JP4063006B2 - 炊飯器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、商用電源から電力を供給し調理物あるいは鍋の温度を検知する温度検知手段を有する炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の炊飯器は例えば図5に示すように構成していた。以下、その構成に付いて説明する。
【0003】
図に示すように、鍋1は米と水を入れており、この鍋1を加熱手段2により加熱するとともに、鍋1の温度を温度検知手段3により検知するよう構成している。配線4は、商用電源からコンセント(図示せず)を介して加熱手段2と温度検知手段3に電力を供給するものであり、配線4の途中に商用電源からの電力の供給を可能または停止にする切替手段5を設けている。
【0004】
制御手段6は温度検出手段3を動作させて、温度検出手段3からの入力と時間により加熱手段2を制御して炊飯や保温を行い、待機時には切替手段5を制御することで加熱手段2と温度検出手段3への電力供給を行わないようにして不要な電力消費を避けている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の炊飯器では、切替手段5により商用電源からの通電を停止した場合に温度検知手段3も停止してしまい、炊飯を開始するために、商用電源からの通電を開始したときに温度検出手段3を動作させ、その入力に応じて炊飯を行った場合、時間的なずれを生じてしまい、使用感を損なうことがあった。
【0006】
また、商用電源からの通電を停止する前の温度検出手段3からの入力に応じて炊飯を開始した場合は、炊飯直後に商用電源からの通電を停止した場合や室温などに大きな変化があったときなど、実際の温度と異なった温度に応じて炊飯を開始してしまい、的確な炊飯を行うことができなくなるという問題を有していた。
【0007】
本発明は上記課題を解決するのもので、温度検知手段への電力供給をカットする省電力待機状態を持つ炊飯器において、使用感を損ねることなく、使用開始時の温度に応じた的確な炊飯を行えるようにすることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、調理物を入れる鍋を加熱手段により加熱し、調理物あるいは鍋の温度を温度検知手段により検知し、温度検知手段を動作させるための電力供給を行わないようにする省電力待機状態と電力供給を行う通常待機状態を切替手段により切り替え、制御手段により温度検知手段からの入力により加熱手段を制御するとともに切替手段を制御するよう構成し、制御手段は、温度検知手段による検知温度が所定の温度以下になるまで前記温度検知手段による検知温度と所定の温度との差に応じて、前記切替手段を制御して断続的に温度検知手段への電力供給を行う時間間隔を変化するようにしたものである。
【0009】
これにより、温度検知手段への電力供給をカットする省電力待機状態を持つ炊飯器において、使用感を損ねることなく、使用開始時の温度に応じた的確な炊飯を行えるようにすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、調理物を入れる鍋と、前記鍋を加熱する加熱手段と、前記調理物あるいは鍋の温度を検知する温度検知手段と、前記温度検知手段を動作させるための電力供給を行わないようにする省電力待機状態と電力供給を行う通常待機状態を切り替える切替手段と、前記温度検知手段からの入力により前記加熱手段を制御するとともに前記切替手段を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記温度検知手段による検知温度が所定の温度以下になるまで、前記温度検知手段による検知温度と所定の温度との差に応じて、前記切替手段を制御して断続的に温度検知手段への電力供給を行う時間間隔を変化するようにしたものであり、炊飯直後の温度の高い状態で温度検知手段への電力供給を行わないようにしないため、炊飯開始時に実際と異なった温度と判断して炊飯を行うことのないようにできるとともに、温度検知手段によって検知した温度に応じて断続的に温度検知手段への電力供給を行うことで、より省電力になるようにできる。
【0011】
請求項2に記載の発明は、調理物を入れる鍋と、前記鍋を加熱する加熱手段と、前記調理物あるいは鍋の温度を検知する温度検知手段と、前記温度検知手段を動作させるための電力供給を行わないようにする省電力待機状態と電力供給を行う通常待機状態を切り替える切替手段と、前記温度検知手段からの入力により前記加熱手段を制御するとともに前記切替手段を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記温度検知手段による検知温度が所定の温度以下になるまで、断続的に温度検知手段への電力供給を行う間隔を、前記温度検知手段によって前回検知した温度と今回検知した温度との差によって、次回の前記温度検知手段への電力供給を行うまでの時間を変化するようにしたものであり、室温の変動や水温の変動等があった場合にも適切に温度検知手段への電力供給を行うことができ、炊飯開始時に実際と異なった温度で炊飯を行うことのないようにできるとともに、適切な間隔で断続的に温度検知手段への電力供給を行うことで、より省電力になるようにできる。
