突入電流は、そのピーク値が抑制されたものとなる。ま
た、並列接続状態で点灯されている複数のヒータランプ
を直列接続状態を経由して消灯させるので、ヒータラン
プを並列接続状態から直列接続状態に切り替えるときに
も、また直列接続状態から消灯させるときにも、これら
に伴って流れる逆流過大電流は、そのピーク値が抑制さ
れたものとなる。従って、突入電流および逆流過大電流
による電圧変動はそれぞれ小さいものとなり、当該複数
のヒータランプと共通の電源に接続された外部照明機器
等に発生するフリッカが抑制され、結局、フリッカが規
定された範囲内に抑制される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。図1は、本発明のヒータランプ制御装置における
ヒータランプ点灯回路の一例を示す回路構成図である。
このヒータランプ点灯回路は、メインヒータランプ11
とサブヒータランプ12が、3つのスイッチ素子SW
1、SW2、SW3を介して、例えば商用電源よりなる
共通の交流電源13に接続されて構成されている。具体
的には、メインヒータランプ11とスイッチ素子SW1
とが交流電源13に直列に接続されると共に、交流電源
13とメインヒータランプ11との接続点a1と、スイ
ッチ素子SW1と交流電源13との接続点a2との間
に、スイッチ素子SW2およびスイッチ素子SW3の直
列回路が接続され、更に、スイッチ素子SW2とスイッ
チ素子SW3との接続点a3と、メインヒータランプ1
1とスイッチ素子SW1との接続点a4との間にサブヒ
ータランプ12が接続されている。
する。図1は、本発明のヒータランプ制御装置における
ヒータランプ点灯回路の一例を示す回路構成図である。
このヒータランプ点灯回路は、メインヒータランプ11
とサブヒータランプ12が、3つのスイッチ素子SW
1、SW2、SW3を介して、例えば商用電源よりなる
共通の交流電源13に接続されて構成されている。具体
的には、メインヒータランプ11とスイッチ素子SW1
とが交流電源13に直列に接続されると共に、交流電源
13とメインヒータランプ11との接続点a1と、スイ
ッチ素子SW1と交流電源13との接続点a2との間
に、スイッチ素子SW2およびスイッチ素子SW3の直
列回路が接続され、更に、スイッチ素子SW2とスイッ
チ素子SW3との接続点a3と、メインヒータランプ1
1とスイッチ素子SW1との接続点a4との間にサブヒ
ータランプ12が接続されている。
【0015】メインヒータランプ11およびサブヒータ
ランプ12は、例えばハロゲン白熱ランプよりなり、こ
のヒータランプ点灯回路においては、メインヒータラン
プ11は独立して点灯または消灯するよう制御されると
共に、サブヒータランプ12はメインヒータランプ11
が点灯しているときのみ点灯または消灯するよう制御さ
れ、メインヒータランプ11が消灯しているときには、
消灯するよう制御される。これらのヒータランプの加熱
対象は、同一の被加熱体、例えば画像形成装置における
定着加熱ローラなどであり、この場合には、メインヒー
タランプ11として出力電力が例えば900Wのもの、
サブヒータランプ12として出力電力が例えば1000
Wのものが使用される。
ランプ12は、例えばハロゲン白熱ランプよりなり、こ
のヒータランプ点灯回路においては、メインヒータラン
プ11は独立して点灯または消灯するよう制御されると
共に、サブヒータランプ12はメインヒータランプ11
が点灯しているときのみ点灯または消灯するよう制御さ
れ、メインヒータランプ11が消灯しているときには、
消灯するよう制御される。これらのヒータランプの加熱
対象は、同一の被加熱体、例えば画像形成装置における
定着加熱ローラなどであり、この場合には、メインヒー
タランプ11として出力電力が例えば900Wのもの、
サブヒータランプ12として出力電力が例えば1000
Wのものが使用される。
【0016】スイッチ素子SW1〜SW3は、いずれ
も、例えばトライアックなどの制御端子付きスイッチ素
子よりなり、制御信号によってオン状態またはオフ状態
となるよう各々が独立して制御されるものである。
も、例えばトライアックなどの制御端子付きスイッチ素
子よりなり、制御信号によってオン状態またはオフ状態
となるよう各々が独立して制御されるものである。
【0017】このヒータランプ点灯回路においては、ス
イッチ素子SW1およびスイッチ素子SW2を共にオン
状態とし、スイッチ素子SW3をオフ状態とすることに
より、メインヒータランプ11とサブヒータランプ12
の両者が並列接続状態となり、スイッチ素子SW1およ
びスイッチ素子SW2を共にオフ状態とし、スイッチ素
子SW3をオン状態とすることにより、メインヒータラ
ンプ11とサブヒータランプ12の両者が直列接続状態
となる。
イッチ素子SW1およびスイッチ素子SW2を共にオン
状態とし、スイッチ素子SW3をオフ状態とすることに
より、メインヒータランプ11とサブヒータランプ12
の両者が並列接続状態となり、スイッチ素子SW1およ
びスイッチ素子SW2を共にオフ状態とし、スイッチ素
子SW3をオン状態とすることにより、メインヒータラ
ンプ11とサブヒータランプ12の両者が直列接続状態
となる。
【0018】上記のようなヒータランプ点灯回路には、
被加熱体の温度を検知する温度検知手段からの温度デー
タ信号に基づいてヒータランプ点灯回路における各スイ
ッチ素子の状態を制御するスイッチ素子制御手段が設け
られ、これにより、ヒータランプ制御装置が構成され
る。
被加熱体の温度を検知する温度検知手段からの温度デー
