JPH11338212A - 画像形成装置 - Google Patents
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- JPH11338212A JPH11338212A JP10331986A JP33198698A JPH11338212A JP H11338212 A JPH11338212 A JP H11338212A JP 10331986 A JP10331986 A JP 10331986A JP 33198698 A JP33198698 A JP 33198698A JP H11338212 A JPH11338212 A JP H11338212A
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- B41J2/435—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material
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Abstract
写し、その転写トナー像を定着装置によって定着する画
像形成装置であって、画像形成装置本体に開閉可能に支
持された開閉体と、その開閉体を開いたとき感光体を覆
うシャッタとを有している画像形成装置において、シャ
ッタの作動に要するスペースを小さくする。 【解決手段】 シャッタ31が感光体を覆う保護位置を
占めたとき、感光体2を向くシャッタ対向面31Aが、
常に感光体2を向きながら、回動するように、シャッタ
31を支持する。
Description
内に配置されて表面にトナー像が形成される像担持体
と、該像担持体の下方領域から搬送された記録媒体の表
面に、転写領域において、前記像担持体表面に形成され
たトナー像を転写するための転写手段と、トナー像を記
録媒体に転写したあとの像担持体表面に付着する転写残
トナーを除去して該像担持体表面を清掃するクリーニン
グ装置と、像担持体の上方領域に配置され、像担持体と
転写手段の間の前記転写領域を通って上方に搬送される
記録媒体が通過するとき、記録媒体表面に転写されたト
ナー像を該記録媒体表面に定着する定着装置と、像担持
体から定着装置への記録媒体搬送経路を開放できるよう
に、画像形成装置本体に対して回動可能に支持された開
閉体とを有する画像形成装置に関する。
リ或いはこれらの少なくとも2つの機能を備えた複合機
などとして構成される上記形式の画像形成装置は従来よ
り周知である(例えば特開平6−186798号公報参
照)。
体を像担持体の下方領域から、その像担持体の上方領域
へ搬送しながら、記録媒体の表面にトナー像を転写し、
そのトナー像を定着装置によって記録媒体表面に定着
し、当該記録媒体を機外に排出させることができるの
で、記録媒体の全搬送経路を短かくすることができる。
これにより、画像形成装置の小型化と、最初の記録媒体
の給送時から、その記録媒体表面に画像を形成し、当該
記録媒体を機外に排出させ終るまでの時間を短縮するこ
とが可能となる。
に支持された開閉体を開くことによって、像担持体から
定着装置への記録媒体搬送経路を画像形成装置本体の外
部に対して開放できるので、記録媒体が搬送トラブルを
起こし、その記録媒体が当該搬送経路中にて詰まったと
き、開閉体を開くことによって、容易にその詰まった記
録媒体を除去することができる。
体外方を向いた像担持体表面部分が、画像形成装置本体
の外部に対して露出するので、この像担持体表面部分に
画像形成装置本体外からの光が当てられる。このため、
開閉体を長い時間開放したままにすると、像担持体の劣
化が促進される。また露出した像担持体表面部分に手や
物が触れると、その表面が汚されたり、当該表面に傷が
付けられる。かかる像担持体を用いてその表面にトナー
像を形成すれば、高品質な画像を得ることはできない。
置本体の外方を向いた像担持体表面を覆うシャッタを設
けることが有利である。開閉体を閉じたときは、そのシ
ャッタを退避させ、像担持体表面のトナー像を支障なく
記録媒体表面に転写できるようにするのである。先に示
した公開公報にも、かかるシャッタを設ける構成が開示
されている。
その基端部を中心として、その自由端が大きな軌跡を描
きながら回動するように構成されていたため、画像形成
装置本体内に、シャッタを回動させるための大きなスペ
ースを確保する必要があり、これによって画像形成装置
本体が大型化するおそれがあった。また画像形成装置本
体を小型化しようとすると、回動するシャッタに画像形
成装置の要素が干渉することを防止しなければならない
ため、当該要素の配設個所の自由度が狭められる欠点を
免れない。
に記録媒体が詰まり、これを除去すべく開閉体を開いた
とき、シャッタは、その退避位置から、像担持体を保護
する保護位置に回動するが、その際、回動したシャッタ
と像担持体の間に詰まった記録媒体が挟まれてしまうお
