JP2007057953A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】 ベルトユニットの着脱及び無端状のベルトへの張力付与解除を容易に行うことが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】 解除レバー73を傾動させると、カム72が回転してレバー55から離間し、レバー55が引張りコイルバネ54の付勢力によって軸受け部16Aを押し付けて搬送ベルト18への張力付与状態と、ベルトユニット15の位置決め状態とに一括ですることできる。解除レバー73を反対側に傾動させると、レバー55を引張りコイルバネ54の付勢力に抗して回転させ、搬送ベルト18への張力付与状態とベルトユニット15の位置決め状態とを同時に解除することができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ベルトユニットを着脱可能に収容した画像形成装置に関する。
下記特許文献1には、ベルトカートリッジ(ベルトユニット)の側面に着脱ガイドピンを設け、画像形成装置本体(本体ケーシング)側に、上記着脱ガイドピンを案内する着脱ガイド溝と、テンションリンク及びばねを含むベルト張力付与機構とを設けた構成が開示されている。この構成では、ベルトカートリッジを画像形成装置本体に装着する際に、着脱ガイド溝に沿って装着すると、テンションローラの回転軸とベルト張力付与手段とが噛み合うことで、ベルトに所定の張力を与えるようになっている。
特開2001−209294公報
しかし、上記特許文献1の構成では、上記ベルト張力付与機構とは別に、ベルトカートリッジを画像形成装置本体側において位置決めする構成が必要であり、ベルトカートリッジを画像形成装置本体から着脱する際の作業及びそのための構成が煩雑になるという問題があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、ベルトユニットの着脱及び無端状のベルトへの張力付与解除を容易に行うことが可能な画像形成装置を提供するところにある。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明に係る画像形成装置は、無端状のベルトと、前記ベルトをその内周面側で支持する、少なくとも第1及び第2の1対の支持ローラと、第1基準突起を有すると共に前記第1の支持ローラを軸受けする第1の軸受け部材と、第2基準突起を有すると共に当該第1の軸受け部材に対して相対的に移動可能に設けられ前記第2の支持ローラを軸受けする第2の軸受け部材と、を有するベルトユニットが、本体ケーシングに着脱可能に収容される画像形成装置であって、前記本体ケーシング側には、前記第1の軸受け部材の前記第1基準突起が載置される第1壁部、及び、当該第1基準突起に対して前記第2基準突起との対向面側に当接する第1当接部を有する第1位置決め手段と、前記第2の軸受け部材の前記第2基準突起が載置される第2壁部、及び、当該第2基準突起に対して前記第1基準突起との対向面側に当接する第2当接部を有する第2位置決め手段と、付勢手段と、解除機構と、を備え、前記第2位置決め手段の前記第2当接部は、前記ベルトに張力を与える方向に移動可能とされるとともに、前記付勢手段の付勢力によって前記張力を与える方向に付勢され、前記解除機構は、操作力を受けて、前記第2当接部を前記付勢手段の付勢力に抗して移動させた解除状態になることを特徴とする。
なお、本発明の「無端状のベルト」は、像担持体に形成された現像剤像を、直接担持する中間転写ベルトや、被記録媒体(用紙などの紙製の被記録媒体に限らず、OHPシートなどのプラスチック製の被記録媒体などであってもよい)を介して間接的に担持する転写ベルト(被記録媒体搬送ベルト)が含まれる。
「画像形成装置」は、プリンタ(例えばレーザプリンタ)などの印刷装置だけでなく、ファクシミリ装置や、プリンタ機能及び読み取り機能(スキャナ機能)等を備えた複合機であってもよい。また、上記無端状のベルトを有するものであれば、現像ユニット毎に像担持体を備えたタンデム方式のものに限られず、各現像ユニットが共通の像担持体に対して現像形成を行う4サイクル(シングルドラム)方式であってもよい。さらに、現像剤像を被記録媒体に直接転写するダイレクト転写方式、あるいは、中間転写ベルトを介して間接的に転写する中間転写方式のいずれであってもよい。
請求項2の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記第2基準突起は、前記第2の軸受け部材のうち前記第2の支持ローラを軸受けする軸受け部であることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置において、前記第1基準突起は、前記第1の軸受け部材のうち前記第1の支持ローラを軸受けする軸受け部であることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置において、前記第1基準突起は、前記第2の軸受け部材の第2基準突起に対して前記第1軸受け部材の軸受け部よりも近い位置に配置されていることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の画像形成装置において、前記ベルトユニットが前記本体ケーシングに収容され、かつ、前記解除機構が前記解除状態にない位置決め状態では、前記第1及び第2の位置決め手段の両当接部のうち当接位置よりも上端側同士の離間距離が、前記第1基準突起と前記第2基準突起との離間距離よりも長いことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の画像形成装置において、前記ベルトユニットが前記本体ケーシングに収容され、かつ、前記解除機構が前記解除状態にない位置決め状態では、前記第1壁部と前記第1当接部とのなす角度が90度未満であり、かつ、前記第2壁部と前記第2当接部とのなす角度が90度未満であることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1〜請求項6のいずれかに記載の画像形成装置において、前記解除機構を前記解除状態に保持する保持機構が設けられていることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項7に記載の画像形成装置において、前記第2当接部は、前記本体ケーシング側に前記付勢手段の付勢力に抗して回転可能に支持され、前記保持機構は、前記操作力を受けて偏心状態で回転し、前記第2当接部を押圧可能な