JP2003177652A - 画像形成装置 - Google Patents
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Landscapes
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Laser Beam Printer (AREA)
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 プロセスカートリッジの記憶手段と装置本体
を電気的に接続する接続手段の可動部材やカートリッジ
カバーにより、レーザ光を遮蔽するレーザシャッター手
段を作動させることによって、スペースの有効活用を可
能にし、スキャナの剛性の低下による画像悪化を防止
し、不用意なレーザ光の漏洩を防ぐ。 【解決手段】 プロセスカートリッジBの記憶手段13
と装置本体Aとを電気的に接続するための接続手段25
を配設したアーム部材27は、プロセスカートリッジB
の装着動作に際してプロセスカートリッジBの先端当接
部の当接によって接続手段25を記憶手段13に接触さ
せるように動き、シャッター作動凸部27bはレーザス
キャナ1内のレーザ光Lを遮蔽するレーザシャッター2
0から離れてレーザシャッター20を遮蔽位置から開放
位置へ回動させる。これにより、レーザ光Lは装着され
たプロセスカートリッジB内の感光体ドラム7を照射す
る。
を電気的に接続する接続手段の可動部材やカートリッジ
カバーにより、レーザ光を遮蔽するレーザシャッター手
段を作動させることによって、スペースの有効活用を可
能にし、スキャナの剛性の低下による画像悪化を防止
し、不用意なレーザ光の漏洩を防ぐ。 【解決手段】 プロセスカートリッジBの記憶手段13
と装置本体Aとを電気的に接続するための接続手段25
を配設したアーム部材27は、プロセスカートリッジB
の装着動作に際してプロセスカートリッジBの先端当接
部の当接によって接続手段25を記憶手段13に接触さ
せるように動き、シャッター作動凸部27bはレーザス
キャナ1内のレーザ光Lを遮蔽するレーザシャッター2
0から離れてレーザシャッター20を遮蔽位置から開放
位置へ回動させる。これにより、レーザ光Lは装着され
たプロセスカートリッジB内の感光体ドラム7を照射す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記憶手段を有する
プロセスカートリッジを着脱自在な画像形成装置に関す
るものである。
プロセスカートリッジを着脱自在な画像形成装置に関す
るものである。
【0002】ここで、画像形成装置は、電子写真画像形
成プロセスを用いて記録媒体に画像を形成する装置であ
り、例えば、電子写真複写機、電子写真プリンター(例
えばLEDプリンター、レーザービームプリンター
等)、電子写真ファクシミリ装置、および、電子写真ワ
ードプロセッサー等が含まれる。
成プロセスを用いて記録媒体に画像を形成する装置であ
り、例えば、電子写真複写機、電子写真プリンター(例
えばLEDプリンター、レーザービームプリンター
等)、電子写真ファクシミリ装置、および、電子写真ワ
ードプロセッサー等が含まれる。
【0003】また、プロセスカートリッジとしては、帯
電手段、現像手段またはクリーニング手段と電子写真感
光体とを一体的にカートリッジ化して画像形成装置本体
に対して着脱可能とするもの、あるいは、帯電手段、現
像手段、クリーニング手段の少なくとも一つと電子写真
感光体とを一体的にカートリッジ化して画像形成装置本
体に着脱可能とするもの、あるいはさらに、少なくとも
現像手段と電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化
して画像形成装置本体に着脱可能とするものをいう。
電手段、現像手段またはクリーニング手段と電子写真感
光体とを一体的にカートリッジ化して画像形成装置本体
に対して着脱可能とするもの、あるいは、帯電手段、現
像手段、クリーニング手段の少なくとも一つと電子写真
感光体とを一体的にカートリッジ化して画像形成装置本
体に着脱可能とするもの、あるいはさらに、少なくとも
現像手段と電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化
して画像形成装置本体に着脱可能とするものをいう。
【0004】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成プロセスを用い
た画像形成装置においては、電子写真感光体および電子
写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカートリ
ッジ化して、このカートリッジを画像形成装置本体に着
脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されてい
る。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメ
ンテナンスをサービスマンによらずにユーザー自身で行
うことができるので、格段に操作性を向上させることが
できる。そこで、このプロセスカートリッジ方式は、画
像形成装置において広く用いられている。
た画像形成装置においては、電子写真感光体および電子
写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカートリ
ッジ化して、このカートリッジを画像形成装置本体に着
脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されてい
る。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメ
ンテナンスをサービスマンによらずにユーザー自身で行
うことができるので、格段に操作性を向上させることが
できる。そこで、このプロセスカートリッジ方式は、画
像形成装置において広く用いられている。
【0005】この種のプロセスカートリッジ方式を採用
した画像形成装置では、プロセスカートリッジの交換や
その他の各種の部品のメンテナンスを行う際に、レーザ
光が不用意に照射することがないように、レーザ光を遮
蔽するための機構が組み込まれている。レーザ光を遮蔽
するための機構としては、プロセスカートリッジの着脱
に連動してレーザ光を遮蔽する遮蔽部材の開閉動作を行
うように、プロセスカートリッジに突起部(リブ)を設
け、この突起部によって遮蔽部材を作動させるようにし
た装置が提案されている。
した画像形成装置では、プロセスカートリッジの交換や
その他の各種の部品のメンテナンスを行う際に、レーザ
光が不用意に照射することがないように、レーザ光を遮
蔽するための機構が組み込まれている。レーザ光を遮蔽
するための機構としては、プロセスカートリッジの着脱
に連動してレーザ光を遮蔽する遮蔽部材の開閉動作を行
うように、プロセスカートリッジに突起部(リブ)を設
け、この突起部によって遮蔽部材を作動させるようにし
た装置が提案されている。
【0006】この種のレーザ光を遮蔽する機構を組み込
んだ電子写真式プリンターを例にとって従来の画像形成
装置について図10および図11を用いて説明する。
んだ電子写真式プリンターを例にとって従来の画像形成
装置について図10および図11を用いて説明する。
【0007】図10に示すように、画像形成装置Aは、
得られた画像情報に基づいたレーザ光Lをスキャナ台1
15に設けられたレーザスキャナ101によって発射
し、プロセスカートリッジBに内蔵された感光体ドラム
107上にレーザ光Lを照射する。感光体ドラム107
上には潜像が形成され、この潜像はプロセスカートリッ
ジB内の現像手段によって現像剤により現像化される。
得られた画像情報に基づいたレーザ光Lをスキャナ台1
15に設けられたレーザスキャナ101によって発射
し、プロセスカートリッジBに内蔵された感光体ドラム
107上にレーザ光Lを照射する。感光体ドラム107
上には潜像が形成され、この潜像はプロセスカートリッ
ジB内の現像手段によって現像剤により現像化される。
【0008】一方、記録媒体積載板103a上に積載さ
れた記録紙、OHPシート、布等の記録媒体102は、
給紙ローラ103bおよび分離パッド103cによって
1枚づつ分離されながら給送され、中間ローラ103d
と搬送ローラ103eによってさらに下流側に搬送さ
れ、この搬送された記録媒体102上に、上述の感光体
ドラム107上に形成された現像剤による顕像(現像剤
像)が転写ローラ104によって転写される。
れた記録紙、OHPシート、布等の記録媒体102は、
給紙ローラ103bおよび分離パッド103cによって
1枚づつ分離されながら給送され、中間ローラ103d
と搬送ローラ103eによってさらに下流側に搬送さ
れ、この搬送された記録媒体102上に、上述の感光体
ドラム107上に形成された現像剤による顕像(現像剤
像)が転写ローラ104によって転写される。
【0009】そして、現像剤像が転写された記録媒体1
02は、さらにガイド板103fを介して下流側に搬送
され、内部に熱源を有する定着器105によって現像剤
像が定着され、その後、中間排紙ローラ103gを経
て、排出ローラ103hによって機外の排出トレイ10
6へ排出される。
02は、さらにガイド板103fを介して下流側に搬送
され、内部に熱源を有する定着器105によって現像剤
像が定着され、その後、中間排紙ローラ103gを経
て、排出ローラ103hによって機外の排出トレイ10
6へ排出される。
【0010】ここでのプロセスカートリッジBは、感光
体ドラム107と少なくとも1つのプロセス手段を備え
たものである。プロセス手段としては、例えば感光体ド
ラム107を帯電させる帯電ローラ108からなる帯電
手段、感光体ドラム107に形成された潜像を現像する
現像ローラ110を備える現像手段、感光体ドラム10
7表面に残留する現像剤をクリーニングするためのクリ
ーニングブレード111を備えるクリーニング手段等が
ある。
体ドラム107と少なくとも1つのプロセス手段を備え
たものである。プロセス手段としては、例えば感光体ド
ラム107を帯電させる帯電ローラ108からなる帯電
手段、感光体ドラム107に形成された潜像を現像する
現像ローラ110を備える現像手段、感光体ドラム10
7表面に残留する現像剤をクリーニングするためのクリ
ーニングブレード111を備えるクリーニング手段等が
ある。
【0011】プロセスカートリッジBは、周面に感光層
を有する感光体ドラム107を回転させ、その表面を帯
電手段である帯電ローラ108への電圧印加によって一
様に帯電する。次いで、レーザスキャナ101からの画
像情報光をプロセスカートリッジBに設けた露光開口部
を介して感光体ドラム107に露光して潜像を形成す
る。そして、この感光体ドラム107に形成された潜像
を現像剤を用いて現像手段(110、110a‥)によ
