JP5047601B2 - 定着装置およびそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、用紙に転写されたトナー像を用紙に定着させるための定着装置およびそれを備えた画像形成装置に関する。
従来、感光体ドラム表面の静電潜像をトナーにより現像してトナー像を形成し、このトナー像を用紙に転写することにより出力画像を得るように構成した画像形成装置が知られており、上記画像形成装置に具備され、用紙に転写されたトナー像を用紙に定着させる定着装置が知られている。
この従来の定着装置は、用紙を加熱する定着(ヒート)ローラと、この定着ローラとともにニップ領域を形成し、用紙を定着ローラに押し付ける加圧(プレス)ローラとを備えており、定着ローラに押し付けられて加熱された用紙は、定着ローラに付着した状態で両ローラ間のニップ領域から送り出されることにより、定着ローラに巻き付く場合がある。この用紙の巻き付きを防止するために、一般的に、定着装置には、定着ローラから用紙を分離するための分離爪が設けられている。この分離爪は、ニップ領域の出口近傍に配設されており、定着ローラから分離した用紙を搬送経路の下流側へと案内する機能も有している。
ところが、上記のように、分離爪により用紙を分離しながら案内するように構成することによって、用紙に形成された画像に、分離爪による引っ掻き傷が発生する場合がある。これは、定着ローラに常時接触する分離爪が高温になり、その高温の分離爪に用紙が所定時間接触することにより用紙上のトナーが融ける(再融解する)からである。
この不都合の解消手段として、たとえば、分離爪により定着ローラから分離された用紙を、その分離位置(分離爪の先端)から比較的近い位置に配置されたガイド部材上に当該分離爪からスイッチするとともに、上記ガイド部材により搬送経路下流側へと案内する技術が知られている。このガイド部材は、分離爪とは別体で設けられており、分離爪よりも低温に保持されるので、用紙が当該ガイド部材に所定時間接触した場合に、用紙上のトナーの融解が抑制される。
ところが、上記構成では、ガイド部材を両ローラ間のニップ領域の出口付近に配置させる必要があるため、ニップ領域から送り出された用紙がそのコシ(弾性)によりガイド部材に強く押し付けられた状態で搬送される場合がある。これにより、用紙の画像表面に画像擦れ(ガイド跡)が発生するという不都合がある。
そこで、このような画像擦れの対策として、従来、定着ローラから分離した用紙を回転可能なコロ等により搬送経路下流側に案内する技術が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1には、分離爪を両側方から挟み込むように配設され分離爪とともに揺動する分離爪保護部材の外側方にコロ部材を固定的に取り付けた定着装置が開示されている。この分離爪保護部材は、用紙のジャム時に、分離爪とともに定着ローラから離れる方向に回動することによって、分離爪が定着ローラに過剰に押し付けられて分離爪や定着ローラが破損するのを防止している。また、分離爪により定着ローラから分離された用紙が、分離爪保護部材に接触することなくコロ部材に導かれるように構成されており、これによって、定着後の用紙に画像擦れが発生するのを防止している。
特開2004−61854号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されたような従来の定着装置では、コロ部材をホルダ部材に固定的に設けているため、用紙案内時に用紙がコロ部材に強く押し当てられた場合、用紙にコロ部材の案内痕が残る。すなわち、図11に示すように、比較的軟らかい用紙P1(点線)を案内する場合には、用紙P1が定着ローラの軸方向(図11では左右方向)に波打つことで用紙P1とコロ部材263との接触圧が軽減されるが、比較的硬い用紙P2(一点鎖線)を案内する場合には、用紙P2が定着ローラの軸方向に変形し難くコロ部材263に強く接触するため、コロ部材263の案内痕が用紙P2に残ることがある。