JP2000242134A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JP2000242134A
JP2000242134A JP11046650A JP4665099A JP2000242134A JP 2000242134 A JP2000242134 A JP 2000242134A JP 11046650 A JP11046650 A JP 11046650A JP 4665099 A JP4665099 A JP 4665099A JP 2000242134 A JP2000242134 A JP 2000242134A
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heaters
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒータの断線及び連続点灯時に定着ローラの
破損防止を図ることのできる定着装置を提供する。 【解決手段】 定着ローラと加圧ローラとを有する定着
手段と、この定着手段の温度を検出する複数の温度検出
手段と、これら複数の温度検出手段による検知信号に基
づいて加熱手段を制御する制御手段とを有する複写装置
の定着装置において、定着ローラは円筒状の芯金体であ
って、複数の温度検出手段のうちの一方の温度検出手段
は芯金体表面における記録紙の通紙領域に配置され、他
方の温度検出手段は記録紙の非通紙領域であると共に、
芯金体の内面部或いは内包された箇所にそれぞれ配置さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば複写機、フ
ァクシミリ、プリンタ等の画像形成装置における定着装
置に関するもので、特に、定着装置の温度制御及び複写
システム制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複写機等の画像形成装置にあっては、感
光体上に形成した静電潜像を現像装置から供給される現
像剤により現像することによって得られた現像画像(以
下、トナー像という)を記録紙上に転写し、この記録紙
上に転写されたトナー像を定着装置によって定着するこ
とにより、画像形成プロセスを形成している。従来、こ
のような画像形成プロセスに用いられている定着装置
は、内部に加熱手段(ヒータ)を備えた定着ローラと、
この定着ローラの外周面に圧接される加圧ローラとで定
着手段が構成され、これら両ローラのニップ部に未定着
トナーを保持した記録紙を通紙させることにより、トナ
ーを加熱しながら加圧して記録紙上にトナー像を定着さ
せている。そして、定着ローラの表面には、サーミスタ
等の温度検出手段が配置され、この温度検出手段によっ
て定着ローラの表面温度の温度検知が行われている。
【0003】この種の、従来の定着装置として(1)特
開平3−63684号公報には、定着ローラの加熱手段
として複数(2本)のヒータを用い、それらのヒータを
各種用紙サイズに応じて選択して加熱するようにし、一
方のヒータが断線した場合には、他方のヒータによる点
灯により定着可能な用紙サイズの記録紙のみのコピー動
作が続行可能となるように複写システムを制御する記載
が、(2)特開平8−115781号公報には、定着ロ
ーラの加熱手段に用いられる複数(2本)のヒータを電
源手段に直列接続する状態と並列接続する状態とに選択
的に切り替え可能にし、これらのヒータを温度立上げ時
に所定時間直列接続して、その時の温度勾配と、温度立
上げ後の並列接続への切り替えによる片方のヒータのみ
を点灯させた時の温度勾配とを比較することにより、ヒ
ータの断線を検出する記載が、(3)特開平8−123
245号公報には、定着ローラの加熱手段に用いられる
複数(2本)のヒータを独立してON/OFFが行える
ようにするとともに、これらのヒータを直列接続に切り
替えてON/OFF可能にし、ヒータの直列接続時の通
電により、異常ヒータによる断線を検出する記載が、
(4)特開平2−309382号公報には、定着ローラ
の加熱手段に用いられるヒータが1本の構成からなり、
ヒータ点灯時の温度勾配が所定値以下であれば、ヒータ
の端子部分の接触不良として異常処理を行う記載がそれ
ぞれ開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の定着装置では、(1)の場合、複数のヒータの組合
せによって定着ローラ全体を加熱するようになっている