って現像する。
を有する感光体ドラム107を回転させ、その表面を帯
電手段である帯電ローラ108への電圧印加によって一
様に帯電する。次いで、レーザスキャナ101からの画
像情報光をプロセスカートリッジBに設けた露光開口部
を介して感光体ドラム107に露光して潜像を形成す
る。そして、この感光体ドラム107に形成された潜像
を現像剤を用いて現像手段(110、110a‥)によ
って現像する。
【0012】現像手段(110、110a‥)は、現像
剤収容部110a内の現像剤を現像剤送り部材で送り出
し、固定磁石を内蔵した現像ローラ110に付与させ
る。そして、現像ブレード110bによって摩擦帯電電
荷を付与した現像剤層を現像ローラ110の表面に形成
し、その現像剤を潜像に応じて感光体ドラム107へ転
移させることによって現像剤像を形成して可視像化す
る。
剤収容部110a内の現像剤を現像剤送り部材で送り出
し、固定磁石を内蔵した現像ローラ110に付与させ
る。そして、現像ブレード110bによって摩擦帯電電
荷を付与した現像剤層を現像ローラ110の表面に形成
し、その現像剤を潜像に応じて感光体ドラム107へ転
移させることによって現像剤像を形成して可視像化す
る。
【0013】そして、装置本体Aに設けられた転写ロー
ラ104に現像剤像と逆極性の電圧を印加して現像剤像
を記録媒体102に転写した後は、クリーニングブレー
ド111によって感光体ドラム107に残留した現像剤
を掻き落とし、掻き落とした現像剤を除去現像剤溜め1
11aへ集める。
ラ104に現像剤像と逆極性の電圧を印加して現像剤像
を記録媒体102に転写した後は、クリーニングブレー
ド111によって感光体ドラム107に残留した現像剤
を掻き落とし、掻き落とした現像剤を除去現像剤溜め1
11aへ集める。
【0014】なお、前述した感光体ドラム7やプロセス
手段(108、110、111‥)は、カートリッジ枠
体112内に保持されており、カートリッジ枠体112
は、現像剤を収容する現像剤収納部110aを形成する
現像剤収納枠体と、現像ローラ110等を保持する現像
装置枠体と、クリーニング手段を保持しそして除去現像
剤溜め111aを形成するクリーニング枠体とからな
り、現像剤収納枠体と現像装置枠体を溶着等により一体
化してこれをクリーニング枠体に揺動可能に結合してプ
ロセスカートリッジBを構成している。
手段(108、110、111‥)は、カートリッジ枠
体112内に保持されており、カートリッジ枠体112
は、現像剤を収容する現像剤収納部110aを形成する
現像剤収納枠体と、現像ローラ110等を保持する現像
装置枠体と、クリーニング手段を保持しそして除去現像
剤溜め111aを形成するクリーニング枠体とからな
り、現像剤収納枠体と現像装置枠体を溶着等により一体
化してこれをクリーニング枠体に揺動可能に結合してプ
ロセスカートリッジBを構成している。
【0015】また、プロセスカートリッジBは、装置本
体の筐体に開閉可能に枢着されたカートリッジカバー1
14を開いて、装置本体に対する着脱を行う。
体の筐体に開閉可能に枢着されたカートリッジカバー1
14を開いて、装置本体に対する着脱を行う。
【0016】次に、レーザスキャナ101におけるレー
ザ光Lを遮蔽するためのシャッター手段について説明す
る。
ザ光Lを遮蔽するためのシャッター手段について説明す
る。
【0017】レーザシャッター120は、レーザ光Lを
遮蔽するレーザ遮蔽部121を有し、スキャナ台115
上のレーザスキャナ101に軸部材122により回動自
在に支持され、ばね(不図示)により図中反時計方向に
回動するよう付勢されている。プロセスカートリッジB
を装着していない時には、図11に示すように、レーザ
シャッター120はばねの付勢力により回動して、レー
ザシャッター120のレーザ遮蔽部121がレーザ光L
の走査領域を完全に遮蔽する位置に位置付けられてい
る。これにより、レーザ光Lは、レーザ遮蔽部121に
よって遮蔽され、レーザ光Lが漏れることはない。
遮蔽するレーザ遮蔽部121を有し、スキャナ台115
上のレーザスキャナ101に軸部材122により回動自
在に支持され、ばね(不図示)により図中反時計方向に
回動するよう付勢されている。プロセスカートリッジB
を装着していない時には、図11に示すように、レーザ
シャッター120はばねの付勢力により回動して、レー
ザシャッター120のレーザ遮蔽部121がレーザ光L
の走査領域を完全に遮蔽する位置に位置付けられてい
る。これにより、レーザ光Lは、レーザ遮蔽部121に
よって遮蔽され、レーザ光Lが漏れることはない。
【0018】また、プロセスカートリッジBが装着され
る際に、図10に示すように、プロセスカートリッジB
の上面にレーザシャッター120を開閉させるために設
けられた突起部124がレーザシャッター120に当接
し、レーザシャッター120を軸部材122を中心に時
計方向に回動させる。これにより、レーザ遮蔽部121
はレーザ光Lの光路から外れ、レーザ光Lがレーザ遮蔽
部121から開放され、レーザ光Lを感光体ドラム10
7上に照射することができる。ここで、レーザスキャナ
101とスキャナ台115には、プロセスカートリッジ
Bの突起部124が通過できるための切り欠き(不図
示)を設ける必要がある。なお、スキャナ101とスキ
ャナ台115の切り欠き(不図示)は、プロセスカート
リッジBの突起部124が通過できる程度の幅であっ
て、ユーザーが指で直接にレーザシャッター120を押
し開くことができない幅である。
る際に、図10に示すように、プロセスカートリッジB
の上面にレーザシャッター120を開閉させるために設
けられた突起部124がレーザシャッター120に当接
し、レーザシャッター120を軸部材122を中心に時
計方向に回動させる。これにより、レーザ遮蔽部121
はレーザ光Lの光路から外れ、レーザ光Lがレーザ遮蔽
部121から開放され、レーザ光Lを感光体ドラム10
7上に照射することができる。ここで、レーザスキャナ
101とスキャナ台115には、プロセスカートリッジ
Bの突起部124が通過できるための切り欠き(不図
示)を設ける必要がある。なお、スキャナ101とスキ
ャナ台115の切り欠き(不図示)は、プロセスカート
リッジBの突起部124が通過できる程度の幅であっ
て、ユーザーが指で直接にレーザシャッター120を押
し開くことができない幅である。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来のレーザ光Lを遮蔽するためのシャッター手段を
備えた画像形成装置においては、プロセスカートリッジ
の着脱に連動してレーザ光を遮蔽するために、プロセス
カートリッジ上面にレーザシャッターを開閉させるため
の突起部を設ける必要があり、プロセスカートリッジを
着脱させるに要する軌跡が大きくなるため、装置本体に
そのスペースを設けるか、装置本体自体を大きくする必
要がある。
た従来のレーザ光Lを遮蔽するためのシャッター手段を
備えた画像形成装置においては、プロセスカートリッジ
の着脱に連動してレーザ光を遮蔽するために、プロセス
カートリッジ上面にレーザシャッターを開閉させるため
の突起部を設ける必要があり、プロセスカートリッジを
着脱させるに要する軌跡が大きくなるため、装置本体に
そのスペースを設けるか、装置本体自体を大きくする必
要がある。
【0020】プロセスカートリッジのレーザシャッター
を開閉させるための突起部をレーザシャッターに当接さ
せるために、レーザスキャナやスキャナ台に突起部が通
過可能な切り欠きを形成する必要があり、この切り欠き
により、スキャナやスキャナ台の剛性が低下するため、
画像悪化の原因となる。
を開閉させるための突起部をレーザシャッターに当接さ
せるために、レーザスキャナやスキャナ台に突起部が通
過可能な切り欠きを形成する必要があり、この切り欠き
により、スキャナやスキャナ台の剛性が低下するため、
画像悪化の原因となる。
【0021】また、画像形成装置において、定着器等の
各部品の交換やメンテナンスを装置設置後に行う際に
は、開閉カバー(カートリッジカバー)等を開放して装
置内部のメンテナンスを行うことになるが、開閉カバー
の開放に際してレーザ光Lの電源ラインが切られていな
い場合には、レーザ光Lが発光される恐れがある。さら
に、プロセスカートリッジが装着された状態で、開閉カ
バー(カートリッジカバー)を開放した場合に、レーザ
光が感光体ドラム上に照射されることがある。これによ
り、レーザ光が感光体ドラムの特定箇所に照射され続け
ることになり、感光体メモリー等の障害を生ずるおそれ
がある。
各部品の交換やメンテナンスを装置設置後に行う際に
は、開閉カバー(カートリッジカバー)等を開放して装
置内部のメンテナンスを行うことになるが、開閉カバー
の開放に際してレーザ光Lの電源ラインが切られていな
い場合には、レーザ光Lが発光される恐れがある。さら
に、プロセスカートリッジが装着された状態で、開閉カ
バー(カートリッジカバー)を開放した場合に、レーザ
光が感光体ドラム上に照射されることがある。これによ
り、レーザ光が感光体ドラムの特定箇所に照射され続け
ることになり、感光体メモリー等の障害を生ずるおそれ
がある。
【0022】そこで、本発明は、前述した従来技術の有
する未解決の課題に鑑みてなされたものであり、プロセ
スカートリッジの記憶手段と画像形成装置とを電気的に
接続する電気接続手段の可動部材やカートリッジカバー
によって、レーザ光を遮蔽するレーザシャッター手段を
作動させることにより、スペースの有効活用を可能に
し、スキャナの剛性の低下による画像悪化を防止し、さ
らに、不用意にレーザ光が漏れることがない画像形成装
置を提供することを目的とするものである。
する未解決の課題に鑑みてなされたものであり、プロセ
スカートリッジの記憶手段と画像形成装置とを電気的に
接続する電気接続手段の可動部材やカートリッジカバー
によって、レーザ光を遮蔽するレーザシャッター手段を
作動させることにより、スペースの有効活用を可能に
し、スキャナの剛性の低下による画像悪化を防止し、さ
らに、不用意にレーザ光が漏れることがない画像形成装
置を提供することを目的とするものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の画像形成装置は、像担持体を保持するとと
もにプロセスカートリッジに関する情報を記憶する記憶
手段をカートリッジ外面に有するプロセスカートリッジ
と、前記プロセスカートリッジの装置本体への装着動作
に伴って作動する可動部材と、前記プロセスカートリッ
ジを装着した際に前記記憶手段を画像形成装置に電気的
に接続する接点部を有して前記可動部材に保持される接
続手段と、前記像担持体に画像情報に応じたレーザ光を
照射するレーザ光照射手段と、前記レーザ光照射手段か
らのレーザ光の光路を遮る遮蔽位置と前記レーザ光の光
路から退避する開放位置との間を移動可能に設けられた
