JP3923670B2 - 定着装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、定着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子写真記録装置においては、感光体ドラムの表面が、帯電装置によって一様に、かつ、均一に帯電させられ、露光装置によって露光されて静電潜像が形成される。そして、該静電潜像は現像装置によって現像されてトナー像になり、該トナー像は、転写装置によって記録紙に転写され、定着装置によって定着される。
図2は従来の定着装置の断面図、図3は従来の分離爪ユニットの要部平面図である。
【0003】
図において、11は定着部であり、該定着部11は、回転自在に配設されたヒートローラ12、該ヒートローラ12の下方において回転自在に配設され、図示されないスプリング等の付勢手段によってヒートローラ12に押し付けられるバックアップローラ13、前記ヒートローラ12及びバックアップローラ13を収容する定着部ケーシング14、並びに該定着部ケーシング14に対して揺動自在に配設され、記録紙15がヒートローラ12に巻き付いて付着した場合に記録紙15を分離させる分離爪ユニット80を備える。なお、前記ヒートローラ12内に加熱源としてのハロゲンランプ12aが配設される。
【0004】
そして、前記分離爪ユニット80は、ほぼ三角形の形状を有する分離爪16、該分離爪16によって分離させられた記録紙15を後方 (図2における右方) に案内するガイドローラ17、及び所定の付勢力によって前記分離爪16の先端82をヒートローラ12に押し付けるスプリング18を備える。なお、前記分離爪16は、軸81によって揺動自在に支持され、前記ガイドローラ17は、軸83によって分離爪16に対して回転自在に支持される。
【0005】
そして、定着部11の後方には排出機構部22が配設され、該排出機構部22は、回転自在に配設された搬送ローラ19、該搬送ローラ19の上方において回転自在に配設され、かつ、前記搬送ローラ19に押し付けられるピンチローラ20、及び所定の付勢力によって前記ピンチローラ20を搬送ローラ19に押し付ける板ばね21を備える。
【0006】
次に、前記構成の定着装置の動作について説明する。
まず、図示されない感光体ドラム上のトナー像が、図示されない転写装置によって記録紙15に転写され、トナー像が転写された後の記録紙15は、前記感光体ドラムの回転に伴って矢印A方向にほぼ水平に搬送され、定着部11に送られる。そして、定着部11に到達した記録紙15は、矢印方向に回転させられるヒートローラ12及びバックアップローラ13によって挟まれて加圧されるとともに、ヒートローラ12によって加熱される。その結果、トナー像が定着され、印刷が終了する。
【0007】
そして、印刷が終了した後の記録紙15は、ヒートローラ12及びバックアップローラ13の回転に伴って更に搬送され、排出機構部22に送られ、搬送ローラ19及びピンチローラ20の回転に伴って排出される。
次に、前記分離爪ユニット80の動作について説明する。
この場合、待機状態において、分離爪16は、図2における破線で示される位置に置かれ、先端82はヒートローラ12に接触させられる。そして、記録紙15の前端が分離爪16の突出部16aに接触すると、分離爪16は、記録紙15によって押されてスプリング18の付勢力に抗して矢印B方向に回動させられ、図2における実線で示される位置に移動する。このとき、前記先端82はヒートローラ12から離される。なお、分離爪16のストッパ部16bが定着部ケーシング14に突き当たると、分離爪16のそれ以上の回動が規制され、このとき、先端82がヒートローラ12から離される量、すなわち、離間量は最大値tになる。
【0008】
続いて、記録紙15は搬送ローラ19及びピンチローラ20によって更に搬送され、記録紙15の後端が突出部16aを通過すると、分離爪16は再び図2における破線で示される位置に戻り、待機状態に置かれる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の定着装置においては、待機状態に置かれた分離爪16の突出部16aと記録紙15の搬送路とがオーバラップさせられているので、記録紙15が搬送されるのに伴って、記録紙15の印刷面15aと前記突出部16aとが常に擦(こす)れてしまう。したがって、例えば、べた黒印刷を行った場合、印刷面15aにおける分離爪16と接触する部分と接触しない部分とで光沢が異なってしまい、画像品位が低下してしまう。
