JP2003290043A - 電気湯沸かし器 - Google Patents

電気湯沸かし器

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JP2003290043A JP2002099641A JP2002099641A JP2003290043A JP 2003290043 A JP2003290043 A JP 2003290043A JP 2002099641 A JP2002099641 A JP 2002099641A JP 2002099641 A JP2002099641 A JP 2002099641A JP 2003290043 A JP2003290043 A JP 2003290043A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】家庭毎の使用パターンを学習し、この基本使用
パターンに基づいて自動的に低温保温から高温保温へ切
り換わる場合に、他の電器機器例えば電器炊飯器を動作
中にヒータの電力によってはブレーカが落ちるという問
題を有していた。 【解決手段】 液体を収容する容器1と、前記容器内の
液体を加熱または保温する加熱手段2と、所定期間の使
用状態を学習し、この学習結果に基づいて使用時間帯を
高温保温、不使用時間帯を低温保温に切り換える学習手
段7を備え、前記学習手段7により低温保温から高温保
温へ切り換わる時に前記加熱手段2の電力をコントロー
ルする電力制御手段とを有する構成により、家庭毎の使
用パターンを学習し、この基本使用パターンに基づいて
自動的に使用・不使用時で保温温度設定を切り換え消費
電力の低減を図り、更に、自動的に低温保温から高温保
温へ切り換わる場合にブレーカが落ちることがなく使用
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭毎の使用パタ
ーンを学習し、この使用パターンで動作する電気湯沸か
し器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気湯沸かし器は、タイ
マー機能を用いて深夜等使用状況が低い時には、使用者
がタイマーを設定することにより、一定時間だけ低い保
温温度設定に切り換え消費電力の低減を図っていた。
【0003】また、例えば特開平7−213427号公
報に記載のもののように、複数の時刻を設定する時刻設
定手段と、複数の湯温を設定する湯温設定手段を設け、
使用者が予め使用パターンを設定することで、複数の時
間毎に保温温度設定を切り換え消費電力の低減を図って
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の電気湯沸かし器では、使用者が設定した時間に加熱
させるタイマーなので、他の電器機器例えば電器炊飯器
を動作させるかどうかは使用者が分っていた。ところ
が、家庭毎の使用パターンを学習し、この学習パターン
により自動的に加熱させるものではいつ加熱するかが分
らないのでブレーカが落ちるという問題を有していた。
【0005】また、使用時間帯に沸騰させず高温保温に
素早く到達しなければならないと問題を有していた。
【0006】本発明は前記従来の課題を解決するもの
で、家庭毎の使用パターンを学習し、この基本使用パタ
ーンに基づいて自動的に使用・不使用時で保温温度設定
を切り換え消費電力の低減を図り、更に、自動的に低温
保温から高温保温へ切り換わる場合にブレーカが落ちる
ことがなく、素早く保温温度に到達することができる使
い勝手の良い電気湯沸かし器を実現することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決す
るために、本発明の電気湯沸かし器は、液体を収容する
容器と、前記容器内の液体を加熱または保温する加熱手
段と、所定期間の使用状態を学習し、この学習結果に基
づいて使用時間帯を高温保温、不使用時間帯を低温保温
に切り換える学習手段を備え、前記学習手段により低温
保温から高温保温へ切り換わる時に前記加熱手段の電力
をコントロールする電力制御手段を有するようにしたも
のである。
【0008】この構成により、家庭毎の使用パターンを
学習し、この基本使用パターンに基づいて自動的に使用
・不使用時で保温温度設定を切り換え消費電力の低減を
図り、更に、自動的に低温保温から高温保温へ切り換わ
る場合にブレーカが落ちることがなく使用することがで
きる。
【0009】
【発明の実施の形態】請求項1に記載した発明は、液体
