JP2003162104A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003162104A
JP2003162104A JP2001359246A JP2001359246A JP2003162104A JP 2003162104 A JP2003162104 A JP 2003162104A JP 2001359246 A JP2001359246 A JP 2001359246A JP 2001359246 A JP2001359246 A JP 2001359246A JP 2003162104 A JP2003162104 A JP 2003162104A
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image forming
forming apparatus
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JP2001359246A
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Hiroshi Yasuda
博 安田
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 転写ローラの回転駆動時における像担持体の
ギヤの転写ローラとの噛み合いによる振動をなくして、
該振動による画像劣化を防止することができる画像形成
装置を提供すること。 【解決手段】 転写ローラ7を、感光体ドラム8を回転
駆動する駆動系とは異なったプリンタ本体100側の駆
動系の駆動ギヤ18により回転駆動する。これにより、
感光体ドラム8と転写ローラ7とが、ギヤにより直に連
結して連動回転駆動しなくなり、転写ローラ7の回転駆
動時における感光体ドラム8の転写ローラ7とのギヤの
噛み合いによる振動がなくなるので、該振動による画像
劣化を防止できるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の画像形成装置に関し、詳しくは、
表面に画像を担持して回転駆動される像担持体と、該像
担持体の表面に圧接して回転駆動されることにより該画
像が転写される転写材を搬送して該像担持体の表面に形
成された画像を該転写材上に転写する転写ローラとを有
する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置において
は、例えば、特開2000−122445号公報、特開
平10−198197号公報、特開平6−175424
号公報に示すように、その像担持体としての感光体ドラ
ムと、該感光体ドラムの表面に圧接して回転する転写ロ
ーラとを、ギヤにより直に連結して連動回転駆動させる
ように構成している。
【0003】すなわち、特開2000−122445号
公報の「転写ローラ加圧装置」では、転写ローラの両端
部を加圧部材としてのバネにより加圧し、感光体ドラム
のギヤと転写ローラの一端側のギヤとを噛合わせて、感
光体ドラムと転写ローラとを連動回転させるように構成
している。ここで、駆動側の加圧力をF3、非駆動側の
加圧力をF4、駆動時のギヤの噛み合いによって発生す
る駆動力のバネ緊縮方向の分力をF2としたときに、F
3=F4+F2となるように設定して、バネによる転写
ローラ軸方向の加圧力を均等に保つようにしている。
【0004】また、特開平10−198197号公報の
「画像形成装置」では、駆動ギヤを感光体ドラムの両端
部に設けるとともに、被駆動ギヤを転写ローラの両端部
に設け、転写ローラの芯金部の両端に付与する各加圧力
をそれぞれ同圧として、感光体ドラムの回転により転写
ローラを長手方向両端で同時に連動回転駆動するように
構成している。
【0005】さらに、特開平6−175424号公報の
「画像形成装置」では、駆動ギヤと、該駆動ギヤに噛み
合うローラと一体のローラギヤと、該ローラギヤに噛み
合う感光体ドラムギヤと、駆動ギヤ軸とローラギヤ軸を
回転自在に支持するアームとで駆動系を構成し、駆動ギ
ヤの回転により発生するトルクで、ローラを感光体ドラ
