JPH0210414A - 温度制御装置 - Google Patents
温度制御装置Info
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- JPH0210414A JPH0210414A JP15945288A JP15945288A JPH0210414A JP H0210414 A JPH0210414 A JP H0210414A JP 15945288 A JP15945288 A JP 15945288A JP 15945288 A JP15945288 A JP 15945288A JP H0210414 A JPH0210414 A JP H0210414A
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- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims abstract description 43
- 238000000034 method Methods 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 2
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 1
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- Control Of Resistance Heating (AREA)
- Control Of Temperature (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、加熱対象物の温度を検出し、この検出温度に
従って前記加熱対象物を加熱する発熱体を通電制御する
温度制御装置に関する。
従って前記加熱対象物を加熱する発熱体を通電制御する
温度制御装置に関する。
(従来の技術)
電子写真等において、記録紙に付着させたトナーを定着
させる定着方法の一つに熱定着方法があり、その中でも
簡易な構造で軽量なヒートロールが最近広まりつつある
。
させる定着方法の一つに熱定着方法があり、その中でも
簡易な構造で軽量なヒートロールが最近広まりつつある
。
このヒートロールとは、ヒータ等で加熱したローラによ
って記録紙に付着したトナーを加圧溶融定着させるもの
である。このヒートロールで、安定的な画像を得るため
や、安全性を確保するためにはローラの温度を常に一定
に保つ必要があり、このための温度制御は熱フィードバ
ックによって行なわれることが多い。
って記録紙に付着したトナーを加圧溶融定着させるもの
である。このヒートロールで、安定的な画像を得るため
や、安全性を確保するためにはローラの温度を常に一定
に保つ必要があり、このための温度制御は熱フィードバ
ックによって行なわれることが多い。
第6図は上述のような熱定着装置に適用される従来の温
度制御装置の構成の一例を示すブロック図である。図中
、1が熱定着装置のヒートロールであり、内部にヒータ
laが設けられている。ヒータ1aはスイッチ2および
ヒユーズやサーモスタット等の温度過上昇防止器3を介
して電源4により通電加熱される。一方、温度センサ5
は、ヒートロール1の温度を検出し、その検出温度に応
じた電圧を比較器6に与えている。比較器6は基準電圧
発生器7が発生する基準電圧と上記検出温度に対応した
電圧とを比較し、前記スイッチ2を0N10FF制御す
る。このような制御系により、ヒートロール1の温度が
制御目標温度より低い場合にはスイッチ2をONにして
ヒータ1aを通電加熱し、温度センサ5の出力電圧が基
準電圧発生器7の出力電圧より大きい場合にはヒートロ
ール1の温度が制御目標温度より高いと判断してスイッ
チ2をOFFにし、ヒータ1aの通電加熱を停止する。
度制御装置の構成の一例を示すブロック図である。図中
、1が熱定着装置のヒートロールであり、内部にヒータ
laが設けられている。ヒータ1aはスイッチ2および
ヒユーズやサーモスタット等の温度過上昇防止器3を介
して電源4により通電加熱される。一方、温度センサ5
は、ヒートロール1の温度を検出し、その検出温度に応