その結果、用紙の種類によっては画像品質が低下する場合があるという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、用紙の種類にかかわらず画像品質の低下を抑止することが可能な定着装置およびそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、この発明の請求項1に記載の定着装置は、用紙に転写されたトナー像を該用紙に定着させるとともに、前記用紙を所定の搬送経路に沿って搬送する定着ローラと、この定着ローラの搬送経路下流側に設けられ、前記定着ローラから前記用紙を分離する分離爪ユニットとを備えた定着装置において、前記分離爪ユニットは、前記定着ローラの周面に接触して該定着ローラから用紙を分離する先端部および当該先端部が揺動する際の支点となる揺動支点部を有する爪部材と、この爪部材を固定的に保持し、当該定着装置の装置本体に移動可能に設けられるホルダ部材と、前記先端部よりも搬送経路下流側で、かつ、前記先端部と前記揺動支点部との間の位置で該搬送経路に突出するとともに前記ホルダ部材および前記爪部材に対して相対的に移動できるように前記ホルダ部材に設けられ、前記定着ローラから分離した用紙に接触して回転しながらその用紙を搬送経路下流側へと案内する回転部材と、この回転部材を前記ホルダ部材に対して相対移動させる位置変更手段と、前記ホルダ部材に形成され、前記爪部材と前記回転部材との間の搬送経路において前記用紙を前記回転部材へと案内するガイド部とを含み、前記位置変更手段は、用紙案内時に用紙から前記回転部材に作用する力に応じて、回転部材の搬送経路への突出量が減少する向きに前記回転部材を移動させることを特徴とする。
この発明の請求項1に記載の定着装置では、上記のように、回転部材が爪部材の先端部よりも搬送経路下流側で、かつ、当該爪部材の先端部と揺動支点部との間の位置で搬送経路に突出するとともにホルダ部材および爪部材に対して相対的に移動できるようにホルダ部材に設けられ、回転部材を、用紙案内時に用紙から受ける力に応じて、回転部材の搬送経路への突出量が減少する向きに移動させるように構成したので、例えば比較的硬い用紙を案内する際に、用紙と回転部材との接触圧が大きくなり過ぎた場合には、爪部材の先端部を定着ローラに接触した状態を維持しながら、回転部材が移動して上記接触圧を小さくすることができる。これにより、用紙と回転部材との接触圧を常時適切な範囲内に設定することができるので、用紙に回転部材の痕跡(案内痕)が残るのを抑えることができる。この結果、用紙の種類によらず、画像品質の低下を抑制することができる。
上記請求項1に記載の定着装置において、好ましくは、前記回転部材は、前記ホルダ部材に対して直線的に移動可能に該ホルダ部材に設けられ、前記位置変更手段は、前記回転部材を前記搬送経路に突出させる向きに付勢する付勢部材を含んでいる(請求項2)。このように構成すれば、簡単な構成で、用紙案内時に用紙から受ける力に応じて回転部材を移動させて用紙と回転部材との接触圧を常時適切な範囲内に設定することができる。具体的には、用紙から受ける力が小さい場合には、回転部材が付勢部材の付勢力により搬送経路に突出し、用紙との接触圧が上記適切な範囲内で保たれる。その一方で、用紙から受ける力が大き過ぎる場合には、回転部材が付勢部材の付勢力に抗しながら搬送経路から退避する方向に適量だけ移動し、用紙との接触圧を上記適切な範囲内まで下げることができる。
上記請求項2に記載の定着装置において、好ましくは、前記位置変更手段は、前記ホルダ部材に設けられる前記回転部材の移動方向に長尺な孔部をさらに含み、前記分離爪ユニットは、前記回転部材を回転可能に支持するとともに、前記孔部に保持される軸部材を含み、前記付勢部材は、前記軸部材に当接して該軸部材を前記孔部の内部において前記回転部材を前記搬送経路に突出させる向きに付勢するねじりコイルバネである(請求項3)。このように構成すれば、容易に、回転部材を回転させつつ直線的に移動させることができる。
上記請求項3に記載の定着装置において、好ましくは、前記ホルダ部材は、前記ねじりコイルバネのコイル部を支持する軸部を有し、前記ねじりコイルバネは、その一端が前記ホルダ部材に当接するとともにその他端が前記軸部材に当接する態様で前記ホルダ部材に保持されている(請求項4)。このように構成すれば、ホルダ部材に保持されたねじりコイルバネにより、ホルダ部材に設けられた軸部材に付勢力を付与することができる。
