JP2009288310A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 レーザシャッタの開閉をプロセスカートリッジの装着動作と前ドアの開閉動作とに連動させる場合、プロセスカートリッジがシャッタを開閉させるための部材と当接することが少なからず抵抗や引っかかりとなるため、プロセスカートリッジ装着時の操作性を損なう可能性がある。
【解決手段】 前ドア27に移動自在に支持されるレバー26を設け、プロセスカートリッジ7が装置本体に装着されている状態において前ドア27が閉じられると、レバー26は、プロセスカートリッジ7と当接してレーザシャッタ35を開放位置に移動させる力をレーザシャッタ35に作用させ、プロセスカートリッジ7が装置本体に装着されていない状態において前ドア27が閉じられると、レバー26は、レーザシャッタ35を開放位置に移動させる力をレーザシャッタ35に作用させない。
【選択図】 図7

Description

本発明は複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関するものである。
一般的に、レーザ光を用いて露光する画像形成装置にあっては、レーザ光が装置外に漏れるのを防止するために、レーザ光路を開放・閉鎖可能なシャッタ部材が設けられている。このシャッタ部材の開閉に関しては、感光ドラムを含むプロセスカートリッジの着脱や、画像形成装置の外装カバーの開閉動作に連動させているものがある。すなわち、シャッタ部材は、ユーザ、サービスマンがプロセスカートリッジの着脱を行なったとき、紙詰まりの処理等の目的で画像形成装置の外装カバーを開けたときなどに、レーザ光の光路を遮ることでユーザがレーザ光にさらされるのを防いでいる。
しかしながら、プロセスカートリッジの着脱動作に連動させてシャッタ部材を開閉する機構においては、プロセスカートリッジがシャッタ部材あるいはシャッタ部材とリンクする部材に当接する当接機構を設ける必要がある。そのため、ユーザがプロセスカートリッジを装着する際に、当接機構が少なからず抵抗や引っかかりとなるため、ユーザの操作性を損なってしまう可能性がある。
一方で、外装カバーの開閉動作に連動させてシャッタ部材を開閉する機構においては、外装カバーの開放に際してレーザ光の電源ラインが切られていない場合には、レーザ光が誤って発光される虞が考えられる。
そこで、特許文献1に示されるように、プロセスカートリッジの装着及び画像形成装置本体に対する開閉部材の閉鎖が為されることによって、シャッタ部材が開放位置に移動する手段が提案されている。具体的には、プロセスカートリッジの装着時に、プロセスカートリッジがアーム部材に当接し、当接されたアーム部材が回動されることによってレーザシャッタの開放を阻止しているストッパを移動させている。
これにより、プロセスカートリッジが装着されているが、開閉部材が閉まっていないという場合でも、不用意なレーザ光が漏れないようにシャッタは開放しない。
特開平06−202393号公報
しかしながら、特許文献1に示された構成では、プロセスカートリッジの装着時に、プロセスカートリッジがアーム部材に当接することになる。そのため、ユーザがプロセスカートリッジを装着する際に、プロセスカートリッジがアーム部材と当接することが少なからず抵抗や引っかかりとなるため、ユーザの操作性を損なってしまう可能性がある。
本発明は、上記課題を鑑みて為されたものであり、シンプルな構成でプロセスカートリッジ装着時の操作性を損なうことなく、不用意にレーザ光が漏れることのないシャッタ部材を有する画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、トナー像を担持する像担持体と前記像担持体に作用するプロセス手段とを有し、装置本体に対して着脱可能なプロセスカートリッジと、前記プロセスカートリッジを着脱するために前記装置本体に対して開閉可能な開閉部材と、前記像担持体に光照射するための光学ユニットと、前記光学ユニットから前記像担持体に照射される光の光路を遮る閉鎖位置と開放する開放位置とに移動可能なシャッタ部材と、を有する画像形成装置において、前記開閉部材に移動自在に支持される当接部材を有し、前記開閉部材が開かれているとき、前記シャッタ部材は該閉鎖位置に位置し、前記プロセスカートリッジが前記装置本体に装着されている状態において前記開閉部材が閉じられると、前記当接部材は、前記プロセスカートリッジと当接して前記シャッタ部材を該開放位置に移動させる力を前記シャッタ部材に作用させ、前記プロセスカートリッジが前記装置本体に装着されていない状態において前記開閉部材が閉じられると、前記当接部材は、前記シャッタ部材を該開放位置に移動させる力を前記シャッタ部材に作用させないことを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、シンプルな構成でプロセスカートリッジ装着時の操作性を損なうことなく、不用意にレーザ光が漏れることのないシャッタ部材を有する画像形成装置を提供することができる。
