JP6270126B2 - 定着装置及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents
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Description
(態様A)
加熱ローラ62、定着パッド63などの複数の支持部材に表面移動可能に支持される定着ベルト65などの無端状の定着部材と、該定着部材に対向するように設けられ該定着部材の外周面に対して加圧される回転駆動可能な加圧ローラ66などの加圧部材と、該支持部材のうちのひとつであって、定着部材を介して該加圧部材からの加圧を受けることにより、転写材が通過する定着ニップを形成する定着パッド63などのニップ形成部材と、定着ニップを加熱する熱を発生するハロゲンヒータ61などの加熱源とを備え、該定着ニップに画像が形成された転写材を通過させて、該転写材上の画像を定着させる定着装置6などの定着装置において、上記ニップ形成部材以外の上記支持部材のうちのひとつは、回転駆動可能であって、その表面移動速度は上記加圧部材の表面移動速度よりも大きいことを特徴とする定着装置。
これによれば、上記実施形態について説明したように、定着部材は、加圧部材の回転駆動によって連れ回り移動するだけではなく、支持部材の回転駆動によっても連れ回り移動する。そのため、定着ニップに転写材が通過し、加圧部材からの回転駆動が定着部材に伝達されにくくなっても、定着部材には支持部材からの回転駆動が伝達され、その表面移動速度が加圧部材の表面移動速度よりも大きいため、定着部材の搬送性が低下しにくい。よって、転写材と加圧部材、転写材と定着部材との間で速度差が生じる、いわゆる転写材のスリップの発生を抑制することができる。
(態様B)
(態様A)の定着装置において、回転駆動可能な上記支持部材の表面移動速度は、上記加圧部材の表面移動速度よりも101%以上110%以内で大きい。
これによれば、上記実施形態について説明したように、上記範囲内の表面移動速度で支持部材が回転駆動するによって、定着ニップに転写材が通過する際の定着部材の搬送性が低下することを確実に抑制することができる。また、定着部材が支持部材と摺動しても定着部材を傷つけることがなく、長期的な使用が可能となる。
(態様C)
(態様A)又は(態様B)の定着装置において、回転駆動可能な上記支持部材は、加熱源を内蔵する加熱ローラである。
これによれば、上記実施形態について説明したように、回転駆動可能な支持部材と加熱源を内蔵する加熱ローラとの機能を兼用することで、新たに支持部材やスペースを必要とせず、低コスト化を図ることが可能である。
(態様D)
(態様A)(態様B)又は(態様C)の定着装置において、上記定着部材は、ポリイミドよりなる基材から構成される。
これによれば、上記実施形態について説明したように、ポリイミドよりなる基材から構成される定着部材は、金属よりなる基材より低コスト化や小型化が容易である。
(態様E)
(態様A)(態様B)(態様C)又は(態様D)の定着装置において、回転駆動可能な上記支持部材は、金属ローラであり、表面粗さがRa5以下である。
これによれば、上記実施形態について説明したように、支持部材の表面を少し粗くすることにより、定着部材とニップ形成部材との摺動を軽減するための潤滑剤などを保持しやすくなる。
(態様F)
(態様A)(態様B)(態様C)(態様D)又は(態様E)の定着装置において、上記定着部材と上記ニップ形成部材との間には、潤滑剤が塗布された摺動シート67などの摺動シートが介在している。
これによれば、上記実施形態について説明したように、摺動シートによって、定着部材とニップ形成部材との摺動を軽減することができ、長期的な使用が可能となる。
(態様G)
(態様A)(態様B)(態様C)(態様D)(態様E)又は(態様F)の定着装置において、上記加圧部材の駆動源と上記支持部材の駆動源とは同一である。
これによれば、上記実施形態について説明したように、新たに支持部材やスペースを必要とせず、低コスト化を図ることが可能である。
(態様H)
(態様A)(態様B)(態様C)(態様D)(態様E)(態様F)又は(態様G)の定着装置において、上記定着部材は、上記支持部材又は該定着部材自体の強度により所定値以上の張力が付与されている。
これによれば、上記実施形態について説明したように、回転駆動可能な支持部材と回転駆動可能な加圧部材からの駆動が定着部材に適正に伝達される。
(態様I)
