JP2007034226A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ユーザーが定着器を交換する際に、より確実にレーザー光を画像形成装置外に漏らさないようにする。
【解決手段】 レーザー発射手段により発射されたレーザー光の光路を遮蔽する第1位置と前記光路を開放する第2位置との間を移動可能に設けられたシャッタ部材205と、定着手段の着脱動作に応じて移動し、かつ、定着手段が装置本体から取り外された場合にはシャッタ部材205を前記第1位置に位置させる第1移動部材304と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、シート等の記録媒体上に画像を形成する機能を備えた、例えば、複写機、プリンタ、あるいは、ファクシミリ装置などの画像形成装置に関するものである。
プリンタ等の画像形成装置は、帯電器によって一様に帯電させた像担持体に選択的な光照射によって潜像を形成し、現像器によって前記潜像をトナーで顕像化すると共に、トナーによる像を記録媒体に転写して画像記録を行う。
このような装置にあっては、各部材のメンテナンスは専門のサービスマンが行い、ユーザーには不便を伴うことがあった。
そこで、前記像担持体、帯電器、現像器、クリーニング部等を一体構造にまとめてカートリッジ化することにより、ユーザーが前記カートリッジを装置本体に装填することによって、トナーの補給や寿命に達した像担持体の部品交換を可能にしたものや、同様に定着手段を着脱可能なユニット構成とすることにより、ユーザーによるメンテナンス性を容易にしたものが実用化されている。
また、前記画像形成装置は、光照射の方法としてレーザー光を走査させて精細な画像を得るようにした画像形成装置が広く普及している。
このような画像形成装置にあっては、レーザー光が不用意に装置外へ漏れるのを防止するために、レーザー光路を遮蔽可能なシャッタ部材を設けているのが一般的であり、これらの機構としては、前記プロセスカートリッジ着脱時の外装の開閉に連動してシャッタ部材の開閉が行われるもの、前記プロセスカートリッジの着脱に連動してシャッタ部材の開閉が行われるもの等がある(特許文献1,2参照)。
特開平6−297755号公報 特開平6−312530号公報
しかしながら、上記のような従来技術の場合には、下記のような問題が懸念される。
まず近年、前述したとおり定着器の交換・メンテナンスを装置設置後にユーザーが行うことが増加しつつある。この際、図11で示したような外装カバー1001の開閉に連動してレーザーシャッタ1002を移動することで、レーザー光の光路Lを開放(図11(a)参照)・遮蔽(図11(b)参照)する構成であると、プロセスカートリッジ1003を取り外し、かつ該当する外装カバー1001を閉めた場合、レーザー光路Lが開いた状態であるが、レーザー光照射方向にレーザー光を遮るものがない。よって、この状態でユーザーが電源ラインを切らずに定着器1004の取り外しを行った場合、レーザー光が発光され、装置外に漏れる恐れが考えられる(図11(c)参照)。
そこで、その対策として、プロセスカートリッジの着脱動作に応じてレーザーシャッタを開閉する図12に示したような構成がある。
この構成では、レーザー光を照射するレーザーユニット2000の近傍には軸2001を中心にして回動し、前記レーザー光の光路Lを遮蔽し、又はレーザー光路Lから退避す
るシャッタ部材2002が設けてある。そして、プロセスカートリッジ2003の上面には前記シャッタ部材1002を動作させるための突起部2003aが設けてあり、カートリッジ2003が装置本体2004に装着されたときに、前記突起部2003aによってシャッタ部材2002がレーザー光路Lから退避する(図12(a)参照)。また、前記カートリッジ2003が装着されていないときは、シャッタ部材2002が引張バネ2005によってレーザー光路Lを遮蔽する位置に位置するように付勢している(図12(b)参照)。
このような構成をとることにより、ユーザーが電源ラインを切らずに定着器の取り外しても、プロセスカートリッジが無い場合にはレーザー光路が遮蔽されており、プロセスカートリッジがある場合にはレーザー光路は開放されているがプロセスカートリッジによりレーザー光の漏れは防止することができるので、前記問題点は解消される。
