JPH11133789A - 定着装置および画像形成装置 - Google Patents

定着装置および画像形成装置

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JPH11133789A
JPH11133789A JP29737697A JP29737697A JPH11133789A JP H11133789 A JPH11133789 A JP H11133789A JP 29737697 A JP29737697 A JP 29737697A JP 29737697 A JP29737697 A JP 29737697A JP H11133789 A JPH11133789 A JP H11133789A
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JP
Japan
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film
contact
heating element
fixing device
fixing
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JP29737697A
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English (en)
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慎一 ▲高▼田
Shinichi Takada
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発熱体とフィルムとの当接を改善し、定着性
が良好で高寿命の定着装置を提供する。 【解決手段】 無端回動するフィルムに発熱抵抗体を有
する発熱体が当接し、加圧手段により前記フィルムを前
記発熱体に加圧接触させ、前記発熱体に当接したフィル
ムと加圧手段の間を通過する転写材に担持したトナー像
を前記転写材に定着させる定着装置において、前記発熱
体と前記フィルムの当接を解除する当接解除手段と、非
定着動作期間には、前記発熱体と前記フィルムの当接を
解除するように前記当接解除手段を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は定着装置および画像
形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機等の画像形成装置におい
て、トナー画像を転写材に定着する定着方式として、S
URF定着方式がある。図5にSURF定着方式の構成
の一例を示す。
【0003】エンドレスのフィルム47は、回転駆動力
を有する駆動ローラ35と、テンションローラ45と、
発熱体43に巻回され、発熱体43に当接し、駆動ロー
ラ35に追従し図中矢印の方向に回転する。また、加圧
ローラ44は、発熱体43の直下にて、フィルム47を
加圧しながら回転する。トナー像を載せた転写材は、図
中Aの方向から加圧ローラ44とフィルム47の間に搬
送され定着される。
【0004】上述の様なSURF定着方式においては、
公知のように比較的短時間で発熱体43を定着可能な温
度まで昇温させることが可能なため、画像形成が可能な
スタンバイ状態においては常に発熱体43への通電を行
ってはいないものの、転写材が定着装置を通過中に確実
に定着させるため、転写材が通過する以前から発熱体4
3に通電し、予め所定の温度に保持させている。また、
発熱体43とフィルム47の熱融着を防止するため、発
熱体43への通電中、フィルム47を終始回転させ続け
ている。また、逆にフィルム47の非回転中は、発熱体
43に通電することはできない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来例において、定着装置に転写材が非通過の状態で
あっても、発熱体43への通電が行われているとフィル
ム47を回動させているため、長時間動作を続けた場
合、フィルムと発熱体の当接面にて摩耗が発生し、定着
不良やフィルム47を回転させる回転トルクの上昇が生
じ、定着器の寿命を短くする可能性があった。
【0006】本出願に係る発明の目的は、発熱体とフィ
ルムとの当接を改善し、定着性が良好で高寿命の定着装
置およびこの定着装置を備えた画像形成装置を提供しよ
うとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を実現する
定着装置の第1の構成は、無端回動するフィルムに発熱
抵抗体を有する発熱体が当接し、加圧手段により前記フ
ィルムを前記発熱体に加圧接触させ、前記発熱体に当接