【0010】
本発明は、前記従来の定着装置の問題点を解決して、画像品位を向上させることができる定着装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
そのために、本発明の定着装置においては、定着用のローラと、揺動自在に配設され、揺動に伴って該定着用のローラに接離させられる分離爪を備えた記録紙分離ユニットとを有する。
そして、該記録紙分離ユニットに移動自在に支持され、搬送された記録紙と接触させられるガイドローラを備える。
また、該ガイドローラは、搬送された記録紙によって押されるのに伴って前記記録紙分離ユニットを揺動させ、前記分離爪を定着用のローラから離間させ、更に前記記録紙によって押されるのに伴って移動させられる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態における定着装置の断面図、図4は本発明の第1の実施の形態における分離爪ユニットの要部平面図である。
図において、31は定着部であり、該定着部31は、回転自在に配設されたローラ部材としてのヒートローラ12、該ヒートローラ12の下方において回転自在に配設され、図示されないスプリング等の付勢手段によってヒートローラ12に押し付けられるバックアップローラ13、前記ヒートローラ12及びバックアップローラ13を収容する定着部ケーシング14、並びに記録紙15がヒートローラ12に巻き付いて付着した場合に記録紙15を分離させる分離爪ユニット85を備える。なお、前記ヒートローラ12内に加熱源としてのハロゲンランプ12aが配設される。
【0013】
そして、前記分離爪ユニット85は、ほぼ三角形の形状を有する分離爪36、該分離爪36によって分離させられた記録紙15を後方 (図1における右方) に案内する第1、第2のガイドローラ37a、37b、所定の付勢力によって第2のガイドローラ37bを記録紙15に、前記分離爪36の先端82をヒートローラ12に押し付けるスプリング18、及び所定の付勢力によって前記第2のガイドローラ37bを下方に付勢するスプリング39を備える。
【0014】
前記分離爪36は、軸81によって前記定着部ケーシング14に対して揺動自在に配設され、揺動に伴って先端82がヒートローラ12に接離させられる。また、前記第1、第2のガイドローラ37a、37bは、分離爪36の揺動に伴って軸81を中心にして揺動させられる。また、前記第1のガイドローラ37aは、軸86によって分離爪36に対して回転自在に、前記第2のガイドローラ37bは、軸38によって分離爪36に対して回転自在に、かつ、長溝36d内を分離爪36に対して相対的に移動自在に支持される。そして、前記スプリング39は、軸81の外周に巻装され、一端が分離爪36の係止部36aに、他端が前記軸38にそれぞれ係止させられる。なお、前記第1のガイドローラ37aは、記録紙15を搬送するための搬送路において第2のガイドローラ37bより上流側に配設される。
【0015】
また、定着部31の後方には排出機構部22が配設され、該排出機構部22は、回転自在に配設された搬送ローラ19、該搬送ローラ19の上方において回転自在に配設され、かつ、前記搬送ローラ19に押し付けられるピンチローラ20、及び所定の付勢力によって前記ピンチローラ20を搬送ローラ19に押し付ける板ばね21を備える。
【0016】
次に、前記構成の定着装置の動作について説明する。
まず、図示されない感光体ドラム上のトナー像が、図示されない転写装置によって記録紙15に転写され、トナー像が転写された後の記録紙15は、前記感光体ドラムの回転に伴って矢印A方向にほぼ水平に搬送され、定着部31に送られる。そして、定着部31に到達した記録紙15は、矢印方向に回転させられるヒートローラ12及びバックアップローラ13によって挟まれて加圧されるとともに、ヒートローラ12によって加熱される。その結果、トナー像が定着され、印刷が終了する。
【0017】
そして、印刷が終了した後の記録紙15は、ヒートローラ12及びバックアップローラ13の回転に伴って更に搬送され、排出機構部22に送られ、搬送ローラ19及びピンチローラ20の回転に伴って排出される。なお、15aは記録紙15の印刷面である。
次に、前記分離爪ユニット85の動作について説明する。なお、図1と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。