を収容する容器と、前記容器内の液体を加熱または保温
する加熱手段と、所定期間の使用状態を学習し、この学
習結果に基づいて使用時間帯を高温保温、不使用時間帯
を低温保温に切り換える学習手段を備え、前記学習手段
により低温保温から高温保温へ切り換わる時に前記加熱
手段の電力をコントロールする電力制御手段を有するよ
うにしたものである。
【0010】この構成により、家庭毎の使用パターンを
学習し、この基本使用パターンに基づいて自動的に使用
・不使用時で保温温度設定を切り換え消費電力の低減を
図り、更に、自動的に低温保温から高温保温へ切り換わ
る場合にブレーカが落ちることがなく使用することがで
きる。
【0011】請求項2に記載した発明は、複数の前記加
熱手段の組合せる構成により、電力を簡単に切り換える
ことができ、低温保温から高温保温へ切り換わる場合に
ブレーカが落ちることがなく使用することができる。
【0012】請求項3に記載した発明は、前記加熱手段
を断続通電制御する構成により、電力を適切にコントロ
ールすることができ、低温保温から高温保温へ切り換わ
る場合にブレーカが落ちることがなく使用することがで
きる。
【0013】請求項4に記載した発明は、前記温度補正
手段は低温保温から高温保温へ切り換わる時に高温保温
の到達温度を補正する構成により、素早く保温温度に到
達することができる。
【0014】請求項5に記載した発明は、前記温度補正
手段は外部設定手段で補正値を変える構成により、機種
ごとに高温保温の到達温度を設定することができ、素早
く保温温度に到達することができる。
【0015】請求項6に記載した発明は、表示手段で前
記学習手段によって低温保温から高温保温へ切り換わる
動作モード中に表示する構成により、ブレーカが落ちる
可能性がある場合に使用者が他の電器機器の使用を控え
ることができる。
【0016】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の実施例1につい
て図面を用いて説明する。図1は本発明の実施例におけ
る電気湯沸かし器のブロック図である。図1において、
1は液体を収容する容器、2は容器1に当接し、容器内
の液体を加熱する第1の加熱手段と同様に容器内の液体
を加熱・保温する第1の加熱手段よりも電力出力の小さ
な第2の加熱手段を示している。
【0017】3は容器1に当接され、容器1内の液体の
温度を検知する温度検知手段、5は沸騰検知手段で、前
記温度検知手段3から得られる温度上昇勾配が所定の温
度上昇勾配(本実施例では30秒/0.5℃とする)よ
りも勾配が緩やかになったことで容器1内の液体の沸騰
検知をする。
【0018】6は制御手段であり、前記温度検知手段3
が沸騰境界温度(本実施例では約90℃とする)未満を
検知すると前記加熱手段2を駆動し、その後、沸騰検知
手段5によって沸騰を検知し、前記加熱手段2を停止さ
せるように構成されている。
【0019】8は保温中の液体を強制的に再加熱させる
再加熱手段であり、前記制御手段6は前記加熱手段2を
駆動し、その後、沸騰検知手段5によって沸騰を検知
し、前記加熱手段2を停止させるように構成されてい
る。
【0020】10は出湯手段で、出湯スイッチ10bと
容器1の底部から外部まで液体を送り出す導水路10h
とこの導水路中に構成され液体を外部まで送り出すポン
プ10iから構成されている。
【0021】7は学習手段で、所定期間(本実施例では
14日間とする)の出湯動作、湯沸し動作、水が給水さ
れた場合等の使用状態を記憶し、この結果に基づいて1
日分の基本使用パターンを設定する。
【0022】前記制御手段6は前記学習手段7で学習し
た基本使用パターンに従って前記加熱手段2を自動制御
する。
【0023】9は電力制御手段で、前記学習手段7によ
り低温保温から高温保温へ切り換わる時に前記加熱手段
2の電力をコントロールする。
【0024】14は報知手段であり、湯沸し中や保温中
等の動作を表示、報知するものである。
【0025】15は学習モード設定手段で、前記使用パ
ターンに基づく保温温度の自動制御を行う学習モード
と、一定の保温温度制御を行う非学習モードとを切り換
える。これらの制御内容は前記報知手段14に表示す
る。
【0026】16は効果表示設定手段で、前記学習手段
7による自動制御を行った時の消費電力、休止時間等の
効果を前記報知手段14に表示させる。
【0027】図2は本発明の実施例における電気湯沸か
し器の回路図である。図2において、11は交流電源、
12は直流電源である。前記第1の加熱手段および第2
