JP3957968B2 - 定着装置及びこれを有する画像形成装置 - Google Patents
定着装置及びこれを有する画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3957968B2 JP3957968B2 JP2000357039A JP2000357039A JP3957968B2 JP 3957968 B2 JP3957968 B2 JP 3957968B2 JP 2000357039 A JP2000357039 A JP 2000357039A JP 2000357039 A JP2000357039 A JP 2000357039A JP 3957968 B2 JP3957968 B2 JP 3957968B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixing
- roller
- fixing belt
- belt
- fixing device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/20—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
- G03G15/2003—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
- G03G15/2014—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
- G03G15/2064—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat combined with pressure
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/20—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
- G03G15/2003—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
- G03G15/2014—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
- G03G15/2053—Structural details of heat elements, e.g. structure of roller or belt, eddy current, induction heating
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/20—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
- G03G15/2003—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
- G03G15/2014—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
- G03G15/2017—Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means
- G03G15/2028—Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means with means for handling the copy material in the fixing nip, e.g. introduction guides, stripping means
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/20—Details of the fixing device or porcess
- G03G2215/2003—Structural features of the fixing device
- G03G2215/2016—Heating belt
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/20—Details of the fixing device or porcess
- G03G2215/2003—Structural features of the fixing device
- G03G2215/2016—Heating belt
- G03G2215/2022—Heating belt the fixing nip having both a stationary and a rotating belt support member opposing a pressure member
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/20—Details of the fixing device or porcess
- G03G2215/2003—Structural features of the fixing device
- G03G2215/2016—Heating belt
- G03G2215/2025—Heating belt the fixing nip having a rotating belt support member opposing a pressure member
- G03G2215/2032—Heating belt the fixing nip having a rotating belt support member opposing a pressure member the belt further entrained around additional rotating belt support members
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/20—Details of the fixing device or porcess
- G03G2215/2003—Structural features of the fixing device
- G03G2215/2016—Heating belt
- G03G2215/2041—Heating belt the fixing nip being formed by tensioning the belt over a surface portion of a pressure member
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、定着装置、特にいわゆるベルト定着装置及びこの定着装置を有する複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
複写機、ファクシミリ、プリンタ、印刷機等の画像形成装置は一般に、被定着画像としてのトナー像を形成されたシート状媒体に、トナー像を定着するための定着装置を有している。シート状媒体には、一般にコピー等に用いられる普通紙としての用紙と、OHPシート、厚紙、封筒等の、用紙よりも熱容量が大きないわゆる特殊シートとがある。
【0003】
定着装置としては、内部に熱源を有し回転駆動される加熱ローラと、この加熱ローラに圧接され加熱ローラに従動回転する加圧ローラとを有し、両ローラによって形成されるニップ部に、用紙を両ローラの回転により通過させ、加熱加圧してトナー像を定着する熱ローラ対タイプの定着装置や、トナーを定着されるシート状媒体を搬送するための無端の定着ベルト、定着ベルトを巻き掛けられた加熱ローラ及び定着ローラ、定着ベルトを介して定着ローラに対向して配置される加圧ローラ等を構成要素とするタイプのいわゆるベルト定着装置が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、熱ローラ対タイプの定着装置においては、シート状媒体が両ローラの当接するニップに進入する前にシート状媒体上のトナー像が何れかのローラ表面に当接してトナー擦れが生じるという不具合はないが、ベルト定着装置においては、定着ベルトと加圧ローラとの当接する定着部よりもシート状媒体進入方向の上流側に定着ベルトが延在するため、シート状媒体がかかる定着部に進入する前にシート状媒体上のトナー像が定着ベルトに接触してトナー擦れが生じ、形成画像が乱れるという不具合があった。
【0005】
トナー像が定着ベルトに接触するの一つの要因として、定着部よりもシート状媒体進入方向の上流側における定着ベルトの張設方向を精度良く設定することが困難であることや、シート状媒体の進入方向とかかる張設方向とがトナー像の擦れという問題と関係付けられていなかったこと等が考えられる。
【0006】
本発明は、定着ベルトの張設方向を精度良く設定することや、シート状媒体の進入方向とかかる張設方向とを設定すること等により、定着ベルトによるトナー像の擦れを防止することができるベルト定着装置及びこの定着装置を有する画像形成装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、トナー像を定着されるシート状媒体を搬送するための無端の定着ベルトと、上記定着ベルトを巻き掛けられた加熱ローラ及び定着ローラと、上記定着ベルトを介して上記定着ローラに対向して配置される加圧ローラとを有し、上記加圧ローラが上記定着ベルトにのみ対向する第1の定着部と、上記定着ベルトの移動方向における第1の定着部の下流側に位置する、上記加圧ローラが上記定着ベルトとともに上記定着ローラに対向する第2の定着部とで定着を行う定着装置であって、上記定着ベルトの移動方向における上記定着ローラより上流側の、同移動方向における上記加熱ローラより下流側の位置で、上記定着ローラ側から、第1の定着部を広げるように上記定着ベルトに当接する当接部材を有する定着装置において、定着装置本体に対し上記加圧ローラを支持する第1の支持体と、第1の支持体に対して、上記定着ベルトと上記加熱ローラと上記定着ローラと上記当接部材とを支持する第2の支持体とを有し、第1の支持体は、上記定着ベルトと上記加熱ローラと上記定着ローラと上記当接部材とを支持した状態の第2の支持体を、上記定着ローラが上記加圧ローラに係合した状態で支持し、この支持した状態で第2の支持体を上記定着ローラを中心にして第1の支持体に対して揺動することで、上記加熱定着ベルトと上記加熱ローラと上記当接部材とを位置決めすることを特徴とする。
【0008】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の定着装置において、第1、第2の支持体のうち少なくとも第2の支持体は、上記定着ベルトと上記加熱ローラと上記定着ローラとを支持した状態で、定着装置本体に対して着脱自在であることを特徴とする。
【0009】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の定着装置において、上記定着ベルトと上記加熱ローラと上記定着ローラとは、第2の支持体が定着装置本体から離脱した状態で第2の支持体に対して着脱自在であることを特徴とする。
