JP4578178B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、定着装置を用いた画像形成装置に関する。
従来、加熱部に主発熱体と補助発熱体を設け、主発熱体には主電源装置から電力を供給し、補助発熱体にはコンデンサを有する補助電源装置から電力を供給するようにし、加熱部の加熱を開始するときに、加熱部の温度に応じて、コンデンサから補助加熱体に供給する電力量を調整する定着装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
この技術は、省電力効果を高めるとともに大電力を供給する際の突入電流や急激な電流変化によるノイズを低減し、かつ立ち上がり時間を短縮し、温度が上がりすぎることを防止するために、主電源装置と補助電源装置の両方から大容量の電力を供給して加熱部を短時間で所定の温度に立ち上げ、待機時には加熱部に電力を供給しないようにする、というものである。そして、充電器と切替装置と温度検知装置及び制御部を有し、充電器は主電源装置から供給される電力で補助電源装置のコンデンサを充電し、切替装置は補助電源装置の充電と補助電源装置からの補助発熱体に対する電力供給を切替え、温度検知装置は加熱部の温度を検出し、制御部は温度検知装置で検出している加熱部の温度に応じて補助電源装置から補助発熱体に供給する電力量を調整するようにしている。
特開2002−184554号公報
本発明は、上述のような技術を発展させ、コンデンサ等の蓄電装置から加熱部や加熱体への供給電力をいっそう節約可能にし、低温環境下での画像形成時の定着品質を向上させることを目的とする。
本発明の請求項1に係る画像形成装置は、 加熱部と、該加熱部により加熱される定着部材を備え、該定着部材の加熱によって記録媒体上にトナー像を定着させる定着装置を備える画像形成装置において、
前記定着装置の前記加熱部が少なくとも一対の加熱部材を備え、
外部電源により充電されるとともに前記加熱部材に電力を供給する蓄電装置と、
外部電源に接続して一の前記加熱部材に電力を供給する主電源装置とを備え、
制御手段により、前記主電源装置がオン状態でかつ前記加熱部材に電力を供給していない状態から、前記加熱部材に電力を供給して前記定着装置が定着動作可能になるまでの復帰状態時には、外部電源及び前記蓄電装置から前記加熱部へ電力供給させるとともに、
所定の事態の発生に伴って外部電源から前記主電源装置への電力供給をインターロックスイッチにより遮断し、その後に通電を再開する場合には、前記外部電源から前記加熱部へ電力供給させるが、前記蓄電装置から前記加熱部へは電力供給させない定着装置を有し、
前記蓄電装置が、前記主電源装置からの充電で蓄電した電力を、前記定着装置の立上時や連続通紙時等、より多くの電力供給が望まれるときに電力供給して前記主電源装置の供給電力を越えた電力を前記定着装置に給電可能としている画像形成装置において、
前記所定の事態の発生を画像形成装置の前ドアのオープンとし、
前記制御手段による前記主電源装置のオン、オフと、前記画像形成装置の前ドアの開閉を連動させ、
前記制御手段は、
前記前ドアを閉じることを前記主電源装置をオンにしたこととして認識し、
前記前ドアをオープンした場合には前記インターロックスイッチによって前記外部電源からの電力供給を遮断して安全性を確保するとともに、
前記前ドアをオープンした後、該前ドアを閉めたときから前記定着装置でプリント動作可能になるまでの間には、前記蓄電装置から前記加熱部へは電力を供給させない電力供給制を行うものである、ことを特徴とする。
同請求項2に係るものは、請求項1記載の画像形成装置において、前記制御手段は、前記主電源装置がオンした後、前記定着部材の温度が所定の定着目標温度に達して前記画像形成装置本体でプリント動作可能になるまでの間は、前記蓄電装置から前記加熱部へ電力供給させないことを特徴とする。
同請求項3に係るものは、請求項1または2記載の画像形成装置において、前記制御手段は、前記主電源装置がオンした状態でかつ前記加熱部材に電力を供給していない状態から前記定着部材の温度が所定の定着目標温度に達するまでの間は、前記外部電源及び前記蓄電装置から前記加熱部へ電力供給させることを特徴とする。
同請求項4に係るものは、請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置において、前記制御手段は、記録媒体の連続通紙時にも前記蓄電装置から前記加熱部材に電力供給させることを特徴とする。