それがある。このように記録媒体が挟まれてしまうと、
作業者はシャッタを手で開きながら、その詰まった記録
媒体を除去しなければならず、その除去作業が大変煩雑
となるばかりか、作業者が像担持体表面に手を触れてし
まう可能性も高まる。
した従来の欠点を除去した冒頭に記載した形式の画像形
成装置を提供することにある。
成するため、冒頭に記載した形式の画像形成装置におい
て、前記開閉体を開いたとき、画像形成装置本体の外方
を向く像担持体表面部分を覆う保護位置と開閉体を閉じ
たとき前記像担持体表面部分を開放する退避位置との間
を作動可能なシャッタを設け、該シャッタが退避位置を
占めたとき、該シャッタが像担持体と定着装置との間の
空間に位置するように、当該シャッタの退避位置を設定
し、かつ前記シャッタが保護位置を占めたときに前記像
担持体表面部分を向くシャッタ対向面が、当該シャッタ
の保護位置と退避位置との間の作動時に、常に、像担持
体を向いた姿勢を保ちながら、該シャッタが像担持体の
まわりに回動するように、当該シャッタを画像形成装置
本体に対して回動可能に支持したことを特徴とする画像
形成装置を提案する(請求項1)。
く、画像形成装置本体側に支持されていると有利である
(請求項2)。
成装置において、画像形成装置本体内の空気を外部に排
出させるファンを有していると共に、前記定着装置が、
記録媒体に転写されたトナー像を、少なくとも熱の作用
で定着する熱定着装置より成り、退避位置を占めた前記
シャッタが、前記ファンにより生ぜしめられた気流中に
位置するように、当該ファンの位置を設定すると有利で
ある(請求項3)。
置において、前記クリーニング装置が像担持体の上方に
配置されていて、前記シャッタが退避位置を占めたと
き、該シャッタがクリーニング装置と定着装置の間の空
間に位置し、かつそのシャッタ対向面がクリーニング装
置の上面に対向して位置するように、当該シャッタの退
避位置を設定すると有利である(請求項4)。
において、前記シャッタが退避位置を占めたとき、該シ
ャッタとクリーニング装置との間に空気が流通するよう
に、当該シャッタが前記クリーニング装置の上面から離
間して位置すると有利である(請求項5)。
置において、前記シャッタの長手方向各端部に回動アー
ムの自由端がそれぞれ一体に接続され、該回動アームの
基端側が画像形成装置本体に対して回動可能に支持さ
れ、かつ前記シャッタが退避位置を占めたとき、前記一
対の回動アームの間の空隙を通して空気が流通するよう
に、当該回動アームの自由端がクリーニング装置の上面
よりも上方に位置すると有利である(請求項6)。
に従って詳細に説明し、併せて前述の従来の欠点を図面
に即してより具体的に明らかにする。
図であり、ここに示した画像形成装置はレーザプリンタ
として構成されている。画像形成装置本体1の内部に
は、当該画像形成装置本体1に対して回転自在に支持さ
れた像担持体の一例であるドラム状の感光体2が配置さ
れている。画像形成動作時に感光体2は図1における反
時計方向に回転駆動され、このとき、帯電手段の一例で
ある帯電ローラ3によって感光体2の表面が所定の極性
に一様に帯電される。帯電ローラ3には所定極性の電圧
が印加され、かかる帯電ローラ3が回転しながら感光体
表面に当接し、感光体表面を帯電する。帯電ブレードや
コロナ放電器などから成る帯電装置を用いることもでき
る。
学系4として構成された像露光装置から出射する光変調
されたレーザ光Lが照射され、これによって感光体表面
に静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像装置5
の現像ローラ6に担持されて搬送される粉体状の現像剤
DAによってトナー像として可視像化される。このよう
にして、像担持体の一例である感光体2の表面にトナー
像が形成される。
装置7が配置され、その給紙カセット8に収容された記
録媒体の一例である転写紙Pが、給紙ローラ9の回転に
よって、給紙カセット8から1枚ずつ送り出される。送
り出された転写紙Pは、レジストローラ対10によっ
て、感光体2の表面に形成されたトナー像に整合するタ
イミングで、転写手段の一例である転写ローラ11と感
光体2との間の転写領域TRに向けて上方に給送され、
この転写領域TRを通るとき、感光体上のトナー像が転
写紙Pの表面に転写される。このとき、転写ローラ11
は転写紙Pを介して感光体2に当接しながら回転し、当
該転写ローラ11に、感光体上のトナー像のトナー帯電
極性と逆極性の電圧が印加され、これによって転写紙P
上にトナー像が転写される。転写ブレード、転写ブラシ
又はコロナ放電器などから成る転写手段を用いることも
できる。このように、転写手段は、感光体2より成る像
担持体の下方領域から搬送された記録媒体の一例である
転写紙Pの表面は、転写領域TRにおいて、像担持体の
表面に形成されたトナー像を転写する用をなす。
する転写残トナーは、クリーニング装置12のクリーニ
ング部材13によって感光体表面から除去される。この
