JP2005345790A - 画像形成装置 - Google Patents

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政則 瀬戸
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Abstract

【課題】 プロセスカートリッジを着脱するため開閉カバーを開けると、確実にレーザ光を遮断する。
【解決手段】 開閉カバー50を開くと、開閉カバー50の内側面50Aが光走査装置44から出射するレーザ光LBの光路を遮断するので、レーザ光LBは外部に漏出しない。更に、開閉カバー50でレーザ光LBが反射する方向は、開閉カバー50の開放側と反対側となっている。よって、反射光も外部に漏出しない。
【選択図】 図2

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
光走査装置から出射するレーザ光で、電子写真感光体(以降、「感光体」と記す)に潜像を形成し、この潜像を現像器で現像して、感光体上にトナー像を形成しする。感光体上に形成されたトナー像は記録紙などの記録媒体に転写され、そして、転写されたトナー像を記録紙に定着することで、画像を記録する公知の電子写真プロセスを用いた画像形成装置が知られている。
また、帯電器、現像器、クリーニング器の少なくとも1つと、感光体とが一体的に支持されたプロセスカートリッジを構成し、このプロセスカートリッジが着脱可能に装着される構成の画像形成装置がある。
さて、従来、レーザ光が外部に漏出しないように、プロセスカートリッジを着脱するための開閉カバーが開かれると、マイクロスイッチなどのインターロックスイッチにより、光走査装置への電源入力が電気的に切られ、レーザ光が照射しないようになっている。
しかしながら、なんらかの原因でインターロックスイッチが誤動作し、レーザ光が照射されると、レーザ光が外部に漏出してまう。このため、インターロックスイッチとは別に、レーザ光の外部への漏出を防止する構成が提案されている。
例えば、光走査装置のレーザ光が出射する出射口にシャッターを設け、プロセスカートリッジを挿入すると、このシャッターが開く構成とした画像形成装置。(例えば、特許文献1参照)。
レーザ光が出射する出射口のシャッターと開閉カバーとを一体的に構成し、開閉カバーを閉じるとシャッターも閉じる構成とした画像形成装置。(例えば、特許文献2参照)。
光走査装置のレーザ光が出射する方向と反対側をプロセスカートリッジの着脱方向側とし、レーザ光が照射される画像形成装置の内壁面を乱反射面とした画像形成装置。(例えば、特許文献3参照)。
特開平6−250458号公報 特開平5―19603号公報 特開平4−190253号公報
しかしながら、特開平6−250458号公報に記載の方法では、開閉カバーを開けて、オペレーターがシャッターを開くことが可能であり、このため、レーザ光が外部に漏出してまう可能性がある。
また、特開平5―19603号公報に記載の方法では、開閉カバーが開いた状態でレーザ光が照射され、シャッターに反射したレーザ光が外部に漏出してまう可能性がある。更に、プロセスカートリッジを装着していない状態で開閉カバーを閉じた場合、シャッターは開いており、画像形成装置内部で反射した反射光が外部に漏出してまう可能性がある。
また、特開平4−190253号公報に記載の方法では、開閉カバーを開け、レーザ光の光路にオペレータが何らかの物を挿入するとその物に反射した反射光が外部に漏出する可能性がある。
本発明は、上記問題を解決すべく成されたもので、プロセスカートリッジを着脱するための開閉カバーを開けると、確実にレーザ光を遮断することを目的とする。
請求項1に記載の画像形成装置は、電子写真感光体を所定の電位に帯電する帯電器と、前記電子写真感光体に形成された潜像を現像しトナー像を形成する現像器と、前記電子写真感光体から記録媒体へ前記トナー像を転写した後に残る該電子写真感光上の残留トナーを回収するクリーニング器と、の少なくとも1つと、前記電子写真感光体とが一体的に支持されたプロセスカートリッジを構成し、前記プロセスカートリッジが着脱可能に装着される画像形成装置において、前記電子写真感光体に潜像を形成するレーザ光を出射する光走査装置と、前記プロセスカートリッジを着脱するための開閉カバーと、を備え、前記開閉カバーを開けると、該開閉カバーが前記光走査装置と前記電子写真感光体と間の前記光ビームの光路を遮断することを特徴としている。