じた電圧を比較器6に与えている。比較器6は基準電圧
発生器7が発生する基準電圧と上記検出温度に対応した
電圧とを比較し、前記スイッチ2を0N10FF制御す
る。このような制御系により、ヒートロール1の温度が
制御目標温度より低い場合にはスイッチ2をONにして
ヒータ1aを通電加熱し、温度センサ5の出力電圧が基
準電圧発生器7の出力電圧より大きい場合にはヒートロ
ール1の温度が制御目標温度より高いと判断してスイッ
チ2をOFFにし、ヒータ1aの通電加熱を停止する。
ところが、以上のような構成の温度制御装置では、ヒー
トロール1の温度を制御目標温度に保持している時には
温度の上下が非常に少なく良好であるが、動作停止時か
らの立上げ時においてはヒートロール1の温度が制御目
標温度に至ってからヒータ1aへの通電を停止するため
、ヒートロール1やヒータ1aの熱時定数の影響によっ
て第7図に示す如くオーバーシュートが発生することが
否めない。このオーバーシュートが高レベルとなると、
ヒートロール1やヒータ1aの寿命を縮めたり、温度過
上昇防止器3を誤動作させたりするおそれがある。
トロール1の温度を制御目標温度に保持している時には
温度の上下が非常に少なく良好であるが、動作停止時か
らの立上げ時においてはヒートロール1の温度が制御目
標温度に至ってからヒータ1aへの通電を停止するため
、ヒートロール1やヒータ1aの熱時定数の影響によっ
て第7図に示す如くオーバーシュートが発生することが
否めない。このオーバーシュートが高レベルとなると、
ヒートロール1やヒータ1aの寿命を縮めたり、温度過
上昇防止器3を誤動作させたりするおそれがある。
そこで立上げ時には、ヒータ1aへの通電を停止する温
度を制御目標温度より低い温度(以下、通電停止温度と
称する)に設定し、ヒートロール1の温度がこの通電停
止温度に至ったらヒータ1aへの通電を停止し、この通
電停止温度から制御目標温度までは熱時定数によるオー
バーシュート分で上昇させ、その後ヒートロール1の温
度が制御目標温度に至ったらこの制御目標温度を基準と
しての一定温度制御を行なうようにした第8図に示すよ
な構成の温度制御装置が提唱されている。
度を制御目標温度より低い温度(以下、通電停止温度と
称する)に設定し、ヒートロール1の温度がこの通電停
止温度に至ったらヒータ1aへの通電を停止し、この通
電停止温度から制御目標温度までは熱時定数によるオー
バーシュート分で上昇させ、その後ヒートロール1の温
度が制御目標温度に至ったらこの制御目標温度を基準と
しての一定温度制御を行なうようにした第8図に示すよ
な構成の温度制御装置が提唱されている。
即ち、この装置はヒートロール1の立上げ時においてヒ
ータ1aの通電の停止を行なう信号を得るための比較器
8および基準電圧発生器9を新たに設け、ヒートロール
1の立上げ時には上記比較器8と基準電圧発生器9とを
用いてヒータ1aに対する通電停止の制御を行なう。そ
の後、ヒートロール1やヒータ1aの熱時定数の影響に
よってヒートロール1の温度が上昇し続け、制御目標温
度に到達したとき切換器10を切換えて比較器6および
基準電圧発生器7による制御を前述した第6図に示す装
置と同様に行なうようにする。
ータ1aの通電の停止を行なう信号を得るための比較器
8および基準電圧発生器9を新たに設け、ヒートロール
1の立上げ時には上記比較器8と基準電圧発生器9とを
用いてヒータ1aに対する通電停止の制御を行なう。そ
の後、ヒートロール1やヒータ1aの熱時定数の影響に
よってヒートロール1の温度が上昇し続け、制御目標温
度に到達したとき切換器10を切換えて比較器6および
基準電圧発生器7による制御を前述した第6図に示す装
置と同様に行なうようにする。
ところが、このように構成された装置においては、例え
ば一定温度制御を行なっている時に、停電や熱定着装置
の紙ジヤム等によってヒータ1aへの通電が一時的に停
止すると、次のような不具合が生じる。すなわち、ヒー
トロール1がある程度熱を持った状態でヒータ1aの加
熱が開始されると、第9図に示す如く僅かな時間の通電
加熱によってヒートロール1の温度が上記通電停止温度
に至り、ヒータ1aの通電が停止される。このような場
合には熱時定数に起因するヒートロール1の温度のオー