したフィルムと加圧手段の間を通過する転写材に担持し
たトナー像を前記転写材に定着させる定着装置におい
て、前記発熱体と前記フィルムの当接を解除する当接解
除手段と、非定着動作期間には、前記発熱体と前記フィ
ルムの当接を解除するように前記当接解除手段を制御す
る制御手段とを有するものである。
【0008】本発明の目的を実現する定着装置の第2の
構成は、前記制御手段は、前記当接解除手段が発熱体と
前記フィルムの当接を解除している期間には、前記フィ
ルムを回動させる駆動手段を駆動しないように制御する
ものである。
【0009】本発明の目的を実現する定着装置の第3の
構成は、前記制御手段は、前記当接解除手段の非動作時
において、前記発熱体への通電時に前記フィルムを回動
させる駆動手段を駆動するように制御するものである。
【0010】本発明の目的を実現する定着装置の第4の
構成は、前記制御手段は、前記当接解除手段の非動作時
において、前記フィルムを回動させる駆動手段の非駆動
状態で、前記発熱体に通電しないように制御するもので
ある。
【0011】本発明の目的を実現する定着装置の第5の
構成は、前記制御手段は、非画像形成動作期間におい
て、前記当接解除手段を非動作とするように制御するも
のである。
【0012】本発明の目的を実現する画像形成装置の構
成は、上記したいずれか一つの定着装置を備えたもので
ある。
【0013】上記した各構成の定着装置及び画像形成構
成では、発熱体とフィルムの当接時間を短くし、定着装
置の高寿命化が図れる。
【0014】さらには、当接解除手段が発熱体とフィル
ムの当接を解除している期間には、駆動手段を駆動しな
いように制御し、さらには、発熱体とフィルムが当接
し、発熱抵抗体に通電されている期間においては、必ず
駆動手段を駆動するように制御し、さらには、発熱体と
フィルムが当接し、駆動手段が駆動していない期間にお
いては、発熱抵抗体に通電しないようにすることによ
り、発熱体とフィルムが熱融着することなく、効果的に
発熱体とフィルムの当接時間を短くすることが可能とな
った。
【0015】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)図1は本発明の第1の実施の形態
を示す画像形成装置の概略断面図である。
【0016】図において、駆動系は、給紙部、搬送部、
感光体、定着部を駆動するメイン駆動系と、負荷となる
光学系を駆動する光学駆動系に分離されている。メイン
駆動源にはACシンクロナスモーター25、光学駆動源
(画像を読みとるための機構を含む)にはステッピング
モーター26を採用している。80はコントローラ部
で、マイクロコンピュータQ1、拡張IC部等を含む駆
動回路を備えている。
【0017】給紙方式はカセット23からの給紙とマル
チ手差し24からの給紙が選択できる。カセット23か
ら給紙の場合、カセット23の有無を検知するスイッチ
及びカセット23のサイズを検知するスイッチ群31と
カセット23内の紙の有無を検知するスイッチ37によ
り状態が管理されており、上記スイッチで異常を検出し
た場合に、後述する表示部に表示する。マルチ手差しの
場合、手差し部24の状態を検知するスイッチ33によ
って状態を管理し、異常を検出すると後述する表示部に
表示する。
【0018】感光体12は向かって時計方向に回転し、
一次帯電器13によって帯電され、画像光により露光さ
れ、現像ユニット15のトナーにて現像され、転写ユニ
ット部14で給紙部より送られてきた転写紙に画像を転
写する。転写後の感光体12はクリーニングユニット3
8によって残留トナーを取り除かれ、また、前露光ラン
プ16により残留電位が除電され、再び画像形成が行わ
れると言うプロセスが繰り返される。画像が転写された
転写紙は搬送ユニット20の搬送ベルト上にのって、定
着ユニット21に送られる。
【0019】定着ユニット21は、駆動ローラ35、テ
ンションローラ45、加圧ローラ44の3個のローラか
ら構成されている。ヒーターにはセラミック基板上に抵
抗体を印刷したヒーター43を用い、このヒーター43
は耐熱性のプラスチックサポータ42にサポートされて
いる。さらにプラスチックサポータ42には金属のステ
ーを取付、強固にしている。
【0020】そして、駆動ローラ35、テンションロー
ラ45、ヒーター43にエンドレスのフィルム47が巻
回されている。前記金属ステーには温度検出素子(サー
ミスタ)41が取り付けてあり、温度検出素子41は直
接ヒーター43の裏面に接触させてある。もう一つの温
度検出素子48も、温度検出素子41と同様に金属ステ
ーに取付てある。
【0021】ヒーター43、プラスチックサポータ4
2、金属ステーで構成されているヒーター部とエンドレ
スフィルム47が加圧ローラ44に加圧している。また
