JP4311797B2 - 定着装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置における定着装置に関するもので、特に、定着装置の温度制御及び複写システム制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
複写機等の画像形成装置にあっては、感光体上に形成した静電潜像を現像装置から供給される現像剤により現像することによって得られた現像画像(以下、トナー像という)を記録紙上に転写し、この記録紙上に転写されたトナー像を定着装置によって定着することにより、画像形成プロセスを形成している。従来、このような画像形成プロセスに用いられている定着装置は、内部に加熱手段(ヒータ)を備えた定着ローラと、この定着ローラの外周面に圧接される加圧ローラとで定着手段が構成され、これら両ローラのニップ部に未定着トナーを保持した記録紙を通紙させることにより、トナーを加熱しながら加圧して記録紙上にトナー像を定着させている。そして、定着ローラの表面には、サーミスタ等の温度検出手段が配置され、この温度検出手段によって定着ローラの表面温度の温度検知が行われている。
【0003】
この種の、従来の定着装置として(1)特開平3−63684号公報には、定着ローラの加熱手段として複数(2本)のヒータを用い、それらのヒータを各種用紙サイズに応じて選択して加熱するようにし、一方のヒータが断線した場合には、他方のヒータによる点灯により定着可能な用紙サイズの記録紙のみのコピー動作が続行可能となるように複写システムを制御する記載が、(2)特開平8−115781号公報には、定着ローラの加熱手段に用いられる複数(2本)のヒータを電源手段に直列接続する状態と並列接続する状態とに選択的に切り替え可能にし、これらのヒータを温度立上げ時に所定時間直列接続して、その時の温度勾配と、温度立上げ後の並列接続への切り替えによる片方のヒータのみを点灯させた時の温度勾配とを比較することにより、ヒータの断線を検出する記載が、(3)特開平8−123245号公報には、定着ローラの加熱手段に用いられる複数(2本)のヒータを独立してON/OFFが行えるようにするとともに、これらのヒータを直列接続に切り替えてON/OFF可能にし、ヒータの直列接続時の通電により、異常ヒータによる断線を検出する記載が、(4)特開平2−309382号公報には、定着ローラの加熱手段に用いられるヒータが1本の構成からなり、ヒータ点灯時の温度勾配が所定値以下であれば、ヒータの端子部分の接触不良として異常処理を行う記載がそれぞれ開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の定着装置では、(1)の場合、複数のヒータの組合せによって定着ローラ全体を加熱するようになっていることから、1本のヒータが断線しても他のヒータで定着ローラを加熱することにより、コピー動作を続行させることは可能であるが、断線したヒータに相当する定着ローラの加熱部位が加熱されないために、用紙サイズが限定されてしまう。また(2)の場合、ヒータ点灯開始時における立上り期間に、複数のヒータが所定時間直列接続させているために、その期間のヒータ電力がダウンし、ヒータの立上り時間が長くなり、これにより、コピー動作が可能になるまでの時間が遅くなる。また、(3)の場合、直列接続時の通電によりヒータの断線を検出しているために、1本のヒータが断線していると、全ヒータが断線状態を検出し、個々のヒータの断線を検出することができない。また(4)の場合、ヒータは1本であり、このヒータの端子部分の接触不良を検出するだけで、ヒータの断線自体を検出するものではない。
【0005】
そこで、この発明の目的は、前記のような定着装置のもつ問題を解決し、ヒータの断線検出時及び連続点灯時に、このヒータに対しての安全性を確保すると共に、定着ローラの破損を未然に防止できるようにした定着装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は、前記のような目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、複数の加熱手段を有し、これら加熱手段により加熱され記録紙上のトナー像を定着させる定着ローラと加圧ローラとを有する定着手段と、この定着手段の表面温度を検出する複数の温度検出手段