JPH10293363A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10293363A
JPH10293363A JP9103347A JP10334797A JPH10293363A JP H10293363 A JPH10293363 A JP H10293363A JP 9103347 A JP9103347 A JP 9103347A JP 10334797 A JP10334797 A JP 10334797A JP H10293363 A JPH10293363 A JP H10293363A
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JP
Japan
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unit
driving
document scanning
document
movement
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Withdrawn
Application number
JP9103347A
Other languages
English (en)
Inventor
慎一 ▲高▼田
Shinichi Takada
Masatoshi Tanabe
雅俊 田辺
Yoshio Mizuno
水野  善夫
Yasushi Mogi
裕史 茂木
Satohiko Kitahara
聡彦 北原
Satoshi Ogawara
敏 小河原
Naoto Watanabe
直人 渡辺
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、例えば原稿台移動型の複写機が、何等
かの原因で原稿走査ができなくなった場合、その時点で
装置の動作が停止し、使用者はその外的要因を取り除い
た後、原稿台を初期位置に戻したり、あるいはまた、外
的要因か内的要因によるかが不明な場合には、再度の正
常動作の開始までに費やしていた多くの時間を低減する
ことのできる手段を提供する。 【解決手段】 このため、原稿台ユニット90のホーム
ポジションセンサ100及び原稿台移動検出センサ10
1とにより、原稿台ユニット90がホームポジションに
あるか否か、または移動しているか否かを検知し、制御
部106により光学モータ102を駆動すると共に、表
示部103に確認または異常等を区分表示するよう構成
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば複写機等の
画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置としての複写機、特
に、原稿台移動型の複写機においては、何等かの要因に
より、原稿走査ができなくなった場合、または、そのよ
うな異常を検知した場合、その時点で装置の動作が停止
し、異常表示を行ったり、電源を落としたりしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、原稿走
査ができなくなった要因が、原稿走査が原因で生じた外
的要因であった場合(例えば、原稿台が何等かの遮蔽物
に突き当たることであるような場合)、再度正常に動作
させるために、使用者は外的要因を取り除いた後、原稿
台を初期位置に移動させる必要があった。
【0004】さらに、使用者にとっては、装置機械が内
的要因によって停止したのか、外的要因によって停止し
たのか分からず、容易に除去できる外的要因(例えば、
原稿台が突き当たった遮蔽物など)のために装置が停止
している場合でも、再度正常に動作させるために、多く
の時間を費やすことがあった。
【0005】本発明は、以上のような問題点を解決する
ためになされたもので、再度正常に動作させるために、
使用者が費やす時間を低減することのできる手段の提供
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は、下
記(1)〜(4)項のいずれかの画像形成装置を提供す
ることにより、前記目的を達成しようとするものであ
る。
【0007】(1)原稿走査手段と、この原稿走査手段
を第一の方向または第二の方向に駆動する駆動手段と、
前記原稿走査手段の移動を検出する移動検出手段と、前
記原稿走査手段が所定の位置にあることを検出する位置
検出手段とを有し、前記駆動手段が前記原稿走査手段を
駆動している間に、前記移動検出手段が前記原稿走査手
段の移動を検出しない場合で、かつ、前記駆動手段の駆