(態様H)の定着装置において、上記定着部材に張力を付与するべく上記支持部材を付勢する付勢手段を備える。
これによれば、上記実施形態について説明したように、回転駆動可能な支持部材と回転駆動可能な加圧部材からの駆動が定着部材に適正に伝達される。
(態様J)
用紙などの転写材に対して画像を形成するプロセスカートリッジ2などの画像形成部と、該画像形成部で形成された該転写材上の画像を定着させる定着装置6などの定着手段とを備える画像形成装置において、上記定着手段として、(態様A)(態様B)(態様C)(態様D)(態様E)(態様F)(態様G)(態様H)又は(態様I)の定着装置を備える。
これによれば、上記実施形態について説明したように、転写材のスリップの発生が抑制されるため、紙詰まりや画像ノイズの発生などの不具合の発生を防止することができる。
(態様K)
(態様J)の画像形成装置において、上記画像形成部は、外添剤としてオイル含有シリカを含むトナーを用いて、該転写材上に画像を形成する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、定着手段における定着性を向上させることができる。
2 プロセスカートリッジ
3 一次転写装置
4 給紙装置
5 二次転写装置
6 定着装置
61 ヒータ
62 加熱ローラ
621 加熱ギヤ
63 定着パッド
64 定着ステー
65 定着ベルト
66 加圧ローラ
661 加圧ギヤ
67 摺動シート
68 板バネ
691 アイドラギヤ
692 アイドラギヤ
Claims (11)
- 複数の支持部材に表面移動可能に支持される無端状の定着部材と、
該定着部材に対向するように設けられ該定着部材の外周面に対して加圧される回転駆動可能な加圧部材と、
該支持部材のうちのひとつであって、該定着部材を介して該加圧部材からの加圧を受けることにより、転写材が通過する定着ニップを形成するニップ形成部材と、
定着ニップを加熱する熱を発生する加熱源とを備え、
該定着ニップに画像が形成された転写材を通過させて該転写材上の画像を定着させる定着装置において、
上記ニップ形成部材以外の上記支持部材として、回転駆動可能な駆動部材と、上記定着部材に張力を付与する張力付与部材とを有し、
前記駆動部材の表面移動速度を、上記加圧部材の表面移動速度よりも大きくし、
上記張力付与部材の上記定着部材を押す力が0.5[N/m]以上、10[N/m]以下の範囲で設定されていることを特徴とする定着装置。 - 請求項1の定着装置において、
回転駆動可能な上記支持部材の表面移動速度は、上記加圧部材の表面移動速度よりも101%以上110%以内で大きいことを特徴とする定着装置。 - 請求項1又は2の定着装置において、
回転駆動可能な上記支持部材は、加熱源を内蔵する加熱ローラであることを特徴とする定着装置。 - 請求項1、2又は3の定着装置において、
上記定着部材は、ポリイミドよりなる基材から構成されることを特徴とする定着装置。 - 請求項1、2、3又は4の定着装置において、
回転駆動可能な上記支持部材は、金属ローラであり、表面粗さがRa5以下であることを特徴とする定着装置。 - 請求項1、2、3、4又は5の定着装置において、
上記定着部材と上記ニップ形成部材との間には、潤滑剤が塗布された摺動シートが介在していることを定着装置。 - 請求項1、2、3、4、5又は6の定着装置において、
上記加圧部材の駆動源と回転駆動可能な上記支持部材の駆動源とは同一であることを特徴とする定着装置。 - 請求項1、2、3、4、5、6又は7の定着装置において、
上記定着部材は、上記支持部材又は該定着部材自体の強度により所定値以上の張力が付与されていることを特徴とする定着装置。 - 請求項1、2、3、4、5、6、7又は8の定着装置において、
上記定着部材に張力を付与するべく上記支持部材を付勢する付勢手段を備えることを特徴とする定着装置。 - 転写材に対して画像を形成する画像形成部と、
該画像形成部で形成された該転写材上の画像を定着させる定着手段とを備える画像形成装置において、
上記定着手段として、請求項1、2、3、4、5、6、7、8又は9の定着装置を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項10の画像形成装置において、
上記画像形成部は、外添剤としてオイル含有シリカを含むトナーを用いて、該転写材上に画像を形成することを特徴とする画像形成装置。
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