の加熱手段を構成する加熱手段2は、容器内の液体を加
熱する第1の発熱体2aと、第1の発熱体2aよりも加
熱電力が小さく容器内の液体を加熱する第2の発熱体2
bと、これに交流電源11と直列に接続されたリレー接
点2c,2dと、このリレー接点2c,2dの制御を行
うリレーコイル2e,2fで構成され、このリレーコイ
ルに電流を流し、前記リレー接点を閉じるようになって
いる。
【0028】前記温度検知手段3は、温度を抵抗値に変
換する感温素子3aと、この感温素子3aと抵抗3bと
で分圧電圧値をつくり、これを2進符号に変換するAD
変換器3cに入力される。AD変換器3cは約30〜1
20℃の範囲を単位温度幅(本実施例では約0.5℃と
する)の温度刻みにし、この単位温度上昇するごとの信
号を出力している。
【0029】前記再加熱手段8は、保温中の液体を強制
的に再加熱するための入力でスイッチ8a,抵抗8b,
8cで構成される。
【0030】前記学習モード設定手段15は、通常の湯
沸しモードと学習モードとを切り換えるための入力でス
イッチ15a,抵抗15b,15cで構成される。
【0031】前記効果表示設定手段16は、休止時間を
表示するための入力でスイッチ16a,抵抗16b,1
6cで構成される。
【0032】前記報知手段14は、ブザー14aによっ
て沸騰終了などを報知し、LED14bは湯沸し中に表
示し、14cは保温中に表示し、14dは学習モード中
に表示し、14eは学習効果である休止時間を表示す
る。
【0033】前記出湯手段10は、容器内の液体を外部
に送り出す電動ポンプ10iを駆動させるモータ10a
とこのモータ10aと直列に接続された出湯スイッチ1
0b、トランジスタ10cおよびこのトランジスタ10
cをオン状態にする信号を出力するロック解除スイッチ
10eから構成されている。
【0034】出湯はロック解除スイッチ10eをオンで
トランジスタ10cをオンとなるロック解除状態で、出
湯スイッチ10bがオンの時に出湯できるようになって
いる。従って、ロック解除スイッチ10eをオフでトラ
ンジスタ10cがオフしたロック状態では出湯スイッチ
10bをオンにしても出湯できないようになっている。
更に、出湯終了から一定時間(本実施例では10秒とす
る)次の出湯が行われなければ前記トランジスタ10c
は再びオフ状態となり出湯スイッチ10bをオンするだ
けでは出湯できないようになっている。
【0035】13はマイクロコンピュータ(以後マイコ
ンと略する)でプログラムを実行することで前記学習手
段7、前記沸騰検知手段5、前記制御手段6および前記
電力量制御手段9の動作を実現している。
【0036】図3は、本発明の実施例におけるマイコン
13に記憶されたプログラムの前記学習手段7の動作を
示したものである。以下、この動作を説明する。
【0037】図3aにおいて、学習手段7で、出湯動
作、湯沸し動作、水が給水された場合等の使用状態を1
日単位時間毎(本実施例では10分間とする)に使用時
間帯を1、不使用時間帯を0として所定期間(本実施例
では14日間とする)積算して記憶する。
【0038】この使用状態の入力は以下のようになされ
る。
【0039】出湯動作の場合は出湯スイッチ10bが押
されるので、出湯スイッチ10bがオンの状態は「使用
時間帯として1」、出湯スイッチ10bが押されていな
いオフの状態は「不使用時間帯として0」を記憶する。
【0040】湯沸し動作の場合は再加熱スイッチ8aが
押されるので、再加熱スイッチ8aがオンの状態は「使
用時間帯として1」、再加熱スイッチ8aが押されてい
ないオフの状態は「不使用時間帯として0」を記憶す
る。
【0041】水が給水された場合は容器1内の液体の温
度が低下するので、前記温度検出手段3が温度低下を検
知すると「使用時間帯として1」、それ以外は「不使用
時間帯として0」を記憶する。
【0042】次に、所定期間が終了するとそれぞれの時
間帯毎に積算された14日間のデータを所定時間毎に使
用・不使用判定を行う。この場合、積算値が所定日数
(本実施例では2日とする)以上使用があった時間帯を
「使用時間帯として1」、それ以外を「不使用時間帯と
して0」となるように基本使用パターン(本実施例では
1日分で144データからなる)をつくる。
【0043】そして、図3bのように前記制御手段6は
基本使用パターンに従って、1の使用時間帯では高温保
温(本実施例では95℃とする)、0の不使用時間帯で
は低温保温(本実施例では60℃とする)となるように
前記加熱手段2を自動制御する。
【0044】図4は、本発明の実施例1におけるマイコ