ように、クリーニング装置12は、トナー像を記録媒体
に転写したあとの像担持体表面に付着する転写残トナー
を除去してその像担持体表面を清掃する用をなす。
の放電作用で感光体2から分離される。このようにして
転写領域TRを通過した転写紙Pは、引き続き矢印Aで
示した上方に搬送され、定着装置14を通過する。図1
に例示した定着装置14は、定着ケース15と、その内
部に収容されて当該ケース15に回転自在に支持された
定着ローラ16及び加圧ローラ17とを有し、定着ロー
ラ16は図示していないヒータを内蔵している。定着ロ
ーラ16と加圧ローラ17は、互いに圧接しながら図1
における矢印方向にそれぞれ回転し、これらの間を転写
紙Pが通過する。このとき、定着ローラ16はヒータに
より加熱されていて、その熱と両ローラ16,17から
の圧力とによって、転写紙表面に担持された未定着トナ
ー像が転写紙上に定着される。
より成る記録媒体に転写されたトナー像を少なくとも熱
の作用で定着する熱定着装置より成る。かかる定着装置
14が感光体2より成る像担持体の上方領域に配置され
ていて、当該定着装置14は、像担持体と前述の転写手
段の間の転写領域を通って上方に搬送される記録媒体
が、この定着装置14を通過するとき、記録媒体表面に
転写されたトナー像をその記録媒体表面に定着する用を
なす。
回転駆動される排紙ローラ対19によって、定着された
トナー像の面を下に向けて排紙トレイ20上に排出され
る。画像形成装置本体1は、外装カバー21と、本体フ
レーム18を有し、その外装カバー21の上壁によって
排紙トレイ20が構成されている。
ては、転写紙Pを感光体2の下方領域から転写領域TR
に搬送し、さらにその転写領域TRを通った転写紙P
を、感光体2の上方領域に搬送し、定着装置14を通し
て排紙トレイ20に排出するように構成されており、か
かる転写紙搬送方式は、一般に縦搬送と呼ばれている。
かかる縦搬送方式の画像形成装置によると、給紙装置7
から排紙トレイ20に至る転写紙の全搬送経路を短かく
することができ、装置の小型化と、連続画像形成動作時
の最初の転写紙への画像形成時間を短縮することができ
る。
2、帯電ローラ3、現像装置5及びクリーニング装置1
2が一体的な作像ユニット22として構成され、この作
像ユニット22は、画像形成装置本体1の内部に着脱可
能に装填されている。作像ユニット22のユニットケー
ス25自体により、現像装置5の現像剤容器26が構成
され、ここにトナーより成る現像剤DTが収容され、同
じくユニットケース25自体によりクリーニングケース
27が形成され、ここに、感光体2から回収された転写
残トナーTが収容される。感光体2はユニットケース2
5に回転自在に支持され、図示していない駆動装置によ
って回転駆動される。感光体2より成る像担持体は、ユ
ニットケース25を介して、画像形成装置本体1に回転
可能に支持され、その感光体表面が移動するように駆動
される。
よりなる像担持体と、その像担持体表面にトナー像を形
成するための帯電ローラ3、現像装置5及びクリーニン
グ装置12より成る作像要素と、そのユニットケース2
5とによって作像ユニット22が構成されているが、像
担持体と、その像担持体の表面にトナー像を形成するた
めの少なくとも1つの作像要素とを一体的に組付けて作
像ユニット22を構成することができる。かかる作像ユ
ニット22のユニットケース25に形成されたケース開
口29を通して、感光体2の一部がユニットケース外に
露出し、転写ローラ11より成る転写装置に対向してい
る。作像ユニット22を構成せず、感光体2やその他の
作像要素を画像形成装置本体1に直に支持して画像形成
装置を構成してもよい。
ザ(オペレータ)は、通常、画像形成装置の図1におけ
る右側に位置し、従って、図1における右側の画像形成
装置本体側がその前面側となる。かかる画像形成装置本
体1の前面側には、開閉体23が、画像形成装置本体1
に対し、その下部の同心状の一対の枢ピン24を中心と
して回動開閉可能に支持されている。この開閉体23
は、通常、図1に示すように画像形成装置本体1内の転
写紙の搬送経路を覆う閉位置を占めている。枢ピン24
は、画像形成装置本体1を構成する本体フレーム18の
左右の側板30,30A(図4参照)にそれぞれ突設さ
れている。
ーザが、開閉体23の上部を掴んで、これを手前側に引
くと、該開閉体23は、図2に示すように枢ピン24の
まわりを回動し、画像形成装置本体1内の転写紙の搬送
経路が開放される。転写ローラ11と除電針28は、開
閉体23に支持されており、従って開閉体23を図2の
ように開放すると、転写ローラ11と除電針28も開閉
体23と共に画像形成装置本体1から離間する。
されるので、搬送トラブルを起こしてここに詰まった転
写紙を容易に除去することができる。このように、開閉
体23は、感光体2より成る像担持体から定着装置14
への記録媒体搬送経路を開放できるように、画像形成装
