JP3691026B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、記録媒体上に担持された未定着画像を定着する装置及び該定着装置を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
複写機、ファクシミリ、プリンタ、印刷機等の画像形成装置には、紙などの記録媒体上に転写されて担持されている未定着画像を定着して複写物や印刷出力とすることがある。定着に用いられる装置には1対のローラを対峙させて配置し、一方のローラを加熱ローラとして用い、他方のローラを記録媒体の加圧ローラとして用いる構成がある。この構成では加熱ローラと加圧ローラとの間のニップ部に記録媒体を挟持させて搬送しながら加熱ローラからの熱により、未定着画像を融着させて定着する。
【0003】
定着に用いられる装置として前記した構成とは別に、ローラとベルトを組み合わせた構成がある。この構成では加熱ローラに代えて、1対のローラに掛け回されたベルトを用い、前記ローラのひとつには加圧ローラが対峙させてある。1対のローラのうちで、加圧ローラと対峙する側のローラと協働してベルトを駆動するローラにはベルトの裏面側から加熱するための熱源が設けられ、加圧ローラにもベルトの表面を加熱するための熱源が設けられている。ベルトはローラに比べて体積が小さく、熱容量が小さいので短時間の温度上昇が可能であり、前記した加熱ローラおよび加圧ローラのみを用いた構成に比べて始動時での温度立ち上がりが早いという利点がある。しかも、加圧ローラで熱源を加えることによりベルトの表裏両面で温度立ち上がりが早められる。
【0004】
前記ベルトの構成として、各ローラが熱伝導率の高いアルミニウムが用いられる場合、ステンレスをローラ表面に接触する基体とし、その表面にシリコンゴムあるいはフッ素系樹脂からなる離型層からなるベルト体を配置した2層構造がある。
【0005】
前記の定着装置に離型剤としてのオイルを塗布する装置が具備されている。前記定着ベルトにはローラ状のオイル塗布部材が当接されており、フェルトにオイルを含侵させたオイル供給手段が、該オイル供給手段の使用時間や放置時間により制御された時間だけオイル塗布部材に当接し、定着ベルトに最適な量のオイルを供給する。ここでローラ状のオイル塗布部材はスポンジ状のゴムと金属製の芯金で構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、画像形成装置においては、一般にコピー等に用いられる普通紙(以下、普通紙)と、OHPシートや、カード、はがきといった90K紙以上、坪量約100g/m相当以上の厚紙や、封筒等の、用紙よりも熱容量が大きいいわゆる特殊シート(以下、特殊シート)との何れをもシート状媒体として用いることが可能である。ここでシート状媒体上に作像されたトナー像を前記定着装置で定着した場合、オイル塗布部材のスポンジ状ゴムの発泡径がそのままオイルの微少な塗布ムラとなり、特にシート状媒体がOHPシートの場合には、オイルの微少な塗布ムラが透過率のムラとなり、カラー画像形成装置において黄色のベタ部では全体的な色のくすみとなって顕在化するという問題がある。
【0007】
そこでこの発明は、前記のような従来のものが有する問題点を解決し、オイル塗布部材のスポンジ状ゴムの発泡径に起因する微少な塗布ムラとそれに伴うOHPシートに対する透過率の低下や色のくすみを防止することができる定着装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、記録媒体に担持された未定着画像を定着する装置であって、加熱部材とそれに対峙する加圧部材とを有し、離型剤供給手段を離型剤塗布部材に対して間欠的に接離させ、離型剤を前記加熱部材に塗布するものであり、前記離型剤塗布部材が発泡体からなる回転体であり、前記離型剤供給手段と前記離型剤塗布部材とのニップ部から、前記離型剤塗布部材と前記加熱部材とのニップ部までの、前記離型剤塗布部材の順回転方向での距離をA、前記離型剤塗布部材と前記加熱部材とのニップ部から、前記加熱部材と前記加圧部材とのニップ部までの、前記加熱部材の順回転方向での距離をB、前記加熱部材の外周長を距離C、としたとき、前記離型剤供給手段が前記離型剤塗布部材に接触してから前記記録媒体が前記加熱部材とそれに対峙する加圧部材とのニップ部に進入するまでの所要時間Tは、
