JP6205766B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

定着装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6205766B2
JP6205766B2 JP2013049461A JP2013049461A JP6205766B2 JP 6205766 B2 JP6205766 B2 JP 6205766B2 JP 2013049461 A JP2013049461 A JP 2013049461A JP 2013049461 A JP2013049461 A JP 2013049461A JP 6205766 B2 JP6205766 B2 JP 6205766B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixing
plate
recording material
separation
fixing device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013049461A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014174473A (ja
Inventor
健介 山地
健介 山地
卓弥 瀬下
卓弥 瀬下
高広 今田
高広 今田
後藤 創
創 後藤
鈴木 明
明 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2013049461A priority Critical patent/JP6205766B2/ja
Priority to US14/186,078 priority patent/US9494896B2/en
Priority to CN201410076895.7A priority patent/CN104049502B/zh
Publication of JP2014174473A publication Critical patent/JP2014174473A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6205766B2 publication Critical patent/JP6205766B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2017Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means
    • G03G15/2028Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means with means for handling the copy material in the fixing nip, e.g. introduction guides, stripping means

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、互いに当接して回転する回転体を用いて記録材への画像の定着を行う定着装置及び画像形成装置に関する。
なお、本明細書における記録材は、例えば普通紙、各種のコート紙、感光紙、静電記録紙、葉書等の厚紙、OHPフィルム等の各種フィルムなど、各種のシート状記録媒体を含むこととする。
近年、例えばプリンタ・複写機・ファクシミリなどの画像形成装置に対し、省エネルギー化・高速化についての市場要求が強くなってきている。
画像形成装置では、電子写真記録・静電記録・磁気記録等の画像形成プロセスにより、画像転写方式もしくは直接方式で未定着トナー画像が記録材に形成される。未定着トナー画像を定着させるための定着装置としては、定着部材の回転体としてローラを用いる熱ローラ方式、ベルトを用いるベルト方式、さらにフィルム加熱方式、電磁誘導加熱方式等の接触加熱方式の定着装置が広く採用されている。
こうした定着装置では、近年、電源投入時などの常温状態から印刷可能な所定の温度(リロード温度)となるまでに要するウォームアップ時間をさらに短縮化することが求められている。このウォームアップ時間は、印刷要求を受けた後、印刷準備を経て印字動作を行い排紙が完了するまでのファーストプリント時間にもかかわるものである(課題1)。
また、画像形成装置の高速化に伴い、単位時間あたりの通紙枚数が増え、必要熱量が増大しているため、特に連続印刷のはじめに熱量が不足する所謂、温度落ち込みが問題となっている(課題2)。
課題1の問題を解決する方法として、セラミックヒータを用いたサーフ定着が提案されており、この方式により、ベルト方式の定着装置に比べ、低熱容量化、小型化するようにしている。しかし、この方式ではニップ部のみを局所加熱しているため、その他の部分では加熱されておらず、ニップ部における用紙などの入口においてベルトは最も冷えた状態にあり、定着不良が発生しやすくなるという問題がある。特に、高速機においては、ベルトの回転が速く、ニップ部以外でのベルトの放熱が多くなるため、より定着不良が発生しやすくなるという問題がある(課題3)。
以上のような課題1〜3を解決するためのものとして、特許文献1がある。図12は、特許文献1の定着装置の概略図である。
無端ベルト201の内部にパイプ状の金属熱伝導体202を、無端ベルト201の移動をガイドすることが可能に固定し、金属熱伝導体202内の熱源203により金属熱伝導体202を介して無端ベルト201を加熱する。さらに無端ベルト201を介して金属熱伝導体202に接してニップ部207を形成する加圧ローラ204を備え、該加圧ローラ204の回転に連れ回りするようにして無端ベルト201を周方向に移動させる。この構成により、定着装置を構成する無端ベルト201全体を温めることを可能にし、加熱待機時からのファーストプリントタイムを短縮することができ、かつ高速回転時の熱量不足を解消することが可能となっている。