請求項1に記載の画像形成装置は、プロセスカートリッジを着脱するために開閉カバーを開けると、光走査装置から出射されるレーザ光の光路を、開閉カバーが遮断する。
したがって、開閉カバーを開けると、レーザ光の外部への漏出が防止される。
請求項2に記載の画像形成装置は、請求項1に記載の構成において、前記レーザ光が前記開閉カバーで遮断され反射する方向は、該開閉カバーの開放側と反対側の方向となることを特徴としている。
請求項2に記載の画像形成装置は、プロセスカートリッジを着脱するために開閉カバーを開けると、レーザ光が開閉カバーで遮断され反射する。レーザ光の反射方向は、開閉カバーの開放側と反対側の方向となっている。
したがって、レーザ光の反射光は、開閉カバーで開かれた開放側から漏出しない。
請求項3に記載の画像形成装置は、請求項1又は請求項2に記載の構成において、前記開閉カバーを開き前記プロセスカートリッジを取り外すと、該開閉カバーが開いた状態でロックし、前記プロセスカートリッジを装着するとロックを解除するロック機構を備えることを特徴としている。
請求項3に記載の画像形成装置は、開閉カバーを開きプロセスカートリッジを取り外すと、開閉カバーが開いた状態でロック機構が開閉カバーをロックする。また、プロセスカートリッジを装着するまでロックが解除されない。
よって、プロセスカートリッジが取り出された状態では、開閉カバーは開いた状態でロックされ、閉じることができない。つまり、プロセスカートリッジが取り出された状態では、開閉カバーが光走査装置から出射されるレーザ光の光路を遮断しつづけ、レーザ光の外部への漏出が防止される。
請求項4に記載の画像形成装置は、請求項3に記載の構成において、前記ロック機構は、前記開閉カバーの開閉軌道にかかる第1位置と、前記開閉カバーの開閉軌道にかからない第2位置と、にスライド可能なロックレバーと、前記ロックレバーを第1位置へ付勢する付勢手段と、前記プロセスカートリッジを装着すると、前記ロックレバーを前記付勢手段に対抗して第2位置にスライドさせるロック解除機構と、を備えることを特徴としている。
請求項4に記載の画像形成装置は、プロセスカートリッジが装着された状態では、ロック解除機構がロックレバーを付勢手段に対抗して、第2位置としている。よって、ロックレバーは、開閉カバーの開閉軌道にかかっていないので、開閉カバーを開くことができる。
開閉カバーを開きプロセスカートリッジを取り外すと、ロックレバーが付勢手段によって第2位置から第1位置に付勢される。よって、ロックレバーは、開閉カバーの開閉軌道にかかるため、開閉カバーを閉じることができない。
再度、プロセスカートリッジを装着すると、ロック解除機構がロックレバーを付勢手段に対抗して第1位置から第2位置にスライドさせる。よって、ロックレバーが開閉カバーの開閉軌道から外れるため、開閉カバーを閉じることができる。
このように、プロセスカートリッジが取り出された状態では、開閉カバーは開いた状態でロックレバーでロックされ閉じることができない。よって、プロセスカートリッジが取り出された状態では、開閉カバーが光走査装置から出射されるレーザ光の光路を遮断しつづけ、レーザ光の外部への漏出が防止される。
請求項5に記載の画像形成装置は、請求項4に記載の構成において、前記ロックレバーは、前記開閉カバーの開放動作に伴い、該ロックレバーを前記付勢手段に対抗して、前記第1位置から第2位置へとスライドさせる開閉解除機構を備えることを特徴としている。
請求項5に記載の画像形成装置は、プロセスカートリッジが未装着で、かつ開閉カバーが閉じた状態、例えば、出荷持などの状態においては、プロセスカートリッジが装着されていないので、付勢手段がロックレバーを第1位置に付勢している。よって、ロックレバーは開閉カバーの開閉軌道にかかっている。
しかし、開閉カバーの開放動作に伴い、開閉解除機構がロックレバーを付勢手段に対抗して、第1位置から第2位置へとスライドさせる。よって、ロックレバーが開閉カバーの開閉軌道外となり、開閉カバーを開けることができる。