(距離A+距離B+距離C)/作像線速≦時間T
の関係を満足することを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1において、離型剤供給手段は、フェルトにオイルを含侵した構成となっている。請求項3に記載の発明は、請求項1又は2において、加熱部材は、熱源で加熱される加熱ローラと、該ローラと所定間隔をおいて配置された定着ローラと、前記両ローラに掛け回された定着ベルトとを備え、前記定着ローラは加圧ローラと対向当接して連動可能になっている。請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の定着装置を備えた画像形成装置である。
【0010】
【発明の実施の形態】
この発明の一実施の形態を図面に従って説明する。図1に示す画像形成装置はフルカラー画像を形成可能な複写機あるいはプリンタに用いられる。画像形成装置には、この他に、受信した画像信号に基づき前記した複写機およびプリンタと同様な画像形成処理が可能なファクシミリ装置がある。尚、画像形成装置には、カラー形成画像を対象とするだけではなく、単一色の画像を対象とする装置ももちろん含まれる。
【0011】
図1に示す画像形成装置20は、画像信号に応じて各色毎の画像を形成する作像装置21Y,21M,21C,21BKと、作像装置21Y,21M,21C,21BKに対向して配置された転写装置22と、各作像装置21Y,21M,21C,21BKと転写装置22とが対向する転写領域に記録媒体としての各種シート状媒体を供給するシート状媒体供給装置としての給紙カセット23,24と、給紙カセット23,24から搬送されてきたシート状媒体を作像装置21Y,21M,21C,21BKによる作像のタイミングに合わせて供給するレジストローラ30と、転写領域において転写後のシート状媒体の定着を行う定着装置1とを有している。
【0012】
画像形成装置20は、一般にコピー等に用いられる普通紙(以下、普通紙)と、OHPシートや、カード、はがきといった90K紙以上、坪量約100g/m相当以上の厚紙や、封筒等の、用紙よりも熱容量が大きいいわゆる特殊シート(以下、特殊シート)との何れをもシート状媒体として用いることが可能である。
各作像装置21Y,21M,21C,21BKはそれぞれイエロー,マゼンタ,シアン,黒の各色の現像を行うものであり、用いるトナーの色は異なるが、その構成はほぼ同様であるから、以下には作像装置21Yについて代表して説明することとする。作像装置21Yは、静電潜像担持体としての感光体ドラム25Y、感光体ドラム25Yの回転方向Aにおいて順に配置されている図示しない帯電装置、現像装置、クリーニング装置等を有し、帯電装置と現像装置の間で図示しない周知のポリゴンミラーを備えた走査手段による露光光29Yを受ける周知の構成である。静電潜像担持体はドラム状ではなく、ベルト状でも良い。ただし、作像装置21BKにおける露光光29BKは2ビームとすることができ、作像装置21BKは他の作像装置21Y,21M,21Cに比して速い作像を行うことが可能となっている。
【0013】
給紙カセット23にはA4サイズのシート状媒体が、給紙カセット24にはA3サイズのシート状媒体がそれぞれ図の左右方向が長手方向になるように載置されている。転写装置22は、画像形成装置20が図の左右方向において小型になるよう斜め方向に配設され、矢印Bで示すシート状媒体搬送方向が斜め方向になっている。これにより画像形成装置20は、図の左右方向における本体26の幅が、A3サイズのシート状媒体の長手方向の長さよりわずかに長い大きさとなっている。すなわち画像形成装置20は内部にシート状媒体を収容するために必要最小限の大きさとされることで大幅に小型化されている。本体26の上部は、定着装置1を通過し、トナー像が定着したシート状媒体を積載するための排紙トレイ27となっている。