押圧部材を有し、前記解除機構が解除状態にあるとき、前記押圧部材が前記第2当接部を押圧し、その押圧力が、前記付勢手段の復元力のうち前記第2当接部の回転方向成分に対抗する成分を有することを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項1〜請求項8のいずれかに記載の画像形成装置において、所定の操作を受けて前記解除機構に前記操作力を付与する解除レバーを備え、前記解除機構を解除状態にするために要する前記解除レバーの操作荷重が、前記解除状態にない位置決め状態で前記付勢手段によって前記第2軸受け部材の前記第2基準突起に付与される付与荷重の半分以下であることを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項9に記載の画像形成装置において、前記第2位置決め手段及び前記解除機構は、前記ベルトユニットを間に両側にそれぞれ1組ずつ設けられ、前記解除レバーは、両側の解除機構それぞれに操作力を付与する前記解除レバーが一体化されていることを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項1〜請求項10のいずれかに記載の画像形成装置において、解除機構は、前記本体ケーシングに設けられ前記ベルトユニットの着脱時に開閉される開閉カバーの開き動作に連動して操作されることを特徴とする。
請求項12の発明は、請求項1〜請求項10のいずれかに記載の画像形成装置において、前記ベルトに対向配置される像担持体を有するドラムユニットが、前記本体ケーシングから着脱可能に収容される構成とされ、前記解除機構は、前記ドラムユニットの着脱に連動して操作されることを特徴とする。
請求項13の発明は、請求項1〜請求項6のいずれかに記載の画像形成装置において、前記第2当接部は、前記本体ケーシング側に前記付勢手段の付勢力に抗して回転可能に支持され、前記解除機構は、前記操作力を受けて偏心状態で回転し、前記第2当接部を押圧可能な操作レバーを有し、前記解除機構が解除状態にあるとき、前記操作レバーが前記第2当接部を押圧し、その押圧力が、前記付勢手段の復元力のうち前記第2当接部の回転方向成分に対抗する成分を有することを特徴とする。
<請求項1の発明>
本構成によれば、ベルトユニットの第1及び第2の軸受け部材を、第1及び第2の位置決め手段の各壁部にそれぞれ載置させることで、第2当接部が、付勢手段による付勢力によって無端状のベルトに張力を与える方向に付勢され、これにより、ベルトに張力を付与した状態で、本体ケーシング内に位置決め配置することができる。また、解除機構に操作力を与えることで、上記第2当接部を付勢手段の付勢力に抗して移動させ、これにより、ベルトへの張力付与を解除するとともに、ベルトユニットを本体ケーシングから容易に取り出すことができる。
<請求項2〜4の発明>
請求項1の具体的構成として、請求項2では第2基準突起が第2の軸受け部材の軸受け部であり、請求項3では第1基準突起が第1の軸受け部材の軸受け部であり、請求項4では第1基準突起が第1軸受け部材においてその軸受け部とは別に、第2の軸受け部材の第2基準突起に近い側に設けた。
<請求項5,6の発明>
請求項5の構成によれば、位置決め状態では、第1及び第2の位置決め手段の両当接部の上端側同士の離間距離が、第1基準突起と第2基準突起との離間距離よりも長いから、各壁部から離れる方向についてもベルトユニットを確実に位置決めすることができる。また、請求項6の構成によれば、やはり各壁部から離れる方向についてベルトユニットを確実に位置決めすることができる。
<請求項7の発明>
本構成によれば、保持機構によって解除機構を解除状態に保持することができるから、ベルトユニットの着脱作業を行い易い。
<請求項8の発明>
本構成によれば、押圧部材の回転によって解除機構を解除状態にし、その解除状態に保持することを容易に行うことができる。
<請求項9の発明>
本構成によれば、比較的に強い付勢力の付勢手段を用いて、ベルトへの張力付与及びベルトユニットの位置決めを強固なものとする一方で、比較的に軽い操作荷重でその解除を行うことができる。
<請求項10の発明>
本構成によれば、ベルトユニットを間に配した1対の解除機構に対して、一体化された解除レバーの操作によって一括で解除状態にすることができる。
<請求項11の発明>
本構成によれば、開閉カバーを開くことで、ベルトユニットを解除状態にすることができる。
<請求項12の発明>
本構成によれば、ドラムユニットの着脱に連動して、ベルトユニットを解除状態にすることができる。
<請求項13の発明>
本構成によれば、ベルトユニットを離脱させるときは操作レバーを操作して行う一方で、ベルトユニットの装着時には操作レバーの操作を要せずに行うことができる。
<第1実施形態>
次に本発明の第1実施形態を図1〜図6を参照して説明する。
1.レーザプリンタの全体構成
図1は、本実施形態の画像形成装置としてのレーザプリンタ1の概略構成を示す一部側断面概略図であり、図2は、図1の状態から前面カバー3を開放した状態を示す一部側断面概略図である。なお、図1〜6においては、説明を容易化するため、ベルトユニット付近の部品(即ち、ベルトユニット15、張力付与機構70、ユニット支持部59、60、ガイド部材101)については側方から見た一部断面図として示しており、それ以外の部分については側断面概略図として示している。また、以下の説明においては、図1における右側を前方とする。
このレーザプリンタ1は、直接転写タンデム型のカラーレーザプリンタであって、図1に示すように、略箱型の本体ケーシング2を備えている。本体ケーシング2の前面には、開閉可能な前面カバー3が設けられており、図2に示すように、この前面カバー3を開放することにより、本体ケーシング2内のプロセスカートリッジ26やベルトユニット15の交換が可能となる。また、本体ケーシング2の上面には、画像形成後の用紙4が積載される排紙トレイ5が形成されている。
本体ケーシング2の下部には、画像を形成するための用紙4が積載される給紙トレイ7が前方へ引き出し可能に装着されている。給紙トレイ7内には、バネ8の付勢により用紙4の前端側を持ち上げるように傾動可能な用紙押圧板9が設けられている。また、給紙トレイ7の前端上方位置には、ピックアップローラ10と、図示しないバネの付勢によりこのピックアップローラ10に圧接する分離パッド11とが設けられている。さらにピックアップローラ10の斜め前上方には一対の給紙ローラ12が設けられ、その上方に一対のレジストローラ13が設けられている。