また、この発明の請求項5に記載の画像形成装置は、用紙にトナー像を転写する画像形成部と、前記画像形成部で転写されたトナー像を加熱により前記用紙に定着させる請求項1〜4のいずれか一項に記載の定着装置とを備えたことを特徴とする。
本発明の定着装置および画像形成装置によれば、回転部材を、用紙案内時に用紙から受ける力に応じて、回転部材の搬送経路への突出量が減少する向きに移動させるように構成したので、例えば比較的硬い用紙を案内する際に、用紙と回転部材との接触圧が大きくなり過ぎた場合には、回転部材が移動して上記接触圧を小さくすることができる。これにより、用紙と回転部材との接触圧を常時適切な範囲内に設定することができるので、用紙に回転部材の痕跡(案内痕)が残るのを抑えることができる。この結果、用紙の種類によらず、画像品質の低下を抑制することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態による定着装置を備えたプリンタの全体構成を示した断面正面図であり、図2は、図1に示した定着装置の構成を説明するための正面図である。また、図3〜図7は、図2に示した定着装置の分離機構の構成を説明するための図である。まず、図1を参照して、本発明の一実施形態による定着装置20を備えたプリンタ1の全体構成について説明する。
このプリンタ1では、図1に示すように、プリンタ本体2内にシアン,マゼンタ,イエロー,ブラックの各色用にそれぞれ現像装置3が備えられている。それぞれの現像装置3においては、a−Si(アモルファスシリコン)等からなる感光体ドラム4が備えられ、図中の矢印方向に回転するようになっている。この感光体ドラム4が帯電器5によって一様に帯電され、外部PC(パーソナルコンピュータ)等から入力された原稿画像データに基づくLED光が露光装置(LEDプリントヘッドユニット等)6から感光体ドラム4の表面上に照射されて静電潜像が形成され、この静電潜像にトナーが付着してトナー像が形成される。このトナーの供給は、トナー供給容器7C,7M,7Y,7Kからそれぞれ行われる。これら各色用に感光体ドラム4が並設されている下方には搬送ベルト8が配設されている。搬送ベルト8は、転写ローラ9によって各感光体ドラム4に押し付けられた状態とされ、不図示のモータ等によって回転駆動される駆動ローラ10と、この駆動ローラ10によって無端回転される搬送ベルト8に従って回転する従動ローラ11とによって感光体ドラム4の回転方向の順方向に回転されるようになっている。
そして、給紙部12から用紙搬送路13を経由して搬送ベルト8側に用紙Pが搬送されて、レジストローラ対14によって各感光体ドラム4および転写ローラ9等による画像転写動作と給紙動作とのタイミングが調整される。当該タイミングの調整後、レジストローラ対14が回転駆動されて用紙Pが感光体ドラム4と搬送ベルト8との間に搬送される。用紙Pが各感光体ドラム4と搬送ベルト8との間を搬送される間に各感光体ドラム4表面の各色のトナー像が次々に用紙Pに転写される。全ての感光体ドラム4によってトナー像が転写された用紙Pは、定着装置20に搬送されてトナー像が定着され、カラー画像が形成される。定着装置20を通過した用紙Pは、用紙搬送路15に送られて排紙部16に排出される。なお、上記の各感光体ドラム4には、感光体ドラム4上の残留トナー等を除去するクリーニング装置17が備えられている。
次に、図2〜図7を参照して、上記定着装置20の構成について詳細に説明する。
定着装置20は、図2に示すように、装置本体としてのハウジング30内に、発熱可能な定着(ヒート)ローラ41と、この定着ローラ41と周面同士が対向するように定着ローラ41の下方に配設された加圧(プレス)ローラ42とを備えている。そして、転写処理後の用紙Pは、時計回りに駆動回転する定着ローラ41と、反時計回りに従動回転する加圧ローラ42との間のニップ領域を通過することによって、定着ローラ41から熱を付与されて定着処理が施されるようになっている。
この定着ローラ41は、金属製の筒体の周面に所定の材料をコーティングして形成された外筒体41aと、外筒体41aに内装された、たとえばハロゲンランプ等からなる熱源(図示せず)とを備えている。この外筒体41aは、その一方端に図略の環状ギヤが固定されており、ハウジング30の外部の適所に設置されたモータ(図示せず)の駆動回転がギヤ機構などを介して上記環状ギヤに伝達されることにより、外筒体41aが軸心回りに駆動回転されるように構成されている。
