JP6052376B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
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画像形成装置では、電子写真記録・静電記録・磁気記録等の画像形成プロセスにより、画像転写方式もしくは直接方式により未定着トナー画像が記録媒体シート・印刷紙・感光紙・静電記録紙などの記録媒体に形成される。未定着トナー画像を定着させるための定着装置としては、熱ローラ方式、フィルム加熱方式、電磁誘導加熱方式等の接触加熱方式の定着装置が広く採用されている。
図10に示すように、この定着装置には、支持部材600が2つ設けられており、各支持部材600は、それぞれ、ニップ形成部材500に接触する水平状のベース部600aと、各ベース部600aの互いに隣接する端部に略垂直方向に設けられた立ち上がり部600bと、立ち上がり部600bの上端部から水平状に突出した照射調整部600cとを有する。また、照射調整部600cには、無端ベルト100の幅方向に複数の切り欠き部が形成されており、これにより、無端ベルト100に対する輻射光の照射時間をベルト幅方向に可変するようにしている。
図1に示す画像形成装置1は、カラーレーザープリンタであり、その装置本体の中央には、4つの作像部4Y,4M,4C,4Kが設けられている。各作像部4Y,4M,4C,4Kは、カラー画像の色分解成分に対応するイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の異なる色の現像剤を収容している以外は同様の構成となっている。
図2に示すように、定着装置20は、回転可能な定着回転体としての定着ベルト21と、定着ベルト21に対向して回転可能に設けられた対向回転体としての加圧ローラ22と、定着ベルト21を加熱する加熱源としてのハロゲンヒータ23と、定着ベルト21の内側に配設されたニップ形成部材24と、ニップ形成部材24を支持する支持部材としてのステー25と、ハロゲンヒータ23から放射される光を定着ベルト21へ反射する反射部材26と、定着ベルト21の温度を検知する温度検知手段としての温度センサ27と、定着ベルト21から用紙を分離する分離部材28と、加圧ローラ22を定着ベルト21へ加圧する図示しない加圧手段等を備えている。
具体的には、ハロゲンヒータ23によって定着ベルト21をニップ部N以外の箇所において直接加熱できるようにしている(直接加熱方式)。本実施形態では、ハロゲンヒータ23と定着ベルト21の図2の左側の部分の間に何も介在させないようにし、その部分においてハロゲンヒータ23からの輻射熱を定着ベルト21に直接与えるようにしている。
プリンタ本体の電源スイッチが投入されると、ハロゲンヒータ23に電力が供給されると共に、加圧ローラ22が図2中の時計回りに回転駆動を開始する。これにより、定着ベルト21は、加圧ローラ22との摩擦力によって、図2中の反時計回りに従動回転する。
図5に示すように、ステー25は、ニップ形成部材24と接触し用紙搬送方向(図2の上下方向)に延在するベース部25aと、そのベース部25aの用紙搬送方向上流側と下流側の各端部から加圧ローラ22の押圧方向(図2の左側)に向かって延びる一対の立ち上がり部25bとを有する。一対の立ち上がり部25bは、互いに用紙搬送方向に距離をおいて配置されており、それぞれ、ニップ部Nの用紙搬送方向の両端部(図の点線の位置)よりも外側に配設されている。言い換えれば、一対の立ち上がり部25bのうち、用紙搬送方向上流側(図の下方)の立ち上がり部25bは、ニップ部Nの上流側端部よりも上流側に配設され、用紙搬送方向下流側(図の上方)の立ち上がり部25bは、ニップ部Nの下流側端部よりも下流側に配設されている。
上記実施形態のステー25は、両立ち上がり部25bが基部25aに対して略直交するように配設されているが、図6に示すように、両立ち上がり部25bを基部25aに対して傾斜させて配設してもよい。また、ステー25をその他の形状に形成することも可能である。
図7に示す定着装置20は、加熱源としてのハロゲンヒータ23を3本備えている。この場合、ハロゲンヒータ23ごとに発熱領域を異ならせることで、種々の幅の用紙幅に対応した範囲で定着ベルト21を加熱することが可能となっている。また、この場合、ニップ形成部材24を囲むように板金250が設けられており、この板金250を介してニップ形成部材24はステー25に支持されている。それ以外の構成については、上記図2に示す実施形態の構成と基本的に同様である。