レーザシャッター手段とを有する画像形成装置におい
て、前記レーザシャッター手段は、前記プロセスカート
リッジの装着動作に連動する前記可動部材の動作に連動
して、前記遮蔽位置から前記開放位置へ移動するように
構成されていることを特徴とする。
め、本発明の画像形成装置は、像担持体を保持するとと
もにプロセスカートリッジに関する情報を記憶する記憶
手段をカートリッジ外面に有するプロセスカートリッジ
と、前記プロセスカートリッジの装置本体への装着動作
に伴って作動する可動部材と、前記プロセスカートリッ
ジを装着した際に前記記憶手段を画像形成装置に電気的
に接続する接点部を有して前記可動部材に保持される接
続手段と、前記像担持体に画像情報に応じたレーザ光を
照射するレーザ光照射手段と、前記レーザ光照射手段か
らのレーザ光の光路を遮る遮蔽位置と前記レーザ光の光
路から退避する開放位置との間を移動可能に設けられた
レーザシャッター手段とを有する画像形成装置におい
て、前記レーザシャッター手段は、前記プロセスカート
リッジの装着動作に連動する前記可動部材の動作に連動
して、前記遮蔽位置から前記開放位置へ移動するように
構成されていることを特徴とする。
【0024】本発明の画像形成装置は、像担持体を保持
するとともにプロセスカートリッジに関する情報を記憶
する記憶手段をカートリッジ外面に有するプロセスカー
トリッジと、前記プロセスカートリッジの装置本体への
装着動作に伴って作動する可動部材と、前記プロセスカ
ートリッジを装着した際に前記記憶手段を画像形成装置
に電気的に接続する接点部を有して前記可動部材に保持
される接続手段と、前記像担持体に画像情報に応じたレ
ーザ光を照射するレーザ光照射手段と、前記レーザ光照
射手段からのレーザ光の光路を遮る遮蔽位置と前記レー
ザ光の光路から退避する開放位置との間を移動可能に設
けられたレーザシャッター手段と、装置本体に対して開
閉可能なカートリッジカバーとを有する画像形成装置に
おいて、前記レーザシャッター手段は、前記プロセスカ
ートリッジの装着動作に連動する前記可動部材の動作と
前記カートリッジカバーの閉鎖動作によって、前記遮蔽
位置から前記開放位置へ移動するように構成されている
ことを特徴とする。
するとともにプロセスカートリッジに関する情報を記憶
する記憶手段をカートリッジ外面に有するプロセスカー
トリッジと、前記プロセスカートリッジの装置本体への
装着動作に伴って作動する可動部材と、前記プロセスカ
ートリッジを装着した際に前記記憶手段を画像形成装置
に電気的に接続する接点部を有して前記可動部材に保持
される接続手段と、前記像担持体に画像情報に応じたレ
ーザ光を照射するレーザ光照射手段と、前記レーザ光照
射手段からのレーザ光の光路を遮る遮蔽位置と前記レー
ザ光の光路から退避する開放位置との間を移動可能に設
けられたレーザシャッター手段と、装置本体に対して開
閉可能なカートリッジカバーとを有する画像形成装置に
おいて、前記レーザシャッター手段は、前記プロセスカ
ートリッジの装着動作に連動する前記可動部材の動作と
前記カートリッジカバーの閉鎖動作によって、前記遮蔽
位置から前記開放位置へ移動するように構成されている
ことを特徴とする。
【0025】さらに、本発明の画像形成装置は、像担持
体を保持するとともにプロセスカートリッジに関する情
報を記憶する記憶手段をカートリッジ外面に有するプロ
セスカートリッジと、前記プロセスカートリッジの装置
本体への装着動作に伴って作動する可動部材と、前記プ
ロセスカートリッジを装着した際に前記記憶手段を画像
形成装置に電気的に接続する接点部を有して前記可動部
材に保持される接続手段と、前記像担持体に画像情報に
応じたレーザ光を照射するレーザ光照射手段と、前記レ
ーザ光照射手段からのレーザ光の光路を遮る遮蔽位置と
前記レーザ光の光路から退避する開放位置との間を移動
可能に設けられたレーザシャッター手段と、装置本体に
対して開閉可能なカートリッジカバーとを有する画像形
成装置において、前記レーザシャッター手段は、レーザ
光の光路を遮るレーザシャッターを複数個有し、前記レ
ーザシャッターの一つは前記プロセスカートリッジの装
着動作に連動する前記可動部材の動作に連動して前記遮
蔽位置から前記開放位置へ移動するように構成され、前
記レーザシャッターの他の一つは前記カートリッジカバ
ーの閉鎖動作によって前記遮蔽位置から前記開放位置へ
移動するように構成されていることを特徴とする。
体を保持するとともにプロセスカートリッジに関する情
報を記憶する記憶手段をカートリッジ外面に有するプロ
セスカートリッジと、前記プロセスカートリッジの装置
本体への装着動作に伴って作動する可動部材と、前記プ
ロセスカートリッジを装着した際に前記記憶手段を画像
形成装置に電気的に接続する接点部を有して前記可動部
材に保持される接続手段と、前記像担持体に画像情報に
応じたレーザ光を照射するレーザ光照射手段と、前記レ
ーザ光照射手段からのレーザ光の光路を遮る遮蔽位置と
前記レーザ光の光路から退避する開放位置との間を移動
可能に設けられたレーザシャッター手段と、装置本体に
対して開閉可能なカートリッジカバーとを有する画像形
成装置において、前記レーザシャッター手段は、レーザ
光の光路を遮るレーザシャッターを複数個有し、前記レ
ーザシャッターの一つは前記プロセスカートリッジの装
着動作に連動する前記可動部材の動作に連動して前記遮
蔽位置から前記開放位置へ移動するように構成され、前
記レーザシャッターの他の一つは前記カートリッジカバ
ーの閉鎖動作によって前記遮蔽位置から前記開放位置へ
移動するように構成されていることを特徴とする。
【0026】
【作用】本発明の画像形成装置によれば、記憶手段を有
するプロセスカートリッジの着脱に連動してプロセスカ
ートリッジの記憶手段と装置本体とを電気的に接続する
接続手段を有する可動部材の動作により、レーザ光の光
路を遮るレーザシャッターを開閉するように構成するこ
とにより、従来例のようにレーザシャッターを開閉作動
させるための突起部をプロセスカートリッジに設ける必
要がなく、プロセスカートリッジの着脱のための軌跡を
小さくすることができ、スペースの有効活用が可能とな
る。また、レーザスキャナやスキャナ台に新たな切り欠
きを設ける必要がないため、レーザスキャナやスキャナ
台の剛性の低下を防止でき、スキャナによる画像悪化を
防止できる。
するプロセスカートリッジの着脱に連動してプロセスカ
ートリッジの記憶手段と装置本体とを電気的に接続する
接続手段を有する可動部材の動作により、レーザ光の光
路を遮るレーザシャッターを開閉するように構成するこ
とにより、従来例のようにレーザシャッターを開閉作動
させるための突起部をプロセスカートリッジに設ける必
要がなく、プロセスカートリッジの着脱のための軌跡を
小さくすることができ、スペースの有効活用が可能とな
る。また、レーザスキャナやスキャナ台に新たな切り欠
きを設ける必要がないため、レーザスキャナやスキャナ
台の剛性の低下を防止でき、スキャナによる画像悪化を
防止できる。
【0027】また、記憶手段を有するプロセスカートリ
ッジの着脱に連動してプロセスカートリッジの記憶手段
と装置本体とを電気的に接続する接続手段を有する可動
部材の動作およびカートリッジカバーの閉鎖作動によっ
て、レーザシャッターを移動させるように構成すること
により、ユニット部品の交換等のために、カートリッジ
カバーを開けた状態でレーザ光が遮蔽され、レーザ光の
漏れや感光体ドラムへのレーザ光の照射を防止すること
ができ、さらに、プロセスカートリッジが装置本体に装
着されかつカートリッジカバーが閉じられたときにの
み、レーザ光を感光体ドラムに照射させることができ、
不用意にレーザ光が漏れることを防止することができ
る。
ッジの着脱に連動してプロセスカートリッジの記憶手段
と装置本体とを電気的に接続する接続手段を有する可動
部材の動作およびカートリッジカバーの閉鎖作動によっ
て、レーザシャッターを移動させるように構成すること
により、ユニット部品の交換等のために、カートリッジ
カバーを開けた状態でレーザ光が遮蔽され、レーザ光の
漏れや感光体ドラムへのレーザ光の照射を防止すること
ができ、さらに、プロセスカートリッジが装置本体に装
着されかつカートリッジカバーが閉じられたときにの
み、レーザ光を感光体ドラムに照射させることができ、
不用意にレーザ光が漏れることを防止することができ
る。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図面に基づいて説明する。
を図面に基づいて説明する。
【0029】(第1の実施例)本発明に基づいて構成さ
れるプロセスカートリッジが着脱可能な画像形成装置の
第1の実施例について図1ないし図3を参照して説明す
る。なお、本実施例では、特に電子写真式のレーザービ
ームプリンターを例にとって説明する。
れるプロセスカートリッジが着脱可能な画像形成装置の
第1の実施例について図1ないし図3を参照して説明す
る。なお、本実施例では、特に電子写真式のレーザービ
ームプリンターを例にとって説明する。
【0030】図1は、本発明の画像形成装置の第1の実
施例を示す概略構成図であり、図2および図3は、本実
施例における要部を示す図であり、それぞれ、プロセス
カートリッジが装着され、カートリッジカバーが閉鎖さ
れている状態の概略図と、カートリッジカバーが開放さ
れプロセスカートリッジが装着されていない状態の概略
図である。
施例を示す概略構成図であり、図2および図3は、本実
施例における要部を示す図であり、それぞれ、プロセス
カートリッジが装着され、カートリッジカバーが閉鎖さ
れている状態の概略図と、カートリッジカバーが開放さ
れプロセスカートリッジが装着されていない状態の概略
図である。
【0031】本実施例における画像形成装置Aは、図1
に示すように、得られた画像情報に基づいたレーザ光L
をスキャナ台15に載置されたレーザスキャナ1によっ
て発射し、プロセスカートリッジBに内蔵された像担持
体である感光体ドラム7上にレーザ光Lを照射する。感
光体ドラム7上には潜像が形成され、この潜像はプロセ
スカートリッジB内の現像手段によって現像剤により現
像化される。
に示すように、得られた画像情報に基づいたレーザ光L
をスキャナ台15に載置されたレーザスキャナ1によっ
て発射し、プロセスカートリッジBに内蔵された像担持
体である感光体ドラム7上にレーザ光Lを照射する。感
光体ドラム7上には潜像が形成され、この潜像はプロセ
スカートリッジB内の現像手段によって現像剤により現
像化される。
【0032】一方、記録媒体積載板3a上に積載された
記録媒体2は、給紙ローラ3bおよび分離パッド3cに
よって1枚づつ分離されながら給送され、中間ローラ3
dと搬送ローラ3eによって、さらに下流側に搬送さ
れ、この搬送された記録媒体2上に、上述の感光体ドラ
ム7上に形成された現像剤による顕像(現像剤像)が転
写ローラ4によって転写される。