【0010】
請求項4記載の発明は、請求項1ないし3の何れか1つに記載の定着装置において、上記定着ベルトの移動方向における第1の定着部の上流側端部における加圧ローラの接線方向と、同上流側端部へのシート状媒体の進入方向とのなす角が、20°以上であることを特徴とする。
【0011】
請求項5記載の発明は、請求項4記載の定着装置において、上記進入方向を、シート状媒体を案内する案内部材で規定したことを特徴とする。
【0012】
請求項6記載の発明は、請求項1ないし5の何れか1つに記載の定着装置において、上記当接部材は、上記定着ベルトを介して上記加圧ローラに当接していることを特徴とする。
【0013】
請求項7記載の発明は、請求項1ないし5の何れか1つに記載の定着装置において、上記定着ベルトの、上記当接部材への当接部分は、上記加圧ローラから離間していることを特徴とする。
【0014】
請求項8記載の発明は、請求項7記載の定着装置において、上記定着ベルトの、上記加圧ローラから上記当接部材までの張設方向と、上記当接部材から上記加熱ローラまでの張設方向とのなす角が0°より大きいことを特徴とする。
【0015】
請求項9記載の発明は、請求項1ないし8の何れか1つに記載の定着装置において、上記当接部材はローラ状の部材であることを特徴とする。
【0016】
請求項10記載の発明は、請求項1ないし9の何れか1つに記載の定着装置を有する画像形成装置にある。
【0025】
【実施例】
図1に本発明を適用した定着装置及びこの定着装置を有する画像形成装置の概略を示す。画像形成装置は複写機、ファクシミリ、プリンタ等周知のものであり、本発明を適用した定着装置を用いることができるタイプの画像形成装置であればどのようなものでも良い。本実施例の画像形成装置はカラー画像の形成が可能である。
【0026】
画像形成装置20は、原稿画像に応じて各色ごとの画像を形成する作像装置21Y、21M、21C、21BKと、作像装置21Y、21M、21C、21BKに対向して配置された転写装置22と、各作像装置21Y、21M、21C、21BKと転写装置22とが対向する転写領域に各種シート状媒体を供給するシート状媒体供給手段としての給紙カセット23、24と、給紙カセット23、24から搬送されてきたシート状媒体を作像装置21Y、21M、21C、21BKによる作像のタイミングにあわせて供給するレジストローラ30と、転写領域において転写後のシート状媒体の定着を行う定着装置1とを有している。
【0027】
画像形成装置20は、一般にコピー等に用いられる普通紙(以下単に普通紙という)と、OHPシートや、カード、ハガキといった90K紙、坪量約100g/m2相当以上の厚紙や、封筒等の、用紙よりも熱容量が大きないわゆる特殊シート(以下単に特殊シートという)との何れをもシート状媒体として用いることが可能である。
【0028】
各作像装置21C、21Y、21M、21BKはそれぞれシアン、イエロー、マゼンタ、ブラックの各色の現像を行うものであり、用いるトナーの色が異なるが、その構成はほぼ同様であるから、作像装置21Cの構成を各作像装置21C、21Y、21M、21BKの代表として説明する。作像装置21Cは、静電潜像担持体としての感光体ドラム25C、感光体ドラム25Cの回転方向Aにおいて順に配置されている図示しない周知の帯電装置、現像装置、クリーニング装置等を有し、帯電装置と現像装置との間で図示しない周知のポリゴンミラーを備えた走査手段による露光光29Cを受ける周知の構成である。静電潜像担持体はドラム状でなく、ベルト状としても良い。但し、ブラックの作像装置21BKにおける露光光29BKは2ビームとすることができ、作像装置21BKは他の各作像装置21Y、21M、21Cに比して速く作像を行うことが可能となっている。
【0029】
給紙カセット23にはA4サイズのシート状媒体が、給紙カセット24にはA3サイズのシート状媒体が、それぞれ図の左右方向が長手方向となるように載置されている。転写装置22は、画像形成装置20が図の左右方向において小型になるよう、斜め方向に配設され、矢印Bで示すシート状媒体搬送方向が斜め方向となっている。これにより、画像形成装置20は、図の左右方向における筐体26の幅が、A3サイズのシート状媒体の長手方向の長さよりも僅かに長い大きさとなっている。すなわち、画像形成装置20は、内部にシート状媒体を収容するために最低限必要な大きさとされることで大幅に小型化されている。筐体26の上部は、定着装置1を通過しトナー像が定着したシート状媒体を積載するための排紙トレイ27となっている。
【0030】
図1において、符号41、42はそれぞれ給紙カセット23、24からシート状媒体を送り出すピックアップローラを、符号43はシート状媒体の送りを受け継いで搬送する搬送ローラを、符号44は給紙カセット23、24から搬送されてきたシート状媒体をレジストローラ30に向けて搬送するローラ構造を、符号45は排紙トレイ27に向け符号46で示した開口から筐体26外部へシート状媒体を排出する排出ローラを示している。
【0031】
図2に示すように、定着装置1は、トナーを定着されるシート状媒体を搬送するための無端の定着ベルト2と、定着ベルト2を巻き掛けられた加熱ローラ3及び定着ローラ4及びローラ状の当接部材40と、定着ベルト2を介して定着ローラ4に対向して配置された加圧ローラ5と、加熱ローラ3、加圧ローラ5の内部に備えられたヒータ6、7と、加熱ローラ3に対向し当接するよう配置され加熱ローラ3の温度を検知する温度検知手段としてのサーミスタ8と、定着ベルト2を介して定着ローラ4に対向して配置されたクリーニングローラ31、離型剤供給手段としての塗布ローラ32と、ケーシング33と、ケーシング33に固設された案内部材としての入口ガイド12、出口ガイド36、取っ手37と、定着装置1本体、具体的にはケーシング33に対し加圧ローラ5を支持する第1の支持体としての支持体39と、支持体39に対し加熱ローラ3、定着ローラ4、当接部材40、定着ベルト2を一体的に支持する第2の支持体としての支持体38等を有している。
【0032】
定着ベルト2に適当な所定の張力を与えるため、加熱ローラ3と定着ローラ4とは、バネなどの図示しない弾性体により、互いに離間する向きに付勢されている。定着ローラ4は、芯金9と、この芯金9を被覆し定着ローラの表面をなす耐熱性の弾性体層10とを有し、芯金9が、その軸11により、図示しない駆動手段により回転駆動されることで、定着ローラ4が回転駆動され、加熱ローラ3の従動回転により定着ベルト2が駆動される。
【0033】
支持体39は加圧ローラ5を支持した状態で、支持体38は加熱ローラ3、定着ローラ4、当接部材40、定着ベルト2を支持した状態で、それぞれ、定着装置1に対し着脱自在である。支持体38、39はそれぞれ図における垂直方向に対で配設され、、加熱ローラ3等、加圧ローラ5の両端部を支持している。定着装置1を組み立てるときには、加圧ローラ5を支持した支持体をケーシング33内の所定位置に位置決めすることで加圧ローラ5を位置決めし、加圧ローラ5を加熱ローラ3、定着ローラ4、当接部材40、定着ベルト2の位置決めの基準とする。支持体39はU字状の部分を有しており、この部分に支持体38に支持された定着ローラ4を落とし込むことで、定着ローラ4を、定着ベルト2を介して略上方から加圧ローラ5に係合させ、位置決めする。
【0034】
このように係合させた状態で、支持体38を支持体39に対し定着ローラ4を中心にして揺動することで、加熱ローラ3、当接部材40、定着ベルト2の位置決めを精度良く行うことができる。定着ベルト2の、当接部材40への当接部分は、加圧ローラ5から微小距離離間しているが、このような高精度を要求される位置決めも、支持体38、39を位置基準とし、支持体38を揺動するかかる位置決め構造により作業効率よく良好に行うことができる。
【0035】
支持体38が定着装置1本体から離脱した状態で、加熱ローラ3、定着ローラ4、当接部材40、定着ベルト2は一体で、支持体38に対して着脱自在である。これにより、加熱ローラ3、定着ローラ4、当接部材40、定着ベルト2のうちの少なくとも何れか1つに交換の必要が生じたときには、これらを一体的に支持体38から離脱し交換することができるので、作業効率が高い。なお、当接部材40は一体的に離脱できなくとも良い。何れにせよ、これらをユニットとして一体的に離脱した後、新規なユニットに交換することもできるし、交換が必要な部材のみを交換してユニット化し、装着することもできる。
【0036】
ユニットとして着脱すれば、これら部材間の位置決め精度、作業効率を向上することができる。加熱ローラ3、定着ローラ4、当接部材40、定着ベルト2は一体で離脱するのでなく別々に離脱するようにしても良く、この場合には、他の部材に比して一般に寿命が短い定着ベルト2等、交換が必要な部材のみを交換するのに優れている。加圧ローラ5は、支持体39が定着装置1本体から離間した状態で支持体39に着脱自在であるが、支持体39が定着装置1に装着された状態で着脱自在であっても良い。支持体39は定着装置1に固定であっても良い。かかる着脱構造等により、比較的高価な定着ベルト2、加圧ローラ5の交換を、これらを破損することなく行うことが可能となっている。
【0037】
なお、定着装置1は画像形成装置20本体から引き出し自在に配設され、引き出した状態で取っ手37を持つことで画像形成装置1本体から離脱できるようになっている。よってかかる着脱作業その他のメンテナンス作業を画像形成装置1本体から離脱した状態で行うことができ、メンテナンス性が高くなっている。
【0038】
支持体38加圧ローラ5と定着ローラ4とは、支持体38と支持体39とがバネなどの図示しない弾性体により、互いに近接する向きに付勢されていることにより、互いに圧接する向きに、10kgf以上の圧接力で付勢される。加圧ローラ5は、定着ローラ4の軸心を頂点とし定着ローラ4の軸心と加熱ローラ3の軸心、加熱ローラ3の軸心と加圧ローラ5の軸心をそれぞれ結ぶ2本の直線によって挟まれる角が鋭角をなすように定着ローラ4に当接されており、これにより、シート状媒体にトナーを定着する定着領域としての、加圧ローラ5が定着ローラ4に対向しない部位で定着ベルト2のみに当接する第1の定着部15と、加圧ローラ5が定着ベルト2を介して定着ローラに当接する第2の定着部16とが形成される。
【0039】
当接部材40は、定着ベルト2の移動方向Cにおける定着ローラ4より上流かつ加熱ローラ3より下流側の位置で、定着ベルト2の内側すなわち加熱ローラ3、定着ローラ4が配設されている側から、当接している。当接部材40が配設されていることにより、図3に示すように、符号15’で示す、当接部材40が配設されていない場合の第1の当接部の幅より、第1の定着部15の幅は広げられている。
【0040】
図2に示すように、ケーシング33は転写装置22に対向する位置に設けられ転写装置22によって搬送されてくるシート状媒体を受け入れるための開口34と、第1の定着部15及び第2の定着部16を挟んで開口34の反対側に設けられ定着済みのシート状媒体を排出する開口35とを有している。入口ガイド12は、その基部が開口34の下方においてケーシング33の外面に固着され、先端が開口34からケーシング33の内部に入り込み第1の定着部15に向かって伸びている。