同請求項5に係るものは、請求項1ないし4のいずれかに記載の画像形成装置において、前記加熱部が外部電源から電力供給される第1の加熱部と前記蓄電装置から電力供給される第2の加熱部とを備え、
前記制御部が、前記定着部材の温度立上時に前記蓄電装置から前記第2の加熱部への電力供給を終了した後、連続通紙時に前記蓄電装置から前記第2の加熱部への電力供給を開始する前に、前記外部電源から前記第1の加熱部へ電力供給中であっても、前記外部電源により前記蓄電装置を充電させ得ることを特徴とする。
同請求項6に係るものは、請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置において、前記蓄電装置が電気二重層キャパシタ蓄電手段として有することを特徴とする。
同請求項7に係る画像形成装置は、請求項1ないし6のいずれかに記載の画像形成装置において、前記制御手段は、外部電源からの電源供給が開始される場合、所定の画質調整動作を行うことを特徴とする。
同請求項8に係るものは、請求項1ないし7のいずれかに記載の画像形成装置において、前記制御手段は、外部電源からの電源供給が開始される場合、前記外部電源により前記蓄電装置の充電を開始することを特徴とする。
本発明は、定着温度を立ち上げるときに、元々立上時間が掛かる場合には、蓄電装置から加熱体へは電力供給しないことにより、蓄電装置から加熱体への供給電力を節約可能とする。また低温環境下での画像形成時の定着品質を向上させ得るだけでなく、画像形成装置の内部にアクセスできる前ドアをオープンした場合、いわゆるインターロックスイッチによって外部電源からの電力供給を遮断して安全性を確保できる。
以下本発明を実施するための最良の形態を、図に示す実施例を参照して説明する。
図1ないし図9に本発明の第1実施例を示す。図1は本発明に係る定着装置を用いる画像形成装置の全体構成の模式的断面図、図2は本発明の実施対象となり得る定着装置の横断面構成図、図3は図2の定着装置の回路構成を模式的に示すブロック図である。図中41は回転体からなる像担持体の一例であってドラム形状の感光体を示している。この感光体41の周りには、図中に矢印で示す向きの回転方向順に、帯電ローラからなる帯電装置42、露光手段の一部を構成するミラー43、現像ローラ44aを備えた現像装置44、記録材Pとしての転写紙に現像画像を転写する転写装置48、感光体41の周面に摺接するブレード46aを備えたクリーニング装置46等が配置してある。感光体41上には、帯電装置42と現像ローラ44aとの間でミラー43を介して露光光Lbが走査されるようになっている。この露光光Lbの照射位置を露光部150と言う。
転写装置48は感光体41の下面と対向させて設けてある。この転写装置48と対向している部位が転写部47である。この転写部47のさらに感光体41の回転方向で上流側の位置には、一対のレジストローラ49が設けてある。このレジストローラ49に向けて、図示しない搬送ガイドにより案内して図示しない給紙トレイに収納した記録材Pを給紙コロ110から送り出すようになっている。また転写部47の感光体41の回転方向でさらに下流の位置には、定着装置10が配置してある。
この画像形成装置における画像形成は次のようにして行う。感光体41が回転を始め、この回転中に感光体41を暗中において帯電装置42により均一に帯電させ、露光光Lbを露光部150に照射、走査し、作成すべき画像に対応した潜像を形成する。この潜像は、感光体41の回転により現像装置44に移動し、ここで現像装置44でトナーにより可視像化し、トナー像を形成する。
一方、給紙コロ110により給紙トレイ上の記録材Pの送給を開始し、図中に破線で示す搬送経路を経て一対のレジストローラ49の位置で記録材Pをいったん停止させ、感光体41上のトナー像と転写部47で合致するように送り出しのタイミングを図る。そして好適なタイミングでレジストローラ49が回転し、停止していた記録材Pを送り出し、転写部47に向けて搬送する。そして感光体41上のトナー像と記録材Pとを転写部47で合致させ、転写装置48による電界印加によってトナー像を記録材P上に転写する。
こうして感光体41周りの画像形成部でトナー像を担持させた記録材Pは、ついで定着装置10に向けて送り出す。記録材P上のトナー像は定着装置10を通過する間にその記録材P上に定着させ、トナー像の定着を受けた記録材Pは、図示を省略した排紙部へ排紙する。
