JPH06348084A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH06348084A
JPH06348084A JP5134520A JP13452093A JPH06348084A JP H06348084 A JPH06348084 A JP H06348084A JP 5134520 A JP5134520 A JP 5134520A JP 13452093 A JP13452093 A JP 13452093A JP H06348084 A JPH06348084 A JP H06348084A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
temperature
abnormal
fixing device
thermal fixing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5134520A
Other languages
English (en)
Inventor
Kouji Minobe
浩二 見延
Nobuyuki Suzuki
延由紀 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Finetech Nisca Inc
Original Assignee
Copyer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Copyer Co Ltd filed Critical Copyer Co Ltd
Priority to JP5134520A priority Critical patent/JPH06348084A/ja
Publication of JPH06348084A publication Critical patent/JPH06348084A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Control Of Temperature (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱定着装置の電源の遮断が十分に安全な温度
に低下した時に、電源の再投入によって熱定着装置への
給電を可能とし、回復に要する時間が適正化され、かつ
安全な温度内での熱定着装置の電源の遮断が保証され
る。 【構成】 熱定着装置1の安全な温度まで十分に温度低
下しているか否かを判断し、温度低下していると判断し
た時温度低下信号を出力する低温検知部24を設け、異
常検知保持信号45が入力され前記温度低下信号46が
入力されない時異常信号48を出力する異常信号出力部
25を設け、この異常信号出力部25からの異常信号4
8により前記熱定着装置1への電源遮断信号42を出力
し前記異常信号48により電源再投入時まで異常状態を
保持し前記異常信号出力部25からの入力信号が正常状
態に転換した時異常状態の保持を解除する解除信号47
を出力するラッチ部23を設けてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱定着装置を有する画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように従来、熱定着装置(図
2)1を有する画像形成装置において、熱定着装置1の
温度を検出する温度検出素子(図2ではサ―ミスタ)1
2が異常高温を検出した時、異常高温検知出力部(高温
検知部)21は異常高温状態であることを判断し、かつ
異常高温信号44を出力する。この異常高温信号44に
より、異常検出保持部(高温状態保持部)22は異状検
知状態を保持し、異常検知信号45を出力しラッチ部2
3を作動させる。このラッチ部23は、熱定着装置1へ
の電源の給電を遮断するための電源遮断信号42を出力
し、熱定着装置1への電源の給電を遮断するものであ
る。
【0003】この際、高温状態保持部22は、熱定着装
置1の温度が安全な温度まで低下するのに十分な時間の
計時を行うタイマを内蔵しており、タイマがクリアにな
るまで熱定着装置1への電源の給電を許可しない。
【0004】また、タイマがクリアになる前に画像形成
装置の電源の再投入が行われた場合には、高温状態保持
部22は熱定着装置1のさらなる異常加熱を防止するた
めに、ラッチ部23を作動させ、タイマを再設定してい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の構成
では、タイマがクリアになるまでの時間以前に、電源の
再投入を行うとタイマの設定時間が再設定されてしま
い、特にサ―ビス時のダウンタイムが長くなるという問
題があった。
【0006】また、画像形成装置の使用環境温度によっ
ては熱定着装置1の温度の低下に要する時間が異なる。
そのために、タイマの設定時間が過大、もしくは過少に
なってしまうことがあり、過大な場合には画像形成装置
のダウンタイムの延長に繋がり、過少の場合には熱定着
装置1のオ―バ・シュ―ト等により、安全な温度内での
熱定着装置1の電源の遮断が保証できないという問題が
あった。
【0007】本発明の目的は、上記問題点を改善するた
めに、熱定着装置の電源の遮断が十分に安全な温度に低
下した時に、電源の再投入によって熱定着装置への給電
を可能とし、回復に要する時間が適正化され、かつ安全
な温度内での熱定着装置の電源の遮断が保証される画像
形成装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、転写されたトナ―を定着させる熱定着装
置と、この熱定着装置の温度を検出する温度検出素子
と、この温度検出素子からの温度検出信号により前記熱
定着装置が異常高温であるか否かを判別し異常高温と判
断したとき異常高温信号を出力する異常高温検知出力部
と、前記異常高温信号により異常検知状態を保持し異常
検知保持信号を出力する異常検知保持部とを有する画像
形成装置であって、前記熱定着装置が安全な温度まで十
分に温度低下しているか否かを判断し温度低下している
と判断した時温度低下信号を出力する低温出力部と、前
記異常検知保持信号が入力され前記温度低下信号が入力
されない時異常信号を出力する異常信号出力部と、この
異常信号出力部からの異常信号により前記熱定着装置へ
の電源遮断信号を出力し前記異常信号により電源再投入
時まで異常状態を保持し前記異常信号出力部からの異常
信号が正常状態に転換した時に異常状態の保持を解除す
る解除信号を前記異常検知保持部へ出力するラッチ部と