と、これら複数の温度検出手段による検出信号に基づいて加熱手段を制御する制御手段とを有する複写装置の定着装置において、定着ローラは円筒状の芯金体であって、複数の温度検出手段のうちの一方の温度検出手段は芯金体表面における記録紙の通紙領域に配置され、他方の温度検出手段は記録紙の非通紙領域であると共に、芯金体の内面部或いは内包された箇所にそれぞれ配置され、前記制御手段は、前記定着ローラの表面温度が上昇中の所定の異なる2つの時間において前記複数の温度検出手段が検出した表面温度から表面温度データの変化量を算出し、この算出した表面温度データの変化量と、予めメモリに保存されている複数の表面温度データの変化量の基準値とを比較することにより、前記複数の加熱手段のうちのいずれか、又は全てが断線しているか否かの断線異常の判断を行うと共に、前記断線異常の判断に基づいて、断線以外の異常を検出するために前記表面温度がコピー可能温度に到達したか否かを判断する時間である監視タイマーの設定値を、初期値から初期値に余裕時間を加えた値に書き換えるよう構成されていることを特徴とするものである。
【0007】
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、制御手段は、断線異常の判断に基づいて、複写動作時のコピースピードを所定の割合だけ低下させるか、又は通常スピードで行うかを決定するよう構成されていることを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の定着装置における制御系の実施形態を示すものである。図1に示すように、この定着装置Aは加圧ローラ1と定着ローラ2とを有し、定着ローラ2は円筒状の芯金体2aを有し、この芯金体2a内には、複数本(図では、2本)の第1,2ヒータ3,4が設けられ、これら第1,2ヒータ3,4のうち一方の端子(図で、左側)は、リレー7(RA1)の接点を介して交流電源13にそれぞれ接続されると共に、他方の端子(図で、右側)は、ON/OFF制御を行うためのトライアック10,12にそれぞれ接続され、トライアック10,12は、制御用ドライバ9,11を介してCPU8(中央演算処理装置)に接続されている。リレー7(RA1)はCPU8に接続された制御用ドライバ14によりON/OFFされる。これにより、リレー7のON状態でトライアック10,12がONしたとき、第1,2ヒータ3,4に対する通電が行われる。
【0010】
ここで、通常記録紙は定着ローラ2のほぼ中央部を通過するため、この定着ローラ2には記録紙が通過する通紙領域W1と、ほとんど記録紙が通過しない非通紙領域W2,W3とが存在する。本発明ではこのことに着目し第1サーミスタ5は、記録紙の通紙領域W1である定着ローラ2のほぼ中央部に接触させて配置されている。一方、第2サーミスタ6は記録紙の非通紙領域W2であると共に、芯金体2a端部の内面部に接触させて配置されている。尚、この第2サーミスタ6の配設位置は、芯金体2aより僅かな距離隔てた位置に固定或いは内包させてもよい。これら第1,2サーミスタ5,6は、CPU8にそれぞれ接続され、第1,2サーミスタ5,6によって検出した定着ローラ2の表面温度のデータをCPU8に入力するようになっている。これにより、CPU8は、第1,2サーミスタ5,6によって検出した定着ローラ2の表面温度のアナログ信号をデジタル信号に変換し、プログラムに基づいて定着ローラ2の表面の温度データを得る。そして、CPU8は、これらの温度データを基にトライアック10,12を制御して、第1,2のヒータ3,4の点灯/消灯の制御を行う。
【0011】
また、複写装置には本体カバー(図示せず)の開閉により作動(ON/OFF)するカバースイッチ15が取付けられており、本体カバーの開扉時には、カバースイッチ15の作動によりCPU8からリレー7に対してOFF信号が送出されるため、このリレー7の接点もOFF状態であり、これによってカバー開扉時には、第1,2ヒータ3,4が点灯することはない。
【0012】
また、本発明の実施形態では、第1,2ヒータ3,4の双方が共に断線していない通常時において、図示しない複写機等の画像形成装置本体の電源スイッチが投入されると、定着ローラ2をコピー動作可能な表面温度に速やかに立上がらせるために、第1,2ヒータ3,4の双方が共に点灯するようにし、しばらくして、定着ローラ2の表面温度がコピー動作が可能な上限温度になると、第1,2ヒータ3,4の双方を共に消灯させるように制御されている。この場合、第1,2ヒータ3,4の双方を共に消灯させると、定着ローラ2の表面温度が下がって来るが、定着不可能な温度になる前に、例えば第2ヒータ4を再度点灯させ、定着ローラ2の表面温度がコピー動作可能な上限温度になると、第2ヒータ4を再度消灯させている。
