JP5980056B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

定着装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5980056B2
JP5980056B2 JP2012193668A JP2012193668A JP5980056B2 JP 5980056 B2 JP5980056 B2 JP 5980056B2 JP 2012193668 A JP2012193668 A JP 2012193668A JP 2012193668 A JP2012193668 A JP 2012193668A JP 5980056 B2 JP5980056 B2 JP 5980056B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
magnetic flux
width direction
fixing
fixing device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012193668A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014048599A (ja
JP2014048599A5 (ja
Inventor
嘉保 里見
嘉保 里見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2012193668A priority Critical patent/JP5980056B2/ja
Priority to KR1020130101645A priority patent/KR101642553B1/ko
Priority to US14/012,471 priority patent/US9141044B2/en
Priority to CN201310385158.0A priority patent/CN103676572B/zh
Priority to EP13182574.7A priority patent/EP2713218B1/en
Publication of JP2014048599A publication Critical patent/JP2014048599A/ja
Publication of JP2014048599A5 publication Critical patent/JP2014048599A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5980056B2 publication Critical patent/JP5980056B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2017Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2017Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means
    • G03G15/2028Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means with means for handling the copy material in the fixing nip, e.g. introduction guides, stripping means
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2039Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat with means for controlling the fixing temperature
    • G03G15/2042Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat with means for controlling the fixing temperature specially for the axial heat partition
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/01Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
    • G03G2215/0103Plural electrographic recording members
    • G03G2215/0119Linear arrangement adjacent plural transfer points
    • G03G2215/0122Linear arrangement adjacent plural transfer points primary transfer to an intermediate transfer belt
    • G03G2215/0125Linear arrangement adjacent plural transfer points primary transfer to an intermediate transfer belt the linear arrangement being horizontal or slanted
    • G03G2215/0132Linear arrangement adjacent plural transfer points primary transfer to an intermediate transfer belt the linear arrangement being horizontal or slanted vertical medium transport path at the secondary transfer
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/20Details of the fixing device or porcess
    • G03G2215/2003Structural features of the fixing device
    • G03G2215/2016Heating belt
    • G03G2215/2035Heating belt the fixing nip having a stationary belt support member opposing a pressure member

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、シート上に形成された未定着トナー画像を加熱及び加圧して定着させる定着装置及びこれを備えた画像形成装置に関するものである。
電子写真方式、静電記録方式、磁気記録方式等によって画像形成を行う複写機、プリンタ、ファクシミリ、或いは、それらの複合機能を有する画像形成装置に搭載される定着装置の加熱手段として電磁(磁気)誘導加熱手段を有する定着装置が採用されている。
従来の画像形成装置において、シート上に形成された未定着のトナー画像を加熱する加熱手段としては、一般に熱ローラ方式の装置が汎用されている。この装置は、互いに圧接回転している定着ローラと加圧ローラとの圧接部である定着ニップ部で未定着のトナー画像を担持したシートを挟持搬送しながら熱と圧力を加える。これにより、トナー画像をシートに溶融定着させる。定着ローラは一般にハロゲンランプを用いて加熱されている。
このような加熱手段において、定着ローラを加熱するための他の手段として励磁コイルによる磁界で定着ローラ内面に設けた誘導発熱体に渦電流を発生させてジュール熱により発熱させる電磁誘導加熱手段が提案されている。