【0018】
図5は本発明の第1の実施の形態における分離爪ユニットの第1の状態を示す図、図6は本発明の第1の実施の形態における分離爪ユニットの第2の状態を示す図、図7は本発明の第1の実施の形態における分離爪ユニットの第3の状態を示す図である。
待機状態において、図5に示されるように、記録紙15は分離爪36及び第2のガイドローラ37bに接触しておらず、分離爪36の先端82はヒートローラ12に接触させられる。
【0019】
そして、図6に示されるように、記録紙15の前端が第2のガイドローラ37bに接触すると、該第2のガイドローラ37bは、記録紙15によって押され、分離爪36は、スプリング18の付勢力に抗して矢印B方向に回動させられる。このとき、前記先端82はヒートローラ12から離される。なお、分離爪36のストッパ部36bが定着部ケーシング14に突き当たると、分離爪36のそれ以上の回動が規制され、このとき、離間量は最大値tになる。
【0020】
続いて、記録紙15は搬送ローラ19(図1)及びピンチローラ20によって後方(図における右方)に搬送され、記録紙15の後端が第2のガイドローラ37bを通過すると、分離爪36は、図5に示される待機状態に再び置かれる。
なお、図7は、図6に示される記録紙15より腰の強い記録紙88を使用したときの分離爪ユニット85の状態を示す。
【0021】
この場合、分離爪36は図6と同じ位置に置かれ、分離爪36のストッパ部36bが定着部ケーシング14に突き当たり、先端82の離間量は最大値tになる。そして、前記軸38は長溝36d内を上方に移動させられ、第2のガイドローラ37bは上方に押し上げられる。
このように、本実施の形態においては、待機状態に置かれた分離爪36の第2のガイドローラ37bが記録紙15の搬送路に対してオーバラップさせられていても、記録紙15が搬送されるのに伴って第2のガイドローラ37bが回転させられるので、印刷面15aと第2のガイドローラ37bとが擦れることがなくなる。したがって、例えば、べた黒印刷を行った場合、印刷面15aにおける分離爪36と接触する部分と接触しない部分とで光沢が等しくなるので、画像品位を向上させることができる。
【0022】
また、腰の強い記録紙88を使用した場合も同じ離間量が確保されるとともに、第2のガイドローラ37bは上方に押し上げられるので、記録紙88が受ける損傷を少なくすることができる。
次に、定着装置において用紙詰りが発生したときの状態について説明する。なお、図1と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。
【0023】
図8は本発明の第1の実施の形態における用紙詰りが発生したときの状態を示す図である。
図に示されるように、何らかの原因によって記録紙15が蛇腹状になり用紙詰りが発生した場合、第2のガイドローラ37bは、記録紙15によって押され、分離爪36は、スプリング18の付勢力に抗して矢印B方向に回動させられ、先端82はヒートローラ12から離される。
【0024】
そして、記録紙15が先端82とヒートローラ12との間に入り込んでしまうことがある。
この場合、記録紙15を矢印C方向に引っ張って用紙詰りを解除しようとすると、記録紙15が先端82に引っ掛かって破れ、記録紙15の紙片が先端82とヒートローラ12との間に残ってしまう。
【0025】
そこで、記録紙15が先端82とヒートローラ12との間に入り込むことがない本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。
図9は本発明の第2の実施の形態における定着装置の断面図、図10は本発明の第2の実施の形態における分離爪ユニットの要部平面図、図11は本発明の第2の実施の形態における分離爪ユニットの要部背面図である。
【0026】
図において、分離爪ユニット89は、ほぼ三角形の形状を有する分離爪46、該分離爪46を揺動自在に支持するホルダ47、前記分離爪46によって分離させられた記録紙15を後方 (図9における右方) に案内する第1、第2のガイドローラ48a、48b、及び所定の付勢力によって、第2のガイドローラ48bを記録紙15に、前記分離爪46の先端82をローラ部材としてのヒートローラ12に押し付けるスプリング18を備える。前記ホルダ47は、スプリング18を所定箇所に位置決めするための保持部47aを、前記分離爪46は、先端82の離間量を設定するためのストッパ部46bをそれぞれ備える。
【0027】