【0013】
すなわち、定着ローラ2の表面温度がコピー動作可能な上限温度にまで立上がった以降は、第2ヒータ4のみの点灯/消灯制御によって定着ローラ2の温度維持を行っている。これにより、第1ヒータ3は、定着ローラ2の表面温度がコピー動作可能な温度に一旦達した以降は、消灯したままとなっている。さらに、第2ヒータ4は、記録紙に転写されたトナー像が定着される温度を定着ローラ2が維持することのできるに充分な消費電力を有している。一方、第1ヒータ3は、設計仕様であるコピー動作が可能になるまでの到達時間以内に定着ローラ2の表面温度をコピー動作可能な温度にするために必要な消費電力から第2ヒータ4の消費電力を差し引いた分の消費電力を予め有している。
【0014】
図2は、電源投入時からの定着ローラ2の表面温度の立上り特性を示す。図2において、グラフ(イ)は第1,2ヒータ3,4を同時に点灯した場合の立上り特性、グラフ(ロ)は第2ヒータ4のみを点灯した場合の立上り特性、グラフ(ハ)は第1ヒータ3のみを点灯した場合の立上り特性をそれぞれ示している。このような定着ローラ2の表面温度の立上り特性は、第1,2ヒータ3,4を同時に点灯させた時が、最も速くコピー可能温度L7(℃)に達し、次に第2ヒータ4のみを点灯した時、最後が第1ヒータ3のみを点灯した時となる。この場合の第1,2ヒータ3,4の消費電力の大きさは、第1ヒータ3よりも第2ヒータ4の方が大きくなっている。しかしながら、複写装置の設定条件においては、第1ヒータ3の消費電力の方を第2ヒータ4よりも大きくすることも有り得る。したがって、CPU8の「メモリ1」から「メモリ3」に第1,2サーミスタ5,6から検出される検出信号の変化量の値を保存する場合(図3参照)、「メモリ1」には、温度L1(℃)から温度L4(℃)を差し引いた値(L1−L4)を保存し、「メモリ2」には、温度L2(℃)から温度L5(℃)を差引いた値(L2−L5)を保存し、「メモリ3」には、温度L3(℃)から温度L6(℃)を差引いた値(L3−L6)を保存しておけば良いことになる。また、電源投入時からコピー可能な温度L3(℃)に達するまでの時間の値を「メモリ4」に保存する場合、断線異常が未発生の時には、時間T1を保存しておき、第1,2ヒータ3,4の同時点灯時の断線異常時には、時間T2に置き換え、第2ヒータ4のみの点灯時の断線異常時には、時間T3に置き換えれば良い。
【0015】
次に、本発明に係る定着装置の制御動作を図2及び図3に示すフローチャートに基づいて説明する。図3は温度勾配をチェックするためのフローチャートを示している。先ず、画像形成装置に電源が投入されると、第1,2ヒータ3,4が同時に点灯する。この点灯によって、定着ローラ2の表面温度は、図2のグラフ(イ)で示すように時間の経過に伴って上昇する。そこで、このような定着ローラ2の表面温度の上昇中のT4時間経過後に、ローラ表面温度(温度データ)を「データ1」メモリに保存する。この場合、「データ1」メモリに保存するのは、1回のみの処理であり、「読取り1」フラグを「データ1」メモリ保存後に“ON”させることにより、以後、T4時間経過のチェック処理は実行されなくなる(RET)。次いで、T5時間経過後の定着ローラ2の表面温度を取り込むために、「読取り2」フラグをチェックする。この場合には、当然、T5時間経過後の定着ローラ2の表面温度は取り込んでいないために、次の「T5時間経過したか」のチェックを行い、時間経過していれば、「データ2」メモリに「T5時間経過後の定着ローラ2の表面温度−データ1(T4〜T5時間の定着ローラの表面温度の変化量)」を保存する。この「データ2」メモリに保存するのは、1回のみの処理であり、「読取り2」フラグを「データ2」メモリ保存後に“ON”させることにより、以後、T5時間経過のチェック処理は実行されなくなる(RET)。そして、このようなフロー処理によって、複写装置の定着装置Aにおける定着ローラ2の表面温度立上り時の温度変化(温度勾配)が取り込めることになる。
【0016】