電磁誘導加熱手段を採用した場合は、熱発生源をトナーのごく近くに置くことが出来る。これにより、従来のハロゲンランプを用いた熱ローラ方式と比較して、加熱手段の起動時に定着ローラ表面の温度が定着に適当な温度になるまでに要する時間が短く出来るという特徴がある。また熱発生源からトナーヘの熱伝達経路が短く単純であるため熱効率が良いという特徴もある。
しかしながら、電磁誘導加熱手段においては、小サイズのシートを連続して画像定着して多量に加熱処理したときに、シートの非通過領域にも昇温が発生する。即ち、定着ローラ表面のシートが接触する領域(シート通過領域)では該シートに熱が伝わりながら搬送されて行く。これに対してシートが接触しない領域(シート非通過領域)では熱を付与するものがないので熱が蓄積され、シート通過領域とシート非通過領域とで大きな温度差が生じてしまう。
通常、シート通過領域は、所定の定着温度に維持されるためシート非通過領域が過度に昇温してしまうという問題がある。
このようにシート非通過領域に過度の昇温が生じると、磁束発生手段を構成している励磁コイルの表皮効果等による発熱や、磁性体コアのヒステリシス損による自己発熱とあいまって、励磁コイルの巻線被覆に高い耐熱性を有する樹脂が必要になる。また、磁性体コアが固有のキュリー温度を超えて磁性を失うといった問題が発生する。尚、キュリー温度とは、磁性体コアが磁性を失う境界となる温度のことである。
これを防止するために、特許文献1では、電磁誘導発熱層を有する定着ローラと、磁束を発生させる励磁コイルとのギャップ部に磁気遮蔽板を出し入れすることにより定着ローラの温度を調節する。即ち、過昇温時に磁気遮蔽板をギャップ部に挿入することで定着ローラへの磁束の到達を遮断し、定着ローラの発熱を抑制する。
一方、通常時には,磁気遮蔽板がギャップ部の外側に移動して定着ローラが発熱する。磁気遮蔽板には、高透磁率で且つ、高電気抵抗のもの(例えば、フェライト)を使用する。高電気抵抗のものを使用することで電流値が小さくなり、磁気遮蔽板自体の発熱が抑えられる。
特開2006−267180号公報
特許文献1に示されたように、定着ローラの温度調節手段として可動式の磁気遮蔽板を有する構成において、磁気遮蔽板が定着ローラと加圧ローラとの定着ニップ部よりもシート搬送方向上流側に配置されている場合、スペースが必要となる。更に、定着ニップ部のシート搬送方向上流側のシート搬送路のスペースが小さくなってしまう。これにより、磁気遮蔽板の形状が制約される。
定着ニップ部に搬送されるシートはカールしている場合が多く、定着ニップ部に確実にシートを搬送するためにシート搬送ガイドが必要になる。しかし、定着ニップ部よりもシート搬送方向上流側に磁気遮蔽板がある場合、シート搬送ガイドを配置することが出来ず、シートが先端から定着ニップ部に入らず、シートの角折れやジャムが発生するといった問題がある。
本発明は前記課題を解決するものであり、その目的とするところは、電磁誘導加熱手段から発生する磁束を遮蔽する磁束遮蔽手段を有する定着装置において、シートを定着部材と加圧部材との定着ニップ部に安定してガイドし得る定着装置を提供する。
前記目的を達成するための本発明に係る定着装置の代表的な構成は、シート上に形成されたトーを加熱することによりシート上のトナー像を定着る定着装置であって熱によってシート上のトナー像を定着する定着部と、前記定着部を加熱するように磁束を発生する磁束発生部と前記定着部と前記磁束発生部との間で前記磁束発生部が発生する磁束を遮蔽する磁束遮蔽と、前記磁束遮蔽部を支持する支持部と、シート搬送方向と直交するシート幅方向に前記支持部を移動させる移動手段と、前記シート幅方向のシートサイズに基づいて、前記磁束遮蔽部を前記シート幅方向の端部位置に移動させるように前記移動手段を制御する制御手段と、前記支持部に支持され、前記定着部にシートをガイドするシートガイド部材と、を有することを特徴とする。
上記構成によれば、電磁誘導加熱方式の定着装置において、シートを定着部材と加圧部材との定着ニップ部に安定してガイドし、シート上に形成された未定着のトナー画像を確実に定着することが出来る。
本発明に係る定着装置を装備した画像形成装置の構成を示す断面説明図である。 本発明に係る定着装置の構成を示す断面説明図及び制御系の構成を示すブロック図である。 本発明に係る定着装置の構成を示す斜視説明図である。 本発明に係る定着装置の構成を示す断面説明図である。 定着部材の構成を示す断面説明図である。 本発明に係る定着装置の構成を示す模式説明図である。 本発明に係る定着装置の構成を示す模式説明図である。 磁束遮蔽手段とシートガイド部材とが一体的に設けられたスライド部材を移動する移動手段の構成を示す要部斜視説明図である。 磁束遮蔽手段とシートガイド部材とが一体的に設けられたスライド部材を移動する移動手段の制御系の構成を示すブロック図である。 シートのシート搬送方向と直交する方向のサイズ幅に対応して移動手段により磁束遮蔽手段とシートガイド部材とが一体的に設けられたスライド部材を移動する動作を説明するフローチャートである。
図により本発明に係る定着装置を備えた画像形成装置の一実施形態を具体的に説明する。尚、以下に示す実施形態は本発明における最良の実施形態の一例ではあるものの本発明はこれら実施形態により限定されるものではない。
<画像形成装置>
図1に示す本実施形態の画像形成装置は、電子写真方式を用いたカラー画像形成装置の一例である。
図1において、Y,C,M,Kはそれぞれイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色のトナー画像(トナー像)を形成する4つの画像形成ユニットであり、図1の下方から上方に向かって順に配列してある。
各画像形成ユニットY,C,M,Kは、それぞれ、像担持体となる感光ドラム21Y,21C,21M,21K、帯電手段となる帯電装置22Y,22C,22M,22Kを有する。更に、現像手段となる現像装置23Y,23C,23M,23K、クリーニング手段となるクリーニング装置24Y,24C,24M,24K等を有している。
尚、説明の都合上、感光ドラム21Y,21C,21M,21Kを感光ドラム21で代表して説明する場合もある。他の各画像形成ユニットを構成する部品も同様に説明する。
イエローの画像形成ユニットYの現像装置23Yにはイエロートナーが収容されている。シアンの画像形成ユニットCの現像装置23Cにはシアントナーが収容されている。マゼンタの画像形成ユニットMの現像装置23Mにはマゼンタトナーが収容されている。ブラックの画像形成ユニットKの現像装置23Kにはブラックトナーがそれぞれ収容されている。
4色の画像形成ユニットY,C,M,Kに対応してレーザ露光装置25が設けられている。そして、帯電装置22により表面が一様に帯電された各感光ドラム21にレーザ露光装置25から出射される画像情報に応じたレーザ光により走査露光を行うことにより各感光ドラム21の表面に各色の走査露光画像パターンに対応した静電潜像が形成される。
各感光ドラム21の表面に形成された静電潜像は各色の現像装置23により各色のトナーが供給されてトナー画像として現像される。即ち、イエローの画像形成ユニットYの感光ドラム21Yにはイエロートナー画像が形成される。シアンの画像形成ユニットCの感光ドラム21Cにはシアントナー画像が形成される。マゼンタの画像形成ユニットMの感光ドラム21Mにはマゼンタトナー画像が形成される。ブラックの画像形成ユニットKの感光ドラム21Kにはブラックトナー画像がそれぞれ形成される。
各画像形成ユニットY,C,M,Kの感光ドラム21上に形成された各色のトナー画像は、各感光ドラム21の回転と同期して略等速度で回転する中間転写ベルト26の外周面上へ所定の位置合わせ状態で順に重畳されて一次転写される。これにより中間転写ベルト26上に未定着のフルカラートナー画像が合成形成される。