タ信号に基づいてヒータランプ点灯回路における各スイ
ッチ素子の状態を制御するスイッチ素子制御手段が設け
られ、これにより、ヒータランプ制御装置が構成され
る。
【0019】このようなヒータランプ制御装置において
は、主電源が投入された後の状態に応じて、メインヒー
タランプ11およびサブヒータランプ12が種々の態様
で各々独立して制御される。例えば被加熱体の稼動中に
おいては、被加熱体の温度が設定温度域内に維持される
よう、温度検知手段により検知される被加熱体の温度に
応じて、メインヒータランプ11とサブヒータランプ1
2を共に点灯または消灯させ、あるいはメインヒータラ
ンプ11とサブヒータランプ12のうち、いずれか一方
を点灯または消灯させる態様で、メインヒータランプ1
1とサブヒータランプ12がオン−オフ制御される。
は、主電源が投入された後の状態に応じて、メインヒー
タランプ11およびサブヒータランプ12が種々の態様
で各々独立して制御される。例えば被加熱体の稼動中に
おいては、被加熱体の温度が設定温度域内に維持される
よう、温度検知手段により検知される被加熱体の温度に
応じて、メインヒータランプ11とサブヒータランプ1
2を共に点灯または消灯させ、あるいはメインヒータラ
ンプ11とサブヒータランプ12のうち、いずれか一方
を点灯または消灯させる態様で、メインヒータランプ1
1とサブヒータランプ12がオン−オフ制御される。
【0020】そして、メインヒータランプ11とサブヒ
ータランプ12を並列接続状態で点灯させる場合、およ
び並列接続状態で点灯されているメインヒータランプ1
1とサブヒータランプ12の両者を消灯させる場合にお
いては、その度毎に、ヒータランプ制御装置は以下のよ
うな制御を行う。
ータランプ12を並列接続状態で点灯させる場合、およ
び並列接続状態で点灯されているメインヒータランプ1
1とサブヒータランプ12の両者を消灯させる場合にお
いては、その度毎に、ヒータランプ制御装置は以下のよ
うな制御を行う。
【0021】図2は、メインヒータランプ11とサブヒ
ータランプ12の両者を並列接続状態で点灯させる場
合、および並列接続状態で点灯されているメインヒータ
ランプ11とサブヒータランプ12の両者を消灯させる
場合におけるヒータランプ点灯回路の動作説明図であ
る。メインヒータランプ11とサブヒータランプ12と
が消灯されている場合において、被加熱体の温度が設定
温度域よりも低下したときには、ヒータランプ制御装置
は各スイッチ素子SW1〜SW3の状態を制御して両方
のヒータランプを点灯させるのであるが、具体的には、
一旦、メインヒータランプ11とサブヒータランプ12
が直列接続状態で点灯された後、すべてのスイッチ素子
が同時にオフ状態になる短時間の全スイッチ素子オフ状
態を経由して、メインヒータランプ11とサブヒータラ
ンプ12が並列接続状態に切り替えられて点灯される。
ータランプ12の両者を並列接続状態で点灯させる場
合、および並列接続状態で点灯されているメインヒータ
ランプ11とサブヒータランプ12の両者を消灯させる
場合におけるヒータランプ点灯回路の動作説明図であ
る。メインヒータランプ11とサブヒータランプ12と
が消灯されている場合において、被加熱体の温度が設定
温度域よりも低下したときには、ヒータランプ制御装置
は各スイッチ素子SW1〜SW3の状態を制御して両方
のヒータランプを点灯させるのであるが、具体的には、
一旦、メインヒータランプ11とサブヒータランプ12
が直列接続状態で点灯された後、すべてのスイッチ素子
が同時にオフ状態になる短時間の全スイッチ素子オフ状
態を経由して、メインヒータランプ11とサブヒータラ
ンプ12が並列接続状態に切り替えられて点灯される。
【0022】ここに、メインヒータランプ11とサブヒ
ータランプ12が直列接続状態に保持される時間は、例
えば被加熱体の温度がメインヒータランプ11とサブヒ
ータランプ12により加熱される前の温度に比して、所
定温度(例えば1℃)上昇するまでに要する時間、ある
いは被加熱体の温度が所定温度に達するまでに要する時
間とされることが好ましい。これにより、メインヒータ
ランプ11およびサブヒータランプ12を点灯させた際
に発生する突入電流を抑制することができる共に、効率
よく被加熱体を昇温させることができる。
ータランプ12が直列接続状態に保持される時間は、例
えば被加熱体の温度がメインヒータランプ11とサブヒ
ータランプ12により加熱される前の温度に比して、所
定温度(例えば1℃)上昇するまでに要する時間、ある
いは被加熱体の温度が所定温度に達するまでに要する時
間とされることが好ましい。これにより、メインヒータ
ランプ11およびサブヒータランプ12を点灯させた際
に発生する突入電流を抑制することができる共に、効率
よく被加熱体を昇温させることができる。
【0023】また、全スイッチ素子オフ状態とされる時
間(t1)は、短時間であることが必要であり、例えば
交流電源よりの交流電流の5波長分に相当する時間以
下、すなわち100msec以下であることが好まし
い。
間(t1)は、短時間であることが必要であり、例えば
交流電源よりの交流電流の5波長分に相当する時間以
下、すなわち100msec以下であることが好まし
い。
【0024】一方、メインヒータランプ11とサブヒー
タランプ12とが並列接続状態で安定に点灯されている
場合において、被加熱体の温度が設定温度域を超えたと
きには、例えばヒータランプ制御装置は各スイッチ素子
SW1〜SW3の状態を制御して両方のヒータランプを
消灯させるのであるが、具体的には、すべてのスイッチ
