JP2002278534A - 電気機器 - Google Patents

電気機器

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JP2002278534A
JP2002278534A JP2001077882A JP2001077882A JP2002278534A JP 2002278534 A JP2002278534 A JP 2002278534A JP 2001077882 A JP2001077882 A JP 2001077882A JP 2001077882 A JP2001077882 A JP 2001077882A JP 2002278534 A JP2002278534 A JP 2002278534A
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microcomputer
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Application number
JP2001077882A
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Hirochika Aoki
泰親 青木
Takahito Okutsu
孝仁 奥津
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不要な電力供給を削減することにより低消費
電力とした電気機器を提供するすること。 【解決手段】 機器の制御回路への電力供給をオン/オ
フする電力供給手段9と、電力の供給を開始させる起動
手段11と、画面の選択及び各種設定を行なう設定手段
15と、設定された状態及び選択された画面を表示する
表示手段14と、表示手段14が表示している状態を記
憶する記憶手段16と、機器を制御するマイクロコンピ
ュータ4とを備え、電力が供給された後に所定時間状態
が遷移しない場合、記憶手段16に表示手段14が表示
している状態を記憶した後、電力供給手段9をオフする
ことにより、不要な電力供給を削減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子レンジ、洗濯
機、エアコン等の電気機器に関し、特に使用していない
待機時の消費電力を減少させる機能を備えたものにに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気機器としては、例え
ば、特開平11―55853号公報に記載されているよ
うなものがあった。図7は、前記公報に記載された従来
の動作待機時の低消費電力回路を備えた電子レンジの制
御回路のブロック図を示すものである。
【0003】図7において、1は商用電源への差しこみ
プラグ、2は電源回路、3は節電制御回路であって負荷
に電力を供給する通常モードと負荷への電力供給を制限
する節電モードを有しており、マイクロコンピュータ4
からの信号に応じて電子レンジに設けている各種回路負
荷への電源供給を制御している。5は前記各種回路負荷
の一つの操作パネルを示している。その他にも図示しな
い調理情報検出回路やリレー回路等がある。操作パネル
5はマイクロコンピュータ4からの信号により、画面表
示部6で調理メニュー等の表示を行い、回転つまみ7や
操作キー8からの信号をマイクロコンピュータに送信し
ている。そして、通常モードでの運転終了後に節電モー
ドとなって負荷ヘの電力供給を制限することで待機時の
消費電力を低減していた。また、電子レンジの選択画面
表示中は通常モードに自動設定されるので調理メニュー
の選択中に表示が消えてしまうことがないため、使用者
がキー入力を誤ってしまう等の問題がないようになって
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の構成では、電子レンジの選択画面表示中は、画面に
表示される調理レシピを見ながら使用者が下ごしらえと
いった調理作業を行なっている場合や選択画面から情報
を取り出しながら各種作業を行う場合があり、画面がリ
セットされないように通常モードに設定されている。し
かし、一方で使用者が調理設定及び各種選択を取り消さ
ない限り節電モードとならないため、それまでの間は消
費電力を低減することができない。また、バック照明を
用いて画面表示を見やすくした画面表示部を有する場合
には、調理設定の状態で放置されることにより著しくバ
ック照明の寿命を早めるといった課題を有していた。
【0005】本発明は、前記従来の課題を解決するもの
で、選択画面表示中において所定時間機器の状態が遷移
しない場合には、節電モードにすることで不要な電力供