給紙トレイ7の最上位の用紙4は、用紙押圧板9によってピックアップローラ10に向かって押圧され、ピックアップローラ10の回転によって、ピックアップローラ10と分離パッド11との間に挟まれたときに1枚ごとに分離される。そして、ピックアップローラ10及び分離バッド11の間から送り出された用紙4は、給紙ローラ12によって、前方から後方へとU状に折り返されつつレジストローラ13へ送られる。レジストローラ13では、その用紙4を所定のタイミングで、後方のベルトユニット15上へ送り出す。
ベルトユニット15は、本体ケーシング2に対して着脱可能とされており、前後に離間して配置された一対の支持ローラ16,17(テンションローラ16,駆動ローラ17)間に水平に架設される搬送ベルト18を備えている。一対の支持ローラ16,17のうち後側の支持ローラ17(本発明の「第1の支持ローラ」に相当)は、図示しないモータの動力により回転駆動される駆動ローラであり、前側の支持ローラ16(本発明の「第2の支持ローラ」に相当)は、搬送ベルト18に張力を付与するためのローラである。搬送ベルト18(本発明の「無端状のベルト」に相当)は、ポリカーボネート等の樹脂材からなる無端状のベルトであり、駆動ローラたる支持ローラ17が回転駆動されることにより図1の反時計回り方向に循環移動し、その上面に載せた用紙4を後方へ搬送する。搬送ベルト18の内側には、後述のプロセスカートリッジ26が有する各感光体ドラム31(本発明の「像担持体」に相当)と対向配置される4つの転写ローラ19が前後方向に一定間隔で並んで設けられ、各感光体ドラム31と対応する転写ローラ19との間に搬送ベルト18を挟んだ状態となっている。転写時には、この転写ローラ19と感光体ドラム31との間に転写バイアスが印加される。なお、ベルトユニット15の構成については、後に詳述する。
ベルトユニット15の下側には、搬送ベルト18に付着したトナーや紙粉等を除去するためのクリーニングローラ21が設けられている。クリーニングローラ21は、金属製の軸部材の周囲にシリコンからなる発泡材が設けられた構成であって、ベルトユニット15に設けられた金属製のバックアップローラ22と搬送ベルト18を挟んで対向している。クリーニングローラ21とバックアップローラ22との間には、所定のバイアスが印加され、それにより搬送ベルト18上のトナー等がクリーニングローラ21側へ電気的に吸引されるようになっている。また、クリーニングローラ21には、その表面に付着したトナー等を除去する金属製の回収ローラ23が当接しており、さらにその回収ローラ23にはその表面に付着したトナー等を掻き落とすためのブレード24が当接している。
ベルトユニット15の上方には、マゼンタ,イエロー,シアン,ブラックの各色に対応した4つのプロセスカートリッジ26が前後方向に並んで着脱可能に装着されており、さらにその上方には、スキャナ部27が設けられている。スキャナ部27は、所定の画像データに基づいた各色毎のレーザ光Lを対応する感光体ドラム31の表面上に高速走査にて照射する。
プロセスカートリッジ26(本発明の「ドラムユニット」に相当)は、枠状のカートリッジフレーム30と、そのカートリッジフレーム30の下部に設けられた感光体ドラム31及びスコロトロン型帯電器32と、カートリッジフレーム30に対し着脱可能に装着される現像カートリッジ34とを備えている。なお、各プロセスカートリッジ26は、収容するトナーの色が異なる以外は同一構造であるため、図1等では、紙面左から2番目のもののみ符号を付し、他のものは符号を省略している。
感光体ドラム31は、接地された金属製のドラム本体を備え、その表層をポリカーボネートなどからなる正帯電性の感光層で被覆することにより構成されている。
スコロトロン型帯電器32は、感光体ドラム31の後側斜め上方において、感光体ドラム31と接触しないように所定間隔を隔てて、感光体ドラム31と対向配置されている。このスコロトロン型帯電器32は、タングステン等の帯電用ワイヤからコロナ放電を発生させることにより、感光体ドラム31の表面を一様に正極性に帯電させる。
現像カートリッジ34は、略箱形をなし、その内部には、上部にトナー収容室38が設けられ、その下側に供給ローラ39、現像ローラ40および層厚規制ブレード41が設けられている。各トナー収容室38には、現像剤として、イエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックの各色の正帯電性の非磁性1成分のトナーがそれぞれ収容されている。また、各トナー収容室38には、トナーを撹拌するためのアジテータ42が設けられている。
供給ローラ39は、金属製のローラ軸を導電性の発泡材料で被覆することにより構成されており、現像ローラ40は、金属製のローラ軸を導電性のゴム材料で被覆することにより構成されている。トナー収容室38から放出されたトナーは、供給ローラ39の回転により現像ローラ40に供給され、供給ローラ39と現像ローラ40との間で正に摩擦帯電される。さらに、現像ローラ40上に供給されたトナーは、現像ローラ40の回転に伴って、層厚規制ブレード41と現像ローラ40との間に進入し、ここでさらに十分に摩擦帯電されて、一定厚さの薄層として現像ローラ40上に担持される。
感光体ドラム31の表面は、その回転時、まずスコロトロン型帯電器32により一様に正帯電される。その後、スキャナ部27からのレーザ光の高速走査により露光されて、用紙4に形成すべき画像に対応した静電潜像が形成される。
次いで、現像ローラ40の回転により、現像ローラ40上に担持され正帯電されているトナーが、感光体ドラム31に対向して接触するときに、感光体ドラム31の表面上に形成されている静電潜像に供給される。これにより、感光体ドラム31の静電潜像は、可視像化され、感光体ドラム31の表面には、反転現像によるトナー像が担持される。
その後、各感光体ドラム31の表面上に担持されたトナー像は、搬送ベルト18によって搬送される用紙4が、感光体ドラム31と転写ローラ19との間の各転写位置を通る間に、転写ローラ19に印加される負極性の転写バイアスによって、用紙4に順次転写される。こうしてトナー像が転写された用紙4は、次いで定着器43に搬送される。
定着器43は、本体ケーシング2内における搬送ベルト18の後方に配置されている。この定着器43は、ハロゲンランプ等の熱源を備えて回転駆動される加熱ローラ44と、加熱ローラ44の下方において、加熱ローラ44を押圧するように対向配置され従動回転される加圧ローラ45とを備えている。この定着器43では、4色のトナー像を担持した用紙4を、加熱ローラ44及び加圧ローラ45によって挟持搬送しながら加熱することにより、トナー像を用紙4に定着させる。そして、熱定着された用紙4は、定着器43の斜め後上方に配置された搬送ローラ46により本体ケーシング2の上部に設けられた排紙ローラ47へ搬送され、この排紙ローラ47により前述の排紙トレイ5上に排出される。