ことから、1本のヒータが断線しても他のヒータで定着
ローラを加熱することにより、コピー動作を続行させる
ことは可能であるが、断線したヒータに相当する定着ロ
ーラの加熱部位が加熱されないために、用紙サイズが限
定されてしまう。また(2)の場合、ヒータ点灯開始時
における立上り期間に、複数のヒータが所定時間直列接
続させているために、その期間のヒータ電力がダウン
し、ヒータの立上り時間が長くなり、これにより、コピ
ー動作が可能になるまでの時間が遅くなる。また、
(3)の場合、直列接続時の通電によりヒータの断線を
検出しているために、1本のヒータが断線していると、
全ヒータが断線状態を検出し、個々のヒータの断線を検
出することができない。また(4)の場合、ヒータは1
本であり、このヒータの端子部分の接触不良を検出する
だけで、ヒータの断線自体を検出するものではない。
【0005】そこで、この発明の目的は、前記のような
定着装置のもつ問題を解決し、ヒータの断線検出時及び
連続点灯時に、このヒータに対しての安全性を確保する
と共に、定着ローラの破損を未然に防止できるようにし
た定着装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記のよう
な目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、複
数の加熱手段を有し、これら加熱手段により加熱され記
録紙上のトナー像を定着させる定着ローラと加圧ローラ
とを有する定着手段と、この定着手段の温度を検出する
複数の温度検出手段と、これら複数の温度検出手段によ
る検出信号に基づいて加熱手段を制御する制御手段とを
有する複写装置の定着装置において、定着ローラは円筒
状の芯金体であって、複数の温度検出手段のうちの一方
の温度検出手段は芯金体表面における記録紙の通紙領域
に配置され、他方の温度検出手段は記録紙の非通紙領域
であると共に、芯金体の内面部或いは内包された箇所に
それぞれ配置されることを特徴とするものである。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、複数の温度検出手段による検出信号及
び、これら複数の検出信号の差に基づいて、加熱手段の
制御が行われることを特徴とするものである。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、複数の温度検出手段の検出信号の差に
基づいて、複写装置の動作制御が行われることを特徴と
するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の定着装置
における制御系の実施形態を示すものである。図1に示
すように、この定着装置Aは加圧ローラ1と定着ローラ
2とを有し、定着ローラ2は円筒状の芯金体2aを有
し、この芯金体2a内には、複数本(図では、2本)の
第1,2ヒータ3,4が設けられ、これら第1,2ヒー
タ3,4のうち一方の端子(図で、左側)は、リレー7
(RA1)の接点を介して交流電源13にそれぞれ接続さ
れると共に、他方の端子(図で、右側)は、ON/OF
F制御を行うためのトライアック10,12にそれぞれ接続
され、トライアック10,12は、制御用ドライバ9,11を
介してCPU8(中央演算処理装置)に接続されてい
る。リレー7(RA1)はCPU8に接続された制御用
ドライバ14によりON/OFFされる。これにより、リ
レー7のON状態でトライアック10,12がONしたと
き、第1,2ヒータ3,4に対する通電が行われる。
【0010】ここで、通常記録紙は定着ローラ2のほぼ
中央部を通過するため、この定着ローラ2には記録紙が
通過する通紙領域W1と、ほとんど記録紙が通過しない
非通紙領域W2,W3とが存在する。本発明ではこのこ
とに着目し第1サーミスタ5は、記録紙の通紙領域W1
である定着ローラ2のほぼ中央部に接触させて配置され
ている。一方、第2サーミスタ6は記録紙の非通紙領域
W2であると共に、芯金体2a端部の内面部に接触させ
て配置されている。尚、この第2サーミスタ6の配設位
置は、芯金体2aより僅かな距離隔てた位置に固定或い
は内包させてもよい。これら第1,2サーミスタ5,6
は、CPU8にそれぞれ接続され、第1,2サーミスタ
5,6によって検出した定着ローラ2の表面温度のデー
タをCPU8に入力するようになっている。これによ
り、CPU8は、第1,2サーミスタ5,6によって検
出した定着ローラ2の表面温度のアナログ信号をデジタ