給を削減することにより低消費電力とした電気機器を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決す
るために、本発明の電気機器は、機器の制御回路への電
力供給をオン/オフする電力供給手段と、電力の供給を
開始させる起動手段と、画面の選択及び各種設定を行な
う設定手段と、設定された状態及び選択された画面を表
示する表示手段と、表示手段が表示している状態を記憶
する記憶手段と、機器を制御するマイクロコンピュータ
とを備え、電力が供給された後に所定時間状態が遷移し
ない場合、記憶手段に表示手段が表示している状態を記
憶した後、電力供給手段をオフするようにしたものであ
る。
【0007】これによって、選択画面表示中において所
定時間機器の状態が遷移しない場合には、選択された画
面の表示状態を不揮発性メモリ等の記憶手段に記憶させ
た後に節電モードにすることで、使用者が、次に操作し
たときに前の画面が再表示できるため操作性を損ねるこ
となく不要な電力消費を低減することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、機器の
制御回路への電力供給をオン/オフする電力供給手段
と、電力の供給を開始させる起動手段と、画面の選択及
び各種設定を行なう設定手段と、設定された状態及び選
択された画面を表示する表示手段と、表示手段が表示し
ている状態を記憶する記憶手段と、機器を制御するマイ
クロコンピュータとを備え、電力が供給された後に所定
時間状態が遷移しない場合には、記憶手段に表示手段が
表示している状態を記憶した後、電力供給手段をオフさ
せることにより、使用者は、再び機器が起動したとき電
源供給がオフされる以前の選択された画面の状態に容易
に戻れるため、改めて最初から再設定をすることが不要
となり操作性を損ねることなく不要な電力消費を低減す
ることができる。
【0009】請求項2に記載の発明は、特に、請求項1
に記載の電気機器において、起動手段により電力が供給
された場合、表示手段は、電力供給手段がオフされる前
の表示状態を表示することにより、使用者は、再び機器
が起動したとき以前の表示状態を呼び出すといった操作
が不要となり、操作性が改善される。
【0010】請求項3に記載の発明は、特に、請求項1
に記載の電気機器において、電力供給手段をオフさせる
までの所定時間は、例えば調理終了後など機器が高温に
なっている場合には、冷却に要する時間を考慮した時間
を設定し、また、調理レシピー情報等を検索している場
合には、操作性を損ねない程度の短い時間を設定する
等、機器の停止状態により設定することにより、使われ
ていない状態の電力消費をより低減することができ、低
消費電力とした電気機器を提供することができる。
【0011】請求項4に記載の発明は、特に、請求項2
に記載の電気機器において、設定手段に、起動手段の機
能を兼ね備えることにより、いちいち起動手段を操作す
る必要がなくなり、更に操作性が向上する。
【0012】請求項5に記載の発明は、特に、請求項4
に記載の電気機器において、設定キーの操作により機器
が起動する場合、最初のキーの入力を受け付けないよう
にすることにより、使用者がキー入力を誤ってしまう等
の問題がなくなる。
【0013】請求項6に記載の発明は、特に、請求項4
に記載の電気機器において、発音手段を備え、設定手段
の操作により電力供給を開始させた場合には、発音手段
を動作させることにより、使用者に起動したことを示す
ことができ、操作性が向上する。
【0014】請求項7に記載の発明は、特に、請求項2
に記載の電気機器において、表示手段は、表示と同時に
点灯するバック照明を備え、所定時間状態が遷移しない
場合には、バック照明をオフ又は減光さて不要な点灯状
態をなくすことで、電力消費を低減することができる。
また、バック照明をオフさせる場合には、選択された画
面の状態で放置されることによりバック照明の寿命が早
まることを軽減することもできる。
【0015】請求項8に記載の発明は、特に、請求項7
に記載の電気機器において、設定キーの操作によりバッ
ク照明のオンする場合、最初のキーの入力を受け付けな
いようにすることにより、使用者がキー入力を誤ってし
まう等の問題がなくなる。
【0016】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。
【0017】(実施例1)図1は、本発明の第1の実施
例における制御回路のブロック図を示すものである。
尚、従来例と同一符号は同一構造を有し、詳細な説明を
省略する。
【0018】図1において、1は商用電源の差込プラ
グ、9は制御回路への電源の供給をオン/オフする電力
供給手段であり本実施例ではリレーを用いているが半導
体スイッチ回路を用いても良い。10は制御回路の電源
