JP2006251488A - 熱ベルト定着装置 - Google Patents

熱ベルト定着装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006251488A
JP2006251488A JP2005069181A JP2005069181A JP2006251488A JP 2006251488 A JP2006251488 A JP 2006251488A JP 2005069181 A JP2005069181 A JP 2005069181A JP 2005069181 A JP2005069181 A JP 2005069181A JP 2006251488 A JP2006251488 A JP 2006251488A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
paper
temperature detection
detection sensor
heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005069181A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Yoshikawa
隆博 吉川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2005069181A priority Critical patent/JP2006251488A/ja
Priority to US11/354,146 priority patent/US7460797B2/en
Publication of JP2006251488A publication Critical patent/JP2006251488A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2039Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat with means for controlling the fixing temperature
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2017Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means
    • G03G15/2028Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means with means for handling the copy material in the fixing nip, e.g. introduction guides, stripping means
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/20Details of the fixing device or porcess
    • G03G2215/2003Structural features of the fixing device
    • G03G2215/2016Heating belt
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/20Details of the fixing device or porcess
    • G03G2215/2003Structural features of the fixing device
    • G03G2215/2016Heating belt
    • G03G2215/2025Heating belt the fixing nip having a rotating belt support member opposing a pressure member
    • G03G2215/2032Heating belt the fixing nip having a rotating belt support member opposing a pressure member the belt further entrained around additional rotating belt support members