【0041】
図4に示すように、C方向における第1の定着部15の上流側端部における加圧ローラ5の接線方向と、同上流側端部への、入口ガイド12で規定されたシート状媒体の進入方向とのなす角θ1は、20°以上とされている。当接部材40は定着ベルト2をたわませるように支持体38に支持され、定着ベルト2の、加圧ローラ5から当接部材40までの張設方向と、当接部材40から加熱ローラ3間での張設方向とのなす角θ2は、0°以上とされている。なお定着ベルト2の、当接部材40に巻き掛けられた部分と加熱ローラ3に巻き掛けられた部分との間の長さは40〜50mmとされている。
【0042】
当接部材40はアルミ製であって、定着ベルト2に従動回転するようになっている。当接部材40は定着ベルト2に当接して定着ベルト2の熱を奪うためできるだけ熱容量を小さくするべく、径が8mmとされている。したがって当接部材40は比較的剛性が低くまた定着ベルト2に対する平行度を確保することが困難であるため、当接部材40を、定着ベルト2を介して加圧ローラ5に当接させると、定着時にシート状媒体にしわを生じることから、上述のように、当接部材40は加圧ローラ5に対して直接的な圧を与えない配置とされている。
【0043】
当接部材40を配設し、その配設位置をこのようにし、また角θ1、θ2を上述の値とするのは、何れも、シート状媒体が定着部15に進入する前にシート状媒体上のトナー像が定着ベルト2に接触してトナー擦れが生じ形成画像が乱れることを防止するためである。すなわち、当接部材40を配設することによって、θ2を上述のように設定し、定着ベルト2の、C方向における当接部材40の上流側部分を、シート状媒体の搬送経路から離間させることができるから、かかる部分によるトナー擦れを回避できる。当接部材40を加熱ローラ3の近くに配設するほど、定着ベルト2の、当接部材40と加圧ローラ5との間の部分によるトナー擦れのおそれが増すが、当接部材40は加圧ローラ5の近傍に配設されており、またθ1が上述のように設定されていることから、かかる部分によるトナー擦れは防止されている。また、支持体38、39を用いた位置決め構造により、定着ベルト2の張設方向を精度良く設定できることによっても、定着ベルト2によるトナー擦れが防止されている。一方、当接部材40を配設したことにより第1の定着部15の幅が広くされ、より良好な定着が行われるようになっている。
【0044】
なお、当接部材40は、そのたわみを防止でき、定着ベルト2に対する平行度を確保することができるのであれば、図5に示すように、定着ベルト2を介して加圧ローラ5に当接するように配設しても良い。また図6に示すように、当接部材40は必ずしもローラ状をなしている必要はなく、定着ベルト2への当接部分が滑らであれば、ブレード状をなしていても良い。さらに、当接部材40を備えていなくとも、かかるトナー擦れが防止できるのであれば、C方向における第1の定着部15の上流側端部における加圧ローラ5の接線方向と、同上流側端部への、入口ガイド12で規定されたシート状媒体の進入方向とのなす角θ1を20°以上とした構成及び/又は支持体38、39を用いた構成のみを適用しても良い。
【0045】
定着ベルト2は、ニッケル製の厚さ100μmの基体上に200μmのシリコンゴム製の離型層が形成されたものであり、熱容量が小さく、熱応答性を良好にされている。定着ベルト2の長さは、同ベルト2が円状をなすときに径が60mmとなる長さとされている。基体はSUS製、ポリイミド製でもよく、可撓性を考慮すると厚さは30〜150μm程度であればよい。離型層は、シリコンゴムを用いる場合は厚さ50〜300程度が望ましく、フッ素樹脂系を用いる場合は厚さ10〜50μm程度が望ましい。また離型層はシリコンゴムの上にフッ素樹脂系を重ねた構成でもよい。定着ベルト2は瞬時に加熱され、かつ、ホットオフセットを生じない程度に、定着領域でベルト表面が自己冷却される特性が望まれるが、他方では、定着領域において、トナーを十分に溶かして定着させるのに必要な熱容量を有していなければならない。定着ベルト2の上記材質及びその厚さはこの条件を満たすものである。自己冷却とは、定着領域の、シート状媒体の未定着画像側に、加熱源がないことにより、定着工程においてベルトが冷える現象をいう。
【0046】
定着ベルト2は、加熱ローラ3と定着ローラ4とが互いに離間する向きに付勢されていることにより、3kgf/片側の張力を与えられている。この張力は、図示しない上記弾性体の付勢力を調整することにより設定でき、1kgf(9.8N)〜3kgf(29.4N)の範囲で設定することが、良好な定着を行う上で好ましい。
【0047】
加熱ローラ3と加圧ローラ5とは、それぞれ薄肉円筒状の芯金からなり低熱容量化が図られている。加熱ローラ3の芯金の径は20mm以上30mm以下、かつ同芯金の肉厚は0.3mm以上2.0mm以下であり、加圧ローラ5の芯金の径は30mm以上50mm以下、かつ同芯金の肉厚は0.3mm以上1.5mm以下である。これにより、加熱ローラ3の熱容量は26cal/°C以下、加圧ローラ5の熱容量は36cal/°C以下とされている。
【0048】
本実施例において、加熱ローラ3の芯金は、アルミニウム製であり、径を30mm、肉厚を0.7mmとされている。材質は、比熱が小さく、熱伝導率が大きいものが好ましく、他にも鉄、銅、ステンレス等の金属を使用することができる。他にも、アルミニウム製でローラ径が30mmのときは肉厚を0.6mm〜1.4mmの範囲、鉄製でローラ径が20mmのときは肉厚を0.7mm〜1.4mmの範囲、鉄製でローラ径が30mmのときは肉厚を0.3mm〜0.9mmの範囲で設定することができる。径が大きいほど肉厚を薄くするのは、ローラの軸方向の曲がりを考慮したものである。
【0049】
これら肉厚の下限の値は、上述した定着ベルト2の張力による加熱ローラ3の変形を考慮したときの許容値、上限の値は所望の立上り時間を得るための許容値を示している。ローラ径を20mm以上とするのはベルトの張力を確保してローラの軸方向の曲がりが発生しない範囲とするためである。またローラ径を20mm〜30mmとするのは、シート状媒体搬送速度を200mm/s以下とした場合に、連続通紙中も定着ベルト2の温度が定着に必要な一定温度を保つための、26cal/°C程度の熱容量を得るためである。
【0050】
このように加熱ローラ3を低熱容量とすることにより、定着ベルト2が回転してもその熱を奪うことが少なく、定着に悪影響を与えることや立上り時間が長引くことが防止されている。さらに連続定着等により温度が低下してもその回復までの時間が短縮される。ヒータ6は、加熱ローラ3及び加熱ローラ3を介して定着ベルト2を加熱するものであり、ヒータ6の温度はサーミスタ8による検知信号として図示しない制御手段に入力され、目標の定着温度と比較され、検知温度が定着温度より低い場合にはヒータ6への通電が行われ、検知温度が定着温度より高い場合にはヒータ6への通電が停止される。このようにサーミスタ8の検知信号がフィードバックされることで定着温度が制御され、定着ベルト2の表面温度は110℃以上に保たれる。なおサーミスタ8は、加熱ローラ3の回転による互いの摩耗を減じるように、加熱ローラ3の回転方向に対して鈍角をなすように加熱ローラ3に当接している。
【0051】
加熱ローラ3は外表面に硬質保護膜であるアルマイト層を有している。このアルマイト層は陽極電界処理により形成されたものであり、ビッカース硬度HV200以上とされている。アルマイト層を有していない場合、加熱ローラ3は定着ベルト2との摩擦により摩耗を生じるが、アルマイト層を形成したことによりかかる摩耗が防止されている。実験では6万枚の通紙を行っても摩耗によりアルミ粉が発生しないことが確認された。また加熱ローラ3の内表面にアルマイト処理を行って黒色のアルマイト層を形成することができ、これにより加熱ローラ3内面でのヒータ6による熱の反射を防止し、加熱ローラ3の吸熱率を高めて熱効率を上昇するとともに、ヒータ6の過昇温による破損を防止することができる。加熱ローラ3の内側の黒色のアルマイト処理は外表面と同時に行うことができる。
【0052】
定着ローラ4の弾性体層10は、ゴム製のゴム層である。その材質は、具体的にはシリコーンスポンジゴム製である。すなわち、発泡体であり、気泡の径は500μmとされ、特に表面近傍すなわち定着ローラ4周面近傍における径は300μm以下である。弾性体層10が発泡体であることにより、定着時におけるその温度低下は抑制される一方、発泡体であるが故に、定着圧が得られず光沢がでない、表面が粗く光沢ムラがでる、といった不具合が起こりうるが、発泡径を上述のようにしたため、光沢不良、光沢ムラといった不具合は防止されている。
【0053】
本実施例における弾性体層10は、型内のゴム材に発泡剤を混入して発泡させることで成型されるため、その表面にスキン層といわれる無発泡の1mm程度の層が形成され、内部に行くにしたがって発泡度が大きくなる構造となっている。発泡径が300μm以下とされている表面近傍とは、弾性体層0の表面部のうち、その粗密により光沢ムラに影響を与える部分をいう。なお、弾性体層10の成型方法としては、上記スキン層を生じない方法もあり、この方法によれば外径精度が向上するとともにコストを低くすることができる。この場合においても、発泡径が上記と同様にされたものを成型し、定着装置1に適用することができる。
【0054】
弾性体層10の表面硬度はアスカCで20HS以上とされている。アスカC20HS以上においては、弾性体層10がスキン層を有している場合のみならず、有していない場合にも、弾性体層10が発泡体であることによる表面粗さが画質に影響を与えず、光沢ムラを防止して良好な定着画像を得ることができるからである。定着ローラ4は外径が30mmである。弾性体層10の材質は、熱伝導率が小さく断熱作用のある耐熱多孔質の弾性体であるから、ベルトの熱を奪うことを低減し、立上り後の温度落ち込みを小さくするとともに温度回復のためのプレ回転時間を短縮している。また、弾性体層10が比較的低硬度であるため、加圧ローラ5の圧接力が小さくても十分なニップ幅を得ることができ、比較的低温かつ低圧の条件下でも良好な定着性能を得ることができる。
【0055】
加圧ローラ5の芯金は、鉄製であり、径を40mm、肉厚を1.0mmとされている。材質は、比熱が小さく、熱伝導率が大きいものが好ましく、他にもアルミニウム、銅、ステンレス等の金属を使用することができる。他にも、鉄製でローラ径が30mmのときは肉厚を0.4mm〜1.0mmの範囲、鉄製でローラ径が50mmのときは肉厚を0.3mm〜0.8mmの範囲、アルミニウム製でローラ径が30mmのときは肉厚を1.3mm〜1.5mmの範囲、アルミニウム製でローラ径が50mmのときは肉厚を0.6mm〜1.2mmの範囲で設定することができる。径が大きいほど肉厚を薄くするのは、ローラの軸方向の曲がりを考慮したものである。
【0056】
