JP2000155494A - 定着装置及びこの定着装置を備える画像形成装置 - Google Patents

定着装置及びこの定着装置を備える画像形成装置

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JP2000155494A
JP2000155494A JP10346657A JP34665798A JP2000155494A JP 2000155494 A JP2000155494 A JP 2000155494A JP 10346657 A JP10346657 A JP 10346657A JP 34665798 A JP34665798 A JP 34665798A JP 2000155494 A JP2000155494 A JP 2000155494A
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Japan
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fixing
reflection type
sensor
output signal
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JP10346657A
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English (en)
Inventor
Isamu Sato
勇 佐藤
Tomofumi Nakayama
智文 中山
Tatsuhito Kataoka
達仁 片岡
Yukio Yokoyama
幸生 横山
Katsuhide Koga
勝秀 古賀
Takayuki Kawakami
尊之 川上
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、安価且つ簡単な構成で、定着体に
巻き付く記録媒体を検知し、且つ、定着体に巻き付いた
記録媒体が定着体上に滞留することなのない定着装置及
びこの定着装置を備える画像形成装置の提供を目的とす
る。 【解決手段】 制御部20が、信号入力手段1に入力さ
れた反射型フォトセンサ3のセンサ出力と、ヒートロー
ラ33上に転写紙が無いときに信号入手段1に入力され
た反射型フォトセンサ3の出力信号との比較によりヒー
トローラ33上の転写紙の有無を判断し、ヒートローラ
33上に転写紙が有と判断した際に、ヒートローラ33
の回転を停止させた後、所定時間逆転駆動するよう定着
モータ6を制御することにより達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やプリン
タ、ファクシミリ等の画像記録装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機等の画像記録装置にあって
は、光学走査系によって感光体上に画像を露光すること
により静電潜像を形成し、現像装置によって現像剤たる
トナーを上記静電潜像に付与することによりトナー像と
し、更に、上記トナー像及び記録媒体たる転写紙を転写
位置へ所定タイミングで搬送して転写を行う。その後、
定着体たるヒートローラを備える定着装置によって感光
体から剥離した転写紙を加圧及び加熱してトナー像の定
着を実行することにより画像形成を行っている。又、か
かる定着装置は、加熱及び加圧後の転写紙が定着装置の
ヒートローラに付着しないようにヒートローラに当接す
る分離爪で転写紙とヒートローラの分離補助を行ってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかし、かかる画
像形成装置にあっては、転写紙に対してトナーが多量に
転写された画像等では定着装置のヒートローラに対する
付着力が高まり、分離爪による分離もできずにヒートロ
ーラに対して転写紙が巻き付いてしまう虞があった。
【0004】又、かかる画像形成装置にあっては、ヒー
トローラに転写紙が巻き付きジャム(転写紙が定着装置
内に滞留すること)となるまで装置を停止させない場
合、ジャム処理時にヒートローラに巻きついた転写紙の
除去が困難であったり、ヒートローラに転写紙が巻き付
いたことに気づかず放置され、ヒートローラの適切な温
度制御ができない等の問題を生じる虞があった。
【0005】そこで、本発明は、安価且つ簡単な構成
で、定着体に巻き付く記録媒体を検知し、且つ、定着体
に巻き付いた記録媒体が定着体上に滞留することなのな
い定着装置及びこの定着装置を備える画像形成装置の提
供を目的とする。
【0006】
【問題を解決するための手段】本出願によれば、上記目
的は、未定着像を担持する記録媒体に熱及び圧力を付与
することにより上記未定着像を上記記録媒体上に定着さ
せる定着装置であって、発熱する発熱体と、発熱体から
の熱を伝導する回転自在な定着体と、上記記録媒体を介
して上記定着体と圧接する回転自在な加圧体とを有する
定着装置において、定着体の表面に近接して配設された
反射型フォトセンサと、反射型フォトセンサのセンサ出
力信号と定着体上の記録媒体の有無を判断するための予
め設定された基準値との比較により定着体上の記録媒体
の有無を判断し、定着体上に記録媒体が有と判断した際
に、定着動作を中断させる制御手段とを有するという第
一の発明によって達成される。
【0007】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明において、制御手段は、反射型フォトセンサのセン
サ出力信号を入力するセンサ入力手段と、定着体上に記
録媒体が無いときにセンサ入力手段に入力された反射型