【0014】
図1において、符号41,42はそれぞれ給紙カセット23,24からシート状媒体を送り出すピックアップローラを、符号43はシート状媒体の送りを受け継いで搬送する搬送ローラを、符号44は給紙カセット23,24から搬送されてきたシート状媒体をレジストローラ30に向けて搬送する搬送ローラを、符号45は排紙トレイ27に向け符号46で示した開口から本体26外部へシート状媒体を排出する排出ローラを示している。
【0015】
図2に示すように、定着装置1はトナーを定着されるシート状媒体を搬送するためのシート搬送部材としての無端状定着ベルト2と、定着ベルト2を掛け回された加熱ローラ3および定着ローラ4と、定着ベルト2を介して定着ローラ4に対向して配置された加圧ローラ5と、加熱ローラ3と加圧ローラ5の内部に備えられたヒータ6、7と、加熱ローラ3に対向し当接するように配置され加熱ローラ3の温度を検知する温度検知手段としてのサーミスタ8と、定着ベルト2を介して定着ローラ4に対向して配置されたクリーニングローラ31と、離型剤塗布部材(オイル塗布部材)としての塗布ローラ32と、塗布ローラ32に離型剤を供給する離型剤供給手段(オイル供給手段)50と、ケーシング33と、ケーシング33に固設された入り口ガイド12と、出口ガイド36と、取っ手37と、加熱ローラ3、定着ローラ4、定着ベルト2を一体的に支持する支持体38と、ケーシング33に対し支持体38、加圧ローラ5を支持する支持体39等を有している。
【0016】
定着ベルト2に適当な所定の張力を与えるため、加熱ローラ3と定着ローラ4とは、ばねなどの図示しない付勢部材により、互いに離間する向きに付勢されている。定着ローラ4は芯金9と、この芯金9を被覆して定着ローラ4の表面をなす耐熱性の弾性体層10とを有し、芯金9が、その軸11により、図示しない駆動手段により回転駆動されることで、定着ローラ4が矢印C方向に回転駆動され、加熱ローラ3の矢印D方向への従動回転により定着ベルト2が矢印E方向に駆動され、またこれに従動することで、加圧ローラ5が矢印F方向に、塗布ローラ32がG方向に回転駆動される。
【0017】
加圧ローラ5と定着ローラ4とは、支持体38と支持体39とがばねなどの図示しない付勢部材により、互いに近接する向きに付勢されることにより、互いに圧接する向きに、10Kgf以上の圧接力で付勢される。加圧ローラ5は、定着ローラ4の軸心を頂点とし定着ローラ4の軸心と加熱ローラ3の軸心、加熱ローラ3の軸心と加圧ローラ5の軸心をそれぞれ結ぶ2本の直線によって挟まれる角が鋭角をなすように定着ローラ4に当接されており、これによりシート状媒体にトナーを定着する定着領域としての、加圧ローラ5が定着ローラ4に対向しない部位で定着ベルト2のみに当接する第1の定着部15と、加圧ローラ5が定着ベルト2を介して定着ローラ4に当接する第2の定着部16とが形成される。
【0018】
ケーシング33は、転写装置22に対向する位置に設けられて転写装置22によって搬送されてくるシート状媒体を受け入れるための開口34と、第1の定着部15および第2の定着部16を挟んで開口34の反対側に設けられた定着済みのシート状媒体を排出する開口35とを有している。入り口ガイド12は、その基部が開口34の下方においてケーシング33の外面に固着され、先端が開口34からケーシング33の内部に入り込み、第1の定着部15に向かって伸びている。
【0019】
