JP2001258727A - 調理器 - Google Patents
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- Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
- Electric Ovens (AREA)
- Electric Stoves And Ranges (AREA)
- Cookers (AREA)
Abstract
ので、ドアの開閉とは無関係に待機電力を低減すること
を課題とする。 【解決手段】 制御手段3へ電力を供給する電源回路4
と、電源回路4と制御手段3との間に設け制御手段3へ
の電力を開閉する電力開閉手段5と、電力開閉手段5の
ON/OFFを制御する保持手段6とで構成し、保持手
段6は、電力開閉手段5がOFFの場合はキー操作によ
りキー入力手段2から出力される信号または制御手段3
の信号により電力開閉手段5をONにし、電力開閉手段
5がONの後、動作状態が遷移しない場合は、制御手段
3からの信号により電力開閉手段5をOFFさせるよう
にした。これにより、ドアの開閉に関わらず制御手段で
の電力消費を少なくすことができる。
Description
理器に関し、特に使用していない待機時の消費電力を減
少させる制御回路に関する。
望まれており、特に日常的に使用される家電製品につい
ては消費電力に関する法制化も推進されている。その中
で、非動作時である待機時の電力は全消費電力の1割か
ら2割とも言われており特に注目されている。
えると、高周波加熱、ヒータ等使用した実調理時間より
も非動作時間すなわち待機時間の方が圧倒的に多いのが
実状である。
17906号公報に記載されているようなものが一般的
であった。この電子レンジは図5に示すように商用電源
7と制御回路3の電源回路4との間に介設されたドアの
開閉に連動して動作するドアスイッチ8と、このドアス
イッチ8に並列に接続されて電力開閉手段5が設けられ
ている。制御回路3は、ドアの開成によりドアスイッチ
8を介し電力が供給されると共に、ドアの開成を検出す
るドアスイッチ回路10の信号に基づいて、電力開閉手
段5をONし自己保持される。そのため制御回路3への
電力を継続的に供給されることになる。またドアが閉じ
て一定時間内にドアスイッチ回路10またはキー入力回
路2からの入力が無い場合は電力開閉手段5をOFFさ
せるように構成されている。
態で一定時間内にドアの開閉またはキー入力がなされな
ければ電力開閉手段5をOFFして電子レンジの制御回
路3への電力供給が遮断せれ、次のドアの開成動作まで
電力は供給されないようになっていた。
ているドアスイッチ8のかわりに電源スイッチを設けた
電子レンジもある。この場合は、電源スイッチが電源回
路への電力供給のトリガとなり、電力開閉手段5をON
することで、制御回路3への電源供給が継続される。
の電子レンジでは、ドアが開閉されるたびに調理とは無
関係に一定時間は従来通り電力が消費されるという第一
の問題を有していた。すなわち、実使用において、調理
が終了して食品を取り出す場合、必ずドアを開閉するた
め、ドアを開成する度に必ず一定時間の電力が消費され
ている。また、食品を電子レンジの庫内に入れて一次保
存する人も多くいるのが実状であり、庫内に食品を出し
入れするたびに必ず一定の電力が消費されるのは無駄で
ある。
を消費してしまい、待機電力をOFFするためには、必
ずドアを閉じておかねばならないという第二の問題を有
していた。すなわち、電子レンジは調理終了後オーブン
庫内が非常に熱くなっているため、ドアを開けた状態で
冷却する人も多く、場合によってはドアを開けっ放しに
している人もいるのが実状であり、この場合は全く省電
力にはならない。
御回路への電力供給のトリガとしているので、実際の調
理設定操作において、ドアを開いた後または電源スイッ
チを操作した後でなければメニューを設定できないこと
になっている。実際の調理設定操作では、ドアを開ける
前にメニューを設定する人も多いのが現実であり、操作
手順が限定されるという第三の問題を有していた。
イクロコンピュータ(以下マイコンと称す)及びその周
辺回路による電力消費が殆どであり、この電力消費をい
かに無くすかである。
加熱する加熱手段と、調理の設定を行う複数のキー入力
手段と、調理器を制御する制御手段と、制御手段へ電力
を供給する電源回路と、電源回路と制御手段との間に設
け制御手段への電力を開閉する電力開閉手段と、電力開
閉手段のON/OFF動作を制御する保持手段とを備
え、保持手段は、電力開閉手段がOFFの場合は、キー
操作によりキー入力手段のいづれかから出力される信号
または制御手段からの信号により電力開閉手段をON
し、電力開閉手段がONの後に動作が遷移しない場合
は、制御手段からの信号により電力開閉手段をOFFに
