JP2015075715A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】回転可能な無端状の定着ベルト21と、定着ベルトの外周面と接触する接触部材122と、定着ベルトの内周側に配置され定着ベルトを介して接触部材と当接しニップ部を形成するニップ形成部材24と、定着ベルトを加熱する加熱手段23とを備え、前記ニップ部に記録材を通過させて画像を記録材に定着させる定着装置20において、二ップ形成部材の定着ベルトとの対向面に摺動性を有する表面層24aを設けており、前記表面層は300[℃]以上の耐熱性を有し厚さが10[μm]以上である。
【選択図】図1
Description
図2に示す画像形成装置1は、タンデム方式のカラーレーザープリンタであり、その装置本体の中央部に、複数の色画像を形成する作像部(図示の例では4つの作像部)からなる画像ステーションが設けられている。
画像形成装置1において作像動作が開始されると、各作像部における各感光体ドラム120Y,120C,120M,120Bkが、図示しない駆動装置によって図中時計回りに回転駆動される。そして、各感光体ドラム120Y,120C,120M,120Bkの表面が、帯電装置30Y,30C,30M,30Bkによって所定の極性に一様に帯電される。
ウォームアップ時間を短縮すること、さらには、ファーストプリント時間を短縮することである。なお、ウォームアップ時間とは、電源投入時など、常温状態から印刷可能な所定温度(リロード温度)までに要する時間のことである。また、ファーストプリント時間とは、印刷要求を受けた後、印刷準備を経て印字動作を行い排紙が完了するまでに必要な時間のことである。
画像形成装置は、高速処理が行える装置である。高速処理により単位時間あたりの定着枚数、つまり、定着装置を通過する通紙枚数が増加すると、高速移動する用紙への供給熱量も増加させなければならない。これは、用紙が定着装置を通過する時間が短くなるのに合わせて定着に必要な熱量を用紙に与えるためである。
定着ベルト100、定着ベルト100の内部に配設されたパイプ状の金属熱伝導体200、金属熱伝導体200内に配設された熱源300、及び、定着ベルト100を介して金属熱伝導体200に当接してニップ部Nを形成する加圧ローラ400を備えている。
り一層向上させる必要がある。
(態様A)
回転可能な無端状の定着ベルト21などの定着ベルトと、定着ベルトの外周面と接触する加圧ローラ22などの接触部材と、定着ベルトの内周側に配置され定着ベルトを介して接触部材と当接しニップ部を形成するニップ形成部材24などのニップ形成部材と、定着ベルトを加熱するハロゲンヒータ23などの加熱手段とを備えた定着装置20などの定着装置において、二ップ形成部材の定着ベルトとの対向面に摺動性を有するコーティング層24aなどの表面層を設けており、前記表面層は300[℃]以上の耐熱性を有し厚さが10[μm]以上である。これによれば、上記実施形態について説明したように、ニップ形成部材の表面に設けた摺動性を有する表面層の熱劣化や摩耗に起因した定着ベルトの回転不良を抑制することができる。
(態様B)
(態様A)において、前記表面層はフッ素樹脂からなる。これによれば、上記実施形態について説明したように、耐熱性の高い表面層をニップ形成部材に形成することができる。
(態様C)
(態様A)または(態様B)において、前記二ップ形成部材は、ニップ部の上流側よりも下流側のほうが接触部材側に突き出した形状である。これによれば、上記実施形態について説明したように、定着ベルトからの記録材の分離性を高めることができる。
(態様D)
(態様A)、(態様B)または(態様C)において、前記二ップ形成部材は定着ベルト幅方向に長尺であり、該ニップ形成部材の長手方向中央部の高さが、該ニップ形成部材の長手方向両端部の高さよりも高い。これによれば、上記実施形態について説明したように、ニップ幅を均一に保つことができ、オフセット画像を抑制することが可能となる。
(態様E)
(態様A)、(態様B)、(態様C)または(態様D)において、前記表面層は、摩耗状態に応じて摩耗量が把握可能に形成されている。これによれば、上記実施形態について説明したように、部品交換時の目安となり、リサイクル時交換の要否が簡単に判断できる。
(態様F)
(態様E)において、前記表面層は、色または色の濃度の異なる層が複数積層された多層状である。これによれば、上記実施形態について説明したように、色が変化したり色の濃度が変化したりすることにより、表面層の摩耗量がわかり、表面層の寿命の判断を容易に行うことができる。
(態様G)
(態様A)、(態様B)、(態様C)、(態様D)、(態様E)または(態様F)において、前記二ップ形成部材は金属材料で構成される。これによれば、上記実施形態について説明したように、ニップ形成部材を樹脂で構成した場合に比べて、耐熱温度到達までの時間が長くなり、大幅な連続通紙が可能となる。