2.ベルトユニット及びその周辺構成
(ベルトユニット)
図3は、本体ケーシング2内の一部分を拡大した側断面図である。ベルトユニット15は、対向する左右側壁(図1等ではレーザプリンタ1を前面側から見て左側の側壁のみ図示)を有するベルトフレーム50の後端側に支持ローラ17がそのローラ軸を支持する軸受け部17A(本発明の「第1基準突起」に相当)を介して回転可能に支持され、前端側に支持ローラ16がそのローラ軸を支持する軸受け部16A(本発明の「第2基準突起」に相当)を介して回転可能に支持されている。
より具体的には、ベルトフレーム50は、後端側で支持ローラ17を軸受けするフレーム本体50A(本発明の「第1の軸受け部材」に相当)と、そのフレーム本体50A(本発明の「第1の軸受け部材」に相当)に対してその前端側において前後方向にスライド可能に設けられたスライド軸受け部材50B(本発明の「第2の軸受け部材」に相当)とを備えて構成されている。そして、支持ローラ16は、このスライド軸受け部材50Bに軸受けされており、これにより、後端側の支持ローラ17に対して前後方向に相対移動できるようになっている。そして、この1対の支持ローラ16,17に無端状の搬送ベルト18が張架されている。
また、ベルトフレーム50の左右側壁には、上述した4つの転写ローラ19が等間隔隔てて前後方向に並ぶように配置され、各転写ローラ19のローラ軸の各端部が左右側壁に形成された上下方向に長い貫通孔に通され外方に突出した状態で回転可能に支持されている。そして、その各突出端部は、本体ケーシング2に装着される際、本体ケーシング2内に設けられた転写ローラ軸受け部材48に軸受けされる。各転写ローラ軸受け部材48は、バネ49によって上方に付勢されており、これにより、各転写ローラ19は、それに対応する各感光体ドラム31に対して搬送ベルト18を挟んで押圧した状態にすることができる。
なお、ベルトユニット15は、本体ケーシング2に装着した状態(図1,2参照)で、搬送ベルト18を挟んでクリーニングローラ21に押圧されるバックアップローラ22を回転可能に支持している。また、ベルトフレーム50の前端側には、給紙トレイ7からの用紙4をU字状に折り返す搬送経路を構成するガイド部材51が一体的に設けられており、後述するように、このガイド部材51を手で持って引き出すことでベルトユニット15全体を本体ケーシング2から取り出すことができる。
(張力付与機構)
図1,2に示すように、本体ケーシング2内において、ベルトユニット15の前端側には、引張りコイルバネ54(本発明の「付勢手段」に相当)を有する張力付与機構65が本体ケーシング2側に設けられている。具体的には、張力付与機構65は、左右方向に沿った回転軸55Aに中央部が回転可能に支持された1対のレバー55,55(本発明の「第2当接部」に相当)と、それぞれのレバー55,55を引張り付勢する1対の引張りコイルバネ54,54とを備えている。なお、図1等では、レーザプリンタ1を前面側から見て左側のもののみ図示されている。
各引張りコイルバネ54は、後端側が本体ケーシング2側に固定され、自由端となる前端側が各レバー55の下端部に連結されており、各レバー55は、上端部が引張りコイルバネ54の弾性力に抗して揺動可能とされている。2組のレバー55及び引張りコイルバネ54は、収容されたベルトユニット15の前端側を1対のレバー55で挟むように配置されている。
また、本体ケーシング2内においてベルトユニット15を収容する部分には、ベルトユニット15を位置決めするユニット支持部59、60が設けられている。各ユニット支持部59は、ベルトユニット15のうちベルトフレーム50から突出する支持ローラ16のローラ軸の左右端部をそれぞれ支持する左右1対の軸受け部16Aを支持するものである。このユニット支持部59が本発明の「第2壁部」に相当し、レバー55と共に本発明の「第2位置決め手段」を構成している。
また、ユニット支持部60(本発明の「第1位置決め手段」に相当)は、ベルトフレーム50から突出する支持ローラ17のローラ軸の左右端部をそれぞれ支持する1対の軸受け部17Aが挿入されるガイド溝60Aが形成されている(図1等参照)。ユニット支持部60のうちガイド溝60Aの底面部60Bに支持ローラ17の軸受け部17Aが載置され、当該底面部60Bが本発明の「第1壁部」に相当する。また、ユニット支持部60のうちガイド溝60Aの前面部60Cが、上記軸受け部17Aのうち支持ローラ16との対向面側に当接することとなり、本発明の「第1当接部」に相当する。
ガイド溝60Aは、全体として前側斜め下方向に沿った凹形状となっており、水平をなす底面部60Bに対して前面部60Cは例えば70度の角度をなしている。
図1等に示すように、ベルトユニット15は、その軸受け部17Aがユニット支持部60のガイド溝60Aに挿入され、軸受け部16Aがユニット支持部59に載置されている。また、その軸受け部16Aの後面側にレバー55が突き当たり引張りコイルバネ54が伸張状態に弾性変形し、この引張りコイルバネ54の復元力によって支持ローラ16が支持ローラ17に対して離間する方向(前方)に付勢され、もって搬送ベルト18に張力が付与される。
このとき、レバー55のうち軸受け部16Aと当接する当接面は、水平をなすユニット支持部59上面に対して例えば80度の角度をなす。要するに、ユニット支持部60の前面部60C及びレバー55の上端同士の離間距離(図4で距離X)が、軸受け部16Aと軸受け部17Aとの離間距離(図4で距離Y)よりも長くなっている。これにより、ベルトユニット15は、本体ケーシング2内において上下前後方向において位置決めされるとともに、引張りコイルバネ54の復元力によって搬送ベルト18に張力が付与される。
(解除機構)
次に、上記張力付与機構65による張力付与状態(位置決め状態)を解除するための解除機構70について図3を参照しつつ説明する。図3には、ベルトユニット15の前端側部分、張力付与機構65及び解除機構70が拡大して示されている。
同図に示すように、各レバー55は、その中央部から前方に突出した突出部55Bを有しており、それぞれの下側に、左右方向に沿った回転軸71に回転可能に支持された左右一対のカム72(本発明の「押圧部材」に相当 同図では左側のもののみ図示)が設けられている。このカム72は、一方向に径大な形状をなしており、左右一対のカム72には、それらに対して一体的に回転可能な解除レバー73が設けられている。具体的には、解除レバー73は全体としてコの字形をなし、その両端がカム72に直接、或いは、ギア機構等を介して間接的に連動可能に設けられている。