定着ベルト2は、ニッケル製の厚さ100μmの基体上に200μmのシリコンゴム製の離型層が形成されたものであり、熱容量が小さく、熱応答性を良好にされている。定着ベルト2の長さは、同ベルト2が円状をなすときに径が60mmとなる長さとされている。基体はSUS製、ポリイミド製でも良く、可撓性を考慮すると厚さは30〜150μm程度であればよい。離型層はシリコンゴムを用いる場合は厚さ50〜300μm程度が望ましく、フッ素系樹脂を用いる場合は厚さ10〜50μm程度が望ましい。また、離型層はシリコンゴムの上にフッ素系樹脂系を重ねた構成でも良い。定着ベルト2は瞬時に加熱され、かつホットオフセットを生じない程度に、定着領域でベルト表面が自己冷却される特性が望まれるが、他方では、定着領域において、トナーを十分に溶かして定着されるのに必要な熱容量を有していなければならない。定着ベルト2の前記材質およびその厚さはこの条件を満たすものである。自己冷却とは、定着領域の、シート状媒体の未定着画像側に加熱源がないことにより、定着行程に置いてベルトが冷える現象を示す。
【0020】
定着ベルト2は、加熱ローラ3と定着ローラ4が互いに離間する向きに付勢されていることにより、3Kgf/片側の張力を与えられている。この張力は図示しない前記付勢部材の付勢力を調整することにより設定でき。1Kgf(9.8N)〜3Kgf(29.4N)の範囲で設定することが良好な定着を行う上で好ましい。
【0021】
加熱ローラ3と加圧ローラ5は、それぞれ薄肉円筒状の芯金からなり、低熱容量化が図られている。加熱ローラ3の芯金径は20mm以上30mm以下、かつ同芯金の肉厚は0.3mm以上2.0mm以下であり、加圧ローラ5の芯金径は30mm以上50mm以下、かつ同芯金の肉厚は0.3mm以上1.5mm以下である。これにより加熱ローラ3の熱容量は26cal/℃以下、加圧ローラ5の熱容量は36cal/℃以下とされている。
【0022】
本実施の形態において、加熱ローラ3の芯金はアルミニウム製であり、径を30mm、肉厚を0.7mmとしている。材質は比熱が小さく、熱伝導率が大きいものが好ましく、他にも鉄、銅、ステンレス等の金属を使用することができる。他にもアルミニウム製でローラ径が30mmの時は肉厚を0.6〜1.4mmの範囲、鉄製でローラ径が20mmの時は肉厚を0.3〜0.9mmの範囲で設定することができる。径が大きいほど肉厚を薄くするのはローラの軸方向の曲がりを考慮したものである。
【0023】
これらの肉厚の下限の値は、前記した定着ベルト2の張力による加熱ローラ3の変形を考慮したときの許容値、上限値は所望の立ち上がり時間を得るための許容値を示している。ローラ径を20mm以上としているのはベルトの張力を確保してローラの軸方向の曲がりが発生しない範囲とするためである。また、ローラ径を20〜30mmとするのはシート状媒体搬送速度を200mm/sec以下とした場合に、連続通紙中も定着ベルト2の温度が定着に必要な一定温度を保つための、26cal/℃程度の熱容量を得るためである。
【0024】
このように加熱ローラ3を低熱容量とすることにより、定着ベルト2が回転してもその熱を奪うことが少なく、定着に悪影響を与えることや立ち上がり時間を長引かせることが防止されている。さらに連続定着等により温度が低下してもその回復までの時間が短縮される。ヒータ6は、加熱ローラ3および加熱ローラ3を介して定着ベルト2を加熱するものであり、ヒータ6の温度はサーミスタ8による検知信号として図示しない制御手段に入力され、目標の定着温度と比較され、検知温度が定着温度より低い場合にはヒータ6に通電が行われ、検知温度が定着温度より高い場合にはヒータ6への通電が停止される。このようにサーミスタ8の検知信号がフィードバックされることで定着温度が制御され、定着ベルト2の表面温度は110℃以上に保たれる。尚、サーミスタ8は加熱ローラ3の回転による互いの摩耗を減じるように、加熱ローラ3の回転方向に対して鈍角をなすように加熱ローラ3に接している。
【0025】
定着ローラ4の弾性層はゴム製のゴム層である。その材質は、具体的にはシリコーンスポンジゴム製である。すなわち、発泡体であり、気泡の径は500μmとされ、特に表面近傍すなわち定着ローラ4周面近傍における径は300μm以下である。弾性体層10が発泡体であることにより、定着持におけるその温度低下が抑制される一方、発泡体であるが故に、定着圧が得られず光沢が出ない、表面が粗く光沢ムラが出る、といった不具合が起こり得るが、発泡径を前記のようにしたため、光沢不良や光沢ムラといった不具合は防止されている。また、弾性体層10の表面に無発泡の1mm程度の層(スキン層)を有しても良い。