これら肉厚の下限の値は、定着圧の下限値に相当する0.6kg/cm2の面圧による加圧ローラ5の変形を考慮したときの許容値、上限の値は所望の立上り時間を得るための許容値を示している。ローラ径を30mm以上とするのは定着圧を確保してローラの軸方向の曲がりが発生しない範囲とするためである。またローラ径を30mm〜50mmとするのは、シート状媒体搬送速度を200mm/s以下とした場合に、連続通紙中も定着ベルト2の温度が定着に必要な一定温度を保つための、36cal/°C程度の熱容量を得るためである。
【0057】
このように加圧ローラ5を低熱容量とすることにより、定着ベルト2が回転してもその熱を奪うことが少なく、特に本実施例においては加圧ローラ5はヒータ7を有するので定着ベルト2の温度を低下させて定着に悪影響を与えることや立上り時間が長引くことが防止されている。さらに連続定着等により温度が低下してもその回復までの時間が短縮される。ヒータ7は、加圧ローラ5の温度を上げ、立ち上げ時間を短縮するとともに、定着の際にはシート状媒体の背面からも熱を供給してより安定した定着性能を得るものである。また、加圧ローラ5は芯金上に10μm〜300μmの離型層を形成することができる。ヒータ7は、加圧ローラ5を加熱するものであり、ヒータ7の温度はサーミスタ18による検知信号として図示しない制御手段に入力され、ヒータ6と同様にして通電が制御され、定着温度が制御される。なおサーミスタ18は、加圧ローラ5の回転による互いの摩耗を減じるように、加圧ローラ5の回転方向に対して鈍角をなすように加熱ローラ3に当接している。
【0058】
このように加熱ローラ3、加圧ローラ5を薄肉として低熱容量化できるのは、定着装置1が定着ベルト2を用いるいわゆるベルト定着装置だからである。すなわち、定着は、定着部15、16という、距離的に比較的長い部位によって行われるため、定着圧を減じることができ、加圧ローラ5の強度を下げることができ、また加熱ローラ3は加圧ローラを圧接されないため、薄肉化できる。定着を距離的に比較的長い部位によって行うことは、比較的低温での定着を可能とし、これは立上り時間を短縮することにも寄与している。また、定着ベルト2を用いると、ヒータにより加熱された定着ベルト2が搬送される過程で定着に適当な温度に冷却され、オフセットを防止できるという利点もある。ヒータ6、7の出力は電源スイッチ投入時の突入電流、ヒータのオン、オフ時の蛍光灯のちらつき現象を考慮して700W以下とされている。
【0059】
クリーニングローラ31と塗布ローラ32とは互いに隣り合う位置に配設されており、クリーニングローラ31は塗布ローラ32に対し、定着ベルト2の移動方向における上流側に位置している。クリーニングローラ31、塗布ローラ32はともに常に定着ベルト2に当接している。クリーニングローラ31は径を20mmとされ、図示しない駆動手段により定着ベルト2との対向部において定着ベルト2の移動方向と反対側に移動するように駆動されている。これにより、シート状媒体から定着ベルト2に転移したトナーを掻き取るようになっている。定着ベルト2からクリーニングローラ31に掻き取られたトナーは図示しないクリーニング手段によりクリーニングローラ31からぬぐい取られ、クリーニングローラ31は常に良好なクリーニングを行うことができるようにされている。塗布ローラ32は定着ベルト2にシリコンオイルを主成分とする離型剤を塗布するものであり、径を16mmとされ、定着ベルト2に従動回転するようになっている。塗布ローラ32には図示しない離型剤供給部材とブレードとが当接しており、離型剤共有手段によって塗布ローラ32に供給された離型剤の層厚がブレードにより均一になされる。これにより、定着ベルト2には常に適量の離型剤が塗布されるようになっている。
【0060】
定着装置1は、画像形成装置20本体においてシート状媒体上に形成されるトナー像を形成するトナーの種類、同トナー像の解像度と、トナー像が形成されるシート状媒体の種類とに応じて定められる、複数の定着モードを有している。本実施例において、トナーの種類とは、画像形成装置20本体において用いられるトナーの種類が、作像装置21BKにおいて用いられるブラックすなわち黒色のトナーであるか、各作像装置21C、21Y、21M、21BKにおいて用いられるシアン、イエロー、マゼンタ、ブラックの色のトナーであるかの、何れかであるかを意味する。すなわち、トナー像を形成するトナーの種類とは、トナー像が黒色の像、フルカラーの像の、何れであるかを意味する。また、トナー像の解像度は、600dpi、1200dpiの何れかであり、シート状媒体の種類は、上述した普通紙、特殊シートの何れかである。定着装置1はこれらの条件の組合せにより、複数、具体的には8つの定着モードを有しているものである。
【0061】
各定着モードに応じて、定着を行うための設定温度、すなわち上述の制御手段における目標の定着温度及び搬送速度すなわち定着ベルト2によるシート状媒体の搬送速度言い換えると定着ベルト2の移動速度が定められている。定着温度は、160℃、150℃、130℃の何れかであり、搬送速度は、185mm/s、125mm/s、62.5mm/sの何れかである。搬送速度は、定着ローラ4の回転速度を調節することにより可変とされている。
【0062】
作像装置21BKにおける2ビームによる露光すなわち書き込みは、搬送速度が185mm/sであるモードで行う。かかる高速の搬送は2ビームによる書き込みを行うことで達成できるものである。また185mm/sという搬送速度は、作像装置21BKに備えられたポリゴンミラーの最高回転数により定まる限界の速度である。2ビームによる書き込みを行う作像装置は高価となるため、最も使用頻度の高い黒色の作像装置21BKのみが2ビームによる書き込みを行うことができるようになっている。
【0063】
フルカラーのトナー像を形成する場合には、作像装置BKにおいても他の作像装置21C、21Y、21Mと同様に1ビームの書き込みを行うため、600dpiのトナー像を形成する場合においては、搬送速度は定着モード1の185mm/sより低い125mm/sとされており、1200dpiのトナー像を形成する場合においては、搬送速度はその半分の62.5mm/sとされている。定着温度は、各搬送速度においてホットオフセットを生じない範囲で最も高い温度となるように設定されているものである。このことは、フルカラー画像を形成する場合においては画像の光沢度が高いことが望ましく、光沢度を高めるには多くの熱量を与えることが効果的であることにも適っている。なお、特殊シートは普通紙よりも熱容量が大きいことから、搬送速度を遅くしたり定着温度を高くしたりすることで供給する熱量を大きくしている。また、特殊シートが厚紙である場合には特に、搬送速度は常に62.5mm/sとされるようになっている。
【0064】
トナー像を形成するトナーの種類に関する各定着モードの切り換えは、本実施例においては、形成すべきトナー像の原稿情報に応じて制御手段が自動的に切り換えるようになっているが、画像形成装置20の本体側に設けられている図示しない操作パネル上で、操作者が、黒色の画像を形成するかフルカラーの画像を形成するかの何れかを、キーの押下により選択することにより行うようにしても良い。トナー像の解像度に関する各定着モードの切り換えは、トナーの種類に関する切り換えと同様に、形成すべきトナー像の原稿情報に応じて制御手段が自動的に切り換えるようにしてもよいし、操作者が600dpiの画像を形成するか1200dpiの画像を形成するかの何れかを、キーの押下により選択することにより行うようにしても良い。
【0065】
シート状媒体の種類に関する各定着モードの切り換えは、本実施例においては、シート状媒体が定着装置1に到達するまでの間に周知の手段によってそのシート状媒体が普通紙であるか、特殊シートであるかを自動的に判断して行うようになっているが、その他にも、特定の給紙トレイを使用するときに特殊シートと判断するようにしてもよいし、画像形成装置20の本体側に設けられている図示しない操作パネル上で、操作者が、所望のモードをキーの押下により選択することにより行うこともできるし、操作者が同様の操作でどの給紙カセットを使用するかを指定することによりその給紙カセットに収容されているシート状媒体が普通紙であるか特殊シートであるかが図示しない制御手段が自動的に判断しそれに応じてモードが切り換えられるようにすることもできる。
【0066】
定着モードが切り換えられた場合において、切り換え後の定着温度(T2)が切り換え前の定着温度(T1)より高い場合には、ヒータ6への通電を行い、サーミスタ8がT2を検知してから定着ベルト2の駆動を開始してプレ回転を行い、サーミスタ8が再度T2を検知した後に、定着ベルト2によるシート状媒体の搬送を開始可能とするようになっている。このプレ回転を行うことにより、定着ベルト2の全体を効率よく昇温できる。また、定着モードが切り換えられた場合において、切り換え後の定着温度(T2)が切り換え前の定着温度(T1)より低い場合には、ヒータ6への通電を停止し、定着ベルト2の駆動を開始してプレ回転を行い、サーミスタ8が再度T2を検知した後に、定着ベルト2によるシート状媒体の搬送を開始可能とするようになっている。このプレ回転を行うことにより、定着ベルト2の放熱を促進して、定着ベルト2の温度を効率よく低下させることができる。プレ回転時における定着ベルト2の移動速度は、125mm/sとされ、定着時におけるそれと共通化されている。
【0067】
ここで、ある定着モードから他の定着モードへの切り換え時に要するプレ回転の時間は、T1とT2との関係から略一定であることが分かっている。そこで、プレ回転を、切り換え前後の定着モードに応じて定められた、すなわちT1とT2との関係から定められた時間だけ行い、この時間を経過した後に、定着ベルト2によるシート状媒体の搬送を開始可能とするようすることができる。なお、定着温度150℃と定着温度160℃との間で切り換えを行う場合には、これら温度差が比較的小さいことから、プレ回転は行わない。また放熱はヒータ6による昇温に比して効率が低く、T1>T2であるときよりもT1<T2であるときの方がプレ回転時間は短くてすむ。
【0068】
定着温度を3つの温度の何れかで制御すること、搬送速度を3つの速度の何れかで制御すること、プレ回転時間を4つの時間の何れかで制御することは、制御を簡易化するためであり、各定着モードに応じてそれぞれ異なる定着温度、搬送速度、プレ回転時間によって制御を行うようにしても良い。また定着モードは、トナーの種類、トナー像の解像度、シート状媒体の種類の全てに応じて定める必要はなく、これらパラメータの内の一部の組合せにより定めるようにしても良く、定着を行うための設定温度、シート状媒体の搬送速度についても、これら何れか一方のみを制御するようにしても良い。
【0069】
本実施例は以上の構成により、画像形成装置20の電源が投入されると、サーミスタ8の温度検知に基づきヒータ6への通電及びプレ回転を行うことで、良好な定着を行うことができる状態となって立上りが完了し、画像形成及び定着が可能な状態となる。定着モードの切り換えが行われた場合には、ヒータ6への通電の切り換え、所定のプレ回転を行い、立上りが完了し、画像形成及び定着が可能な状態となる。操作者が画像形成を開始する周知の操作を行うと、感光体25Yの方向Aへの回転にともない、感光体ドラム25Yは帯電装置より帯電され、露光光29Yにより原稿画像に応じた静電潜像が形成され、この静電潜像が現像装置により現像される。