回路、11は起動手段であるスイッチで、オンすること
により商用電源が電源回路10に供給される。起動手段
11は、電子レンジの場合には扉の開閉に連動して動作
するスイッチで、扉が開いている時はオンし扉が閉じて
いる時はオフする。起動手段11は手動により動作する
電源スイッチとすることもできる。4はマイクロコンピ
ュータ(以降はマイコンと称す)で機器全体の制御を行
っている。電源回路10に商用電源が供給されると電源
回路10が立ちあがりマイコン4が動作する。マイコン
4は起動と同時にトランジスタQ1をオンさせる信号を
出し電力供給手段9のリレーコイル12に電流が供給さ
れる。これにより、リレー接点13が閉じるので起動手
段11の動作に関係なく商用電源が電源回路10に供給
される。
【0019】14は表示手段で、各種調理機能の選択画
面や調理動作の状態や調理レシピ−情報等、電子レンジ
の関する情報を表示している。15は設定手段であり画
面の選択及び各種設定の入力を行う。設定手段15は、
複数のキーがマトリックス状に構成してある。キ−操作
の検出については、マイコン4のポートP2及びP3か
ら時系列にスキャン信号が出力される。P4、P5は入
力ポートであり抵抗R1及びR2の働きによりキーが操作
されないときは、Loレベルの信号が入力される。キー
が操作されたときは、スキャン信号のタイミングとP
4、P5のうち何れにHiレベルの信号が入力されたかに
より操作されたキーを判定している。16は記憶手段で
ある不揮発性メモリー等で構成してある。記憶手段16
には、画面に表示する内容や調理レシピ−の情報や電子
レンジに備えてある各種センサーの情報及びマイコン4
動作中のRAM情報を記憶している。
【0020】以上のように構成された電子レンジについ
て、以下にその動作、作用を説明する。図2はマイコン
4の処理を示すフローチャートである。扉が開かれると
起動手段11を介して電源回路10に商用電源が供給さ
れ電源が立ちあがる。電源の立ちあがりと同時にマイコ
ン4のリセットが解除され、ステップS1でプログラム
がスタートする。ステップS2で、電力供給手段9であ
るリレーをオンさせるためマイコン4のポートP1から
Q1をオンさせる信号をだす。リレーの接点13のオン
により起動手段11の動作とは無関係に電源回路10に
商用電源が継続的に供給され電子レンジの通電状態が継
続され通常モードとなる。ステップS3では、マイコン
の初期設定を行い、ステップS4で、記憶手段16に記
憶されているRAM情報を読み出し、ステップS5で、
それをマイコン4のRAMに転送する。マイコン4は、
このRAM情報をもとに表示手段14に表示させる画面
情報を判断し、表示手段14にその情報にもとづき画面
の表示を行わせる。
【0021】ステップS6では、電子レンジに備えられ
たセンサーからの検出値をもとに所定時間を設定し、ス
テップS7で、設定手段15からのキー入力処理を行な
う。そして、キー入力がある場合には、ステップS9に
進み調理制御の処理が行われる。ステップS9では、調
理が終了又は中断さた場合にはステップS6の処理に戻
る。一方、ステップS7でキー入力がない場合にはステ
ップS8に進み、ステップS8で、所定時間が経過した
かを判断する。そして、ステップS8で所定時間が経過
していなかった場合にはステップS7に処理が戻る。一
方、ステップS8で所定時間が経過していた場合にはス
テップS10に進みマイコン4のRAM情報を記憶手段
16に記憶させる。ステップS11で、電力開閉手段1
3であるリレーをオフさせるためマイコン4のポートP
1からQ1をオフさせる信号をだし、機器が節電モード
と移行する。そして、再び扉が開かれると、節電モード
なる以前の画面が表示される。
【0022】以上のように、本実施例においては、通常
状態で所定時間機器の状態が遷移しない場合には、選択
された画面の表示状態を不揮発性メモリー等の記憶手段
に記憶させた後節電モードにすることにより、使用者
が、次に操作したときに前の画面表示が再表示できるた
め操作性を損ねることなく不要な電力消費を低減するこ
とができる。
【0023】(実施例2)図3は、本発明の第2の実施
例における制御回路のブロック図を示すものである。図
3において、15は、起動手段の機能を備えた設定手段
で、実施例1の構成と異なるところは、ブザーやスピー
カ及びその周辺回路で構成している発音手段17を設け
た点である。なお、実施例1と同一符号のものは同一構
造を有し、説明は省略する。
【0024】以下にその動作、作用を説明する。待機状
態である節電モードでは、電力供給手段9はオフしてお
りマイコン4、表示手段14、記憶手段16及び発音手
段17といった全ての電源回路の負荷への電力の供給が
オフしている。また、トランジスタQ4及びQ5は、節