また、更なる省エネ性およびファーストプリントタイム向上のためには熱効率を更に向上させる必要があり、このため、無端ベルト201を金属熱伝導体を介さず、直接加熱する構成も知られている。
上述した特許文献1や、さらにその無端ベルト201を金属熱伝導体を介さず、直接加熱する構成では、省エネ性を向上させ、加熱待機時からのファーストプリントタイムを更に短縮させることができる。しかし、こうした構成とすることで、必要箇所のみに熱を与える構成としているため、無端ベルトなどの回転体から記録材を分離させる分離部材など、熱源周囲の他の部品が温まり難く、結露し易くなる問題が現れた。
こうして分離部材が結露すると、通紙条件によっては、結露した分離部材と記録材が接触して記録材に水滴が付着してしまうおそれがあった。記録材に水滴が付着すると、画像に影響を与える懸念がある。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、分離部材を備えた構成であっても、記録材に水滴が付着することを防止できる定着装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明に係る定着装置は、互いに当接して回転する回転体である定着部材と加圧部材とを備え、加熱された定着部材と加圧部材との間のニップ部により記録材に画像の定着を行う定着装置であって、定着部材および加圧部材の何れかから記録材を分離させるための分離部材を備え、分離部材は、鉄を主成分とした合金で形成された板状部材を少なくとも有して構成され、板状部材は、ニップ部側の端部以外の部分に切り欠き穴が形成され、切り欠き穴よりもニップ部側の体積が、分離部材による分離対象の回転体の軸方向における1mmあたり1.8m 以下となるよう形成され、分離部材は、板状部材における少なくとも記録材の搬送面側に凸状部材を備え、凸状部材は、板状部材における軸方向に隣接した切り欠き穴の間を含む部分に配設され、凸状部材の先端は、板状部材のニップ部側の端部よりもニップ部側に突出することを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、分離部材を備えた構成であっても、記録材に水滴が付着することを防止できる。
本発明の実施形態としての定着装置80を用いた画像形成装置100の構成例を示す図である。 本実施形態の定着装置80の一構成例を示す図である。 本実施形態の定着装置80の他の構成例を示す図である。 従来および本実施形態の定着分離部材90の構成例を示す図である。 従来の定着分離部材における水滴付着範囲300を示す図である。 記録材搬送経路と記録材後端のハネ方向の関係を模式的に示す図である。 本実施形態の分離機能範囲93の軸方向における単位長さ当たりの体積と結露の有無についての確認例を示す図である。 本実施形態の定着分離部材90における水滴付着範囲300を示す図である。 橋渡し部94近傍に水滴付着範囲300が分布した場合の例を示す図である。 溝96の形成例を示す図である。 リブ92の分離板91への取り付け位置を説明する図である。 従来の定着装置の構成例を示す図である。
次に、本発明に係る定着装置を適用した一実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。
本実施形態は、例えば複写機やファクシミリ、プリンタなどの静電記録式画像形成装置に使用される定着装置に関する。より具体的には、回転体である無端状の定着部材と加圧部材間にニップ部を形成し、該ニップ部を通る被定着材に対し定着処理を行う定着装置、およびその定着装置を搭載した画像形成装置に関するものである。
図1に、本実施形態の画像形成装置100の構成例を示す。
図1に示した画像形成装置は、複数の色画像を形成する作像部がベルトの展張方向に沿って並置されたタンデム方式を用いるカラープリンタあるが、本実施形態はこの方式に限定されるものではない。また、本実施形態はプリンタだけではなく、例えば複写機やファクシミリ装置など各種の画像形成装置に適用することができる。
図1に示すように、画像形成装置100は、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色に色分解された色にそれぞれ対応する像としての画像を形成可能な像担持体としての感光体ドラム20Y,20C,20M,20Bkを備える。こうして、本実施形態の画像形成装置100では、これら感光体ドラム20Y,20C,20M,20Bkが並設されたタンデム構造が採用されている。
図1に示す構成の画像形成装置100は、各感光体ドラム20Y,20C,20M,20Bkに形成された可視像が、各感光体ドラム20Y,20C,20M,20Bkに対峙しながら中間転写体である転写ベルト11に対して1次転写行程を実行する。転写ベルト11は、矢印A1方向に移動可能な無端ベルトが用いられる。こうして各色それぞれの画像が転写ベルト11に重畳転写され、その後、記録シートなどが用いられる記録材Sに対して2次転写行程を実行することで一括転写されるようになっている。
各感光体ドラムの周囲には、感光体ドラムの回転に従い画像形成処理するための装置が配置されている。このため、ブラック画像形成を行う感光体ドラム20Bkを対象として説明すると、感光体ドラム20Bkの回転方向に沿って画像形成処理を行う帯電装置30Bk、現像装置40Bk、1次転写ローラ12Bkおよびクリーニング装置50Bkが配置されている。帯電後に行われる書き込みは、光書込装置8が用いられる。
