JP2013224987A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 定着シャッタとレーザシャッタがそれぞれ別のリンク部材によって開閉カバーに連動する構成だとコストの増加や装置の大型化を招く。
【解決手段】 装置本体内を開放可能な開閉部材と、レーザ光を感光体へ照射する光照射手段と、前記光照射手段から照射されるレーザ光の光路を遮蔽する遮蔽部材と、トナー像が担持された記録材を加熱してトナー像を記録材に定着させる定着部と、前記定着部を覆うシャッタ部材と、を有し、前記開閉部材を開くと、前記遮蔽部材が前記光路を遮蔽しない位置から遮蔽する位置へ移動し、且つ、前記シャッタ部材が前記定着部を開放した位置から覆う位置へ移動する画像形成装置において、前記開閉部材の開閉に連動して前記遮蔽部材を移動させるリンク部材を有し、前記リンク部材の移動によって前記シャッタ部材が移動することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、装置本体に対して開いて装置本体内を開放する開閉部材を有する画像形成装置に関するものである。
従来、電子写真方式を採用する複写機、プリンタ等の画像形成装置には、カートリッジ交換等のメンテナンスやジャム処理を行えるよう、装置本体に対して開閉自在で、装置本体内を開放する開閉カバーが設けられている。
このような画像形成装置は、開閉カバーを開けることによって装置の内部が露出し、また装置内部にユーザが手を入れることができる。このため開閉カバーを開けることにより、ユーザが誤って装置を破損したり、怪我したりしないよう、種々の対策が取られている。
特許文献1には、ユーザが誤って高温となっている場合がある定着部に触れないよう、開閉カバーを開くことに連動して定着ローラ等の定着部材を覆う定着シャッタを設けることが開示されている。
また、特許文献2には、開閉カバーを開いている時にレーザスキャナが万一誤作動してレーザ光が出射されてもレーザ光が装置外に漏れないよう、物理的にレーザ光を遮蔽するレーザシャッタをレーザ光の光路上に配置することが開示されている。レーザシャッタは開閉カバーを開くことに連動してレーザ光の光路上に移動する。
特開2003−140480 特開平5−19603
定着シャッタ及びレーザシャッタを装置に設ける場合、定着シャッタ、及び、レーザシャッタがそれぞれ開閉カバーに連動する必要がある。このため、定着シャッタとレーザシャッタがそれぞれ別のリンク部材によって開閉カバーに連動する構成だと、リンク部材の数やリンク部材を配置するためのスペースが必要になり、コストの増加や装置の大型化を招く。
そこで本発明は、上記課題に鑑みて、大型化を防ぐ、又は、コストを抑え、開閉カバーと定着シャッタ、及び、開閉カバーとレーザシャッタとが連動するよう構成することを目的とする。
本発明は、装置本体内を開放可能な開閉部材と、レーザ光を感光体へ照射する光照射手段と、前記光照射手段から照射されるレーザ光の光路を遮蔽する遮蔽部材と、トナー像が担持された記録材を加熱してトナー像を記録材に定着させる定着部と、前記定着部を覆うシャッタ部材と、を有し、前記開閉部材を開くと、前記遮蔽部材が前記光路を遮蔽しない位置から遮蔽する位置へ移動し、且つ、前記シャッタ部材が前記定着部を開放した位置から覆う位置へ移動する画像形成装置において、前記開閉部材の開閉に連動して前記遮蔽部材を移動させるリンク部材を有し、前記リンク部材の移動によって前記シャッタ部材が移動することを特徴とする。
コストを抑える又は大型化を防ぎつつ、開閉カバーと定着シャッタ、及び、開閉カバーとレーザシャッタとを連動させる。
(a)画像形成装置の概略断面図。(b)画像形成装置の概略断面図。 画像形成装置の一部分の斜視図。 画像形成装置の概略断面図。 (a)画像形成装置の概略断面図。(b)画像形成装置の概略断面図。 (a)画像形成装置の概略断面図。(b)画像形成装置の概略断面図。
<第1実施形態>
(画像形成装置の全体構成)
まず、本実施形態の画像形成装置100の全体構成について説明する。