Abstract

【課題】非接触温度検知センサを使用する熱ベルト定着において、ジャム紙などが非接触温度検知センサの検知範囲に滞留しても装置にダメージを生じることなく、用紙残留などの異常状態を検出することができる。
【解決手段】通紙領域外に接触型温度検知センサ27を配し、通紙領域内に非接触型温度検知センサ26を配し、非接触型温度検知センサ26上にジャム紙があっても、接触型温度検知センサ27の位置にはジャム紙が搬送されないため、ジャム紙に影響されずに温度検知が可能なる。そして接触温度検知センサ27によるベルト端部温度検知が、リロード動作時にある規定温度に達したとき、非接触型温度検知センサ26によるベルト中央温度検知が正常動作の温度より低い規定温度以下であるときには、非接触型温度検知センサ26上にジャム用紙が存在すると判断する。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像形成プロセスにおける形成画像定着に用いられ、構成要素として非接触型温度検知センサとベルトを具備する熱ベルト定着装置に関するものである。
従来、電子写真の画像形成プロセスにおける熱ローラ定着方式,熱ベルト定着方式においては、定着の出口などで係止された状態のジャム紙がトナー率の高いベタ画像である場合、溶けたトナーは、強い接着性を持つために、ジャム紙が定着ローラや定着ベルトなどに貼り付くことがある(特許文献1参照)。
しかし、前記のように用紙が貼り付いた状態でありながら、用紙検知センサの検知範囲に用紙がなければ、ジャム状態が解除されたと判断され、ローラなどの熱源がそのまま発熱する可能性がある。
熱ローラ定着方式に比べて熱ベルト定着方式(特許文献2参照)では、ベルトを複数の軸に架設する構成である場合、ベルト形状が変化する分、貼り付いた用紙は取れ易いが、熱ベルト定着方式であっても、特にオイルレスカラー定着の場合には、トナー付着量も多く、かつオイルが無いため分離性は良くなく、用紙の貼り付きが発生することがある。
また、定着装置では、温度検知において通紙領域内に従来の接触式温度検知方式を使用すると、ベルト表層がフッソ被覆されている場合は表層に傷を付け易いので、これを回避するため非接触温度検知方式が使用されている(特許文献3,4参照)。
この構成において、ベルトと非接触温度検知センサとの間にジャム紙が滞留すると、温度検知は用紙の温度をベルト温度として検知してしまい、検知結果によって熱源が発熱を行うと、過昇温となってベルト表層の溶融などのダメージが生じることがある。
特開2004−258581号公報 特開2001−201978号公報 特開平11−305590号公報 特開2000−242134号公報
上述したように、搬送上のトラブルなどによってベルトにジャム紙が貼り付いている場合、用紙検知センサの検知範囲に用紙がなければ、ジャム状態が解除されたと判断されてしまい、用紙が残ったまま熱源が発熱を開始したり、また、ベルトと非接触温度検知センサとの間にジャム紙が滞留していると、温度検知結果として紙温度をベルト温度として検知してしまうことになり、加熱のためローラ内における熱源が発熱することになる。
しかしながら、定着装置は高温加熱部であって、前記のような異常検知は危険であり、各種トラブルの原因となる。
本発明の目的は、前記従来技術の課題を解決し、非接触温度検知センサを使用する熱ベルト定着において、ジャム紙などが非接触温度検知センサの検知範囲に滞留しても装置にダメージを生じることなく、確実に異常検出が行われるようにした熱ベルト定着装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、定着ローラと、該定着ローラに圧接して回転する加圧ローラと、熱源を内蔵する加熱ローラと、前記定着ローラと前記加熱ローラとに架け渡されるベルトを備えた熱ベルト定着装置において、前記加熱ローラ上の前記ベルトに対して、最小通紙サイズ幅内に設けられた非接触型温度検知センサと、非通紙領域に設けられた接触型温度検知センサと、リロード時に前記熱源を発熱させ、前記接触型温度検知センサによる温度検知が前記非接触型温度検知センサにおいて予め設定されている規定温度Aに到達しても前記非接触型温度検知センサによる温度検知が予め設定されている規定温度Bに到達していない場合に、前記熱源の発熱を中止させる制御部と、前記ベルト上の用紙の有無を検知する反射型用紙センサとを備えたことを特徴とし、この構成によって、用紙が何らかのトラブルによりベルト上に残った場合でも、接触型温度検知センサは非通紙領域にあるため用紙に影響されずに温度検知を行うことができ、また接触型温度検知センサと非接触型温度検知センサとの温度検知に前記のような規定を加えることにより、誤加熱が行われることを防ぐことができ、さらに反射型用紙センサを設けたことにより、両センサが何らかの原因で用紙検知ができない場合をバックアップすることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の熱ベルト定着装置において、制御部は、非接触型温度検知センサと接触型温度検知センサとの検知差が、予め設定された通常状態における前記両センサの検知差範囲から外れた場合に、熱源の発熱を中止させることを特徴とし、この構成によって、通常(正常)状態と比較することによって、異常検知,誤加熱をより確実に防ぐことができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1記載の熱ベルト定着装置において、加熱ローラにおける非接触型温度検知センサの上流または下流側に用紙を剥離させる剥離部材を設けたことを特徴とし、この構成により、非接触型温度検知センサ上に用紙が来てもベルトから浮いた状態にすることができるため、非接触型温度検知センサは空気中の用紙の温度を検出することになり、正常状態と異常状態の温度差が明確になる。