バーシュートが小さく、ヒートロール1の温度が制御目
標温度に至らないことがある。
ば一定温度制御を行なっている時に、停電や熱定着装置
の紙ジヤム等によってヒータ1aへの通電が一時的に停
止すると、次のような不具合が生じる。すなわち、ヒー
トロール1がある程度熱を持った状態でヒータ1aの加
熱が開始されると、第9図に示す如く僅かな時間の通電
加熱によってヒートロール1の温度が上記通電停止温度
に至り、ヒータ1aの通電が停止される。このような場
合には熱時定数に起因するヒートロール1の温度のオー
バーシュートが小さく、ヒートロール1の温度が制御目
標温度に至らないことがある。
この結果、前述した切換器10が作動せず、比較器8お
よび基準電圧発生器9を介しての温度制御が継続される
ことになり、通電停止温度で一定温度制御を行なってし
まうことになる。
よび基準電圧発生器9を介しての温度制御が継続される
ことになり、通電停止温度で一定温度制御を行なってし
まうことになる。
従って、ヒートロール1の温度は制御目標温度より低い
温度に保たれてしまうため、確実な定着が行なえない。
温度に保たれてしまうため、確実な定着が行なえない。
(発明が解決しようとする課題)
上述の如〈従来の温度制御装置では、被制御機器の熱時
定数の影響によって一時的に温度が過上昇してしまうた
めに、被制御機器の寿命を短くしてしまったり、温度過
上昇防止器を誤動作させてしまったりするという不具合
がある。
定数の影響によって一時的に温度が過上昇してしまうた
めに、被制御機器の寿命を短くしてしまったり、温度過
上昇防止器を誤動作させてしまったりするという不具合
がある。
また、この不具合を、解決すべく、通電停止温度を設定
し、この通電停止温度から制御目標温度までをオーバー
シュートにより温度上昇させるようにしたものにおいて
は、立上げ温度が通常より高い場合に温度が制御目標温
度に至らないおそれがある。
し、この通電停止温度から制御目標温度までをオーバー
シュートにより温度上昇させるようにしたものにおいて
は、立上げ温度が通常より高い場合に温度が制御目標温
度に至らないおそれがある。
そこで本発明は、立上げ時において被制御機器の熱時定
数による温度の過上昇を生じさせることなく、かつ再立
上げ時においては温度を確実に制御目標温度まで上昇さ
せることのできる温度制御本発明は、加熱対象物の温度
を検出し、この検出された温度に従って前記加熱対象物
を加熱する発熱体を通電制御する温度制御装置において
、前記発熱体の通電制御開始時における前記加熱対象物
の立上げ温度とこの加熱対象物の制御目標温度とに従っ
て前記発熱体に対する通電制御目標温度を多段階に設定
する設定手段と、前記加熱対象物の温度が前記通電制御
目標温度の一つに最初に達したときに、前記発熱体の通
電を停止制御する第1の制御手段と、前記発熱体の通電
停止期間に、前記加熱対象物の温度が前記通電制御目標
温度の一つを最初に下回ったとき、または前記加熱対象
物の制御目標温度を下回ったときに前記発熱体の通電を
再開制御する第2の制御手段と、この発熱体の通電再開
期間に、前記加熱対象物の温度が前記通電の再開制御に
用いられた通電制御目標温度より高い温度の通電制御目
標温度に最初に達したとき、または前記加熱対象物の制
御目標温度に達したときに前記発熱体の通電を停止制御
する第3の制御手段とを具備するようにした。
数による温度の過上昇を生じさせることなく、かつ再立
上げ時においては温度を確実に制御目標温度まで上昇さ
せることのできる温度制御本発明は、加熱対象物の温度
を検出し、この検出された温度に従って前記加熱対象物
を加熱する発熱体を通電制御する温度制御装置において
、前記発熱体の通電制御開始時における前記加熱対象物
の立上げ温度とこの加熱対象物の制御目標温度とに従っ
て前記発熱体に対する通電制御目標温度を多段階に設定
する設定手段と、前記加熱対象物の温度が前記通電制御
目標温度の一つに最初に達したときに、前記発熱体の通
電を停止制御する第1の制御手段と、前記発熱体の通電
停止期間に、前記加熱対象物の温度が前記通電制御目標
温度の一つを最初に下回ったとき、または前記加熱対象
物の制御目標温度を下回ったときに前記発熱体の通電を
再開制御する第2の制御手段と、この発熱体の通電再開
