JP6233698B2 - ベルト装置、定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の一構成例を示す概略構成図である。なお、本実施形態では、画像形成装置がプリンタである場合について説明するが、本発明は、プリンタ以外の、複写機、ファクシミリ装置、複合機などの他の画像形成装置にも適用できる。
定着装置6は、非対向支持部材(加熱部材)としての加熱ローラ62と、対向支持部材としての定着パッド63と、対向支持部材保持手段としての定着ステー64と、定着ベルト65と、駆動ローラとしての加圧ローラ66とを備えている。加熱ローラ62は、定着ニップを加熱する熱を発生する熱源としてのヒータ61を内包している。定着ステー64は、加圧ローラ66と対向する方向に沿って定着パッド63を進退移動可能に保持し、加圧による変形を防止するため所定の剛性を有する。加圧ローラ66は、軸方向における一方の端部に回転駆動力が伝達され、定着ベルト65を挟んで定着パッド63と圧接する。定着ベルト65は、加熱ローラ62及び定着パッド63を内包し、加圧ローラ66との間に用紙が通過する定着ニップを形成するように、定着パッド63及び加熱ローラ62に回転可能に支持されている。
図3において、定着ステー64は、定着装置6のフレーム(以下「定着フレーム」という。)67に設けられたステー保持穴671により一義的に固定される。加圧ローラ66は、加圧ローラ軸受661を介して加圧保持穴672に保持される。加圧ローラ軸受661は、加圧保持穴内を矢印Cの方向に進退移動可能となっている。支点681を中心に回転可能な加圧レバー68は加圧バネ682によって加圧ローラ軸受661と当接・付勢し、定着パッド63に定着荷重を印加する。加圧ローラ66はゴム層を有しており、定着パッド63に圧接してゴム層が所定量変形して加圧ローラ66の位置が決まる。一方、加熱ローラ62は加熱ローラ軸受621を介して加熱保持穴673に保持される。加熱ローラ軸受621は、加熱保持穴内を矢印Dの方向に移動可能になっている。加熱ローラ軸受621と定着ステー64との間には張力印加部材としてのベルトテンションバネ6821が設けられ、所定のベルトテンションを印加する。
図5において、加圧ギヤ662は、矢印Eの方向(ギヤ662,691の回転軸心間を結ぶ線の垂線からギヤの圧力角:20度だけ傾いた方向)に駆動力が印加される。この駆動力は、水平方向の分力Exと垂直方向分力Eyとに分解できる。分力Exは定着荷重の印加方向Fと同じなので、駆動側は定着荷重に加えてギヤの駆動力の水平方向分力が印加されるため、ギヤがある側と無い側とで定着荷重に偏差が発生する。荷重に偏差が生じると、定着ベルト65の駆動力に幅方向における左右偏差が発生するので、ベルト蛇行が発生する。このベルト蛇行の現象を発生させない方法として、次の(1)〜(3)の方法が考えられる。
(1)ギヤ駆動力方向Eが垂直方向(定着ニップに向かう水平方向に垂直な鉛直方向)になるようなギヤレイアウトにする。
(2)強制的に定着ベルトの蛇行を規制する部品を追加する。
(3)駆動力の水平方向の分力Exを見込んでギヤがある側の定着荷重を小さくする。
図7は、本発明の実施形態(実施形態1)に係る定着装置6における加熱ローラ62、定着ステー64及び加圧ローラ66それぞれの両端における保持機構を示す説明図である。この定着装置6は、複数の支持部材としての定着パッド(対向支持部材)63と加熱ローラ(非対向支持部材)62とに回転可能に支持された定着ベルト65を有する次のようなベルト装置を備える。このベルト装置は、定着ベルト65を挟んで複数の支持部材のうち定着パッド(対向支持部材)63に対向するように設けられ軸方向における一方の端部に回転駆動力が伝達される加圧ローラ66を更に有する。
図12の例では、加圧ローラ66、定着ステー64及び加熱ローラ62のすべてを同一の共通保持部材664で保持している。このため、3部品(加圧ローラ66、定着ステー64、加熱ローラ62)の間の平行度を向上することができ、ベルト蛇行が更に発生しにくい。一方で、加圧ローラ66は完全に嵌合しているわけではなく、図中矢印Kの方向に進退移動可能になっている。
図13において、加圧ローラ66には、定着荷重とギヤ駆動力とがそれぞれF、Eの方向に印加されている。ギヤ駆動力Eの水平方向分力Exと定着荷重Fとを比較して、定着荷重Fの方が大きければ、加圧ローラ66は図12の共通保持部材664の右端に位置する加圧保持穴672の内壁面に押し付けられ、一義的に位置が決まる。一方で、加圧ローラ66の駆動トルクをTとし、加圧ギヤ662のピッチ円半径をrとし、水平方向とギア駆動力の方向とのなす角をθとすると、ギヤ駆動力の水平方向分力Exについては次の(1)式が成り立つ。