記録媒体2は、給紙ローラ3bおよび分離パッド3cに
よって1枚づつ分離されながら給送され、中間ローラ3
dと搬送ローラ3eによって、さらに下流側に搬送さ
れ、この搬送された記録媒体2上に、上述の感光体ドラ
ム7上に形成された現像剤による顕像(現像剤像)が転
写ローラ4によって転写される。
【0033】そして、現像剤像が転写された記録媒体2
は、さらにガイド板3fを介して下流側に搬送され、内
部に熱源を有する定着器5によって現像剤像が定着さ
れ、その後、中間排紙ローラ3gを経て、排出ローラ3
hによって機外の排出トレイ6へ排出される。
は、さらにガイド板3fを介して下流側に搬送され、内
部に熱源を有する定着器5によって現像剤像が定着さ
れ、その後、中間排紙ローラ3gを経て、排出ローラ3
hによって機外の排出トレイ6へ排出される。
【0034】プロセスカートリッジBは、像担持体であ
る感光体ドラム7と少なくとも1つのプロセス手段とを
備えたものである。ここで、プロセス手段としては、例
えば感光体ドラム7を帯電させる帯電手段、感光体ドラ
ム7に形成された潜像を現像する現像手段、感光体ドラ
ム7表面に残留する現像剤をクリーニングするためのク
リーニング手段等がある。
る感光体ドラム7と少なくとも1つのプロセス手段とを
備えたものである。ここで、プロセス手段としては、例
えば感光体ドラム7を帯電させる帯電手段、感光体ドラ
ム7に形成された潜像を現像する現像手段、感光体ドラ
ム7表面に残留する現像剤をクリーニングするためのク
リーニング手段等がある。
【0035】本実施例におけるプロセスカートリッジB
は、図1および図2に示すように、周面に感光層を有す
る感光体ドラム7を回転させ、その表面を帯電手段であ
る帯電ローラ8への電圧印加によって一様に帯電する。
次いで、レーザスキャナ1からの画像情報光をプロセス
カートリッジBに設けた露光開口部9を介して感光体ド
ラム7に露光して潜像を形成する。そして、この感光体
ドラム7に形成された潜像を現像剤を用いて現像手段
(10、10a‥)によって現像する。
は、図1および図2に示すように、周面に感光層を有す
る感光体ドラム7を回転させ、その表面を帯電手段であ
る帯電ローラ8への電圧印加によって一様に帯電する。
次いで、レーザスキャナ1からの画像情報光をプロセス
カートリッジBに設けた露光開口部9を介して感光体ド
ラム7に露光して潜像を形成する。そして、この感光体
ドラム7に形成された潜像を現像剤を用いて現像手段
(10、10a‥)によって現像する。
【0036】現像手段(10、10a‥)は、現像剤収
容部10a内の現像剤を現像剤送り部材で送り出し、固
定磁石を内蔵した現像ローラ10に付与させる。そし
て、現像ブレード10bによって摩擦帯電電荷を付与し
た現像剤層を現像ローラ10の表面に形成し、その現像
剤を潜像に応じて感光体ドラム7へ転移させることによ
って現像剤像を形成して可視像化する。
容部10a内の現像剤を現像剤送り部材で送り出し、固
定磁石を内蔵した現像ローラ10に付与させる。そし
て、現像ブレード10bによって摩擦帯電電荷を付与し
た現像剤層を現像ローラ10の表面に形成し、その現像
剤を潜像に応じて感光体ドラム7へ転移させることによ
って現像剤像を形成して可視像化する。
【0037】そして、装置本体Aに設けられた転写ロー
ラ4に現像剤像と逆極性の電圧を印加して現像剤像を記
録媒体2に転写した後は、クリーニングブレード11に
よって感光体ドラム7に残留した現像剤を掻き落とし、
掻き落とした現像剤を除去現像剤溜め11aへ集める。
ラ4に現像剤像と逆極性の電圧を印加して現像剤像を記
録媒体2に転写した後は、クリーニングブレード11に
よって感光体ドラム7に残留した現像剤を掻き落とし、
掻き落とした現像剤を除去現像剤溜め11aへ集める。
【0038】なお、前述した感光体ドラム7やプロセス
手段(8、10、11‥)は、カートリッジ枠体12内
に保持されており、カートリッジ枠体12は、現像剤を
収容する現像剤収納部10aを形成する現像剤収納枠体
と、現像ローラ10等を保持する現像装置枠体と、クリ
ーニング手段を保持しそして除去現像剤溜め11aを形
成するクリーニング枠体とからなり、現像剤収納枠体と
現像装置枠体を溶着等により一体化してこれをクリーニ
ング枠体に揺動可能に結合してプロセスカートリッジB
を構成している。
手段(8、10、11‥)は、カートリッジ枠体12内
に保持されており、カートリッジ枠体12は、現像剤を
収容する現像剤収納部10aを形成する現像剤収納枠体
と、現像ローラ10等を保持する現像装置枠体と、クリ
ーニング手段を保持しそして除去現像剤溜め11aを形
成するクリーニング枠体とからなり、現像剤収納枠体と
現像装置枠体を溶着等により一体化してこれをクリーニ
ング枠体に揺動可能に結合してプロセスカートリッジB
を構成している。
【0039】プロセスカートリッジBに搭載される記憶
手段13は、カートリッジ枠体12の外面に取付けら
れ、特に、本実施例ではカートリッジ枠体12(クリー
ニング枠体)の上面に取付けられている。この記憶手段
13は、具体的にはRAMやROM等のメモリチップと
接点部をプリント基板上に有するものであり、このメモ
リチップに必要な情報(例えば、プロセスカートリッジ
のロット番号、プロセス条件などの初期値や使用状況、
画像形成装置の特性やプロセス手段の特性等)を予め入
力しておき、プロセスカートリッジBを装置本体Aに装
着した時に装置本体と情報をやり取りすることにより、
プロセスカートリッジBの使用状況等の状態を装置本体
の制御手段に報知し、画像形成動作に役立てたり、画像
形成装置AやプロセスカートリッジBのメンテナンスを
容易にすることができるようにユーザーにプロセスカー
トリッジの使用状況や状態を表示する等の目的のために
使用される。記憶手段13の取り付けは、両面テープ、
接着剤、熱カシメなどを用いて行うことができ、その
際、ユーザーが触れた場合や画像形成装置Aにプロセス
カートリッジBを装着した際に後述の接続手段25との
接触に対して容易に外れない接着強度を有するものとす
る。
手段13は、カートリッジ枠体12の外面に取付けら
れ、特に、本実施例ではカートリッジ枠体12(クリー
ニング枠体)の上面に取付けられている。この記憶手段
13は、具体的にはRAMやROM等のメモリチップと
接点部をプリント基板上に有するものであり、このメモ
リチップに必要な情報(例えば、プロセスカートリッジ
のロット番号、プロセス条件などの初期値や使用状況、
画像形成装置の特性やプロセス手段の特性等)を予め入
力しておき、プロセスカートリッジBを装置本体Aに装
着した時に装置本体と情報をやり取りすることにより、
プロセスカートリッジBの使用状況等の状態を装置本体
の制御手段に報知し、画像形成動作に役立てたり、画像
形成装置AやプロセスカートリッジBのメンテナンスを
容易にすることができるようにユーザーにプロセスカー
トリッジの使用状況や状態を表示する等の目的のために
使用される。記憶手段13の取り付けは、両面テープ、
接着剤、熱カシメなどを用いて行うことができ、その
際、ユーザーが触れた場合や画像形成装置Aにプロセス
カートリッジBを装着した際に後述の接続手段25との
接触に対して容易に外れない接着強度を有するものとす
る。
【0040】プロセスカートリッジBの記憶手段13を
装置本体Aに電気的に接続するための接続手段25は、
図1および図2に示すように、プロセスカートリッジB
が装置本体Aに装着された際にプロセスカートリッジB
の記憶手段13に対向する位置に配設される。接続手段
25は、ばね材からなる接点部26を有し、アーム部材
27の図中下面側に設けられており、図示しないリード
線により装置本体Aの制御手段に接続されている。アー
ム部材27は、接続手段25を中央下面部に有するとと
もに、図中左端部を下方に突出してプロセスカートリッ
ジBの装着時にカートリッジ枠体12の先端当接部12
pが当接するように形成された下方突出部分27aと右
端部を上方に突出して後述するレーザシャッター20に
当接してレーザシャッター20を作動させるように形成
されたシャッター作動凸部27bを有している。このア
ーム部材27は、レーザスキャナ1を載置するスキャナ
台15に軸28を介して回動可能に支持され、捩りコイ
ルばね29により反時計回り方向に付勢されている。し
たがって、プロセスカートリッジBが装着されていない
際には、アーム部材27は、図3に示すように、捩りコ
イルばね29の付勢力により反時計回りに回動し、接続
手段25を図3に図示する位置まで回動させている。そ
して、プロセスカートリッジBが装着される際に、プロ
セスカートリッジBのカートリッジ枠体12の先端当接
部12pがアーム部材27の下方突出部分27aに当接
し、アーム部材27を軸28を中心にして捩りコイルば
ね29の付勢力に抗して時計回り方向に回動させる。こ
れにより、接続手段25の接点部26がプロセスカート
リッジBの記憶手段13に当接する。プロセスカートリ
ッジBの記憶手段13は、接続手段25を介して、装置
本体Aと電気的に接続され、記憶手段13の情報は装置
本体の制御手段に送られて、処理することが可能とな
る。
装置本体Aに電気的に接続するための接続手段25は、
図1および図2に示すように、プロセスカートリッジB
が装置本体Aに装着された際にプロセスカートリッジB
の記憶手段13に対向する位置に配設される。接続手段
25は、ばね材からなる接点部26を有し、アーム部材
27の図中下面側に設けられており、図示しないリード
線により装置本体Aの制御手段に接続されている。アー
ム部材27は、接続手段25を中央下面部に有するとと
もに、図中左端部を下方に突出してプロセスカートリッ
ジBの装着時にカートリッジ枠体12の先端当接部12
pが当接するように形成された下方突出部分27aと右
端部を上方に突出して後述するレーザシャッター20に
当接してレーザシャッター20を作動させるように形成
されたシャッター作動凸部27bを有している。このア
ーム部材27は、レーザスキャナ1を載置するスキャナ
台15に軸28を介して回動可能に支持され、捩りコイ
ルばね29により反時計回り方向に付勢されている。し
たがって、プロセスカートリッジBが装着されていない
際には、アーム部材27は、図3に示すように、捩りコ
イルばね29の付勢力により反時計回りに回動し、接続
手段25を図3に図示する位置まで回動させている。そ
して、プロセスカートリッジBが装着される際に、プロ
セスカートリッジBのカートリッジ枠体12の先端当接
部12pがアーム部材27の下方突出部分27aに当接
し、アーム部材27を軸28を中心にして捩りコイルば
ね29の付勢力に抗して時計回り方向に回動させる。こ
れにより、接続手段25の接点部26がプロセスカート
リッジBの記憶手段13に当接する。プロセスカートリ
ッジBの記憶手段13は、接続手段25を介して、装置
本体Aと電気的に接続され、記憶手段13の情報は装置