【0026】
弾性体層10の表面硬度はアスカCで20HS以上としているが、これはスキン層の有無に関わらず、弾性体層が発泡体であることによる表面粗さが画質に影響を与えず、光沢ムラを防止して良好な定着品質を得ることができるからである。定着ローラ4の径は30mmで、弾性体層10の材質は熱伝導率が小さく断熱作用のある耐熱多孔質の弾性体であるから、ベルトの熱を奪うことを低減し、立ち上がり後の温度落ち込みを小さくすると共に、温度回復のためのプレ回転時間を短縮している。また、弾性体層10が比較的低硬度であるため、加圧ローラ5との圧接力が小さくても十分なニップ幅を得ることができ、比較的低温かつ低圧の条件下でも良好な定着性能を得ることができる。
【0027】
加圧ローラ5の芯金は鉄製であり、径を40mm、肉厚を1.0mmとしている。
材質は比熱が小さく、熱伝導率が大きいものが好ましく、他にもアルミニウム、銅、ステンレス等の金属を使用することができる。他にも鉄製でローラ径が30mmの時は肉厚を0.4〜1.0mmの範囲、鉄製でローラ径が50mmの時は肉厚を0.3〜0.8mmの範囲、アルミニウム製でローラ径が30mmの時は肉厚を1.3〜1.5mmの範囲、アルミニウム製でローラ径が50mmの時は肉厚を0.6〜1.2mmの範囲で設定することができる。径が大きいほど肉厚を薄くするのはローラの軸方向の曲がりを考慮したものである。
【0028】
これらの肉厚の下限の値は、定着圧の下限値の相当する0.6Kg/cmの面圧による加圧ローラ5の変形を考慮したときの許容値、上限値は所望の立ち上がり時間を得るための許容値を示している。ローラ径を30mm以上としているのは定着圧を確保してローラの軸方向の曲がりが発生しない範囲とするためである。またローラ径を30〜50mmとするのはシート状媒体搬送速度を200mm/sec以下とした場合に、連続通紙中も定着ベルト2の温度が定着に必要な一定温度を保つための、36cal/℃程度の熱容量を得るためである。
【0029】
このように加圧ローラ5を低熱容量とすることにより、定着ベルト2が回転してもその熱を奪うことが少なく、特に本実施の形態においては、加圧ローラ5はヒータ7を有するので、定着ベルト2の温度を低下させて定着に悪影響を与えることや立ち上がり時間を長引かせることが防止されている。さらに、連続定着等により温度が低下してもその回復までの時間が短縮される。ヒータ7は、加圧ローラ5の温度を上げ、立ち上げ時間を短縮すると共に、定着の際にはシート状媒体の背面からも熱を供給して安定した定着性能を得るものである。また、加圧ローラ5は芯金上に10〜300μmの離型層を形成することができる。ヒータ7は加圧ローラ5をを加熱するものであり、温度はサーミスタ81による検知信号として図示しない制御手段に入力され、目標の定着温度と比較され、検知温度が定着温度より低い場合にはヒータ7に通電が行われ、検知温度が定着温度より高い場合にはヒータ7への通電が停止される。このようにサーミスタ81の検知信号がフィードバックされることで定着温度が制御され、加圧ローラ5の表面温度は110℃以上に保たれる。尚、サーミスタ81は加圧ローラ5の回転による互いの摩耗を減じるように、加圧ローラ5の回転方向に対して鈍角をなすように加圧ローラ5に接している。
【0030】
このように加熱ローラ3および加圧ローラ5を薄肉として低熱容量化できるのは、定着装置1が定着ベルト2を用いるいわゆるベルト定着装置だからである。すなわち定着は、定着部15,16という距離的に比較的長い部位によって行われるため、定着圧を減じることができ、加圧ローラ5の強度を下げることができ、また加熱ローラ3は加圧ローラと圧接されないため、薄肉化できる。定着を距離的に比較的長い部位によって行うことは、比較的低温での定着を可能とし、これは立ち上がり時間を短縮することにも寄与している。また、定着ベルト2を用いると、ヒータにより加熱された定着ベルト2が搬送される過程で定着に適当な温度に冷却され、オフセットしにくいという利点もある。ヒータ6,7の出力は電源スイッチ投入時の突入電流、ヒータのオン,オフ時の蛍光灯のちらつき現象を考慮して700W以下とされている。