フォトセンサのセンサ出力信号を基準値として予め設定
し、センサ入力手段の入力された反射型フォトセンサの
センサ出力信号と上記基準値との比較により定着体上の
記録媒体の有無を判断する判断手段とを有するという第
二の発明によっても達成される。
【0008】更に、本出願によれば、上記目的は、未定
着像を担持する記録媒体に熱及び圧力を付与することに
より上記未定着像を上記記録媒体上に定着させる定着装
置であって、発熱する発熱体と、発熱体からの熱を伝導
する回転自在な定着体と、上記記録媒体を介して上記定
着体と圧接する回転自在な加圧体とを有する定着装置に
おいて、定着体上の記録媒体を検知する検知手段と、定
着体の回転方向を正転若しくは逆転に切換自在に回転駆
動させる駆動手段と、検知手段の検知結果に応じて駆動
手段の切換可能な制御手段とを有し、制御手段は、検知
手段が定着体上に記録媒体を検知した際に、定着体の回
転を停止させた後、所定時間逆転駆動するよう設定され
ているという第三の発明によっても達成される。
【0009】又、本出願によれば、上記目的は、第三の
発明において、検知手段は、定着体の表面に近接して配
設された反射型フォトセンサであるという第四の発明に
よっても達成される。
【0010】更に、本出願によれば、上記目的は、第四
の発明において、制御手段は、反射型フォトセンサのセ
ンサ出力信号を入力するセンサ入力手段と、センサ入力
手段に入力された反射型フォトセンサのセンサ出力信号
と予め設定された基準値との比較により定着体上の記録
媒体の有無を判断する判断手段とを有するという第五の
発明によっても達成される。
【0011】又、本出願によれば、上記目的は、第三の
発明乃至第五の発明のいずれかにおいて、制御手段は、
駆動手段が、定着動作時において正転動作をし、検知手
段が定着体上に記録媒体を検知した直後に逆転動作をす
るよう設定されているという第六の発明によっても達成
される。
【0012】更に、本出願によれば、上記目的は、一連
の画像形成プロセスによって形成された画像を記録媒体
に記録する画像形成装置であって、第一の発明の定着装
置を備えるという第七の発明によっても達成される。
【0013】又、本出願によれば、上記目的は、第七の
発明において、制御手段は、反射型フォトセンサのセン
サ出力信号を入力するセンサ入力手段と、定着体上に記
録媒体が無いときにセンサ入力手段に入力された反射型
フォトセンサのセンサ出力信号を基準値として予め設定
し、センサ入力手段の入力された反射型フォトセンサの
センサ出力信号と上記基準値との比較により定着体上の
記録媒体の有無を判断する判断手段とを有するという第
八の発明によっても達成される。
【0014】更に、本出願によれば、上記目的は、一連
の画像形成プロセスによって形成された画像を記録媒体
に記録する画像形成装置であって、第三の発明の定着装
置を備えるという第九の発明によっても達成される。
【0015】又、本出願によれば、上記目的は、第九の
発明において、検知手段は、定着体の表面に近接して配
設された反射型フォトセンサであるという第十の発明に
よっても達成される。
【0016】更に、本出願によれば、上記目的は、第十
の発明において、制御手段は、反射型フォトセンサのセ
ンサ出力信号を入力するセンサ入力手段と、センサ入力
手段に入力された反射型フォトセンサのセンサ出力信号
と予め設定された基準値との比較により定着体上の記録
媒体の有無を判断する判断手段とを有するという第十一
の発明によっても達成される。
【0017】又、本出願によれば、上記目的は、第九の
発明乃至第十一の発明のいずれかにおいて、制御手段
は、駆動手段が、定着動作時において正転動作をし、検
知手段が定着体上に記録媒体を検知した直後に逆転動作
をするよう設定されているという第十二の発明によって
も達成される。
【0018】すなわち、本出願にかかる第一の発明にあ
っては、制御手段が、反射型フォトセンサのセンサ出力
と定着体上の記録媒体の有無を判断するための予め設定
された基準値との比較により定着体上の記録媒体の有無
を判断し、定着体上に記録媒体が有と判断した際に、定
着動作を中断させる。
【0019】又、本出願にかかる第二の発明にあって
は、制御手段が、センサ入力手段に入力された反射型フ
ォトセンサのセンサ出力と、定着体上に記録媒体が無い
ときにセンサ入手段に入力された反射型フォトセンサの
出力信号との比較により定着体上の記録媒体の有無を判
断し、定着体上に記録媒体が有と判断した際に、定着動
作を中断させる。
【0020】更に、本出願にかかる第三の発明にあって
は、制御手段が、検知手段が定着体上に記録媒体を検知
した際に、定着体の回転を停止させた後、所定時間逆転
駆動するよう駆動手段を制御する。
【0021】又、本出願にかかる第四の発明にあって
は、制御手段が、反射型フォトセンサが定着体上に記録
媒体を検知した際に、定着体の回転を停止させた後、所
定時間逆転駆動するよう駆動手段を制御する。
【0022】更に、本出願にかかる第五の発明にあって
は、制御手段が、センサ入力手段に入力された反射型フ
ォトセンサのセンサ出力と、定着体上に記録媒体が無い
ときにセンサ入手段に入力された反射型フォトセンサの
出力信号との比較により定着体上の記録媒体の有無を判
断し、定着体上に記録媒体が有と判断した際に、定着体
の回転を停止させた後、所定時間逆転駆動するよう駆動
手段を制御する。
【0023】又、本出願にかかる第六の発明にあって
は、制御手段が、定着動作時において駆動手段を正転動
作させ、検知手段が定着体上に記録媒体を検知した直後
に所定時間逆転動作をするよう駆動手段を制御する。
【0024】更に、本出願にかかる第七の発明にあって