しかしながら、この場合にはシャッタ部材が何らかの衝撃や振動等によって誤動作してレーザー光路を開くことがないように、引張バネの付勢を強く設定しておく必要がある。そのために、プロセスカートリッジを装着すると、カートリッジにはシャッタ部材を押すための大きな負荷がかかっていた。この負荷により、長期間装着したカートリッジが変形し、画像が劣化するおそれがあった。
また、上記引張バネによる付勢力によってカートリッジに大きな負荷がかかることで、カートリッジの着脱性を損ねてしまうおそれがあった。
また、カートリッジの上部に前述したような突起を設けることにより、プロセスカートリッジを着脱させるために要する軌跡が大きくなるため、装置本体にそのスペースを設けるか、装置本体自体を大きくする必要があった。
本発明は上記したような事情に鑑みてなされたものであり、ユーザーが定着器を交換する際に、より確実にレーザー光を画像形成装置外に漏らさないようにすることを目的とする。さらには、プロセスカートリッジに負荷をかけない構成とすることで、画像を劣化させることなく高品質の画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明にあっては、
像担持体と、
前記像担持体に向けてレーザー光を発射するレーザー発射手段と、
前記レーザー光が照射されることにより前記像担持体上に形成された静電潜像を現像して得られたトナー画像をシートに転写する画像形成手段と、
装置本体に対して着脱可能に設けられ、前記画像形成手段によりシート上に形成された未定着のトナー画像を前記シートに定着させる定着手段と、
を備えた画像形成装置において、
前記レーザー発射手段により発射されたレーザー光の光路を遮蔽する第1位置と、前記光路を開放する第2位置との間を移動可能に設けられた第1遮蔽部材と、
前記定着手段の着脱動作に応じて移動し、かつ、前記定着手段が装置本体から取り外された場合には前記第1遮蔽部材を前記第1位置に位置させる第1移動部材と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザーが定着器を交換する際に、より確実にレーザー光を画像形成装置外に漏らさないようにすることが可能となる。さらには、プロセスカートリッジに負荷をかけない構成とすることで、画像を劣化させることなく高品質の画像形成装置を提供
することが可能となる。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための最良の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
図2は、本発明の実施例1に係る画像形成装置を示す概略断面図である。ここでは説明の順序として、プロセスカートリッジを装着した画像形成装置(以下、画像形成装置本体という場合もある)100の全体構成を説明し、次に光学手段の構成について説明し、次に前記光学手段からのレーザー光の光路Lを遮蔽し、又は光路Lから退避する第1遮蔽部材としてのシャッタ部材の移動機構について説明する。
(全体構成)
この画像形成装置100は図2に示すように、後述する光学手段200から画像情報に基づいた光像を照射して像担持体としての感光体ドラムに現像剤(以下、トナーという)の像を形成する。そして、前記トナー像の形成と同期して、シートSをカセット101からピックアップローラ102a、分離パッド102b及び搬送ローラ対102c1,102c2等からなる搬送手段102で搬送する。そして、プロセスカートリッジ103としてカートリッジ化された画像形成部において、感光体ドラム104に形成したトナー像を、転写手段としての転写ローラ105に電圧印加することによってシートSに転写し、そのシートSを定着手段106へと搬送する。ここで、プロセスカートリッジ103や転写ローラ105は、本発明に係る画像形成手段を構成している。
定着手段106は駆動ローラ106a及びヒータを内蔵した定着ローラ106bと、定着したシートを定着手段106外へ排出する定着排出ローラ対106c1,106c2からなり、通過するシートSに熱及び圧力を印加して転写トナー像を定着する。そしてこのシートSを搬送ローラ対102d1,102d2及び排出ローラ対102e1,102e2で搬送し、排出部107へ排出するよう構成している。