ム側に押圧する方向に駆動ギヤを回転させて、感光体ド
ラムと転写ローラとを連動回転させるように構成してい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述した従
来のそれぞれの画像形成装置においては、その像担持体
としての感光体ドラムと、該感光体ドラムの表面に圧接
して回転する転写ローラとを、ギヤにより直に連結して
連動回転駆動させている。このため、このような画像形
成装置の感光体ドラムには、駆動時に転写ローラとのギ
ヤの噛み合いによる振動が発生する。そして、この駆動
時の転写ローラとのギヤの噛み合いによる感光体ドラム
の振動により、転写材に転写された画像が劣化するとい
う問題があった。
【0007】また、特開2000−12245号公報の
画像形成装置の構成では、転写ローラの駆動側の加圧力
を、駆動時のギヤの噛み合いによって発生する駆動力
(駆動トルク)のバネ緊縮方向の分力F2を加味して強
くする必要がある。ここで、転写ローラを駆動する駆動
トルクは、感光体ドラムと転写ローラとの間の転写ニッ
プを通過する用紙のサイズや種類等により変動する。従
って、感光体ドラムに対して転写ローラを安定して押圧
接触させるためには、転写ローラの駆動側の加圧力F3
を、駆動トルクの分力F2が最大の状態となる場合を見
越して設定する必要がある。この結果、駆動トルクの分
力F2が発生しない非駆動時(機械停止時)には、転写
ローラの駆動側の加圧力F3により、転写ローラが感光
体ドラムに対して必要以上に大きな加圧力で押圧される
ことになる。このため、このような構成の画像形成装置
においては、装置が長期間駆動されない場合に、上記加
圧力F3によって感光体ドラムと転写ローラとの圧接部
や、該加圧力F3の反力を受ける受け部材などが経時変
形するおそれがあった。
【0008】また、特開平10−198197号公報の
画像形成装置の構成では、感光体ドラムの両端部に設け
た駆動ギヤと、転写ローラの両端部に設けた被駆動ギヤ
とを噛み合わせ、転写ローラの芯金部の両端に付与する
各加圧力をそれぞれ同圧としているが、上記両端部の各
ギヤの位相を全く同一にすることは部品精度上困難であ
る。このため、このような構成の画像形成装置では、実
質的には転写ローラの片側の被駆動ギヤのみが駆動力を
受ける片側駆動となってしまう可能性が高く、結果的に
転写ローラへの加圧力が不均一となってしまうという問
題があった。
【0009】さらに、特開平6−175424号公報の
画像形成装置の構成では、転写ローラの一方の駆動ギヤ
軸が、アームを介して揺動自在に支持されている。従っ
て、駆動ギヤの回転時の駆動トルクにより上記アームに
モーメントが加わると、上記転写ローラの一方の駆動ギ
ヤ軸のみが揺動することになる。このため、このような
構成の画像形成装置では、転写ローラの両端の位置関係
を精度良く保つことが難しく、感光体ドラムと転写ロー
ラとの平行度の狂いによる転写紙のスキューによって、
転写紙のジャムやしわが発生し易くなるという問題があ
った。
【0010】本発明は、上記像担持体と転写ローラとが
ギヤにより直に連結して連動回転駆動されることによる
転写ローラとの噛み合いによる像担持体の振動によって
転写材に転写された画像が劣化するという問題点に鑑み
なされたものであり、その目的とするところは、転写ロ
ーラの回転駆動時における像担持体のギヤの転写ローラ
との噛み合いによる振動をなくして、該振動による画像
劣化を防止することができる画像形成装置を提供するこ
とである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、表面に画像を担持して回転駆動
される像担持体と、該像担持体の表面に圧接して回転駆
動されることにより該画像が転写される転写材を搬送し
て該像担持体の表面に形成された画像を該転写材上に転
写する転写ローラとを有する画像形成装置において、上
記転写ローラと上記像担持体とを、ギヤにより直に連結
して連動回転駆動する構成とせず、系が異なる駆動手段
により個別に回転駆動する構成としたことを特徴とする
ものである。請求項2の発明は、請求項1の画像形成装