(態様H)
(態様A)、(態様B)、(態様C)、(態様D)、(態様E)または(態様F)において、前記二ップ形成部材はセラミックス材料で構成される。これによれば、上記実施形態について説明したように、ニップ形成部材を樹脂で構成した場合に比べて、耐熱温度到達までの時間が長くなり、大幅な連続通紙が可能となる。
(態様I)
感光体ドラム120などの像担持体と、像担持体上にトナー像を形成する現像装置40などのトナー像形成手段と、前記トナー像を像担持体上から記録媒体上に転写する転写ベルトユニット10などの転写手段と、記録媒体上に転写されたトナー像を記録媒体に定着させる定着装置20などの定着手段とを備えた画像形成装置1などの画像形成装置において、前記定着手段として、(態様A)、(態様B)、(態様C)、(態様D)、(態様E)、(態様F)、(態様G)または(態様H)の定着装置を用いた。これによれば、上記実施形態について説明したように、ニップ形成部材の表面に設けた摺動性を有する表面層の熱劣化や摩耗に起因した定着ベルトの回転不良を抑制でき、良好な画像形成を行うことができる。
3 給送ローラ
4 レジストローラ対
5 二次転写ローラ
7 排紙ローラ
8 光書込装置
9 トナーボトル
10 転写ベルトユニット
11 中間転写ベルト
12 一次転写ローラ
13 転写ベルトクリーニング装置
17 排紙トレイ
20 定着装置
21 定着ベルト
22 加圧ローラ
22a 芯金
22b 弾性層
22c 離型層
23 ハロゲンヒータ
24 ニップ形成部材
24a コーティング層
26 反射部材
27 温度センサ
28 分離板
29 側板
30 帯電装置
40 現像装置
50 クリーニング装置
61 用紙給送装置
71 転写装置
72 駆動ローラ
73 従動ローラ
100 定着ベルト
120 感光体ドラム
124 ニップ形成部材
125 ステー
131 摺動シート
132 板金
200 金属熱伝導体
220 定着装置
300 熱源
400 加圧ローラ
Claims (9)
- 回転可能な無端状の定着ベルトと、
前記定着ベルトの外周面と接触する接触部材と、
前記定着ベルトの内周側に配置され該定着ベルトを介して前記接触部材と当接しニップ部を形成するニップ形成部材と、
前記定着ベルトを加熱する加熱手段とを備え、
前記ニップ部に記録材を通過させて画像を該記録材に定着させる定着装置において、
前記二ップ形成部材の前記定着ベルトとの対向面に摺動性を有する表面層を設けており、
前記表面層は300[℃]以上の耐熱性を有し厚さが10[μm]以上であることを特徴とする定着装置。 - 請求項1の定着装置において、
前記表面層はフッ素樹脂からなることを特徴とする定着装置。 - 請求項1または2の定着装置において、
前記二ップ形成部材は、ニップ部の上流側よりも下流側のほうが接触部材側に突き出した形状であることを特徴とする定着装置。 - 請求項1、2または3の定着装置において、
前記二ップ形成部材は定着ベルト幅方向に長尺であり、該ニップ形成部材の長手方向中央部の高さが、該ニップ形成部材の長手方向両端部の高さよりも高いことを特徴とする定着装置。 - 請求項1、2、3または4の定着装置において、
前記表面層は、摩耗状態に応じて摩耗量が把握可能に形成されていることを特徴とする定着装置。 - 請求項5の定着装置において、
前記表面層は、色または色の濃度の異なる層が複数積層された多層状であることを特徴とする定着装置。 - 請求項1、2、3、4、5または6の定着装置において、
前記二ップ形成部材は金属材料で構成されることを特徴とする定着装置。 - 請求項1、2、3、4、5または6の定着装置において、
前記二ップ形成部材はセラミックス材料で構成されることを特徴とする定着装置。 - 像担持体と、
像担持体上にトナー像を形成するトナー像形成手段と、
前記トナー像を前記像担持体上から記録媒体上に転写する転写手段と、
前記記録媒体上に転写されたトナー像を該記録媒体に定着させる定着手段とを備えた画像形成装置において、
前記定着手段として、請求項1、2、3、4、5、6、7または8の定着装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
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2013
- 2013-10-11 JP JP2013213426A patent/JP2015075715A/ja active Pending
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