また、前記画像形成部を形成するプロセスカートリッジ103は、軸108aを中心にして構成部材としての第1開閉部材108を開くと、画像形成装置本体100内にカートリッジ装填スペースが設けてあり、そのスペースの左右内側面にカートリッジ装着ガイド部材109(図示せず)が取り付けてあり、このガイド部材109に沿って挿入し、第1開閉部材108を閉じることによって、画像形成装置100に装着するものである。ここで、第1開閉部材108は、画像形成装置本体100の外装の一部を構成している。
また、定着手段106は、第2開閉部材110を回転軸110aを回動もしくは取り外すことによって、アクセス可能であり、ユーザーによって交換・メンテナンスが可能なように構成されている。
(光学手段)
次に、前記感光体ドラム104に光照射する光学手段の構成について図3を参照して説明する。
本実施例に係る光学ユニットとしての光学手段200はレーザー光を感光体ドラム104に照射するものであり、画信号に応じて発信するレーザー発射手段としてのレーザー発振器201から発射されたレーザー光を光学部材により感光体ドラム104に結像する。
すなわち、光学手段200は、レーザー発振器201から発射されたレーザー光を、コリーメータレンズ(図示せず)を通して平行光にし、さらにレーザー光をシリンドリカルレンズ(図示せず)によって線状の光束に集光した後、ポリゴンミラー202のミラー面で反射、結像レンズ203、反射ミラー204を経て、感光体ドラム104に結像する。
また、レーザー光の光路L上には、後述するシャッタ部材移動機構により移動される第1遮蔽部材としてのシャッタ部材205が備えられている。なお、シャッタ部材205は、光学手段200内に設けられている。以下、図4,5を用いて、この部材について説明する。
図4はシャッタ部材205を示した図である。
シャッタ部材205は、シャッタ部材205を作動させるために外部から作用を受ける部位205a、レーザー光を通過させるためのレーザー光通過部としてのレーザー光開口部205b、レーザー光を遮蔽するレーザー光遮蔽部205cによって構成され、図2に示す画像形成装置100に配設された状態においては、上述のとおりの順番に下方から上方に向かって配置されている。なお、レーザー光遮蔽部205cはシャッタ部材205が閉じているときに光軸(光路L)上に配置されるように設けられて、レーザー光を遮蔽する。
次に、図5を用いてシャッタ部材205の動作について説明する。
図5(a)は、シャッタ部材205の部位205aに外部からの作用Fが働いていないときの図である。このとき、レーザー光遮蔽部205cは光軸(光路L)上の第1位置に位置することにより、レーザー光は遮蔽されることとなる。
また、図5(b)はシャッタ部材205の部位205aに外部からの作用Fが働いたときの図である。シャッタ部材205は、外部からの作用Fを部位205aで受け取ることにより、レーザー光遮蔽部205cが上方に移動することとなり、シャッタ部材205は第2位置に位置するようになる。これにより、レーザー光を通過させるためのレーザー光開口部205bが光路L上に位置することとなり、レーザー光がレーザー開口部205bを通過するようになる。なお、ここでいう外部からの作用とはシャッタ部材移動機構により受けるものであり、詳しくは後述する。また、前記シャッタ部材205が外部からの作用Fを受けないときには、自重もしくは図示せぬ付勢手段によって下方に付勢されている。
(シャッタ部材移動機構)
次に、本発明の実施例のシャッタ部材移動機構300及びその動作について、図1、図6〜図9を用いて説明する。なお、図1及び図6はシャッタ部材移動機構300を構成する各部材の説明図であり、図7〜図9は各状態におけるシャッタ部材移動機構の動作説明図である。
図1において、301は上述した光学手段の中に備えられたシャッタ部材205に作用Fを与える遮蔽部材移動部材としてのシャッタ部材移動部材、302は第1開閉部材108と連動してシャッタ部材移動部材301を移動させる第2移動部材、303は第2移動部材302がシャッタ部材移動部材301と連動してシャッタ部材205が光路を遮断するように第2移動部材を付勢する第2移動部材付勢手段である。
また、304は定着手段106に当接する当接動作に連動してシャッタ部材移動部材301を移動させる第1移動部材である。第1移動部材304は、定着手段106に当接可能に、回転軸304aを中心として回動自在に配置されている。