置本体1に対して回動可能に支持されているのである。
画像形成装置の前面側から交換することができる。さら
に給紙装置7も、画像形成装置本体1の前面側から手前
側(図1の右方)に引き出し、その給紙カセット8に転
写紙を補充することができる。転写紙の補充後、給紙装
置7を奥側(図1の左方)へ押し込んで、これを図1に
示した位置にセットする。
ると、転写紙の搬送経路が外部に露出する。その際、感
光体2は、ユニットケース25のケース開口29から一
部を露出しているので、開閉体23の開放によって、こ
の感光体2が画像形成装置本体1の外部に対してそのま
ま露出したとすると、ユーザがこの感光体2の表面に手
を触れたり、その感光体表面に長い時間に亘って外部の
光が当てられ、その劣化が促進されるおそれがある。
示すように、感光体2を保護するためのシャッタ31を
具備している。このシャッタ31は、図2に示すように
開閉体23を開いたとき、画像形成装置本体1の外方を
向く像担持体表面部分、すなわち開閉体23の開放に伴
って開放された画像形成装置本体の開口1Aの側を向く
感光体表面部分2Aを覆う保護位置と、図1に示すよう
に開閉体23を閉じたとき、上記像担持体表面部分2A
を開放する退避位置との間を作動可能に支持されてい
る。本例では後述するように、シャッタ31は、ユニッ
トケース25に支持され、当該ユニットケース25を介
して画像形成装置本体1に支持されているが、シャッタ
31を画像形成装置本体1に直に支持してもよい。
と、シャッタ31がユニットケース25のケース開口2
9を覆う保護位置を占め、感光体2に外部の光が直に当
てられぬように、またユーザが直に感光体2に手などを
触れぬように感光体2が保護されるのである。
ると、シャッタ31は、感光体2と定着装置14との間
の空間Sに位置して、ケース開口29の位置から大きく
離れる。これによって感光体2がケース開口29を通し
てそのケース外に露出し、その感光体2が転写ローラ1
1に対向する。これにより、前述のように支障なく画像
形成動作を実行することができ、転写紙Pがシャッタ3
1によって邪魔されることなく、円滑に搬送される。こ
のように、シャッタ31が退避位置を占めたとき、該シ
ャッタ31が像担持体と定着装置14との間の空間Sに
位置するように、当該シャッタ31の退避位置が設定さ
れているのである。図3は、シャッタ31が退避位置を
占めたときの様子を示す図1の部分拡大図である。後述
するように、シャッタ31は、開閉体23を開くと、そ
の動きに連動して、退避位置から保護位置に自動的に作
動し、逆に開閉体23を閉じると、その動きに連動し
て、保護位置から退避位置に自動的に回動するように構
成されている。
いたとき、これにより開放された画像形成装置本体1の
開口1Aの側、すなわち画像形成装置本体1の外方を向
く感光体表面部分2Aに対向したシャッタ31の面をシ
ャッタ対向面31Aと称することにすると、図1乃至図
3から判るように、シャッタ31が保護位置と退避位置
との間を作動するとき、そのシャッタ対向面31Aは、
常に感光体2を向いている。シャッタ31が、そのシャ
ッタ対向面31Aを感光体の表面に向けたまま、ユニッ
トケース25の外表面に沿うように、感光体2の周面の
まわりを回転するのである。
占めたときに像担持体表面部分2Aを向くシャッタ対向
面31Aが、当該シャッタ31の保護位置と退避位置と
の間の作動時に、常に、像担持体を向いた姿勢を保ちな
がら、該シャッタ31が像担持体のまわりに回動するよ
うに、シャッタ31が画像形成装置本体1に対して直接
又は間接的に回動可能に支持されているので、シャッタ
31が保護位置と退避位置との間を作動するとき、当該
シャッタ31が占めるスペースを小さなものにすること
ができ、これによって画像形成装置本体1のサイズを小
型化することが可能となる。
成装置を、本例の画像形成装置と比較しやすくするた
め、一部改変して示す断面図であり、これらの図におけ
る図1乃至図3と同一ないしは同様な部分には、図1乃
至図3に付した符号と同一の符号を付してある。図6
は、開閉体23を閉じたときの様子を示し、このときシ
ャッタ31は退避位置を占めている。また図7は開閉体
23を開いたときの様子を示し、このときシャッタ31
は、感光体2を保護する保護位置を占めている。図6及
び図7に示したシャッタ31は、その基端部が枢ピン1
31を介して作像ユニット22のユニットケース25に
回動自在に枢着されている。従って、このシャッタ31
が保護位置と退避位置との間を回動するとき、シャッタ
31の自由端が、図6に符号TAで示すように大きな軌
跡を描いて回動する。このため、画像形成装置本体内
に、シャッタ31の回動のための大きなスペースが必要
となり、これによって画像形成装置本体1が大型化する
おそれがある。
画像形成装置においては、搬送される転写紙がその重力
によって不安定となるため、シャッタ31を転写紙の搬
送経路から大きく離れた位置に退避させる必要があり、
