JP2004258581A - 定着部の用紙巻き付き検知方式 - Google Patents

定着部の用紙巻き付き検知方式 Download PDF

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JP2004258581A
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roll
temperature
temperature sensor
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fixing part
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JP2003052150A
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Kazuhiko Kawasaki
川崎  和彦
Tatsuo Matsuda
達夫 松田
Yoshikatsu Tsuji
善克 辻
Masami Takeshita
雅美 竹下
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Ricoh Printing Systems Ltd
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Hitachi Printing Solutions Inc
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Abstract

【課題】本発明は、定着部内の回転ロールに巻き付いた用紙を早期に発見し、巻き付いた用紙によって他の部材に対する損傷や用紙片の落下などを無くし、ジャム時の修復を容易にし、ジャム発生後の2次的な障害を防ぐことを課題とする。
【解決手段】本発明は、加熱体を内蔵または加熱機能を有し、その表面温度を所望の温度に制御可能で回転ロールと、該回転ロールの表面温度を検知する接触式温度センサ及び非接触式温度センサとをするカット紙印刷装置等の定着部において、装置の電源投入時や用紙ジャム等の発生後等に回転ロールの温度を均一にするために回転ロールを回転させる際、前記接触式温度センサと前記非接触式温度センサによって前記回転ロールの表面温度を検知し、前記両センサによる検知温度差が一定値を越えた場合は回転ロールへの用紙巻き付きと判断することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンタ等のカット紙印刷装置における定着部の用紙巻き付き検出方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
定着部への用紙巻き付き防止する技術は、種々提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3参照。)。
【0003】
図2は、カット紙印刷装置(以下プリンタと表示する)において、用紙ジャムの発生後電源切断、投入から用紙の巻き付きを確認するまでの従来例のタイミングチャートを示し、図3は、プリンタの定着機構部の概略構成例を示す。
【0004】
図2において、ヒートロール温度は温度をアナログ値(℃)で示し、その他の信号はデジタル信号であり意味有りで”1”となる。ヒートロール1に用紙6が巻き付く用紙ジャムが発生した場合、ヒータランプ2の駆動が停止すると共に、ヒートロール1の回転が停止(ヒータランプ駆動信号が”0”及びヒートロール回転信号が”0”になる)し、印刷が停止する(印刷信号が”0”になる)。その後、プリンタの電源が切断され、しばらく後にプリンタの電源が投入される(プリンタ電源ON信号が 0”→”1”になる)とヒータランプ駆動回路8は、制御回路9からのヒータランプ駆動信号を受信(ヒータランプ駆動信号が“1”になる)し、ヒータランプ2に通電する。これによりヒートロール1は暖められ、初期温度であるd(℃)から上昇する。ヒートロール1が印刷中に一定に保たれる規定温度であるa(℃)に達した時点でプリンタは印刷待機状態となり、その後、図示しない上位装置からの印刷開始信号を受信し、印刷動作を開始する。
【0005】
図3において、接触式温度センサ4はヒートロール1端部に接触し、用紙6の通過しない部分の対向位置に実装されており、接触式温度センサ支持部材7に支持されている。尚、プリンタが印刷中は接触式温度センサ支持部材7がある角度回転し、接触式温度センサ4はヒートロール1に接触していない状態になる。一方、非接触式温度センサ5はヒートロール1のほぼ中央部の温度を検知する位置に配置され、用紙6が通過する部分に対向している。
【0006】
接触式温度センサ4と非接触式温度センサ5によって、ヒートロール1表面の温度を検知し、各センサからの信号は制御回路9に取り込まれ、制御回路9によってセンサからの信号を認識し、ヒータランプ2への通電を行なうか否かの判断を行なう。
【0007】
制御回路9によって、ヒータランプ2への通電が必要であると判断された場合には、ヒータランプ駆動回路8に送信するヒータランプ駆動信号が”1”となり、ヒートロール1の温度が上昇する。
【0008】