中間転写ベルト26は、駆動ローラ27、二次転写ローラ対向ローラ28、テンションローラ29の3本の各ローラにより張架され、駆動ローラ27が回転駆動されることによって回転駆動される。
各画像形成ユニットY,C,M,Kの感光ドラム21上から中間転写ベルト26上へのトナー画像の一次転写手段としては、中間転写ベルト26の内周面側で各感光ドラム21に対向して設けられた一次転写ローラ30を用いている。一次転写ローラ30に対して図示しないバイアス電源によりトナーと逆極性の一次転写バイアス電圧を印加する。これにより、各画像形成ユニットY,C,M,Kの感光ドラム21上から中間転写ベルト26に対してトナー画像が一次転写される。各画像形成ユニットY,C,M,Kにおいて感光ドラム21上から中間転写ベルト26への一次転写後、感光ドラム21上に残留したトナーはクリーニング装置24により掻き取られて除去される。
上記画像形成工程を中間転写ベルト26の回転に同調して、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色に対して行う。そして、中間転写ベルト26上に各色の一次転写トナー画像を順次重ねて形成していく。尚、単色のみの画像形成(単色モード)時には、上記画像形成工程は、目的の色についてのみ行なわれる。
一方、シートカセット31内に収容されたシートPは、給送ローラ32により繰り出され、図示しない分離手段により一枚ずつ分離給送される。その後、シートPはレジストローラ33により所定のタイミングで二次転写ローラ対向ローラ28に巻き掛けられている中間転写ベルト26と、二次転写ローラ34とにより形成された転写ニップ部に搬送される。
中間転写ベルト26の外周面上に形成されたトナー画像は、二次転写ローラ34に図示しないバイアス電源により印加されるトナーと逆極性の転写バイアス電圧により、シートP上に一括転写される。画像形成ユニットY,C,M,K、中間転写ベルト26および二次転写ローラ34によってシートPに未定着トナー画像T(未定着トナー像)を形成する画像形成手段が構成される。二次転写後に中間転写ベルト26の外周面上に残留したトナーはクリーニング装置35により掻き取られて除去される。
トナー画像が転写されたシートPは、ベルト搬送部39によって定着装置Aへ向けて搬送される。シートP上(シート上)に二次転写により形成された未定着トナー画像Tは、定着装置Aにより加熱及び加圧されてシートP上に溶融混色定着される。そして、フルカラープリントとして、排出パス36を通って排出トレイ37に排出される。
<定着装置>
図2を用いて定着装置Aの構成について説明する。図2は本発明に係る定着装置Aの構成を示す断面説明図及び制御系の構成を示すブロック図である。
図2において、1はシートP上に形成された未定着トナー画像T面側(未定着トナー画像面側)に配置される定着部材となる金属層を有する無端状の定着ベルトである。2は定着ベルト1に対向して配置され、該定着ベルト1の外周面と当接しつつ回転する加圧部材となる加圧回転体としての加圧ローラである。
3は定着ベルト1と加圧ローラ2との間に押圧力を作用させて定着ニップ部Nを形成する圧力付与部材である。圧力付与部材3は金属製のステー4に保持されている。
定着ベルト1に対向して加圧ローラ2と反対側には定着ベルト1に内蔵される金属層を電磁誘導加熱する電磁誘導加熱手段となる励磁コイル38(磁束発生部)が配置されている。尚、電磁誘導加熱とは、定着ベルト1に内蔵される金属層(導電層)の周りに励磁コイル38に印加された高周波により発生する磁界の変化を与えると該金属層(導電層)には磁界の変化に応じた電流が流れ、ジュール熱が発生することで定着ベルト1が加熱される。
また、ステー4の励磁コイル38側には、該励磁コイル38から発生する磁束を遮蔽する磁束遮蔽手段となる磁束遮蔽コア5(磁束遮蔽部、磁束制限部)が設けられている。磁束遮蔽コア5は誘導加熱による定着ベルト1の温度上昇を防止する。
本実施形態の励磁コイル38は、例えば、高周波を電線に通す場合に表皮効果による抵抗増加が少ない高周波特性の良いエナメル撚線からなるリッツ線(Litz wire)を電線として用いている。そして、励磁コイル38を横長の船底状にして定着ベルト1の周面と側面の一部に対向するように巻回し構成される。
そして、励磁コイル38によって発生した磁界が定着ベルト1の金属層(導電層)以外に実質的に漏れないように該励磁コイル38を覆う外側磁性体コア11と、それらを電気絶縁性を有する樹脂によって支持するコイル保持部材13(支持部)を有して構成される。
励磁コイル38は定着ベルト1の外周面の図2の上方側において、該定着ベルト1に所定のギャップ(隙間)を設けて対向させて配置されている。
図3に示すように、本実施形態では、外側磁性体コア11は、コア11aとコア11bとに分割して構成した。他にコア11aとコア11bとに分割せずに一体的に構成することも可能である。図3に示すように、外側磁性体コア11は、定着装置Aの長手方向に分割して配置する。
定着ベルト1の回転状態において、励磁コイル38には電源となる励磁回路101から20kHz〜60kHzの高周波電流が印加される。そして、該励磁コイル38によって発生した交番磁界(時間と共に大きさと方向が変化を繰り返す磁界)により定着ベルト1の金属層(導電層)が誘導発熱する。
図2において、6は例えばサーミスタ等の温度センサであり、定着ベルト1のシートPの搬送方向と直交する方向(以下、「シート幅方向」という)の中央内面部の位置に該定着ベルト1に当接して配置されている。
温度センサ6はシートPの通過領域における定着ベルト1の温度を検知し、その検知情報が制御部102にフィードバックされる。制御部102は温度センサ6により検知される定着ベルト1の温度が所定の目標温度(定着温度)に維持されるように励磁回路101から励磁コイル38に入力する電力を制御している。
即ち、温度センサ6により検知される定着ベルト1の温度が所定温度に昇温した場合、励磁コイル38への通電が遮断される。本実施形態では、定着ベルト1の目標温度(定着温度)である180℃で一定になるように、温度センサ6の検出値に基づいて制御部102は励磁回路101を制御して高周波電流の周波数を変化させて励磁コイル38に入力する電力を制御して温度調節を行っている。
本実施形態の温度センサ6は、圧力付与部材3に弾性支持部材を介して取り付けられており、定着ベルト1の温度センサ6に対する当接面が波打つ等の位置変動が生じた場合でも、これに追従して良好な接触状態が維持されるように構成されている。
定着ベルト1は、少なくとも画像形成動作時には、制御部102により制御される駆動源となるモータ14によって加圧ローラ2が回転駆動される。これにより、二次転写ローラ対向ローラ28に張架された中間転写ベルト26と二次転写ローラ34との転写ニップ部側から搬送されてくる未定着トナー画像Tを担持したシートPの搬送速度と略同一の周速度で回転駆動される。
本実施形態の場合、定着ベルト1の外周面の回転速度が200mm/secで回転し、フルカラーのトナー画像を1分間にA4サイズ(210mm×297mm)のシートPで50枚、A4RサイズのシートPで32枚定着することが可能である。A4RサイズのシートPとは、A4サイズのシートPの長手方向(297mm)をシート幅方向に配置して搬送した場合である。
次に図4を用いて定着装置Aの定着ベルト1と加圧ローラ2とにより形成される定着ニップ部Nの構成について説明する。図4において、10は定着ベルト1の長手方向の左右の移動を規制すると共に、該定着ベルト1の周方向の形状を規制する規制部材となる定着フランジである。
左右の定着フランジ10を貫通して設けられたステー4の両端部4aと、図示しない装置フレームに設けられたバネ受け部材9aとの間に加圧バネ9bを収縮した状態で配置する。これにより、該加圧バネ9bの押圧力によりステー4を図4の下方に押し下げる力を作用させている。これにより、ステー4の下面と加圧ローラ2の上面とが定着ベルト1を挟んで圧設して所定幅の定着ニップ部Nが形成される。