ン13に記憶されたプログラム動作をフローチャートに
示したものである。以下、この動作を説明する。
【0045】まず、100で前記学習モード設定手段1
5の設定により学習モードなら102へ、それ以外なら
101の通常の湯沸しを第1の発熱体2aを用いて実行
する。
【0046】次に、102で不使用時間帯から使用時間
帯に変化した場合、103でブレーカが落ちることがな
く高温保温に到達させるために第1の発熱体2aより加
熱電力が少ない第2の発熱体2bを用いて加熱を行い、
104の高温保温状態とする。102で使用時間帯に変
化しない場合は105の低温保温状態とする。
【0047】ここで、103で上記以外ブレーカが落ち
ないように高温保温へ到達させるための電力をコントロ
ールするには、第1の発熱体2aを断続通電(本実施例
では10オン、10オフとする)することで加熱電力を
制御しても良い。
【0048】また、スイッチング素子を用いた半導体回
路等により前記加熱手段2の出力を制御しても良い。
【0049】なお、本実施例では、通常の湯沸しを第1
の発熱体2aのみで行うように制御しているが第2の発
熱体2bも併用して湯沸しさせる構成も可能である。
【0050】なお、不使用時間帯での低温保温を60℃
としたが時間毎に変更し、夜間であまりお湯を使用しな
い場合は60℃、昼間で良くお湯を使用する場合は85
℃に保温温度設定とすることも可能である。これによ
り、お湯が使用される可能性が高い時に保温温度設定が
低温でも、所望のお湯を提供することができる。
【0051】なお、本実施例では図で示してはいない
が、学習中に停電が起こった場合にはバックアップ電源
により内部タイマーを動作させて学習を継続させる構成
となっている。
【0052】なお、本実施例では、出湯動作は出湯スイ
ッチ10bの状態がオンであるときに記憶するようにし
ているが、ロック解除スイッチ10eの状態がオンであ
るときに記憶することやモータ10aの動作状態を記憶
することも可能である。
【0053】以上のように本実施例において、家庭毎の
使用パターンを学習し、この基本使用パターンに基づい
て自動的に使用・不使用時で保温温度設定を切り換え消
費電力の低減を図り、更に、自動的に低温保温から高温
保温へ切り換わる場合にブレーカが落ちることがなく使
用することができる。 (実施例2)以下、本発明の実施例2について説明す
る。図5は本発明の実施例2における電器湯沸し器のブ
ロック図である。なお、本実施例と実施例1との基本構
成はほぼ同じなので説明は省略し、異なる点を中心に説
明する。また、実施例1と同じ構成要素には、同じ符号
を付しその説明は省略する。
【0054】図5において、20は外部設定手段で、外
部から機種ごとに到達温度の補正値を設定する。21は
温度補正手段で、前記学習手段7によって低温保温から
高温保温へ切り換わる時に、高温保温の到達温度を前記
外部設定手段20から得られた到達温度の補正値を用い
る。
【0055】図6は本発明の実施例2における電器湯沸
し器の回路図である。図6において、20は外部設定手
段で、抵抗20aと抵抗20bとで分圧電圧値をつく
り、これを2進符号に変換するAD変換器20cに入力
される。AD変換器20cは約0〜5 ℃の範囲を単位
温度幅(本実施例では約0.5℃とする)の温度刻みに
し、補正値の温度信号を出力している。
【0056】前記報知手段14で、14fのLEDは前
記学習手段7によって低温保温から高温保温へ切り換わ
る動作モードで表示する動作中表示手段である。
【0057】図7は、本発明の実施例2におけるマイコ
ン13に記憶されたプログラムの前記温度補正手段21
の動作を示したものである。以下、この動作を説明す
る。
【0058】始めに、学習モードで不使用時間帯から使
用時間帯に変化した場合、前記動作中表示手段14fの
LEDを点灯せ、加熱手段2の断続通電(本実施例では
10オン、10オフとする)を行う。
【0059】次に、前記温度補正手段21は前記外部設
定手段20から得られた到達温度の補正値(本実施例で
は約2℃とする)を高温保温設定値(本実施例では約9
5℃とする)に加えた温度を到達温度とし、この到達温
度になると加熱手段2の断続通電を停止する。それから
前記動作中表示手段14fのLEDを消灯させて補正値
を加える前の高温保温設定にし、高温保温状態にする。
【0060】なお、前記温度補正手段21は、水量によ
って補正値を変えてもよい。
【0061】以上のように本実施例において、家庭毎の
使用パターンを学習し、自動的に低温保温から高温保温