置において、上記転写ローラは、上記像担持体に対して
接離自在に軸支され、上記転写ローラを回転駆動する駆
動手段は、該転写ローラの支軸に設けられた従動ギヤに
噛合う駆動ギヤを有し、該駆動ギヤは、上記従動ギヤを
回転駆動する際の駆動トルクにより、上記転写ローラを
上記像担持体側に変位させる変位力が発生するように、
上記従動ギヤに噛合っていることを特徴とするものであ
る。請求項3の発明は、請求項2の画像形成装置におい
て、上記転写ローラの上記像担持体側への変位により、
該転写ローラの支軸を装置本体側の凹部に嵌合させ、該
転写ローラの支軸に設けた位置決めコロを像担持体の表
面に当接させることにより、該転写ローラと像担持体と
の平行度を確保する構成としたことを特徴とするもので
ある。請求項4の発明は、請求項1、2又は3の画像形
成装置において、上記転写ローラを上記像担持体側に変
位させるように、該転写ローラの支軸に加圧力を付与す
る加圧手段を有し、上記加圧力を、該加圧力の反力が作
用する受け部材を経時変形させない加圧力に設定したこ
とを特徴とするものである。請求項5の発明は、請求項
1、2、3又は4の画像形成装置において、上記転写材
の搬送経路を形成する転写材ガイドを、装置本体に対し
て開閉自在に配設した外装カバーに設け、該外装カバー
に上記転写ローラを配設したことを特徴とするものであ
る。請求項6の発明は、請求項5の画像形成装置におい
て、上記駆動ギヤは、装置本体側に配設されていること
を特徴とするものである。請求項1乃至6の画像形成装
置においては、上記転写ローラと上記像担持体とが、系
が異なる駆動手段により個別に回転駆動される。例え
ば、該転写ローラは、像担持体を回転駆動する駆動系と
は異なった装置本体側の駆動系の駆動ギヤにより回転駆
動される。従って、この画像形成装置においては、その
像担持体と転写ローラとが、ギヤにより直に連結して連
動回転駆動されない構成となる。従って、転写ローラと
のギヤの噛み合いによる像担持体の振動がなく、この像
担持体の振動による画像劣化が防止されるようになる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、画像形成装置で
あるプリンタに適用した実施形態について説明する。図
1に、本実施形態に係るプリンタの一例を示す。図1に
おいて、給紙トレイ1内に収容されている転写紙やOH
Pシートなどの転写材2は、給紙コロ3の回転により、
フリクションパッド4で一枚ずつ分離されて給紙トレイ
1から給紙される。給紙トレイ1から給紙された転写材
2は、転写材ガイド10,30により形成された搬送経
路40を通して搬送され、先端が一対のレジストローラ
5,6のニップに挾持された状態で待機される。このレ
ジストローラ5,6の下流側には、搬送経路を挟んで、
転写ローラ7と感光体ドラム8とが対向配置されてい
る。
【0013】感光体ドラム8は、単体もしくは作像ユニ
ット50により、プリンタ本体100に回転自在に位置
決め保持されており、図示しない独自の駆動系により矢
印方向に回転駆動されるように構成されている。作像ユ
ニット50は、周知の電子写真方式により感光体ドラム
8の表面にトナー像を形成するための、帯電ローラ5
1、現像装置52、クリーニング装置53などの作像手
段を備えている。
【0014】上記作像手段により感光体ドラム8の表面
にトナー像が形成されると、レジストローラ5,6が所
定のタイミングで回転して、感光体ドラム8と転写ロー
ラ7との圧接部で形成された転写ニップNに向けて転写
材2が搬送される。そして、感光体ドラム8と転写ロー
ラ7との圧接回転により転写材2が転写ニップNにより
挾持搬送されると、感光体ドラム8の表面に形成された
トナー像が、転写ローラ7に印加された転写バイアスの
作用により転写材2上に転写される。このようにしてト
ナー像が転写された転写材2は、感光体ドラム8と転写
ローラ7との下流側に配設されている定着ユニット9に
よりテナー像が定着された後、機外に排出される。
【0015】本実施形態に係るプリンタの転写ローラ7
は、転写材2搬送経路40を形成する転写材ガイド10
を兼ねた外装カバー11に取り付けられている。この外