【0031】
クリーニングローラ31と塗布ローラ32とは互いに隣り合う位置に配設されており、クリーニングローラ31は塗布ローラ32に対し、定着ベルト2の移動方向における上流側に位置している。クリーニングローラ31と塗布ローラ32はともに定着ベルト2に当接している。また、クリーニングローラ31は矢印H方向、塗布ローラ32は矢印G方向に、図示しない駆動手段により定着ベルト2との対向部で、定着ベルト2と同じ移動方向に、定着ベルト2と等速で移動するように駆動されている。クリーニングローラ31は定着ベルト2と当接することによりシート状媒体から定着ベルト2に転移したトナーを拭い取り、転写ベルト2の表面をリフレッシュする。塗布ローラ32は離型剤供給手段50からシリコンオイルを主成分とした離型剤を定着ベルト2に適当な所定量を塗布する。離型剤供給手段50は図示しない接離機構で接離制御されることにより、定着ベルト2に適当な所定量を塗布する。
【0032】
塗布ローラ32は、芯金である金属軸とシリコンゴムの発泡体から構成されており、接離制御される離型剤供給手段50から供給された離型剤を定着ベルト2に再供給することによりシート状媒体の最適な離型性を維持している。塗布ローラ32のシリコンゴムの発泡径によりOHPシートに対する透過率の低下や色のくすみが異なるのは前記の通りである。離型剤供給手段50は前記接離機構で接離制御され、定着ベルト2に適当な所定量を塗布するが、離型剤供給手段50はフェルトを媒体として塗布ローラ32に定着オイルを供給しているため、連続して通紙された時間や放置時間等により、オイル塗布量が2〜15[mg/A4]の範囲でばらつきを持つ。
【0033】
図3はシート状媒体が定着ベルト2と加圧ローラ5のニップ部に進入するまでの時間Tと距離A,B,C、及び作像線速の関係を説明するものである。離型剤供給手段50と塗布ローラ32のニップ中心から塗布ローラ32と定着ベルト2のニップ中心までの距離がAであり、塗布ローラ32は図3上では反時計回りに回転するので、距離Aは塗布ローラ32の左側である。塗布ローラ32と定着ベルト2のニップ中心から定着ベルト2と加圧ローラ5とのニップ中心までの距離がBであり、定着ベルト2は図3上では時計回りに回転するので、距離Bは定着ベルト2の右側となる。また、図示はしていないが、定着ベルト2の外周長がCである。
【0034】
本実施の形態の作像線速は60mm/secであり、塗布ローラ32はφ14mmで、外周長は44mm、距離Aに対する角度は200°であるので、距離Aは24mmである。定着ベルト2はφ60mmで、外周長は188.5mm、定着ローラ4はφ30mmで、外周長は94.2mmであり、定着ベルト2の外周長から距離Bに該当しない範囲の角度が172°=45mmであるので、距離Bは定着ベルト2の外周長188.5mmから45mmを除いた143.5mmとなる。距離Cは定着ベルト2の外周長であるから、188.5mmである。
【0035】
離型剤供給手段50の接離タイミングは、図1の画像形成装置の作像タイミング及び給紙タイミングと対応しており、給紙された転写紙にY,M,C,BKの各ステーションで形成されたトナー像が重ね合わされ、定着装置1で熱定着され、画像として排出される。通常の作像タイミングでは生産性が優先されることが多いため、本画像形成装置においても離型剤供給手段50と塗布ローラ32との接触開始から距離A+距離Bだけ定着ベルト2が移動した距離、すなわち24+143.5=167.5mm(=2.79sec)分移動したときに転写紙が定着ベルト2と加圧ローラ5とのニップに進入するタイミングで画像が形成される。これ以前に転写紙が定着ベルト2と加圧ローラ5とのニップに進入した場合には、離型剤の供給不足により転写紙と定着ベルト2の分離不良による用紙ジャムが発生する可能性が高いので、距離A+距離Bの距離分の移動時間は最低限確保されるのが一般的な構成である。