期間に、前記加熱対象物の温度が前記通電の再開制御に
用いられた通電制御目標温度より高い温度の通電制御目
標温度に最初に達したとき、または前記加熱対象物の制
御目標温度に達したときに前記発熱体の通電を停止制御
する第3の制御手段とを具備するようにした。
(作用)
このような手段を講じたことにより、第1図に示す如く
、設定手段によってその時の立上げ温度に応じた通電制
御目標温度が多段階に設定され、第1の制御手段によっ
て加熱対象物の温度が前記通電制御目標温度の一つに最
初に達するまで、すなわち、最低の通電制御目標温度T
、に達するまで発熱体を通電する。第1の制御手段によ
る通電が停止されると、加熱対象物や発熱体の熱時定数
に起因して加熱対象物の温度が上昇し、その後、その温
度が低下して通電制御目標温度の一つを最初に下回った
とき(第1図示の例ではT、+2ΔT)、第2の制御手
段によって発熱体の通電を再開する。そしてこの加熱対
象物の温度が前記第2の制御手段による通電の再開制御
に用いられた通電制御目標温度T1+2ΔTより高い温
度の通電制御目標温度に最初に到達したとき、すなわち
、T1十3ΔTに到達したときに第3の制御手段によっ
て発熱体の通電を再び停止する。この後は、第2の制御
手段による通電再開と、第3の制御手段による通電停止
とを繰返し行なうことによって徐々に加熱対象物の温度
が上昇される。そして加熱対象物の温度が制御目標温度
Toに到達すると、第2の制御手段および第3の制御手
段によって従来と同様な一定温度制御がなされる。
、設定手段によってその時の立上げ温度に応じた通電制
御目標温度が多段階に設定され、第1の制御手段によっ
て加熱対象物の温度が前記通電制御目標温度の一つに最
初に達するまで、すなわち、最低の通電制御目標温度T
、に達するまで発熱体を通電する。第1の制御手段によ
る通電が停止されると、加熱対象物や発熱体の熱時定数
に起因して加熱対象物の温度が上昇し、その後、その温
度が低下して通電制御目標温度の一つを最初に下回った
とき(第1図示の例ではT、+2ΔT)、第2の制御手
段によって発熱体の通電を再開する。そしてこの加熱対
象物の温度が前記第2の制御手段による通電の再開制御
に用いられた通電制御目標温度T1+2ΔTより高い温
度の通電制御目標温度に最初に到達したとき、すなわち
、T1十3ΔTに到達したときに第3の制御手段によっ
て発熱体の通電を再び停止する。この後は、第2の制御
手段による通電再開と、第3の制御手段による通電停止
とを繰返し行なうことによって徐々に加熱対象物の温度
が上昇される。そして加熱対象物の温度が制御目標温度
Toに到達すると、第2の制御手段および第3の制御手
段によって従来と同様な一定温度制御がなされる。
このように発熱体の一回の通電は短時間であるために、
通電を停止したときの熱時定数の影響による温度の過上
昇は小さく抑制することができる。
通電を停止したときの熱時定数の影響による温度の過上
昇は小さく抑制することができる。
(実施例)
以下、図面を参照して本発明の一実施例につき説明する
。
。
第2図は本発明の一実施例における温度制御装置を熱定
着装置に適用したときの構成を示すブロック図である。
着装置に適用したときの構成を示すブロック図である。
なお、第6図と同一部分には同一符号を付し、その詳細
な説明を省略する。
な説明を省略する。
図中、21は温度センサ5の出力信号(アナログ信号)
をデジタル信号に変換するA/D変換器、22は例えば
マイクロコンピュータを主制御回路として有し、A/D
変換器21から入力された信号を監視して、スイッチ2
の0N10FFの制御を行なう制御部である。また、2
3はヒートロール1の立上げ時における通電制御目標温
度を記憶した通電制御目標温度テーブルであり、立上げ
温度に対応付けて最低通電制御目標温度および通電制御
目標温度変化量が設定されている。
をデジタル信号に変換するA/D変換器、22は例えば
マイクロコンピュータを主制御回路として有し、A/D
変換器21から入力された信号を監視して、スイッチ2
の0N10FFの制御を行なう制御部である。また、2
3はヒートロール1の立上げ時における通電制御目標温
度を記憶した通電制御目標温度テーブルであり、立上げ
温度に対応付けて最低通電制御目標温度および通電制御