次に図2を用いて定着装置Aによる定着プロセスについて説明する。制御部102により制御される励磁回路101から励磁コイル38に電力供給がなされて定着ベルト1が所定の定着温度に温調される。その状態において、定着ニップ部Nにおける定着ベルト1と加圧ローラ2との間に表面に未定着トナー画像Tが形成されたシートPが該未定着トナー画像T面側を定着ベルト1側に向けてシートガイド部材15,55により案内されて定着ニップ部Nに導入される。
シートガイド部材55は、定着ベルト1と加圧ローラ2とにより形成される定着ニップ部Nの近傍で、該定着ニップ部Nよりもシート搬送方向上流側(図2の右側)に配置される。
シートPは定着ニップ部Nにおいて定着ベルト1の外周面に密着し、該定着ベルト1と、加圧ローラ2とにより挟持されて定着ニップ部Nを搬送される。これにより、シートP上の未定着トナー画像Tに定着ベルト1の熱が付与され、また定着ニップ部Nの加圧力を受けて未定着トナー画像TがシートPの表面に熱圧定着される。定着ニップ部Nを通ったシートPは定着ニップ部Nの出口部分における定着ベルト1の表面変形によって該定着ベルト1の外周面から分離されて定着装置Aの外へ搬送される。
<定着ベルト>
図5は定着ベルト1の層構成を示す模型説明図である。定着ベルト1は内径直径が20mm〜40mm程度の金属層からなる基層1aを有している。
基層1aの外周には耐熱性ゴム層からなる弾性層1bが設けられている。弾性層1bの厚さは100μm〜1000μmの範囲内で設定するのが好ましい。本実施形態では、定着ベルト1の熱容量を小さくしてウォーミングアップタイムを短縮し、且つ、カラー画像を定着するときに好適な定着画像を得ることを考慮して、弾性層1bの厚さは1000μmとされている。更に弾性層1bの外周には、フッ素樹脂層からなる表面離型層1cが設けられている。表面離型層1cは、例えばPFA(テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルエーテル共重合体)やPTFE(Polytetrafluoroethylene;ポリテトラフルオロエチレン)により構成することが出来る。
基層1aの内面側には、定着ベルト1の内周面と温度センサ6との摺動摩擦を低下させるために、摺動性の高い厚さ10μm〜50μm程度の滑性層1dを設けても良い。
尚、定着ベルト1の金属層からなる基層1aには鉄合金や銅、銀等の金属が適宜選択可能である。
<加圧ローラ>
図4に示すように、定着ベルト1との間で定着ニップ部Nを形成するための加圧ローラ2は金属製の芯金2aの外周にゴム層からなる弾性層2bが設けられる。更に弾性層2bの外周表面には離型層2cが設けられる。本実施形態の加圧ローラ2は外径直径が40mmで構成される。
<励磁コイル>
図2を用いて、本実施形態における励磁コイル38の構成について説明する。定着ベルト1と励磁コイル38とは厚さ2mm程度のモールドにより電気的絶縁状態が保たれる。定着ベルト1と励磁コイル38とは一定距離だけ離間して配置される。定着ベルト1は励磁コイル38により発生した交番磁界により定着ベルト1の基層1aに設けられる金属層(導電層)が誘導発熱して均一に加熱される。
励磁コイル38には、励磁回路101により20kHz〜60kHzの高周波電流が印加される。そして、定着ベルト1の基層1aに設けられる金属層(導電層)が誘導発熱する。そして、定着ベルト1の目標温度(定着温度)である180℃で一定になるように、温度センサ6の検出値に基づいて制御部102は励磁回路101の高周波電流の周波数を変化させる。これにより、励磁コイル38に入力する電力を制御して定着ベルト1の温度が調節される。
励磁コイル38は高温になる定着ベルト1の外部に配置されている。これにより、励磁コイル38の温度が高温になり難く、電気抵抗も上昇せず、励磁コイル38に高周波電流を流してもジュール発熱による損失を軽減することが出来る。また、励磁コイル38を定着ベルト1の外部に配置したことで該定着ベルト1の小径化及び低熱容量化にも寄与しており、省エネルギー性能にも優れる。
<シートサイズに対応した磁束遮蔽手段>
前述したように、従来の定着装置において、小サイズのシートPを連続して多量に加熱処理したとき、シートPの非通過領域で昇温が発生する。シートPの非通過領域の昇温に対応して、使用する各シートPのシートサイズに応じて、定着装置Aの長手方向(シート搬送方向と直交する方向)の発熱分布を制御する温度制御手段について説明する。
図6及び図7は本実施形態の定着装置Aの構成を説明する図である。図8は磁束遮蔽部材52とシートガイド部材55とが一体的に設けられたスライド部材51を移動する移動手段の構成を示す要部斜視説明図である。
本実施形態の定着装置Aに対してシートPは中央基準で搬送される。図6は最大サイズのシート幅W1を有するシートPが定着装置Aを通過する場合を示す図である。図7は最小サイズのシート幅W2を有するシートPが定着装置Aを通過する場合を示す図である。
定着装置Aの長手方向に配置された外側磁性体コア11は定着ベルト1の発熱幅に影響を与える。外側磁性体コア11はシートPの最大サイズのシート幅W1に対応するように、該外側磁性体コア11の最大幅も最大サイズのシート幅W1と一致するように配置される。
本実施形態では、使用するシートPの各サイズに対応して励磁コイル38から発生する磁束を遮蔽する磁束遮蔽手段となる磁束遮蔽部材52が設けられている。磁束遮蔽部材52としては、アルミニウム、銅、銀、金、真鍮等の非磁性金属やその合金でも良いし、高透磁率部材である酸化鉄を主成分とするフェライト(ferrite)やFe−Niの合金からなるパーマロイ(permalloy)等の材料でも良い。
磁束遮蔽部材52は励磁コイル38と外側磁性体コア11との間、或いは、励磁コイル38と定着ベルト1との間、或いは、定着ベルト1と磁束遮蔽コア5との間にそれぞれ配置することが考えられる。
本実施形態では、図8に示すように、磁束遮蔽部材52として銅板を用い、励磁コイル38と定着ベルト1との間にシート幅方向に移動可能に挿入される。励磁コイル38と定着ベルト1との間に銅板からなる磁束遮蔽部材52を挿入することにより、励磁コイル38と外側磁性体コア11とにより形成した磁束が定着ベルト1の基層1aに設けられる金属層(導電層)を通過するのを弱める効果がある。これにより該金属層(導電層)の誘導発熱を低減する。
図3及び図8に示すように、定着装置Aの両端部に設けられたコイル保持部材13には軸受部13a,13bに回転可能に軸支されたリードネジ部材50が設けられている。リードネジ部材50(リードスクリュー部材)はシート搬送方向と直交する方向に配置され、左右に互いに逆方向の雄ネジ部50a,50bが形成されている。
リードネジ部材50の雄ネジ部50a,50bにそれぞれ噛合する雌ネジ部を構成するボス部51bを有する一対のスライド部材51がリードネジ部材50に沿って互いに近づく方向、或いは互いに離れる方向に移動可能に設けられている。
そして、図6及び図7に示す制御部103により回転制御される駆動源となるモータ7によりリードネジ部材50を回転駆動する。これにより、一対のスライド部材51がリードネジ部材50に沿ってシート搬送方向と直交する方向に互いに近づく方向、或いは互いに離れる方向に移動する。
図8に示すように、スライド部材51には磁束遮蔽部材52とシートガイド部材55とが支持されており、該磁束遮蔽部材52とシートガイド部材55とはスライド部材51と一体的にシート搬送方向と直交する方向に移動可能に構成されている。
リードネジ部材50とスライド部材51とにより、磁束遮蔽部材52とシートガイド部材55とをシート搬送方向と直交する方向に移動可能な移動手段として構成される。そして、この移動手段により使用されるシートPのシート搬送方向と直交する方向のサイズ幅に対応して磁束遮蔽部材52とシートガイド部材55とをシート搬送方向と直交する方向に移動する。