なお、開閉カバーが開くと、付勢手段がロックレバーを第1位置に付勢し、ロックレバーが開閉カバーの開閉軌道にかかり、開閉カバーを開いた状態でロックする。そして、プロセスカートリッジが装着されるまで、開閉カバーは開いた状態となり、開閉カバーが光走査装置から出射されるレーザ光の光路を遮断しつづけ、レーザ光の外部への漏出が防止される。
請求項6に記載の画像形成装置は、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の構成において、前記光走査装置は、前記電子写真感光体の上方に配置され、前記開閉カバーは、前記光走査装置の下方に位置し、該開閉カバーの上部に設けられた回動中心で回動し、内開きとなっていることを特徴としている。
請求項7に記載の画像形成装置は、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の構成において、前記光走査装置は、前記電子写真感光体の下方に配置され、前記開閉カバーは、前記光走査装置の上方に位置し、該開閉カバーの下端部に設けられた回動中心で回動し、内開きとなっていることを特徴としている。
請求項6及び請求項7に記載の画像形成装置は、光走査装置は電子写真感光体の上方又は下方に配置されている。開閉カバーは、光走査装置の下方又は上方に位置し、開閉カバーの上端部又は下端部に設けられた回動中心で回動し、内開きとなっている。
よって、開閉カバーを内側に開くと、開閉カバーの内側面でレーザ光を遮光する。ユーザーは開閉カバーの外側面側に居るので、ユーザーにレーザ光が直接照射されることはない。
また、開閉カバーの開放側は装置の側面方向となり、プロセスカートリッジの着脱する方向は側面方向側(略水平方向)となる。したがって、例えば、機能を拡張するための新たな拡張部品、例えば、スキャナーなどを画像形成装置の上方に配置しても、プロセスカートリッジの着脱を妨げない。つまり、拡張性の高い画像形成装置である。
以上説明したように本発明によれば、開閉カバーを開くと、開閉カバーがレーザ光を遮断し、レーザ光の外部への漏出を防止する。
以下、本発明に係る画像形成装置を適用した一例として、公知の電子写真プロセスを適用したレーザプリンタについて図面を参照して説明する。なお、公知の電子写真プロセスとは、電子写真感光体(以降、「感光体」と記す)に対する帯電、レーザ等の露光による潜像の形成、トナーによる潜像の現像を経て、感光体上に形成されたトナー像を記録紙などに転写し、そして、トナー像を記録紙に定着することで、画像を記録する一連のプロセスを言う。
また、本発明が適用される画像形成装置は、以下で説明するレーザプリンタに限らず、複写機、ファクシミリ、あるいは、複合機等であっても良い。
図1は、本発明に係る一の実施形態のレーザプリンタ11の概略構成を示している。レーザプリンタ11は、公知の電子写真プロセスにより、外部装置から入力した画像情報に基づいてトナー像を形成し、この画像を記録紙Pに記録するものである。なお、以下の説明において、本発明の本質とは直接関係しないものについては、詳細な説明を省略する。
まず、レーザプリンタ11の構成の概要と記録紙Pに画像の形成を行うプロセスの概要とを説明する。なお、図に向かって左側を正面側とする。
図1に示すように、レーザプリンタ11の内部の中央付近に、感光体ドラム20が回転可能に配設されている。感光体ドラム20は駆動手段(図示省略)により、矢印Kの方向に回転する。
感光体ドラム20の上部にローラー帯電器22が配置されている。ローラー帯電器22は帯電バイアスが印加され、感光体ドラム20を所定の電位に帯電する。帯電後、感光体ドラム20の上方に配置された光走査装置44から出射されたレーザ光LBによって露光が行われ、画像情報に応じた潜像が感光体ドラム20の表面に形成される。
感光体ドラム20の左側には現像器24が配置されている。この現像器24の現像ローラ26には、所定の極性に帯電したトナーが担持されている。感光体ドラム20の表面に形成された潜像は、現像ローラ26に現像バイアスをかけることで現像されトナー像となる。そして、トナー像は、転写ローラ32と感光体ドラム20とのニップ部に送られる。
