JP5332319B2 - 熱定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
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〔1〕 回転する定着部材と、前記定着部材に接触し、未定着トナーをシート上に定着させるニップ部を形成する加圧部材と、前記定着部材を加熱する加熱手段と、前記ニップ部のシート排出側に前記定着部材に対して非接触に配置される分離板と、を備え、前記分離板は、シート幅方向における中央部に前記定着部材側が開口した窪みを有するとともに、該窪みに、変位してシート排出経路側に突出する突起部材が配置され、該突起部材は、シート先端がニップ部を通過すると前記分離板からシート排出経路側に突出し、該シート先端が定着部材から分離されると該分離板に格納される熱定着装置。
〔2〕 複数の前記分離板が、前記定着部材との隙間をそれぞれ調整可能にシート幅方向に配置される前記〔1〕に記載の熱定着装置。
〔3〕 前記突起部材は、シート排出経路側に傾斜面を有するとともに、変位する際の回動中心を前記分離板の前記定着部材側の先端側に有する前記〔1〕または〔2〕に記載の熱定着装置。
〔4〕 前記突起部材は、シート先端がニップ部を通過すると前記分離板からシート排出経路側に突出し、該シート先端が定着部材から分離された時から次の搬送ローラ又は排紙ローラに到達するまでの間に、該分離板に格納される前記〔1〕〜〔3〕のいずれかに記載の熱定着装置。
〔5〕 前記突起部材は、ニップ部と次の搬送ローラ又は排紙ローラでシートが担持される位置とを直線で結んだ仮想シート排紙経路を越えて突出している前記〔1〕〜〔4〕のいずれかに記載の熱定着装置。
〔6〕 前記突起部材は、少なくとも表面がフッ素系樹脂で構成されている前記〔1〕〜〔5〕のいずれかに記載の熱定着装置。
〔7〕 前記〔1〕〜〔6〕のいずれかに記載の熱定着装置を備えた画像形成装置。
また、前記突起部材は、シート先端がニップ部を通過すると前記分離板からシート排出経路側に突出し、該シート先端が定着部材から分離されると該分離板に格納されるという構成としたので、転写紙先端部及び中腹部分の定着ローラへの巻き付きを抑えることができる。
請求項2の発明によれば、請求項1の熱定着装置において、複数の前記分離板が、前記定着部材との隙間をそれぞれ調整可能にシート幅方向に配置されるという構成としたので、前記分離板と前記定着部材(定着ベルトまたは定着ローラ)との隙間を個別に小さく管理することができる。
請求項4の発明によれば、請求項1から3のいずれかに記載の熱定着装置において、前記突起部材は、シート先端がニップ部を通過すると前記分離板からシート排出経路側に突出し、該シート先端が定着部材から分離された時から次の搬送ローラ又は排紙ローラに到達するまでの間に、該分離板に格納されるという構成としたので、転写紙先端部及び中腹部分の定着ローラからの分離性を高め、さらに搬送系路を邪魔することなく異常画像の発生を抑えることができる。
請求項5の発明によれば、請求項1から4のいずれかに記載の熱定着装置において、前記突起部材は、ニップ部と次の搬送ローラ又は排紙ローラでシートが担持される位置とを直線で結んだ仮想シート排紙経路を越えて突出しているという構成としたので、転写紙の中腹部分を確実に定着ローラから分離させることができる。
請求項6の発明によれば、請求項1から5のいずれかに記載の熱定着装置において、前記突起部材は、少なくとも表面がフッ素系樹脂で構成されているという構成としたので、トナー固着を防止し、定着ジャムを防止し、該突起部材の保守を容易にすることができる。
請求項7の発明によれば、請求項1から6のいずれかに記載の熱定着装置を備えたこと画像形成装置という構成としたので、定着ジャムの無い、安定した排紙が可能な装置を供給することができる。
1点破線Aはニップ部と排紙ローラ41及び42とを結んだ搬送系路を示す。分離板30は突起部材(補助分離板)30aを有しており、転写紙先端がニップ出口を通過中は斜線で示すように搬送経路側に突出し、転写紙先端が分離終了後に搬送経路側とは反対側に格納される。突起部材30aが「格納される」とは、搬送経路(破線A)側に該突起部材30aが突出していない状態をあらわす。