ル信号に変換し、プログラムに基づいて定着ローラ2の
表面の温度データを得る。そして、CPU8は、これら
の温度データを基にトライアック10,12を制御して、第
1,2のヒータ3,4の点灯/消灯の制御を行う。
【0011】また、複写装置には本体カバー(図示せ
ず)の開閉により作動(ON/OFF)するカバースイ
ッチ15が取付けられており、本体カバーの開扉時には、
カバースイッチ15の作動によりCPU8からリレー7に
対してOFF信号が送出されるため、このリレー7の接
点もOFF状態であり、これによってカバー開扉時に
は、第1,2ヒータ3,4が点灯することはない。
【0012】また、本発明の実施形態では、第1,2ヒ
ータ3,4の双方が共に断線していない通常時におい
て、図示しない複写機等の画像形成装置本体の電源スイ
ッチが投入されると、定着ローラ2をコピー動作可能な
表面温度に速やかに立上がらせるために、第1,2ヒー
タ3,4の双方が共に点灯するようにし、しばらくし
て、定着ローラ2の表面温度がコピー動作が可能な上限
温度になると、第1,2ヒータ3,4の双方を共に消灯
させるように制御されている。この場合、第1,2ヒー
タ3,4の双方を共に消灯させると、定着ローラ2の表
面温度が下がって来るが、定着不可能な温度になる前
に、例えば第2ヒータ4を再度点灯させ、定着ローラ2
の表面温度がコピー動作可能な上限温度になると、第2
ヒータ4を再度消灯させている。
【0013】すなわち、定着ローラ2の表面温度がコピ
ー動作可能な上限温度にまで立上がった以降は、第2ヒ
ータ4のみの点灯/消灯制御によって定着ローラ2の温
度維持を行っている。これにより、第1ヒータ3は、定
着ローラ2の表面温度がコピー動作可能な温度に一旦達
した以降は、消灯したままとなっている。さらに、第2
ヒータ4は、記録紙に転写されたトナー像が定着される
温度を定着ローラ2が維持することのできるに充分な消
費電力を有している。一方、第1ヒータ3は、設計仕様
であるコピー動作が可能になるまでの到達時間以内に定
着ローラ2の表面温度をコピー動作可能な温度にするた
めに必要な消費電力から第2ヒータ4の消費電力を差し
引いた分の消費電力を予め有している。
【0014】図2は、電源投入時からの定着ローラ2の
表面温度の立上り特性を示す。図2において、グラフ
(イ)は第1,2ヒータ3,4を同時に点灯した場合の
立上り特性、グラフ(ロ)は第2ヒータ4のみを点灯し
た場合の立上り特性、グラフ(ハ)は第1ヒータ3のみ
を点灯した場合の立上り特性をそれぞれ示している。こ
のような定着ローラ2の表面温度の立上り特性は、第
1,2ヒータ3,4を同時に点灯させた時が、最も速く
コピー可能温度L7(℃)に達し、次に第2ヒータ4の
みを点灯した時、最後が第1ヒータ3のみを点灯した時
となる。この場合の第1,2ヒータ3,4の消費電力の
大きさは、第1ヒータ3よりも第2ヒータ4の方が大き
くなっている。しかしながら、複写装置の設定条件にお
いては、第1ヒータ3の消費電力の方を第2ヒータ4よ
りも大きくすることも有り得る。したがって、CPU8
の「メモリ1」から「メモリ3」に第1,2サーミスタ
5,6から検出される検出信号の変化量の値を保存する
場合(図3参照)、「メモリ1」には、温度L1(℃)
から温度L4(℃)を差し引いた値(L1−L4)を保
存し、「メモリ2」には、温度L2(℃)から温度L5
(℃)を差引いた値(L2−L5)を保存し、「メモリ
3」には、温度L3(℃)から温度L6(℃)を差引い
た値(L3−L6)を保存しておけば良いことになる。
また、電源投入時からコピー可能な温度L3(℃)に達
するまでの時間の値を「メモリ4」に保存する場合、断
線異常が未発生の時には、時間T1を保存しておき、第
1,2ヒータ3,4の同時点灯時の断線異常時には、時
間T2に置き換え、第2ヒータ4のみの点灯時の断線異
常時には、時間T3に置き換えれば良い。
【0015】次に、本発明に係る定着装置の制御動作を
図2及び図3に示すフローチャートに基づいて説明す
る。図3は温度勾配をチェックするためのフローチャー
トを示している。先ず、画像形成装置に電源が投入され
ると、第1,2ヒータ3,4が同時に点灯する。この点
灯によって、定着ローラ2の表面温度は、図2のグラフ
(イ)で示すように時間の経過に伴って上昇する。そこ
で、このような定着ローラ2の表面温度の上昇中のT4
時間経過後に、ローラ表面温度(温度データ)を「デー
タ1」メモリに保存する。この場合、「データ1」メモ