また、加圧ローラ42は、筒状の加圧ローラ本体42aと、この加圧ローラ本体42aと同心に配設され、当該加圧ローラ本体42aの端壁を貫通した加圧ローラ軸42bとを備えている。この加圧ローラ42は、ニップ領域において定着ローラ41の外筒体41aの周面へ押圧されることにより定着ローラ41の駆動回転に従動して回転するように構成されている。
また、定着装置20は、ハウジング30の適所に定着ローラ41の軸心方向に所定間隔を隔てて取り付けられた複数(本実施形態では4つ)の分離機構50を備えており、これらの分離機構50の下流側(図2では左側)には、定着処理後の用紙Pを用紙搬送路15(図1参照)へ向かわせるための排出ローラ対43が設けられている。
そして、この定着装置20では、用紙Pが両ローラ41,42のニップ領域から排出ローラ対43までの搬送経路Lに沿って搬送されるようになっている。すなわち、用紙Pの前端が定着ローラ41および加圧ローラ42の間のニップ領域を通過して排出ローラ対43に到達するまでの間は、定着ローラ41および加圧ローラ42により用紙Pの搬送が行われ、用紙Pの前端が排出ローラ対43に到達してから用紙Pの後端がニップ領域を通過するまでの間は、定着ローラ41および加圧ローラ42と排出ローラ対43とが互いに同期しながら用紙Pの搬送を行うように構成されている。また、用紙Pの後端がニップ領域を通過した後は、排出ローラ対43のみにより用紙Pの搬送が行われるようになっている。
分離機構50は、定着ローラ41の周面に巻き付こうとする用紙Pを定着ローラ41の周面から分離する機能を有しており、分離爪ユニット60と、支持部材70と、一対の圧縮コイルバネ80(図3参照)とを備えている。
分離爪ユニット60は、ホルダ部材61と、正面視略L字状の爪部材62と、一対のコロ部材63(図4参照)と、軸部材66と、一対のねじりコイルバネ67とを含んでいる。
ホルダ部材61は、爪部材62を固定的に保持するとともに、図2に示すように定着ローラ41に対して非接触状態となるように配設されており、爪部材62とコロ部材63とを包含可能な形状に構成されている。このホルダ部材61は、図3に示すように、その下面が搬送経路Lの上面を構成しており、雄型構造の雄ホルダ64と雌型構造の雌ホルダ65とを含んでいる。
雄ホルダ64は、図5〜図7に示すように、正面視横長形状の側板64aと、側板64aの上部に形成されたバネ用座部64bと、側板64aの雌ホルダ65との対向面に形成されたホルダ幅規制部64cと、側板64aの後述する爪部材62の移動規制部62cに対応する位置に形成された圧入孔64dと、側板64aの搬送経路上流部に形成された長孔(孔部)64eと、側板64aの搬送経路上流側の下部に設けられたガイド部64f(図6の(b)参照)と、側板64aのバネ用座部64bの下方に形成された軸部64jとを有している。
また、雌ホルダ65は、正面視横長形状の側板65aと、側板65aの上部に形成されたバネ用座部65bと、側板65aの上記雄ホルダ64のホルダ幅規制部64cに対応する位置に形成された挿入孔65cと、側板65aの爪部材62の移動規制部62cに対応する位置に形成された圧入孔65dと、側板65aの搬送経路上流部に形成された長孔(孔部)65eと、側板65aの搬送経路上流側の下部に設けられたガイド部65f(図6の(b)参照)と、側板65aのバネ用座部65bの下方に形成された軸部65jとを有している。
バネ用座部64b,65bは、圧縮コイルバネ80の上側端部を当接させるためのものであり、このバネ用座部64b,65bの下面には、それぞれ、圧縮コイルバネ80の上側端部を係止するためのボス64g,65gが形成されている。このバネ用座部64b,65bは、当該分離爪ユニット60を組み上げた際に、後述の爪部材62の揺動支点部62aおよび先端部62bのほぼ中間に位置するようになっている。
ホルダ幅規制部64cは、各ホルダ64,65の間隔を規制してホルダ部材61の幅を規制するために設けられている。すなわち、このホルダ幅規制部64cは、円柱形状の基部64hと、雌ホルダ65の挿入孔65cに挿入されて基部64hよりも小径の挿入部64iとにより構成されており、ホルダ幅規制部64cの基部64hが雌ホルダ65の側板65aに当接することにより、側板64a,65a同士が基部64hの軸方向長さと一致する間隔を隔てた状態で保持されるようになっている。