図4は、先のフロー処理(図3)により得られた「データ2」を基にして、ヒータの断線検出を行うためのフローチャートである。この場合、ヒータの断線を検出する条件は、図3のフロー処理実行後に行われる。そして、「データ2」と「メモリ1」とを比較して、「データ2」の方が「メモリ1」よりも大きければ(データ2>メモリ1)、図2のグラフ(イ)に示すような第1,2ヒータ3,4が同時点灯している温度上昇値を呈するために、「異常なし」としてフロー処理から抜ける(RET)。一方、「データ2」の方が「メモリ1」よりも小さければ(データ2<メモリ1)、第1,2ヒータ3,4の何れか一方、または双方が「断線している」ために、次の処理に進む。次に、「データ2」と「メモリ2」とを比較して、「データ2」の方が「メモリ2」よりも大きければ(データ2>メモリ2)、「データ2」に対して「メモリ2」と「メモリ3」との関係は、「データ2」は「メモリ2」よりも大きく(データ2>メモリ2)、「メモリ2」は「メモリ3」よりも大きいことになり(メモリ2>メモリ3)、「データ2」に最も近くて、「データ2」より小さい値は、「メモリ2」となるために、第2ヒータ4が「断線している」と判断して、「断線異常▲1▼」フラグを“ON”させる。一方、「データ2」の方が「メモリ2」よりも小さければ(データ2<メモリ2)、次のステップの「データ2」と「メモリ3」とのチェックが行われる。
【0017】
そして、「データ2」の方が「メモリ3」よりも大きければ(データ2>メモリ3)、第1ヒータ3が「断線している」と判断して、「断線異常▲2▼」フラグを“ON”する。また、「データ2」の方が「メモリ3」よりも小さければ(データ2<メモリ3)、「データ2」は「メモリ2」よりも小さく、「メモリ2」は「メモリ3」よりも大きいか、または、「メモリ2」は「メモリ3」よりも小さいという相関関係となり、これによって、最低の温度変化データとなるために、第1及び第2ヒータ3,4の双方が「断線している」と判断し、「断線異常▲3▼」フラグを“ON”する。ここで、「断線異常▲3▼」フラグが“ON”すると、第1及び第2ヒータ3,4の双方が「断線している」ために、定着ローラ2の表面温度は上昇せず、コピー動作が不可能になる。
【0018】
図5は、先のフロー処理(図4)により得られた「ヒータ断線検出情報」を基にして、定着ローラ2の表面温度の立上り時間の監視を行うための監視タイマー(「メモリ4」)の設定値を決定することと、この設定値の時間以内に定着ローラ2の表面温度が立上らなかった時に、画像形成装置を異常状態にするためのフローチャートを示す。すなわち「メモリ4」には、デフォルト値として、第1及び第2ヒータ3,4の双方が点灯したときに、定着ローラ2の表面温度がコピー可能温度になるまでの時間(図2のT1)に装置自体のバラツキ等による余裕度(時間α)を加えた値(T1+α)が与えられている。この図5に示すフローでは、先ず、画像形成装置本体に電源が投入された後、第1,2ヒータ3,4が点灯してから経過時間、すなわち「メモリ4」の時間設定分の判断が行われる。このとき、時間経過していれば、定着ローラ2の表面温度がコピー可能温度に到達しているかの判断をし、到達している場合には正常に定着ローラ2の表面温度が立上ったものとしてフロー処理から抜ける(RET)。また、定着ローラ2の表面温度がコピー可能温度に到達していなければ、ヒータの断線以外の異常が発生したものと判断し、「リロードせず異常」フラグを“ON”する。ここで、「リロードせず異常」フラグが“ON”すると、定着装置に何らかの異常が発生したものとして、複写動作ができないようにするために、「リロードせず異常処理」のフローが実行される。
【0019】
図6は「リロードせず異常処理」を実行するためのフローチャートを示している。「リロードせず異常」フラグが“ON”すると、CPU8は制御用ドライバ9,11をOFFして、トライアック10,12をOFFにすることにより、第1,2ヒータ3,4をOFFさせる。ここで、CPU8は引き続いてリレー(RA1)7を更にOFFすることにより、例えばトライアック10,12が故障していた場合であっても、第1,2ヒータ3,4には電源が供給されることはない。その後、複写動作を停止させて、「リロードせず異常表示」を操作パネル等に点灯させ表示することにより、オペレータやサービスマンへ異常状態を報知する。以上は、第1,2ヒータ3,4を点灯処理させてからの時間経過後における「メモリ4」の時間設定分の処理の説明であり、時間経過していないときのフロー処理を以下に説明する。この場合も、図4に示すフロー処理と同様、ヒータ断線検出処理の終了を待って実行される。