リに保存するのは、1回のみの処理であり、「読取り
1」フラグを「データ1」メモリ保存後に“ON”させ
ることにより、以後、T4時間経過のチェック処理は実
行されなくなる(RET)。次いで、T5時間経過後の
定着ローラ2の表面温度を取り込むために、「読取り
2」フラグをチェックする。この場合には、当然、T5
時間経過後の定着ローラ2の表面温度は取り込んでいな
いために、次の「T5時間経過したか」のチェックを行
い、時間経過していれば、「データ2」メモリに「T5
時間経過後の定着ローラ2の表面温度−データ1(T4
〜T5時間の定着ローラの表面温度の変化量)」を保存
する。この「データ2」メモリに保存するのは、1回の
みの処理であり、「読取り2」フラグを「データ2」メ
モリ保存後に“ON”させることにより、以後、T5時
間経過のチェック処理は実行されなくなる(RET)。
そして、このようなフロー処理によって、複写装置の定
着装置Aにおける定着ローラ2の表面温度立上り時の温
度変化(温度勾配)が取り込めることになる。
【0016】図4は、先のフロー処理(図3)により得
られた「データ2」を基にして、ヒータの断線検出を行
うためのフローチャートである。この場合、ヒータの断
線を検出する条件は、図3のフロー処理実行後に行われ
る。そして、「データ2」と「メモリ1」とを比較し
て、「データ2」の方が「メモリ1」よりも大きければ
(データ2>メモリ1)、図2のグラフ(イ)に示すよ
うな第1,2ヒータ3,4が同時点灯している温度上昇
値を呈するために、「異常なし」としてフロー処理から
抜ける(RET)。一方、「データ2」の方が「メモリ
1」よりも小さければ(データ2<メモリ1)、第1,
2ヒータ3,4の何れか一方、または双方が「断線して
いる」ために、次の処理に進む。次に、「データ2」と
「メモリ2」とを比較して、「データ2」の方が「メモ
リ2」よりも大きければ(データ2>メモリ2)、「デ
ータ2」に対して「メモリ2」と「メモリ3」との関係
は、「データ2」は「メモリ2」よりも大きく(データ
2>メモリ2)、「メモリ2」は「メモリ3」よりも大
きいことになり(メモリ2>メモリ3)、「データ2」
に最も近くて、「データ2」より小さい値は、「メモリ
2」となるために、第2ヒータ4が「断線している」と
判断して、「断線異常」フラグを“ON”させる。一
方、「データ2」の方が「メモリ2」よりも小さければ
(データ2<メモリ2)、次のステップの「データ2」
と「メモリ3」とのチェックが行われる。
【0017】そして、「データ2」の方が「メモリ3」
よりも大きければ(データ2>メモリ3)、第1ヒータ
3が「断線している」と判断して、「断線異常」フラ
グを“ON”する。また、「データ2」の方が「メモリ
3」よりも小さければ(データ2<メモリ3)、「デー
タ2」は「メモリ2」よりも小さく、「メモリ2」は
「メモリ3」よりも大きいか、または、「メモリ2」は
「メモリ3」よりも小さいという相関関係となり、これ
によって、最低の温度変化データとなるために、第1及
び第2ヒータ3,4の双方が「断線している」と判断
し、「断線異常」フラグを“ON”する。ここで、
「断線異常」フラグが“ON”すると、第1及び第2
ヒータ3,4の双方が「断線している」ために、定着ロ
ーラ2の表面温度は上昇せず、コピー動作が不可能にな
る。
【0018】図5は、先のフロー処理(図4)により得
られた「ヒータ断線検出情報」を基にして、定着ローラ
2の表面温度の立上り時間の監視を行うための監視タイ
マー(「メモリ4」)の設定値を決定することと、この
設定値の時間以内に定着ローラ2の表面温度が立上らな
かった時に、画像形成装置を異常状態にするためのフロ
ーチャートを示す。すなわち「メモリ4」には、デフォ
ルト値として、第1及び第2ヒータ3,4の双方が点灯
したときに、定着ローラ2の表面温度がコピー可能温度
になるまでの時間(図2のT1)に装置自体のバラツキ
等による余裕度(時間α)を加えた値(T1+α)が与
えられている。この図5に示すフローでは、先ず、画像
形成装置本体に電源が投入された後、第1,2ヒータ
3,4が点灯してから経過時間、すなわち「メモリ4」
の時間設定分の判断が行われる。このとき、時間経過し
ていれば、定着ローラ2の表面温度がコピー可能温度に
到達しているかの判断をし、到達している場合には正常
に定着ローラ2の表面温度が立上ったものとしてフロー
処理から抜ける(RET)。また、定着ローラ2の表面
温度がコピー可能温度に到達していなければ、ヒータの