動方向が、前記位置検出手段が検出可能な所定位置より
離れる方向である場合は、前記駆動手段は、前記原稿走
査手段を直前に駆動していた方向とは他方向に駆動し、
前記原稿走査手段を前記位置検出手段が検出可能な所定
位置に移動することを特徴とする画像形成装置。
【0008】(2)原稿走査手段と、この原稿走査手段
を第一の方向または第二の方向に駆動する駆動手段と、
前記原稿走査手段の移動を検出する移動検出手段と、前
記原稿走査手段が所定の位置にあることを検出する位置
検出手段と、第一の表示及び第二の表示を行う表示手段
とを有し、前記駆動手段が前記原稿走査手段を駆動して
いる間に、前記移動検出手段が前記原稿走査手段の移動
を検出しない場合、前記表示手段は第一の表示を行い、
かつ、前記駆動手段の駆動方向が、前記位置検出手段が
検出可能な所定位置より離れる方向である場合、前記駆
動手段は、前記原稿走査手段を直前に駆動していた方向
とは他方向に駆動して、前記原稿走査手段を前記位置検
出手段が検出可能な所定位置に移動し、もし、前記位置
検出手段が前記原稿走査手段が所定位置に移動したこと
を検出しない場合は、第二の表示を行うことを特徴とす
る画像形成装置。
【0009】(3)電源投入後、初めて前記位置検出手
段が前記原稿走査手段が所定の位置にあることを検出す
るまでは、前記表示手段の第一の表示を行わないことを
特徴とする前記(2)項記載の画像形成装置。
【0010】(4)前記駆動手段が前記原稿走査手段を
駆動している間に、前記移動検出手段が前記原稿走査手
段の移動を検出しない場合で、かつ、前記駆動手段の駆
動方向が、前記位置検出手段が検出可能な所定位置より
離れる方向である場合は、前記駆動手段は、前記原稿走
査手段を直前に駆動していた方向とは他方向に駆動し、
前記原稿走査手段を前記位置検出手段が検出可能な所定
位置に移動した後、装置は画像形成開始待ち状態になる
ことを特徴とする前記(1)ないし(3)項のいずれか
に記載の画像形成装置。
【0011】
【作用】以上のような本発明構成により、装置が原稿走
査が原因で生じた外的要因で停止し、使用者が外的要因
を除去するだけで、再度正常動作が可能な場合、使用者
が原稿台を初期位置に移動させることを不要にし、ま
た、停止原因が外的要因の可能性があることを表示する
ことにより、再度正常に動作させるために、使用者が費
やす時間を削減することが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
一実施例に基づいて詳細に説明する。
【0013】
【実施例】
(構成)図1に、本発明に係る一実施例を採用した画像
形成装置の概要構成を説明する断面構成図を示す。図に
おいて、駆動系は、給紙部、搬送部、感光体、定着部を
駆動するメイン駆動系と、負荷となる原稿台ユニットを
駆動する原稿台駆動系とに分離されている。メイン駆動
源には、ACシンクロナスモータ25、原稿台駆動源
(画像を読み取るための機構を含む)には光学ステッピ
ングモータ26を採用している。80は制御部で、マイ
クロコンピュータ、拡張IC部等を含む駆動回路を備え
ている。
【0014】給紙方式は、カセット23からの給紙と、
マルチ手差し24からの給紙とが選択できる。カセット
23から給紙の場合、カセット23の有無を検知するス
イッチ及びカセット23のサイズを検知するスイッチ群
31とカセット23内の紙の有無を検知するスイッチ3
7により状態が管理されている。マルチ手差しの場合、
手差し部24の状態を検知するスイッチ33によって状
態を管理されている。感光体(ドラム)12は、図示時
計方向に回転する。一次帯電器13によって感光体12
上に帯電された電位は、感光され、後述する現像ユニッ
ト15にて現像され、転写ユニット部14で給紙部より
送られてきた転写紙に画像を転写する。転写後の感光体
12は、クリーニングユニット38によって残留トナー
を取り除かれ、また、前露光ランプ16により残留電位
が除電され、再び画像形成が行われるというプロセスが
繰り返される。
【0015】画像が転写された転写紙は、搬送ユニット
20の搬送ベルト上に載って、定着ユニット21に送ら
れる。定着ユニット21は、駆動ローラ35、テンショ
ンローラ45、加圧ローラ44の3個のローラから構成
されている。ヒータにはセラミック基板上に抵抗体を印
刷したヒータ43を用い、このヒータ43は、耐熱性の
プラスチックサポータ42にサポートされている。さら
にプラスチックサポータ42には、金属のステーを取付
けて強固にしている。
【0016】また、駆動ローラ35、テンションローラ
45、ヒータ43、エンドレスのフィルム47が掛けら