逆に、ヒーター部とエンドレスフィルム47が当接しな
いようにヒーター部を移動させるリフトソレノイド10
0も有しているが、構成および動作の詳細については後
述する。
【0022】定着ユニット21を通過した紙は排紙ロー
ラ22によって定着ユニット21から排出され.排紙ト
レー39上に納められる。また、排紙センサ34は転写
紙が定着ユニット21を正常に通過したか否かを検知す
るセンサである。
【0023】本装置は光学駆動部のステッピングモータ
ー26によって、ズームレンズ8の位置制御、及びラン
プ系4〜7の速度制御による多段階の倍率選択機能、ま
た原稿ガラス3面におかれた原稿の反射光を検知する光
センサ40によって自動的に濃度選択を行う機能、外部
装置(図示しない)との接続による(通信手段を有す
る)複写倍率の自動選択機能、また、万が一紙詰まりな
どの異常が発生した時の各種状態、例えば残り枚数、倍
率値、異常情報等を記憶するメモリバックアップ機能、
さらにはステッピングモーター26によって露光ランプ
4の位置を制御することによるページ連写機能、また、
さらには現像ユニット15を交換することにより複数の
色画像が形成可能で、現像ユニット15の交換を検知す
るスイッチ36を設けることにより、この状態によって
制御を切り替える機能等を有している。
【0024】次に本装置の動作説明をする。
【0025】本装置の電源コード(図示しない)は所定
の電源に接続される。図2は本装置の操作パネルであ
り、図1の上面に配置される。電源スイッチ51の1側
を押すと本装置に電源が供給されると同時に電源表示ラ
ンプ52が点灯表示される。
【0026】電源投入時、操作パネルの表示は標準モー
ドとして以下の様に設定されている。枚数表示器59は
1を表示、倍率表示器67は等倍率表示、自動濃度調整
表示器76のAが点灯する。
【0027】また、スタートキー56の表示部は電源投
入時の初期設定(レンズを等倍位置に移動させる等)の
時、及びコピー中に赤色表示となっており、通常緑色表
示で複写動作可能であることを示す。
【0028】なお、定着ユニット21の温調温度は、現
像ユニット15の種類によって異なり、現像ユニット1
5に設けたスイッチ36により現像ユニット15の種類
を判別して設定温度を切り換える。
【0029】次に電源投入後の光学駆動系の動作に関し
て説明する。露光ランプ系4〜7は原稿ガラス3上の原
稿を図1の左端から右方向に走査移動し、原稿画像を第
1ミラー5、第2ミラー6、第3ミラー7、ズームレン
ズ8、第4ミラー9、第5ミラー10、第6ミラー11
を介して感光体12への原稿露光を実行する。つまり、
移動の開始点を左端に設定する。この位置をホームポジ
ション(H.P)と呼ぶ。H.Pを検出するためにH.
Pセンサ29が設けられている。電源投入時において、
H.Pセンサが露光ランプ4の位置を検出していない場
合、マイクロコンピュータQ1による制御部は、ステッ
ピングモーター26を回転制御して露光ランプユニット
をH.P側に移動する。
【0030】露光ランプユニット4〜7がH.Pに位置
している場合には、ステッピングモーター26はズーム
レンズユニット8を移動する。前述したように電源投入
時は標準モードとして等倍率値が選択される。またズー
ムレンズのホームポジション(Z.H.P)は等倍位置
に設定してあるので、電源投入時ズームレンズ8の位置
がZ.H.Pに対してどちら側にあるのか不明である。
そこで、電源が切られる前に、ズームレンズ8の位置が
Z.H.Pに対してどちらにあるのかを記憶する不揮発
性メモリに格納しておく。
【0031】ズームレンズ8はZ.H.Pセンサを基準
位置としてレンズ位置がZ.H.Pセンサの位置にある
場合は等倍で、Z.H.Pより光学系H.P側にある場
合は拡大であり、逆にある場合は縮小である。拡大率2
00%から縮小率50%の範囲内において位置制御を行
っている。
【0032】ズームレンズ駆動開始時においてはZ.
H.Pの状態によって以下の様に動作がわかれる。
【0033】(1)Z.H.Pセンサによってズームレ
ンズ8の位置が検知されている場合 :一度ズームレンズ8を光学系H.P側に移動し、
Z.H.Pセンサが検知しない範囲に出して停止。
【0034】:右側に移動しZ.H.Pセンサが検知
した時点から所定の距離移動して停止。
【0035】(2)Z.H.Pセンサによってズームレ
ンズ8の位置が検知されていない場合不揮発性メモリに
記憶してあるズームレンズ8の位置によりズームレンズ
の移動方向(Z.H.Pセンサ側)を決定し、ズームレ
ンズを移動させる。
【0036】(a):右側に移動させる場合 Z.H.Pセンサが検知した時点から所定の距離移動し
て停止。
【0037】(b):左側に移動させる場合 一度ズームレンズ8を光学系H.P側に移動し、Z.