【0020】
そして、「断線異常▲1▼」及び「断線異常▲2▼」フラグの判断を順次行う。これにより、「断線異常▲1▼」及び「断線異常▲2▼」フラグが共に“OFF”であれば、「断線異常なし」として、「メモリ4」の内容は、「デフォルト値」のままとする。一方、「断線異常▲1▼」フラグが“ON”していれば、第1ヒータ3が断線していることになるために、図2に示すグラフ(ロ)のように、時間(図2のT2)に装置自体のバラツキ等による余裕度(時間α)を加えた値(T2+α)に「メモリ4」の内容を書き換える。また、「断線異常▲2▼」フラグが“ON”していれば、第2ヒータ4が断線していることになるために、図2に示すグラフ(ハ)のように、時間(図2のT3)に装置自体のバラツキ等による余裕度(時間α)を加えた値(T3+α)に「メモリ4」の内容を書き換える。すなわち、上述のように第1,2ヒータ3,4の何れかが断線したとしても、一方の断線していないヒータの特性に合わせて定着ローラ2の表面温度の立上り時間の判断を行うため、「リロードせず異常」フラグが“ON”することはなく、複写処理を継続して行うことができる。
【0021】
図7は、複写動作時のコピースピードを決定するためのフローチャートを示している。図4に示すフローにより、「ヒータ断線検出」が検出された場合には、標準のコピースピード(CPM)を「断線異常▲2▼」の状態に応じて低下させる。ここで、コピー動作中に使用するヒータは、第2ヒータ4を使用するため、第2ヒータ4が断線していなければ、言い換えると「断線異常▲2▼」フラグが“ON”しなければ、コピースピードを低下させる必要はない。本発明の実施形態では、第2ヒータ4をコピー動作中に使用するヒータとしているが、第1ヒータ3をコピー動作中に使用する際、第2ヒータ4の消費電力が第1ヒータ3よりも小さいときは、「断線異常▲2▼」フラグが“ON”していれば、コピースピードを落とす必要がある。何故ならば、通常使用しているヒータの消費電力よりも小さいヒータで定着させようとした場合、記録紙(コピー用紙)に奪われる熱量は同じであるのに、加熱に消費する電力が小さくなってしまうために、同じコピースピードで複写を行うと、定着ローラの表面温度が徐々に下がってしまい、これにより、定着不良やオフセット現象等のコピー不良の発生を招く恐れがあるためである。したがって、第1ヒータ3をコピー動作中に使用する際に、第2ヒータ4の消費電力が第1ヒータ3よりも小さく、且つ「断線異常▲2▼」フラグが“ON”している時に、コピースピードを落とすことによって、定着ローラ2の加熱時間を長くし、定着不良やオフセット現象の発生を防止するものである。図7では、コピースピードを落とす割合を「標準*0.6」としているが、このような割合は、定着装置の条件及び画像形成装置の諸条件、例えば環境条件や複写モード条件などによって決定されるものであり、特に限定されるものではない。
【0022】
図8は、定着ローラ2の表面温度に異常温度が生じた場合の処理を実行するためのフローチャートを示す。例えば、第1サーミスタ5の故障や定着ローラ2の浮き上がり、或いは、連続複写時における定着ローラ2の記録紙の通紙領域(低温領域)W1に対する非通紙領域(高温領域)W2での異常な温度上昇等の何らかの原因によって、定着ローラの表面温度に異常温度が生じることがある。図におけるフロー上の温度TH2は、定着ローラ2の片側端部である記録紙の非通紙領域(高温領域)W2に接触させて設けられている第2サーミスタ6の検出信号、温度THxは、定着ローラ2の軸受部材や芯金の変形、ローラ表面のゴムの剥離などの故障やローラ表面のオフセット現象が発生させないための限界温度から換算される温度である。この温度THxは、芯金材質や肉厚及び外径、ローラ表面に使用しているゴム材質や肉厚、ヒータの消費電力等により異なる。
【0023】