磁束遮蔽部材52を定着装置Aの長手方向に移動させることにより、図6(b)及び図7(b)に示すように、シートPのサイズに応じて定着ベルト1の長手方向における発熱分布を制御する。
磁束遮蔽部材52は定着装置Aの長手方向において定着ベルト1の両端部に配置される。定着ベルト1の両端部に配置される磁束遮蔽部材52のシート搬送方向と直交する方向の幅(以下、「磁束遮蔽部材52の軸方向の幅」という)W3は以下の通りである。即ち、図6(a)に示すように、定着ベルト1の支持側板12と、外側磁性体コア11の長手方向における最も外側の端部との間に配置出来る幅以下とした。
励磁コイル38と外側磁性体コア11とにより形成した磁束が定着ベルト1の基層1aに設けられる金属層(導電層)を通過する。その磁束を磁束遮蔽部材52により遮蔽する効果を発揮するために磁束遮蔽部材52の軸方向の幅W3は十分な幅を持つことが必要である。更に、磁束遮蔽部材52の軸方向の幅W3は定着ベルト1の最大発熱幅が使用されるシートPの最大サイズのシート幅W1を低減しない十分な幅を持つ必要がある。更に、磁束遮蔽部材52の軸方向の幅W3は定着装置Aの長手方向の幅を拡大することなく配置出来る幅である必要がある。
磁束遮蔽部材52による磁束遮蔽効果を十分に発揮させる。このために、磁束遮蔽部材52の軸方向の幅W3と、外側磁性体コア11のシート搬送方向と直交する方向の幅(以下、「外側磁性体コア11の軸方向の幅」という)W4とは以下の数1式の関係となるように設定される。
[数1]
W3>W4
上記の数1式の条件を満たさない場合、即ち、磁束遮蔽部材52の軸方向の幅W3が外側磁性体コア11の軸方向の幅W4よりも小さいと、シートPの幅方向(図6の左右方向)端部での昇温の低減効果が小さくなってしまう。このため、磁束遮蔽部材52の軸方向の幅W3が外側磁性体コア11の軸方向の幅W4よりも大きくなるように設定している。
磁束遮蔽部材52は、図6(a)に示すように、使用されるシートPの最大サイズのシート幅W1の領域外に配置される。このとき、磁束遮蔽部材52は外側磁性体コア11と定着ベルト1とが対面する領域から外れた位置にある。これにより、図6(b)に示すように、定着ベルト1は使用されるシートPの最大サイズのシート幅W1(使用可能な最大幅)に対応した発熱分布を確保することが出来る。図6(a)に示されるスライド部材51の位置を初期位置(ホームポジション)とする。
次に、図7を用いて、使用されるシートPの最小サイズのシート幅W2(使用可能な最小幅)に対する磁束遮蔽部材52による磁束調整方法について説明する。図6(a)に示すホームポジションから制御部103によりモータ7を所定方向に回転駆動してリードネジ部材50を所定方向に回転させる。これにより一対のスライド部材51を互いに中央側に近付くように図7(a)の矢印E方向に移動する。
これにより、スライド部材51に設けられた磁束遮蔽部材52も図7(a)の矢印E方向に移動する。そして、図7(a)に示すように、外側磁性体コア11と定着ベルト1とが対面する領域に磁束遮蔽部材52が配置される。これにより、励磁コイル38と外側磁性体コア11とにより形成した磁束が定着ベルト1の基層1aに設けられる金属層(導電層)を通過するのを弱める。これにより定着ベルト1の基層1aに設けられる金属層(導電層)の誘導発熱を低減する。
図7(a)に示すように、定着ベルト1の長手方向の両端部に磁束遮蔽部材52が挿入される。これにより定着ベルト1の基層1aに設けられる金属層(導電層)を通過する磁束が弱まり、図7(b)に示すように、シートPの最小サイズのシート幅W2に対応する発熱分布を形成することが出来る。
<移動手段>
次に磁束遮蔽部材52及びシートガイド部材55が一体的に設けられたスライド部材51の移動手段の構成について説明する。
図2及び図8に示すように、磁束遮蔽部材52及びシートガイド部材55は、定着ベルト1と励磁コイル38との間に配置され、定着装置Aの長手方向に移動可能に設けられたスライド部材51に保持されている。
スライド部材51と一体的に定着装置Aの長手方向に移動する磁束遮蔽部材52及びシートガイド部材55と、回転する定着ベルト1とが接触しないようにスライド部材51がリードネジ部材50に沿って移動可能に支持されている。
コイル保持部材13にはリードネジ部材50に平行に配置され、一対のスライド部材51の移動範囲に亘ってストッパ部13c,13dが設けられている。そして、磁束遮蔽部材52の先端部52aがコイル保持部材13に設けられたストッパ部13c,13dの間に摺動自在に挟まれつつ当接摺動することでスライド部材51が安定した姿勢でリードネジ部材50に沿って移動可能に支持されている。これにより、磁束遮蔽部材52が定着ベルト1に接触することを防止することが出来る。
本実施形態では、図6及び図7に示すように、磁束遮蔽部材52及びシートガイド部材55を保持したスライド部材51はシートPが通過する中央基準に対して定着装置Aの長手方向の両端部に対称的に配置されている。
図3に示すように、リードネジ部材50は、一方端側と他方端側にそれぞれ右ネジと左ネジからなる雄ネジ部50a,50bが設けられている。リードネジ部材50はコイル保持部材13の長手方向に並行に設けられている。
リードネジ部材50の一方側と他方側の軸端部50c,50dは、コイル保持部材13の長手方向の両端部に設けられた軸受部13a,13bに回転自由に軸支されている。尚、軸受部13a,13bに耐久性を有する軸受部材を設けても良い。
磁束遮蔽部材52及びシートガイド部材55を一対のスライド部材51によりそれぞれ保持する。スライド部材51は、モータ7により回転駆動されるリードネジ部材50の雄ネジ部50a,50bにそれぞれ噛合するボス部51bを介してリードネジ部材50に沿ってシートPが通過する中央基準線に対して対称的に移動する。
例えば、リードネジ部材50が図3に示す矢印G方向に回転すると、一対のスライド部材51は図3に示す矢印E方向に移動する。一方、リードネジ部材50が図3に示す矢印H方向に回転すると、一対のスライド部材51は図3に示す矢印F方向に移動する。
図8に示すように、リードネジ部材50の雄ネジ部50a,50bには、それぞれスライド部材51に設けられた円筒形状部51c,51dが外嵌されている。そして、該円筒形状部51c,51dの内周面に突出して設けられたボス部51bを雄ネジ部50a,50bに係合して噛合させている。
本実施形態では、リードネジ部材50の雄ネジ部50a,50bに外嵌する円筒形状部51c,51dの内周面に突出して設けられたボス部51bは、雄ネジ部50a,50bとの接触面積を減らすために3点で摺動自在に接触する構成とした。他にボス部51bが3点以上で雄ネジ部50a,50bに摺動自在に接触する構成としても良い。
また本実施形態では、磁束遮蔽部材52及びシートガイド部材55の定着装置Aの長手方向への移動手段として、スライド部材51とリードネジ部材50を用いた。他に、磁束遮蔽部材52をシートPが通過する中央基準線に対して対称的に移動する構成であれば、ワイヤーやラックギア等を用いた移動手段であっても良い。
<磁束遮蔽部材の移動>
次に使用されるシートPの最大サイズのシート幅W1から最小サイズのシート幅W2までのシートPの搬送領域に対する磁束遮蔽部材52及びシートガイド部材55の移動動作について説明する。
図6(a)及び図7(a)に示すように、スライド部材51を移動する動作の制御手段として制御部103が設けられている。制御部103はリードネジ部材50を所定方向に回転駆動させるモータ7を回転駆動する。更に、スライド部材51の位置検出手段としてのホームポジションセンサ8が設けられる。そして、ホームポジションセンサ8の検知信号に基づいて制御部103はモータ7の動作を制御する。
本実施形態のホームポジションセンサ8はフォトイタラプタにより構成されている。そして、スライド部材51に設けたフラグ部51aによりフォトイタラプタの光路を透光/遮光することで、ホームポジションセンサ8のON/OFFを行う。