一方、レーザプリンタ11の下部には、記録紙Pが収容された給紙カセット48が配置されている。記録紙Pは、ピックアップローラ36により送り出され、搬送ローラ38によって搬送される。そして、レジストローラ40により所定のタイミングで転写ローラ32と感光体ドラム20とのニップ部に送られる。
転写ローラ32には前述したトナーの所定の電位と逆極性の電圧が印加され、感光体ドラム20のトナー像は記録紙Pに転写される。トナー像が転写した記録紙Pは定着器34に送られる。定着器34は熱と圧力とで記録紙Pにトナー像を定着する。トナー像が定着した記録紙Pは、レーザプリンタ11の上部の排紙トレイ42に排紙される。
トナー像は転写ローラ32で記録紙Pに全ては転写されずに、一部は感光体ドラム20に残留トナーとして残る。
残留トナーは、感光体ドラム20の右上部に配置されたクリーニング器28のクリーニングブレード30で掻き取られ、クリーニング器28の内部29に回収される。
さて、感光体ドラム20、現像器24、クリーニング器28、ローラー帯電器22が一体的に支持されたプロセスカートリッジ100を構成している。そして、プロセスカートリッジ100は、寿命になると交換可能なように、レーザプリンタ11に着脱可能に装着されている。
レーザプリンタ11の正面部(図1に向かって左側)には、プロセスカートリッジ100を着脱するため、レーザプリンタ11の外装200には、着脱口201が形成され、着脱口201は開閉カバー50によって開閉する。開閉カバー50は、上端部に回動軸52が設けられている。回動軸52は、光走査装置44より下方、且つ、外装200の内側に位置している。図10にも示すように、開閉カバー50は、レーザプリンタ11の外装200の内側に位置し、着脱口201より開閉カバー50の方が大きく、開閉カバー50の端部は外装200と重なっている。また、図9(A),(B)に示すように、開閉カバー50の正面側には、内側に凹んだ取手部51が形成されている。取手部51には手が引っ掛けられる引掛部51Aが形成されている。
図2と図3とに示すように、開閉カバー50は回動軸52を中心に内開きに開閉する。また、開閉カバー50を開くと、開閉カバー50の内側面50Aが光走査装置44から出射するレーザ光LBの光路を遮り、レーザ光LBを遮光する。
そして、図3と図5とに示すように、プロセスカートリッジ100が寿命になると開閉カバー50を開閉し、新しいプロセスカートリッジ100と交換することができる。
図1に示すように、プロセスカートリッジ100と光走査装置44との間に、ロックレバー60が配設されている。ロックレバー60は、図3に示す開閉カバー50の軌道Cにかかる第1位置(左側)と、図5に示す開閉カバー50の軌道Cにかからない第2位置(右側)と、にスライド可能となっている。また、バネ64で第1位置に付勢されている。
図1に示すように、ロックレバー60の右端部には、下方に突起した突起部62が形成されている。また、先端部には傾斜部60Aが形成されている。
プロセスカートリッジ100の上部には上方に突起し、ロックレバー60の突起部62と当接する当接部102が形成されている。
そして、プロセスカートリッジ100を装着した状態では、プロセスカートリッジ100の当接部102がロックレバー60の突起部62と当接し、バネ64の付勢力に対抗し、ロックレバー60を第2位置に押している。
また、図5に示すように、ロックレバー60が第2位置の状態では、開閉カバー50の開閉の際の軌道Cから外れているので、開閉カバー50を閉じることができる。
図1に示すように、開閉カバー50下部には、右側(内側)に突起する止部54が設けられている。止部54は、棒部56と棒部56の先に設けられたボール部58とから構成されている。
レーザプリンタ11の図示しないフレームの光走査装置44の下面の近傍には、開閉カバー50を閉じた際に止部54と対応する位置に凹部46が形成されている。(図4参照)。凹部46の入口は、開閉カバー50の止部54のボール部58の直径より若干小さいが、内部はボール部58より若干大きな穴となっている。そして、図7に示すように、開閉カバー50を開け、ボール部58が凹部46の入口と当り、そこから、若干の力をいれると容易に凹部46の入口が広がり(図7(c)を参考)、ボール部58が凹部46に入り係合し、開閉カバー50が重力で閉じないように固定される。開閉カバー50を閉じるには、取手部51の引掛部51Aに手を引っ掛け、若干力をいれて引っ張ると、凹部46の入口が広がり、凹部46からボール部58が容易にはずれ、開閉カバー50が閉じられる。