すなわち、温度TH2と温度THxとを比較して、温度TH2の方が温度THxよりも小さければ(TH2<THx)、異常な温度が生じていないと判断して、このフローの処理を抜ける(RET)。一方、温度TH2と温度THxとが等しいか、温度TH2の方が温度THxよりも大きい場合には(TH2≧THx)、異常な温度が生じたと判断して、連続点灯状態を検出する「点灯検出タイマー▲1▼」をスタートさせ、検出の実行を開始する。次に、もう一度、温度TH2と温度THxとを比較し、温度TH2の方が温度THxよりも小さければ(TH2<THx)、異常な温度が生じていないと判断して、連続点灯回数をカウントするカウンタCの値を「0」にしてクリアした後(C=0)、このフローの処理を抜けるが(RET)、再度、温度TH2と温度THxとが等しいか、温度TH2の方が温度THxよりも大きいかの比較(TH2≧THx)を継続して、異常な温度が生じたと判断すれば、連続点灯状態を検出する「点灯検出タイマー▲1▼」のタイムアップを継続する。「点灯検出タイマー▲1▼」のタイムアップ終了後、更に温度TH2と温度THxとを比較し、再度、温度TH2と温度THxとが等しく、且つ、温度TH2の方が温度THxよりも大きい値(TH2≧THx)を継続していれば、カウンタCの値を加算する(C=C+1)。
【0024】
次に、加算されたカウンタCと別途に定められた値のカウンタCxとの値を比較する。このカウンタCxは、異常温度検出時間(「点灯検出タイマー▲1▼」値:*Cx)におけるヒータの消費電力による単位時間当たりの定着ローラの表面温度の上昇カーブから決まる温度上昇分より定着ローラの限界温度を越えないように設定されている。そして、最終的にカウンタCとカウンタCxとを比較して、カウンタCの方がカウンタCxよりも大きくなると、連続点灯状態を異常と判断して「連続点灯異常処理▲1▼」フローが実行される。
【0025】
図9は、「連続点灯異常処理▲1▼」を実行するためのフローチャートを示す。「連続点灯異常処理▲1▼」となった場合に、CPU8は、制御用ドライバ9,11をOFFして、トライアック10,12をOFFにすることにより、第1,2ヒータ3,4をOFFにする。CPU8は、引き続いてリレー(RA1)7を更にOFFすることにより、例えばトライアック10,12が故障していた場合であっても、第1,2ヒータ3,4へは電源が供給されることはない。その後、複写動作を停止させ、「連続点灯異常表示」を操作パネル等へ点灯させ表示することにより、オペレータやサービスマンへ異常状態を報知する。
【0026】
図10は、定着ローラ2の表面上の温度に異常な温度差が生じた場合の処理を実行するためのフローチャートを示す。例えば温度検出手段としてのサーミスタ5の故障や定着ローラ2の浮き上がり、あるいは、連続複写時における定着ローラ2の記録紙の通紙領域(低温領域)W1に対する非通紙領域(高温領域)W2での異常な温度上昇などの何らかの原因によって、定着ローラの表面温度に異常な温度差が生じることがある。図におけるフロー上の温度TH1は、定着ローラ2の中央部である記録紙の通紙領域(低温領域)W1に接触させて設けられている温度検出手段である第1サーミスタ5の検出信号、温度THyは、定着ローラ2の軸受部材や芯金の変形、ローラ表面のゴムの剥離などの故障やローラ表面のオフセット現象が発生させないための限界温度から換算される温度差である。この温度THyは、芯金材質や肉厚及び外径、ローラ表面に使用しているゴム材質や肉厚、ヒータの消費電力などにより異なる。そして、定着ローラ2の片側端部である記録紙の非通紙領域(高温領域)W2に接触させて設けられている温度検出手段である第2サーミスタ6の検出信号である温度TH2と温度TH1とを比較して、温度TH2と温度TH1とが等しく、かつ温度TH2の方が温度TH1よりも小さければ、温度差が生じていないと判断して、このフローの処理を抜ける。また、温度TH2の方が温度TH1よりも大きければ、温度差が生じたと判断して、次の異常な温度差が生じていないかを、温度TH2と温度TH1との間の温度差(TH2−TH1)と温度THyとを比較して、その温度差(TH2−TH1)が温度THyよりも小さければ、問題のない温度差と判断して、このフロー処理を抜ける。
【0027】