素子が同時にオフ状態になる短時間の全スイッチ素子オ
フ状態を経由して、メインヒータランプ11とサブヒー
タランプ12が直列接続状態に切り替えられ、その後、
両方のヒータランプが消灯される。
タランプ12とが並列接続状態で安定に点灯されている
場合において、被加熱体の温度が設定温度域を超えたと
きには、例えばヒータランプ制御装置は各スイッチ素子
SW1〜SW3の状態を制御して両方のヒータランプを
消灯させるのであるが、具体的には、すべてのスイッチ
素子が同時にオフ状態になる短時間の全スイッチ素子オ
フ状態を経由して、メインヒータランプ11とサブヒー
タランプ12が直列接続状態に切り替えられ、その後、
両方のヒータランプが消灯される。
【0025】ここに、全スイッチ素子オフ状態とされる
時間(t2)は、メインヒータランプ11とサブヒータ
ランプ12を点灯させる場合と同様に、例えば電源より
の交流電流の5波長分に相当する時間以下、すなわち1
00msec以下であることが好ましい。
時間(t2)は、メインヒータランプ11とサブヒータ
ランプ12を点灯させる場合と同様に、例えば電源より
の交流電流の5波長分に相当する時間以下、すなわち1
00msec以下であることが好ましい。
【0026】また、メインヒータランプ11とサブヒー
タランプ12が直列接続状態に保持される時間の長さ
は、特に制限されず、適宜の時間に設定することができ
る。
タランプ12が直列接続状態に保持される時間の長さ
は、特に制限されず、適宜の時間に設定することができ
る。
【0027】以上のヒータランプ制御装置によれば、メ
インヒータランプとサブヒータランプを並列接続状態で
点灯させる際に、直列接続状態を経由して点灯させると
共に、並列接続状態で点灯されているメインヒータラン
プとサブヒータランプを消灯させる際に、直列接続状態
を経由して消灯させるので、突入電流および逆流過大電
流の両者は、いずれも、そのピーク値が小さいものな
る。すなわち、メインヒータランプ11とサブヒータラ
ンプ12を合成抵抗値の大きい直列接続状態を経由させ
ることにより、ヒータランプ点灯回路に供給される電流
の変動量が小さくなるため、ヒータランプを点灯または
消灯させたときに当該ヒータランプ点灯回路に流れる過
大な電流は、そのピーク値が抑制されたものとなる。そ
の結果、この過大な電流による電圧変動幅を抑制するこ
とができると共に、電圧変動が発生する頻度を減少させ
ることができ、従って、メインヒータランプ11とサブ
ヒータランプ12の両者と共通の電源系統に接続された
外部照明機器等に発生するフリッカを抑制することがで
きる。
インヒータランプとサブヒータランプを並列接続状態で
点灯させる際に、直列接続状態を経由して点灯させると
共に、並列接続状態で点灯されているメインヒータラン
プとサブヒータランプを消灯させる際に、直列接続状態
を経由して消灯させるので、突入電流および逆流過大電
流の両者は、いずれも、そのピーク値が小さいものな
る。すなわち、メインヒータランプ11とサブヒータラ
ンプ12を合成抵抗値の大きい直列接続状態を経由させ
ることにより、ヒータランプ点灯回路に供給される電流
の変動量が小さくなるため、ヒータランプを点灯または
消灯させたときに当該ヒータランプ点灯回路に流れる過
大な電流は、そのピーク値が抑制されたものとなる。そ
の結果、この過大な電流による電圧変動幅を抑制するこ
とができると共に、電圧変動が発生する頻度を減少させ
ることができ、従って、メインヒータランプ11とサブ
ヒータランプ12の両者と共通の電源系統に接続された
外部照明機器等に発生するフリッカを抑制することがで
きる。
【0028】また、メインヒータランプ11とサブヒー
タランプ12を並列接続状態で点灯させる際に、所定時
間の間、メインヒータランプ11とサブヒータランプ1
2を直列接続状態で点灯させるので、ヒータランプに供
給される電流が安定した状態になるため、メインヒータ
ランプ11とサブヒータランプ12の接続状態が切り替
えられたときにも、ヒータランプ点灯回路に流れる突入
電流を、そのピーク値が抑制されたものとすることがで
きる。
タランプ12を並列接続状態で点灯させる際に、所定時
間の間、メインヒータランプ11とサブヒータランプ1
2を直列接続状態で点灯させるので、ヒータランプに供
給される電流が安定した状態になるため、メインヒータ
ランプ11とサブヒータランプ12の接続状態が切り替
えられたときにも、ヒータランプ点灯回路に流れる突入
電流を、そのピーク値が抑制されたものとすることがで
きる。
【0029】メインヒータランプ11とサブヒータラン
プ12を並列接続状態で点灯させる際に、メインヒータ
ランプ11とサブヒータランプ12を、直列接続状態か
ら並列接続状態に切り替えて点灯させることにより、突
入電流のピーク値を抑制しながら、効率よく被加熱体を
昇温させることができる。
プ12を並列接続状態で点灯させる際に、メインヒータ
ランプ11とサブヒータランプ12を、直列接続状態か
ら並列接続状態に切り替えて点灯させることにより、突
入電流のピーク値を抑制しながら、効率よく被加熱体を
昇温させることができる。
【0030】メインヒータランプ11とサブヒータラン
プ12の接続状態を切り替える際に、全スイッチ素子オ
フ状態とされることにより、瞬間的であるにせよスイッ
チ素子SW2とスイッチ素子SW3が同時にオン状態と
なることがなく、従って、デッドショートが発生するこ
とを完全に回避することができる。そして、この全スイ
ッチ素子オフ状態は、交流電源13よりの交流電流の5