また、図6に示すように、シャッタ部材移動部材301には、軸方向両端部にカム形状部301a,301cが形成されている。カム形状部301aは、シャッタ部材移動部材301の回転動作により、カム面(外周面)でシャッタ部材205を移動させることができる。カム形状部301cには、シャッタ部材移動部材301の軸心とは異なる位置に突起(軸部材)301dが設けられている。そして、突起301dは、第2移動部材302に設けられた溝部302a内を移動可能に設けられている。
第2移動部材302が、F方向に移動(図6(a)に示す状態から、図6(b)に示す状態に移動)したとき、突起301dが溝部302a内を移動しながらF方向に移動することによって、シャッタ部材移動部材301がG方向に回転することとなる。これに伴って、カム形状部301aが回転することにより、シャッタ部材205がH方向に移動することとなる。
次に図7〜図9を用いて、図1を用いて説明した本実施例におけるシャッタ部材移動機構300の各動作について説明を行う。なお、図7は定着手段106が画像形成装置本体100に装填され、かつ第1開閉部材108が開いているカートリッジメンテナンス状態、図8は定着手段106が画像形成装置本体100に装填され、かつ第1開閉部材108が閉まっている使用状態、図9は第1開閉部材108が閉まった状態で、定着手段106が画像形成装置本体100から抜き取られるときの定着手段メンテナンス状態を示している。また、各図の(a)は全体の動作を、(b)はシャッタ部の動作について説明した図であり、それぞれ説明のために必要な箇所以外は図示していない。
定着手段106が画像形成装置100に装着され、第1開閉部材108が開けられる状態について、図7を用いて説明する。
定着手段106が画像形成装置100に装着されると、第1移動部材304は、定着手段106に当接することにより第3位置に位置し、シャッタ部材移動部材301に設けられた保持部301bに当接して、レーザーシャッタホルダ305とともにシャッタ部材移動部材301を保持する。
また、第1開閉部材108が開けられると、第2移動部材302は、第1移動部材付勢手段303により矢印A方向に移動させられ、シャッタ部材移動部材301のカム形状部301aがシャッタ部材205に当接しないところまで、シャッタ部材移動部材301を回動させている。このとき、シャッタ部材205は自重もしくは図示せぬバネ手段によって矢印B方向に移動しており、レーザー光の光路Lを遮断している。
次に、定着手段108が画像形成装置に装着され、第1開閉部材108が閉められるときの状態について、図8を用いて説明する。
第1開閉部材108が閉められると、第1開閉部材108に設けられたリブ(当接移動部材)108bが第2移動部材302に当接することにより第2移動部材302が移動する。そして、第2移動部材302の移動に伴い、シャッタ部材移動部材301が回動することにより、シャッタ部材移動部材301のカム形状部301aがシャッタ部材205に当接することにより、シャッタ部材205を上方に押し上げる。これにより、レーザー光の光路Lを開放し、感光体ドラムに結像可能にする。
シャッタ部材移動部材301においては、上述のように、定着手段106に当接して第3位置に位置する第1移動部材304に保持された場合において、シャッタ部材205を
、光路Lを遮断する位置と開放する位置との間を移動させることができるように構成されている。
次に、第1開閉部材108が閉じられた状態で、定着手段108を抜き取るときの状態について、図9を用いて説明する。
定着手段108を抜き取ると、第1移動部材304は、定着手段108と当接しなくなるため、矢印C方向に回動する。これにより、第1移動部材304は、シャッタ部材移動部材301の保持が解除された第4位置に位置することとなるため、シャッタ部材移動部材301が矢印D方向に移動する。そして、これらの動作によりシャッタ部材205も矢印E方向に移動することで、レーザー光の光路Lが遮断される。なお、シャッタ部材移動部材301の矢印方向への移動は自重であっても良いし、何らかの付勢手段によってでも良い。
以上説明したように、本実施例のシャッタ部材移動機構によれば、開閉部材の開閉だけではなく、定着手段の着脱によっても、レーザー光のシャッタ部材のレーザー光路からの退避及びレーザー光路の遮断が可能になる。
そして、シャッタ部材移動機構を定着器の着脱動作と開閉部材の開閉動作とのコンビネーションによって構成することで、ユーザーが定着器を交換する際にレーザー光を画像形成装置外に漏らさないようにするだけでなく、プロセスカートリッジに負荷をかけない構成とすることができ、以て画像を劣化させる恐れのないシャッタ部材移動機構を実現することができる。