装カバー11は、回転支点12を中心として開閉自在と
なるように、プリンタ本体100に配設されている。ま
た、この外装カバー11は、閉鎖された状態で、図示し
ないロック機構によりロックされるようになっており、
該ロックを解除するロック解除機構(図示せず)を操作
することにより、開放されるように構成されている。
【0016】次に、本発明の特徴部である転写ローラ7
の駆動系及び支持構造について説明する。図2乃至図6
は、プリンタ本体100の外装カバー11が閉じられた
状態を示す。図2乃至図6において、転写ローラ7は、
その支軸7aに装着された一対の軸受け14によって回
転自在に軸支されている。各軸受け14は、図6に示す
ように、外装カバー11に形成された軸受け保持部11
aに、変位自在に保持されている。また、この外装カバ
ー11の軸受け保持部11aと、各軸受け14との間に
は、伸張性の弾力を有するコイルバネ20,21が装着
されている。従って、プリンタ本体100の外装カバー
11が閉じられた状態では、転写ローラ7の支軸7a
が、各軸受け14を介して、コイルバネ20,21の弾
力により、感光体ドラム8側に変位するように加圧さ
れ、転写ローラ7の表面が、図4に示すように、感光体
ドラム8の表面に所定の加圧力F1,F2で圧接され
る。
【0017】転写ローラ7の支軸7aの一方の端部(図
示の例では右端部)には、支軸7aに一体的に設けられ
た転写ローラギヤ13と、突き当てコロ15とが設けら
れている。また、転写ローラ7の支軸7aの他方の端部
には、突き当てコロ16が設けられている。さらに、プ
リンタ本体100の外装カバー11が閉じられた状態で
は、図3及び図5に示すように、転写ローラ7の支軸7
aの両端が、プリンタ本体100に形成されている凹部
17に嵌合するようになっている。
【0018】このように、転写ローラ7の支軸7aの両
端が、プリンタ本体100の凹部17に嵌合して位置決
めされることによって、転写ローラ7と感光体ドラム8
との垂直方向の平行度が確保される。また、コイルバネ
20,21の弾力により転写ローラ7が感光体ドラム8
側に変位して、転写ローラ7の突き当てコロ15,16
が、感光体ドラム8の表面に当接することによって、転
写ローラ7と感光体ドラム8との水平方向の平行度が確
保される。
【0019】一方、転写ローラ7を回転駆動する駆動ギ
ヤ18は、図3に示すように、プリンタ本体100に設
けられた駆動ギヤ軸19により回転自在に軸支されてい
る。また、この駆動ギヤ18は、プリンタ本体100の
外装カバー11が閉じられた状態で、転写ローラ7の転
写ローラギヤ13と適正に噛み合う位置に配置されてい
る。そして、この駆動ギヤ18が、図5において、反時
計方向に回転することにより、転写ローラギヤ13及び
支軸7aを介して、転写ローラ7が時計方向に回転され
る。この時、駆動ギヤ18の駆動トルクによって、図5
に示すように、転写ローラ7を感光体ドラム8側へ変位
させる変位力F3が発生する。
【0020】このように、転写ローラ7が回転駆動され
ている状態では、転写ローラギヤ13の駆動トルクによ
って転写ローラ7を感光体ドラム8側へ変位させる変位
力F3が発生するので、転写ローラ7の表面を感光体ド
ラム8の表面に圧接させるための加圧力F1,F2は、
さほど大きくする必要が無い。ここで、図示の例では、
転写ローラ7の右端側の転写ローラギヤ13を、転写ロ
ーラギヤ13により駆動する構成としているので、この
転写ローラ7の駆動側の加圧力F1と、非駆動側の加圧
力F2との関係は、F1≦F2の関係とすることが好ま
しい。
【0021】また、転写ローラ7の支軸7aに装着され
ている各軸受け14は、図6に示したように、外装カバ
ー11の軸受け保持部11aに変位自在に保持されてい
るが、この各軸受け14と外装カバー11の軸受け保持
部11aとの間には、若干の隙間gを設けている。この
隙間gは、外装カバー11を閉める際に、転写ローラ7
の支軸7aの両端を、プリンタ本体100側の凹部17
に案内できる程度の間隔を有している。つまり、この隙
間gは、図5に示すように、凹部17に転写ローラ7の