前記ホルダ47は、軸81によって定着部ケーシング14に対して揺動自在に配設され、前記分離爪46は軸81を中心にして前記定着部ケーシング14及びホルダ47に対して揺動自在に配設され、揺動に伴って先端82がヒートローラ12に接離させられる。したがって、前記第1、第2のガイドローラ48a、48bは、分離爪46の揺動に伴って軸81を中心にして揺動させられ、第2のガイドローラ48bは分離爪46に対して相対的に移動自在に配設される。
【0028】
そして、前記第1のガイドローラ48aは、軸86によって分離爪46に対して回転自在に、前記第2のガイドローラ48bは、軸38によってホルダ47に対して回転自在に支持される。
ところで、本実施の形態においては、用紙詰りが発生した場合でも、記録紙15が先端82とヒートローラ12との間に入り込んでしまうことがないように、前記分離爪46の所定箇所に分離爪保持部材としてのピン46cが固定されるとともに、前記ホルダ47に対する回動範囲を規制するために、ホルダ47の縁部に第1、第2のストッパ部47b、47cが突設させて形成される。
【0029】
次に、前記構成の分離爪ユニット89の動作について説明する。
図12は本発明の第2の実施の形態における分離爪ユニットの第1の状態を示す図、図13は図12の背面図、図14は本発明の第2の実施の形態における分離爪ユニットの第2の状態を示す図、図15は図14の背面図、図16は本発明の第2の実施の形態における分離爪ユニットの第3の状態を示す図、図17は図16の背面図である。
【0030】
待機状態において、図12及び13に示されるように、記録紙15は分離爪46及び第2のガイドローラ48bに接触しておらず、分離爪46の先端82はヒートローラ12に接触させられる。このとき、第2のストッパ部47cにピン46cが当接させられるので、分離爪46はそれ以上自重により回動しない。
そして、図14及び15に示されるように、記録紙15の前端が第2のガイドローラ48bに接触すると、該第2のガイドローラ48bは、記録紙15によって押され、ホルダ47は、スプリング18の付勢力に抗して矢印D方向に回動させられる。このとき、ホルダ47の回動に伴って分離爪46が自重によって回動させられ、前記先端82はヒートローラ12から離される。なお、分離爪46のストッパ部46bが定着部ケーシング14に当接させられると、それ以上の分離爪46の回動が規制され、このとき、離間量は最大値tになる。
【0031】
続いて、記録紙15は搬送ローラ19(図9)及びピンチローラ20によって後方に搬送され、記録紙15の後端が第2のガイドローラ48bを通過すると、分離爪46は、図12及び13に示される待機状態に再び置かれる。
そして、図16及び17は、図14及び15に示される記録紙15より腰の強い記録紙88を使用したときの分離爪ユニット89の状態を示す。
【0032】
この場合、分離爪46は図14及び15と同じ位置に置かれ、分離爪46のストッパ部46bが定着部ケーシング14に突き当たり、先端82の離間量は最大値tになる。そして、軸38は長溝36d(図1)内を上方に移動させられ、第2のガイドローラ48bは上方に押し上げられる。このとき、先端82の離間量は最大値tを保持した状態にあり、図14及び15に示される位置と同じであるが、ホルダ47及びガイドローラ48bは上方に押し上げられる。
【0033】
このように、本実施の形態においては、待機状態に置かれた分離爪46の第2のガイドローラ48bが記録紙15の搬送路に対してオーバラップさせられていても、記録紙15が搬送されるのに伴って第2のガイドローラ48bが回転させられるので、印刷面15aと第2のガイドローラ37bとが擦れることがなくなる。したがって、例えば、べた黒印刷を行った場合、印刷面15aにおける分離爪46と接触する部分と接触しない部分とで光沢が等しくなるので、画像品位を向上させることができる。
【0034】
また、腰の強い記録紙88を使用した場合も同じ離間量が確保されるとともに、第2のガイドローラ48bは上方に押し上げられるので、記録紙88が受ける損傷を少なくすることができる。
ところで、何らかの原因によって記録紙15が蛇腹状になり用紙詰りが発生した場合、第2のガイドローラ48bは、記録紙15によって押され、ホルダ47は、スプリング18の付勢力に抗して矢印D方向に回動させられるが、前記分離爪46は記録紙15によって押されて矢印D方向と反対の方向に回動させられる。
【0035】