長孔64e,65eは、各ホルダ64,65の互いに対向する位置に配置されており、それぞれ、軸部材66を孔内で直線移動可能に保持するように構成されている。これらの長孔64e,65eは、その孔の長手方向が搬送経路Lに沿って搬送される用紙Pの上面と略直交方向となるように形成されている。
ガイド部64f,65fは、爪部材62とコロ部材63との間の用紙Pの搬送経路において、用紙Pの前端をコロ部材63へと滑らかに案内するために設けられている。
軸部64j,65jは、それぞれ、ねじりコイルバネ67を軸支するために設けられている。
爪部材62は、定着ローラ41の周面に接触するようになっており、揺動支点部62aと、先端部62bと、一対の移動規制部62cと、切欠き部62fとを有している。
揺動支点部62aは、略球形状に形成されており、当該分離機構50をハウジング30に取り付けた際には、ハウジング30に形成された凹状の支点受け部31(図5〜図7参照)にピボット運動可能なように保持されるようになっている。この支点受け部31は、略正方形の水平断面を有するとともに、その底部から開口部に向けて徐々に広幅となるように形成されている。揺動支点部62aは、次述の分離爪ユニット60の先端部62bが多方向に自由に移動(多軸方向の回りに揺動:図5〜図7の矢印α,β,γ参照)する際の支点として機能する。なお、揺動支点部62aは、上記略球形状以外の、例えば円錐形状等に形成されていてもよい。
先端部62bは、揺動支点部62aから所定間隔を隔てて設けられており、平板状で、その先端が縦断面で鋭角となるように形成されている。この先端部62bは、上述のように、分離機構50をハウジング30に取り付けることにより揺動支点部62aを支点として多軸方向の回りに揺動可能な状態で定着ローラ41の周面に接触するようになっている。
移動規制部62cは、当該爪部材62をホルダ部材61に固定するためのものであり、断面長方形状の基部62dと、基部62dよりも一回り小さい断面形状の圧入部62eとにより構成されており、基部62dが各ホルダ64,65の側板64a,65aに当接することにより爪部材62が各ホルダ64,65間で移動するのが規制されるようになっている。このように移動規制部62cの基部62dにより位置規制された爪部材62は、側板64a,65aのほぼ中間に位置している。
切欠き部62fは、図3、図6および図8に示すように、爪部材62の下部に形成されており、ホルダ部材61に移動可能に保持された軸部材66を爪部材62に対して非接触状態にするために設けられるものである。この切欠き部62fを設けることによって、爪部材62と軸部材66との接触が防止されるので、爪部材62から軸部材66に熱が伝達されるのを防ぐことができる。この結果、コロ部材63の温度が上昇し過ぎるのを抑えることができる。
爪部材62は、上述のように、各ホルダ64,65の側板64a,65aのほぼ中間に位置するように位置決めされて配設されており、さらに、先端部62bがホルダ部材61の搬送経路上流側の端部から外部に向かって突出するように配置されている。また、先端部62bは、ニップ領域の搬送方向下流側の端部(ニップ領域出口)と所定間隔を隔てた位置で、一対の圧縮コイルバネ80の付勢力により定着ローラ41の周面に当接している。
一対のコロ部材63は、側板64a,65aの間で爪部材62を挟むように配設されている。これらのコロ部材63は、各軸孔63aに単一の軸部材66が挿通され、該軸部材66がホルダ部材61の一対の長孔64e,65eに保持されることにより、ホルダ部材61に回転可能に保持されている。また、コロ部材63は、図4に示すように、爪部材62に対して離間可能に、軸部材66の延びる方向に所定の遊びを有した状態で当該軸部材66に各々保持されている。そして、コロ部材63は、ホルダ部材61に保持された状態では、その周面の下部がホルダ部材61の下部から外部に向かって、すなわち搬送経路Lに向けて突出するように構成されている。