【0070】
給紙カセット23または24からピックアップローラ41または42により送り出されたシート状媒体は搬送ローラ43によりさらに搬送されローラ構造44を経てレジストローラ30に至り、レジストローラ30により画像形成のタイミングをとって転写装置22へ向けて送られる。感光体25Y上に形成されたトナー像が転写装置22上を矢印B方向に搬送されるシート状媒体上に転写され、転写後に感光体25Y上に残留しているトナーがクリーニング装置によって掻き取られて感光体25Yがクリーニングされ、次の帯電に供される。
【0071】
イエローのトナーが転写されたシート状媒体は、転写装置22により矢印B方向に搬送されつつ、作像装置21Yにおける上述の作像工程と同様の作像工程を行う作像装置21M、21C、21BKにより順次それぞれマゼンタ、シアン、ブラックのトナーを適宜転写され、画像形成に必要なすべてのトナーを転写された後、転写装置22からガイド入口12に受け渡され、入口ガイド12によって定着領域に案内される。
【0072】
このシート状媒体は、その表面に形成されたトナー像が定着ベルト2に接触することなく第1の定着部15に至り、定着部15に進入すると、定着モードによって移動速度を制御された定着ベルト2の移動により搬送され、第1の定着部15及び第1の定着部15に連続する第2の定着部16において、その定着モードによって制御された温度下で、トナーを加熱加圧して溶融定着される。具体的には、シート状媒体が第1の定着部15を通過する際、定着ベルト2から熱を与えられたトナーが徐々に溶融し、シート状媒体の表面に仮定着され、第2の定着部16においては、定着ローラ3と加圧ローラ5との圧接力によってトナーがシート状媒体上に完全に定着される。弾性体層10の材質、発泡度、硬度等が上述のようになされているので、一枚の定着のみならず、連続定着が行われる場合であっても、ヒータ7による加熱で、ホットオフセットが生じない程度に熱が供給され良好な定着が行われるとともに、定着を中断して再加熱を行う必要が生じることはない。定着の際の設定温度及びシート状媒体の搬送速度が各モードに対応して制御されているため良好な定着が行われ、定着後のシート状媒体は搬送ローラ43、排出ローラ45を経て開口46から画像形成装置20外に排出され、排紙トレイ27上に積載される。
【0073】
熱ローラ対タイプの定着装置ではローラ対により形成されるニップ幅に限界があり、ニップ幅が小さいため、定着を行うのに適した温度を有する領域すなわち定着領域の幅が狭く定着に充分な熱量を与えようとすると定着温度を高温にする必要があり、この場合には普通紙または特殊シート及びトナーに急激に熱を与えることとなり、ホットオフセットが生じてしまうという不具合が一般に生じるが、本実施例のベルト定着装置によれば定着領域の長さが十分に長いので、良好な定着が行われる。ベルト定着装置によれば、特にOHPシートの定着を行う場合、上述のようなホットオフセット等の定着品質の低下を招かない範囲で充分に大きな定着熱量の供給が可能であるから、OHPシート表面が平滑となって乱反射が抑制されて光沢度すなわちHEIZ度が向上する。またトナー内部においても透過光の吸収、散乱が抑制されるので良好な画像形成を行うことができる。
【0074】
以上本発明を適用した定着装置及びこの定着装置を備えた画像形成装置について説明したが、ヒータは加熱ローラ、加圧ローラのうち加熱ローラのみに備えられていてもよい。サーミスタは、加熱ローラに当接する位置に限らず、定着ベルトの駆動方向において、定着ベルトを介して加熱ローラに対向する位置からシート状媒体にトナーを定着する定着領域に至る前の位置までの何れかの位置に配置することもできる。定着ベルトの肉厚、材質、加熱ローラ、加圧ローラの径、肉厚、材質等は適宜組み合わせが可能である。加熱ローラ、加圧ローラが低熱容量であって、定着を良好に行うことができるのであれば、定着部を、定着ローラと加圧ローラとが定着ベルトを介して圧接された部分のみとする構成とすることもできる。本実施例の画像形成装置はカラー画像の形成が可能であるあって単色の画像形成を行うこともできるが、単色の画像のみを形成するものであっても良い。
【0075】
【発明の効果】
本発明によれば、トナー像を定着されるシート状媒体を搬送するための無端の定着ベルトと、上記定着ベルトを巻き掛けられた加熱ローラ及び定着ローラと、上記定着ベルトを介して上記定着ローラに対向して配置される加圧ローラとを有し、上記加圧ローラが上記定着ベルトにのみ対向する第1の定着部と、上記定着ベルトの移動方向における第1の定着部の下流側に位置する、上記加圧ローラが上記定着ベルトとともに上記定着ローラに対向する第2の定着部とで定着を行う定着装置であって、上記定着ベルトの移動方向における上記定着ローラより上流側の、同移動方向における上記加熱ローラより下流側の位置で、上記定着ローラ側から、第1の定着部を広げるように上記定着ベルトに当接する当接部材を有する定着装置において、定着装置本体に対し上記加圧ローラを支持する第1の支持体と、第1の支持体に対して、上記定着ベルトと上記加熱ローラと上記定着ローラと上記当接部材とを支持する第2の支持体とを有し、第1の支持体は、上記定着ベルトと上記加熱ローラと上記定着ローラと上記当接部材とを支持した状態の第2の支持体を、上記定着ローラが上記加圧ローラに係合した状態で支持し、この支持した状態で第2の支持体を上記定着ローラを中心にして第1の支持体に対して揺動することで、上記加熱定着ベルトと上記加熱ローラと上記当接部材とを位置決めするので、定着ベルト、加熱ローラ、当接部材の位置決めを精度良くかつ作業効率よく良好に行うことができ、これによって、当接部材と加圧ローラとの距離を精度良く設定することができるとともに、定着ベルトの張設方向を良好に設定することができ、シート状媒体上のトナー像が定着ベルトに接触することによるトナー像の擦れを防止することができ良好な定着画像を得ることができる定着装置を提供することができる。
【0076】
第1、第2の支持体のうち少なくとも第2の支持体が、定着ベルトと加熱ローラと定着ローラとを支持した状態で、定着装置本体に対して着脱自在であることとすれば、少なくとも定着ベルト、加熱ローラ、定着ローラに関する交換等のメンテナンスの作業効率の高い定着装置を提供することができる。
【0078】
定着ベルトと加熱ローラと定着ローラとが、第2の支持体が定着装置本体から離脱した状態で第2の支持体に対して着脱自在であることとすれば、定着ベルト、加熱ローラ、定着ローラに関する交換等のメンテナンスの作業効率の高い定着装置を提供することができる。
【0080】
定着ベルトの移動方向における第1の定着部の上流側端部における加圧ローラの接線方向と、同上流側端部へのシート状媒体の進入方向とのなす角が、20°以上であることとすれば、シート状媒体上のトナー像が、第1の定着部近傍において、定着ベルトに接触することを良好に防止でき、トナー擦れを防止して良好な定着画像を得ることができる定着装置を提供することができる。
【0081】
かかる進入方向を、シート状媒体を案内する案内部材で規定したこととすれば、従来用いられている構成でシート状媒体の進入方向をトナー擦れを防止できる方向に容易に設定できる定着装置を提供することができる。
【0082】
当接部材が、定着ベルトを介して加圧ローラに当接していることとすれば、定着ベルトの、当接部材に巻き掛けられている部分と第1の定着部の上流側端部を構成する部分とが一致するから、第1の定着部に侵入する直前におけるトナー擦れを防止して良好な定着画像を得ることができる定着装置を提供することができる。
【0083】
定着ベルトの、当接部材への当接部分が、加圧ローラから離間していることとすれば、定着ベルトの吸熱を抑制すべく当接部材の熱容量を小さくすることにより当接部材がたわみやすい場合や、当接部材と定着ベルトとの平行度を確保することが困難な場合であっても、定着の際のシートのしわを防止することができ、良好な定着物を供給することができる定着装置を提供することができる。
【0084】
定着ベルトの、加圧ローラから当接部材までの張設方向と、当接部材から加熱ローラまでの張設方向とのなす角が0°より大きいこととすれば、定着ベルトの、加熱ローラと当接部材との間の張設部分をシート状媒体の搬送路から遠ざけ、かかる張設部分におけるトナー擦れを防止して良好な定着画像を得ることができる定着装置を提供することができる。
【0085】
当接部材がローラ状の部材であることとすれば、定着ベルトの経時的劣化を抑制した長寿命の定着装置を提供することができる。
【0086】
本発明は、かかる定着装置を有する画像形成装置にあるので、高画質の画像形成を行うことができる、ユーザーの信頼性の高い画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した定着装置及びこの定着装置を備えた画像形成装置の概略を示す側面図である。
【図2】図1に示した定着装置の側断面図である。
【図3】当接部材により第1の定着部が拡大していることを説明するための概略図である。
【図4】トナー擦れを防止するために設定された角を説明するための拡大図である。
【図5】当接部材の他の配設態様を示す概略図である。
【図6】当接部材の他の構成例を示す概略図である。
【符号の説明】
1 定着装置
2 定着ベルト
3 加熱ローラ
4 定着ローラ
5 加圧ローラ
15 第1の定着部
16 第2の定着部
20 画像形成装置
38 第2の支持体
39 第1の支持体
40 当接部材
C 定着ベルトの移動方向
Claims (10)
- トナー像を定着されるシート状媒体を搬送するための無端の定着ベルトと、上記定着ベルトを巻き掛けられた加熱ローラ及び定着ローラと、上記定着ベルトを介して上記定着ローラに対向して配置される加圧ローラとを有し、上記加圧ローラが上記定着ベルトにのみ対向する第1の定着部と、上記定着ベルトの移動方向における第1の定着部の下流側に位置する、上記加圧ローラが上記定着ベルトとともに上記定着ローラに対向する第2の定着部とで定着を行う定着装置であって、上記定着ベルトの移動方向における上記定着ローラより上流側の、同移動方向における上記加熱ローラより下流側の位置で、上記定着ローラ側から、第1の定着部を広げるように上記定着ベルトに当接する当接部材を有する定着装置において、
定着装置本体に対し上記加圧ローラを支持する第1の支持体と、第1の支持体に対して、上記定着ベルトと上記加熱ローラと上記定着ローラと上記当接部材とを支持する第2の支持体とを有し、
第1の支持体は、上記定着ベルトと上記加熱ローラと上記定着ローラと上記当接部材とを支持した状態の第2の支持体を、上記定着ローラが上記加圧ローラに係合した状態で支持し、この支持した状態で第2の支持体を上記定着ローラを中心にして第1の支持体に対して揺動することで、上記加熱定着ベルトと上記加熱ローラと上記当接部材とを位置決めすることを特徴とする定着装置。 - 請求項1記載の定着装置において、第1、第2の支持体のうち少なくとも第2の支持体は、上記定着ベルトと上記加熱ローラと上記定着ローラとを支持した状態で、定着装置本体に対して着脱自在であることを特徴とする定着装置。