れている。前記金属ステーには温度検出素子(サーミス
タ)41が取付けてあり、温度検出素子41は、直接ヒ
ータ43の裏面に接触させてある。もう一つの温度検出
素子48も、温度検出素子41と同様に金属ステーに取
付けてある。ヒータ43、プラスチックサポータ42、
金属ステーで構成されているヒータ部とエンドレスフィ
ルム47が加圧ローラ44に加圧している。
【0017】定着ユニット21を通過した用紙は、排紙
ローラ22によって定着ユニット21から排出され、排
紙トレー39上に納められる。また、排紙センサ34
は、転写紙が定着ユニット21を正常に通過したか否か
を検知するためのセンサである。
【0018】本装置は、原稿台駆動部のステッピングモ
ータ26による原稿台ユニット90の位置制御、また原
稿台ガラス3面に載置された原稿の反射光を検知する光
センサ40によって自動的に濃度選択を行う機能、ま
た、万が一紙詰まりなどの異常が発生した時の各種状
態、例えば残り枚数、異常情報等を記憶するメモリバッ
クアップ機能、さらには、現像ユニット15を交換する
ことにより複数の色画像が形成可能で、現像ユニット1
5の交換を検知するスイッチ36を設けることにより、
この状態によって制御を切り替える機能等を有してい
る。
【0019】(動作)次に本装置の動作を説明する。本
装置の電源コード(不図示)は、所定の電源に接続され
る。図2は、本装置の操作パネルの正面図であり、図1
の上面に配置される。電源スイッチ51の1側を押す
と、本装置に電源が供給されると同時に、電源表示ラン
プ52が点灯表示される。電源投入時、操作パネルの表
示は標準モードとして以下のように設定されている。枚
数表示器59は、1を表示、自動濃度調整表示器76の
Aが点灯する。
【0020】また、スタートキー56の表示部は電源投
入時の初期設定の時、及びコピー中、及び異常表示10
5点灯中に赤色表示となっており、通常緑色表示で複写
動作可能であることを示す。
【0021】なお、図1の定着ユニット21の温調温度
は、現像ユニット15の種類によって異なり、現像ユニ
ット15に設けたスイッチ36により、現像ユニット1
5の種類を判別して設定温度を切り替える。
【0022】電源投入後の原稿台ユニット90は、後述
する初期動作をもって、図1に示すように装置本体の真
上に位置する。この位置を“ホームポジション”(H
P)と呼ぶ。原稿台ユニット90がHPに位置している
ことを検出するために、HPセンサ29が設けられてい
る。露光ランプ系4〜7は、原稿台ガラス3上の原稿を
搭載した原稿台ユニット90が図1の左から右方向に移
動することにより原稿を走査し、原稿画像を第1ミラー
5、第2ミラー6、第3ミラー7、第4ミラー9、第5
ミラー10、第6ミラー11を介して感光体12への原
稿露光を実行する。
【0023】さらに、原稿台ユニット90の右端が装置
本体のほぼ中央にある位置(この相対位置を有する時の
原稿台ユニット90の位置を“スタートポジション”
(SP)と呼ぶ)から、原稿台ユニット90が右方向に
移動し、原稿台ユニット90の左端が装置本体のほぼ中
央にある位置(この相対位置を有する時の原稿台ユニッ
ト90の位置を“エンドポジション”(EP)と呼ぶ)
まで、原稿走査を実行する。従って、SPは、HPから
所定距離右方に、EPは、HPから所定距離左方に位置
する。上記の原稿台ユニット90の移動を検出するため
に、移動検出センサ91が設けられている。
【0024】次にカセット23からの給紙による複写動
作を説明する:図2のコピースタートキー56が押され
ると、カセットサイズを検知するスイッチ群31の入力
信号による転写紙サイズデータ、置数キーによって設定
される枚数データ、その他各種のモード選択手段による
データに基づいて複写動作がスタートする。コピースタ
ートキー56を受け付けると、表示は緑色から赤色に切
り換わり、置数キーのモード切り換えキーは入力禁止さ
れる。
【0025】原稿台駆動源であるパルスモータ26は、
原稿台ユニット90を原稿走査開始点であるSP移動す
るため、左方向に、所定の駆動パルスレートに到達する
まで、パルスレートを漸増する(“スローアップ制御”
と呼ぶ)。つまり、移動速度は徐々に加速され目標速度
に到達することになる。そして、原稿台ユニット90
は、HPから所定の距離を移動した後、パルスレートを
漸減し(“スローダウン”制御と呼ぶ)目標の位置(S
P)で停止する。
【0026】この間、メイン駆動モータ25が回転開始
し、給紙送りローラ18、感光体12、搬送ユニット2
0、定着ユニット21等へ駆動力が伝達される。
【0027】メイン駆動モータ25の回転開始から0.