【0012】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0013】
なお、以下の実施例では、温度検知手段と加熱手段への電力供給の切り替えを1つの切替手段で行っているが、別々のものにしてもよく、その場合、温度検知手段による温度によって、温度検知手段への電力供給のみを切り替え、加熱手段への電力供給は、温度検知手段による温度によって切り替えなくてもよい。
【0014】
また、以下の実施例では、通常待機状態から省電力待機状態への切り替え条件として、1分以上の放置としているが、設定手段によって切り替えたり、蓋の開閉や鍋の有無を検知して、その状況によって切り替えるようにしてもよい。
【0015】
また、以下の実施例では、省電力待機状態から通常待機状態への復帰条件として、キーが押されたかどうかとしているが、蓋の開閉や鍋の有無を検知して、その状況によって切り替えるようにしてもよい。
【0016】
また、以下の実施例では、1つの温度検知手段の場合について説明しているが、複数の温度検知手段について行ってもよく、その場合、それぞの温度検知手段によって所定の温度や復帰までの時間などを異なったものにしてもよく、同じにしてもよいし、それぞれの温度検知手段によって各実施例を組み合わせたものにしてもよい。
【0017】
また、以下の実施例では、温度検知手段への電源供給を完全に行わないようにしているが、例えば断線など異常状態を検知するために必要な最低限の電力のみを供給するようにしてもよい。
【0018】
(実施例1)
図1に示すように、鍋1は米と水を入れており、この鍋1をヒータにより構成した加熱手段2により加熱するよう構成している。温度検知手段3は鍋1の温度を検知するもので、サーミスタ、抵抗、電圧比較器などで構成している。配線4は商用電源からコンセント(図示せず)を介して炊飯器に電力を供給するもので、加熱手段2と温度検知手段3に電力を供給する配線4の途中に、商用電源からの電力の供給を可能または停止する切替手段5を設けている。この切替手段5はリレーにより構成し、温度検知手段3を動作させるための電力供給を行わないようにする省電力待機状態と電力供給を行う通常待機状態を切り替える。設定手段、状態検知手段7は、キーや鍋有無検知手段などで構成している。
【0019】
制御手段8は、マイクロコンピュータと周辺回路とで構成し、温度検知手段3の出力と、設定手段、状態検知手段7の出力を入力し、温度検知手段3からの入力により加熱手段2を制御するとともに、切替手段5を制御する制御するもので、温度検知手段3による検知温度が所定の温度(例えば、70℃)以下になるまで切替手段5を制御して省電力待機状態にならないように構成している。
【0020】
上記構成において図2を参照しながら動作を説明する。ステップ1で炊飯や保温のための動作を行っていない待機中であるかどうかを判定し、待機中でなければステップ2へ進み、待機中であればステップ3へ進む。ステップ2では、待機以外の現在の状況に応じた処理(例えば、炊飯シーケンスにしたがった制御、停電検知など)を行う。
【0021】
ステップ3では、温度検知手段3以外の省電力待機状態になる条件を満たしているかどうか、本実施例の場合、待機状態になって1分以上放置されているかどうかを判定し、条件を満たしていない、すなわち本実施例では、1分以上放置されていない場合はステップ4へ進み、1分以上放置されている場合はステップ5へ進む。ステップ4では、通常待機の処理(設定手段の処理、温度検知手段3の制御など)を行う。
【0022】
ステップ5では、温度検知手段3による温度が所定の温度である70℃以上かどうかを判断し、70℃以上であればステップ4へ進み、70℃未満であればステップ6へ進む。ステップ6では、切替手段5を制御して温度検知手段3と加熱手段2への電源供給を行わないようにし、ステップ7へ進む。ステップ7では、省電力待機の処理(温度検知手段3の制御を除く、停電検知処理など)を行い、ステップ8へ進む。
【0023】
ステップ8では、省電力待機状態の終了条件を満たしているか、本実施例では、何らかの設定手段が操作されたかどうかを判断し、操作されている場合は、ステップ9へ進み、操作されていない場合はステップ7へ戻る。ステップ9では、温度検知手段3と加熱手段2への電源供給を行い、ステップ4へ進む。
【0024】
このように本実施例によれば、所定の温度以下(本実施例の場合70℃)になるまで、温度検知手段3への電源供給を行うようにしているため、炊飯直後のような高温の状態で待機状態になった場合にも、所定の温度を次回の炊飯開始に影響のない温度に設定しておくことで、実際の炊飯や使用感に影響を与えることなく待機時の省電力を実現することができる。
【0025】