するようにしたものである。
如何に関わらず、調理設定操作がされて初めて電力開閉
手段がONし、マイコン及び周辺回路といった制御手段
に電力が供給されるため、ドアの開成及び閉成の如何に
関わらず、制御手段への電力の供給を少なくすことがで
きる。
ンジは、調理の設定を行う複数のキー入力手段と、調理
器を制御する制御手段と、制御手段へ電力を供給する電
源回路と、電源回路と制御手段との間に設け制御手段へ
の電力を開閉する電力開閉手段と、電力開閉手段のON
/OFF動作を制御する保持手段とを備え、保持手段
は、電力開閉手段がOFFの場合は、キー操作によりキ
ー入力手段のいづれかから出力される信号または制御手
段の信号により電力開閉手段をONし、電力開閉手段が
ONの後に動作が遷移しない場合は、制御手段からの信
号により電力開閉手段をOFFするようにしたため、ド
アの開成及び閉成の如何に関わらず制御手段での電力消
費を少なくすことができる。
キー入力手段から入力された後に所定時間キー入力がな
されない場合、調理が行われないと判断し電力開閉手段
をOFFさせる信号を保持手段に出力するものである。
そのため、いち早く不要な電力の消費を無くすことがで
きる。
制御手段が、キー入力により設定されたプログラムを開
始した場合、そのプログラムが完遂した後、または取り
消された後の所定時間内にキー入力がなされなければ、
電力開閉手段をOFFさせる信号を保持手段に出力する
ものである。そのため、調理終了後しばらくして食品を
取り出すためにドアを開閉しても制御手段への電力の供
給が再開ないため、不要な電力の消費を無くすことがで
きる。
制御手段による加熱手段の制御が不能となった場合、電
力開閉手段をOFFさせる信号を保持手段に出力するも
のである。そのため、制御手段へのすべての電力供給が
断たれるため、加熱手段の動作を制御手段からの制御と
は無関係に確実に停止することができるため、より安全
な電子レンジにすることができる。
て説明する。
制御回路のブロック図であり、図2は本発明の実施例1
の電子レンジの制御回路を示す図である。なお、従来例
と同様な構成には同一符号を付した。
は食品を加熱する加熱手段1であるヒータ及び高周波発
生源、2は調理の設定を入力するキー入力手段であり複
数のスイッチがマトリックス状に構成してある。3はキ
ー操作により入力された調理設定を実行するために加熱
手段1であるヒータ11〜12及び高周波発生源13を
制御する制御手段、4は制御手段3の電源回路、5は制
御手段への電源の供給を開閉する電力開閉手段、6はこ
の電力開閉手段5のON/OFF動作を制御する保持手
段、9はドアの開閉に連動してOFF/ONするドアス
イッチ、14〜16はヒータ11〜12及び高周波発生
源13を入り切りするリレーの接点、17は調理動作以
外の待機状態及び調理設定の待ち受け状態において、加
熱手段1を両切りにするためのリレー接点、18はリレ
ーの接点14〜17をON/OFFさせるリレー駆動回
路、19はリレーの接点14〜17のON/OFFを検
出するリレー接点検出回路であり、予期しないリレー駆
動回路の故障やリレー接点の溶着等をリレーの接点状態
を監視することで検出するための回路である。20はマ
イコンであり予め設定されたプログラムに基づき、キー
入力手段2からの入力信号により調理条件を決定し、リ
レー駆動回路18に信号を与えることで加熱手段1であ
るヒータ11〜12及び高周波発生源13を制御してい
る。
を加熱調理していない待機状態においては、電力開閉手
段5は開成状態であり制御手段3への電力供給は遮断さ
れている。また、トランジスタQ1〜Q3は待機状態に
おいて制御手段3への電流の流れ込みを防ぐ働きをして
いる。また同様にダイオードD1〜D3はキー操作によ
る制御手段3への電流の流れ込みを防ぐ働きをしてい
る。次に、キー入力手段2である複数のキーSW1〜S
W9のいずれかのキーが操作されると、抵抗R4〜R6
と抵抗R7〜R9のうちそのスイッチが接続されている
それぞれの抵抗を介して保持手段6に、電力開閉手段5
をONさせる信号が入力される。電力開閉手段5がON
することにより制御手段3への電源供給が開始され、抵
抗R1〜R3とダイオードD1〜D3及びR7〜R9を
介し保持手段6に信号が入力され、電力開閉手段5がO
Nが継続し、制御手段3への電源供給が継続されるよう
にしている。制御手段3への電源の供給が開始された後
にマイコン20が起動し、調理設定の待ち受け状態とな
る。キー操作の検出については、マイコン20が起動し
た後マイコン20の出力ポートP4〜P6から時系列に
スキャン信号が出力される。P1〜P3は入出力ポート
であり調理設定の待ち受け状態及び調理状態では、入力
ポートに設定されている。キーが操作されない場合は、
P1〜P3にはHiレベルの信号が入力されている。キ