図1(a)は画像形成装置100の概略断面図である。画像形成装置100は、大きく分けて、トナー像をシートSに転写する画像形成部101と、画像形成部101へシートSを供給するシート給送部102と、シートSにトナー像を定着させる定着器35を備えている。
画像形成部101は、装置本体100Aに対して着脱可能なカートリッジ200、転写ローラ26、レーザスキャナユニット(光照射手段)42を備えている。カートリッジ200は、感光ドラム27、帯電器29、現像器30を備える。
不図示の制御部がプリント信号を発すると、給紙ローラ23が給紙時のみ反時計回りに回転し、給紙カセット21に積載されたシートSは画像形成部101に送り出される。
一方、感光ドラム27は帯電器29によって表面を帯電させられる。そして、レーザスキャナユニット42が、内部に備える不図示の光源からレーザ光Lを出射し、レーザ光Lを感光体ドラム上に照射する。これにより感光体ドラム27の表面上に潜像が形成される。この潜像を現像器30によって現像することにより、感光ドラム27上にトナー像が形成される。感光ドラム27上に形成されたトナー像は、搬送ローラ24,25によって感光体ドラム27と転写ローラ26との間に形成された転写ニップ部に送り込まれたシートSに転写される。
トナー像が転写されたシートSは、定着器35に送られ、定着器35の加熱ローラ33と加圧ローラ34とで形成された定着ニップ部で、加熱及び加圧され、シートS上のトナー像がシートに定着される。定着器35を通過したシートSは排紙ローラ38、39によって搬送され、排紙トレイ41上へ排出される。
(レーザシャッタ、定着シャッタの移動機構)
次に、レーザシャッタ64と定着シャッタ65の移動機構について説明する。図1(b)は画像形成部100の概略断面図である。
上述したように、カートリッジ200は装置本体100Aに対して着脱可能な構成となっている。カートリッジ200の着脱は、図1(b)に示すように、外装部材の一部である開閉カバー60を開くことによって行われる。開閉カバー60は、装置本体100Aに取り付けてあり、支軸60aを中心に回動することで、装置本体100Aに対し開閉可能である。また、開閉カバー60を開くことで、カートリッジ200の交換以外に、ジャム処理やその他のメンテナンスを行うことができる。
画像形成装置100は、開閉カバー60を開いた状態で、レーザスキャナユニット42が万一誤作動してレーザ光が出射されたとしても、レーザ光が装置外に漏れないよう、物理的にレーザ光の光路Lを遮蔽するレーザシャッタ64を有している。また、開閉カバー60を開いた際に、ユーザが誤って高温となっている場合がある定着器35に触れられないよう、定着器(定着部)35を覆う定着シャッタ65を有している。
これらレーザシャッタ64、定着シャッタ65は、開閉カバー60の開閉に連動して開閉するように構成されている。この機構について詳しく説明する。
図2は、画像形成装置100の一部分の斜視図である。なお、簡単のため、外装部材や装置内部のフレームの一部の記載を省略している。
図2に示すように、装置内部には、フレームとしての不図示の2枚の側板の間に固定されたスキャナステー63を有し、スキャナステー63によってレーザスキャナユニット42を支持している。
第1リンク部材61と第2リンク部材62は、スキャナステー63に対してスライド可能に取り付けてあり、第1リンク部材61と第2リンク部材62は連結部61bで連結されており、第2リンク部材62は第1リンク部材61の動きに連動する構成である。
開閉カバー60を閉じた状態で第1リンク部材61は開閉カバー60のリブ60bに当接する。第1リンク部材61とスキャナステー63の間には、リンクバネ66が取り付けられ、第1リンク部材61をA1方向へ付勢している。
レーザシャッタ64は、レーザスキャナユニット42に回動可能に取り付けてあり、不図示のレーザシャッタバネが取り付けてあり、レーザ光の光路Lを遮蔽する遮蔽位置に向かってC1(時計回り)方向に付勢されている。開閉カバー60を閉じた状態でレーザシャッタ64は第1リンク部材に設けられた押圧部(第1当接部)61aに当接する。