断線以外の異常が発生したものと判断し、「リロードせ
ず異常」フラグを“ON”する。ここで、「リロードせ
ず異常」フラグが“ON”すると、定着装置に何らかの
異常が発生したものとして、複写動作ができないように
するために、「リロードせず異常処理」のフローが実行
される。
【0019】図6は「リロードせず異常処理」を実行す
るためのフローチャートを示している。「リロードせず
異常」フラグが“ON”すると、CPU8は制御用ドラ
イバ9,11をOFFして、トライアック10,12をOFF
にすることにより、第1,2ヒータ3,4をOFFさせ
る。ここで、CPU8は引き続いてリレー(RA1)7
を更にOFFすることにより、例えばトライアック10,
12が故障していた場合であっても、第1,2ヒータ3,
4には電源が供給されることはない。その後、複写動作
を停止させて、「リロードせず異常表示」を操作パネル
等に点灯させ表示することにより、オペレータやサービ
スマンへ異常状態を報知する。以上は、第1,2ヒータ
3,4を点灯処理させてからの時間経過後における「メ
モリ4」の時間設定分の処理の説明であり、時間経過し
ていないときのフロー処理を以下に説明する。この場合
も、図4に示すフロー処理と同様、ヒータ断線検出処理
の終了を待って実行される。
【0020】そして、「断線異常」及び「断線異常
」フラグの判断を順次行う。これにより、「断線異常
」及び「断線異常」フラグが共に“OFF”であれ
ば、「断線異常なし」として、「メモリ4」の内容は、
「デフォルト値」のままとする。一方、「断線異常」
フラグが“ON”していれば、第1ヒータ3が断線して
いることになるために、図2に示すグラフ(ロ)のよう
に、時間(図2のT2)に装置自体のバラツキ等による
余裕度(時間α)を加えた値(T2+α)に「メモリ
4」の内容を書き換える。また、「断線異常」フラグ
が“ON”していれば、第2ヒータ4が断線しているこ
とになるために、図2に示すグラフ(ハ)のように、時
間(図2のT3)に装置自体のバラツキ等による余裕度
(時間α)を加えた値(T3+α)に「メモリ4」の内
容を書き換える。すなわち、上述のように第1,2ヒー
タ3,4の何れかが断線したとしても、一方の断線して
いないヒータの特性に合わせて定着ローラ2の表面温度
の立上り時間の判断を行うため、「リロードせず異常」
フラグが“ON”することはなく、複写処理を継続して
行うことができる。
【0021】図7は、複写動作時のコピースピードを決
定するためのフローチャートを示している。図4に示す
フローにより、「ヒータ断線検出」が検出された場合に
は、標準のコピースピード(CPM)を「断線異常」
の状態に応じて低下させる。ここで、コピー動作中に使
用するヒータは、第2ヒータ4を使用するため、第2ヒ
ータ4が断線していなければ、言い換えると「断線異常
」フラグが“ON”しなければ、コピースピードを低
下させる必要はない。本発明の実施形態では、第2ヒー
タ4をコピー動作中に使用するヒータとしているが、第
1ヒータ3をコピー動作中に使用する際、第2ヒータ4
の消費電力が第1ヒータ3よりも小さいときは、「断線
異常」フラグが“ON”していれば、コピースピード
を落とす必要がある。何故ならば、通常使用しているヒ
ータの消費電力よりも小さいヒータで定着させようとし
た場合、記録紙(コピー用紙)に奪われる熱量は同じで
あるのに、加熱に消費する電力が小さくなってしまうた
めに、同じコピースピードで複写を行うと、定着ローラ
の表面温度が徐々に下がってしまい、これにより、定着
不良やオフセット現象等のコピー不良の発生を招く恐れ
があるためである。したがって、第1ヒータ3をコピー
動作中に使用する際に、第2ヒータ4の消費電力が第1
ヒータ3よりも小さく、且つ「断線異常」フラグが
“ON”している時に、コピースピードを落とすことに
よって、定着ローラ2の加熱時間を長くし、定着不良や
オフセット現象の発生を防止するものである。図7で
は、コピースピードを落とす割合を「標準*0.6」とし
ているが、このような割合は、定着装置の条件及び画像
形成装置の諸条件、例えば環境条件や複写モード条件な
どによって決定されるものであり、特に限定されるもの
ではない。
【0022】図8は、定着ローラ2の表面温度に異常温
度が生じた場合の処理を実行するためのフローチャート
を示す。例えば、第1サーミスタ5の故障や定着ローラ
2の浮き上がり、或いは、連続複写時における定着ロー
ラ2の記録紙の通紙領域(低温領域)W1に対する非通