は、制御手段が、反射型フォトセンサのセンサ出力と定
着体上の記録媒体の有無を判断するための予め設定され
た基準値との比較により定着体上の記録媒体の有無を判
断し、定着体上に記録媒体が有と判断した際に、定着動
作を中断させる。
【0025】又、本出願にかかる第八の発明にあって
は、制御手段が、センサ入力手段に入力された反射型フ
ォトセンサのセンサ出力と、定着体上に記録媒体が無い
ときにセンサ入手段に入力された反射型フォトセンサの
出力信号との比較により定着体上の記録媒体の有無を判
断し、定着体上に記録媒体が有と判断した際に、定着動
作を中断させる。
【0026】更に、本出願にかかる第九の発明にあって
は、制御手段が、検知手段が定着体上に記録媒体を検知
した際に、定着体の回転を停止させた後、所定時間逆転
駆動するよう駆動手段を制御する。
【0027】又、本出願にかかる第十の発明にあって
は、制御手段が、反射型フォトセンサが定着体上に記録
媒体を検知した際に、定着体の回転を停止させた後、所
定時間逆転駆動するよう駆動手段を制御する。
【0028】更に、本出願にかかる第十一の発明にあっ
ては、制御手段が、センサ入力手段に入力された反射型
フォトセンサのセンサ出力と、定着体上に記録媒体が無
いときにセンサ入手段に入力された反射型フォトセンサ
の出力信号との比較により定着体上の記録媒体の有無を
判断し、定着体上に記録媒体が有と判断した際に、定着
体の回転を停止させた後、所定時間逆転駆動するよう駆
動手段を制御する。
【0029】又、本出願にかかる第十二の発明にあって
は、制御手段が、定着動作時において駆動手段を正転動
作させ、検知手段が定着体上に記録媒体を検知した直後
に所定時間逆転動作をするよう駆動手段を制御する。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に関し
て、添付図面の図1乃至図8に基づき説明する。
【0031】(第一の実施形態)以下、本発明の第一の
実施形態について、図1乃至図7に基づき説明する。
【0032】本実施形態にかかる画像記録装置にあって
は、従来の複写機やコピー、プリンタ、ファクシミリ等
の構成に準じた画像形成機構により、画像情報に基づい
て記録用紙等の記録媒体に画像形成出力する構成となっ
ている。
【0033】そして、本実施形態の特徴のある構成とし
て、画像形成出力を所定通り正常に行うために、定着装
置内の定着体たるヒートローラに対する転写紙巻き付き
を検知する機能を備えている。
【0034】図1は、本実施形態にかかる画像形成装置
の一例たる複写機13本体の概略構成を示す模式的断面
図である。
【0035】図1において、14は複写機13の電源ス
イッチ、15は原稿10を載置する原稿台、16は像形
成部で、感光ドラム17を中心として構成され、他に帯
電器18、クリーナ19、イレースランプ20等を有し
ている。21,22は赤,黒のトナーを収納した現像器
で、それぞれの現像ローラ21a,22aが備えられて
いる。
【0036】23は転写紙SH1,SH2を本体13内
に供給するための給紙部で、着脱可能なカセット24,
25及びそれらの給紙ローラ26,27から構成されて
いる。
【0037】28は露光ランプ29により原稿10を露
光走査して感光ドラム17上に結像させる光学系で、集
光レンズ30を含むレンズ系を有している。
【0038】31は光学系28を移動させる光学モー
タ、32は定着体たるヒートローラ33を有した定着
器、34,35はヒートローラ内に設けられた発熱体た
るヒータ、36は排紙トレイ、37は集光レンズ30が
載置される光学台である。尚、その他にあっては、38
は給紙ローラ、39は帯電器、40は分離帯電器、41
は排紙ローラ、42は感光ドラム17を駆動するメイン
モータ、43、44は各現像器21、22の加圧用ソレ
ノイドを示し、またSl〜S15は上記各部にさずけら
れた光学センサを示す。
【0039】図2は、複写機13の制御ブロック図であ
り、図中の20は複写機全体の制御を行う制御部であ
る。
【0040】この制御部20は、CPUおよび制御用の
データを格納したROM(図示せず)より構成され、装
置全体の制御を行う。又、図中の46は交流電源、47
は制御部20等に低圧を給電するDC電源、52は帯電
器18,39,40及び現像器21,22に高圧を給電す
る高圧電源、3は各センサ類であり後述するヒートロー
ラ33上の転写紙を検知する反射型フォトセンサもこの
中に含まれる。48は操作部、49はAC負荷の制御部
であるACドライバで、ランプ、ヒータ等のAC負荷5
0を制御する。
【0041】51は光学モータ31及びメインモータ4
2を制御するモータ制御部、53はソレノイド、クラッ
チ、ファン等の負荷である。
【0042】次に、複写機13の動作について説明す
る。
【0043】電源スイッチ14が投入されると、先ず定
着器32内のヒータ34,35が発熱し、ヒートローラ
33が定着可能な所定温度に達するのを待つ。ヒートロ
ーラ33が所定温度に達すると、メインモータ42を一
定時間ONして感光ドラム17、定着器32等を駆動
し、定着器32に備えられたヒートローラ33を均一な
温度にする。
【0044】その後、メインモータ42を停止し、コピ
ー可能状態で待機する。そして操作部48よりコピー指
令が入力されると、コピー動作を開始する。
【0045】上記コピー指令により、メインモータ42
を回転し、感光ドラム17を矢印方向に回転させるとと
もに、一次帯電器18にDCP47から高圧を供給し、
感光ドラム17上に均一な電荷を与える。
【0046】次に、露光ランプ29を点灯し、光学モー
タ31を駆動し、原稿台15上に載置された原稿6を矢