図3(A)は、レバー55が軸受け部16Aに当接して搬送ベルト18に張力を付与した上記張力付与状態を示しており、この状態では、カム72は、その径大部72Aを前方に向けた姿勢になっている。この状態から、解除レバー73を紙面反時計回りに傾動させると、カム72の径大部72Aがレバー55の突出部55Bに下側から当接し始め、これに押されて、レバー55が引張りコイルバネ54の復元力に抗して軸受け部16Aから離間する方向(紙面反時計回り)に回転する。
そして、更に解除レバー73を傾動させることで、カム72の径大部72Aの最大径大点Pが突出部55Bとの接触位置を越えた位置で、カム72に一体的に回転する係止突起74が、ストッパ75に当たってこれ以上の回転が規制される。換言すれば、回転することによって径大部72Aが、レバー55の突出部55Bを押圧して当該レバー55を同方向(引張りコイルバネ54の付勢力による回転方向に対向する回転方向)に回転させるカム72の最大径大点Pが一旦突出部55Bに当接し、そこから更に回転させた位置でストッパ75によってこれ以上の回転が規制される。
これにより、レバー55は、軸受け部16Aから離間して搬送ベルト18への張力付与を解除した姿勢に保持される。従って、カム72及びストッパ75が本発明の「保持機構」としても機能する。
3.ベルトユニットの着脱
本実施形態の構成では、本体ケーシング2内において、4つのプロセスカートリッジ26を保持するフレーム77が配されており、図4に示すように、このフレーム77と4つのプロセスカートリッジ26とを備えてなる画像形成ユニット78が、本体ケーシング2に形成された開口部2Aから取り外し可能とされている。搬送ベルト18の取り外しを行う場合には、まず、図2に示すように、前面カバー3を開き、図4に示すように、画像形成ユニット78全体を引き出し、開口部2Aを介してベルトユニット15にアクセスできるようにする。
そして、解除レバー73を傾動させて、レバー55を軸受け部16Aに当接させた位置決め状態(図3(A)参照)から離間させた解除状態(図3(B)参照)にする。次いで、本実施形態の構成では、ベルトユニット15と一体的に構成されるガイド部材51が、搬送ベルト18よりも開口部2A寄りの位置に配されているため、画像形成ユニット78を引き出すと、開口部2Aを介してガイド部材51に容易にアクセスできるようになる。従って、このガイド部材51を把持し、ベルトユニット15を本体ケーシング2から容易に取り出すことができる。
また、図5,6に示すように、ベルトユニット15におけるガイド部材51が配される側とは反対側の部位に、本体ケーシング2内に設けられた左右一対の支持部80(図1,2,4では省略)により支持ローラ17の回転軸とは別位置(後側下方位置 支持ローラ16,17の並び方向に対して下側に反れた位置)で支持される軸部81が設けられている。軸部81は、支持ローラ17の回転軸と平行に延びており、左右両端部の下方及び後方が一対の支持部80にて支持されている。
そして、軸部81を中心としてガイド部材51を操作してベルトユニット15を回動させることにより、支持ローラ17の回転軸(ローラ軸)及び軸受け部17Aが変位してユニット支持部60のガイド溝60Aから抜け、ベルトユニット15が装着位置から取り外されるようになっている。
一方、ベルトユニット15を本体ケーシング2内に装着するには、ベルトユニット15を開口部2Aから入れ、後側の支持ローラ17の両端の軸受け部17Aをユニット支持部60のガイド溝60Aに係合させ、前側の支持ローラ16の両端の軸受け部16Aをユニット支持部59に載せる。そして、解除レバー73を取り外し時とは逆方向に傾動させることで、カム72の径大部72Aの最大径大点Pが再びレバー55の突出部55Bに当接しレーザプリンタ1の前方側に位置することで当該カム72がレバー55から離間する。これによって、レバー55が引張りコイルバネ54の付勢力によって軸受け部16Aを押し付けて搬送ベルト18に張力を付与する張力付与状態となると共に、ベルトユニット15が本体ケーシング2に対して位置決めされる。
4.本実施形態の効果
(1)本実施形態によれば、ベルトユニット15の軸受け部17Aをユニット支持部60のガイド溝60Aに係合させ、軸受け部16Aをユニット支持部59に載せる。そして、解除レバー73を傾動させることで、カム72が回転してレバー55から離間する。これによって、レバー55が引張りコイルバネ54の付勢力によって軸受け部16Aを押し付けて搬送ベルト18に張力を付与する張力付与状態と、本体ケーシング2へのベルトユニット15の位置決め状態とに一括ですることできる。
また、解除レバー73を上記とは反対側に傾動させることで、レバー55を引張りコイルバネ54の付勢力に抗して回転させ、これにより、搬送ベルト18への張力付与状態と、本体ケーシング2に対するベルトユニット15の位置決め状態とを同時に解除することができる。
(2)また、ユニット支持部60は水平をなす底面部60Bに対して前面部60Cは略70度の角度をなし、張力付与状態でレバー55のうち軸受け部16Aと当接する当接面は、水平をなすユニット支持部59上面に対して略80度の角度をなす。これにより、ベルトユニット15を、本体ケーシング2内において上下前後方向において位置決めすることができる。
(3)解除機構70は、解除レバー73を傾動してカム72の最大径大点Pをレバー55に当接させて、このレバー55を軸受け部16Aから離間した位置まで回動させ、上記最大径大点Pがレバー55から離間した位置でカム72をストッパ75によってこれ以上回転しないように規制する。これにより、レバー55を、軸受け部16Aから離間して張力付与状態及び位置決め状態を解除した状態に保持できる。従って、ベルトユニット15を再び装着する際に、その作業を行い易い。
(4)また、本実施形態では、解除レバー73の長さは、張力付与状態から解除状態にさせるときに要する解除レバー73の操作荷重が、1kg以下であって、かつ、張力付与状態で引張りコイルバネ54によって軸受け部16Aに付与される付与荷重の2分の1以下になるように調整されている。これは、カム72の最大径に対する、解除レバー73の長さをある程度長くすることで設定できる。このような構成であれば、強い弾性力を有する引張りコイルバネ54を用いて搬送ベルト18への張力付与及びベルトユニット15の位置決めをより強固なものとする一方で、比較的に軽い操作荷重でその解除を行うことができる。