【0036】
図4に塗布ローラ32から定着ベルト2へ塗布される離型剤(定着オイル)の初期量を変化させたときの、離型剤供給手段50と塗布ローラ32との離間からの定着ベルト2の回転時間とOHPヘイズ度(くすみ度)の関係を示す。塗布ローラ32上の離型剤の含浸量のムラを防止するため、離型剤供給手段50と塗布ローラ32との接触時間を塗布ローラ1周分としているので、図4では横軸を前記の距離A+距離Bに塗布ローラ32の1周分(φ14mm=44mm)が加算された時間で表している。また、前記した離型剤不足の可能性が高いことから、図4では3.53sec以下は通紙不可である。
【0037】
ここで、OHPは3M製PP2260、ヘイズ度の測定部はYelloe単色で網点面積率80%の部分、測定器として日本電色製300A型濁度計を用いている。
A4×1枚あたりのオイル塗布量は2〜15mg/A4であるので、離型剤供給手段50の塗布ばらつきの最悪値を考慮し、2〜20mg/A4の範囲で、定着ベルト2の回転時間とOHPヘイズ度(くすみ度)の関係を測定した。離型剤の初期塗布量が10mg/A4以下であれば回転開始から4sec、通常の作像タイミングから0.5sec程度、転写紙の進入を遅らせることによりヘイズ度の規格値30以下を満足するが、塗布量上限の15mg/A4では回転開始から約5.7sec、ばらつき最大塗布量の20mg/A4では回転開始から約6.7secが必要であることがわかる。これは図3で示した
(塗布ローラ1周+距離A+距離B+距離C)/作像線速
と等しい。
定着ベルト2上に塗布された離型剤の状態を調べたところ、以下のようなことがわかった。まず回転開始直後は定着ベルト2上に離型剤が塗布ローラ32の発泡径と同等の面積で、定着ベルト2表面に選択的に塗布されており、特に離型剤の初期塗布量が多い場合には離型剤の部分的な塗布ムラが大きいために、特にOHPシートに対する透過率の低下や色のくすみが顕著に発生する。
【0038】
次に、定着ベルト2と加圧ローラ5とのニップ通過後は塗布された離型剤が均一にならされる。また、定着ベルト2表面に塗布されていた離型剤の一部は加圧ローラ5に移動し、回収されるので、表面の離型剤の絶対量も低減される。一度、離型剤が均一にならされた定着ベルト2の表面は連続した回転時のような短時間であれば、再度、塗布ローラ32から発泡径に対応するような離型剤の塗布ムラが発生しても、定着ベルト2の表面には既に薄く均一に離型剤が塗布されており、一周目のように離型剤の部分的な塗布ムラが顕著に発生しないため、OHPシートに対する透過率の低下や色のくすみが低減され、塗布量が多めであってもOHPヘイズ度(くすみ度)の規格値を外れるようなことはなくなった。
【0039】
以上、離型剤供給手段50が塗布ローラ32に定着オイルを供給した後に、定着ベルト2と加圧ローラ5とのニップを少なくとも一度は通過した範囲で定着を行うことにより、特に離型剤供給手段50がユーザー交換に適したフェルトにオイルと含侵した構成であっても、塗布ローラ32のスポンジ状ゴムの発泡径に起因する微少な塗布ムラとそれに伴うOHPシートに対する透過率の低下や色のくすみを防止することが可能となった。また、始動時での温度立ち上がりが早いベルト定着装置に対して具現化することが可能となった。
【0040】
前記したとおり、定着装置1における定着可能な状態までの最短時間は離型剤供給手段50が塗布ローラ32に接触してから、
式=(距離A+距離B)/作像線速
で示される時間であり、具体的には(24+143.5)/60=2.79secである。これに対し本実施の形態では作像開始までに、
式=(塗布ローラ1周+距離A+距離B+距離C)/作像線速
が必要となり、具体的には(44+24+143.5+188.5)/60=6.67secを要する。
これにより(塗布ローラ1周+距離C)/作像線速
分の時間、具体的には3.88秒間、作像終了までの時間が多くかかることになり、また連続出力時には転写紙の間隔が所定の時間分、余分に必要となるため、更に生産性が低下することになる。