電モードにおいてマイコン4への電流の流れ込みを防ぐ
働きをしている。また同様にダイオードD1は、スイッ
チSW1〜SW4の操作によるマイコン4への電流の流
れ込みを防ぐ働きをしている。次に、設定手段15を構
成するスイッチSW1〜SW4の何れかが操作される
と、抵抗R3〜R6のうちそのスイッチが接続されてい
る経路を介してトランジスタQ1をオンさせる電流が流
れる。トランジスタQ1がオンすると、リレーのコイル
12に電流が供給されリレーに接点13がオンし、マイ
コン4及びその他の負荷に電流が供給され、通常モード
となる。また、マイコン4は、ブザー又はスピーカで構
成された発音手段17を鳴らし、使用者に電子レンジが
起動したことを示す。
【0025】次に、キー操作の検出については、マイコ
ン4の出力ポートP2及びP3から時系列にスキャン信
号が出される。P4及びP5は入力ポートであり、キー
が操作されていないときは抵抗R1及びR2の働きによ
りLoレベルの信号が入力されている。キーが操作され
た場合は、スキャン信号のタイミングと入力ポートP4
及びP5のうち何れにHiレベルが入力されたかにより
操作されたキーを判定している。例えば、ポートP2か
らHiレベルの信号が出力されているタイミングにおい
て、トランジスタQ2がオン状態となりスイッチSW1
〜SW4のうちスイッチSW1及びSW3が操作された
ときのみそれぞれのスイッチが接続されているトランジ
スタQ4及びQ5がオンすることができる。このとき、
入力ポートP4にHiレベルの信号が入力された場合に
は、スイッチSW1が操作されたことがわかる。
【0026】また、実施例1において、キー操作により
マイコン4に電源の供給が開始されマイコン4の処理が
図2に示すステップS7まで要する時間は10ms程度
で、使用者が通常キーを操作した場合にキーを押し続け
ている時間は200ms以上と長く、マイコン4は、1
回のキー操作で機器の起動からそのキーの入力を受け付
けるまでの処理を一挙にしてしまうことができる。しか
し、機器の機能上、例えば、電子レンジのようなワンタ
ッチスタートキーで機器がすぐ動作する場合には、表示
画面が十分確認できないまま動作するため、使用者がキ
ーの入力を誤ってしまうことがある。更に本実施例で
は、起動時の最初のキー入力を受け付けないようにする
こともできる。
【0027】次に、本実施例のマイコン4の処理につい
て説明する。図4はマイコン4の処理を示すフローチャ
ートである。マイコン4に電流が供給されるとマイコン
4のリセットが解除され、ステップS1でプログラムが
スタートする。ステップS2で電力開閉手段13である
リレーをオンさせるため、マイコン4のポートP1から
Q1をオンさせる信号をだす。リレー13のオンするこ
とにより起動手段11の動作をは無関係にマイコン4及
びその他の負荷に電流が継続的に供給される。ステップ
S3でマイコンの初期設定を行い、ステップS4で記憶
手段16に記憶されているRAM情報を読み出し、ステ
ップS5でそれをマイコン4のRAMに転送する。マイ
コン4は、このRAM情報をもとに表示手段14に表示
させる画面情報を判断し、表示手段14にその情報にも
とづき画面の表示を行わせる。
【0028】ステップ13では、発音手段17を動作さ
せ電子レンジが起動したことを示す。ステップS14で
は、キーの入力の有無を判定し、入力が無いの場合には
ステップS6へ進む。一方、ステップ14でキー入力が
ある場合には、キーの入力が無くなるまでステップ14
を繰り返し、起動時のキー操作が終わるのを待つ。そし
て、ステップS6では、電子レンジに備えられたセンサ
ーからの検出値をもとに所定時間を設定し、ステップS
7で、設定手段15からのキー入力処理を行ない、入力
がある場合はステップS9に進み調理制御の処理が行わ
れる。ステップS9では、調理が終了又は中断さた場合
にはステップS6の処理に戻る。一方、ステップS7で
キー入力がない場合にはステップS8に進み、ステップ
S8で所定時間が経過したかを判断する。そして、ステ
ップS8で所定時間が経過していなかった場合にはステ
ップS7に処理が戻る。一方、ステップS8で所定時間
が経過していた場合にはステップS10に進みマイコン
4のRAM情報を記憶手段16に記憶させる。そして、
ステップS11で電力開閉手段13であるリレーをオフ
させるため、マイコン4のポートP1からQ1をオフさ
せる信号をだし、機器が節電モードへ移行する。
【0029】以上のように、本実施例に置いては、設定
手段15に起動手段11の機能を兼ね備えることによ
り、設定キーの操作で機器が起動し、前の画面表示が再
表示できるため、更に操作性が向上する。また、起動時
には最初のキー操作の入力を受け付けない仕様にするこ