本体の制御手段に送られて、処理することが可能とな
る。
【0041】次に、レーザ光を遮蔽するためのレーザシ
ャッター手段について説明する。
ャッター手段について説明する。
【0042】レーザシャッター20は、図1ないし図3
に示すように、レーザスキャナ1に軸22を介して回動
可能に支持され、捩りコイルばね23により反時計回り
方向に付勢されている。また、レーザシャッター20
は、一端部にレーザ遮蔽部21が形成され、このレーザ
遮蔽部21をレーザ光照射手段から出射されるレーザ光
Lを感光体ドラム7に導くレーザ光Lの光路を遮る遮蔽
位置(図3に示す位置)とレーザ光Lの光路から退避し
てレーザ光Lを開放する開放位置(図2示す位置)をと
ることができるように回動する。レーザシャッター20
は、外部からなんら力を受けていない状態では、捩りコ
イルばね23の付勢力により反時計回り方向に回動した
位置(図2に示す位置)に位置付けられ、そのレーザ遮
蔽部21はレーザ光Lを遮蔽しない開放位置にある。
に示すように、レーザスキャナ1に軸22を介して回動
可能に支持され、捩りコイルばね23により反時計回り
方向に付勢されている。また、レーザシャッター20
は、一端部にレーザ遮蔽部21が形成され、このレーザ
遮蔽部21をレーザ光照射手段から出射されるレーザ光
Lを感光体ドラム7に導くレーザ光Lの光路を遮る遮蔽
位置(図3に示す位置)とレーザ光Lの光路から退避し
てレーザ光Lを開放する開放位置(図2示す位置)をと
ることができるように回動する。レーザシャッター20
は、外部からなんら力を受けていない状態では、捩りコ
イルばね23の付勢力により反時計回り方向に回動した
位置(図2に示す位置)に位置付けられ、そのレーザ遮
蔽部21はレーザ光Lを遮蔽しない開放位置にある。
【0043】プロセスカートリッジBが装着されている
際には、図2に示すように、アーム部材27は、前述し
たように、その下方突出部分27aがプロセスカートリ
ッジBの先端当接部12pに押され、軸28を中心に時
計回り方向に回動し、接続手段25の接点部26がプロ
セスカートリッジBの記憶手段13に当接する。同時
に、アーム部材27のシャッター作動凸部27bは下方
に移動している。これにより、レーザシャッター20
は、シャッター作動凸部27bから力を受けることがな
く、捩りコイルばね23の付勢力により時計回り方向に
回動して、レーザ遮蔽部21はレーザ光Lを遮蔽しない
開放位置に位置する。レーザ光Lは、レーザ遮蔽部21
に遮蔽されることなく開放された状態にあり、感光体ド
ラム7を照射する。なお、プロセスカートリッジBの先
端当接部12pがアーム部材27の下方突出部分27a
に当接できるようにアーム部材27を保持するスキャナ
台15には切り欠きが設けられているが、その切り欠き
は、幅が狭い先端当接部12pや下方突出部分27aが
通過することができる程度の幅をもって形成されてお
り、ユーザーが指で直接にアーム部材27を押すことの
できない幅である。
際には、図2に示すように、アーム部材27は、前述し
たように、その下方突出部分27aがプロセスカートリ
ッジBの先端当接部12pに押され、軸28を中心に時
計回り方向に回動し、接続手段25の接点部26がプロ
セスカートリッジBの記憶手段13に当接する。同時
に、アーム部材27のシャッター作動凸部27bは下方
に移動している。これにより、レーザシャッター20
は、シャッター作動凸部27bから力を受けることがな
く、捩りコイルばね23の付勢力により時計回り方向に
回動して、レーザ遮蔽部21はレーザ光Lを遮蔽しない
開放位置に位置する。レーザ光Lは、レーザ遮蔽部21
に遮蔽されることなく開放された状態にあり、感光体ド
ラム7を照射する。なお、プロセスカートリッジBの先
端当接部12pがアーム部材27の下方突出部分27a
に当接できるようにアーム部材27を保持するスキャナ
台15には切り欠きが設けられているが、その切り欠き
は、幅が狭い先端当接部12pや下方突出部分27aが
通過することができる程度の幅をもって形成されてお
り、ユーザーが指で直接にアーム部材27を押すことの
できない幅である。
【0044】一方、プロセスカートリッジBが装着され
ていない場合は、図3に示すように、アーム部材27
は、捩りコイルばね29の付勢力により、反時計回り方
向に回動し、アーム部材27のシャッター作動凸部27
bがレーザシャッター20の下面に当接する。このと
き、捩りコイルばね29の付勢力は、捩りコイルばね2
3の付勢力より強いものとする。すると、アーム部材2
7のシャッター作動凸部27bは、レーザシャッター2
0に当接してこれを上方に押し上げ、レーザシャッター
20を時計回り方向に回動させて、位置決めストッパー
20sに当接させる。このようにレーザシャッター20
が位置決めストッパー20sに当接した状態では、レー
ザ遮蔽部21はレーザ光Lを遮蔽する遮蔽位置に位置す
る。これにより、レーザシャッター20のレーザ遮蔽部
21は、レーザ光Lの走査領域を完全に遮蔽する位置に
あり、レーザ光Lはレーザ遮蔽部21によって遮蔽さ
れ、漏れることがない。
ていない場合は、図3に示すように、アーム部材27
は、捩りコイルばね29の付勢力により、反時計回り方
向に回動し、アーム部材27のシャッター作動凸部27
bがレーザシャッター20の下面に当接する。このと
き、捩りコイルばね29の付勢力は、捩りコイルばね2
3の付勢力より強いものとする。すると、アーム部材2
7のシャッター作動凸部27bは、レーザシャッター2
0に当接してこれを上方に押し上げ、レーザシャッター
20を時計回り方向に回動させて、位置決めストッパー
20sに当接させる。このようにレーザシャッター20
が位置決めストッパー20sに当接した状態では、レー
ザ遮蔽部21はレーザ光Lを遮蔽する遮蔽位置に位置す
る。これにより、レーザシャッター20のレーザ遮蔽部
21は、レーザ光Lの走査領域を完全に遮蔽する位置に
あり、レーザ光Lはレーザ遮蔽部21によって遮蔽さ
れ、漏れることがない。
【0045】以上のように、本実施例においては、レー
ザ光Lを遮蔽するレーザシャッター20を、プロセスカ
ートリッジBの着脱に連動する接続手段25を有するア
ーム部材27の動作により、開閉するように構成するこ
とにより、従来例のようにレーザシャッターを開閉作動
させるための突起部をプロセスカートリッジに設ける必
要がなく、プロセスカートリッジの着脱のための軌跡を
小さくすることができ、スペースの有効活用が可能とな
る。また、レーザスキャナやスキャナ台に新たな切り欠
きを設ける必要がないため、レーザスキャナやスキャナ
台の剛性の低下を防止でき、スキャナによる画像悪化を
防止できる。
ザ光Lを遮蔽するレーザシャッター20を、プロセスカ
ートリッジBの着脱に連動する接続手段25を有するア
ーム部材27の動作により、開閉するように構成するこ
とにより、従来例のようにレーザシャッターを開閉作動
させるための突起部をプロセスカートリッジに設ける必
要がなく、プロセスカートリッジの着脱のための軌跡を
小さくすることができ、スペースの有効活用が可能とな
る。また、レーザスキャナやスキャナ台に新たな切り欠
きを設ける必要がないため、レーザスキャナやスキャナ
台の剛性の低下を防止でき、スキャナによる画像悪化を
防止できる。
【0046】(第2の実施例)次に、本発明の画像形成
装置の第2の実施例を図4ないし図6を用いて説明す
る。本実施例は、レーザシャッター手段の開閉作動の構
成が前述した第1の実施例と相違している。ここでは、
前述した第1の実施例と相違する点についてのみを述べ
ることにして、その他は省略する。なお、前述した第1
の実施例と同様の部材には同一の符号を付して説明す
る。
装置の第2の実施例を図4ないし図6を用いて説明す
る。本実施例は、レーザシャッター手段の開閉作動の構
成が前述した第1の実施例と相違している。ここでは、
前述した第1の実施例と相違する点についてのみを述べ
ることにして、その他は省略する。なお、前述した第1
の実施例と同様の部材には同一の符号を付して説明す
る。
【0047】図4は、本発明の画像形成装置の第2の実
施例の要部を示す概略図であり、プロセスカートリッジ
が装着され、カートリッジカバーが閉鎖されている状態
を示し、図5は、同じく本実施例の要部を示す概略図で
あり、プロセスカートリッジが装着されているが、カー
トリッジカバーを一部開放されている状態を示し、図6
は、同じく本実施例の要部を示す概略図であり、カート
リッジカバーが開放されてプロセスカートリッジが装着
されていない状態を示す。
施例の要部を示す概略図であり、プロセスカートリッジ
が装着され、カートリッジカバーが閉鎖されている状態
を示し、図5は、同じく本実施例の要部を示す概略図で
あり、プロセスカートリッジが装着されているが、カー
トリッジカバーを一部開放されている状態を示し、図6
は、同じく本実施例の要部を示す概略図であり、カート
リッジカバーが開放されてプロセスカートリッジが装着
されていない状態を示す。
【0048】本実施例において、プロセスカートリッジ
Bの記憶手段13を装置本体Aに電気的に接続する接続
手段25は、前述した第1の実施例と同様の構成であ
り、接続手段25を下面側に配設したアーム部材27
は、下方に突出した下方突出部分27aとレーザシャッ
ター20に当接してレーザシャッター20を作動させる
ように形成されたシャッター作動凸部27bを有してい
る。アーム部材27は、レーザスキャナ1を載置するス
キャナ台15に軸28を介して回動可能に支持され、捩
りコイルばね29により反時計回り方向に付勢されてい
る。
Bの記憶手段13を装置本体Aに電気的に接続する接続
手段25は、前述した第1の実施例と同様の構成であ
り、接続手段25を下面側に配設したアーム部材27
は、下方に突出した下方突出部分27aとレーザシャッ
ター20に当接してレーザシャッター20を作動させる
ように形成されたシャッター作動凸部27bを有してい
る。アーム部材27は、レーザスキャナ1を載置するス
キャナ台15に軸28を介して回動可能に支持され、捩
りコイルばね29により反時計回り方向に付勢されてい
る。
【0049】また、本実施例におけるレーザ光を遮蔽す
るためのレーザシャッター20は、レーザスキャナ1に
軸22を介して回動可能に支持され、捩りコイルばね2
3により時計回り方向に付勢されている。レーザシャッ
ター20の下方部に配置されたレーザ遮蔽部21は、レ
ーザスキャナ1の内部に設けられ、前述した実施例と同
様に、レーザ光Lの光路を遮る遮蔽位置(図5および図
6に示す位置)とレーザ光Lの光路から退避してレーザ
光Lを開放する開放位置(図4示す位置)をとることが
できるように構成されている。そして、本実施例のレー
ザシャッター20は、プロセスカートリッジBの装着に
連動するアーム部材27の動作とカートリッジカバー1
4の閉鎖する作動に関連して回動するように形成されて
おり、接続手段25を備えたアーム部材27のシャッタ