以下に、本発明を適用可能な実施形態について図面を用いて詳しく説明する。なお、本実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、その相対配置などは特に特定的な記載の無い限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(第一実施形態)
[画像形成装置の全体構成]
まず、画像形成装置の全体構成について、図1を参照して概要説明する。なお、図1は画像形成装置の一態様であるカラーレーザプリンタ100の全体構成を示す縦断面図である。
図1に示すカラーレーザプリンタ100は、4個の感光ドラム1(1a,1b,1c,1d)を備えている。それぞれの感光ドラム1の周囲には、その回転方向に従って順に、帯電手段2(2a,2b,2c,2d)、光学ユニットとしてのレーザスキャナ3、現像手段4(4a,4b,4c,4d)、転写手段12(12a,12b,12c,12d)、クリーニング手段8(8a,8b,8c,8d)が配設されている。
本実施形態では、上記感光ドラム1と、帯電手段2、現像手段4およびクリーニング手段8等の感光ドラムに作用するプロセス手段とは、一体的にカートリッジ化されている。プロセスカートリッジ7(7a〜7d)はカラーレーザプリンタ100に着脱可能に構成されている。
これら4個のプロセスカートリッジ7a,7b,7c,7dは、同一構造であるが、画像形成に異なる色、すなわち、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(Bk)のトナーを用いている点で相違している。以降、各色に共通する構成については、例えばプロセスカートリッジ7a、7b、7c、7をそれぞれ示す意味でプロセスカートリッジ7と総称して記載する。
プロセスカートリッジ7は、現像ユニット4と、クリーナユニット5によって構成されている。このうち前者の現像ユニット4は、現像ローラ24と、現像剤塗布ローラ25、及び、トナー容器を有している。一方、後者のクリーナユニット5は、像担持体である感光ドラム1と、帯電ローラ2と、クリーニングブレード8と、廃トナー容器とを有している。
像担持体としての感光ドラム1は、アルミニウム製シリンダの外周面に有機光導伝体層(OPC)を塗布して構成したものである。感光ドラム1の両端部はフランジによって回転可能に支持されており、一方の端部に不図示の駆動モータから駆動力を伝達することにより、図1の矢印に示す時計回り方向に回転駆動される。
帯電手段2は、ローラ状に形成された導電性ローラで、このローラを感光ドラム1表面に当接させるとともに、不図示の電源によって帯電バイアス電圧を印加することにより、感光ドラム1表面を一様に帯電させる。
レーザスキャナ3は、プロセスカートリッジ7の鉛直下方に配置され、画像信号に基づき感光ドラム1に光照射して露光する。
現像ユニット4a,4b,4c,4dは、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の各色のトナーを収納したトナー収納部を有する。更に、現像ユニット4は、感光体表面に隣接し、不図示の駆動部により回転駆動されると共に、図示しない現像バイアス電源により現像バイアス電圧を印加することにより現像を行なう現像ローラ24を有する。
中間転写体ユニット120は、中間転写ベルト120eが駆動ローラ120f、テンションローラ120gに張架されており、テンションローラ120gが矢印E方向に張力をかけている。また、各感光ドラム1a,1b,1c,1dに対向して、中間転写ベルト120eの内側に一次転写ローラ12a,12b,12c,12dが配設されており、不図示のバイアス印加手段により転写バイアスを印加する構成となっている。
感光ドラム1上に形成されたトナー像は、一次転写ローラ12に正極性のバイアスを印加することにより、感光ドラム1a上のトナー像から順次、矢印F方向に回転する中間転写ベルト120e上に一次転写される。中間転写ベルト120eには4色に重なった状態のトナー像が二次転写部15まで搬送される。