このため、従来の縦搬送方式の画像形成装置において
は、シャッタ31が大きなスペース中を回動することに
ならざるを得なかったのである。
像形成装置においては、前述のように、シャッタ31
は、そのシャッタ対向面31Aが感光体2を向いたまま
回動するので、この回動のために必要されるスペースを
小さく留めることができる。
領域TRと定着装置14との間で転写紙が詰まった場
合、その詰まった転写紙Paを除去すべく、開閉体23
を図7に示すように開放した際、この開放動作に伴って
シャッタ31が図6に示した退避位置から図7に示した
保護位置まで回動する。このとき、そのシャッタ31
が、転写紙Paに当り、これを折り曲げて、図7に示す
ように感光体2との間に挟み付けてしまうおそれがあ
る。このようにして転写紙Paが挟まれてしまうと、こ
れを除去する作業が面倒となるばかりか、作業者が感光
体2に手を触れる可能性が高まる。
画像形成装置においては、シャッタ31は、そのシャッ
タ対向面31Aが感光体2を向いたまま回動するので、
図3に符号Paで示したように転写紙が詰まり、これを
除去すべく開閉体23を開き、これに伴ってシャッタ3
1が退避位置から保護位置へ回動する際、そのシャッタ
31は、転写紙Paとユニットケース25の間を通り、
当該シャッタ31が保護位置に至ったときも、そのシャ
ッタ31は転写紙Paと感光体2の間に位置する。保護
位置へ移動するシャッタ31が、転写紙Paと感光体2
の間に滑り込むように移動するのである。このため、転
写紙がシャッタ31と感光体2の間に挟み込まれるよう
なことはなく、作業者は、感光体2に手を触れることな
く、詰まった転写紙を楽に除去することができる。
では、シャッタ31が大きな軌跡を描いて回動するの
で、シャッタ31が画像形成装置本体内の要素に干渉す
るおそれがあり、このためその画像形成要素の配設個所
が大きく制約される。すなわち、図6及び図7に示した
定着装置14を画像形成装置本体1に支持したとする
と、開閉体23を開き、これに伴ってシャッタ31が退
避位置から保護位置へ向けて回動するとき、シャッタ3
1が定着装置14に干渉してしまう。かかる干渉を防止
すべく、定着装置14を図6に示した位置よりも上方に
配置したとすれば、画像形成装置本体1が大型化する。
置本体1ではなく、開閉体23に支持し、開閉体23を
開くとき、定着装置14がシャッタ31から離れるよう
にして、両者の干渉を防止していた。ところが、このよ
うに定着装置14を開閉体23側に支持し、感光体2を
画像形成装置本体側に支持すると、両者の相対位置精度
を高めることが難しく、この精度を高めるには、例えば
開閉体23を剛性の大なる強固な構造にする必要があ
り、これによって画像形成装置のコストが上昇する欠点
を免れない。
画像形成装置においては、定着装置14が開閉体23の
側ではなく、画像形成装置本体1の側に支持されてい
る。このように構成しても、開閉体23を開き、これに
伴ってシャッタ31が回動するとき、当該シャッタ31
は感光体2のまわりに沿うように移動するので、転写領
域TRと定着装置14との間の距離を小さくしても、シ
ャッタ31が定着装置14に干渉するおそれはない。こ
のように定着装置14を画像形成装置本体側に支持する
ことによって、その定着装置14と感光体2の相対位置
精度を、低いコストで簡単に高めることができる。な
お、定着装置14を画像形成装置本体1に対して着脱可
能に支持することが望ましい。
態で画像形成動作を行っているとき、定着装置14から
は多量の熱が発散し、この熱が作像ユニット22の感光
体2やその作像要素に多量に伝えられると、これらの要
素の劣化が促進される。またクリーニング装置12に回
収されたトナーTや、現像装置5のトナーが加熱される
と、そのトナーがブロッキングを起こし、クリーニング
ケース27の内部に所定量のトナーを収容できなくなっ
たり、トナー像の画質が著しく低下する。
は、前述のように、シャッタ31が退避位置を占めたと
き、そのシャッタ31が感光体2と定着装置14との間
の空間Sに位置するので、シャッタ31が退避位置を占
めた状態で画像形成動作が行われるとき、定着装置14
から発散する熱がそのシャッタ31によって遮られる。
このため、多量の熱が作像ユニット22を構成する感光
体2や、クリーニング装置12や、現像装置5に至るこ
とはなく、その各作像要素の劣化とトナーブロッキング
の発生を防止することが可能となる。
に画像形成装置を長時間作動させた場合、シャッタ自体
が定着装置14からの熱によって高温度に加熱され、そ
の熱が感光体2やその他の作像要素、或いはクリーニン
グ装置12や現像装置5に伝えられ、前述の不具合が生
じるおそれがある。
図1に示すように、画像形成装置本体1に形成された排
気口32を通して、画像形成装置本体1内の空気をその
画像形成装置本体1の外部に排出させるためのファン3
3が設けられ、退避位置を占めたシャッタ31が、その
ファン33の作動によって生ぜしめられた気流中に位置