へ切り換わる場合にブレーカが落ちることがなく、素早
く保温温度に到達することができる。
【0062】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、家庭毎
の使用パターンを学習し、この基本使用パターンに基づ
いて自動的に使用・不使用時で保温温度設定を切り換え
消費電力の低減を図り、更に、自動的に低温保温から高
温保温へ切り換わる場合にブレーカが落ちることがな
く、素早く保温温度に到達することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における電気湯沸かし器のブ
ロック図
【図2】同、電気湯沸かし器の回路図
【図3】同、電気湯沸かし器の基本使用パターンの動作
を示す図
【図4】同、電気湯沸かし器の動作を示すフローチャー
【図5】本発明の実施例2における電気湯沸かし器のブ
ロック図
【図6】同、電気湯沸かし器の回路図
【図7】同、電気湯沸かし器の基本使用パターンの動作
を示す図
【符号の説明】
1 容器 2 加熱手段 6 制御手段 7 学習手段 9 電力制御手段 14 報知手段 20 外部設定手段 21 温度補正手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 島田 一幸 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4B055 AA32 BA06 BA23 BA24 BA27 BA42 CA65 CC05 CC17 CC18 DB01 GC06 GC16 GC26 GC34 GC36 GD02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を収容する容器と、前記容器内の液
    体を加熱または保温する加熱手段と、所定期間の使用状
    態を学習し、この学習結果に基づいて使用時間帯を高温
    保温、不使用時間帯を低温保温に切り換える学習手段を
    備え、前記学習手段により低温保温から高温保温へ切り
    換わる時に前記加熱手段の電力をコントロールする電力
    制御手段を有する電気湯沸かし器。
  2. 【請求項2】 電力制御手段は、複数の加熱手段の組合
    せにより電力をコントロールすることを特徴とする請求
    項1に記載の電気湯沸かし器。
  3. 【請求項3】 電力制御手段は、加熱手段を断続通電制
    御して電力をコントロールすることを特徴とする請求項
    1に記載の電気湯沸かし器。
  4. 【請求項4】 温度補正手段を備え、前記温度補正手段
    は低温保温から高温保温へ切り換わる時に高温保温の到
    達温度を補正することを特徴とする請求項1k〜3のい
    ずれか1項に記載の電気湯沸かし器。
  5. 【請求項5】 温度補正手段は、外部設定手段で補正値
    を変えることを特徴とする請求項4に記載の電気湯沸か
    し器。
  6. 【請求項6】 表示手段を備え、前記学習手段によって
    低温保温から高温保温へ切り換わる動作モード中に表示
    することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記
    載の電気湯沸かし器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7105070B2 (en) * 2003-09-09 2006-09-12 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Method for producing ceramic substrate, and ceramic substrate
JP2008073171A (ja) * 2006-09-20 2008-04-03 Zojirushi Corp 電気湯沸し器
US7881831B2 (en) 2001-11-15 2011-02-01 A. O. Smith Corporation System and method for controlling temperature of a liquid residing within a tank
CN107544338A (zh) * 2017-09-19 2018-01-05 广东美的厨房电器制造有限公司 烹饪器具的控制方法、控制装置和烹饪器具

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