定着シャッタ65は、支軸65aを中心に回転可能であり、定着シャッタバネ68によりB1(反時計回り)方向に付勢されている。また、開閉カバー60を閉じた状態で、定着シャッタ65の被押圧部65bが第2リンク部材62の押圧部62a(第2当接部)に当接する。なお、定着シャッタ65は、スキャナステー63に取り付けてあるが、スキャナステー63両側の側板(不図示)や、定着器35に取り付けても良い。
(開閉カバー60を閉じた状態)
次に開閉カバー60を装置本体100Aに対して閉じた状態について説明する。図1(a)に示すように、開閉カバー60を開いた状態から閉じると、開閉カバー60の閉動作によって第1リンク部材61は開閉カバー60のリブ60bに押されて、リンクバネ66(図2参照)の付勢力に抗してA2方向に移動する。
また、レーザシャッタ64は、第1リンク部材61の押圧部61aに押されて不図示のレーザシャッタバネの付勢力に抗してC2方向に回動し、レーザ光の光路Lを遮蔽しない位置に移動する。つまり、レーザシャッタ64は開いた状態であると言える。
また、第1リンク部材61がA2方向へ移動するのに連動して、第2リンク部材62もD2方向へ移動する。第2リンク部材62がD2方向へ移動することで、定着シャッタ65の被押圧部65bが第2リンク部材62の押圧部62aに押圧され、定着シャッタ65は定着シャッタバネ68(図2参照)の付勢力に抗してB2方向へ回動する。
このとき、転写ニップから定着ニップへシートSを搬送する搬送路を形成する搬送ガイド69と定着シャッタ65とで形成される開口の幅は、定着器35へシートSが進入するのに十分な幅P1まで広がっており、シートSを定着器35に搬送することが可能となる。つまり、定着シャッタ65は開いて、定着部を開放した状態であると言える。
また、開閉カバー60を完全に閉じると装置本体100Aに設けられた不図示の係合部と係合し、閉じた状態でロックされる。
(開閉カバー60を開けた状態)
次に、開閉カバー60を装置本体100Aに対して開いた状態について説明する。図1(a)に示したような開閉カバー60が閉じた状態から、開閉カバーを開く為には、開閉カバー60に設けられた不図示のラッチを操作して上述した不図示の係合部との係合を解除する。そして、開閉カバー60を開いていくと、リブ60bが第1リンク部材61から退避し、離間する。このため、図1(b)に示すように、第1リンク部材61はリンクバネ66(図2参照)の付勢力によりA1方向へ移動する。そして、第1リンク部材61と連結された第2リンク部材62がスキャナステー63の突当部63aに突き当たり、第1リンク部材61及び第2リンク部材62が停止する。なお、第1リンク部材61を別の突当部に突き当てて、第1リンク部材61及び第2リンク部材62を停止させる構成でもよい。
また、第1リンク部材61のA1方向への移動によって押圧部61aがレーザシャッタ64から退避する。このため、レーザシャッタ64は、不図示のレーザシャッタバネの付勢力によりC1方向に回動し、レーザ光の光路Lを物理的に遮蔽する遮蔽位置に移動する。つまり、レーザシャッタ64は開いた状態であると言える。なお、レーザシャッタ64はスキャナステー63よりも上方の空間に配置されている為、開閉カバー60を開いてユーザがアクセスすることが可能となるスキャナステー63の下方の空間からは、このレーザシャッタ64に触れることができない。
第1リンク部材61がA1方向へ移動するのに連動して、第2リンク部材62もD1方向へ移動する。第2リンク部材62がD1方向へ移動すると、第2リンク部材62が被押圧部65bから退避していく。このため、定着シャッタ65は定着シャッタバネ68(図2参照)の付勢力により被押圧部65bが第2リンク部材62の押圧部62aに当接しながらB1方向へ回転する。そして退避しきった状態の第2リンク部材62に被押圧部65bが突き当たった状態となり、定着シャッタ65の位置が決まる。このとき、搬送ガイド69と定着シャッタ65とで形成される開口の幅は、開閉カバー60を開くことによって形成された空間からユーザが装置本体100A内に手を入れて、この開口に指先を入れようとしても入らない程度の幅P2まで狭まる。このため、ユーザは定着器35に触れることができない。つまり、定着シャッタ65は閉じて、定着器35を覆った状態であると言える。