給送装置13は、シートSを収納する給紙カセット11内からシートSを給紙する給紙ローラ9と、給紙されたシートSを搬送する搬送ローラ対10とを有している。
給紙カセット11は図1中本体手前方向へ引き抜くことができるよう構成しており、ユーザは給紙カセット11を引き抜き、装置本体から取り外した後、シートSをセットし装置本体へ挿入することでシート補給が完了する。
給紙カセット11に収納されたシートSは、給紙ローラ9に圧接され、分離パッド23によって一枚ずつ分離され(摩擦片分離方式)搬送される。
そして、給送装置13から搬送されたシートSはレジストローラ対17によって二次転写部15に搬送される。
二次転写部15において、二次転写ローラ16に正極性のバイアスを印加することにより、搬送されたシートSに、中間転写ベルト120e上の4色のトナー像を二次転写する。
定着手段である定着部14は、転写材上に形成した画像に熱及び圧力を加えて定着させるものである。定着されたシートSは排紙ローラ対20によって排紙トレイ21に排出される。
一方、トナー像転写後に、感光ドラム1表面に残ったトナーは、クリーニングブレード8によって除去され、除去されたトナーはクリーナユニット5内の廃トナー容器に回収される。
また、シートSへの二次転写後に中間転写ベルト120e上に残ったトナーは、転写ベルトクリーニング装置220によって除去され、除去されたトナーは、廃トナー搬送路(不図示)を通過し、装置奥面部に配置された廃トナー回収容器(不図示)へと回収される。
[プロセスカートリッジ7の着脱構成]
次にタンデム型カラー画像形成装置におけるプロセスカートリッジ7の着脱構成について説明する。図2は、本発明を適用できる第一実施形態に係るカラー画像形成装置の斜視図である。
カラーレーザプリンタ100においては、給紙カセット11へのシートの補給及び、プロセスカートリッジ7の着脱及び、プリントされた用紙の回収は、全て同一の装置正面側から操作可能である。プロセスカートリッジ7の着脱は、ドラム軸方向であって、かつ装置正面側に着脱可能な構成となっている。なお、プロセスカートリッジ7を着脱するために開閉する前ドアは、説明の便宜上、図2では不図示としている。
この構成は、カラー画像形成装置で主流であるサイドオリエンテッド構成である。プロセスカートリッジ7は、プロセスカートリッジ7とレーザスキャナ3を仕切る仕切り板31に設けられた挿入ガイド33によって装置本体内を案内される。ユーザはプロセスカートリッジ7に一体的に形成された挿入リブ22を挿入ガイド33に沿わせて挿入することで、プロセスカートリッジ7を装置本体の所定の位置へ容易に装着できる。
[レーザシャッタ35の構成]
次に、図3を用いてレーザシャッタの配置について説明をする。レーザスキャナ3の上部には、レーザスキャナ内部に塵や埃、トナー等が入り込まないように、カバーガラス34を配置し、スキャナ内部の機能部品が汚れて画像不良になることを防止している。
また、カバーガラス34の直上にはレーザ光を遮るような閉鎖位置にレーザシャッタ35が位置している。つまり、図3の状態において、カバーガラスを透過したレーザ光は、レーザシャッタ35で遮られるので、感光ドラム1に照射されることは無い。
次に、レーザシャッタ35の開閉機構について詳細に説明する。
図4(a)は、レーザシャッタ35の開閉機構を装置本体の上方から見た上視図である。図4(a)は、プロセスカートリッジ7は装着されているが、開閉部材としての前ドア27が開かれた状態を示している。図4(a)の右側が装置の正面側となる。図3でも説明したようにカバーガラス34(破線)の上部には、カバーガラス34を覆い隠すような閉鎖位置にレーザシャッタ35が位置している。レーザシャッタ35の端部には丸穴36、37が設けられている。
また、レーザシャッタ35の両端部下方には、揺動アーム38、39を配置している。揺動アーム38、39にはその一端部に円筒状のボス40、41を一体的に形成しており、前述したレーザシャッタ35の丸穴36、37に嵌り込み、回転自在に取り付けられている。また、揺動アーム38、39の他端部には、その下面に揺動支点ボス42、43を一体的に形成している。揺動支点ボス42、43は、前述した仕切り板31に設けられた穴(不図示)に嵌り込み、揺動自在に支持されている。上記構成とすることでレーザシャッタ35は、装置本体に固定されたレーザスキャナ3上のカバーガラス34に対して移動可能に支持されている。