ー作動凸部27bが当接する部位とカートリッジカバー
14の当接突部14aが当接する部位20aを有してい
る。
るためのレーザシャッター20は、レーザスキャナ1に
軸22を介して回動可能に支持され、捩りコイルばね2
3により時計回り方向に付勢されている。レーザシャッ
ター20の下方部に配置されたレーザ遮蔽部21は、レ
ーザスキャナ1の内部に設けられ、前述した実施例と同
様に、レーザ光Lの光路を遮る遮蔽位置(図5および図
6に示す位置)とレーザ光Lの光路から退避してレーザ
光Lを開放する開放位置(図4示す位置)をとることが
できるように構成されている。そして、本実施例のレー
ザシャッター20は、プロセスカートリッジBの装着に
連動するアーム部材27の動作とカートリッジカバー1
4の閉鎖する作動に関連して回動するように形成されて
おり、接続手段25を備えたアーム部材27のシャッタ
ー作動凸部27bが当接する部位とカートリッジカバー
14の当接突部14aが当接する部位20aを有してい
る。
【0050】レーザシャッター20が外部からなんら力
を受けていない状態(すなわち、図6に図示する状態)
では、レーザシャッター20は、捩りコイルばね23の
付勢力により時計回り方向に回動して位置決めストッパ
ー20sに当接する位置(図6に示す位置)に位置付け
られ、レーザ遮蔽部21はレーザ光Lを遮蔽しレーザ走
査領域を完全に遮蔽できる遮蔽位置にあり、レーザ光L
がレーザスキャナ1から漏れることはない。図6に図示
する状態において、プロセスカートリッジBを装着する
ことなく、カートリッジカバー14を閉鎖した場合、一
点鎖線で図示するように、カートリッジカバー14の当
接突部14aもレーザシャッター20に当接することが
なく、レーザシャッター20は回動することなくそれま
でと同じ位置で、レーザ遮蔽部21を遮蔽位置に位置さ
せて、レーザ光Lがレーザスキャナ1から漏れることは
ない。
を受けていない状態(すなわち、図6に図示する状態)
では、レーザシャッター20は、捩りコイルばね23の
付勢力により時計回り方向に回動して位置決めストッパ
ー20sに当接する位置(図6に示す位置)に位置付け
られ、レーザ遮蔽部21はレーザ光Lを遮蔽しレーザ走
査領域を完全に遮蔽できる遮蔽位置にあり、レーザ光L
がレーザスキャナ1から漏れることはない。図6に図示
する状態において、プロセスカートリッジBを装着する
ことなく、カートリッジカバー14を閉鎖した場合、一
点鎖線で図示するように、カートリッジカバー14の当
接突部14aもレーザシャッター20に当接することが
なく、レーザシャッター20は回動することなくそれま
でと同じ位置で、レーザ遮蔽部21を遮蔽位置に位置さ
せて、レーザ光Lがレーザスキャナ1から漏れることは
ない。
【0051】次に、図5で示すように、プロセスカート
リッジBが装着された際は、プロセスカートリッジBの
先端当接部12pがア−ム部材27の下方突出部分27
aに当接するため、アーム部材27が軸28を中心にし
て捩りコイルばね29の付勢力に抗して時計回り方向に
回動し、接続手段25の接点部26をプロセスカートリ
ッジBの記憶手段13に当接させる。このとき、アーム
部材27のシャッター作動凸部27bがレーザシャッタ
ー20に当接し、レーザシャッター20を軸22を中心
にして捩りコイルばね23の付勢力に抗して反時計回り
方向に僅かに回動させる。しかし、レーザ遮蔽部21は
まだレーザLを遮蔽する遮蔽位置に位置する。このよう
に、レーザシャッター20がアーム部材27の作動によ
り僅かに回動することで、その当接部20aはカートリ
ッジカバー14を閉めたときにカートリッジカバー14
の当接突部14aと当接することができる位置に移動す
る。
リッジBが装着された際は、プロセスカートリッジBの
先端当接部12pがア−ム部材27の下方突出部分27
aに当接するため、アーム部材27が軸28を中心にし
て捩りコイルばね29の付勢力に抗して時計回り方向に
回動し、接続手段25の接点部26をプロセスカートリ
ッジBの記憶手段13に当接させる。このとき、アーム
部材27のシャッター作動凸部27bがレーザシャッタ
ー20に当接し、レーザシャッター20を軸22を中心
にして捩りコイルばね23の付勢力に抗して反時計回り
方向に僅かに回動させる。しかし、レーザ遮蔽部21は
まだレーザLを遮蔽する遮蔽位置に位置する。このよう
に、レーザシャッター20がアーム部材27の作動によ
り僅かに回動することで、その当接部20aはカートリ
ッジカバー14を閉めたときにカートリッジカバー14
の当接突部14aと当接することができる位置に移動す
る。
【0052】そして、カートリッジカバー14を閉める
際に、カートリッジカバー14の当接突部14aがレー
ザシャッター20の当接部20aに当接し(図5参
照)、その後、当接突部14aがさらに移動することに
より、レーザシャッター20は軸22を中心に反時計回
り方向にさらに回動する。これにより、レーザ遮蔽部2
1は、遮蔽位置から開放位置へ大きく回動し、図4に示
す位置を取るようになる。したがって、レーザ光Lはレ
ーザ遮蔽部21から開放されるため、レーザ光Lを感光
体ドラム7上に照射することができる(図4参照)。
際に、カートリッジカバー14の当接突部14aがレー
ザシャッター20の当接部20aに当接し(図5参
照)、その後、当接突部14aがさらに移動することに
より、レーザシャッター20は軸22を中心に反時計回
り方向にさらに回動する。これにより、レーザ遮蔽部2
1は、遮蔽位置から開放位置へ大きく回動し、図4に示
す位置を取るようになる。したがって、レーザ光Lはレ
ーザ遮蔽部21から開放されるため、レーザ光Lを感光
体ドラム7上に照射することができる(図4参照)。
【0053】以上のように、本実施例においては、レー
ザ光Lを遮蔽するレーザシャッター20のレーザ遮蔽部
21を、プロセスカートリッジBの装着に連動するアー
ム部材27の動作とカートリッジカバー14の開閉作動
とによって、移動させるように構成することにより、ユ
ニット部品の交換等のために、カートリッジカバーを開
けた状態で、レーザ光が遮蔽され、レーザ光の漏れや感
光体ドラムへのレーザ光の照射を防止することができ、
不用意にレーザ光が漏れることを防止することができ
る。
ザ光Lを遮蔽するレーザシャッター20のレーザ遮蔽部
21を、プロセスカートリッジBの装着に連動するアー
ム部材27の動作とカートリッジカバー14の開閉作動
とによって、移動させるように構成することにより、ユ
ニット部品の交換等のために、カートリッジカバーを開
けた状態で、レーザ光が遮蔽され、レーザ光の漏れや感
光体ドラムへのレーザ光の照射を防止することができ、
不用意にレーザ光が漏れることを防止することができ
る。
【0054】さらに、前述した実施例と同様に、従来例
のようにレーザシャッターを開閉作動させるための突起
部をプロセスカートリッジに設ける必要がなく、プロセ
スカートリッジの着脱のための軌跡を小さくすることが
でき、スペースの有効活用が可能となる。また、レーザ
スキャナやスキャナ台に新たな切り欠きを設ける必要が
ないため、レーザスキャナやスキャナ台の剛性の低下を
防止でき、スキャナによる画像悪化を防止できる。
のようにレーザシャッターを開閉作動させるための突起
部をプロセスカートリッジに設ける必要がなく、プロセ
スカートリッジの着脱のための軌跡を小さくすることが
でき、スペースの有効活用が可能となる。また、レーザ
スキャナやスキャナ台に新たな切り欠きを設ける必要が
ないため、レーザスキャナやスキャナ台の剛性の低下を
防止でき、スキャナによる画像悪化を防止できる。
【0055】(第3の実施例)次に、本発明の画像形成
装置の第3の実施例を図7ないし図9を用いて説明す
る。本実施例は、前述した第2の実施例の変形例であ
る。ここでは、前述した第1および第2の実施例と相違
する点についてのみを述べることにして、その他は省略
する。なお、前述した第1および第2の実施例と同様の
部材には同一の符号を付して説明する。
装置の第3の実施例を図7ないし図9を用いて説明す
る。本実施例は、前述した第2の実施例の変形例であ
る。ここでは、前述した第1および第2の実施例と相違
する点についてのみを述べることにして、その他は省略
する。なお、前述した第1および第2の実施例と同様の
部材には同一の符号を付して説明する。
【0056】図7は、本発明の画像形成装置の第3の実
施例の要部を示す概略図であり、プロセスカートリッジ
が装着されかつカートリッジカバーが閉鎖されている状
態を示し、図8は、同じく本実施例の要部を示す概略図
であり、プロセスカートリッジは装着されているがカー
トリッジカバーが閉鎖されていない状態を示し、図9
は、同じく本実施例の要部を示す概略図であり、カート
リッジカバーが閉鎖されているがプロセスカートリッジ
は装着されていない状態を示す。
施例の要部を示す概略図であり、プロセスカートリッジ
が装着されかつカートリッジカバーが閉鎖されている状
態を示し、図8は、同じく本実施例の要部を示す概略図
であり、プロセスカートリッジは装着されているがカー
トリッジカバーが閉鎖されていない状態を示し、図9
は、同じく本実施例の要部を示す概略図であり、カート
リッジカバーが閉鎖されているがプロセスカートリッジ
は装着されていない状態を示す。
【0057】本実施例のレーザシャッター手段において
は、レーザ光Lの光路を遮るレーザシャッターを複数形
成し(図には2個の例を示す)、一つのレーザシャッタ
ー(30)はプロセスカートリッジBの装着に連動する
アーム部材27の動作に連動して遮蔽位置から開放位置
へ移動するように構成され、他の一つのレーザシャッタ
ー(31)はカートリッジカバー14を閉鎖することに
より遮蔽位置から開放位置へ移動するように構成されて
いる。
は、レーザ光Lの光路を遮るレーザシャッターを複数形
成し(図には2個の例を示す)、一つのレーザシャッタ
ー(30)はプロセスカートリッジBの装着に連動する
アーム部材27の動作に連動して遮蔽位置から開放位置
へ移動するように構成され、他の一つのレーザシャッタ
ー(31)はカートリッジカバー14を閉鎖することに
より遮蔽位置から開放位置へ移動するように構成されて
いる。
【0058】本実施例における接続手段25は、前述し
た実施例と同様の構成であり、接続手段25を下面側に
配接したアーム部材27は、下方に突出した下方突出部
分27aと、一つのレーザシャッター30に当接してレ
ーザシャッター30を作動させるように形成されたシャ
ッター作動凸部27bを有している。アーム部材27
は、スキャナ台15に軸28を介して回動可能に支持さ
れ、捩りコイルばね29により反時計回り方向に付勢さ
れている。
た実施例と同様の構成であり、接続手段25を下面側に
配接したアーム部材27は、下方に突出した下方突出部
分27aと、一つのレーザシャッター30に当接してレ
ーザシャッター30を作動させるように形成されたシャ
ッター作動凸部27bを有している。アーム部材27