ーが操作された場合は、スキャン信号のタイミングとP
1〜P3のうち何れにLoレベルの信号が入力されたか
により操作されたキーを判定している。
定されたタイマー時間の減算を開始し、その間にキー入
力手段2から入力がなされない場合、残り時間がゼロに
なった時点で電力開閉手段5をOFFする信号をP1〜
P3を出力ポートに切り換えLoレベル出力をすること
で、保持手段6に電力開閉手段5をOFFさせる信号を
出力するようにした。
に、キー入力手段2からマイコン20へキー入力信号が
入力されると、タイマー時間は再設定され再びタイマー
時間の減算が開始し、残り時間がゼロになった時点で電
力開閉手段5をOFFする信号を保持手段6に出力する
ようにした。
マイコン20は調理設定の待ち受け状態から調理状態と
なる。そしてマイコン20は、調理プログラムが完遂な
いし取り消された後にタイマー時間を再設定し、再びタ
イマー時間の減算が開始し、その間にキー入力手段2か
ら入力がなされない場合、残り時間がゼロになった時点
で電力開閉手段5をOFFする信号を保持手段6に出力
するようにした。
消された場合で、電子レンジの冷却や状態表示と言った
目的で一定時間のタイマー時間を減算する必要がない場
合は、直ちに電力開閉手段5をOFFさせることができ
るのは言うまでもない。また、これらのタイマー時間
は、実行される調理プログラム及び電子レンジの状態に
応じてそれぞれ異なった必要最小限の時間に設定できる
ことは言うまでもない。
キー操作されると、再び制御手段3に電力を供給される
ようにした。
らキー操作によりマイコン20が起動すると、マイコン
20はリレー接点検出回路19からの信号によりリレー
14〜17の接点の状態を検出し、リレー14〜17の
接点がONしてはならない時にONしている場合、電力
開閉手段5をOFFするようにした。さらに、調理動作
中においてリレー14〜17の接点がONしてはならな
い時にONしている場合、電力開閉手段5をOFFする
ようにした。さらに、調理動作が完遂または取り消され
たのちリレー14〜17の接点がONしてはならない時
にONしている場合、電力開閉手段5をOFFするよう
にした。
熱手段1をOFFすることができない場合でも、電力開
閉手段5をOFFすることで安全に電子レンジを停止す
ることができる。さらにリレー14〜17のいずれかの
接点が溶着した場合でも、本発明のように加熱手段1を
リレー接点17で両切りにしている構成の場合、電力開
閉手段5をOFFすることで安全に電子レンジを停止す
ることができる。
子レンジの制御回路を示す図である。本実施例2におい
て、実施例1と異なる点は、マトリックス状に配置され
たスイッチで構成されたキー入力手段2からマイコン2
0への入力信号をアナログデータで入力するようにした
ことであり、マイコン20のキー入力を検出するポート
P8をAD入力ポートとし、マイコン20のキー入力を
検出するポートの数を減らした点である。なお、実施例
1と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略す
る。
調理していない待機状態においては、電力開閉手段5は
開成状態であり制御手段3への電力供給は遮断されてい
る。次に、キー入力手段2である複数のキーSW1〜S
W9のいずれかのキーが操作されると、抵抗R13〜R
15と抵抗R10〜R12のうちそのスイッチが接続さ
れているそれぞれの抵抗を介して保持手段6に、電力開
閉手段5をONさせる信号が入力される。電力開閉手段
5がONすることにより制御手段3への電源供給が開始
され、抵抗R16を介し保持手段6に電力開閉手段をO
Nさせる信号が入力され、電力開閉手段5のONが継続
し、制御手段3への電源供給が継続される。そして、制
御手段3への電源の供給が開始された後にマイコン20
が起動する。マイコン20におけるキー操作の検出は、
P8に入力されるアナログデータとP4〜P6から時系
列に出力されるスキャン信号のタイミングより、操作さ
れたキーを判定している。P8に入力されるアナログデ
ータは、操作されるスイッチと接続されているQ1〜Q
3の何れかのコレクタ−エミッタ電圧Vceと抵抗R1
1〜R12と、D1の順方向電圧Vf及びR1により決
まる。SW1〜SW3が押された場合の入力電圧Vin
は、Vin=Vcc(マイコンの電源電圧)−R1×
((Vcc−Vf−Vce)/R1)=Vf+Vceと
なり、SW4〜SW6が操作された場合は、Vin=V
cc(マイコンの電源電圧)−R1×((Vcc−Vf
−Vce)/(R1+R12))となり、SW7〜SW
9が操作された場合は、Vin=Vcc(マイコンの電
源電圧)−R1×((Vcc−Vf−Vce)/(R1
+R11+R12))となる。そして、マイコン20
は、起動した後に予め設定されたタイマー時間の減算を
開始し、その間にキー入力手段2から入力がなされな場