一方、転写部47で転写されずに感光体41上に残った残留トナーは、感光体41の回転と共にクリーニング装置46に至り、クリーニング装置46を通過する間に清掃される。感光体41は、その状態で次の画像形成に備える。
図2に示すように、定着装置10は、定着部材14、加圧部材15、定着部材14内に加熱部1を備え、定着部材14外に定着温度検出手段8を備えている。また定着装置10は、制御系として定着部温度検出手段8からの温度情報に応じて、補助電源装置3から定着装置10への供給電力を制御するための制御手段60を有している。
定着部温度検出手段8は、サーミスタ、熱電対、赤外線温度検知装置等の適宜の手段で構成し、制御手段60へ温度情報を送る。制御手段60は、定着部温度検出手段8から得た温度情報をもとに、定着装置10の加熱手段1への給電開始、給電停止、給電量増減等の制御を行える。さらに図示の定着装置10は、図3の回路構成に示すように、制御部60の指令に基づいてオンオフする接点(AC用6a、DC用6b)を備えている。
また画像形成装置に電力を供給する主電源装置2は、商用電源から電力を得て画像形成装置各部の各種ユニットへ給電を行う。一般的な機器と同様に、商用電源のコンセントに電源線のプラグを挿入して接続することで、画像形成装置内の各ユニット等へ電力を供給することができる。
補助電源装置3は、電気二重層キャパシタ(あるいは電気二重層コンデンサ)等の蓄電手段を有し、主電源装置2からの充電で蓄電した電力を、主電源装置2の供給電力に加えて供給できる構成となっており、大電力を画像形成装置へ給電できる。なお、電気二重層キャパシタだけでなく、Liイオンやニッケル水素等の二次電池でも、酸化還元を利用する疑似容量キャパシタ等も補助電源装置3における蓄電に用いることができる。
定着部材14内の加熱部1は、発熱体1a、1b(ACヒータ1a、DCヒータ1b:以下、主発熱部材1aと補助発熱部材1bと言う)を有し、また主電源装置2、補助電源装置3に加え、充電器4、充放電切換手段5、主電源からの電力供給を制御する主電力制御手段6aと補助電源からの電力供給を制御する補助電力制御手段6bを有している。主発熱部材1aは、主電源装置2から電力を供給されて発熱する。一方、補助発熱部材1bは補助電源装置3からの電力供給により発熱する。
定着部材14のローラ基体は、例えばアルミや鉄等の金属製であることが、耐久性や加圧による変形等の点から望ましい。またローラ表面にはトナーとの固着を防ぐための離型層を形成していることが望ましく、ローラ内面にはハロゲンヒータの熱を効率よく吸収するための黒化処理をしていることが望ましい。さらに、図示はしないがローラでなくベルトによってニップ部を形成したベルト定着構成であってもかまわない。
加圧部材15は、芯金にゴム等の弾性層を形成することで、定着部材14との間にニップ部を形成し、このニップ部に未定着画像を形成した紙等の記録材Pを通紙することで熱と圧力によりトナー像を記録材P上に定着する。
補助電源装置3は主電源装置2からの電力を充電して補助発熱部材1bへ給電するための電源である。主電源からの電力を電圧調整やAC/DC変換して補助電源へ供給する充電器4により主電源から供給される電力を蓄えることができ、充放電切換手段5により、加熱部1へ補助電力を供給することができる。
具体的には、主電源装置2はプラグ51で商用電源のコンセントから電力を得て、画像形成装置各部のユニットに給電を行う。日本では100Vの電圧で15A程度の電流容量に制限され、主電源装置2からの電力は1500W程度が最大電力となることが多い。なお、電圧の調整及び交流と直流の整流や電圧を安定化する等の機能を有していてもよい。
補助電源装置3は、例えば電気二重層キャパシタからなるキャパシタセルを複数個接続して構成し、主電源装置2からの充電で蓄電した電力を、立上時や連続通紙時等より多くの電力供給が望まれるとき等に供給する構成とすることで、主電源装置2の供給電力を越えた電力を画像形成装置に給電することを可能としている。
一構成例としての補助電源装置3は、2.5v、800Fで、内部抵抗が5mΩ以下の、径が35mm、長さが120mm程度のキャパシタセルを、40本直列に接続することで100Vのモジュールを構成したものを用いる。直列に接続する際の各セルの電圧バランスを確保するために、図示しない電圧バランス回路を備えることで動作の長期的な安定性を確保することが可能である。また、内部抵抗が5mΩ以下とすると、立上時の20Aを越える大電流でも補助電源装置3の端子間電圧の低下がリチウム電池やニッケル水素電池等の二次電池よりも小さくて済む。また、キャパシタの中でも小さい値であるため、より少ないキャパシタセル本数で大電力を得られ、そのため装置サイズとコストの面で有利である。