また、軸部材66は、一対のねじりコイルバネ67によって、コロ部材63を搬送経路Lに突出させる方向に付勢されている。この軸部材66は、図5および図7に示すように、軸方向中央部に配されたコロ支持部66aと、このコロ支持部66aを挟むように軸方向両端部に配された一対のホルダ挿入部66bとを有している。コロ支持部66aは、2つのコロ部材63の軸孔63aに挿入されることでコロ部材63を回転可能に支持しており、爪部材62の切欠き部62f内に配されるようになっている。ホルダ挿入部66bは、各ホルダ64,65の長孔64e,65eに挿入されることで軸部材66をホルダ部材61に移動可能に保持させるためのものである。このホルダ挿入部66bの端部は、各ホルダ64,65よりも外側に突出するように構成されており、当該端部にねじりコイルバネ67が当接するようになっている。
一対のねじりコイルバネ67は、軸部材66のホルダ挿入部66bの端部に当接して該軸部材66を下方、すなわちコロ部材63が搬送経路Lに向けて突出する方向に付勢するためのものである。このねじりコイルバネ67は、図6に示すように、ホルダ64(65)の軸部64j(65j)により軸支されるコイル部67aと、バネ用座部64b(65b)に下方から当接するホルダ当接部67bと、軸部材66のホルダ挿入部66bに上方から当接する軸当接部67cとにより構成されている。
本実施形態では、軸部材66が長孔64e,65e内に移動可能に保持されているので、コロ部材63が、図3および図6に示すように、当該コロ部材63の搬送経路Lへの突出量を変化させる向き(矢印a参照)にホルダ部材61に対して相対移動可能となっている。さらに、軸部材66が一対のねじりコイルバネ67によって下方向に付勢されているので、コロ部材63が、用紙案内時に用紙Pから受ける力に応じて、コロ部材63の搬送経路Lへの突出量が減少する向きに、すなわちコロ部材63が搬送経路Lから退避する向き(図8(b)参照)に移動可能となっている。このように、本実施形態では、ホルダ部材61の長孔64e,65eと一対のねじりコイルバネ67によって本発明の「位置変更手段」が構成されている。
支持部材70は、分離爪ユニット60の爪部材62を定着ローラ41の周面に常時密接させるべく分離爪ユニット60を多軸方向の回りに揺動可能に支持するための機能を有しており、切欠き部71と、一対のフック部72と、一対の位置決め突起部73と、一対のバネ用座部74とを含んでいる。
切欠き部71は、当該支持部材70が分離爪ユニット60の爪部材62に干渉することのないように、前記支持部材70の適所を平面視矩形状に切り欠くことにより形成されている。
フック部72は、ハウジング30に形成されたフック係合孔32に挿入されて係合することにより、当該支持部材70をハウジング30に固定するために設けられている。
位置決め突起部73は、ハウジング30に形成された位置決め凹部33に各々挿入されることにより、当該支持部材70をハウジング30に取り付ける際の位置決めとして機能するようになっている。
バネ用座部74は、圧縮コイルバネ80の下側端部を当接させるためのものであり、このバネ用座部74の上面には、圧縮コイルバネ80の下側端部を係止するためのボス75が形成されている。
一対の圧縮コイルバネ80は、揺動支点部62aを基準とする対称位置(図5および図7参照)で、かつ、定着ローラ41の軸心方向に沿って配される(図3参照)とともに、上述のように、支持部材70のバネ用座部74と分離爪ユニット60のバネ用座部64b(65b)との間に架設されており、爪部材62が定着ローラ41を押圧するように分離爪ユニット60を定着ローラ41の周面に向けて付勢しつつ支持するように構成されている。この一対の圧縮コイルバネ80は、支持部材70をハウジング30に取り付けた際に、当該圧縮コイルバネ80の付勢力によって分離爪ユニット60をハウジング30と定着ローラ41の周面との両方に当接させるように圧縮される。
このように構成された分離機構50では、比較的軟らかい用紙がコロ部材63によって案内される場合には、用紙からコロ部材63に作用する力が小さいので、図8(a)に示すように、コロ部材63がねじりコイルバネ67の付勢力により搬送経路Lに突出し、コロ部材63と用紙との接触圧が適切な範囲内に保たれることになる。また、比較的硬い用紙がコロ部材63によって案内される場合には、用紙からコロ部材63に作用する力が大きいので、図8(b)に示すように、コロ部材63がねじりコイルバネ67の付勢力に抗しながら搬送経路Lから退避する方向(矢印b参照)に適量だけ移動し、コロ部材63と用紙との接触圧を適切な範囲内まで下げることができる。なお、上記「適切な範囲内」の接触圧とは、用紙にコロ部材63の案内痕が残らない程度の接触圧をいう。