また、プロセスカートリッジ装着時にシャッタ部材移動機構による負荷がかかることがないので、ユーザーが定着器を交換する際に、装置外にレーザー光を漏れさせないシャッタ部材移動機構の構成をカートリッジの着脱性を損なうことなく実現することができる。
また、プロセスカートリッジには突起等を設ける必要がないので、プロセスカートリッジ着脱の軌跡を大きく取る必要がない。よって、装置本体にスペースを設けたり、装置本体自体を大きくする必要がないので、ユーザーが定着器を交換する際に、装置外にレーザー光を漏れさせないシャッタ部材移動機構の構成を小型・安価に実現することができる。
以下、本発明の実施例2について図10を用いて説明する。本実施例が上述した実施例1と異なるところは、シャッタ部材移動機構500の構成であり、その他の部分は実施例1と重複するので、説明を割愛する。
図10(a)は本実施例における画像形成装置の概略断面図、図10(b)は第1開閉部材108を開けたときのシャッタ部材移動機構500の動作を説明する図、図10(c)は定着手段106を抜き取ったときのシャッタ部材移動機構500の動作を説明する図である。
まず、図10(a)を用いて、本実施例のシャッタ移動機構500について説明をする。
シャッタ移動機構500は第1開閉部材108に連動して移動する第2遮蔽部材としての第2シャッタ部材501と、第2シャッタ部材501を付勢する第2シャッタ部材付勢手段502と、定着手段106と連動して第1シャッタ部材205を移動させる第1シャッタ部材移動部材503を有している。なお、第2シャッタ部材501は第1開閉部材108に設けられたリブ108bに当接することによって移動可能に配置されており、第1シャッタ部材移動部材503は定着手段106に当接することにより、回転軸504を中心に回動可能に配置されている。また、第1シャッタ部材移動部材503は定着手段106が画像形成装置本体に装着されているときには、第1シャッタ部材205を上方に押し上げて保持することで、レーザー光の光路Lを開放する。
次に、図10(b),(c)を用いて、第1開閉部材108が開いたとき及び定着手段106を抜き取るときのシャッタ移動機構500の動作について説明する。
図10(b)に示すように、第1開閉部材108が開けられると、第2シャッタ部材501と当接していたリブ108bが退避することにより、第2シャッタ部材501は第2シャッタ部材付勢手段502によって付勢され、第6位置から矢印I方向に移動することによって第5位置に位置することによりレーザー光の光路Lを遮断する。
また、図10(c)に示すように、定着手段106が抜き取られると、当接していた第1シャッタ移動手段503が、回動軸504を中心に回動することにより、第1シャッタ部材205の保持を解除することで、第1シャッタ部材205が矢印J方向に移動し、実施例1と同様にレーザー光の光路Lを遮断する。
以上のような構成とすることにより、実施例1と同様に、開閉部材の開閉及び定着手段の着脱に連動したシャッタ部材移動機構を実現することができるだけでなく、実施例1より少ない部品で同様の効果をあげることができるので、より小型・低コストな装置を提供することができる。
本発明の実施例1における画像形成装置のシャッタ部材移動機構の構成説明図。 本発明の実施例1における画像形成装置の概略断面図。 本発明の実施例1における画像形成装置の光学手段の構成説明図。 本発明の実施例1における画像形成装置のシャッタ部材の構成説明図。 本発明の実施例1における画像形成装置のシャッタ部材の動作説明図。 本発明の実施例1における画像形成装置の第2移動部材,シャッタ部材移動部材及びシャッタ部材の動作説明図。 本発明の実施例1における画像形成装置のシャッタ部材移動機構の動作説明図(開閉部材が開けられた状態)。 本発明の実施例1における画像形成装置のシャッタ部材移動機構の動作説明図(開閉部材が閉められた状態)。 本発明の実施例1における画像形成装置のシャッタ部材移動機構の動作説明図(定着手段が抜き取られた状態)。 本発明の実施例2における画像形成装置の概略断面図。 従来の画像形成装置の概略断面図(開閉部材連動方式)。 従来の画像形成装置の概略断面図(プロセスカートリッジ連動方式)。
符号の説明
100 画像形成装置
103 プロセスカートリッジ
