JP2006195491A - 画像形成装置 - Google Patents

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武男 須田
Hiroshi Yoshinaga
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Abstract

【課題】 感光体上に形成したトナー像を転写紙Pに転写し、その転写トナー像を定着装置によって定着する画像形成装置であって、画像形成装置本体に開閉可能に支持された開閉体と、その開閉体を開いたとき感光体を覆うシャッタとを有している画像形成装置において、シャッタの作動に要するスペースを小さくする。
【解決手段】 シャッタ31が感光体を覆う保護位置を占めたとき、感光体2を向くシャッタ対向面31Aが、常に感光体2を向きながら、回動するように、シャッタ31を支持する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、画像形成装置本体内に配置されて表面にトナー像が形成される像担持体と、該像担持体の下方領域から搬送された記録媒体の表面に、転写領域において、前記像担持体表面に形成されたトナー像を転写するための転写手段と、トナー像を記録媒体に転写したあとの像担持体表面に付着する転写残トナーを除去して該像担持体表面を清掃するクリーニング装置と、像担持体の上方領域に配置され、像担持体と転写手段の間の前記転写領域を通って上方に搬送される記録媒体が通過するとき、記録媒体表面に転写されたトナー像を該記録媒体表面に定着する定着装置と、像担持体から定着装置への記録媒体搬送経路を開放できるように、画像形成装置本体に対して回動可能に支持された開閉体とを有する画像形成装置に関する。
電子複写機、各種プリンタ、ファクシミリ或いはこれらの少なくとも2つの機能を備えた複合機などとして構成される上記形式の画像形成装置は従来より周知である(例えば特開平6−186798号公報参照)。
この形式の画像形成装置によれば、記録媒体を像担持体の下方領域から、その像担持体の上方領域へ搬送しながら、記録媒体の表面にトナー像を転写し、そのトナー像を定着装置によって記録媒体表面に定着し、当該記録媒体を機外に排出させることができるので、記録媒体の全搬送経路を短かくすることができる。これにより、画像形成装置の小型化と、最初の記録媒体の給送時から、その記録媒体表面に画像を形成し、当該記録媒体を機外に排出させ終るまでの時間を短縮することが可能となる。
また、画像形成装置本体に対して回動可能に支持された開閉体を開くことによって、像担持体から定着装置への記録媒体搬送経路を画像形成装置本体の外部に対して開放できるので、記録媒体が搬送トラブルを起こし、その記録媒体が当該搬送経路中にて詰まったとき、開閉体を開くことによって、容易にその詰まった記録媒体を除去することができる。
その際、開閉体を開くと、画像形成装置本体外方を向いた像担持体表面部分が、画像形成装置本体の外部に対して露出するので、この像担持体表面部分に画像形成装置本体外からの光が当てられる。このため、開閉体を長い時間開放したままにすると、像担持体の劣化が促進される。また露出した像担持体表面部分に手や物が触れると、その表面が汚されたり、当該表面に傷が付けられる。かかる像担持体を用いてその表面にトナー像を形成すれば、高品質な画像を得ることはできない。
そこで、開閉体を開いたとき、画像形成装置本体の外方を向いた像担持体表面を覆うシャッタを設けることが有利である。開閉体を閉じたときは、そのシャッタを退避させ、像担持体表面のトナー像を支障なく記録媒体表面に転写できるようにするのである。先に示した公開公報にも、かかるシャッタを設ける構成が開示されている。
ところが、従来の提案に係るシャッタは、その基端部を中心として、その自由端が大きな軌跡を描きながら回動するように構成されていたため、画像形成装置本体内に、シャッタを回動させるための大きなスペースを確保する必要があり、これによって画像形成装置本体が大型化するおそれがあった。また画像形成装置本体を小型化しようとすると、回動するシャッタに画像形成装置の要素が干渉することを防止しなければならないため、当該要素の配設個所の自由度が狭められる欠点を免れない。
しかも、例えば転写領域と定着装置との間に記録媒体が詰まり、これを除去すべく開閉体を開いたとき、シャッタは、その退避位置から、像担持体を保護する保護位置に回動するが、その際、回動したシャッタと像担持体の間に詰まった記録媒体が挟まれてしまうおそれがある。このように記録媒体が挟まれてしまうと、作業者はシャッタを手で開きながら、その詰まった記録媒体を除去しなければならず、その除去作業が大変煩雑となるばかりか、作業者が像担持体表面に手を触れてしまう可能性も高まる。