波長分に相当する時間以下であるので、これにより突入
電流や逆流過大電流が小さくなる。
プ12の接続状態を切り替える際に、全スイッチ素子オ
フ状態とされることにより、瞬間的であるにせよスイッ
チ素子SW2とスイッチ素子SW3が同時にオン状態と
なることがなく、従って、デッドショートが発生するこ
とを完全に回避することができる。そして、この全スイ
ッチ素子オフ状態は、交流電源13よりの交流電流の5
波長分に相当する時間以下であるので、これにより突入
電流や逆流過大電流が小さくなる。
【0031】以下、本発明のヒータランプ制御装置を画
像形成装置に適用した場合について説明する。図3は、
本発明の画像形成装置の構成の主要部の一例を示す説明
図である。この画像形成装置は、静電荷像が形成される
ドラム状感光体21と、この感光体21を帯電させるた
めの帯電部22と、感光体21に形成された静電荷像を
顕像化してトナー像を形成する現像器23と、感光体2
1に形成されたトナー像を画像支持体に転写させる転写
部24と、感光体21に密着した画像支持体を分離させ
る分離部25と、画像支持体の表面に転写されたトナー
像を定着させる定着装置30とを備えてなる。図3にお
いて、27は搬送機構、28はクリーニング部である。
像形成装置に適用した場合について説明する。図3は、
本発明の画像形成装置の構成の主要部の一例を示す説明
図である。この画像形成装置は、静電荷像が形成される
ドラム状感光体21と、この感光体21を帯電させるた
めの帯電部22と、感光体21に形成された静電荷像を
顕像化してトナー像を形成する現像器23と、感光体2
1に形成されたトナー像を画像支持体に転写させる転写
部24と、感光体21に密着した画像支持体を分離させ
る分離部25と、画像支持体の表面に転写されたトナー
像を定着させる定着装置30とを備えてなる。図3にお
いて、27は搬送機構、28はクリーニング部である。
【0032】定着装置30は、画像支持体のトナー像が
転写された面に接する定着加熱ローラ31と、これに圧
着されるよう設けられた加圧ローラ32とを備えてな
り、定着加熱ローラ31内には、メインヒータランプ3
3とサブヒータランプ34が設けられており、これによ
り、画像支持体の大きさの差にかかわらず当該定着加熱
ローラの温度分布を設定温度域において均一化するこ
と、あるいは定着加熱ローラの温度の立ち上がり時間を
短縮することなどが可能である。
転写された面に接する定着加熱ローラ31と、これに圧
着されるよう設けられた加圧ローラ32とを備えてな
り、定着加熱ローラ31内には、メインヒータランプ3
3とサブヒータランプ34が設けられており、これによ
り、画像支持体の大きさの差にかかわらず当該定着加熱
ローラの温度分布を設定温度域において均一化するこ
と、あるいは定着加熱ローラの温度の立ち上がり時間を
短縮することなどが可能である。
【0033】そして、定着装置30には、定着加熱ロー
ラ31を加熱するメインヒータランプ33とサブヒータ
ランプ34が複数のスイッチ素子を介して共通の交流電
源に接続され、各スイッチ素子の状態を制御することに
よりメインヒータランプ33とサブヒータランプ34が
直列接続状態と並列接続状態との間で切り替え可能に構
成されたヒータランプ点灯回路と、このヒータランプ点
灯回路における各スイッチ素子の状態を制御するスイッ
チ素子制御手段とを備えてなるヒータランプ制御装置
(図示せず)が設けられている。
ラ31を加熱するメインヒータランプ33とサブヒータ
ランプ34が複数のスイッチ素子を介して共通の交流電
源に接続され、各スイッチ素子の状態を制御することに
よりメインヒータランプ33とサブヒータランプ34が
直列接続状態と並列接続状態との間で切り替え可能に構
成されたヒータランプ点灯回路と、このヒータランプ点
灯回路における各スイッチ素子の状態を制御するスイッ
チ素子制御手段とを備えてなるヒータランプ制御装置
(図示せず)が設けられている。
【0034】この画像形成装置における定着加熱ローラ
31の設定温度域は、例えば設定温度を含む1〜5℃の
範囲であることが好ましい。
31の設定温度域は、例えば設定温度を含む1〜5℃の
範囲であることが好ましい。
【0035】この画像形成装置においては、定着装置3
0のメインヒータランプ33とサブヒータランプ34が
並列接続状態で点灯される際に、メインヒータランプ3
3とサブヒータランプ34が直列接続状態を経由して点
灯される。すなわち、メインヒータランプ33とサブヒ
ータランプ34が所定時間の間、直列接続状態に保持さ
れた後、並列接続状態に切り替えられて点灯される。こ
こに、メインヒータランプ33とサブヒータランプ34
が直列接続状態に保持される時間は、温度検知手段によ
り検知される定着加熱ローラ31の温度が、メインヒー
タランプ33とサブヒータランプ34により加熱される
前の温度より所定温度上昇する間に要する時間とされ
る。
0のメインヒータランプ33とサブヒータランプ34が
並列接続状態で点灯される際に、メインヒータランプ3
3とサブヒータランプ34が直列接続状態を経由して点
灯される。すなわち、メインヒータランプ33とサブヒ
ータランプ34が所定時間の間、直列接続状態に保持さ
れた後、並列接続状態に切り替えられて点灯される。こ
こに、メインヒータランプ33とサブヒータランプ34
が直列接続状態に保持される時間は、温度検知手段によ
り検知される定着加熱ローラ31の温度が、メインヒー
タランプ33とサブヒータランプ34により加熱される
前の温度より所定温度上昇する間に要する時間とされ