とにより、使用者がキー入力を誤ってしまう等の問題が
なくなる。更に、起動時に発音手段17を動作させるこ
とを合わせて行うことにより、機器が起動する最初のキ
ーが機器の電源スイッチの役割を果たしている事を示す
ことができ、キー操作手順が明確にり、操作性が向上す
る。
【0030】(実施例3)図5は、本発明の第3の実施
例における制御回路のブロック図を示すものである。図
5において、18は、表示手段14が表示するのと同時
に点灯するバック照明で、実施例2の構成と異なるとこ
ろは所定時間キーの入力がなく状態が遷移しない場合に
バック照明をオフさせ、再びキーの入力があればバック
照明18を点灯するようにした点である。なお、実施例
2と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略す
る。
【0031】以下その動作、作用を説明する。図6は本
実施例のマイコンの処理を示すフローチャートである。
マイコン4に電流が供給されるとマイコン4のリセット
が解除され、ステップS1でプログラムがスタートす
る。ステップS2で電力開閉手段13であるリレーをオ
ンさせるため、マイコン4のポートP1からQ1をオン
させる信号をだす。リレー13のオンすることにより起
動手段11の動作をは無関係にマイコン4及びその他の
負荷に電流が継続的に供給される。ステップS3でマイ
コンの初期設定を行い、ステップS4で記憶手段16に
記憶されているRAM情報を読み出し、ステップS5で
それをマイコン4のRAMに転送する。マイコン4は、
このRAM情報をもとに表示手段14に表示させる画面
情報を判断し、表示手段14にその情報にもとづき画面
の表示及びバック照明18の点灯を行わせる。
【0032】ステップ13では、発音手段17を動作さ
せ電子レンジが起動したことを示す。ステップS14で
は、キーの入力の有無を判定し、入力が無いの場合には
ステップS6へ進む。一方、ステップ14でキー入力が
ある場合には、キーの入力が無くなるまでステップ14
を繰り返し、起動時のキー操作が終わるのを待つ。ステ
ップS6では、電子レンジに備えられたセンサーからの
検出値をもとに所定時間T1を設定し、ステップ15
で、所定時間T2を設定する。この所定時間T2は、同
一画面状態でバック照明を点灯し続ける時間で、使用者
が設定操作で任意に設定できるようにすることもでき
る。
【0033】ステップS16では、バック照明が点灯状
態かを判断し、点灯している場合にはステップS7に進
む。ステップS7で、キーの入力処理を行う。ステップ
S7でキー入力がない場合には、ステップS17に進
む。ステップS17で、所定時間T2が経過していない
か判断し、経過していない場合にはステップ7へ戻る。
ステップS7で所定時間T2が経過している場合には、
ステップS18へ進む。ステップS18で、バック照明
をオフする。ステップS8で、所定時間T1が経過した
か判断し、所定時間T1が経過していなかった場合には
ステップS16に処理が戻る。一方、ステップS8で所
定時間T1が経過していた場合には、ステップS10に
進みマイコン4のRAM情報を記憶手段16に記憶させ
る。そして、ステップS11で電力開閉手段13である
リレーをオフさせるため、マイコン4のポートP1から
Q1をオフさせる信号をだし、機器が節電モードと移行
する。
【0034】また、ステップS7で、設定手段15から
のキー入力がある場合にはステップS9に進み調理制御
の処理が行われる。ステップS9では、調理が終了又は
中断さた場合にはステップS6の処理に戻る。また、ス
テップS16でバック照明がオフしていた場合には、ス
テップS19へ進む。ステップS19では、キーの入力
の有無を判断し、キーの入力がない場合には、ステップ
S8へ進む。一方、ステップS19で、キーの入力があ
る場合には、ステップS20へ進む。ステップS20
で、バック照明をオンさせる。ステップS21で、キー
の入力の有無を判定し、入力が無いの場合にはステップ
S6へ進む。一方、ステップ21でキー入力がある場合
には、キーの入力が無くなるまでステップ21を繰り返
し、バック照明をオンさせた最初のキー操作が終わるの
を待つ。
【0035】以上のように、本実施例に置いては、表示
画面が所定時間変化しない場合には、バック照明をOF
Fさせ、設定手段の操作により再びバック照明をONさ
せることにより、使用者が画面を見ていない間のバック
照明を消すことができ、不要な電力消費を低減させるこ
とができる。更に、選択された画面の状態で放置される
ことによるバック照明の寿命が早まることを軽減する効
果もある。
【0036】また、本実施例では、キーの操作により、
バック照明のオンと同時に設定手段の入力を受けつけな
くすることにより、使用者がキー入力を誤ってしまう等