本発明の目的は、上述した従来の欠点を除去した冒頭に記載した形式の画像形成装置を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、冒頭に記載した形式の画像形成装置において、前記開閉体を開いたとき、画像形成装置本体の外方を向く像担持体表面部分を覆う保護位置と開閉体を閉じたとき前記像担持体表面部分を開放する退避位置との間を作動可能なシャッタを設け、該シャッタが退避位置を占めたとき、該シャッタが像担持体と定着装置との間の空間に位置するように、当該シャッタの退避位置を設定し、かつ前記シャッタが保護位置を占めたときに前記像担持体表面部分を向くシャッタ対向面が、当該シャッタの保護位置と退避位置との間の作動時に、常に、像担持体を向いた姿勢を保ちながら、該シャッタが像担持体のまわりに回動するように、当該シャッタを画像形成装置本体に対して回動可能に支持したことを特徴とする画像形成装置を提案する(請求項1)。
その際、前記定着装置が開閉体の側ではなく、画像形成装置本体側に支持されていると有利である(請求項2)。
また、上記請求項1又は2に記載の画像形成装置において、画像形成装置本体内の空気を外部に排出させるファンを有していると共に、前記定着装置が、記録媒体に転写されたトナー像を、少なくとも熱の作用で定着する熱定着装置より成り、退避位置を占めた前記シャッタが、前記ファンにより生ぜしめられた気流中に位置するように、当該ファンの位置を設定すると有利である(請求項3)。
さらに、上記請求項3に記載の画像形成装置において、前記クリーニング装置が像担持体の上方に配置されていて、前記シャッタが退避位置を占めたとき、該シャッタがクリーニング装置と定着装置の間の空間に位置し、かつそのシャッタ対向面がクリーニング装置の上面に対向して位置するように、当該シャッタの退避位置を設定すると有利である(請求項4)。
また、上記請求項4に記載の画像形成装置において、前記シャッタが退避位置を占めたとき、該シャッタとクリーニング装置との間に空気が流通するように、当該シャッタが前記クリーニング装置の上面から離間して位置すると有利である(請求項5)。
さらに、上記請求項5に記載の画像形成装置において、前記シャッタの長手方向各端部に回動アームの自由端がそれぞれ一体に接続され、該回動アームの基端側が画像形成装置本体に対して回動可能に支持され、かつ前記シャッタが退避位置を占めたとき、前記一対の回動アームの間の空隙を通して空気が流通するように、当該回動アームの自由端がクリーニング装置の上面よりも上方に位置すると有利である(請求項6)。
請求項1に記載の画像形成装置によれば、シャッタが作動するとき、そのシャッタが通る画像形成装置本体内のスペースを小さくすることができ、これによって画像形成装置本体を小型化することが可能となり、また画像形成装置の要素の配設自由度を高めることができる。しかも、転写領域と定着装置の間に記録媒体が詰まり、これを除去すべく開閉体を開き、これに伴ってシャッタが退避位置から保護位置へ作動するとき、そのシャッタが詰まった記録媒体を挟み込む不具合を防止できる。さらに定着装置が熱定着装置より成るときも、退避位置を占めたシャッタが定着装置からの熱を効果的に遮り、像担持体が高温度に加熱される不具合を阻止できる。
請求項2に記載の画像形成装置によれば、定着装置と像担持体の相対位置精度を、簡単かつ低コストで高めることができ、しかもシャッタの作動時に、そのシャッタが定着装置に干渉する不具合を阻止できる。
請求項3に記載の画像形成装置によれば、退避位置を占めたシャッタのまわりに、ファンによる多量の空気を流通させ、シャッタの温度上昇を効果的に抑えることができる。
請求項4に記載の画像形成装置によれば、退避位置を占めたシャッタのまわりに空気をスムーズに流すことができ、そのシャッタの冷却効果を高めることができる。これにより、クリーニング装置が定着装置に対向してはいるが、そのクリーニング装置に回収されたトナーが熱の作用でブロッキングを起こす不具合を阻止できる。
請求項5に記載の画像形成装置によれば、退避位置を占めたシャッタの上下の領域に多量の空気をスムーズに流し、そのシャッタをより効果的に冷却でき、クリーニング装置に回収されたトナーのブロッキングをより一層確実に防止できる。
請求項6に記載の画像形成装置によれば、簡単な構成によって、退避位置を占めたシャッタとクリーニング装置の上面との間に、空気の流れる空間を形成することができる。
以下、本発明の実施形態例を図面に従って詳細に説明し、併せて前述の従来の欠点を図面に即してより具体的に明らかにする。
図1は画像形成装置の一例を示す垂直断面図であり、ここに示した画像形成装置はレーザプリンタとして構成されている。画像形成装置本体1の内部には、当該画像形成装置本体1に対して回転自在に支持された像担持体の一例であるドラム状の感光体2が配置されている。画像形成動作時に感光体2は図1における反時計方向に回転駆動され、このとき、帯電手段の一例である帯電ローラ3によって感光体2の表面が所定の極性に一様に帯電される。帯電ローラ3には所定極性の電圧が印加され、かかる帯電ローラ3が回転しながら感光体表面に当接し、感光体表面を帯電する。帯電ブレードやコロナ放電器などから成る帯電装置を用いることもできる。
帯電された感光体2の表面には、レーザ光学系4として構成された像露光装置から出射する光変調されたレーザ光Lが照射され、これによって感光体表面に静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像装置5の現像ローラ6に担持されて搬送される粉体状の現像剤DAによってトナー像として可視像化される。このようにして、像担持体の一例である感光体2の表面にトナー像が形成される。