分離板30は、金属または耐熱樹脂をベースとしてその上にテフロン(登録商標)系の樹脂がコートされているか、テフロン(登録商標)樹脂(例えばPFA樹脂)で一体的に構成されている。また分離板30は、幅が20mm〜50mmの分割されたチップを、図に示したように長手方向に一列に複数配置し、それぞれが独立に定着部材としての定着ベルト4表面との隙間を調整し、維持することができるようになっている。
図6に示すように、突起部材30aと分離板30との間には圧縮スプリング31が装着されており、突起部材30aのフレーム部分を図示しないカムまたは押圧手段により、矢印の方向に加圧することにより突起部材30aは搬送経路側に突出される。
一方、図7に示すように突起部材30aの格納時は該押圧手段が矢印の方向に解除され、圧縮スプリング31によって距離Lだけ戻される。
転写紙は、矢印実線の軌跡を描きながら先端部が分離され、中腹部が分離板30の先端に衝突して座屈することでジャムとなってしまう。
図10に、本発明に係る画像形成装置であるタンデム型のカラー複写機の構成を示す。
カラー複写機200は、装置本体中央部に位置する画像形成部200Aと、該画像形成部200Aの下方に位置する給紙部200Bと、画像形成部200Aの上方に位置する図示しない画像読取部を有する高速機であり、画像形成部200Aに本発明の定着装置100を組み込んでいる。
2 定着ローラ
3 加圧ローラ
4 定着部材(定着ベルト)
5、18 加熱手段(ヒータ)
6 テンションローラ
7 クリーニングローラ
8 ウェブ押圧ローラ
9 クリーニングウエブ
10 加圧分離爪
11 サーモパイル
12 定着サーミスタ
14 オイル塗布ローラ
15 オイル供給ローラ
16 フェルト
17 入口ガイト板
19 加圧アーム
20 加圧О/Cカム
21 加圧О/Cセンサ
30 分離板
30a 突起部材
31 圧縮スプリング
35、36 排紙経路カバー
41、42 排紙ローラ
200 画像形成装置
200A 画像形成部
200B 給紙部
202 転写ベルト
203Y,203M,203C,203B 感光体
210 ローラ
211 転写ローラ
215 給紙トレイ
Claims (7)
- 回転する定着部材と、
前記定着部材に接触し、未定着トナーをシート上に定着させるニップ部を形成する加圧部材と、
前記定着部材を加熱する加熱手段と、
前記ニップ部のシート排出側に前記定着部材に対して非接触に配置される分離板と、を備え、
前記分離板は、シート幅方向における中央部に前記定着部材側が開口した窪みを有するとともに、該窪みに、変位してシート排出経路側に突出する突起部材が配置され、
該突起部材は、シート先端がニップ部を通過すると前記分離板からシート排出経路側に突出し、該シート先端が定着部材から分離されると該分離板に格納される熱定着装置。 - 複数の前記分離板が、前記定着部材との隙間をそれぞれ調整可能にシート幅方向に配置される請求項1に記載の熱定着装置。
- 前記突起部材は、シート排出経路側に傾斜面を有するとともに、変位する際の回動中心を前記分離板の前記定着部材側の先端側に有する請求項1または2に記載の熱定着装置。
- 前記突起部材は、シート先端がニップ部を通過すると前記分離板からシート排出経路側に突出し、該シート先端が定着部材から分離された時から次の搬送ローラ又は排紙ローラに到達するまでの間に、該分離板に格納される請求項1〜3のいずれかに記載の熱定着装置。
- 前記突起部材は、ニップ部と次の搬送ローラ又は排紙ローラでシートが担持される位置とを直線で結んだ仮想シート排紙経路を越えて突出している請求項1〜4のいずれかに記載の熱定着装置。
- 前記突起部材は、少なくとも表面がフッ素系樹脂で構成されている請求項1〜5のいずれかに記載の熱定着装置。
- 請求項1〜6のいずれかに記載の熱定着装置を備えた画像形成装置。
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