合、残り時間がゼロになった時点で、P7よりQ4をO
Nさせる信号を出力することで電力開閉手段5をOFF
させる信号を保持手段6に入力するようにした。そし
て、再び電子レンジが待機状態となるようにした。
子レンジの制御回路を示す図である。電子レンジのキー
入力手段2としてロータリエンコーダを用いたものが多
く見られ、その使用方法として温度の設定、時間設定及
び調理メニューの選択と言った多くの入力機能を持たせ
たものがある。本実施例3において、実施例1と異なる
点は、このようなキー入力手段2を用いた構成にした点
である。なお、実施例1と同一符号のものは同一構造を
有し、説明は省略する。
は、ロータリエンコーダであり、回転させることで内部
に構成されているスイッチがOFF→ON→OFFと動
作する。また、ロータリエンコーダSW10は、その回
転方向により内部に構成されてる2つのスイッチのうち
で何れが先にONするかが変わる。そして、マイコン2
0は、マイコン20の入力ポートP1またはP2でロー
タリエンコーダSW10の接点a又はbのいずれに接続
されたスイッチが最初にONしたかを検出することで、
回転方向とON回数を判断している。
態においては、電力開閉手段5は開成状態であり制御手
段3への電力供給は遮断されている。また、ダイオード
D1〜D3及びトランジスタQ4は待機状態において制
御手段3への電流の流れ込みを防ぐ働きをしている。次
に、キー入力手段2であるロータリエンコーダSW10
またはキーSW1のいずれかが操作されると、操作され
たロータリエンコーダSW10またはキーSW1が接続
されたダイオードD4〜D6を介して保持手段6に、電
力開閉手段5をONさせる信号が入力される。電力開閉
手段5がONすることにより制御手段3への電源供給が
開始される。制御手段3への電源の供給が開始される
と、マイコン20が起動し、P7よりトランジスタQ4
にONさせる信号を出力することで電力開閉手段5のO
Nを継続させる信号を保持手段6に入力する。そして電
力開閉手段5の閉成が保持され、制御手段3への電源供
給が継続されるようにした。また、D4〜D6は、キー
操作によりマイコン20に入力される入力信号が、操作
したキーが接続された入力ポートと違う入力ポートに回
り込み、マイコン20が操作されたキーの判定ができな
くなることを防ぐ働きをしている。さらに、マイコン2
0は、起動した後に予め設定されたタイマー時間の減算
を開始し、その間にキー入力手段2から入力がなされな
場合、残り時間がゼロになった時点で、P7よりQ4を
OFFさせる信号を出力することで電力開閉手段5をO
FFにさせる信号を保持手段6に入力するようにした。
そして、再び電子レンジが待機状態となるようにした。
レンジとの待機電力量の比較の一例を記す。
には、待機時の電力消費を抑えるため電源の負荷が少な
い待機状態においてスイッチング条件をかえ電力消費を
抑える機能のあるものが増えてきている。本実施例のよ
うに電源回路の負荷となる制御手段を切り離し負荷を0
とした場合、その時の電源回路の消費電力が50mW以
下となる電源が数多くある。こうした電源回路を用いた
本実施例の電子レンジの待機電力は、一日あたり50m
W×24時間=1.2Whとなる。従来の電子レンジの
場合、使用者が調理を行おうとする行為をドアの開閉動
作で判断しているため、ドアの開閉後は調理の設定及び
準備に要する時間は、電力開閉手段をONさせておく必
要がある。一般的にこれにあてる時間は10分程度のも
のが多い。こうした場合に消費されている電力は、電力
開閉手段に用いられるリレー及びマイクロコンピュータ
及び表示回路及びこれら周辺回路で消費されており、少
なくても3W程度になる。一日に6回電子レンジを使用
する家庭の場合、食品を取り出すためドアを開閉した後
に消費される一日の電力は、3W×10分/60分×6
回=3.0Whとなる。さらに電子レンジを使用する回
数が多い家庭ほどこの無駄な電力の消費が多くなる。さ
らに電子レンジを一時的な食品の保存に使用している場
合、食品の格納及び取り出しとその度に不要な電力(3
W×10分/60分×2回=1.0Wh)の消費がなさ
れる。さらにドアが開かれたまま放置された場合は、待
機電力が0とはならなくなる。これらの実使用状態を考
えると、本発明に基づく本実施例の電子レンジは、従来
の電子レンジよりも待機電力を少なく抑える効果があ
る。
タと高周波発生源を有する電子レンジにつき説明した
が、これに限定されるものではなく、加熱手段として高
周波発生源のみを有するものであってもよい。また、加
熱手段としてヒータのみを使用した調理器であってもよ
いのは勿論である。
いし4に係る電子レンジは、使用者が調理を行おうとす
る行為を、調理条件の設定動作であるキー操作により検
出し制御手段であるマイコン及びその周辺回路へ電力が