を備えることを特徴とする画像形成装置である。
【0009】
【作用】本発明の画像形成装置を採用することにより、
熱定着装置が安全な温度まで十分に温度低下しているか
否かを判断し温度低下していると判断した時温度低下信
号を出力する低温出力部を設け、異常検知保持信号が入
力され前記温度低下信号が入力されない時異常信号を出
力する異常信号出力部を設け、この異常信号出力部から
の異常信号により前記熱定着装置への電源遮断信号を出
力し、前記異常信号により電源再投入時まで異常状態を
保持し前記異常信号出力部からの異常信号が正常状態に
転換した時異常状態の保持を解除する解除信号を異常検
知保持部へ出力するラッチ部を設けることによって、前
記熱定着装置の電源の遮断が十分に安全な温度に低下し
た時に、電源の再投入によって熱定着装置への給電を可
能とし、回復に要する時間が適正化され、かつ安全な温
度内での熱定着装置の電源の遮断が保証される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて、詳
細に説明する。
【0011】図2は本発明の画像形成装置における熱定
着装置の温度制御ブロック図を示す。図において画像形
成装置は、図示されていない感光ドラムから転写された
トナ―を定着するために、熱定着装置1へ搬送された転
写紙を、ヒ―トロ―ラ13と対向する加圧ロ―ラ14に
よって定着し、画像形成装置外部へと排出するものであ
る。
【0012】コントロ―ラ31内の演算制御機能(CP
U)31aによって、サ―ミスタ12からの温度検出信
号を入力し、転写紙へ転写されたトナ―を定着するに必
要な温度にヒ―トロ―ラ13を温度制御するべく、ヒ―
トロ―ラ13内のハロゲンヒ―タ11への通電を制御す
るためのヒ―タ制御信号43を、無接点リレ―(SS
R)32へ出力する。
【0013】ヒ―トロ―ラ13は転写紙に転写されたト
ナ―を定着するに必要な温度に温度制御されるが、コン
トロ―ラ31(CPU31aを含む)またはSSR32
の故障等によって温度制御が不可能になった場合の保護
として、安全回路2がヒ―トロ―ラ13の温度を管理し
ている。なお、33,34,35,36はそれぞれAC
電源、リレ―、DC電源および電源遮断用スイッチであ
る。
【0014】図1は本発明の安全回路の一実施例のブロ
ック図を示す。図において安全回路2は、高温検知部2
1と高温状態保持部22と、ラッチ部23と、低温検知
部24と、異常信号出力部25とから構成されている。
【0015】熱定着装置1の温度制御が不可能となり、
熱定着装置1が異常高温になった時に、高温検知部21
に内蔵されたコンパレ―タ(図示省略)は、出力を反転
して高温状態保持部22へ、異常状態検知の保持を促す
信号である異常高温信号44を出力する。この高温状態
保持部22の内部には、異常状態保持用の計時手段とし
て、本実施例ではメモリコンデンサ(図示省略)が内臓
されており、異常高温信号44が入力された時に、前記
メモリコンデンサのチャ―ジを行うものである。
【0016】このチャ―ジ量は、熱定着装置1の安全な
温度に低下するまでの時間を確実に越えるような時間設
定になっている。また、電源遮断用スイッチ36をオフ
したときには、ディスチャ―ジを行い、ディスチャ―ジ
が終了するまでは異常高温が発生したことを保持する。
なお、ディスチャ―ジが終了するまでは、異常信号出力
部25への異常信号保持信号45を出力する。
【0017】低温検知部24は、熱定着装置1の温度が
十分に安全な温度まで温度低下したことを、サ―ミスタ
12により検知した時には、内蔵されたコンパレ―タ
(図示省略)により出力を反転して、異常信号出力部2
5への温度低下信号46を出力する。
【0018】異常信号出力部25は、高温状態保持部2
2からの異常検知信号45と、低温検知部24からの温
度低下信号46とを比較して、図4に示すような異常状
態のみにおいて異常信号48を、それ以外の場合には正
常信号48をラッチ部23へ出力するものである。
【0019】ラッチ部23は、異常信号48に基づき、
異常信号入力時にはラッチを行い、電源遮断信号42を
出力しリレ―34を介して、ハロゲンヒ―タ11への通
電を遮断する。この時、高温状態保持部22への解除信
号47を出力しない。また、正常信号入力時にはラッチ
せず、電源遮断信号42を出力しない。
【0020】なお、高温状態保持部22へ解除信号47
を出力し、高温状態保持部22内部のメモリコンデンサ
のディスチャ―ジを行う。この時のディスチャ―ジは短
時間で行われている。
【0021】上述のように、コントロ―ラ31,CPU
31aの故障またはSSR32の故障等により温度制御
が不可能になった場合には、確実にハロゲンヒ―タ11
への通電を遮断し、かつ低温検知することにより異常高
温発生後のリカバリ―(回復)を適正な温度で行うこと
が可能である。
【0022】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、適宜の設計的変更を行うことにより、他
の態様においても実施することが可能で、本実施例では
熱定着装置の温度が安全な温度まで低下するに十分な時
間の計時を行うタイマをメモリコンデンサを用いて説明
するも、他の計時手段、例えばカウンタICを用いて構
成するも同様な効果を奏するものである。
【0023】
【発明の効果】上述の説明ですでに明らかなように、本
発明の画像形成装置は、熱定着装置の安全な温度まで十
分に温度低下しているか否かを判断し、温度低下してい
ると判断した時温度低下信号を出力する低温検知部を設
け、異常検知保持信号が入力され前記温度低下信号が入
力されないとき異常信号を出力する異常信号出力部を設
け、この異常信号出力部からの異常信号により前記熱定
着装置への電源遮断信号を出力し前記異常信号により電
源再投入時まで異常状態を保持し前記異常信号出力部か
らの入力信号が正常状態に転換した時異常状態の保持を
解除する解除信号を出力するラッチ部を設けることによ
って、従来技術の問題点が有効に解決され、熱定着装置
の電源の遮断が十分に安全な温度に低下した時に、電源
の再投入によって熱定着装置への給電を可能とし、回復
に要する時間が適正化され、かつ安全な温度内での熱定
着装置の電源の遮断が保証される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の安全回路の一実施例のブロック図であ
る。
【図2】本発明の画像形成装置における熱定着装置の温
度制御ブロック図である。
【図3】図1による異常信号出力部の入力に対する各信
号出力を示す図である。