請求項4に記載の発明は、請求項1または3記載の熱ベルト定着装置において、加熱ローラの直径を40mm以下に設定したことを特徴とし、この構成によって、加熱ローラの曲率を従来の同ローラよりも小さくすることにより、用紙がベルトから分離しやすくなり、前記と同様に、非接触型温度検知センサによる正常状態と異常状態の検知がより正確に行われるようになる。
請求項5に記載の発明は、請求項1記載の熱ベルト定着装置において、リロード時に、任意の規定温度以上でベルトを加熱して回転させた後、反射型用紙センサによるベルト上における用紙有無検知を行うことを特徴とし、この構成によって、安定した状態における温度検知を行うことができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1または5記載の熱ベルト定着装置において、ベルトの表面を導電性PFA樹脂被覆または導電性シリコーンゴムをPFA樹脂の下層にして、前記ベルトの表面を黒色にしたことを特徴とし、この構成によって、ベルトと用紙との光反射の差が大きく明確になり、反射型用紙センサによる残量用紙の検知精度が向上する。
本発明によれば、用紙がジャムするなど、何らかのトラブルによりベルト上に残った場合でも、接触型温度検知センサは非通紙領域にあるため用紙に影響されずに温度検知を行うことができ、また接触型温度検知センサと非接触型温度検知センサとの温度検知に基づいて用紙の残留判断を行うようにし、かつ反射型用紙センサを設けて両センサが何らかの原因で用紙検知ができない場合をバックアップすることができるなど、用紙残留検知の信頼性を高めることができ、定着部における誤加熱,過熱を防ぐことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施形態を説明するための電子写真画像形成装置である複写機の概略構成図であり、装置本体内における感光体1の周囲に、帯電チャージャ2,露光部3,トナー現像部4,転写チャージャ5,感光体クリーニング部6が配設されている。
さらに、装置本体の上部には、原稿が載置されるコンタクトガラス7,コンタクトガラス7に原稿を押圧する圧板8,コンタクトガラス7上の原稿を光学的に読み取り、感光体1を露光する光学部9が設けられており、また、装置本体の下部には、用紙が積載される用紙収納カセット10が設けられている。
前記用紙収納カセット10から用紙は、ピックアップコロ11にて給紙され、レジストローラ12により、感光体1に現像されているトナー像の位置とタイミングを合わせて、転写チャージャ5に搬送される。転写チャージャ5によりトナー像が転写された用紙は、定着部13に送られ、加熱,加圧を受けて像定着された後、排出ローラ14により排紙トレイ15に排出される。
図2は前記定着部の具体例である本発明に係る熱ベルト定着装置の実施形態の構成図であり、定着ローラ20と、内部に熱源21を具備する金属パイプからなる加熱ローラ22とが対向配設され、両ローラ20,22間に、金属フィルム(例えば、Ni,SUS等)、あるいは樹脂フィルム(例えばPI,PAI樹脂製)の基材上にシリコーンゴムが設けられ、かつ表層にフッソ樹脂が設けられた定着ベルト23が架設されている。定着ベルト23は、定着ローラ20により駆動回転される。
また、定着ベルト23を挟んで定着ローラ20と圧接回転する加圧ローラ24が設けられている。加圧ローラ24は、加熱ローラ22と同様に、その内部に熱源25を備え、表層にフッソ樹脂を設けたゴムが被覆されている。
加熱ローラ22と加圧ローラ24との内部の熱源21、25は、加熱ローラ22上の定着ベルト23と加圧ローラ24との温度が温度検知センサ26,27,28でそれぞれ検知され、この温度検知情報を受ける制御部(CPU:中央演算処理装置)29により点灯制御される。
前記のように転写されてトナー像が付着している用紙Sは、定着ローラ20と加圧ローラ24のゴム部の変形により圧接する部分(ニップ部)Nで、定着ローラ20および加熱ローラ22により暖められた定着ベルト23によって熱と圧力を得て、トナー像が定着されることになる。
前記定着ベルト23に対する温度検知センサ26,27は、接触すると定着ベルト23の表層におけるフッソ樹脂が傷付き、その傷が用紙画像上に転写されるため、図3に示すように、通紙領域(最小通紙サイズ幅内)に配置する温度検知センサ26には非接触型温度検知センサを採用し、通紙領域の外の温度検知センサ27には接触型温度検知センサを採用して配置している。また、加圧ローラ24の温度検知センサ28は、トナーなどが溜まり難く、かつフッソ樹脂を傷付け難く、また用紙裏面に接することから、接触型温度検知センサを採用している。
ところで、定着ローラ20と加圧ローラ24とのニップ部Nから出た用紙Sは、トナーの付着量が多く、用紙における画像比率の高い印字の場合には、溶けたトナーは強い接着力を有する。通常、図2に示すような分離爪30や分離板(図示せず)により、用紙Sの剥離,分離を行っている。しかし、用紙先端からトナーが付着したり、用紙先端が何かに引っ掛り、用紙が中折れして先端に白抜けが無い状態になる異常が発生した場合には、定着ベルト23に用紙Sが付着して搬送され、非接触型温度検知センサ26の検知範囲に用紙Sがジャムして残留した状態になる可能性がある。