モータ7からリードネジ部材50に駆動伝達する際のギア列の歯面間の遊びによるバックラッシュ(Backlash)等の駆動のばらつきを考慮して、ホームポジションセンサ8でフラグ部51aのエッジを検出し、スライド部材51の位置制御をおこなう。
図9は磁束遮蔽部材52とシートガイド部材55とが一体的に設けられたスライド部材51を移動する移動手段の制御系の構成を示すブロック図である。図10はシートPのシート搬送方向と直交する方向のサイズ幅に対応して移動手段により磁束遮蔽部材52とシートガイド部材55とが一体的に設けられたスライド部材51を移動する動作を説明するフローチャートである。
図9に示すように、制御部103は、画像形成装置に設置されている操作部やコンピュータ内のシートサイズ入力部16により入力されたシートPのサイズ信号を読み取り、ホームポジションセンサ8の検知信号に基づいてモータ7を制御している。
図10を用いて、図7(a)に示すように使用されるシートPが最小サイズのシート幅W2である場合のスライド部材51の移動動作について説明する。先ず、図10のステップS1において、プリントジョブが開始すると、ステップS2において、図9に示すシートサイズ入力部16から入力された使用されるシートPのサイズ信号を読み取る。
そして、ステップS3において、制御部103は、読み取ったシートPのサイズ信号に合わせて図6(a)に示す初期位置からスライド部材51を所定の距離だけ移動するためにモータ7へ入力するパルス数C1を演算して決定する。
次にステップS4〜S8において、制御部103は、ホームポジションセンサ8の検知信号を読み取る。そして、該ホームポジションセンサ8のON/OFF状態に応じて、モータ7とホームポジションセンサ8を用いて、スライド部材51を図6(a)に示す初期位置に戻す。
先ず、ステップS4において、ホームポジションセンサ8の検知信号がOFF状態であると、スライド部材51は図6(a)に示す初期位置に戻っておらず、シート搬送方向と直交する方向の中央側に寄っていると判断する。このため、ステップS5に進んでモータ7を回転駆動してスライド部材51を図6(a)の矢印F方向に移動させる。
そして、ステップS6において、スライド部材51に設けたフラグ部51aがホームポジションセンサ8の検知位置を通過して該ホームポジションセンサ8の検知信号がOFFからONに変わった後はステップS7に進んでモータ7に所定のパルス数D1を入力する。これにより、スライド部材51は図6(a)に示す距離X0だけ移動した位置でスライド部材51の移動動作が終了し、ステップS8において、スライド部材51が図6(a)に示す初期位置に設定される。
一方、前記ステップS4において、ホームポジションセンサ8の検知信号がON状態であると、ステップS9に進んで、モータ7を回転駆動してスライド部材51を図7(a)の矢印E方向に移動する。
そして、前記ステップS4において、ホームポジションセンサ8の検知信号がONからOFFに変わったことを認識すると、ステップS5に進んでモータ7を逆回転させてスライド部材51を図7(a)の矢印F方向に移動させる。
その後、ステップS6において、スライド部材51に設けたフラグ部51aがホームポジションセンサ8の検知位置を通過して該ホームポジションセンサ8の検知信号がOFFからONに変わった後はステップS7に進んでモータ7に所定のパルス数D1を入力する。これにより、スライド部材51は図6(a)に示す距離X0だけ移動した位置でスライド部材51の移動動作が終了し、ステップS8において、スライド部材51が図6(a)に示す初期位置に設定される。
次に、ステップS10において、モータ7を回転駆動してスライド部材51を図7(a)の矢印E方向に移動する。そして、ステップS11において、スライド部材51に設けたフラグ部51aがホームポジションセンサ8の検知位置を通過する。そして、該ホームポジションセンサ8の検知信号がONからOFFに変わった後はステップS12に進んでモータ7に所定のパルス数C1を入力する。これにより、ステップS13において、スライド部材51は、図7(a)に示す距離X1だけ移動した位置でスライド部材51の移動動作が終了し、ステップS14において、プリントが開始される。
これにより、図7(b)に示すように、使用されるシートPの最小サイズのシート幅W2に対応したシートPの非通過領域の昇温やシートPの幅方向端部の定着不良を誘発させることのない発熱分布を形成することが出来る。
また、使用されるシートPの最大サイズのシート幅W1のときは、前記ステップS3において、モータ7への入力パルス数C1を「0」に設定し、図6(a)に示す初期位置からスライド部材51を移動させずに、ステップS14において、プリントが開始される。
また、定着装置Aを通過するシートPの長手方向の幅Wが、使用されるシートPの最大サイズのシート幅W1と、最小サイズのシート幅W2との間となる以下の数2式で示される値である場合がある。
[数2]
W1>W>W2
上記数2式に示される条件のシートPに対しては、以下のように対応する。即ち、ステップS3において、制御部103は、シートサイズ入力部16から読み取ったシートPの長手方向の幅Wのシートサイズ信号に合わせて図6(a)に示す初期位置からスライド部材51をシート幅方向に所定の距離だけ移動する。このためにモータ7へ入力するパルス数C1を変更する。そして、前述したと同様に、使用されるシートPの長手方向の幅Wに対応したシートPの非通過領域の昇温やシートPのシート幅端部の定着不良を誘発させることのない発熱分布を形成することが出来る。
<シートガイド部材>
次に図2及び図8を用いて、シートガイド部材55について説明する。図8に示すように、シートガイド部材55はスライド部材51と一体的に設けられている。これにより、スライド部材51と一体的にリードネジ部材50に沿って移動する。
シートガイド部材55は、定着装置Aへ向けて搬送されるシートPを案内する部材である。シートガイド部材55は金属または樹脂で形成されており、シートPの搬送性を良くするために表面に摺動性の良いフッ素コーティングや摺動性の良いシートを張り付けても良い。また、シートガイド部材55は清掃や交換のためにスライド部材51から取り外し可能に構成しても良い。
図6(a)及び図7(a)に示すように、シートガイド部材55は、使用されるシートPの最大サイズのシート幅W1と、最小サイズのシート幅W2との間の領域をスライド部材51と一体的に移動可能に構成されている。
シートガイド部材55は、使用されるシートPのシート幅端部位置に配置される。図6(a)に示すように、使用されるシートPの最大サイズのシート幅W1の場合においてもスライド部材51と一体的にシートガイド部材55が移動する。更に、図7(a)に示すように、使用されるシートPの最小サイズのシート幅W2の場合においてもスライド部材51と一体的にシートガイド部材55が移動する。
これにより、使用されるシートPのサイズが何れのシート幅であってもシートPのシート幅端部位置に配置されるようにシートガイド部材55が移動する。
図2に示すように、シートガイド部材55はシートPの搬送方向上流側(図2の右側)から定着ニップ部NにシートPを搬送出来るように定着ニップ部Nの近傍で、且つ該定着ニップ部Nよりもシート搬送方向上流側に配置されている。
これにより、図2に示すように、シートPの先端部P1にカールがある場合、シートPのカールした先端部P1がシートガイド部材55によりガイドされてシートPは定着ニップ部Nに先端部P1から挟持される。
これにより、シートPの先端部P1にカール等の形状があってもシートPの先端部P1を確実に定着ニップ部Nに案内して挟持させ、シートP上に形成された未定着トナー画像Tを定着装置Aによって定着出来る。
P …シート
T …未定着トナー画像
N …定着ニップ部
1 …定着ベルト(定着部材)
2 …加圧ローラ(加圧部材)
38 …励磁コイル(電磁誘導加熱手段)
51 …スライド部材(移動手段)
52 …磁束遮蔽部材(磁束遮蔽手段)