5秒後に給紙ソレノイド(不図示)が動作し、それに伴
って給紙ローラ17が回転し、カセット23内の転写紙
を給紙送りローラ18方向に送り出す。給紙ローラ17
の転写紙送り量はカセットサイズデータによって制御さ
れる。つまり転写紙が所定値より大きい場合、送り量を
多くする。転写紙が給紙送りローラ18に達すると転写
紙は、この給紙送りローラ18によってレジストローラ
19まで送られ到達した時点で停止している。給紙送り
ローラ18とレジストローラ19との間に設置されてい
る手差しスイッチ33は、転写紙の送り状態を検知す
る。
【0028】転写紙が給紙路上を送られてレジストロー
ラ19に到達するまでの所定のタイミングにおいて、原
稿台ユニット90の原稿走査開始が許可される。この
時、原稿台ユニット90はHPセンサ29によって検知
される位置から所定距離左に移動した位置(SP)にあ
る。原稿走査の開始により、原稿台ユニット90は、原
稿台駆動源であるパルスモータ26に駆動され、前進す
る方向(右方向)に、スローアップ制御されて所定距離
移動し、スローダウン制御されて目標の位置(EP)に
停止し、原稿走査を終了した後、再度、後進する方向
(左方向)にスローアップ制御されて所定距離移動し、
スローダウン制御されて停止し、HPに戻る。
【0029】本発明は、上述の画像形成装置における原
稿台ユニット90移動動作の制御に関するものであり、
その一実施例の構成及び動作の詳細を説明する。
【0030】図3は、本実施例の原稿台ユニット移動制
御構成を表すブロック図である。同図において、100
はホームポジション(HP)センサ(図1の29相当)
であり、原稿台ユニット90がHPにあるか否かを検知
する。101は、原稿台移動検出センサ(図1の91相
当)であり、原稿台ユニット90が移動しているか否か
を検出する。102は、光学モータであり、原稿台ユニ
ット90を移動するステッピングモータ(図1の26相
当)であり、後述する制御部106に制御され順方向ま
たは逆方向に回転し、原稿台ユニット90を右進または
左進するように駆動を伝える。103は表示部であり、
原稿台の移動を妨げる障害物がないか使用者に確認を促
すための確認表示104と、装置が異常停止したことを
表示する異常表示105とを含んでいる。106は、制
御部(図1の80相当)であり、HPセンサ100、原
稿台移動検出センサ101及び前述したその他のセン
サ、操作部等に基づき、光学モータ102、表示部10
3及び前述したその他の負荷を制御する。
【0031】前述したように、原稿台ユニット90の動
作は、主に下記の4動作に分割することができる: a)電源投入後に原稿台ユニットを装置直上であるホー
ムポジション(HP)に移動させる初期動作 b)コピースタートキー押下後、原稿走査開始位置であ
るスタートポジション(SP)へHPから移動(左進)
する前動作 c)原稿走査開始許可後、原稿走査終了位置であるエン
ドポジション(EP)へSPから移動(右進)する走査
動作 d)EPからHPに移動(左進)する後動作 なお、連続コピー時は、後動作と前動作を連続して行
い、この間、原稿台ユニットの停止は行わない。
【0032】図4、5、6、7は、それぞれ本発明実施
例の原稿台ユニット移動動作を示す各シーケンスフロー
チャートであり、同図を用いて、上記a)からd)の原
稿台ユニット移動動作を説明する: a)電源投入後の初期動作については、後述する(図
7)。
【0033】b)HPからSPに左進する前動作につい
て、図4の前動作のシーケンスフローチャートを用いて
説明する:この画像形成装置は、電源投入後、後述する
a)の初期動作を行い、原稿台ユニット90は、HPに
位置し、HPセンサ100は原稿台ユニット90がHP
に位置していることを検出している。この時、装置は、
コピースタートキー押下待ちのスタンバイ状態にある
(ステップS1)。図2のコピースタートキー56が押
されると、図3の制御部106は、光学モータ102を