また、上述したように、被押圧部65bが退避しきった第2リンク部材62に突き当たっているため、定着シャッタ65をB1方向に動かすことはできない。このため、ユーザが誤って定着シャッタ65をB1方向に押圧してしまっても定着シャッタ65が開くことはない。このように、画像形成装置100は、ユーザが定着シャッタ65に指で直接触れたとしても定着シャッタ65を開くことができない構成となっている。
このように、画像形成装置100は、共通の第1リンク部材によって、レーザシャッタ64、定着シャッタ65を開閉させるようなリンク機構を有している。このため、レーザシャッタ64、定着シャッタ65をそれぞれ別々のリンク機構を用いて開閉カバー60の開閉に連動させる構成と比べ、装置の大型化を防ぎつつ、低コストに開閉カバー60の開閉とレーザシャッタ64及び定着シャッタ65のそれぞれの開閉とを連動させることができる。
また、第2リンク部材62は、開閉カバー60の移動方向に第1リンク部材を延ばしたように配置されている。このため、第1リンク部材61及び第2リンク部材62を含むリンク機構を、スキャナステー63の幅内に収まるように配置することが可能となり、スキャナステー63の両側に固定されたフレームとしての不図示の2枚の側板の内側に配置されることになる。このため、この側板の外側(スキャナステー63の反対側)に固定される駆動ギアや電装基板等の部材を避ける必要がないため、装置本体100Aの幅寸法を大きくする必要がない。
(レーザシャッタを確実に遮蔽位置に維持する構成)
上述のように、定着シャッタ65はユーザが指で直接触れても開くことができない構造になっている。しかしながら、画像形成装置100は、共通のリンク部材(第1リンク部材61)を移動させることによって、レーザシャッタ64及び定着シャッタ65を開閉させる構成となっている。つまり、画像形成装置100は、2つのシャッタが第1リンク部材61と第2リンク部材62とによって連結されて開閉する構成になっている。
このように、2つのシャッタが共通のリンク部材によって連結され開閉するように構成した場合、一方のシャッタを開くと他方のシャッタも開く構成になってしまう場合がある。そこで、画像形成装置100は、定着シャッタ65はユーザが直接触れても開くことができない構成であるものの、ユーザの指よりも細い何らかの部材が定着シャッタ65に引っ掛かり、定着シャッタ65を直接掴んでB2方向に回動させてしまった場合でも、定着シャッタ65に連動して開閉するレーザシャッタ64が開いてしまわないように構成している。
この構成について説明する。図3は画像形成部100の概略断面図であり、ユーザの指よりも細い何らかの部材によって定着シャッタ65が直接B2方向に回動させられて開いた状態を示す図である。
上述したように、開閉カバー60を開いた状態では、第1リンク部材61は、リンクバネ66(図2参照)の付勢力によりA1方向へ付勢され、第1リンク部材61に連結された第2リンク部材も同方向に付勢され、突当部63aに突き当たった状態となっている。つまり、第2リンク部材62は、付勢手段としてのリンクバネ66及び第1リンク部材によって突当部63aに突き当てられている。このため、定着シャッタ65をB2方向に回動させても、被押圧部65bは第2リンク部材62から離間するので、第2リンク部材62は移動せず、位置は変化しない。従って、第1リンク部材61も移動せず、レーザシャッタ64は閉じたままとなるので、より確実にレーザシャッタ64が閉じた状態を維持することができる。
なお、本実施形態では、第1リンク部材61がレーザシャッタ64に当接し、第2リンク部材62が定着シャッタ65に当接する構成であったが、これに限られない。つまり、開閉カバー60がレーザシャッタ64よりも定着シャッタ65に近い位置に配置されている構成などでは、第1リンク部材61が定着シャッタ65に当接し、第2リンク部材62がレーザシャッタ64に当接する構成であってもよい。
以上説明したように、本実施形態では、少なくとも共通のリンク部材(第1リンク部材61)を介して、開閉カバー60とレーザシャッタ64、及び、開閉カバー60と定着シャッタ65の開閉を連動させるリンク機構となっている。つまり、定着シャッタ65は少なくとも共通の第1リンク部材61を介して開閉部材からの動力を伝達され、第1リンク部材61の移動によって定着シャッタ65が移動する構成となっている。このため、レーザシャッタ64、定着シャッタ65をそれぞれ別々のリンク機構を用いて開閉カバー60の開閉に連動させる構成と比べ、大型化を防ぐ、又は、コストを抑えることができる。