なお、本実施例の場合、所定の温度として70℃としているが、この温度は炊飯や保温を開始するにあたって影響がない、あるいは極めて少ない温度であればよいのであって、別途設けた室温センサなどによって変更をしてもよいし、別途設けた設定手段によって変更してもよい。
【0026】
また、本実施例では、温度検知手段3として、サーミスタと抵抗と電圧比較器で構成しているが、赤外線などによる温度検知手段でもよく、また、電圧比較器もAD変換器でもよく、また、これらは制御手段であるマイクロコンピュータに内蔵されていてもよい。
【0027】
(実施例2)
図1に示す制御手段は、温度検知手段3による検知温度が所定の温度(例えば、70℃)以下になるまで、温度検知手段3による検知温度に応じて、切替手段5を制御して断続的に温度検知手段3への電力供給を行うように構成している。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0028】
上記構成において図3を参照しながら動作を説明する。ステップ1で炊飯や保温のための動作を行っていない待機中であるかどうかを判定し、待機中でなければステップ2へ進み、待機中であればステップ3へ進む。ステップ2では、待機以外の現在の状況に応じた処理(例えば、炊飯シーケンスにしたがった制御、停電検知など)を行う。
【0029】
ステップ3では、温度検知手段10以外の省電力待機状態になる条件を満たしているかどうか、本実施例の場合、待機状態になって1分以上放置されているかどうかを判定し、条件を満たしていない、すなわち本実施例では、1分以上放置されていない場合はステップ4へ進み、1分以上放置されている場合はステップ21へ進む。ステップ4では、通常待機の処理(設定手段の処理、温度検知手段3の制御など)を行う。
【0030】
ステップ21では、温度検知手段3による温度と所定の温度である70℃との差が+10度以上であれば30分、+5度以上であれば5分、所定の温度未満の場合は無限大、というように温度検知手段3による温度と所定の温度である70℃との差に応じて復帰までの時間T1を設定し、ステップ6へ進む。
【0031】
ステップ6では、温度検知手段3と加熱手段2への電源供給を行わないようにし、ステップ7へ進む。ステップ7では、省電力待機の処理(温度検知手段3の制御を除く、停電検知処理など)を行い、ステップ22へ進む。
【0032】
ステップ22では、省電力待機にしてからステップ21で設定した時間T1が経過したかどうかを判断し、経過している場合はステップ9へ進み、経過していない場合はステップ8へ進む。ステップ8では、省電力待機状態の終了条件を満たしているか、本実施例では、何らかの設定手段が操作されたかどうかを判断し、操作されている場合は、ステップ9へ進み、操作されていない場合はステップ7へ戻る。ステップ9では、温度検知手段3と加熱手段2への電源供給を行い、ステップ4へ進む。
【0033】
このように本実施例によれば、所定の温度(70℃)以下になるまで、その温度差に応じて、断続的に温度検知手段3への電源供給を行うようにしているため、炊飯直後のような高温の状態で待機状態になった場合にも、所定の温度を次回の炊飯開始に影響のない温度に設定しておくことで、実際の炊飯や使用感に影響を与えることなく、また、温度が高い状態で常に温度検知手段3への電源供給を行うことがないため、より待機時の省電力になるようにできる。
【0034】
なお、本実施例では、所定の温度未満の場合は無限大という設定にして温度検知手段3への電源供給を行わないようにしているが、所定の温度未満の場合でも、一定時間ごとに温度検知手段3への電源供給を行うようにしてもよい。
【0035】
また、本実施例では、所定の温度との差が大きい場合は、温度検知手段3への電源供給までの時間を長く、所定の温度との差が小さい場合は、温度検知手段3への電源供給までの時間を短くしているが、すべて同じ時間であってもよい。
【0036】
(実施例3)
図1に示す制御手段は、断続的に温度検知手段3への電力供給を行う間隔を、温度検知手段3によって前回検知した温度と今回検知した温度との差によって、次回の温度検知手段3への電力供給を行うまでの時間を変化するように構成している。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0037】
上記構成において図4を参照しながら動作を説明する。ステップ1で炊飯や保温のための動作を行っていない待機中であるかどうかを判定し、待機中でなければステップ2へ進み、待機中であればステップ3へ進む。ステップ2では、待機以外の現在の状況に応じた処理(例えば、炊飯シーケンスに従った制御、停電検知など)を行う。
【0038】
ステップ3では、温度検知手段3以外の省電力待機状態になる条件を満たしているかどうか、本実施例の場合、待機状態になって1分以上放置されているかどうかを判定し、条件を満たしていない、すなわち本実施例では、1分以上放置されていない場合はステップ4へ進み、1分以上放置されている場合はステップ31へ進む。ステップ4では、通常待機の処理(設定手段の処理、温度検知手段3の制御など)を行う。
【0039】