一方、画像形成装置本体1の下部には給紙装置7が配置され、その給紙カセット8に収容された記録媒体の一例である転写紙Pが、給紙ローラ9の回転によって、給紙カセット8から1枚ずつ送り出される。送り出された転写紙Pは、レジストローラ対10によって、感光体2の表面に形成されたトナー像に整合するタイミングで、転写手段の一例である転写ローラ11と感光体2との間の転写領域TRに向けて上方に給送され、この転写領域TRを通るとき、感光体上のトナー像が転写紙Pの表面に転写される。このとき、転写ローラ11は転写紙Pを介して感光体2に当接しながら回転し、当該転写ローラ11に、感光体上のトナー像のトナー帯電極性と逆極性の電圧が印加され、これによって転写紙P上にトナー像が転写される。転写ブレード、転写ブラシ又はコロナ放電器などから成る転写手段を用いることもできる。このように、転写手段は、感光体2より成る像担持体の下方領域から搬送された記録媒体の一例である転写紙Pの表面は、転写領域TRにおいて、像担持体の表面に形成されたトナー像を転写する用をなす。
転写紙Pに転写されずに感光体表面に付着する転写残トナーは、クリーニング装置12のクリーニング部材13によって感光体表面から除去される。このように、クリーニング装置12は、トナー像を記録媒体に転写したあとの像担持体表面に付着する転写残トナーを除去してその像担持体表面を清掃する用をなす。
転写紙Pは、除電針28より成る分離装置の放電作用で感光体2から分離される。このようにして転写領域TRを通過した転写紙Pは、引き続き矢印Aで示した上方に搬送され、定着装置14を通過する。図1に例示した定着装置14は、定着ケース15と、その内部に収容されて当該ケース15に回転自在に支持された定着ローラ16及び加圧ローラ17とを有し、定着ローラ16は図示していないヒータを内蔵している。定着ローラ16と加圧ローラ17は、互いに圧接しながら図1における矢印方向にそれぞれ回転し、これらの間を転写紙Pが通過する。このとき、定着ローラ16はヒータにより加熱されていて、その熱と両ローラ16,17からの圧力とによって、転写紙表面に担持された未定着トナー像が転写紙上に定着される。
このように、本例の定着装置は、転写紙Pより成る記録媒体に転写されたトナー像を少なくとも熱の作用で定着する熱定着装置より成る。かかる定着装置14が感光体2より成る像担持体の上方領域に配置されていて、当該定着装置14は、像担持体と前述の転写手段の間の転写領域を通って上方に搬送される記録媒体が、この定着装置14を通過するとき、記録媒体表面に転写されたトナー像をその記録媒体表面に定着する用をなす。
定着装置14を通った転写紙は、次いで、回転駆動される排紙ローラ対19によって、定着されたトナー像の面を下に向けて排紙トレイ20上に排出される。画像形成装置本体1は、外装カバー21と、本体フレーム18を有し、その外装カバー21の上壁によって排紙トレイ20が構成されている。
以上のように、本例の画像形成装置においては、転写紙Pを感光体2の下方領域から転写領域TRに搬送し、さらにその転写領域TRを通った転写紙Pを、感光体2の上方領域に搬送し、定着装置14を通して排紙トレイ20に排出するように構成されており、かかる転写紙搬送方式は、一般に縦搬送と呼ばれている。かかる縦搬送方式の画像形成装置によると、給紙装置7から排紙トレイ20に至る転写紙の全搬送経路を短かくすることができ、装置の小型化と、連続画像形成動作時の最初の転写紙への画像形成時間を短縮することができる。
本例の画像形成装置においては、感光体2、帯電ローラ3、現像装置5及びクリーニング装置12が一体的な作像ユニット22として構成され、この作像ユニット22は、画像形成装置本体1の内部に着脱可能に装填されている。作像ユニット22のユニットケース25自体により、現像装置5の現像剤容器26が構成され、ここにトナーより成る現像剤DTが収容され、同じくユニットケース25自体によりクリーニングケース27が形成され、ここに、感光体2から回収された転写残トナーTが収容される。感光体2はユニットケース25に回転自在に支持され、図示していない駆動装置によって回転駆動される。感光体2より成る像担持体は、ユニットケース25を介して、画像形成装置本体1に回転可能に支持され、その感光体表面が移動するように駆動される。
上述のように、図示した例では、感光体2よりなる像担持体と、その像担持体表面にトナー像を形成するための帯電ローラ3、現像装置5及びクリーニング装置12より成る作像要素と、そのユニットケース25とによって作像ユニット22が構成されているが、像担持体と、その像担持体の表面にトナー像を形成するための少なくとも1つの作像要素とを一体的に組付けて作像ユニット22を構成することができる。かかる作像ユニット22のユニットケース25に形成されたケース開口29を通して、感光体2の一部がユニットケース外に露出し、転写ローラ11より成る転写装置に対向している。作像ユニット22を構成せず、感光体2やその他の作像要素を画像形成装置本体1に直に支持して画像形成装置を構成してもよい。
