JP2002287542A - 定着装置及び該定着装置を有する画像形成装置 - Google Patents

定着装置及び該定着装置を有する画像形成装置

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JP2002287542A
JP2002287542A JP2001086489A JP2001086489A JP2002287542A JP 2002287542 A JP2002287542 A JP 2002287542A JP 2001086489 A JP2001086489 A JP 2001086489A JP 2001086489 A JP2001086489 A JP 2001086489A JP 2002287542 A JP2002287542 A JP 2002287542A
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belt
damage
fixing device
sensor
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Yoko Nakayama
陽子 中山
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のローラに巻き掛けられた無端状のベル
トを有する定着装置において、ベルトが破損したとき、
これを迅速に検出して、これに対する適切な処置を施せ
るようにする。 【解決手段】 ベルト11に形成したベルトマークM1
をセンサ18Aが一定時間検知しないとき、ベルト11
が破損したと判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のローラに巻
き掛けられて走行駆動される無端状のベルトを有する定
着装置と、その定着装置を有する画像形成装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】電子複写機、プリンタ、ファクシミリ或
いはこれらの少なくとも2つの機能を備えた複合機など
として構成される画像形成装置において、無端ベルトを
有する定着装置を用いることは従来より周知である。そ
の際、このベルトが破損すると、これが画像形成装置の
他の部品に当って当該部品に傷を付けるおそれがある。
従って、ベルトが破損したときは、その事実を直ちに把
握して、そのベルトを交換するなどの処置を施す必要が
ある。ところが、従来の定着装置においては、ベルトが
破損したとき、これを迅速に検出することができず、上
記要求を満足させることができなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、定着装置の
ベルトが破損したとき、これを迅速に検出することので
きる定着装置を提供することを第1の目的とし、その定
着装置を有する画像形成装置を提供することを第2の目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記第1の目
的を達成するため、冒頭に記載した形式の定着装置にお
いて、前記ベルトの破損を検知するベルト破損検出手段
を設けたことを特徴とする定着装置を提案する(請求項
1)。
【0005】その際、前記ベルト破損検出手段は、ベル
トに形成されたベルトマークを検知するセンサを有し、
該センサにより一定期間ベルトマークが検知されなかっ
た場合に、ベルトの破損を検出したと判断するように構
成されていると有利である(請求項2)。
【0006】また、上記請求項1に記載の定着装置にお
いて、前記ベルト破損検出手段は、ベルトの全周に亘っ
て連続して形成されたベルトマークを検知するセンサを
有し、該センサによりベルトマークが検知されなかった
場合に、ベルトの破損を検出したと判断するように構成
されていると有利である(請求項3)。
【0007】さらに、上記請求項1に記載の定着装置に
おいて、前記ベルト破損検出手段は、光源と、該光源か
らの光を受光できる位置に配置されたセンサとを有し、
該センサと前記光源はベルトを挟んで配置され、ベルト
破損検出手段は、前記センサが光源からの光を検知した
場合に、ベルトの破損を検出したと判断するように構成