る。
【0036】また、並列接続状態で点灯されている定着
装置30のメインヒータランプ33とサブヒータランプ
34を消灯させる際には、直列接続状態を経由して消灯
される。
装置30のメインヒータランプ33とサブヒータランプ
34を消灯させる際には、直列接続状態を経由して消灯
される。
【0037】以上のような画像形成装置によれば、メイ
ンヒータランプ33とサブヒータランプ34が直列接続
状態を経由して点灯されると共に、並列接続状態で点灯
されているメインヒータランプ33とサブヒータランプ
34が直列接続状態を経由して消灯されるので、ヒータ
ランプ点灯回路に流れる突入電流および逆流過大電流
は、そのピーク値が抑制されたものとなる結果、フリッ
カを抑制することができ、結局、フリッカを規定された
範囲内に規制することができる。
ンヒータランプ33とサブヒータランプ34が直列接続
状態を経由して点灯されると共に、並列接続状態で点灯
されているメインヒータランプ33とサブヒータランプ
34が直列接続状態を経由して消灯されるので、ヒータ
ランプ点灯回路に流れる突入電流および逆流過大電流
は、そのピーク値が抑制されたものとなる結果、フリッ
カを抑制することができ、結局、フリッカを規定された
範囲内に規制することができる。
【0038】以上のように、本発明の画像形成装置は、
定着加熱ローラの加熱源として出力電力が大きいヒータ
ランプを複数用いた場合であっても、当該複数のヒータ
ランプを点灯させる際に発生する突入電流のピーク値、
および並列接続状態で点灯されている複数のヒータラン
プを消灯させる際に発生する逆流過大電流のピーク値を
抑制することができる結果、フリッカを抑制することが
できる。従って、出力電力が大きいヒータランプを加熱
源として備えた定着装置を有する画像形成装置に特に有
用である。
定着加熱ローラの加熱源として出力電力が大きいヒータ
ランプを複数用いた場合であっても、当該複数のヒータ
ランプを点灯させる際に発生する突入電流のピーク値、
および並列接続状態で点灯されている複数のヒータラン
プを消灯させる際に発生する逆流過大電流のピーク値を
抑制することができる結果、フリッカを抑制することが
できる。従って、出力電力が大きいヒータランプを加熱
源として備えた定着装置を有する画像形成装置に特に有
用である。
【0039】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上記の態様に限定されるものではない。
例えば、加熱源となるヒータランプの数は特に限定され
るものではなく、画像形成装置の定着装置には、圧着ロ
ーラに近接する位置にヒータランプが設けられていても
よい。この場合においても、画像形成装置の動作状態に
応じて、その点灯状態が独立してオン−オフ制御され
る。
たが、本発明は上記の態様に限定されるものではない。
例えば、加熱源となるヒータランプの数は特に限定され
るものではなく、画像形成装置の定着装置には、圧着ロ
ーラに近接する位置にヒータランプが設けられていても
よい。この場合においても、画像形成装置の動作状態に
応じて、その点灯状態が独立してオン−オフ制御され
る。
【0040】また、例えば画像形成装置内に紙詰まりが
生ずるなど、異常が発生した場合には、各々のヒータラ
ンプは、直列接続状態を経由することなしに消灯され
る。
生ずるなど、異常が発生した場合には、各々のヒータラ
ンプは、直列接続状態を経由することなしに消灯され
る。
【0041】
【実施例】<実施例1>出力電力が900Wのメインヒ
ータランプ(33)と、出力電力が1000Wのサブヒ
ータランプ(34)の2つのハロゲン白熱ランプが定着
加熱ローラの加熱源として設けられた定着装置(30)
を備えた画像形成装置を用い、定着加熱ローラの設定温
度を207℃、設定温度域を205〜208℃に設定し
た。そして、ヒータランプを点灯させる場合の全スイッ
チオフ状態とされる時間(t1)を20msec、メイ
ンヒータランプ(33)とサブヒータランプ(34)が
直列接続状態に保持される時間を、加熱定着ローラ(3
1)の温度が加熱開始前の温度より1℃上昇するまでに
要する時間に設定すると共に、ヒータランプを消灯させ
る場合の全スイッチオフ状態とされる時間(t2)を1
2msec、メインヒータランプ(33)とサブヒータ
ランプ(34)が直列接続状態に保持される時間を3s
ecに設定して、定着装置(30)の定着加熱ローラ
(31)の温度が設定温度域内に維持されるようメイン
ヒータランプ(33)とサブヒータランプ(34)がオ
ン−オフ制御されている状態において、メインヒータラ
ンプ(33)とサブヒータランプ(34)を点灯させた
ときに流れる突入電流のピーク値および消灯させたとき
に流れる逆流過大電流のピーク値を測定したところ、突
入電流が24A、逆流過大電流が2.00Aであった。
ータランプ(33)と、出力電力が1000Wのサブヒ
ータランプ(34)の2つのハロゲン白熱ランプが定着
加熱ローラの加熱源として設けられた定着装置(30)
を備えた画像形成装置を用い、定着加熱ローラの設定温
度を207℃、設定温度域を205〜208℃に設定し
た。そして、ヒータランプを点灯させる場合の全スイッ
チオフ状態とされる時間(t1)を20msec、メイ
ンヒータランプ(33)とサブヒータランプ(34)が
直列接続状態に保持される時間を、加熱定着ローラ(3
1)の温度が加熱開始前の温度より1℃上昇するまでに
要する時間に設定すると共に、ヒータランプを消灯させ
る場合の全スイッチオフ状態とされる時間(t2)を1