本実施形態では、上記のように、コロ部材63を、用紙案内時に用紙から受ける力に応じて、コロ部材63の搬送経路Lへの突出量が減少する向きに移動させるように構成したので、例えば比較的硬い用紙を案内する際に、用紙とコロ部材63との接触圧が大きくなり過ぎた場合には、コロ部材63が移動して上記接触圧を小さくすることができる。これにより、用紙とコロ部材63との接触圧を常時適切な範囲内に設定することができるので、用紙にコロ部材63の痕跡(案内痕)が残るのを抑えることができる。この結果、用紙の種類によらず、画像品質の低下を抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、コロ部材63を、ホルダ部材61に対して直線的に移動可能に該ホルダ部材61に設け、さらに、ねじりコイルバネ67によりコロ部材63を搬送経路Lに突出させる向きに付勢することによって、簡単な構成で、用紙案内時に用紙から受ける力に応じてコロ部材63を移動させて用紙とコロ部材63との接触圧を常時適切な範囲内に設定することができる。具体的には、用紙から受ける力が小さい場合には、コロ部材63がねじりコイルバネ67の付勢力により搬送経路Lに突出し、用紙との接触圧が上記適切な範囲内で保たれる。その一方で、用紙から受ける力が大き過ぎる場合には、コロ部材63がねじりコイルバネ67の付勢力に抗しながら搬送経路Lから退避する方向に適量だけ移動し、用紙との接触圧を上記適切な範囲内まで下げることができる。
また、本実施形態では、上記のように、コロ部材63の移動方向に長尺な長孔64e,65eをホルダ部材61に設け、コロ部材63を回転可能に支持する軸部材66を上記長孔64e,65eに保持させ、さらに、ねじりコイルバネ67を軸部材66に当接させて該軸部材66を長孔64e,65eの内面に向けて付勢する構成とすれば、容易に、コロ部材63を回転させつつ直線的に移動させることができる。
また、本実施形態では、上記のように、ねじりコイルバネ67のコイル部67aを支持する軸部64j,65jをホルダ部材61に設け、ねじりコイルバネ67の一端をホルダ部材61に当接させるとともにその他端を軸部材66に当接させるように構成すれば、ホルダ部材61に保持された一対のねじりコイルバネ67により、ホルダ部材61に設けられた軸部材66に付勢力を付与することができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、本発明を、プリンタ1に具備される定着装置20に適用する例について示したが、本発明はこれに限らず、プリンタ以外の複写機やファクシミリ、それらの複合機などの画像形成装置に具備される定着装置にも適用可能である。
また、本発明を、コロ部材が爪部材の搬送経路下流側の延長上に配される構成の定着装置にも適用可能である。以下、図9および図10を参照して、上記変形例による定着装置の分離爪ユニット160について説明する。この分離爪ユニット160では、ホルダ部材161の両ホルダ164,165に保持された爪部材162の先端部162aの搬送経路下流側(図では左側)部分に、開口162bが形成されている。そして、コロ部材63は、前記開口162bに入り込む態様で、軸部材66に回転可能に支持されるとともに、軸部材66が、ホルダ164,165の長孔164a,165aに移動可能に保持されている。また、軸部材66は、ホルダ164の軸部164bに取り付けられたねじりコイルバネ67によって下方向に付勢されている。なお、ねじりコイルバネ67の一端は、当該分離爪ユニット160を定着装置の装置本体に取り付けるための取付部151の下部に当接している。
また、上記実施形態では、軸部材67を保持するホルダ部材61の孔部を長孔形状としたが、これに限らず、上記孔部を例えば円弧孔形状に形成し、コロ部材63が曲線上を移動しつつ搬送経路Lに対して突出・退避するように構成してもよい。