されていると有利である(請求項4)。
【0008】また、上記請求項1に記載の定着装置にお
いて、前記ベルト破損検出手段は、前記複数のローラの
少なくとも1つに設けられ、かつベルトによって押圧さ
れる位置に配置されたスイッチを有し、該スイッチが一
定期間押圧されなかった場合に、ベルトの破損を検出し
たと判断するように構成されていると有利である(請求
項5)。
【0009】さらに、上記請求項1に記載の定着装置に
おいて、前記ベルト破損検出手段は、通常はベルトに接
触し、該ベルトが破損したときはベルトとの接触を解除
される作動子を有し、該作動子とベルトとの接触が解除
されたことが検知された場合に、ベルトの破損を検出し
たと判断するように構成されていると有利である(請求
項6)。
【0010】また、本発明は、上記第2の目的を達成す
るため、請求項1乃至6のいずれかに記載の定着装置を
有することを特徴とする画像形成装置を提案する(請求
項7)。
【0011】その際、ベルトの破損が検出されたとき、
画像形成装置の可動装置と加熱手段の電源を切る制御手
段を具備するように構成されていると有利である(請求
項8)。
【0012】また、上記請求項7又は8に記載の画像形
成装置において、ベルトの破損が検出されたとき、ユー
ザへの警告をなす警告手段を具備するように構成されて
いると有利である(請求項9)。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例を図面
に従って詳細に説明する。
【0014】図1は、複写機、プリンタ、ファクシミリ
或いはこれらの複合機などとして構成される画像形成装
置の一例を示す概略図である。ここに示した画像形成装
置は感光体1を有し、この感光体1は図1における時計
方向に回転駆動され、このとき感光体表面に除電ランプ
10からの光が照射され、その表面の電位が初期化さ
れ、次いでその面が帯電装置2によって一様に帯電され
る。その帯電面に対し、図示していない露光装置からの
光L、例えば光変調されたレーザ光が照射され、像担持
体表面に静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像
装置3を通るとき、トナーによってトナー像として可視
像化される。トナー像は、感光体1と転写装置5との間
に送り込まれた転写紙などから成る記録媒体P上に転写
される。トナー像を転写された記録媒体Pが定着装置6
を通るとき、熱と圧力との作用により、トナー像が記録
媒体上に定着される。トナー像転写後の感光体表面に付
着する転写残トナーは、クリーニング装置9によって除
去される。
【0015】図2は定着装置6の拡大断面図であり、こ
こに示した定着装置6は、定着部材としての用をなす無
端状のベルト11を有し、このベルト11は巻き掛けロ
ーラ12と加熱ローラ13とに巻き掛けられている。巻
き掛けローラ12には、ベルト11を介して加圧ローラ
14が圧接し、この加圧ローラ14と加熱ローラ13の
内部には、ベルト11を加熱する加熱手段としてのヒー
タ15,16が配置されている。ローラ12,13,1
4の少なくとも1つが図2には示していない駆動モータ
により回転駆動され、各ローラ12,13,14とベル
ト11は、それぞれ矢印で示す方向に回転し、ベルト1
1はヒータ15,16によって加熱される。また、ベル
ト11又は加熱ローラ13の温度を検知する温度検知手
段(図示せず)が設けられ、この検知手段によってヒー
タ15,16への通電が制御され、ベルト11がトナー
像の定着に適した温度に保たれる。
【0016】前述のように感光体から転写されたトナー
像Tを担持した記録媒体Pは、トナー像Tがベルト11
に接する向きにして、矢印Aで示す如くベルト11と加
圧ローラ14とのニップを通過する。このとき、トナー
は、ヒータ15,16により加熱されたベルト11から
の熱により溶融すると共に、巻き掛けローラ12と加圧
ローラ14とから、ベルト11を介して圧力を受ける。
このようにしてトナー像が記録媒体に定着される。
【0017】上述した例では、定着部材をベルト11に
より構成し、そのベルト11に圧接する加圧部材を加圧
ローラ14により構成したが、定着部材をローラにより
構成し、或いは加圧部材を複数のローラに巻き掛けられ
たベルトにより構成することもできる。またベルト11