転写ベルト11に対する重畳転写は、転写ベルト11が矢印A1方向に移動する過程において、各感光体ドラム20Y,20C,20M,20Bkに形成された可視像が、転写ベルト11の同じ位置に重ねて転写される。この各色可視像の転写は、1次転写ローラ12Y,12C,12M,12Bkによる電圧印加によって行われ、矢印A1方向の上流側から下流側に向けてタイミングをずらして行われる。1次転写ローラ12Y,12C,12M,12Bkは、転写される各色可視像が転写ベルト11の同じ位置に重ねて転写されるよう、転写ベルト11を挟んで各感光体ドラム20Y,20C,20M,20Bkに対向して配設される。
各感光体ドラム感光体ドラム20Y,20C,20M,20Bkは、矢印A1方向の上流側からこの順で並んでいる。各感光体ドラム感光体ドラム20Y,20C,20M,20Bkは、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの画像をそれぞれ形成するための画像ステーションに備えられている。
画像形成装置100は、色毎の画像形成処理を行う4つの画像ステーションと、転写ベルトユニット10と、2次転写ローラ5と、中間転写ベルトのクリーニング装置13と、光書込装置8とを有している。
転写ベルトユニット10は、各感光体ドラム20Y,20C,20M,20Bkの上方に対向して配設され、転写ベルト11及び1次転写ローラ12Y,12C,12M,12Bkを備える。
2次転写ローラ5は、転写ベルト11に対向して配設され転写ベルト11に従動し、連れ回りする転写部材としての転写ローラである。
クリーニング装置13は、転写ベルト11に対向して配設され転写ベルト11表面をクリーニングする。
光書込装置8は、4つの画像ステーションの下方に対向して配設され、光源としての半導体レーザ、カップリングレンズ、fθレンズ、トロイダルレンズ、折り返しミラーおよび偏向手段としての回転多面鏡などを備える。こうした構成により、光書込装置8は、各感光体ドラム20Y,20C,20M,20Bkに対して色毎に対応した書き込み光Lbを出射して感光体ドラム20Y,20C,20M,20Bkに静電潜像を形成する。なお、図1では、便宜上、ブラック画像の画像ステーションのみを対象として符号が付けてあるが、その他の画像ステーションも同様である。
画像形成装置100は、さらにシート給送装置61と、レジストローラ対4とを備える。
シート給送装置61は、感光体ドラム20Y,20C,20M,20Bkと転写ベルト11との間に向けて搬送される記録材Sを積載した給紙カセットである。
レジストローラ対4は、シート給送装置61から搬送されてきた記録材Sを、画像ステーションによるトナー像の形成タイミングに合わせた所定のタイミングで、各感光体ドラム20Y,20C,20M,20Bkと転写ベルト11との間の転写部に向けて繰り出す。
また、画像形成装置100は、記録材Sの先端がレジストローラ対4に到達したことを検知する図示しないセンサを備える。
画像形成装置100は、さらに定着装置80と、排出ローラ7と、排紙トレイ17と、トナーボトル9Y,9C,9M,9Bkとを備える。
定着装置80は、トナー像が転写された記録材Sにそのトナー像を定着させる。
排出ローラ7は、定着済みの記録材Sを画像形成装置100の本体外部に排出する。
排紙トレイ17は、画像形成装置100の本体上部に配設され、排出ローラ7により画像形成装置100の本体外部に排出された記録材Sを積載する。
トナーボトル9Y,9C,9M,9Bkは、排紙トレイ17の下側に配置され、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色のトナーを充填されて格納する。
転写ベルトユニット10は、転写ベルト11、1次転写ローラ12Y,12C,12M,12Bkの他に、転写ベルト11が掛け回されている駆動ローラ72及び従動ローラ73を有している。
従動ローラ73は、転写ベルト11に対する張力付勢手段としての機能も備えており、このため、従動ローラ73には、バネなどを用いた付勢手段が設けられている。このような転写ベルトユニット10と、1次転写ローラ12Y,12C,12M,12Bkと、2次転写ローラ5と、クリーニング装置13とで転写装置71が構成されている。
シート給送装置61は、画像形成装置100の本体下部に配設されており、最上位の記録材Sの上面に当接する給紙ローラとしての給送ローラ3を有する。そしてシート給送装置61は、給送ローラ3が反時計回り方向に回転駆動されることにより、最上位の記録材Sをレジストローラ対4に向けて給送するようになっている。
転写装置71に装備されているクリーニング装置13は、詳細な図示を省略するが、転写ベルト11に対向、当接するように配設されたクリーニングブラシとクリーニングブレードとを有する。こうした構成により、クリーニング装置13は、転写ベルト11上の残留トナー等の異物をクリーニングブラシとクリーニングブレードとにより掻き取り、除去して、転写ベルト11をクリーニングするようになっている。クリーニング装置13は、転写ベルト11から除去した残留トナーを搬出し廃棄するための図示しない排出手段をさらに有する。
次に、本実施形態の定着装置80の構成例について、図2を参照して説明する。
図2に示す定着装置80は、互いに当接して回転する回転体としての加圧回転体と定着ベルト81を有し、熱源82により定着ベルト81が内周側から輻射熱で直接加熱される構成となっている。図2の例では、加圧回転体として加圧ローラ83を用い、熱源82としてハロゲンヒータを用いた場合の構成例を示す。
図2の定着ベルト81の内側には、定着ベルト81を介して対向する加圧ローラ83とニップ部Nを形成するニップ形成部材86が設けられ、定着ベルト81内面と直接、あるいは図示しない摺動シートを介して間接的に摺動するようになっている。こうして、互いに当接して回転する回転体である定着ベルト81および加圧ローラ83がそれぞれ平行な軸により回転可能に構成されることで、ニップ部Nが形成される。
図2の例ではニップ部Nの形状が平坦状であるが、凹形状やその他の形状であっても良い。ニップ部Nの形状は凹形状の方が、記録材先端の排出方向が加圧ローラ83寄りになり、分離性が向上するのでジャムの発生が抑制される。