の問題をなくすことができる。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、機器が
起動のたびに前の画面表示が再表示できるため、選択画
面表示中においても所定時間機器の状態が遷移しない場
合には、節電モードにし、操作性を損ねることなく不要
な電力供給を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における電子レンジのの制御
回路のブロック図
【図2】本発明の実施例1におけるマイコンのフローチ
ャート
【図3】本発明の実施例2における電子レンジの制御回
路のブロック図
【図4】本発明の実施例2におけるマイコンのフローチ
ャート
【図5】本発明の実施例3における電子レンジのの制御
回路のブロック図
【図6】本発明の実施例3におけるマイコンのフローチ
ャート
【図7】従来の電子レンジのブロック図
【符号の説明】
1 差し込みプラグ 4 マイコン 9 電力供給手段 10 電源回路 11 起動手段 12 リレーのコイル 13 リレーの接点 14 表示手段 15 設定手段 16 記憶手段 17 発音手段
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F24C 7/02 340 F24C 7/02 340Z 5G065 350 350J 7/04 301 7/04 301Z F24F 11/02 F24F 11/02 P G06F 1/32 H02J 1/00 307F H02J 1/00 307 G06F 1/00 332B Fターム(参考) 3L060 AA03 CC08 DD01 DD06 3L086 CA07 CA10 CA11 CA16 CB01 CC07 CC16 DA27 3L087 BA03 BA05 BA09 BB01 BC06 BC14 DA27 5B011 DB11 EA08 EA10 JA03 KK02 KK03 MA01 5C082 AA00 BA02 BA12 BA26 BB25 CB01 CB10 DA13 DA61 DA86 MM02 5G065 AA01 DA06 DA07 EA06 JA07 KA06 LA07 MA10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器の制御回路への電力供給をオン/オ
    フする電力供給手段と、電力の供給を開始させる起動手
    段と、画面の選択及び各種設定を行なう設定手段と、設
    定された状態及び選択された画面を表示する表示手段
    と、前記表示手段が表示している状態を記憶する記憶手
    段と、機器を制御するマイクロコンピュータとを備え、
    電力が供給された後に所定時間状態が遷移しない場合、
    前記記憶手段に前記表示手段が表示している状態を記憶
    した後、前記電力供給手段により電力の供給をオフさせ
    ることを特徴とした電気機器。
  2. 【請求項2】 起動手段により電力が供給された場合、
    表示手段は、電力供給手段がOFFされた前の表示状態
    を表示する請求項1に記載の電気機器。
  3. 【請求項3】 所定時間は、機器の停止状態により異な
    ることを特徴とする請求項1に記載の電気機器。
  4. 【請求項4】 設定手段は、起動手段の機能を兼ね備え
    た請求項2に記載の電気機器。
  5. 【請求項5】 設定手段の操作により機器が起動する場
    合、最初の前記設定手段の入力を受け付けないようにし
    た請求項4に記載の電気機器。
  6. 【請求項6】 発音手段を備え、設定手段の操作により
    電力の供給を開始させた場合、前記発音手段を動作させ
    る請求項4に記載の電気機器。
  7. 【請求項7】 表示手段は、表示と同時に点灯するバッ
    ク照明を備え、所定時間状態が遷移しない場合、前記バ
    ック照明をオフ又は減光させ、設定手段の操作により再
    び前記バック照明をオンさせる請求項2に記載の電気機
    器。
  8. 【請求項8】 設定手段の操作によりバック照明をオン
    する場合、最初の前記設定手段の入力を受け付けないよ
    うにした請求項7に記載の電気機器。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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CN101737820A (zh) * 2008-11-20 2010-06-16 乐金电子(天津)电器有限公司 一种节能省电的微波炉
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