逆回転するさせるパルス出力を開始し(ステップS
2)、原稿台ユニット90は左進を開始する。制御部
は、原稿台移動検出センサ101が原稿台の移動を検出
している間、所定パルス数出力するまで、逆回転パルス
を出力し続ける(ステップS3、S4)。所定パルス数
出力すると、パルス出力を停止し、原稿台ユニット90
を停止する(ステップS5)。この停止位置が原稿走査
の開始位置であるSPであり、本動作を以て、HPから
SP移動する前動作は正常終了する。
【0034】もし、制御部106が、光学モータ102
を逆回転させるパルス出力しているにも拘らず、原稿台
移動検出センサ101が原稿台の移動を検出しない場
合、制御部106は、パルス出力を停止し(ステップS
6)、確認表示を点灯させ(ステップS7)、さらに、
光学モータ102を直前に回転していた方向とは反対の
方向に回転、つまり順回転させるパルス出力を開始し、
原稿台ユニット90は右進を開始する(ステップS
8)。
【0035】制御部106は、原稿台移動検出センサ1
01が原稿台の移動を検出している間、HPセンサ10
0が原稿台のHPを検知するまで、順回転パルスを出力
し続ける(ステップS9、S10)。HPセンサ100
が原稿台のHPを検知すると、パルス出力を停止し、原
稿台ユニット90を停止する(ステップS11)。も
し、制御部106が、光学モータ102を順回転させる
パルス出力しているにも拘らず、原稿台移動検出センサ
101が原稿台の移動を検出しない場合、制御部106
は、パルス出力を停止し(ステップS12)、異常表示
を点灯させ(ステップS13)、確認表示を消灯する
(ステップS14)。
【0036】この前動作b)が確認表示点灯または、異
常表示点灯で終了した場合は、以降の走査動作c)、後
動作d)は行わず、確認表示点灯で終了した場合は、ス
テップS1のコピースタートキー押下待ちのスタンバイ
状態に移行する。異常表示点灯で終了した場合は、装置
の電源オフ以外の動作は行わない。
【0037】次に、上記前動作の次動作であるc)SP
からEPに右進する走査動作について、図5の走査動作
のシーケンスフローチャートを用いて説明する:上記前
動作b)により、原稿台ユニット90は、SPに位置
し、装置は、原稿走査開始許可待ちの状態にある(ステ
ップS15)。原稿走査開始が許可されると、制御部
は、光学モータ102を順回転させるパルス出力を開始
し(ステップS16)、原稿台ユニット90は右進を開
始する。制御部106は、原稿台移動検出センサ101
が原稿台の移動を検出している間、HPセンサ100が
原稿台のHPを検知するまで、順回転パルスを出力し続
ける(ステップS17、S18)。
【0038】もし、制御部106が、原稿台のHPを検
知する前に、光学モータ102を順回転させるパルス出
力しているにも拘らず、原稿台移動検出センサ101が
原稿台の移動を検出しない場合、制御部106は、パル
ス出力を停止し(ステップS19)、異常表示を点灯さ
せる(ステップ20)。HPセンサ100が原稿台のH
Pを検知後も、制御部106は、原稿台移動検出センサ
101が原稿台の移動を検出している間、所定パルス数
出力するまで、順回転パルスを出力し続ける(ステップ
S21、S22)。所定パルス数出力すると、パルス出
力を停止し、原稿台ユニット90を停止する(ステップ
S23)。この停止位置が原稿走査の終了位置であるE
Pであり、本動作を以て、SPからEP移動する走査動
作は正常終了する。
【0039】もし、制御部106が、原稿台のHPを検
知後、光学モータ102を順回転させるパルス出力して
いるにも拘らず、原稿台移動検出センサ101が原稿台
の移動を検出しない場合、制御部106は、パルス出力
を停止し(ステップS24)、確認表示を点灯させ(ス
テップS25)、さらに、光学パルス102を直前に回
転していた方向とは反対の方向に回転、つまり逆回転さ
せるパルス出力を開始し、原稿台ユニット90は左進を