一方、温度差(TH2−TH1)と温度THyとが等しく、且つ、温度差(TH2−TH1)の方が温度THyよりも大きければ、異常な温度差が生じたと判断して、連続点灯状態を検出する「点灯検出タイマー▲2▼」をスタートさせ、検出の実行を開始する。次に、再度温度TH2と温度TH1との間の温度差(TH2−TH1)と温度THyとを比較して、その温度差(TH2−TH1)の方が温度THyよりも小さければ、問題となる温度差が生じていないと判断して、連続点灯回数をカウントするカウンタCの値を「0」にしてクリアした後(C=0)、「連続点灯異常処理▲2▼」がONしていれば、OFFにして、このフローの処理を抜けるが、再度、温度差(TH2−TH1)と温度THyとが等しいか、温度差(TH2−TH1)の方が温度THyよりも大きいかの比較を継続して、異常な温度差が生じたと判断すれば、連続点灯状態を検出する「点灯検出タイマー▲2▼」のタイムアップを継続する。「点灯検出タイマー▲2▼」のタイムアップ終了後、更に温度TH2と温度TH1との温度差(TH2−TH1)と温度THyとを比較して、再度、温度差(TH2−TH1)と温度THyとが等しく、かつ、温度差(TH2−TH1)の方が温度THyよりも大きい値を継続していれば、「連続点灯異常処理▲2▼」フローが実行され、複写動作時のコピースピードを変更し、その後、カウンタCの値を「1」加算する。
【0028】
次に、加算されたカウンタCと別途に定められた値のカウンタCyとの値を比較する。このカウンタCyは、定着ローラ2の表面の中央部と端部との異常な温度差により問題を生じる限界温度差を基に、異常温度検出時間(「点灯検出タイマー▲2▼」値:*Cy)におけるヒータの消費電力による単位時間当たりの定着ローラ2の表面温度の上昇カーブから決まる温度上昇分より定着ローラ2の限界温度を越えないように設定されている。この場合には、「リピートデータ管理処理」により、温度TH1は徐々に上昇することによって温度TH2との温度差(TH2−TH1)が狭まる。
【0029】
また、何らかの原因で、温度TH2と温度TH1との温度差(TH2−TH1)と温度THyとを比較して、どうしても異常な温度差がなくならない場合は、最終的にカウンタCとカウンタCyとを比較して、カウンタCとカウンタCyとが等しいか、または、カウンタCの方がカウンタCyよりも大きくなると(C≧Cy)、連続点灯状態を異常と判断して、図7で示すように、「連続点灯異常処理▲2▼」フローが実行される。そして、CPU8は、制御用ドライバ9,11をOFFして、トライアック10,12をOFFにすることにより、加熱手段である第1及び第2ヒータ3,4をOFFにする。引き続いて、CPU8は、リレー(RA1)7を更にOFFすることにより、たとえトライアック10,12が故障していた場合であっても、第1及び第2ヒータ3,4へは電源が供給されることはない。その後、複写動作を停止させ、「連続点灯異常表示」を図示しない画像形成装置本体側の操作パネルに表示を点灯させたり、警報を鳴らすことにより、オペレータやサービスマンへ異常状態を知らせる。
【0030】
図11は、図10で判断された「連続点灯異常処理▲2▼」を実行するためのフローチャートを示す。「連続点灯異常▲2▼」となると、図7で説明した複写動作時のコピースピード(CPM)を「リピートデータ管理処理」フローによりダウン制御するように変更する。この動作状態は、複写装置側の操作パネルなどへ表示を点灯させたり、警報を鳴らすことにより、オペレータやサービスマンへ異常状態を知らせる。
【0031】
【発明の効果】
この発明は、上記のようであって、前記のような目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、複数の加熱手段を有し、これら加熱手段により加熱され記録紙上のトナー像を定着させる定着ローラと加圧ローラとを有する定着手段と、この定着手段の表面温度を検出する複数の温度検出手段と、これら複数の温度検出手段による検出信号に基づいて加熱手段を制御する制御手段とを有する複写装置の定着装置において、定着ローラは円筒状の芯金体であって、複数の温度検出手段のうちの一方の温度検出手段は芯金体表面における記録紙の通紙領域に配置され、他方の温度検出手段は記録紙の非通紙領域であると共に、芯金体の内面部或いは内包された箇所にそれぞれ配置され、前記制御手段は、前記定着ローラの表面温度が上昇中の所定の異なる2つの時間において前記複数の温度検出手段が検出した表面温度から表面温度データの変化量を算出し、この算出した表面温度データの変化量と、予めメモリに保存されている複数の表面温度データの変化量の基準値とを比較することにより、前記複数の加熱手段のうちのいずれか、又は全てが断線しているか否かの断線異常の判断を行うよう構成されているので、断線異常がいずれの加熱手段、又は全ての加熱手段で起きているのかを容易に検出することができる。よって、一方の温度検出手段に故障が生じた場合にも、他方の温度検出手段により加熱手段の断線を防止することができるため、オフセット現象や定着装置の破損を未然に防止することができるので、複写装置の安全性及び信頼性の向上を図ることができるという効果がある。