は、スキャナ台15に軸28を介して回動可能に支持さ
れ、捩りコイルばね29により反時計回り方向に付勢さ
れている。
【0059】図7において、第1のレーザシャッター3
0は、プロセスカートリッジBの装着に連動するアーム
部材27の動作に連動して遮蔽位置から開放位置へ移動
するように構成され、レーザスキャナ1に軸32を中心
にして回動可能に配設されており、図示しないばねによ
り時計回り方向に付勢されている。第1のレーザシャッ
ター30は、外部からなんら力を受けていない状態(す
なわち、図9に図示するように、プロセスカートリッジ
Bが装着されていない状態)では、ばねの付勢力により
時計回り方向に回動して図9で実線で示す位置に位置付
けられ、レーザ遮蔽部31はレーザ光Lを遮蔽しレーザ
走査領域を完全に遮蔽できる遮蔽位置にあり、レーザ光
Lがレーザスキャナ1から漏れることはない。この状態
からプロセスカートリッジBが装着される際に(カート
リッジカバー14は開放されている)、その先端当接部
12pがア−ム部材27の下方突出部分27aに当接し
てこれを押圧するため、アーム部材27が軸28を中心
に時計回り方向に回動し、接続手段25の接点部26を
プロセスカートリッジBの記憶手段13に当接する。こ
のとき、アーム部材27は、図8に示すように、そのシ
ャッター作動凸部27bが第1のレーザシャッター30
に当接し、第1のレーザシャッター30を軸32を中心
にばねの付勢力に抗して反時計回り方向に回動させる。
これにより、第1のレーザシャッター30のレーザ遮蔽
部31はレーザ光Lを遮蔽する遮蔽位置からレーザ光L
を開放する開放位置へ動く(図8)。
0は、プロセスカートリッジBの装着に連動するアーム
部材27の動作に連動して遮蔽位置から開放位置へ移動
するように構成され、レーザスキャナ1に軸32を中心
にして回動可能に配設されており、図示しないばねによ
り時計回り方向に付勢されている。第1のレーザシャッ
ター30は、外部からなんら力を受けていない状態(す
なわち、図9に図示するように、プロセスカートリッジ
Bが装着されていない状態)では、ばねの付勢力により
時計回り方向に回動して図9で実線で示す位置に位置付
けられ、レーザ遮蔽部31はレーザ光Lを遮蔽しレーザ
走査領域を完全に遮蔽できる遮蔽位置にあり、レーザ光
Lがレーザスキャナ1から漏れることはない。この状態
からプロセスカートリッジBが装着される際に(カート
リッジカバー14は開放されている)、その先端当接部
12pがア−ム部材27の下方突出部分27aに当接し
てこれを押圧するため、アーム部材27が軸28を中心
に時計回り方向に回動し、接続手段25の接点部26を
プロセスカートリッジBの記憶手段13に当接する。こ
のとき、アーム部材27は、図8に示すように、そのシ
ャッター作動凸部27bが第1のレーザシャッター30
に当接し、第1のレーザシャッター30を軸32を中心
にばねの付勢力に抗して反時計回り方向に回動させる。
これにより、第1のレーザシャッター30のレーザ遮蔽
部31はレーザ光Lを遮蔽する遮蔽位置からレーザ光L
を開放する開放位置へ動く(図8)。
【0060】また、第2のレーザシャッター35は、カ
ートリッジカバー14を閉鎖することにより遮蔽位置か
ら開放位置へ移動するように構成され、レーザスキャナ
1に軸37を中心にして回動可能に配設されており、図
示しないばねにより反時計回り方向に付勢されている。
第2のレーザシャッター35は、外部からなんら力を受
けていない状態(すなわち、図8に図示するように、カ
ートリッジカバー14が閉鎖されていない状態)では、
ばねの付勢力により反時計回り方向に回動して図8で実
線で示す位置に位置付けられ、レーザ遮蔽部36はレー
ザ光Lを遮蔽しレーザ走査領域を完全に遮蔽できる遮蔽
位置にあり、レーザ光Lがレーザスキャナ1から漏れる
ことはない。この状態からカートリッジカバー14が閉
められると、図8に二点鎖線で示すように、カートリッ
ジカバー14の当接突部14aが第2のレーザシャッタ
ー35に当接して押圧し、第2のレーザシャッター35
を軸37を中心にしてばねの付勢力に抗して時計回り方
向に回動させる。これにより、第2のレーザシャッター
35のレーザ遮蔽部36はレーザ光Lを遮蔽する位置か
らレーザ光Lを開放する開放位置へ動く(図9に実線で
示す)。
ートリッジカバー14を閉鎖することにより遮蔽位置か
ら開放位置へ移動するように構成され、レーザスキャナ
1に軸37を中心にして回動可能に配設されており、図
示しないばねにより反時計回り方向に付勢されている。
第2のレーザシャッター35は、外部からなんら力を受
けていない状態(すなわち、図8に図示するように、カ
ートリッジカバー14が閉鎖されていない状態)では、
ばねの付勢力により反時計回り方向に回動して図8で実
線で示す位置に位置付けられ、レーザ遮蔽部36はレー
ザ光Lを遮蔽しレーザ走査領域を完全に遮蔽できる遮蔽
位置にあり、レーザ光Lがレーザスキャナ1から漏れる
ことはない。この状態からカートリッジカバー14が閉
められると、図8に二点鎖線で示すように、カートリッ
ジカバー14の当接突部14aが第2のレーザシャッタ
ー35に当接して押圧し、第2のレーザシャッター35
を軸37を中心にしてばねの付勢力に抗して時計回り方
向に回動させる。これにより、第2のレーザシャッター
35のレーザ遮蔽部36はレーザ光Lを遮蔽する位置か
らレーザ光Lを開放する開放位置へ動く(図9に実線で
示す)。
【0061】このように、本実施例においては、レーザ
光の光路を遮るレーザシャッターを複数形成し、レーザ
シャッターの一つをプロセスカートリッジの装着に連動
するアーム部材の動作に連動して移動するように構成
し、他方のレーザシャッターをカートリッジカバーを閉
鎖する動作により移動するように構成することにより、
プロセスカートリッジが装置本体に装着されかつカート
リッジカバーが閉じられたときにのみ、レーザ光を感光
体ドラムに照射させることができ、不用意にレーザ光が
漏れることを防止することができる。
光の光路を遮るレーザシャッターを複数形成し、レーザ
シャッターの一つをプロセスカートリッジの装着に連動
するアーム部材の動作に連動して移動するように構成
し、他方のレーザシャッターをカートリッジカバーを閉
鎖する動作により移動するように構成することにより、
プロセスカートリッジが装置本体に装着されかつカート
リッジカバーが閉じられたときにのみ、レーザ光を感光
体ドラムに照射させることができ、不用意にレーザ光が
漏れることを防止することができる。
【0062】さらに、前述した実施例と同様に、プロセ
スカートリッジの着脱のための軌跡を小さくすることが
でき、スペースの有効活用が可能となり、また、レーザ
スキャナやスキャナ台に新たな切り欠きを設ける必要が
ないため、レーザスキャナやスキャナ台の剛性の低下を
防止でき、スキャナによる画像悪化を防止できる。
スカートリッジの着脱のための軌跡を小さくすることが
でき、スペースの有効活用が可能となり、また、レーザ
スキャナやスキャナ台に新たな切り欠きを設ける必要が
ないため、レーザスキャナやスキャナ台の剛性の低下を
防止でき、スキャナによる画像悪化を防止できる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記憶手段を有するプロセスカートリッジの着脱に連動し
てプロセスカートリッジの記憶手段と装置本体とを電気
的に接続する接続手段を有する可動部材の動作により、
レーザシャッターを開閉するように構成することによ
り、従来例のようにレーザシャッターを開閉作動させる
ための突起部をプロセスカートリッジに設ける必要がな
く、プロセスカートリッジの着脱のための軌跡を小さく
することができ、スペースの有効活用が可能となる。ま
た、レーザスキャナやスキャナ台に新たな切り欠きを設
ける必要がないため、レーザスキャナやスキャナ台の剛
性の低下を防止でき、スキャナによる画像悪化を防止で
きる。
記憶手段を有するプロセスカートリッジの着脱に連動し
てプロセスカートリッジの記憶手段と装置本体とを電気
的に接続する接続手段を有する可動部材の動作により、
レーザシャッターを開閉するように構成することによ
り、従来例のようにレーザシャッターを開閉作動させる
ための突起部をプロセスカートリッジに設ける必要がな
く、プロセスカートリッジの着脱のための軌跡を小さく
することができ、スペースの有効活用が可能となる。ま
た、レーザスキャナやスキャナ台に新たな切り欠きを設
ける必要がないため、レーザスキャナやスキャナ台の剛
性の低下を防止でき、スキャナによる画像悪化を防止で
きる。
【0064】また、記憶手段を有するプロセスカートリ
ッジの着脱に連動してプロセスカートリッジの記憶手段
と装置本体とを電気的に接続する接続手段を有する可動
部材の動作およびカートリッジカバーの閉鎖作動によっ
て、レーザシャッターを移動させるように構成すること
により、ユニット部品の交換等のために、カートリッジ
カバーを開けた状態でレーザ光が遮蔽され、レーザ光の
漏れや感光体ドラムへのレーザ光の照射を防止すること
ができ、さらに、プロセスカートリッジが装置本体に装
着されかつカートリッジカバーが閉じられたときにの
み、レーザ光を感光体ドラムに照射させることができ、
不用意にレーザ光が漏れることを防止することができ
る。
ッジの着脱に連動してプロセスカートリッジの記憶手段
と装置本体とを電気的に接続する接続手段を有する可動
部材の動作およびカートリッジカバーの閉鎖作動によっ
て、レーザシャッターを移動させるように構成すること
により、ユニット部品の交換等のために、カートリッジ
カバーを開けた状態でレーザ光が遮蔽され、レーザ光の
漏れや感光体ドラムへのレーザ光の照射を防止すること
ができ、さらに、プロセスカートリッジが装置本体に装
着されかつカートリッジカバーが閉じられたときにの
み、レーザ光を感光体ドラムに照射させることができ、
不用意にレーザ光が漏れることを防止することができ
る。
【図1】本発明の画像形成装置の第1の実施例を示す概
略構成図である。
略構成図である。
【図2】本発明の画像形成装置の第1の実施例における
要部を示す図であり、プロセスカートリッジが装着さ
れ、カートリッジカバーが閉鎖されている状態の概略図
である。
要部を示す図であり、プロセスカートリッジが装着さ
れ、カートリッジカバーが閉鎖されている状態の概略図
である。
【図3】本発明の画像形成装置の第1の実施例における
要部を示す図であり、カートリッジカバーが開放されプ
ロセスカートリッジが装着されていない状態の概略図で
ある。
要部を示す図であり、カートリッジカバーが開放されプ
ロセスカートリッジが装着されていない状態の概略図で
ある。
【図4】本発明の画像形成装置の第2の実施例の要部を
示す概略図であり、プロセスカートリッジが装着され、
カートリッジカバーが閉鎖されている状態を示す。
示す概略図であり、プロセスカートリッジが装着され、