開始する(ステップS26)。制御部106は、原稿台
移動検出センサ101が原稿台の移動を検出している
間、HPセンサが原稿台のHPを検知するまで、逆回転
パルスを出力し続ける(ステップS27、S28)。H
Pセンサ100が原稿台のHPを検知すると、パルス出
力を停止し、原稿台ユニット90を停止する(ステップ
S29)。
【0040】もし、制御部106が、光学モータ102
を逆回転させるパルス出力しているにも拘らず、原稿台
移動検出センサ101が原稿台の移動を検出しない場
合、制御部106は、パルス出力を停止し(ステップS
30)、異常表示を点灯させ(ステップS31)、確認
表示を消灯する(ステップS32)。
【0041】この走査動作c)が、確認表示点灯また
は、異常表示点灯で終了した場合は、以降の後動作d)
は行わず、確認表示点灯で終了した場合は、前動作b)
のステップS1(図4)のコピースタートキー押下待ち
のスタンバイ状態に移行する。異常表示点灯で終了した
場合は、装置の電源オフ以外の動作は行わない。
【0042】次に、上記走査動作c)の動作であるd)
EPからHPに左進する後動作について、図6の後動作
d)のシーケンスフローチャートを用いて説明する:上
記走査動作c)により、原稿台ユニット90は、EPに
位置し、装置は、即座に後動作を開始する。制御部10
6は、光学モータ103を逆回転させるパルス出力を開
始し(ステップS33)、原稿台ユニット90は左進を
開始する。制御部106は、原稿台移動検出センサ10
1が原稿台の移動を検出している間、HPセンサ100
が原稿台のHPを検知するまで、逆回転パルスを出力し
続ける(ステップS34、S35)。HPセンサ100
が原稿台のHPを検知した後、全コピーが終了している
場合、制御部106は、パルス出力を停止し、原稿台ユ
ニット90を停止する(ステップS36、S37)。本
動作を以て、EPからHP移動する後動作は正常終了す
る。
【0043】連続コピー中で、全コピーが終了していな
い場合、a)前動作のステップS3から繰り返す(ステ
ップS36)。もし、制御部106が、原稿台のHPを
検知する前に、光学モータ102を逆回転させるパルス
出力しているにも拘らず、原稿台移動検出センサ101
が原稿台の移動を検出しない場合、制御部106は、パ
ルス出力を停止し(ステップS38)、異常表示を点灯
させる(ステップS39)。
【0044】この後動作d)が正常終了した場合は、前
動作b)のステップS1(図4)のコピースタートキー
56押下待ちのスタンバイ状態に移行する。異常表示点
灯で終了した場合は、装置の電源オフ以外の動作は行わ
ない。
【0045】最後に、a)電源投入後の初期動作につい
て、図7の初期動作a)のシーケンスフローチャートを
用いて説明する:上述のように、本装置は、原稿台ユニ
ット90がHPにあることを前提に前動作b)を開始
し、順次、走査動作c)、後走査d)を行うため、前動
作b)を行う前に、原稿台ユニット90がHPに位置し
ていることが必要である。このため、電源投入後の初期
動作は、原稿台ユニット90をHPに移動することを目
的として動作する。
【0046】まず、電源投入後、既にHPセンサ100
が、原稿台ユニット90がHPに位置していることを検
出した場合は、何の動作も行わず、初期動作は正常終了
する(ステップS40)。
【0047】HPセンサ100が原稿台のHPを検出し
ていない場合、原稿台ユニット90がHPの左方に位置
しているか右方に位置しているか判別できないが、暫定
的に、制御部106は、光学モータ102を順回転させ
るパルス出力を開始し(ステップS41)、原稿台ユニ
ット90は右進を開始する。制御部106は、原稿台移
動検出センサ101が原稿台の移動を検出している間、
HPセンサ100が原稿台のHPを検出するまで、順回
転パルスを出力し続ける(ステップS42、S43)。
HPセンサ100が原稿台のHPを検出すると、パルス
出力を停止し、原稿台ユニット90を停止する(ステッ
プS44)。本動作を以ても、初期動作a)は正常終了
する。
【0048】もし、制御部106が、光学モータ102
を順回転させるパルス出力しているにも拘らず、原稿台
移動検出センサ101が原稿台の移動を検出しない場
合、制御部106は、パルス出力を停止し(ステップS
45)、光学モータ102を直前に回転していた方向と
は反対の方向に回転、つまり、順回転させるパルス出力
を開始し、原稿台ユニット90は左進を開始する(ステ
ップS46)。ステップS41にて、暫定的に原稿台が
HPから離れる方向に移動していた場合は、この反転に
より、HPに向かう方向に移動を開始する。制御部10
6は、原稿台移動検出センサ101が原稿台の移動を検
出している間、HPセンサ100が原稿台のHPを検知
するまで、逆回転パルスを出力し続ける(ステップS4
7、S48)。HPセンサ100が原稿台のHPを検知
すると、パルス出力を停止し、原稿台ユニット90を停
止する(ステップS44)。本動作を以ても、初期動作
a)は正常終了する。
【0049】もし、制御部106が、光学モータ102
を逆回転させるパルス出力しているにも拘らず、原稿台
移動検出センサ101が原稿台の移動を検出しない場
合、制御部106は、パルス出力を停止し(ステップS
49)、異常表示を点灯させる(ステップS50)。
【0050】この初期動作a)が正常終了した場合は、
前動作b)のステップS1(図4)のコピースタートキ
ー押下待ちのスタンバイ状態に移行する。異常表示点灯
で終了した場合は、装置の電源オフ以外の動作は行わな
い。
【0051】なお、この初期動作a)中は、上述の前動
作b)、走査動作c)、後動作d)のような確認表示は
行わない。
【0052】上述のように、原稿台がHPから離れる方
向に移動している時(つまり、原稿台の左端または右端
が装置から離れる方向に移動している場合で、比較的、
遮蔽物に突き当たる可能性がある時)に、原稿台が移動
できなくなった場合、原稿台を反転動作することによ
り、原稿台をHPに移動することが可能である。
【0053】また、原稿台が移動できなくなった時、
1)その原因が外的要因である可能性が低いHP方向へ
の移動の場合や、HPから離れる方向への移動で、か
つ、反転方向のHPに移動できない場合と、2)外的要
因の可能性の高いHPから離れる方向への移動で、か
つ、反転方向のHPに移動可能な場合とを区別して表示
することにより、使用者に停止原因が外的要因の可能性
があることを表示することが可能である。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複写機等の画像形成装置が、原稿走査が原因で生じた外
的要因で停止し、使用者が外的要因を除去するだけで、
再度正常動作が可能な場合、使用者が原稿台を初期位置
に移動させる必要がない。また、停止原因が外的要因の
可能性があることを表示することにより、再度正常に動
作させるために、使用者が費やす時間を削減することが
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の画像形成装置の概要断面構成図
【図2】 操作パネル正面図
【図3】 原稿台ユニット移動制御構成ブロック図
【図4】 原稿台ユニット前動作b)シーケンスフロー
チャート
【図5】 原稿台ユニット走査動作c)シーケンスフロ
ーチャート
【図6】 原稿台ユニット後動作d)シーケンスフロー
チャート
【図7】 原稿台ユニット初期動作a)シーケンスフロ
ーチャート
【符号の説明】