21 定着ベルト
22 加圧ローラ(対向回転体)
23 ハロゲンヒータ(加熱源)
24 ニップ形成部材
25 ステー(支持部材)
25a ベース部
25b 立ち上がり部
40 ベルト保持部材
70 反射面
N ニップ部
P 用紙(記録媒体)
Claims (13)
- 回転可能な無端状の定着ベルトと、
前記定着ベルトの内側に配設されたニップ形成部材と、
前記定着ベルトを介して前記ニップ形成部材と当接することにより定着ベルトとの間にニップ部を形成する対向回転体と、
前記定着ベルトを輻射熱を用いて加熱する加熱源と、
前記ニップ形成部材を支持する支持部材とを備え、
未定着画像を担持した記録媒体を搬送して、当該記録媒体に未定着画像を定着する定着装置において、
前記支持部材は、前記定着ベルトに対して非接触であって、
前記ニップ形成部材と接触するベース部と、
前記ベース部から前記対向回転体とは反対方向に立ち上がる少なくとも2つ以上の立ち上がり部を有し、
前記立ち上がり部は、それぞれ距離をおいて配置されていて、
そのうち2つの立ち上がり部は、前記定着ベルトの軸方向に渡って連続して位置し、
前記加熱源は、前記定着ベルトを加熱するように前記支持部材に対して前記ニップ形成部材とは反対側に配置され、
前記ベース部の記録媒体搬送方向の上流側端部及び当該上流側端部から立ち上がる前記立ち上がり部は、前記ニップ部の記録媒体搬送方向の上流側端部よりも完全に上流側に配設され、
前記ベース部の記録媒体搬送方向の下流側端部及び当該下流側端部から立ち上がる前記立ち上がり部は、前記ニップ部の記録媒体搬送方向の下流側端部よりも完全に下流側に配設されることを特徴とする定着装置。 - 回転可能な無端状の定着ベルトと、
前記定着ベルトの内側に配設されたニップ形成部材と、
前記定着ベルトを介して前記ニップ形成部材と当接することにより定着ベルトとの間にニップ部を形成する対向回転体と、
前記定着ベルトを直接加熱する加熱源と、
前記ニップ形成部材を支持する支持部材とを備え、
未定着画像を担持した記録媒体を搬送して、当該記録媒体に未定着画像を定着する定着装置において、
前記支持部材は、前記ニップ形成部材と接触するベース部と、
前記ベース部から前記定着ベルトに対する前記対向回転体の押圧方向に立ち上がる少なくとも2つ以上の立ち上がり部を有し、
前記立ち上がり部は、それぞれ距離をおいて配置されていて、
そのうち2つの立ち上がり部は、前記ニップ部の端又は外側に前記定着ベルトの軸方向に渡って連続して位置し、
前記定着ベルトは、その端部を回転可能に保持するベルト保持部材によって保持され、その端部以外の部分では前記ニップ形成部材のみによってガイドされていることを特徴とする定着装置。 - 前記加熱源の少なくとも一部は、前記2つの立ち上がり部の間であって、かつ、当該2つの立ち上がり部の先端部よりも前記ベース部側に配置される請求項1に記載の定着装置。
- 前記定着ベルトは、その端部を回転可能に保持するベルト保持部材によって保持され、 その端部以外の部分では前記ニップ形成部材のみによってガイドされている請求項1又は3に記載の定着装置。
- 前記加熱源は、前記ニップ部の略中央に位置する請求項1から4のいずれか1項に記載の定着装置。
- 前記ニップ形成部材は、前記ニップ部の形状を決めるベースパッドを有し、
前記ベースパッドの記録媒体搬送方向の幅を、前記支持部材の記録媒体搬送方向の幅よりも小さく形成した請求項1から5のいずれか1項に記載の定着装置。 - 前記加熱源から前記定着ベルトへ光を反射する反射部材を、前記加熱源と前記支持部材との間に配置した請求項1から6のいずれか1項に記載の定着装置。
- 前記反射部材は、前記定着ベルトの軸方向に渡って連続して位置する請求項7に記載の定着装置。
- 前記支持部材に、加熱源から放射される光を反射する反射面を設けた請求項1から8のいずれか1項に記載の定着装置。
- 前記反射面の反射率を90%以上とした請求項9に記載の定着装置。
- 前記反射面の一部又は全部を、加熱源以外の方向で定着ベルト側へ光を反射する向きに配設した請求項9又は10に記載の定着装置。
- 前記対向回転体は、加圧ローラである請求項1から11のいずれか1項に記載の定着装置。
- 請求項1から12のいずれか1項に記載の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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