定着ベルト81は、ニッケルやSUS(ステンレス鋼)などの金属ベルトやポリイミドなどの樹脂材料を用いた無端状のベルトもしくはフィルムにより構成される。ベルトの表層はPFAまたはPTFE層などの離型層を有し、トナーが付着しないように離型性を持たせている。ベルトの基材とPFAまたはPTFE層の間にはシリコーンゴムの層などで形成する弾性層があっても良い。シリコーンゴム層がない場合は熱容量が小さくなり、定着性が向上するが、未定着画像を押し潰して定着させるときにベルト表面の微小な凹凸が画像に転写されて画像のベタ部にユズ肌状の光沢ムラ(ユズ肌画像)が残るという不具合が生じる。これを改善するにはシリコーンゴム層を100μm以上設ける必要がある。シリコーンゴム層の変形により、微小な凹凸が吸収されユズ肌画像が改善する。
定着ベルト81の内部にはニップ部Nを支持するためのステーによる支持部材87を設け、加圧ローラ83により圧力を受けるニップ形成部材86の撓みを防止し、記録材の搬送方向におけるニップ部Nの幅が軸方向で均一になるようにしている。この支持部材87は両端部でフランジによる保持部材88に保持固定され位置決めされている。また、熱源82と支持部材87の間に反射部材89を備え、熱源82からの輻射熱などにより支持部材87が加熱されてしまうことによる無駄なエネルギー消費を抑制している。ここで反射部材89を備える代わりに支持部材87表面に断熱もしくは鏡面処理を行っても同様の効果を得ることか可能となる。
熱源82は、図示したハロゲンヒータでも良いが、IHであっても良いし、抵抗発熱体、カーボンヒータ等であっても良い。
加圧ローラ83は、芯金85の外周に弾性ゴムなどによる弾性層84が設けられ、さらに離型性を得るために表面に離型層(PFAまたはPTFE層)が設けてある。加圧ローラ83は画像形成装置に設けられたモータなどの駆動源からギヤを介して駆動力が伝達され回転する。また、加圧ローラ83はスプリングなどにより定着ベルト81側に押し付けられており、弾性層84が押し潰されて変形することにより、所定のニップ幅を有している。
加圧ローラ83は中空のローラであっても良く、加圧ローラ83にハロゲンヒータなどによる他の熱源を有していても良い。弾性層84を構成する弾性ゴムはソリッドゴムでも良いが、加圧ローラ83内部にヒータが無い場合は、スポンジゴムを用いても良い。スポンジゴムの方が、断熱性が高まり定着ベルト81の熱が奪われにくくなるので、より望ましい。
定着ベルト81は加圧ローラ83により連れ回り回転する。図2の場合は加圧ローラ83が図示しない駆動源により回転し、ニップ部Nでベルトに駆動力が伝達されることにより定着ベルト81が回転する。定着ベルト81はニップ部Nで挟み込まれて回転し、ニップ部N以外では両端部で保持部材88(フランジ)にガイドされ、走行する。
また、ニップ部Nよりも記録材の搬送方向における下流側に、分離対象の回転体である定着ベルト81から記録材を分離させるための定着分離部材90が設けられる。
本実施形態では、こうした構成により安価で、ウォームアップが速い定着装置80を実現することが可能となる。
図3は、本実施形態の定着装置80の別の構成例を示す図である。
図2の構成例では熱源82がハロゲンヒータ1本で構成されているのに対し、図3の構成例は熱源82がハロゲンヒータ3本で構成されている点が異なる。
次に、本実施形態の主たる特徴が含まれる定着分離部材の構成について、図4を参照して説明する。図4(a),(b)には従来の定着分離部材210の平面図および側面図を、図4(c),(d)には本実施形態による定着分離部材90平面図および側面図を、それぞれ示す。
まず、従来の定着分離部材210について、図4(a),(b)を参照して説明する。
定着分離部材の機能は搬送する記録材を、定着ベルト81から剥がすことである。特に薄紙では、搬送する記録材先端のトナー付着量が多ければ多いほど、定着ベルトに巻き込み易くなり、記録材詰まりを引き起こす。その記録材詰まりを防止するために、定着分離部材を用いて定着ベルト81と記録材を剥がしている。従来、定着分離部材210は、SUS等金属の平板部材にコーティングをすることで、記録材の表面を傷つけることなく分離させ、主に定着分離部材210の位置精度を重視していた。
しかし従来の定着分離部材210では、複数枚通紙を行うと定着分離部材210の先端が、図5に示すような水滴付着範囲300辺りで結露してしまう。以下に結露が発生する理由を説明する。記録材は通常環境で保管された場合でも6〜8%程度の水分を含んでおり、定着器で熱を加える事により、記録材に含まれる水分が蒸発する。省エネ状態からの復帰直後など、定着器が十分に温まっていない条件が重なると、蒸発した水分が定着器内の定着分離部材210に結露する。記録材の挙動にも影響され、図6に示すように、記録材が搬送方向におけるニップ部の出口を抜けた瞬間に、記録材の挙動が定着分離部材210の方にはねる場合、結露した定着分離部材210に触れることとなる。この場合、記録材の後端等が濡れて排出されてしまう。
次に、本実施形態としての定着分離部材90について、図4(c),(d)を参照して説明する。
本実施形態としての定着分離部材90は、1枚板の板状部材としての分離板91に、凸状部材としてのリブ92が固定されて構成される。分離板91には、定着ベルト81および加圧ローラ83の回転軸における軸方向に平行な辺を有する略矩形状の切り欠き穴95が開設される。この切り欠き穴95は、分離板91の端部以外の位置に複数設けられ、これら複数の切り欠き穴95が、分離板91の長手方向に並ぶように配列される。この長手方向は、分離板91が図4のように1枚板で構成される場合、定着ベルト81および加圧ローラ83の軸方向と同一である。
なお、切り欠き穴95の形状としての略矩形状とは、角に丸みを設けたいわゆる角丸長方形など、矩形に近い形状を含むものである。切り欠き穴95を角丸長方形とすることで、角部への応力集中を緩和することができる。角の丸みの大きさは、設計に応じて適宜定められてよい。