更に、本実施形態では、2つのシャッタが共通のリンク部材によって連結され開閉する構成であるが故に、定着シャッタ65が直接開かれても、レーザシャッタ64が開かないようにリンク機構を構成している。このため、より確実にレーザシャッタ64の遮蔽状態を維持することができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態では、画像形成装置100の基本的構成は第1実施形態と同様であり、リンク機構のみが異なる。このため、第1実施形態と同様の部分に関しては同様の符号を付して説明を省略し、レーザシャッタ、定着シャッタの移動機構についてのみ説明する。
図4(a)、(b)は画像形成装置100の概略断面図であり、図4(a)は開閉カバー60が閉じた状態、図4(b)は開閉カバーが開いた状態を示す。第1実施形態では、第1リンク部材61、第2リンク部材62がリンク機構として設けられた構成だが、本実施形態では、1つのリンク部材71によって、レーザシャッタ64、定着シャッタ65を開閉させる構成である。リンク部材71は、スキャナステー63に取り付けてあり、スキャナステー63に対してスライド可能に取り付けられている。リンク部材71は、開閉カバー60を閉じた状態で開閉カバー60のリブ60bに当接する。リンク部材71とスキャナステー63の間には、第1実施形態のリンクバネ66と同様のリンクバネ(不図示)が取り付けられ、リンク部材71をA1方向へ付勢している。
開閉カバー60を開いた状態から閉じると、図4(a)に示すように、開閉カバー60の閉動作によってリンク部材71は開閉カバー60のリブ60bに押されて、リンクバネ66(図2参照)の付勢力に抗してA2方向に移動する。これにより、レーザシャッタ64は、リンク部材71の押圧部71aに押されて不図示のレーザシャッタバネの付勢力に抗してC2方向に回動し、レーザ光の光路Lを遮蔽しない位置に退避して開いた状態となる。また、リンク部材71のA2方向への移動により、押圧部(当接部)71bが被押圧部65bを押圧する。これにより、定着シャッタ65は、定着シャッタバネ68(図2参照)の付勢力に抗してB2方向へ回動し、定着シャッタ65が開き、搬送ガイド69と定着シャッタ65とで形成される開口の幅はP1まで広がる。
開閉カバー60を閉じた状態から開いていくと、図4(b)に示すように、リブ60bがリンク部材71から退避し離間する。このため、リンク部材71はリンクバネ66(図2参照)の付勢力によりA1方向へ移動し、突当部63aに突き当たり位置が決まる。
リンク部材71のA1方向への移動によって押圧部71aがレーザシャッタ64から退避する。このため、レーザシャッタ64は、不図示のレーザシャッタバネの付勢力によりC1方向に回動し、光路Lを物理的に遮蔽する遮蔽位置に移動し、閉じた状態となる。
また、リンク部材71のA1方向への移動により、押圧部71bが被押圧部65bから退避していくため、定着シャッタ65は定着シャッタバネ68(図2参照)の付勢力により、被押圧部65bが押圧部71bに当接しながらB1方向へ回転する。そして退避しきった状態の押圧部71bに被押圧部65bが突き当たり、定着シャッタ65は閉じた状態で位置が決まる。このとき、搬送ガイド69と定着シャッタ65とで形成される開口の幅はP2となる。
また、開閉カバー60を開いた状態では、リンク部材71は、リンクバネ66(図2参照)の付勢力によりA1方向へ付勢された状態となっている。このため、定着シャッタ65をB2方向に回動させても、被押圧部65bはリンク部材71の押圧部71bから離間するので、リンク部材71は移動せず、位置は変化しない。従って、より確実にレーザシャッタ64が閉じた状態を維持することができる。