55 …シートガイド部材

Claims (21)

  1. シート上に形成されたトーを加熱することによりシート上のトナー像を定着る定着装置であって
    熱によってシート上のトナー像を定着する定着部と
    前記定着部を加熱するように磁束を発生する磁束発生部と
    前記定着部と前記磁束発生部との間で前記磁束発生部が発生する磁束を遮蔽する磁束遮蔽と、
    前記磁束遮蔽部を支持する支持部と
    ート搬送方向と直交するシート幅方向に前記支持部を移動させる移動手段と、
    前記シート幅方向のシートサイズに基づいて、前記磁束遮蔽部を前記シート幅方向の端部位置に移動させるように前記移動手段を制御する制御手段と
    前記支持部に支持され、前記定着部にシートをガイドするシートガイド部材と
    を有することを特徴とする定着装置。
  2. 前記磁束遮蔽部は、前記シート幅方向に一対で設けられたことを特徴とする請求項1に記載の定着装置
  3. 前記移動手段は
    リードスクリュー部材と
    前記リードスクリュー部材を回転させる駆動源と
    を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の定着装置
  4. 前記シートガイド部材の少なくとも一部は、前記磁束遮蔽部よりもシート幅方向のシートの中心に向かって内側に延びていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の定着装置
  5. 前記移動手段は、前記シートガイド部材がシート幅方向のシートの端部をガイドする位置となるように前記支持部を移動させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の定着装置
  6. 前記移動手段は、前記磁束遮蔽部を、使用可能な最大幅のシートのシート幅方向のシートの端部と、使用可能な最小幅のシートのシート幅方向のシートの端部との間をシート幅方向に移動させることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の定着装置
  7. 前記シートガイド部材は、前記磁束遮蔽部が使用可能な最大幅のシートのシート幅方向のシートの端部の外側に配置された状態でも前記使用可能な最大幅のシートのシート幅方向のシートの端部と、使用可能な最小幅のシートのシート幅方向のシートの端部との間でシートを前記定着部にガイドすることを特徴とする請求項6に記載の定着装置
  8. 前記制御手段は、前記磁束遮蔽部がシート幅方向のシートの端部の外側にあるとき、シート幅方向の端部に位置するように前記移動手段を制御することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の定着装置
  9. シート上のトナー像を定着する定着装置であって
    磁束を発生する磁束発生部と
    前記磁束発生部が発生する磁束により発熱し、熱によりシート上のトナー像を定着する定着部と
    前記磁束発生部から前記定着部に向かう磁束を制限する磁束制限部と
    シートをガイドするシートガイド部材と
    前記磁束制限部と、前記シートガイド部材とをシート搬送方向と直交するシート幅方向に一体的に移動させる移動手段と
    を有することを特徴とする定着装置
  10. 前記磁束制限部は、前記シート幅方向に一対で設けられたことを特徴とする請求項9に記載の定着装置
  11. 前記磁束制限部と、前記シートガイド部材とが設けられた支持部を有し
    前記移動手段は
    リードスクリュー部材と
    前記リードスクリュー部材を回転させる駆動源と
    を有し
    前記リードスクリュー部材と係合するネジ部が前記支持部に設けられており
    前記リードスクリュー部材が前記駆動源によって回転されると、前記支持部は、前記リードスクリュー部材に沿ってシート幅方向に移動することを特徴とする請求項9または請求項10に記載の定着装置
  12. 前記シートガイド部材の少なくとも一部は、前記磁束制限部よりもシート幅方向のシートの中に向かって内側に延びていることを特徴とする請求項9〜11のいずれか1項に記載の定着装置
  13. 前記移動手段は、前記シートガイド部材がシート幅方向のシートの端部をガイドする位置となるように前記シートガイド部材を移動させることを特徴とする請求項9〜12のいずれか1項に記載の定着装置
  14. 前記移動手段は、前記磁束制限部を、使用可能な最大幅のシートのシート幅方向のシートの端部と、使用可能な最小幅のシートのシート幅方向のシートの端部との間をシート幅方向に移動させることを特徴とする請求項9〜13のいずれか1項に記載の定着装置
  15. 前記シートガイド部材は、前記磁束制限部が使用可能な最大幅のシートのシート幅方向のシートの端部の外側に配置された状態でも前記使用可能な最大幅のシートのシート幅方向のシートの端部と、使用可能な最小幅のシートのシート幅方向のシートの端部との間でシートを前記定着部にガイドすることを特徴とする請求項9〜14のいずれか1項に記載の定着装置
  16. 前記移動手段は、前記磁束制限部がシート幅方向のシートの端部よりも外側にあるとき、前記磁束制限部をシート幅方向の端部に位置するように移動させることを特徴とする請求項9〜15のいずれか1項に記載の定着装置
  17. 前記定着部は、導電層を有することを特徴とする請求項1〜16のいずれか1項に記載の定着装置
  18. 前記定着部は、導電層を有する、回転可能なベルトを有することを特徴とする請求項1〜16のいずれか1項に記載の定着装置
  19. 前記シートガイド部材は、フッ素でコーティングされていることを特徴とする請求項1〜18のいずれか1項に記載の定着装置
  20. 前記移動手段は、前記シート幅方向のシートサイズに基づいて、前記磁束制限部を前記シート幅方向の端部位置に移動させることを特徴とする請求項9〜19のいずれか1項に記載の定着装置
  21. シートに未定着トナー像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段によりシートに形成されたトー像を定着する請求項1〜20のいずれか1項に記載の定着装置と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
JP2012193668A 2012-09-04 2012-09-04 定着装置及び画像形成装置 Active JP5980056B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012193668A JP5980056B2 (ja) 2012-09-04 2012-09-04 定着装置及び画像形成装置
KR1020130101645A KR101642553B1 (ko) 2012-09-04 2013-08-27 정착 장치 및 화상 형성 장치
US14/012,471 US9141044B2 (en) 2012-09-04 2013-08-28 Fixing apparatus with movable magnetic flux shielding portion and sheet guide portion, and image forming apparatus
CN201310385158.0A CN103676572B (zh) 2012-09-04 2013-08-30 定影装置和成像装置
EP13182574.7A EP2713218B1 (en) 2012-09-04 2013-09-02 Fixing apparatus and image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012193668A JP5980056B2 (ja) 2012-09-04 2012-09-04 定着装置及び画像形成装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2014048599A JP2014048599A (ja) 2014-03-17
JP2014048599A5 JP2014048599A5 (ja) 2015-10-15
JP5980056B2 true JP5980056B2 (ja) 2016-08-31

Family

ID=49054469

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012193668A Active JP5980056B2 (ja) 2012-09-04 2012-09-04 定着装置及び画像形成装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US9141044B2 (ja)
EP (1) EP2713218B1 (ja)
JP (1) JP5980056B2 (ja)
KR (1) KR101642553B1 (ja)
CN (1) CN103676572B (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6627206B2 (ja) * 2014-07-31 2020-01-08 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05289450A (ja) * 1992-04-09 1993-11-05 Ricoh Co Ltd 電子写真装置のシ−ト搬送ガイド
JPH0627845A (ja) * 1992-07-13 1994-02-04 Mita Ind Co Ltd 画像形成装置
JP4435453B2 (ja) * 2001-09-03 2010-03-17 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP3870060B2 (ja) * 2001-10-12 2007-01-17 キヤノン株式会社 像加熱装置
JP2004012675A (ja) * 2002-06-05 2004-01-15 Panasonic Communications Co Ltd 加熱装置及び画像形成装置
JP2004265670A (ja) * 2003-02-28 2004-09-24 Canon Inc 加熱装置
JP4110047B2 (ja) 2003-06-10 2008-07-02 キヤノン株式会社 像加熱装置
JP4717412B2 (ja) 2004-10-22 2011-07-06 キヤノン株式会社 加熱装置
JP4396558B2 (ja) 2005-03-22 2010-01-13 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 定着装置および画像形成装置
JP2008014966A (ja) * 2006-06-30 2008-01-24 Kyocera Mita Corp 定着装置及びその温度分布調節方法
JP5239662B2 (ja) * 2008-09-11 2013-07-17 株式会社リコー 定着装置および画像形成装置
JP5284859B2 (ja) 2009-04-24 2013-09-11 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 定着装置及びこれを搭載した画像形成装置
JP5371943B2 (ja) * 2010-12-17 2013-12-18 キヤノン株式会社 像加熱装置
JP2013050518A (ja) * 2011-08-30 2013-03-14 Canon Inc 画像加熱装置及び画像形成装置
JP5812771B2 (ja) * 2011-09-01 2015-11-17 キヤノン株式会社 画像加熱装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014048599A (ja) 2014-03-17
US20140064762A1 (en) 2014-03-06
EP2713218A3 (en) 2018-01-24
EP2713218B1 (en) 2021-06-30
KR20140031118A (ko) 2014-03-12
EP2713218A2 (en) 2014-04-02
CN103676572B (zh) 2016-12-28
KR101642553B1 (ko) 2016-07-25
CN103676572A (zh) 2014-03-26
US9141044B2 (en) 2015-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8385801B2 (en) Image heating apparatus
US8290387B2 (en) Image heating apparatus
US8712272B2 (en) Image heating apparatus
US8983325B2 (en) Image heating apparatus
US20140112680A1 (en) Fixing device and image forming apparatus
US9274467B2 (en) Image heating apparatus
US9128427B2 (en) Image heating apparatus
US10514638B2 (en) Fixing device that controls energization to a heating portion, using at least one sensor, when a recording material is an envelope of a predetermined width or more
JP2015052687A (ja) 加熱装置及び定着装置
US8219014B2 (en) Image heating apparatus having magnetic flux confining means
US8437673B2 (en) Image heating apparatus
JP5980056B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
US9081341B2 (en) Image heating apparatus
US9131540B2 (en) Image heating apparatus
JP2014029373A5 (ja)
JP2005100729A (ja) 加熱装置および画像形成装置
JP6041568B2 (ja) 画像形成装置
JP2014052466A (ja) 像加熱装置
JPH0926715A (ja) 像加熱装置
JP2016109736A (ja) 画像加熱装置
JP2014029374A5 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150901

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150901

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160616

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160628

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160726

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5980056

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151