なお、開閉カバー50が重力で閉じないように固定され、かつ、容易に開閉カバー50が閉じられる機構として、上述した止部54と凹部58とで構成される機構でなくても良い。例えば、凹部46と止部5との位置に磁石と板金とを取り付け、磁力で開閉カバーが固定される機構であっても良い。あるいは、その他の機構であっても良い。
図3に示すように、開閉カバー50を開け、止部54のボール部58が凹部46に入り係合し、開閉カバー50が重力で閉じないように固定された状態で、プロセスカートリッジ100を取り出すと、バネ64の付勢力によってロックレバー60が第1位置にスライドする。第1位置となるとロックレバー60は開閉カバー50の開閉軌道Cにかかり、開閉カバー50を閉じようとしても、ロックレバー60に当たり、閉じることができなくなる。(ロック状態)。
そして、図5に示すように、プロセスカートリッジ100を再び挿入し装着すると、プロセスカートリッジ100の当接部102がロックレバー60の突起部62と当接して、バネ64の付勢力に対抗しロックレバー60を押し、第2位置にスライドする。よって、開閉カバー50の開閉軌道Cから外れる。(ロック解除状態)。よって、開閉カバー50を閉じることができる。
つまり、プロセスカートリッジ100を装着されていない状態では、図3に示すように、開閉カバー50は、プロセスカートリッジ100を装着するまでロックレバー60でロックされ、開いた状態のままとなる。
さて、図6に示すように、レーザプリンタ11が工場から出荷する際には、プロセスカートリッジ100は未装着である。また、開閉カバー50は、レーザプリンタ11の内部への粉塵等の進入などを防ぐために閉じられている。つまり、プロセスカートリッジ100が未装着で、かつ開閉カバー50が閉じた状態となっている。
そして、最初にレーザプリンタ11にプロセスカートリッジ100を装着する際は、ロックレバー60は第1位置にあり、開閉カバー50の開閉軌道Cにかかっている。
しかし、以下に説明するように、開閉カバー50の開放動作に伴い、ロックレバー60は、第1位置から第2位置方向へ移動し、開閉軌道Cから外れるので、開閉カバー50を開けることができる。
図7に示すように、開閉カバー50を開けようとすると、開閉カバー50の先端部の角部50Bが、ロックレバー60の傾斜部60Aに当接する(図7(b))。角部50Bと傾斜部60Aとが当接した状態で、更に開閉カバー50を開けようとすると、第2位置方向にスライドする力が発生し、ロックレバー60は、バネ64の付勢力に対抗し第2位置方向にスライドする。(図7(c))。よって、ロックレバー60が、開閉カバー50の開閉軌道C(図6参照)から外れ、開閉カバー50を開けることができる。そして、開閉カバー50が開けられると、ロックレバー60は、バネ64の付勢力によって第1位置にスライドし、開閉カバー50を開いた状態でロックする。(図7(d))。
なお、前述したように、図5に示すようにプロセスカートリッジ100を装着するとロックが解除され、開閉カバー50が閉じられる。
つぎに、本実施形態の作用を説明する。
レーザプリンタ11は、プロセスカートリッジ100を着脱するための開閉カバー50が開かれると、レーザ光LBが外部に漏出しないように、図示しない、マイクロスイッチなどのインターロックスイッチにより、光走査装置44への電源入力が電気的に切られ、レーザ光LBが照射しないようになっている。
しかしながら、なんらかの原因でインターロックスイッチが誤動作し、開閉カバー50を開いてもレーザ光LBが照射されてしまうことも考えられる。
しかし、図2に示すように、開閉カバー50を開くと、開閉カバー50の内側面50Aが光走査装置44から出射するレーザ光LBの光路を遮断するので、インターロックスイッチが誤動作しても、レーザ光LBは外部に漏出しない。更に、開閉カバー50でレーザ光LBが反射する方向は、開閉カバー50の開放側と反対側となっている。よって、反射光も開閉カバー50で開放された開放部から漏出しない。