さらに、揺動アーム38の他端部上面には、円筒状の係合ボス44が一体的に形成されている。また、揺動アーム38の他端部の上部には、シャッタ移動手段としてのスライダ45を配置している。スライダ45の一端部は、前述した係合ボス44が嵌るような異形長穴46を有している。また、スライダ45は、仕切り板31の一部を曲げ起こし形成されたガイド47、48によって、図中上下方向の動作を規制されている。また、スライダ45の他端部は、装置本体の前側板49に設けられた規制穴(不図示)を貫通し、装置本体正面側に飛び出すよう配置している。さらに、スライダ45の中央部には開口穴50があり、開口穴50の一端部には、凸形状部51を有している。また、凸形状部51には、付勢手段としての圧縮バネ52が嵌められている。
図4(b)にスライダ45、圧縮バネ52を装置左側面から矢視した断面図を示す。圧縮バネ52の図中左端は、仕切り板の一部を曲げ起こして形成されたバネ支持形状部53に嵌められている。
従って、スライダ45は、付勢手段としての圧縮バネ52のバネ圧によって図中右方向に付勢されていることになる。スライダ45は、その側面に段形状部54を有しており、段形状部54が前側板49に突き当たることによって静止している。
次に、レーザシャッタ35の実際の動作について説明する。図4(c)は、レーザシャッタ機構を装置の上方から矢視した上視図である。図4(c)は、実際に印字可能な状態、つまりプロセスカートリッジ7は装着されており、かつ、開閉部材としての前ドア27も閉じられた状態を示している。
まず、前ドア27の内面に取り付けられたレバー26の一部がシャッタ移動手段としてのスライダ45を押圧する。レバー26の詳細な構成については後述する。スライダ45は、付勢手段としての圧縮バネ52の付勢力に抗する状態でガイド47、48によって図中上下方向の移動を規制されながら、図4(c)中左方向に移動する。
スライダ45の移動により、異形長穴46に嵌っている係合ボス44が移動させられる。係合ボス44を一体的に形成する揺動アーム38は、揺動支点ボス42を中心に図4(c)中矢印方向に回転することになる。その結果、円筒状ボス40に軸支されたレーザシャッタ35は図4(c)に示す開放位置に移動することになる。レーザシャッタ35の図4(c)中左端部で軸支される揺動アーム39は、レーザシャッタ35の動きに従い揺動支点ボス43を中心に矢印方向に回転する。
上記のように、前ドア27が閉じられるとレーザシャッタ35は、カバーガラス34の直上からレーザ光の光路を開放する開放位置に退避するので、レーザスキャナ3から出射されるレーザ光は感光ドラム1に照射可能となる。
図4(c)に示すレーザシャッタ35の開放状態から、前ドア27が開けられると、スライダ45は、圧縮バネ52の付勢力によって図中右方向に移動し、図4(a)に示すレーザシャッタ35の閉鎖状態になる。
[レバー26の構成]
次に、スライダ45に作用する当接部材としてのレバー26の構成について説明する。図5(a)は、前ドア27の内面の一部を示した斜視図である。図5(a)に示すように、前ドア27の装置内面側には、開口部を有するリブ61、62を2箇所に形成している。リブ61、62の間には、凸形状63、64を形成している。
一方、レバー26は、図5(b)に示すようにその両端部にボス形状65、66を一体的に形成している。レバー26は、前述したリブ61、62の開口部にボス形状65、66を嵌め込む形で取り付けられている。つまり、レバー26はリブ61、62によって、図5(b)中の上下方向、および左方向に動くことを規制され、右方向には前述した凸形状63、64によって規制されている。上記構成によって、レバー26は前ドア27に対して移動自在、すなわち、揺動自在に取り付けられていることになる。なお、本実施形態においては、前ドア27にリブの開口部を設け、レバー26にボス形状を設ける構成としたが、レバー26が前ドア27に対して揺動自在となる構成であれば、開口部とボス形状を有する部材が逆であってもよい。
次に、開閉部材としての前ドア27の開閉動作とレーザシャッタ35の開閉動作の関係について、図6を用いて説明する。図6は、装置本体を左側面方向からみた断面図である。まず、中央部には感光ドラム1を有するプロセスカートリッジ7が配置されている。プロセスカートリッジ7は、図6中右方向、つまり本体正面側に着脱可能な構成としている。図6中左側に配置された後側板55にプロセスカートリッジ7が突き当たった位置がプロセスカートリッジ7の正規の位置である。本実施形態では、プロセスカートリッジ7は、図6中の左方向(感光ドラム1の回転軸方向であってプロセスカートリッジが装着される方向)に押圧することで位置決めされていることになる。これにより、プロセスカートリッジ7に内蔵される感光ドラム1をはじめとする作像手段が精度良く装置本体に位置決めされることになる。