分離板91に切り欠き穴95が設けられることにより、分離板91における切り欠き穴95よりもニップ部N側である部分が分離板91による記録材の分離機能を実現する。このため、記録材の搬送方向における切り欠き穴95よりもニップ部N側である分離板91の部分を分離機能範囲93とし、図4(c)に点線で囲んで示す。
また、切り欠き穴95は、定着ベルト81および加圧ローラ83の軸方向を長手方向とする略矩形状に形成される。そして、分離板91の長手方向に配列されて隣接する切り欠き穴95との間の部分が橋渡し部94となる。リブ92は、この橋渡し部94を含む部分に配置され、ニップ部N側の先端92aが、分離板91におけるニップ部N側の先端よりもそのニップ部N側に飛び出た位置となるよう配設される。
また、定着分離部材90における分離板91は、鉄を主成分とした合金で構成される。
図7に、分離板91がSUSで構成される場合の、定着ベルト81および加圧ローラ83の軸方向における分離機能範囲93の単位長さ当たりの体積と結露の有無についての確認例を示す。
図7に示すように、切り欠き穴95よりもニップ部N側である分離機能範囲93の軸方向における長さ1mm当たりの体積が2.2mm3以上では結露が発生するが、1.8mm3以下にすると結露が発生しなくなる。以上のように、分離板91の材質が鉄を主成分とした合金である場合、軸方向における長さ1mm当たりの体積を1.8mm3以下にすることで結露防止の効果が得られる。
なお、分離板91の材質が鉄を主成分とした合金である場合、上述したSUS以外であっても大きな差がないため、実質的に同様の値で結露防止の効果が得られる。また、材質にアルミニウムを用いる場合、鉄を主成分とした合金よりも比熱が高く、分離板91が温まり易くなるため、鉄を主成分とした合金の単位当たりの体積よりも大きい値で結露が発生しなくなる。
また、本実施形態の定着分離部材90では、分離機能範囲93の橋渡し部94に対応した分離板91の搬送面に対応する箇所に凸状部材としてのリブ92を付け、分離板91に付着した水滴の高さより凸位置を高くしている。こうした構成により、仮に図8に示すように、分離板91における水滴付着範囲300に結露した場合であっても、その水滴付着範囲300に記録材が触れないようにすることができ、記録材への水滴付着を防止することが出来る。定着分離部材90の形状上、一部品で凹凸を付けることは難しいため、分離板91への溶接または別部品で凹凸を付ける必要がある。
定着分離部材90の機能上、記録材と接触する箇所のため、リブ92には耐熱性樹脂等を用いると効果的であり、記録材に擦れ跡を残さないために離型性が良いPFA樹脂等のフッ素樹脂を用いることが好ましい。また、図4(c)、図8(a)に示すように、リブ92の長手方向は、記録材の搬送方向に対して角度を付けて配設することが好ましい。
また、結露による記録材濡れを防止するために、定着分離部材90の熱容量を下げるのが効果的である。その理由として、定着器内の定着分離部材90を早く温め、記録材から蒸発する水分の付着を防ぐことができるからである。定着分離部材90における分離板91に切り欠き穴95を設ける、さらに板厚を薄くすることで分離板91先端の温度が上がりやすくなり、付着する水滴量は低減される。定着器の構成にもよるが、分離板91先端の熱容量を50%以下にすることで、水滴付着量を半分以下にすることが可能である。
しかし分離板91の熱容量を低減させると部材の強度問題、及び低熱容量化した部材での熱容量がある箇所への水滴付着範囲300の拡大が発生する。例えば、図8ではリブ92の位置に分離板91を橋渡し部94として残している。例えば橋渡し部94を除いてしまうと、分離板91先端で分離させた記録材が切り欠き穴95を通り抜けてしまい、正しく搬送出来なくなる。橋渡し部94を残すことは必須であり、その箇所以外の分離板91を低熱容量化させると橋渡し部94に体積が集中してしまう。この場合、橋渡し部94近傍に結露が発生し易くなり、例えば図9に示すように水滴付着範囲300が分布することとなる。
分離板91の先端位置で結露が発生しているため、先端部分をカットしてしまえば結露による問題は改善されるが、分離させる機能が出しにくく、部品強度も無くなってしまう。また、記録材詰まりが発生した場合に変形する可能性があるため、先端部分をカットすることは出来ない。これに対し、本実施形態では、図10に示すように、分離板91に溝96を形成する。
橋渡し部94で水滴付着が発生した場合、発生した水滴が重力で下方向に滴下し、分離板91先端、及びリブ92に付着し水滴が溜まり易くなる。リブ92そのものに水滴が付着してしまうと、その水滴が記録材に付着する可能性がある。
そのため、橋渡し部94周りに水滴の流路となる溝96を凹設し、橋渡し部94の外側に水滴を逃がす構成にすると効果的である。この場合、溝96はリブ92の位置から記録材の搬送方向に対して傾斜した方向に向かい、分離板91の縁端または切り欠き穴95に達するように形成される。図10の例では、溝96が、分離板91におけるニップ部N側の端部に向けてリブ92の位置から離れていくように搬送方向から傾斜した直線状である場合について示す。
こうした溝96により、分離板91の橋渡し部94に付着した水滴を外側に逃がすことで、分離板91先端への水滴溜まりを防止し、記録材濡れを防ぐことが出来る。
他にも、分離板91先端への水滴付着を防止するには部品の材料を変更して水滴付着量を軽減することが出来る。例えば分離板91に、搬送面側から反対面側へと水分を浸透可能な樹脂等による多孔質材の部分を設けるようにしてもよい。こうした多孔質材の部分を設ける場合、SUS等金属部材よりも部材温度が上がりにくいため分離板91の搬送面側に水滴が付着し易くなるが、浸透性のある多孔質材を用いることで搬送面側から非搬送面側に水滴を移動させる流路を設けられる。