(5)しかも、解除レバー73は、その両端がベルトユニット15を挟んで設けられた左右一対のカム72,72にそれぞれ連結され、この1つの解除レバー73を操作することで、同時に左右一対の解除機構70,70を解除状態にすることができ、操作性が高い。
<実施形態2>
図7,8は(請求項11の発明に対応する)実施形態2を示す。なお、実施形態1と同じ部分は同一符号を付して重複する説明を省略し、異なるところのみを次に説明する。なお、本実施形態においても、上記したピックアップローラ10は実際には設けられているが、図7,8上では省略されている。
本実施形態では、図7,8に示すように、上記解除レバー73の代わりに、左右一対の各カム72と一体的に回転する扇状の第1ギア90と、その第1ギア90と噛み合う小ギア91A及び大ギア91Bからなる第2ギア91とが、左右方向に沿った回転軸を中心に回転可能に設けられている。
また、第2ギア91の上には、本体ケーシング2に対して前後方向に移動可能に設けられたスライド部材92が、やはりベルトユニット15を挟んで左右一対設けられている、このスライド部材92は、下面に上記第2ギア91の大ギア91Bと噛み合う複数の歯が前後方向に並んで形成されている。また、スライド部材92には、係合ピン92Aが設けられており、この係合ピン92Aは、基端側が前面カバー3に回動可能に設けられたアーム93の先端側に設けられた長孔93Aに挿入されている。
このような構成により、図7に示すように、前面カバー3(本発明の「開閉カバー」に相当)を閉めた状態では、カム72の径大部72Aは、レバー55から離間した位置にあり、引張りコイルバネ54による付勢力が、レバー55を介して軸受け部16Aに与えられ、搬送ベルト18に張力を付与した張力付与状態になっている。
次に、図8に示すように、前面カバー3を開くと、これに連結されたアーム93によってスライド部材92が前方に引き出され、これと噛み合う第2ギア91の大ギア91Bが紙面時計回りに回転する。そして、この第2ギア91の小ギア91Aと噛み合う第1ギア90が紙面反時計回りに回転し、これに伴ってカム72が回転し、その径大部72Aによってレバー55が軸受け部16Aから離間した位置に移動し張力付与状態及び位置決め状態を一括で解除できる。
前面カバー3を閉めれば、開いたときと逆の動作が行われ、レバー55が軸受け部16Aに当接した張力付与状態及び位置決め状態を一括で復帰させることができる。
以上のように、本実施形態によれば、前面カバー3を開閉させることで、ベルトユニット15を張力付与状態及び位置決め状態及びその解除を行うことができる。
<実施形態3>
図9〜図11は(請求項12の発明に対応する)実施形態3を示す。なお、実施形態1と同じ部分は同一符号を付して重複する説明を省略し、異なるところのみを次に説明する。なお、本実施形態においても、上記したピックアップローラ10は実際には設けられているが、図9〜11上では省略されている。
本実施形態では、図9〜11に示すように、上記解除レバー73の代わりに、左右一対の各カム72と一体的に回転する扇状の第1ギア100と、その第1ギア100と噛み合う小ギア101A及び大ギア101Bからなる第2ギア101とが、左右方向に沿った回転軸を中心に回転可能に設けられている。
また、画像形成ユニット78の前側下面には、上記一対の第2ギア101それぞれに対応して、各第2ギア101を回転させるための棒状のスライダ102が前側を斜め上方に向けた傾斜姿勢で設けられいる。各スライダ102は、下面に各第2ギア101の大ギア101Bと噛み合い可能な複数の歯が前後方向に並んで形成されている。
このような構成により、図9及び図11(A)に示すように、画像形成ユニット78が本体ケーシング2内に装着された状態では、カム72の径大部72Aは、レバー55から離間した位置にあり、引張りコイルバネ54による付勢力が、レバー55を介して軸受け部16Aに与えられ、搬送ベルト18に張力を付与した張力付与状態になっている。
次に、画像形成ユニット78を本体ケーシング2から引き出し始めると、画像形成ユニット78は、本体ケーシング2の左右内壁に形成されたガイド溝(図示せず)によって案内され、全体が水平姿勢を維持しつつ上斜め前方に移動する。これによって、図11(B)に示すように、スライダ102が、上斜め前方に沿って移動し、これと噛み合う第2ギア101の大ギア101Bが紙面時計回りに回転する。そして、この第2ギア101の小ギア101Aと噛み合う第1ギア100が紙面反時計回りに回転し、これに伴ってカム72が回転し、その径大部72Aによってレバー55が軸受け部16Aから離間した位置に移動し張力付与状態及び位置決め状態を一括で解除できる。その後、画像形成ユニット78は、上記ガイド溝によって前方に沿ってガイドされ、本体ケーシング2から完全に離脱させることができる(図10参照)。
逆に、画像形成ユニット78を本体ケーシング2に挿入させれば、引き出したときと逆の動作が行われ、レバー55が軸受け部16Aに当接した張力付与状態及び位置決め状態を一括で復帰させることができる。
以上のように、本実施形態によれば、画像形成ユニット78の着脱に連動してベルトユニット15を張力付与状態及び位置決め状態及びその解除を行うことができる。
<実施形態4>
図12は(請求項8の発明に対応する)実施形態4を示す。なお、実施形態1と同じ部分は同一符号を付して重複する説明を省略し、異なるところのみを次に説明する。
本実施形態の張力付与機構110は、左右方向に沿った回転軸111Aに中央部が回転可能に支持された1対のレバー111,111(本発明の「第2当接部」に相当)と、それぞれのレバー111,111を付勢する1対の引張りコイルバネ54,54とを備えている。
各引張りコイルバネ54は、後端側が本体ケーシング2側に固定され、自由端となる前端側が各レバー111の下端部に連結されており、各レバー111は、上端部が引張りコイルバネ54の弾性力に抗して揺動可能とされている。2組のレバー111及び引張りコイルバネ54は、収容されたベルトユニット15の前端側を1対のレバー111で挟むように配置されている。
各レバー111の後方には、L字形の押圧部材112がそれぞれ設けられている。各押圧部材112は、その屈曲部分が、左右方向に沿った回転軸112Aに回転可能に支持されていると共に、前方を向く一端部の球面状の押圧部112Bが、レバー111に対してその回転軸111Aの下側に、引張りコイルバネ54の付勢力によるレバー111の回転方向に対向する方向(後方)から当接可能になっている。