更に、断線異常の判断に基づいて、断線以外の異常を検出するために表面温度がコピー可能温度に到達したか否かを判断する時間である監視タイマーの設定値を、初期値から初期値に余裕時間を加えた値に書き換えるよう構成されているので、複数の加熱手段のいずれかが断線したとしても、一方の断線していない加熱手段の特性に合わせて定着ローラの表面温度の立上り時間の判断を行うための時間を遅らせることができるので、そのまま複写処理を継続して行うことができる。
【0032】
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、制御手段は、断線異常の判断に基づいて、複写動作時のコピースピードを所定の割合だけ低下させるか、又は通常スピードで行うかを決定するよう構成されているので、断線異常のない加熱手段の特性に応じてそのまま複写処理を継続して行うことができると共に、コピースピードを落とすことによって、断線異常のない加熱手段の加熱時間を長くし、定着不良やオフセット現象の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す概略説明図である。
【図2】同定着ローラの表面温度の立上り特性を示す説明図である。
【図3】同温度勾配をチェックする処理を示すフローチャート図である。
【図4】ヒータの断線検出の処理を示すフローチャート図である。
【図5】定着表面温度の立上り時間の監視処理を示すフローチャート図である。
【図6】「リロードせず異常処理」の処理を示すフローチャート図である。
【図7】複写動作時のコピースピードの処理を示すフローチャート図である。
【図8】異常温度時の処理を示すの処理を実行するためのフローチャート図である。
【図9】「連続点灯異常」の処理を示すフローチャート図である。
【図10】異常温度差が生じた場合の処理を示すフローチャート図である。
【図11】「連続点灯異常処理」の処理を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
A 定着装置
1 加圧ローラ
2 定着ローラ
2a 芯金体
3 第1ヒータ
4 第2ヒータ
5 第1サーミスタ
6 第2サーミスタ
8 CPU
10,12 トライアック
13 交流電源

Claims (2)

  1. 複数の加熱手段を有し、これら加熱手段により加熱され記録紙上のトナー像を定着させる定着ローラと加圧ローラとを有する定着手段と、この定着手段の表面温度を検出する複数の温度検出手段と、これら複数の温度検出手段による検出信号に基づいて加熱手段を制御する制御手段とを有する複写装置の定着装置において、
    定着ローラは円筒状の芯金体であって、複数の温度検出手段のうちの一方の温度検出手段は芯金体表面における記録紙の通紙領域に配置され、他方の温度検出手段は記録紙の非通紙領域であると共に、芯金体の内面部或いは内包された箇所にそれぞれ配置され、
    前記制御手段は、前記定着ローラの表面温度が上昇中の所定の異なる2つの時間において前記複数の温度検出手段が検出した表面温度から表面温度データの変化量を算出し、この算出した表面温度データの変化量と、予めメモリに保存されている複数の表面温度データの変化量の基準値とを比較することにより、前記複数の加熱手段のうちのいずれか、又は全てが断線しているか否かの断線異常の判断を行うと共に、
    前記断線異常の判断に基づいて、断線以外の異常を検出するために前記表面温度がコピー可能温度に到達したか否かを判断する時間である監視タイマーの設定値を、初期値から初期値に余裕時間を加えた値に書き換えるよう構成されていることを特徴とする定着装置。
  2. 前記制御手段は、前記断線異常の判断に基づいて、複写動作時のコピースピードを所定の割合だけ低下させるか、又は通常スピードで行うかを決定するよう構成されていることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
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