その結果、搬送面側の分離板91の水滴付着を軽減させ、記録材濡れを防止することが出来る。非搬送面側に付着した水滴は、基本的には記録材を濡らすことがなく、水滴が蓄積する頃には分離板91の温度が温まり、水分を飛ばすことが出来る。また、水滴量が多い場合でも、非搬送面側に植毛部材を付け、植毛で水滴を吸収することも出来る。
こうした多孔質材の部分は、分離機能範囲93以外に設けられることが好ましく、橋渡し部94に設けられることがより好ましい。
本構成の考えられる副作用として、定着分離部材90にリブ92で凹凸を付ける場合、分離板91とリブ92の間に記録材が挟まらないようにする必要がある。そのための構成例を図11を用いて説明する。図11(a)がOK例を示し、図11(b)がNG例を示す。
図11(b)の構成例の場合、記録材が分離板91とリブ92の間に挟まり、紙詰まりを起こす可能性がある。他にも搬送方向からの力に弱く、連続通紙を行うとリブ92がガタつき易く、場合によっては外れてしまう可能性もある。そのためリブ92におけるニップ部N側の先端92aは、分離板91先端よりもニップ部Nに近づける必要があり、分離板91先端を固定用抑え部にするとリブ92のガタつきが減り、記録材による搬送方向からの力に耐えることが出来る。
このようにして定着分離部材90におけるニップ部N側の先端にも凹凸を設けることで、記録材への水滴付着を防止することが出来る。
以上のように、上述した実施形態は、以下の特徴を有する。
第1の特徴として、上述した実施形態の定着装置は、回転可能な定着部材と、定着部材を加熱する熱源と、定着部材とニップ部Nを形成する加圧部材と、定着部材内部で加圧部材と対向しニップ部Nを形成するニップ形成部材と、定着部材の軸方向両端部を保持する一対の保持部材と、搬送する記録材を定着部材から分離させる定着分離部材90と、を備える。また、定着分離部材90における鉄を主成分とした合金で構成された板状部材の、切り欠き穴95よりもニップ部N側である分離機能範囲93の長手方向単位長さ1mm当たりの体積が1.8mm3以下となっている。
こうした構成により、板状部材先端の結露を抑制し、搬送する記録材への水滴付着を防止する事ができる。その理由として、朝一番に電源ONした時や省エネモード等により定着器が冷えている状態から通紙を行うと、板状部材先端側に水滴が付着することがある。これは、搬送する記録材には数%の水分が含まれており、ニップ部Nを通過すると記録材に含まれる水分が蒸発し、その下流側の定着分離部材90先端に付着(結露)するためである。
本実施形態では、この水滴が蒸発せずに記録材に付着することを防止するために、切り欠き穴95よりもニップ部N側である分離機能範囲93の体積を小さくしている。
この構成により、板状部材における特にニップ部N側の先端である分離機能範囲93の温度が上がりやすくなり、定着分離部材先端に付着した水滴を早く蒸発させることが出来る。板状部材先端に付着した水滴を早く飛ばすことが出来れば、記録材への水滴付着を軽減することが出来る。
また、第2の特徴として、上述した実施形態の定着装置は、分離機能範囲93の橋渡し部94に対応した板状部材の搬送面に対応する箇所に別部材の凸状部材であるリブ92を設ける。
この構成により、搬送する記録材と凸状部材を接触させ、板状部材先端に付着した水滴との接触を避けさせるため、記録材の濡れを防止することが出来る。
このように、本実施形態は、定着分離部材90における少なくとも搬送面側に凹凸を設けることで、記録材への水滴付着を防止することができる。
また、第3の特徴として、上述した実施形態の定着装置は、凸状部材の横、または板状部材の切り欠き穴95以外の箇所の板状部材搬送面側に溝96を設ける。
この構成により、板状部材に付着した水滴を溝96に沿わせて伝わせる流路を設けることが出来る。結果、板状部材先端および切り欠き部以外に溜まり易い水滴を、流路を伝わせて溜まらせることなく散らすことが出来る。このため、板状部材に付着した水滴が重力により凸状部材のニップ部N側の先端に溜まったり、体積が大きい箇所に溜まることなく、記録材への水滴付着を防止することができる。
また、第4の特徴として、上述した実施形態の定着装置は、板状部材の搬送面部に設けた溝96を、凸状部材または切り欠き穴95以外の箇所を中心として放射状に複数本設ける。
この構成により、板状部材に付着した水滴を、板状部材の先端に水滴を溜まらせることなく、周囲に散らすことが可能になる。
また、第5の特徴として、上述した実施形態の定着装置は、板状部材に、材質が多孔質材である部分を設け、搬送面側から非搬送面側に水滴を浸透させる経路を設ける。
この構成により、搬送面側の定着分離板先端の水滴付着を減らすことが出来る。結果、搬送面側の水滴を非搬送面側に水滴を浸透(移動)させることで、搬送面側の板状部材への水滴付着を軽減させることができ、記録材への水滴付着を防止することが出来る。
また、上述した本実施形態による定着装置を備えた画像形成装置によれば、上述した本実施形態の定着装置による各効果が得られる画像形成装置を提供することができる。
なお、上述した各実施形態は本発明の好適な実施形態であり、本発明はこれに限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいて種々変形して実施することが可能である。
例えば、上述した実施形態では、分離板91が1枚板であることとして説明したが、定着ベルト81および加圧ローラ83の軸方向などに複数に分割された構成であっても、本発明は同様に実現することができる。
100 画像形成装置
80 定着装置
81 定着ベルト
82 熱源
83 加圧ローラ
84 弾性層
85 芯金
86 ニップ形成部材
87 支持部材
88 保持部材
89 反射部材
90 定着分離部材
91 分離板(板状部材の一例)
92 リブ(凸状部材の一例)
93 分離機能範囲
94 橋渡し部
95 切り欠き穴
96 溝
300 水滴付着範囲
N ニップ部
特許第4818826号公報