- 請求項1または2記載の定着装置において、上記定着ベルトと上記加熱ローラと上記定着ローラとは、第2の支持体が定着装置本体から離脱した状態で第2の支持体に対して着脱自在であることを特徴とする定着装置。
- 請求項1ないし3の何れか1つに記載の定着装置において、上記定着ベルトの移動方向における第1の定着部の上流側端部における加圧ローラの接線方向と、同上流側端部へのシート状媒体の進入方向とのなす角が、20°以上であることを特徴とする定着装置。
- 請求項4記載の定着装置において、上記進入方向を、シート状媒体を案内する案内部材で規定したことを特徴とする定着装置。
- 請求項1ないし5の何れか1つに記載の定着装置において、上記当接部材は、上記定着ベルトを介して上記加圧ローラに当接していることを特徴とする定着装置。
- 請求項1ないし5の何れか1つに記載の定着装置において、上記定着ベルトの、上記当接部材への当接部分は、上記加圧ローラから離間していることを特徴とする定着装置。
- 請求項7記載の定着装置において、上記定着ベルトの、上記加圧ローラから上記当接部材までの張設方向と、上記当接部材から上記加熱ローラまでの張設方向とのなす角が0°より大きいことを特徴とする定着装置。
- 請求項1ないし8の何れか1つに記載の定着装置において、上記当接部材はローラ状の部材であることを特徴とする定着装置。
- 請求項1ないし9の何れか1つに記載の定着装置を有する画像形成装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000357039A JP3957968B2 (ja) | 2000-11-24 | 2000-11-24 | 定着装置及びこれを有する画像形成装置 |
US09/988,703 US6628916B2 (en) | 2000-11-24 | 2001-11-20 | Fixing device preventing rubbing of toner image |
EP01127385A EP1209540A3 (en) | 2000-11-24 | 2001-11-22 | Fixing device preventing rubbing of toner image |
US10/464,500 US6785505B2 (en) | 2000-11-24 | 2003-06-19 | Fixing device preventing rubbing of toner image |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000357039A JP3957968B2 (ja) | 2000-11-24 | 2000-11-24 | 定着装置及びこれを有する画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002162850A JP2002162850A (ja) | 2002-06-07 |
JP3957968B2 true JP3957968B2 (ja) | 2007-08-15 |
Family
ID=18829172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000357039A Expired - Fee Related JP3957968B2 (ja) | 2000-11-24 | 2000-11-24 | 定着装置及びこれを有する画像形成装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US6628916B2 (ja) |
EP (1) | EP1209540A3 (ja) |
JP (1) | JP3957968B2 (ja) |
Families Citing this family (80)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3957968B2 (ja) * | 2000-11-24 | 2007-08-15 | 株式会社リコー | 定着装置及びこれを有する画像形成装置 |
JP2004145260A (ja) * | 2002-07-04 | 2004-05-20 | Ricoh Co Ltd | 定着装置・画像形成装置・記録媒体の再生方法 |
KR100564958B1 (ko) * | 2002-09-12 | 2006-03-30 | 가부시키가이샤 리코 | 컬러 화상 형성 장치 |
JP2004170856A (ja) * | 2002-11-22 | 2004-06-17 | Samsung Electronics Co Ltd | カラー定着装置 |
JP2004302449A (ja) * | 2003-03-20 | 2004-10-28 | Konica Minolta Business Technologies Inc | ベルト定着装置 |
JP2005077669A (ja) * | 2003-08-29 | 2005-03-24 | Canon Inc | 画像形成装置 |
US6983118B2 (en) * | 2003-12-16 | 2006-01-03 | Xerox Corporation | Thin walled fuser roll with stress redirected from axial to radial direction |
JP4574180B2 (ja) * | 2004-01-30 | 2010-11-04 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
JP4642518B2 (ja) * | 2004-03-29 | 2011-03-02 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP2006003131A (ja) * | 2004-06-15 | 2006-01-05 | Canon Inc | 電位センサ |
US7503258B2 (en) * | 2004-08-03 | 2009-03-17 | E. I. Du Pont De Nemours & Company | Method and apparatus for thermal development with development medium remover |
US7349640B2 (en) * | 2004-12-07 | 2008-03-25 | Lexmark International, Inc. | Image offset prevention on plastic substrate media |
US7546049B2 (en) * | 2005-01-21 | 2009-06-09 | Ricoh, Ltd. | Image forming device with a control means to correct the fixing control temperature |
JP2006201564A (ja) * | 2005-01-21 | 2006-08-03 | Ricoh Co Ltd | 定着装置および画像形成装置 |
JP4883914B2 (ja) * | 2005-01-24 | 2012-02-22 | 株式会社リコー | 定着装置及びこれを用いる画像形成装置 |
JP2007279665A (ja) * | 2006-03-13 | 2007-10-25 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 定着装置及び該定着装置を有する画像形成装置 |
JP2008065264A (ja) * | 2006-09-11 | 2008-03-21 | Ricoh Co Ltd | 定着装置及び画像形成装置 |
JP2008158054A (ja) * | 2006-12-21 | 2008-07-10 | Fuji Xerox Co Ltd | 定着装置及び画像形成装置 |
JP2008261953A (ja) * | 2007-04-10 | 2008-10-30 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
KR101145216B1 (ko) * | 2007-05-21 | 2012-05-25 | 삼성전자주식회사 | 정착유니트 및 이를 채용한 화상형성장치 |
US8244168B2 (en) * | 2007-06-25 | 2012-08-14 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus with movable transfer device |
JP2009069397A (ja) | 2007-09-12 | 2009-04-02 | Ricoh Co Ltd | 定着装置および画像形成装置 |
EP2075645B1 (en) | 2007-12-26 | 2014-11-05 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus, and method of controlling warming-up time of image forming apparatus |
JP5552732B2 (ja) * | 2008-03-31 | 2014-07-16 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
JP5177412B2 (ja) * | 2008-09-19 | 2013-04-03 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP5254059B2 (ja) * | 2009-01-23 | 2013-08-07 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 定着装置及びこれを備えた画像形成装置 |
JP5201478B2 (ja) * | 2009-02-09 | 2013-06-05 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
JP5360686B2 (ja) * | 2009-05-27 | 2013-12-04 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
JP5464411B2 (ja) * | 2009-07-29 | 2014-04-09 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
JP5521776B2 (ja) * | 2009-08-24 | 2014-06-18 | 株式会社リコー | 定着装置および画像形成装置 |
JP5418068B2 (ja) * | 2009-08-26 | 2014-02-19 | 株式会社リコー | 定着装置および画像形成装置 |