90 原稿台ユニット 100,29 ホームポジションセンサ 101,91 原稿台移動検出センサ 102,26 光学ステッピングモータ 103 表示部 104 確認表示 105 異常表示 106,80 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 茂木 裕史 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 北原 聡彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 小河原 敏 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 渡辺 直人 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿走査手段と、この原稿走査手段を第
    一の方向または第二の方向に駆動する駆動手段と、前記
    原稿走査手段の移動を検出する移動検出手段と、前記原
    稿走査手段が所定の位置にあることを検出する位置検出
    手段とを有し、 前記駆動手段が前記原稿走査手段を駆動している間に、
    前記移動検出手段が前記原稿走査手段の移動を検出しな
    い場合で、かつ、前記駆動手段の駆動方向が、前記位置
    検出手段が検出可能な所定位置より離れる方向である場
    合は、前記駆動手段は、前記原稿走査手段を直前に駆動
    していた方向とは他方向に駆動し、前記原稿走査手段を
    前記位置検出手段が検出可能な所定位置に移動すること
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 原稿走査手段と、この原稿走査手段を第
    一の方向または第二の方向に駆動する駆動手段と、前記
    原稿走査手段の移動を検出する移動検出手段と、前記原
    稿走査手段が所定の位置にあることを検出する位置検出
    手段と、第一の表示及び第二の表示を行う表示手段とを
    有し、 前記駆動手段が前記原稿走査手段を駆動している間に、
    前記移動検出手段が前記原稿走査手段の移動を検出しな
    い場合、前記表示手段は第一の表示を行い、 かつ、前記駆動手段の駆動方向が、前記位置検出手段が
    検出可能な所定位置より離れる方向である場合、前記駆
    動手段は、前記原稿走査手段を直前に駆動していた方向
    とは他方向に駆動して、前記原稿走査手段を前記位置検
    出手段が検出可能な所定位置に移動し、もし、前記位置
    検出手段が前記原稿走査手段が所定位置に移動したこと
    を検出しない場合は、第二の表示を行うことを特徴とす
    る画像形成装置。
  3. 【請求項3】 電源投入後、初めて前記位置検出手段が
    前記原稿走査手段が所定の位置にあることを検出するま
    では、前記表示手段の第一の表示を行わないことを特徴
    とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動手段が前記原稿走査手段を駆動
    している間に、前記移動検出手段が前記原稿走査手段の
    移動を検出しない場合で、かつ、前記駆動手段の駆動方
    向が、前記位置検出手段が検出可能な所定位置より離れ
    る方向である場合は、前記駆動手段は、前記原稿走査手
    段を直前に駆動していた方向とは他方向に駆動し、前記
    原稿走査手段を前記位置検出手段が検出可能な所定位置
    に移動した後、装置は画像形成開始待ち状態になること
    を特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の画像
    形成装置。
JP9103347A 1997-04-21 1997-04-21 画像形成装置 Withdrawn JPH10293363A (ja)

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JP9103347A JPH10293363A (ja) 1997-04-21 1997-04-21 画像形成装置

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