を3以上のローラに巻き掛けたり、加熱手段としてのヒ
ータを加熱ローラ13にだけに設けたり、或いは巻き掛
けローラ12に設けることもできる。さらにベルト11
をその外部に設けたヒータにより加熱してもよい。この
ように定着装置の構成は各種改変可能であるが、いずれ
の定着装置も、複数のローラに巻き掛けられて走行駆動
される無端状のベルトを有するものとなっている。この
ベルトは、図示した例のようにトナー像に接する定着部
材であってもよいし、定着部材に圧接する加圧部材であ
ってもよいことは上述のとおりである。
【0018】ここで、上述のベルト11が破損してこれ
が破断すると、当該ベルト11がローラ12,13から
外れて他の部品に当り、その部品に傷を付けるおそれが
ある。そこで、本例の定着装置には、ベルト11の破損
を検知するベルト破損検出手段が設けられている。かか
るベルト破損検出手段を設けることにより、ベルト11
が破損したとき、その事実を迅速に知ることができ、そ
のベルトを交換するなどの適切な処置を即座に施すこと
ができる。これにより、他の部品に傷が付けられるよう
な不具合を回避し、或いはこれを最小限に留めることが
できる。ベルト破損検出手段は各種形態で構成すること
ができ、以下にその具体的構成例を説明する。
【0019】その第1の例の場合には、図3に示すよう
にベルト11の幅方向一端側に1つのベルトマークM1
が形成され、かつそのベルトマークM1を検知するセン
サ18Aが設けられ、また、そのセンサ値の入力を読み
取り、ベルトマークM1を検出するためのCPU17A
が設けられている。19は、ローラ12,13,14の
少なくとも1つを回転駆動する前述の駆動モータであ
り、この駆動モータ19の作動により、各ローラ12,
13,14とベルト11が前述のように駆動される。こ
の例では、ベルトマークM1をセンサ18Aで読み取
り、CPU17Aへベルトマーク割り込みがかかる仕組
みとなっている。
【0020】ベルトマークM1をベルト11の幅方向各
端側にそれぞれ形成し、或いは図4に示すようにベルト
11の幅方向一端側に等ピッチの複数のベルトマークM
1を設け、又は図5に示すようにベルト11の幅方向各
端側に等ピッチの複数のベルトマークM1をそれぞれ設
け、その各ベルトマークM1を検知するセンサをそれぞ
れ設けるようにしてもよい。
【0021】ここで、例えば、ベルト定着制御部及びプ
リンタ動作制御部によりプリント動作が行われる場合、
プリント要求がプリンタ動作制御部へ通知されると、プ
リンタ動作制御部はベルト定着制御部へ駆動モータ19
の起動要求を発行する。ベルト定着制御部では駆動モー
タの起動要求が通知される事により駆動モータ起動を実
行しプリント動作へと移行していく。最終用紙(記録媒
体)へのプリント動作終了時にプリンタ動作制御部から
ベルト定着制御部へ駆動モータの停止が通知される。ベ
ルト定着制御部はこれによって駆動モータを停止する。
CPU17Aはベルト11の駆動中はベルトマークM1
の検出を行う。CPU17Aはベルト定着制御部からの
ベルトマーク検知要求によって検知を開始し、ベルトマ
ーク検知終了要求によって終了する。ベルト定着制御部
は、駆動モータ起動時にCPU17Aへベルトマーク検
知要求を出し、駆動モータ停止時にベルトマーク検知終
了要求を出す。CPU17AはベルトマークM1を検知
したら、ベルト定着制御部へベルトマーク検知通知を行
う。ベルトマーク検知通知を受け取ったベルト定着制御
部は時間T1の計時を行い、時間T1の経過より前に次
のベルトマーク検出が通知された場合には、正常と判断
し、時間T1の計時をそこから計時し直す。次のベルト
マーク検出が時間T1までに通知されなければ、異常と
判断する。この処理をベルトの駆動中にのみ行う。時間
T1はベルト11の速さ、ベルトの長さによって演算、
決定される。図4及び図5に示した装置ではベルトマー
ク間の間隔、ベルト11の速さによって演算、決定され
る。図6に示すフローチャート1は上述のようにベルト
マーク検知によるベルト11の正常と異常を検出する動
作の一例を示すものである。図6における駆動MTは駆
動モータを意味する。
【0022】また、時間T1の演算式は例えば以下のよ
うに示される。 (ベルトマーク間の距離/ベルト線速)+余裕度 余裕度は駆動モータ19が駆動しはじめてから定速にな
るまでの時間分をも考慮した値である。また、ベルトマ
ーク間の距離は、図3の例の場合にはベルト1回転分の
長さとなる。
【0023】上述のように、第1の例のベルト破損検出
手段は、ベルト11に形成されたベルトマークM1を検
知するセンサ18Aを有し、そのセンサ18Aにより一
定期間ベルトマークM1が検知されなかった場合に、ベ
ルト11の破損を検出したと判断するように構成されて
いる。
【0024】上述のように、ベルト破損が検出された時
には、定着装置の回転動作だけでなく、画像形成装置の
パワー系(駆動系、ヒータ系等)の電源を切る。すなわ
ち画像形成装置の感光体1などの可動装置や、ヒータ1
5,16などの加熱手段の電源を切るのである。これは
ベルト定着制御部がベルト破損を検出した時に、プリン
タ動作制御部へベルトの異常、すなわちベルト破損を通
知し、プリンタ動作制御部がそれによってパワー系電源
のOFFの処理を行う。この構成により、ベルトの破損
に伴う他の部品への傷付きなどの発生をより確実に防止
し、ないしはその傷付きの被害を最小限に留めることが
できる。
【0025】また、ベルト破損が検出された時にはユー
ザへベルト破損を警告する。警告の一例としては、操作
部に表示することが考えられる。ベルト定着制御部がベ
ルト破損を検出した時に、プリンタ動作制御部へベルト
破損を通知し、プリンタ動作制御部がそれによって操作
部制御部に操作画面への表示を要求する。警告表示画面
の一例を図6に示す。この構成により、ユーザは、迅速
に復旧作業を行うことができる。
【0026】また、図4及び図5に示したように、ベル
トマークM1を複数個形成することにより、ベルト破損
検出の信頼性が上がり、より迅速にベルトの破損検出を
行うことができる。
【0027】図8乃至図11は、ベルト破損検出手段の
第2の例を示す。ここに示した例においては、ベルト1
1上に、その全周に亘って連続するベルトマークM2が
形成され、このベルトマークM2を検知するセンサ18
Bが設けられている。この場合も、ベルト11の幅方向
一端側にだけベルトマークM2を設けてもよいし(図
9)、その幅方向各端側にそれぞれベルトマークM2を
形成し、その各ベルトマークをそれぞれのセンサにより
検知するように構成してもよい(図10)。2のベルト
マークM2を設けることにより、ベルト破損の信頼性が
上がり、より迅速にベルトの破損の検出を行うことが可
能となる。
【0028】ベルト11が正常であるときは、センサ1
8BはベルトマークM2を検知するが、ベルト11が破
損し、例えばこれが破断すると、センサ18Bはベルト
マークM2を検知することはできず、非検知となる。図
8に示すように、センサ値の入力を読み取り、ベルトマ
ークM2が非検知となったときに、パワー系電源をOF
Fするベルトマーク検知部17Bが設けられている。ベ
ルトマーク検知部17Bへセンサ18Bによるベルトマ
ーク検知信号が入力されなくなったら、すなわちベルト
マーク非検知となったら、ベルトマーク検知部17Bは
画像形成装置のパワー系電源をOFFする仕組みであ
る。
【0029】ベルトマーク検知部17Bは常にベルトマ
ークM2の検出を行う。図9に示した例では1つのベル
トマークM2が検知され、図10に示した例では2つの
ベルトマークM2が検知されるが、後者の場合、ベルト
マーク検知部17Bをそれぞれのセンサごとに設け、2
つのベルトマーク検知部17Bを用いてもよいし、1つ
のベルトマーク検知部17Bに2つのセンサからそれぞ
れ入力を受けられるように構成してもよい。
【0030】図11はベルトマーク検知部17Bの回路
図の一例を示し、ここではセンサ18Bがベルトマーク
M2を検知している間は、パワーリレー20Aへの入力
信号がL(ロー)となり、パワーリレー20Aによって
画像形成装置のパワー電源スイッチがONとなり、ベル
ト11が破損して、センサ18BがベルトマークM2を
検知しなくなると、パワーリレー20Aへの入力信号が
H(ハイ)となり、パワーリレー20Aによって画像形
成装置のパワー電源スイッチがOFFとなる。
【0031】この例の場合も、ベルト11の破損が検出
されたとき、前述の例と同じく、ユーザに対して警告が
なされる。例えば、ベルトマーク検出部17Bがベルト