Claims (6)

  1. 互いに当接して回転する回転体である定着部材と加圧部材とを備え、加熱された前記定着部材と前記加圧部材との間のニップ部により記録材に画像の定着を行う定着装置であって、
    前記定着部材および前記加圧部材の何れかから記録材を分離させるための分離部材を備え、
    前記分離部材は、鉄を主成分とした合金で形成された板状部材を少なくとも有して構成され、
    前記板状部材は、前記ニップ部側の端部以外の部分に切り欠き穴が形成され、前記切り欠き穴よりも前記ニップ部側の体積が、前記分離部材による分離対象の回転体の軸方向における1mmあたり1.8m 以下となるよう形成され、
    前記分離部材は、前記板状部材における少なくとも記録材の搬送面側に凸状部材を備え、
    前記凸状部材は、前記板状部材における前記軸方向に隣接した前記切り欠き穴の間を含む部分に配設され、
    前記凸状部材の先端は、前記板状部材の前記ニップ部側の端部よりも前記ニップ部側に突出することを特徴とする定着装置。
  2. 前記切り欠き穴は、前記軸方向に平行な辺を有し、前記軸方向を長手方向とする略矩形状であり、前記軸方向に複数設けられたことを特徴とする請求項1記載の定着装置。
  3. 前記板状部材の隣接した前記切り欠き穴の間を少なくとも含む部分における前記搬送面側には溝が凹設され、
    前記溝は、前記板状部材の端部または前記切り欠き穴につながるよう配設されたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の定着装置。
  4. 前記溝は、前記凸状部材の位置から記録材の搬送方向に対して傾斜した方向に向かうように形成されたことを特徴とする請求項3記載の定着装置。
  5. 前記板状部材は、記録材の搬送面側から反対面側へと水分を浸透可能な多孔質材の部分を備えたことを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の定着装置。
  6. 請求項1から5の何れか1項に記載の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP2013049461A 2013-03-12 2013-03-12 定着装置及び画像形成装置 Active JP6205766B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013049461A JP6205766B2 (ja) 2013-03-12 2013-03-12 定着装置及び画像形成装置
US14/186,078 US9494896B2 (en) 2013-03-12 2014-02-21 Fixing device with separation plate and image forming apparatus thereof
CN201410076895.7A CN104049502B (zh) 2013-03-12 2014-03-04 定影装置及图像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013049461A JP6205766B2 (ja) 2013-03-12 2013-03-12 定着装置及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014174473A JP2014174473A (ja) 2014-09-22
JP6205766B2 true JP6205766B2 (ja) 2017-10-04