印方向に露光走査して感光ドラム17上に投影する。こ
れで感光ドラム17上に原稿10の静電潜像が形成され
る。
【0047】そして、この潜像は現像器21あるいは2
2により現像され、転写帯電器39により転写紙SH1
あるいはSH2に転写され、分離帯電器40の部分で感
光ドラム17から分離される。
【0048】次に、クリーナ19により感光ドラム17
上に残っている残留トナーが回収され、イレースランプ
20により均一に除電された後、再びコピーサイクルを
繰り返す。その際、第一の現像器21と第二の現像器2
2は、操作部48からの選択指令により何れか一方が感
光ドラム17に当接されるようになっている。尚、本実
施形態では、例えば、第一の現像器21には赤色のトナ
ーを入れて赤現像器とし、第二の現像器22には黒色の
トナーを入れて黒現像器としている。
【0049】これらの現像器21,22のドラム17へ
の加圧(当接)および解除は、各々のソレノイド43,
44により行われ、ソレノイド43のOFFにより現像
器21がドラム17から解除され、ソレノイド44のO
Nにより現像器44がドラム17に加圧される。そし
て,現像器21,22内にはそれぞれトナーセンサS1
5,S6が配置されており、現像器21,22の現像ロ
ーラ21a,22aには高圧電源52から現像バイアス
電圧が印加されている又、光学系28は制御部45から
の指令に従ってモータ制御部51を介して光学モータ3
1を正転若しくは逆転させることにより、往復制御され
る。そして、センサSlは光学系28のホームポジショ
ンセンサとして設けられており、スタンバイ中はこの位
置で停止している。
【0050】センサS2は原稿の先端位置に対応する画
先センサで、コピーシーケンス制御のタイミングに使用
している。又、光学系28は制御部45からの指令でカ
セットサイズおよび複写倍率に従ったスキャン長で往復
動作する。
【0051】次に、複写機13本体に備えられた操作部
48について説明する。
【0052】図3は、操作部48の操作パネル100の
外観図である。図中101は複写機本体13への通電を
制御する電源スイッチ、102は倍率を任意倍率、例え
ば1%きざみで指定するズームキー、103は定形縮小
倍率を指示する縮小キー、104は等倍コピーを選択す
るキー、105は定形拡大倍率を指示する拡大キー、1
06はカセットを選択するキー、107はコピー濃度を
調整するキーである。
【0053】108はコピー濃度調整キー107で指定
されたコピー濃度を変更する濃度補正キーで、本実施形
態ではコピー濃度調整キー107によって露光ランプ2
9の点灯電圧を制御することによりコピー濃度を調整
し、コピー濃度補正キー108によって現像バイアスを
変更することによりコピー濃度を変更している。
【0054】109はクリア/ストップキーで、コピー
動作実行中はコピー停止キーとして動作する。110は
コピーキー、111は余熱キー、112は標準モードに
復帰させるキー、113はカラー選択キーで、このキー
113により現像器21、22の切り換えを行う。
【0055】114は原稿10の長さとコピー後の希望
の長さを入力し、その倍率を選択するときに使用するア
スタリスクキー、115はテンキーで、このキー115
により複写枚数を入力する。
【0056】116は自動濃度調整モードを指定するA
Eキー、117は原稿サイズと複写倍率に応じて最適な
転写紙を選択する自動用紙選択モードを指定するキー、
118は原稿サイズ及び指定された転写紙サイズに応じ
て最適な倍率を選択する自動倍率選択モードを指定する
キー、119はメモリに設定された倍率を呼び出すキ
ー、120はメモリに倍率を登録するキー、121はト
ナーなし、コントロールカウンタなしおよびジャムの発
生状態を示す警告表示器、122はジャムの発生場所を
示す表示器、123は指定された定形倍率モードを表示
するLEDで、キー103、105により指定される。
【0057】124は複写に使用されるカセットが何か
を表示するLED、125は装着されているカセットを
表示するLEDで、例えば上段にA3、下段にA4が装
着されていて、下段を選択している場合、カセット表示
用LEDはA3,A4のところが点灯し、LED124
はA4のところが点灯する。127は手差し、上段、下
段の内のどれが選択されているかを示すLED、128
はカセット内に紙がない場合あるいはカセットが装着さ
れていない場合点灯するLED、129はコピー枚数表
示用LED、130は自動濃度調整モードを示すLE
D、131は濃度表示用LED、132はスタンバイ表
示用LEDで、コピー可能なときは緑色、コピー不可の
時は赤色で点灯する。
【0058】133は指定された現像器の色を示すLE
D、134は自動用紙選択モードを示す表示器、135
は自動倍率選択モードを示すLEDである。
【0059】尚、トナーなしの表示器121aは、現像
器切り替え用の選択キー113により指定された現像器
のトナーが有るか無いかの表示をする。すなわち、黒色
トナーが無い場合は黒色の現像器22が選択された場合
のみ点灯し、カラー現像器21が選択されていも場合に
は消灯している。逆にカラートナーが無い場合も同様で
ある。
【0060】次に、定着装置32について詳細に説明す
る。
【0061】図4は、本実施形態にかかる定着装置32
の基本構成を示す概略図である。
【0062】定着装置32は、図4及び図5に示すよう
に、ヒータ34,35からの熱を伝導する定着体たるヒ
ートローラ33と、未定着像を担持した転写紙を介して
ヒートローラ33と圧接する加圧体(図示せず)と、ヒ
ートローラ33を回転駆動するための駆動手段たるモー
タ6と、検知手段たる反射型フォトセンサ3と、反射型