目標温度変化量が設定されている。
次に、以上の如く構成された本装置の動作を第3図およ
び第4図に示す制御部の処理手順を示すフローチャート
を用いて説明する。まず、制御部22は外部からヒート
ロール1の温度立上げ指示を受けると、ステップ3aに
おいてA/D変換器21からの入力を元にヒートロール
1の温度Txを判別する。ここでの温度Txが立上げ温
度である。次に制御部22はステップ3bにおいて、ス
テップ3aにて判別された温度Txに対応する最低通電
制御目標温度Tlおよび通電制御目標温度変化量ΔTと
を通電制御目標温度テーブル23から読出し、ステップ
3cにおいて、変数Tsに最低通電制御目標温度T1を
設定する。このようにして最初の通電制御目標温度が設
定される。
び第4図に示す制御部の処理手順を示すフローチャート
を用いて説明する。まず、制御部22は外部からヒート
ロール1の温度立上げ指示を受けると、ステップ3aに
おいてA/D変換器21からの入力を元にヒートロール
1の温度Txを判別する。ここでの温度Txが立上げ温
度である。次に制御部22はステップ3bにおいて、ス
テップ3aにて判別された温度Txに対応する最低通電
制御目標温度Tlおよび通電制御目標温度変化量ΔTと
を通電制御目標温度テーブル23から読出し、ステップ
3cにおいて、変数Tsに最低通電制御目標温度T1を
設定する。このようにして最初の通電制御目標温度が設
定される。
次に、制御部22はステップ3dにおいてスイッチ2を
ONにし、ヒータ1aを加熱させる。続いて制御部22
はステップ3e〜ステツプ3gにおいて温度Txが制御
目標温度Toまたは変数Tsに至るのを待つ。ここで、
温度Txが制御目標温度T。に至った場合には、制御部
22はステップ3hに移行して一定温度制御を行なう。
ONにし、ヒータ1aを加熱させる。続いて制御部22
はステップ3e〜ステツプ3gにおいて温度Txが制御
目標温度Toまたは変数Tsに至るのを待つ。ここで、
温度Txが制御目標温度T。に至った場合には、制御部
22はステップ3hに移行して一定温度制御を行なう。
一方、温度Txが変数Tsに至った場合には、ヒートロ
ール1の温度が通電制御目標温度に達したので、制ga
tM522は次にステップ31でスイッチ2をOFFに
し、通電停止期間に入る。
ール1の温度が通電制御目標温度に達したので、制ga
tM522は次にステップ31でスイッチ2をOFFに
し、通電停止期間に入る。
そして、制御部22はステップ3jにおいて変数tsに
変数Tsの内容を設定し、ステップ3kにおいて変数T
sにTs+ΔTを設定する。ここで、変数tsは最も新
しく到達した通電制御目標温度を、Tsは次の通電制御
目標温度をそれぞれ示す。
変数Tsの内容を設定し、ステップ3kにおいて変数T
sにTs+ΔTを設定する。ここで、変数tsは最も新
しく到達した通電制御目標温度を、Tsは次の通電制御
目標温度をそれぞれ示す。
そして、制御部22はステップ3i〜ステツプ3oにお
いて、温度Txが制御目標温度T。に至るか、または変
数tsを下回るのを待つ。ここで、ステップ3mにおい
て温度Txが制御目標温度Toに到達したことが検出さ
れたら、制御部22はステップ3hに移行して一定温度
制御を行なう。
いて、温度Txが制御目標温度T。に至るか、または変
数tsを下回るのを待つ。ここで、ステップ3mにおい
て温度Txが制御目標温度Toに到達したことが検出さ
れたら、制御部22はステップ3hに移行して一定温度
制御を行なう。
また、ステップ3nにおいて温度Txが次の通電制御目
標温度Tsに到達したことが検出されたら、制御部22
はステップ3j以降の処理を繰返して変数tsおよび変
数Tsを更新する。
標温度Tsに到達したことが検出されたら、制御部22
はステップ3j以降の処理を繰返して変数tsおよび変
数Tsを更新する。
一方、ステップ3oにおいて温度Txが変数tsを下回
ったことが検出された場合には、ヒートロール1の温度
が下降し始めたので、制御部22はステップ3d以降の
処理すなわち、ヒートロールlの温度が制御目標温度に
到達するまで通電および通電の停止を繰返す。
ったことが検出された場合には、ヒートロール1の温度
が下降し始めたので、制御部22はステップ3d以降の