そこで、本実施形態では、通紙領域外に接触型温度検知センサ27を配しており、非接触型温度検知センサ26上にジャム紙があっても、接触型温度検知センサ27の位置にはジャム紙が搬送されないため、ジャム紙に影響されない温度検知ができるようにしている。
そして制御部29において、図4に示すように、接触温度検知センサ27によるベルト端部温度検知が、リロード動作時にある規定温度Aに達したとき、非接触型温度検知センサ26によるベルト中央温度検知が正常動作の温度より低い規定温度B以下であるときには、非接触型温度検知センサ26上にジャム用紙があると判断して、異常(NG)検知の確度を上げている。
また、ジャム紙を除去したジャムリカバリー後に、加熱ローラ22内の熱源21が発熱するリロード動作時に、制御部29において、図5に示すように、非接触型温度検知センサ26によるベルト中央温度検知と接触型温度検知センサ27によるベルト端部温度検知の温度差がCとなり、正常リロード時の温度差Dと比較して低いことを検知した場合に、ジャム用紙がある判断することによっても、異常(NG)検知の確度を上げることができる。
このようにすることにより、直接型温度検知センサ27が、通常リロード動作温度中(約160℃〜180℃)に異常検出することができるため、定着ベルト23などにおけるフッソ樹脂溶融などのダメージを発生させることなく異常検知することができる。
また、定着ベルト23上にジャム紙がぴったり完全に貼りついた場合には、ジャム紙が定着ベルト23と同等の温度になってしまう。また、一般的な用紙は熱容量が小さいので薄紙ではリロード時の温度上昇時間の遅れは小さく、入力電圧などの変動による差以下になってしまう。
そのため、図6に示すように、非接触型温度検知センサ26に対する用紙搬送方向上流または下流に、用紙Sの分離を補助する紙剥離用薄板などの用紙分離機構31a,31bを設置することにより、非接触型温度検知センサ26の検知範囲にジャム紙が移動してきたときに、定着ベルト23から浮いた状態にするようにすることが考えられる。
このようにすることにより、非接触型温度検知センサ26は、空気中のジャム紙に対する温度検出を行うことになり、正常状態と異常状態の温度差が明確になるため、用紙検知の信頼性が向上する。
また、実験によれば、本実施形態のようにベルト23を用いる定着装置では、加熱ローラ22の曲率を小さく(ローラ径20〜30mm)することにより、ジャム用紙が定着ベルト23から用紙が分離しやすくなるという結果が得られた(図7の丸印)。また、ローラ直径35〜40mmで2色トナー合わせベタ画像では用紙は分離するが、3色トナー合わせでは分離せず(図7の三角印)、またローラ直径45mmで2色トナー合わせでも用紙は分離しない(図7の×印)ことが分った。通常トナー付着量を規制して3色でも2色合わせ程度の付着量にするため分離することができる。
これらのことから、加熱ローラ22の直径を40mm以下にすることにより、非接触型温度検知センサ26上の定着ベルト23から用紙を浮かせた状態にすることができ、そのため、非接触型温度検知センサ26は、前記と同様に、空気中における用紙紙の温度検出することになり、正常状態と異常状態の温度差が明確に検知されることになる。
また本実施形態では、図8に示すように、定着ベルト23上に用紙検知センサとして反射型フォトセンサ32を設け、検出光を定着ベルト23に出射して、定着ベルト23からの反射光の変化を検出することにより、用紙の有無を検知するようにしている。
これにより、ジャムリカバリー時に定着ベルト23を回転させることにより、完全に定着ベルト23に巻き付いたジャム紙Sも検出することができる。これにより、非接触型温度検知センサ26と接触型温度検知センサ27とによる用紙検知をバックアップすることができる。
また、定着ベルト23に前記フォトセンサ32の光を出射させた場合に、定着ベルト23の着色により誤検知することがある。実験によれば(図9参照)、定着ベルト23の表層におけるフッソ樹脂を導電性PFA樹脂にするか、またはPFA樹脂そのものは、通常、無色透明であるため、フッソ樹脂の下層に貼るシリコーンゴムを導電性にすることにより、定着ベルト23を黒色にすることが可能になり、通常、白色系である用紙の誤検知が生じなかった。しかし、シリコーンゴムのベンガラを黒色にするものは完全に黒とならず誤検知した。
これらのことから、定着ベルトの表層を導電性PFAまたはシリコーンゴムを導電性にすることにより黒色にすることができ、残紙検知の信頼性が向上することが判明した。
本発明は、プリンタ,ファクシミリ装置,複写機などの画像形成エンジン部分における電子写真形成プロセスの熱定着部に用いられ、特に非接触温度検知センサと接触温度検知センサを用いて用紙の残量状態を検知する熱ベルト定着装置に実施して有効である。
本発明の実施形態を説明するための電子写真画像形成装置である複写機の概略構成図 本発明に係る熱ベルト定着装置の実施形態の構成図 本実施形態における定着ベルトに対する温度検知センサの配設状態を説明するための平面図 本実施形態における温度検知例の説明図 本実施形態における温度検知例の説明図 本実施形態における用紙分離機構を説明するための構成図 本実施形態における加熱ローラの径と用紙分離との関係を示す図 本実施形態における用紙検知センサとして反射型フォトセンサを説明するための構成図 本実施形態における定着ベルトの色,構成と用紙分離との関係を示す図
符号の説明
20 定着ローラ
21,25 熱源
22 加熱ローラ
23 定着ベルト
24 加圧ローラ
26 非接触型温度検知センサ
27,28 接触型温度検知センサ
29 制御部
30 分離爪
31a,31b 用紙分離機構
32 反射型フォトセンサ