Ex=E×cosθ
=(T/r)×cosθ ・・・(1)
T=N×R=μ×F×R ・・・(2)
Ex=μ×F×(R/r)×cosθ ・・・(3)
F>μ×F×(R/r)×cosθ ・・・(4)
r>μ×R×cosθ ・・・(5)
r>0.1×R ・・・(6)
図15において、定着パッド63は、ニップ形成部631と蛇行規制部632と座屈防止部633とを有する。ニップ形成部631は、定着ベルト65を挟んで加圧ローラ66と圧接し定着ニップを形成する。蛇行規制部632は、定着ベルト65の蛇行を規制する。座屈防止部633は、蛇行した定着ベルト65が蛇行規制部632に突き当たったときに定着ベルト65の内側と接して定着ベルト65の座屈を防止する。また、定着パッド63の材料はガラス無しPPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂とした。なお、PPS樹脂の代わりにPAI(ポリアミドイミド)樹脂を用いてもよい。一方、定着ベルト65の材質は、基材:PI(ポリイミド)樹脂、弾性材:シリコンゴム、表層材:PFA(テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)樹脂とした。
また、上記各実施形態では、加圧ローラ(駆動ローラ)に対向する対向支持部材が定着パッドである例について説明したが、本発明は、上記対向支持部材が定着パッド以外のローラなどである場合にも適用できる。
また、上記各実施形態では、定着ベルト65を用いた定着装置について説明したが、本発明は、定着装置に限らず、ベルトの支持部材で支持されている部分の外周面に駆動ローラを接触させた構成のベルト装置であれば同様に適用できるものである。
(態様A)
加熱ローラ62及び定着パッド63などの複数の支持部材に回転可能に支持された定着ベルト65などのベルトと、ベルトを挟んで定着パッド63などの複数の支持部材のいずれかに対向するように設けられ軸方向における一方の端部に回転駆動力が伝達される加圧ローラ66などの駆動ローラと、を備えたベルト装置であって、前記複数の支持部材のうち駆動ローラに対向する定着パッド63などの対向支持部材との距離方向に駆動ローラの回転軸心の位置が変化しないように駆動ローラの軸方向の端部を保持する定着フレーム67の加圧保持穴672及び加圧ローラ軸受661などの駆動ローラ保持手段と、対向支持部材を駆動ローラとの距離方向に進退移動可能に保持する定着ステー64及び定着フレーム67のステー保持穴671などの対向支持部材保持手段と、対向支持部材を駆動ローラに向かう方向に付勢する加圧レバー68及び加圧バネ682などの付勢手段と、を備える。
これによれば、上記実施形態について説明したように、ベルトを支持する対向支持部材との距離方向に駆動ローラの回転軸心の位置が変化しないように駆動ローラの軸方向の端部を保持している。これにより、駆動ローラの一端部に回転駆動力を伝達するときに駆動ローラの回転軸心の位置が対向支持部材との距離方向に変化しない。従って、駆動ローラとベルトとが互いに圧接するニップのベルト幅方向において圧接力の傾きが発生せず、その圧接力の傾きによるベルトの蛇行をより確実に防止できる。また、駆動ローラへの回転駆動力の伝達の影響を受けない対向支持部材を駆動ローラに向かう方向に付勢することにより、対向支持部材で支持されたベルトと駆動ローラとが互いに圧接するニップに所定の圧接力を発生させることができる。よって、ベルトの支持部材で支持されている部分の外周面と駆動ローラとが接するニップに所定の圧接力を発生させるとともに、駆動ローラの一端部に回転駆動力を伝達することによるベルトの蛇行をより確実に防止できる。
(態様B)
上記態様Aにおいて、前記複数の支持部材のうち駆動ローラに対向しない加熱ローラ62などの非対向支持部材は、回転可能なローラ形状を有する部材であり、非対向支持部材の回転軸心の位置が変化しないように非対向支持部材の軸方向の端部を保持する定着フレーム67の加熱保持穴673及び加熱ローラ軸受621などの非対向支持部材保持手段を備える。これによれば、上記実施形態について説明したように、非対向支持部材と対向支持部材との間の平行度を向上させ、その平行度の悪化によるベルト蛇行の発生を抑制することができる。
(態様C)