紙領域(高温領域)W2での異常な温度上昇等の何らか
の原因によって、定着ローラの表面温度に異常温度が生
じることがある。図におけるフロー上の温度TH2は、
定着ローラ2の片側端部である記録紙の非通紙領域(高
温領域)W2に接触させて設けられている第2サーミス
タ6の検出信号、温度THxは、定着ローラ2の軸受部
材や芯金の変形、ローラ表面のゴムの剥離などの故障や
ローラ表面のオフセット現象が発生させないための限界
温度から換算される温度である。この温度THxは、芯
金材質や肉厚及び外径、ローラ表面に使用しているゴム
材質や肉厚、ヒータの消費電力等により異なる。
【0023】すなわち、温度TH2と温度THxとを比
較して、温度TH2の方が温度THxよりも小さければ
(TH2<THx)、異常な温度が生じていないと判断
して、このフローの処理を抜ける(RET)。一方、温
度TH2と温度THxとが等しいか、温度TH2の方が
温度THxよりも大きい場合には(TH2≧THx)、
異常な温度が生じたと判断して、連続点灯状態を検出す
る「点灯検出タイマー」をスタートさせ、検出の実行
を開始する。次に、もう一度、温度TH2と温度THx
とを比較し、温度TH2の方が温度THxよりも小さけ
れば(TH2<THx)、異常な温度が生じていないと
判断して、連続点灯回数をカウントするカウンタCの値
を「0」にしてクリアした後(C=0)、このフローの
処理を抜けるが(RET)、再度、温度TH2と温度T
Hxとが等しいか、温度TH2の方が温度THxよりも
大きいかの比較(TH2≧THx)を継続して、異常な
温度が生じたと判断すれば、連続点灯状態を検出する
「点灯検出タイマー」のタイムアップを継続する。
「点灯検出タイマー」のタイムアップ終了後、更に温
度TH2と温度THxとを比較し、再度、温度TH2と
温度THxとが等しく、且つ、温度TH2の方が温度T
Hxよりも大きい値(TH2≧THx)を継続していれ
ば、カウンタCの値を加算する(C=C+1)。
【0024】次に、加算されたカウンタCと別途に定め
られた値のカウンタCxとの値を比較する。このカウン
タCxは、異常温度検出時間(「点灯検出タイマー」
値:*Cx)におけるヒータの消費電力による単位時間
当たりの定着ローラの表面温度の上昇カーブから決まる
温度上昇分より定着ローラの限界温度を越えないように
設定されている。そして、最終的にカウンタCとカウン
タCxとを比較して、カウンタCの方がカウンタCxよ
りも大きくなると、連続点灯状態を異常と判断して「連
続点灯異常処理」フローが実行される。
【0025】図9は、「連続点灯異常処理」を実行す
るためのフローチャートを示す。「連続点灯異常処理
」となった場合に、CPU8は、制御用ドライバ9,
11をOFFして、トライアック10,12をOFFにするこ
とにより、第1,2ヒータ3,4をOFFにする。CP
U8は、引き続いてリレー(RA1)7を更にOFFす
ることにより、例えばトライアック10,12が故障してい
た場合であっても、第1,2ヒータ3,4へは電源が供
給されることはない。その後、複写動作を停止させ、
「連続点灯異常表示」を操作パネル等へ点灯させ表示す
ることにより、オペレータやサービスマンへ異常状態を
報知する。
【0026】図10は、定着ローラ2の表面上の温度に異
常な温度差が生じた場合の処理を実行するためのフロー
チャートを示す。例えば温度検出手段としてのサーミス
タ5の故障や定着ローラ2の浮き上がり、あるいは、連
続複写時における定着ローラ2の記録紙の通紙領域(低
温領域)W1に対する非通紙領域(高温領域)W2での
異常な温度上昇などの何らかの原因によって、定着ロー
ラの表面温度に異常な温度差が生じることがある。図に
おけるフロー上の温度TH1は、定着ローラ2の中央部
である記録紙の通紙領域(低温領域)W1に接触させて
設けられている温度検出手段である第1サーミスタ5の
検出信号、温度THyは、定着ローラ2の軸受部材や芯
金の変形、ローラ表面のゴムの剥離などの故障やローラ
表面のオフセット現象が発生させないための限界温度か
ら換算される温度差である。この温度THyは、芯金材
質や肉厚及び外径、ローラ表面に使用しているゴム材質
や肉厚、ヒータの消費電力などにより異なる。そして、
定着ローラ2の片側端部である記録紙の非通紙領域(高
温領域)W2に接触させて設けられている温度検出手段
である第2サーミスタ6の検出信号である温度TH2と
温度TH1とを比較して、温度TH2と温度TH1とが