Claims (6)

  1. 定着ローラと、該定着ローラに圧接して回転する加圧ローラと、熱源を内蔵する加熱ローラと、前記定着ローラと前記加熱ローラとに架け渡されるベルトを備えた熱ベルト定着装置において、
    前記加熱ローラ上の前記ベルトに対して、最小通紙サイズ幅内に設けられた非接触型温度検知センサと、非通紙領域に設けられた接触型温度検知センサと、リロード時に前記熱源を発熱させ、前記接触型温度検知センサによる温度検知が前記非接触型温度検知センサにおいて予め設定されている規定温度Aに到達しても前記非接触型温度検知センサによる温度検知が予め設定されている規定温度Bに到達していない場合に、前記熱源の発熱を中止させる制御部と、前記ベルト上の用紙の有無を検知する反射型用紙センサとを備えたことを特徴とする熱ベルト定着装置。
  2. 前記制御部は、前記非接触型温度検知センサと前記接触型温度検知センサとの検知差が、予め設定された通常状態における前記両センサの検知差範囲から外れた場合に、前記熱源の発熱を中止させることを特徴とする請求項1記載の熱ベルト定着装置。
  3. 前記加熱ローラにおける前記非接触型温度検知センサの上流または下流側に用紙を剥離させる剥離部材を設けたことを特徴とする請求項1記載の熱ベルト定着装置。
  4. 前記加熱ローラの直径を40mm以下に設定したことを特徴とする請求項1または3記載の熱ベルト定着装置。
  5. リロード時に、任意の規定温度以上で前記ベルトを加熱して回転させた後、前記反射型用紙センサによる前記ベルト上における用紙有無検知を行うことを特徴とする請求項1記載の熱ベルト定着装置。
  6. 前記ベルトの表面を導電性PFA樹脂被覆または導電性シリコーンゴムをPFA樹脂の下層にして、前記ベルトの表面を黒色にしたことを特徴とする請求項1または5記載の熱ベルト定着装置。
JP2005069181A 2005-03-11 2005-03-11 熱ベルト定着装置 Pending JP2006251488A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005069181A JP2006251488A (ja) 2005-03-11 2005-03-11 熱ベルト定着装置
US11/354,146 US7460797B2 (en) 2005-03-11 2006-02-15 Belt type fixing device including a contact and a non-contact temperature sensor and a reflection type sheet sensor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005069181A JP2006251488A (ja) 2005-03-11 2005-03-11 熱ベルト定着装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006251488A true JP2006251488A (ja) 2006-09-21

Family

ID=36971066

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005069181A Pending JP2006251488A (ja) 2005-03-11 2005-03-11 熱ベルト定着装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7460797B2 (ja)
JP (1) JP2006251488A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011069984A (ja) * 2009-09-25 2011-04-07 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
US7945180B2 (en) 2007-05-01 2011-05-17 Sharp Kabushiki Kaisha Apparatus and method for forming image
CN102236311A (zh) * 2010-05-06 2011-11-09 佳能株式会社 定影装置和图像形成设备
JP2018124451A (ja) * 2017-02-01 2018-08-09 富士ゼロックス株式会社 定着装置、画像形成装置、異常発生判断装置、およびプログラム
US11835895B2 (en) 2021-03-25 2023-12-05 Sharp Kabushiki Kaisha Fixing device for correcting movement direction of fixing belt by swinging pressure roller, and image forming apparatus provided with same