したがって、先端82とヒートローラ12とが接触させられるので、記録紙15が先端82とヒートローラ12との間に入り込むことがない。
その結果、記録紙15を引っ張って用紙詰りを解除しようとしたときに、記録紙15が先端82に引っ掛かって破れてしまうことがないので、記録紙15の紙片が先端82とヒートローラ12との間に残ることはない。
【0036】
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0037】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、定着装置においては、定着用のローラと、揺動自在に配設され、揺動に伴って該定着用のローラに接離させられる分離爪を備えた記録紙分離ユニットとを有する。
そして、該記録紙分離ユニットに移動自在に支持され、搬送された記録紙と接触させられるガイドローラを備える。
また、該ガイドローラは、搬送された記録紙によって押されるのに伴って前記記録紙分離ユニットを揺動させ、前記分離爪を定着用のローラから離間させ、更に前記記録紙によって押されるのに伴って移動させられる。
【0038】
この場合、ガイドローラは、搬送された記録紙によって押されるのに伴って記録紙分離ユニットを揺動させ、分離爪を定着用のローラから離間させ、更に記録紙によって押されるのに伴って移動させられる。したがって、例えば、べた黒印刷を行った場合、印刷面における分離爪と接触する部分としない部分とで光沢が等しくなるので、画像品位を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における定着装置の断面図である。
【図2】従来の定着装置の断面図である。
【図3】従来の分離爪ユニットの要部平面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態における分離爪ユニットの要部平面図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態における分離爪ユニットの第1の状態を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態における分離爪ユニットの第2の状態を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態における分離爪ユニットの第3の状態を示す図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態における用紙詰りが発生したときの状態を示す図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態における定着装置の断面図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態における分離爪ユニットの要部平面図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態における分離爪ユニットの要部背面図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態における分離爪ユニットの第1の状態を示す図である。
【図13】図12の背面図である。
【図14】本発明の第2の実施の形態における分離爪ユニットの第2の状態を示す図である。
【図15】図14の背面図である。
【図16】本発明の第2の実施の形態における分離爪ユニットの第3の状態を示す図である。
【図17】図16の背面図である。
【符号の説明】
12 ヒートローラ
15、88 記録紙
36、46 分離爪
36b、46b ストッパ部
37a、37b、48a、48b 第1、第2のガイドローラ
47 ホルダ
82 先端

Claims (1)

  1. (a)定着用のローラと、
    (b)揺動自在に配設され、揺動に伴って該定着用のローラに接離させられる分離爪を備えた記録紙分離ユニットとを有するとともに、
    (c)該記録紙分離ユニットに移動自在に支持され、搬送された記録紙と接触させられるガイドローラを備え、
    (d)該ガイドローラは、搬送された記録紙によって押されるのに伴って前記記録紙分離ユニットを揺動させ、前記分離爪を定着用のローラから離間させ、更に前記記録紙によって押されるのに伴って移動させられることを特徴とする定着装置。
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