以上説明したように、本実施形態では、第1実施形態と同様に、共通のリンク部材(リンク部材71)によって、開閉カバー60とレーザシャッタ64、及び、開閉カバー60と定着シャッタ65の開閉を連動させている。このため、レーザシャッタ64、定着シャッタ65をそれぞれ別々のリンク機構を用いて開閉カバー60の開閉に連動させる構成と比べ、大型化を防ぐ、又は、コストを抑えることができる。
また、一つのリンク部材71によって、レーザシャッタ64、定着シャッタ65を開閉する構成であるので、第1実施形態と比べて、コストを抑え、組み立て性を良好にすることができる。
更に、本実施形態では、第1実施形態と同様に、2つのシャッタが共通のリンク部材によって連結され開閉する構成であるが故に、定着シャッタ65が直接開かれても、レーザシャッタ64が開かないようにリンク機構を構成している。このため、より確実にレーザシャッタ64の遮蔽状態を維持することができる。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態では、画像形成装置100の基本的構成、及び、定着シャッタ65を開閉させるリンク機構の構成は第2実施形態と同様であり、レーザシャッタの構成のみが異なる。このため、第2実施形態と同様の部分に関しては同様の符号を付して説明を省略し、レーザシャッタの構成についてのみ説明する。
図5(a)、(b)は画像形成装置100の概略断面図であり、図5(a)は開閉カバー60が閉じた状態、図5(b)は開閉カバーが開いた状態を示す。第2実施形態では、レーザシャッタ64とリンク部材71とが別部材だったが、本実施形態では、レーザシャッタがリンク部材81に一体的に形成されている。リンク部材81は、開閉カバー60を閉じた状態で開閉カバー60のリブ60bに当接する。リンク部材81とスキャナステー63の間には、第1実施形態のリンクバネ66と同様のリンクバネ(不図示)が取り付けられ、リンク部材81をA1方向へ付勢している。
リンク部材81はレーザ光の光路Lに対して移動可能であり、レーザ光を物理的に遮りレーザシャッタとして機能する遮蔽部81aを備える。図5(b)に示すように、開閉カバー60を開いてリンク部材81がA1方向へ移動して突当部63aに突き当たって位置が決まった状態において、遮蔽部81aは光路Lを遮る閉じた位置にある。また、図5(a)に示すように、開閉カバーを閉じた状態では、リブ60bに押されたリンク部材81のA2方向への移動により、遮蔽部81aは光路Lから退避した開いた位置にある。
また、開閉カバー60を開いた状態では、リンク部材81は、リンクバネ66(図2参照)の付勢力によりA1方向へ付勢された状態となっている。このため、定着シャッタ65をB2方向に回動させても、被押圧部65bはリンク部材81の押圧部81bから離間するので、リンク部材81は移動せず、位置は変化しない。従って、遮蔽部81aは閉じたままとなる。従って、より確実にレーザシャッタ64が閉じた状態を維持することができる。
このように、リンク部材81にレーザシャッタ機能を持たせても、第2実施形態と同様の効果を得ることができる。なお、第1実施形態の第1リンク部材にレーザシャッタ機構を持たせてもよく、この場合、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
即ち、本実施形態では、第2実施形態と同様に、共通のリンク部材(リンク部材81)によって、開閉カバー60と遮蔽部81a、及び、開閉カバー60と定着シャッタ65の開閉を連動させている。このため、遮蔽部81a、定着シャッタ65をそれぞれ別々のリンク機構を用いて開閉カバー60の開閉に連動させる構成と比べ、大型化を防ぐ、又は、コストを抑えることができる。
また、一つのリンク部材81によって、遮蔽部81a、定着シャッタ65を開閉する構成であるので、第1実施形態と比べて、コストを抑え、組み立て性を良好にすることができる。
更に、本実施形態では、第2実施形態と同様に、2つのシャッタが共通のリンク部材によって連結され開閉する構成であるが故に、定着シャッタ65が直接開かれても、遮蔽部81aが開かないようにリンク機構を構成している。このため、より確実に遮蔽部81aの遮蔽状態を維持することができる。
35 定着器
42 レーザスキャナユニット
60 開閉カバー
61 第1リンク部材
62 第2リンク部材
64 レーザシャッタ