上記態様Bにおいて、前記駆動ローラ保持手段、前記対向支持部材保持手段及び前記非対向支持部材保持手段は、駆動ローラの長手方向の両端部それぞれにおいて駆動ローラと非対向支持部材と対向支持部材とを共通保持部材664などの一体部品で保持するように構成した。これによれば、上記実施形態について説明したように、別体部品でそれぞれ保持する場合に比べて駆動ローラと対向支持部材と非対向支持部材との間の平行度を向上させ、その平行度の悪化によるベルト蛇行の発生をより確実に抑制することができる。
(態様D)
上記態様Cにおいて、駆動ローラの長手方向の両端部それぞれにおいて駆動ローラと非対向支持部材と対向支持部材とを保持する1組の共通保持部材664などの一体部品は、互いに同一形状の部品である。これによれば、上記実施形態について説明したように、保持部材の精度のばらつきによる駆動ローラと対向支持部材と非対向支持部材との間の平行度の悪化を抑制し、その平行度の悪化によるベルト蛇行の発生をより確実に抑制することができる。
(態様E)
上記態様A又はBにおいて、前記駆動ローラ保持手段及び前記対向支持部材保持手段は、駆動ローラの長手方向の両端部それぞれにおいて駆動ローラと対向支持部材とを共通保持部材663などの一体部品で保持するように構成した。これによれば、上記実施形態について説明したように、別体部品でそれぞれ保持する場合に比べて駆動ローラと対向支持部材との間の平行度を向上させ、その平行度の悪化によるベルト蛇行の発生をより確実に抑制することができる。
(態様F)
上記態様Eにおいて、駆動ローラの長手方向の両端部それぞれにおいて駆動ローラと対向支持部材とを保持する1組の共通保持部材663などの一体部品は、互いに同一形状の部品である。これによれば、上記実施形態について説明したように、保持部材の精度のばらつきによる駆動ローラと対向支持部材との間の平行度の悪化を抑制し、その平行度の悪化によるベルト蛇行の発生をより確実に抑制することができる。
(態様G)
上記態様A乃至Fのいずれかにおいて、ベルトに所定の当接圧で当接しベルトに張力を印加するテンションローラ683などの張力印加部材を備える。これによれば、上記実施形態について説明したように、ベルトに張力を印加することで、ベルトを安定駆動させ、ベルト蛇行をより確実に抑制することができる。
(態様H)
上記態様Gにおいて、前記張力印加部材は板バネ685である。これによれば、上記実施形態について説明したように、熱容量が小さい板バネを用いることにより、省エネ性に優れる。
(態様I)
上記態様Hにおいて、前記板バネの当接圧を、ベルトの幅方向における中央より両端側を大きくする。これによれば、上記実施形態について説明したように、ベルト蛇行をより確実に抑制できる。
(態様J)
上記態様A乃至Iいずれかにおいて、前記駆動ローラ保持手段は、駆動ローラの軸方向の端部をC字型のすべり軸受で保持するように構成した。これによれば、上記実施形態について説明したように、O字型のものより体積が小さいC字型のすべり軸受を用いることにより、材料費が低減でき、低コスト化を図ることができる。
(態様K)
上記態様A乃至Jのいずれかにおいて、駆動ローラの軸方向における一方の端部に設けられたギヤのピッチ円半径をrとし、駆動ローラのベルトに接触する部分の半径をRとしたとき、r>0.1×Rを満たす。これによれば、上記実施形態について説明したように、駆動ローラの軸受がO字型の軸受でない場合でも、駆動ローラの回転軸心の位置が変化しないように駆動ローラの軸方向の端部を保持することができる。
(態様L)
上記態様A乃至Kのいずれかにおいて、前記対向支持部材は、ベルトが蛇行しないようにベルトの幅方向における両端部を規制する蛇行規制部632などの規制部を有する。これによれば、上記実施形態について説明したように、ベルト寄りを発生させるニップの近くでベルトの幅方向における両端部を規制できるため、ベルト幅方向におけるベルト寄りを効果的に抑制できる。
(態様M)
上記態様A乃至Lのいずれかにおいて、前記対向支持部材は、ベルトが内側に座屈するのを防止する座屈防止部を有する。これによれば、上記実施形態について説明したように、ベルト幅方向にベルトが寄ったときにベルトの端部の座屈による破損を回避できる。
(態様N)
上記態様A乃至Mのいずれかにおいて、前記ベルトの基材は樹脂であり、前記対向支持部材の材質は、ガラス無しのPPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂又はPAI(ポリアミドイミド)樹脂である。これによれば、上記実施形態について説明したように、ベルトの基材をPI(ポリイミド)などの樹脂にすることで金属のベルトよりコストダウンを図ることができる。また、対向支持部材の材質をガラス無しのPPS樹脂又はPAI樹脂にすることで、対向支持部材がベルトと摺動してもベルトを傷つけにくいので、より長寿命化を図ることができる。