図12(A)では、レバー111は、引張りコイルバネ54の付勢力による回転方向(紙面時計回り)への回転が許容されており、軸受け部16Aに当接して搬送ベルト18に張力を付与する張力付与状態となっている。なお、押圧部材112が図示の位置から更に紙面反時計回りに大きく回転しないようにするためのストッパ114が設けられていることは勿論である。これに対して、図12(B)に示すように、押圧部材112の上端側を前側に移動させる操作を行うと、その押圧部112Bの押圧力を受けてレバー111が引張りコイルバネ54の付勢力に対抗する方向(紙面反時計回り)に回転し、軸受け部16Aから離間する。そして、更に押圧部材112の上端側を前側に移動させると、押圧部112Bが、レバー111の切り欠き部111Bに当接して、引張りコイルバネ54の付勢力により紙面時計回り方向への回転力を受けると共に、押圧部材112は、ストッパ113によってこれ以上の回転が規制される。従って、張力付与状態を解除した状態に保持することができる。
逆に、押圧部材112の上端側を後側に移動させると、押圧部112Bが切り欠き部111Bから乗り上がり、今度は、押圧部材112が紙面反時計回り方向への回転力を受けることになり、レバー111は、引張りコイルバネ54の付勢力による回転方向への回転が許容され、もって張力付与状態及び位置決め状態に一括ですることができる。
<実施形態5>
図13は(請求項13の発明に対応する)実施形態5を示す。なお、実施形態1と同じ部分は同一符号を付して重複する説明を省略し、異なるところのみを次に説明する。
本実施形態の張力付与機構120は、左右方向に沿った回転軸121Aに中央部が回転可能に支持された1対のレバー121,121(本発明の「第2当接部」に相当)と、それぞれのレバー121,121を付勢する1対の引張りコイルバネ54,54とを備えている。
各引張りコイルバネ54は、後端側が本体ケーシング2側に固定され、自由端となる前端側が各レバー121の下端部に連結されており、各レバー121は、上端部が引張りコイルバネ54の弾性力に抗して揺動可能とされている。2組のレバー121及び引張りコイルバネ54は、収容されたベルトユニット15の前端側を1対のレバー121で挟むように配置されている。
各レバー121の前方には、L字形の操作レバー122がそれぞれ設けられている。各操作レバー122は、その屈曲部分が、左右方向に沿った回転軸122Aに回転可能に支持されていると共に、後方に向く一端部の押圧部122Bが、レバー121に対してその回転軸121Aの上側に、引張りコイルバネ54の付勢力によるレバー121の回転方向に対向する方向(前方)から当接可能になっている。
図13(A)では、レバー121は、引張りコイルバネ54の付勢力による回転方向(紙面時計回り)への回転が許容されており、ユニット支持部59に載置された軸受け部16Aに当接して搬送ベルト18に張力を付与する張力付与状態となっている。これに対して、図13(B)に示すように、操作レバー122の上端側を前側に移動させる操作を行うと、その操作レバー122によって軸受け部16Aが上方に押し上げられつつ、押圧部122Bの押圧力を受けてレバー121が引張りコイルバネ54の付勢力に対抗する方向(紙面反時計回り)に回転し、軸受け部16Aから離間する。そして、更に操作レバー122の上端側を前側に移動させると、押圧部122Bが、レバー121の上端側に当接して、引張りコイルバネ54の付勢力により紙面時計回り方向への回転力を受けると共に、操作レバー122は、ストッパ123によってこれ以上の回転が規制される。
要するに、図13(A)に示す張力付与状態では、押圧部122Bとレバー121との間に若干の間隙Sがあって、引張りコイルバネ54の付勢力によるレバー121の回転が許容される一方で、図13(B)に示す解除状態では、引張りコイルバネ54の付勢力による紙面時計回り方向への操作レバー122の回転が阻止された状態、すなわち、張力付与状態を解除した状態に保持される。
逆に、ベルトユニット15の装着時には、軸受け部16Aを操作レバー122に係合させつつユニット支持部59に載置させると、操作レバー122の押圧部122Bが、レバー121の回転軸121A寄りの位置に移動するため、レバー121は、引張りコイルバネ54の付勢力による回転方向への回転が許容され、もって、直接操作レバー122の操作を行うことなく、張力付与状態及び位置決め状態に一括ですることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記各実施形態では、一対の支持ローラ16,17を備えた構成としたが、これに限らず、これらの支持ローラ16,17以外に支持ローラを備え、3つ以上の支持ローラによって無端状のベルトを支持するものであってもよい。
(2)上記実施形態では、本発明の第1及び第2の基準突起は、支持ローラ16,17をそれぞれ軸受けする軸受け部16A,17Aとしたが、これに限らず、フレーム本体50Aと、スライド軸受け部材50Bとに夫々設けた軸受け部16A,17A以外の突起部分であってもよい。例えば、図14に示すように、フレーム本体50Aの両左右側面において、軸受け部17Aよりも前端側(軸受け部16Aに近い側)に基準突起131をそれぞれ設け、上記ユニット支持部60と同形のユニット支持部130を基準突起131に対応してやや前方に設けた構成であってもよい。このように各軸受け部以外に本発明の基準突起に相当する構成を設ければ、搬送ベルト18の着脱時に、基準突起131が前面部60C(第1当接部)から外れ易くなり、操作性が改善される。
本発明の実施形態1に係るレーザプリンタの概略構成を示す一部側断面概略図 レーザプリンタの前面カバーを開放した状態を示す一部側断面概略図 ベルトユニットの前端側部分、張力付与機構及び解除機構の拡大図 本体ケーシングから画像形成ユニットを取り外した状態を示す一部側断面概略図 本体ケーシングからベルトユニットを取り外した状態を示す一部側断面概略図(その1) 本体ケーシングからベルトユニットを取り外した状態を示す一部側断面概略図(その2) 実施形態2のレーザプリンタの前面カバーを閉めた状態を示す一部側断面概略図 レーザプリンタの前面カバーを開放した状態を示す一部側断面概略図 実施形態3の本体ケーシングに画像形成ユニットを装着した状態を示す一部側断面概略図 本体ケーシングから画像形成ユニットを取り外した状態を示す一部側断面概略図 ベルトユニットの前端側部分、張力付与機構及びスライダの拡大図 実施形態4のベルトユニットの前端側部分、張力付与機構及び解除機構の拡大図 実施形態5のベルトユニットの前端側部分、張力付与機構及び解除機構の拡大図 変形例を説明するための簡略図
符号の説明
1…レーザプリンタ(画像形成装置)
2…本体ケーシング
3…前面カバー(開閉カバー)
15…ベルトユニット