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4936430B2 (ja) * 2006-05-29 2012-05-23 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5342739B2 (ja) * 2006-08-03 2013-11-13 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5228309B2 (ja) * 2006-11-01 2013-07-03 株式会社リコー 定着装置、および画像形成装置
US7881625B2 (en) * 2007-04-02 2011-02-01 Kabushiki Kaisha Toshiba Fixing device with non-contact temperature sensor and contact temperature sensor
JP5036048B2 (ja) * 2007-08-23 2012-09-26 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5015745B2 (ja) * 2007-12-07 2012-08-29 株式会社リコー 定着装置、および画像形成装置
US20090245838A1 (en) * 2008-03-26 2009-10-01 David William Shuman Fuser heater temperature control
US8064816B2 (en) * 2008-03-26 2011-11-22 Lexmark International, Inc. Printer including a fuser assembly with backup member temperature sensor
JP5095678B2 (ja) * 2008-12-18 2012-12-12 株式会社リコー 画像形成装置
JP5339072B2 (ja) * 2009-04-27 2013-11-13 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5429553B2 (ja) * 2009-12-16 2014-02-26 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP2012108461A (ja) 2010-05-28 2012-06-07 Ricoh Co Ltd 定着装置及びそれを用いた画像形成装置
JP5592284B2 (ja) * 2011-02-09 2014-09-17 シャープ株式会社 定着装置及びその定着装置を備える画像形成装置
KR20190108896A (ko) 2018-03-15 2019-09-25 휴렛-팩커드 디벨롭먼트 컴퍼니, 엘.피. 무단 벨트가 회전 부재에 의하여 지지되는 정착기

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000098775A (ja) * 1998-09-17 2000-04-07 Ricoh Co Ltd 電子写真方式の画像形成装置における定着装置
JP2001201978A (ja) * 2000-01-18 2001-07-27 Ricoh Co Ltd 定着装置
JP2003114558A (ja) * 2001-10-03 2003-04-18 Yuka Denshi Co Ltd エンドレスベルト及び画像形成装置
JP2003114588A (ja) * 2001-06-07 2003-04-18 Ricoh Co Ltd 加熱装置及び画像形成装置
JP2003156966A (ja) * 2001-11-20 2003-05-30 Ricoh Co Ltd 定着装置及びこれを有する画像形成装置
JP2003307957A (ja) * 2002-04-16 2003-10-31 Canon Inc 画像形成装置
JP2004126190A (ja) * 2002-10-02 2004-04-22 Canon Inc 加熱装置及び画像形成装置
JP2004258581A (ja) * 2003-02-28 2004-09-16 Hitachi Printing Solutions Ltd 定着部の用紙巻き付き検知方式

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06186877A (ja) 1992-10-21 1994-07-08 Ricoh Co Ltd 定着装置
US5850588A (en) 1996-07-10 1998-12-15 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus having an improved web type cleaning device for a fixing roller
JP3629354B2 (ja) 1997-08-21 2005-03-16 株式会社リコー 画像形成装置
JPH11305590A (ja) 1998-04-21 1999-11-05 Ricoh Co Ltd 定着装置
JP2000155494A (ja) 1998-11-20 2000-06-06 Canon Inc 定着装置及びこの定着装置を備える画像形成装置
JP4311797B2 (ja) 1999-02-24 2009-08-12 株式会社リコー 定着装置
JP3939055B2 (ja) 1999-10-29 2007-06-27 株式会社リコー 熱定着装置
JP2001201987A (ja) 2000-01-20 2001-07-27 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2002156868A (ja) * 2000-09-08 2002-05-31 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2003255769A (ja) 2002-02-28 2003-09-10 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP3739000B2 (ja) 2002-05-20 2006-01-25 株式会社リコー 定着装置及び該定着装置を有する画像形成装置
US7174124B2 (en) 2002-09-13 2007-02-06 Ricoh Company, Ltd. Tandem color image forming apparatus with an image transfer belt and backup roller
JP3929942B2 (ja) 2003-06-26 2007-06-13 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP2005189461A (ja) 2003-12-25 2005-07-14 Ricoh Co Ltd ベルト定着装置,画像形成装置及びその画像形成装置において使用するトナー
US7317892B2 (en) * 2005-01-26 2008-01-08 Kyocera Mita Corporation Belt fixing unit