するように、当該ファン33の位置が設定されている。
画像形成装置本体内では、上記ファン33の作動により
空気が循環しており、退避位置を占めたシャッタ31の
まわりには、図3に矢印Bで示すように気流が発生して
いる。シャッタ31は、この気流によって冷却作用を受
け、これが高温度に加熱されることが阻止される。これ
により、定着装置14が、記録媒体に転写されたトナー
像を、少なくとも熱の作用で定着する熱定着装置により
構成されていても、その定着装置14からの多量の熱
が、作像ユニット22の各要素や、トナーに伝えられる
ことを阻止でき、前述の不具合の発生を防止することが
できる。
は、定着装置14と、感光体2より成る像担持体の間の
空間Sに存する空気を吸引して画像形成装置本体外に排
出させるように、その空間Sの近傍に配置されており、
これによって、空間S中の退避位置に存するシャッタ3
1に多量の空気が流され、これが効果的に冷却される。
このため、長時間画像形成動作を行っても、シャッタ3
1が高温度に加熱されることを防止でき、作像ユニット
22に多量の熱が伝えられる不具合を阻止できる。
クリーニング装置12が感光体2より成る像担持体の上
方に配置されているが、図3に示すようにシャッタ31
が退避位置を占めたとき、シャッタ31がクリーニング
装置12と定着装置14の間の空間Sに位置すると共
に、そのシャッタ対向面31Aがクリーニング装置12
の上面に対向してその上面に対してほぼ平行に位置する
ように、シャッタ31の退避位置が設定されている。さ
らに、シャッタ31が退避位置を占めたとき、該シャッ
タ31とクリーニング装置12との間に空気が流通する
ように、当該シャッタ31がクリーニング装置12の上
面から離間して位置する。これらの構成により、シャッ
タ31の上下の領域を空気がほぼ同一方向にスムーズに
流れ、シャッタ31を効率よく冷却することができる。
その空洞内に断熱材を設けるなどして、シャッタ31の
断熱効果を高めると、作像ユニット22への熱の伝達を
より一層効果的に遮断できるが、退避位置を占めたシャ
ッタ31が、前述のように気流中に存するように構成す
ると、該シャッタ31に空洞や断熱材を設けずに、これ
を単なる板材で構成するだけであっても、作像ユニット
22への熱の伝達を効果的に防止できる。後者のように
構成することにより、シャッタ31のコストを低減で
き、しかもこれを小型化することができる。
31は、その外表面に突設された多数のリブ44を有し
ており、シャッタ31が図1及び図3に示した退避位置
を占めたとき、そのシャッタ31の近傍の気流が、リブ
44によってファン33の方向に案内される。このよう
に気流を制御することによって、退避位置を占めたシャ
ッタ31のまわりをファン33に向けて空気がより一層
スムーズに流れ、シャッタ31の冷却効果をより一層効
果的に高めることができる。図示した例では、図1の紙
面に対して奥側の本体フレームの側板30Aに排気口3
2が設けられ、この部位にファン33が設けられている
ので、図1及び図3に示したリブ44は、このファン3
3の方向に向けて傾斜し、空気を円滑にファン33に導
けるように構成されている。リブ44は、ファン33の
側へ空気を案内するエア案内手段の一例を構成する。
明らかにする。図4に示すように、シャッタ31の長手
方向各端部には、回動アーム34,34Aの自由端がそ
れぞれ一体に接続され、その各回動アーム34,34A
の基端側に形成された取付孔35,35Aが、ユニット
ケース25の各側壁に突設された同心状の一対の取付ピ
ン(図4には一方のみを示す)36に回動自在に嵌合し
ている。これにより、シャッタ31は、一対の取付ピン
36のまわりに、図2に示した保護位置と図1に示した
退避位置との間を自由に回動することができる。このよ
うに、回動アーム34,34Aの基端側が、ユニットケ
ース25を介して、画像形成装置本体1に対して回動可
能に支持されているが、先にも説明したように、その基
端側を画像形成装置本体に直に支持することもできる。
ャッタ31が退避位置を占めたとき、一対の回動アーム
34,34Aの間の空隙G(図3)を通して空気が流通
するように、回動アーム34,34Aの自由端がクリー
ニング装置12の上面よりも上方に位置する。これによ
り、簡単な構成で、シャッタ31が退避位置を占めたと
きにシャッタ31とクリーニング装置12との間に確実
に空気を流通させることができる。
ユニット22のユニットケース25に回動可能に組付け
ると、シャッタ31が、そのケース開口29を正しく閉
鎖し、又は開放するように作動することができ、しかも
シャッタ31と作像ユニット22の全体がさらに一つの
ユニットを構成するので、これらの取扱いも容易とな
る。
た側の壁面に断熱材(図示せず)を設けると、作像ユニ
ット22への熱の伝達をより効果的に防止できるが、退
避位置を占めたシャッタ31を、気流中に配置するの
で、このような断熱材を設けなくとも、作像ユニット2