等しく、かつ温度TH2の方が温度TH1よりも小さけ
れば、温度差が生じていないと判断して、このフローの
処理を抜ける。また、温度TH2の方が温度TH1より
も大きければ、温度差が生じたと判断して、次の異常な
温度差が生じていないかを、温度TH2と温度TH1と
の間の温度差(TH2−TH1)と温度THyとを比較
して、その温度差(TH2−TH1)が温度THyより
も小さければ、問題のない温度差と判断して、このフロ
ー処理を抜ける。
【0027】一方、温度差(TH2−TH1)と温度T
Hyとが等しく、且つ、温度差(TH2−TH1)の方
が温度THyよりも大きければ、異常な温度差が生じた
と判断して、連続点灯状態を検出する「点灯検出タイマ
ー」をスタートさせ、検出の実行を開始する。次に、
再度温度TH2と温度TH1との間の温度差(TH2−
TH1)と温度THyとを比較して、その温度差(TH
2−TH1)の方が温度THyよりも小さければ、問題
となる温度差が生じていないと判断して、連続点灯回数
をカウントするカウンタCの値を「0」にしてクリアし
た後(C=0)、「連続点灯異常処理」がONしてい
れば、OFFにして、このフローの処理を抜けるが、再
度、温度差(TH2−TH1)と温度THyとが等しい
か、温度差(TH2−TH1)の方が温度THyよりも
大きいかの比較を継続して、異常な温度差が生じたと判
断すれば、連続点灯状態を検出する「点灯検出タイマー
」のタイムアップを継続する。「点灯検出タイマー
」のタイムアップ終了後、更に温度TH2と温度TH
1との温度差(TH2−TH1)と温度THyとを比較
して、再度、温度差(TH2−TH1)と温度THyと
が等しく、かつ、温度差(TH2−TH1)の方が温度
THyよりも大きい値を継続していれば、「連続点灯異
常処理」フローが実行され、複写動作時のコピースピ
ードを変更し、その後、カウンタCの値を「1」加算す
る。
【0028】次に、加算されたカウンタCと別途に定め
られた値のカウンタCyとの値を比較する。このカウン
タCyは、定着ローラ2の表面の中央部と端部との異常
な温度差により問題を生じる限界温度差を基に、異常温
度検出時間(「点灯検出タイマー」値:*Cy)にお
けるヒータの消費電力による単位時間当たりの定着ロー
ラ2の表面温度の上昇カーブから決まる温度上昇分より
定着ローラ2の限界温度を越えないように設定されてい
る。この場合には、「リピートデータ管理処理」によ
り、温度TH1は徐々に上昇することによって温度TH
2との温度差(TH2−TH1)が狭まる。
【0029】また、何らかの原因で、温度TH2と温度
TH1との温度差(TH2−TH1)と温度THyとを
比較して、どうしても異常な温度差がなくならない場合
は、最終的にカウンタCとカウンタCyとを比較して、
カウンタCとカウンタCyとが等しいか、または、カウ
ンタCの方がカウンタCyよりも大きくなると(C≧C
y)、連続点灯状態を異常と判断して、図7で示すよう
に、「連続点灯異常処理」フローが実行される。そし
て、CPU8は、制御用ドライバ9,11をOFFして、
トライアック10,12をOFFにすることにより、加熱手
段である第1及び第2ヒータ3,4をOFFにする。引
き続いて、CPU8は、リレー(RA1)7を更にOF
Fすることにより、たとえトライアック10,12が故障し
ていた場合であっても、第1及び第2ヒータ3,4へは
電源が供給されることはない。その後、複写動作を停止
させ、「連続点灯異常表示」を図示しない画像形成装置
本体側の操作パネルに表示を点灯させたり、警報を鳴ら
すことにより、オペレータやサービスマンへ異常状態を
知らせる。
【0030】図11は、図10で判断された「連続点灯異常
処理」を実行するためのフローチャートを示す。「連
続点灯異常」となると、図7で説明した複写動作時の
コピースピード(CPM)を「リピートデータ管理処
理」フローによりダウン制御するように変更する。この
動作状態は、複写装置側の操作パネルなどへ表示を点灯
させたり、警報を鳴らすことにより、オペレータやサー
ビスマンへ異常状態を知らせる。
【0031】
【発明の効果】この発明は、上記のようであって、前記
のような目的を達成するために、請求項1に記載の発明
は、複数の加熱手段を有し、これら加熱手段により加熱
され記録紙上のトナー像を定着させる定着ローラと加圧
ローラとを有する定着手段と、この定着手段の温度を検
出する複数の温度検出手段と、これら複数の温度検出手
段による検知信号に基づいて加熱手段を制御する制御手