フォトセンサ3からの信号を入力するセンサ入力手段た
る信号入力手段1及び判断手段たるCPU20aを備え
る制御手段たる制御部20と、発熱する発熱体たるヒー
タ34,35とを有している。
【0063】又、定着装置32は、ヒートローラ33に
付着した転写紙を強制的に分離するための分離爪4と、
ヒートローラ33に付着したトナーを除去するための清
掃部材5とを有している。
【0064】反射型フォトセンサ3は、ヒートローラ3
3に対して通常動作でのヒートローラを通過する転写紙
の影響を受けることなくヒートローラ33上を検出でき
る位置に配置されている。本実施形態では、図4に示す
ように、反射型フォトセンサ3は、分離爪4と清掃部材
5との間にヒートローラ33に近接して配設されてい
る。
【0065】モータ6は、モータ6の駆動軸が、駆動ギ
ア(図示せず)によってヒートローラ33と連結されて
おり、ヒートローラ33の駆動停止時の停止時間を短く
するためのショートブレーキ回路(図示せず)が内蔵さ
れている。
【0066】制御部20は、反射型フォトセンサ3のセ
ンサ出力信号とヒートローラ33上の転写紙の有無を判
断するための予め設定された基準値との比較によりヒー
トローラ33上の転写紙の有無を判断し、ヒートローラ
33上に転写紙が有と判断した際に、定着動作を中断さ
せるよう設定されている。
【0067】尚、図5は、図4に示した信号入力手段1
及び反射型フォトセンサ3の詳細を示すブロック図であ
る。図2には制御部20および反射型フォトセンサ3が
示されている。
【0068】制御部20から反射型フォトセンサ3に対
しては反射型フォトセンサ3を駆動するための電源VC
CとGNDが供給され、反射型フォトセンサ3から出力
される信号は制御部20内のCPU20aのA/D入力
端子に入力される。このA/D入力端子は0Vから5V
までのアナログ信号を8ビットのデジタル信号に変換す
る能力を有している。
【0069】又、入力手段1は、抵抗R1及びコンデン
サC1を有し、反射型フォトセンサ3からの信号を入力
するためのフィルタ回路である。
【0070】図6は、反射型フォトセンサ3の特性の一
例を示すグラフであり、縦軸は反射型フォトセンサ3か
らの出力信号、横軸はヒートローラ33に対する反射型
フォトセンサ3の光軸の角度である。
【0071】この特性から、本実施形態の反射型フォト
センサ3は、ヒートローラ33を検出している場合には
2V弱の出力信号でありヒートローラ33上に巻き付い
た白紙を検出した場合には4V強の出力信号となる特性
をもっている。したがって、CPU20は、反射型フォ
トセンサ3からの出力信号が、3V未満の場合に正常、
3V以上の場合は異常と判断することが可能である。
【0072】図7は、反射型フォトセンサ3からの信号
に対するヒートローラ33上の転写紙有無を検出する制
御部20の動作を示すフローチャートである。
【0073】制御部20は、先ず、ヒートローラ33の
回転を開始させ(ステップSl)、反射型フォトセンサ
3の信号を入力し(ステップS2)、入力された信号を
CPU20aがA/D変換し変換後の値REFを求める
(ステップS3)。次に、感光ドラム17上への画像形
成を開始し(ステップS4)、反射型フォトセンサ3か
らの信号を入力し(ステップS5)、入力した信号をA
/D変換し変換後の値Dを求める(ステップS6)。ス
テップS6で求めた値DとステップS3で求められた値
REFとを比較し(ステップS7)、値Dが基準値RE
Fを超える場合には、ステップS8に進みヒートローラ
上に転写紙が巻き付いたものとして異常と判断してフロ
ーを中止する。ステップS7にて値Dが基準値REF以
下の場合は正常と判断しステップS9に進みフローを終
了する。
【0074】そして、異常が検出された場合には、操作
パネル100上の倍率表示部136に予め決められたコ
ード番号が点滅表示される。
【0075】よって、本実施形態によれば、制御部20
が、信号入力手段1に入力された反射型フォトセンサ3
のセンサ出力と、ヒートローラ33上に転写紙が無いと
きに信号入手段に入力された反射型フォトセンサ3の出
力信号との比較によりヒートローラ33上の転写紙の有
無を判断し、ヒートローラ33上に転写紙が有と判断し
た際に、定着動作を中断させるようになっているので、
安価且つ簡単な構成で、ヒートローラ33に巻き付いた
転写紙を検知でき、ヒートローラ33上に転写紙を巻き
付いたままヒートローラ33が回転することを防止でき
る。
【0076】(第二の実施形態)次に、本発明の第二の
実施形態について説明する。尚、第一の実施形態と同様
の構成に関しては、同符号を付すと共に図1乃至図4、
及び、図6に代えてその説明を省略する。
【0077】本実施形態にあっては、ヒートローラ33
上に巻き付いた転写紙を検知する第一の実施形態の機能
に加え、ヒートローラ33上に巻き付いた転写紙を検知
した際に、ヒートローラ33を所定時間逆転駆動する機
能を備えている。
【0078】定着モータ6は、正転又は逆転に切換自在
にヒートローラ33を回転駆動するようになっている。
【0079】制御部20は、ヒートローラ33上に転写
紙が検知された際に、ヒートローラ33を停止させた
後、ヒートローラ33が所定時間逆転されるよう定着モ
ータ6を制御するようになっている。
【0080】図8は、反射型フォトセンサ3からの信号
によるヒートローラ33上の転写紙の検知及び定着モー
タ6の動作を示すフローチャートである。
【0081】先ず、反射型フォトセンサからの信号を入
力し(ステップSl)、入力した信号をA/D変換する
(ステップS2)。変換後の値をDに代入し(ステップ
S3)、値Dと予め設定された基準値REFを比較し