支軸7aを嵌合させて、転写ローラ7の支軸7aをプリ
ンタ本体100側に位置決めした状態で、外装カバー1
1の軸受け保持部11aに対して、各軸受け14が干渉
しないように構成されている。
【0022】請求項1乃至6の画像形成装置において
は、例えば、上述したように、転写ローラ7が、感光体
ドラム8を回転駆動する駆動系とは異なったプリンタ本
体100側の駆動系の駆動ギヤ18により回転駆動さ
れ、感光体ドラム8と転写ローラ7とが、従来例のよう
にギヤにより直に連結して連動回転駆動されることがな
い。従って、転写ローラ7の回転駆動時に、感光体ドラ
ム8が転写ローラ7とのギヤの噛み合いによって振動す
ることがなく、この感光体ドラム8の振動による画像劣
化を防止できるようになる。特に、請求項2の画像形成
装置においては、駆動ギヤ18が、転写ローラギヤ13
を回転駆動する際の駆動トルクにより、転写ローラ7を
感光体ドラム8側に変位させる変位力F3が発生するよ
うに、転写ローラギヤ13に噛合っている。従って、転
写ローラ7の表面を感光体ドラム8の表面に圧接させる
ための加圧力F1,F2をさほど大きくすることなく、
転写ローラ7の表面を感光体ドラム8の表面に対して確
実に圧接させることができるようになる。また、請求項
3の画像形成装置においては、転写ローラ7の感光体ド
ラム8側への変位により、転写ローラ7の支軸7aをプ
リンタ本体100側の凹部17に嵌合させ、転写ローラ
7の支軸7aに設けた位置決めコロ15,16を感光体
ドラム8の表面に当接させることにより、転写ローラ7
と感光体ドラム8との平行度が確保される。このよう
に、転写ローラ7の位置決めを、感光体ドラム8及び感
光体ドラム8を支持しているプリンタ本体100側で行
っているので、転写ローラ7と感光体ドラム8の位置精
度が良く保たれ、転写材2への安定した画像転写及び搬
送ができるようになる。また、請求項4の画像形成装置
においては、転写ローラ7の駆動側の加圧力F1と、非
駆動側の加圧力F2とが、該加圧力F1,F2の反力が
作用する受け部材としての外装カバー11を経時変形さ
せない小さな加圧力に設定されている。従って、プリン
タの動作が停止した状態で、コイルバネ20,21の弾
力を受ける外装カバー11の剛性を必要以上に高める必
要がない。これにより、外装カバー11をプラスチック
のような剛性の低い部材で構成した場合であっても、プ
リンタの動作の停止により、外装カバー11が高荷重に
さらされてクリープ変形するいった不具合を防止でき
る。つまり、この画像形成装置では、プリンタの稼動時
にかかる荷重のみを考慮すればよい。また、請求項5の
画像形成装置においては、転写材ガイド10を兼ねた外
装カバー11に転写ローラ7を配設しているので、外装
カバー11を開くことで、転写材2の搬送経路40が開
放される。これにより、転写材2の紙つまり(ジャム)
処理等の作業性が著しく向上されるようになる。また、
請求項6の画像形成装置においては、駆動ギヤ18がプ
リンタ本体100側に配設されているので、転写ローラ
7を感光体ドラム8側に変位させる変位力F3の反力が
外装カバー11に作用することが無く、駆動ギヤ18の
回転により外装カバー11が振動して騒音を発生するこ
とが無くなる。
【0023】
【発明の効果】請求項1乃至6の発明によれば、転写ロ
ーラと像担持体とが、系が異なる駆動手段により個別に
回転駆動され、ギヤにより直に連結して連動回転駆動さ
れないので、転写ローラの回転駆動時における像担持体
の転写ローラとのギヤの噛み合いによる振動がなく、該
振動による画像劣化を防止できるという優れた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るプリンタの一例を示す
概略構成図。
【図2】上記プリンタの感光体ドラムに圧接する転写ロ
ーラの支持構造を示す概略斜視図。
【図3】上記感光体ドラムに圧接する転写ローラの支持
構造を示す概略正面図。
【図4】上記感光体ドラムに圧接する転写ローラの支持
構造を示す概略平面図。
【図5】上記感光体ドラムと転写ローラとが回転駆動さ
れている状態を示す概略側面図。
【図6】上記感光体ドラムに転写ローラが圧接するよう