マークを検知できなかった場合に、ベルト定着制御部に
割り込みが入るようにし、その割り込みによって操作部
に操作画面への表示を要求し、図7に示したところと同
じく、表示がなされる。
【0032】上述のように、第2の例のベルト破損検出
手段は、ベルト11の全周に亘って連続して形成された
ベルトマークM2を検知するセンサ18Bを有し、該セ
ンサ18BによりベルトマークM2が検知されなかった
場合に、ベルト11の破損を検出したと判断するように
構成されている。
【0033】図12及び図13は、ベルト破損検出手段
の第3の例を示す。これらの図に示すように、ベルト1
1の内側には光源の一例であるLED21が配置されて
いると共に、ベルト11を挟んで、LED21からの光
を受光できる位置に配置されたセンサ18Cが設けられ
ている。
【0034】ベルト11が正常であるときは、LED2
1から出射する光はベルト11に遮られてセンサ18C
へ入射することはない。これに対しベルト11が破損す
ると、LED21からの光がセンサ18Cに入射し、こ
れによってベルト11の破損を検出することができる。
光源とセンサを、例えばベルト11の幅方向各端部にそ
れぞれ配置するなどして、2組み以上の光源とセンサを
設けると、ベルト11の破損検出の信頼性を高め、より
迅速にベルト11の破損を検出することが可能となる。
【0035】図12に示した例では、センサ値の入力を
読みとり、LED21からの光が検知されたときにパワ
ー系電源をOFFするLED検知部17Cが設けられて
いる。この例ではセンサ18CへのLED21からの光
の入力を検知し、LED検知部17Cへセンサ18Cに
よるLED検知の信号が入力されたら(LED検知とな
ったら)、LED検知部17Cは画像形成装置のパワー
系電源をOFFする仕組みである。LEDとセンサを複
数組み設けた場合、LED検知部17Cを複数個のLE
Dとセンサにそれぞれ取り付けてもよいし、1つのLE
D検出部17Cで複数のセンサからの入力を受けられる
ように構成してもよい。LED検知部17Cは、図11
と全く同じく構成できるので、図11を参照して説明す
ると、センサ18Cからパワーリレー20Aへの入力信
号はLEDが検知されていない間はLとなり、パワーリ
レー20Aによって画像形成装置のパワー電源スイッチ
がONとなる。センサ18CがLED21からの光を検
知するとパワーリレー20Aへの入力信号がHとなり、
パワーリレー20Aによって画像形成装置のパワー電源
スイッチがOFFとなる。図12に示した例では、CP
Uを介さずに自動的にパワー電源OFFを行えるので、
ソフトが誤動作している場合にでも確実にパワー電源O
FFを行う事が出来、安全性が高まる。
【0036】図13に示した例では、センサ値の入力を
読み取り、ベルト11の破損の有無を検知するためのC
PU17Dが設けられている。この例ではLED21か
らの光をセンサ18Cで読み取り、CPU17DへLE
D検知割り込みがかかる仕組みである。CPU17Dは
LED21からの光を検知したら、ベルト定着制御部へ
LED検知通知を行う。LED検知通知を受け取ったベ
ルト定着制御部はベルトの破損が発生したと判断する。
この場合も、ベルトの破損が検出されたとき、画像形成
装置のパワー系の電源が切られる。これは、ベルト定着
制御部がベルト破損を検出したときに、プリンタ動作制
御部へベルト破損を通知し、プリンタ動作制御部がそれ
によってパワー系電源のOFFの処理を行う。
【0037】図12及び図13に示した例の場合も、ベ
ルト破損が検出されたとき、先に説明した例の場合と全
く同様にして、ユーザへの警告がなされる。
【0038】上述のように、図12及び図13に示した
第3の例のベルト破損検出手段は、光源と、該光源から
の光を受光できる位置に配置されたセンサ18Cとを有
し、該センサ18Cと光源はベルト11を挟んで配置さ
れ、ベルト破損検出手段は、上記センサ18Cが光源か
らの光を検知した場合に、ベルトの破損を検出したと判
断するように構成されている。
【0039】図14に示す第4のベルト破損検出手段の
場合には、ベルト11を巻き掛けたローラの少なくとも
1つ、この例では加熱ローラ13に、ベルト11によっ
て押圧されるスイッチ22が設けられていると共に、そ