(ステップS4)、値Dが基準値REFを超える場合に
は、ステップS5に進みヒートローラ33上に転写用紙
が有るものとして異常と判断し、直ちに定着モータ6の
駆動を停止する(ステップS6)。定着モータ6を逆転
動作させ(ステップS7)、定着モータ6の逆転動作時
間が所定の時間tとなった場合(ステップS8)には、
定着モータ6を停止しフローを中止する(ステップS
9)。ステップS4にて値Dが基準値REF以下の場合
は正常と判断しステップS6に進みフローを終了する。
【0082】よって、本実施形態によれば、制御部20
が、信号入力手段1に入力された反射型フォトセンサ3
のセンサ出力と、ヒートローラ33上に転写紙が無いと
きに信号入手段1に入力された反射型フォトセンサ3の
出力信号との比較によりヒートローラ33上の転写紙の
有無を判断し、ヒートローラ33上に転写紙が有と判断
した際に、ヒートローラ33の回転を停止させた後、所
定時間逆転駆動するよう定着モータ6を制御するように
なっているので、安価且つ簡単な構成で、ヒートローラ
33に巻き付いた転写紙を検知でき、ヒートローラ33
上に転写紙を巻き付いたままヒートローラが回転するこ
とを防止できるとともに、ヒートローラ33上に転写紙
が滞留することを防止できる。
【0083】
【発明の効果】以上にて説明したように、本出願にかか
る第一の発明によれば、制御手段が、反射型フォトセン
サのセンサ出力と定着体上の記録媒体の有無を判断する
ための予め設定された基準値との比較により定着体上の
記録媒体の有無を判断し、定着体上に記録媒体が有と判
断した際に、定着動作を中断させるようになっているの
で、安価且つ簡単な構成で、定着体に巻き付いた記録媒
体を検知でき、定着体上に記録媒体を巻き付いたまま定
着体が回転することを防止できる。
【0084】又、本出願にかかる第二の発明によれば、
制御手段が、センサ入力手段に入力された反射型フォト
センサのセンサ出力と、定着体上に記録媒体が無いとき
にセンサ入手段に入力された反射型フォトセンサの出力
信号との比較により定着体上の記録媒体の有無を判断
し、定着体上に記録媒体が有と判断した際に、定着動作
を中断させるようになっているので、安価且つ簡単な構
成で、定着体に巻き付いた記録媒体を検知でき、定着体
上に記録媒体を巻き付いたまま定着体が回転することを
防止できる。
【0085】更に、本出願にかかる第三の発明によれ
ば、制御手段が、検知手段が定着体上に記録媒体を検知
した際に、定着体の回転を停止させた後、所定時間逆転
駆動するよう駆動手段を制御するようになっているの
で、安価且つ簡単な構成で、定着体に巻き付いた記録媒
体を検知でき、定着体上に記録媒体を巻き付いたまま定
着体が回転することを防止できるとともに、定着体上に
記録媒体が滞留することを防止できる。
【0086】又、本出願にかかる第四の発明によれば、
制御手段が、反射型フォトセンサが定着体上に記録媒体
を検知した際に、定着体の回転を停止させた後、所定時
間逆転駆動するよう駆動手段を制御するようになってい
るので、安価且つ簡単な構成で、定着体に巻き付いた記
録媒体を検知でき、定着体上に記録媒体を巻き付いたま
ま定着体が回転することを防止できるとともに、定着体
上に記録媒体が滞留することを防止できる。
【0087】更に、本出願にかかる第五の発明によれ
ば、制御手段が、センサ入力手段に入力された反射型フ
ォトセンサのセンサ出力と、定着体上に記録媒体が無い
ときにセンサ入手段に入力された反射型フォトセンサの
出力信号との比較により定着体上の記録媒体の有無を判
断し、定着体上に記録媒体が有と判断した際に、定着体
の回転を停止させた後、所定時間逆転駆動するよう駆動
手段を制御するようになっているので、安価且つ簡単な
構成で、定着体に巻き付いた記録媒体を検知でき、定着
体上に記録媒体を巻き付いたまま定着体が回転すること
を防止できるとともに、定着体上に記録媒体が滞留する
ことを防止できる。
【0088】又、本出願にかかる第六の発明によれば、
制御手段が、定着動作時において駆動手段を正転動作さ
せ、検知手段が定着体上に記録媒体を検知した直後に所
定時間逆転動作をするよう駆動手段を制御するようにな
っているので、安価且つ簡単な構成で、定着体に巻き付
いた記録媒体を検知でき、定着体上に記録媒体を巻き付
いたまま定着体が回転することを防止できるとともに、
定着体上に記録媒体が滞留することを防止できる。
【0089】更に、本出願にかかる第七の発明によれ
ば、制御手段が、反射型フォトセンサのセンサ出力と定
着体上の記録媒体の有無を判断するための予め設定され
た基準値との比較により定着体上の記録媒体の有無を判
断し、定着体上に記録媒体が有と判断した際に、定着動
作を中断させるようになっているので、安価且つ簡単な
構成で、定着体に巻き付いた記録媒体を検知でき、定着
体上に記録媒体を巻き付いたまま定着体が回転すること
を防止できる。
【0090】又、本出願にかかる第八の発明によれば、
制御手段が、センサ入力手段に入力された反射型フォト
センサのセンサ出力と、定着体上に記録媒体が無いとき
にセンサ入手段に入力された反射型フォトセンサの出力
信号との比較により定着体上の記録媒体の有無を判断
し、定着体上に記録媒体が有と判断した際に、定着動作
を中断させるようになっているので、安価且つ簡単な構
成で、定着体に巻き付いた記録媒体を検知でき、定着体
上に記録媒体を巻き付いたまま定着体が回転することを
防止できる。
【0091】更に、本出願にかかる第九の発明によれ
ば、制御手段が、検知手段が定着体上に記録媒体を検知
した際に、定着体の回転を停止させた後、所定時間逆転
駆動するよう駆動手段を制御するようになっているの