65 定着シャッタ
71,81 リンク部材
81a 遮蔽部
100 画像形成装置
100A 装置本体
L 光路

Claims (10)

  1. 装置本体内を開放可能な開閉部材と、レーザ光を感光体へ照射する光照射手段と、前記光照射手段から照射されるレーザ光の光路を遮蔽する遮蔽部材と、トナー像が担持された記録材を加熱してトナー像を記録材に定着させる定着部と、前記定着部を覆うシャッタ部材と、を有し、前記開閉部材を開くと、前記遮蔽部材が前記光路を遮蔽しない位置から遮蔽する位置へ移動し、且つ、前記シャッタ部材が前記定着部を開放した位置から覆う位置へ移動する画像形成装置において、
    前記開閉部材の開閉に連動して前記遮蔽部材を移動させるリンク部材を有し、前記リンク部材の移動によって前記シャッタ部材が移動することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記開閉部材を開いた状態で、前記遮蔽部材を移動させることなく前記シャッタ部材が移動可能であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記リンク部材は、第1リンク部材と前記第1リンク部材と連結された第2リンク部材を備え、前記第1リンク部材は前記遮蔽部材と当接して前記遮蔽部材を移動させる第1当接部を備え、前記第2リンク部材は、前記シャッタ部材と当接する第2当接部を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第2リンク部材の第2当接部で前記シャッタ部材を押圧することで、前記シャッタ部材が前記定着部を覆う位置から前記定着部を開放する位置へ移動し、前記開閉部材を開いた状態で、前記シャッタ部材を、前記定着部を覆う位置から前記定着部を開放した位置へ向かって移動させると、前記シャッタ部材は前記第2当接部から離れることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記第2リンク部材が突き当たる突当部と、前記第2リンク部材を突当部に向かって付勢する付勢手段と、を有し、前記第2リンク部材は、前記開閉部材を開いた状態で前記付勢手段の付勢力によって前記突当部に突き当たることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記開閉部材が前記付勢手段の付勢力に抗して前記第2リンク部材を移動させることで、前記第2当接部が前記シャッタ部材を押圧して、前記シャッタ部材が前記定着部を覆う位置へ移動することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記リンク部材は前記シャッタ部材に当接する当接部を備え、前記当接部で前記シャッタ部材を押圧することで、前記シャッタ部材が前記定着部を覆う位置から前記定着部を開放する位置へ移動し、前記開閉部材を開いた状態で、前記シャッタ部材を、前記定着部を覆う位置から前記定着部を開放した位置へ向かって移動させると、前記シャッタ部材は前記当接部から離れることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  8. 前記リンク部材が突き当たる突当部と、前記リンク部材を突当部に向かって付勢する付勢手段と、を有し、前記リンク部材は、前記開閉部材を開いた状態で前記付勢手段の付勢力によって前記突当部に突き当たることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記開閉部材が前記付勢手段の付勢力に抗して前記リンク部材を移動させることで、前記当接部が前記シャッタ部材を押圧して、前記シャッタ部材が前記定着部を覆う位置へ移動することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記遮蔽部材は前記リンク部材に一体的に形成されていることを特徴とする請求項7乃至9のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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