104 感光体ドラム
106 定着手段
108 第1開閉部材
200 レーザースキャナ
205 シャッタ部材
300 シャッタ部材移動機構
301 シャッタ部材移動部材
302 第2移動部材
304 第1移動部材
500 シャッタ部材移動機構

Claims (8)

  1. 像担持体と、
    前記像担持体に向けてレーザー光を発射するレーザー発射手段と、
    前記レーザー光が照射されることにより前記像担持体上に形成された静電潜像を現像して得られたトナー画像をシートに転写する画像形成手段と、
    装置本体に対して着脱可能に設けられ、前記画像形成手段によりシート上に形成された未定着のトナー画像を前記シートに定着させる定着手段と、
    を備えた画像形成装置において、
    前記レーザー発射手段により発射されたレーザー光の光路を遮蔽する第1位置と、前記光路を開放する第2位置との間を移動可能に設けられた第1遮蔽部材と、
    前記定着手段の着脱動作に応じて移動し、かつ、前記定着手段が装置本体から取り外された場合には前記第1遮蔽部材を前記第1位置に位置させる第1移動部材と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1移動部材は、前記定着手段が装置本体に装着された場合、第3位置に位置するものであって、
    前記第3位置に位置する前記第1移動部材により保持され、前記第1移動部材により保持された場合においてのみ、前記第1遮蔽部材を前記第1位置と前記第2位置との間で移動させる遮蔽部材移動部材を備え、
    前記遮蔽部材移動部材は、前記第1移動部材により保持されている状態であって、画像形成装置を構成する構成部材が移動した場合に、前記構成部材の移動動作に応じて前記第1遮蔽部材を移動させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記構成部材は、装置本体に対して開閉可能に設けられた開閉部材であり、
    前記開閉部材の開閉動作に応じて、前記遮蔽部材移動部材を移動させる第2移動部材を備え、
    前記第2移動部材は、
    前記開閉部材が装置本体に対して閉じられた場合には、前記遮蔽部材移動部材を移動させて、前記第1遮蔽部材を前記第2位置に位置させ、
    前記開閉部材が装置本体に対して開けられた場合には、前記遮蔽部材移動部材を移動させて、前記第1遮蔽部材を前記第1位置に位置させることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1移動部材は、前記定着手段に当接するように設けられており、
    前記定着手段が装置本体に装着された場合に前記定着手段に当接することにより位置する第3位置と、前記定着手段が装置本体から取り外された場合に位置する、前記遮蔽部材移動部材を保持しない第4位置との間を、前記定着手段の着脱動作に応じて移動することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記開閉部材は、画像形成装置の外装の一部であることを特徴とする請求項3または4に記載の画像形成装置。
  6. 前記像担持体は、装置に対して着脱可能に設けられたプロセスカートリッジに備えられ、
    前記開閉部材は、前記プロセスカートリッジを装置本体に装着するときに開閉される部材であることを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記第1遮蔽部材は、前記レーザー発射手段と、前記レーザー発射手段により発射されたレーザー光を前記像担持体に導く光学部材とを備えた光学ユニット内に設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記第1移動部材は、前記定着手段が装置本体に装着された場合、前記第1遮蔽部材を前記第2位置に位置させるものであって、
    装置本体に対して開閉可能に設けられた開閉部材の開閉動作に応じて、前記レーザー発射手段により発射されたレーザー光の光路を遮蔽する第5位置と、前記光路を開放する第6位置との間を移動可能に設けられた第2遮蔽部材をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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