また、ユーザーは開閉カバー50の外側面を押して内側に開くので、ユーザーにレーザ光LBが照射されることはない。
更に、図4に示すように、開閉カバー50が開いた状態となると、開閉カバー50の内側面50Aがレーザ光LBの光路を遮断するとともに、レーザ光LBは開閉カバー50の内側面50Aと光走査装置44の下面などとの狭い空間を、開閉カバー50の開放側と反対側に向かって反射を繰り返し、レーザ光LBの光量が減少する。よって、レーザ光LBは、より確実に外部に漏出しない。
なお、前述したように、プロセスカートリッジ100を装着されていない状態では、図3に示すように、開閉カバー50は開いた状態のまま、ロックレバー60でロックされているので、閉じることはできない。よって、プロセスカートリッジ100を再度挿入し、ロックが解除されるまで、開閉カバー50がレーザ光LBの外部への漏出を防止しつづける。
また、プロセスカートリッジ100を装着し、開閉カバー50を閉じた状態においては、図1と図10とに示すように、開閉カバー50は、レーザプリンタ11の外装200の内側に位置し、着脱口201より開閉カバー50の方が大きく、開閉カバー50の端部は外装200と重なっている。よって、レーザプリンタ11の内部でレーザ光LBが反射しても、反射光は外部に漏出しない。
さて、レーザプリンタ11は、プリンタエンジンとして、その他の画像形成装置に用いられることがある。例えば、複写機やファクシミリ、あるいは複合機などのプリンタエンジンとしてレーザプリンタ11を用いることがある。
例えば、図8に示すように、スキャナー12をレーザプリンタ11の上方に配置する構成としても、プロセスカートリッジ100の着脱方向は正面方向側(略水平方向)であるので、プロセスカートリッジ100の着脱を妨げない。つまり、拡張性の高いレーザプリンタ11となっている。
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施形では、感光体ドラム20、現像器24、クリーニング器28、ローラー帯電器22とが、一体的に支持されたプロセスカートリッジ100を構成していたがこれに限定されない。帯電器、現像器、クリーニング器の少なくとも1つと、感光体ドラムとが一体的に支持されたプロセスカートリッジであれば良い。
また、例えば、上記実施形では、ロックレバー60はバネ64で第1位置に付勢されていたがこれに限定されない。その他の付勢手段であっても良い。例えば、板バネやゴムなどであっても良い。
また、例えば、上記実施形では、図2に示すように、光走査装置44は感光体ドラム20の上方に配置され、開閉カバー50は、上端部に回動軸52が設けられ、また、回動軸52は、光走査装置44より下方に位置し、内開きとなってていたが、これに限定されない。例えば、光走査装置は感光体ドラムの下方に配置され、開閉カバーは、下端部に回動軸が設けられ、また、回動軸は、光走査装置より上方に位置し、内開きとなった構成でも、本実施形態と同様の作用を奏す。
また、開閉カバーがレーザ光を遮断する構成であれば、その他の構成であっても良い。
本発明の実施形態に係るレーザプリンタの内部を模式的に示した図である。 本発明の実施形態に係るレーザプリンタの開閉カバーが開けられ、開閉カバーによってレーザ光が遮断されている図である。 本発明の実施形態に係るレーザプリンタいおいて、開閉カバーを開け、プロセスカートリッジを取り出す図である。 本発明の実施形態に係るレーザプリンタの開閉カバーが閉じられた状態において、開閉カバーによってレーザ光が遮断され、開閉カバーと光走査装置との間で反射している状態を示す図である。 本発明の実施形態に係るレーザプリンタにおいて、プロセスカートリッジを装着し、開閉カバーを閉じる図である。 プロセスカートリッジが未装着で、かつ開閉カバーが閉じられた状態を示す図である。 (a)から(d)は、開閉カバーの開放動作に伴い、ロックレバーがスライドし、開閉カバーが閉じる過程を説明する図である。 本発明の実施形態に係るレーザプリンタの上部にスキャナーを配置した図である。 (A)は開閉カバーを示す正面図であり、(B)は(A)のSS断面の断面図である。 開閉カバーと着脱口とを示す部分断面斜視図である
符号の説明