JP5321905B2 (ja) * | 2009-09-01 | 2013-10-23 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
JP5299690B2 (ja) * | 2009-09-10 | 2013-09-25 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
JP5549160B2 (ja) * | 2009-09-10 | 2014-07-16 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
JP5366005B2 (ja) | 2009-09-10 | 2013-12-11 | 株式会社リコー | 定着装置および画像形成装置 |
JP5375469B2 (ja) * | 2009-09-14 | 2013-12-25 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
JP2011081338A (ja) * | 2009-09-14 | 2011-04-21 | Ricoh Co Ltd | 定着装置 |
JP2011064767A (ja) * | 2009-09-15 | 2011-03-31 | Ricoh Co Ltd | 定着装置及び画像形成装置 |
JP5326958B2 (ja) | 2009-09-15 | 2013-10-30 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
JP2011064726A (ja) | 2009-09-15 | 2011-03-31 | Ricoh Co Ltd | 定着装置および画像形成装置 |
JP5532977B2 (ja) | 2009-11-30 | 2014-06-25 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
JP5333194B2 (ja) * | 2009-12-22 | 2013-11-06 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
JP5403264B2 (ja) * | 2010-01-13 | 2014-01-29 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
JP5381746B2 (ja) * | 2010-01-26 | 2014-01-08 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
US8600276B2 (en) * | 2010-01-27 | 2013-12-03 | Ricoh Company, Limited | Heat conduction unit, fixing device, and image forming apparatus |
JP5445188B2 (ja) * | 2010-02-07 | 2014-03-19 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
JP5445189B2 (ja) | 2010-02-08 | 2014-03-19 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
JP5564981B2 (ja) | 2010-02-25 | 2014-08-06 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
JP5418913B2 (ja) * | 2010-03-04 | 2014-02-19 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
JP5600970B2 (ja) | 2010-03-08 | 2014-10-08 | 株式会社リコー | 定着装置および画像形成装置 |
JP5440278B2 (ja) | 2010-03-10 | 2014-03-12 | 株式会社リコー | 定着装置および画像形成装置 |
JP5633386B2 (ja) | 2010-03-10 | 2014-12-03 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
JP5408553B2 (ja) | 2010-03-12 | 2014-02-05 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
JP2011191607A (ja) | 2010-03-16 | 2011-09-29 | Ricoh Co Ltd | 定着装置及び画像形成装置 |
JP5625406B2 (ja) * | 2010-03-16 | 2014-11-19 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP2011197154A (ja) | 2010-03-17 | 2011-10-06 | Ricoh Co Ltd | 定着装置、定着方法、画像形成装置及び画像形成方法 |
JP5589526B2 (ja) * | 2010-03-18 | 2014-09-17 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
JP2011197183A (ja) * | 2010-03-18 | 2011-10-06 | Ricoh Co Ltd | 定着装置及び画像形成装置 |
JP5510058B2 (ja) | 2010-05-19 | 2014-06-04 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP5510727B2 (ja) | 2010-06-21 | 2014-06-04 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
JP5499999B2 (ja) | 2010-08-31 | 2014-05-21 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP5625865B2 (ja) | 2010-12-16 | 2014-11-19 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
JP5589820B2 (ja) | 2010-12-17 | 2014-09-17 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
JP5640750B2 (ja) | 2011-01-07 | 2014-12-17 | 株式会社リコー | 定着装置、画像形成装置、定着制御方法 |
JP5582410B2 (ja) * | 2011-01-11 | 2014-09-03 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
JP5825545B2 (ja) | 2011-01-11 | 2015-12-02 | 株式会社リコー | 定着装置および画像形成装置 |
JP5760505B2 (ja) | 2011-02-25 | 2015-08-12 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
JP2012185295A (ja) | 2011-03-04 | 2012-09-27 | Ricoh Co Ltd | 定着装置および画像形成装置 |
JP5768507B2 (ja) | 2011-03-17 | 2015-08-26 | 株式会社リコー | 定着装置および画像形成装置 |
JP5773151B2 (ja) | 2011-08-17 | 2015-09-02 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
JP5737629B2 (ja) | 2011-12-26 | 2015-06-17 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
JP5928783B2 (ja) | 2012-01-11 | 2016-06-01 | 株式会社リコー | 定着装置および画像形成装置 |
JP5761524B2 (ja) | 2012-01-13 | 2015-08-12 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
JP5737520B2 (ja) | 2012-01-13 | 2015-06-17 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
JP6052598B2 (ja) | 2012-01-30 | 2016-12-27 | 株式会社リコー | 定着装置および画像形成装置 |
JP6209311B2 (ja) | 2012-02-09 | 2017-10-04 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
JP6103679B2 (ja) | 2012-02-09 | 2017-03-29 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
JP5950152B2 (ja) | 2012-03-22 | 2016-07-13 | 株式会社リコー | 定着装置、及び、画像形成装置 |
JP5962223B2 (ja) * | 2012-05-31 | 2016-08-03 | 富士ゼロックス株式会社 | 定着装置および画像形成装置 |
JP6233698B2 (ja) * | 2013-11-18 | 2017-11-22 | 株式会社リコー | ベルト装置、定着装置及び画像形成装置 |
Family Cites Families (25)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61251879A (ja) * | 1985-04-30 | 1986-11-08 | Katsuragawa Denki Kk | 定着装置 |
US5164782A (en) * | 1990-10-15 | 1992-11-17 | Sharp Kabushiki Kaisha | Electrophotographic copying apparatus |
JPH0519648A (ja) * | 1991-07-11 | 1993-01-29 | Sharp Corp | ベルト定着装置 |
US5481350A (en) | 1993-04-12 | 1996-01-02 | Ricoh Company, Ltd. | Heat roller fixing device divided into first and second frames and with positioning members of the first frame |