また、本実施の形態はOHPシートに対する透過率の低下や色のくすみを防止することが主とした目的であり、普通紙や厚紙を通紙した場合には生産性を落としてまで本実施の形態を適用する必要性は低い。また、OHPシートに対しても生産性を優先するユーザーも存在している。そこで、画像形成装置のオペレーションパネル等でユーザーの任意に設定可能とすることにより、生産性と画質の選択が可能となるようにすることもできる。
【0041】
尚、前記実施の形態では、加熱ローラ3、定着ローラ4、定着ベルト2で加熱部材としたが、これは一例であり、加熱部材としては、そのほかに熱ローラ方式やフィルム加熱方式や電磁誘導加熱方式のような構成のものでもよい。また、離型剤塗布部材として示した塗布ローラ32も一例であり、発泡体からなる回転体であれば、ほかの任意の構成としてもよい。
【0042】
【発明の効果】
請求項1〜2記載の発明によれば、離型剤供給手段が離型剤塗布部材に離型剤を供給した後に、加熱部材と加圧部材とのニップを少なくとも一度は通過した範囲で定着を行うことにより、特に離型剤供給手段がユーザー交換に適したフェルトにオイルと含侵した構成であっても、離型剤塗布部材のスポンジ状ゴムの発泡径に起因する微少な塗布ムラとそれに伴うOHPシートに対する透過率の低下や色のくすみを防止することができる。請求項3記載の発明によれば、請求項1又は2記載の発明を始動時での温度立ち上がりが早いベルト定着装置に対して具現化することができる。請求項4記載の発明によれば、画像形成装置でも請求項1ないし3のいずれかの定着装置を用いてその実用化を図ることができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態を示す、画像形成装置の概略図である。
【図2】同上に用いられる定着装置の概略図である。
【図3】シート状媒体が定着ベルトと加圧ローラのニップ部に進入するまでの時間Tと距離A,B,C、及び作像線速の関係を説明するための図である。
【図4】オイル初期塗布量を変化させた場合の定着ベルトのプレ回転時間とOHPヘイズ度(くすみ度)の関係を示したグラフである。
【符号の説明】
1 定着装置
2 定着ベルト
3 加熱ローラ
4 定着ローラ
5 加圧ローラ
6,7 ヒータ
21 画像形成装置
22 転写装置
31 クリーニングローラ
32 塗布ローラ(離型剤塗布部材)
50 離型剤供給手段

Claims (4)

  1. 記録媒体に担持された未定着画像を定着する装置であって、加熱部材とそれに対峙する加圧部材とを有し、離型剤供給手段を離型剤塗布部材に対して間欠的に接離させ、離型剤を前記加熱部材に塗布するものであり、
    前記離型剤塗布部材が発泡体からなる回転体であり、
    前記離型剤供給手段と前記離型剤塗布部材とのニップ部から、前記離型剤塗布部材と前記加熱部材とのニップ部までの、前記離型剤塗布部材の順回転方向での距離をA、前記離型剤塗布部材と前記加熱部材とのニップ部から、前記加熱部材と前記加圧部材とのニップ部までの、前記加熱部材の順回転方向での距離をB、前記加熱部材の外周長を距離C、としたとき、前記離型剤供給手段が前記離型剤塗布部材に接触してから前記記録媒体が前記加熱部材とそれに対峙する加圧部材とのニップ部に進入するまでの所要時間Tは、
    (距離A+距離B+距離C)/作像線速≦時間T
    の関係を満足することを特徴とする定着装置。
  2. 離型剤供給手段は、フェルトにオイルを含侵した構成となっている請求項1記載の定着装置。
  3. 加熱部材は、熱源で加熱される加熱ローラと、該ローラと所定間隔をおいて配置された定着ローラと、前記両ローラに掛け回された定着ベルトとを備え、前記定着ローラは加圧ローラと対向当接して連動可能になっている請求項1又は2記載の定着装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の定着装置を備えた画像形成装置。
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