本発明の一実施形態による定着装置を備えたプリンタの全体構成を示した断面正面図である。 図1に示した一実施形態による定着装置の構成を説明するための正面図である。 図2に示した定着装置の分離機構および定着ローラの断面図である。 図2に示した定着装置の分離機構の平面図である。 分離機構を分解した状態の平面図であって、(a)は定着装置のハウジングの一部を、(b)は分離爪ユニットを、(c)は支持部材を各々示している。 分離機構を分解した状態の正面図であって、(a)は定着装置のハウジングの一部を、(b)は分離爪ユニットを、(c)は支持部材を各々示している。 分離機構を分解した状態の側面図であって、(a)は定着装置のハウジングの一部を、(b)は分離爪ユニットを、(c)は支持部材を各々示している。 分離爪ユニットにおけるコロ部材の位置変更動作を説明するための正面図である。 変形例による分離爪ユニットの構成を示した平面図である。 図9に示した分離爪ユニットの正面図である。 コロ部材によって案内される用紙の状態を示した概略図である。
符号の説明
1 プリンタ(画像形成装置)
20 定着装置
30 ハウジング(装置本体)
41 定着ローラ
60,160 分離爪ユニット
61,161 ホルダ部材
62 爪部材
62b,162a 先端部
63 コロ部材(回転部材)
64e,65e,164a,165a 長孔(位置変更手段)
64f,65f ガイド部
64j,65j,164b 軸部
66 軸部材
67 ねじりコイルバネ(付勢部材、位置変更手段)
67a コイル部
L 搬送経路
P 用紙

Claims (5)

  1. 用紙に転写されたトナー像を該用紙に定着させるとともに、前記用紙を所定の搬送経路に沿って搬送する定着ローラと、この定着ローラの搬送経路下流側に設けられ、前記定着ローラから前記用紙を分離する分離爪ユニットとを備えた定着装置において、
    前記分離爪ユニットは、
    前記定着ローラの周面に接触して該定着ローラから用紙を分離する先端部および当該先端部が揺動する際の支点となる揺動支点部を有する爪部材と、
    この爪部材を固定的に保持し、当該定着装置の装置本体に移動可能に設けられるホルダ部材と、
    前記先端部よりも搬送経路下流側で、かつ、前記先端部と前記揺動支点部との間の位置で該搬送経路に突出するとともに前記ホルダ部材および前記爪部材に対して相対的に移動できるように前記ホルダ部材に設けられ、前記定着ローラから分離した用紙に接触して回転しながらその用紙を搬送経路下流側へと案内する回転部材と、
    この回転部材を前記ホルダ部材に対して相対移動させる位置変更手段と、
    前記ホルダ部材に形成され、前記爪部材と前記回転部材との間の搬送経路において前記用紙を前記回転部材へと案内するガイド部とを含み、
    前記位置変更手段は、用紙案内時に用紙から前記回転部材に作用する力に応じて、回転部材の搬送経路への突出量が減少する向きに前記回転部材を移動させることを特徴とする定着装置。
  2. 前記回転部材は、前記ホルダ部材に対して直線的に移動可能に該ホルダ部材に設けられ、
    前記位置変更手段は、前記回転部材を前記搬送経路に突出させる向きに付勢する付勢部材を含むことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記位置変更手段は、前記ホルダ部材に設けられる前記回転部材の移動方向に長尺な孔部をさらに含み、
    前記分離爪ユニットは、前記回転部材を回転可能に支持するとともに、前記孔部に保持される軸部材を含み、
    前記付勢部材は、前記軸部材に当接して該軸部材を前記孔部の内部において前記回転部材を前記搬送経路に突出させる向きに付勢するねじりコイルバネであることを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記ホルダ部材は、前記ねじりコイルバネのコイル部を支持する軸部を有し、
    前記ねじりコイルバネは、その一端が前記ホルダ部材に当接するとともにその他端が前記軸部材に当接する態様で前記ホルダ部材に保持されていることを特徴とする請求項3に記載の定着装置。
  5. 用紙にトナー像を転写する画像形成部と、
    前記画像形成部で転写されたトナー像を加熱により前記用紙に定着させる請求項1〜4のいずれか一項に記載の定着装置とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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