処理すなわち、ヒートロールlの温度が制御目標温度に
到達するまで通電および通電の停止を繰返す。
第4図は一定温度制御の処理手順を示すフローチャート
である。
である。
まず、制御部22はステップ4aおよびステップ4bに
おいて、温度Txが制御目標温度Toを下回るのを待つ
。ここで、温度Txが制御目標温度を下回ったら、制御
部22はステップ4Cでスイッチ2をONにしてヒータ
1aの通電を再開し、ヒートロール1を加熱する。次に
、制御部22はステップ4dおよびステップ4eにおい
て、今度は温度Txが制御目標温度Toを上回るのを待
ち、上回ったらステップ4fでスイッチ2をOFFとし
てステップ4a以降の処理を繰返す。
おいて、温度Txが制御目標温度Toを下回るのを待つ
。ここで、温度Txが制御目標温度を下回ったら、制御
部22はステップ4Cでスイッチ2をONにしてヒータ
1aの通電を再開し、ヒートロール1を加熱する。次に
、制御部22はステップ4dおよびステップ4eにおい
て、今度は温度Txが制御目標温度Toを上回るのを待
ち、上回ったらステップ4fでスイッチ2をOFFとし
てステップ4a以降の処理を繰返す。
第5図は再立上げの際のヒートロールの温度の推移の一
例を示す図である。同図に示す如く、再立上げであって
も、立上げ温度に応じた通電制御目標温度が設定されて
、通常の立上げ制御と同様な制御が行なわれる。
例を示す図である。同図に示す如く、再立上げであって
も、立上げ温度に応じた通電制御目標温度が設定されて
、通常の立上げ制御と同様な制御が行なわれる。
このように本実施例によれば、熱定着装置の動作開始時
における立上げおよび停電時等の再立上げのどちらであ
っても、立上げ温度に基いて最低通電制御目標温度T1
と通電制御目標温度変化量へTとが決定されて多段階な
通電制御目標温度が設定される。そして、ヒートロール
1の温度が最低通電制御目標温度T1に到達するまでは
無条件に温度を上昇させ、また、最低通電制御目標温度
T1に到達してから制御目標温度Toに到達するまでは
、通電休止期間を設けて徐々に温度を上昇させるように
したので、−回の通電時間は短いために熱時定数の影響
が小さく、オーバーシュートはヒートロール1やヒータ
1aの寿命を縮めたり、温度過上昇防止器3を誤動作さ
せたりしない程度の小さなものとすることができる。
における立上げおよび停電時等の再立上げのどちらであ
っても、立上げ温度に基いて最低通電制御目標温度T1
と通電制御目標温度変化量へTとが決定されて多段階な
通電制御目標温度が設定される。そして、ヒートロール
1の温度が最低通電制御目標温度T1に到達するまでは
無条件に温度を上昇させ、また、最低通電制御目標温度
T1に到達してから制御目標温度Toに到達するまでは
、通電休止期間を設けて徐々に温度を上昇させるように
したので、−回の通電時間は短いために熱時定数の影響
が小さく、オーバーシュートはヒートロール1やヒータ
1aの寿命を縮めたり、温度過上昇防止器3を誤動作さ
せたりしない程度の小さなものとすることができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではない。
たとえば、上記実施例においては熱定着装置の温度制御
を行なうものを示したが、発熱温度を一定温度に制御す
る必要のある発熱装置であれば適用可能である。また、
上記実施例では、制御部はマイクロコンピュータにより
構成したが、ハードウェア回路構成としてもよい。
を行なうものを示したが、発熱温度を一定温度に制御す
る必要のある発熱装置であれば適用可能である。また、
上記実施例では、制御部はマイクロコンピュータにより
構成したが、ハードウェア回路構成としてもよい。
[発明の効果コ
本発明によれば、加熱対象物の温度を検出し、この検出
された温度に従って前記加熱対象物を加熱する発熱体を
通電制御する温度制御装置において、前記発熱体の通電
制御開始時における前記加熱対象物の立上げ温度とこの
加熱対象物の制御目標温度とに従って前記発熱体に対す
る通電制御目標温度を多段階に設定する手段と、前記加
熱対象物の温度が前記通電制御目標温度の一つに最初に
達したときに、前記発熱体の通電を停止制御する第1の
制御手段と、前記発熱体の通電停止期間に、前記加熱対