2への熱の伝達を効果的に抑制できる。このように断熱
材を設けないようにすると、作像ユニット22のコスト
を低減できる。
ナーがなくなったり、クリーニング装置12に回収され
たトナーTが満杯となったり、或いは感光体2が劣化し
たときに新たなユニットと交換される交換部品であり、
かかる作像ユニット22のコストが上昇すると、ユーザ
に対して多大な経済的負担を強いることになるが、本例
の構成によって、このような不具合も阻止できる。
閉体23が開位置を占めたとき、シャッタ31が保護位
置を占め、開閉体23が閉位置を占めたとき、シャッタ
31が退避位置を占めるように、そのシャッタ31を開
閉体23の作動に連動して作動させる連動手段が設けら
れ、開閉体23の開閉動作に伴って、自動的にシャッタ
31を保護位置と退避位置に作動させることができる。
以下、その連動手段の具体的構成例を明らかにする。
ン37が突設され、その支持ピン37には、長く延びた
アーム38の一端側に形成された孔39が回転自在に嵌
合している。また画像形成装置本体1の本体フレーム1
8を構成する一方の側板30には、長く延びたガイド孔
40が形成され、このガイド孔40に、アーム38の他
端側に突設された円筒状のガイドピン41が、該ガイド
孔40を貫通し、そのガイド孔40の長手方向に摺動自
在に嵌合している。図1及び図2には、アーム38とガ
イド孔40の配置状態を、一点鎖線で示してある。一
方、シャッタ31の一方の端部に一体に形成された回動
アーム34には、突部42が一体に付設されている。
伴うアーム38とシャッタ31の作動状態を説明する図
であり、開閉体23が図5に実線で示す開位置にあると
き、アーム38も実線で示す位置を占め、このとき、こ
のアーム38に突設されたガイドピン41は、ガイド孔
40の開閉体23に近い側の端部43に当接している。
この状態で、シャッタ31は、図5に実線で示すように
感光体2を覆う保護位置を占めている。その際、シャッ
タ31は図示していない付勢手段、例えば取付ピン36
に巻回されたねじりコイルばねによって、ケース開口2
9を覆う保護位置へ向けて付勢され、その保護位置に保
持されている。
ン24のまわりを図5における反時計方向に回動し始め
ると、これによってアーム38も作動し、ガイドピン4
1がガイド孔40に案内されながら矢印C方向に摺動す
る。開閉体23が図5に一点鎖線で示す位置まで回動し
たとき、アーム38も一点鎖線で示した位置へ移動して
おり、このときアーム38に突設されたガイドピン41
がシャッタ31の回動アーム34に突設された突部42
に当たり、引き続き開閉体23を閉じて行くと、ガイド
ピン41が突部42を押し始める。これによって、シャ
ッタ31は、その退避位置に向けて、取付ピン36まわ
りを回動し始める。
至ると、アーム38も図5に破線で示した位置に移動
し、このときシャッタ31は、図5に破線で示した退避
位置に至る。このとき、ガイドピン41が突部42を押
圧した状態が維持されるので、開閉体23は、前述の付
勢手段の作用に抗してその退避位置に保持される。
部42の平面部分42Aが、ガイド孔40の延在方向、
すなわち矢印D方向と平行となる姿勢をとる。このた
め、この突部42に対するガイドピン41の位置がばら
ついても、シャッタ31は常に同一の退避位置を占める
ことになる。これにより、開閉体23に対する支持ピン
37の位置が多少不正確で、これが多少ばらついたとし
ても、シャッタ31は常に所定の正しい退避位置を占め
る。従って、画像形成動作時に、シャッタ31が転写紙
の搬送経路中に突出して、転写紙の搬送を阻害するおそ
れはない。
イド孔40の他方の端部43Aとガイドピン41とが互
いに離間しているように、ガイド孔40を長く形成して
あり、これによっても、開閉体23に対する支持ピン3
7の位置がばらついて、これが不正確であっても、開閉
体23を確実に閉位置まで回動させ、しかもシャッタ3
1を正しくその退避位置に保持することができる。
していないロック装置によってその開閉体23は閉位置
に保持されるが、そのロック装置のロックを解除して開
閉体23を開くと、上述したところと逆の動作が行わ
れ、シャッタ31はその付勢手段の作用で保護位置に回
動する。
着されたアーム38、このアーム38の他端側に設けら
れたガイドピン41が嵌合する画像形成装置本体1に形
成されたガイド孔40、シャッタ31に付設された突部
42、及びシャッタ31を保護位置へ向けて付勢する付
勢手段が、前述の連動手段を構成している。
以外の各種態様の画像形成装置、例えば電子複写機、フ
ァクシミリ或いは複合機などにも広く適用できるもので
ある。また、像担持体が、感光体よりトナー像を転写さ
れる中間転写体より成るときも、本発明を支障なく適用
できる。
ば、シャッタが作動するとき、そのシャッタが通る画像
形成装置本体内のスペースを小さくすることができ、こ
れによって画像形成装置本体を小型化することが可能と
なり、また画像形成装置の要素の配設自由度を高めるこ