H.Pセンサが検知しない範囲に出して停止。
【0038】(c):右側に移動しZ.H.Pセンサが
検知した時点から所定の距離移動して停止。
【0039】上記動作はギヤ類のバッククラシュによる
設定位置誤差を防ぐために必要な制御である。この時点
で露光ランプユニット4〜7はH.Pセンサー29の位
置に位置している。そこで、ステッピングモーター26
は露光ランプユニット4〜7を右方向に移動させる方向
に回転させる。この結果、露光ランプユニット4〜7が
H.Pセンサ29から外れた時点で回転を停止し、再度
逆方向に回転させH.Pセンサ29を検知後に所定位置
で停止する。
【0040】以上説明した光学駆動系の初期動作の終了
によって本装置の複写動作準備は完了する。
【0041】次にカセット23からの給紙による複写動
作を説明する。
【0042】コピースタートキー56が押されると、カ
セットサイズを検知するスイッチ群31の入力信号によ
る転写紙サイズデータ、置数キー54によって設定され
る枚数データ、倍率選択キー61,62,64,65,
66による倍率データ、その他各種のモード選択手段に
よるデータに基づいて複写動作がスタートする。
【0043】コピースタートキー56を受け付けると、
表示は緑色から赤色に切り変わり、置数キー54、倍率
キー61,62,64,65,66等のモード切り替え
キーは入力禁止される。メイン駆動モーター25が回転
開始し、給紙送りローラ18、感光体12、搬送ユニッ
ト20、定着ユニット21等へ駆動力が伝達される。メ
イン駆動モーター25の回転開始から0.5sec後に
給紙ソレノイド(図示せず)が動作し、それに伴って給
紙ローラ17が回転し、カセット23内の転写紙を給紙
送りローラ18方向に送り出す。給紙ローラ17の転写
紙送り量はカセットサイズデータによって制御される。
つまり転写紙が所定値より大きい場合、送り量を多くす
る。転写紙が給紙送りローラ18に達すると転写紙は、
この給紙送りローラ18によってレジストローラ19ま
で送られ到達した時点で停止している。給紙送りローラ
18とレジストローラ19との間に設置されている手差
しスイッチ33は転写紙の送り状態を検知する。
【0044】転写紙が給紙路上を送られてレジストロー
ラ19に到達するまでの所定のタイミングにおいて、露
光ランプユニット4〜7の原稿走査開始が許可される。
この時、露光ランプはH.Pセンサ29によって検知さ
れる位置にある。更に詳しく述べると、初期動作時ない
しはコピー動作の後進時において、H.Pセンサを検知
した位置から、その時点での選択倍率に応じた距離だけ
後進した位置で停止している。
【0045】原稿走査の開始により、光学系駆動源であ
るパルスモータ26は、露光ユニット4〜7が前進する
方向(右方向)に、選択された倍率値に応じた駆動パル
スレートに到達するまで、パルスレートは漸増する(ス
ローアップ制御と呼ぶ)。つまり、移動速度は徐々に加
速され目標速度に到達することになる。
【0046】露光ユニット4〜7の走査距離はカセット
サイズデータ、倍率データ等に応じて所定の距離を移動
し、目標位置に達した時点でパルスレートを漸減し(ス
ローダウン制御と呼ぶ)停止後、再びH.Pセンサ29
方向にスローアップ制御及び低速制御し後進させる。そ
してH.Pセンサ29を検知した時点で、選択されてい
る倍率に応じた位置に停止させる為のスローダウン制御
が行われ露光ユニット4〜7は停止する。
【0047】本発明は、上述の画像形成装置に使用され
ている定着ユニット21に関するものであり、その実施
の形態の構成および動作の詳細を示す。
【0048】図3は、定着ユニット21の構成図、およ
び構成断面図である。
【0049】101はヒーター部であり、セラミック基
板上に抵抗体を印刷したヒーター43が耐熱性のプラス
チックサポーター42にサポートされている。駆動ロー
ラ35、テンションローラ45、ヒーター部101に
は、エンドレスのフィルム47がかけられており、ヒー
ター部とエンドレスフィルム47が加圧ローラ44に加
圧している。102は、リフトソレノイドであり、この
ソレノイドがONするとヒーター部101とエンドレス
フィルム47の接触が解除されるように動作するように
構成されている。つまり、プラスチックサポータ42は
リフトソレノイドに接続されており、ソレノイドがON
すると図中上方に移動する。このためプラスチックサポ
ータ42およびヒーター43が上方に移動し、エンドレ
スフィルム47との接触が解除される。
【0050】なお、駆動ローラ35の駆動制御、ヒータ
ー43の通電制御、リフトソレノイド102のON/O
FFは、画像形成制御同様、コントローラ部80内のマ
イクロコンピューターQ1によって制御される。
【0051】次に、複写動作中の定着ユニットの制御方
法について、図4のフローチャートを用いて説明する。
【0052】通常は、コピースタートキー待ちのスタン
バイ状態にあり、ヒーターは通電されておらず、リフト
ソレノイドはOFFされてヒーター部とフィルムは接触
している。
【0053】この状態で、コピースタートキー56が押
下されると(ステップ1)、リフトソレノイドをONし
てヒーター部とフィルムの接触を解除した後(ステップ
2)、ヒーター43に通電を開始し、所定温度にて温調
する(ステップ3)。
【0054】転写紙が定着ユニット直前の所定位置に到