象物の温度が前記通電制御目標温度の一つを最初に下回
ったとき、または前記加熱対象物の制御目標温度を下回
ったときに前記発熱体の通電を再開制御する第2の制御
手段と、この発熱体の通電再開期間に、前記加熱対象物
の温度が前記通電の再開制御に用いられた通電制御目標
温度より高い温度の通電制御目標温度に最初に達したと
き、または前記加熱対象物の制御目標温度に達したとき
に前記発熱体の通電を停止制御する第3の制御手段とを
具備するようにしたので、立上げ時において被制御機器
の熱時定数による温度の過上昇を生じさせることなく、
かつ再立上げ時においては温度を確実に制御目標温度ま
で上昇させることのできる温度制御装置が得られる。
された温度に従って前記加熱対象物を加熱する発熱体を
通電制御する温度制御装置において、前記発熱体の通電
制御開始時における前記加熱対象物の立上げ温度とこの
加熱対象物の制御目標温度とに従って前記発熱体に対す
る通電制御目標温度を多段階に設定する手段と、前記加
熱対象物の温度が前記通電制御目標温度の一つに最初に
達したときに、前記発熱体の通電を停止制御する第1の
制御手段と、前記発熱体の通電停止期間に、前記加熱対
象物の温度が前記通電制御目標温度の一つを最初に下回
ったとき、または前記加熱対象物の制御目標温度を下回
ったときに前記発熱体の通電を再開制御する第2の制御
手段と、この発熱体の通電再開期間に、前記加熱対象物
の温度が前記通電の再開制御に用いられた通電制御目標
温度より高い温度の通電制御目標温度に最初に達したと
き、または前記加熱対象物の制御目標温度に達したとき
に前記発熱体の通電を停止制御する第3の制御手段とを
具備するようにしたので、立上げ時において被制御機器
の熱時定数による温度の過上昇を生じさせることなく、
かつ再立上げ時においては温度を確実に制御目標温度ま
で上昇させることのできる温度制御装置が得られる。
第1図乃至第5図は本発明の一実施例を説明する図であ
り、第1図はヒートロールの温度の推移の一例を示す図
、第2図は同装置の構成を示すブロック図、第3図およ
び第4図は制御部の処理手順を示すフローチャート、第
5図は再立上げ時におけるヒートロールの温度の推移の
一例を示す図、第6図乃至第9図は従来の技術を説明す
る図である。 1・・・ヒートロール、2・・・スイッチ、3・・・温
度過上昇防止器、4・・・電源、5・・・温度センサ、
21・・・A/D変換器、22・・・制御部、23・・
・通電制御目標温度テーブル。
り、第1図はヒートロールの温度の推移の一例を示す図
、第2図は同装置の構成を示すブロック図、第3図およ
び第4図は制御部の処理手順を示すフローチャート、第
5図は再立上げ時におけるヒートロールの温度の推移の
一例を示す図、第6図乃至第9図は従来の技術を説明す
る図である。 1・・・ヒートロール、2・・・スイッチ、3・・・温
度過上昇防止器、4・・・電源、5・・・温度センサ、
21・・・A/D変換器、22・・・制御部、23・・
・通電制御目標温度テーブル。
Claims (1)
- 加熱対象物の温度を検出し、この検出された温度に従っ
て前記加熱対象物を加熱する発熱体を通電制御する温度
制御装置において、前記発熱体の通電制御開始時におけ
る前記加熱対象物の立上げ温度とこの加熱対象物の制御
目標温度とに従って前記発熱体に対する通電制御目標温
度を多段階に設定する手段と、前記加熱対象物の温度が
前記通電制御目標温度の一つに最初に達したときに前記
発熱体の通電を停止制御する第1の制御手段と、前記発
熱体の通電停止期間に前記加熱対象物の温度が前記通電
制御目標温度の一つを最初に下回ったとき、または前記
加熱対象物の制御目標温度を下回ったときに前記発熱体
の通電を再開制御する第2の制御手段と、この発熱体の
通電再開期間に前記加熱対象物の温度が前記通電の再開
制御に用いられた通電制御目標温度より高い温度の通電
制御目標温度に最初に達したとき、または前記加熱対象
物の制御目標温度に達したときに前記発熱体の通電を停
止制御する第3の制御手段とを具備したことを特徴とす