また、感光ドラム1上方には中間転写体ユニット120を、下方には、レーザスキャナ3を配置している。レーザスキャナ3の上部には、前述したようにカバーガラス34があり、カバーガラス34上方には、レーザシャッタ35、及びレーザシャッタ35の開閉機構を配置している。
一方、装置本体正面(図6右側面)には、前ドア27を設けている。前ドアは装置の外装カバーであると同時に、プロセスカートリッジ7を着脱するために装置本体に対して開閉可能な開閉部材である。前ドア27は、その下部に支点軸28を設けており、装置本体に回転自在に支持されている。また、その上部ではラッチ(不図示)により、装置本体に引掛けられている。
ユーザは、プロセスカートリッジ7を交換する際、把手29をつかみ、手前に引っ張ることで前ドア27を開けることができる。
前ドア27の装置内面側には、レバー26を配置している。レバー26は、揺動軸としての揺動支点軸30を一体的に形成しており、前ドア27により揺動自在に支持されている。レバー26は、その上端側(一端側)にプロセスカートリッジ7と当接できるような第1当接部を有し、揺動支点軸30を挟んだ下端側(他端側)に前述したスライダ45と当接できるような第2当接部を有している。
上記構成によって、図6に示すプロセスカートリッジが装着され、かつ、前ドア27が閉じられた状態では、レバー26が、スライダ45を押圧することにより、レーザシャッタ35をレーザ光路から外れた開放位置に退避させることができる。また、レバー26は回転動作の機構であるため、信頼性、耐久性も高い。
次に、レバー26の近傍を拡大した図を図7に示す。図7(a)は、プロセスカートリッジ7が装置本体に装着され、かつ、前ドア27が閉じられた状態を示している。図7(a)に示す状態において、スライダ45による付勢力がレバー26を介して、プロセスカートリッジ7に対して図7(a)中の左方向(感光ドラム1の回転軸方向であってプロセスカートリッジが装着される方向)に作用している。一方で、レバー26は、プロセスカートリッジ7と当接してレーザシャッタ35を開放位置に移動させる力をシャッタ部材に作用させている。図6の説明において前述したように、プロセスカートリッジ7は、後側板55に対して図7(a)中の左方向に突き当てられて位置決めされている。このため、上記スライダ45による付勢力をプロセスカートリッジ7の位置決め押圧力として利用できている。これにより、前ドア27を閉じる動作でプロセスカートリッジ7の位置決めに必要な押圧力が発せられ、ユーザビリティを損なうことなく、プロセスカートリッジ7のセットを確実に行なうことができている。また、画像形成動作中に外力を受けても、上記スライダ45による付勢力によりプロセスカートリッジ7の移動を抑制することができている。
次に、プロセスカートリッジ7が装置本体に装着されておらず、前ドア27が閉じられた状態を図7(b)に示す。プロセスカートリッジ7がなく、スライダ45による矢印方向の付勢力によって、レバー26は図7(b)中の反時計方向に回転する。このとき、レバー26は、レーザシャッタ35を開放位置に移動させる力をレーザシャッタ35に作用させないので、レーザシャッタ35は開かない。
以上説明したように、本実施形態によれば、プロセスカートリッジ7の装着状態とレーザシャッタの開閉動作との連動を、プロセスカートリッジ7の装着動作に抵抗となるような当接機構を設けることなく、前ドア27に設けたレバー26により実現している。この構成により、シンプルな構成でプロセスカートリッジ装着時の操作性を損なうことなく、不用意にレーザ光が漏れることのないシャッタ部材を有する画像形成装置を提供することができる。
(第二実施形態)
図8を参照して、本発明に適用可能な第二実施形態に係るカラー画像形成装置について説明する。なお、第一実施形態と同様な構成、動作については、詳細な説明を割愛する。図8にプロセスカートリッジ7(7a、7b、7c、7d)を交換する時の状態、つまり前ドア27を開けた状態を示す。図8に示すように前ドア27の内面部に取り付けられたレバー26(26a、26b、26c、26d)は露出している。
前ドア27には、複数のプロセスカートリッジ7(7a、7b、7c、7d)に対応する複数のレバー26(26a、26b、26c、26d)が設けられている。このため、前ドア27という1部材の開閉動作のみで、複数のレーザシャッタを開閉させることができる。