11 レーザプリンタ(画像形成装置)
20 感光体ドラム(電子写真感光体)
22 ローラー帯電器(帯電器)
24 現像器
28 クリーニング器
44 光走査装置
50 開閉カバー
50B 角部(開閉解除機構)
52 回動軸(回動中心)
60 ロックレバー
60A 傾斜部(開閉解除機構)
62 突起部(ロック解除機構)
64 バネ(付勢手段)
100 プロセスカートリッジ
102 当接部(ロック解除機構)
LB レーザ光(光ビーム)
C 開閉カバーの開閉軌道

Claims (7)

  1. 電子写真感光体を所定の電位に帯電する帯電器と、
    前記電子写真感光体に形成された潜像を現像しトナー像を形成する現像器と、
    前記電子写真感光体から記録媒体へ前記トナー像を転写した後に残る該電子写真感光上の残留トナーを回収するクリーニング器と、
    の少なくとも1つと、前記電子写真感光体とが一体的に支持されたプロセスカートリッジを構成し、前記プロセスカートリッジが着脱可能に装着される画像形成装置において、
    前記電子写真感光体に潜像を形成するレーザ光を出射する光走査装置と、
    前記プロセスカートリッジを着脱するための開閉カバーと、
    を備え、
    前記開閉カバーを開けると、該開閉カバーが前記光走査装置と前記電子写真感光体と間の前記光ビームの光路を遮断することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記レーザ光が前記開閉カバーで遮断され反射する方向は、該開閉カバーの開放側と反対側の方向となることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記開閉カバーを開き前記プロセスカートリッジを取り外すと、該開閉カバーが開いた状態でロックし、前記プロセスカートリッジを装着するとロックを解除するロック機構を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記ロック機構は、
    前記開閉カバーの開閉軌道にかかる第1位置と、前記開閉カバーの開閉軌道にかからない第2位置と、にスライド可能なロックレバーと、
    前記ロックレバーを第1位置へ付勢する付勢手段と、
    前記プロセスカートリッジを装着すると、前記ロックレバーを前記付勢手段に対抗して第2位置にスライドさせるロック解除機構と、
    を備えることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記ロックレバーは、前記開閉カバーの開放動作に伴い、該ロックレバーを前記付勢手段に対抗して、前記第1位置から第2位置へとスライドさせる開閉解除機構を備えることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記光走査装置は、前記電子写真感光体の上方に配置され、
    前記開閉カバーは、前記光走査装置の下方に位置し、該開閉カバーの上端部に設けられた回動中心で回動し、内開きとなっていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記光走査装置は、前記電子写真感光体の下方に配置され、
    前記開閉カバーは、前記光走査作装置の上方に位置し、該開閉カバーの下端部に設けられた回動中心で回動し、内開きとなっていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008127110A (ja) * 2006-11-16 2008-06-05 Ricoh Co Ltd ユニット位置決め装置および画像形成装置
JP2009148898A (ja) * 2007-12-18 2009-07-09 Brother Ind Ltd テープ印刷装置
JP2015064423A (ja) * 2013-09-24 2015-04-09 キヤノン株式会社 カバー開閉装置及び画像形成装置
JP2018180362A (ja) * 2017-04-17 2018-11-15 株式会社リコー 画像形成装置

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