のスイッチ22の押下を検出するCPU17Eが設けら
れている。ベルト11が正常なときは、そのベルト11
の作動と共に加熱ローラ13が回転し、スイッチ22が
周期的にベルト11によって押圧される。これに対し、
ベルト11が破損すると、スイッチ22はベルト11に
より押下されず、これによりベルト11の破損を検出す
ることができる。
【0040】スイッチ22を複数のローラに設けてもよ
いし、1つのローラに複数のスイッチ22を設けてもよ
い。例えば、ベルト11を巻き掛けたローラのベルト幅
方向一端側に複数のスイッチを設け、或いは各端側に複
数のスイッチをそれぞれ設けることができる。複数のス
イッチを設けることにより,ベルト破損の検出信頼性が
向上する。
【0041】この例ではスイッ22の押下によって、C
PU17Eへスイッチ押下割り込みがかかる仕組みであ
る。例えばベルト定着制御部及びプリンタ動作制御部に
よりプリント動作が行われるとき、プリント要求がプリ
ンタ動作制御部へ通知されると、プリンタ動作制御部は
ベルト定着制御部へ駆動モータ19の起動要求を発行す
る。ベルト定着制御部では駆動モータ19の起動要求が
通知される事により駆動モータ起動を実行しプリント動
作へと移行していく。最終用紙へのプリント動作終了時
にプリンタ動作制御部からベルト定着制御部へ駆動モー
タ19の停止が通知される。ベルト定着制御部はこれに
よって駆動モータ19を停止する。CPU17Eはベル
ト定着の駆動中はスイッチ22押下の検出を行う。CP
U17Eはベルト定着制御部からのスイッチ押下検知要
求によって検知を開始し、スイッチ押下検知終了要求に
よって終了する。ベルト定着制御部は、駆動モータ起動
時にCPU17Eへスイッチ押下検知要求を出し、駆動
モータ停止時にスイッチ押下検知終了要求を出す。CP
U17Eはスイッチ押下検出要求中にスイッチ押下を検
知したら、ベルト定着制御部へスイッチ押下検出通知を
行う。スイッチ押下検出通知を受け取ったベルト定着制
御部は時間T1の計時を行い、時間T1の経過より前に
次のスイッチ押下検出が通知された場合には、正常と判
断し、時間T1の計時をそこから計時し直す。次のスイ
ッチ押下検出が時間T1までに通知されなければ、異常
と判断する。この処理をベルトの駆動中にのみ行う。時
間T1はローラ13の速さ、その周長によって演算、決
定される。ローラ13の周方向に複数のスイッチを設け
た場合には、スイッチ間の間隔、駆動の速さによって演
算、決定される。
【0042】図15に示すフローチャート1は上述のス
イッチ押下検知によるベルト定着装置の正常/異常判断
処理の一例を示すものである。このフローチャート中の
駆動MTは、駆動モータを示している。また、時間T1
の演算式は例えば以下のように示される。 (スイッチ間の距離/ローラの表面線速)+余裕度 余裕度は駆動モータが駆動しはじめてから定速になるま
での時間分をも考慮した値である。また、加熱ローラ1
3に1つのスイッチが設けられている場合、スイッチ間
の距離は加熱ローラ1回転分の長さとなる。
【0043】この例の場合も、ベルト破損が検知された
時には、先の例と全く同じく、ベルト定着装置の動作だ
けでなく、画像形成装置のパワー系(駆動系、ヒータ系
等)の電源を切る。またベルト破損が検知された時に
は、先の例と同じくして、ユーザへベルト破損を警告す
る。
【0044】上述のように、第4の例のベルト破損検出
手段は、ベルト11を巻き掛けた複数のローラ12,1
3の少なくとも1つに設けられ、かつベルト11によっ
て押圧される位置に配置されたスイッチ22を有し、該
スイッチ22が一定期間押圧されなかった場合に、ベル
ト11の破損を検出したと判断するように構成されてい
る。
【0045】図16に示した第5の例のベルト破損検出
手段においては、通常はベルト11に接触し、ベルト1
1が破損したときはベルト11との接触が解除される作
動子23を有し、その作動子23に隣接してセンサ18
Dが設けられている。この作動子23は、その基端側の
ピンによって矢印方向に揺動可能に支持されている。そ
して、この作動子23は図示していないばねによって、
図16における時計方向に回動付勢されているが、作動
子23がベルト11に当接しているときは、そのベルト
11に押圧されて図16に実線で示す位置を占めてい