達すると(ステップ4)、リフトソレノイド102をO
FFしてヒーター部101とフィルム47を接触させ
(ステップ5)、その直後から駆動ローラを駆動させる
(ステップ6)。
【0055】転写紙が定着ユニットを通過したら(ステ
ップ7)、駆動ローラを停止し(ステップ8)、その直
後からリフトソレノイド102をONし、ヒーター部1
01とフィルム47の接触を解除する(ステップ9)。
【0056】全ての複写動作が終了しているか否かを判
断し(ステップ10)、全ての複写動作が終了していな
い場合はステップ4に戻り、次の転写紙が定着ユニット
直前の所定位置に到達することを待ってステップ4以下
の動作を繰り返す。また全ての複写動作が終了した場合
は、ヒーターへの通電を停止し(ステップ11)、所定
時間経過後リフトソレノイド102をOFFし(ステッ
プ12)、スタンバイ状態に戻る。
【0057】なお、リフトソレノイド102のOFFか
ら駆動ローラ35を駆動するまでの時間、および、駆動
ローラ35の停止からリフトソレノイド102をONす
るまでの時間、およびヒーター43への通電停止からリ
フトソレノイド102をOFFするまでの時間は、エン
ドレスフィルム47とヒーター43が熱融着しないよう
に予め決められた時間である。
【0058】上述の様に動作することにより、発熱抵抗
体(発熱体)43とフィルム47が熱融着することな
く、効率的に発熱体43とフィルム47の当接時間を短
くすることが可能となり、発熱体43およびフィルム4
7の延命化を図ることが可能となる。
【0059】
【発明の効果】請求項1〜5に係る定着装置および請求
項6に係る画像形成装置によれば、発熱体とフィルムが
熱融着することなく、効率的に発熱体とフィルムの当接
時間を短くすることにより、発熱体とフィルムの摩耗時
間を減少させ、定着装置の高寿命化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の画像形成装置の構成を示
す概略図。
【図2】図1の画像形成装置の操作パネルの正面図。
【図3】図1の画像形成装置の定着装置の斜視図。
【図4】図1の画像形成装置の定着装置の動作を示すフ
ローチャート。
【図5】従来の定着装置の斜視図。
【符号の説明】
35…駆動ローラ 42…プラスチックサポーター 43…発熱体 44…加圧ローラ 45…テンションローラ 47…エンドレスフィルム 21…定着ユニット 101…ヒーター部 102…リフトソレノイド

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無端回動するフィルムに発熱抵抗体を有
    する発熱体が当接し、加圧手段により前記フィルムを前
    記発熱体に加圧接触させ、前記発熱体に当接したフィル
    ムと加圧手段との間を通過する転写材に担持したトナー
    像を前記転写材に定着させる定着装置において、 前記発熱体と前記フィルムの当接を解除する当接解除手
    段と、非定着動作期間には、前記発熱体と前記フィルム
    の当接を解除するように前記当接解除手段を制御する制
    御手段とを有することを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記当接解除手段が発
    熱体と前記フィルムの当接を解除している期間には、前
    記フィルムを回動させる駆動手段を駆動しないように制
    御することを特徴とする請求項1記載の定着装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記当接解除手段の非
    動作時において、前記発熱体への通電時に前記フィルム
    を回動させる駆動手段を駆動するように制御することを
    特徴とする請求項1または2記載の定着装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記当接解除手段の非
    動作時において、前記フィルムを回動させる駆動手段の
    非駆動状態で、前記発熱体に通電しないように制御する
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載の定着装
    置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、非画像形成動作期間に
    おいて、前記当接解除手段を非動作とするように制御す
    ることを特徴とする請求項1、2、3または4記載の定
    着装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか一つに記載
    の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010108005A (ja) * 1999-10-26 2010-05-13 Panasonic Corp 画像形成装置

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JP2010108005A (ja) * 1999-10-26 2010-05-13 Panasonic Corp 画像形成装置

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