そして補助電源装置3は充放電可能な電源であり、大容量コンデンサである電気二重層キャパシタを用い、電気二重層キャパシタが二次電池と異なり、化学反応を伴わないため、充電時間が短く、寿命が長いという優れた特徴を有する。
すなわち、二次電池として一般的なニッケル−カドミウム電池を用いた補助電源では、急速充電を行っても数十分〜数時間の時間を要するため、一日の大電力供給可能回数が数時間おきに数回しか実現できず、実用的ではなかった。これに対し、コンデンサを用いた補助電源では数10秒〜数分程度の急速な充電が可能であるため、充電時間が短くて済み、例えば印刷をしておらず、主電源の供給電力に余裕のあるときに充電を行い、補助電源を用いた加熱の回数を実用的な回数にまで増やすことができる。
また、ニッケル−カドミウム電池は充放電の繰り返し回数が500から1000回であるため、加熱時用補助電源としては寿命が短く、交換の手間やコストが問題となる。これに対し、コンデンサを用いた補助電源は1万回以上の寿命を有し、繰り返しの充放電による劣化も少ない。また、鉛蓄電池のように液交換や補充等も必要がないため、メンテナンスがほとんどいらない。
そして近年では、コンデンサにも多量の電気エネルギーを蓄えられるものが開発されてきており、電気自動車等への採用も検討してある。例えば、日本ケミコン(株)の開発した電気二重層コンデンサ等は2.5Vで2000F程度の静電容量を有しており、数秒から数10秒の電力供給には十分な容量を備えている。また、日本電気(株)は、ハイパーキャパシタ(商品名)と称する80F程度のコンデンサを実現している。さらに、日本電子(株)は、耐電圧を3.2〜3.5Vへ上げて電力量密度を50〜75wh/kgと従来の5〜10倍にしたナノゲートキャパシタ(商品名)という技術を発表している。
上述のように加熱部1は主発熱部材1a、補助発熱部材1bを有しているが、これにはハロゲンヒータを用いることができ、ガラス管の中に形成したフィラメントに電流を流すことで発熱させている。ただし、本発明ではハロゲンランプあるいはハロゲンヒータに限らず、誘導加熱を用いても、セラミックヒータを用いた構成としてもかまわない。この主発熱部材1aは、既述のように主電源装置2からの電力供給により発熱するが、例えば100V、1200wのハロゲンヒータを用いる。補助発熱部材1bは、これも既述のように補助電源装置3からの電力供給により発熱するが、例えば100V、1000wのハロゲンヒータと、100V、700wのハロゲンヒータの2本を並列に接続して構成する。
前述のような加熱部1に供給する電力は、主電源装置2から加熱部1の主発熱部材1aに供給する構成にしてあるとともに、補助発熱部材1bに対しても補助電源装置3からも電力を供給可能である。補助電源装置3では、あらかじめ充電器4によって電力を蓄えておくことができ、任意のタイミングで補助発熱部材1bに電力を供給することができる。
また主電源装置2に加えて補助電源装置3の電力を加熱部1に供給することで、主電源装置2による供給電力を上回る大量の電力を加熱部1に供給することができる。このため、図4(A)に示すように加熱部1の温度が室温から所定の温度になるまでの温度上昇時間は、主電源装置2だけを用いるよりも、主電源装置2と補助電源装置3を同時に用いたほうが昇温時間を短くすることができる。
また図4(B)に示すように、連続通紙で紙等の記録材に奪われる熱量が多い場合、主電源装置2からの給電だけでは所定の最低温度を下回ってしまう場合でも、補助電源装置3からの給電を加えた場合には落ち込みを小さくすることが可能である。このため、単位時間当たりの通紙をより多くした機械の高速化が可能である。
図5は、薄肉ローラを使っても定着部材の温度落ち込みがなくて高速昇温が可能な高速機を実現できる例を説明するための図である。まず初期状態では、商用電源から電力を供給して、電気二重層キャパシタ等の急速充電が可能な大容量コンデンサ等を有する補助電源装置3へ充電をしておく。立上時には、定着ローラ等の定着部材の温度を、室温から短時間で昇温するときに主電源装置2に加えて補助電源装置3の電力を加熱部材へ供給することで、加熱部材1に投入されるトータルの電力を主電源装置2だけの時よりも多く供給することができ、このため短時間で加熱部材1の温度を上昇させることができる。例えば、径が40mmで厚さtが0.7mmのアルミ製薄肉ローラを定着部材に使用し、主電源からの1200w電力を主発熱部材1aに補助電源からの1700wヒータの電力を加えて、全体で約2900wの電力を供給することで、主電源だけでは30秒の立上時間であったものが、約10秒へ短縮することが可能である。
なお、補助電源がキャパシタであるため、給電中に電圧が低下することで供給電力は1700wから徐々に低減する。この特徴により、所定の時間が経つと非常に小さい供給電力となり、紙が発火するような500℃といった温度まで昇温するような場合には昇温速度が低下する構成が可能である。これにより安全に短時間昇温を実現する構成を提供することができる。
なお安全確保のために、システムが暴走した際を想定して温度ヒューズやサーモスタット等の安全回路で直接電源回路を遮断して電力供給を終了させる安全装置を設置することが望ましい。
また、単純に電力を増やす方法としては、商用電源を2系統にして電力を増やしたり、二次電池や燃料電池等を使うことも考えられるが、これらの方法ではほぼ継続的に大電力を供給することができるため、昇温時間が短くなるとこれら安全回路の反応時間が遅くて昇温速度に追いつかなくなる。このため、安全回路が作動する頃には加熱部の温度が高くなり過ぎ、最悪の場合は発火してしまうこともありうる。一方、キャパシタを用いた構成ではシステムが暴走して制御がきかなくなり、電力供給が続いても、所定の電力を使い果たしてしまうと発熱部材の発熱が終了し、その温度上昇が自然にストップしてくれるため、キャパシタを熱源として用いることで、安全に昇温時間の短縮を実現することができる。
通紙については、薄肉ローラであるため、単位時間あたりの通紙枚数が多いとローラ温度が低下しやすいが、通紙時に補助電力を主電力に加えて供給して温度低下を防ぐことができるため、高速層でも薄肉ローラを使用して昇温時間が短くて使い勝手の良い画像形成装置を提供することができる。
例えば、2本ある補助発熱部材1bの片方である700wヒータだけを通紙中に使用すると、立上の放電後でも例えば主電源から供給電力に約500w程度の電力を主電源を加えて供給することが可能である。このため通常であれば60cpm程度が限界であった薄肉ローラでも、通紙直後の温度低下が防止できるため、75cpmでの高速な画像形成が可能である。
なお、通紙中に補助発熱体1bを2本とも使っても良いし、補助発熱体1bが1本の構成であっても良いが、大電力を供給できて温度制御性を上げられるため上記の動作が望ましい。
充電については、主電源装置2からの給電に余裕のある待機状態で、主電源装置2から補助電源装置3へ電力を供給して充電をしておく。キャパシタを補助電源に用いると充電時間を数分程度と短くできる。そして、この充電中の数分以内であれば加熱部材が冷めないため補助電源を使わずにすむか、もしくは途中までの充電電力で間に合う。このため、次の利用者が充電を待つ必要がなく快適な機能を提供することができる。
以上のように、定着装置10の加熱部1に補助電源としてコンデンサを用いることにより、二次電池では得られなかった効果を得ることができるが、本発明の実施例では以下の制御、動作を行う。
本発明は、主電源装置2を例えば朝一番でオンさせるときは、画像形成装置内の他のユニットや制御部自体の立上等、定着装置以外の処理に時間が掛かり、通常の昇温時間内では昇温しない、あるいは昇温させても無駄になるため、これを考慮して給電しないようにするとともに、主電源装置2が例えば待機状態等から復帰する場合には給電するというものである。
すなわち図6に示すように、主電源装置2のスイッチを投入してから画像形成装置においてプリント等の画像形成動作が可能になるまでの時間であるウォームアップタイム中には、補助電源装置3のキャパシタ等の蓄電手段から補助発熱部材1bへ電力を供給させず、主電源装置2がオンの状態でかつ補助発熱部材1bに電力が供給されていない状態(オフモード)からプリント動作等が可能になるまでの時間(復帰時間)には、主電源装置2を介した外部電源からの電力供給と、補助電源装置3の蓄電手段からの電力供給との双方を行う。換言すれば、元々立ち上げに時間が掛かる場合には、蓄電手段からの電力供給を行わないことで補助発熱部材1bへの供給電力を節約するものである。
定着部材14の温度(以下では定着部材温度という)Tを、定着可能な所定の目標温度T0まで昇温させる種々の場合について図7を参照して説明する。図7は、定着部材の温度に基づく開始条件、同終了条件を示している。
まず通常時は、図6のグラフa(主+副)に示すように、定着部材14を昇温させる際に定着部材温度Tが通常のオフィス等の室内環境温度(例えば約23℃)であった場合、主電源に補助電源からの供給電力を加えると立上における所定の通常目標時間t0(例えば約10秒)が達成できる。
一方、低温時、例えば冬の朝に定着部材を昇温する際等では、定着部材温度Tは所定の低温閾値温度(例えば約15℃)より低いことがある。この場合、主電源に補助電源からの供給電力を加えて加熱をしても所定の通常目標時間t0(例えば約10秒)よりも長い時間が昇温に掛かることがある。この場合、補助電源からの給電時間が長くて使用電力量が多くなるため、通紙時用の残電力量が少なくなる。さらにこのような低温環境では紙温度も低いため通常よりもより多くの電力が必要であるのに、補助電源の電圧が通常よりも低いため供給電力が小さくなり、そのため定着不良が発生しやすい。そこで、主電源装置2がオフの状態でスイッチオンとなり、画像形成装置においてプリント等の画像形成動作が可能になるまでの時間(いわゆるウォームアップタイム)中においては、立上時の無駄な電力使用を防止することで、低温環境でも定着不良を防止することを可能とする。例えば、100V、700w定格のヒータでは、通常は立上時に給電するため100Vから85Vに低下して通紙時には500wの給電をしているが、立上時に給電をやめると、通紙時の開始電圧が100Vであるため定格の700wを出力することができ、低温になっている紙に対しても充分な熱を供給することが可能であり、さらに、給電時間も長くすることができる。
次に、前回の加熱動作が停止してからあまり時間が経過していないときに定着部材を昇温する際等では、定着部材温度Tは所定の高温閾値温度(例えば約140℃)より高いことがある。この場合、主電源に補助電源からの供給電力を加えて加熱をすると所定の通常目標時間t0(例えば約10秒)よりも格段に短い時間で定着部材温度が昇温するが、主電源だけでも通常目標時間t0での昇温が可能であることがある。この場合、定着部材温度Tを定着部温度検出手段8で検知して、高温閾値温度より高い場合には補助電源からの給電を行わないようにする。すると、不要に昇温時間を短くすることを避けることで、余分な電力消費を抑えるとともに、短時間で昇温することによるオーバーシュートを抑えることが可能である。
図8は、立上時のAC給電フロー図である。すなわち立上前に定着部材温度Tを検知してから立上を開始し(ステップ1、2)、定着部材温度Tと所定の目標温度T0との関係がT≦T0であるか否かを判断し(ステップ3)、T≦T0でなければ後述するステップ6へすすみ、T≦T0であれば主電源の加熱部1への給電をONとし(ステップ4)、立上時の定着部材温度Tを検知し(ステップ5)、定着部材温度Tと所定の目標温度T0との関係がT≧T0であるか否かを判断し(ステップ6)、T≧T0でなければステップ4へ戻り、T≧T0であれば主電源の加熱部1への給電をOFFとする(ステップ7)。
図9は、立上時のDC給電フロー図であり、定着部材温度と高いほうの閾値と対比する開始条件、定着部材温度と低いほうの閾値を対比する開始条件、定着部材温度に基づく終了条件を示している。すなわち立上前に定着部材温度Tを検知してから立上を開始し(ステップ1、2)、定着部材温度Tと高温閾値温度T1との関係がT≦T1であるか否かを判断し(ステップ3)、T≦T1でなければ後述するステップ8へすすみ、補助電源の加熱部への給電をOFFとする。定着部材14の初期温度が高いので、補助電源を使わなくても短時間で昇温するためである。そしてT≦T1であれば、定着部材温度Tと低温閾値温度T2との関係がT≧T2であるか否かを判断し(ステップ4)、T≧T2でなければステップ8へすすみ、補助電源の加熱部への給電をOFFとする。定着部材14の初期温度が低いので、補助電源を使っても短時間で昇温できないためである。この状態を図6のグラフbが示す。ついで、立上時の補助電源の加熱部給電をONとし(ステップ5)、立上時の定着部材温度Tを検知し(ステップ6)、定着部材温度Tと所定の目標温度T0との関係がT≧T0であるか否かを判断し(ステップ7)、T≧T0でなければステップ5へ戻る。補助電源を使えば所定時間t0内で設定温度に昇温するためである。この状態を図6のグラフaが示す。そして最後に、補助電源の加熱部への給電をOFFとする(ステップ8)。
図10は、通紙時のAC、DC給電フロー図であり、通紙を開始するとAC、DCともに給電し、通紙を終了するとAC、DCともに給電停止する例を示している。すなわち、通紙時に定着部材14の温度Tを検知し(ステップ1)、定着部材温度Tと所定の目標温度T0との関係がT≦T0であるか否かを判断し(ステップ2)、T≦T0であれば主電源と補助電源の加熱部への給電をともにONとし(ステップ3)、T≦T0でなければ主電源と補助電源の加熱部への給電をともにOFFとする(ステップ4)。
図示は省略するが、上述した第1実施例以外の本発明の実施例を説明する。本発明の制御としては、図1に示すような画像形成装置の前ドアの開閉に連動させる例を挙げることができる。この場合、前ドアを開けた後、前ドアを閉めたときからプリント動作可能になるまでの間には、補助電源装置3の蓄電手段から補助発熱部材1bへ電力を供給させないようにする。画像形成装置の内部にアクセスできる前ドアをオープンした場合、いわゆるインターロックスイッチによって外部電源からの電力供給を遮断して安全性を確保できるようにしてあり、したがって前ドアを閉じるのは、主電源をオンにしたことと同じであると考えられるためである。
また本発明の制御としては、外部電源からの電源供給が開始される場合、画質調整動作を行う動作を行わせる例を挙げることができる。複写機等の画像形成装置においては、電源投入時に種々の時間の掛かる動作がある。その例としては画質調整がある。複写機等の画像形成装置における画質調整とは、感光体等へ実際にトナー画像を形成して濃度や色ズレなどを調整する動作であり、数10秒掛かる場合もある。その他、時間の掛かる動作を列挙すると、トナー補給動作、色調整動作、濃度調整動作、読取動作を確認する動作、ネットワーク接続動作等がある。トナー補給動作は、トナーボトルから現像ユニットへのトナーの供給動作である。色調整動作は、中間転写部材等に各色を形成して色ズレなどを確認し、画像形成位置を調整する等の動作である。また濃度調整動作は、現像ユニット内のトナーを撹拌させることで、トナー帯電量を上げて濃度を上げる動作であり、撹拌動作に時間がかかる。読取動作を確認する動作とは、スキャナ部のミラーの駆動動作や確認調整等である。そしてネットワーク接続動作は、プリンタ等のネットワーク対応機器における動作であり、一般にネットワークから画像形成指示を受けた場合には、ネットワーク機器への問い合わせに対する遅れ等により、立上に時間が掛かる。
また本発明の制御としては、外部電源から主電源装置2への電源供給が開始される場合には、外部電源により補助電源装置3の充電を開始するとよい。外部電源からの電源供給が開始される場合には、装置全体の立ち上がりが遅いため、定着部材14の温度立ち上がりもあまり急速に行う必要はない。すなわち、外部電源から主発熱部材1a等へ大電力を供給する必要もないので、外部電源により蓄電手段の充電を開始することにより、外部電源の電力を有効利用することができる。
また本発明の制御としては、記録媒体の連続通紙時に補助電源装置3の蓄電手段から電力を供給させ、定着部材温度の温度立上時に節約した電荷を連続通紙時に活用するとよい。
本発明に係る定着装置を用いる画像形成装置の全体構成の模式的断面図 本発明の実施対象となり得る定着装置の横断面構成図 図2の定着装置の回路構成を模式的に示すブロック図 主電源装置と補助電源装置の使用形態と昇温時間の関係図 薄肉ローラを用いた定着部材の温度落ち込みがなくて高速昇温が可能な高速機を実現できる例を説明するための図 本発明の第1実施例における加熱部材温度変化と、加熱部への電源供給等の関係を示す図 定着部材の温度に基づく開始条件、同終了条件を示す図 本発明の第1実施例における立上時のAC給電フロー図 同じく立上時のDC給電フロー図 同じく通紙時のAC、DC給電フロー図
符号の説明
1 加熱部
1a 主発熱部材
1b 補助発熱部材
2 主電源装置
3 補助電源装置
4 充電器
5 充放電切換手段
6a 主電力制御手段
6b 補助電力制御手段
8 定着温度検出手段
10 定着装置
14 定着部材
15 加圧部材
41 感光体
42 帯電装置
43 ミラー
44 現像装置
46 クリーニング装置
47 転写部
48 転写装置
49 レジストローラ
60 制御手段
110 給紙コロ
150 露光部
Lb 露光光
P 記録材
T 定着部材温度
T0 定着可能な所定の目標温度
T1 高温閾値温度
T2 低温閾値温度