で、安価且つ簡単な構成で、定着体に巻き付いた記録媒
体を検知でき、定着体上に記録媒体を巻き付いたまま定
着体が回転することを防止できるとともに、定着体上に
記録媒体が滞留することを防止できる。
【0092】又、本出願にかかる第十の発明によれば、
制御手段が、反射型フォトセンサが定着体上に記録媒体
を検知した際に、定着体の回転を停止させた後、所定時
間逆転駆動するよう駆動手段を制御するようになってい
るので、安価且つ簡単な構成で、定着体に巻き付いた記
録媒体を検知でき、定着体上に記録媒体を巻き付いたま
ま定着体が回転することを防止できるとともに、定着体
上に記録媒体が滞留することを防止できる。
【0093】更に、本出願にかかる第十一の発明によれ
ば、制御手段が、センサ入力手段に入力された反射型フ
ォトセンサのセンサ出力と、定着体上に記録媒体が無い
ときにセンサ入手段に入力された反射型フォトセンサの
出力信号との比較により定着体上の記録媒体の有無を判
断し、定着体上に記録媒体が有と判断した際に、定着体
の回転を停止させた後、所定時間逆転駆動するよう駆動
手段を制御するようになっているので、安価且つ簡単な
構成で、定着体に巻き付いた記録媒体を検知でき、定着
体上に記録媒体を巻き付いたまま定着体が回転すること
を防止できるとともに、定着体上に記録媒体が滞留する
ことを防止できる。
【0094】又、本出願にかかる第十二の発明によれ
ば、制御手段が、定着動作時において駆動手段を正転動
作させ、検知手段が定着体上に記録媒体を検知した直後
に所定時間逆転動作をするよう駆動手段を制御するよう
になっているので、安価且つ簡単な構成で、定着体に巻
き付いた記録媒体を検知でき、定着体上に記録媒体を巻
き付いたまま定着体が回転することを防止できるととも
に、定着体上に記録媒体が滞留することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態にかかる画像形成装置
の概略構成を示す模式的断面図である。
【図2】図1の画像形成装置の電気的構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】図1の画像形成装置に備えられた操作パネルの
外観図である。
【図4】図1の画像形成装置に備えられた定着装置の基
本構成を示すブロック図である。
【図5】図4の定着装置の制御系信号経路を示すブロッ
ク図である。
【図6】図4の定着装置に備えられた反射型フォトセン
サの特性を示すグラフである。
【図7】図4の定着装置に備えられた定着体上の記録媒
体を検知するための制御手段を説明するフローチャート
である。
【図8】本発明の第二の実施形態にかかる定着装置に備
えられた定着体上の記録媒体を検知するための制御手段
を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 信号入力手段(センサ入力手段) 3 反射型フォトセンサ(検知手段) 6 定着モータ(駆動手段) 13 複写機(画像形成装置) 20 制御部(制御手段) 20a CPU(判断手段) 32 定着器(定着装置) 33 ヒートローラ(定着体) 34,35 ヒータ(発熱体) SH1,SH2 転写紙(記録媒体)
フロントページの続き (72)発明者 片岡 達仁 東京都大田区下丸子三丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 横山 幸生 東京都大田区下丸子三丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 古賀 勝秀 東京都大田区下丸子三丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 川上 尊之 東京都大田区下丸子三丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 Fターム(参考) 2H027 DA39 DC05 DC14 DE02 ED25 EE05 2H033 CA22 CA38 CA40 9A001 JJ35 LL09

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 未定着像を担持する記録媒体に熱及び圧
    力を付与することにより上記未定着像を上記記録媒体上
    に定着させる定着装置であって、発熱する発熱体と、発
    熱体からの熱を伝導する回転自在な定着体と、上記記録
    媒体を介して上記定着体と圧接する回転自在な加圧体と
    を有する定着装置において、定着体の表面に近接して配
    設された反射型フォトセンサと、反射型フォトセンサの
    センサ出力信号と定着体上の記録媒体の有無を判断する
    ための予め設定された基準値との比較により定着体上の
    記録媒体の有無を判断し、定着体上に記録媒体が有と判
    断した際に、定着動作を中断させる制御手段とを有する
    ことを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】 制御手段は、反射型フォトセンサのセン
    サ出力信号を入力するセンサ入力手段と、定着体上に記
    録媒体が無いときにセンサ入力手段に入力された反射型
    フォトセンサのセンサ出力信号を基準値として予め設定
    し、センサ入力手段の入力された反射型フォトセンサの
    センサ出力信号と上記基準値との比較により定着体上の
    記録媒体の有無を判断する判断手段とを有することとす
    る請求項1に記載の定着装置。
  3. 【請求項3】 未定着像を担持する記録媒体に熱及び圧