2msec、メインヒータランプ(33)とサブヒータ
ランプ(34)が直列接続状態に保持される時間を3s
ecに設定して、定着装置(30)の定着加熱ローラ
(31)の温度が設定温度域内に維持されるようメイン
ヒータランプ(33)とサブヒータランプ(34)がオ
ン−オフ制御されている状態において、メインヒータラ
ンプ(33)とサブヒータランプ(34)を点灯させた
ときに流れる突入電流のピーク値および消灯させたとき
に流れる逆流過大電流のピーク値を測定したところ、突
入電流が24A、逆流過大電流が2.00Aであった。
【0042】また、電圧変動量により規定されるコピー
動作中のフリッカ値(短期間フリッカ値)および電圧変
動の発生頻度により規定されるスタンバイ中のフリッカ
値(長期間フリッカ値)をフリッカ測定装置「フリッカ
ーメーター」を用いて測定したところ、短期間フリッカ
値は0.88、長期間フリッカ値は0.63であり、い
ずれも、規定された範囲を満足するものであった。
動作中のフリッカ値(短期間フリッカ値)および電圧変
動の発生頻度により規定されるスタンバイ中のフリッカ
値(長期間フリッカ値)をフリッカ測定装置「フリッカ
ーメーター」を用いて測定したところ、短期間フリッカ
値は0.88、長期間フリッカ値は0.63であり、い
ずれも、規定された範囲を満足するものであった。
【0043】<比較例1>実施例1と同様の画像形成装
置において、メインヒータランプ(33)とサブヒータ
ランプ(34)を直列接続状態を経由させずに点灯させ
ると共に、並列接続状態で安定に点灯されているメイン
ヒータランプ(33)とサブヒータランプ(34)を直
列接続状態を経由させずに消灯させることにより、定着
装置(30)における定着加熱ローラ(31)の温度が
設定温度域内に維持されるようメインヒータランプ(3
3)とサブヒータランプ(34)がオン−オフ制御され
ている状態において、メインヒータランプ(33)とサ
ブヒータランプ(34)を点灯させたときに流れる突入
電流のピーク値および消灯させたときに流れる逆流過大
電流のピーク値を測定したところ、突入電流が55A、
逆流過大電流が3.56Aであった。また、短期間フリ
ッカ値および長期間フリッカ値を測定したところ、短期
間フリッカ値は2.0、長期間フリッカ値は1.11で
あり、いずれも、規定された範囲を満足しないものであ
った。
置において、メインヒータランプ(33)とサブヒータ
ランプ(34)を直列接続状態を経由させずに点灯させ
ると共に、並列接続状態で安定に点灯されているメイン
ヒータランプ(33)とサブヒータランプ(34)を直
列接続状態を経由させずに消灯させることにより、定着
装置(30)における定着加熱ローラ(31)の温度が
設定温度域内に維持されるようメインヒータランプ(3
3)とサブヒータランプ(34)がオン−オフ制御され
ている状態において、メインヒータランプ(33)とサ
ブヒータランプ(34)を点灯させたときに流れる突入
電流のピーク値および消灯させたときに流れる逆流過大
電流のピーク値を測定したところ、突入電流が55A、
逆流過大電流が3.56Aであった。また、短期間フリ
ッカ値および長期間フリッカ値を測定したところ、短期
間フリッカ値は2.0、長期間フリッカ値は1.11で
あり、いずれも、規定された範囲を満足しないものであ
った。
【0044】以上の結果から、メインヒータランプとサ
ブヒータランプが並列接続状態で点灯されるときにも、
並列接続状態で安定に点灯されているメインヒータラン
プとサブヒータランプが消灯されるときにも、直列接続
状態を経由することにより、突入電流および逆流過大電
流の両者が共に抑制される結果、これらのヒータランプ
と共通の電源系統に接続された他の照明機器等に発生す
るフリッカを抑制することができ、従って、出力電力の
合計値が大きいヒータランプを加熱源として備えた定着
装置を有する場合であっても、フリッカ規格を満足させ
ることができることがわかる。
ブヒータランプが並列接続状態で点灯されるときにも、
並列接続状態で安定に点灯されているメインヒータラン
プとサブヒータランプが消灯されるときにも、直列接続
状態を経由することにより、突入電流および逆流過大電
流の両者が共に抑制される結果、これらのヒータランプ
と共通の電源系統に接続された他の照明機器等に発生す
るフリッカを抑制することができ、従って、出力電力の
合計値が大きいヒータランプを加熱源として備えた定着
装置を有する場合であっても、フリッカ規格を満足させ
ることができることがわかる。
【0045】
【発明の効果】本発明のヒータランプ制御装置によれ
ば、複数のヒータランプを並列接続状態で点灯させる際
に、直列接続状態を経由して点灯させると共に、並列接
続状態で点灯されている複数のヒータランプを消灯させ
る際に、直列接続状態を経由して消灯させるので、突入
電流および逆流過大電流の両者は、いずれも、そのピー
ク値が抑制されたものなる。従って、突入電流および逆
流過大電流による電圧変動はそれぞれ小さいものとな
り、当該複数のヒータランプと共通の電源に接続された
外部照明機器等に発生するフリッカが抑制され、結局、
フリッカを規定された範囲内に抑制することができる。
ば、複数のヒータランプを並列接続状態で点灯させる際
に、直列接続状態を経由して点灯させると共に、並列接
続状態で点灯されている複数のヒータランプを消灯させ
る際に、直列接続状態を経由して消灯させるので、突入
電流および逆流過大電流の両者は、いずれも、そのピー
ク値が抑制されたものなる。従って、突入電流および逆