ステップ31では、今回の温度検知手段3による温度と前回の温度検知手段3による温度の差が10度以上であれば5分、5度以上であれば10分、5度未満であれば30分というように、今回の温度検知手段3による温度と前回検知した温度検知手段3による温度の差によって、復帰までの時間T1を設定し、ステップ6へ進む。
【0040】
ステップ6では、温度検知手段3と加熱手段2への電源供給を行わないようにし、ステップ7へ進む。ステップ7では、省電力待機の処理(温度検知手段3の制御を除く、停電検知処理など)を行い、ステップ22へ進む。ステップ22では、省電力待機にしてからステップ31で設定した時間T1が経過したかどうかを判断し、経過している場合は、ステップ9へ進み、経過していない場合はステップ8へ進む。
【0041】
ステップ8では、省電力待機状態の終了条件を満たしているか、本実施例では、何らかの設定手段が操作されたかどうかを判断し、操作されている場合は、ステップ9へ進み、操作されていない場合はステップ7へ戻る。ステップ9では、温度検知手段3と加熱手段2への電源供給を行い、ステップ4へ進む。
【0042】
このように本実施例によれば、今回の温度検知手段3による温度と前回の温度検知手段3による温度の差に応じて、断続的に温度検知手段3への電源供給を行うようにしているため、炊飯直後のような高温の状態で待機状態になった場合にも、所定の温度を次回の炊飯開始に影響のない温度範囲になるように設定しておくことで、実際の炊飯や使用感に影響を与えることなく、また、温度が高い状態で常に温度検知手段3への電源供給を行うことがないため、より待機時の省電力になるようにできる。
【0043】
なお、本実施例では、温度差が5度未満であれば所定の温度未満の場合でも、30分後に温度検知手段3への電源供給を行うようにしているが、所定の温度未満の場合は、温度差に関係なく設定時間を無限大に設定して温度検知手段3への電源供給を行わないようにしてもよい。
【0044】
【発明の効果】
以上のように本発明の請求項1に記載の発明によれば、温度検知手段による検知温度が所定の温度以下になるまで、温度検知手段による検知温度と所定の温度との差に応じて、切替手段を制御して断続的に温度検知手段への電力供給を行う時間間隔を変化するようにしたので、炊飯開始時に実際と異なった温度と判断して炊飯を行うことのないようにするとともに、温度検知手段によって検知した温度に応じて断続的に温度検知手段への電力供給を行うことで、より省電力になるようにできる。
【0045】
また、請求項2に記載の発明によれば、温度検知手段によって前回検知した温度と今回検知した温度との差によって、次回の温度検知手段への電力供給を行うまでの時間を変化するようにしたので、室温の変動や水温の変動等があった場合にも適切に温度検知手段への電力供給を行うことができ、炊飯開始時に実際と異なった温度で炊飯を行うことのないようにするとともに、適切な間隔で断続的に温度検知手段への電力供給を行うことで、より省電力になるようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例の炊飯器のブロック図
【図2】 同炊飯器のフローチャート
【図3】 本発明の第2の実施例の炊飯器のフローチャート
【図4】 本発明の第3の実施例の炊飯器のフローチャート
【図5】 従来の炊飯器のブロック図
【符号の説明】
1 鍋
2 加熱手段
3 温度検知手段
5 切替手段
制御手段

Claims (2)

  1. 調理物を入れる鍋と、前記鍋を加熱する加熱手段と、前記調理物あるいは鍋の温度を検知する温度検知手段と、前記温度検知手段を動作させるための電力供給を行わないようにする省電力待機状態と電力供給を行う通常待機状態を切り替える切替手段と、前記温度検知手段からの入力により前記加熱手段を制御するとともに前記切替手段を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記温度検知手段による検知温度が所定の温度以下になるまで、前記温度検知手段による検知温度と所定の温度との差に応じて、前記切替手段を制御して断続的に温度検知手段への電力供給を行う時間間隔を変化するようにした炊飯器。
  2. 調理物を入れる鍋と、前記鍋を加熱する加熱手段と、前記調理物あるいは鍋の温度を検知する温度検知手段と、前記温度検知手段を動作させるための電力供給を行わないようにする省電力待機状態と電力供給を行う通常待機状態を切り替える切替手段と、前記温度検知手段からの入力により前記加熱手段を制御するとともに前記切替手段を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記温度検知手段による検知温度が所定の温度以下になるまで、断続的に温度検知手段への電力供給を行う間隔を、前記温度検知手段によって前回検知した温度と今回検知した温度との差によって、次回の前記温度検知手段への電力供給を行うまでの時間を変化するようにした炊飯器。
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