とができる。しかも、転写領域と定着装置の間に記録媒
体が詰まり、これを除去すべく開閉体を開き、これに伴
ってシャッタが退避位置から保護位置へ作動するとき、
そのシャッタが詰まった記録媒体を挟み込む不具合を防
止できる。さらに定着装置が熱定着装置より成るとき
も、退避位置を占めたシャッタが定着装置からの熱を効
果的に遮り、像担持体が高温度に加熱される不具合を阻
止できる。
定着装置と像担持体の相対位置精度を、簡単かつ低コス
トで高めることができ、しかもシャッタの作動時に、そ
のシャッタが定着装置に干渉する不具合を阻止できる。
退避位置を占めたシャッタのまわりに、ファンによる多
量の空気を流通させ、シャッタの温度上昇を効果的に抑
えることができる。
退避位置を占めたシャッタのまわりに空気をスムーズに
流すことができ、そのシャッタの冷却効果を高めること
ができる。これにより、クリーニング装置が定着装置に
対向してはいるが、そのクリーニング装置に回収された
トナーが熱の作用でブロッキングを起こす不具合を阻止
できる。
退避位置を占めたシャッタの上下の領域に多量の空気を
スムーズに流し、そのシャッタをより効果的に冷却で
き、クリーニング装置に回収されたトナーのブロッキン
グをより一層確実に防止できる。
簡単な構成によって、退避位置を占めたシャッタとクリ
ーニング装置の上面との間に、空気の流れる空間を形成
することができる。
きの様子を示す断面図である。
ムと、画像形成装置本体の分解斜視図である。
する様子を説明する図である。
る断面図である。
きの様子を示す断面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 画像形成装置本体内に配置されて表面に
トナー像が形成される像担持体と、該像担持体の下方領
域から搬送された記録媒体の表面に、転写領域におい
て、前記像担持体表面に形成されたトナー像を転写する
ための転写手段と、トナー像を記録媒体に転写したあと
の像担持体表面に付着する転写残トナーを除去して該像
担持体表面を清掃するクリーニング装置と、像担持体の
上方領域に配置され、像担持体と転写手段の間の前記転
写領域を通って上方に搬送される記録媒体が通過すると
き、記録媒体表面に転写されたトナー像を該記録媒体表
面に定着する定着装置と、像担持体から定着装置への記
録媒体搬送経路を開放できるように、画像形成装置本体
に対して回動可能に支持された開閉体とを有する画像形
成装置において、 前記開閉体を開いたとき、画像形成装置本体の外方を向
く像担持体表面部分を覆う保護位置と開閉体を閉じたと
き前記像担持体表面部分を開放する退避位置との間を作
動可能なシャッタを設け、該シャッタが退避位置を占め
たとき、該シャッタが像担持体と定着装置との間の空間
に位置するように、当該シャッタの退避位置を設定し、
かつ前記シャッタが保護位置を占めたときに前記像担持
体表面部分を向くシャッタ対向面が、当該シャッタの保
護位置と退避位置との間の作動時に、常に、像担持体を
向いた姿勢を保ちながら、該シャッタが像担持体のまわ
りに回動するように、当該シャッタを画像形成装置本体
に対して回動可能に支持したことを特徴とする画像形成
装置。 - 【請求項2】 前記定着装置が開閉体の側ではなく、画
像形成装置本体側に支持されている請求項1に記載の画
像形成装置。 - 【請求項3】 画像形成装置本体内の空気を外部に排出
させるファンを有していると共に、前記定着装置が、記
録媒体に転写されたトナー像を、少なくとも熱の作用で
定着する熱定着装置より成り、退避位置を占めた前記シ
ャッタが、前記ファンにより生ぜしめられた気流中に位
置するように、当該ファンの位置を設定した請求項1又
は2に記載の画像形成装置。 - 【請求項4】 前記クリーニング装置が像担持体の上方
に配置されていて、前記シャッタが退避位置を占めたと
き、該シャッタがクリーニング装置と定着装置の間の空
間に位置し、かつそのシャッタ対向面がクリーニング装
置の上面に対向して位置するように、当該シャッタの退
避位置を設定した請求項3に記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 前記シャッタが退避位置を占めたとき、
該シャッタとクリーニング装置との間に空気が流通する
ように、当該シャッタが前記クリーニング装置の上面か
ら離間して位置する請求項4に記載の画像形成装置。 - 【請求項6】 前記シャッタの長手方向各端部に回動ア
ームの自由端がそれぞれ一体に接続され、該回動アーム
の基端側が画像形成装置本体に対して回動可能に支持さ
れ、かつ前記シャッタが退避位置を占めたとき、前記一
対の回動アームの間の空隙を通して空気が流通するよう
に、当該回動アームの自由端がクリーニング装置の上面
よりも上方に位置する請求項5に記載の画像形成装置。
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