る。ベルト11が破損すると、作動子23への押圧力が
解除されるので、作動子23は図16に鎖線で示すよう
にセンサ18Dの上の位置に回動し、これがセンサ18
Dによって検知され、CPU17Fに割り込みがかかる
ようになっている。CPU17Fは、作動子23が回動
したことを検知したら、ベルト定着制御部へスイッチ検
出通知を行う。スイッチ検出通知を受け取ったベルト定
着制御部はベルトが破損したと判断する。
【0046】この場合も、ベルト破損検出の信頼性を高
めるため、作動子とセンサを複数組み設けてもよい。例
えば、ベルト11の片側の端部に複数個の作動子とセン
サの組みを設け、或いはベルト11の両側に複数個配置
してもよい。
【0047】図16に示した例の場合も、先に示した例
の場合と同様にベルト11の破損が検出されたとき、画
像形成装置のパワー系の電源が切られ、ユーザへの警告
がなされる。
【0048】図17に示したベルト破損検出手段の場合
には、通常はベルト11に接触し、ベルト11が破損し
たときベルト11との接触を解除される作動子がマイク
ロスイッチ24として構成されている。マイクロスイッ
チ24が正常なベルト11に接触し、又はベルト11が
破損してマイクロスイッチ24とベルト11との接触が
解除されることにより、マイクロスイッチ24がON,
OFFし、その検知信号がスイッチ検知部17Gに入力
されることにより、ベルト11が正常であるか破損した
かが検出される。スイッチ検知部17Gにより、ベルト
11が破損したことが検出されると、ハード的に画像形
成装置のパワー系電源がOFFされる。
【0049】この場合も、ベルト11の破損検出の信頼
性を高めるためにマイクロスイッチ24を複数個設けて
もよく、例えばベルト11の片側の端部に複数個のマイ
クロスイッチを設け、或いは両側に複数個のマイクロス
イッチを設けることができる。その場合、スイッチ検知
部17Gを複数個のマイクロスイッチにそれぞれ対応し
て設けても、また1つのスイッチ検知部17Gで複数の
マイクロスイッチからの入力を受けられるように構成し
てもよい。
【0050】図18はスイッチ検知部17Gの回路図の
一例であり、マイクロスイッチ24のON,OFFに伴
う該マイクロスイッチ24からH信号又はL信号がパワ
ーリレー20Bに入力され、ベルト11が正常なときは
画像形成装置のパワー電源スイッチがONとなり、ベル
ト11の破損が検出されたときは、パワー電源スイッチ
がOFFとなる。
【0051】この例の場合も、ベルト11の破損が検出
されたときは、先の例と全く同様にしてユーザへの警告
がなされる。
【0052】上述のように図16乃至図18に示したベ
ルト破損検出手段は、通常はベルト11に接触し、該ベ
ルト11が破損したときはベルト11との接触を解除さ
れる作動子23,24を有し、該作動子23,24とベ
ルト11との接触が解除されたことが検知された場合
に、ベルト11の破損を検出したと判断するように構成
されている。
【0053】また以上説明したいずれの画像形成装置の
場合も、ベルト11の破損が検出されたとき、画像形成
装置の感光体1などの可動装置と、ヒータ15,16な
どの加熱手段の電源を切る制御手段を具備するので、破
損したベルトが他の部品に傷を付けるトラブルをなく
し、又はこれを最小限に抑える効果をより一層高めるこ
とができる。
【0054】また、いずれの例の画像形成装置の場合
も、ベルト11の破損が検出されたとき、ユーザへの警
告をなす警告手段を有しているので、ユーザは迅速にベ
ルトの交換などの処置を施すことができる。
【0055】
【発明の効果】請求項1乃至9に係る各発明によれば、
ベルトの破損を迅速に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の概略断面図である。
【図2】定着装置の断面図である。
【図3】図2に示した定着装置のベルト破損を検出する
ベルト破損検出手段の一例を示す説明図である。
【図4】ベルトマークの形成されたベルトを示す斜視図
である。
【図5】ベルトマークの形成されたベルトの他の例を示
す斜視図である。
【図6】ベルト破損検出手段の作動の一例を示すフロー
チャートである。
【図7】ベルト破損発生時の操作画面表示の一例を示す
図である。