    力を付与することにより上記未定着像を上記記録媒体上
    に定着させる定着装置であって、発熱する発熱体と、発
    熱体からの熱を伝導する回転自在な定着体と、上記記録
    媒体を介して上記定着体と圧接する回転自在な加圧体と
    を有する定着装置において、定着体上の記録媒体を検知
    する検知手段と、定着体の回転方向を正転若しくは逆転
    に切換自在に回転駆動させる駆動手段と、検知手段の検
    知結果に応じて駆動手段の切換可能な制御手段とを有
    し、制御手段は、検知手段が定着体上に記録媒体を検知
    した際に、定着体の回転を停止させた後、所定時間逆転
    駆動するよう設定されていることを特徴とする定着装
    置。
  4. 【請求項4】 検知手段は、定着体の表面に近接して配
    設された反射型フォトセンサであることとする請求項3
    に記載の定着装置。
  5. 【請求項5】 制御手段は、反射型フォトセンサのセン
    サ出力信号を入力するセンサ入力手段と、センサ入力手
    段に入力された反射型フォトセンサのセンサ出力信号と
    予め設定された基準値との比較により定着体上の記録媒
    体の有無を判断する判断手段とを有することとする請求
    項4に記載の定着装置。
  6. 【請求項6】 制御手段は、駆動手段が、定着動作時に
    おいて正転動作をし、検知手段が定着体上に記録媒体を
    検知した直後に逆転動作をするよう設定されていること
    とする請求項3乃至請求項5のいずれか一項に記載の定
    着装置。
  7. 【請求項7】 一連の画像形成プロセスによって形成さ
    れた画像を記録媒体に記録する画像形成装置であって、
    請求項1に記載の定着装置を備えることを特徴とする画
    像形成装置。
  8. 【請求項8】 制御手段は、反射型フォトセンサのセン
    サ出力信号を入力するセンサ入力手段と、定着体上に記
    録媒体が無いときにセンサ入力手段に入力された反射型
    フォトセンサのセンサ出力信号を基準値として予め設定
    し、センサ入力手段の入力された反射型フォトセンサの
    センサ出力信号と上記基準値との比較により定着体上の
    記録媒体の有無を判断する判断手段とを有することとす
    る請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 一連の画像形成プロセスによって形成さ
    れた画像を記録媒体に記録する画像形成装置であって、
    請求項3に記載の定着装置を備えることを特徴とする画
    像形成装置。
  10. 【請求項10】 検知手段は、定着体の表面に近接して
    配設された反射型フォトセンサであることとする請求項
    9に記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 制御手段は、反射型フォトセンサのセ
    ンサ出力信号を入力するセンサ入力手段と、センサ入力
    手段に入力された反射型フォトセンサのセンサ出力信号
    と予め設定された基準値との比較により定着体上の記録
    媒体の有無を判断する判断手段とを有することとする請
    求項10に記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 制御手段は、駆動手段が、定着動作時
    において正転動作をし、検知手段が定着体上に記録媒体
    を検知した直後に逆転動作をするよう設定されているこ
    ととする請求項9乃至請求項11のいずれか一項に記載
    の画像形成装置。
JP10346657A 1998-11-20 1998-11-20 定着装置及びこの定着装置を備える画像形成装置 Withdrawn JP2000155494A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006259188A (ja) * 2005-03-16 2006-09-28 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP2007298964A (ja) * 2006-04-06 2007-11-15 Canon Inc 画像形成装置
US7460797B2 (en) 2005-03-11 2008-12-02 Ricoh Company, Ltd. Belt type fixing device including a contact and a non-contact temperature sensor and a reflection type sheet sensor

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7460797B2 (en) 2005-03-11 2008-12-02 Ricoh Company, Ltd. Belt type fixing device including a contact and a non-contact temperature sensor and a reflection type sheet sensor
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JP4653528B2 (ja) * 2005-03-16 2011-03-16 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
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