【図4】従来の安全回路のブロック図である。
【符号の説明】
1 熱定着装置 2 安全回路 11 ハロゲンヒ―タ 12 サ―ミスタ 13 ヒ―トロ―ラ 21 高温検知部 22 高温状態保持部 23 ラッチ部 24 低温検知部 25 異常信号出力部 31 コントロ―ラ 44 異常高温信号 45 異状検知保持信号 46 温度低下信号 47 解除信号 48 異常信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転写されたトナ―を定着させる熱定着装
    置と、この熱定着装置の温度を検出する温度検出素子
    と、この温度検出素子からの温度検出信号により前記熱
    定着装置が異常高温であるか否かを判別し異常高温と判
    断したとき異常高温信号を出力する異常高温検知出力部
    と、前記異常高温信号により異常検知状態を保持し異常
    検知保持信号を出力する異常検知保持部とを有する画像
    形成装置であって、前記熱定着装置が安全な温度まで十
    分に温度低下しているか否かを判断し温度低下している
    と判断した時温度低下信号を出力する低温出力部と、前
    記異常検知保持信号が入力され前記温度低下信号が入力
    されない時異常信号を出力する異常信号出力部と、この
    異常信号出力部からの異常信号により前記熱定着装置へ
    の電源遮断信号を出力し前記異常信号により電源再投入
    時まで異常状態を保持し前記異常信号出力部からの異常
    信号が正常状態に転換した時異常状態の保持を解除する
    解除信号を前記異常検知保持部へ出力するラッチ部とを
    備えることを特徴とする画像形成装置。
JP5134520A 1993-06-04 1993-06-04 画像形成装置 Pending JPH06348084A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5134520A JPH06348084A (ja) 1993-06-04 1993-06-04 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5134520A JPH06348084A (ja) 1993-06-04 1993-06-04 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06348084A true JPH06348084A (ja) 1994-12-22

Family

ID=15130252

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5134520A Pending JPH06348084A (ja) 1993-06-04 1993-06-04 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06348084A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002222017A (ja) * 2001-01-24 2002-08-09 Canon Inc 温度制御装置
JP2006030772A (ja) * 2004-07-20 2006-02-02 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2011044177A (ja) * 2010-11-05 2011-03-03 Canon Inc 温度制御装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002222017A (ja) * 2001-01-24 2002-08-09 Canon Inc 温度制御装置
JP2006030772A (ja) * 2004-07-20 2006-02-02 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP4585803B2 (ja) * 2004-07-20 2010-11-24 株式会社リコー 画像形成装置
JP2011044177A (ja) * 2010-11-05 2011-03-03 Canon Inc 温度制御装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5032874A (en) Image forming apparatus having a system for preventing overheating of the heat rollers
US4801974A (en) Safety device for fixing heater
EP0301544B1 (en) An image forming apparatus
US20030053811A1 (en) Image forming apparatus
US6608977B2 (en) Temperature control apparatus with switching control to prevent malfunction from electrical noise
JPH06348084A (ja) 画像形成装置
JP2001242740A (ja) 定着装置及びこの定着装置を備える画像形成装置
JPH10161468A (ja) 画像形成装置
JP4314770B2 (ja) 画像形成装置
JP2005037539A (ja) 画像形成装置
JP4311797B2 (ja) 定着装置
JP2560338B2 (ja) ヒ−タの異常点灯制御装置
JP2003330314A (ja) 画像形成装置
JPH0315884A (ja) 定着装置の安全装置
JPS62195876A (ja) ヒ−タの異常点灯制御装置
JPS63309985A (ja) ヒータ異常点灯防止装置
JP3249680B2 (ja) 画像記録装置
JP2009093014A (ja) 温度制御装置
JP2004240148A (ja) 画像形成装置の熱定着装置
JPH02208681A (ja) 静電記録装置
JPH02309381A (ja) 定着装置
JPH04139479A (ja) 画像形成装置
JP2003058002A (ja) 画像形成装置
JP2007329041A (ja) 加熱装置、画像形成装置及び加熱装置の診断方法
JPH04249283A (ja) 記録装置における保護装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020709