段とを有する複写装置の定着装置において、定着ローラ
は円筒状の芯金体であって、複数の温度検出手段のうち
の一方の温度検出手段は芯金体表面における記録紙の通
紙領域に配置され、他方の温度検出手段は記録紙の非通
紙領域であると共に、芯金体の内面部或いは内包された
箇所にそれぞれ配置されるので、一方の温度検出手段に
故障が生じた場合にも、他方の温度検出手段により加熱
手段の断線及び連続点灯等の異常状態を防止することが
できるため、オフセット現象や定着装置の破損を未然に
防止することができるので、複写装置の安全性及び信頼
性の向上を図ることができるという効果がある。
【0032】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明のおいて、複数の温度検出手段による検出信号及
び、これら複数の検出信号の差に基づいて、加熱手段の
制御が行われるので、加熱手段の断線及び連続点灯等の
異常状態を防止することができるため、オフセット現象
や定着装置の破損を未然に防止することができるので、
複写装置の安全性及び信頼性の向上を図ることができる
という効果がある。
【0033】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、複数の温度検出手段の検知信号の差に
基づいて、複写装置の動作制御が行われるので、加熱手
段の断線及び連続点灯等を検出することによって、例え
ば複数の加熱手段を有する場合、片方の加熱手段が断線
したとしても、断線していない加熱手段の加熱特性に応
じた定着温度の立上り時間の判断を行うことができるた
め、画像形成装置をダウンさせることなく、複写動作を
続行させることができる。また、加熱手段が連続点灯の
場合であっても、その状態によっては、画像形成装置を
ダウンさせることなく、複写動作を続行させることがで
き、画像形成装置全体に対する操作性及び安全性を向上
させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す概略説明図である。
【図2】同定着ローラの表面温度の立上り特性を示す説
明図である。
【図3】同温度勾配をチェックする処理を示すフローチ
ャート図である。
【図4】ヒータの断線検出の処理を示すフローチャート
図である。
【図5】定着表面温度の立上り時間の監視処理を示すフ
ローチャート図である。
【図6】「リロードせず異常処理」の処理を示すフロー
チャート図である。
【図7】複写動作時のコピースピードの処理を示すフロ
ーチャート図である。
【図8】異常温度時の処理を示すの処理を実行するため
のフローチャート図である。
【図9】「連続点灯異常」の処理を示すフローチャート
図である。
【図10】異常温度差が生じた場合の処理を示すフロー
チャート図である。
【図11】「連続点灯異常処理」の処理を示すフローチ
ャート図である。
【符号の説明】
A 定着装置 1 加圧ローラ 2 定着ローラ 2a 芯金体 3 第1ヒータ 4 第2ヒータ 5 第1サーミスタ 6 第2サーミスタ 8 CPU 10,12 トライアック 13 交流電源

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の加熱手段を有し、これら加熱手段
    により加熱され記録紙上のトナー像を定着させる定着ロ
    ーラと加圧ローラとを有する定着手段と、この定着手段
    の温度を検出する複数の温度検出手段と、これら複数の
    温度検出手段による検出信号に基づいて加熱手段を制御
    する制御手段とを有する複写装置の定着装置において、
    定着ローラは円筒状の芯金体であって、複数の温度検出
    手段のうちの一方の温度検出手段は芯金体表面における
    記録紙の通紙領域に配置され、他方の温度検出手段は記
    録紙の非通紙領域であると共に、芯金体の内面部或いは
    内包された箇所にそれぞれ配置されることを特徴とする
    定着装置。
  2. 【請求項2】 複数の温度検出手段による検出信号及
    び、これら複数の検出信号の差に基づいて、加熱手段の
    制御が行われることを特徴とする請求項1に記載の定着
    装置。
  3. 【請求項3】 複数の温度検出手段の検出信号の差に基
    づいて、複写装置の動作制御が行われることを特徴とす
    る請求項1に記載の定着装置。
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