Family

ID=51502540

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013049461A Active JP6205766B2 (ja) 2013-03-12 2013-03-12 定着装置及び画像形成装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9494896B2 (ja)
JP (1) JP6205766B2 (ja)
CN (1) CN104049502B (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6547947B2 (ja) 2015-06-23 2019-07-24 株式会社リコー 分離部材、定着装置及び画像形成装置
WO2017122525A1 (ja) 2016-01-15 2017-07-20 株式会社リコー 分離部材、分離装置、定着装置及び画像形成装置
US10012937B2 (en) 2016-03-18 2018-07-03 Ricoh Company, Ltd. Fixing device and image forming apparatus including a fixing belt, a presser, and a gap retainer
US9996035B2 (en) 2016-03-18 2018-06-12 Ricoh Company, Ltd. Fixing device and image forming apparatus with a movable presser which moves a fixing belt
US10012936B2 (en) 2016-03-18 2018-07-03 Ricoh Company, Ltd. Fixing device and image forming apparatus
JP2018045161A (ja) 2016-09-16 2018-03-22 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP7494016B2 (ja) 2020-06-01 2024-06-03 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2023008286A (ja) 2021-07-05 2023-01-19 株式会社リコー 接離装置、定着装置及び画像形成装置

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4487158A (en) * 1983-06-09 1984-12-11 Eastman Kodak Company Fuser apparatus
JP4756619B2 (ja) * 2001-06-29 2011-08-24 株式会社リコー 定着装置及び該定着装置を有するカラー画像形成装置
US6735412B2 (en) 2002-10-04 2004-05-11 Nexpress Solutions Llc Capillary micro-groove skive fingers
JP2004205750A (ja) 2002-12-25 2004-07-22 Seiko Epson Corp 定着装置
JP4532990B2 (ja) * 2004-05-26 2010-08-25 株式会社リコー 電子写真装置
JP4264410B2 (ja) * 2004-11-30 2009-05-20 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP2007047379A (ja) 2005-08-09 2007-02-22 Ricoh Co Ltd 分離板、該分離板を備えた定着装置及び画像形成装置
JP2007269464A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Toshiba Corp 用紙搬送機構およびこれを備えた画像形成装置
JP4818826B2 (ja) 2006-06-19 2011-11-16 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP2008169041A (ja) * 2006-12-13 2008-07-24 Kyocera Mita Corp 用紙分離装置、定着装置、用紙搬送装置及び画像形成装置
JP2010210911A (ja) * 2009-03-10 2010-09-24 Fuji Xerox Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP5471637B2 (ja) 2010-03-12 2014-04-16 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP2012098604A (ja) * 2010-11-04 2012-05-24 Ricoh Co Ltd 分離部材、定着装置及び画像形成装置
JP5796303B2 (ja) 2011-02-16 2015-10-21 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP5915879B2 (ja) 2011-06-30 2016-05-11 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
US9063480B2 (en) 2011-12-28 2015-06-23 Ricoh Company, Limited Fixing device, image forming device, and separating member
JP5970828B2 (ja) 2012-01-19 2016-08-17 株式会社リコー 分離部材、定着装置、及び画像形成装置
JP2013186394A (ja) 2012-03-09 2013-09-19 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP5546570B2 (ja) * 2012-03-23 2014-07-09 株式会社沖データ 定着装置及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US9494896B2 (en) 2016-11-15
JP2014174473A (ja) 2014-09-22
US20140270865A1 (en) 2014-09-18
CN104049502B (zh) 2017-03-01
CN104049502A (zh) 2014-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6205766B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6286840B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5768507B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP6268979B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP4695976B2 (ja) 定着装置、画像形成装置及び画像形成方法
JP6111657B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6492945B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2017009824A (ja) 分離部材、定着装置及び画像形成装置
JP6119315B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2010128300A (ja) 画像形成装置
JP2015075715A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2017083520A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2013024895A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2018072551A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2014174383A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6299263B2 (ja) 保持部材、定着装置、及び、画像形成装置
JP7293734B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP7115092B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6098252B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5332319B2 (ja) 熱定着装置及び画像形成装置
JP2004093842A (ja) 加熱装置および画像形成装置
JP2015087640A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2014174381A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP7276700B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP7491069B2 (ja) 加熱装置及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161101

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161215

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20170113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170404

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170511

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170808

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170821

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6205766

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151