16…第2の支持ローラ(テンションローラ)
17…第1の支持ローラ(駆動ローラ)
16A…軸受け部(第2基準突起)
17A…軸受け部(第1基準突起)
18…搬送ベルト(無端状のベルト)
26…プロセスカートリッジ(ドラムユニット)
31…感光体ドラム(像担持体)
50A…フレーム本体(第1の軸受け部材)
50B…スライド軸受け部材(第2の軸受け部材)
54…引張りコイルバネ(付勢手段)
55,111,121…レバー(第2当接部、第2位置決め手段)
59…ユニット支持部(第2壁部、第2位置決め手段)
60…ユニット支持部(第1位置決め手段)
60B…底面部(第1壁部)
60C…前面部(第1当接部)
65…張力付与機構
70,110,120…解除機構
72…カム(押圧部材)
73…解除レバー
112…押圧部材
122…操作レバー
131…基準突起

Claims (13)

  1. 無端状のベルトと、前記ベルトをその内周面側で支持する、少なくとも第1及び第2の1対の支持ローラと、第1基準突起を有すると共に前記第1の支持ローラを軸受けする第1の軸受け部材と、第2基準突起を有すると共に当該第1の軸受け部材に対して相対的に移動可能に設けられ前記第2の支持ローラを軸受けする第2の軸受け部材と、を有するベルトユニットが、本体ケーシングに着脱可能に収容される画像形成装置であって、
    前記本体ケーシング側には、
    前記第1の軸受け部材の前記第1基準突起が載置される第1壁部、及び、当該第1基準突起に対して前記第2基準突起との対向面側に当接する第1当接部を有する第1位置決め手段と、
    前記第2の軸受け部材の前記第2基準突起が載置される第2壁部、及び、当該第2基準突起に対して前記第1基準突起との対向面側に当接する第2当接部を有する第2位置決め手段と、
    付勢手段と、
    解除機構と、を備え、
    前記第2位置決め手段の前記第2当接部は、前記ベルトに張力を与える方向に移動可能とされるとともに、前記付勢手段の付勢力によって前記張力を与える方向に付勢され、
    前記解除機構は、操作力を受けて、前記第2当接部を前記付勢手段の付勢力に抗して移動させた解除状態になることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第2基準突起は、前記第2の軸受け部材のうち前記第2の支持ローラを軸受けする軸受け部であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1基準突起は、前記第1の軸受け部材のうち前記第1の支持ローラを軸受けする軸受け部であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1基準突起は、前記第2の軸受け部材の第2基準突起に対して前記第1軸受け部材の軸受け部よりも近い位置に配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記ベルトユニットが前記本体ケーシングに収容され、かつ、前記解除機構が前記解除状態にない位置決め状態では、前記第1及び第2の位置決め手段の両当接部のうち当接位置よりも上端側同士の離間距離が、前記第1基準突起と前記第2基準突起との離間距離よりも長いことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記ベルトユニットが前記本体ケーシングに収容され、かつ、前記解除機構が前記解除状態にない位置決め状態では、前記第1壁部と前記第1当接部とのなす角度が90度未満であり、かつ、前記第2壁部と前記第2当接部とのなす角度が90度未満であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記解除機構を前記解除状態に保持する保持機構が設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記第2当接部は、前記本体ケーシング側に前記付勢手段の付勢力に抗して回転可能に支持され、
    前記保持機構は、前記操作力を受けて偏心状態で回転し、前記第2当接部を押圧可能な押圧部材を有し、
    前記解除機構が解除状態にあるとき、前記押圧部材が前記第2当接部を押圧し、その押圧力が、前記付勢手段の復元力のうち前記第2当接部の回転方向成分に対抗する成分を有することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 所定の操作を受けて前記解除機構に前記操作力を付与する解除レバーを備え、
    前記解除機構を解除状態にするために要する前記解除レバーの操作荷重が、前記解除状態にない位置決め状態で前記付勢手段によって前記第2軸受け部材の前記第2基準突起に付与される付与荷重の半分以下であることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 前記第2位置決め手段及び前記解除機構は、前記ベルトユニットを間に両側にそれぞれ1組ずつ設けられ、
    前記解除レバーは、両側の解除機構それぞれに操作力を付与する前記解除レバーが一体化されていることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記解除機構は、前記本体ケーシングに設けられ前記ベルトユニットの着脱時に開閉される開閉カバーの開き動作に連動して操作されることを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれかに記載の画像形成装置。
  12. 前記ベルトに対向配置される像担持体を有するドラムユニットが、前記本体ケーシングから着脱可能に収容される構成とされ、
    前記解除機構は、前記ドラムユニットの着脱に連動して操作されることを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれかに記載の画像形成装置。
  13. 前記第2当接部は、前記本体ケーシング側に前記付勢手段の付勢力に抗して回転可能に支持され、
    前記解除機構は、前記操作力を受けて偏心状態で回転し、前記第2当接部を押圧可能な操作レバーを有し、
    前記解除機構が解除状態にあるとき、前記操作レバーが前記第2当接部を押圧し、その押圧力が、前記付勢手段の復元力のうち前記第2当接部の回転方向成分に対抗する成分を有することを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の画像形成装置。
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