る温度制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15945288A JPH0210414A (ja) | 1988-06-29 | 1988-06-29 | 温度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15945288A JPH0210414A (ja) | 1988-06-29 | 1988-06-29 | 温度制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0210414A true JPH0210414A (ja) | 1990-01-16 |
Family
ID=15694069
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15945288A Pending JPH0210414A (ja) | 1988-06-29 | 1988-06-29 | 温度制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0210414A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02181808A (ja) * | 1989-01-09 | 1990-07-16 | Ricoh Co Ltd | 温度制御装置 |
JP2002367765A (ja) * | 2001-06-05 | 2002-12-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 加熱調理器 |
US6750432B2 (en) * | 2001-02-09 | 2004-06-15 | Japan Servo Co., Ltd. | Heat roller control apparatus with roller surface temperature variations determination |
JP2007178968A (ja) * | 2005-12-02 | 2007-07-12 | Ricoh Co Ltd | 定着装置及び画像形成装置 |
JP2008041471A (ja) * | 2006-08-08 | 2008-02-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 誘導加熱装置 |
JP2011151035A (ja) * | 2011-03-28 | 2011-08-04 | Sanyo Electric Co Ltd | 加熱調理器 |
-
1988
- 1988-06-29 JP JP15945288A patent/JPH0210414A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02181808A (ja) * | 1989-01-09 | 1990-07-16 | Ricoh Co Ltd | 温度制御装置 |
US6750432B2 (en) * | 2001-02-09 | 2004-06-15 | Japan Servo Co., Ltd. | Heat roller control apparatus with roller surface temperature variations determination |
JP2002367765A (ja) * | 2001-06-05 | 2002-12-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 加熱調理器 |
JP2007178968A (ja) * | 2005-12-02 | 2007-07-12 | Ricoh Co Ltd | 定着装置及び画像形成装置 |
JP2008041471A (ja) * | 2006-08-08 | 2008-02-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 誘導加熱装置 |
JP2011151035A (ja) * | 2011-03-28 | 2011-08-04 | Sanyo Electric Co Ltd | 加熱調理器 |
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