上位装置からの印刷開始信号である印刷信号が”1”になるとヒートロール回転信号が”1”となり、ヒートロール2が回転する。ヒートロール2が回転する時に用紙巻きつき確認信号を”1”とし、接触式温度センサ4と非接触式温度センサ5からの温度差を検知する。図2の場合は、ヒートロール1に用紙6が巻き付いている場合であり、一定以上の温度差があると想定され、ヒートロール1に用紙6が巻き付いていると認識し、障害を報告する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従来、定着部への用紙巻き付き検知装置においては、ヒートロールが印刷時の制御温度である規定温度に達し、印刷動作を開始してから検出していた。これにより、用紙が定着部に巻き付いた状態でヒートロールの温度を上昇させるため、正常にヒートロール温度を検出出来ず、ヒートロール温度が規定温度よりも上昇してしまう場合があった。また、定着部に巻き付いた用紙が定着部周辺に実装されたセンサや用紙巻き付き防止用の部材に衝突し、部材を変形させたり、用紙が大きく内部に入り込んでしまうことで、プリンタの操作者が用紙を取り出す際に用紙の破片が定着部内に落下して用紙の取り出しが困難になる場合があった。
【0010】
本発明の目的は、定着部内の回転ロールに巻き付いた用紙を早期に発見し、巻き付いた用紙によって他の部材に対する損傷や用紙片の落下などを無くし、ジャム時の修復を容易にし、ジャム発生後の2次的な障害を防ぐことである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の目的は、装置の電源投入時や用紙ジャム等の発生後等に回転ロールの温度を均一にするために回転ロールを回転させる際、前記接触式温度センサと前記非接触式温度センサによって前記回転ロールの表面温度を検知し、前記両センサによる検知温度差が一定値を越えた場合は回転ロールへの用紙巻き付きと判断することによって達成される。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例を図1と図3を用いて説明する。なお、図1において、図2と同じ部分については、説明を省略した。
【0013】
プリンタの電源ONが”1”となり、ヒートロール1がヒータランプ2によって暖められ、ヒートロール1の温度がb℃(a℃>b℃)に達すると、ヒートロール1と加圧ロール3の温度を均一にする為、ヒートロール1と加圧ロール3が接触した状態で回転する。ヒートロール回転信号が”1”になりヒートロール1の回転を開始した時に用紙巻き確認信号を”1”にし、接触式温度センサ4と非接触式温度センサ5の出力を確認し、従来例と同様にヒートロール1に用紙が巻き付いていることを確認し、各センサの温度差が大きい場合には、用紙6が巻き付いていると認識し、異常を報告する。
【0014】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、高価な部品の追加、または複雑な機構の追加する無しに、マイクロプログラムの変更によって、定着部に実装されている接触式温度センサと非接触式温度センサからの情報を、定着部に損傷を与えることなく、また、操作者への負担を大きくすることなく、ヒートロールに巻き付き定着部に残った用紙を検知することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すタイムチャート。
【図2】従来の動作例を示すタイムチャート、
【図3】カット紙印刷装置の機構部を示す概略構成図。
【符号の説明】
1はヒートロール、2はヒータランプ、4は接触式センサ、5は非接触式センサである。

Claims (1)

  1. 加熱体を内蔵または加熱機能を有し、その表面温度を所望の温度に制御可能で回転ロールと、該回転ロールの表面温度を検知する接触式温度センサ及び非接触式温度センサとをするカット紙印刷装置等の定着部において、装置の電源投入時や用紙ジャム等の発生後等に回転ロールの温度を均一にするために回転ロールを回転させる際、前記接触式温度センサと前記非接触式温度センサによって前記回転ロールの表面温度を検知し、前記両センサによる検知温度差が一定値を越えた場合は回転ロールへの用紙巻き付きと判断することを特徴とする定着部の用紙巻き付き検知方式。
JP2003052150A 2003-02-28 2003-02-28 定着部の用紙巻き付き検知方式 Pending JP2004258581A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006251488A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Ricoh Co Ltd 熱ベルト定着装置

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JP2006251488A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Ricoh Co Ltd 熱ベルト定着装置
US7460797B2 (en) 2005-03-11 2008-12-02 Ricoh Company, Ltd. Belt type fixing device including a contact and a non-contact temperature sensor and a reflection type sheet sensor

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