流過大電流による電圧変動はそれぞれ小さいものとな
り、当該複数のヒータランプと共通の電源に接続された
外部照明機器等に発生するフリッカが抑制され、結局、
フリッカを規定された範囲内に抑制することができる。
【0046】本発明の画像形成装置によれば、複数のヒ
ータランプを点灯させる際に発生する突入電流および消
灯させる際に発生する逆流過大電流が抑制される結果、
フリッカを抑制することができ、結局、フリッカを規定
された範囲内に規制することができる。
ータランプを点灯させる際に発生する突入電流および消
灯させる際に発生する逆流過大電流が抑制される結果、
フリッカを抑制することができ、結局、フリッカを規定
された範囲内に規制することができる。
【図1】本発明のヒータランプ制御装置におけるヒータ
ランプ点灯回路の一例を示す回路構成図である。
ランプ点灯回路の一例を示す回路構成図である。
【図2】メインヒータランプとサブヒータランプの両者
を点灯させる場合、および並列接続状態で安定に点灯さ
れているメインヒータランプとサブヒータランプの両者
を消灯させる場合におけるヒータランプ点灯回路の動作
説明図である。
を点灯させる場合、および並列接続状態で安定に点灯さ
れているメインヒータランプとサブヒータランプの両者
を消灯させる場合におけるヒータランプ点灯回路の動作
説明図である。
【図3】本発明の画像形成装置の構成の主要部の一例を
示す説明図である。
示す説明図である。
11 メインヒータランプ 12 サブヒータランプ 13 交流電源 SW1、SW2、SW3 スイッチ素子 21 感光体 22 帯電部 23 現像器 24 転写部 25 分離部 27 搬送機構 28 クリーニング部 30 定着装置 31 定着加熱ローラ 32 加圧ローラ 33 メインヒータランプ 34 サブヒータランプ 35 温度検知手段
フロントページの続き (72)発明者 彭 有宝 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 坂田 智志 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 渡辺 裕之 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 Fターム(参考) 2H033 AA41 BA25 CA03 CA48 3K058 AA26 AA46 BA18 CA23 CB02 CB09 GA06 5H323 CB04 DA02 DB04 GG01 MM11 5H410 BB05 CC03 DD03 DD05 EA06 FF14 LL07 5H420 BB13 CC04 DD03 DD05 EA06 EB05 FF14
Claims (8)
- 【請求項1】 複数のヒータランプが複数のスイッチ素
子を介して共通の交流電源に接続され、スイッチ素子制
御手段によって各スイッチ素子の状態を制御することに
より、当該複数のヒータランプが直列接続状態と並列接
続状態との間で切り替え可能に構成されたヒータランプ
点灯回路を備えてなり、 スイッチ素子制御手段は、当該複数のヒータランプを並
列接続状態で点灯させる際に、直列接続状態を経由して
点灯するよう各スイッチ素子を制御すると共に、並列接
続状態で点灯されている当該複数のヒータランプを消灯
させる際に、直列接続状態を経由して消灯するよう各ス
イッチ素子を制御することを特徴とするヒータランプ制
御装置。 - 【請求項2】 スイッチ素子制御手段は、複数のヒータ
ランプを並列接続状態で点灯させる際に、所定時間の
間、当該複数のヒータランプが直列接続状態を保持する
よう各スイッチ素子を制御することを特徴とする請求項
1に記載のヒータランプ制御装置。 - 【請求項3】 スイッチ素子制御手段は、複数のヒータ
ランプを並列接続状態で点灯させる際に、所定時間の
間、複数のヒータランプを直列接続状態に保持した後、
並列接続状態に切り替えて点灯するよう制御することを
特徴とする請求項2に記載のヒータランプ制御装置。 - 【請求項4】 複数のヒータランプを並列接続状態で点
灯させる際に、当該複数のヒータランプが直列接続状態
に保持される時間が、当該複数のヒータランプの加熱対
象である被加熱体の温度を検知する温度検知手段により
検知される温度がヒータランプを点灯させる前の被加熱
体の温度より所定温度上昇するまでに要する時間である
ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載のヒー
タランプ制御装置。 - 【請求項5】 複数のヒータランプを加熱源とする定着
加熱ローラを備えてなる定着装置を有する画像形成装置
において、 定着装置は、定着加熱ローラを加熱する複数のヒータラ
ンプが複数のスイッチ素子を介して共通の交流電源に接
続され、各スイッチ素子の状態を制御することにより当
該複数のヒータランプが直列接続状態と並列接続状態と
の間で切り替え可能に構成されたヒータランプ点灯回路
と、このヒータランプ点灯回路における各スイッチ素子
を制御するスイッチ素子制御手段とを備えてなるヒータ
ランプ制御装置を有してなり、 当該複数のヒータランプが並列接続状態で点灯される際
に、当該複数のヒータランプが直列接続状態を経由して
点灯されると共に、並列接続状態で点灯されている当該
複数のヒータランプが消灯される際に、直列接続状態を
経由して消灯されることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項6】 複数のヒータランプが並列接続状態で点