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000098775A (ja) * 1998-09-17 2000-04-07 Ricoh Co Ltd 電子写真方式の画像形成装置における定着装置
JP2001201978A (ja) * 2000-01-18 2001-07-27 Ricoh Co Ltd 定着装置
JP2003114588A (ja) * 2001-06-07 2003-04-18 Ricoh Co Ltd 加熱装置及び画像形成装置
JP2003114558A (ja) * 2001-10-03 2003-04-18 Yuka Denshi Co Ltd エンドレスベルト及び画像形成装置
JP2003156966A (ja) * 2001-11-20 2003-05-30 Ricoh Co Ltd 定着装置及びこれを有する画像形成装置
JP2003307957A (ja) * 2002-04-16 2003-10-31 Canon Inc 画像形成装置
JP2004126190A (ja) * 2002-10-02 2004-04-22 Canon Inc 加熱装置及び画像形成装置
JP2004258581A (ja) * 2003-02-28 2004-09-16 Hitachi Printing Solutions Ltd 定着部の用紙巻き付き検知方式

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7945180B2 (en) 2007-05-01 2011-05-17 Sharp Kabushiki Kaisha Apparatus and method for forming image
JP2011069984A (ja) * 2009-09-25 2011-04-07 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
CN102236311A (zh) * 2010-05-06 2011-11-09 佳能株式会社 定影装置和图像形成设备
EP2385428A2 (en) 2010-05-06 2011-11-09 Canon Kabushiki Kaisha Fixing device capable of detecting wrap jam of recording sheet and image forming apparatus
US9235182B2 (en) 2010-05-06 2016-01-12 Canon Kabushiki Kaisha Fixing device capable of detecting wrap jam of recording sheet and image forming apparatus
JP2018124451A (ja) * 2017-02-01 2018-08-09 富士ゼロックス株式会社 定着装置、画像形成装置、異常発生判断装置、およびプログラム
US11835895B2 (en) 2021-03-25 2023-12-05 Sharp Kabushiki Kaisha Fixing device for correcting movement direction of fixing belt by swinging pressure roller, and image forming apparatus provided with same

Also Published As

Publication number Publication date
US20060204265A1 (en) 2006-09-14
US7460797B2 (en) 2008-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006251488A (ja) 熱ベルト定着装置
US8208833B2 (en) Image forming apparatus
US8068757B2 (en) Image forming apparatus
US8938194B2 (en) Image heating apparatus
JP5354961B2 (ja) 画像形成装置
JP2005062491A (ja) 画像形成装置
JP2007047380A (ja) 画像形成装置
JP2005164895A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2012163809A (ja) 画像形成装置
JP4255496B2 (ja) 画像形成装置
JP2007333871A (ja) 画像形成装置
JP4255497B2 (ja) 画像形成装置
JP6131475B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP4564833B2 (ja) 画像形成装置およびシート搬送装置
JP2010139817A (ja) 画像形成装置
JP4714014B2 (ja) 定着装置
JP5045197B2 (ja) 定着装置及びそれを備えた画像形成装置
JP2010049178A (ja) 画像形成装置
JP2011209544A (ja) 画像形成装置
JP2009288692A (ja) 熱定着装置及び画像形成装置
JP2015191117A (ja) 定着装置
JP2006308978A (ja) 加熱定着装置の分離装置及び画像形成装置
JP2007206632A (ja) 定着装置の温度制御方法、定着装置及び画像形成装置
JP3414927B2 (ja) 画像形成装置
US20050271430A1 (en) Image forming apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071127

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20100616

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100625

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100716

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100720

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100902

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101213

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110117

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110609