供給され、調理が行われない時は、電力の供給をOFF
するようにしているので、調理とは無関係にドアを開閉
しても、従来のようなドアの開閉動作のたびに一定の電
力が消費されることが無いため無駄な電力の消費を少な
くすことができるという効果がある。
のトリガとしていないので、調理のたびにドアの開閉動
作を行う必要がなくなるという効果がある。
で、操作手順を限定することがなくなるという効果があ
る。
手段による加熱手段の制御が不能となった場合、電力開
閉手段をOFFさせることで電子レンジの動作を停止さ
せるようにしているので、より安全な電子レンジにする
ことができるという効果がある。
ロック図
路図
路図
路図
Claims (5)
- 【請求項1】食品を加熱する加熱手段と、調理の設定を
行う複数のキー入力手段と、調理器を制御する制御手段
と、前記制御手段へ電力を供給する電源回路と、前記電
源回路と前記制御手段との間に設け前記制御手段への電
力を開閉する電力開閉手段と、前記電力開閉手段のON
/OFF動作を制御する保持手段とを備え、前記保持手
段は、前記電力開閉手段が0FFの場合は、キー操作に
より前記キー入力手段のいづれかから出力される信号ま
たは前記制御手段の信号により前記電力開閉手段をON
し、前記電力開閉手段がONの後に動作が遷移しない場
合は、前記制御手段からの信号により前記電力開閉手段
をOFFにする構成としたことを特徴とした調理器。 - 【請求項2】複数のキー入力手段をマトリックス状に構
成したことを特徴とした請求項1記載の調理器。 - 【請求項3】制御手段は、キー操作によりキー入力手段
から入力された後に所定時間キー入力がなされない場
合、電力開閉手段をOFFさせる信号を保持手段に出力
することを特徴とした請求項1または2記載の調理器。 - 【請求項4】制御手段は、キー入力により設定されたプ
ログラムが開始された場合、そのプログラムが完遂され
た後、または取り消された後の所定時間内にキー入力が
なされない場合、電力開閉手段をOFFさせる信号を保
持手段に出力することを特徴とした請求項1または2記
載の調理器。 - 【請求項5】前記制御手段は、前記加熱手段の制御が不
能となった場合、前記電力開閉手段をOFFさせる信号
を前記保持手段に出力することを特徴とした請求項1な
いし4のいずれか1項記載の調理器。
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---|---|---|---|
JP2000071848A JP3397197B2 (ja) | 2000-03-15 | 2000-03-15 | 調理器 |
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JP2002126843A Division JP3675423B2 (ja) | 2002-04-26 | 2002-04-26 | 調理器 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005326134A (ja) * | 2004-04-14 | 2005-11-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 加熱調理器 |
EP2792953A4 (en) * | 2011-12-13 | 2015-12-23 | Panasonic Corp | HEATING COOKING DEVICE |
US9974121B2 (en) | 2009-09-10 | 2018-05-15 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Radio frequency heating apparatus |
-
2000
- 2000-03-15 JP JP2000071848A patent/JP3397197B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US9974121B2 (en) | 2009-09-10 | 2018-05-15 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Radio frequency heating apparatus |
EP2792953A4 (en) * | 2011-12-13 | 2015-12-23 | Panasonic Corp | HEATING COOKING DEVICE |
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---|---|
JP3397197B2 (ja) | 2003-04-14 |
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