に該転写ローラの支軸を加圧する加圧手段の構成を示す
概略断面図。
【符号の説明】
1 給紙トレイ 2 転写材 3 給紙コロ 4 フリクションパッド 5,6 レジストローラ 7 転写ローラ 7a 転写ローラの支軸 8 感光体ドラム 9 定着ユニット 10,30 転写材ガイド 11 外装カバー 11 軸受け保持部 12 回転支点 13 転写ローラギヤ 14 軸受け 15 突き当てコロ 16 突き当てコロ 17 凹部 18 駆動ギヤ 19 駆動ギヤ軸 20,21 コイルバネ 40 搬送経路 50 作像ユニット 51 帯電ローラ 52 現像装置 53 クリーニング装置 100 プリンタ本体 F1 転写ローラの駆動側の加圧力 F2 転写ローラの非駆動側の加圧力 F3 転写ローラギヤの駆動トルクにより生じる変
位力 g 隙間 N 転写ニップ
フロントページの続き Fターム(参考) 2H071 AA08 AA42 CA01 CA05 DA09 DA15 DA26 DA27 EA06 2H200 FA02 FA04 FA09 FA10 FA12 GA23 GA44 GB12 GB25 GB41 HA02 HB12 HB22 JA02 JB10 JB12 LA07 LA17 LA27 LA29 3J103 AA02 CA02 CA36 CA66 CA78 DA01 FA04 FA18 FA26 GA57 GA58 GA60 GA74

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に画像を担持して回転駆動される像担
    持体と、該像担持体の表面に圧接して回転駆動されるこ
    とにより該画像が転写される転写材を搬送して該像担持
    体の表面に形成された画像を該転写材上に転写する転写
    ローラとを有する画像形成装置において、 上記転写ローラと上記像担持体とを、ギヤにより直に連
    結して連動回転駆動する構成とせず、系が異なる駆動手
    段により個別に回転駆動する構成としたことを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1の画像形成装置において、 上記転写ローラは、上記像担持体に対して接離自在に軸
    支され、上記転写ローラを回転駆動する駆動手段は、該
    転写ローラの支軸に設けられた従動ギヤに噛合う駆動ギ
    ヤを有し、該駆動ギヤは、上記従動ギヤを回転駆動する
    際の駆動トルクにより、上記転写ローラを上記像担持体
    側に変位させる変位力が発生するように、上記従動ギヤ
    に噛合っていることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項2の画像形成装置において、 上記転写ローラの上記像担持体側への変位により、該転
    写ローラの支軸を装置本体側の凹部に嵌合させ、該転写
    ローラの支軸に設けた位置決めコロを像担持体の表面に
    当接させることにより、該転写ローラと像担持体との平
    行度を確保する構成としたことを特徴とする画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】請求項1、2又は3の画像形成装置におい
    て、 上記転写ローラを上記像担持体側に変位させるように、
    該転写ローラの支軸に加圧力を付与する加圧手段を有
    し、上記加圧力を、該加圧力の反力が作用する受け部材
    を経時変形させない加圧力に設定したことを特徴とする
    画像形成装置。
  5. 【請求項5】請求項1、2、3又は4の画像形成装置に
    おいて、 上記転写材の搬送経路を形成する転写材ガイドを、装置
    本体に対して開閉自在に配設した外装カバーに設け、該
    外装カバーに上記転写ローラを配設したことを特徴とす
    る画像形成装置。
  6. 【請求項6】請求項5の画像形成装置において、 上記駆動ギヤは、装置本体側に配設されていることを特
    徴とする画像形成装置。
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