【図8】図2に示した定着装置のベルト破損を検出する
ベルト破損検出手段の他の例を示す説明図である。
【図9】ベルトマークの形成されたベルトを示す斜視図
である。
【図10】ベルトマークの形成されたベルトの他の例を
示す斜視図である。
【図11】ベルトマーク検知部の回路例を示す図であ
る。
【図12】図2に示した定着装置のベルト破損を検出す
るベルト破損検出手段のさらに他の例を示す説明図であ
る。
【図13】図2に示した定着装置のベルト破損を検出す
るベルト破損検出手段のさらに別の例を示す説明図であ
る。
【図14】図2に示した定着装置のベルト破損を検出す
るベルト破損検出手段のさらに別の例を示す説明図であ
る。
【図15】ベルト破損検出手段の作動例を示すフローチ
ャートである。
【図16】図2に示した定着装置のベルト破損を検出す
るベルト破損検出手段のさらに他の例を示す説明図であ
る。
【図17】図2に示した定着装置のベルト破損を検出す
るベルト破損検出手段のさらに別の例を示す説明図であ
る。
【図18】スイッチ検出部の回路例を示す図である。
【符号の説明】
6 定着装置 11 ベルト 12 ローラ 13 ローラ 18A センサ 18B センサ 18C センサ 23 作動子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/00 500 G03G 21/00 372

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のローラに巻き掛けられて走行駆動
    される無端状のベルトを有する定着装置において、前記
    ベルトの破損を検知するベルト破損検出手段を設けたこ
    とを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】 前記ベルト破損検出手段は、ベルトに形
    成されたベルトマークを検知するセンサを有し、該セン
    サにより一定期間ベルトマークが検知されなかった場合
    に、ベルトの破損を検出したと判断する請求項1に記載
    の定着装置。
  3. 【請求項3】 前記ベルト破損検出手段は、ベルトの全
    周に亘って連続して形成されたベルトマークを検知する
    センサを有し、該センサによりベルトマークが検知され
    なかった場合に、ベルトの破損を検出したと判断する請
    求項1に記載の定着装置。
  4. 【請求項4】 前記ベルト破損検出手段は、光源と、該
    光源からの光を受光できる位置に配置されたセンサとを
    有し、該センサと前記光源はベルトを挟んで配置され、
    ベルト破損検出手段は、前記センサが光源からの光を検
    知した場合に、ベルトの破損を検出したと判断する請求
    項1に記載の定着装置。
  5. 【請求項5】 前記ベルト破損検出手段は、前記複数の
    ローラの少なくとも1つに設けられ、かつベルトによっ
    て押圧される位置に配置されたスイッチを有し、該スイ
    ッチが一定期間押圧されなかった場合に、ベルトの破損
    を検出したと判断する請求項1に記載の定着装置。
  6. 【請求項6】 前記ベルト破損検出手段は、通常はベル
    トに接触し、該ベルトが破損したときはベルトとの接触
    を解除される作動子を有し、該作動子とベルトとの接触
    が解除されたことが検知された場合に、ベルトの破損を
    検出したと判断する請求項1に記載の定着装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかに記載の定着
    装置を有することを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 ベルトの破損が検出されたとき、画像形
    成装置の可動装置と加熱手段の電源を切る制御手段を具
    備する請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 ベルトの破損が検出されたとき、ユーザ
    への警告をなす警告手段を具備する請求項7又は8に記
    載の画像形成装置。
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