また、レバーの近傍には、装置本体内の通気穴61が多数開けられている。図8に示す状態からプロセスカートリッジ7を取り外した後に、前ドア27が閉じられた場合でも、レーザシャッタ35が開放位置に移動しないため、レーザ光、及び二次的に生じた反射光などが通気穴61から漏れる心配は無い。
この構成によって、プロセスカートリッジ7が装着されていない状態でのレーザ光の漏れを考慮する必要がなくなり、前ドア27に通気穴、ルーバーを設けることに制限をなくすことができる。その結果、レーザ光の遮蔽と装置内昇温対応との両立を図れるようになる。
また、プロセスカートリッジ7を装着しない状態で長期間放置された場合、または複数のプロセスカートリッジ7のうち、いくつかのプロセスカートリッジを装着しない状態でプリントを継続する使用状態においても、カバーガラス34の汚れを気にする必要がない。
なお、上記第一実施形態及び第二実施形態では、レバー26を一つの部材としているが、複数の部品がユニット化されたレバー手段であってもよい。
第一実施形態に係るカラー画像形成装置を示す断面図 第一実施形態に係るカラー画像形成装置を示す斜視図 第一実施形態に係るレーザシャッタ近傍を示す断面図 第一実施形態に係るレーザシャッタの開閉機構を示す図 第一実施形態に係るレバーの構成を示す斜視図 第一実施形態に係るカラー画像形成装置を示す断面図 第一実施形態に係るレバー近傍を示す拡大図 第二実施形態に係るカラー画像形成装置を示す斜視図
符号の説明
1a、1b、1c、1d 感光ドラム(像担持体)
3 レーザスキャナ(光学ユニット)
7a、7b、7c、7d プロセスカートリッジ
26 レバー(当接部材)
27 前ドア(開閉部材)
35 レーザシャッタ(シャッタ部材)
45 スライダ(シャッタ移動手段)
100 カラーレーザプリンタ(画像形成装置)

Claims (4)

  1. トナー像を担持する像担持体と前記像担持体に作用するプロセス手段とを有し、装置本体に対して着脱可能なプロセスカートリッジと、
    前記プロセスカートリッジを着脱するために前記装置本体に対して開閉可能な開閉部材と、
    前記像担持体に光照射するための光学ユニットと、
    前記光学ユニットから前記像担持体に照射される光の光路を遮る閉鎖位置と開放する開放位置とに移動可能なシャッタ部材と、
    を有する画像形成装置において、
    前記開閉部材に移動自在に支持される当接部材を有し、
    前記開閉部材が開かれているとき、前記シャッタ部材は該閉鎖位置に位置し、
    前記プロセスカートリッジが前記装置本体に装着されている状態において前記開閉部材が閉じられると、前記当接部材は、前記プロセスカートリッジと当接して前記シャッタ部材を該開放位置に移動させる力を前記シャッタ部材に作用させ、
    前記プロセスカートリッジが前記装置本体に装着されていない状態において前記開閉部材が閉じられると、前記当接部材は、前記シャッタ部材を該開放位置に移動させる力を前記シャッタ部材に作用させないことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記像担持体は回転可能であり、
    前記シャッタ部材を該閉鎖位置と該開放位置とに移動させるシャッタ移動手段を有し、
    前記シャッタ移動手段は、前記当接部材と対向する側に向けた付勢力を発する付勢手段を有し、
    前記プロセスカートリッジが前記装置本体に装着されている状態において前記開閉部材が閉じられると、前記付勢手段による付勢力は、前記当接部材を介して、前記プロセスカートリッジに対して前記像担持体の回転軸方向に作用することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記当接部材は、前記開閉部材に揺動自在に軸支され、前記当接部材の一端側に前記プロセスカートリッジと当接する第1当接部と、揺動軸を挟んだ前記当接部材の他端側にシャッタ移動手段と当接する第2当接部を有するレバーであることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記プロセスカートリッジは複数であり、前記複数のプロセスカートリッジにそれぞれ対応する複数の前記当接部材が同一の前記開閉部材に設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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