(態様O)
上記態様A乃至Nのいずれかベルト装置を備え、画像が形成された記録媒体をベルトと駆動ローラとが互いに圧接するニップを通過させて記録媒体上の画像を定着させる定着装置6である。これによれば、上記実施形態について説明したように、ベルトの支持部材で支持されている部分の外周面と駆動ローラとが接するニップに所定の圧接力を発生させることができる。しかも、駆動ローラの一端部に回転駆動力を伝達することによるベルトの蛇行をより確実に防止できる。
(態様P)
上記態様Oにおいて、ベルトに所定の当接圧で当接しベルトに張力を印加する板バネ685を備え、その板バネ685をベルトの画像の定着に用いられない非定着面に当接させる。これによれば、上記実施形態について説明したように、板バネが定着面に当接した時に発生するベルト傷による異常画像の発生を抑制できる。
(態様Q)
用紙などの記録媒体に対して画像を形成するプロセスカートリッジ2などの画像形成部と、画像形成部で形成された記録媒体上の画像を定着させる定着手段と、を備えた画像形成装置において、前記定着手段として、上記態様O又はPの定着装置6を備える。これによれば、上記実施形態について説明したように、定着ニップに所定の圧接力を発生させるとともに、その定着ニップでベルトに対向する駆動ローラの一端部に回転駆動力を伝達することによるベルトの蛇行をより確実に防止できる。
(態様R)
上記態様Qにおいて、定着装置6は、画像形成装置本体に対して着脱可能である。これによれば、上記実施形態について説明したように、定着装置を容易に交換できる。
(態様S)
上記態様Q又はRにおいて、前記画像形成部は、外添剤としてオイル含有シリカを含むトナーを用いて記録媒体上に画像を形成する。これによれば、上記実施形態について説明したように、定着装置における定着性を向上させることができる。
2 プロセスカートリッジ
3 一次転写ユニット
4 給紙ユニット
5 二次転写ユニット
6 定着ユニット
61 ヒータ
62 加熱ローラ
621 加熱ローラ軸受
63 定着パッド
631 ニップ形成部
632 蛇行規制部
633 座屈防止部
64 定着ステー
641 定着ステー保持部材
65 定着ベルト
66 加圧ローラ
661 加圧ローラ軸受
662 加圧ギヤ
663 共通保持部材
664 共通保持部材
67 定着フレーム
671 ステー保持穴
672 加圧保持穴
673 加熱保持穴
674 テンションローラ保持穴
68 加圧レバー
681 加圧レバー支点
682 加圧バネ
6821 ベルトテンションバネ
683 テンションローラ
684 テンションローラ保持部材
685 板バネ
691 アイドラギヤ
692 アイドラギヤ
7 排紙ローラ
A 加圧ローラ回転方向
B 定着ベルト回転方向
C 加圧ローラ移動方向
D 加熱ローラ移動方向
E 駆動力方向
F 定着荷重印加方向
G ギヤ位置
H パッド移動方向
J テンションローラ移動方向
N 摩擦力
R 加圧ローラ径
r 加圧ギヤピッチ円半径
T 加圧ローラ駆動トルク
θ 駆動力角度
μ ベルト−パッド摩擦係数
Claims (17)
- 複数の支持部材に回転可能に支持されたベルトと、前記ベルトを挟んで前記複数の支持部材のいずれかに対向するように設けられ軸方向における一方の端部に回転駆動力が伝達される駆動ローラと、を備えたベルト装置であって、
前記複数の支持部材のうち前記駆動ローラに対向する対向支持部材との距離方向に該駆動ローラの回転軸心の位置が変化しないように該駆動ローラの軸方向の端部を保持する駆動ローラ保持手段と、
前記対向支持部材を該駆動ローラとの距離方向に進退移動可能に保持する対向支持部材保持手段と、
前記対向支持部材を前記駆動ローラに向かう方向に付勢する付勢手段と、を備え、
前記複数の支持部材のうち前記駆動ローラに対向しない非対向支持部材は、回転可能なローラ形状を有する部材であり、
前記非対向支持部材の回転軸心の位置が変化しないように該非対向支持部材の軸方向の端部を保持する非対向支持部材保持手段を備え、
前記駆動ローラ保持手段、前記対向支持部材保持手段及び前記非対向支持部材保持手段は、前記駆動ローラの長手方向の両端部それぞれにおいて該駆動ローラと前記非対向支持部材と前記対向支持部材とを一体部品で保持するように構成したことを特徴とするベルト装置。 - 請求項1のベルト装置において、