灯される際に、所定時間の間、当該複数のヒータランプ
が直列接続状態に保持されることを特徴とする請求項5
に記載の画像形成装置。 - 【請求項7】 複数のヒータランプが並列接続状態で点
灯される際に、所定時間の間、当該複数のヒータランプ
が直列接続状態に保持された後、並列接続状態に切り替
えられて点灯されることを特徴とする請求項6に記載の
画像形成装置。 - 【請求項8】 複数のヒータランプが並列接続状態で点
灯される際に、当該複数のヒータランプが直列接続状態
に保持される時間が、当該複数のヒータランプの加熱対
象である被加熱体の温度を検知する温度検知手段により
検知される温度がヒータランプを点灯させる前の被加熱
体の温度より所定温度上昇するまでに要する時間である
ことを特徴とする請求項6または請求項7に記載の画像
形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31979999A JP2001142547A (ja) | 1999-11-10 | 1999-11-10 | ヒータランプ制御装置および画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31979999A JP2001142547A (ja) | 1999-11-10 | 1999-11-10 | ヒータランプ制御装置および画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001142547A true JP2001142547A (ja) | 2001-05-25 |
Family
ID=18114328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31979999A Withdrawn JP2001142547A (ja) | 1999-11-10 | 1999-11-10 | ヒータランプ制御装置および画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001142547A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6870140B2 (en) * | 2003-05-21 | 2005-03-22 | Lexmark International, Inc. | Universal fuser heating apparatus with effective resistance switched responsive to input AC line voltage |
US7193180B2 (en) | 2003-05-21 | 2007-03-20 | Lexmark International, Inc. | Resistive heater comprising first and second resistive traces, a fuser subassembly including such a resistive heater and a universal heating apparatus including first and second resistive traces |
US7277654B2 (en) | 2005-06-24 | 2007-10-02 | Lexmark International, Inc. | Electrophotographic power supply configuration for supplying power to a fuser |
-
1999
- 1999-11-10 JP JP31979999A patent/JP2001142547A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6870140B2 (en) * | 2003-05-21 | 2005-03-22 | Lexmark International, Inc. | Universal fuser heating apparatus with effective resistance switched responsive to input AC line voltage |
US7193180B2 (en) | 2003-05-21 | 2007-03-20 | Lexmark International, Inc. | Resistive heater comprising first and second resistive traces, a fuser subassembly including such a resistive heater and a universal heating apparatus including first and second resistive traces |
US7277654B2 (en) | 2005-06-24 | 2007-10-02 | Lexmark International, Inc. | Electrophotographic power supply configuration for supplying power to a fuser |
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Date | Code | Title | Description |
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