JPH07219382A (ja) | 1994-01-28 | 1995-08-18 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
US5873020A (en) | 1995-11-13 | 1999-02-16 | Minolta Co., Ltd. | Fixing device with endless belt |
US5832354A (en) | 1995-12-05 | 1998-11-03 | Ricoh Company, Ltd. | Image fixing device, image forming apparatus providing the image fixing device and rotor used in the image fixing device and having induction coil inside |
JPH10307496A (ja) | 1996-10-04 | 1998-11-17 | Ricoh Co Ltd | ベルト定着装置 |
JP3537116B2 (ja) | 1996-11-01 | 2004-06-14 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
KR100370539B1 (ko) | 1997-04-03 | 2005-01-15 | 가부시키가이샤 리코 | 화상형성장치및방법 |
JP3469445B2 (ja) | 1997-10-15 | 2003-11-25 | 株式会社リコー | ベルト駆動装置およびベルト定着装置 |
JPH11143309A (ja) | 1997-11-07 | 1999-05-28 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JPH11174783A (ja) | 1997-12-10 | 1999-07-02 | Ricoh Co Ltd | 多機能型接触帯電・転写装置 |
US6026274A (en) | 1997-12-17 | 2000-02-15 | Eastman Kodak Company | Collapsible readily replaceable belt fuser assembly |
JPH11338212A (ja) | 1998-03-25 | 1999-12-10 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP3753862B2 (ja) | 1998-03-26 | 2006-03-08 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
US6208826B1 (en) | 1998-06-08 | 2001-03-27 | Ricoh Company, Ltd. | Transfer device having notches, method and image forming apparatus using the same transfer device or method |
JP2000039790A (ja) | 1998-07-22 | 2000-02-08 | Ricoh Co Ltd | 定着装置 |
JP2000066541A (ja) * | 1998-08-21 | 2000-03-03 | Ricoh Co Ltd | 定着装置及び画像形成装置 |
JP3577228B2 (ja) | 1998-10-16 | 2004-10-13 | 株式会社リコー | 画像形成装置およびこれに用いる作像ユニット |
JP3588029B2 (ja) | 1999-04-09 | 2004-11-10 | 株式会社リコー | 電子写真式画像形成装置およびそれに用いるプロセスカートリッジ |
JP2001027852A (ja) | 1999-07-14 | 2001-01-30 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2001092208A (ja) | 1999-09-22 | 2001-04-06 | Ricoh Co Ltd | カラー画像形成装置 |
KR100386097B1 (ko) | 1999-12-02 | 2003-06-02 | 가부시키가이샤 리코 | 정착장치, 정착방법 및 그 정착장치를 이용한 화상 형성장치 |
JP3957968B2 (ja) * | 2000-11-24 | 2007-08-15 | 株式会社リコー | 定着装置及びこれを有する画像形成装置 |
-
2000
- 2000-11-24 JP JP2000357039A patent/JP3957968B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2001
- 2001-11-20 US US09/988,703 patent/US6628916B2/en not_active Expired - Lifetime
- 2001-11-22 EP EP01127385A patent/EP1209540A3/en not_active Withdrawn
-
2003
- 2003-06-19 US US10/464,500 patent/US6785505B2/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6628916B2 (en) | 2003-09-30 |
JP2002162850A (ja) | 2002-06-07 |
US20030206758A1 (en) | 2003-11-06 |
EP1209540A3 (en) | 2008-03-26 |
US20020067936A1 (en) | 2002-06-06 |
EP1209540A2 (en) | 2002-05-29 |
US6785505B2 (en) | 2004-08-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3957968B2 (ja) | 定着装置及びこれを有する画像形成装置 | |
JP3691026B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
US9727011B2 (en) | Image forming apparatus and image forming method | |
JP3880424B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5446063B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP5904325B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
EP1271257A2 (en) | Fixing device preventing excessive increase in temperature | |
JP2002049267A (ja) | 定着装置及びこれを有する画像形成装置 | |
JP2011123414A (ja) | 定着装置 | |
JP2005338220A (ja) | 像加熱装置および画像形成装置 | |
US20180224777A1 (en) | Image heating device | |
JP2002049272A (ja) | 定着装置及びこれを有する画像形成装置 | |
JP3939917B2 (ja) | 定着装置及びこれを有する画像形成装置 | |
JP6826774B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2009003088A (ja) | 画像加熱装置 | |
JP6052376B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2006154061A (ja) | 像加熱装置および画像形成装置 | |
JP2019049762A (ja) | 定着装置 | |
JPH11282307A (ja) | 定着装置及びこれを有する画像形成装置 | |
JP2002139950A (ja) | 定着装置及びこれを有する画像形成装置 | |
JP6818453B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2002162859A (ja) | 離型剤塗布部材及び定着装置及びこれらを有する画像形成装置及び離型剤塗布部材の製造方法 | |
JP6156761B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2002243560A (ja) | 温度検知部材取付構造及び定着装置及び画像形成装置 | |
JP2002139941A (ja) | 定着装置及びこれを有する画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050208 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060912 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061109 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061226 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070206 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070405 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070501 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070509 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110518 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120518 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120518 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130518 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140518 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |