JP2008209642A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】転写ローラが設けられた開閉可能なカバー部材の開放操作の操作性を向上させる。
【解決手段】表面に静電潜像およびこの静電潜像に沿ったトナー像を形成される、所定の装置本体11に装着された像担持体としての転写ベルト125を備えた画像形成装置10において、転写ベルト125に対して開放した開放姿勢S1と、同閉止した閉止姿勢S2との間で姿勢変更が可能なカバーユニット20と、このカバーユニット20に設けられ、かつ、当該カバーユニット20が閉止姿勢S2に姿勢設定された状態で転写ベルト125と対向する2次転写ローラ120と、2次転写ローラ120を転写ベルト125に向けて付勢するコイルスプリング52とが設けられ、このコイルスプリング52は、閉止姿勢S2に姿勢設定されていたカバーユニット20が開放姿勢S1に向けて僅かに開放された状態で付勢力が消失するように自由長が設定されている。
【選択図】図6

Description

本発明は、複写機やプリンタさらにはファクシミリ装置として適用される画像形成装置に関するものであり、特に、像担持体に対向配置される転写ローラの着脱に関し改良された画像形成装置に関するものである。
従来、特許文献1に記載されているような画像形成装置が知られている。この画像形成装置においては、当該画像形成装置の装置本体の側面に開閉可能にメンテナンスドアーが設けられている。このメンテナンスドアーの直ぐ内側には、トナー像が形成される感光体ドラムの周面に対向配置される転写ローラを備えた、感光体ドラムに対して開閉可能なカバー部材が配設されている。そして、カバー部材が閉止されることにより転写ローラの周面が感光体ドラムの周面に当接された状態で、転写ローラと感光体ドラムとの間のニップ部へ用紙が供給され、これによって感光体ドラムと転写ローラとに押圧挟持されて搬送されつつある用紙に感光体ドラム周面のトナー像が転写される。
そして、前記ニップ部で紙詰りが生じたときには、カバー部材が開放され、詰まった用紙が外部に露出される。こうすることで詰まった用紙を取り除くことが可能になり、ジャムを解消することができる。
ところで、カバー部材が閉止されたときには、カバー部材側に設けられた転写ローラの周面を、装置本体側の感光体ドラムの周面に確実に当接させる必要がある。そのために、特許文献1の画像形成装置にあっては、カバー部材が閉止されたときには、カバー部材側の転写ローラが装置本体側の所定のフレームに受け渡される。こうすることで転写ローラは、開閉可能なことで寸法精度があまり精密ではないカバー部材から、固定されていることにより寸法精度が精密な装置本体側のフレームに支持されることとなり、感光体ドラムに対して正確に対向することができる。
かかる転写ローラをカバー部材から装置本体側のフレームへ受け渡しするために、前記フレームには転写ローラのローラ軸を嵌め込ませるためのフック状のガイド溝が設けられている。一方、カバー部材側には、転写ローラを前記ガイド溝に対して進退させるとともに、カバー部材の閉止状態をロックするための操作レバーが設けられている。
そして、カバー部材が閉止された状態で、操作レバーを非ロック位置からロック位置へ向けて操作することにより、カバー部材の閉止姿勢がロックされるとともに、ローラ軸がガイド溝に強制的に嵌め込まれ、これによって転写ローラが感光体ドラムに正確に対向する。
このように、転写ローラを感光体ドラムに対して正確に対向させるとともに、一旦対向した対向状態を維持させるべく、ガイド溝の形状がフック状に形成されているため、操作レバーの操作でローラ軸が一旦強制的にガイド溝に押し込まれることにより当該ローラ軸が確実に位置決めされるという利点が存在する。
特開2004−240329号公報
しかしながら、特許文献1に記載の画像形成装置にあっては、カバー部材を開放してローラ軸をガイド溝から外すに際し、操作レバーを操作してもローラ軸が操作レバーに連結され、ローラ軸を引き寄せるため、その負荷により操作レバーの操作が重くなってカバー部材の開放操作の操作性が悪くなるため、これの改良が嘱望されていた。
本発明は、従来のかかる状況に鑑みなされたものであって、カバー部材側に設けられた転写ローラのローラ軸の、装置本体側に設けられたガイド溝からの取り外しが容易であり、これによってカバー部材の開放操作の操作性を向上させることが可能な画像形成装置を提供することを目的としている。
請求項1記載の発明は、表面に静電潜像およびこの静電潜像に沿ったトナー像が形成される像担持体と、この像担持体に対して開放した開放姿勢と、同閉止した閉止姿勢との間で姿勢変更が可能なカバー部材と、前記カバー部材に設けられ、かつ、当該カバー部材が閉止姿勢に姿勢設定された状態で像担持体と対向する転写ローラと、前記転写ローラを像担持体に向けて付勢する付勢部材とが備えられ、前記付勢部材は、閉止姿勢に姿勢設定されていたカバー部材が僅かに開放された状態で付勢力が消失するように自由長が設定されていることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、像担持体に対し閉止した閉止姿勢に姿勢設定されているカバー部材を開放するに際し、当該カバー部材が僅かに開放された状態で付勢部材の付勢力が消失するため、これによって転写ローラが装置本体側から外れ難くなるような不都合の発生が防止される。従って、ローラ軸に連結するレバー構造を省くことができ、操作レバーの操作性が向上する。
さらに、付勢部材は、不要な付勢力を排除して必要かつ十分な付勢力を発揮させ得るようになされているため、その自由長を必要最小限に設定することができ、これによって付勢部材のコストの低減化に貢献する。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記像担持体を支持する支持フレームが設けられ、前記支持フレームには、前記カバー部材が閉止姿勢に姿勢設定されるに際し、前記転写ローラを前記像担持体へ向かわせるべくガイドするガイド溝が設けられていることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、カバー部材を閉じて開放姿勢から閉止姿勢に姿勢変更させるに際し、カバー部材側に支持されていた転写ローラは、姿勢変更することで支持精度が低いカバー部材側から、装置本体に固定された支持精度が高い支持フレーム側のガイド溝に移されるため、当該転写ローラは、像担持体に対して適正に対向することができ、用紙Pに対して像担持体上のトナー画像の適正な転写が行われる。
請求項1記載の発明によれば、像担持体に対し閉止した閉止姿勢に姿勢設定されているカバー部材を開放するに際し、当該カバー部材が僅かに開放された状態で付勢部材の付勢力が消失するため、転写ローラが装置側のガイド溝から外れず、その結果カバー部材が開放され難くなるような不都合の発生を防止することができる。これによりカバー部材を開放することにより行われるメンテナンス作業やジャムの解消作業等の作業性を向上させることができる。
また、付勢部材は、無駄な付勢力を発揮しないで必要かつ十分な付勢力を発揮させ得るようにしているため、その自由長を必要最小限に設定することができ、これによって付勢部材のコストの低減化に貢献することができる。
図1は、本発明に係る画像形成装置10の一実施形態を示す外嵌視の斜視図であり、図2は、画像形成装置10の内部構造を説明するための正面断面視の説明図である。なお、図1および図2においてX−X方向を左右方向、Y−Y方向を前後方向といい、特に−X方向を左方、+X方向を右方、−Y方向を前方、+Y方向を後方という。
まず、図1に示す画像形成装置10は、いわゆる胴内排紙型と称される複写機であり、装置本体11に画像形成部12と、定着部13と、用紙貯留部14と、排紙部15と、画像読取部16と、操作部17とが形成されている。そして、前記排紙部15は、画像読取部16の下部で装置本体11の一部が凹没されることによって形成され、これにより当該画像形成装置10が胴内排紙型と称されている。
前記装置本体11は、外観視で直方体状を呈した下部本体111と、この下部本体111の上方に対向配置された扁平な直方体状を呈する上部本体112と、この上部本体112と前記下部本体111との間に介設された連結体113とを備えている。前記連結体113は、下部本体111と上部本体112との間に排紙部15を形成させた状態で両者を互いに連結するための構造物であり、下部本体111の左部から立設されている。前記上部本体112は、その左部がかかる連結体113の上端部に支持されている。
そして、前記下部本体111には、画像形成部12、定着部13および用紙貯留部14が内装されているとともに、前記上部本体112には画像読取部16が装着されている。前記操作部17は、本実施形態においては、上部本体112の前縁部から前方に向かって突設されている。
前記排紙部15は、下部本体111と上部本体112との間に形成されている。かかる排紙部15は、下部本体111の上面に形成された胴内排紙トレイ151を有し、画像形成部12からのトナー画像が転写された用紙Pは、連結体113の下部からこの胴内排紙トレイ151へ向けて排出される。
以下、画像形成部12について図2を基に説明する。前記画像形成部12は、用紙貯留部14から給紙された用紙Pにトナー像を形成させるものであり、図2に示すように、上流側(右側)から下流側へ向けて順次配設されたマゼンタ用ユニット12M、シアン用ユニット12C、イエロー用ユニット12Yおよびブラック用ユニット12Kとを備えている。
各ユニット12M,12C,12Y,12Kには、感光体ドラム121および現像装置122がそれぞれ備えられている。各感光体ドラム121は、図2において反時計方向へ向けて回転しつつ対応した現像装置122からトナーが供給される。各現像装置122には、装置本体11の前面側(図2の紙面の表側)に配設された図略のトナーカートリッジからトナーが補給される。
各感光体ドラム121の直下位置には帯電器123がそれぞれ設けられているとともに、各帯電器123のさらに下方位置には露光装置124が設けられている。そして、各感光体ドラム121は、前記お帯電器123によって周面が一様に帯電され、画像読取部16で読み取られた画像データに基づく各色に対応したレーザー光が前記各露光装置124から帯電後の感光体ドラム121の周面に照射されることにより、各感光体ドラム121の周面に静電潜像が形成される。かかる静電潜像に現像装置122からトナーが供給されることにより、感光体ドラム121の周面にトナー像が形成される。
前記感光体ドラム121の上方位置には、当該各感光体ドラム121に当接するように駆動ローラ125aおよび従動ローラ125b間に張設された転写ベルト125(像担持体)が設けられている。
この転写ベルト125は、各感光体ドラム121に対応して設けられたドラム用転写ローラ125cによって感光体ドラム121の周面に対向させられ状態で各感光体ドラム121と同期しながら駆動ローラ125aと従動ローラ125bとの間を周回する。
従って、転写ベルト125が周回することによりその表面に対しマゼンタ用ユニット12Mの感光体ドラム121によるマゼンタのトナー像の転写が行なわれ、ついで転写ベルト125の同一位置にシアン用ユニット12Cの感光体ドラム121によるシアンのトナー像の転写が重ね塗り状態で行なわれ、ついで転写ベルト125の同一位置にイエロー用ユニット12Yの感光体ドラム121によるイエローのトナー像の転写が重ね塗り状態で行なわれ、最後のブラック用ユニット12Kの感光体ドラム121によるブラックのトナー像の転写が重ね塗り状態で行なわれる。
これらによって転写ベルト125の表面にカラー画像形成される。この転写ベルト125の表面に形成されたカラー画像が用紙貯留部14から搬送されてきた用紙Pに転写されることになる。
そして、各感光体ドラム121の図2における右方位置には当該感光体ドラム121の周面の残留トナーを除去して清浄化するクリーニング装置126が設けられている。クリーニング装置126によって清浄化処理された感光体ドラム121の周面は、新たな帯電処理のために帯電器123へ向かうことになる。
前記クリーニング装置126で感光体ドラム121の周面から取り除かれた廃トナーは、所定の経路を通って図略のトナー回収ボトルに回収される。
かかる画像形成部12の左方位置には、上下方向に延びる用紙搬送路127が設けられている。この用紙搬送路127には、適所に搬送ローラ対127aが設けられ、用紙貯留部14からの用紙Pがこの搬送ローラ対127aの駆動で駆動ローラ125aに掛け回されている転写ベルト125へ向けて搬送される。
かかる用紙搬送路127には、駆動ローラ125aと対向した位置に周面が転写ベルト125の表面と対向した2次転写ローラ(転写ローラ)120が設けられ、用紙搬送路127を通して搬送されつつある用紙Pが転写ベルト125と2次転写ローラ120とに押圧挟持されることによって転写ベルト125上のトナー像が当該用紙Pに転写される。
前記定着部13は、画像形成部12で転写された用紙P上のトナー像に対し定着処理を施すものであり、内部に加熱源であるハロゲンランプ等の通電発熱体を備えたヒートローラ131と、左方でこのヒートローラ131と対向配置された定着ローラ132と、この定着ローラ132と前記ヒートローラ131との間に掛け回された定着ベルト133と、左方でこの定着ベルト133と対向配置された加圧ローラ134とを備えている。
そして、2次転写ローラ120を介して画像形成部12から導出された転写処理済の用紙Pは、定着ベルト133を介して定着ローラ132および加圧ローラ134間に押圧挟持されつつ定着ベルト133による加熱処理でトナー像が定着され、用紙P上に安定した状態のカラー画像が形成される。定着処理の完了したカラー印刷済みの用紙Pは、定着部13の上部から延設された排紙搬送路129を通り、胴内排紙トレイ151へ向けて排出される。
前記用紙貯留部14は、装置本体11における露光装置124の下方位置に挿脱自在に装着された給紙トレイ141と、下部本体111の右側面に開閉自在に設けられた手差しトレイ142とを備えている。給紙トレイ141には用紙束P1が貯留される。そして、給紙トレイ141に貯留された用紙束P1からピックアップローラ143の駆動で用紙Pが1枚ずつ繰り出され、用紙搬送路127を通って画像形成部12へ導入される。
前記手差しトレイ142は、用紙Pを1枚ずつ手差しで給紙するためのものである。かかる手差しトレイ142から給紙された用紙Pは、給紙トレイ141の上方位置に形成されたバイパス搬送路を介して画像形成部12へ送り込まれる。
前記画像読取部16は、前記上部本体112の上面開口に装着された、原稿が原稿面を下にして載置されるコンタクトガラス161と、このコンタクトガラス161上に載置された原稿を押さえるための当該コンタクトガラス161に対し開閉自在とされた扁平な直方体状の原稿押さえ部材162と、この原稿押さえ部材162の上部に設けられた原稿自動読取装置163と、コンタクトガラス161上に載置された、あるいは原稿自動読取装置163からコンタクトガラス161上に送り込まれた原稿の原稿画像を読み取るための上部本体112に内装された光学系ユニット164とを備えている。
前記光学系ユニット164は、コンタクトガラス161上に載置された、あるいは供給された原稿の画像を光源165からの光照射による反射光で読み取るものである。この反射光は、画像読取部16内の設けられたCCD(charge coupled device)166へ入力され、ここでディジタル化処理が施された上で画像形成部12の露光装置124へ向けて出力される。
前記操作部17は、画像形成処理に関する各種の項目(用紙サイズや処理部数等)を入力操作するためのものである。かかる操作部17には、図1に示すようにスタートキー171や数値情報を入力するためのテンキー172、さらには現に行われたテンキー172による入力情報やエラーメッセージ等を表示するLCD(Liquid crystal display)173等が設けられている。
このような画像形成装置10において装置本体11の左面には、下部本体111内の左面側で紙詰り等のトラブルが生じたときに開放される、略左面全面に亘った開閉自在のメンテナンスドアー18が設けられている。このメンテナンスドアー18は、その下端部がドア軸181回りに回動可能に軸支され、閉止された状態から当該ドア軸181回りに反時計方向に向けた回動されることにより開放される。
また、前記下部本体111内におけるメンテナンスドアー18の直ぐ右側には、画像形成部12の左側面を覆う開閉自在のカバーユニット(カバー部材)20が設けられている。そして、閉止された状態のカバーユニット20の右面と画像形成部12の左壁面との間の適所には、前記用紙搬送路127が形成されているとともに、閉止された状態のカバーユニット20の左面と閉止された状態のメンテナンスドアー18との間には、逆送搬送路182が形成されている。
前記逆送搬送路182は、用紙Pに対して両面印刷を施すときに使用されるものである。すなわち、両面印刷を行うに際しては、定着部13で定着処理が施されることにより片面印刷が完了した用紙Pが当該逆送搬送路182を通って逆送され、表裏が反転された状態で再度画像形成部12の転写ベルト125と2次転写ローラ120との間に供給され、これによって用紙Pの他方の面に印刷処理が施される。
そして、前記逆送搬送路182で紙詰まりが発生したときは、メンテナンスドアー18が開放されてその解消作業が行われ、用紙搬送路127で紙詰まりが発生したときは、メンテナンスドアー18が開放された上でカバーユニット20が開放されてその解消作業が行われる。
図3は、カバーユニット20の一実施形態を示す正面図であり、図3(A)は、カバーユニット20が開放姿勢S1に姿勢設定された状態、図3(B)は、カバーユニット20が閉止姿勢S2に姿勢設定された状態をそれぞれ示している。また、図4は、その斜視図である。因みに図4においては、本発明の本質部分に注目し、その他の部分は簡略化または省略して示している。なお、図3および図4におけるXおよびYによる方向表示は、図1の場合と同様(Xは左右方向(−X:左方、+X:右方)、Yは前後方向(−Y:前方、+Y:後方))である。
これらの図に示すように、カバーユニット(カバー部材)20は、前記2次転写ローラ120を支持するローラ支持枠体30と、このローラ支持枠体30に付設された、当該カバーユニット20を開閉操作するための開閉操作レバー40と、前記2次転写ローラ120を支持する転写ローラ支持構造50とを備えている。
前記ローラ支持枠体30は、上下方向に長尺な前後方向一対の支持板31と、これら一対の支持板31の上端部間に架設された上部架設板32と、一対の支持板31の中央部より若干下方位置間に架設された中央部架設ロッド33とを備え、左右方向から見て矩形状に形成されている。
かかるローラ支持枠体30は、一対の支持板31の下端部が装置本体11の下部本体111に設けられた前後フレームF(図4には、図示の都合上後方の前後フレームFのみを示している)間に架設された架設軸114回りに正逆回動可能に軸支されている。これによってカバーユニット20は、架設軸114回りに正逆回動することで画像形成部12の左面を開放した開放姿勢S1と同閉じた閉止姿勢S2と同の間で姿勢変更することができる。
前記開閉操作レバー40は、本実施形態においては、前方の支持板31の中央部より若干上方位置における左側縁部に設けられている。かかる開閉操作レバー40は、装置本体11の左側から操作し易いように前方から見て逆C字状に形成された上下方向に長尺のレバー本体41と、このレバー本体41の右縁部における上下方向の中央部より若干上方位置から右方に向かって突設されたフック板42とを備えている。
前記フック板42は、その右端部から上方に向けて突設されたフック片421を有している。このフック片421の右縁面には、上端部から右方に向かって先下がりに傾斜した傾斜縁面421aが形成されている。かかる傾斜縁面421aは、後述するローラ支持フレーム60に設けられた突設片62に対向されている。
また、開閉操作レバー40は、レバー本体41の上端の右方角部が一対の支持板31の前方上部の適所を貫通したレバー軸43回りに一体回転可能に軸支されている。また、前記レバー軸43には、後方の支持板31を貫通した後端部にフック板42のみが設けられている。この後方のフック板42も前方の開閉操作レバー40と同様にレバー軸43の軸心回りに一体回転可能とされている。
前記レバー軸43には、図略のコイルバネが巻き付けられ、開閉操作レバー40は、このコイルバネの付勢力でレバー軸43回りに反時計方向に付勢されている。そして、開閉操作レバー40は、カバーユニット20が開放姿勢S1に姿勢設定された状態で、レバー軸43から垂下した垂下姿勢T1(図3(A))に姿勢設定される一方、カバーユニット20が閉じられることによるフック片421の係止ピン621との干渉でコイルバネの付勢力に抗してレバー軸43回りに時計方向に向けて回動され、これによって一旦レバー軸43から左方に向かって先下がりに傾斜した傾斜姿勢T2(図3(B))に姿勢変更された後、フック片421が係止ピン621に係止されることで元の垂下姿勢T1に戻るようになっている。
一方、装置本体11の下部本体111側には、前記駆動ローラ125aを支持するための前後方向一対のローラ支持フレーム60が設けられている。各ローラ支持フレーム60には、その略中央位置に駆動ローラ125aのローラ軸125dを支持するための支持孔61が設けられている。この支持孔61は、ローラ支持枠体30が閉止姿勢S2に姿勢設定された状態で当該ローラ支持枠体30が支持している2次転写ローラ120が、支持孔61より若干左下の位置で転写ベルト125を介して駆動ローラ125aと対向し得るように設置位置が設定されている。
また、各ローラ支持フレーム60の左縁部における前記支持孔61より若干上方位置であって、前記開閉操作レバー40のフック板42と対向する位置には、左方に向けて突設された突設片62が設けられている。各突設片62には、互いに対向方向に向けて突設された係止ピン621がそれぞれ設けられている。これらの係止ピン621は、カバーユニット20が閉止姿勢S2に姿勢設定された状態で、フック板42のフック片421を係止するためのものである。
従って、カバーユニット20が閉止していくことにより、開閉操作レバー40の垂下姿勢T1に姿勢設定されているフック板42のフック片421に形成された傾斜縁面421aが係止ピン621にまず当接する。この状態でカバーユニット20の閉止操作を継続することにより傾斜縁面421aが係止ピン621に対して下方に向けて摺動し、これによって開閉操作レバー40がレバー軸43回りに一旦時計方向に向けて回動する。
そして、カバーユニット20が完全に閉止されることにより開放姿勢S1に姿勢設定されると、フック片421は、図3(B)に示すように、係止ピン621を遣り過ごした状態で当該係止ピン621に係止され、これによってカバーユニット20は、安定した状態で閉止姿勢S2に姿勢設定される。
また、各ローラ支持フレーム60の左縁部には、前記支持孔61より若干下方位置から支持孔61の孔心に向かって斜めに切り込まれたガイド溝63がそれぞれ設けられている。このガイド溝63は、カバーユニット20が閉止姿勢S2に姿勢設定された状態でローラ支持枠体30が支持している2次転写ローラ120のローラ軸120aを嵌め込むためのものである。
以下、転写ローラ支持構造50について図5を基に、必要に応じて図2〜図4を参照しながら説明する。図5は、転写ローラ支持構造50の一実施形態を示すためのカバーユニット20の部分斜視図であって、図5(A)は、分解斜視図であり、図5(B)は、2次転写ローラ120のローラ軸120aがガイド溝63に嵌め込まれる直前の状態、図5(C)は、2次転写ローラ120のローラ軸120aがガイド溝63に嵌め込まれた状態をそれぞれ示している。
なお、図5においては、前後一対の転写ローラ支持構造50の内の前方のものを示している。また、図5におけるXおよびYによる方向表示は、図4の場合と同様(Xは左右方向(−X:左方、+X:右方)、Yは前後方向(−Y:前方、+Y:後方))である。
図5に示すように、転写ローラ支持構造50は、一対の支持板31における右縁部の中央部より若干上方位置で前記ローラ支持フレーム60のガイド溝63に対向する位置に設けられた収容凹部51と、この収容凹部51に収容されるコイルスプリング(付勢部材)52と、このコイルスプリング52の右端部に取り付けられた前記ローラ軸120aを軸支する軸支体53とを備えている。
前記各収容凹部51は、前後から見て左右方向に長尺な直方体状を呈している。かかる収容凹部51は、外面側(図5に示す例では前面側)および右面側が開放されている一方、その他の面は壁面で閉止され、これら壁面に囲繞された空間によって形成されている。
このような収容凹部51には、その左方壁511から右方に向かって突設されたスプリング保持突起512が設けられている。前記コイルスプリング52は、このスプリング保持突起512に外嵌圧入されることによって安定した状態で収容凹部51内に収容される。また、収容凹部51の対向壁513には、その右縁部から左方に向かって切り込まれることによって形成された、ローラ軸120aを逃がすための逃がし溝514が設けられている。
前記軸支体53は、環状の軸支円筒体531と、この軸支円筒体531の後面に固定されて前記収容凹部51に遊嵌されるブッシュ532とからなっている。
そして、本発明においては、コイルスプリング52は、付勢力が発生していない状態での長さ寸法(すなわち自由長L1)が収容凹部51の左右長と略同一に設定されている。従って、図5(B)に示すように、ローラ支持枠体30がローラ支持フレーム60から離間した状態では収容凹部51の右面開口の外側で最下位の自由位置U1に位置設定されている。
一方、前記ローラ支持フレーム60のガイド溝63には、その左端上縁部の角が面取りされることによって形成された案内傾斜631が設けられている。この案内傾斜631の下端部は、ローラ支持枠体30が自由位置U1に位置設定されてローラ支持フレーム60に臨んだ状態におけるローラ軸120aの略上半分の周面に対向されている。
従って、開放姿勢S1に姿勢設定されていたローラ支持枠体30を閉止することにより、まず、ローラ軸120aの上方の周面がローラ支持フレーム60のガイド溝63の案内傾斜631に当接し、その後、ローラ軸120aは、この案内傾斜631に案内されつつガイド溝63内に誘い込まれ、引き続き右方に向かって先上がりのガイド溝63にガイドされつつ溝奥まで侵入する。
このとき、支持板31の右端縁がガイド溝63の左端位置を超えてローラ支持フレーム60の右方にまで押し込まれるため、前記コイルスプリング52が圧縮弾性変形し、これによってローラ軸120aは、図5(B)に示すように、コイルスプリング52の付勢力でガイド溝63の溝奥に向けて押圧されて拘束位置U2に位置設定された状態になる。
図6は、転写ローラ支持構造50の作用を説明するための説明図であり、図6(A)は、カバーユニット20が開放姿勢S1に姿勢設定された状態、図6(B)は、カバーユニット20が閉止されていくことによりローラ軸120aがガイド溝63の案内傾斜631に当接した状態、図6(C)は、カバーユニット20が閉止姿勢S2に姿勢設定された状態をそれぞれ示している。また、図6(D)〜図6(F)は、図6(A)〜図6(C)にそれぞれ対応した要部の拡大図である。なお、図6におけるXによる方向表示は図5の場合と同様(−X:左方、+X:右方)である。
まず、カバーユニット20が開放姿勢S1に姿勢設定された状態では、当該カバーユニット20が、図6(A)に示すように、架設軸114を支点として左方に傾倒した状態になっているため、開閉操作レバー40は、自重によってレバー軸43から垂下した垂下姿勢T1に姿勢設定されている(なお、開閉操作レバー40がバネで付勢されている場合には、バネにより反時計方向に付勢された状態になっている)。
このとき、支体53に軸支されている2次転写ローラ120のローラ軸120aは、図6(D)に示すように、収容凹部51から右方に突出した自由位置U1に位置設定されている。
この状態でカバーユニット20の閉止操作を継続していくと、図6(B)に示すように、開閉操作レバー40のフック片421の傾斜縁面421aがローラ支持フレーム60の突設片62の係止ピン621に押圧当接し、この押圧当接状態が継続されることにより開閉操作レバー40がレバー軸43回りに時計方向に回動して一旦傾斜姿勢T2(図6(B)に二点鎖線で表示)になる。
これと前後してローラ軸120aは、図6(E)に示すように、上部の周面がローラ支持フレーム60に設けられたガイド溝63の案内傾斜631に当接して案内される。このとき収容凹部51は、略水平になり、かつ、コイルスプリング52は、自由長L1になっている。
この状態でカバーユニット20をさらにローラ支持フレーム60に向けて押圧すると、フック片421が係止ピン621を遣り過ごし、これによって開閉操作レバー40がレバー軸43回りに反時計方向に向けて回動する。この回動により、開閉操作レバー40は、図6(C)に示すように、フック片421が係止ピン621に係止されることで傾斜姿勢T2から垂下姿勢T1に戻る。そして、フック片421が係止ピン621に係止されることでカバーユニット20の閉止姿勢S2がロックされる。
このとき、支持板31は、図6(F)に示すように、その右縁部がローラ支持フレーム60の左縁部を超えてローラ支持フレーム60と重なった状態とされるため、ローラ軸120aは、コイルスプリング52に押圧されてガイド溝63にガイドされつつ溝奥に向かう。そして、ローラ軸120aがガイド溝63の溝奥に到達した状態でコイルスプリング52は、図6(F)に示すように、圧縮長L2にまで圧縮弾性変形される。そして、ローラ軸120aは、このコイルスプリング52の圧縮弾性変形による弾性力で転写ベルト125へ向けて押圧されているため、2次転写ローラ120の転写ベルト125に対する対向位置が正確に設定される。
ついで、図6(C)に示すように、閉止姿勢S2に姿勢設定されたカバーユニット20を開放するに際しては、レバー本体41を指で操作して開閉操作レバー40をレバー軸43回りに時計方向に回動させる。こうすることでフック片421の係止ピン621に対する係止状態が解除されるため、当該コイルスプリング52は自由長L1になる。
そして、コイルスプリング52が自由長L1になると、当該コイルスプリング52は付勢力がなくなる。このため、付勢力が存在していた場合におけるローラ軸120aがガイド溝63の縁部に押し付けられることによる摩擦力でガイド溝63から容易に抜け出し得なくなるような不都合の発生が防止される。
以上詳述したように、本実施形態に係る画像形成装置10は、表面に静電潜像およびこの静電潜像に沿ったトナー像を形成される、所定の装置本体11に装着された像担持体としての転写ベルト125を備えたものであり、転写ベルト125に対して開放した開放姿勢S1と、同閉止した閉止姿勢S2との間で姿勢変更が可能なカバーユニット20と、このカバーユニット20に設けられ、かつ、当該カバーユニット20が閉止姿勢S2に姿勢設定された状態で転写ベルト125と対向する2次転写ローラ120と、2次転写ローラ120を転写ベルト125に向けて付勢するコイルスプリング52とが設けられ、このコイルスプリング52は、閉止姿勢S2に姿勢設定されていたカバーユニット20が開放姿勢S1に向けて僅かに開放された状態で付勢力が消失するように自由長が設定されている。
かかる構成によれば、転写ベルト125に対し閉止した閉止姿勢S2に姿勢設定されているカバーユニット20を開放するに際し、当該カバーユニット20が僅かに開放された状態でコイルスプリング52の付勢力が消失するため、カバーユニット20を開いて2次転写ローラ120が転写ベルト125から離間し得る状態にあるにも拘わらずに無駄に付勢力が作用して開放時のレバー操作が重くなるような不都合の発生が防止される。
このようにコイルスプリング52は、有効でない付勢力を排除して必要かつ十分な付勢力を発揮させ得るようにしているため、その自由長を必要最小限に設定することができ、操作レバー40の操作性の向上に貢献する。
また、本実施形態においては、装置本体11側の駆動ローラ125aを支持するローラ支持フレーム60には、カバーユニット20が閉止姿勢S2に姿勢設定されるに際し、2次転写ローラ120を転写ベルト125へ向かわせるべくガイドするガイド溝63が設けられている。
かかる構成によれば、カバーユニット20を閉じて開放姿勢S1から閉止姿勢S2に姿勢変更させるに際し、2次転写ローラ120は、支持精度が低いカバーユニット20側から、装置本体11に固定された支持精度が高いローラ支持フレーム60側のガイド溝63に移されるため、転写ベルト125に対して適正に対向することができ、用紙Pに対して転写ベルト125上のトナー画像の適正な転写が行われる。
また、カバーユニット20には、2次転写ローラ120を支持する転写ローラ支持構造50が設けられ、この転写ローラ支持構造50は、コイルスプリング52を収容する収容凹部51と、このコイルスプリング52の先端側に装着されて2次転写ローラ120のローラ軸120aを支持する軸支体53とを備えている。
かかる構成によれば、軸支体53は、コイルスプリング52の先端側に装着されていることにより、カバーユニット20が開放されたときには自由位置U1に設定されてその動きが自由になっているため、カバーユニット20が閉止されるときに相手方のガイド溝63の形状に応じて自由に動くことができ、ガイド溝63の形状に容易に追随することができる。従って、ガイド溝63の形状設定の自由度が向上する。
本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、以下の内容をも包含するものである。
(1)上記の実施形態においては、画像形成装置10としてカラー印刷用の複写機を例に挙げて説明したが、本発明は、画像形成装置10がカラー印刷用のものであることに限定されるものではなく、モノクロ印刷用のものであってもよい。また、画像形成装置10が複写機であることに限定されるものではなく、プリンタやファクシミリ装置であってもよい。
(2)上記の実施形態においては、画像形成装置10としてカラー印刷用のものを例に挙げて説明したことから、本発明に係る像担持体として転写ベルト125が採用されているが、画像形成装置が例えばモノクロ印刷用のもので転写ベルト125が採用されていないような場合には、本発明に係る像担持体は感光体ドラムそのものであり、当該感光体ドラムが2次転写ローラ120に対向される。
(3)上記の実施形態においては、2次転写ローラ120のローラ軸120aに付勢力を付与する付勢部材としてコイルスプリング52が採用されているが、コイルスプリング52に代えて板バネや渦巻きバネ等の他の種類のバネを採用してもよい。
本発明に係る画像形成装置の一実施形態を示す外嵌視の斜視図である。 画像形成装置の内部構造を説明するための正面断面視の説明図である。 カバーユニットの一実施形態を示す正面図であり、(A)は、カバーユニットが開放姿勢に姿勢設定された状態、(B)は、カバーユニットが閉止姿勢に姿勢設定された状態をそれぞれ示している。 図3に示すカバーユニットの斜視図であって、本発明に係る部分に注目し、その他の部分は簡略化または省略して示している。 転写ローラ支持構造の一実施形態を示すためのカバーユニットの部分斜視図であって、(A)は、分解斜視図であり、(B)は、ベルト用転写ローラのローラ軸がガイド溝に嵌め込まれる直前の状態、(C)は、ベルト用転写ローラのローラ軸がガイド溝に嵌め込まれた状態をそれぞれ示している。 転写ローラ支持構造の作用を説明するための説明図であり、(A)は、カバーユニットが開放姿勢に姿勢設定された状態、(B)は、カバーユニットが閉止されていくことによりローラ軸がガイド溝の案内傾斜に当接した状態、(C)は、カバーユニットが閉止姿勢に姿勢設定された状態をそれぞれ示している。また、(D)〜(F)は、(A)〜(C)にそれぞれ対応した要部の拡大図である。
符号の説明
10 画像形成装置 11 装置本体
111 下部本体 112 上部本体
113 連結体 114 架設軸
12 画像形成部
12C シアン用ユニット 12K ブラック用ユニット
12M マゼンタ用ユニット 12Y イエロー用ユニット
120 2次転写ローラ(転写ローラ)
120a ローラ軸 121 感光体ドラム
122 現像装置 123 帯電器
124 露光装置 125 転写ベルト(像担持体)
125a 駆動ローラ 125b 従動ローラ
125c ドラム用転写ローラ 125d ローラ軸
126 クリーニング装置 127 用紙搬送路
127a 搬送ローラ対 129 排紙搬送路
13 定着部 131 ヒートローラ
132 定着ローラ 133 定着ベルト
134 加圧ローラ 14 用紙貯留部
141 給紙トレイ 142 手差しトレイ
143 ピックアップローラ 15 排紙部
151 胴内排紙トレイ 16 画像読取部
161 コンタクトガラス 162 原稿押さえ部材
163 原稿自動読取装置 164 光学系ユニット
165 光源 17 操作部
171 スタートキー 172 テンキー
18 メンテナンスドアー 181 ドア軸
182 逆送搬送路 20 カバーユニット(カバー部材)
30 ローラ支持枠体 31 支持板
32 上部架設板 33 中央部架設ロッド
40 開閉操作レバー 41 レバー本体
42 フック板 421 フック片
421a 傾斜縁面 43 レバー軸
50 転写ローラ支持構造 51 収容凹部
511 左方壁 512 スプリング保持突起
513 対向壁 514 逃がし溝
52 コイルスプリング(付勢部材)
53 軸支体 531 軸支円筒体
531a 中心孔 532 ブッシュ
60 ローラ支持フレーム 61 支持孔
62 突設片 621 係止ピン
63 ガイド溝 631 案内傾斜
F 前後フレーム L1 自由長
L2 圧縮長 P 用紙
P1 用紙束 S1 開放姿勢
S2 閉止姿勢 T1 垂下姿勢
T2 傾斜姿勢 U1 自由位置
U2 拘束位置

Claims (2)

  1. 表面に静電潜像およびこの静電潜像に沿ったトナー像が形成される像担持体と、
    この像担持体に対して開放した開放姿勢と、同閉止した閉止姿勢との間で姿勢変更が可能なカバー部材と、
    前記カバー部材に設けられ、かつ、当該カバー部材が閉止姿勢に姿勢設定された状態で像担持体と対向する転写ローラと、
    前記転写ローラを像担持体に向けて付勢する付勢部材とが備えられ、
    前記付勢部材は、閉止姿勢に姿勢設定されていたカバー部材が僅かに開放された状態で付勢力が消失するように自由長が設定されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記像担持体を支持する支持フレームが設けられ、前記支持フレームには、前記カバー部材が閉止姿勢に姿勢設定されるに際し、前記転写ローラを前記像担持体へ向かわせるべくガイドするガイド溝が設けられていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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