Claims (8)

  1. 加熱部と、該加熱部により加熱される定着部材を備え、該定着部材の加熱によって記録媒体上にトナー像を定着させる定着装置を備える画像形成装置において、
    前記定着装置の前記加熱部が少なくとも一対の加熱部材を備え、
    外部電源により充電されるとともに前記加熱部材に電力を供給する蓄電装置と、
    外部電源に接続して一の前記加熱部材に電力を供給する主電源装置とを備え、
    制御手段により、前記主電源装置がオン状態でかつ前記加熱部材に電力を供給していない状態から、前記加熱部材に電力を供給して前記定着装置が定着動作可能になるまでの復帰状態時には、外部電源及び前記蓄電装置から前記加熱部へ電力供給させるとともに、
    所定の事態の発生に伴って外部電源から前記主電源装置への電力供給をインターロックスイッチにより遮断し、その後に通電を再開する場合には、前記外部電源から前記加熱部へ電力供給させるが、前記蓄電装置から前記加熱部へは電力供給させない定着装置を有し、
    前記蓄電装置が、前記主電源装置からの充電で蓄電した電力を、前記定着装置の立上時や連続通紙時等、より多くの電力供給が望まれるときに電力供給して前記主電源装置の供給電力を越えた電力を前記定着装置に給電可能としている画像形成装置において、
    前記所定の事態の発生を画像形成装置の前ドアのオープンとし、
    前記制御手段による前記主電源装置のオン、オフと、前記画像形成装置の前ドアの開閉を連動させ、
    前記制御手段は、
    前記前ドアを閉じることを前記主電源装置をオンにしたこととして認識し、
    前記前ドアをオープンした場合には前記インターロックスイッチによって前記外部電源からの電力供給を遮断して安全性を確保するとともに、
    前記前ドアをオープンした後、該前ドアを閉めたときから前記定着装置でプリント動作可能になるまでの間には、前記蓄電装置から前記加熱部へは電力を供給させない電力供給制を行うものである、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、前記制御手段は、前記主電源装置がオンした後、前記定着部材の温度が所定の定着目標温度に達して前記画像形成装置本体でプリント動作可能になるまでの間は、前記蓄電装置から前記加熱部へ電力供給させないことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または2記載の画像形成装置において、前記制御手段は、前記主電源装置がオンした状態でかつ前記加熱部材に電力を供給していない状態から前記定着部材の温度が所定の定着目標温度に達するまでの間は、前記外部電源及び前記蓄電装置から前記加熱部へ電力供給させることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置において、前記制御手段は、記録媒体の連続通紙時にも前記蓄電装置から前記加熱部材に電力供給させることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の画像形成装置において、前記加熱部が外部電源から電力供給される第1の加熱部と前記蓄電装置から電力供給される第2の加熱部とを備え、
    前記制御部が、前記定着部材の温度立上時に前記蓄電装置から前記第2の加熱部への電力供給を終了した後、連続通紙時に前記蓄電装置から前記第2の加熱部への電力供給を開始する前に、前記外部電源から前記第1の加熱部へ電力供給中であっても、前記外部電源により前記蓄電装置を充電させ得ることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置において、前記蓄電装置が電気二重層キャパシタを蓄電手段として有することを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の画像形成装置において、前記制御手段は、外部電源からの電源供給が開始される場合、所定の画質調整動作を行うことを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれかに記載の画像形成装置において、前記制御手段は、外部電源からの電源供給が開始される場合、前記外部電源により前記蓄電装置の充電を開始することを特徴とする画像形成装置。
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