図1に示した画像形成装置を操作するユーザ(オペレータ)は、通常、画像形成装置の図1における右側に位置し、従って、図1における右側の画像形成装置本体側がその前面側となる。かかる画像形成装置本体1の前面側には、開閉体23が、画像形成装置本体1に対し、その下部の同心状の一対の枢ピン24を中心として回動開閉可能に支持されている。この開閉体23は、通常、図1に示すように画像形成装置本体1内の転写紙の搬送経路を覆う閉位置を占めている。枢ピン24は、画像形成装置本体1を構成する本体フレーム18の左右の側板30,30A(図4参照)にそれぞれ突設されている。
画像形成装置本体1の前面側に位置したユーザが、開閉体23の上部を掴んで、これを手前側に引くと、該開閉体23は、図2に示すように枢ピン24のまわりを回動し、画像形成装置本体1内の転写紙の搬送経路が開放される。転写ローラ11と除電針28は、開閉体23に支持されており、従って開閉体23を図2のように開放すると、転写ローラ11と除電針28も開閉体23と共に画像形成装置本体1から離間する。
このようにして転写紙Pの搬送経路が開放されるので、搬送トラブルを起こしてここに詰まった転写紙を容易に除去することができる。このように、開閉体23は、感光体2より成る像担持体から定着装置14への記録媒体搬送経路を開放できるように、画像形成装置本体1に対して回動可能に支持されているのである。
また作像ユニット22についても、これを画像形成装置の前面側から交換することができる。さらに給紙装置7も、画像形成装置本体1の前面側から手前側(図1の右方)に引き出し、その給紙カセット8に転写紙を補充することができる。転写紙の補充後、給紙装置7を奥側(図1の左方)へ押し込んで、これを図1に示した位置にセットする。
上述のように開閉体23を開位置に回動すると、転写紙の搬送経路が外部に露出する。その際、感光体2は、ユニットケース25のケース開口29から一部を露出しているので、開閉体23の開放によって、この感光体2が画像形成装置本体1の外部に対してそのまま露出したとすると、ユーザがこの感光体2の表面に手を触れたり、その感光体表面に長い時間に亘って外部の光が当てられ、その劣化が促進されるおそれがある。
そこで、本例の画像形成装置は、図4にも示すように、感光体2を保護するためのシャッタ31を具備している。このシャッタ31は、図2に示すように開閉体23を開いたとき、画像形成装置本体1の外方を向く像担持体表面部分、すなわち開閉体23の開放に伴って開放された画像形成装置本体の開口1Aの側を向く感光体表面部分2Aを覆う保護位置と、図1に示すように開閉体23を閉じたとき、上記像担持体表面部分2Aを開放する退避位置との間を作動可能に支持されている。本例では後述するように、シャッタ31は、ユニットケース25に支持され、当該ユニットケース25を介して画像形成装置本体1に支持されているが、シャッタ31を画像形成装置本体1に直に支持してもよい。
開閉体23を図2に示すように開放すると、シャッタ31がユニットケース25のケース開口29を覆う保護位置を占め、感光体2に外部の光が直に当てられぬように、またユーザが直に感光体2に手などを触れぬように感光体2が保護されるのである。
一方、開閉体23を図1に示すように閉じると、シャッタ31は、感光体2と定着装置14との間の空間Sに位置して、ケース開口29の位置から大きく離れる。これによって感光体2がケース開口29を通してそのケース外に露出し、その感光体2が転写ローラ11に対向する。これにより、前述のように支障なく画像形成動作を実行することができ、転写紙Pがシャッタ31によって邪魔されることなく、円滑に搬送される。このように、シャッタ31が退避位置を占めたとき、該シャッタ31が像担持体と定着装置14との間の空間Sに位置するように、当該シャッタ31の退避位置が設定されているのである。図3は、シャッタ31が退避位置を占めたときの様子を示す図1の部分拡大図である。後述するように、シャッタ31は、開閉体23を開くと、その動きに連動して、退避位置から保護位置に自動的に作動し、逆に開閉体23を閉じると、その動きに連動して、保護位置から退避位置に自動的に回動するように構成されている。
ここで、図2に示すように開閉体23を開いたとき、これにより開放された画像形成装置本体1の開口1Aの側、すなわち画像形成装置本体1の外方を向く感光体表面部分2Aに対向したシャッタ31の面をシャッタ対向面31Aと称することにすると、図1乃至図3から判るように、シャッタ31が保護位置と退避位置との間を作動するとき、そのシャッタ対向面31Aは、常に感光体2を向いている。シャッタ31が、そのシャッタ対向面31Aを感光体の表面に向けたまま、ユニットケース25の外表面に沿うように、感光体2の周面のまわりを回転するのである。
上述のように、シャッタ31が保護位置を占めたときに像担持体表面部分2Aを向くシャッタ対向面31Aが、当該シャッタ31の保護位置と退避位置との間の作動時に、常に、像担持体を向いた姿勢を保ちながら、該シャッタ31が像担持体のまわりに回動するように、シャッタ31が画像形成装置本体1に対して直接又は間接的に回動可能に支持されているので、シャッタ31が保護位置と退避位置との間を作動するとき、当該シャッタ31が占めるスペースを小さなものにすることができ、これによって画像形成装置本体1のサイズを小型化することが可能となる。
図6及び図7は従来提案されている画像形成装置を、本例の画像形成装置と比較しやすくするため、一部改変して示す断面図であり、これらの図における図1乃至図3と同一ないしは同様な部分には、図1乃至図3に付した符号と同一の符号を付してある。図6は、開閉体23を閉じたときの様子を示し、このときシャッタ31は退避位置を占めている。また図7は開閉体23を開いたときの様子を示し、このときシャッタ31は、感光体2を保護する保護位置を占めている。図6及び図7に示したシャッタ31は、その基端部が枢ピン131を介して作像ユニット22のユニットケース25に回動自在に枢着されている。従って、このシャッタ31が保護位置と退避位置との間を回動するとき、シャッタ31の自由端が、図6に符号TAで示すように大きな軌跡を描いて回動する。このため、画像形成装置本体内に、シャッタ31の回動のための大きなスペースが必要となり、これによって画像形成装置本体1が大型化するおそれがある。
図6及び図7に示したような縦搬送方式の画像形成装置においては、搬送される転写紙がその重力によって不安定となるため、シャッタ31を転写紙の搬送経路から大きく離れた位置に退避させる必要があり、このため、従来の縦搬送方式の画像形成装置においては、シャッタ31が大きなスペース中を回動することにならざるを得なかったのである。
ところが、図1乃至図3に示した本例の画像形成装置においては、前述のように、シャッタ31は、そのシャッタ対向面31Aが感光体2を向いたまま回動するので、この回動のために必要されるスペースを小さく留めることができる。
また図6に符号Paで示したように、転写領域TRと定着装置14との間で転写紙が詰まった場合、その詰まった転写紙Paを除去すべく、開閉体23を図7に示すように開放した際、この開放動作に伴ってシャッタ31が図6に示した退避位置から図7に示した保護位置まで回動する。このとき、そのシャッタ31が、転写紙Paに当り、これを折り曲げて、図7に示すように感光体2との間に挟み付けてしまうおそれがある。このようにして転写紙Paが挟まれてしまうと、これを除去する作業が面倒となるばかりか、作業者が感光体2に手を触れる可能性が高まる。
これに対し、図1乃至図3に示した本例の画像形成装置においては、シャッタ31は、そのシャッタ対向面31Aが感光体2を向いたまま回動するので、図3に符号Paで示したように転写紙が詰まり、これを除去すべく開閉体23を開き、これに伴ってシャッタ31が退避位置から保護位置へ回動する際、そのシャッタ31は、転写紙Paとユニットケース25の間を通り、当該シャッタ31が保護位置に至ったときも、そのシャッタ31は転写紙Paと感光体2の間に位置する。保護位置へ移動するシャッタ31が、転写紙Paと感光体2の間に滑り込むように移動するのである。このため、転写紙がシャッタ31と感光体2の間に挟み込まれるようなことはなく、作業者は、感光体2に手を触れることなく、詰まった転写紙を楽に除去することができる。
また、図6及び図7に示した画像形成装置では、シャッタ31が大きな軌跡を描いて回動するので、シャッタ31が画像形成装置本体内の要素に干渉するおそれがあり、このためその画像形成要素の配設個所が大きく制約される。すなわち、図6及び図7に示した定着装置14を画像形成装置本体1に支持したとすると、開閉体23を開き、これに伴ってシャッタ31が退避位置から保護位置へ向けて回動するとき、シャッタ31が定着装置14に干渉してしまう。かかる干渉を防止すべく、定着装置14を図6に示した位置よりも上方に配置したとすれば、画像形成装置本体1が大型化する。
そこで従来は、定着装置14を画像形成装置本体1ではなく、開閉体23に支持し、開閉体23を開くとき、定着装置14がシャッタ31から離れるようにして、両者の干渉を防止していた。ところが、このように定着装置14を開閉体23側に支持し、感光体2を画像形成装置本体側に支持すると、両者の相対位置精度を高めることが難しく、この精度を高めるには、例えば開閉体23を剛性の大なる強固な構造にする必要があり、これによって画像形成装置のコストが上昇する欠点を免れない。
これに対し、図1乃至図3に示した本例の画像形成装置においては、定着装置14が開閉体23の側ではなく、画像形成装置本体1の側に支持されている。このように構成しても、開閉体23を開き、これに伴ってシャッタ31が回動するとき、当該シャッタ31は感光体2のまわりに沿うように移動するので、転写領域TRと定着装置14との間の距離を小さくしても、シャッタ31が定着装置14に干渉するおそれはない。このように定着装置14を画像形成装置本体側に支持することによって、その定着装置14と感光体2の相対位置精度を、低いコストで簡単に高めることができる。なお、定着装置14を画像形成装置本体1に対して着脱可能に支持することが望ましい。
ところで、画像形成装置が図1に示した状態で画像形成動作を行っているとき、定着装置14からは多量の熱が発散し、この熱が作像ユニット22の感光体2やその作像要素に多量に伝えられると、これらの要素の劣化が促進される。またクリーニング装置12に回収されたトナーTや、現像装置5のトナーが加熱されると、そのトナーがブロッキングを起こし、クリーニングケース27の内部に所定量のトナーを収容できなくなったり、トナー像の画質が著しく低下する。
ところが、本例の画像形成装置においては、前述のように、シャッタ31が退避位置を占めたとき、そのシャッタ31が感光体2と定着装置14との間の空間Sに位置するので、シャッタ31が退避位置を占めた状態で画像形成動作が行われるとき、定着装置14から発散する熱がそのシャッタ31によって遮られる。このため、多量の熱が作像ユニット22を構成する感光体2や、クリーニング装置12や、現像装置5に至ることはなく、その各作像要素の劣化とトナーブロッキングの発生を防止することが可能となる。
ところが、上述した構成だけであると、特に画像形成装置を長時間作動させた場合、シャッタ自体が定着装置14からの熱によって高温度に加熱され、その熱が感光体2やその他の作像要素、或いはクリーニング装置12や現像装置5に伝えられ、前述の不具合が生じるおそれがある。
そこで、本例の画像形成装置においては、図1に示すように、画像形成装置本体1に形成された排気口32を通して、画像形成装置本体1内の空気をその画像形成装置本体1の外部に排出させるためのファン33が設けられ、退避位置を占めたシャッタ31が、そのファン33の作動によって生ぜしめられた気流中に位置するように、当該ファン33の位置が設定されている。画像形成装置本体内では、上記ファン33の作動により空気が循環しており、退避位置を占めたシャッタ31のまわりには、図3に矢印Bで示すように気流が発生している。シャッタ31は、この気流によって冷却作用を受け、これが高温度に加熱されることが阻止される。これにより、定着装置14が、記録媒体に転写されたトナー像を、少なくとも熱の作用で定着する熱定着装置により構成されていても、その定着装置14からの多量の熱が、作像ユニット22の各要素や、トナーに伝えられることを阻止でき、前述の不具合の発生を防止することができる。
図1及び図3から判るように、ファン33は、定着装置14と、感光体2より成る像担持体の間の空間Sに存する空気を吸引して画像形成装置本体外に排出させるように、その空間Sの近傍に配置されており、これによって、空間S中の退避位置に存するシャッタ31に多量の空気が流され、これが効果的に冷却される。このため、長時間画像形成動作を行っても、シャッタ31が高温度に加熱されることを防止でき、作像ユニット22に多量の熱が伝えられる不具合を阻止できる。
しかも、本例の画像形成装置においては、クリーニング装置12が感光体2より成る像担持体の上方に配置されているが、図3に示すようにシャッタ31が退避位置を占めたとき、シャッタ31がクリーニング装置12と定着装置14の間の空間Sに位置すると共に、そのシャッタ対向面31Aがクリーニング装置12の上面に対向してその上面に対してほぼ平行に位置するように、シャッタ31の退避位置が設定されている。さらに、シャッタ31が退避位置を占めたとき、該シャッタ31とクリーニング装置12との間に空気が流通するように、当該シャッタ31がクリーニング装置12の上面から離間して位置する。これらの構成により、シャッタ31の上下の領域を空気がほぼ同一方向にスムーズに流れ、シャッタ31を効率よく冷却することができる。
シャッタ31の内部に空洞を形成し、又はその空洞内に断熱材を設けるなどして、シャッタ31の断熱効果を高めると、作像ユニット22への熱の伝達をより一層効果的に遮断できるが、退避位置を占めたシャッタ31が、前述のように気流中に存するように構成すると、該シャッタ31に空洞や断熱材を設けずに、これを単なる板材で構成するだけであっても、作像ユニット22への熱の伝達を効果的に防止できる。後者のように構成することにより、シャッタ31のコストを低減でき、しかもこれを小型化することができる。
また図1乃至図4に示すように、シャッタ31は、その外表面に突設された多数のリブ44を有しており、シャッタ31が図1及び図3に示した退避位置を占めたとき、そのシャッタ31の近傍の気流が、リブ44によってファン33の方向に案内される。このように気流を制御することによって、退避位置を占めたシャッタ31のまわりをファン33に向けて空気がより一層スムーズに流れ、シャッタ31の冷却効果をより一層効果的に高めることができる。図示した例では、図1の紙面に対して奥側の本体フレームの側板30Aに排気口32が設けられ、この部位にファン33が設けられているので、図1及び図3に示したリブ44は、このファン33の方向に向けて傾斜し、空気を円滑にファン33に導けるように構成されている。リブ44は、ファン33の側へ空気を案内するエア案内手段の一例を構成する。
次に、シャッタ31の支持に関する構成を明らかにする。図4に示すように、シャッタ31の長手方向各端部には、回動アーム34,34Aの自由端がそれぞれ一体に接続され、その各回動アーム34,34Aの基端側に形成された取付孔35,35Aが、ユニットケース25の各側壁に突設された同心状の一対の取付ピン(図4には一方のみを示す)36に回動自在に嵌合している。これにより、シャッタ31は、一対の取付ピン36のまわりに、図2に示した保護位置と図1に示した退避位置との間を自由に回動することができる。このように、回動アーム34,34Aの基端側が、ユニットケース25を介して、画像形成装置本体1に対して回動可能に支持されているが、先にも説明したように、その基端側を画像形成装置本体に直に支持することもできる。
また図1及び図3から明らかなように、シャッタ31が退避位置を占めたとき、一対の回動アーム34,34Aの間の空隙G(図3)を通して空気が流通するように、回動アーム34,34Aの自由端がクリーニング装置12の上面よりも上方に位置する。これにより、簡単な構成で、シャッタ31が退避位置を占めたときにシャッタ31とクリーニング装置12との間に確実に空気を流通させることができる。
また、本例のように、シャッタ31を作像ユニット22のユニットケース25に回動可能に組付けると、シャッタ31が、そのケース開口29を正しく閉鎖し、又は開放するように作動することができ、しかもシャッタ31と作像ユニット22の全体がさらに一つのユニットを構成するので、これらの取扱いも容易となる。
ユニットケース25の定着装置14を向いた側の壁面に断熱材(図示せず)を設けると、作像ユニット22への熱の伝達をより効果的に防止できるが、退避位置を占めたシャッタ31を、気流中に配置するので、このような断熱材を設けなくとも、作像ユニット22への熱の伝達を効果的に抑制できる。このように断熱材を設けないようにすると、作像ユニット22のコストを低減できる。
作像ユニット22は、その現像装置5のトナーがなくなったり、クリーニング装置12に回収されたトナーTが満杯となったり、或いは感光体2が劣化したときに新たなユニットと交換される交換部品であり、かかる作像ユニット22のコストが上昇すると、ユーザに対して多大な経済的負担を強いることになるが、本例の構成によって、このような不具合も阻止できる。
また、本例の画像形成装置においては、開閉体23が開位置を占めたとき、シャッタ31が保護位置を占め、開閉体23が閉位置を占めたとき、シャッタ31が退避位置を占めるように、そのシャッタ31を開閉体23の作動に連動して作動させる連動手段が設けられ、開閉体23の開閉動作に伴って、自動的にシャッタ31を保護位置と退避位置に作動させることができる。以下、その連動手段の具体的構成例を明らかにする。
図4に示すように、開閉体23には支持ピン37が突設され、その支持ピン37には、長く延びたアーム38の一端側に形成された孔39が回転自在に嵌合している。また画像形成装置本体1の本体フレーム18を構成する一方の側板30には、長く延びたガイド孔40が形成され、このガイド孔40に、アーム38の他端側に突設された円筒状のガイドピン41が、該ガイド孔40を貫通し、そのガイド孔40の長手方向に摺動自在に嵌合している。図1及び図2には、アーム38とガイド孔40の配置状態を、一点鎖線で示してある。一方、シャッタ31の一方の端部に一体に形成された回動アーム34には、突部42が一体に付設されている。
図5は、開閉体23の開閉動作と、これに伴うアーム38とシャッタ31の作動状態を説明する図であり、開閉体23が図5に実線で示す開位置にあるとき、アーム38も実線で示す位置を占め、このとき、このアーム38に突設されたガイドピン41は、ガイド孔40の開閉体23に近い側の端部43に当接している。この状態で、シャッタ31は、図5に実線で示すように感光体2を覆う保護位置を占めている。その際、シャッタ31は図示していない付勢手段、例えば取付ピン36に巻回されたねじりコイルばねによって、ケース開口29を覆う保護位置へ向けて付勢され、その保護位置に保持されている。
ここで開閉体23を閉じ始め、これが枢ピン24のまわりを図5における反時計方向に回動し始めると、これによってアーム38も作動し、ガイドピン41がガイド孔40に案内されながら矢印C方向に摺動する。開閉体23が図5に一点鎖線で示す位置まで回動したとき、アーム38も一点鎖線で示した位置へ移動しており、このときアーム38に突設されたガイドピン41がシャッタ31の回動アーム34に突設された突部42に当たり、引き続き開閉体23を閉じて行くと、ガイドピン41が突部42を押し始める。これによって、シャッタ31は、その退避位置に向けて、取付ピン36まわりを回動し始める。
開閉体23が図5に破線で示した閉位置に至ると、アーム38も図5に破線で示した位置に移動し、このときシャッタ31は、図5に破線で示した退避位置に至る。このとき、ガイドピン41が突部42を押圧した状態が維持されるので、開閉体23は、前述の付勢手段の作用に抗してその退避位置に保持される。
このとき、回動アーム34に設けられた突部42の平面部分42Aが、ガイド孔40の延在方向、すなわち矢印D方向と平行となる姿勢をとる。このため、この突部42に対するガイドピン41の位置がばらついても、シャッタ31は常に同一の退避位置を占めることになる。これにより、開閉体23に対する支持ピン37の位置が多少不正確で、これが多少ばらついたとしても、シャッタ31は常に所定の正しい退避位置を占める。従って、画像形成動作時に、シャッタ31が転写紙の搬送経路中に突出して、転写紙の搬送を阻害するおそれはない。
また開閉体23が閉位置に至ったとき、ガイド孔40の他方の端部43Aとガイドピン41とが互いに離間しているように、ガイド孔40を長く形成してあり、これによっても、開閉体23に対する支持ピン37の位置がばらついて、これが不正確であっても、開閉体23を確実に閉位置まで回動させ、しかもシャッタ31を正しくその退避位置に保持することができる。
開閉体23が閉位置に回動したとき、図示していないロック装置によってその開閉体23は閉位置に保持されるが、そのロック装置のロックを解除して開閉体23を開くと、上述したところと逆の動作が行われ、シャッタ31はその付勢手段の作用で保護位置に回動する。
上述した例では、開閉体23に一端側が枢着されたアーム38、このアーム38の他端側に設けられたガイドピン41が嵌合する画像形成装置本体1に形成されたガイド孔40、シャッタ31に付設された突部42、及びシャッタ31を保護位置へ向けて付勢する付勢手段が、前述の連動手段を構成している。
本発明は、図1に示した如き画像形成装置以外の各種態様の画像形成装置、例えば電子複写機、ファクシミリ或いは複合機などにも広く適用できるものである。また、像担持体が、感光体よりトナー像を転写される中間転写体より成るときも、本発明を支障なく適用できる。
画像形成装置の一例を示す概略断面図である。 図1に示した画像形成装置の開閉体を開いたときの様子を示す断面図である。 図1の部分拡大図である。 作像ユニットと、シャッタと、開閉体と、アームと、画像形成装置本体の分解斜視図である。 開閉体の開閉動作に連動して、シャッタが作動する様子を説明する図である。 従来の縦搬送方式の画像形成装置を明らかにする断面図である。 図6に示した画像形成装置の開閉体を開いたときの様子を示す断面図である。
符号の説明
1 画像形成装置本体
2A 部分
12 クリーニング装置
14 定着装置
23 開閉体
31 シャッタ
31A シャッタ対向面
33 ファン
34 回動アーム
34A 回動アーム
G 空隙
S 空間
TR 転写領域

Claims (6)

  1. 画像形成装置本体内に配置されて表面にトナー像が形成される像担持体と、該像担持体の下方領域から搬送された記録媒体の表面に、転写領域において、前記像担持体表面に形成されたトナー像を転写するための転写手段と、トナー像を記録媒体に転写したあとの像担持体表面に付着する転写残トナーを除去して該像担持体表面を清掃するクリーニング装置と、像担持体の上方領域に配置され、像担持体と転写手段の間の前記転写領域を通って上方に搬送される記録媒体が通過するとき、記録媒体表面に転写されたトナー像を該記録媒体表面に定着する定着装置と、像担持体から定着装置への記録媒体搬送経路を開放できるように、画像形成装置本体に対して回動可能に支持された開閉体とを有する画像形成装置において、
    前記開閉体を開いたとき、画像形成装置本体の外方を向く像担持体表面部分を覆う保護位置と開閉体を閉じたとき前記像担持体表面部分を開放する退避位置との間を作動可能なシャッタを設け、該シャッタが退避位置を占めたとき、該シャッタが像担持体と定着装置との間の空間に位置するように、当該シャッタの退避位置を設定し、かつ前記シャッタが保護位置を占めたときに前記像担持体表面部分を向くシャッタ対向面が、当該シャッタの保護位置と退避位置との間の作動時に、常に、像担持体を向いた姿勢を保ちながら、該シャッタが像担持体のまわりに回動するように、当該シャッタを画像形成装置本体に対して回動可能に支持したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記定着装置が開閉体の側ではなく、画像形成装置本体側に支持されている請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 画像形成装置本体内の空気を外部に排出させるファンを有していると共に、前記定着装置が、記録媒体に転写されたトナー像を、少なくとも熱の作用で定着する熱定着装置より成り、退避位置を占めた前記シャッタが、前記ファンにより生ぜしめられた気流中に位置するように、当該ファンの位置を設定した請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記クリーニング装置が像担持体の上方に配置されていて、前記シャッタが退避位置を占めたとき、該シャッタがクリーニング装置と定着装置の間の空間に位置し、かつそのシャッタ対向面がクリーニング装置の上面に対向して位置するように、当該シャッタの退避位置を設定した請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記シャッタが退避位置を占めたとき、該シャッタとクリーニング装置との間に空気が流通するように、当該シャッタが前記クリーニング装置の上面から離間して位置する請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記シャッタの長手方向各端部に回動アームの自由端がそれぞれ一体に接続され、該回動アームの基端側が画像形成装置本体に対して回動可能に支持され、かつ前記シャッタが退避位置を占めたとき、前記一対の回動アームの間の空隙を通して空気が流通するように、当該回動アームの自由端がクリーニング装置の上面よりも上方に位置する請求項5に記載の画像形成装置。
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