カートリッジカバーが閉鎖されている状態を示す。
【図5】本発明の画像形成装置の第2の実施例の要部を
示す概略図であり、プロセスカートリッジが装着されて
いるが、カートリッジカバーを一部開放されている状態
を示す。
示す概略図であり、プロセスカートリッジが装着されて
いるが、カートリッジカバーを一部開放されている状態
を示す。
【図6】本発明の画像形成装置の第2の実施例の要部を
示す概略図であり、カートリッジカバーが開放されてプ
ロセスカートリッジが装着されていない状態を示す。
示す概略図であり、カートリッジカバーが開放されてプ
ロセスカートリッジが装着されていない状態を示す。
【図7】本発明の画像形成装置の第3の実施例の要部を
示す概略図であり、プロセスカートリッジが装着されか
つカートリッジカバーが閉鎖されている状態を示す。
示す概略図であり、プロセスカートリッジが装着されか
つカートリッジカバーが閉鎖されている状態を示す。
【図8】本発明の画像形成装置の第3の実施例の要部を
示す概略図であり、プロセスカートリッジは装着されて
いるがカートリッジカバーが閉鎖されていない状態を示
す。
示す概略図であり、プロセスカートリッジは装着されて
いるがカートリッジカバーが閉鎖されていない状態を示
す。
【図9】本発明の画像形成装置の第3の実施例の要部を
示す概略図であり、カートリッジカバーが閉鎖されてい
るがプロセスカートリッジは装着されていない状態を示
す。
示す概略図であり、カートリッジカバーが閉鎖されてい
るがプロセスカートリッジは装着されていない状態を示
す。
【図10】従来の画像形成装置を示す概略構成図であ
る。
る。
【図11】従来の画像形成装置における要部を示す図で
あり、カートリッジカバーが開放されてプロセスカート
リッジが未だ装着されていない状態の概略図である。
あり、カートリッジカバーが開放されてプロセスカート
リッジが未だ装着されていない状態の概略図である。
A 画像形成装置
B プロセスカートリッジ
1 レーザスキャナ
2 記録媒体
3a 記録媒体カセット
3b ピックアップローラ
3c 搬送ローラ対
3d ガイド板
3e 排出ローラ対
4 転写ローラ
5 定着手段
6 排出トレイ
7 感光体ドラム
8 帯電ローラ
10 現像ローラ
10a 現像剤収納部
10b 現像ブレード
11 クリーニングブレード
11a 除去現像剤溜め
12 カートリッジ枠体
12p 先端当接部
14 カートリッジカバー
14a 当接突部
15 スキャナ台
20 レーザシャッター
21 レーザ遮蔽部
22 軸
23 捩りコイルばね
25 接続手段
26 接続手段接点部
27 アーム部材
27a 下方突出部分
27b シャッター作動凸部
28 軸
29 捩りコイルばね
30 第1のレーザシャッター
31 レーザ遮蔽部
32 軸
35 第2のレーザシャッター
36 レーザ遮蔽部
37 軸
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 宮▲崎▼ 芳行
東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ
ノン株式会社内
Fターム(参考) 2C362 EA11
2H071 BA04 BA05 BA13 BA16 BA20
BA23 BA29 BA33 BA34 DA02
DA06 DA08 DA15 DA34 EA02
EA16
2H076 AB02 AB83 CA05
Claims (3)
- 【請求項1】 像担持体を保持するとともにプロセスカ
ートリッジに関する情報を記憶する記憶手段をカートリ
ッジ外面に有するプロセスカートリッジと、前記プロセ
スカートリッジの装置本体への装着動作に伴って作動す
る可動部材と、前記プロセスカートリッジを装着した際
に前記記憶手段を画像形成装置に電気的に接続する接点
部を有して前記可動部材に保持される接続手段と、前記
像担持体に画像情報に応じたレーザ光を照射するレーザ
光照射手段と、前記レーザ光照射手段からのレーザ光の
光路を遮る遮蔽位置と前記レーザ光の光路から退避する
開放位置との間を移動可能に設けられたレーザシャッタ
ー手段とを有する画像形成装置において、 前記レーザシャッター手段は、前記プロセスカートリッ
ジの装着動作に連動する前記可動部材の動作に連動し
て、前記遮蔽位置から前記開放位置へ移動するように構
成されていることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 像担持体を保持するとともにプロセスカ
ートリッジに関する情報を記憶する記憶手段をカートリ
ッジ外面に有するプロセスカートリッジと、前記プロセ
スカートリッジの装置本体への装着動作に伴って作動す
る可動部材と、前記プロセスカートリッジを装着した際
に前記記憶手段を画像形成装置に電気的に接続する接点
部を有して前記可動部材に保持される接続手段と、前記
像担持体に画像情報に応じたレーザ光を照射するレーザ
光照射手段と、前記レーザ光照射手段からのレーザ光の
光路を遮る遮蔽位置と前記レーザ光の光路から退避する
開放位置との間を移動可能に設けられたレーザシャッタ
ー手段と、装置本体に対して開閉可能なカートリッジカ
バーとを有する画像形成装置において、 前記レーザシャッター手段は、前記プロセスカートリッ
ジの装着動作に連動する前記可動部材の動作と前記カー
トリッジカバーの閉鎖動作によって、前記遮蔽位置から
前記開放位置へ移動するように構成されていることを特
徴とする画像形成装置。 - 【請求項3】 像担持体を保持するとともにプロセスカ
ートリッジに関する情報を記憶する記憶手段をカートリ
ッジ外面に有するプロセスカートリッジと、前記プロセ
スカートリッジの装置本体への装着動作に伴って作動す
る可動部材と、前記プロセスカートリッジを装着した際
に前記記憶手段を画像形成装置に電気的に接続する接点
部を有して前記可動部材に保持される接続手段と、前記
像担持体に画像情報に応じたレーザ光を照射するレーザ
光照射手段と、前記レーザ光照射手段からのレーザ光の
光路を遮る遮蔽位置と前記レーザ光の光路から退避する
開放位置との間を移動可能に設けられたレーザシャッタ
ー手段と、装置本体に対して開閉可能なカートリッジカ
バーとを有する画像形成装置において、 前記レーザシャッター手段は、レーザ光の光路を遮るレ
ーザシャッターを複数個有し、前記レーザシャッターの
一つは前記プロセスカートリッジの装着動作に連動する
前記可動部材の動作に連動して前記遮蔽位置から前記開
放位置へ移動するように構成され、前記レーザシャッタ
ーの他の一つは前記カートリッジカバーの閉鎖動作によ
って前記遮蔽位置から前記開放位置へ移動するように構
成されていることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001379502A JP2003177652A (ja) | 2001-12-13 | 2001-12-13 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001379502A JP2003177652A (ja) | 2001-12-13 | 2001-12-13 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003177652A true JP2003177652A (ja) | 2003-06-27 |
Family
ID=19186846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001379502A Pending JP2003177652A (ja) | 2001-12-13 | 2001-12-13 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003177652A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007034226A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-08 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2009210613A (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-17 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置 |
US8130248B2 (en) | 2005-07-26 | 2012-03-06 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Image forming apparatus and light scanning apparatus |
KR101154890B1 (ko) * | 2005-10-21 | 2012-06-13 | 삼성전자주식회사 | 주사광 셔터를 구비한 스캐닝유닛 |
KR101239973B1 (ko) * | 2006-07-14 | 2013-03-06 | 삼성전자주식회사 | 광주사장치커버를 갖는 화상형성장치 |
JP2013254068A (ja) * | 2012-06-06 | 2013-12-19 | Brother Ind Ltd | 露光装置 |
KR101481056B1 (ko) | 2014-06-18 | 2015-01-14 | 안광태 | 사료포대 타격장치 |
-
2001
- 2001-12-13 JP JP2001379502A patent/JP2003177652A/ja active Pending
Cited By (9)
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JP4530064B2 (ja) * | 2008-02-29 | 2010-08-25 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置 |
US8238764B2 (en) | 2008-02-29 | 2012-08-07 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus and development cartridge in which information stored on the development cartridge can be read by the image forming apparatus |
JP2013254068A (ja) * | 2012-06-06 | 2013-12-19 | Brother Ind Ltd | 露光装置 |
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