前記駆動ローラの長手方向の両端部それぞれにおいて該駆動ローラと前記非対向支持部材と前記対向支持部材とを保持する1組の一体部品は、互いに同一形状の部品であることを特徴とするベルト装置。 - 複数の支持部材に回転可能に支持されたベルトと、前記ベルトを挟んで前記複数の支持部材のいずれかに対向するように設けられ軸方向における一方の端部に回転駆動力が伝達される駆動ローラと、を備えたベルト装置であって、
前記複数の支持部材のうち前記駆動ローラに対向する対向支持部材との距離方向に該駆動ローラの回転軸心の位置が変化しないように該駆動ローラの軸方向の端部を保持する駆動ローラ保持手段と、
前記対向支持部材を該駆動ローラとの距離方向に進退移動可能に保持する対向支持部材保持手段と、
前記対向支持部材を前記駆動ローラに向かう方向に付勢する付勢手段と、を備え、
前記駆動ローラ保持手段及び前記対向支持部材保持手段は、前記駆動ローラの長手方向の両端部それぞれにおいて該駆動ローラと前記対向支持部材とを一体部品で保持するように構成し、
前記駆動ローラの長手方向の両端部それぞれにおいて該駆動ローラと前記対向支持部材とを保持する1組の一体部品は、互いに同一形状の部品であることを特徴とするベルト装置。 - 請求項3のベルト装置において、
前記複数の支持部材のうち前記駆動ローラに対向しない非対向支持部材は、回転可能なローラ形状を有する部材であり、
前記非対向支持部材の回転軸心の位置が変化しないように該非対向支持部材の軸方向の端部を保持する非対向支持部材保持手段を備えたことを特徴とするベルト装置。 - 請求項1乃至4のいずれかのベルト装置において、
前記ベルトに所定の当接圧で当接し該ベルトに張力を印加する張力印加部材を備えたことを特徴とするベルト装置。 - 請求項5のベルト装置において、
前記張力印加部材は板バネであることを特徴とするベルト装置。 - 請求項6のベルト装置において、
前記板バネの当接圧を、前記ベルトの幅方向における中央より両端側を大きくしたことを特徴とするベルト装置。 - 請求項1乃至7のいずれかのベルト装置において、
前記駆動ローラ保持手段は、前記駆動ローラの軸方向の端部をC字型のすべり軸受で保持するように構成したことを特徴とするベルト装置。 - 請求項1乃至8のいずれかのベルト装置において、
前記駆動ローラの軸方向における一方の端部に設けられたギヤのピッチ円半径をrとし、該駆動ローラの前記ベルトに接触する部分の半径をRとしたとき、
r>0.1×R
を満たすことを特徴とするベルト装置。 - 請求項1乃至9のいずれかのベルト装置において、
前記対向支持部材は、前記ベルトが蛇行しないように該ベルトの幅方向における両端部を規制する規制部を有することを特徴とするベルト装置。 - 請求項1乃至10のいずれかのベルト装置において、
前記対向支持部材は、前記ベルトが内側に座屈するのを防止する座屈防止部を有することを特徴とするベルト装置。 - 請求項1乃至11のいずれかのベルト装置において、
前記ベルトの基材は樹脂であり、
前記対向支持部材の材質は、ガラス無しのPPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂又はPAI(ポリアミドイミド)樹脂であることを特徴とするベルト装置。 - 請求項1乃至12のいずれかのベルト装置を備え、画像が形成された記録媒体を前記ベルトと前記駆動ローラとが互いに圧接するニップを通過させて該記録媒体上の画像を定着させることを特徴とする定着装置。
- 請求項13の定着装置において、
前記ベルトに所定の当接圧で当接し該ベルトに張力を印加する板バネを備え、
前記板バネを前記ベルトの前記画像の定着に用いられない非定着面に当接させたことを特徴とする定着装置。 - 記録媒体に対して画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部で形成された前記記録媒体上の画像を定着させる定着手段と、を備えた画像形成装置において、
前記定着手段として、請求項13又は14の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項15の画像形成装置において、
前記定着装置は、画像形成装置本体に対して着脱可能であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項15又は16の画像形成装置において、
前記画像形成部は、外添剤としてオイル含有シリカを含むトナーを用いて、前記記録媒体上に画像を形成することを特徴とする画像形成装置。
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